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JP2004160214A - 血液浄化装置用継手 - Google Patents

血液浄化装置用継手 Download PDF

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Abstract

【課題】
血液浄化装置との接続を確実に行わせるとともに、チューブを血液浄化装置に接続する際の作業性を向上させ、且つ、チューブのねじれが残らないので、チューブ内の流体の偏流発生を抑制することができる血液浄化装置用継手を提供する。
【解決手段】
開口筒部18と外側筒部19とから成るポートに対しメインチューブ端部を接続するための血液浄化装置用継手であって、開口筒部18に対して接続可能な内筒部材20と、メインチューブに対して回動自在且つ移動自在とされ、外周壁にネジ形状19aと螺合し得るネジ形状21aが形成された外筒部材21と、該外筒部材21が外側筒部19に螺合した状態で、内筒部材20を開口筒部18に押圧して液密とするとともに、当該内筒部材20のメインチューブ延設方向に対する移動を規制するストッパ部21bとを備えたものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、血液浄化装置におけるポートにチューブ端部を接続するための血液浄化装置用継手に関するものである。
透析治療時に使用されるダイアライザ(血液浄化器)は、筐体内部に患者の血液を流通させ得る血液流路と、透析液を流通させ得る透析液流路とを有しており、これら血液流路と透析液流路との間に血液浄化膜(例えば中空糸膜)が介在するよう構成されている。また、ダイアライザの筐体には、血液流路と連通した血液導入ポート及び血液導出ポートが形成されるとともに、透析液流路と連通した透析液導入ポート及び透析液導出ポートが形成されている。
一方、透析治療時において患者の血液を体外循環させるための血液回路は、先端に動脈側穿刺針が形成された動脈側血液回路と、先端に静脈側穿刺針が形成された静脈側血液回路とから構成されており、当該動脈側血液回路及び静脈側血液回路それぞれの基端がダイアライザの血液導入ポート及び血液導出ポートに接続され得るようになっている。
かかる血液導入ポート及び血液導出ポートは、例えば特許文献1に開示されているように、動脈側血液回路及び静脈側血液回路を構成する可撓性チューブの内径より若干大きな外径の漏斗状のものから成り、これらポートに可撓性チューブを嵌入させ、その摩擦力でダイアライザと血液回路とが接続され得るよう構成されていた。
ところで、近時のダイアライザにおいては、安全性向上等の観点から、図8に示すように、ダイアライザのポート100(血液導入ポート又は血液導出ポート)を2つの円筒部材(開口筒部101及び外側筒部102)で構成し、このうち外側筒部102の内周面にネジ形状102aを形成したものが主流となりつつある。尚、開口筒部101のみがダイアライザの内部と連通しており、外側筒部102は連通していない。
上記ダイアライザに血液回路を接続するには、同図に示すように、ネジ形状102aと螺合し得るネジ形状103aが外周壁に形成された継手103が用いられ、該継手103の基端には動脈側血液回路又は静脈側血液回路を構成するメインチューブCの基端が溶着等にて強固に固定されている。かかる継手103をポート100に接続するには、内部に開口筒部101を挿通させつつ当該継手103全体を回転させ、ネジ形状102aにネジ形状103aを螺合させていた。
実公昭62−686号公報
しかしながら、上記従来の血液浄化装置用継手においては、血液回路を構成するメインチューブCの基端が溶着等にて固定されていたため、以下の如き問題があった。即ち、血液回路をダイアライザに接続すべく継手103を回転させてネジ形状102aにネジ形状103aを螺合させる際、メインチューブCをも連れ回ししてしまい、その後の治療時等においても、メインチューブCにねじれが残ってしまうという不具合があった。
上記の如くメインチューブCにねじれが残っていると、プライミング時のエア抜き操作又はダイアライザの反転操作、メインチューブCの途中に形成されたゴムボタンからの採血や薬剤投与等の処理、及び血液回収時の返血操作等が行い難くなってしまい、作業性が悪化するという問題があった。
また、メインチューブCがねじれると、その屈曲によりメインチューブC内で血液の偏流が生じてしまい、ダイアライザ内における血液の偏流原因となる虞があった。かかるダイアライザ内の偏流が生じると、それに伴う血液の滞留部が生じ、血液凝固の原因や返血操作後の残血現象の原因等を生じてしまうという問題があった。
然るに、医療現場においては、上記の如くメインチューブCにねじれが残らないように、作業者が予め継手を逆向きにねじっておき、接続時における螺合でねじれが解消するような作業を行うこともあるが、このような場合であっても、接続作業が1工程増加してしまい、作業性が悪化してしまうという上記と同様の問題があった。尚、このような問題は、血液浄化器のみならず、血液浄化装置を構成する他の構成要素におけるチューブとの接続部においても同様に生じていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、血液浄化装置との接続を確実に行わせるとともに、チューブを血液浄化装置に接続する際の作業性を向上させ、且つ、チューブのねじれが残らないので、チューブ内の流体の偏流発生を抑制することができる血液浄化装置用継手を提供することにある。
請求項1記載の発明は、血液浄化装置の内部と連通した開口筒部と該開口筒部より外側で突出しつつ内周壁にネジ形状が形成された外側筒部とから成るポートに対し、チューブ端部を接続するための血液浄化装置用継手であって、前記チューブ端部に形成され、前記開口筒部に対して接続可能な内筒部材と、前記チューブに対して回動自在で、且つ、その延設方向に移動自在とされ、外周壁に前記外側筒部のネジ形状と螺合し得るネジ形状が形成された外筒部材と、該外筒部材が前記外側筒部に螺合した状態で、前記内筒部材を前記開口筒部に押圧して液密とするとともに、当該内筒部材のチューブ延設方向に対する移動を規制するストッパ部とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の血液浄化装置用継手において、前記血液浄化装置は、血液回路を構成するメインチューブと接続されるべき血液浄化器であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の血液浄化装置用継手において、前記内筒部材は、少なくとも前記チューブ端部より大きな外径の可撓性チューブから成り、前記外筒部材が前記外側筒部に螺合した状態で、前記ストッパ部が当該内筒部材とチューブ端部との段差を押圧することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の血液浄化装置用継手において、前記チューブ端部近傍に、当該チューブの延設方向に対する前記外筒部材の移動を規制する規制部が形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ストッパ部により内筒部材を開口筒部に押圧して液密にしつつ、外筒部材のみを回動させて、その外周壁に形成されたネジ形状を外側筒部内周壁に形成されたネジ形状に螺合させることにより継手をポートに接続することができるので、継手の回動時にチューブを連れ回すことがなく、当該チューブにねじれが残らない。
従って、チューブのねじれに起因する種々不具合を回避でき、継手の血液浄化装置(血液浄化器を含む)との接続を確実に行わせるとともに、血液回路等のチューブを血液浄化装置に接続する際の作業性を向上させることができる。加えて、ねじれがチューブに残らないので、当該チューブ内の流体の偏流発生を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、継手の血液浄化器との接続を確実に行わせるとともに、血液回路を血液浄化器に接続する際の作業性を向上させることができる。加えて、ねじれがメインチューブに残らないので、当該メインチューブ内の血液の偏流発生を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、ストッパ部が内筒部材とチューブ端部との段差を押圧して当該内筒部材を開口筒部に液密に接続し得るので、簡単な構成にて確実な接続を行わせることができる。
請求項4の発明によれば、チューブ端部近傍に、当該チューブの延設方向に対する外筒部材の移動を規制する規制部が形成されたので、外筒部材がチューブ端部から大きく移動してしまうのを回避でき、より作業性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る血液浄化装置用継手は、血液回路を構成するメインチューブ端部を血液浄化器としてのダイアライザに形成された血液導入ポート及び血液導出ポートにそれぞれ接続するためのものである。まず、適用される血液回路及びダイアライザの一例について説明する。尚、本発明においては、血液浄化器は、血液浄化装置の構成要素を成すものであるとする。
適用されるべき血液回路は、人工透析治療のため患者の血液を体外循環させ、その途中において血液浄化等を行わせるもので、図1で示すように、先端に動脈側穿刺針3が接続された動脈側血液回路1と、先端に静脈側穿刺針4が接続された静脈側血液回路2とから主に構成されており、これら動脈側血液回路1及び静脈側血液回路2のそれぞれの基端が血液浄化器としてのダイアライザ5に接続される。
動脈側血液回路1の途中には、他の部位よりも太径の軟質チューブ6が接続されており、該軟質チューブ6をしごきつつ駆動する型血液ポンプ7が配設されている。また、静脈側血液回路2の途中には、除泡のためのドリップチャンバ8が接続されており、体外循環させる過程において生じた血液中のエアを取り除いて当該血液を患者の体内に戻し得るよう構成されている。
ここで、動脈側血液回路1及び静脈側血液回路2は、可撓性チューブa〜eを主体としたメインチューブで構成されており、かかるメインチューブを通って患者の血液が体外循環され得るようになっている。尚、メインチューブの途中には、図示しないT字管やゴムボタン等が接続されて、透析治療をしつつ血液採取や薬剤投与等が行えるようになっているのが通常である。
ダイアライザ5には、図2で示すように、略筒状の筐体における両端面に血液導入ポート9及び血液導出ポート10が突出形成されるとともに、側面に透析液導入ポート11及び透析液導出ポート12が突出形成されている。その筐体内には複数の中空糸膜13(血液浄化膜)が配設されており、該中空糸膜13内部が血液導入ポート9及び血液導出ポート10を連通して血液を流通し得る血液流路を成している一方、中空糸膜13外周面と筐体内周面との間の空間が透析液導入ポート11及び透析液導出ポート12を連通して透析装置本体14(図1参照)から供給された透析液を流通し得る透析液流路を成している。
そして、中空糸膜13には複数の微少孔が形成されているため、血液が血液流路を通過し、透析液が透析液流路を通過する際、中空糸膜13を介して血液中の不要物(老廃物)が透析液側に透析除去され得るよう構成されている。尚、図1において、符号15、16は、透析装置本体14から延びる透析液流通ラインL1及びL2を透析液導入ポート11及び透析液導出ポート12に接続するためのカプラを示している。
ここで、本実施形態が適用されるダイアライザ5における血液導入ポート9及び血液導出ポート10は、同図に示すように、ダイアライザ5の内部と連通した開口筒部18と、該開口筒部18より外側で突出しつつ内周壁にネジ形状19aが形成された外側筒部19とから成るものである。即ち、開口筒部18が従来の開口したポートの機能を果たす一方、その外側に専ら螺合のための外側筒部19が形成され、後述する継手17と螺合接続し得るよう構成されている。
開口筒部18、外側筒部19及び該外側筒部19に形成されたネジ形状19aは、樹脂にて一体的に成形されており、このうちネジ形状19aは外側筒部19の内周壁に形成されて雌ネジを構成している。尚、開口筒部18と外側筒部19とは断面において同心円状に形成されており、これらが一体となって血液導入ポート9及び血液導出ポート10を構成している。
一方、可撓性チューブc又はdの端部には、図3及び図4に示すように、外径寸法t1の端部チューブce又はdeが接続されており、メインチューブの端部を構成している。かかる端部チューブce又はdeの外径寸法t1は、可撓性チューブc又はdの外径寸法t2及び後述する内筒部材20の外径寸法t3よりも小さく設定されており、これら可撓性チューブc(d)及び内筒部材20との間に段差D1及びD2が生じるようになっている。
継手17は、端部チューブce又はdeに挿通された略円筒状の外筒部材21と、当該端部チューブce又はdeの先端に接続された可撓性チューブから成る内筒部材20とから主に構成されている。このうち外筒部材21は、段差D1及びD2間で移動自在且つ回動自在(即ち、図3の状態において、端部チューブce又はdeに対して矢印m方向に回動自在であり、矢印n方向(端部チューブce又はdeの延設方向)に移動自在)とされている。
外筒部材21の同図右端面には、端部チューブce(de)を挿通させるための開口21cが形成されており、その径t4が可撓性チューブc(d)の外径t2より小さく設定されている。これにより、外筒部材21が段差D1を超えて移動するのを規制して、当該外筒部材21がメインチューブ端部から大きく移動してしまうのを回避でき、より作業性を向上させることができる。かかる段差D1は、外筒部材21の移動を規制する規制部を構成している。
また、外筒部材21には、その外周壁においてネジ形状19a(図2参照)と螺合し得るネジ形状21a(雄ネジ)が形成されているとともに、その基端部側(開口21cの縁部近傍)にストッパ部21bが形成されている。そして、内筒部材20を開口筒部18に対して嵌合接続した状態としつつ、外筒部材21を回動させてネジ形状21aをネジ形状19aに螺合させると、図5に示したような接続状態とされる。
このとき、ストッパ部21bは、内筒部材20と端部チューブce又はdeとの間に生じている段差D2を押圧して、該段差D2に対し同図左方向に押圧力Pを付与している。かかる押圧力Pにより、内筒部材20の開口筒部18に対する接続力を強固として液密とすることができるので、簡単な構成にて確実な接続を行わせることができる。
また、ストッパ部21bが段差D2を押圧した状態とされることにより、内筒部材20のメインチューブ延設方向に対する移動を規制することができる。即ち、図5で示した螺合状態において、ストッパ部21bが内筒部材20の端面を押さえているので、当該内筒部材20の開口筒部18から抜ける方向への移動を規制し、抜け止め機能をも果たしているのである。
上記実施形態においては、内筒部材20を開口筒部18に嵌合接続させているが、図6で示すように、開口筒部18の突端に内筒部材20の端面を当接させた状態とし、ストッパ部21bで当該内筒部材20を押圧して液密とするようにしてもよい。また、図7に示すように、外筒部材21の内周壁にテーパを形成し、これをストッパ部21’bとすることにより、該ストッパ部21’bが段差D2(即ち、内筒部材20)を押圧するようにしてもよい。
更に、本実施形態においては、端部チューブce(de)の先端に別途の内筒部材20を接続しているが、これらを一体成形したもので構成してもよく、更には、可撓性チューブc(d)の先端を直接、開口筒部18に嵌合又は当接させて接続するようにし、この接続部位を内筒部材とするようにしてもよい。但し、この場合、ストッパ部と当接すべき凸部を可撓性チューブc(d)の先端近傍に形成しておく必要がある。
上記実施形態によれば、内筒部材20を開口筒部18に接続させた状態において、外筒部材19を回動させてネジ形状21aと19aとを螺合させる際、当該外筒部材19が回動及び移動自在とされているため、メインチューブ端部を連れ回すことがなく、ねじれを生じさせることがない。従って、メインチューブのねじれに起因する種々不具合(例えば、プライミング時のエア抜き操作又はダイアライザの反転操作、メインチューブCの途中に形成されたゴムボタンからの採血や薬剤投与等の処理、及び血液回収時の返血操作等が行い難くなってしまうという不具合)を回避でき、継手の血液浄化器との接続を確実に行わせるとともに、血液回路を血液浄化器に接続する際の作業性を向上させることができる。
加えて、メインチューブCのねじれが原因となって生じるメインチューブC内の血液の偏流発生を抑制することができ、ダイアライザ内での血液の滞留を回避することができる。これにより、滞留部の生成を抑制することができるので、血液凝固や返血操作後の残血等を回避することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ダイアライザ5の透析液導入ポート11又は透析液導出ポート12を上記の如き開口筒部及び外側筒部から成るものとすれば、当該透析液導入ポート11及び透析液導出ポート12に接続するための継手として用いることもできる。尚、この場合、カプラ15及び16は不要となる。また、本継手が適用される血液回路は、動脈側及び静脈側にそれぞれ穿刺針を有した所謂ダブルニードルとされているが、1つの穿刺針からY字管等を介して動脈側血液回路及び静脈側血液回路と接続された所謂シングルニードルの血液回路にも適用することができる。
本発明の血液浄化装置用継手に適用される血液浄化装置は、血液浄化器に限定されず、血液浄化装置を成す他の構成要素とすることができる。例えばドリップチャンバから延設されたチューブ(圧モニターライン等)の先端を接続する個人用透析装置等の監視装置(本実施形態の透析装置本体14に相当)との接続部にも適用することができ、或いは透析治療法以外の血漿交換療法又は血漿浄化療法用の回路にも適用することができる。即ち、継手に形成されるチューブはメインチューブに限定されず、また、チューブとの接続対象も血液を浄化する血液浄化器に限定されず、血漿等を浄化する浄化手段(例えば血漿分離で使用される吸着カラム等)とすることができる。
本発明の実施形態に係る血液浄化装置用継手が適用される血液回路及びダイアライザを示す模式図 本発明の実施形態に係る血液浄化装置用継手が適用されるダイアライザを示す一部断面模式図 本発明の実施形態に係る血液浄化装置用継手を示す側面図 図3におけるIV−IV線断面図 本発明の実施形態に係る血液浄化装置用継手がダイアライザのポートに接続された状態を示す断面模式図 本発明の他の実施形態に係る血液浄化装置用継手を示す断面模式図 本発明の他の実施形態に係る血液浄化装置用継手を示す断面模式図 従来の血液浄化装置用継手及びそれと接続されるべきダイアライザのポートを示す模式図
符号の説明
1…動脈側血液回路
2…静脈側血液回路
3…動脈側穿刺針
4…静脈側穿刺針
5…ダイアライザ(血液浄化器)(血液浄化装置)
6…軟質チューブ
7…血液ポンプ
8…ドリップチャンバ
9…血液導入ポート
10…血液導出ポート
11…透析液導入ポート
12…透析液導出ポート
13…中空糸膜
14…透析装置本体
15、16…カプラ
17…継手
18…開口筒部
19…外側筒部
19a…ネジ形状
20…内筒部材
21…外筒部材
21a…ネジ形状
21b…ストッパ部
D1…段差(規制部)
D2…段差
a〜e…可撓性チューブ(メインチューブ)

Claims (4)

  1. 血液浄化装置の内部と連通した開口筒部と該開口筒部より外側で突出しつつ内周壁にネジ形状が形成された外側筒部とから成るポートに対し、チューブ端部を接続するための血液浄化装置用継手であって、
    前記チューブ端部に形成され、前記開口筒部に対して接続可能な内筒部材と、
    前記チューブに対して回動自在で、且つ、その延設方向に移動自在とされ、外周壁に前記外側筒部のネジ形状と螺合し得るネジ形状が形成された外筒部材と、
    該外筒部材が前記外側筒部に螺合した状態で、前記内筒部材を前記開口筒部に押圧して液密とするとともに、当該内筒部材のチューブ延設方向に対する移動を規制するストッパ部と、
    を備えたことを特徴とする血液浄化装置用継手。
  2. 前記血液浄化装置は、血液回路を構成するメインチューブと接続されるべき血液浄化器であることを特徴とする請求項1記載の血液浄化装置用継手。
  3. 前記内筒部材は、少なくとも前記チューブ端部より大きな外径の可撓性チューブから成り、前記外筒部材が前記外側筒部に螺合した状態で、前記ストッパ部が当該内筒部材とチューブ端部との段差を押圧することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の血液浄化装置用継手。
  4. 前記チューブ端部近傍に、当該チューブの延設方向に対する前記外筒部材の移動を規制する規制部が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の血液浄化装置用継手。
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