JP2004158981A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】非同期パケットも同期パケットと同様に暗号化して通信を行う通信装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】非同期パケットを暗号化のブロック長の整数倍の長さにするべくデータを付加するパディング処理を施すパディング処理部と、パディング処理部によりパディング処理されたパディング非同期パケット及び同期パケットを暗号化する暗号部と、暗号化された暗号化パディング非同期パケット及び暗号化同期パケットを送信する送信部とを有する通信装置。
【選択図】 図1
【解決手段】非同期パケットを暗号化のブロック長の整数倍の長さにするべくデータを付加するパディング処理を施すパディング処理部と、パディング処理部によりパディング処理されたパディング非同期パケット及び同期パケットを暗号化する暗号部と、暗号化された暗号化パディング非同期パケット及び暗号化同期パケットを送信する送信部とを有する通信装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パケット通信を行う通信装置であって、特に、非同期パケットを暗号化してパケット通信を行う通信装置及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、多様なデジタル機器の開発・普及が広範に進み、これに応じて、デジタル機器同士の通信機能への要望も高まりつつある。すなわち、例えば、IEEE(Institute of Electrical Electronics Engineers)1394等の通信機能をもったDTV(Digital Television)やDVD(Digital Versatile Disk)プレイヤ等が一般化してきている。
【0003】
これに関連した従来技術として、扱うデジタル情報の複写機能をもったデジタル機器を示す例がある(例えば、特許文献1参照)。ここでは、所定のデータフォーマットからコピー世代管理情報を検出する手段と、所定のデータフォーマットをネットワークバスのパケットフォーマット変換手段を含み、検出したコピー管理情報を変換手段による変換後のパケットフォーマットの所定位置に挿入してネットワークバスに送出する送信側インタフェースをもったデジタル機器が示されている。ここでは、同期式パケットとは明言されていないが、一例として、IEEE1394の同期パケットに適用するものと考えられる。
しかしながら、ここでは、非同期パケットを暗号化する手法が述べられてはいない。従って、DTCP(Digital Transmission Content Protection)暗号化方式等で同期パケットを暗号化している場合、非同期パケットの情報(例えば、画像情報等)については、同期パケットと一緒に暗号化を行うことができないため、セキュリティを保つことができない。
【0004】
【特許文献1】
特開平08−184881号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来の通信装置においては、同期パケットに施されるブロック暗号等の暗号処理を、データ長が異なるために非同期パケットにはそのまま用いることができないので、同期パケットと非同期パケットが混在するデジタル機器においては,同期パケットのみについてブロック暗号が施され、非同期パケットは暗号化されることなく通信されてしまう。これにより、非同期パケットについては、第三者による不正複写に対してセキュリティが保てないという問題がある。
本発明は、非同期パケットも同期パケットと同様に暗号化して通信を行う通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、非同期パケットを暗号化のブロック長の整数倍の長さにするべくデータを付加するパディング処理を施すパディング処理部と、前記パディング処理部によりパディング処理されたパディング非同期パケット及び同期パケットを暗号化する暗号部と、前記暗号部により暗号化された暗号化パディング非同期パケット及び暗号化同期パケットを送信する送信部とを具備することを特徴とする通信装置である。
【0007】
DTCP暗号化方式のように一定のブロック長によるブロック暗号により、同期パケットを暗号化して、IEEE1394等で他のデジタル機器と通信を行っているデジタル機器において、非同期パケットは、一定のブロック長をもっていないので、一律には暗号化処理を行うことができない。本発明に係る通信装置では、パディング処理により非同期パケットの実データに無効データ等を付加することで、暗号化方式が必要とするブロック長をもたせることにより、非同期パケットも同期パケットと同様に暗号化することができる。これにより、非同期パケットによりデータも同期パケットと同様に暗号化して、他のデジタル機器との間の通信を行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態である通信装置を詳細に説明する。図1は、本発明に係る通信装置であるテレビジョンの構成の一例を示すブロック図、図2は、本発明に係る通信装置により非同期パケットに施されるパディング処理を説明する図、図3は、パディング処理された非同期パケットに制御情報を付加することを説明する図、図4は、パディング処理された非同期パケットに制御情報の専用非同期パケットを付加することを説明する図、図5は、非同期パケットをパディング処理して送信処理する動作を説明するフローチャート、図6は、パディング処理された非同期パケットを受信処理する動作を説明するフローチャート、図7は、本発明に係る通信装置により構成されたネットワークシステムの一例を示すシステム図である。
【0009】
<通信装置とネットワークシステムの構成>
本発明に係る通信装置は、例えば、デジタルテレビ等のデジタル機器であり、例えば、IEEE1394等の通信機能をもった通信装置である。ここでは、転送される情報はパケット形式で扱われ、同期パケットと非同期パケットとに分けることができる。
【0010】
図1において、通信装置N2は、デジタルテレビの本来の機能、すなわち、同調回路や復号回路、映像処理回路や、オーディオ増幅部等の働きを総称する信号処理部11と、映像を表示するための表示部10との他に、通信機能として、ブロック暗号化処理をおこなうDTCP部12と、これに含まれる非同期パケット・鍵管理部13とを有している。更に、通信装置N2は、先の信号処理部11とDTCP部12とにデータバスでそれぞれ接続されており、送信すべき非同期パケットを扱う非同期処理部/パディング処理部14と、受信した非同期パケットを扱う非同期処理部/抽出部15と、同期パケットを扱う同期処理部16と、パケットにデータ長情報及びコピー情報等を付加するためのデータ長情報・コピー情報付加回路17と、送信部・受信部18とを有している。
又、更に、本発明に係る通信装置は、ネットワークNで複数のデジタル機器にそれぞれ接続されるネットワークを構成するものであり、図7のシステム図は、このネットワークを示している。すなわち、本発明に係る通信装置は、図7において、ネットワークNにそれぞれ接続される、DVDプレイヤN1と、DTVN2と、PC(Personal Computer)N3と、DTVN4と、DVHSN5と、プリンタN6とにより構成されるネットワークシステムに適用することができる。
【0011】
ここでは、一例として、IEEE1394を通信規約とするパケット通信を行っているが、この通信規約に限ることなく、他のネットワーク通信の通信規約を用いるものであっても可能である。
<本発明に係る通信動作及びパディング処理動作>
次に、上述した本発明に係る通信装置の通信動作及び本発明に特有のパディング処理動作を、パケットを示すタイミングチャート及びフローチャートを用いて詳細に説明する。
初めに、同期パケットと非同期パケットとの相違について述べる。同期パケットは、主に、動画映像データや音声データであることが多く、パケットの伝送に時間上の制約がある。又、送信側と受信側とで時刻あわせができる。又、リアルタイムの伝送用パケットであり、パケットの実データ部分の長さが固定値の整数倍である等の特徴をもっている。又、非同期パケットは、主に、制御データや静止画データであり、時刻の制約はなく、非リアルタイム伝送であり、可変調であるとの特徴をもっている。
ここで、図1に示すDTV(Digital Television)N2の表示部10及び信号処理部11は、本来のデジタルテレビの構成であり、外部からの放送信号を受信しこれを復調して映像信号を出力し、これに応じた映像を表示部10に表示する。
更に、付随する通信機能を用いて、例えば、この映像信号を同期パケットとして、図7に示すDVHSN5へと、例えば、IEEE1394の通信規約に応じて送信する。又は、例えば、映像信号の一部である静止画信号を非同期パケットとして、図7に示すプリンタN6へと送信する。以下、フローチャートを用いて、送信動作及び受信動作を詳細に説明する。
(送信動作)
初めに、図5のフローチャートにおいて、パケット通信を行う対象が同期パケットか、非同期パケットかが判断される(S11)。同期パケットであれば、図2に示すように、信号処理部11から供給された予め決められたブロック長の整数倍の長さの同期パケットPSが、DTCP部12に供給され、ブロック暗号化される(S17)。そして、同期処理部16により処理された後に、送信部18を介して、ネットワークN上の他の通信装置、例えば、DVHSN5へと供給される(S18)。
【0012】
一方、パケット通信を行う対象が非同期パケットであると判断されると(S11)、図2に示すように、非同期パケットの実データJがブロック長の整数倍の長さかどうかが判断される(S12)。ここで、非同期パケットがブロック長の整数倍であれば、特にパディング処理を施すことなくそのまま、DTCP部12に供給されてブロック暗号化される(S14)。ここで、非同期パケットがブロック長の整数倍でなければ、パディング処理部14により、パディング処理が施され、図2に示すように、非同期パケットPNは、実データJに付加データDが付加されることでパディング処理される。こうしてブロック長の整数倍(又は2倍)の長さに調整され、以降のDTCP部12のブロック暗号化に備える(S13)。そして、パディング処理された非同期パケットPN2は、DTCP部12に供給され、ブロック暗号化される(S14)。
【0013】
その後、同期パケットと同様に暗号化された非同期パケットPN2は、図3に示すように、データ長情報付加回路17により、実データJのデータ長情報Lを、例えば、ヘッダHの後に付加される(S15)。その後、送信部18に送られ、ネットワークNを介して、例えば、プリンタN6に送信される(S16)。
こうすることにより、本発明に係る通信装置によれば、非同期パケットの情報も同期パケットと同様に、ブロック暗号等の暗号化を施してセキュリティを確保しつつ通信処理を行うことが可能となる。
又、更に、図3に示すように、非同期パケットに、例えば、DTCP部12で暗号化に用いられる暗号鍵をそのまま使用するのではなく、例えば、時間に応じてこの暗号鍵を書き換える鍵書換情報Kに基づき、鍵管理部13により暗号鍵を書き換えて暗号化を行う。そして、この鍵書換情報Kを、図3に示すように、ヘッダHの後に付加することも好適である。こうすることにより、非同期パケットについても同期パケットと同様に、時変鍵を使用して暗号化を行うことができるため、同期パケットと同様の手法で暗号化・復号処理が可能となる。
なお、鍵書換情報Kは、一例として、時変鍵がいつ変わったかを示す時刻情報であってもよいし、時変鍵が変わったことを示すフラグであってもよく、又、鍵を書き換えるための暗号情報であってもよく、様々な形態が可能である。この鍵書換情報Kは、同期パケットと非同期パケットとで共通していること好適である。
【0014】
又、更に、パケット情報のコピー回数を、例えば、1回又は0回に制限する等のコピー制御情報Cを、非同期パケットPN2のヘッダHの後に付加することも好適である。このコピー制御情報は、例えば、2ビットの情報により、許容されるコピー回数等を特定している。これにより、非同期パケットについても同期パケットと同様に、コンテンツの複写回数を制限することで、コンテンツの著作権を一定の範囲で保護することが同期パケットと同様の手法で可能となる。
又、更に、図4に示すように、これらのデータ長情報L、鍵書換情報K、コピー制御情報Cの制御情報は、図3に示すように必ずしもヘッダHの後に付加する必要はなく、例えば、データ長情報・コピー制御情報付加回路17の働きにより、制御情報のための専用パケットPN3を用意して、これを、非同期パケットPN2の間に挿入することも好適である。これにより、同様に、非同期パケットも同期パケットと同様の手法により、時変鍵を用いた暗号化・復号処理及びコピー処理の制御を行うことが可能となる。
(受信動作)
このような動作により送信された同期パケット及び非同期パケットは、ネットワークNを介して、他の通信装置により受信され、以下のように受信動作が行われる。
すなわち、図6のフローチャートにおいて、受信部18により通信パケットを受信すると(S21)、同期パケットか非同期パケットかが判断される(S22)。同期パケットPSであれば、同期処理部16により、ヘッダH等から制御情報を抽出する処理等が施された後に、DTCP部12へと供給され、ブロック暗号により暗号鍵に基づいて復号される。暗号処理が時変鍵を用いられたものであれば、ヘッダH等から抽出された鍵書換情報Kを用いて、暗号化に使用された暗号鍵へと暗号鍵を書き換えた後に、書き換えた暗号鍵を用いて同期パケットを復号する(S26)。そして、復号した同期パケットを信号処理部11へと供給する(S27)。
【0015】
一方、通信パケットが非同期パケットであると判断されると(S22)、非同期パケットPN2をDTCP部12に供給し、ブロック暗号により復号する(S23)。暗号処理が時変鍵を用いられたものであれば、鍵管理部13により、ヘッダHの後に付加された鍵書換情報Kを用いて、暗号化に使用された暗号鍵へと暗号鍵を書き換えた後に、書き換えた暗号鍵を用いて非同期パケットPN2を復号する。
【0016】
その後、復号した非同期パケットPN2を非同期処理部/抽出部15に供給し、ヘッダHの後に付加されたデータ長情報Lに基づいて、図2に示すように、付加データDを除いた実データJへと抽出する(S24)。その後、抽出した実データJを信号処理部11へと供給する(S25)。
【0017】
こうすることにより、本発明に係る通信装置によれば、非同期パケットの情報も同期パケットと同様に、ブロック暗号等の復号を施してセキュリティを確保しつつ通信処理を行うことが可能となる。
又、更に、パケット情報のコピー回数を、例えば、1回又は0回に制限する、又は制限なくコピー可能等のコピー制御情報Cが非同期パケットPN2のヘッダHの後に付加されていれば、信号処理部11では、このコピー制御情報Cに基づいて、非同期パケットPN2が含むコンテンツである実データJのコピー制御を行う。これにより、非同期パケットについても同期パケットと同様に、コンテンツの複写回数を制限することで、コンテンツの著作権を一定の範囲で保護することが同期パケットと同様の手法で可能となる。
又、更に、図4に示すように、これらのデータ長情報L、鍵書換情報K、コピー制御情報Cの制御情報が制御情報のための専用パケットPN3として非同期パケットPN2の間に挿入されて送信されることも可能である。非同期処理部/抽出部15では、このような専用パケットPN3から各制御情報を取り出し、以降の制御に使用するものである。これにより、同様に、非同期パケットも同期パケットと同様の手法により、時変鍵を用いた暗号化・復号処理及びコピー処理の制御を行うことが可能となる。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、暗号化のブロック長の整数倍ではない非同期パケットも、パディング処理によりデータ長を調整することで、同期パケットと同様の手法により暗号化し復号することができ、これにより、非同期パケットも同期パケットと同様にセキュリティを確保しながら通信処理を行うことができる通信装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置であるテレビジョンの構成の一例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る通信装置により非同期パケットに施されるパディング処理を説明する図。
【図3】本発明に係る通信装置によりパディング処理された非同期パケットに制御情報を付加することを説明する図。
【図4】本発明に係る通信装置によりパディング処理された非同期パケットに制御情報の専用非同期パケットを付加することを説明する図。
【図5】本発明に係る通信装置により非同期パケットをパディング処理して送信処理する動作を説明するフローチャート。
【図6】本発明に係る通信装置によりパディング処理された非同期パケットを受信処理する動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明に係る通信装置により構成されたネットワークシステムの一例を示すシステム図。
【符号の説明】
N2…通信装置(DTV)、10…表示部、11…信号処理部、12…DTCP部、13…非同期パケット・鍵管理部、14…非同期処理部/パディング処理部、15…非同期処理部/抽出部、16…同期処理部、17…データ長情報・コピー情報付加回路、18…送信部・受信部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、パケット通信を行う通信装置であって、特に、非同期パケットを暗号化してパケット通信を行う通信装置及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、多様なデジタル機器の開発・普及が広範に進み、これに応じて、デジタル機器同士の通信機能への要望も高まりつつある。すなわち、例えば、IEEE(Institute of Electrical Electronics Engineers)1394等の通信機能をもったDTV(Digital Television)やDVD(Digital Versatile Disk)プレイヤ等が一般化してきている。
【0003】
これに関連した従来技術として、扱うデジタル情報の複写機能をもったデジタル機器を示す例がある(例えば、特許文献1参照)。ここでは、所定のデータフォーマットからコピー世代管理情報を検出する手段と、所定のデータフォーマットをネットワークバスのパケットフォーマット変換手段を含み、検出したコピー管理情報を変換手段による変換後のパケットフォーマットの所定位置に挿入してネットワークバスに送出する送信側インタフェースをもったデジタル機器が示されている。ここでは、同期式パケットとは明言されていないが、一例として、IEEE1394の同期パケットに適用するものと考えられる。
しかしながら、ここでは、非同期パケットを暗号化する手法が述べられてはいない。従って、DTCP(Digital Transmission Content Protection)暗号化方式等で同期パケットを暗号化している場合、非同期パケットの情報(例えば、画像情報等)については、同期パケットと一緒に暗号化を行うことができないため、セキュリティを保つことができない。
【0004】
【特許文献1】
特開平08−184881号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来の通信装置においては、同期パケットに施されるブロック暗号等の暗号処理を、データ長が異なるために非同期パケットにはそのまま用いることができないので、同期パケットと非同期パケットが混在するデジタル機器においては,同期パケットのみについてブロック暗号が施され、非同期パケットは暗号化されることなく通信されてしまう。これにより、非同期パケットについては、第三者による不正複写に対してセキュリティが保てないという問題がある。
本発明は、非同期パケットも同期パケットと同様に暗号化して通信を行う通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、非同期パケットを暗号化のブロック長の整数倍の長さにするべくデータを付加するパディング処理を施すパディング処理部と、前記パディング処理部によりパディング処理されたパディング非同期パケット及び同期パケットを暗号化する暗号部と、前記暗号部により暗号化された暗号化パディング非同期パケット及び暗号化同期パケットを送信する送信部とを具備することを特徴とする通信装置である。
【0007】
DTCP暗号化方式のように一定のブロック長によるブロック暗号により、同期パケットを暗号化して、IEEE1394等で他のデジタル機器と通信を行っているデジタル機器において、非同期パケットは、一定のブロック長をもっていないので、一律には暗号化処理を行うことができない。本発明に係る通信装置では、パディング処理により非同期パケットの実データに無効データ等を付加することで、暗号化方式が必要とするブロック長をもたせることにより、非同期パケットも同期パケットと同様に暗号化することができる。これにより、非同期パケットによりデータも同期パケットと同様に暗号化して、他のデジタル機器との間の通信を行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態である通信装置を詳細に説明する。図1は、本発明に係る通信装置であるテレビジョンの構成の一例を示すブロック図、図2は、本発明に係る通信装置により非同期パケットに施されるパディング処理を説明する図、図3は、パディング処理された非同期パケットに制御情報を付加することを説明する図、図4は、パディング処理された非同期パケットに制御情報の専用非同期パケットを付加することを説明する図、図5は、非同期パケットをパディング処理して送信処理する動作を説明するフローチャート、図6は、パディング処理された非同期パケットを受信処理する動作を説明するフローチャート、図7は、本発明に係る通信装置により構成されたネットワークシステムの一例を示すシステム図である。
【0009】
<通信装置とネットワークシステムの構成>
本発明に係る通信装置は、例えば、デジタルテレビ等のデジタル機器であり、例えば、IEEE1394等の通信機能をもった通信装置である。ここでは、転送される情報はパケット形式で扱われ、同期パケットと非同期パケットとに分けることができる。
【0010】
図1において、通信装置N2は、デジタルテレビの本来の機能、すなわち、同調回路や復号回路、映像処理回路や、オーディオ増幅部等の働きを総称する信号処理部11と、映像を表示するための表示部10との他に、通信機能として、ブロック暗号化処理をおこなうDTCP部12と、これに含まれる非同期パケット・鍵管理部13とを有している。更に、通信装置N2は、先の信号処理部11とDTCP部12とにデータバスでそれぞれ接続されており、送信すべき非同期パケットを扱う非同期処理部/パディング処理部14と、受信した非同期パケットを扱う非同期処理部/抽出部15と、同期パケットを扱う同期処理部16と、パケットにデータ長情報及びコピー情報等を付加するためのデータ長情報・コピー情報付加回路17と、送信部・受信部18とを有している。
又、更に、本発明に係る通信装置は、ネットワークNで複数のデジタル機器にそれぞれ接続されるネットワークを構成するものであり、図7のシステム図は、このネットワークを示している。すなわち、本発明に係る通信装置は、図7において、ネットワークNにそれぞれ接続される、DVDプレイヤN1と、DTVN2と、PC(Personal Computer)N3と、DTVN4と、DVHSN5と、プリンタN6とにより構成されるネットワークシステムに適用することができる。
【0011】
ここでは、一例として、IEEE1394を通信規約とするパケット通信を行っているが、この通信規約に限ることなく、他のネットワーク通信の通信規約を用いるものであっても可能である。
<本発明に係る通信動作及びパディング処理動作>
次に、上述した本発明に係る通信装置の通信動作及び本発明に特有のパディング処理動作を、パケットを示すタイミングチャート及びフローチャートを用いて詳細に説明する。
初めに、同期パケットと非同期パケットとの相違について述べる。同期パケットは、主に、動画映像データや音声データであることが多く、パケットの伝送に時間上の制約がある。又、送信側と受信側とで時刻あわせができる。又、リアルタイムの伝送用パケットであり、パケットの実データ部分の長さが固定値の整数倍である等の特徴をもっている。又、非同期パケットは、主に、制御データや静止画データであり、時刻の制約はなく、非リアルタイム伝送であり、可変調であるとの特徴をもっている。
ここで、図1に示すDTV(Digital Television)N2の表示部10及び信号処理部11は、本来のデジタルテレビの構成であり、外部からの放送信号を受信しこれを復調して映像信号を出力し、これに応じた映像を表示部10に表示する。
更に、付随する通信機能を用いて、例えば、この映像信号を同期パケットとして、図7に示すDVHSN5へと、例えば、IEEE1394の通信規約に応じて送信する。又は、例えば、映像信号の一部である静止画信号を非同期パケットとして、図7に示すプリンタN6へと送信する。以下、フローチャートを用いて、送信動作及び受信動作を詳細に説明する。
(送信動作)
初めに、図5のフローチャートにおいて、パケット通信を行う対象が同期パケットか、非同期パケットかが判断される(S11)。同期パケットであれば、図2に示すように、信号処理部11から供給された予め決められたブロック長の整数倍の長さの同期パケットPSが、DTCP部12に供給され、ブロック暗号化される(S17)。そして、同期処理部16により処理された後に、送信部18を介して、ネットワークN上の他の通信装置、例えば、DVHSN5へと供給される(S18)。
【0012】
一方、パケット通信を行う対象が非同期パケットであると判断されると(S11)、図2に示すように、非同期パケットの実データJがブロック長の整数倍の長さかどうかが判断される(S12)。ここで、非同期パケットがブロック長の整数倍であれば、特にパディング処理を施すことなくそのまま、DTCP部12に供給されてブロック暗号化される(S14)。ここで、非同期パケットがブロック長の整数倍でなければ、パディング処理部14により、パディング処理が施され、図2に示すように、非同期パケットPNは、実データJに付加データDが付加されることでパディング処理される。こうしてブロック長の整数倍(又は2倍)の長さに調整され、以降のDTCP部12のブロック暗号化に備える(S13)。そして、パディング処理された非同期パケットPN2は、DTCP部12に供給され、ブロック暗号化される(S14)。
【0013】
その後、同期パケットと同様に暗号化された非同期パケットPN2は、図3に示すように、データ長情報付加回路17により、実データJのデータ長情報Lを、例えば、ヘッダHの後に付加される(S15)。その後、送信部18に送られ、ネットワークNを介して、例えば、プリンタN6に送信される(S16)。
こうすることにより、本発明に係る通信装置によれば、非同期パケットの情報も同期パケットと同様に、ブロック暗号等の暗号化を施してセキュリティを確保しつつ通信処理を行うことが可能となる。
又、更に、図3に示すように、非同期パケットに、例えば、DTCP部12で暗号化に用いられる暗号鍵をそのまま使用するのではなく、例えば、時間に応じてこの暗号鍵を書き換える鍵書換情報Kに基づき、鍵管理部13により暗号鍵を書き換えて暗号化を行う。そして、この鍵書換情報Kを、図3に示すように、ヘッダHの後に付加することも好適である。こうすることにより、非同期パケットについても同期パケットと同様に、時変鍵を使用して暗号化を行うことができるため、同期パケットと同様の手法で暗号化・復号処理が可能となる。
なお、鍵書換情報Kは、一例として、時変鍵がいつ変わったかを示す時刻情報であってもよいし、時変鍵が変わったことを示すフラグであってもよく、又、鍵を書き換えるための暗号情報であってもよく、様々な形態が可能である。この鍵書換情報Kは、同期パケットと非同期パケットとで共通していること好適である。
【0014】
又、更に、パケット情報のコピー回数を、例えば、1回又は0回に制限する等のコピー制御情報Cを、非同期パケットPN2のヘッダHの後に付加することも好適である。このコピー制御情報は、例えば、2ビットの情報により、許容されるコピー回数等を特定している。これにより、非同期パケットについても同期パケットと同様に、コンテンツの複写回数を制限することで、コンテンツの著作権を一定の範囲で保護することが同期パケットと同様の手法で可能となる。
又、更に、図4に示すように、これらのデータ長情報L、鍵書換情報K、コピー制御情報Cの制御情報は、図3に示すように必ずしもヘッダHの後に付加する必要はなく、例えば、データ長情報・コピー制御情報付加回路17の働きにより、制御情報のための専用パケットPN3を用意して、これを、非同期パケットPN2の間に挿入することも好適である。これにより、同様に、非同期パケットも同期パケットと同様の手法により、時変鍵を用いた暗号化・復号処理及びコピー処理の制御を行うことが可能となる。
(受信動作)
このような動作により送信された同期パケット及び非同期パケットは、ネットワークNを介して、他の通信装置により受信され、以下のように受信動作が行われる。
すなわち、図6のフローチャートにおいて、受信部18により通信パケットを受信すると(S21)、同期パケットか非同期パケットかが判断される(S22)。同期パケットPSであれば、同期処理部16により、ヘッダH等から制御情報を抽出する処理等が施された後に、DTCP部12へと供給され、ブロック暗号により暗号鍵に基づいて復号される。暗号処理が時変鍵を用いられたものであれば、ヘッダH等から抽出された鍵書換情報Kを用いて、暗号化に使用された暗号鍵へと暗号鍵を書き換えた後に、書き換えた暗号鍵を用いて同期パケットを復号する(S26)。そして、復号した同期パケットを信号処理部11へと供給する(S27)。
【0015】
一方、通信パケットが非同期パケットであると判断されると(S22)、非同期パケットPN2をDTCP部12に供給し、ブロック暗号により復号する(S23)。暗号処理が時変鍵を用いられたものであれば、鍵管理部13により、ヘッダHの後に付加された鍵書換情報Kを用いて、暗号化に使用された暗号鍵へと暗号鍵を書き換えた後に、書き換えた暗号鍵を用いて非同期パケットPN2を復号する。
【0016】
その後、復号した非同期パケットPN2を非同期処理部/抽出部15に供給し、ヘッダHの後に付加されたデータ長情報Lに基づいて、図2に示すように、付加データDを除いた実データJへと抽出する(S24)。その後、抽出した実データJを信号処理部11へと供給する(S25)。
【0017】
こうすることにより、本発明に係る通信装置によれば、非同期パケットの情報も同期パケットと同様に、ブロック暗号等の復号を施してセキュリティを確保しつつ通信処理を行うことが可能となる。
又、更に、パケット情報のコピー回数を、例えば、1回又は0回に制限する、又は制限なくコピー可能等のコピー制御情報Cが非同期パケットPN2のヘッダHの後に付加されていれば、信号処理部11では、このコピー制御情報Cに基づいて、非同期パケットPN2が含むコンテンツである実データJのコピー制御を行う。これにより、非同期パケットについても同期パケットと同様に、コンテンツの複写回数を制限することで、コンテンツの著作権を一定の範囲で保護することが同期パケットと同様の手法で可能となる。
又、更に、図4に示すように、これらのデータ長情報L、鍵書換情報K、コピー制御情報Cの制御情報が制御情報のための専用パケットPN3として非同期パケットPN2の間に挿入されて送信されることも可能である。非同期処理部/抽出部15では、このような専用パケットPN3から各制御情報を取り出し、以降の制御に使用するものである。これにより、同様に、非同期パケットも同期パケットと同様の手法により、時変鍵を用いた暗号化・復号処理及びコピー処理の制御を行うことが可能となる。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、暗号化のブロック長の整数倍ではない非同期パケットも、パディング処理によりデータ長を調整することで、同期パケットと同様の手法により暗号化し復号することができ、これにより、非同期パケットも同期パケットと同様にセキュリティを確保しながら通信処理を行うことができる通信装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置であるテレビジョンの構成の一例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る通信装置により非同期パケットに施されるパディング処理を説明する図。
【図3】本発明に係る通信装置によりパディング処理された非同期パケットに制御情報を付加することを説明する図。
【図4】本発明に係る通信装置によりパディング処理された非同期パケットに制御情報の専用非同期パケットを付加することを説明する図。
【図5】本発明に係る通信装置により非同期パケットをパディング処理して送信処理する動作を説明するフローチャート。
【図6】本発明に係る通信装置によりパディング処理された非同期パケットを受信処理する動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明に係る通信装置により構成されたネットワークシステムの一例を示すシステム図。
【符号の説明】
N2…通信装置(DTV)、10…表示部、11…信号処理部、12…DTCP部、13…非同期パケット・鍵管理部、14…非同期処理部/パディング処理部、15…非同期処理部/抽出部、16…同期処理部、17…データ長情報・コピー情報付加回路、18…送信部・受信部。
Claims (20)
- 非同期パケットを暗号化のブロック長の整数倍の長さにするべくデータを付加するパディング処理を施すパディング処理部と、
前記パディング処理部によりパディング処理されたパディング非同期パケット及び同期パケットを暗号化する暗号部と、
前記暗号部により暗号化された暗号化パディング非同期パケット及び暗号化同期パケットを送信する送信部と、
を具備することを特徴とする通信装置。 - 前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報を、前記暗号化パディング非同期パケットに付加するデータ長情報付加回路を更に有する請求項1記載の通信装置。
- 前記暗号部で行う暗号化処理に用いる鍵情報を鍵書換情報に基づいて書き換え、前記鍵書換情報を前記暗号化パディング非同期パケットに付加する鍵管理部を更に有する請求項1記載の通信装置。
- 少なくとも前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報を、前記暗号化パディング非同期パケットに付加するコピー制御情報付加回路を更に有する請求項1記載の通信装置。
- 前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報と、前記暗号部で行う暗号化処理に用いる鍵情報の書き換えのための鍵書換情報と、前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報との内の少なくとも一つの制御情報を、専用の制御情報パケットとして、前記暗号化パディング非同期パケットの列の中に挿入する付加回路を更に有する請求項1記載の通信装置。
- 前記送信部から送信された前記暗号化パディング非同期パケットを受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記暗号化パディング非同期パケットを復号して、前記パディング非同期パケットを出力する復号部と、
前記復号部が出力した前記パディング非同期パケットから、前記パディング処理部で付加したデータを除いて実データを抽出する抽出部と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 前記抽出部は、前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報を検出し、これに基づいて、前記復号部が出力した前記パディング非同期パケットから、前記付加したデータを除いて実データを抽出することを特徴とする請求項6記載の通信装置。
- 前記復号部は、前記暗号部で行う暗号化処理に用いる鍵情報を書き換える鍵書換情報を検出し、これにより書き換えた最新の鍵情報に基づいて、前記受信部が受信した前記暗号化パディング非同期パケットを復号することを特徴とする請求項6記載の通信装置。
- 前記受信部が受信した前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報を検出し、この制限の範囲内で、少なくとも前記非同期パケットをコピーするコピー機能を更に有する請求項6記載の通信装置。
- 前記受信部は、前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報と、前記暗号部で行う暗号化処理に用いる鍵情報の書き換えのための鍵書換情報と、前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報との内の少なくとも一つの制御情報を、専用の制御情報パケットとして受信することを特徴とする請求項6記載の通信装置。
- 非同期パケットを暗号化のブロック長の整数倍の長さにするべくデータを付加するパディング処理を施し、
前記パディング処理されたパディング非同期パケット及び同期パケットを暗号化し、
前記暗号化された暗号化パディング非同期パケット及び暗号化同期パケットを送信することを特徴とする通信方法。 - 前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報を、前記暗号化パディング非同期パケットに付加することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
- 前記暗号化に用いる鍵情報を鍵書換情報に基づいて書き換え、前記鍵書換情報を前記暗号化パディング非同期パケットに付加することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
- 少なくとも前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報を、前記暗号化パディング非同期パケットに付加することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
- 前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報と、前記暗号化に用いる鍵情報の書き換えのための鍵書換情報と、前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報との内の少なくとも一つの制御情報を、専用の制御情報パケットとして、前記暗号化パディング非同期パケットの列の中に挿入することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
- 前記送信された前記暗号化パディング非同期パケットを受信し、これを復号して、前記パディング非同期パケットを出力し、
前記パディング非同期パケットから前記付加したデータを除いて実データを抽出することを特徴とする請求項11記載の通信方法。 - 前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報を検出し、これに基づいて、前記復号されたパディング非同期パケットから、前記付加したデータを除いて実データを抽出することを特徴とする請求項16記載の通信方法。
- 前記暗号化に用いる鍵情報を書き換える鍵書換情報を検出し、これにより書き換えた最新の鍵情報に基づいて、前記受信した前記暗号化パディング非同期パケットを復号することを特徴とする請求項16記載の通信方法。
- 前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報を検出し、この制限の範囲内で、少なくとも前記非同期パケットをコピーすることを特徴とする請求項16記載の通信方法。
- 前記非同期パケットの実データの長さに関するデータ長情報と、前記暗号化に用いる鍵情報の書き換えのための鍵書換情報と、前記非同期パケットのコピー回数を制限するコピー制御情報との内の少なくとも一つの制御情報を、専用の制御情報パケットとして受信することを特徴とする請求項16記載の通信方法。
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