[go: up one dir, main page]

JP2004144998A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004144998A
JP2004144998A JP2002309799A JP2002309799A JP2004144998A JP 2004144998 A JP2004144998 A JP 2004144998A JP 2002309799 A JP2002309799 A JP 2002309799A JP 2002309799 A JP2002309799 A JP 2002309799A JP 2004144998 A JP2004144998 A JP 2004144998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
display device
image display
concave portion
surface portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002309799A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Oshima
大島 徹也
Osamu Ito
伊東 理
Makoto Tsumura
津村 誠
Shinichi Komura
小村 真一
Hironori Kaneko
金子 浩規
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002309799A priority Critical patent/JP2004144998A/ja
Publication of JP2004144998A publication Critical patent/JP2004144998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

【課題】2次元的に配列された画素内での着色流体と透光性流体の移動によって、画素ごとの反射率を変化させ、高精細、高反射率、高速駆動で画像を表示可能とすると共に、製造が容易な画像表示装置を実現する。
【解決手段】第1基板101の表面の一部を除去して形成した凹部103と略平坦な反射面部104で画素を構成し、凹部103と略平坦な反射面部104の間を流体移動手段105により透光性流体107と着色流体106を移動させることで、反射面部104の反射を制御する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に係り、特に着色流体および/または透明性流体の移動により反射性が変化する多数の画素を2次元に配置した画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、2次元的に配列された多数の画素内での着色流体の移動によって画素ごとの反射率を変化させ画像を表示せしめる画像表示装置が例えば、特許文献1にに開示されている。図19は着色流体の移動によって画素ごとの反射率を変化させ画像を表示する特許文献1に開示された画像表示装置の構成を説明する模式図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線に沿った断面図を示す。また、図20は図19に示した画像表示装置における反射率変調の説明図であり、同図(a)は例えば白表示、同図(b)は例えば着色表示状態を示す。
【0003】
図19に示されたように、この画像表示装置は、参照符号10はシリコンウエハ11、12、13を直接接合した基板で、この基板10の表面側には異方性エッチングにより形成した逆四角錐状の凹部11aが2次元配列されている。凹部11aのそれぞれは1画素に相当する。基板10の裏側には等方性エッチングによりお碗型の凹部13aが凹部11aに対応して2次元配列されている。そして、凹部11aと凹部13aは微小穴12を介して接続されている。
【0004】
基板10の表面側にはガラス板21が接合されており、このガラス板21を通して表示を見るようになっている。基板10の裏面側にはダイアフラム22が張りつけられている。このダイアフラム22の裏側には圧電板23がスパッタなどで形成されている。なお、圧電板23には図示しない電極が形成され、各画素毎に電圧を印加できるように構成されている。
【0005】
図20に示されたように、微小穴12aの途中まで着色流体(例えば、白色液体)30が満たされている。圧電板23に電圧を印加しない図20(a)の状態では、ガラス板21側からみると黒く見える。圧電板23に電圧を印加すると、図20(b)に示したようにダイアフラム22は凸状に変形し、着色流体30が微小穴12aから凹部11aの空隙に盛り上がる。この凹部11aの壁面は鏡面となっており、ガラス板21側からみた場合凹部11a全体が白く見える。このように、着色流体30を表示部である凹部11aに出し入れすることによって画素毎に反射率を変調し画像を表示する。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−166981号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した表示方式を利用した従来の画像表示装置は、画素領域となる凹部の形成や当該画素毎にダイアフラムと圧電板の設置など、構造が複雑なために必ずしも製造が容易でなく、また高精細、高反射率、高速駆動などの表示性能実現への障害となっていた。本発明は、これらの課題を解決し、製造が容易で、高い表示性能を有する画像表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による画像表示装置は、基板の表面の一部のみに凹部を形成し、画素領域の大部分を占める略平坦な反射面部で構成した複数の画素を2次元的にマトリクス配置し、かつ各画素に流体移動手段を具備して、凹部と反射面部間での流体を移動させることで画像を表示する構成とした点に特徴を有する。
【0009】
本発明では、上記流体を透光性流体と着色流体とし、透光性流体と着色流体の各全部または各一部の上記凹部または反射面部への移動で画像を表示する。また、透光性流体を液体とし、透光性流体を気体とすることもできる。
【0010】
さらに、上記凹部と反射面部との間に幅が狭い部分を形成し、あるいは上記凹部と反射面部との間に撥水処理を施した部分を設けることで移動した流体を安定的に保持させる。そして、上記反射面部を微細な凹凸を有する拡散反射面とすることで、コントラストを向上することができる。また、上記多数の画素の全部または複数の画素の凹部に共通な流体貯留部を設けて画素構造を簡素化することができる。
【0011】
そして、上記流体移動手段として薄膜トランジスタ等のアクティブ素子で制御される電極を有する電子回路を設け、上記反射面部を電子回路を構成するアクティブ素子の上記電極を兼ねさせることができる。
【0012】
なお、本発明は、上記の構成および後述する実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱することなく、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による画像表示装置の基本構成の概略構造を説明する模式図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A’ 線に沿った断面図である。また、図2は図1に示した画像表示装置の動作を模式的に説明する断面図である。図1において、参照符号101は第1基板、102は第2基板である。第1基板101と第2基板102は後述するように貼り合わされて画像表示装置を形成する。
【0014】
第1基板101は液晶表示装置等の所謂パネル型画像表示装置の基板と同様のガラス板であり、薄膜トランジスタ等のアクティブ素子や各種電極が形成される。なお、第1基板101はシリコン板やセラミックス板などのガラス以外の材料で構成することもできるが、ここではガラス板として説明する。また、第2基板は透明板であり、ここではガラス板として説明する。
【0015】
第1基板101に凹部103と略平坦な反射面部104および流体移動手段105からなる画素を2次元的にマトリクス配置する。そして、凹部103と反射面部104に透光性流体107と着色流体106を満たし、流体移動手段105の作用によって、図2に示すように透光性流体107と着色流体106を画素毎に移動させて反射面部104の外部から入射する光の反射率を変調し画像を表示する。即ち、図2(a)に示すように反射面部104上に着色流体106が移動した時には、着色流体106の吸収波長に応じた光吸収により光が変調される。例えば着色流体106が可視光全域で高い吸収率を有する場合、光は吸収されて黒表示がなされる。
【0016】
一方、図2(b)に示すように反射面部104上に透光性流体107が移動した時には入射した光は流体を透過して反射面部104で反射される。ここで、反射面部104が可視光全域において高い反射率を有している場合には白が表示される。この様な画素毎反射率を変調し画像表示が可能となる。本構成は、表示に寄与する反射面部104が基本的には平坦面であるため、画素全体の構造が単純で製造が容易であり、微細加工による高精細化が容易である。
【0017】
本構成においては、透光性流体107は水、アルコール、油類、石油類等の無色の液体でも良いし、空気、窒素、アルゴンなどの無色の気体であっても良い。また、着色液体106は染料または顔料を分散させた液体などが適応可能であり、例えば黒色の着色流体106を用いると白黒表示可能な画像表示装置が得られる。また着色流体106の吸収色に応じた色を呈する画像表示装置も得ることができる。
【0018】
また、本構成の画像表示装置では、反射面部104の表面に適当な凹凸を形成することで反射光に拡散性を与えることができる。この様な反射面をここでは拡散反射面と称する。この拡散反射面は、その凹凸形状により反射光の拡散範囲を所望の範囲に設定することが可能で、拡散範囲を狭めることによって適当な範囲において高輝度の画像が得られる。また、この反射面をアルミニウム、銀、金等の導電性金属を用いると流体駆動のための電極を兼ねることができるので好適である。
【0019】
さらに、画面輝度を高め白表示時に純白に近い反射色を得るためには反射面部の表面に紫外光を吸収して可視光を発光する蛍光増白剤を反射板上に塗布する透光性流体107内に含有させてれば良い。蛍光増白剤は、ジアミノスチルベン、イミダゾール、イミダゾロン、トリアゾール、チアゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、クマリン、カルボスリル、チアゾール、ナフタルイミド等を単体および複合材料として用いることができる。流体の移動には表面張力の熱または電界による変化、静電力の変化、流体が帯電性を有する場合には静電力などによって実現可能である。以下、本発明をより具体的な実施例で説明する。
【0020】
図3は熱による表面張力の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する図2と同様の断面図であり、図3(a)は反射面部104の温度を制御する駆動方式を、図3(b)は反射面部104と凹部103の温度を制御する駆動方式を示す。本実施例の駆動方式では表面張力の温度依存性を活用し、凹部103と反射面部104の壁面温度を相対的に変化させることにより流体を移動させるものである。
【0021】
図3(a)では、反射面部104にヒータ108を接触させ、例えば薄膜トランジスタで構成した電子回路からなる流体移動手段105によってヒータ108の電流をオン(ON)/ オフ(OFF)して反射面部104の温度を変化させる。この時、凹部103の温度を一定に保てば両者間で相対的な温度差を生じ、着色流体106を移動することができる。凹部103の温度制御が必要な場合には、図3(b)に示すように図3(a)と同様の流体移動手段105Aとヒータ108Aに加えて、凹部103にも同様のヒータ108Bと同様の流体移動手段105Bを設けれる。これにより安定な駆動が可能となる。
【0022】
本構成においても、透光性流体107は水、アルコール、油類、石油類等の無色の液体でも良いし、空気、窒素、アルゴンなどの無色の気体であっても良い。また着色液体106は染料または顔料を分散させた液体などが適応可能であり、例えば黒色の着色流体106を用いると白黒表示可能な画像表示装置が得られる。また着色流体106の吸収色に応じた色を呈する画像表示装置も得ることができる。
【0023】
また、本構成の画像表示装置では、反射面部104に適当な凹凸を形成することで反射光に拡散性を与えることができる。この様な反射面をここでは拡散反射面と称する。この拡散反射面は、その凹凸形状により反射光の拡散範囲を所望の範囲に設定することが可能で、拡散範囲を狭めることによって適当な範囲において高輝度の画像が得られる。また、この反射面をアルミニウム、銀、金等の導電性金属を用いると流体駆動のための電極を兼ねることができるので好適である。
【0024】
図4は電界による表面張力の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する図2と同様の断面図である。本駆動方式では着色液体106および透光性流体107の壁面(流体接触面)との表面張力を電界によって変化させ、流体の移動を行うものである。具体的には、凹部103の壁面に電極110を設けこれを一定電位に保つ。そして反射面部104の電位を流体駆動手段105により変化させることで、反射面部104と流体106,107間の表面張力が変化し流体を移動させることができる。ここで反射面部104をアルミニウム、銀、金等の導電性金属を用いると流体駆動のための電極を流体移動手段105の電極に兼ねることができるので好適である。
【0025】
図5は静電力の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する図2と同様の断面図であり、図5(a)は凹部103の壁面に電極を設置したもの、図5(b)は凹部103の底面に電極を設置したものを示す。本駆動方式は、凹部103と反射面部104をそれぞれ独立の対向電極を設置し、2つの部分で異なる電位を与えることにより両者間の電気エネルギーを変化させて液体移動を行うものである。図5(a)では、対向電極として凹部103の壁面に対の電極110Aと110Bを設け、導電性材料により形成した反射面部104側には第2基板(透光性表面基板)102の内面に設けた透光性電極109を用いる。
【0026】
流体駆動手段105により反射面部104側の電圧を流体移動手段105により変化させることで、反射面部104の電気エネルギーを凹部103に対して相対的に変化させることで流体を移動させることができる。また、対向電極は凹部103と反射面部104側でその一方を共通化することもできる。例えば、図5(b)に示した様に、第2基板102に設けた透光性電極109を共通の電極とし、もう一方の電極として凹部103の底面には対向電極110を設け、導電性材料により形成した反射面部104を用いて図5(a)と同様な駆動が可能である。図5(b)に示した構造は、図5(a)の構造と比べて製造工程の簡略化が図れるので好適である。
【0027】
本構成においても、画像表示に用いる透光性流体107、着色液体106は前記した構成例と同様であり、また反射面部104の拡散性付与および材料についても前記した構成例と同様である。
【0028】
図6は界面現象による帯電の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する模式図である。流体がその内部または壁面と界面現象によって帯電している場合には、図6に示すような構造により静電的に流体の移動をすることが可能となる。本実施例では凹部103の底面に電極110を設けるとともに、導電性材料により形成した反射面部104の1部を絶縁層111で覆い凹部103と反対側の端点で反射面部104を電極として露出させる。ここで、反射面部104の電位を流体移動手段105によって変化させることで、帯電している流体は電界作用によって凹部103と反射面部104の間を移動する。
【0029】
本構成においても、画像表示に用いる透光性流体107、着色液体106は前記した構成例と同様であり、また反射面部104の拡散性付与および材料についても前記した構成例と同様である。
【0030】
図7は本発明の画像表示装置における画素構造の一例を説明する模式図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のB−B’線に沿った断面図である。図7(a)に示すように、枠状で囲まれた画素の1辺に凹部103を設けてある。また、反射面部104と凹部103において流体の表面張力を概略等しくするために図7(b)に示したように凹部103の幅は反射面部104と第1基板102の間隔に概略一致させる。このとき、凹部103と反射面部104の容積を概略一致させるために、凹部103の深さは画素の1辺と概略同一程度の深さとする。
【0031】
図8は本発明の画像表示装置における画素構造の他例を説明する模式図であり、図8(a)は平面図、図8(b)は図8(a)のC−C’線に沿った断面図である。図8(a)に示すように、本構成では凹部103を2辺に分けて設ける。各凹部103の深さは図8(b)に示す様に図7の場合の半分となるため凹部形成が容易となる。
【0032】
図9は本発明の画像表示装置における画素構造の他例を説明する模式図であり、図9(a)は平面図、図9(b)は図9(a)のD−D’線に沿った断面図である。図9(a)に示すように、凹部103を画素の4辺に分けて設けることで、図9(b)に示す様に凹部103の深さをさらに半分にすることができ、凹部形成がより容易となる。
【0033】
図10は本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図であり、図10(a)は平面図、図10(b)は図10(a)のE−E’線に沿った断面図である。本実施例は、着色流体107を貯蔵するための凹部103を複数の画素で共通化したもので、画像表示装置の製造がさらに容易となる。図10に示したように、本実施例では凹部103が画素列(図10(a)の上下方向列)ごとに共通に設けている。さらに、共通化された各凹部103は流体貯蔵部112に接触されている。なお、図示しないが、第1基板101と第2基板102の間の間隔を保つために、両基板の間にスペーサが設けられる。このペーサは第1基板に形成する絶縁層を加工してもよいし、第2基板101側に突起様の形状を加工してもよく、あるいは別部材として両基板の間に介挿してもよい。
【0034】
共通化した凹部103のそれぞれの幅は流体貯蔵部112より細いため、凹部103には毛細管現象によって着色流体106が常に満たされた状態となる。このため、本構造では凹部103を必ずしも深く加工する必要はない。また、第1基板102と反射面部104の間隔を保つための上記したスペーサを離散的に設ければ、各画素間は電気的に絶縁されているが空間的にはつながっているため、流体の移動も円滑に行われ大変好適である。
【0035】
図11は本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図である。この実施例は図10に示した様な共通化した凹部103と流体貯蔵部112の構造を発展させ、凹部103のかわりに図11に示すように蒸着、スパッタ、エッチング等の表面の改質によって着色流体106が反射面部104より溜まりやすい部分113を設けたものである。そして、図10と同様の流体貯蔵部を設けることで反射面部104より溜まりやすい部分103は常に着色流体106で満たされ、流体駆動手段105の動作に応じた所望量の着色流体106が反射面部104上に供給され、画像表示が可能となる。
【0036】
図12は本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図である。上記図11まで参照して説明した画像表示装置において、画素の非駆動時に流体の移動が無い、いわゆるメモリー機能をさらに持たせれば、省電力となり好適である。このためには、凹部と反射面間に流体の移動を阻止するエネルギー障壁を設ければ良い。図12(a)では、凹部103と反射面部104間に凹部104の幅および反射面部104と第2基板102の間隔より狭い突起部分114Aを設けてエネルギー障壁を形成している。突起部分114Aは図12(a)に示した様に反射面部104側に設けた。また、図12(b)では、突起部分114Bを凹部103の表面付近に設けた。この構成により、画素駆動時以外での流体の移動は阻止され、表示された状態を維持するメモリ機能を持たせることができる。
【0037】
図13は本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図であり、図13(a)は平面図、図13(b)は図13(a)のF−F線に沿った断面図を示す。本構成例も画素にメモリー機能をさらに持たせたものであり、凹部103と反射面部104の間に表面を改質した部分116を設けてエネルギー障壁を形成している。この表面改質は、蒸着、スパッタ、エッチング等の方法により実現できる。この構成により、画素駆動時以外での流体の移動は阻止され、表示された状態を維持するメモリ機能を持たせることができる。
【0038】
図14は本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造例を説明する模式図である。図13までを参照して説明した画像表示装置において、流体の円滑な駆動または階調表示のため、反射面部104内での電位変化を制御する必要を生じる場合がある。図14(a)および図14(b)は、これを実現するための構造例を示す。図14(a)では、電極としても機能する導電性材料からなる反射面部104を凹部103に対して平行に分割し、複数(ここでは、4分割)の分割反射面部104A、104B、104C、104Dとしたものである。
【0039】
各分割反射面104A、104B、104C、104Dにはそれぞれ流体移動手段105A、105B、105C、105Dが設けられ、分割反射面104A、104B、104C、104Dのそれぞれに異なる電圧を独立に印加できる様にしている。例えば、反射面104Aのみを着色流体106が反射面上に移動する電位(ON電位)にすると全て反射面104A、104B、104C、104DをON電位にした場合と比して減光量は1/4となる。同様に、凹部103から近い側から分割反射面104A、104B、104C、104DをON電位とすると減光量が変化し階調表示が可能となる。
【0040】
また、階調表示が必ずしも必要ない場合でも、本構造は流体移動の円滑化に有効である。すなわち電圧印加時には凹部103に近い側から分割反射面に対し順次時間差をもってON電位とし、電圧降下時には凹部103から遠い側から順次時間差をもって電圧を下げればより円滑に流体が移動し、流体残留等の問題が生じない。
【0041】
また、これと同様の効果は、図14(b)に示すように、電極としても機能する導電性材料からなる反射面104上に凹部103から遠ざかるに従い厚くなるように楔型の絶縁層111を設けても実現できる。楔型の絶縁層111によって電圧降下を生じるため反射面104上で流体にかかる電位は凹部103に近い側で高く、遠い側で低くなる。このため反射面104に印加する電圧を徐々に上昇させた場合、凹部103に近い部分から徐々にON電位に達し、部分的に流体を移動させることができる。このため反射面104に印加する電圧に応じた階調表示が可能となる。なお、絶縁層111の厚みを図14(a)に示した断面が直線状の楔形ではなく、断面が曲線状に増加する形状に形成することで非線形の階調表示を可能とすることもできる。
【0042】
図15は本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造例を説明する模式図である。図14で説明した階調表示は、図15に示すように電極構造としても機能する導電性材料からなる分割反射面104A、104B、104C、104Dを凹部103に対して垂直に分割した構造としても実現できる。この場合には、分割した分割反射面104A、104B、104C、104Dのうち、任意の反射面上に独立に流体を移動できる。このため、図15(a)のように反射面104A、104B、104C、104Dを等しい幅で分割しても良いが、図15(b)に示すように分割反射面104A、104B、104C、104Dごとに異なる幅で分割してもよい。
【0043】
この場合、各分割反射面104A、104B、104C、104D上に着色流体が移動した場合の減光量が異なるため、より多くの階調表示が実現できる。例えば反射面を4分割する場合、図15(a)に示したように等幅分割の場合には、各反射面の減光量は全て1/4のため、画素全体の減光量は0、1/4、1/2、3/4、1の5段階である。一方、図15(b)では、4反射面の分割幅を1:2:4(2の2乗):8(2の3乗)とすると、4反射面の減光量は1/15、2/15、4/15、8/15となり、0、1/15・・・14/15、1の16段階の階調表示が可能となり好適である。このように、反射面を不等幅でN個に分割すると2のN乗の階調表示が可能となる。
【0044】
図16は本発明の画像表示装置をカラー化した実施例を説明する画素構造例の模式図であり、図16(a)は画素を平面で3色に分割した構造の平面図、図16(a)は画素を3色の積層構造とした断面図である。図16(a)に示すように、1画素内に赤色、緑色、青色の3色を表示する表色部分115A、115B、115Cを設ける。この場合には、着色流体106を黒として反射面は可視光全域で略均一な反射率をもたせ、各表色部分に応じて赤色、緑色、青色を透過するカラーフィルターを配置すれば良い。また、カラーフィルターを用いない場合、反射面が各表色部分に応じて赤色、緑色、青色を反射させても良い。さらに、また、カラーフィルターも用いず反射面は可視光全域で略均一な反射率をもたせる場合、着色流体を黒色として透光性流体が各表色部分に応じて赤色、緑色、青色のみ透光させても実現できる。
【0045】
また、図16(b)に示すような3層の積層構造によっても実現できる。各色を構成する第1基板101A、101B、101Cのうち、少なくとも上層の第1基板101A、101Bは透明基板とし、3層のうち最下層にのみ反射面部104を有し、上の2層は透光性電極109を用いる。図16(b)における各層の構造は図1に準じるが、前記した各実施例の構造を用いることができる。ここで着色流体106A、106B、106Cは、それぞれ赤色、緑色、青色のみを吸収する流体を用いれば3層の流体の移動によりフルカラーの表示が可能となる。なお、参照符号103A、103B、103Cはそれぞれ赤色、緑色、青色のみを吸収する流体のための凹部を示す。
【0046】
以上のように、本発明の各実施例で説明した画像表示装置は、着色流体が反射面部上に在り、透光性流体が凹部に在る場合には着色流体の吸収によりに反射率が低い暗表示となる。一方、着色流体が凹部に移動し、反射面部上を透光性流体が覆う時には反射面部の反射により反射率が高い明表示となる。本画像表示装置は流体の移動により表示と暗表示が画素ごとに制御され画像を表示する。また、この表示動作をカラー表示対応とすることができ、3色等の多色カラー画像を再現することができる。
【0047】
また、特に図10で説明したように、反射面部と凹部からなる画素を2次元的に配列し、凹部を各列毎に共通化さして各凹部をすべて流体貯蔵部に連通した構造では、流体貯蔵部に溜められた着色流体が毛細管現象により凹部に浸透し、凹部は常に着色流体で満たされた状態となる。ここで流体移動手段によって反射面部に電圧を印加することによる表面張力の変化で、着色流体が反射面上に移動して暗表示となる。画像装置内で着色流体はすべて連通しているので、例えば流体貯蔵部に共通電極を設けておき、これとの電位差により上記したような駆動を実現することができる。また、画素間に障壁はなく、電気的には絶縁されているが、空間的には繋がっているため、透光性流体としては流動性の高い気体であることが好ましい。また、反射面部と凹部の間にエネルギー障壁を設けることで、画素にメモリ機能を持たせた画像表示装置を実現することができる。
【0048】
図17は本発明による画像表示装置の一画素をより具体的に説明する断面図である。ここでは、第1基板101と第2基板102は共にガラス板であり、流体移動手段105は薄膜トランジスタ(TFT)117で構成される。薄膜トランジスタ117は、第1基板101上にアモルファスシリコン、多結晶シリコン等の半導体膜1051、絶縁層1011、ゲート電極1052、ソース・ドレイン電極1053、信号線1054で形成される。ソース・ドレイン電極1053を覆う絶縁層(好適にはパッシベーション膜)1012にスルーホール1013を通してソース・ドレイン電極1053接続した反射面部104を有する。この反射面部104はITO等の透明導電性材料からなり、薄膜トランジスタ(TFT)の出力電極(または画素電極)を兼ねている。
【0049】
絶縁層1012には凹部103が形成され、第2基板102と反射面部104の間の間隙につながっている。凹部103には着色流体106が貯留され、反射面部104上(反射面部104と第2基板102との間)には透光性流体107が貯留されている。この薄膜トランジスタ117がON駆動されると、凹部103に貯留された着色流体106が反射面部104上に移動し、反射面部104上にあった透光性流体107は凹部103に移動する。この移動のメカニズムは前記した各実施例で説明したとおりである。
【0050】
図18は本発明による画像表示装置の等価回路の一例の説明図である。前記した構造の多数の画素は面上にマトリクス配列されて表示領域を形成する。参照符号118は前記した画素を示す。薄膜トランジスタ117はホールド回路121で駆動される多数のドレイン線119と走査回路122で駆動される多数のゲート線120の交差部に配置される。薄膜トランジスタ117を制御するドレイン線119、ゲート線120等は各画素の間の凹部103が存在しないところを通るように配線すると各線の段差による断線がなく好適である。
【0051】
薄膜トランジスタ117は走査回路122で選択されたゲート線で選択駆動され、ホールド回路121からドレイン線119を通して供給されるデータ信号で画素118内の流体移動を制御して画像を表示する。ここで用いる着色流体は、各種の染料、色素、顔料を分散させた液体などの液体がいずれも使用可能である。例えば、白黒表示のためには、カーボンブラックを分散させた液体などの黒色液体を用いればよい。また、前記したように、透光性流体は、空気、窒素、アルゴン等の透明な気体、または水、アルコール、石油類等に透明な液体がいずれも使用可能である。ここで大切なことは、着色流体と透光性流体が相互に拡散して交じり合わない材料の組み合わせて用いることである。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基板の表面の一部のみに凹部を形成し、画素領域の大部分を占める略平坦な反射面部で構成した複数の画素を2次元的にマトリクス配置し、かつ各画素に流体移動手段を具備して、凹部と反射面部間での流体を移動させることで画像を表示する構成としたことで、製造が容易で、高精度および反射率が高く、高速に駆動が可能な画像表示装置を提供することができる。また、画素毎に流体が仕切られている場合には、透光性流体として前記したような液体材料を用いることで、気体を用いる場合と比して移動が円滑に行われ好適である。
【0053】
さらに、各画素を構成する反射面部は、その表面に微細な凹凸を生ぜしめ反射光に拡散性を与えた拡散反射面とすることにより、その凹凸形状で反射光の拡散範囲を所望の範囲に設定することが可能となり、拡散範囲を狭めることによって適当な範囲において高輝度の画像を得ることができる。反射面部をアルミニウム、銀、金等の導電性金属を用いると流体駆動のための電極を兼ねるとさらに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示装置の基本構成の概略構造を説明する模式図である。
【図2】図1に示した画像表示装置の動作を模式的に説明する断面図である。
【図3】熱による表面張力の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する図2と同様の断面図である。
【図4】電界による表面張力の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する図2と同様の断面図である。
【図5】静電力の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する図2と同様の断面図である。
【図6】界面現象による帯電の変化により流体移動を行う駆動方式を用いた画像表示装置の実施例を説明する模式図である。
【図7】本発明の画像表示装置における画素構造の一例を説明する模式図である。
【図8】本発明の画像表示装置における画素構造の他例を説明する模式図である。
【図9】本発明の画像表示装置における画素構造の他例を説明する模式図である。
【図10】本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図である。
【図11】本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図である。
【図12】本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図である。
【図13】本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造の一例を説明する模式図である。
【図14】本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造例を説明する模式図である。
【図15】本発明の画像表示装置の他の実施例を説明する画素構造例を説明する模式図である。
【図16】本発明の画像表示装置をカラー化した実施例を説明する画素構造例の模式図である。
【図17】本発明による画像表示装置の一画素をより具体的に説明する断面図である。
【図18】本発明による画像表示装置の等価回路の一例の説明図である。
【図19】着色流体の移動によって画素ごとの反射率を変化させ画像を表示する従来の画像表示装置の構成を説明する模式図である。
【図20】図19に示した画像表示装置における反射率変調の説明図である。
【符号の説明】
101・・・第1基板、102・・・第2基板、103・・・凹部、104・・・反射面部、105・・・流体移動手段、106・・・着色流体、107・・・透光性流体、108・・・ヒータ、109・・・透光性電極、110・・・電極、111・・・絶縁層、112・・・流体貯蔵部、113・・・表面を改質した部分、114・・・中間部、115・・・表色部分、116・・・突起部分、117・・・薄膜トランジスタ、118・・・画素、119・・・ドレイン線、120・・・ゲート線、121・・・ホールド回路、122・・・走査回路、201・・・表示部、202・・・穴、203・・・液溜め。

Claims (11)

  1. 基板上に2次元的に配置された多数の画素を選択して画像を表示する画像表示装置であって、
    前記画素が前記基板の表面の一部を除去して形成された凹部と略平坦な反射面部からなり、
    前記凹部と前記反射面部の間を移動する流体と、前記流体を前記凹部と前記反射面部の間で移動させるための流体移動手段を備え、
    前記画素の前記凹部と反射面部間での前記流体の移動により画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記流体が透光性流体と着色流体であり、前記透光性流体と前記着色流体の各全部または各一部の前記凹部または前記反射面部への移動で画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記透光性流体が液体であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記透光性流体が気体であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記着色流体が液体であることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の画像表示装置。
  6. 前記凹部と前記反射面部との間に幅が狭い部分を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像表示装置。
  7. 前記凹部と前記反射面部との間に撥水処理を施した部分を有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の画像表示装置。
  8. 前記反射面部が微細な凹凸を有する拡散反射面であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像表示装置。
  9. 前記多数の画素の全部または複数の画素の前記凹部に共通な流体貯留部を有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の画像表示装置。
  10. 前記流体移動手段がアクティブ素子で制御される電極を有する電子回路であることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の画像表示装置。
  11. 前記反射面部が前記電極を兼ねることを特徴とする請求項9に記載の画像表示装置。
JP2002309799A 2002-10-24 2002-10-24 画像表示装置 Pending JP2004144998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002309799A JP2004144998A (ja) 2002-10-24 2002-10-24 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002309799A JP2004144998A (ja) 2002-10-24 2002-10-24 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004144998A true JP2004144998A (ja) 2004-05-20

Family

ID=32455502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002309799A Pending JP2004144998A (ja) 2002-10-24 2002-10-24 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004144998A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243169A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Sharp Corp 画像表示装置
WO2007013682A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 表示装置とその製造方法および表示媒体
WO2008090967A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 表示装置およびそれを用いた表示媒体
JP2008532082A (ja) * 2005-02-28 2008-08-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 表示装置
JPWO2006103946A1 (ja) * 2005-03-25 2008-09-04 シャープ株式会社 イオン性着色液体及びこれを用いた画像表示装置
JPWO2006104182A1 (ja) * 2005-03-29 2008-09-11 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
JP2009512889A (ja) * 2005-10-21 2009-03-26 ノキア コーポレイション ミニチュアカメラ用光学シャッター
EP1986023A4 (en) * 2006-02-13 2011-01-12 Sony Corp OPTICAL ELEMENT AND LENS MATRIX
JP2011065182A (ja) * 2003-10-08 2011-03-31 E Ink Corp エレクトロウェッティングディスプレイ
WO2012002013A1 (ja) * 2010-07-01 2012-01-05 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
WO2012081509A1 (ja) * 2010-12-17 2012-06-21 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
WO2015162094A3 (de) * 2014-04-22 2016-02-04 Advanced Display Technology Ag Pixelarray für ein elektrofluidisches anzeigeelement und ein entsprechendes anzeigeelement
JP2020030292A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 電気流体ディスプレイ装置及び複合ディスプレイ装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065182A (ja) * 2003-10-08 2011-03-31 E Ink Corp エレクトロウェッティングディスプレイ
JP2008532082A (ja) * 2005-02-28 2008-08-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 表示装置
JP2006243169A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Sharp Corp 画像表示装置
JPWO2006103946A1 (ja) * 2005-03-25 2008-09-04 シャープ株式会社 イオン性着色液体及びこれを用いた画像表示装置
JP4666531B2 (ja) * 2005-03-25 2011-04-06 シャープ株式会社 画像表示装置
JPWO2006104182A1 (ja) * 2005-03-29 2008-09-11 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
JP4642840B2 (ja) * 2005-03-29 2011-03-02 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
US8164823B2 (en) 2005-07-29 2012-04-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Display system, manufacture method thereof and display medium
US7911681B2 (en) 2005-07-29 2011-03-22 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Display device, its manufacturing method, and display medium
WO2007013682A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 表示装置とその製造方法および表示媒体
EP1909137A4 (en) * 2005-07-29 2011-08-10 Dainippon Printing Co Ltd DISPLAY DEVICE, MANUFACTURING METHOD AND DISPLAY MEDIUM
JP4978465B2 (ja) * 2005-07-29 2012-07-18 大日本印刷株式会社 表示装置とその製造方法および表示媒体
JP2009512889A (ja) * 2005-10-21 2009-03-26 ノキア コーポレイション ミニチュアカメラ用光学シャッター
JP2013242588A (ja) * 2005-10-21 2013-12-05 Core Wireless Licensing S A R L ミニチュアカメラ用光学シャッター
EP1986023A4 (en) * 2006-02-13 2011-01-12 Sony Corp OPTICAL ELEMENT AND LENS MATRIX
US8164552B2 (en) 2007-01-26 2012-04-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Display device and display medium using the same
JP2008185610A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Dainippon Printing Co Ltd 表示装置およびそれを用いた表示媒体
WO2008090967A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 表示装置およびそれを用いた表示媒体
WO2012002013A1 (ja) * 2010-07-01 2012-01-05 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
US8970965B2 (en) 2010-07-01 2015-03-03 Sharp Kabushiki Kaisha Display element and electric apparatus using same
WO2012081509A1 (ja) * 2010-12-17 2012-06-21 シャープ株式会社 表示素子、及びこれを用いた電気機器
WO2015162094A3 (de) * 2014-04-22 2016-02-04 Advanced Display Technology Ag Pixelarray für ein elektrofluidisches anzeigeelement und ein entsprechendes anzeigeelement
CN106662736A (zh) * 2014-04-22 2017-05-10 先进显示技术股份公司 用于电流体的显示元件的像素列以及相应的显示元件
CN106662736B (zh) * 2014-04-22 2019-02-26 先进显示技术股份公司 用于电流体的显示元件的像素列以及相应的显示元件
US10324282B2 (en) 2014-04-22 2019-06-18 Advanced Display Technology Ag Pixel array for an electrofluidic display element and corresponding display element
JP2020030292A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 電気流体ディスプレイ装置及び複合ディスプレイ装置
JP7158208B2 (ja) 2018-08-22 2022-10-21 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 電気流体ディスプレイ装置及び複合ディスプレイ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7580181B2 (en) Display
KR100787914B1 (ko) 반사-투과형 액정표시장치 및 박막 트랜지스터 기판의제조방법
US7880826B2 (en) Light guide plate and liquid crystal display using the same
US20110140996A1 (en) Switchable transmissive/reflective electrowetting display
JP2004144998A (ja) 画像表示装置
CN103323970B (zh) 显示面板及其制备方法、显示装置
JP2004286825A (ja) 平面表示装置
KR20110040462A (ko) 전기습윤을 이용한 디스플레이 장치
JP2000002875A (ja) 電気光学表示装置
JP2000330102A (ja) 輝度増加用副画素を有する反射型カラー液晶表示装置並びに当該副画素用カラーフィルタを含む光散乱フィルム及びその作製方法
US7663596B2 (en) Trans-reflective liquid crystal display device for improving color reproducibility and brightness and method for driving thereof
KR101852429B1 (ko) 액체 미세 셔터 표시장치
TW201104309A (en) Transflective display sub-pixel structures
JP2006234849A (ja) 液晶表示装置及び該液晶表示装置に用いられる駆動方法
JP2004118133A (ja) 画像表示装置
TW201825970A (zh) 顯示裝置
KR20110045803A (ko) 액정표시장치
JP2004521396A (ja) 電気的に切換え可能なカラーフィルタを有するカラー液晶表示装置
JP2004199034A (ja) 異なるセルギャップを有する、半透過型液晶ディスプレイ装置
KR100638309B1 (ko) 화상 표시 장치
WO2023173527A1 (zh) 混接显示装置以及拼接显示装置
CN116088216B (zh) 一种显示模组及显示装置
JP5323355B2 (ja) 大規模液晶構造
JP2005338845A (ja) 反射−透過型液晶表示装置
CN217879901U (zh) 一种镜面反射液晶显示面板及液晶显示器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Effective date: 20061027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116