JP2004144215A - ヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】特殊な工具を使用することなく、簡単に配管工事(接続作業)を行うことができ、しかも優れたシール性能を発揮することが可能なヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ式給湯機に使用される水配管を接続するための水配管接続構造体である。水配管は金属製第1・第2配管1、2を備える。第1配管1の接続側開口縁に、外方に向かって拡開するフレア部3を形成する。第2配管2の接続側端部に、ねじ部4と、このねじ部4よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部5とを形成する。ナット部材9を第1配管1に外嵌した状態で第2配管2のねじ部4に螺着して、第1配管1のフレア部3を第2配管2側へ押圧する。これにより第1配管1と第2配管2とを接続する。
【選択図】 図1
【解決手段】ヒートポンプ式給湯機に使用される水配管を接続するための水配管接続構造体である。水配管は金属製第1・第2配管1、2を備える。第1配管1の接続側開口縁に、外方に向かって拡開するフレア部3を形成する。第2配管2の接続側端部に、ねじ部4と、このねじ部4よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部5とを形成する。ナット部材9を第1配管1に外嵌した状態で第2配管2のねじ部4に螺着して、第1配管1のフレア部3を第2配管2側へ押圧する。これにより第1配管1と第2配管2とを接続する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒートポンプ式給湯装置は、例えば図9に示すように、貯湯タンク70を有するタンクユニット71と、冷媒回路72を有する熱源ユニット(ヒートポンプユニット)73とを備える。また、冷媒回路72は、圧縮機74と水熱交換器75と膨張弁77と蒸発器78とを順に接続して構成される。そして、タンクユニット71は、上記貯湯タンク70と循環路79とを備え、この循環路79には、水循環用ポンプ80と熱交換路81とが介設されている。この場合、熱交換路81は水熱交換器75にて構成される。
【0003】
上記装置においては、圧縮機74を駆動させると共に、ポンプ80を駆動(作動)させると、貯湯タンク70の底部に設けた取水口から貯溜水(温湯)が循環路79に流出し、これが熱交換路81を流通する。そのときこの温湯は水熱交換器75によって加熱され(沸き上げられ)、湯入口から貯湯タンク70の上部に返流される。これによって、貯湯タンク70に高温の温湯を貯めるものである。
【0004】
従って、上記装置を設置する場合、その設置しようとする現場において、上記循環路79等の水配管の配管工事(接続作業)を行う必要がある。また、このようなヒートポンプ式給湯装置の水配管は高温の温湯が流れるので、塩化ビニル等の合成樹脂製ではなく銅管等の金属製の配管を使用する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、金属管を接続する場合、ロー付け及びパッキン接続等を必要とする。そのため、特殊な技術や高価な工具を必要とし、作業時間が大となると共に、工事費も嵩むものとなっていた。すなわち、従来のこの種の水配管接続構造体には、例えば、図7と図8に示すようなものがあった。この場合、一方の配管51の開口端に鍔部52を形成すると共に、他方の配管53の端部外周面にねじ部54を形成し、配管51、53間にパッキン材55を介在させ、その状態で一方の配管51側のナット部材56を他方の配管53のねじ部54に螺着し、ナット部材56の内鍔部57にて一方の配管51の鍔部52を他方の配管53側へ押圧して、この鍔部52と配管53の端面との間にパッキン材55を挟持するものである。
【0006】
従って、この図7と図8に示すようなものでは、一方の配管51の鍔部52の端面と、他方の配管53の端面とにパッキン材55を突き合わせる必要があり、しかも、パッキン材55の軸心を両配管51、53の軸心に一致させる必要がある。すなわち、パッキン材55の軸心が両配管51、53の軸心に対してずれれば、このパッキン材55によるシール機能を発揮することができずに温湯漏れが生じたり、また温湯漏れが生じないが、ずれたことによってナット部材56による締め付け時に過大な締め付け力がこのパッキン材55に付与されてパッキン材55が損傷等したりするおそれがあった。そのため、このような水配管接続構造体では、有効にシール機能を発揮することができないおそれがあると共に、その接続作業時には、軸心を合わせるいわゆる心合わせを行う必要があって、接続作業が面倒であって作業時間が大となっていた。
【0007】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、特殊な工具を使用することなく、簡単に配管工事(接続作業)を行うことができ、しかも優れたシール性能を発揮することが可能なヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体は、ヒートポンプ式給湯機に使用される水配管を接続するための水配管接続構造体であって、上記水配管は金属製第1・第2配管1、2を備え、上記第1配管1の接続側開口縁に、外方に向かって拡開するフレア部3を形成すると共に、上記第2配管2の接続側端部に、ねじ部4と、このねじ部4よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部5とを形成し、ナット部材9を上記第1配管1に外嵌した状態で上記第2配管2のねじ部4に螺着して、上記第1配管1のフレア部3を上記第2配管2側へ押圧し、これにより上記第1配管1と第2配管2とを接続することを特徴としている。
【0009】
上記請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体では、ナット部材9を、第2配管2のねじ部4に螺着すれば、第1配管1のフレア部3の内面3bが第2配管2の先細テーパ部5のテーパ外面5aに圧接するので、第1配管1と第2配管2とがシールされた状態で連結される。しかも、第1配管1にはフレア部3が形成されるのみであるので、その加工は簡単である。そして、第1配管1と第2配管2とを接続する際には、ナット部材9を第1配管1に外嵌させた状態で、第2配管2のねじ部4に螺着させればよい。このため、特殊な工具等を使用することなく、例えば冷媒配管の接続のために通常使用される工具を使用して、冷媒配管工事専門の作業者であっても水配管工事を行うことができる。
【0010】
請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体は、上記第2配管2の先細テーパ部5の大径側に、上記ナット部材9をこの第2配管2のねじ部4に螺着した際に上記第1配管1のフレア部3の内面3bに圧接するシール部材Sを配置したことを特徴としている。
【0011】
上記請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体では、第2配管2の先細テーパ部5の大径側に、ナット部材9をこの第2配管2のねじ部4に螺着した際に第1配管1のフレア部3の内面3bに圧接するシール部材Sを設けているので、第1配管1と第2配管2とは確実にシールされた状態で接続される。これにより、接続した第1・第2配管1、2の接続部における温湯漏れを確実に防止することができる。
【0012】
請求項3のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体は、上記第2配管2の先細テーパ部5の大径側に凹周溝7を設け、この凹周溝7に上記シール部材Sとしての平パッキン13を嵌合させたことを特徴としている。
【0013】
上記請求項3のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体では、第2配管2の先細テーパ部5の大径側に設けられた凹周溝7に、平パッキン13を嵌合させるものであるので、平パッキン13を安定して第2配管2に支持させることができ、第1配管1と第2配管2との接続作業が容易となる。すなわち、接続作業時にシール部材Sの心合わせを行う必要がなく、第1配管1と第2配管2とを簡単に接続することができる。また、シール部材Sとして平パッキン13を使用するので、低コスト化を図ることができる。ここで、平パッキンとは断面扁平矩形状のシールリングである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、この発明のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの水配管接続構造体の簡略図を示す。この水配管接続構造体は、図9で示したようなヒートポンプ式給湯機の高温(例えば、70℃以上の高温)の温湯が流れる水配管、例えば、循環路79等に使用される。
【0015】
この場合の水配管は、図1と図2に示すように、それぞれ銅管等の金属製の第1配管1と第2配管2とを突き合わせ状に連結(接続)されるものである。この金属製第1配管(単に第1配管と呼ぶ場合がある)1の接続側の開口端縁には、外方に向かって拡開するフレア部3が形成され、金属製第2配管(単に第2配管と呼ぶ場合がある)2には、接続側の端部に設けられるねじ部4と、このねじ部4よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部5とが形成されている。この際、フレア部3の拡開角度αと、先細テーパ部5のテーパ角度βとを略同一としている。なお、第2配管2には、ねじ部4よりも反接続側に鍔部6が設けられている。
【0016】
さらに、第2配管2の先細テーパ部5の大径側にシール部材Sが配置されている。すなわち、第2配管2の先細テーパ部5の大径側(ねじ部4側)に図3に示すように、凹周溝7が設けられ、この凹周溝7にシール部材Sが嵌合されている。なお、シール部材Sとしては、この図例ではOリング8等のシールリングである。
【0017】
そして、第1・第2配管1、2の接続に際しては、第2配管2のねじ部4に螺合するナット部材9が使用される。この場合、ナット部材9は、その内周面にねじ部10を有するナット本体11と、このナット本体11の一方(反フレア部側)の開口端に内径方向へ伸びる内鍔部12とからなる。内鍔部12の内径寸法は、第1配管1の本体1a(フレア部3を省いたもの)の外径寸法よりも大きく設定されると共に、第1配管1のフレア部3の外面3aの最外径寸法よりも小さく設定され、このナット部材9は第1配管1の本体1aに対して遊嵌状に外嵌される。
【0018】
次に、上記第1配管1と第2配管2とを接続する方法を説明する。まず、図1に示すように、第2配管2の凹周溝7にシールリングとしてのOリング8を嵌合させると共に、第1配管1にナット部材9を外嵌した状態とする。次に、ナット部材9による第2配管2のねじ部4の螺合が可能なように、第1配管1と第2配管2とを相互に接近させ、ナット部材9をねじ部4に対して螺進させる。
【0019】
このナット部材9の螺進により、図2に示すように、ナット部材9が第2配管2に対して順次矢印A方向に移動していき、ナット部材9の内鍔部12が第1配管1のフレア部3の外面3aを矢印A方向へ押圧する。これによって、凹周溝7のOリング8がこのフレア部3の内面3bに押圧されて、上記フレア部3の内面3bと上記先細テーパ部5のテーパ外面5aとが圧接状となる。
【0020】
このように、フレア部3の内面3bが上記先細テーパ部5のテーパ外面5aに圧接状となると共に、Oリング8がこのフレア部3の内面3bに押圧された状態で、第1配管1と第2配管2とが接続される。このため、第1配管1と第2配管2との接続部において、優れたシール機能を発揮することができる。
【0021】
この水配管接続構造体によれば、上記したように、優れたシール機能を発揮することができ、温湯漏れを有効に防止することができる。また、第1配管1においては、フレア部3を形成するのみでよく、図7と図8に示すように鍔部を形成するものに比べてその加工が簡単である。特に、ヒートポンプ式給湯機を設置する場合において、冷媒配管工事を行う作業者は一般にフレア加工を行うための工具を具備しており、この工具を使用してこの配管接続構造体のフレア加工を簡単に行うことができる。すなわち、冷媒配管工事で通常使用する工具にてこの水配管の接続工事を行うことができる、このため、冷媒配管工事が専門である作業者でも、この水配管工事を行うことができ、設置工事全体の工事費の低減及び工事時間の短縮を図ることができる。しかも、第1配管1に外嵌されるナット部材9を、第2配管2のねじ部4に螺合させれば、接続することができるので、従来のように、シール部材の心合わせを行う必要がなく、接続作業に熟練を要さず、接続作業の簡略化を図ることができる。
【0022】
図4と図5は他の水配管接続構造体を示し、この場合、シール部材Sを使用していない。しかしながら、接続状態においては、図5に示すように、ナット部材9の押圧にて、上記フレア部3の内面3bと上記先細テーパ部5のテーパ外面5aとが圧接状となる。これによって、フレア部3の内面3bと先細テーパ部5のテーパ外面5aとの間においてはシール効果を発揮することができ、温湯漏れを有効に回避(防止)することができる。しかも、この配管接続構造体では、先細テーパ部5のテーパ外面5aに凹周溝7を設ける必要がなく、第2配管2側の構造の簡略化を図ることができる。また、シール部材Sを使用しないことによるコスト低減及び部品点数の減少を図ることができる。
【0023】
ところで、シール部材Sとしてシールリングを使用する場合、Oリング8以外のシールリングであってもよい。すなわち、図6に示すように、平パッキン13等であってもよい。ここで、平パッキン13とは、断面扁平矩形のシールリングである。このシール部材Sが嵌合する凹周溝7としては、上記図1等に示すものでは、その断面形状がOリング8に対応して半円形状であったが、この際、断面直角三角形状の切欠き部からなる。このため、この平パッキン13がこの凹周溝7に嵌合した際には、図6(a)に示すように、平パッキン13は、その内周面13aがこの凹周溝7の底面14に接し、その内端面13bの内径部がこの凹周溝7の内端面15に接する。また、この場合のナット部材9としては、その内鍔部12の内周面12aが、第2配管2の先細テーパ部5のテーパ外面5aに対応した傾斜面(テーパ面)である。
【0024】
そして、この水配管接続構造体で、第1配管1と第2配管2とを接続する際には、上記図1と図2に示す配管接続構造体と同様に、ナット部材9を第1配管1に外嵌させて、第2配管2のねじ部4にこのナット部材9を螺着すことになるが、この場合、図6(b)に示すように、ナット部材9の内鍔部12にて平パッキン13が第2配管2側へ押し倒され、ナット部材9の締め付け終了時には、図6(c)のように、この平パッキン13が、フレア部3の内面3bと、第2配管2の先細テーパ部5のテーパ外面5aとの間に挟持される。
【0025】
このため、接続状態において、フレア部3の内面3bが先細テーパ部5のテーパ外面5aに接触せず、この平パッキン13は十分なつぶし代をもって押圧されることになって、優れたシール機能を発揮することができる。しかも、フレア部3の内面3bを先細テーパ部5のテーパ外面5aに接触させる必要がないので、フレア部3の内面3bや先細テーパ部5のテーパ外面5aを精度良く形成する必要がない。なお、この場合であっても、接続状態において、フレア部3の内面3bが先細テーパ部5のテーパ外面5aに接触又は圧接するものであってもよい。
【0026】
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、使用するシールリングとしては、Oリング8や平パッキン13以外のシール部材Sであってもよい。また、フレア部3の拡開角度αや先細テーパ部5のテーパ角度βとしては、ナット部材9を装着(螺着)した際に、フレア部3の内面3bが先細テーパ部5のテーパ外面5aに圧接状となる範囲で変更可能である。さらに、第1・第2配管1、2としては、銅管に限るものではなく、ステンレス製や鉄鋼製等であってもよい。また、ねじ部4を有する第2配管2としては、短寸の管継手のようなものであってもよい。さらに、図6に示す水配管接続構造体において、ナット部材9を図1等に示すものを使用しても、逆に、図1等に示す水配管接続構造体において、ナット部材9を図6に示すもの使用してもよい。
【0027】
【発明の効果】
請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体によれば、特殊な工具等を使用することなく、例えば冷媒配管の接続のために通常使用される工具を使用して水配管工事を行うことができる。このため、接続作業に熟練を要さず、現場等において、冷媒配管工事を専門に行う作業者であっても短い作業時間で簡単に接続することができ、工事費の低減を図ることができる。
【0028】
請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体によれば、接続した第1・第2配管の接続部における温湯漏れを確実に防止することができ、温湯漏れ防止の信頼性の高い接続を行うことができる。このため、シール性に優れた水配管接続構造体となる。
【0029】
請求項3のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体によれば、シール部材である平パッキンを安定して第2配管に支持させることができ、このシール部材の心合わせを行うことなく、第1配管と第2配管とを簡単に接続することができる。また、シール部材は汎用品である平パッキンを使用することができ、シール性の向上及び低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体の実施形態を示す接続前の説明図である。
【図2】上記水配管接続構造体の接続後の断面図である。
【図3】上記水配管接続構造体の要部拡大断面図である。
【図4】この発明の水配管接続構造体の他の実施形態を示す接続前の説明図である。
【図5】上記水配管接続構造体の接続後の断面図である。
【図6】この発明の水配管接続構造体の別の実施形態を示し、(a)は接続前の要部断面図であり、(b)は接続作業中の要部断面図であり、(c)は接続後の要部断面図である。
【図7】従来の水配管接続構造体の接続前の説明図である。
【図8】従来の水配管接続構造体の接続後の断面図である。
【図9】ヒートポンプ式給湯機を示す簡略図である。
【符号の説明】
1 金属製第1配管
2 金属製第2配管
3 フレア部
3b 内面
4 ねじ部
5 先細テーパ部
5a テーパ外面
7 凹周溝
9 ナット部材
13 平パッキン
S シール部材
【発明の属する技術分野】
この発明は、ヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒートポンプ式給湯装置は、例えば図9に示すように、貯湯タンク70を有するタンクユニット71と、冷媒回路72を有する熱源ユニット(ヒートポンプユニット)73とを備える。また、冷媒回路72は、圧縮機74と水熱交換器75と膨張弁77と蒸発器78とを順に接続して構成される。そして、タンクユニット71は、上記貯湯タンク70と循環路79とを備え、この循環路79には、水循環用ポンプ80と熱交換路81とが介設されている。この場合、熱交換路81は水熱交換器75にて構成される。
【0003】
上記装置においては、圧縮機74を駆動させると共に、ポンプ80を駆動(作動)させると、貯湯タンク70の底部に設けた取水口から貯溜水(温湯)が循環路79に流出し、これが熱交換路81を流通する。そのときこの温湯は水熱交換器75によって加熱され(沸き上げられ)、湯入口から貯湯タンク70の上部に返流される。これによって、貯湯タンク70に高温の温湯を貯めるものである。
【0004】
従って、上記装置を設置する場合、その設置しようとする現場において、上記循環路79等の水配管の配管工事(接続作業)を行う必要がある。また、このようなヒートポンプ式給湯装置の水配管は高温の温湯が流れるので、塩化ビニル等の合成樹脂製ではなく銅管等の金属製の配管を使用する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、金属管を接続する場合、ロー付け及びパッキン接続等を必要とする。そのため、特殊な技術や高価な工具を必要とし、作業時間が大となると共に、工事費も嵩むものとなっていた。すなわち、従来のこの種の水配管接続構造体には、例えば、図7と図8に示すようなものがあった。この場合、一方の配管51の開口端に鍔部52を形成すると共に、他方の配管53の端部外周面にねじ部54を形成し、配管51、53間にパッキン材55を介在させ、その状態で一方の配管51側のナット部材56を他方の配管53のねじ部54に螺着し、ナット部材56の内鍔部57にて一方の配管51の鍔部52を他方の配管53側へ押圧して、この鍔部52と配管53の端面との間にパッキン材55を挟持するものである。
【0006】
従って、この図7と図8に示すようなものでは、一方の配管51の鍔部52の端面と、他方の配管53の端面とにパッキン材55を突き合わせる必要があり、しかも、パッキン材55の軸心を両配管51、53の軸心に一致させる必要がある。すなわち、パッキン材55の軸心が両配管51、53の軸心に対してずれれば、このパッキン材55によるシール機能を発揮することができずに温湯漏れが生じたり、また温湯漏れが生じないが、ずれたことによってナット部材56による締め付け時に過大な締め付け力がこのパッキン材55に付与されてパッキン材55が損傷等したりするおそれがあった。そのため、このような水配管接続構造体では、有効にシール機能を発揮することができないおそれがあると共に、その接続作業時には、軸心を合わせるいわゆる心合わせを行う必要があって、接続作業が面倒であって作業時間が大となっていた。
【0007】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、特殊な工具を使用することなく、簡単に配管工事(接続作業)を行うことができ、しかも優れたシール性能を発揮することが可能なヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体は、ヒートポンプ式給湯機に使用される水配管を接続するための水配管接続構造体であって、上記水配管は金属製第1・第2配管1、2を備え、上記第1配管1の接続側開口縁に、外方に向かって拡開するフレア部3を形成すると共に、上記第2配管2の接続側端部に、ねじ部4と、このねじ部4よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部5とを形成し、ナット部材9を上記第1配管1に外嵌した状態で上記第2配管2のねじ部4に螺着して、上記第1配管1のフレア部3を上記第2配管2側へ押圧し、これにより上記第1配管1と第2配管2とを接続することを特徴としている。
【0009】
上記請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体では、ナット部材9を、第2配管2のねじ部4に螺着すれば、第1配管1のフレア部3の内面3bが第2配管2の先細テーパ部5のテーパ外面5aに圧接するので、第1配管1と第2配管2とがシールされた状態で連結される。しかも、第1配管1にはフレア部3が形成されるのみであるので、その加工は簡単である。そして、第1配管1と第2配管2とを接続する際には、ナット部材9を第1配管1に外嵌させた状態で、第2配管2のねじ部4に螺着させればよい。このため、特殊な工具等を使用することなく、例えば冷媒配管の接続のために通常使用される工具を使用して、冷媒配管工事専門の作業者であっても水配管工事を行うことができる。
【0010】
請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体は、上記第2配管2の先細テーパ部5の大径側に、上記ナット部材9をこの第2配管2のねじ部4に螺着した際に上記第1配管1のフレア部3の内面3bに圧接するシール部材Sを配置したことを特徴としている。
【0011】
上記請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体では、第2配管2の先細テーパ部5の大径側に、ナット部材9をこの第2配管2のねじ部4に螺着した際に第1配管1のフレア部3の内面3bに圧接するシール部材Sを設けているので、第1配管1と第2配管2とは確実にシールされた状態で接続される。これにより、接続した第1・第2配管1、2の接続部における温湯漏れを確実に防止することができる。
【0012】
請求項3のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体は、上記第2配管2の先細テーパ部5の大径側に凹周溝7を設け、この凹周溝7に上記シール部材Sとしての平パッキン13を嵌合させたことを特徴としている。
【0013】
上記請求項3のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体では、第2配管2の先細テーパ部5の大径側に設けられた凹周溝7に、平パッキン13を嵌合させるものであるので、平パッキン13を安定して第2配管2に支持させることができ、第1配管1と第2配管2との接続作業が容易となる。すなわち、接続作業時にシール部材Sの心合わせを行う必要がなく、第1配管1と第2配管2とを簡単に接続することができる。また、シール部材Sとして平パッキン13を使用するので、低コスト化を図ることができる。ここで、平パッキンとは断面扁平矩形状のシールリングである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、この発明のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの水配管接続構造体の簡略図を示す。この水配管接続構造体は、図9で示したようなヒートポンプ式給湯機の高温(例えば、70℃以上の高温)の温湯が流れる水配管、例えば、循環路79等に使用される。
【0015】
この場合の水配管は、図1と図2に示すように、それぞれ銅管等の金属製の第1配管1と第2配管2とを突き合わせ状に連結(接続)されるものである。この金属製第1配管(単に第1配管と呼ぶ場合がある)1の接続側の開口端縁には、外方に向かって拡開するフレア部3が形成され、金属製第2配管(単に第2配管と呼ぶ場合がある)2には、接続側の端部に設けられるねじ部4と、このねじ部4よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部5とが形成されている。この際、フレア部3の拡開角度αと、先細テーパ部5のテーパ角度βとを略同一としている。なお、第2配管2には、ねじ部4よりも反接続側に鍔部6が設けられている。
【0016】
さらに、第2配管2の先細テーパ部5の大径側にシール部材Sが配置されている。すなわち、第2配管2の先細テーパ部5の大径側(ねじ部4側)に図3に示すように、凹周溝7が設けられ、この凹周溝7にシール部材Sが嵌合されている。なお、シール部材Sとしては、この図例ではOリング8等のシールリングである。
【0017】
そして、第1・第2配管1、2の接続に際しては、第2配管2のねじ部4に螺合するナット部材9が使用される。この場合、ナット部材9は、その内周面にねじ部10を有するナット本体11と、このナット本体11の一方(反フレア部側)の開口端に内径方向へ伸びる内鍔部12とからなる。内鍔部12の内径寸法は、第1配管1の本体1a(フレア部3を省いたもの)の外径寸法よりも大きく設定されると共に、第1配管1のフレア部3の外面3aの最外径寸法よりも小さく設定され、このナット部材9は第1配管1の本体1aに対して遊嵌状に外嵌される。
【0018】
次に、上記第1配管1と第2配管2とを接続する方法を説明する。まず、図1に示すように、第2配管2の凹周溝7にシールリングとしてのOリング8を嵌合させると共に、第1配管1にナット部材9を外嵌した状態とする。次に、ナット部材9による第2配管2のねじ部4の螺合が可能なように、第1配管1と第2配管2とを相互に接近させ、ナット部材9をねじ部4に対して螺進させる。
【0019】
このナット部材9の螺進により、図2に示すように、ナット部材9が第2配管2に対して順次矢印A方向に移動していき、ナット部材9の内鍔部12が第1配管1のフレア部3の外面3aを矢印A方向へ押圧する。これによって、凹周溝7のOリング8がこのフレア部3の内面3bに押圧されて、上記フレア部3の内面3bと上記先細テーパ部5のテーパ外面5aとが圧接状となる。
【0020】
このように、フレア部3の内面3bが上記先細テーパ部5のテーパ外面5aに圧接状となると共に、Oリング8がこのフレア部3の内面3bに押圧された状態で、第1配管1と第2配管2とが接続される。このため、第1配管1と第2配管2との接続部において、優れたシール機能を発揮することができる。
【0021】
この水配管接続構造体によれば、上記したように、優れたシール機能を発揮することができ、温湯漏れを有効に防止することができる。また、第1配管1においては、フレア部3を形成するのみでよく、図7と図8に示すように鍔部を形成するものに比べてその加工が簡単である。特に、ヒートポンプ式給湯機を設置する場合において、冷媒配管工事を行う作業者は一般にフレア加工を行うための工具を具備しており、この工具を使用してこの配管接続構造体のフレア加工を簡単に行うことができる。すなわち、冷媒配管工事で通常使用する工具にてこの水配管の接続工事を行うことができる、このため、冷媒配管工事が専門である作業者でも、この水配管工事を行うことができ、設置工事全体の工事費の低減及び工事時間の短縮を図ることができる。しかも、第1配管1に外嵌されるナット部材9を、第2配管2のねじ部4に螺合させれば、接続することができるので、従来のように、シール部材の心合わせを行う必要がなく、接続作業に熟練を要さず、接続作業の簡略化を図ることができる。
【0022】
図4と図5は他の水配管接続構造体を示し、この場合、シール部材Sを使用していない。しかしながら、接続状態においては、図5に示すように、ナット部材9の押圧にて、上記フレア部3の内面3bと上記先細テーパ部5のテーパ外面5aとが圧接状となる。これによって、フレア部3の内面3bと先細テーパ部5のテーパ外面5aとの間においてはシール効果を発揮することができ、温湯漏れを有効に回避(防止)することができる。しかも、この配管接続構造体では、先細テーパ部5のテーパ外面5aに凹周溝7を設ける必要がなく、第2配管2側の構造の簡略化を図ることができる。また、シール部材Sを使用しないことによるコスト低減及び部品点数の減少を図ることができる。
【0023】
ところで、シール部材Sとしてシールリングを使用する場合、Oリング8以外のシールリングであってもよい。すなわち、図6に示すように、平パッキン13等であってもよい。ここで、平パッキン13とは、断面扁平矩形のシールリングである。このシール部材Sが嵌合する凹周溝7としては、上記図1等に示すものでは、その断面形状がOリング8に対応して半円形状であったが、この際、断面直角三角形状の切欠き部からなる。このため、この平パッキン13がこの凹周溝7に嵌合した際には、図6(a)に示すように、平パッキン13は、その内周面13aがこの凹周溝7の底面14に接し、その内端面13bの内径部がこの凹周溝7の内端面15に接する。また、この場合のナット部材9としては、その内鍔部12の内周面12aが、第2配管2の先細テーパ部5のテーパ外面5aに対応した傾斜面(テーパ面)である。
【0024】
そして、この水配管接続構造体で、第1配管1と第2配管2とを接続する際には、上記図1と図2に示す配管接続構造体と同様に、ナット部材9を第1配管1に外嵌させて、第2配管2のねじ部4にこのナット部材9を螺着すことになるが、この場合、図6(b)に示すように、ナット部材9の内鍔部12にて平パッキン13が第2配管2側へ押し倒され、ナット部材9の締め付け終了時には、図6(c)のように、この平パッキン13が、フレア部3の内面3bと、第2配管2の先細テーパ部5のテーパ外面5aとの間に挟持される。
【0025】
このため、接続状態において、フレア部3の内面3bが先細テーパ部5のテーパ外面5aに接触せず、この平パッキン13は十分なつぶし代をもって押圧されることになって、優れたシール機能を発揮することができる。しかも、フレア部3の内面3bを先細テーパ部5のテーパ外面5aに接触させる必要がないので、フレア部3の内面3bや先細テーパ部5のテーパ外面5aを精度良く形成する必要がない。なお、この場合であっても、接続状態において、フレア部3の内面3bが先細テーパ部5のテーパ外面5aに接触又は圧接するものであってもよい。
【0026】
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、使用するシールリングとしては、Oリング8や平パッキン13以外のシール部材Sであってもよい。また、フレア部3の拡開角度αや先細テーパ部5のテーパ角度βとしては、ナット部材9を装着(螺着)した際に、フレア部3の内面3bが先細テーパ部5のテーパ外面5aに圧接状となる範囲で変更可能である。さらに、第1・第2配管1、2としては、銅管に限るものではなく、ステンレス製や鉄鋼製等であってもよい。また、ねじ部4を有する第2配管2としては、短寸の管継手のようなものであってもよい。さらに、図6に示す水配管接続構造体において、ナット部材9を図1等に示すものを使用しても、逆に、図1等に示す水配管接続構造体において、ナット部材9を図6に示すもの使用してもよい。
【0027】
【発明の効果】
請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体によれば、特殊な工具等を使用することなく、例えば冷媒配管の接続のために通常使用される工具を使用して水配管工事を行うことができる。このため、接続作業に熟練を要さず、現場等において、冷媒配管工事を専門に行う作業者であっても短い作業時間で簡単に接続することができ、工事費の低減を図ることができる。
【0028】
請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体によれば、接続した第1・第2配管の接続部における温湯漏れを確実に防止することができ、温湯漏れ防止の信頼性の高い接続を行うことができる。このため、シール性に優れた水配管接続構造体となる。
【0029】
請求項3のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体によれば、シール部材である平パッキンを安定して第2配管に支持させることができ、このシール部材の心合わせを行うことなく、第1配管と第2配管とを簡単に接続することができる。また、シール部材は汎用品である平パッキンを使用することができ、シール性の向上及び低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体の実施形態を示す接続前の説明図である。
【図2】上記水配管接続構造体の接続後の断面図である。
【図3】上記水配管接続構造体の要部拡大断面図である。
【図4】この発明の水配管接続構造体の他の実施形態を示す接続前の説明図である。
【図5】上記水配管接続構造体の接続後の断面図である。
【図6】この発明の水配管接続構造体の別の実施形態を示し、(a)は接続前の要部断面図であり、(b)は接続作業中の要部断面図であり、(c)は接続後の要部断面図である。
【図7】従来の水配管接続構造体の接続前の説明図である。
【図8】従来の水配管接続構造体の接続後の断面図である。
【図9】ヒートポンプ式給湯機を示す簡略図である。
【符号の説明】
1 金属製第1配管
2 金属製第2配管
3 フレア部
3b 内面
4 ねじ部
5 先細テーパ部
5a テーパ外面
7 凹周溝
9 ナット部材
13 平パッキン
S シール部材
Claims (3)
- ヒートポンプ式給湯機に使用される水配管を接続するための水配管接続構造体であって、上記水配管は金属製第1・第2配管(1)(2)を備え、上記第1配管(1)の接続側開口縁に、外方に向かって拡開するフレア部3を形成すると共に、上記第2配管(2)の接続側端部に、金属製第1配管(1)の接続側開口縁に、外方に向かって拡開するフレア部(3)を形成すると共に、金属製第2配管(2)の接続側端部に、ねじ部(4)と、このねじ部(4)よりも外端縁側に設けられる先細テーパ部(5)とを形成し、ナット部材(9)を上記第1配管(1)に外嵌した状態で上記第2配管(2)のねじ部(4)に螺着して、上記第1配管(1)のフレア部(3)を上記第2配管(2)側へ押圧し、これにより上記第1配管(1)と第2配管(2)とを接続することを特徴とするヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体。
- 上記第2配管(2)の先細テーパ部(5)の大径側に、上記ナット部材(9)をこの第2配管(2)のねじ部(4)に螺着した際に上記第1配管(1)のフレア部(3)の内面(3b)に圧接するシール部材(S)を配置したことを特徴とする請求項1のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造体。
- 上記第2配管(2)の先細テーパ部(5)の大径側に凹周溝(7)を設け、この凹周溝(7)に上記シール部材(S)としての平パッキン(13)を嵌合させたことを特徴とする請求項2のヒートポンプ式給湯機の水配管接続構造。
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