JP2004140716A - プレゼンス情報対応通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の電話通信端末では通信相手の現在の状況を示すプレゼンス情報を簡単に参照することができなかった。
【解決手段】電話通信端末に入力された電話番号などの識別番号を番号変換サーバによりネットワークアドレスに変換する。変換の結果得られたネットワークアドレスに基づいて自動的にプレゼンスサーバからプレゼンス情報を取得することにより、電話番号だけで通信相手を指定できるという電話の使い勝手を損なうことなく、プレゼンス情報を容易に利用できる。
【選択図】図1
【解決手段】電話通信端末に入力された電話番号などの識別番号を番号変換サーバによりネットワークアドレスに変換する。変換の結果得られたネットワークアドレスに基づいて自動的にプレゼンスサーバからプレゼンス情報を取得することにより、電話番号だけで通信相手を指定できるという電話の使い勝手を損なうことなく、プレゼンス情報を容易に利用できる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声をディジタル化してパケット網経由で送受信することによって双方向の音声通話を行うことができる電話システムにおいて利用される通信技術とその応用製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットのようなパケット通信ネットワークを経由してアナログ音声をディジタル化して通信する技術が開発され実用化されている。このような電話サービスは一般的にはIP電話と呼ばれている。
【0003】
初期のIP電話は、コンピュータ上のソフトウェアや専用の特別な端末を利用していたため、電話をかけるために特別な操作が必要であった。たとえば、通信相手を指定するために通常の電話番号とは異なるIP電話用のネットワークアドレスを直接指定しなければならなかった。
【0004】
その後の技術改良により、従来の電話機と同様に電話番号を普通に入力するだけで通信相手を指定できるIP電話が実現されてきている。これにより、パケット通信ネットワークに関する知識を持たない一般の利用者がIP電話を手軽に利用できるようになった。
【0005】
一方、パケット通信ネットワーク経由の通信では、従来の電話サービスでは得られなかった新しいサービスが提供されるようになっている。たとえば、インスタントメッセージングと呼ばれる双方向コミュニケーションサービスでは、これから通信を行おうとする相手が現在通信を行うことができる状態にあるかを示す「プレゼンス情報」を利用可能になっている。インスタントメッセージングサービスの利用者は、メッセージを送りたい相手の現在の状態を確認してからメッセージを送ることができるため、より確実で効率のよいコミュニケーションを行うことができる。
【0006】
プレゼンス情報を利用できる電話サービスの例としては、たとえば特許文献1に記載の技術がある。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−16696号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
IP電話サービスでもプレゼンス情報を参照することができると便利である。ところが、従来はIP電話でプレゼンス情報を参照するためにはオンラインの電話帳から相手を検索して登録するなどの特別な操作が必要であり、電話機で電話番号を指定するという従来の電話の使い勝手が損なわれていた。
【0009】
また、特許文献1に記載の技術では、電話端末を連続的に監視し、該端末が話中であるかどうかという状態をプレゼンスサーバが取得するものであるが、プレゼンス情報を参照できるのは、特定のユーザだけであり、一般の電話利用者が簡単にプレゼンス情報を参照することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電話番号を指定して通信相手と会話を行うという通常の電話サービスの利用方法を変えることなく誰でもプレゼンス情報を利用可能にする通信端末およびソフトウェアを提供する。
【0011】
IP電話サービスでは、通信相手を指定するための電話番号を入力すると、当該電話番号をパケット通信ネットワーク上で相手を特定するためのネットワークアドレスに変換する。この変換を行うために、ネットワークに接続されている番号変換サーバへの問合せを行う。
【0012】
通信相手のネットワークアドレスが得られたら、当該ネットワークアドレスに基づいてIP電話の接続を制御している呼制御サーバに接続要求を送り、通信相手との会話を行うようになっている。
【0013】
本発明では、電話番号をネットワークアドレスに変換した後、当該ネットワークアドレスに基づいてプレゼンスサーバへの問合せを行うことにより、通信相手のプレゼンス情報を取得する。
【0014】
電話番号からネットワークアドレスへの変換、およびネットワークアドレスに基づいたプレゼンス情報の取得は、通信端末あるいは通信ソフトウェアが自動的に実行するため、利用者は従来どおり電話番号を入力するだけでよく、特別な操作は必要としない。
【0015】
これにより、IP電話の使い勝手が大きく向上するとともに、通信相手のプレゼンス情報を一般利用者が活用できるようになり、効率よいコミュニケーションを行うことができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例である電話サービスシステムのシステム構成を示す。通信端末100は、パケット通信ネットワーク140を経由して、番号変換サーバ110、プレゼンスサーバ120、通信相手の通信端末140と接続されている。ここでは、簡単のため通信相手の通信端末は1台しか記載されていないが、実際には多数の通信端末がパケット通信ネットワーク140に接続されている。115と125については後述する。
【0017】
図2は通信端末100の外観図を示す。通信端末100は、通常の携帯電話と同様に、スピーカ200、マイク230、表示用ディスプレイ210、操作入力用のキーパッド220を持つ。ディスプレイ210には、通信相手先の名称、電話番号のほか、通信相手の状態に関する情報(プレゼンス情報)が表示される。
【0018】
なお、本通信端末の形状は実装上の一例として示したものであり、卓上型、多機能型など、さまざまな通信端末に本発明のプレゼンス情報対応機能を実装することが可能である。
【0019】
図3は通信端末100のハードウェア構成を示す。CPU300はメモリ310に格納されたプログラムを読込み、実行する。機器の外部との入出力は、それぞれの処理を行うためのコントローラを通じて行われる。ディスプレイコントローラ320はディスプレイ210への表示出力を行う。キーボードコントローラ330はキーボード220からの入力処理を行う。
【0020】
音声コーデック340は、アナログ音声をディジタル化したり、ディジタル化された音声パケットをアナログ音声に変換したりする処理を行う。音声入力コントローラ350はマイク230からのアナログ音声入力を処理する。音声出力コントローラ360はスピーカ200へのアナログ音声出力を行う。
【0021】
ネットワークコントローラ370はネットワーク接続部375を通じてパケット通信ネットワーク140とのパケット入出力を行う。ネットワーク接続部375は、使用するネットワークの種類によって異なる。たとえば、パケット通信ネットワーク140がローカルエリアネットワークの場合にはローカルエリアネットワーク接続用のインタフェースカードが使われる。別の例として、パケット通信ネットワーク140が無線通信ネットワークのときには無線通信用のインタフェースカードと無線電波送受信用のアンテナが使われる。
【0022】
パケット通信ネットワーク140との物理的な接続インタフェースによらず、パケット通信ネットワーク140上を流れるパケットデータの内容は同じである。
【0023】
図4は通信端末100のソフトウェア構成を示す。通信端末を制御するためのプログラムはメモリ310上にロードされ、CPU300によって読み出され、実行される。番号変換処理部400は番号変換サーバ110との通信を行い、電話番号をネットワークアドレスに変換する。プレゼンス情報処理部410はプレゼンスサーバ120との通信を行い、プレゼンス情報を取得する。
【0024】
呼制御プロトコル処理部420は、通信相手端末150との間で音声通話を行うための呼制御プロトコルの処理を行う。本発明では、電話番号を指定するだけでプレゼンス情報を利用できる点に特徴がある。このため、実際の通話を行う際の呼制御プロトコルとして特定のプロトコルを使わなければならないという制約は特にない。
【0025】
アドレス管理部430は、アドレス帳440に格納されるアドレス情報を管理する。アドレス帳には通信相手の名称、電話番号などのほか、プレゼンス情報などが格納される。入出力制御部450は通信端末100と外部との入出力を制御する。たとえば、キーパッド220からの電話番号入力を受け付けたり、ディスプレイ210にプレゼンス情報を表示したりする。
【0026】
図5は電話を発信する場合のシーケンス図である。
【0027】
通信端末100において利用者が電話番号を入力すると(ステップ500)、アドレス帳440に発信履歴データが作成される(ステップ502)。次に、入力された電話番号に基づいて番号変換サーバ110に対してネットワークアドレスの問合せを行い(ステップ504)、ネットワークアドレスを取得する(ステップ506)。取得したネットワークアドレスはアドレス帳440に登録される(ステップ508)。
【0028】
次に、取得したネットワークアドレスに基づいてプレゼンスサーバ120にプレゼンス情報の問合せを行い(ステップ510)、プレゼンス情報を取得する(ステップ512)。プレゼンス情報には、ネットワークアドレスに対応する通信相手が現在電話を受けられる状態にあるかどうかを示す情報が含まれている。取得したプレゼンス情報はアドレス帳440に登録される(ステップ514)。
【0029】
このように、本実施例では、電話を発信するための識別番号である電話番号を入力するだけで、通信端末100が自動的に電話番号からネットワークアドレスへの変換とプレゼンス情報の取得を行う。これにより、一般の電話利用者は、従来の操作方法を変えることなくプレゼンス情報を参照することができるようになる。従来のシステムではプレゼンス情報を取得するために特別な操作が必要だったのと比べると操作性が向上し、より多くの利用者がサービスを利用できるようになる。
【0030】
ただし、プレゼンス情報はプライバシーに関わる情報であるため、誰でもプレゼンス情報を入手できるようにすると問題が生じると考えられる。このため、本実施例ではプレゼンスサーバへの問合せを行う際に、発信する通信端末の電話番号によってプレゼンス情報を取得できるかどうかを判断できるようにしている。すなわち、発信端末の電話番号が、通信相手のプレゼンス情報の取得を許可されている場合のみプレゼンス情報を取得することができるようにしている。
【0031】
本実施例では、電話発信操作を行った際に、自動的にアドレス帳への登録が行われるため、2回目以降に発信するときには電話番号を入力することなくアドレス帳に登録された通信相手を指定して発信することが可能である。またアドレス帳に登録されている通信先のプレゼンス情報が更新されたときにプレゼンスサーバからの通知を受信することにより、アドレス帳に登録されているプレゼンス情報が更新されるようにすることも可能である。
【0032】
アドレス帳にすでに登録されている通信相手に発信する場合、プレゼンスサーバに自動的に問合せを行って最新のプレゼンス情報を取得することも可能である。
【0033】
次に、通信端末100は呼制御サーバ130に接続要求を行い(ステップ516)、呼制御サーバ130は接続要求を相手端末150へ中継する(ステップ520)。相手端末は呼制御サーバ130に接続中応答を返すとともに(ステップ522)、呼出音を鳴らす(ステップ524)。呼制御サーバ130は接続中応答を通信端末100に中継する(ステップ526)。接続中応答を受信した通信端末100は呼出音を鳴らす(ステップ528)。
【0034】
相手端末150の利用者が電話に応答すると(ステップ530)、相手端末150は呼制御サーバ130に接続応答を送る(ステップ532)。呼制御サーバ130は接続応答を通信端末100に中継する(ステップ534)。このようにして通話のための通信路が確立されると通信端末100と相手端末150との間で通話が行われる(ステップ536)。
【0035】
通話が終わると、相手端末150の利用者は電話を切断する(ステップ538)。これにより相手端末150は呼制御サーバ130に切断通知を送る(ステップ540)。呼制御サーバ130は通信端末100に切断通知を中継し(ステップ542)、通信端末100は通話を切断する(ステップ544)。
【0036】
図6はメモリ310に格納されているサーバ情報テーブルを示す。番号変換処理部400は本テーブルに登録されている番号変換サーバ110のネットワークアドレス600を参照して番号変換サーバへの問合せを行う。プレゼンス情報処理部410は本テーブルに登録されているプレゼンスサーバ120のネットワークアドレス610を参照してプレゼンスサーバへの問合せを行う。
【0037】
図7はアドレス帳440に格納されているアドレス情報テーブルを示す。識別番号700は、アドレス情報を一意に識別するための識別番号である。名前710は利用者が登録する通信相手の名称である。電話番号720は通信相手の電話番号である。番号変換処理部は、電話番号720に基づいて番号変換サーバへの問合せを行う。
【0038】
ネットワークアドレス730は、電話番号720に対応する通信相手のネットワークアドレスである。プレゼンス情報処理部410および呼処理プロトコル処理部420はネットワークアドレス730に基づいてプレゼンスサーバへの問合せや呼制御サーバへの接続要求を行う。
【0039】
プレゼンス情報740は通信相手が現在電話を受けられる状態かどうかなどを示すプレゼンス情報である。メモ情報750は当該アドレス情報に関連する情報を格納するフィールドであり、任意の文字列情報を格納できる。アドレス帳440には、電話番号を指定して発信を行った場合には自動的に登録が行われる。また、電話発信とは独立に、アドレス帳への情報登録を行うこともできる。
【0040】
図8は通信端末100が電話接続を行う際の処理フローを示す。利用者は、キーパッド220を用いて電話をかけたい相手の電話番号を入力する(ステップ800)。番号変換処理部400は番号変換サーバ110に、電話番号に対応するネットワークアドレスを問合せる(ステップ810)。
【0041】
番号変換サーバへの問合せの結果、電話番号に対応するネットワークアドレスが得られたかどうかを確認する(ステップ820)。もしネットワークアドレスが得られなかった場合には電話発信を行うことができないため処理を終了する。
【0042】
ステップ820でネットワークアドレスが得られた場合には、プレゼンス情報処理部410はプレゼンスサーバ120に、ネットワークアドレスに対応するプレゼンス情報を問合せる(ステップ840)。
【0043】
アドレス管理部430は、入力された電話番号がアドレス帳440にすでに登録済みであるかどうかを調べる(ステップ840)。もし登録済みであればステップ860へ進む。
【0044】
ステップ840でアドレス帳440に未登録の場合は、アドレス管理部430は入力された電話番号、対応するネットワークアドレス、取得したプレゼンス情報をアドレス帳に登録する(ステップ850)。最後に、呼制御処理部420は、呼制御サーバ130に接続要求を送って電話発信を行う(ステップ860)。
【0045】
なお、上記実施例において、番号変換サーバ110とプレゼンスサーバ120に加え、図1に示す第2の番号変換サーバ115と、第2のプレゼンスサーバ125を設けてもよい。
【0046】
通信端末100が番号変換サーバに対して電話番号からネットワークアドレスへの変換を要求するとき、第1の番号変換サーバの障害などにより回答が得られない可能性がある。この場合、通信端末100は一定時間以内に第1の番号変換サーバ110からの回答が得られなかった場合、第2の番号変換サーバ115へ問合せを行ってもよい。
【0047】
同様に、通信端末100は一定時間以内に第1のプレゼンスサーバ120からの回答が得られなかった場合、第2のプレゼンスサーバ125へ問合せを行ってもよい。
【0048】
このようにすれば、サーバに障害が発生しても電話サービスおよびプレゼンス情報参照に支障が生じないようにすることができ、サービスの信頼性を向上させることができる。
【0049】
また、プレゼンス対応通信機能を、通信端末ではなく、コンピュータ上のソフトウェアで実現してもよい。音声入出力機能をそなえたコンピュータ上で、図3に示すソフトウェアを実行することにより、上記実施例と同じ効果をコンピュータを利用した電話サービスでも活用することができる。
【0050】
上記実施例によれば、Web電話帳から相手を登録したり、プレゼンスサーバに「ログイン」したりするといった、従来のような特別な操作は不要になる。
【0051】
【発明の効果】
本発明により、電話番号を入力するという通常の電話発信操作だけでプレゼンス情報を参照することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステム構成を示す。
【図2】通信端末100の外観を示す。
【図3】通信端末100のハードウェア構成を示す。
【図4】通信端末100のソフトウェア構成を示す。
【図5】電話発信処理のシーケンス図を示す。
【図6】サーバ情報テーブルを示す。
【図7】アドレス情報テーブルを示す。
【図8】電話発信処理の処理フローを示す。
【符号の説明】
100…通信端末、110…番号変換サーバ、120…プレゼンスサーバ、130…呼制御サーバ、140…パケット通信ネットワーク、150…通信相手、200…スピーカ、210…ディスプレイ、220…キーパッド、230…マイク、300CPU、310…メモリ、320…ディスプレイコントローラ、330…キーパッドコントローラ、340…音声コーデック、350音声入力コントローラ、360音声出力コントローラ、370…ネットワークコントローラ、375…ネットワーク接続部、400番号変換処理部、410プレゼンス情報処理部、420呼制御プロトコル処理部、430アドレス管理部、440アドレス帳、450入出力制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声をディジタル化してパケット網経由で送受信することによって双方向の音声通話を行うことができる電話システムにおいて利用される通信技術とその応用製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットのようなパケット通信ネットワークを経由してアナログ音声をディジタル化して通信する技術が開発され実用化されている。このような電話サービスは一般的にはIP電話と呼ばれている。
【0003】
初期のIP電話は、コンピュータ上のソフトウェアや専用の特別な端末を利用していたため、電話をかけるために特別な操作が必要であった。たとえば、通信相手を指定するために通常の電話番号とは異なるIP電話用のネットワークアドレスを直接指定しなければならなかった。
【0004】
その後の技術改良により、従来の電話機と同様に電話番号を普通に入力するだけで通信相手を指定できるIP電話が実現されてきている。これにより、パケット通信ネットワークに関する知識を持たない一般の利用者がIP電話を手軽に利用できるようになった。
【0005】
一方、パケット通信ネットワーク経由の通信では、従来の電話サービスでは得られなかった新しいサービスが提供されるようになっている。たとえば、インスタントメッセージングと呼ばれる双方向コミュニケーションサービスでは、これから通信を行おうとする相手が現在通信を行うことができる状態にあるかを示す「プレゼンス情報」を利用可能になっている。インスタントメッセージングサービスの利用者は、メッセージを送りたい相手の現在の状態を確認してからメッセージを送ることができるため、より確実で効率のよいコミュニケーションを行うことができる。
【0006】
プレゼンス情報を利用できる電話サービスの例としては、たとえば特許文献1に記載の技術がある。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−16696号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
IP電話サービスでもプレゼンス情報を参照することができると便利である。ところが、従来はIP電話でプレゼンス情報を参照するためにはオンラインの電話帳から相手を検索して登録するなどの特別な操作が必要であり、電話機で電話番号を指定するという従来の電話の使い勝手が損なわれていた。
【0009】
また、特許文献1に記載の技術では、電話端末を連続的に監視し、該端末が話中であるかどうかという状態をプレゼンスサーバが取得するものであるが、プレゼンス情報を参照できるのは、特定のユーザだけであり、一般の電話利用者が簡単にプレゼンス情報を参照することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電話番号を指定して通信相手と会話を行うという通常の電話サービスの利用方法を変えることなく誰でもプレゼンス情報を利用可能にする通信端末およびソフトウェアを提供する。
【0011】
IP電話サービスでは、通信相手を指定するための電話番号を入力すると、当該電話番号をパケット通信ネットワーク上で相手を特定するためのネットワークアドレスに変換する。この変換を行うために、ネットワークに接続されている番号変換サーバへの問合せを行う。
【0012】
通信相手のネットワークアドレスが得られたら、当該ネットワークアドレスに基づいてIP電話の接続を制御している呼制御サーバに接続要求を送り、通信相手との会話を行うようになっている。
【0013】
本発明では、電話番号をネットワークアドレスに変換した後、当該ネットワークアドレスに基づいてプレゼンスサーバへの問合せを行うことにより、通信相手のプレゼンス情報を取得する。
【0014】
電話番号からネットワークアドレスへの変換、およびネットワークアドレスに基づいたプレゼンス情報の取得は、通信端末あるいは通信ソフトウェアが自動的に実行するため、利用者は従来どおり電話番号を入力するだけでよく、特別な操作は必要としない。
【0015】
これにより、IP電話の使い勝手が大きく向上するとともに、通信相手のプレゼンス情報を一般利用者が活用できるようになり、効率よいコミュニケーションを行うことができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例である電話サービスシステムのシステム構成を示す。通信端末100は、パケット通信ネットワーク140を経由して、番号変換サーバ110、プレゼンスサーバ120、通信相手の通信端末140と接続されている。ここでは、簡単のため通信相手の通信端末は1台しか記載されていないが、実際には多数の通信端末がパケット通信ネットワーク140に接続されている。115と125については後述する。
【0017】
図2は通信端末100の外観図を示す。通信端末100は、通常の携帯電話と同様に、スピーカ200、マイク230、表示用ディスプレイ210、操作入力用のキーパッド220を持つ。ディスプレイ210には、通信相手先の名称、電話番号のほか、通信相手の状態に関する情報(プレゼンス情報)が表示される。
【0018】
なお、本通信端末の形状は実装上の一例として示したものであり、卓上型、多機能型など、さまざまな通信端末に本発明のプレゼンス情報対応機能を実装することが可能である。
【0019】
図3は通信端末100のハードウェア構成を示す。CPU300はメモリ310に格納されたプログラムを読込み、実行する。機器の外部との入出力は、それぞれの処理を行うためのコントローラを通じて行われる。ディスプレイコントローラ320はディスプレイ210への表示出力を行う。キーボードコントローラ330はキーボード220からの入力処理を行う。
【0020】
音声コーデック340は、アナログ音声をディジタル化したり、ディジタル化された音声パケットをアナログ音声に変換したりする処理を行う。音声入力コントローラ350はマイク230からのアナログ音声入力を処理する。音声出力コントローラ360はスピーカ200へのアナログ音声出力を行う。
【0021】
ネットワークコントローラ370はネットワーク接続部375を通じてパケット通信ネットワーク140とのパケット入出力を行う。ネットワーク接続部375は、使用するネットワークの種類によって異なる。たとえば、パケット通信ネットワーク140がローカルエリアネットワークの場合にはローカルエリアネットワーク接続用のインタフェースカードが使われる。別の例として、パケット通信ネットワーク140が無線通信ネットワークのときには無線通信用のインタフェースカードと無線電波送受信用のアンテナが使われる。
【0022】
パケット通信ネットワーク140との物理的な接続インタフェースによらず、パケット通信ネットワーク140上を流れるパケットデータの内容は同じである。
【0023】
図4は通信端末100のソフトウェア構成を示す。通信端末を制御するためのプログラムはメモリ310上にロードされ、CPU300によって読み出され、実行される。番号変換処理部400は番号変換サーバ110との通信を行い、電話番号をネットワークアドレスに変換する。プレゼンス情報処理部410はプレゼンスサーバ120との通信を行い、プレゼンス情報を取得する。
【0024】
呼制御プロトコル処理部420は、通信相手端末150との間で音声通話を行うための呼制御プロトコルの処理を行う。本発明では、電話番号を指定するだけでプレゼンス情報を利用できる点に特徴がある。このため、実際の通話を行う際の呼制御プロトコルとして特定のプロトコルを使わなければならないという制約は特にない。
【0025】
アドレス管理部430は、アドレス帳440に格納されるアドレス情報を管理する。アドレス帳には通信相手の名称、電話番号などのほか、プレゼンス情報などが格納される。入出力制御部450は通信端末100と外部との入出力を制御する。たとえば、キーパッド220からの電話番号入力を受け付けたり、ディスプレイ210にプレゼンス情報を表示したりする。
【0026】
図5は電話を発信する場合のシーケンス図である。
【0027】
通信端末100において利用者が電話番号を入力すると(ステップ500)、アドレス帳440に発信履歴データが作成される(ステップ502)。次に、入力された電話番号に基づいて番号変換サーバ110に対してネットワークアドレスの問合せを行い(ステップ504)、ネットワークアドレスを取得する(ステップ506)。取得したネットワークアドレスはアドレス帳440に登録される(ステップ508)。
【0028】
次に、取得したネットワークアドレスに基づいてプレゼンスサーバ120にプレゼンス情報の問合せを行い(ステップ510)、プレゼンス情報を取得する(ステップ512)。プレゼンス情報には、ネットワークアドレスに対応する通信相手が現在電話を受けられる状態にあるかどうかを示す情報が含まれている。取得したプレゼンス情報はアドレス帳440に登録される(ステップ514)。
【0029】
このように、本実施例では、電話を発信するための識別番号である電話番号を入力するだけで、通信端末100が自動的に電話番号からネットワークアドレスへの変換とプレゼンス情報の取得を行う。これにより、一般の電話利用者は、従来の操作方法を変えることなくプレゼンス情報を参照することができるようになる。従来のシステムではプレゼンス情報を取得するために特別な操作が必要だったのと比べると操作性が向上し、より多くの利用者がサービスを利用できるようになる。
【0030】
ただし、プレゼンス情報はプライバシーに関わる情報であるため、誰でもプレゼンス情報を入手できるようにすると問題が生じると考えられる。このため、本実施例ではプレゼンスサーバへの問合せを行う際に、発信する通信端末の電話番号によってプレゼンス情報を取得できるかどうかを判断できるようにしている。すなわち、発信端末の電話番号が、通信相手のプレゼンス情報の取得を許可されている場合のみプレゼンス情報を取得することができるようにしている。
【0031】
本実施例では、電話発信操作を行った際に、自動的にアドレス帳への登録が行われるため、2回目以降に発信するときには電話番号を入力することなくアドレス帳に登録された通信相手を指定して発信することが可能である。またアドレス帳に登録されている通信先のプレゼンス情報が更新されたときにプレゼンスサーバからの通知を受信することにより、アドレス帳に登録されているプレゼンス情報が更新されるようにすることも可能である。
【0032】
アドレス帳にすでに登録されている通信相手に発信する場合、プレゼンスサーバに自動的に問合せを行って最新のプレゼンス情報を取得することも可能である。
【0033】
次に、通信端末100は呼制御サーバ130に接続要求を行い(ステップ516)、呼制御サーバ130は接続要求を相手端末150へ中継する(ステップ520)。相手端末は呼制御サーバ130に接続中応答を返すとともに(ステップ522)、呼出音を鳴らす(ステップ524)。呼制御サーバ130は接続中応答を通信端末100に中継する(ステップ526)。接続中応答を受信した通信端末100は呼出音を鳴らす(ステップ528)。
【0034】
相手端末150の利用者が電話に応答すると(ステップ530)、相手端末150は呼制御サーバ130に接続応答を送る(ステップ532)。呼制御サーバ130は接続応答を通信端末100に中継する(ステップ534)。このようにして通話のための通信路が確立されると通信端末100と相手端末150との間で通話が行われる(ステップ536)。
【0035】
通話が終わると、相手端末150の利用者は電話を切断する(ステップ538)。これにより相手端末150は呼制御サーバ130に切断通知を送る(ステップ540)。呼制御サーバ130は通信端末100に切断通知を中継し(ステップ542)、通信端末100は通話を切断する(ステップ544)。
【0036】
図6はメモリ310に格納されているサーバ情報テーブルを示す。番号変換処理部400は本テーブルに登録されている番号変換サーバ110のネットワークアドレス600を参照して番号変換サーバへの問合せを行う。プレゼンス情報処理部410は本テーブルに登録されているプレゼンスサーバ120のネットワークアドレス610を参照してプレゼンスサーバへの問合せを行う。
【0037】
図7はアドレス帳440に格納されているアドレス情報テーブルを示す。識別番号700は、アドレス情報を一意に識別するための識別番号である。名前710は利用者が登録する通信相手の名称である。電話番号720は通信相手の電話番号である。番号変換処理部は、電話番号720に基づいて番号変換サーバへの問合せを行う。
【0038】
ネットワークアドレス730は、電話番号720に対応する通信相手のネットワークアドレスである。プレゼンス情報処理部410および呼処理プロトコル処理部420はネットワークアドレス730に基づいてプレゼンスサーバへの問合せや呼制御サーバへの接続要求を行う。
【0039】
プレゼンス情報740は通信相手が現在電話を受けられる状態かどうかなどを示すプレゼンス情報である。メモ情報750は当該アドレス情報に関連する情報を格納するフィールドであり、任意の文字列情報を格納できる。アドレス帳440には、電話番号を指定して発信を行った場合には自動的に登録が行われる。また、電話発信とは独立に、アドレス帳への情報登録を行うこともできる。
【0040】
図8は通信端末100が電話接続を行う際の処理フローを示す。利用者は、キーパッド220を用いて電話をかけたい相手の電話番号を入力する(ステップ800)。番号変換処理部400は番号変換サーバ110に、電話番号に対応するネットワークアドレスを問合せる(ステップ810)。
【0041】
番号変換サーバへの問合せの結果、電話番号に対応するネットワークアドレスが得られたかどうかを確認する(ステップ820)。もしネットワークアドレスが得られなかった場合には電話発信を行うことができないため処理を終了する。
【0042】
ステップ820でネットワークアドレスが得られた場合には、プレゼンス情報処理部410はプレゼンスサーバ120に、ネットワークアドレスに対応するプレゼンス情報を問合せる(ステップ840)。
【0043】
アドレス管理部430は、入力された電話番号がアドレス帳440にすでに登録済みであるかどうかを調べる(ステップ840)。もし登録済みであればステップ860へ進む。
【0044】
ステップ840でアドレス帳440に未登録の場合は、アドレス管理部430は入力された電話番号、対応するネットワークアドレス、取得したプレゼンス情報をアドレス帳に登録する(ステップ850)。最後に、呼制御処理部420は、呼制御サーバ130に接続要求を送って電話発信を行う(ステップ860)。
【0045】
なお、上記実施例において、番号変換サーバ110とプレゼンスサーバ120に加え、図1に示す第2の番号変換サーバ115と、第2のプレゼンスサーバ125を設けてもよい。
【0046】
通信端末100が番号変換サーバに対して電話番号からネットワークアドレスへの変換を要求するとき、第1の番号変換サーバの障害などにより回答が得られない可能性がある。この場合、通信端末100は一定時間以内に第1の番号変換サーバ110からの回答が得られなかった場合、第2の番号変換サーバ115へ問合せを行ってもよい。
【0047】
同様に、通信端末100は一定時間以内に第1のプレゼンスサーバ120からの回答が得られなかった場合、第2のプレゼンスサーバ125へ問合せを行ってもよい。
【0048】
このようにすれば、サーバに障害が発生しても電話サービスおよびプレゼンス情報参照に支障が生じないようにすることができ、サービスの信頼性を向上させることができる。
【0049】
また、プレゼンス対応通信機能を、通信端末ではなく、コンピュータ上のソフトウェアで実現してもよい。音声入出力機能をそなえたコンピュータ上で、図3に示すソフトウェアを実行することにより、上記実施例と同じ効果をコンピュータを利用した電話サービスでも活用することができる。
【0050】
上記実施例によれば、Web電話帳から相手を登録したり、プレゼンスサーバに「ログイン」したりするといった、従来のような特別な操作は不要になる。
【0051】
【発明の効果】
本発明により、電話番号を入力するという通常の電話発信操作だけでプレゼンス情報を参照することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステム構成を示す。
【図2】通信端末100の外観を示す。
【図3】通信端末100のハードウェア構成を示す。
【図4】通信端末100のソフトウェア構成を示す。
【図5】電話発信処理のシーケンス図を示す。
【図6】サーバ情報テーブルを示す。
【図7】アドレス情報テーブルを示す。
【図8】電話発信処理の処理フローを示す。
【符号の説明】
100…通信端末、110…番号変換サーバ、120…プレゼンスサーバ、130…呼制御サーバ、140…パケット通信ネットワーク、150…通信相手、200…スピーカ、210…ディスプレイ、220…キーパッド、230…マイク、300CPU、310…メモリ、320…ディスプレイコントローラ、330…キーパッドコントローラ、340…音声コーデック、350音声入力コントローラ、360音声出力コントローラ、370…ネットワークコントローラ、375…ネットワーク接続部、400番号変換処理部、410プレゼンス情報処理部、420呼制御プロトコル処理部、430アドレス管理部、440アドレス帳、450入出力制御部
Claims (7)
- 音声をディジタル化してパケット通信網経由で電話通信を行うための通信端末であって、
数字で表現される電話番号を入力するための番号入力手段と、
番号変換サーバとの通信を行って電話番号をネットワークアドレスに変換する番号変換手段と、
ネットワークアドレスに対応するサービス利用者の現在の状態とを関連付けたプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報処理手段と、
電話番号と、ネットワークアドレスと、プレゼンス情報との対応関係を保持するアドレス管理手段と、
ネットワークアドレスを使って電話通信を行う電話通信手段とをそなえることを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載された通信端末であって、
前記アドレス管理手段は、電話発信操作を行うと自動的に発信先のプレゼンス情報を取得しアドレス帳に登録することを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載された通信端末であって、
プレゼンス情報処理手段は、いったん取得したプレゼンス情報に変更があったときにプレゼンスサーバからの通知に基づいて自動的にプレゼンス情報を更新することを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載された通信端末であって
プレゼンス情報処理手段は、すでにアドレス帳に登録済みの通信相手に対して発信操作を行うときに、自動的にプレゼンスサーバへの問合せを行って最新のプレゼンス情報を取得することを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載された通信端末であって
プレゼンス情報処理手段がプレゼンスサーバからプレゼンス情報を取得する際に、通信端末の発信電話番号に基づいて認証を行い、プレゼンス情報を取得する許可がある場合にのみプレゼンス情報を取得することを特徴とする通信端末。 - 請求項1ないし5いずれかに記載された通信端末であって、
番号変換手段が接続する番号変換サーバを2個以上登録しておき、
1個目の番号変換サーバからの応答が得られない場合に2個目以降の番号変換サーバへの問合せを順次行うことを特徴とする通信端末。 - 請求項1ないし5いずれかに記載された通信端末であって、
プレゼンス情報処理手段は、接続するプレゼンスサーバを2個以上登録しておき、
1個目のプレゼンスサーバからの応答が得られない場合に2個目以降のプレゼンスサーバへの問合せを順次行うことを特徴とする通信端末。
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