JP2004138315A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性が良好なダクトの取付構造によって熱交換器の風上側に外気を導入できるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】被空調室の壁面にダクト14を挿通する壁孔を設け、据付板2に前記壁孔に対応する連通孔16を設け、後部熱交換器11の風上側となるベース6の背面に、連通孔16に対応するベース孔17を設け、ねじ孔2aを備えた連通孔16の周縁に前記壁孔を挿通するダクト14の一端に設けられたダクトフランジ18を取付けるとともに、据付板2とベース6との間に連通孔16およびベース孔17を連通した状態でシールするシール部材20を設け、ベース孔17と後部熱交換器11との間に、一端をダクト14に対応させた小径部21とし、他端に大径部22を形成すると共にその開口端に後部熱交換器11の冷媒管を挟持する挟持部を一体に形成したデフューザ23を設けた構成とする。
【選択図】 図2
【解決手段】被空調室の壁面にダクト14を挿通する壁孔を設け、据付板2に前記壁孔に対応する連通孔16を設け、後部熱交換器11の風上側となるベース6の背面に、連通孔16に対応するベース孔17を設け、ねじ孔2aを備えた連通孔16の周縁に前記壁孔を挿通するダクト14の一端に設けられたダクトフランジ18を取付けるとともに、据付板2とベース6との間に連通孔16およびベース孔17を連通した状態でシールするシール部材20を設け、ベース孔17と後部熱交換器11との間に、一端をダクト14に対応させた小径部21とし、他端に大径部22を形成すると共にその開口端に後部熱交換器11の冷媒管を挟持する挟持部を一体に形成したデフューザ23を設けた構成とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機の室内機に係わり、より詳しくは、空気調和機の運転と室内の換気が同時に行えるようにした室内機の外気導入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の運転と室内の換気が同時に行える従来の空気調和機においては、その室内機が取付けられる取付板と、この取付板が取付けられる壁とに外気導入用のダクトを挿通する孔を設けるとともに、室内機本体の背面に前記ダクトに対応した外気導入用の孔を設け、この孔の周縁部に前記ダクトの開口端に設けられているダクトフランジをねじ止めにより直接に取付ける構成にして(例えば、特許文献1参照)、外気を室内機に導入し、同室内機に設けられた吹出口から室内へ送出するようになっていた。
【0003】
しかしながら、上記の事例においては、室内機本体の背面にダクトフランジをねじ止めにより直接に取付ける構成であることから、特に室内機本体が大型である場合には、同本体を持ち上げた状態で前記ダクトフランジをねじ止めする必要があり、作業性が非常に悪く、実質的に実施が困難となっていた。また、換気中は室内空気と外気が同時に室内機に取り込まれるが、従来型のダクト構成ではダクトの径および長さによって生じる空気抵抗がそのまま外気の吸込量に影響を及ぼす恐れがあった。
【0004】
【特許文献1】
特開平3ー87533号公報(第3ー4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、取付けの作業性が良好で、安定した外気の導入を可能にする外気導入装置を備えた空気調和機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、被空調室の壁面に固着され、上端部に断面略L字状の係止爪を備えた据付板により据付設置され、同据付板の係止爪に係脱可能に係止される係止部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着され、前面上部に吸込口を備え、前面下部に吹出口を備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
前記壁面に壁孔を設け、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を設け、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に、前記連通孔に対応するベース孔を設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通するダクトの一端に設けられたダクトフランジを取付け、前記据付板と前記ベース間に、前記連通孔および前記ベース孔を連通した状態でシールするシール部材を設け、前記ベース孔と前記後部熱交換器との間に、一端を前記ベース孔に対応した小径部とし、他端に大径部とし、その開口端に前記後部熱交換器の冷媒管を挟持する挟持部を一体に形成したデフューザを設けてなる構成とする。
【0007】
前記デフューザの小径部と大径部の開口面積比を少なくとも1対2にしてなる構成とする。
【0008】
前記デフューザの一端に、その内部または入口を開閉する開閉手段を設けてなる構成とする。
【0009】
前記シール部材が弾性材により筒状に形成され、前記ベースまたは前記据付板に貼着されてなる構成とする。
【0010】
前記ダクトの他端に、フィルタを着脱可能に設けてなる構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は空気調和機の室内機とその据付板の斜視図であり、図2および図3は本発明による外気導入部材を備えた室内機とその据付板の断面図、図4は本発明による外気導入部材と熱交換器との関係を示す要部拡大図である。
【0012】
図において、Aは空気調和機の室内機(本体)、1は被空調室の壁面、2は同壁面1に固着し、室内機Aを据付ける据付板である。
室内機Aは被空調室の壁面1に固着され、上端部に断面略L字状の係止爪3を備えた据付板2により据付設置され、同据付板2の係止爪3に係脱可能に係止される係止部4を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部5を備えたベース6と、同ベース6の前部に装着され、前面上部に吸込口7を備え、前面下部に吹出口8を備えた前面パネル9と、前記吸込口7と吹出口8とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器10と後部熱交換器11とで逆V字状に形成された熱交換器12と、送風ファン13と、後で詳しく説明する外気導入装置の一部とを備えた構成になっている。
【0013】
被空調室の壁面1には外気導入装置のダクト14を挿通する壁孔15が設けられ、据付板2には壁孔15に対応する連通孔16が設けられ、後部熱交換器11の風上側となるベース6の背面には連通孔16に対応するベース孔17が設けられ、ねじ孔2aを備えた連通孔16の周縁には壁孔15を挿通するダクト14の一端に設けられたダクトフランジ18がねじ止めにより取付けられている。なお、ダクト14の他端には埃その他の侵入を防止するフィルタ19が着脱可能に設けられている。
【0014】
据付板2とベース6との間には連通孔16およびベース孔17を連通した状態でシールするシール部材20が設けられ、このシール部材20は弾性材により筒状に形成されたもので、一端がベース孔17の周縁に貼着された状態になっている。
【0015】
ベース孔17と後部熱交換器11との間には、一端をベース孔17に挿通可能な小径部21とし、他端に大径部22を形成するとともに、その大径部22の開口端の左右に後部熱交換器11の冷媒管11aを挟持する挟持部22aを一体に形成したデフューザ23を設けた構成になっている。
【0016】
デフューザ23は室内機への外気の流入をより良くするためのものであり、一端をダクト14に対応した小径部21とし、他端に大径部22を設けることによりその内部に負圧を生じさせ、空気の流れを誘発するようになっている。なお、小径部21と大径部22の開口面積比は少なくとも1対2であればよいが、図示のものでは略1対8になっている。
【0017】
また、前記デフューザ23は外気導入時のみに必要なものであって、通常の冷・暖房運転では本体上部の吸込口7から後部熱交換器11への風の流れを妨げるものとなるので本実施例では後部熱交換器11とデフューザ23の大径部22の開口端との間に約2ミリの隙間Sを設けた構成になっている。
【0018】
また、デフューザ23の一端には、その内部を開閉する開閉手段(開閉バルブ)24が設けられており、例えば、室内換気に関するリモコンの動作に伴って作動するマイクロモータ(図示せず)等の動力源により開閉するようになっている。
なお、開閉バルブ24は図示の位置に限定するものではなく、デフューザ23の小径部21の入口等に設けてもよい、また、開閉動作はモータに頼らず、手動タイプにして外部より操作するようにしてもよい。
【0019】
以上説明したような外気導入装置であれば、そのダクトフランジ18が、図2に示すように、本体Aに係わりなく、据付板2の表面側からねじ孔2aにねじ止めされるので、従来技術に比べて作業性を格段に向上させることができる。
【0020】
また、ベース6と据付板2の間には弾性を有する筒状のシール部材20を用い、ベース孔17と連通孔15を連通した状態でシールする構成であるので両者間の機密性能を従来のものに比して格段に向上させることができる。
【0021】
また、ベース孔17と後部熱交換器11との間に小径部21と大径部22とからなるデフューザ23を設けるようにしているので、室内機への外気の流れが良く、従来のものに比して換気の時間を短縮することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように構成された室内機であるならば、ダクト取付の作業性が向上するだけでなく、室内機への外気の流れも良くなり、換気の運転時間が短縮されるなど、多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる室内機および同室内機の据付板の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す室内機および同室内機の据付板の断面図である。
【図3】本発明による外気導入装置を備えた室内機の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す要部拡大図で、(A)は後部熱交換器とデフューザの側断面図、(B)後部熱交換器とデフューザの関係を示す背面図である。
【符号の説明】
1 壁面
2 据付板
2a ねじ孔
3 係止爪
4 係止部
6 ベース
7 吸込口
8 吹出口
9 前面パネル
11 後部熱交換器
14 ダクト
15 壁孔
16 連通孔
17 ベース孔
18 ダクトフランジ
19 フィルタ
20 シール部材
21 小径部
22 大径部
22a 挟持部
23 デフューザ
24 開閉手段(開閉バルブ)
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機の室内機に係わり、より詳しくは、空気調和機の運転と室内の換気が同時に行えるようにした室内機の外気導入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の運転と室内の換気が同時に行える従来の空気調和機においては、その室内機が取付けられる取付板と、この取付板が取付けられる壁とに外気導入用のダクトを挿通する孔を設けるとともに、室内機本体の背面に前記ダクトに対応した外気導入用の孔を設け、この孔の周縁部に前記ダクトの開口端に設けられているダクトフランジをねじ止めにより直接に取付ける構成にして(例えば、特許文献1参照)、外気を室内機に導入し、同室内機に設けられた吹出口から室内へ送出するようになっていた。
【0003】
しかしながら、上記の事例においては、室内機本体の背面にダクトフランジをねじ止めにより直接に取付ける構成であることから、特に室内機本体が大型である場合には、同本体を持ち上げた状態で前記ダクトフランジをねじ止めする必要があり、作業性が非常に悪く、実質的に実施が困難となっていた。また、換気中は室内空気と外気が同時に室内機に取り込まれるが、従来型のダクト構成ではダクトの径および長さによって生じる空気抵抗がそのまま外気の吸込量に影響を及ぼす恐れがあった。
【0004】
【特許文献1】
特開平3ー87533号公報(第3ー4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、取付けの作業性が良好で、安定した外気の導入を可能にする外気導入装置を備えた空気調和機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、被空調室の壁面に固着され、上端部に断面略L字状の係止爪を備えた据付板により据付設置され、同据付板の係止爪に係脱可能に係止される係止部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着され、前面上部に吸込口を備え、前面下部に吹出口を備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
前記壁面に壁孔を設け、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を設け、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に、前記連通孔に対応するベース孔を設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通するダクトの一端に設けられたダクトフランジを取付け、前記据付板と前記ベース間に、前記連通孔および前記ベース孔を連通した状態でシールするシール部材を設け、前記ベース孔と前記後部熱交換器との間に、一端を前記ベース孔に対応した小径部とし、他端に大径部とし、その開口端に前記後部熱交換器の冷媒管を挟持する挟持部を一体に形成したデフューザを設けてなる構成とする。
【0007】
前記デフューザの小径部と大径部の開口面積比を少なくとも1対2にしてなる構成とする。
【0008】
前記デフューザの一端に、その内部または入口を開閉する開閉手段を設けてなる構成とする。
【0009】
前記シール部材が弾性材により筒状に形成され、前記ベースまたは前記据付板に貼着されてなる構成とする。
【0010】
前記ダクトの他端に、フィルタを着脱可能に設けてなる構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は空気調和機の室内機とその据付板の斜視図であり、図2および図3は本発明による外気導入部材を備えた室内機とその据付板の断面図、図4は本発明による外気導入部材と熱交換器との関係を示す要部拡大図である。
【0012】
図において、Aは空気調和機の室内機(本体)、1は被空調室の壁面、2は同壁面1に固着し、室内機Aを据付ける据付板である。
室内機Aは被空調室の壁面1に固着され、上端部に断面略L字状の係止爪3を備えた据付板2により据付設置され、同据付板2の係止爪3に係脱可能に係止される係止部4を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部5を備えたベース6と、同ベース6の前部に装着され、前面上部に吸込口7を備え、前面下部に吹出口8を備えた前面パネル9と、前記吸込口7と吹出口8とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器10と後部熱交換器11とで逆V字状に形成された熱交換器12と、送風ファン13と、後で詳しく説明する外気導入装置の一部とを備えた構成になっている。
【0013】
被空調室の壁面1には外気導入装置のダクト14を挿通する壁孔15が設けられ、据付板2には壁孔15に対応する連通孔16が設けられ、後部熱交換器11の風上側となるベース6の背面には連通孔16に対応するベース孔17が設けられ、ねじ孔2aを備えた連通孔16の周縁には壁孔15を挿通するダクト14の一端に設けられたダクトフランジ18がねじ止めにより取付けられている。なお、ダクト14の他端には埃その他の侵入を防止するフィルタ19が着脱可能に設けられている。
【0014】
据付板2とベース6との間には連通孔16およびベース孔17を連通した状態でシールするシール部材20が設けられ、このシール部材20は弾性材により筒状に形成されたもので、一端がベース孔17の周縁に貼着された状態になっている。
【0015】
ベース孔17と後部熱交換器11との間には、一端をベース孔17に挿通可能な小径部21とし、他端に大径部22を形成するとともに、その大径部22の開口端の左右に後部熱交換器11の冷媒管11aを挟持する挟持部22aを一体に形成したデフューザ23を設けた構成になっている。
【0016】
デフューザ23は室内機への外気の流入をより良くするためのものであり、一端をダクト14に対応した小径部21とし、他端に大径部22を設けることによりその内部に負圧を生じさせ、空気の流れを誘発するようになっている。なお、小径部21と大径部22の開口面積比は少なくとも1対2であればよいが、図示のものでは略1対8になっている。
【0017】
また、前記デフューザ23は外気導入時のみに必要なものであって、通常の冷・暖房運転では本体上部の吸込口7から後部熱交換器11への風の流れを妨げるものとなるので本実施例では後部熱交換器11とデフューザ23の大径部22の開口端との間に約2ミリの隙間Sを設けた構成になっている。
【0018】
また、デフューザ23の一端には、その内部を開閉する開閉手段(開閉バルブ)24が設けられており、例えば、室内換気に関するリモコンの動作に伴って作動するマイクロモータ(図示せず)等の動力源により開閉するようになっている。
なお、開閉バルブ24は図示の位置に限定するものではなく、デフューザ23の小径部21の入口等に設けてもよい、また、開閉動作はモータに頼らず、手動タイプにして外部より操作するようにしてもよい。
【0019】
以上説明したような外気導入装置であれば、そのダクトフランジ18が、図2に示すように、本体Aに係わりなく、据付板2の表面側からねじ孔2aにねじ止めされるので、従来技術に比べて作業性を格段に向上させることができる。
【0020】
また、ベース6と据付板2の間には弾性を有する筒状のシール部材20を用い、ベース孔17と連通孔15を連通した状態でシールする構成であるので両者間の機密性能を従来のものに比して格段に向上させることができる。
【0021】
また、ベース孔17と後部熱交換器11との間に小径部21と大径部22とからなるデフューザ23を設けるようにしているので、室内機への外気の流れが良く、従来のものに比して換気の時間を短縮することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように構成された室内機であるならば、ダクト取付の作業性が向上するだけでなく、室内機への外気の流れも良くなり、換気の運転時間が短縮されるなど、多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる室内機および同室内機の据付板の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す室内機および同室内機の据付板の断面図である。
【図3】本発明による外気導入装置を備えた室内機の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す要部拡大図で、(A)は後部熱交換器とデフューザの側断面図、(B)後部熱交換器とデフューザの関係を示す背面図である。
【符号の説明】
1 壁面
2 据付板
2a ねじ孔
3 係止爪
4 係止部
6 ベース
7 吸込口
8 吹出口
9 前面パネル
11 後部熱交換器
14 ダクト
15 壁孔
16 連通孔
17 ベース孔
18 ダクトフランジ
19 フィルタ
20 シール部材
21 小径部
22 大径部
22a 挟持部
23 デフューザ
24 開閉手段(開閉バルブ)
Claims (5)
- 被空調室の壁面に固着され、上端部に断面略L字状の係止爪を備えた据付板により据付設置され、同据付板の係止爪に係脱可能に係止される係止部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着され、前面上部に吸込口を備え、前面下部に吹出口を備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
前記壁面に壁孔を設け、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を設け、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に、前記連通孔に対応するベース孔を設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通するダクトの一端に設けられたダクトフランジを取付け、前記据付板と前記ベース間に、前記連通孔および前記ベース孔を連通した状態でシールするシール部材を設け、前記ベース孔と前記後部熱交換器との間に、一端を前記ベース孔に対応した小径部とし、他端に大径部とし、その開口端に前記後部熱交換器の冷媒管を挟持する挟持部を一体に形成したデフューザを設けてなることを特徴とする空気調和機。 - 前記デフューザの小径部と大径部の開口面積比を少なくとも1対2にしてなる請求項1記載の空気調和機。
- 前記デフューザの一端に、その内部または入口を開閉する開閉手段を設けてなる請求項1記載の空気調和機。
- 前記シール部材が弾性材により筒状に形成され、前記ベースまたは前記据付板に貼着されてなる請求項1記載の空気調和機。
- 前記ダクトの他端に、フィルタを着脱可能に設けてなる請求項1記載の空気調和機。
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JP2002303079A JP2004138315A (ja) | 2002-10-17 | 2002-10-17 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002303079A JP2004138315A (ja) | 2002-10-17 | 2002-10-17 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004138315A true JP2004138315A (ja) | 2004-05-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002303079A Abandoned JP2004138315A (ja) | 2002-10-17 | 2002-10-17 | 空気調和機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004138315A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2021517626A (ja) * | 2019-03-03 | 2021-07-26 | 広東美的制冷設備有限公司Gd Midea Air−Conditioning Equipment Co.,Ltd. | 空調室内機及び空気調和機 |
JP7141003B1 (ja) | 2021-08-06 | 2022-09-22 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
WO2023092803A1 (zh) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 空调室内机以及空调器 |
-
2002
- 2002-10-17 JP JP2002303079A patent/JP2004138315A/ja not_active Abandoned
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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