JP2004134870A - 電話録音用アダプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の電話録音用アダプタは、電話機からピックアップした音声電気信号をそのまま録音装置へ出力するようになっているため、アースラインが電話機の音声電気信号ラインと共通することにより、録音装置側のノイズがアダプタを通じて電話回線側に混入し、通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを悟られる懸念があった。
【解決手段】電話機から音声電気信号をピックアップして録音装置へ出力する電話録音用アダプタに、電話機からピックアップした音声電気信号を光信号に変換する発光素子10と、その光信号を音声電気信号に再変換して録音装置へ出力する受光素子11とがパッケージケース12に組み込まれたホトカプラ9を備えさせて、電話機と録音装置との間のラインを電気的に絶縁することにより、録音装置側のノイズを電話回線側に混入させないようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】電話機から音声電気信号をピックアップして録音装置へ出力する電話録音用アダプタに、電話機からピックアップした音声電気信号を光信号に変換する発光素子10と、その光信号を音声電気信号に再変換して録音装置へ出力する受光素子11とがパッケージケース12に組み込まれたホトカプラ9を備えさせて、電話機と録音装置との間のラインを電気的に絶縁することにより、録音装置側のノイズを電話回線側に混入させないようにする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話の通話内容をテープレコーダ等の録音装置で録音するために使用する電話録音用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の電話機は、留守番電話の録音機能(いわゆる留守録機能)を備えているものもあるが、この留守録機能は、録音開始ボタンを押してから通話を録音するまでに時間がかかったり、そのボタン音やカセットメカ音などが発生して、通話相手に録音していることを悟られてしまうおそれがあったり、連続録音時間が短いなどの問題があった。
【0003】このような問題を解決するために、図4の如く、電話機40から音声電気信号をピックアップして出力する電話録音用アダプタ41と、該アダプタ41を介して電話機40から出力される音声電気信号の有無を検出して、自動的に録音を開始及び停止する機能を有したカセットテープレコーダー等の録音装置42が市販されている。
【0004】そして、録音装置42を使用するときは、電話機40のハンドセット43と電話機本体44とを繋ぐモジュラケーブル45のプラグ46を電話機本体44のモジュラ端子47から引き抜いて、電話録音用アダプタ41のモジュラ端子48に差し込み、該アダプタ41に設けられたモジュラケーブル49のプラグ50を電話機本体44のモジュラ端子47に差し込んで、電話機40から音声電気信号をピックアップすると共に、アダプタ41に設けられた音声出力コード51のプラグ52を録音装置42のマイク端子53に差し込んで、電話機40からピックアップした音声電気信号を録音装置42へ出力させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来の電話録音用アダプタ41は、電話機40からピックアップした音声電気信号をそのまま録音装置42側へ出力するようになっているため、アースラインが電話機40の音声電気信号ラインと共通することにより、該アダプタ41を通じて録音装置42側のノイズが電話回線側に混入し、通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを悟られる懸念があった。
【0006】そこで本発明は、電話録音用アダプタを介して接続される電話機と録音装置との間のラインを電気的に絶縁して、録音装置側のノイズを電話回線側に混入させないようにすることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、電話機から音声電気信号をピックアップして録音装置へ出力する電話録音用アダプタにおいて、電話機からピックアップした音声電気信号を光信号に変換する発光素子と、その光信号を音声電気信号に再変換して録音装置へ出力する受光素子とがパッケージケースに組み込まれたホトカプラを備えていることを特徴とする。
【0008】本発明の電話録音用アダプタは、電話機からピックアップした音声電気信号をホトカプラの発光素子によって一旦光信号に変換し、その光信号をホトカプラの受光素子で音声電気信号に再変換して録音装置に出力する。これにより、電話機からピックアップした音声電気信号を録音装置へ出力する回路は、ホトカプラの発光素子と受光素子との間で電気的に絶縁され、録音装置側のノイズが電話回線側に混入することが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面によって具体的に説明する。
図1は本発明に係る電話録音用アダプタの一例を示す外観図、図2は本発明に係る電話録音用アダプタの主要部を構成する電気回路の一例を示す図、図3はその電気回路の他の例を示す図である。
【0010】図1の電話録音用アダプタ1は、プラスチック製のハウジングケース2に、図4に示す電話機40のモジュラ端子47に接続するモジュラプラグ3を有したモジュラケーブル4と、電話機40のモジュラケーブル45に設けられたモジュラプラグ46を接続させるモジュラ端子5と、図4に示す録音装置42のマイク端子53に接続するプラグ6を有した音声出力コード7と、電源コード8とが取り付けられると共に、図2及び図3に示すホトカプラ9が内蔵されている。
【0011】ハウジングケース2内のホトカプラ9は、モジュラ端子5に接続した電話機40のモジュラケーブル45と電話機40のモジュラ端子47に接続したモジュラケーブル4を介して電話機40から入力される音声電気信号を光信号に変換して出力する発光素子(発光ダイオード)10と、その光信号を音声電気信号に再変換して音声出力コード7側へ出力する受光素子(ホトトランジスタ)11とが、一つのパッケージングケース12に組み込まれている。
【0012】図中、13は、発光素子10にバイアスをかけて音声電気信号の入力波形と相似波形の光信号を出力させる第一のバイアス電源、また、14は、発光素子10から出力された光信号を電気信号に再変換するために受光素子11のベースに直流電圧を加えて直流電流を流しておく第二のバイアス電源であって、録音装置42側のノイズが電源回路を通じて電話回線側に伝わらないように、発光素子10と受光素子11は、互いに電気的絶縁状態にある第一のバイアス電源13と第二のバイアス電源14に各々個別に接続されている。
【0013】なお、図2の電源13、14は、乾電池であっても良いが、乾電池を使用する場合は、電池交換の面倒や、電池切れによりアダプタ1が使用不能になるおそれがあるだけではなく、乾電池を納める電池ケースを設けることによってハウジングケース2が大型化すると同時に、電池交換が可能なようにハウジングケース2を開閉自在に構成しなければならないので、その成形加工コストも嵩むと言う不利がある。
【0014】この不利を解消するための工夫を施したのが図3に示す電源回路であって、受光素子11のバイアス電源14は、DCパワーサプライ15を介してAC100Vに接続する電源コード8から取るように構成されると共に、発光素子10のバイアス電源13は、光を電気エネルギーに変換するフォトボル(東芝の商品名)等の光起電力素子16で構成され、その光起電力素子16に光を照射して起電力を生じさせる発光素子17が、受光素子11のバイアス電源13に対して該受光素子11と並列に接続されている。
【0015】このように構成すれば、バイアス電源13、14間が電気的に絶縁されてその間をノイズが伝わるおそれがないと同時に、電池交換の面倒がなく、電池切れのおそれもなく、また、ハウジングケース2内に乾電池を納めるための電池ケースを設けたり、電池交換のためにハウジングケース2を開閉自在な構成とする必要がないので、ハウジングケース2が大型化したり、その成形加工コストが嵩むこともない。
【0016】以上が電話録音用アダプタ1の構成であり、次にその一連の動作について説明する。図3の回路を有する電話録音用アダプタ1は、ホトカプラ9の受光素子11にバイアスをかける第二のバイアス電源14を電源コード8から取ると、該電源14に対して受光素子11と並列に接続された発光素子17が発光して、その光が、第一のバイアス電源13を構成する光起電力素子16に照射されることにより、該光起電力素子16が起電力を生じてホトカプラ9の発光素子10にバイアスがかけられることとなる。
【0017】この状態で電話機からピックアップされた音声電気信号は、ホトカプラ9の発光素子10によって交流の信号電流に比例した強弱を有する光信号に変換され、その光信号がホトカプラ9の受光素子11により音声電気信号に再変換されて、その電気信号が音声出力コード7を通じて録音装置へ出力される。
【0018】これにより、電話の通話内容が録音装置で確実に録音されるだけでなく、録音の際に録音装置側で生じたノイズは、電気的絶縁状態にあるホトカプラ9の発光素子10と受光素子11との間で確実にカットされるので、そのノイズが電話回線側に伝わって通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを悟られるおそれが全くない。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、電話録音用アダプタで電話機からピックアップした音声電気信号を録音装置へ出力する際に、録音装置側で生じたノイズが電話録音用アダプタを介して電話機の電話回線側に混入することを確実に防止することができるので、そのノイズによって通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを相手に悟られる懸念が解消されるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話録音用アダプタの一例を示す外観図
【図2】本発明に係る電話録音用アダプタの主要部を成す電気回路の一例を示す図
【図3】本発明に係る電話録音用アダプタの主要部を成す電気回路の他の例を示す図
【図4】電話録音用アダプタの従来例とその使用方法を示す外観図
【符号の説明】
1………………電話録音用アダプタ
2………………ハウジングケース
3………………モジュラプラグ
4………………モジュラケーブル
5………………モジュラ端子
6………………プラグ
7………………音声出力コード
8………………電源コード
9………………ホトカプラ
10………………発光素子
11………………受光素子
12………………パッケージケース
13………………第一のバイアス電源
14………………第二のバイアス電源
15………………DCパワーサプライ
16………………光起電力素子
17………………発光素子
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話の通話内容をテープレコーダ等の録音装置で録音するために使用する電話録音用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の電話機は、留守番電話の録音機能(いわゆる留守録機能)を備えているものもあるが、この留守録機能は、録音開始ボタンを押してから通話を録音するまでに時間がかかったり、そのボタン音やカセットメカ音などが発生して、通話相手に録音していることを悟られてしまうおそれがあったり、連続録音時間が短いなどの問題があった。
【0003】このような問題を解決するために、図4の如く、電話機40から音声電気信号をピックアップして出力する電話録音用アダプタ41と、該アダプタ41を介して電話機40から出力される音声電気信号の有無を検出して、自動的に録音を開始及び停止する機能を有したカセットテープレコーダー等の録音装置42が市販されている。
【0004】そして、録音装置42を使用するときは、電話機40のハンドセット43と電話機本体44とを繋ぐモジュラケーブル45のプラグ46を電話機本体44のモジュラ端子47から引き抜いて、電話録音用アダプタ41のモジュラ端子48に差し込み、該アダプタ41に設けられたモジュラケーブル49のプラグ50を電話機本体44のモジュラ端子47に差し込んで、電話機40から音声電気信号をピックアップすると共に、アダプタ41に設けられた音声出力コード51のプラグ52を録音装置42のマイク端子53に差し込んで、電話機40からピックアップした音声電気信号を録音装置42へ出力させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来の電話録音用アダプタ41は、電話機40からピックアップした音声電気信号をそのまま録音装置42側へ出力するようになっているため、アースラインが電話機40の音声電気信号ラインと共通することにより、該アダプタ41を通じて録音装置42側のノイズが電話回線側に混入し、通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを悟られる懸念があった。
【0006】そこで本発明は、電話録音用アダプタを介して接続される電話機と録音装置との間のラインを電気的に絶縁して、録音装置側のノイズを電話回線側に混入させないようにすることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、電話機から音声電気信号をピックアップして録音装置へ出力する電話録音用アダプタにおいて、電話機からピックアップした音声電気信号を光信号に変換する発光素子と、その光信号を音声電気信号に再変換して録音装置へ出力する受光素子とがパッケージケースに組み込まれたホトカプラを備えていることを特徴とする。
【0008】本発明の電話録音用アダプタは、電話機からピックアップした音声電気信号をホトカプラの発光素子によって一旦光信号に変換し、その光信号をホトカプラの受光素子で音声電気信号に再変換して録音装置に出力する。これにより、電話機からピックアップした音声電気信号を録音装置へ出力する回路は、ホトカプラの発光素子と受光素子との間で電気的に絶縁され、録音装置側のノイズが電話回線側に混入することが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面によって具体的に説明する。
図1は本発明に係る電話録音用アダプタの一例を示す外観図、図2は本発明に係る電話録音用アダプタの主要部を構成する電気回路の一例を示す図、図3はその電気回路の他の例を示す図である。
【0010】図1の電話録音用アダプタ1は、プラスチック製のハウジングケース2に、図4に示す電話機40のモジュラ端子47に接続するモジュラプラグ3を有したモジュラケーブル4と、電話機40のモジュラケーブル45に設けられたモジュラプラグ46を接続させるモジュラ端子5と、図4に示す録音装置42のマイク端子53に接続するプラグ6を有した音声出力コード7と、電源コード8とが取り付けられると共に、図2及び図3に示すホトカプラ9が内蔵されている。
【0011】ハウジングケース2内のホトカプラ9は、モジュラ端子5に接続した電話機40のモジュラケーブル45と電話機40のモジュラ端子47に接続したモジュラケーブル4を介して電話機40から入力される音声電気信号を光信号に変換して出力する発光素子(発光ダイオード)10と、その光信号を音声電気信号に再変換して音声出力コード7側へ出力する受光素子(ホトトランジスタ)11とが、一つのパッケージングケース12に組み込まれている。
【0012】図中、13は、発光素子10にバイアスをかけて音声電気信号の入力波形と相似波形の光信号を出力させる第一のバイアス電源、また、14は、発光素子10から出力された光信号を電気信号に再変換するために受光素子11のベースに直流電圧を加えて直流電流を流しておく第二のバイアス電源であって、録音装置42側のノイズが電源回路を通じて電話回線側に伝わらないように、発光素子10と受光素子11は、互いに電気的絶縁状態にある第一のバイアス電源13と第二のバイアス電源14に各々個別に接続されている。
【0013】なお、図2の電源13、14は、乾電池であっても良いが、乾電池を使用する場合は、電池交換の面倒や、電池切れによりアダプタ1が使用不能になるおそれがあるだけではなく、乾電池を納める電池ケースを設けることによってハウジングケース2が大型化すると同時に、電池交換が可能なようにハウジングケース2を開閉自在に構成しなければならないので、その成形加工コストも嵩むと言う不利がある。
【0014】この不利を解消するための工夫を施したのが図3に示す電源回路であって、受光素子11のバイアス電源14は、DCパワーサプライ15を介してAC100Vに接続する電源コード8から取るように構成されると共に、発光素子10のバイアス電源13は、光を電気エネルギーに変換するフォトボル(東芝の商品名)等の光起電力素子16で構成され、その光起電力素子16に光を照射して起電力を生じさせる発光素子17が、受光素子11のバイアス電源13に対して該受光素子11と並列に接続されている。
【0015】このように構成すれば、バイアス電源13、14間が電気的に絶縁されてその間をノイズが伝わるおそれがないと同時に、電池交換の面倒がなく、電池切れのおそれもなく、また、ハウジングケース2内に乾電池を納めるための電池ケースを設けたり、電池交換のためにハウジングケース2を開閉自在な構成とする必要がないので、ハウジングケース2が大型化したり、その成形加工コストが嵩むこともない。
【0016】以上が電話録音用アダプタ1の構成であり、次にその一連の動作について説明する。図3の回路を有する電話録音用アダプタ1は、ホトカプラ9の受光素子11にバイアスをかける第二のバイアス電源14を電源コード8から取ると、該電源14に対して受光素子11と並列に接続された発光素子17が発光して、その光が、第一のバイアス電源13を構成する光起電力素子16に照射されることにより、該光起電力素子16が起電力を生じてホトカプラ9の発光素子10にバイアスがかけられることとなる。
【0017】この状態で電話機からピックアップされた音声電気信号は、ホトカプラ9の発光素子10によって交流の信号電流に比例した強弱を有する光信号に変換され、その光信号がホトカプラ9の受光素子11により音声電気信号に再変換されて、その電気信号が音声出力コード7を通じて録音装置へ出力される。
【0018】これにより、電話の通話内容が録音装置で確実に録音されるだけでなく、録音の際に録音装置側で生じたノイズは、電気的絶縁状態にあるホトカプラ9の発光素子10と受光素子11との間で確実にカットされるので、そのノイズが電話回線側に伝わって通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを悟られるおそれが全くない。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、電話録音用アダプタで電話機からピックアップした音声電気信号を録音装置へ出力する際に、録音装置側で生じたノイズが電話録音用アダプタを介して電話機の電話回線側に混入することを確実に防止することができるので、そのノイズによって通話相手に不快感を与えたり、通話内容を録音していることを相手に悟られる懸念が解消されるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話録音用アダプタの一例を示す外観図
【図2】本発明に係る電話録音用アダプタの主要部を成す電気回路の一例を示す図
【図3】本発明に係る電話録音用アダプタの主要部を成す電気回路の他の例を示す図
【図4】電話録音用アダプタの従来例とその使用方法を示す外観図
【符号の説明】
1………………電話録音用アダプタ
2………………ハウジングケース
3………………モジュラプラグ
4………………モジュラケーブル
5………………モジュラ端子
6………………プラグ
7………………音声出力コード
8………………電源コード
9………………ホトカプラ
10………………発光素子
11………………受光素子
12………………パッケージケース
13………………第一のバイアス電源
14………………第二のバイアス電源
15………………DCパワーサプライ
16………………光起電力素子
17………………発光素子
Claims (3)
- 電話機から音声電気信号をピックアップして録音装置へ出力する電話録音用アダプタにおいて、電話機からピックアップした音声電気信号を光信号に変換する発光素子(10)と、その光信号を音声電気信号に再変換して録音装置へ出力する受光素子(11)とがパッケージケース(12)に組み込まれたホトカプラ(9)を備えていることを特徴とする電話録音用アダプタ。
- 前記発光素子(10)と受光素子(11)が、互いに電気的絶縁状態にある第一のバイアス電源(13)と第二のバイアス電源(14)に各々個別に接続されている請求項1記載の電話録音用アダプタ。
- 前記発光素子(10)に接続された第一のバイアス電源(13)が、光を電気エネルギーに変換する光起電力素子(16)で成り、その光起電力素子(16)に光を照射して起電力を生じさせる発光素子(17)が、前記受光素子(11)に接続された第二のバイアス電源(14)に対して該受光素子(11)と並列に接続されている請求項2記載の電話録音用アダプタ。
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2002
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2003
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Legal Events
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