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JP2004133969A - 半導体装置 - Google Patents

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JP2004133969A
JP2004133969A JP2002295130A JP2002295130A JP2004133969A JP 2004133969 A JP2004133969 A JP 2004133969A JP 2002295130 A JP2002295130 A JP 2002295130A JP 2002295130 A JP2002295130 A JP 2002295130A JP 2004133969 A JP2004133969 A JP 2004133969A
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Tsukasa Oishi
大石 司
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Renesas Technology Corp
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    • G11C14/0054Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down in which the volatile element is a SRAM cell
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  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

【課題】内部情報を保持しつつ、消費電力が低減された待機モードに高速に移行できる半導体装置を提供する。
【解決手段】電源制御部2は、待機状態にする該当回路ブロックの電源オフまたはチップ全体の電源オフに先だって該当回路ブロックに対して制御信号STを活性化し、その回路ブロックがデータを処理した演算結果をメモリ部4に退避させる。電源制御部2は、待機状態にしていた該当回路ブロックに再び電源を供給するときには、電源供給開始後制御信号RESを活性化してメモリ部4に退避させていたデータを該当回路ブロックにリストアする。回路ブロック中のフリップフロップはデータの退避、リストアを行なうときは直列接続されて通常時とは異なる経路でデータ転送を行なう。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置に関し、特に、電源オフ時に処理データを内蔵する薄膜磁性体記憶素子に退避できる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体装置に大規模な回路が集積可能になり、ロジック回路と大容量メモリが1チップに集積されたシステムLSI(large−scale integrated circuit)が開発されている。このようなシステムLSIにおいて、ロジック回路部とメモリ部は、アドレス、コマンド、データ等の情報を所定のポートを介してやり取りを行なう。
【0003】
また、さらなる高性能化を目指し、トランジスタのゲート酸化膜が薄膜化され、また、トランジスタのゲート長も縮小されている。このようなゲート酸化膜の薄膜化は、新たにゲートリーク電流の増大を引き起こしている。また、ゲート長の縮小は、オフ状態のトランジスタのソース−ドレイン間リーク電流の増大を引き起こしている。
【0004】
これらのリーク電流の増大に対する解決方法として、待機時に電源電圧をオフさせる方法がある。しかし、電源電圧をオフさせると、ロジック回路内のフリップフロップや揮発性のメモリのデータは消失してしまう。そこで、電源電圧をオフすることにより、消費電流の低減を図る場合には、システムLSIが搭載されるプリント配線基板等に別途配置されている退避用メモリにデータを事前に退避させる。退避用メモリとしては、たとえば、フラッシュEEPROM(electrically erasable programmable read only memory)等がある。
【0005】
また、従来の半導体装置としては、スタティックメモリ(SRAM)の高速性を保ちながら、不揮発性を実現できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
この技術では、2つのトランジスタでもってフリップフロップを構成するとともに、この2つのトランジスタに2つの選択トランジスタを接続してSRAMメモリセル部を構成する。また、各々にフローティングゲートとコントロールゲートの2つのゲートを備え、ドレインが電源ラインに接続された2つの不揮発性トランジスタにより、SRAMメモリセル部の状態を記憶する不揮発性メモリセル部を構成する。この不揮発性メモリセル部をSRAMメモリセル部に接続することにより、SRAMの高速性とEPROMやFlash−EPROM等の不揮発性とを同時に実現できるようにしている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−226088号公報(第3−4頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、フローティングゲートにデータを書込むフラッシュEEPROM等は、書込段階で数msの時間を必要とする。この時間が非常に長いため、電源電圧をオフさせる前の処理時間が多く必要となる。その結果、消費電流の低減が図られた待機モードに移行するのがその分遅くなってしまう。
【0009】
また、フラッシュEEPROMは、データの読出時間も比較的長いので、電源を復帰させてからデータを読出して、揮発性メモリやフリップフロップのデータをもと通りの状態に戻すために時間を多く必要とする。したがって、装置の起動にも時間がかかってしまう。
【0010】
また、外部のプリント配線基板上に一時退避用のメモリを設けることは、システム全体の素子数が増加するうえに、外部のプリント配線基板の面積も増加し不経済である。
【0011】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものである。この発明の目的は、内部情報を保持しつつ、消費電力が低減された待機モードに高速に移行できる半導体装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に従う半導体装置は、第1、第2のモードを動作モードとして有する半導体装置であって、不揮発的にデータを記憶する記憶部と、第1、第2のモードにおいてそれぞれ第1、第2のデータ転送経路を用いて記憶部にデータを送信する論理回路部とを備える。論理回路部は、記憶部および論理回路部に与える電源電位を標準動作電位から待機電位に変化させる予告信号に応じて、第1のモードで処理していた結果情報を第2のモードにおいて第2のデータ転送経路を用いて記憶部に退避させる。
【0013】
この発明の他の局面に従う半導体装置は、データ保持回路を備える。データ保持回路は、揮発的にデータを保持するラッチ回路と、ラッチ回路の保持情報および活性化信号を受ける書込制御回路と、活性化信号が活性状態にあるときに保持情報に応じた電流を書込制御回路から受けて、電流に応じた磁場によって記憶データを不揮発に書換える薄膜磁性体メモリセルとを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0015】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1の半導体装置1の電源制御に関する全体構成を示す概略ブロック図である。
【0016】
図1を参照して、半導体装置1は、外部から与えられる電源電位VCCを受ける電源端子T1と、外部から与えられる接地電位GNDを受ける接地端子T2と、外部と信号をやり取りするための端子EXIOとを含む。
【0017】
半導体装置1は、さらに、ロジック部3と、メモリ部4と、スイッチ回路SWL1〜SWLnおよびSWMと、電源制御部2とを含む。
【0018】
ロジック部3は、ロジック回路3.1〜3.nを含む。後に説明するように、ロジック回路3.1〜3.nは、フリップフロップ等に代表されるデータを一時的に記憶する回路と、AND回路等に代表される組合せ回路とを含む。
【0019】
電源制御部2は、スイッチ回路SWL1〜SWLnおよびSWMのオン/オフ制御を行なうとともにロジック部3およびメモリ部4に対して制御信号ST,RESを出力する。
【0020】
ロジック部3は、通常動作時は、所定の演算処理を行ない、その結果をメモリ部4にデータ入力信号DIとして出力する。また、ロジック部3は、所定の演算処理に必要なデータとしてメモリ部4からデータ出力信号DOを受ける。ロジック部3は、メモリ部4に対してデータ授受に必要なクロック信号CLK、コマンド信号CMD、アドレス信号ADDを出力する。
【0021】
電源制御部2は、消費電力を低減するために、ロジック回路3.1〜3.nおよびメモリ部4にそれぞれ電源電位VCCを供給するスイッチ回路SWL1〜SWLnおよびSWMを、動作に必要なときのみ導通させ、動作に不要な回路ブロックについては電源を遮断して待機状態にする。
【0022】
電源制御部2は、電源の遮断に先だって待機状態にする該当回路ブロックに対して制御信号STを活性化し、その回路ブロックがデータを処理した演算結果をメモリ部4に退避させる。
【0023】
電源制御部2は、待機状態にしていた該当回路ブロックに再び電源を供給するときには、電源供給開始後制御信号RESを活性化してメモリ部4に退避させていたデータを該当回路ブロックにリストアする。
【0024】
また、電源制御部2は、外部からチップの電源電位VCCのオフが予告されたときにはロジック回路3.1〜3.nに制御信号STを送り、これらの回路がデータを処理した演算結果をメモリ部4に退避させる。
【0025】
電源制御部2は、オフ状態にされていた電源電位VCCが再び供給された場合には、ロジック回路3.1〜3.nに電源供給開始後制御信号RESを活性化してメモリ部4に退避させていたデータをロジック回路3.1〜3.nにリストアする。
【0026】
図2は、メモリ部4の構成をより詳細に示した半導体装置1のブロック図である。
【0027】
図2を参照して、メモリ部4は、後に説明するトンネル磁気抵抗素子をメモリセルとして含むMRAM(Magnetic Random Access Memory)である。
【0028】
メモリ部4は、相補なクロック信号CLK、/CLKと、メモリ部4への入力を可能とするイネーブル信号CKEと、コマンドの入力を識別する信号/CSと、ロウ系のコマンドが入力されたことを示す信号/RASと、コラム系のコマンドが入力されたことを示す信号/CASと、リード、ライトの識別信号である信号/WEと、入力信号のHレベル/Lレベルを判定する基準電位Vrefと、アドレス信号A0〜A12と、内蔵する8個のメモリバンクの3ビットのバンクアドレスBA0〜BA2と、データ入力信号DI0〜DIm,SI0〜SInとを、ロジック部3から受ける。そして、メモリ部4は、データ出力信号DO0〜DOm,SOUT0〜SOUTnをロジック部3に対して出力する。ここで、mはnより大きい数とする。
【0029】
信号/CSが活性化されている間は、メモリ部4は、クロックの立上がりエッジにてコマンドを認識する。
【0030】
アドレス信号A0〜A12は、ロウアドレスの入力およびコラムアドレスの入力をするために使用される。また、モードレジスタ16への書込用としてもアドレス信号の一部が使用される。
【0031】
メモリ部4は、入力されるコマンドを認識するモードデコーダ6と、動作モードを保持するモードレジスタ16と、アドレス端子からロウアドレスを取込むロウアドレスラッチ8と、アドレス端子からコラムアドレスを取込むコラムアドレスラッチ12と、バンクアドレスからバンクアドレス信号を取込むバンクアドレスラッチ18と、バンクアドレスラッチ18の出力するバンクアドレスをデコードして対応するバンクを活性化するバンクデコーダ20とを含む。
【0032】
メモリ部4は、さらに、ロウアドレスラッチ8の出力するアドレスを受けて対応する信号をロウデコーダRDに出力するロウプリデコーダ10と、バースト動作時に連続したコラムアドレスを発生するバーストアドレスカウンタ28と、バーストアドレスカウンタ28の出力するアドレスを受けて対応する信号をコラムデコーダCDに出力するコラムプリデコーダ14とを含む。
【0033】
メモリ部4は、さらに、データ選択部50と、データ変換部22と、グローバルデータバスG−I/Oと、メモリバンクBANK0〜BANK7とを含む。
【0034】
データ選択部50は、データ入力信号DI0〜DInを入力する経路とデータ入力信号SI0〜SInを入力する経路のいずれか一方を選択する。また、データ選択部50は、データ出力信号DO0〜DOnを出力する経路とデータ出力信号SOUT0〜SOUTnを出力する経路のいずれか一方を選択する。
【0035】
データ変換部22は、データ選択部50とグローバルデータバスG−I/Oとの間でデータレートを変換しデータ授受を行なう。
【0036】
グローバルデータバスG−I/Oは8つのメモリバンクBANK0〜BANK7とデータの授受を行なう。メモリバンクBANK0〜BANK7は、後に説明するように薄膜磁性体をメモリアレイMAの記憶素子として含んでおり、不揮発的にデータを保持することができる。
【0037】
近年、低消費電力で不揮発的なデータの記憶が可能な記憶装置として、MRAMデバイスが注目されている。MRAMデバイスは、半導体集積回路に形成された複数の薄膜磁性体を用いて不揮発的なデータ記憶を行ない、薄膜磁性体の各々に対してランダムアクセスが可能な記憶装置である。
【0038】
特に、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)を利用した薄膜磁性体をメモリセルとして用いることによって、MRAMデバイスの性能が飛躍的に進歩することが発表されている。
【0039】
図3は、図2のメモリアレイMAに含まれる磁気トンネル接合部を有するメモリセル(以下、単に「MTJメモリセル」とも称する)の構成を示す概略図である。
【0040】
図3を参照して、MTJメモリセルは、記憶データレベルに応じて電気抵抗が変化するトンネル磁気抵抗素子TMRと、データ読出時にトンネル磁気抵抗素子TMRを通過するセンス電流Isの経路を形成するためのアクセス素子ATRとを備える。アクセス素子ATRは、代表的には電界効果型トランジスタで形成されるので、以下においては、アクセス素子ATRをアクセストランジスタATRとも称する。アクセストランジスタATRは、トンネル磁気抵抗素子TMRと固定電圧(接地電圧Vss)との間に結合される。
【0041】
MTJメモリセルに対して、データ書込を指示するためのライトワード線WWLと、データ読出を実行するためのリードワード線RWLと、データ読出およびデータ書込において、記憶データのデータレベルに対応した電気信号を伝達するためのデータ線であるビット線BLとがメモリアレイMAに配置される。
【0042】
図4は、MTJメモリセルからのデータ読出動作を説明する概念図である。
図4を参照して、トンネル磁気抵抗素子TMRは、固定された一定の磁化方向を有する強磁性体層(以下、単に「固定磁化層」とも称する)FLと、外部かの印加磁界に応じた方向に磁化される強磁性体層(以下、単に「自由磁化層」とも称する)VLとを有する。固定磁化層FLおよび自由磁化層VLの間には、絶縁体膜で形成されるトンネルバリア(トンネル膜)TBが設けられる。自由磁化層VLは、書込まれる記憶データに応じて、固定磁化層FLと同一方向または固定磁化層FLと反対方向に磁化される。固定磁化層FL、トンネルバリアTBおよび自由磁化層VLによって、磁気トンネル接合が形成される。
【0043】
データ読出時においては、リードワード線RWLの活性化に応じてアクセストランジスタATRが導通状態となる。これにより、ビット線BLからトンネル磁気抵抗素子TMR、アクセストランジスタATRを経て接地ノードに至る電流経路に、センス電流Isを流すことができる。
【0044】
トンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗は、固定磁化層FLおよび自由磁化層VLのそれぞれの磁化方向の相対関係に応じて変化する。具体的には、固定磁化層FLの磁化方向と、自由磁化層VLの磁化方向とが同じ向きである場合には、両者の磁化方向が反対向きである場合に比べてトンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗値は小さくなる。
【0045】
したがって、自由磁化層VLを記憶データに応じた方向に磁化すれば、センス電流Isによってトンネル磁気抵抗素子TMRで生じる電圧変化は、記憶データレベルに応じて異なる。したがって、メモリセルデータの読出時に、メモリセルに定電圧を印加して、センス電流Isが保持されているデータに応じて変化するのを電流検出型のセンスアンプで検知すれば、データの読出ができる。また、たとえば、ビット線BLを一定電位にプリチャージした後に、トンネル磁気抵抗素子TMRにセンス電流Isを流せば、ビット線BLの電圧を検知することによって、MTJメモリセルの記憶データを読出すことができる。
【0046】
図5は、MTJメモリセルに対するデータ書込動作を説明する概念図である。
図5を参照して、データ書込時においては、リードワード線RWLが非活性化され、応じてアクセストランジスタATRは非導通状態となる。この状態で、自由磁化層VLを書込データに応じた方向に磁化するためのデータ書込電流が、ライトワード線WWLおよびビット線BLにそれぞれ流される。自由磁化層VLの磁化方向は、ビット線BLを流れるデータ書込電流によって発生する磁界H(BL)に応じて決定される。
【0047】
図6は、MTJメモリセルに対するデータ書込時におけるデータ書込電流とトンネル磁気抵抗素子の磁化方向との関係を説明する概念図である。
【0048】
図6を参照して、横軸H(EA)は、トンネル磁気抵抗素子TMR内の自由磁化層VLにおいて磁化容易軸(EA:Easy Axis)方向に印加される磁界を示す。一方、縦軸H(HA)は、自由磁化層VLにおいて磁化困難軸(HA:Hard Axis)方向に作用する磁界を示す。磁界H(EA)およびH(HA)は、ビット線BLおよびライトワード線WWLをそれぞれ流れる電流によって生じる2つの磁界の一方ずつにそれぞれ対応する。
【0049】
MTJメモリセルにおいては、固定磁化層FLの固定された磁化方向は、自由磁化層VLの磁化容易軸に沿っており、自由磁化層VLは、記憶データのレベル(“1”および“0”)に応じて、磁化容易軸方向に沿って、固定磁化層FLと同じ向きあるいは逆向きに磁化される。以下、本明細書においては、自由磁化層VLの2種類の磁化方向にそれぞれ対応するトンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗をR1およびR0(ただし、R1>R0)でそれぞれ示すこととする。MTJメモリセルは、このような自由磁化層VLの2種類の磁化方向と対応させて、1ビットのデータ(“1”および“0”)を記憶することができる。
【0050】
自由磁化層VLの磁化方向は、印加される磁界H(EA)およびH(HA)の和が、図中に示されるアステロイド特性線の外側の領域に達する場合においてのみ新たに書換えることができる。すなわち、印加されたデータ書込磁界がアステロイド特性線の内側の領域に相当する強度である場合には、自由磁化層VLの磁化方向は変化しない。
【0051】
アステロイド特性線に示されるように、自由磁化層VLに対して磁化困難軸方向の磁界を印加することによって、磁化方向を変化させるのに必要な磁化容易軸に沿った磁界のしきい値を下げることができる。
【0052】
図6の例のようにデータ書込時の動作点を設計した場合には、データ書込対象であるMTJメモリセルにおいて、磁化容易軸方向のデータ書込磁界は、その強度がHWRとなるように設計される。すなわち、このデータ書込磁界HWRが得られるように、ビット線BLまたはライトワード線WWLを流されるデータ書込電流の値が設計される。一般的に、データ書込磁界HWRは、磁化方向の切換えに必要なスイッチング磁界HSWと、マージン分ΔHとの和で示される。すなわち、HWR=HSW+ΔHで示される。
【0053】
MTJメモリセルの記憶データ、すなわちトンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向を書換えるためには、ライトワード線WWLとビット線BLとの両方に所定レベル以上のデータ書込電流を流す必要がある。これにより、トンネル磁気抵抗素子TMR中の自由磁化層VLは、磁化容易軸(EA)に沿ったデータ書込磁界の向きに応じて、固定磁化層FLの磁化の向きと同じ向きもしくは逆向きに磁化される。トンネル磁気抵抗素子TMRに一旦書込まれた磁化方向、すなわちMTJメモリセルの記憶データは、新たなデータ書込が実行されるまでの間不揮発的に保持される。
【0054】
このようにトンネル磁気抵抗素子TMRは、印加されるデータ書込磁界によって書換可能な磁化方向に応じてその電気抵抗が変化する。トンネル磁気抵抗素子TMR中の自由磁化層VLの2通りの磁化方向と、記憶データのレベル(“1”および“0”)とそれぞれ対応付けることによって、不揮発的なデータ記憶を実行することができる。
【0055】
図7は、図2におけるデータ選択部50の構成を示した回路図である。
図7を参照して、データ選択部50は、入力バッファ回路51,52,61,62と、出力バッファ回路56,58,66,68と、マルチプレクサ54,64と、デマルチプレクサ59,69とを含む。
【0056】
入力バッファ回路51は、参照電位Vrefをしきい値レベルとして信号DI0のレベルを判定して内部に伝達する。入力バッファ回路52は、参照電位Vrefをしきい値レベルとして信号SIN0のレベルを判定して内部に伝達する。入力バッファ回路61は、参照電位Vrefをしきい値レベルとして信号DInのレベルを判定して内部に伝達する。入力バッファ回路62は、参照電位Vrefをしきい値レベルとして信号SINnのレベルを判定して内部に伝達する。
【0057】
マルチプレクサ54は、入力バッファ回路51,52の出力のいずれか一方を信号STに応じて選択して内部に信号IDI0として出力する。マルチプレクサ64は、入力バッファ回路61,62の出力のいずれか一方を信号STに応じて選択して内部に信号IDInとして出力する。
【0058】
デマルチプレクサ59は、図2のデータ変換部22から与えられる信号IDO0を信号RESに応じて出力バッファ回路56,58のいずれか一方に選択的に与える。出力バッファ回路56はロジック部3に向けて信号DO0を出力する。出力バッファ回路58は、ロジック部3に向けて信号SOUT0を出力する。
【0059】
デマルチプレクサ69は、図2のデータ変換部22から与えられる信号IDOnを信号RESに応じて出力バッファ回路66,68のいずれか一方に選択的に与える。出力バッファ回路66はロジック部3に対して信号DOnを出力する。出力バッファ回路68は、ロジック部3に対して信号SOUTnを出力する。
【0060】
データ選択部50は、さらに、入力バッファ回路70,72と、出力バッファ回路71,73とを含む。入力バッファ回路70,72と、出力バッファ回路71,73においては、信号STや信号RESに応じたデータ転送経路の切替えは行われない。
【0061】
入力バッファ回路70は、参照電位Vrefをしきい値レベルとして信号DIn+1のレベルを判定し、メモリ部4に向けて信号IDIn+1を出力する。入力バッファ回路72は、参照電位Vrefをしきい値レベルとして信号DImのレベルを判定し、メモリ部4に向けて信号IDImを出力する。
【0062】
出力バッファ回路71は、メモリ部4から信号IDOn+1を受けてロジック部3に対して信号DOn+1を出力する。出力バッファ回路73は、メモリ部4から信号IDOmを受けてロジック部3に対して信号DOmを出力する。
【0063】
図8は、図1におけるロジック回路3.nの構成を示した回路図である。
図8を参照して、ロジック回路3.nは、信号ST,RESに応じてメモリ部4に対してコマンド信号CMDおよびアドレス信号ADDを出力するメモリ制御部75と、信号ST,RESに応じてクロック信号CK,/CK,TR,/TR,TRBを発生するクロック発生部74とを含む。
【0064】
ロジック回路3.nは、クロック発生部74の出力に応じてデータの授受を行なうデータ保持部76と、データ保持部76から出力される信号Q1〜Qkに応じて所定の演算を行ない信号D1〜Dkを出力する組合せ回路78とを含む。
【0065】
組合せ回路78は、以前の状態にかかわらず入力信号が定まるとそれに対する出力信号が一意的に定まる回路であり、たとえばAND回路やNAND回路やNOR回路やOR回路などの論理ゲート回路の組合せによって構成されている。
【0066】
データ保持部76は、メモリ部から与えられる信号SOUTnを信号DT1として受け組合せ回路が出力する信号D1を入力として受けるフリップフロップ81と、フリップフロップが出力する信号Q1を受けるラッチ91と、ラッチ91が出力する信号DT2と組合せ回路78が出力する信号D2を受け信号Q2を出力するフリップフロップ82と、信号Q2を受けて信号DT3を出力するラッチ92と、信号DTkと組合せ回路78が出力する信号Dkを受けて信号Qkを出力するフリップフロップ8kとを含む。フリップフロップ8kから出力される信号Qkは、組合せ回路78に与えられるとともにメモリ部4に対して信号SINnとして与えられる。
【0067】
通常動作時は、メモリ部4から読出されたデータDOnは、組合せ回路78に与えられ所定の処理が行なわれた後、その処理結果が信号D1〜Dnとしてフリップフロップ81〜8kに一時的に保持される。また、フリップフロップ81〜8kに保持されたデータは、信号Q1〜Qkとして組合せ回路78に入力されて所定の処理が行なわれメモリ部4に対して処理結果が信号DInとして出力される。
【0068】
電源制御2が、制御信号STを活性化すると、フリップフロップ81〜8kは直列接続状態となる。それまでの処理の結果を一時的に保持していたフリップフロップ81〜8kの保持内容は順次シフトされ、通常動作時とは異なる経路で信号SINnとしてメモリ部4に送られる。
【0069】
また、電源制御2が、制御信号RESを活性化すると、フリップフロップ81〜8kは直列接続状態となる。メモリ部4に退避されていたそれまでの処理の結果は、信号SOUTnとしてメモリ部4から読出され、フリップフロップ81〜8kに順次読み込まれる。このように、通常動作時とは異なる経路メモリ部4からデータがロジック回路3.nに読み込まれる。ロジック回路3.nは、以前に行なっていた処理結果を生かして続きの処理を行なうことができる。
【0070】
図9は、データ保持部76の構成をより詳細に示す回路図である。
図9を参照して、データ保持部76は、フリップフロップ81〜83と、ラッチ91,92とを含む。
【0071】
フリップフロップ81は、転送クロック信号TRに応じて導通するトランスミッションゲート101と、マスタラッチ102と、スレーブラッチ103とを含む。
【0072】
マスタラッチ102は、クロック信号/CKがHレベルのときに活性化され信号D1を受けて反転するクロックドインバータ111と、クロックドインバータ111の出力を受けて反転するインバータ112と、クロック信号CKがHレベルのときに活性化してインバータ112の出力を受けて反転しインバータ112の入力ノードに帰還するクロックドインバータ113とを含む。
【0073】
スレーブラッチ103は、クロック信号CKがHレベルのときに導通するトランスミッションゲート114と、インバータ116と、クロック信号TRBがHレベルのときに活性化するクロックドインバータ117とを含む。
【0074】
トランスミッションゲート114は、インバータ112の出力とインバータ116の入力との間に接続される。インバータ116の出力はクロックドインバータ117によってインバータ116の入力にフィードバックされる。トランスミッションゲート101は、メモリ部4から与えられる信号SOUTnを受けるノードとインバータ116の入力ノードとの間に接続される。
【0075】
フリップフロップ81は、さらに、インバータ116の出力を受けて反転し信号Q1を出力するインバータ104を含む。
【0076】
ラッチ91は、トランスミッションゲート121と、インバータ122,124と、クロックドインバータ123とを含む。トランスミッションゲート121は、インバータ104の出力とインバータ122の入力との間に設けられる。トランスミッションゲート121は、クロック信号/TRがHレベルのときに導通する。クロックドインバータ123は、転送クロック信号TRがHレベルのときに活性化されてインバータ122の出力をインバータ122の入力にフィードバックする。インバータ124は、インバータ122の出力を受けて反転し信号DT2を出力しこの信号DT2はフリップフロップ82に与えられる。
【0077】
なお、フリップフロップ82,83の構成はフリップフロップ81と同様であり、対応する要素には同一の符号を付してその説明は繰返さない。
【0078】
また、ラッチ92は、ラッチ91と同様の構成を有しており、対応する要素には同一の符号を付してその説明は繰返さない。
【0079】
フリップフロップ81,82,83は、2個のラッチつまりマスタラッチ102とスレーブラッチ103を接続したものである。そして、通常はこの2個のラッチに入力される信号は相補のクロックCK,/CKに応じて制御され入力D1,D2,D3からそれぞれ出力Q1,Q2,Q3にデータを1クロック分シフトして転送する動作を行なう。クロック信号CK,/CKが停止すれば、そのときのデータがラッチに保持された状態となる。
【0080】
ここで、電源をオフする際や電源をオンする際に保持データをシリアル転送する場合には、通常動作用のクロック信号CK,/CKを停止した状態で、他の転送クロックTR,TRを利用して転送を行なう。この場合には、各フリップフロップは直列的に接続された状態となり、各フリップフロップにラッチされているデータを順次転送できるようになる。
【0081】
したがって、電源をオフする際ロジック部3にラッチされたデータをメモリ部4へ転送するときには、シリアル接続の最前列にあるフリップフロップに保持されているデータから順次メモリ部4にデータが転送される。また、逆に電源を復帰する際のメモリ部4からロジック部3へのデータ転送においては、シリアル接続の最後列にあるフリップフロップに順次メモリ部4からのデータが入力され、これが直列接続されているフリップフロップに順次転送される。
【0082】
ここでは、システムLSI中の保持データの例としてフリップフロップを挙げたが、システムLSI中のデータの保持されているノードすべてがその転送の対象となり得る。
【0083】
たとえば、SRAMのメモリセルデータや、DRAMアレイのメモリセルデータなどの揮発性メモリアレイ中のデータも同様にMRAMに転送することが可能である。また、他の不揮発性メモリであっても、フラッシュEEPROMのようにデータの書込速度が遅いものは、データを書込む時間がないような瞬時停電のような場合には一時的にMRAMにデータを記憶させる。そして、電源復帰後の然るべき時期にフラッシュEEPROMに一時記憶させたデータを書戻せばよい。
【0084】
このように、フリップフロップに対し、電源オフ時のデータ転送用の転送用経路を通常のデータ転送経路と別途に設けるので、通常動作を妨げることなくデータ退避ができる。またロジック部3のフリップフロップを直列接続させることにより転送経路の配線本数を削減しこれによるエリアペナルティを削減した上に、いずれの場所にあるフリップフロップであってもこの経路を用いて転送することができる。
【0085】
図10は、実施の形態1の半導体装置1のデータ転送動作を説明するための動作波形図である。
【0086】
図2、図10を参照して、時刻t1〜t2における通常動作時には、システムLSI中に配置されたロジック部3とメモリ部4とはアドレス、コマンド、データなどの信号をメモリ部4の所定のポートをインターフェイスとしてデータのやり取りを行なう。メモリバンクBANK0〜BANK7とデータのシリアル−パラレル変換,パラレル−シリアル変換を行なうデータ変換部22とはグローバルデータバスG−I/Oで接続される。このデータ変換部とメモリ部4の入出力ポートとの間にはデータ選択部50が配置されている。通常動作時においては、データ選択部は信号DI0〜DIn,DO0〜DOnを伝達する経路でロジック部3との間のデータのやり取りを行なう。
【0087】
時刻t2において、外部からこのシステムLSIの電源を遮断する予告であるパワーオフコマンドが入力される。なお、このパワーコマンドはこのシステムLSI自身が所定のタイマ動作によって発信する場合も考えられる。このパワーオフコマンドに応じて、電源制御部2は信号STを活性化させる。この信号STはロジック部の所定のロジック回路が処理中であるデータを退避させるためのものである。このため対応するロジック回路はこれに応じてファンクションロック状態となる。このファンクションロック状態では、クロック信号CK,/CKが停止し、ロジック回路のフリップフロップ内のデータはフリップフロップ内のラッチに保持された状態を維持する。
【0088】
そして、フリップフロップのシリアル転送を行なうために、転送用のクロック信号TR,/TRが図8のクロック発生部74によって発生される。
【0089】
時刻t3〜t4では、対応するロジック回路からデータがシリアルに出力され、このデータはメモリ部4に信号SIN0〜SINnとして与えられる。そしてこのデータを書込むために必要なコマンドCMD,アドレス信号ADDは図8のメモリ制御部72で発生される。
【0090】
アドレスはメモリ部4内のメモリブロックの空きアドレス空間が指定される。たとえば、空き空間の設定は、各メモリブロックに対応して電源オフ時にデータを保持する必要があるか否かを示すフラグを設けておき、このフラグ信号が活性化されていないブロックに対して順次書込を行なうようにすればよい。
【0091】
そして、ロジック部3のデータがメモリ部4に転送が終了した後に、時刻t4において電源がオフ状態とされてシステムLSIは動作を停止する。
【0092】
次に、電源を復帰させる場合について説明する。
電源復帰後時刻t5でクロック信号の入力が再開され、時刻t6でパワーオンコマンドが発せられる。このコマンドに応じて復帰動作が開始される。電源制御部2はパワーオンコマンドに応じて信号RESを活性化させる。この時点では、またファンクションロックが解除されていないため、ロジック部のフリップフロップやメモリ部のデータ選択部50の設定はシリアル転送状態を維持している。
【0093】
時刻t7〜t8では転送クロックTRが発生されてシリアル転送が行なわれ、MRAM内の空き空間に書込まれていたデータが読出されロジック部3のフリップフロップにデータがリストアされる。フリップフロップ内のラッチにデータが元通りに保持された状態になった後に、時刻t8において信号RESが非活性化されファンクションロックが解除されて通常のロジック部の処理が開始される。
【0094】
以上説明したように、メモリ部4としてMRAMを内蔵することにより、待機状態において半導体装置の電源電圧VCCを完全に遮断しても情報が失われることはない。また、転送に通常の経路と異なる経路を用いてシリアル転送することで、ロジック部の多くのデータ保持ノードにアクセスすることが容易となる。なお、電源電位VCCは、完全に0Vにする場合以外にも、消費電力を低減するために動作時よりも低い電位に設定してもよい。
【0095】
[実施の形態2]
システムLSIは、複数の回路ブロックにより構成されており、最近ではトランジスタの微細化とともにその集積度が年々増加している。しかし、この一方で、動作電圧の低減に伴うトランジスタしきい値の低減は、トランジスタのリーク電流を増加させる原因となる。また、トランジスタのゲート酸化膜の薄膜化は、ゲート酸化膜のリーク電流を増大させる。さらに、トランジスタのソース/ドレインと基板との間には、寄生PNダイオードが形成されている。PNダイオードには、逆方向の電圧がかかっているが、微細化に伴い、トランジスタのソース/ドレインの不純物濃度が上昇し、PNダイオードの逆方向リーク電流が増大する。
【0096】
以上3つのリーク電流の問題は、システムLSI全体としての待機時の電流を増加させる結果となる。実施の形態2では、システムLSIの待機時の電流を低減させる他の構成について説明する。
【0097】
システムLSI中の複数の回路ブロックにおいて動作させる回路ブロックのみ電源を活性化し、待機状態の回路ブロックの電源をオフさせる技術が検討されている。しかし、電源を非活性化させると、回路ブロック中の各ノードの電位情報も同時に消失する。これを防ぐために、回路中のラッチなどのノードにたとえばフローティングゲートを有する不揮発性メモリセルを付加して電源を非活性化しても情報が消失しないようにする試みがある。しかし、これらの不揮発性メモリは、ラッチ情報をプログラムするのに時間がかかり有効でない。
【0098】
回路ブロックの電源制御の点でも、電源オンからオフに遷移する遷移時間や電源オフからオンに遷移する遷移時間の許容時間が短いため、高速にデータを退避したり復帰したりすることが要求されている。実施の形態2では、不揮発性メモリ素子としてMRAM等で使用されるトンネル磁気抵抗素子を用いる。トンネル磁気抵抗素子はプログラムに必要な時間は1ns以下が可能であり高速書込が可能である点が特徴である。
【0099】
図11は、実施の形態2の半導体装置201の構成を示すブロック図である。
図11を参照して、半導体装置201は、外部から電源電位VCC,接地電位GNDがそれぞれ与えられる端子T1A,T2Aと、スイッチ回路SWA〜AWDと、回路ブロック203A〜203Dとを含む。半導体装置201は、大規模ロジック回路を回路ブロック203〜203Dとして含むシステムLSIである。
【0100】
スイッチ回路SWAは、端子T1Aと回路ブロック203Aとの間に接続される。スイッチ回路SWBは、端子T1Aと回路ブロック203Bとの間に接続される。スイッチ回路SWCは、端子T1Aと回路ブロック203Cとの間に接続される。スイッチ回路SWDは、端子T1Aと回路ブロック203Dとの間に接続される。
【0101】
半導体装置201は、さらに、スイッチ回路SWA〜SWDの導通制御を行なうとともに回路ブロック203A〜203Dにそれぞれ制御信号STA〜STDを与える電源制御部202を含む。
【0102】
図12は、図11における回路ブロック203A〜203Dに含まれるデータ保持回路210の構成を示した回路図である。
【0103】
図12を参照して、データ保持回路210は、インバータ212と、ラッチ回路214と、OR回路215と、メモリセル216と、電流ドライバ回路218,220と、NチャネルMOSトランジスタ222,224,226,228とを含む。
【0104】
インバータ212は、信号POR1を受けて反転する。OR回路215は、信号PROと信号/POR1とを受ける。ラッチ回路214は、ノードN1とノードN2に相補なデータを保持する。NチャネルMOSトランジスタ222は、信号POR1Dに応じて導通しノードN1の電位を信号POとして出力する。信号POR1Dは、信号PORが遅延された信号である。NチャネルMOSトランジスタ224は信号POR1Dに応じて導通してノードN2の電位を信号/POとして出力する。
【0105】
NチャネルMOSトランジスタ226はノードN1とノードN3との間に接続されゲートに信号/POR2を受ける。NチャネルMOSトランジスタ228は、ノードN2とノードN4との間に接続されゲートに信号/POR2を受ける。
【0106】
ラッチ回路214は、電源ノードとノードN1との間に接続されゲートがノードN2に接続されるPチャネルMOSトランジスタ230と、ノードN1と接地ノードとの間に接続されノードN2にゲートど接続されるNチャネルMOSトランジスタ232と、電源ノードとノードN2との間に接続されゲートがノードN1に接続されるPチャネルMOSトランジスタ234と、ノードN2と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN1に接続されるNチャネルMOSトランジスタ236と、ノードN1とノードN2との間に接続されゲートに信号POR1を受けるPチャネルMOSトランジスタ238と、ノードN1とノードN2との間に接続されゲートにインバータ212の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ240とを含む。
【0107】
ノードN1の電位は信号W1として電流ドライバ回路218,220に与えられる。また、ノードN2の電位は信号W0として電流ドライバ回路218,220に与えられる。
【0108】
電流ドライバ回路218は、信号W0と信号PROとを受けるAND回路242と、信号W1と信号PROとを受けるAND回路244と、電源ノードとノードN3との間に接続されゲートにAND回路242の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ246と、ノードN3と接地ノードとの間に接続されゲートにAND回路244の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ248とを含む。
【0109】
電流ドライバ回路220は、信号W1と信号PORとを受けるAND回路252と、信号W0と信号PROとを受けるAND回路254と、電源ノードとノードN4との間に接続されゲートにAND回路252の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ256と、ノードN4と接地ノードとの間に接続されゲートにAND回路254の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ258とを含む。
【0110】
メモリセル216は、OR回路215の出力を受けて反転するインバータ266と、ノードN3とノードN4との間に接続されゲートにOR回路215の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ268と、ノードN3とノードN4との間に接続されゲートにインバータ266の出力を受けるPチャネルMOSトランジスタ270とを含む。
【0111】
メモリセル216は、ノードN3と接地ノードとの間に接続されるトンネル磁気抵抗素子264と、ノードN4と接地ノードとの間に接続されるトンネル磁気抵抗素子262と、トンネル磁気抵抗素子262,264に書込用の磁界を発生させるためのライトデジット線WDLと、ライトデジット線WDLの一方端を信号PROに応じて導通して電源ノードに接続するNチャネルMOSトランジスタ260とを含む。ライトデジット線WDLの他方端は接地ノードに接続されている。
【0112】
実施の形態2では、フリップフロップ内に用いられるラッチ部分などのデータ保持回路210において、データ保持ノードにMRAMで用いられるトンネル磁気抵抗素子262,264を付加している。トランジスタ268,270からなるトランスミッションゲートが導通すると、ノードN3とノードN4とを接続する経路が形成されこの経路は、図5で示した書込時のビット線BLとして働く。
【0113】
これによって電源オフ時に単純な動作でラッチデータをトンネル磁気抵抗素子に書込むことができる。
【0114】
また、電源復帰時にはノードN3とノードN4とを切り離し、ノードN3,N4をラッチ回路のノードN1,N2にそれぞれ接続することにより、自動的にラッチデータを復元させることができる。実施の形態1に比べて電源オフ時と復帰時の制御が簡略化され、また時間も大幅に短縮される。
【0115】
図13は、データ保持回路210のトンネル磁気抵抗素子にデータ“1”を書込む説明をするための図である。
【0116】
図14は、データ書込を説明するための動作波形図である。
図13、図14を参照して、時刻t0〜t1にいおては、ラッチ回路214は他の回路とトランジスタ222,224を介して信号PO,/POをやり取りしており通常のラッチ動作を行なっている。この状態においてPOR1はHレベルであり、信号/POR2はLレベルである。その結果、トランジスタ226,228はオフ状態となっており、またトランジスタ238,240もオフ状態となっている。
【0117】
これによってラッチ回路214では、トランジスタ230、232が1つのインバータとして動作し、またトランジスタ234,236が1つのインバータとして動作する。そして、ラッチ回路214はこれら2つのインバータがクロスカップルされた通常のラッチ回路として動作を行ない、その出力であるノードN1,N2はトランジスタ222,224によって他の回路と接続される。
【0118】
このときノードN1,N2の電位は信号W1,W0として電流ドライバ回路218,220に常に与えられている。
【0119】
時刻t1において、待機モードに突入する前にラッチ回路214の保持データを退避させるための書込制御信号PROが活性化される。これに応じてトランジスタ268,270は導通状態となる。するとたとえばラッチ回路214の保持値がノードN1がHレベルでノードN2の保持値がLレベルである場合には、信号W1はHレベルとなりメモリセル216に“1”を書込むことが行なわれる。このとき書込信号PROがHレベルとなるのでAND回路244,252の出力はともにHレベルとなる。するとNチャネルMOSトランジスタ248,256は導通状態となる。そして電源ノードから接地ノードに向けて電流経路が形成される。
【0120】
この電流経路は、トランジスタ256,268,270,248によって形成される。同時にNチャネルMOSトランジスタ260が導通してライトデジット線WDLに電流が流れる。すると自由磁化層が磁化されて、トンネル磁気抵抗素子262の抵抗値はRminとなりトンネル磁気抵抗素子264の抵抗値はRmaxとなる。このように2つのトンネル磁気抵抗素子の抵抗値が設定されることによりメモリセル216へのデータ“1”の書込が完了したことになる。
【0121】
時刻t2においてこのトンネル磁気抵抗素子への書込が完了した後に書込信号PROが非活性化される。そして時刻t3〜t4において電源電位VCCが立下げられて、時刻t4以降はシステムLSIは待機モードとなる。
【0122】
待機モードでは、電源電位VCCがオフ状態にされて、トランジスタに流れているソースドレイン間のリーク電流やゲート酸化膜を流れるゲートリーク電流およびソース/ドレインと基板間の間に流れる接合リーク電流等の不要な電流は消費電流から排除される。
【0123】
図15は、メモリセル216に“0”を書込む場合を示した図である。
図15を参照して、ラッチ回路214のノードN2がHレベルとなり、ノードN1がLレベルとなっている場合に書込が行なわれた場合が示されている。この時には制御信号W0がHレベルとなり制御信号W1がLレベルとなる。
【0124】
書込信号PROが活性化されるとAND回路242,254の出力がHレベルとなり、NチャネルMOSトランジスタ246,258が導通する。書込制御信号PROに応じてトランジスタ268,270も導通状態となっているので、ノードN3からノードN4に向けて電流が流れる。ライトデジット線WDLにも書込制御信号PROに応じて電流が流れるので、自由磁化層が磁化されてトンネル磁気抵抗素子264の抵抗値はRminとなり、トンネル磁気抵抗素子262の抵抗値はRmaxとなる。そしてデータ“0”の書込が終了する。
【0125】
図16は、データ保持回路210のメモリセル216からデータ“1”の読出が行なわれる場合を示した図である。
【0126】
図17は、メモリセル216からのデータ読出の動作を説明するための動作波形図である。
【0127】
図16、図17を参照して、予めメモリセル216にはデータ“1”が書込まれており、トンネル磁気抵抗素子264の抵抗値がRmax,トンネル磁気抵抗素子262の抵抗値がRminに設定されている場合について説明する。
【0128】
まず時刻t1において電源電位VCCの立上げが開始される。時刻t1〜t2においては信号POR1はLレベルであり、信号/POR1,/POR2はHレベルである。時刻t1〜t2においては、トランジスタ226,228が導通状態とされ、またトランジスタ238,240も導通状態とされている。
【0129】
最初は電源電位VCCの活性化とともにラッチ回路214の電源電位も上昇する。しかしトランジスタ238,240によってノードN1とノードN2が短絡されているので、相補なノードN1とノードN2の間には電位差が発生していない。
【0130】
時刻t2において信号POR1がLレベルからHレベルに変化するとトランジスタ238,240は導通状態から非導通状態となる。このとき信号/POR2はHレベルであるのでトランジスタ226,228は導通状態を保っている。トンネル磁気抵抗素子264の抵抗値Rmaxの方がトンネル磁気抵抗素子262の抵抗値Rminよりも大きいので、電流I1よりも電流I2の方が大きい。したがってノードN1よりもノードN2の電位が低くなるように相補なノードの電位のバランスが崩れる。するとラッチ回路214の内部のクロスカップルされたインバータの増幅動作によって時刻t2〜t3においてトンネル磁気抵抗素子に書込まれていたデータがラッチ回路214の相補なノードN1,N2の電位に反映される。これによってノードN1の電位はHレベルとなり、ノードN2の電位はLレベルとなる。
【0131】
時刻t3において信号/PORがHレベルからLレベルに変化すると、トランジスタ226,228は非導通状態となり、ラッチ回路214からメモリセル216が切離される。ただし、次のデータ退避に備えて電流ドライバ回路218,220には信号W1,W0としてラッチ回路の保持値が常に与えられている。
【0132】
以上説明したように、メモリセル216のトンネル磁気抵抗素子262,264の抵抗値がラッチ回路214の保持データとして読出される。
【0133】
図18は、メモリセル216に書込まれているデータ“0”を読出す説明をするための図である。
【0134】
図18を参照して、メモリセル216にデータ“0”が書込まれている場合には、トンネル磁気抵抗素子264の抵抗値がRminに設定されトンネル磁気抵抗素子262の抵抗値がRmaxに設定されている。この場合においてトランジスタ238,240が導通しノードN1,N2の電位が同じ電位に設定された後にトランジスタ238,240が非導通状態にされると、ノードN1からトンネル磁気抵抗素子264を介して流れる電流I1とノードN2からトンネル磁気抵抗素子262を介して流れる電流I2との間に差が生ずる。電流I1の方が電流I2よりも大きいので、ノードN1の方がノードN2よりもわずかに低くなる。するとラッチ回路264のクロスカップルされたインバータの増幅動作によりノードN1がLレベルに設定されノードN2の電位はHレベルに設定される。このようにして読出動作が終了した後にトランジスタ226,228が非導通状態とされて読出が終了する。
【0135】
このようにラッチ回路の電位を電流ドライバ回路218,220に常に与えておけば、書込信号PROを活性化する操作のみで書込動作を行なうこどができる。これにより電源オフ時の処理の短縮および電源が瞬間的に低下した場合のデータの退避が可能となる。
【0136】
図19は、図12に示したデータ保持回路210の構成を適用したフリップフロップ300の構成を示した回路図である。
【0137】
図19を参照してフリップフロップ300は、クロック信号CK,CKBに応じてデータ信号Dを取込むマスタラッチ302と、クロック信号CKに応じてマスタラッチの出力を受けて保持するスレーブラッチ304とを含む。
【0138】
マスタラッチ302は、クロック信号CKBの活性化に応じてデータ信号Dを反転するクロックドインバータ306と、クロックドインバータ306の出力を受けて反転するインバータ308と、クロック信号CKに応じて活性化してインバータ308の出力を受けて反転しインバータ308の入力に帰還させるクロックドインバータ310とを含む。
【0139】
スレーブラッチ304は、インバータ308の出力を受けて反転するインバータ312と、クロック信号CKの活性化に応じて活性化しインバータ308の出力を受けて反転するクロックドインバータ314と、クロック信号CKの活性化に応じて活性化しインバータ312の出力を受けて反転するクロックドインバータ316と、クロックドインバータ314,316の出力を受けるデータ保持回路318とを含む。
【0140】
データ保持回路318は、図12に示したデータ保持回路210の構成において、ノードN1にクロックドインバータ316の出力が接続されノードN2にクロックドインバータ314の出力が接続されている。そしてノードN1からは信号Qが出力されノードN2からは信号/Qが出力され、NチャネルMOSトランジスタ222,224が削除されている点が、データ保持回路318は、データ保持回路210と構成が異なる。データ保持回路318の他の部分の構成については、データ保持回路210と同様であるので説明は繰返さない。
【0141】
マスタラッチ302の出力はインバータ312によって相補信号に変換され、クロック信号CKで制御されるクロックドインバータ314,316によってノードN1,N2に伝達される。ノードN1,N2は通常動作時にはフリップフロップの出力信号Q,/Qを出力しており、次段のロジック回路にノードの電位を伝達する。
【0142】
このようにフリップフロップのマスタラッチのデータ保持ノードN1,N2に不揮発性メモリ素子を付加している。これにより電源オフ時に書込信号PROの活性化のみでラッチデータを不揮発性メモリセルに書込むことができ、データ退避時間の短縮を図ることができる。また、電源復帰時にも実施の形態1と比べて余分なデータ転送時間なしでラッチデータをリストアすることができる。
【0143】
図20は、図11に示した半導体装置201の電源制御を説明するための動作波形図である。
【0144】
図11,20を参照して、時刻t1においてスイッチ回路SWAが非導通状態から導通状態に変更される。時刻t1において回路ブロック203Aの電源電位INTVCCAが立上がってからしばらくすると回路ブロック203Aの内部に含まれているデータ保持回路のラッチノードNAにトンネル磁気抵抗素子に保持されていたデータがリストアされる。
【0145】
時刻t2においては、スイッチ回路SWBが非導通状態から導通状態に制御され回路ブロック203Bの電源電位INTVCCBが立上がる。そして回路ブロック203Bの内部に含まれているデータ保持回路のラッチノードNBにトンネル磁気抵抗素子のデータがリストアされる。
【0146】
回路ブロック203Aの処理が一旦終了しデータを退避させるために、時刻t3において電源制御部202は制御信号STAを活性化させる。制御信号STAの活性化に応じて回路ブロック203Aに含まれているデータ保持回路では、ラッチノードからトンネル磁気抵抗素子へのデータの退避が行なわれる。このデータの退避に応じてプログラム電流IPAが消費される。
【0147】
時刻t4においてデータの書込が終了すると制御信号STAはLレベルに非活性化され、同時にスイッチ回路SWAは非導通状態とされ回路ブロック203Aは待機状態となる。
【0148】
時刻t5においては、回路ブロック203Bの処理が終了し回路ブロック203Bの内部に含まれているデータ保持回路のデータを退避させるために、電源制御部202は制御信号STBを活性化させる。これに応じてプログラム電流IPBが流れデータ保持回路のラッチノードの保持データがトンネル磁気抵抗素子に退避される。
【0149】
時刻t6において回路ブロック203Bのデータの退避が終了すると制御信号STBがHレベルからLレベルに非活性化されてスイッチ回路SWBが非活性化される。この処理と並行して時刻t5において再び電源制御部202によってスイッチ回路SWAが導通状態に制御されるとラッチノードNAのデータが復帰され回路ブロック203Aにおいて処理の続きが続行される。そして時刻t7において処理結果を退避するために制御信号STAが活性化されてデータ保持回路のラッチノードのデータがトンネル磁気抵抗素子に書込まれる。
【0150】
時刻t8において書込が終了すると制御信号STAは非活性化されてスイッチ回路SWAは非導通状態とされる。
【0151】
以上説明したように、電源電位をオフ状態からオン状態にする場合には、各回路ブロックに含まれているラッチ回路の電源電位の上昇に伴い、トンネル磁気抵抗素子の抵抗差を検出しながらラッチ内の相補なノードの電位に発生する電位差が増幅されラッチ回路にデータが読出される。
【0152】
一方、電源電位をオン状態からオフ状態にする場合には、その直前に発生される制御信号STA〜STDに従ってトンネル磁気抵抗素子に書込電流を流しながらラッチ回路のデータを書込む。このように、データ退避動作/データ復帰動作を高速に行なうことができるので、電源オン/オフ動作を短時間で行なうことができ、かつ低消費電力化を効率よく行なうことができる。
【0153】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0154】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、データ退避時のデータ転送用の転送用経路を通常のデータ転送経路と別途に設けることにより、通常動作を妨げることなくデータ退避ができ、電源電位を標準動作電位から待機電位に変化させることで待機時の消費電流を低減させることができる。
【0155】
また、揮発性のラッチ回路に薄膜磁性体メモリセルを付加することによって、ラッチ回路のデータを退避させたい場合に複雑な転送動作が不要で高速にデータを退避でき、待機モードにおいて電源電位を待機電位にすることで待機時の消費電流を効率良く低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体装置1の電源制御に関する全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】メモリ部4の構成をより詳細に示した半導体装置1のブロック図である。
【図3】図2のメモリアレイMAに含まれる磁気トンネル接合部を有するメモリセルの構成を示す概略図である。
【図4】MTJメモリセルからのデータ読出動作を説明する概念図である。
【図5】MTJメモリセルに対するデータ書込動作を説明する概念図である。
【図6】MTJメモリセルに対するデータ書込時におけるデータ書込電流とトンネル磁気抵抗素子の磁化方向との関係を説明する概念図である。
【図7】図2におけるデータ選択部50の構成を示した回路図である。
【図8】図1におけるロジック回路3.nの構成を示した回路図である。
【図9】データ保持部76の構成をより詳細に示す回路図である。
【図10】実施の形態1の半導体装置1のデータ転送動作を説明するための動作波形図である。
【図11】実施の形態2の半導体装置201の構成を示すブロック図である。
【図12】図11における回路ブロック203A〜203Dに含まれるデータ保持回路210の構成を示した回路図である。
【図13】データ保持回路210のトンネル磁気抵抗素子にデータ“1”を書込む説明をするための図である。
【図14】データ書込を説明するための動作波形図である。
【図15】メモリセル216に“0”を書込む場合を示した図である。
【図16】データ保持回路210のメモリセル216からデータ“1”の読出が行なわれる場合を示した図である。
【図17】メモリセル216からのデータ読出の動作を説明するための動作波形図である。
【図18】メモリセル216に書込まれているデータ“0”を読出す説明をするための図である。
【図19】図12に示したデータ保持回路210の構成を適用したフリップフロップ300の構成を示した回路図である。
【図20】図11に示した半導体装置201の電源制御を説明するための動作波形図である。
【符号の説明】
1,201 半導体装置、2 電源制御部、3 ロジック部、3.1〜3.nロジック回路、4 メモリ部、6 モードデコーダ、8 ロウアドレスラッチ、10 ロウプリデコーダ、12 コラムアドレスラッチ、14 コラムプリデコーダ、16 モードレジスタ、18 バンクアドレスラッチ、20 バンクデコーダ、22 データ変換部、28 バーストアドレスカウンタ、50 データ選択部、51,52,61,62 入力バッファ回路、54,64 マルチプレクサ、56,58,66,68 出力バッファ回路、59,69 デマルチプレクサ、75 メモリ制御部、74 クロック発生部、76 データ保持部、78組合せ回路、81〜8k,300 フリップフロップ、91,92 ラッチ、102,302 マスタラッチ、103,304 スレーブラッチ、202 電源制御部、203A〜203D 回路ブロック、210,318 データ保持回路、214,264 ラッチ回路、215 OR回路、216 メモリセル、218,220 電流ドライバ回路、262,264 トンネル磁気抵抗素子、BANK0〜BANK7 メモリバンク、BL ビット線、CD コラムデコーダ、EXIO,T1A,T2A 端子、FL 固定磁化層、G−I/O グローバルデータバス、MA メモリアレイ、RD ロウデコーダ、RWL リードワード線、SWA〜SWD,SWL1 スイッチ回路、T1 電源端子、T2 接地端子、TB トンネルバリア、TMR トンネル磁気抵抗素子、VL 自由磁化層、WDL ライトデジット線、WWL ライトワード線。

Claims (7)

  1. 第1、第2のモードを動作モードとして有する半導体装置であって、
    不揮発的にデータを記憶する記憶部と、
    前記第1、第2のモードにおいてそれぞれ第1、第2のデータ転送経路を用いて前記記憶部にデータを送信する論理回路部とを備え、
    前記論理回路部は、前記記憶部および前記論理回路部に与える電源電位を標準動作電位から待機電位に変化させる予告信号に応じて、前記第1のモードで処理していた結果情報を前記第2のモードにおいて前記第2のデータ転送経路を用いて前記記憶部に退避させる、半導体装置。
  2. 前記待機電位は、電源電流を低減させるために前記標準動作電位よりも低く設定された電位であり、
    前記論理回路部は、
    前記第1のモードで処理した結果を揮発的に保持する複数のフリップフロップ回路を含む、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記論理回路部は、前記電源電位を前記待機電位から前記標準動作電位に復帰させる際に前記記憶部からデータを読出して前記第2のデータ転送経路を用いて前記複数のフリップフロップ回路にデータを設定する、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記論理回路部は、
    前記第1のモードで処理した結果を揮発的に保持する複数の保持回路を含み、
    前記複数の保持回路は、前記第2のデータ転送経路上に直列に接続され、
    前記複数の保持回路の保持データは前記第2のデータ転送経路を用いて前記記憶部にシリアル転送される、請求項1に記載の半導体装置。
  5. データ保持回路を備え、
    前記データ保持回路は、
    揮発的にデータを保持するラッチ回路と、
    前記ラッチ回路の保持情報および活性化信号を受ける書込制御回路と、
    前記活性化信号が活性状態にあるときに前記保持情報に応じた電流を前記書込制御回路から受けて、前記電流に応じた磁場によって記憶データを不揮発に書換える薄膜磁性体メモリセルとを含む、半導体装置。
  6. 前記データ保持回路は、クロック信号に同期してデータ転送動作を行なうフリップフロップ回路である、請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記ラッチ回路は、
    第1、第2の保持ノードにそれぞれ入力、出力が接続される第1のインバータと、
    前記第1、第2の保持ノードにそれぞれ出力、入力が接続される第2のインバータと、
    前記第1、第2の保持ノードを接続するスイッチ回路とを含み、
    前記薄膜磁性体メモリセルは、
    前記電流に応じて相補な2つの抵抗値に設定される第1、第2のトンネル磁気抵抗素子を含み、
    前記第1のトンネル磁気抵抗素子は、前記第1の保持ノードから固定電位に至る経路上に接続され、
    前記第2のトンネル磁気抵抗素子は、前記第2の保持ノードから前記固定電位に至る経路上に接続される、請求項5に記載の半導体装置。
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