JP2004127088A - 携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯機器によれば、文字を入力する手間を軽減することができ、文字を容易に入力することができる。
【解決手段】所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、文字入力機構の中心部及び周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを要旨とする。
【選択図】 図2
【解決手段】所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、文字入力機構の中心部及び周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを要旨とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字入力機構を具備する携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯機器には、当該携帯機器に文字を入力する文字入力部が複数配置されている。ここで、文字は、平仮名および片仮名および英文の大文字および英文の小文字および数字などである。
【0003】
携帯電話等の携帯機器における五十音の文字の入力方法を例に挙げると、携帯電話等は、五十音の1つの行の文字のすべてが割り当てられている文字入力部を複数具備する。ここで、五十音の1つの行の文字のすべてとは、「あ行」を例に挙げると、「あ」および「い」および「う」および「え」および「お」である。
【0004】
また、文字入力部は、当該文字入力部が連続して入力操作される回数に応じて、当該文字入力部に割り当てられている文字のいずれかを携帯電話等に入力することができる。
【0005】
具体的には、五十音の「あ行」が割り当てられている文字入力部は、当該文字入力部が連続して入力操作される回数に応じて、「あ」または「い」または「う」または「え」または「お」を携帯電話等に入力する。
【0006】
ここで、五十音の「あ行」が割り当てられている文字入力部は、例えば、当該文字入力部が1回入力操作される場合には「あ」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が2回連続して入力操作される場合には「い」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が3回連続して入力操作される場合には「う」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が4回連続して入力操作される場合には「え」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が5回連続して入力操作される場合には「お」を携帯電話等に入力する。
【0007】
携帯電話等は、五十音のすべての行が各々割り当てられている文字入力部を具備し、当該文字入力部が複数回入力操作されることにより、五十音のすべての文字を携帯電話等に入力することができる。ここで、五十音のすべての行とは、「あ行」乃至「わ行」である。
【0008】
なお、携帯電話等は、入力回数を減らすために、様々な文字入力システムが考えられている(特許文献1参照)。しかしながら、これらの文字入力システムは、1回の入力操作により五十音の文字を入力することができない。
【0009】
また、携帯電話等以外の携帯機器における五十音の文字の入力方法を例に挙げると、携帯電話等以外の携帯機器は、五十音のすべての文字が各々割り当てられている文字入力部を具備するもの(五十音順キー配列キーボードなど)がある。ここで、五十音のすべての文字は、「あ」乃至「ん」である。文字入力部は、当該文字入力部が入力操作されることにより、当該文字入力部に割り当てられている文字を携帯機器に入力する。
【0010】
このような携帯機器は、文字入力部に五十音のすべての文字が各々割り当てられているため、文字入力部を1回入力操作することにより、五十音のすべての文字を携帯機器に入力することができる。
【0011】
さらに、携帯電話以外の携帯機器は、アルファベットのすべての文字が各々割り当てられている文字入力部を具備するもの(タイプライターキー配列キーボードなど)がある。文字入力部は、当該文字入力部が入力操作されることにより、当該文字入力部に割り当てられている文字を携帯機器に入力する。
【0012】
このような携帯機器において、五十音の文字のすべては、予め割り当てられているアルファベットの文字の組合せと対応付けられている(ヘボン式ローマ字綴りなど)。例えば、五十音の文字「こ」は、アルファベットの文字の組合せ「ko」と対応付けられている。
【0013】
このような携帯機器は、五十音の文字と対応付けられているアルファベットの文字の組合せを構成するアルファベットの文字が割り当てられている文字入力部を各々入力操作することにより、当該五十音の文字を携帯機器に入力することができる。例えば、このような携帯機器は、五十音の文字「こ」を入力する場合には、「こ」と対応付けられている「k」および「o」が割り当てられている文字入力部を各々入力操作することにより、「こ」を携帯機器に入力することができる。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−123360
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の携帯電話等においては、携帯電話等は、文字入力部が複数回入力操作されないと携帯電話等に入力できない文字があるため、文字を入力する際に手間がかかるという問題があった。
【0016】
また、携帯電話以外の携帯機器は、当該携帯機器に配置される文字入力部の数が多い。例えば、五十音順キー配列型のキーボードは、少なくとも46個以上の文字入力部を必要とする。また、タイプライターキー配列型のキーボードは、少なくとも26個以上の文字入力部を必要とする。一方、文字入力部を配置するスペースは、携帯機器の小型軽量化の進展により減少し、文字入力部も小さくなった。これにより、携帯機器は、小さくなった文字入力部により文字を入力するため、文字の入力がしにくいという問題があった。
【0017】
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、文字を入力する手間を軽減することができ、文字を容易に入力することができる携帯機器を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、文字入力機構の中心部及び周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを要旨とする。
【0019】
本発明の第2の特徴は、所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、文字入力機構の周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを要旨とする。
【0020】
かかる特徴によれば、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0021】
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴において、文字入力機構に配置されている文字部には、五十音における1つの行に含まれる文字が、各々割り当てられていることを要旨とする。
【0022】
かかる特徴によれば、文字入力機構は、五十音における1つの行に含まれる文字の中から1つの文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0023】
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴において、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を濁音に変換する濁音変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を半濁音に変換する半濁音変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を小さい文字に変換する小文字変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を全角に変換する全角変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を半角に変換する半角変換部とを具備することを要旨とする。
【0024】
かかる発明によれば、携帯機器は、濁音変換部と半濁音変換部と小文字変換部と全角変換部と半角変換部とを各々独立に設けることにより、文字入力部により携帯機器に入力された文字を、濁音または半濁音または小さい文字または全角または半角に、容易に変換することができる。
【0025】
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴において、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部が1つの文字変換機構を構成し、文字変換機構は、当該文字変換機構の周囲部4箇所と中央部とに、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部が各々配置されていることを要旨とする。
【0026】
かかる特徴によれば、携帯機器は、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0027】
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至第5の特徴において、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を平仮名に切り替える平仮名切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を片仮名に切り替える片仮名切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を英文の大文字に切り替える英文大文字切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を英文の小文字に切り替える英文小文字切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を数字に切り替える数字切替部とを具備することを要旨とする。
【0028】
かかる発明によれば、携帯機器は、平仮名切替部と片仮名切替部と英文大文字切替部と英文小文字切替部と数字切替部とを各々独立に設けることにより、文字入力部により携帯機器に入力された文字を、平仮名または片仮名または英文大文字または英文小文字または数字に、容易に変換することができる。
【0029】
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴において、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および英文小文字切替部および数字切替部が1つの文字切替機構を構成し、文字切替機構は、当該文字切替機構の周囲部4箇所と中央部とに、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および小文字切替部および数字切替部が各々配置されていることを要旨とする。
【0030】
かかる発明によれば、携帯機器は、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および英文小文字切替部および数字切替部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
[携帯機器の構成]
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における携帯機器1を示すブロック図である。図1に示すように、携帯機器1は、複数の文字入力機構10と文字変換機構20と文字切替機構30と制御部40と表示部50とを具備する。
【0032】
図2は、本実施形態における文字入力機構10を示す図である。文字入力機構10には、図2に示すように、5つの文字部(11a乃至11e)が配置されている。
【0033】
文字部11は、五十音のすべての文字が各々割り当てられているものである。ここで、五十音のすべての文字とは、「あ」乃至「ん」である。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が所定の入力操作されることにより、当該文字部11に割り当てられている五十音の文字を、制御部40に送信する。ここで、所定の入力操作は、例えば、文字入力機構に配置されている文字部11を押下する入力操作などである。
【0034】
また、文字部11は、アルファベットのすべての文字が各々設定されていてもよい。ここで、アルファベットのすべての文字とは、「a」乃至「z」である。文字入力機構10は、アルファベットの文字が割り当てられている場合には、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が入力操作されることにより、当該文字部11に割り当てられているアルファベットの文字を、制御部40に送信する。
【0035】
さらに、文字部11は、「0」乃至「9」のすべての数字が各々設定されていてもよい。文字部11は、「0」乃至「9」の数字が割り当てられている場合には、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が入力操作されることにより、当該文字部11に割り当てられている数字を、制御部40に送信する。
【0036】
例えば、文字部11aは、五十音の文字「あ」とアルファベットの文字「a」と数字「1」とが割り当てられている。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11aが入力操作された場合に、五十音の「あ」とアルファベットの「a」と数字の「1」とを制御部40に送信する。
【0037】
また、文字部11bは、五十音の文字「い」とアルファベットの文字「b」とが割り当てられている。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11bが入力操作された場合に、五十音の「い」とアルファベットの「b」を制御部40に送信する。
【0038】
また、文字部11dは、五十音の文字「え」のみが割り当てられている。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11dが入力操作された場合に、五十音の「え」を制御部40に送信する。
【0039】
また、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部11のすべては、1つの文字入力機構10に各々配置されている。
【0040】
文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が5つある場合には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部とに、当該文字入力機構10を構成する文字部11が任意の箇所に各々配置されている。ここで、文字入力機構10の周囲部4箇所に各々配置されている文字部11は、当該文字入力機構10の円周12近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0041】
五十音の「あ行」に対応する文字入力機構10を例に挙げて説明すると、「あ行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部とに、「あ」および「い」および「う」および「え」および「お」が各々割り当てられている文字部(11a乃至11e)が配置されている。
【0042】
具体的には、「あ行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の中央部に「あ」が割り当てられている文字部11aが配置されている。また、「あ行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の円周12近傍に「い」乃至「お」が割り当てられている文字部(11b乃至11e)が等間隔にて各々配置されている。
【0043】
また、文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されるべき文字部11が5つ無い場合には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部との中からいずれか任意の箇所に、少なくとも当該文字入力機構10に配置されるべき文字部11が各々配置されていればよい。ここで、文字入力機構10に配置されるべき文字部11が5つ無い場合とは、例えば、文字入力機構10が「や行」または「わ行」に対応している場合などである。
【0044】
五十音の「や行」に対応する文字入力機構10を例に挙げて説明すると、「や行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部との中から任意の3箇所に、「や」および「ゆ」および「よ」が割り当てられている文字部11が各々配置されている。
【0045】
また、「や行」に対応する文字部11は、「や」および「ゆ」および「よ」が割り当てられている文字部11が配置されていない箇所に、任意の文字部11が配置されていてもよい。
【0046】
なお、文字入力機構10の文字部11の配置は、本実施形態における文字部11の配置に限定されるものではない。例えば、文字入力機構10を構成する文字部11は、当該文字入力機構10の周囲部に等間隔にて各々配置されていてもよい。また、文字入力機構10の形状が五角形であり、当該文字入力機構10の文字部11は、五角形の各頂点近傍に各々配置されていてもよい。
【0047】
図3は、本実施形態における文字変換機構20を示す図である。文字変換機構20は、図3に示すように、濁音変換部21と半濁音変換部22と全角変換部23と半角変換部24と小文字変換部25とにより構成されている。
【0048】
文字変換機構20は、当該文字変換機構20の周囲部4箇所と中央部とに、濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25が任意の箇所に各々配置されている。
【0049】
具体的には、文字変換機構20は、当該文字変換機構20の中央部に小文字変換部25が配置されている。また、文字変換機構20は、濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24が当該文字変換機構20の円周26近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0050】
なお、文字変換機構20を構成する濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25の配置は、本実施形態における配置に限定されるものではない。例えば、文字変換機構20を構成する濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25は、当該文字変換機構20の周囲部5箇所に等間隔にて各々配置されていてもよい。また、文字変換機構20の形状が五角形であり、当該文字変換機構20を構成する濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25は、五角形の各頂点近傍に各々配置されていてもよい。
【0051】
濁音変換部21は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を濁音に変換する濁音変換信号を、濁音変換部21が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。ここで、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字は、五十音の文字およびアルファベットの文字および数字などである。
【0052】
半濁音変換部22は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を半濁音に変換する半濁音変換信号を、半濁音変換部22が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0053】
全角変換部23は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を全角に変換する全角変換信号を、全角変換部23が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0054】
半角変換部24は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を半角に変換する半角変換信号を、半角変換部24が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0055】
小文字変換部25は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を小さい文字に変換する小文字変換信号を、小文字変換部25が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0056】
ここで、小さい文字は、例えば、促音を入力する際に用いる小さい「っ」、または、拗音を入力する際に用いる小さい「ゃ」などである。
【0057】
図4は、本実施形態における文字切替機構を示す図である。文字切替機構30は、図4に示すように、平仮名切替部31と片仮名切替部32と英文大文字切替部33と英文小文字切替部34と数字切替部35とにより構成される。
【0058】
文字切替機構30は、当該文字切替機構30の周囲部4箇所と中央部とに、平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35が任意の箇所に各々配置されている。
【0059】
具体的には、文字切替機構30は、当該文字切替機構30の中央部に数字切替部35が配置されている。また、文字切替部30は、平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34が当該文字切替機構30の円周36近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0060】
なお、文字切替機構30を構成する平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35の配置は、本実施形態における配置に限定されるものではない。例えば、文字切替機構30を構成する平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35は、当該文字切替機構30の周囲部5箇所に等間隔にて各々配置されていてもよい。また、文字切替機構30の形状が五角形であり、当該文字切替機構30を構成する平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35は、五角形の各頂点近傍に各々配置されていてもよい。
【0061】
平仮名切替部31は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を平仮名に切り替える平仮名切替信号を、平仮名切替部31が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0062】
片仮名切替部32は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を片仮名に切り替える片仮名切替信号を、片仮名切替部32が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0063】
英文大文字切替部33は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を英文大文字に切り替える英文大文字切替信号を、英文大文字切替部33が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0064】
英文小文字切替部34は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を英文小文字に切り替える英文小文字切替信号を、英文小文字切替部34が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0065】
数字切替部35は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を数字に切り替える数字切替信号を、数字切替部35が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0066】
制御部40は、平仮名切替部31より平仮名切替信号を受信した場合には、表示部50上に平仮名を表示する平仮名表示モードとして動作する。
【0067】
平仮名表示モードの制御部40は、文字入力機構10より受信した五十音の文字を平仮名に変換する。制御部40は、制御部40により変換された平仮名を表示部50上に表示する。
【0068】
制御部40は、片仮名切替部32より片仮名切替信号を受信した場合には、表示部50上に片仮名を表示する片仮名表示モードとして動作する。
【0069】
片仮名表示モードの制御部40は、文字入力機構10より受信した五十音の文字を片仮名に変換する。制御部40は、制御部40により変換された片仮名を表示部50上に表示する。
【0070】
制御部40は、英文大文字切替部33より英文大文字切替信号を受信した場合には、表示部50上に英文大文字を表示する英文大文字モードとして動作する。
【0071】
英文大文字モードの制御部40は、文字入力機構10より受信したアルファベットの文字を英文大文字に変換する。制御部40は、制御部40により変換された英文大文字を表示部50上に表示する。
【0072】
制御部40は、英文小文字切替部34より英文小文字切替信号を受信した場合には、表示部50上に英文小文字を表示する英文小文字モードとして動作する。
【0073】
英文小文字モードの制御部40は、文字入力機構10より受信したアルファベットの文字を英文小文字に変換する。制御部40は、制御部40により変換された英文小文字を表示部50上に表示する。
【0074】
制御部40は、数字切替部35より数字切替信号を受信した場合には、表示部50上に数字を表示する数字モードとして動作する。
【0075】
数字モードの制御部は、文字入力機構10より受信した数字を表示部50上に表示する。
【0076】
制御部40は、濁音変換部21より濁音切変換号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を濁音に変換する。ここで、制御部40は、濁音に変換できない文字を文字入力機構10より受信した場合には、濁音に変換しないものとする。
【0077】
制御部40は、半濁音変換部22より半濁音変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を半濁音に変換する。ここで、制御部40は、半濁音に変換できない文字を文字入力機構10より受信した場合には、半濁音に変換しないものとする。
【0078】
制御部40は、全角変換部23より全角変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を全角に変換する。
【0079】
制御部40は、半角変換部24より半角変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を半角に変換する。
【0080】
制御部40は、小文字変換部25より小文字変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した五十音の文字を小さい文字に変換する。ここで、制御部40は、小さい文字に変換できない文字を文字入力機構10より受信した場合には、小さい文字に変換しないものとする。
【0081】
表示部50は、制御部40により変換された文字を表示する。ここで、表示部50に表示する文字は、平仮名および片仮名および英文大文字および英文小文字および数字などである。
【0082】
図5は、本実施形態における携帯機器1の一例を示す図である。図5に示すように、携帯機器aは、文字入力機構10と文字変換機構20と文字切替機構30と制御部40(図示せず)と表示部50とを具備する。ここで、携帯機器aは、例えば、携帯電話またはPHSなどである。
【0083】
携帯機器aは、「あ」乃至「ん」が各々割り当てられている文字部11を具備する。また、携帯機器aの具備する文字部11は、「0」乃至「9」が各々割り当てられている。なお、携帯機器aの具備する文字部11は、「a」乃至「z」が設定されていてもよい。
【0084】
携帯機器aは、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部11が各々配置されている文字入力機構10を複数具備する。具体的には、携帯機器aは、「あ行」乃至「わ行」に各々対応する文字入力機構10を具備する。
【0085】
図6は、本実施形態における携帯機器1の一例を示す図である。図6に示すように、携帯機器bは、文字入力機構10と文字変換機構20と文字切替機構30と制御部40(図示せず)と表示部50とを具備する。ここで、携帯機器bは、例えば、PDAまたは電子辞書などである。
【0086】
携帯機器bは、「あ」乃至「ん」が割り当てられている文字部11を具備する。なお、携帯機器aの具備する文字部11は、「a」乃至「z」が各々設定されていてもよい。なお、携帯機器aの具備する文字部11は、「0」乃至「9」が各々設定されていてもよい。
【0087】
携帯機器bは、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部11が各々配置されている文字入力機構10を複数具備する。具体的には、携帯機器bは、「あ行」乃至「わ行」に各々対応する文字入力機構10を具備する。
【0088】
図7は、文字入力機構10および文字変換機構20および文字切替機構30の一例を示す図である。図7に示すように、文字入力機構10および文字変換機構20および文字切替機構30は、スティック部61と本体部62とを具備するものであってもよい(例えば、ジョイスティックタイプの入力装置)。
【0089】
以下、文字入力機構10がスティック部61と本体部62とにより構成されている場合を例に挙げて説明する。
【0090】
文字入力機構10を構成するスティック部61は、当該文字入力機構10を構成する本体部62に対して垂直方向に押下されるものである。また、文字入力機構10を構成するスティック部61は、当該スティック部61の周囲4方向のいずれかに倒されるものである。
【0091】
文字入力機構10を構成する本体部62は、当該本体部62の周囲部4箇所と中央部とに、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部(11a乃至11e)が任意の箇所に各々配置されている。ここで、文字入力機構10を構成する本体部62は、当該本体部62の周囲部4箇所に各々配置されている文字部(11b乃至11e)が当該本体部62の円周12近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0092】
ここで、文字入力機構10を構成する本体部62の中央部に配置されている文字部11aは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が当該本体部62に対して垂直方向に押下された場合に、当該文字部11aに割り当てられている文字を携帯機器1に入力する。
【0093】
また、文字入力機構10を構成する本体部62の周囲部4箇所に各々配置されている文字部(11b乃至11e)は、当該文字入力機構10を構成するスティック部61がいずれかの文字部(11b乃至11e)方向に倒された場合に、当該文字部(11b乃至11e)に割り当てられている文字を携帯機器1に入力する。
【0094】
具体的には、「あ行」に対応する文字入力機構10は、当該文字入力機構10を構成する本体部62の中央部に、「あ」が割り当てられている文字部11aが配置されている。
【0095】
また、「あ行」に対応する文字入力機構10は、当該文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に、「い」乃至「お」が割り当てられている文字部(11b乃至11e)が等間隔にて各々配置されている。
【0096】
ここで、「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の中央部に配置されている文字部11aは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が当該本体部62に対して垂直方向に押下された場合に、文字部11aに割り当てられている「あ」を携帯機器1に入力する。
【0097】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11bは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11b方向に倒された場合に、文字部11bに割り当てられている「い」を携帯機器1に入力する。
【0098】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11cは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11c方向に倒された場合に、文字部11cに割り当てられている「う」を携帯機器1に入力する。
【0099】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11dは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11d方向に倒された場合に、文字部11dに割り当てられている「え」を携帯機器1に入力する。
【0100】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11eは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11e方向に倒された場合に、文字部11eに割り当てられている「お」を携帯機器1に入力する。
【0101】
なお、携帯機器1は、文字部11により携帯機器1に入力された文字を漢字に変換する機能を具備していてもよい。
【0102】
[上述の携帯機器の動作]
上記構成を具備する携帯機器1による文字入力方法は、以下の手順により実施することができる。図7は、本実施形態における携帯機器1の動作を示すフローチャートである。
【0103】
ステップ1において、制御部40は、平仮名切替部31が入力操作された場合には、表示部50に平仮名を表示する平仮名モードとして動作する。
【0104】
また、制御部40は、片仮名切替部32が入力操作された場合には、表示部50に片仮名を表示する片仮名モードとして動作する。
【0105】
また、制御部40は、英文大文字切替部33が入力操作された場合には、表示部50に英文大文字を表示する英文大文字モードとして動作する。
【0106】
また、制御部40は、英文小文字切替部34が入力操作された場合には、表示部50に英文小文字を表示する英文小文字モードとして動作する。
【0107】
また、制御部40は、数字切替部35が入力操作された場合には、表示部50に数字を表示する数字モードとして動作する。
【0108】
ここで、制御部40は、動作モードのいずれかが予め設定されていてもよい。制御部40は、予め割り当てられている動作モードと同一の動作モードが入力操作された場合には、ステップ1を省略してもよい。ここで、動作モードは、平仮名モードまたは片仮名モードまたは英文大文字モードまたは英文小文字モードまたは数字モードである。
【0109】
ステップ2において、制御部40は、文字入力機構10により入力された文字を表示部50に表示する。具体的には、制御部40は、文字入力機構10より受信した文字を各種モードに従って文字に変換する。制御部40は、制御部40により変換された文字を表示部50に表示する。
【0110】
ここで、表示部に表示する文字は、平仮名および片仮名および英文大文字および英文小文字および数字などである。
【0111】
ステップ3において、制御部40は、濁音変換部21または半濁音変換部22が入力操作された場合には、ステップ4に進む。また、制御部40は、濁音変換部21および半濁音変換部22がいずれも入力操作されない場合には、ステップ5に進む。
【0112】
ステップ4において、制御部40は、濁音変換部22が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を濁音に変換する。ここで、制御部40は、濁音に変換できない文字が表示部50に表示されている場合には、表示部50に表示されている文字を変換しない。
【0113】
また、制御部40は、半濁音変換部22が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を半濁音に変換する。ここで、制御部40は、半濁音に変換できない文字が表示部50に表示されている場合には、表示部50に表示されている文字を変換しない。
【0114】
ステップ5において、制御部40は、小文字変換部25が入力操作された場合には、ステップ6に進む。また、制御部40は、小文字変換部25が入力操作されない場合には、ステップ7に進む
ステップ6において、制御部40は、表示部50に表示されている文字を小さい文字に変更する。また、制御部40は、表示部50に小さい文字に変換できない文字が表示されている場合には、表示部50に表示されている文字を変換しない。
【0115】
ステップ7において、制御部40は、全角変換部23または半角変換部24が入力操作された場合には、ステップ8に進む。また、制御部40は、全角変換部23および半角変換部24がいずれも入力操作されない場合には、ステップ9に進む。
【0116】
ステップ8において、制御部40は、全角変換部23が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を全角に変換する。
【0117】
また、制御部40は、半角変換部24が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を半角に変換する。
【0118】
ステップ9において、携帯機器1は、次の文字が入力される場合には、ステップ1に戻る。
【0119】
なお、ステップ3およびステップ4とステップ5およびステップ6とステップ7およびステップ8との順番は、任意に入れ替えられるものとする。
【0120】
[携帯機器による作用および効果]
本実施形態に係る携帯機器1によれば、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0121】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、文字入力機構は、五十音における1つの行に含まれる文字の中から1つの文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0122】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、濁音変換部と半濁音変換部と小文字変換部と全角変換部と半角変換部とを各々独立に設けることにより、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を、濁音または半濁音または小さい文字または全角または半角に、容易に変換することができる。
【0123】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0124】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、平仮名切替部と片仮名切替部と英文大文字切替部と英文小文字切替部と数字切替部とを各々独立に設けることにより、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を、平仮名または片仮名または英文大文字または英文小文字または数字に、容易に変換することができる。
【0125】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および英文小文字切替部および数字切替部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0126】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、文字を入力する手間を軽減することができ、文字を容易に入力することができる携帯機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における携帯機器1を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における文字入力機構10を示す図である。
【図3】本実施形態における文字変換機構20を示す図である。
【図4】本実施形態における文字切替機構30を示す図である。
【図5】本実施形態における携帯機器を示す概略図である。(その1)
【図6】本実施形態における携帯機器を示す概略図である。(その2)
【図7】本実施形態における文字入力機構10、文字変換機構20、文字切替機構30の1例を示す斜視図である。
【図8】本実施形態における携帯機器の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・携帯機器、2・・・携帯機器a、3・・・携帯機器b、10・・・文字入力機構、11・・・文字部、12・・・円周、20・・・文字変換機構、21・・・濁音変換部、22・・・半濁音変換部、23・・・全角変換部、24・・・半角変換部、25・・・小文字変換部、26・・・円周、30・・・文字切替機構、31・・・平仮名切替部、32・・・片仮名切替部、33・・・英文大文字切替部、34・・・英文小文字切替部、35・・・数字切替部、36・・・円周、40・・・制御部、50・・・表示部、61・・・スティック部、62・・・本体部
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字入力機構を具備する携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯機器には、当該携帯機器に文字を入力する文字入力部が複数配置されている。ここで、文字は、平仮名および片仮名および英文の大文字および英文の小文字および数字などである。
【0003】
携帯電話等の携帯機器における五十音の文字の入力方法を例に挙げると、携帯電話等は、五十音の1つの行の文字のすべてが割り当てられている文字入力部を複数具備する。ここで、五十音の1つの行の文字のすべてとは、「あ行」を例に挙げると、「あ」および「い」および「う」および「え」および「お」である。
【0004】
また、文字入力部は、当該文字入力部が連続して入力操作される回数に応じて、当該文字入力部に割り当てられている文字のいずれかを携帯電話等に入力することができる。
【0005】
具体的には、五十音の「あ行」が割り当てられている文字入力部は、当該文字入力部が連続して入力操作される回数に応じて、「あ」または「い」または「う」または「え」または「お」を携帯電話等に入力する。
【0006】
ここで、五十音の「あ行」が割り当てられている文字入力部は、例えば、当該文字入力部が1回入力操作される場合には「あ」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が2回連続して入力操作される場合には「い」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が3回連続して入力操作される場合には「う」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が4回連続して入力操作される場合には「え」を携帯電話等に入力し、当該文字入力部が5回連続して入力操作される場合には「お」を携帯電話等に入力する。
【0007】
携帯電話等は、五十音のすべての行が各々割り当てられている文字入力部を具備し、当該文字入力部が複数回入力操作されることにより、五十音のすべての文字を携帯電話等に入力することができる。ここで、五十音のすべての行とは、「あ行」乃至「わ行」である。
【0008】
なお、携帯電話等は、入力回数を減らすために、様々な文字入力システムが考えられている(特許文献1参照)。しかしながら、これらの文字入力システムは、1回の入力操作により五十音の文字を入力することができない。
【0009】
また、携帯電話等以外の携帯機器における五十音の文字の入力方法を例に挙げると、携帯電話等以外の携帯機器は、五十音のすべての文字が各々割り当てられている文字入力部を具備するもの(五十音順キー配列キーボードなど)がある。ここで、五十音のすべての文字は、「あ」乃至「ん」である。文字入力部は、当該文字入力部が入力操作されることにより、当該文字入力部に割り当てられている文字を携帯機器に入力する。
【0010】
このような携帯機器は、文字入力部に五十音のすべての文字が各々割り当てられているため、文字入力部を1回入力操作することにより、五十音のすべての文字を携帯機器に入力することができる。
【0011】
さらに、携帯電話以外の携帯機器は、アルファベットのすべての文字が各々割り当てられている文字入力部を具備するもの(タイプライターキー配列キーボードなど)がある。文字入力部は、当該文字入力部が入力操作されることにより、当該文字入力部に割り当てられている文字を携帯機器に入力する。
【0012】
このような携帯機器において、五十音の文字のすべては、予め割り当てられているアルファベットの文字の組合せと対応付けられている(ヘボン式ローマ字綴りなど)。例えば、五十音の文字「こ」は、アルファベットの文字の組合せ「ko」と対応付けられている。
【0013】
このような携帯機器は、五十音の文字と対応付けられているアルファベットの文字の組合せを構成するアルファベットの文字が割り当てられている文字入力部を各々入力操作することにより、当該五十音の文字を携帯機器に入力することができる。例えば、このような携帯機器は、五十音の文字「こ」を入力する場合には、「こ」と対応付けられている「k」および「o」が割り当てられている文字入力部を各々入力操作することにより、「こ」を携帯機器に入力することができる。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−123360
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の携帯電話等においては、携帯電話等は、文字入力部が複数回入力操作されないと携帯電話等に入力できない文字があるため、文字を入力する際に手間がかかるという問題があった。
【0016】
また、携帯電話以外の携帯機器は、当該携帯機器に配置される文字入力部の数が多い。例えば、五十音順キー配列型のキーボードは、少なくとも46個以上の文字入力部を必要とする。また、タイプライターキー配列型のキーボードは、少なくとも26個以上の文字入力部を必要とする。一方、文字入力部を配置するスペースは、携帯機器の小型軽量化の進展により減少し、文字入力部も小さくなった。これにより、携帯機器は、小さくなった文字入力部により文字を入力するため、文字の入力がしにくいという問題があった。
【0017】
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、文字を入力する手間を軽減することができ、文字を容易に入力することができる携帯機器を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、文字入力機構の中心部及び周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを要旨とする。
【0019】
本発明の第2の特徴は、所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、文字入力機構の周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを要旨とする。
【0020】
かかる特徴によれば、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0021】
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴において、文字入力機構に配置されている文字部には、五十音における1つの行に含まれる文字が、各々割り当てられていることを要旨とする。
【0022】
かかる特徴によれば、文字入力機構は、五十音における1つの行に含まれる文字の中から1つの文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0023】
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴において、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を濁音に変換する濁音変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を半濁音に変換する半濁音変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を小さい文字に変換する小文字変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を全角に変換する全角変換部と、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を半角に変換する半角変換部とを具備することを要旨とする。
【0024】
かかる発明によれば、携帯機器は、濁音変換部と半濁音変換部と小文字変換部と全角変換部と半角変換部とを各々独立に設けることにより、文字入力部により携帯機器に入力された文字を、濁音または半濁音または小さい文字または全角または半角に、容易に変換することができる。
【0025】
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴において、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部が1つの文字変換機構を構成し、文字変換機構は、当該文字変換機構の周囲部4箇所と中央部とに、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部が各々配置されていることを要旨とする。
【0026】
かかる特徴によれば、携帯機器は、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0027】
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至第5の特徴において、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を平仮名に切り替える平仮名切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を片仮名に切り替える片仮名切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を英文の大文字に切り替える英文大文字切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を英文の小文字に切り替える英文小文字切替部と、文字入力機構により携帯機器に入力される文字を数字に切り替える数字切替部とを具備することを要旨とする。
【0028】
かかる発明によれば、携帯機器は、平仮名切替部と片仮名切替部と英文大文字切替部と英文小文字切替部と数字切替部とを各々独立に設けることにより、文字入力部により携帯機器に入力された文字を、平仮名または片仮名または英文大文字または英文小文字または数字に、容易に変換することができる。
【0029】
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴において、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および英文小文字切替部および数字切替部が1つの文字切替機構を構成し、文字切替機構は、当該文字切替機構の周囲部4箇所と中央部とに、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および小文字切替部および数字切替部が各々配置されていることを要旨とする。
【0030】
かかる発明によれば、携帯機器は、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および英文小文字切替部および数字切替部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
[携帯機器の構成]
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における携帯機器1を示すブロック図である。図1に示すように、携帯機器1は、複数の文字入力機構10と文字変換機構20と文字切替機構30と制御部40と表示部50とを具備する。
【0032】
図2は、本実施形態における文字入力機構10を示す図である。文字入力機構10には、図2に示すように、5つの文字部(11a乃至11e)が配置されている。
【0033】
文字部11は、五十音のすべての文字が各々割り当てられているものである。ここで、五十音のすべての文字とは、「あ」乃至「ん」である。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が所定の入力操作されることにより、当該文字部11に割り当てられている五十音の文字を、制御部40に送信する。ここで、所定の入力操作は、例えば、文字入力機構に配置されている文字部11を押下する入力操作などである。
【0034】
また、文字部11は、アルファベットのすべての文字が各々設定されていてもよい。ここで、アルファベットのすべての文字とは、「a」乃至「z」である。文字入力機構10は、アルファベットの文字が割り当てられている場合には、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が入力操作されることにより、当該文字部11に割り当てられているアルファベットの文字を、制御部40に送信する。
【0035】
さらに、文字部11は、「0」乃至「9」のすべての数字が各々設定されていてもよい。文字部11は、「0」乃至「9」の数字が割り当てられている場合には、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が入力操作されることにより、当該文字部11に割り当てられている数字を、制御部40に送信する。
【0036】
例えば、文字部11aは、五十音の文字「あ」とアルファベットの文字「a」と数字「1」とが割り当てられている。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11aが入力操作された場合に、五十音の「あ」とアルファベットの「a」と数字の「1」とを制御部40に送信する。
【0037】
また、文字部11bは、五十音の文字「い」とアルファベットの文字「b」とが割り当てられている。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11bが入力操作された場合に、五十音の「い」とアルファベットの「b」を制御部40に送信する。
【0038】
また、文字部11dは、五十音の文字「え」のみが割り当てられている。文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11dが入力操作された場合に、五十音の「え」を制御部40に送信する。
【0039】
また、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部11のすべては、1つの文字入力機構10に各々配置されている。
【0040】
文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されている文字部11が5つある場合には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部とに、当該文字入力機構10を構成する文字部11が任意の箇所に各々配置されている。ここで、文字入力機構10の周囲部4箇所に各々配置されている文字部11は、当該文字入力機構10の円周12近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0041】
五十音の「あ行」に対応する文字入力機構10を例に挙げて説明すると、「あ行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部とに、「あ」および「い」および「う」および「え」および「お」が各々割り当てられている文字部(11a乃至11e)が配置されている。
【0042】
具体的には、「あ行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の中央部に「あ」が割り当てられている文字部11aが配置されている。また、「あ行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の円周12近傍に「い」乃至「お」が割り当てられている文字部(11b乃至11e)が等間隔にて各々配置されている。
【0043】
また、文字入力機構10は、当該文字入力機構10に配置されるべき文字部11が5つ無い場合には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部との中からいずれか任意の箇所に、少なくとも当該文字入力機構10に配置されるべき文字部11が各々配置されていればよい。ここで、文字入力機構10に配置されるべき文字部11が5つ無い場合とは、例えば、文字入力機構10が「や行」または「わ行」に対応している場合などである。
【0044】
五十音の「や行」に対応する文字入力機構10を例に挙げて説明すると、「や行」に対応する文字入力機構10には、当該文字入力機構10の周囲部4箇所と中央部との中から任意の3箇所に、「や」および「ゆ」および「よ」が割り当てられている文字部11が各々配置されている。
【0045】
また、「や行」に対応する文字部11は、「や」および「ゆ」および「よ」が割り当てられている文字部11が配置されていない箇所に、任意の文字部11が配置されていてもよい。
【0046】
なお、文字入力機構10の文字部11の配置は、本実施形態における文字部11の配置に限定されるものではない。例えば、文字入力機構10を構成する文字部11は、当該文字入力機構10の周囲部に等間隔にて各々配置されていてもよい。また、文字入力機構10の形状が五角形であり、当該文字入力機構10の文字部11は、五角形の各頂点近傍に各々配置されていてもよい。
【0047】
図3は、本実施形態における文字変換機構20を示す図である。文字変換機構20は、図3に示すように、濁音変換部21と半濁音変換部22と全角変換部23と半角変換部24と小文字変換部25とにより構成されている。
【0048】
文字変換機構20は、当該文字変換機構20の周囲部4箇所と中央部とに、濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25が任意の箇所に各々配置されている。
【0049】
具体的には、文字変換機構20は、当該文字変換機構20の中央部に小文字変換部25が配置されている。また、文字変換機構20は、濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24が当該文字変換機構20の円周26近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0050】
なお、文字変換機構20を構成する濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25の配置は、本実施形態における配置に限定されるものではない。例えば、文字変換機構20を構成する濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25は、当該文字変換機構20の周囲部5箇所に等間隔にて各々配置されていてもよい。また、文字変換機構20の形状が五角形であり、当該文字変換機構20を構成する濁音変換部21および半濁音変換部22および全角変換部23および半角変換部24および小文字変換部25は、五角形の各頂点近傍に各々配置されていてもよい。
【0051】
濁音変換部21は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を濁音に変換する濁音変換信号を、濁音変換部21が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。ここで、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字は、五十音の文字およびアルファベットの文字および数字などである。
【0052】
半濁音変換部22は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を半濁音に変換する半濁音変換信号を、半濁音変換部22が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0053】
全角変換部23は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を全角に変換する全角変換信号を、全角変換部23が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0054】
半角変換部24は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を半角に変換する半角変換信号を、半角変換部24が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0055】
小文字変換部25は、文字入力機構10により携帯機器1に入力された文字を小さい文字に変換する小文字変換信号を、小文字変換部25が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0056】
ここで、小さい文字は、例えば、促音を入力する際に用いる小さい「っ」、または、拗音を入力する際に用いる小さい「ゃ」などである。
【0057】
図4は、本実施形態における文字切替機構を示す図である。文字切替機構30は、図4に示すように、平仮名切替部31と片仮名切替部32と英文大文字切替部33と英文小文字切替部34と数字切替部35とにより構成される。
【0058】
文字切替機構30は、当該文字切替機構30の周囲部4箇所と中央部とに、平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35が任意の箇所に各々配置されている。
【0059】
具体的には、文字切替機構30は、当該文字切替機構30の中央部に数字切替部35が配置されている。また、文字切替部30は、平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34が当該文字切替機構30の円周36近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0060】
なお、文字切替機構30を構成する平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35の配置は、本実施形態における配置に限定されるものではない。例えば、文字切替機構30を構成する平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35は、当該文字切替機構30の周囲部5箇所に等間隔にて各々配置されていてもよい。また、文字切替機構30の形状が五角形であり、当該文字切替機構30を構成する平仮名切替部31および片仮名切替部32および英文大文字切替部33および英文小文字切替部34および数字切替部35は、五角形の各頂点近傍に各々配置されていてもよい。
【0061】
平仮名切替部31は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を平仮名に切り替える平仮名切替信号を、平仮名切替部31が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0062】
片仮名切替部32は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を片仮名に切り替える片仮名切替信号を、片仮名切替部32が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0063】
英文大文字切替部33は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を英文大文字に切り替える英文大文字切替信号を、英文大文字切替部33が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0064】
英文小文字切替部34は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を英文小文字に切り替える英文小文字切替信号を、英文小文字切替部34が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0065】
数字切替部35は、文字入力機構10により携帯機器1に入力される文字を数字に切り替える数字切替信号を、数字切替部35が入力操作されることにより制御部40に送信するものである。
【0066】
制御部40は、平仮名切替部31より平仮名切替信号を受信した場合には、表示部50上に平仮名を表示する平仮名表示モードとして動作する。
【0067】
平仮名表示モードの制御部40は、文字入力機構10より受信した五十音の文字を平仮名に変換する。制御部40は、制御部40により変換された平仮名を表示部50上に表示する。
【0068】
制御部40は、片仮名切替部32より片仮名切替信号を受信した場合には、表示部50上に片仮名を表示する片仮名表示モードとして動作する。
【0069】
片仮名表示モードの制御部40は、文字入力機構10より受信した五十音の文字を片仮名に変換する。制御部40は、制御部40により変換された片仮名を表示部50上に表示する。
【0070】
制御部40は、英文大文字切替部33より英文大文字切替信号を受信した場合には、表示部50上に英文大文字を表示する英文大文字モードとして動作する。
【0071】
英文大文字モードの制御部40は、文字入力機構10より受信したアルファベットの文字を英文大文字に変換する。制御部40は、制御部40により変換された英文大文字を表示部50上に表示する。
【0072】
制御部40は、英文小文字切替部34より英文小文字切替信号を受信した場合には、表示部50上に英文小文字を表示する英文小文字モードとして動作する。
【0073】
英文小文字モードの制御部40は、文字入力機構10より受信したアルファベットの文字を英文小文字に変換する。制御部40は、制御部40により変換された英文小文字を表示部50上に表示する。
【0074】
制御部40は、数字切替部35より数字切替信号を受信した場合には、表示部50上に数字を表示する数字モードとして動作する。
【0075】
数字モードの制御部は、文字入力機構10より受信した数字を表示部50上に表示する。
【0076】
制御部40は、濁音変換部21より濁音切変換号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を濁音に変換する。ここで、制御部40は、濁音に変換できない文字を文字入力機構10より受信した場合には、濁音に変換しないものとする。
【0077】
制御部40は、半濁音変換部22より半濁音変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を半濁音に変換する。ここで、制御部40は、半濁音に変換できない文字を文字入力機構10より受信した場合には、半濁音に変換しないものとする。
【0078】
制御部40は、全角変換部23より全角変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を全角に変換する。
【0079】
制御部40は、半角変換部24より半角変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した文字を半角に変換する。
【0080】
制御部40は、小文字変換部25より小文字変換信号を受信した場合には、文字入力機構10より受信した五十音の文字を小さい文字に変換する。ここで、制御部40は、小さい文字に変換できない文字を文字入力機構10より受信した場合には、小さい文字に変換しないものとする。
【0081】
表示部50は、制御部40により変換された文字を表示する。ここで、表示部50に表示する文字は、平仮名および片仮名および英文大文字および英文小文字および数字などである。
【0082】
図5は、本実施形態における携帯機器1の一例を示す図である。図5に示すように、携帯機器aは、文字入力機構10と文字変換機構20と文字切替機構30と制御部40(図示せず)と表示部50とを具備する。ここで、携帯機器aは、例えば、携帯電話またはPHSなどである。
【0083】
携帯機器aは、「あ」乃至「ん」が各々割り当てられている文字部11を具備する。また、携帯機器aの具備する文字部11は、「0」乃至「9」が各々割り当てられている。なお、携帯機器aの具備する文字部11は、「a」乃至「z」が設定されていてもよい。
【0084】
携帯機器aは、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部11が各々配置されている文字入力機構10を複数具備する。具体的には、携帯機器aは、「あ行」乃至「わ行」に各々対応する文字入力機構10を具備する。
【0085】
図6は、本実施形態における携帯機器1の一例を示す図である。図6に示すように、携帯機器bは、文字入力機構10と文字変換機構20と文字切替機構30と制御部40(図示せず)と表示部50とを具備する。ここで、携帯機器bは、例えば、PDAまたは電子辞書などである。
【0086】
携帯機器bは、「あ」乃至「ん」が割り当てられている文字部11を具備する。なお、携帯機器aの具備する文字部11は、「a」乃至「z」が各々設定されていてもよい。なお、携帯機器aの具備する文字部11は、「0」乃至「9」が各々設定されていてもよい。
【0087】
携帯機器bは、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部11が各々配置されている文字入力機構10を複数具備する。具体的には、携帯機器bは、「あ行」乃至「わ行」に各々対応する文字入力機構10を具備する。
【0088】
図7は、文字入力機構10および文字変換機構20および文字切替機構30の一例を示す図である。図7に示すように、文字入力機構10および文字変換機構20および文字切替機構30は、スティック部61と本体部62とを具備するものであってもよい(例えば、ジョイスティックタイプの入力装置)。
【0089】
以下、文字入力機構10がスティック部61と本体部62とにより構成されている場合を例に挙げて説明する。
【0090】
文字入力機構10を構成するスティック部61は、当該文字入力機構10を構成する本体部62に対して垂直方向に押下されるものである。また、文字入力機構10を構成するスティック部61は、当該スティック部61の周囲4方向のいずれかに倒されるものである。
【0091】
文字入力機構10を構成する本体部62は、当該本体部62の周囲部4箇所と中央部とに、五十音の1つの行の文字が1つずつ割り当てられている文字部(11a乃至11e)が任意の箇所に各々配置されている。ここで、文字入力機構10を構成する本体部62は、当該本体部62の周囲部4箇所に各々配置されている文字部(11b乃至11e)が当該本体部62の円周12近傍に等間隔にて各々配置されている。
【0092】
ここで、文字入力機構10を構成する本体部62の中央部に配置されている文字部11aは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が当該本体部62に対して垂直方向に押下された場合に、当該文字部11aに割り当てられている文字を携帯機器1に入力する。
【0093】
また、文字入力機構10を構成する本体部62の周囲部4箇所に各々配置されている文字部(11b乃至11e)は、当該文字入力機構10を構成するスティック部61がいずれかの文字部(11b乃至11e)方向に倒された場合に、当該文字部(11b乃至11e)に割り当てられている文字を携帯機器1に入力する。
【0094】
具体的には、「あ行」に対応する文字入力機構10は、当該文字入力機構10を構成する本体部62の中央部に、「あ」が割り当てられている文字部11aが配置されている。
【0095】
また、「あ行」に対応する文字入力機構10は、当該文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に、「い」乃至「お」が割り当てられている文字部(11b乃至11e)が等間隔にて各々配置されている。
【0096】
ここで、「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の中央部に配置されている文字部11aは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が当該本体部62に対して垂直方向に押下された場合に、文字部11aに割り当てられている「あ」を携帯機器1に入力する。
【0097】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11bは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11b方向に倒された場合に、文字部11bに割り当てられている「い」を携帯機器1に入力する。
【0098】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11cは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11c方向に倒された場合に、文字部11cに割り当てられている「う」を携帯機器1に入力する。
【0099】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11dは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11d方向に倒された場合に、文字部11dに割り当てられている「え」を携帯機器1に入力する。
【0100】
「あ行」に対応する文字入力機構10を構成する本体部62の円周12近傍に配置されている文字部11eは、当該文字入力機構10を構成するスティック部61が文字部11e方向に倒された場合に、文字部11eに割り当てられている「お」を携帯機器1に入力する。
【0101】
なお、携帯機器1は、文字部11により携帯機器1に入力された文字を漢字に変換する機能を具備していてもよい。
【0102】
[上述の携帯機器の動作]
上記構成を具備する携帯機器1による文字入力方法は、以下の手順により実施することができる。図7は、本実施形態における携帯機器1の動作を示すフローチャートである。
【0103】
ステップ1において、制御部40は、平仮名切替部31が入力操作された場合には、表示部50に平仮名を表示する平仮名モードとして動作する。
【0104】
また、制御部40は、片仮名切替部32が入力操作された場合には、表示部50に片仮名を表示する片仮名モードとして動作する。
【0105】
また、制御部40は、英文大文字切替部33が入力操作された場合には、表示部50に英文大文字を表示する英文大文字モードとして動作する。
【0106】
また、制御部40は、英文小文字切替部34が入力操作された場合には、表示部50に英文小文字を表示する英文小文字モードとして動作する。
【0107】
また、制御部40は、数字切替部35が入力操作された場合には、表示部50に数字を表示する数字モードとして動作する。
【0108】
ここで、制御部40は、動作モードのいずれかが予め設定されていてもよい。制御部40は、予め割り当てられている動作モードと同一の動作モードが入力操作された場合には、ステップ1を省略してもよい。ここで、動作モードは、平仮名モードまたは片仮名モードまたは英文大文字モードまたは英文小文字モードまたは数字モードである。
【0109】
ステップ2において、制御部40は、文字入力機構10により入力された文字を表示部50に表示する。具体的には、制御部40は、文字入力機構10より受信した文字を各種モードに従って文字に変換する。制御部40は、制御部40により変換された文字を表示部50に表示する。
【0110】
ここで、表示部に表示する文字は、平仮名および片仮名および英文大文字および英文小文字および数字などである。
【0111】
ステップ3において、制御部40は、濁音変換部21または半濁音変換部22が入力操作された場合には、ステップ4に進む。また、制御部40は、濁音変換部21および半濁音変換部22がいずれも入力操作されない場合には、ステップ5に進む。
【0112】
ステップ4において、制御部40は、濁音変換部22が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を濁音に変換する。ここで、制御部40は、濁音に変換できない文字が表示部50に表示されている場合には、表示部50に表示されている文字を変換しない。
【0113】
また、制御部40は、半濁音変換部22が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を半濁音に変換する。ここで、制御部40は、半濁音に変換できない文字が表示部50に表示されている場合には、表示部50に表示されている文字を変換しない。
【0114】
ステップ5において、制御部40は、小文字変換部25が入力操作された場合には、ステップ6に進む。また、制御部40は、小文字変換部25が入力操作されない場合には、ステップ7に進む
ステップ6において、制御部40は、表示部50に表示されている文字を小さい文字に変更する。また、制御部40は、表示部50に小さい文字に変換できない文字が表示されている場合には、表示部50に表示されている文字を変換しない。
【0115】
ステップ7において、制御部40は、全角変換部23または半角変換部24が入力操作された場合には、ステップ8に進む。また、制御部40は、全角変換部23および半角変換部24がいずれも入力操作されない場合には、ステップ9に進む。
【0116】
ステップ8において、制御部40は、全角変換部23が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を全角に変換する。
【0117】
また、制御部40は、半角変換部24が入力操作された場合には、表示部50に表示されている文字を半角に変換する。
【0118】
ステップ9において、携帯機器1は、次の文字が入力される場合には、ステップ1に戻る。
【0119】
なお、ステップ3およびステップ4とステップ5およびステップ6とステップ7およびステップ8との順番は、任意に入れ替えられるものとする。
【0120】
[携帯機器による作用および効果]
本実施形態に係る携帯機器1によれば、文字入力機構は、文字部に割り当てられている所定の一文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0121】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、文字入力機構は、五十音における1つの行に含まれる文字の中から1つの文字を、所定の入力操作により携帯機器に選択的に入力することができる。
【0122】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、濁音変換部と半濁音変換部と小文字変換部と全角変換部と半角変換部とを各々独立に設けることにより、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を、濁音または半濁音または小さい文字または全角または半角に、容易に変換することができる。
【0123】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、濁音変換部および半濁音変換部および小文字変換部および全角変換部および半角変換部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0124】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、平仮名切替部と片仮名切替部と英文大文字切替部と英文小文字切替部と数字切替部とを各々独立に設けることにより、文字入力機構により携帯機器に入力された文字を、平仮名または片仮名または英文大文字または英文小文字または数字に、容易に変換することができる。
【0125】
本実施形態に係る携帯機器1によれば、携帯機器は、平仮名切替部および片仮名切替部および英文大文字切替部および英文小文字切替部および数字切替部を、それぞれが個別に配置されている場合に比べ、より少ないスペースにて具備することができる。
【0126】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、文字を入力する手間を軽減することができ、文字を容易に入力することができる携帯機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における携帯機器1を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における文字入力機構10を示す図である。
【図3】本実施形態における文字変換機構20を示す図である。
【図4】本実施形態における文字切替機構30を示す図である。
【図5】本実施形態における携帯機器を示す概略図である。(その1)
【図6】本実施形態における携帯機器を示す概略図である。(その2)
【図7】本実施形態における文字入力機構10、文字変換機構20、文字切替機構30の1例を示す斜視図である。
【図8】本実施形態における携帯機器の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・携帯機器、2・・・携帯機器a、3・・・携帯機器b、10・・・文字入力機構、11・・・文字部、12・・・円周、20・・・文字変換機構、21・・・濁音変換部、22・・・半濁音変換部、23・・・全角変換部、24・・・半角変換部、25・・・小文字変換部、26・・・円周、30・・・文字切替機構、31・・・平仮名切替部、32・・・片仮名切替部、33・・・英文大文字切替部、34・・・英文小文字切替部、35・・・数字切替部、36・・・円周、40・・・制御部、50・・・表示部、61・・・スティック部、62・・・本体部
Claims (7)
- 所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、
前記文字入力機構の中心部及び周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、
前記文字入力機構は、前記文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを特徴とする携帯機器。 - 所定の入力操作に基づき、任意の文字を入力する文字入力機構を複数具備し、
前記文字入力機構の周囲部に、所定の文字が一文字ずつ割り当てられている文字部が設けられ、
前記文字入力機構は、前記文字部に割り当てられている所定の一文字を選択的に携帯機器に入力することを特徴とする携帯機器。 - 前記文字入力機構に配置されている前記文字部には、五十音における1つの行に含まれる文字が、各々割り当てられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯機器。
- 前記文字入力機構により前記携帯機器に入力された文字を濁音に変換する濁音変換部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力された文字を半濁音に変換する半濁音変換部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力された文字を小さい文字に変換する小文字変換部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力された文字を全角に変換する全角変換部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力された文字を半角に変換する半角変換部とを具備することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の携帯機器。 - 前記濁音変換部および前記半濁音変換部および前記小文字変換部および前記全角変換部および前記半角変換部が1つの文字変換機構を構成し、前記文字変換機構は、当該文字変換機構の周囲部4箇所と中央部とに、前記濁音変換部および前記半濁音変換部および前記小文字変換部および前記全角変換部および前記半角変換部が各々配置されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯機器。
- 前記文字入力機構により前記携帯機器に入力される文字を平仮名に切り替える平仮名切替部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力される文字を片仮名に切り替える片仮名切替部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力される文字を英文の大文字に切り替える英文大文字切替部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力される文字を英文の小文字に切り替える英文小文字切替部と、
前記文字入力機構により前記携帯機器に入力される文字を数字に切り替える数字切替部とを具備することを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の携帯機器。 - 前記平仮名切替部および前記片仮名切替部および前記英文大文字切替部および前記英文小文字切替部および前記数字切替部が1つの文字切替機構を構成し、
前記文字切替機構は、当該文字切替機構の周囲部4箇所と中央部とに、前記平仮名切替部および前記片仮名切替部および前記英文大文字切替部および前記小文字切替部および前記数字切替部が各々配置されていることを特徴とする請求項6に記載の携帯機器。
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Legal Events
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