JP2004116494A - 扇風機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スタンド部5を支柱基部16の挿嵌される支柱挿入凹部35及び該支柱挿入凹部35の底面に形成されて固定雄ネジ31が挿通する雄ネジ挿通穴39を備えた上面プレート18と、該上面プレート18の下側から宛われ、その際に固定雄ネジ31が挿通する雄ネジ固定穴46を備えたベースプレート19と、上面プレート18の周囲側板部に略等間隔に設けられた周囲側爪溝42及び雄ネジ挿通穴39の端部に複数の凹部側係合爪44を設け、またベースプレートの周囲側板部に略等間隔に設けられた周囲側係合爪48、雄ネジ固定穴46の端部に複数の凹部側爪溝47を設けた爪係合部36により形成して、爪を係合させることによりスタンド部5の組立てができるようにする。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、羽根部を支持する支柱部とスタンド部とが分解できる扇風機に係り、特にスタンド部の組立てを容易にした扇風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
扇風機は、羽根が回転する羽根部、該羽根部を支える支柱部、該支柱部を支持して倒れないようにするスタンド部等を主要構成としている。
【0003】
このような、扇風機はシーズン物であるため冬場等においては収納して保管されるが、スタンド部は薄い箱状部材であるため支柱部との間にデッドスペースが形成されてしまい、大きな収納空間が必要となる。
【0004】
ところが、近年の住宅事情等により、一般家庭で大きな収納場所を確保することが難しく、かかる事情に対応すべく、スタンド部と支柱部とが分割できるようにした構成が提案されている(特許文献1,2参照)。
【0005】
このようなスタンド部は、例えば皿状の上面プレートとベースプレートとの2部品を主要部品として、これらが複数のネジによりネジ止して組立てられ、支柱部が上面プレートに係合すると共に、ナット止め等されて固定されるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
登録実用3038692号公報
【特許文献2】
登録実用3036769号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スタンド部は上面プレートとベースプレートとを複数のネジによりネジ止して組立てられるため、ネジ止めの作業工数が多くなるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、スタンド部の組立て工数が削減できるようにした扇風機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、回転羽根を備える羽根部と、該羽根部に連結されて当該羽根部を支持する支柱部と、支柱部を脱着可能に固定するスタンド部とを有する扇風機において、スタンド部が、支柱部の挿嵌される支柱挿入凹部を備えた上面プレートと、該上面プレートの下側から宛われるベースプレートと、上面プレート又はベースプレートに複数の爪溝が設けられると共に、ベースプレート又は上面プレートに爪溝と係合する係合爪が設けられて、爪溝と爪溝とが係合することにより上面プレートとベースプレートとを係合する爪係合部とを有して、スタンド部の組立てが容易に行えるようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2にかかる発明は、爪係合部が、上面プレートの周囲側板部に設けられた周囲側爪溝又は周囲側係合爪を備えると共に、支柱挿入凹部の端部に設けられた複数の凹部側係合爪又は凹部側爪溝を備え、ベースプレートの周囲側板部に設けられた周囲側係合爪又は周囲側爪溝を備えると共に、支柱挿入凹部の端部に設けられた複数の凹部側爪溝又は雄ネジ側係合を備えて、周囲側爪溝と周囲側係合爪とが係合し、凹部側係合爪と凹部側爪溝とが係合して、上面プレートとベースプレートとを互いに宛い押え付けるだけでスタンド部の組立てが容易に行えるようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項3にかかる発明は、上面プレートとベースプレートとを係合させた際に、上面プレートの周囲側板部とベースプレートの周囲側板部とが当接し、そのとき内側に位置する周囲側板部を、外側に位置する周囲側板部とで挟むように、当該外側に位置する周囲側板部に対応して環状リブを上面プレート又はベースプレートに設けて、スタンド部に撓みが生じても周囲側爪溝と周囲側係合爪との係合等が簡単に外れないようにして信頼性を高めたことを特徴とする。
【0012】
請求項4にかかる発明は、凹部側係合爪及び凹部側爪溝が、扇風機の正面位置から見て左右対称位置に設けられて、係合箇所を少なくしながら効率的な係合を可能にしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は、本発明に係る扇風機1の外観を示す斜視図であり、図2は組立て分解図である。なお、説明の都合から図1に示すように、矢印方向を正面側と記載する。
【0014】
当該扇風機1は、羽根11が回転する羽根部3、該羽根部3を支える支柱部4、該支柱部4を支持して扇風機1が倒れないようにするスタンド部5、羽根11の回転速度を制御する制御部6を主要構成として、これら各部におけるケース部分は、射出成形による樹脂により形成されている。
【0015】
羽根部3は、羽根11、該羽根11を回転させる図示しないモータ、羽根11を覆う羽根カバー等により形成されている。
【0016】
支柱部4は、羽根部3と連結されて当該羽根部3を支持する支柱15、該支柱15の底部をなす支柱基部16、該支柱基部16にネジ止めして固定される支柱底板17等を有している。
【0017】
スタンド部5は、概略丸皿状の上面プレート18、該上面プレート18と係合してスタンド部5の底をなすベースプレート19、支柱部4とスタンド部5を固定する固定ナット20等を有している。
【0018】
制御部6は、支柱基部16の表面側(以下、この表面側を適宜操作パネル23と記載する)に取付けられた各種のスイッチ21、支柱底板17のボス30に挿嵌して、当該支柱底板17を支柱基部16にネジ止めすることにより、支柱底板17と支柱基部16との間の空間内に固定される制御回路基板22等を有している。
【0019】
図3は、支柱部4をスタンド部5に固定した際の、ベースプレート19の裏面図であり、図4は図3におけるA−A断面図、図5は図3におけるB−B断面図を示している。
【0020】
また、図6はスタンド部5の上面プレート18を示す図で、図6(a)は裏面図、図6(b)は図6(a)におけるC−C断面図である。図7はスタンド部5のベースプレート19を示す図で、図7(a)は上面図、図7(b)は図7(a)におけるD−D断面図である。
【0021】
支柱部4の支柱基部16は、スイッチ21等が取付けられた操作パネル23の下面側に凸設し、かつ、当該操作パネル23の周端から適宜内側に設けられた支柱基部側板24、操作パネル23の底面側に形成されたネジ穴25(図4参照)、正面側の支柱基部側板24に形成された支柱基部突起26、側面側の支柱基部側板24に形成された支柱基部側板リブ27等を有して、薄い箱状に形成されている。
【0022】
支柱底板17は、支柱基部16と略同じ形状に形成された板状部材で、支柱基部突起26と対応して設けられた支柱底板突起28、複数のリブ29、複数のボス30、裏面側に凸設して設けられた固定雄ネジ31等を有して、当該支柱底板17は複数のネジ32により支柱基部16に取付けられるようになっている。
【0023】
リブ29は、支柱底板17の強度補強を目的とすると共に、支柱基部側板24が挿入される縁を形成して支柱底板17を支柱基部16に宛った際の位置決めが行えるようになっている。
【0024】
ボス30の一部は、ネジ32が挿通する貫通穴を有し、その頂部は支柱基部16に当接するように設けられて、ネジ32により支柱底板17を支柱基部16に固定した際に、ネジ32の締付力により当該支柱底板17が変形するのを防止すると共に、制御回路基板22の位置決が行えるように当該制御回路基板22に形成された固定穴33の位置と対応して設けられている。
【0025】
さらに、当該ボス30の一部は、固定雄ネジ31を取囲み、かつ、対称性を持って設けられて、後述するように固定ナット20を締めて支柱部4をスタンド部5に固定した際の締付力が支柱底板17に均一に加わるようになっている。
【0026】
スタンド部5の上面プレート18は、略中央に形成されて支柱基部16が挿入される支柱挿入凹部35、周辺側板部等に形成された爪係合部36等を主要構成としている。
【0027】
支柱挿入凹部35は、上端コーナに設けられた段差部37、支柱挿入凹部35の底板(凹部底板)41に形成されて、固定雄ネジ31が挿通する雄ネジ挿通穴39、該雄ネジ挿通穴39に連通する支柱挿入凹部35の側板(凹部側板)40における上端に形成されて、支柱基部側板リブ27が挿嵌するリブ溝38等により構成されている。
【0028】
爪係合部36は、上面プレート18の周囲側板部に略等間隔に形成された複数の周囲側爪溝42、該周囲側爪溝42に隣接して設けられて上面プレート18の周囲側板部が変形しないように支える周囲側板部支材51、図6(b)に示すように支柱挿入凹部35の凹部側板40と凹部底板41との前面側入墨部分に形成されて支柱基部突起26及び支柱底板突起28が挿嵌される突起係合穴43、リブ溝38の下方に形成された凹部側係合爪44(図5参照)等を有している。
【0029】
スタンド部5のベースプレート19は、雄ネジ挿通穴39に対応して形成されて、周囲が上面プレート18側に盛上げて形成された雄ネジ固定穴46、該雄ネジ固定穴46の外側端部に立設されて、凹部側係合爪44と係合する凹部側爪溝47、ベースプレート19の周囲側板部に形成されて周囲側爪溝42に係合する周囲側係合爪48、該周囲側係合爪48に対向して立設され、上面プレート18の周囲側板部が当該周囲側係合爪48との間で挟持する環状リブ49、ベースプレート19の強度補強及び周囲側板部の変形防止の作用をなす補強リブ50等を有している。
【0030】
このような構成で、先ず支柱部4の組み立ては、制御回路基板22とスイッチ21やモータ等を電気的に接続し、当該制御回路基板22の固定穴33の位置を支柱底板17における所定のボス30に当接して位置合せする。
【0031】
そして、支柱底板17を支柱基部16に宛う。このとき、支柱基部側板24が支柱底板17の周囲に立設されたリブ29に嵌るように宛い、支柱底板17の下からネジ32をボス30の貫通穴に挿通してネジ止めする。
【0032】
次に、スタンド部5の組立てを行う。スタンド部5の組立ては、上面プレート18の周囲側板部をベースプレート19の周囲側板部と環状リブ49との間に挿入し、上面プレート18に形成されている凹部側係合爪44及び周囲側爪溝42と、ベースプレート19に形成されている凹部側爪溝47及び周囲側係合爪48とを位置合せして、上面プレート18をベースプレート19側に押さえ付けることにより係合させて組立てる。
【0033】
このように、上面プレート18とベースプレート19との組立ては、ネジを用いないため、ネジ締め作業が不要になり組立工数が削減できると共に、ネジの締付力が過不足することによる不都合の発生が防止できるようになる。
【0034】
最後に、支柱底板17が取付けられた支柱基部16をスタンド部5に取付ける。このとき支柱基部16を支柱挿入凹部35に挿入するが、その際には支柱部4を適宜正面側に傾斜させて支柱基部突起26及び支柱底板突起28を上面プレート18の突起係合穴43に挿入し、その状態で当該支柱部4の傾斜を正して(起して)、支柱基部側板リブ27を上面プレート18のリブ溝38に挿嵌させる。
【0035】
支柱基部側板24は、操作パネル23の周囲から適宜内側に設けられており、段差部37は操作パネル23の厚み分だけ低くなっているため、支柱基部16を支柱挿入凹部35に挿入した際には、当該操作パネル23と上面プレート18とが同じ高さになる。
【0036】
このようにして支柱基部16を支柱挿入凹部35に挿入すると、固定雄ネジ31は雄ネジ挿通穴39及び雄ネジ固定穴46を挿通して、当該雄ネジ固定穴46から飛出すようになるので、この固定雄ネジ31に固定ナット20を螺合させる。
【0037】
これにより支柱部4はスタンド部5に固定されて、扇風機1が使用可能な状態となる。
【0038】
なお、扇風機1を収納する際には、固定ナット20を外して、支柱部4を適宜正面側に傾斜させながら当該支柱部4を持上げることにより支柱基部突起26及び支柱底板突起28が突起係合穴43から抜けて、スタンド部5と分離することが可能になる。
【0039】
ところで、扇風機1を傾けたり倒したりすると、スタンド部5の周囲部分に扇風機1の全荷重が加わり、スタンド部5の筐体が樹脂製であるため上面プレート18やベースプレート19に撓みが生じることがある。
【0040】
この撓み等の変形は、スタンド部5の周辺部分で大きくなるので、周囲側爪溝42と周囲側係合爪48との係合が緩み、ときには外れてしまう事態が危惧される。
【0041】
そこで、本発明では、かかる変形を抑制すると共に、変形が生じたときでも周囲側爪溝42と周囲側係合爪48との係合が外れないように環状リブ49、周囲側板部支材51、補強リブ50が設けられている。
【0042】
即ち、ベースプレート19の周囲側板部が、このような荷重により変形すると、当該ベースプレート19の周囲側板部に対向して設けられた環状リブ49も変形し、かつ、その変形形状はベースプレート19の周囲側板部と同じ形状となる。
【0043】
従って、ベースプレート19の周囲側板部と環状リブ49とが形成する隙間に挿入されている上面プレート18の周囲側板部も、これと同じ形状に変形するようにベースプレート19の周囲側板部や環状リブ49から力を受ける。
【0044】
これにより、周囲側爪溝42と周囲側係合爪48とは、共に同じように変形して係合解除が防止できるようになる。
【0045】
無論、かかる変形が生じると、変形が生じない場合に比べ多少は係合解除が起きやすくなる。
【0046】
そこで、周囲側板部支材51が上面プレート18の周囲側板部を支え、また補強リブ50がベースプレート19の周囲側板部を支えて(規制して)、変形の発生自体を抑制するようにしている。
【0047】
また、凹部側爪溝47及び凹部側係合爪44は、固定雄ネジ31の軸に対して正面から見て左右対称位置に設けられているため、安定した係合力が発揮されて係合箇所を少なくしながら効率的な係合が行えるようになっている。
【0048】
これにより、扇風機1を傾けたり倒したりして、スタンド部5の周辺部分に集中荷重が加わり撓み等が発生しても周囲側爪溝42と周囲側係合爪48との係合が解除しなくなり、信頼性が向上する。
【0049】
なお、上記説明では、上面プレート18に周囲側爪溝42、凹部側係合爪44を形成し、ベースプレート19に周囲側係合爪48、凹部側爪溝47を形成した場合について説明したが、本発明は係る構成に限定されるものではなく、逆の構成、即ち上面プレート18に周囲側係合爪48、凹部側爪溝47を形成し、ベースプレート19に周囲側爪溝42、凹部側係合爪44を形成してもよい。
【0050】
また、上面プレート18の周囲側板部がベースプレート19の周囲側板部と環状リブ49との間に挟まるように形成されていたが、ベースプレート19の周囲側板部が上面プレート18と環状リブ49との間に挟まるように形成してもよい。但し、この場合は、環状リブ49は上面プレート18に形成する必要がある。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1にかかる発明によれば、スタンド部を支柱基部の挿嵌される支柱挿入凹部及び該支柱挿入凹部の底面に形成されて固定雄ネジが挿通する雄ネジ挿通穴を備えた上面プレートと、該上面プレートの下側から宛われ、その際に固定雄ネジが挿通する雄ネジ固定穴を備えたベースプレートと、上面プレート又はベースプレートに複数の爪溝が設けられると共に、ベースプレート又は上面プレートに爪溝と係合する係合爪が設けられて、上面プレートとベースプレートとを係合する爪係合部とにより形成したので、スタンド部の組立てが容易になると共に信頼性が向上する。
【0052】
請求項2にかかる発明によれば、爪係合部が、上面プレートの周囲側板部に略等間隔に設けられた周囲側爪溝又は周囲側係合爪を備えると共に、雄ネジ挿通穴の端部に設けられた複数の凹部側係合爪又は凹部側爪溝を備え、ベースプレートの周囲側板部に略等間隔に設けられた周囲側係合爪又は周囲側爪溝を備えると共に、雄ネジ固定穴の端部に設けられた複数の凹部側爪溝又は雄ネジ側係合を備えて、周囲側爪溝と周囲側係合爪とが係合し、凹部側係合爪と凹部側爪溝とが係合して、上面プレートとベースプレートとを係合させるようにしたので、上面プレートとベースプレートとを互いに宛い押えるだけでスタンド部の組立てが容易に行えるようになる。
【0053】
請求項3にかかる発明によれば、上面プレートが皿状部材で、その周囲の縁部が側板をなして、当該側板に周囲側爪溝又は周囲側係合爪が形成され、ベースプレートが皿状部材で、その周囲の縁部が側板をなして、当該側板に周囲側係合爪又は周囲側爪溝が形成され、上面プレートとベースプレートとを係合させた際に、上面プレートの側板とベースプレートの側板とが当接し、その際に内側に位置する側板を外側に位置する側板とで挟むように、当該外側に位置する側板に対応して環状リブを上面プレート又はベースプレートに設けたので、スタンド部に撓みが生じても周囲側爪溝と周囲側係合爪との係合等が簡単に外れないようになり信頼性が向上する。
【0054】
請求項4にかかる発明によれば、凹部側係合爪及び凹部側爪溝が、扇風機の正面位置から見て少なくとも左右位置に対称に設けたので、係合箇所を少なくしながら効率的な係合が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される扇風機の斜視図である。
【図2】扇風機の組立て分解図である。
【図3】ベースプレートから見た図である。
【図4】図3における図3におけるA−A断面図である。
【図5】図5は図3におけるB−B断面図である。
【図6】上面プレートの構成図で、(a)は裏面図、(b)は(a)におけるC−C断面図である。
【図7】ベースプレートの構成図で、(a)は上面図、(b)は(a)におけるD−D断面図である。
【符号の説明】
1 扇風機
3 羽根部
4 支柱部
5 スタンド部
6 制御部
15 支柱
16 支柱基部
17 支柱底板
18 上面プレート
19 ベースプレート
20 固定ナット
24 支柱基部側板
26 支柱基部突起
27 支柱基部側板リブ
28 支柱底板突起
31 固定雄ネジ
35 支柱挿入凹部
36 爪係合部
37 段差部
38 リブ溝
39 雄ネジ挿通穴
42 周囲側爪溝
43 突起係合穴
44 凹部側係合爪
46 雄ネジ固定穴
47 凹部側爪溝
48 周囲側係合爪
49 環状リブ
50 補強リブ
51 周囲側板部支材
Claims (4)
- 回転羽根を備える羽根部と、該羽根部に連結されて当該羽根部を支持する支柱部と、該支柱部を脱着可能に固定するスタンド部とを有する扇風機において、
前記スタンド部が、前記支柱部の挿嵌される支柱挿入凹部を備えた上面プレートと、
該上面プレートの下側から宛われるベースプレートと、
前記上面プレート又は前記ベースプレートの一方に複数の爪溝が設けられると共に、前記上面プレート又は前記ベースプレートの他方に前記爪溝と係合する係合爪が設けられて、前記爪溝と前記係合爪とが係合することにより前記上面プレートと前記ベースプレートとを係合する爪係合部とを有することを特徴とする扇風機。 - 前記爪係合部が、前記上面プレートの周囲側板部に設けられた前記周囲側爪溝又は前記周囲側係合爪を備えると共に、前記支柱挿入凹部の端部に設けられた複数の凹部側係合爪又は凹部側爪溝を備え、
前記ベースプレートの周囲側板部に設けられた前記周囲側係合爪又は前記周囲側爪溝を備えると共に、前記支柱挿入凹部の端部に設けられた複数の凹部側爪溝又は凹部側係合爪を備えて、
前記周囲側爪溝と前記周囲側係合爪とが係合し、前記凹部側係合爪と前記凹部側爪溝とが係合して、前記上面プレートと前記ベースプレートとを係合させることを特徴とする請求項1記載の扇風機。 - 前記上面プレートと前記ベースプレートとを係合させた際に、前記上面プレートの周囲側板部と前記ベースプレートの周囲側板部とが当接し、そのとき内側に位置する周囲側板部を、外側に位置する周囲側板部とで挟むように、当該外側に位置する周囲側板部に対応して環状リブを前記上面プレート又は前記ベースプレートに設けたことを特徴とする請求項2記載の扇風機。
- 前記凹部側係合爪及び前記凹部側爪溝が、前記扇風機の正面位置から見て左右対称位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の扇風機。
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