JP2004106802A - 盗難検出装置及び盗難監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】地震などによる誤動作を防止し、エンジンの始動がされなくとも盗難の検知が行え、車両の所有者が盗難検出装置の始動処理を行わなくとも、必要なときに車両の監視を行うことが可能な盗難検出装置及び盗難監視装置を提供する。
【解決手段】本発明の盗難検出装置は、被監視体に搭載され、この被監視体の位置をGPSにより検出する位置情報管理部7と、被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報が設定されている監視基本設定管理部4と、被監視体が上記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出部62と、この異常状態検出部62が異常状態を検出することにより、異常状態通知を出力する異常状態通知処理部63とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の盗難検出装置は、被監視体に搭載され、この被監視体の位置をGPSにより検出する位置情報管理部7と、被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報が設定されている監視基本設定管理部4と、被監視体が上記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出部62と、この異常状態検出部62が異常状態を検出することにより、異常状態通知を出力する異常状態通知処理部63とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両及び船舶等の被監視体の盗難や故意の移動を検知し、この被監視体の移動位置を追跡する盗難検出装置及び盗難監視装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両及び船舶の盗難件数が大幅に増加してきており、ロックをかけた状態でも盗難の被害に遭うために、大きな社会問題となってきている。
このため、多くの会社などにおいて、盗難防止及び盗難された場合の追跡システムの開発,販売が行われている。
【0003】
例えば、従来の盗難検出装置は、車両に振動センサを設けて、監視中に故意に車両に触れた場合に、この振動センサが車両の振動を検知し、異常事態の発生として、警備会社(セキュリティ会社)に無線装置により異常検知を通知している。
また、従来の盗難検出装置には、エンジンの始動をセンサにより検知し、上述したように、警備会社に異常の発生を通知するものもある。
そして、従来の警備会社等による盗難監視装置は、盗難検出装置から通知が入力されると、車両が送信する位置情報(搭載されたGPSが検出)に基づき、盗難車両の追跡を行い、現在位置の監視することにより、盗難車両を奪還するために用いる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−136639号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した盗難検出装置は、車両の振動センサが、微小の振動も検出する必要があるため、高い感度を有しており、地震などの振動を検知して、異常事態の通知を行ってしまう欠点がある。
そして、この振動センサを用いた盗難検出装置は、波により常に振動している船舶の盗難防止に用いることができないという問題を有している。
【0006】
また、上述した盗難検出装置は、検知システムが動作しないように、エンジンの始動をおこなわずに、クレーンで吊り上げて、他の車両で牽引して持ち去られた場合(船舶においては、他の船舶に牽引されて持ち去られる場合)、システムが作動しないという欠点がある。
このクレーンにより吊り上げて、持ち去る方法においては、現在最も車両の盗難防止に威力を発揮しているイモビライザーも効果的な盗難防止が行えない。
【0007】
さらに、上述した盗難監視装置は、駐車場に車両を駐車させ、盗難検出装置を作動させることは日常的な作業であり、所有者が盗難検出装置を動作状態にすることを忘れた場合、盗難検出装置から異常事態の発生が通知されない欠点がある。
このため、従来の盗難監視装置は、監視開始が大幅に遅れてしまい、盗難犯人にGPSが使用できない場所に移動させる時間の余裕を与えることとなり、盗難された車両の位置確認が行えなくなる問題がある。
【0008】
本発明はこのような背景の下になされたもので、地震などによる誤動作を防止し、エンジンの始動がされなくとも盗難の検知が行え、かつ、車両の所有者が盗難検出装置の始動処理を行わなくとも、必要なときに車両の監視を行うことが可能な盗難検出装置及び盗難監視装置を提供する事にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の盗難検出装置は、被監視体に搭載され、この被監視体の位置をGPSにより検出する位置情報管理部と、前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報が設定されている監視基本設定管理部と、前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出部と、この異常状態検出部が異常状態を検出することにより、異常状態通知を出力する異常状態通知処理部とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の盗難検出装置は、前記状態監視部が前記被監視体の監視を行う日時を含む監視計画が設定されている車両監視計画管理部を有することを特徴とする。
本発明の盗難検出装置は、盗難監視が開始された時点に、前記位置情報管理部から出力される被監視体の位置情報に基づき、前記配置範囲を設定する監視開始時位置管理部を有することを特徴とする。
本発明の盗難検出装置は、異常状態通知が出力された場合、位置情報管理部から取得する位置情報を、所定の間隔で出力する位置定期送信処理部を有することを特徴とする。
【0011】
本発明の盗難監視装置は、上記記載の被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知するメールサーバと、地図データが登録された地図サーバと、利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行うウェブサーバと、被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理部とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明の盗難監視装置は、前記データベースが、利用者端末から送信される、氏名,年齢,性別,住所,電話番号,メールアドレスを有する利用者情報と、異常な移動を検出する設定範囲半径及び異常状態の通知先を有する基本情報と、監視の開始日,終了日,開始時間,終了時間,曜日を有する監視計画と、を各被監視体毎に付与された監視体識別番号に対応して記憶していることを特徴とする。
【0013】
本発明の盗難監視装置は、ユーザ情報管理部が、前記被監視体から異常状態通知が入力された場合、定期的に入力される位置情報に基づき、この被監視体の時系列な走行履歴を監視体識別番号に対応して、前記データベースに記録することを特徴とする。
【0014】
本発明の盗難監視装置は、前記ウェブサーバが、前記データベースに記憶されている前記利用者情報,基本情報及び監視計画が更新された場合、これらのデータを被監視体に送信することを特徴とする。
【0015】
本発明の盗難検出方法は、被監視体に搭載されたGPSにより、この被監視体の位置を検出する位置情報管理過程と、前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報を、監視基本設定管理部に設定する監視基本設定過程と、前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出過程と、この異常状態検出過程により、異常状態が検出されることにより、異常状態通知を出力する異常状態通知過程とを有することを特徴とする。
【0016】
本発明の盗難監視方法は、被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知する通知過程と、地図データを地図サーバに登録する地図登録過程と、利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う管理処理過程と、被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理過程とを有することを特徴とする。
【0017】
本発明の盗難検出プログラムは、被監視体に搭載されたGPSにより、この被監視体の位置を検出する位置情報管理処理と、前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報を、監視基本設定管理部に設定する監視基本設定処理と、前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出過程と、知を出力する異常状態通知処理とを有することを特徴とするコンピュータにより実行可能なプログラムである。
【0018】
本発明の盗難検出プログラムは、被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知する通知処理と、地図データを地図サーバに登録する地図登録処理と、利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う管理処理と、被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理処理とを有することを特徴とするコンピュータにより実行可能なプログラムである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による盗難検出装置及び盗難監視装置を用いた盗難監視システムの構成例を示す概念図である。
この図において、盗難検出装置1は、車両100に搭載されており、故意に移動された場合、この移動が行われたことを検出する。
そして、盗難検出装置1は、無線基地局及び通信網を介して、センタC(車両監視センタなど)に設けられている盗難監視装置2へ、異常事態を通知するため、異常状態通知を出力する。
【0020】
盗難監視装置2は、異常状態通知が入力されると、通信網及び無線基地局を介して、利用者(ユーザ)の携帯端末101またはPC(パーソナルコンピュータ)・102へ、この利用者の車両100に異常事態が起こったことを通知する。
また、盗難監視装置2は、上述したように、利用者に通知するとともに、警察またはこの利用者が契約している警備会社のPC・103へ、車両100に異常事態が起こったことを通報する。
ここで、通信網とは、公衆通信回線(公衆データ網を含む),専用通信回線(専用データ網を含む)及びインターネット等から構成されている。
【0021】
次に、図2を参照して、車両100に搭載されている盗難検出装置1の構成について詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態による盗難検出装置1の構成例を示すブロック図である。
通信処理部3は、無線通信により、無線基地局及び通信網を介して、盗難検出装置1と、センタCの盗難監視装置2との間において、データの授受等の通信処理を行う。
位置情報管理部7は、車両100の位置の検出を行う位置情報処理部71と、位置情報処理部71が定期的(例えば、1秒ごと)に測定する位置に基づき、車両100の速度を演算する速度情報処理部72を有している。
【0022】
監視基本設定管理部4は、通信処理部3を介して入力される、異常な移動を検出する設定範囲半径と、異常状態であることを示す異常状態通知を送信する送信先が設定されている。
例えば、監視基本設定管理部4には、送信先として、車両100の所有者の携帯端末101及びPC・102のメールアドレスと、近傍の警察及びこの利用者が盗難監視を依頼・契約している警備会社のメールアドレスが設定されている。
【0023】
車両監視計画管理部5には、図3に示す監視計画のデータのテーブルが設定されている。
監視計画のデータのテーブルは、車両100の監視を開始する監視開始日(開始日),監視を終了する監視終了日(終了日),監視を開始する監視開始時間(開始時間),監視を終了する監視終了時間(終了時間),監視を行う曜日(曜日;各曜日が記憶される)のデータが記憶されている。
【0024】
例えば、図3の場合の監視計画は、7月1日に監視を開始し、7月31日に監視を終了、すなわち、7月1日から7月31日までの期間において監視をし、各日の午前0時から午前7時までの時間において監視をし、7月1日から7月31日までの月曜日(M;Monday),火曜日(T;Tuesday),水曜日(W;Wednesday),木曜日(T;Thursday),金曜日(F;Friday)に監視を行うこととなっている。
【0025】
すなわち、7月1日から7月31日までの監視を行う期間であっても、土曜日(S;Saturday)と日曜日(Su;Sunday)とには、監視が行われない。
ここで、監視開始日と監視終了日とが同一の場合、監視開始日のみで、監視終了日のデータを省略することが可能である。
【0026】
演算処理部6は、異常検出及びその検出に必要な演算を行い、監視状態管理部61,異常状態検出部62,異常状態通知処理部63,監視開始時位置管理部64及び位置定期送信処理部65を有している。
監視状態管理部61は、車両監視の管理、すなわち車両監視ON(車両監視状態)とするのか車両監視OFF(車両非監視状態)とするのかの制御を行う。
監視開始時位置管理部64は、車両監視ONとされた時点、すなわち車両100の異常検出が開始されたときに、位置情報処理部71が出力する位置情報の座標値を読み込む。
そして、監視開始時位置管理部64は、読み込まれた位置座標を、この車両100が異常検出開始の時点で駐車していた車両監視開始時位置、すなわち、測定中心座標として、内部の記憶部に設定する。
【0027】
センタCから電子メール(ユーザがセンタCに対して電子メールまたはウェブサーバ11のホームページアクセスすることにより、車両の監視状態を車両監視ONへ変更する要求を行った場合)により車両監視ONとする制御信号が入力されるか、または監視計画として設定された日時(曜日も含む)となると、監視状態管理部61は内部の車両監視フラグをONとすると共に、異常状態検出部62に車両監視ONとなったことを通知し、異常状態検出の処理を開始させる(車両監視状態に移行)。
また、センタCから電子メール(ユーザが電子メールまたはウェブサーバ11のホームページアクセスすることにより車両の監視状態を車両監視OFFへ変更する要求を行った場合)により車両監視OFFとする制御信号が入力されるか、または監視計画として設定された日時(曜日も含む)以外の日時となると、監視状態管理部61は内部の車両監視フラグをOFFとすると共に、異常状態検出部62に車両監視OFFとなったことを通知し、異常状態検出の処理を終了させる(車両非監視状態に移行)。
【0028】
また、異常状態検出部62は、車両監視ONの状態の場合に、図4に示すように、監視開始時位置管理部64に設定されている測定中心座標と、位置情報処理部71の出力する現在位置する位置情報(現在値座標)とから、上記測定中心座標と現在値座標との差分として距離を求める演算を行う。
そして、異常状態検出部62は、この距離と、監視基本設定管理部4に設定されている設定エリア半径との比較を行い、この距離が設定エリア半径より小さいことを検出した場合、車両100の駐車状態を正常と判定し、一方、この距離が設定エリア半径を超えたことを検出した場合、車両100が故意に移動されたもとのとし、車両100の駐車状態を異常と判定する。
【0029】
ここで、異常状態検出部62は、車両100の駐車状態を異常と判定すると、異常を検出したことを示す制御信号を、異常状態通知処理部63及び位置定期送信処理部65へ出力する。
異常状態通知処理部63は、上記異常検出を示す制御信号が入力されると、通信処理部3を介して、センタCに異常状態通知の信号を送信する。
位置定期送信処理部65は、上記異常検出を示す制御信号が入力されると、通信処理部3を介して、センタCに対して、所定の周期毎に、位置情報処理部71から車両100のの位置情報を、速度情報処理部72から速度情報を読み込み、この位置情報及び速度情報を車両100の現在位置速度情報としてセンタCへ送信する。
【0030】
次に、センタCに設置されている盗難監視装置2の構成について詳細に説明する。図5は、本発明の一実施形態による盗難監視装置2の構成例を示すブロック図である。
通信処理部9は、無線通信により、無線基地局及び通信網を介して、センタCの盗難監視装置2と、盗難検出装置1との間において、データの授受等の通信処理を行う。
【0031】
メールサーバ10は、車両100との間でデータの授受を行い、この車両100から異常状態通知が入力された場合、車両100の所有者の携帯端末101またはPC・102及び他の所定のメールアドレス(警察または警備会社のPC・103)に異常状態を通知する。
ウェブサーバ11は、携帯端末101またはPC・102からアクセスされることにより、このアクセスに対応して、データベース12における利用者情報,基本情報及び監視計画のデータの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う。
【0032】
地図サーバ13には、所定の地区、例えば関東地方などの地図データが記憶されている(事前に必要な領域の地図を、ネットワーク等を介して記憶される)。
データベース12は、携帯端末101またはPC・102からアクセスされ、これらの携帯端末101またはPC・102から送信される、氏名,年齢,性別,住所,電話番号,利用者の携帯の携帯メールアドレス,車両100の車両メールアドレスを有する利用者情報と、異常な移動を検出する設定範囲半径及び異常状態の通知先を有する基本情報と、監視の開始日,終了日,開始時間,終了時間,曜日を有する監視計画と、を各車両毎に付与された車両識別番号に対応して記憶している。
【0033】
また、ユーザ情報管理部8は、車両100から異常状態通知が入力された場合、定期的に入力される現在位置速度情報に基づき、この車両100の時系列な走行履歴を監視し、車両識別番号に対応して、この現在位置速度情報をデータベース12に記録し、車両の監視状態の情報(車両監視ON/車両監視OFF)も管理している。ここで、ONは車両が監視状態にあり、OFFは監視状態が解除されている(監視状態に無い)ことを示している。
さらに、ウェブサーバ11は、データベース12においてデータを更新した場合、メールサーバ10を介して、この更新した利用者情報,基本情報及び監視計画を、車両100に送信する。
【0034】
次に、図1、図2,図5及び図6を参照し、一実施形態の動作例を説明する。図6は、図1の盗難監視システムの動作を説明する概念図である。
利用者(ユーザ)は、携帯端末101(またはPC・102、以下、利用者が携帯端末101を用いて処理を行うとして説明する)を介して、車両100に対する監視基本設定を行う。
ここで、監視基本設定は、利用者情報,基本情報及び監視計画各々のデータを、データベース12に登録する処理とする。
【0035】
すなわち、利用者(ユーザ)は、車両100の監視を新たに依頼するため、携帯端末101からセンタCのホームページにアクセスする。
これにより、ウェブサーバ11は、この利用者からのアクセスに対応して、携帯端末101の表示画面に、監視基本設定画面を表示させ、利用者情報,基本情報及び監視計画各々のデータ各々の入力を、利用者に対して促す。
そして、ウェブサーバ11は、利用者が利用者情報,基本情報及び監視計画各々のデータを入力すると、監視体識別番号を付与し、この監視体識別番号に対応して、利用者の入力した利用者情報,基本情報及び監視計画の各データをデータベース12に登録する。
【0036】
次に、ウェブサーバ11は、新たに登録された車両100の車両メールアドレス(利用者情報に含まれている)に対して、基本情報及び監視計画を添付した電子メールを送信する。
盗難検出装置1の監視基本設定管理部4は、入力される電子メールから基本情報を抽出し、この基本情報を内部に記憶する。
また、監視計画管理部5は、同様に、入力される電子メールから監視計画を抽出し、この監視計画を内部に記憶する。
【0037】
そして、監視状態管理部61は、内部のカレンダ及びタイマ機能により得られる日時と、監視計画管理部5に憶されている管理計画の各日時とを、所定の周期(例えば、1秒)毎に比較する。
次に、監視開始日と現在の月日とが同一であり,監視を行う曜日と現在の曜日とが同一であり、かつ監視開始時間と現在時刻とが同一となったことを検出すると、車両監視フラグをONにすると共に、異常状態検出部62に異常状態の検出処理を開始させる。
また、このとき、監視開始時位置管理部64は、位置情報処理部71の出力する位置情報により、現在位置を測定中心座標として内部に設定する。
【0038】
そして、異常状態検出部62は、所定の時間(例えば、5分)毎に、上記測定中心座標と現在位置との距離を測定し、この距離が設定エリア半径を超えているか否かの判定を行う。
このとき、異常状態検出部62は、上記距離が設定エリア半径を超えていることを検出した場合、車両100が故意に移動(盗難)されたとして、すなわち、車両100の駐車状態が異常であるとして、異常を検出したことを、制御信号により、異常状態通知処理部63及び位置定期送信処理部65へ通知する。
【0039】
これにより、異常状態通知処理部63は、上記制御信号に基づいて、電子メールにより、センタCに対して、車両100の駐車状態に異常状態が発生したことを通知する。
このとき、位置定期送信処理部65は、所定の時間間隔毎(例えば、1分毎)に、位置情報処理部71から読み込む位置情報と,及び速度情報処理部65から読み込む速度情報とを、現在位置速度情報として、ユーザ情報管理部8へ送信する。
そして、ユーザ情報管理部8は、メールサーバ10を介して、電子メールにより、車両100の異常状態が通知されると、上記現在位置速度情報の履歴(所定の時間間隔毎の現在値情報を時系列に記憶する移動位置及び速度情報の履歴データ)を、車両100の車両識別番号に対応させてデータベース12に記憶させる。
【0040】
同様に、メールサーバ10は、車両100から送信される電子メールを解釈し、車両100に異常が発生したことを検出すると、異常状態通知を送信する送信先を、データベース12より検索し、抽出された所有者の携帯端末101,及び遭難監視を依頼している警備会社のメールアドレス(警備会社または警察への自動通報)へ、異常状態を示す電子メールを送信する。
また、このとき、所有者の携帯端末101のみに電子メールが届くように、電子メールのアドレスが設定されている場合、異常状態が検出されたことを所有者が警備会社(または警察)に通報するようにしても良い。
【0041】
次に、警備会社の担当者は、電子メールによる通知や所有者からの通報により、盗難監視を行っている車両100の異常を検知すると、端末103によりウェブサーバ11へアクセスする。
そして、上記担当者は、盗難された車両100の位置情報を得るために、ウェブサーバ11に対して、車両100の現在位置速度情報の履歴の表示を行わせる制御信号を、端末103から送信する。
【0042】
これにより、ユーザ情報管理部8は、ウェブサーバ11を介して上記制御信号が入力されると、担当者が入力するこの車両100の車両識別番号に基づき、現在位置速度情報の履歴をデータベース12より検索して読み出す。
また、ユーザ情報管理部8は、地図サーバ13から、現在位置速度情報の座標値(経度,緯度)に基づき、対応する領域の地図データを読み出し、この地図上に現在値情報の履歴を表示して、端末103へこの地図データを送信し、車両100の現在値情報の履歴が表示された地図画像を表示させる。
【0043】
また、監視状態管理部61は、監視開始日と現在の月日とが、または、監視を行う曜日と現在の曜日とが、もしくは監視開始時間と現在時刻とが同一で無くなったことを検出すると、車両監視フラグをOFFにすると共に、異常状態検出部62に異常状態の検出処理を終了させる。
すでに述べたように、監視状態管理部61は、異常状態検出部62における異常状態の検出処理を行わせるか否かを、監視計画に基づいて行う場合と、センタCから車両監視の制御(車両監視ON/車両監視OFF)を電子メールまたはウェブサーバ11のホームページにより行う場合とがある。
【0044】
上記監視計画に基づいて行う場合、予め設定された監視を開始する時刻(日時)となると車両監視ON状態とし、監視を終了する時刻(日時)となると車両監視OFF状態に遷移させることになる。
一方、ユーザが随時、任意に車両監視状態を車両監視ON状態及び車両監視OFF状態とに切り替えることができる(すなわち、ユーザの操作が監視計画に優先されることになる)。
したがって、電子メールによって、またはウェブサーバ11のホームページにおいて、ユーザは任意に車両監視ON状態及び車両監視OFF状態のいずれの状態を選択して、車両監視状態を設定することができる。
【0045】
上述してきたように、本願発明の盗難検出装置によれば、従来の様に、振動センサによって、微小の振動を検出することで盗難の検出を行っていたため、地震による振動によっても、所有者以外の人間が故意に移動させたとして検出し、単なる振動であるか本当の盗難であるかが不明であった欠点を、異常状態検出部62が所定の設定エリア半径(任意に変更可能)を超えて移動したか否かを判定して、盗難か否かの判定を行うことで解決し、実際に車両100が盗難された時点を明確に感知することが可能となる。
【0046】
また、本願発明の盗難検出装置によれば、エンジンが始動され、ON状態となる場合、すなわち、クレーンのつり上げにより車両100を移動させた場合、従来の検出装置では盗難と検知できなかったが、設定エリア半径を車両100の平面的な移動量が超えたときを盗難と検出するため、実際に車両100が盗難された時点を明確に感知することが可能となる。
【0047】
さらに、本願発明の盗難検出装置によれば、監視計画管理部5に記憶された管理計画に基づき、車両100の異常検出の処理の有無(車両監視ON状態と車両監視OFF状態との遷移)を制御するため、車両監視ON状態にするのを忘れると言うことが無くなり、車両100の異常状態を車両が移動した時点で検知することが可能であるため、盗難から短時間で追跡を行うことが可能であり、盗難犯人に余計な時間的な余裕を与えずに、車両100の奪還の可能性が高くなる。
【0048】
加えて、本願発明の盗難監視装置によれば、上記盗難検出装置からの異常検知の通知により、メールサーバ10が車両100の所有者の携帯端末101及び警備会社の端末103に、車両100の異常を電子メールで送信し、かつこの盗難検出装置からの現在位置速度情報の時系列な位置情報及び速度情報の履歴を、データベース12に車両識別番号に対応して記憶しているため、いずれの方向にどの程度の速度で移動しているかを明確に判定することができ、先回りするなどの盗難された車両100の確保の計画を立てられるため、車両100の奪還の可能性が高くなる。
【0049】
以上、本発明の一実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、一実施形態として、車両を例に取り説明したが、車両(車、オートバイ、自転車)に限らず、船舶の盗難防止にも使用することが可能である。
位置検出により、故意に移動させられたこと(盗難されたこと)を検出するため、波による船舶の上下移動に対しても、振動センサのように誤動作せずに、的確に盗難検出が行え、追跡も行うことができる。
【0050】
次に、本発明の実施の形態によるコンピュータが実行するためのプログラムについて説明する。
図1における盗難検出装置及び盗難監視装置におけるコンピュータシステムのCPUが実行するためのプログラムは、本発明によるプログラムを構成する。
このプログラムを格納するための記録媒体としては、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。
【0051】
また上記記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
また上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0052】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0053】
従って、このプログラムを図1のシステム又は装置とは異なるシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0054】
【発明の効果】
本願発明の盗難検出装置によれば、従来の様に、振動センサによって、微小の振動を検出することで盗難の検出を行っていたため、地震による振動によっても、所有者以外の人間が故意に移動させたとして検出し、単なる振動であるか本当の盗難であるかが不明であった欠点を、異常状態検出部が所定の設定エリア半径を超えて移動したか否かを判定して、盗難か否かの判定を行うことで解決し、実際に車両が盗難された時点を明確に感知することが可能となる。
【0055】
本願発明の盗難監視装置によれば、上記盗難検出装置からの異常検知の通知により、メールサーバが車両の所有者の携帯端末及び警備会社の端末に、車両の異常を電子メールで送信し、かつこの盗難検出装置からの現在位置速度情報の時系列な位置情報及び速度情報の履歴を、データベースに車両識別番号に対応して記憶しているため、いずれの方向にどの程度の速度で移動しているかを明確に判定することができ、先回りするなどの盗難された車両の確保の計画を立てられるため、車両の奪還の可能性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による盗難検出装置及び盗難監視装置を用いた盗難監視システムの構成例を示す概念図である。
【図2】図1における盗難検出装置1の構成例を示す概念図である。
【図3】図2における監視計画管理部5に設定されている、車両の監視計画のテーブルの構成例を示す概念図である。
【図4】図2における異常状態検出部62の動作例において、設定エリア半径を説明するための概念図である。
【図5】本発明の一実施形態による盗難監視装置2の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1の盗難監視システムの動作を説明する概念図である。
【符号の説明】
1 盗難検出装置
2 盗難監視装置
3,9 通信処理部
4 監視基本設定管理部
5 監視計画管理部
6 演算処理部
7 位置情報管理部
8 ユーザ情報管理部
10 メールサーバ
11 ウェブサーバ
12 データベース
13 地図サーバ
61 監視状態管理部
62 異常状態検出部
63 異常状態通知処理部
64 監視開始時位置管理部
65 位置定期送信処理部
71 位置情報処理部
72 速度情報処理部
100 車両
101 携帯端末
102,103 PC
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両及び船舶等の被監視体の盗難や故意の移動を検知し、この被監視体の移動位置を追跡する盗難検出装置及び盗難監視装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両及び船舶の盗難件数が大幅に増加してきており、ロックをかけた状態でも盗難の被害に遭うために、大きな社会問題となってきている。
このため、多くの会社などにおいて、盗難防止及び盗難された場合の追跡システムの開発,販売が行われている。
【0003】
例えば、従来の盗難検出装置は、車両に振動センサを設けて、監視中に故意に車両に触れた場合に、この振動センサが車両の振動を検知し、異常事態の発生として、警備会社(セキュリティ会社)に無線装置により異常検知を通知している。
また、従来の盗難検出装置には、エンジンの始動をセンサにより検知し、上述したように、警備会社に異常の発生を通知するものもある。
そして、従来の警備会社等による盗難監視装置は、盗難検出装置から通知が入力されると、車両が送信する位置情報(搭載されたGPSが検出)に基づき、盗難車両の追跡を行い、現在位置の監視することにより、盗難車両を奪還するために用いる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−136639号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した盗難検出装置は、車両の振動センサが、微小の振動も検出する必要があるため、高い感度を有しており、地震などの振動を検知して、異常事態の通知を行ってしまう欠点がある。
そして、この振動センサを用いた盗難検出装置は、波により常に振動している船舶の盗難防止に用いることができないという問題を有している。
【0006】
また、上述した盗難検出装置は、検知システムが動作しないように、エンジンの始動をおこなわずに、クレーンで吊り上げて、他の車両で牽引して持ち去られた場合(船舶においては、他の船舶に牽引されて持ち去られる場合)、システムが作動しないという欠点がある。
このクレーンにより吊り上げて、持ち去る方法においては、現在最も車両の盗難防止に威力を発揮しているイモビライザーも効果的な盗難防止が行えない。
【0007】
さらに、上述した盗難監視装置は、駐車場に車両を駐車させ、盗難検出装置を作動させることは日常的な作業であり、所有者が盗難検出装置を動作状態にすることを忘れた場合、盗難検出装置から異常事態の発生が通知されない欠点がある。
このため、従来の盗難監視装置は、監視開始が大幅に遅れてしまい、盗難犯人にGPSが使用できない場所に移動させる時間の余裕を与えることとなり、盗難された車両の位置確認が行えなくなる問題がある。
【0008】
本発明はこのような背景の下になされたもので、地震などによる誤動作を防止し、エンジンの始動がされなくとも盗難の検知が行え、かつ、車両の所有者が盗難検出装置の始動処理を行わなくとも、必要なときに車両の監視を行うことが可能な盗難検出装置及び盗難監視装置を提供する事にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の盗難検出装置は、被監視体に搭載され、この被監視体の位置をGPSにより検出する位置情報管理部と、前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報が設定されている監視基本設定管理部と、前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出部と、この異常状態検出部が異常状態を検出することにより、異常状態通知を出力する異常状態通知処理部とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の盗難検出装置は、前記状態監視部が前記被監視体の監視を行う日時を含む監視計画が設定されている車両監視計画管理部を有することを特徴とする。
本発明の盗難検出装置は、盗難監視が開始された時点に、前記位置情報管理部から出力される被監視体の位置情報に基づき、前記配置範囲を設定する監視開始時位置管理部を有することを特徴とする。
本発明の盗難検出装置は、異常状態通知が出力された場合、位置情報管理部から取得する位置情報を、所定の間隔で出力する位置定期送信処理部を有することを特徴とする。
【0011】
本発明の盗難監視装置は、上記記載の被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知するメールサーバと、地図データが登録された地図サーバと、利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行うウェブサーバと、被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理部とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明の盗難監視装置は、前記データベースが、利用者端末から送信される、氏名,年齢,性別,住所,電話番号,メールアドレスを有する利用者情報と、異常な移動を検出する設定範囲半径及び異常状態の通知先を有する基本情報と、監視の開始日,終了日,開始時間,終了時間,曜日を有する監視計画と、を各被監視体毎に付与された監視体識別番号に対応して記憶していることを特徴とする。
【0013】
本発明の盗難監視装置は、ユーザ情報管理部が、前記被監視体から異常状態通知が入力された場合、定期的に入力される位置情報に基づき、この被監視体の時系列な走行履歴を監視体識別番号に対応して、前記データベースに記録することを特徴とする。
【0014】
本発明の盗難監視装置は、前記ウェブサーバが、前記データベースに記憶されている前記利用者情報,基本情報及び監視計画が更新された場合、これらのデータを被監視体に送信することを特徴とする。
【0015】
本発明の盗難検出方法は、被監視体に搭載されたGPSにより、この被監視体の位置を検出する位置情報管理過程と、前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報を、監視基本設定管理部に設定する監視基本設定過程と、前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出過程と、この異常状態検出過程により、異常状態が検出されることにより、異常状態通知を出力する異常状態通知過程とを有することを特徴とする。
【0016】
本発明の盗難監視方法は、被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知する通知過程と、地図データを地図サーバに登録する地図登録過程と、利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う管理処理過程と、被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理過程とを有することを特徴とする。
【0017】
本発明の盗難検出プログラムは、被監視体に搭載されたGPSにより、この被監視体の位置を検出する位置情報管理処理と、前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報を、監視基本設定管理部に設定する監視基本設定処理と、前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出過程と、知を出力する異常状態通知処理とを有することを特徴とするコンピュータにより実行可能なプログラムである。
【0018】
本発明の盗難検出プログラムは、被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知する通知処理と、地図データを地図サーバに登録する地図登録処理と、利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う管理処理と、被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理処理とを有することを特徴とするコンピュータにより実行可能なプログラムである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による盗難検出装置及び盗難監視装置を用いた盗難監視システムの構成例を示す概念図である。
この図において、盗難検出装置1は、車両100に搭載されており、故意に移動された場合、この移動が行われたことを検出する。
そして、盗難検出装置1は、無線基地局及び通信網を介して、センタC(車両監視センタなど)に設けられている盗難監視装置2へ、異常事態を通知するため、異常状態通知を出力する。
【0020】
盗難監視装置2は、異常状態通知が入力されると、通信網及び無線基地局を介して、利用者(ユーザ)の携帯端末101またはPC(パーソナルコンピュータ)・102へ、この利用者の車両100に異常事態が起こったことを通知する。
また、盗難監視装置2は、上述したように、利用者に通知するとともに、警察またはこの利用者が契約している警備会社のPC・103へ、車両100に異常事態が起こったことを通報する。
ここで、通信網とは、公衆通信回線(公衆データ網を含む),専用通信回線(専用データ網を含む)及びインターネット等から構成されている。
【0021】
次に、図2を参照して、車両100に搭載されている盗難検出装置1の構成について詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態による盗難検出装置1の構成例を示すブロック図である。
通信処理部3は、無線通信により、無線基地局及び通信網を介して、盗難検出装置1と、センタCの盗難監視装置2との間において、データの授受等の通信処理を行う。
位置情報管理部7は、車両100の位置の検出を行う位置情報処理部71と、位置情報処理部71が定期的(例えば、1秒ごと)に測定する位置に基づき、車両100の速度を演算する速度情報処理部72を有している。
【0022】
監視基本設定管理部4は、通信処理部3を介して入力される、異常な移動を検出する設定範囲半径と、異常状態であることを示す異常状態通知を送信する送信先が設定されている。
例えば、監視基本設定管理部4には、送信先として、車両100の所有者の携帯端末101及びPC・102のメールアドレスと、近傍の警察及びこの利用者が盗難監視を依頼・契約している警備会社のメールアドレスが設定されている。
【0023】
車両監視計画管理部5には、図3に示す監視計画のデータのテーブルが設定されている。
監視計画のデータのテーブルは、車両100の監視を開始する監視開始日(開始日),監視を終了する監視終了日(終了日),監視を開始する監視開始時間(開始時間),監視を終了する監視終了時間(終了時間),監視を行う曜日(曜日;各曜日が記憶される)のデータが記憶されている。
【0024】
例えば、図3の場合の監視計画は、7月1日に監視を開始し、7月31日に監視を終了、すなわち、7月1日から7月31日までの期間において監視をし、各日の午前0時から午前7時までの時間において監視をし、7月1日から7月31日までの月曜日(M;Monday),火曜日(T;Tuesday),水曜日(W;Wednesday),木曜日(T;Thursday),金曜日(F;Friday)に監視を行うこととなっている。
【0025】
すなわち、7月1日から7月31日までの監視を行う期間であっても、土曜日(S;Saturday)と日曜日(Su;Sunday)とには、監視が行われない。
ここで、監視開始日と監視終了日とが同一の場合、監視開始日のみで、監視終了日のデータを省略することが可能である。
【0026】
演算処理部6は、異常検出及びその検出に必要な演算を行い、監視状態管理部61,異常状態検出部62,異常状態通知処理部63,監視開始時位置管理部64及び位置定期送信処理部65を有している。
監視状態管理部61は、車両監視の管理、すなわち車両監視ON(車両監視状態)とするのか車両監視OFF(車両非監視状態)とするのかの制御を行う。
監視開始時位置管理部64は、車両監視ONとされた時点、すなわち車両100の異常検出が開始されたときに、位置情報処理部71が出力する位置情報の座標値を読み込む。
そして、監視開始時位置管理部64は、読み込まれた位置座標を、この車両100が異常検出開始の時点で駐車していた車両監視開始時位置、すなわち、測定中心座標として、内部の記憶部に設定する。
【0027】
センタCから電子メール(ユーザがセンタCに対して電子メールまたはウェブサーバ11のホームページアクセスすることにより、車両の監視状態を車両監視ONへ変更する要求を行った場合)により車両監視ONとする制御信号が入力されるか、または監視計画として設定された日時(曜日も含む)となると、監視状態管理部61は内部の車両監視フラグをONとすると共に、異常状態検出部62に車両監視ONとなったことを通知し、異常状態検出の処理を開始させる(車両監視状態に移行)。
また、センタCから電子メール(ユーザが電子メールまたはウェブサーバ11のホームページアクセスすることにより車両の監視状態を車両監視OFFへ変更する要求を行った場合)により車両監視OFFとする制御信号が入力されるか、または監視計画として設定された日時(曜日も含む)以外の日時となると、監視状態管理部61は内部の車両監視フラグをOFFとすると共に、異常状態検出部62に車両監視OFFとなったことを通知し、異常状態検出の処理を終了させる(車両非監視状態に移行)。
【0028】
また、異常状態検出部62は、車両監視ONの状態の場合に、図4に示すように、監視開始時位置管理部64に設定されている測定中心座標と、位置情報処理部71の出力する現在位置する位置情報(現在値座標)とから、上記測定中心座標と現在値座標との差分として距離を求める演算を行う。
そして、異常状態検出部62は、この距離と、監視基本設定管理部4に設定されている設定エリア半径との比較を行い、この距離が設定エリア半径より小さいことを検出した場合、車両100の駐車状態を正常と判定し、一方、この距離が設定エリア半径を超えたことを検出した場合、車両100が故意に移動されたもとのとし、車両100の駐車状態を異常と判定する。
【0029】
ここで、異常状態検出部62は、車両100の駐車状態を異常と判定すると、異常を検出したことを示す制御信号を、異常状態通知処理部63及び位置定期送信処理部65へ出力する。
異常状態通知処理部63は、上記異常検出を示す制御信号が入力されると、通信処理部3を介して、センタCに異常状態通知の信号を送信する。
位置定期送信処理部65は、上記異常検出を示す制御信号が入力されると、通信処理部3を介して、センタCに対して、所定の周期毎に、位置情報処理部71から車両100のの位置情報を、速度情報処理部72から速度情報を読み込み、この位置情報及び速度情報を車両100の現在位置速度情報としてセンタCへ送信する。
【0030】
次に、センタCに設置されている盗難監視装置2の構成について詳細に説明する。図5は、本発明の一実施形態による盗難監視装置2の構成例を示すブロック図である。
通信処理部9は、無線通信により、無線基地局及び通信網を介して、センタCの盗難監視装置2と、盗難検出装置1との間において、データの授受等の通信処理を行う。
【0031】
メールサーバ10は、車両100との間でデータの授受を行い、この車両100から異常状態通知が入力された場合、車両100の所有者の携帯端末101またはPC・102及び他の所定のメールアドレス(警察または警備会社のPC・103)に異常状態を通知する。
ウェブサーバ11は、携帯端末101またはPC・102からアクセスされることにより、このアクセスに対応して、データベース12における利用者情報,基本情報及び監視計画のデータの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う。
【0032】
地図サーバ13には、所定の地区、例えば関東地方などの地図データが記憶されている(事前に必要な領域の地図を、ネットワーク等を介して記憶される)。
データベース12は、携帯端末101またはPC・102からアクセスされ、これらの携帯端末101またはPC・102から送信される、氏名,年齢,性別,住所,電話番号,利用者の携帯の携帯メールアドレス,車両100の車両メールアドレスを有する利用者情報と、異常な移動を検出する設定範囲半径及び異常状態の通知先を有する基本情報と、監視の開始日,終了日,開始時間,終了時間,曜日を有する監視計画と、を各車両毎に付与された車両識別番号に対応して記憶している。
【0033】
また、ユーザ情報管理部8は、車両100から異常状態通知が入力された場合、定期的に入力される現在位置速度情報に基づき、この車両100の時系列な走行履歴を監視し、車両識別番号に対応して、この現在位置速度情報をデータベース12に記録し、車両の監視状態の情報(車両監視ON/車両監視OFF)も管理している。ここで、ONは車両が監視状態にあり、OFFは監視状態が解除されている(監視状態に無い)ことを示している。
さらに、ウェブサーバ11は、データベース12においてデータを更新した場合、メールサーバ10を介して、この更新した利用者情報,基本情報及び監視計画を、車両100に送信する。
【0034】
次に、図1、図2,図5及び図6を参照し、一実施形態の動作例を説明する。図6は、図1の盗難監視システムの動作を説明する概念図である。
利用者(ユーザ)は、携帯端末101(またはPC・102、以下、利用者が携帯端末101を用いて処理を行うとして説明する)を介して、車両100に対する監視基本設定を行う。
ここで、監視基本設定は、利用者情報,基本情報及び監視計画各々のデータを、データベース12に登録する処理とする。
【0035】
すなわち、利用者(ユーザ)は、車両100の監視を新たに依頼するため、携帯端末101からセンタCのホームページにアクセスする。
これにより、ウェブサーバ11は、この利用者からのアクセスに対応して、携帯端末101の表示画面に、監視基本設定画面を表示させ、利用者情報,基本情報及び監視計画各々のデータ各々の入力を、利用者に対して促す。
そして、ウェブサーバ11は、利用者が利用者情報,基本情報及び監視計画各々のデータを入力すると、監視体識別番号を付与し、この監視体識別番号に対応して、利用者の入力した利用者情報,基本情報及び監視計画の各データをデータベース12に登録する。
【0036】
次に、ウェブサーバ11は、新たに登録された車両100の車両メールアドレス(利用者情報に含まれている)に対して、基本情報及び監視計画を添付した電子メールを送信する。
盗難検出装置1の監視基本設定管理部4は、入力される電子メールから基本情報を抽出し、この基本情報を内部に記憶する。
また、監視計画管理部5は、同様に、入力される電子メールから監視計画を抽出し、この監視計画を内部に記憶する。
【0037】
そして、監視状態管理部61は、内部のカレンダ及びタイマ機能により得られる日時と、監視計画管理部5に憶されている管理計画の各日時とを、所定の周期(例えば、1秒)毎に比較する。
次に、監視開始日と現在の月日とが同一であり,監視を行う曜日と現在の曜日とが同一であり、かつ監視開始時間と現在時刻とが同一となったことを検出すると、車両監視フラグをONにすると共に、異常状態検出部62に異常状態の検出処理を開始させる。
また、このとき、監視開始時位置管理部64は、位置情報処理部71の出力する位置情報により、現在位置を測定中心座標として内部に設定する。
【0038】
そして、異常状態検出部62は、所定の時間(例えば、5分)毎に、上記測定中心座標と現在位置との距離を測定し、この距離が設定エリア半径を超えているか否かの判定を行う。
このとき、異常状態検出部62は、上記距離が設定エリア半径を超えていることを検出した場合、車両100が故意に移動(盗難)されたとして、すなわち、車両100の駐車状態が異常であるとして、異常を検出したことを、制御信号により、異常状態通知処理部63及び位置定期送信処理部65へ通知する。
【0039】
これにより、異常状態通知処理部63は、上記制御信号に基づいて、電子メールにより、センタCに対して、車両100の駐車状態に異常状態が発生したことを通知する。
このとき、位置定期送信処理部65は、所定の時間間隔毎(例えば、1分毎)に、位置情報処理部71から読み込む位置情報と,及び速度情報処理部65から読み込む速度情報とを、現在位置速度情報として、ユーザ情報管理部8へ送信する。
そして、ユーザ情報管理部8は、メールサーバ10を介して、電子メールにより、車両100の異常状態が通知されると、上記現在位置速度情報の履歴(所定の時間間隔毎の現在値情報を時系列に記憶する移動位置及び速度情報の履歴データ)を、車両100の車両識別番号に対応させてデータベース12に記憶させる。
【0040】
同様に、メールサーバ10は、車両100から送信される電子メールを解釈し、車両100に異常が発生したことを検出すると、異常状態通知を送信する送信先を、データベース12より検索し、抽出された所有者の携帯端末101,及び遭難監視を依頼している警備会社のメールアドレス(警備会社または警察への自動通報)へ、異常状態を示す電子メールを送信する。
また、このとき、所有者の携帯端末101のみに電子メールが届くように、電子メールのアドレスが設定されている場合、異常状態が検出されたことを所有者が警備会社(または警察)に通報するようにしても良い。
【0041】
次に、警備会社の担当者は、電子メールによる通知や所有者からの通報により、盗難監視を行っている車両100の異常を検知すると、端末103によりウェブサーバ11へアクセスする。
そして、上記担当者は、盗難された車両100の位置情報を得るために、ウェブサーバ11に対して、車両100の現在位置速度情報の履歴の表示を行わせる制御信号を、端末103から送信する。
【0042】
これにより、ユーザ情報管理部8は、ウェブサーバ11を介して上記制御信号が入力されると、担当者が入力するこの車両100の車両識別番号に基づき、現在位置速度情報の履歴をデータベース12より検索して読み出す。
また、ユーザ情報管理部8は、地図サーバ13から、現在位置速度情報の座標値(経度,緯度)に基づき、対応する領域の地図データを読み出し、この地図上に現在値情報の履歴を表示して、端末103へこの地図データを送信し、車両100の現在値情報の履歴が表示された地図画像を表示させる。
【0043】
また、監視状態管理部61は、監視開始日と現在の月日とが、または、監視を行う曜日と現在の曜日とが、もしくは監視開始時間と現在時刻とが同一で無くなったことを検出すると、車両監視フラグをOFFにすると共に、異常状態検出部62に異常状態の検出処理を終了させる。
すでに述べたように、監視状態管理部61は、異常状態検出部62における異常状態の検出処理を行わせるか否かを、監視計画に基づいて行う場合と、センタCから車両監視の制御(車両監視ON/車両監視OFF)を電子メールまたはウェブサーバ11のホームページにより行う場合とがある。
【0044】
上記監視計画に基づいて行う場合、予め設定された監視を開始する時刻(日時)となると車両監視ON状態とし、監視を終了する時刻(日時)となると車両監視OFF状態に遷移させることになる。
一方、ユーザが随時、任意に車両監視状態を車両監視ON状態及び車両監視OFF状態とに切り替えることができる(すなわち、ユーザの操作が監視計画に優先されることになる)。
したがって、電子メールによって、またはウェブサーバ11のホームページにおいて、ユーザは任意に車両監視ON状態及び車両監視OFF状態のいずれの状態を選択して、車両監視状態を設定することができる。
【0045】
上述してきたように、本願発明の盗難検出装置によれば、従来の様に、振動センサによって、微小の振動を検出することで盗難の検出を行っていたため、地震による振動によっても、所有者以外の人間が故意に移動させたとして検出し、単なる振動であるか本当の盗難であるかが不明であった欠点を、異常状態検出部62が所定の設定エリア半径(任意に変更可能)を超えて移動したか否かを判定して、盗難か否かの判定を行うことで解決し、実際に車両100が盗難された時点を明確に感知することが可能となる。
【0046】
また、本願発明の盗難検出装置によれば、エンジンが始動され、ON状態となる場合、すなわち、クレーンのつり上げにより車両100を移動させた場合、従来の検出装置では盗難と検知できなかったが、設定エリア半径を車両100の平面的な移動量が超えたときを盗難と検出するため、実際に車両100が盗難された時点を明確に感知することが可能となる。
【0047】
さらに、本願発明の盗難検出装置によれば、監視計画管理部5に記憶された管理計画に基づき、車両100の異常検出の処理の有無(車両監視ON状態と車両監視OFF状態との遷移)を制御するため、車両監視ON状態にするのを忘れると言うことが無くなり、車両100の異常状態を車両が移動した時点で検知することが可能であるため、盗難から短時間で追跡を行うことが可能であり、盗難犯人に余計な時間的な余裕を与えずに、車両100の奪還の可能性が高くなる。
【0048】
加えて、本願発明の盗難監視装置によれば、上記盗難検出装置からの異常検知の通知により、メールサーバ10が車両100の所有者の携帯端末101及び警備会社の端末103に、車両100の異常を電子メールで送信し、かつこの盗難検出装置からの現在位置速度情報の時系列な位置情報及び速度情報の履歴を、データベース12に車両識別番号に対応して記憶しているため、いずれの方向にどの程度の速度で移動しているかを明確に判定することができ、先回りするなどの盗難された車両100の確保の計画を立てられるため、車両100の奪還の可能性が高くなる。
【0049】
以上、本発明の一実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、一実施形態として、車両を例に取り説明したが、車両(車、オートバイ、自転車)に限らず、船舶の盗難防止にも使用することが可能である。
位置検出により、故意に移動させられたこと(盗難されたこと)を検出するため、波による船舶の上下移動に対しても、振動センサのように誤動作せずに、的確に盗難検出が行え、追跡も行うことができる。
【0050】
次に、本発明の実施の形態によるコンピュータが実行するためのプログラムについて説明する。
図1における盗難検出装置及び盗難監視装置におけるコンピュータシステムのCPUが実行するためのプログラムは、本発明によるプログラムを構成する。
このプログラムを格納するための記録媒体としては、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。
【0051】
また上記記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
また上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0052】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0053】
従って、このプログラムを図1のシステム又は装置とは異なるシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0054】
【発明の効果】
本願発明の盗難検出装置によれば、従来の様に、振動センサによって、微小の振動を検出することで盗難の検出を行っていたため、地震による振動によっても、所有者以外の人間が故意に移動させたとして検出し、単なる振動であるか本当の盗難であるかが不明であった欠点を、異常状態検出部が所定の設定エリア半径を超えて移動したか否かを判定して、盗難か否かの判定を行うことで解決し、実際に車両が盗難された時点を明確に感知することが可能となる。
【0055】
本願発明の盗難監視装置によれば、上記盗難検出装置からの異常検知の通知により、メールサーバが車両の所有者の携帯端末及び警備会社の端末に、車両の異常を電子メールで送信し、かつこの盗難検出装置からの現在位置速度情報の時系列な位置情報及び速度情報の履歴を、データベースに車両識別番号に対応して記憶しているため、いずれの方向にどの程度の速度で移動しているかを明確に判定することができ、先回りするなどの盗難された車両の確保の計画を立てられるため、車両の奪還の可能性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による盗難検出装置及び盗難監視装置を用いた盗難監視システムの構成例を示す概念図である。
【図2】図1における盗難検出装置1の構成例を示す概念図である。
【図3】図2における監視計画管理部5に設定されている、車両の監視計画のテーブルの構成例を示す概念図である。
【図4】図2における異常状態検出部62の動作例において、設定エリア半径を説明するための概念図である。
【図5】本発明の一実施形態による盗難監視装置2の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1の盗難監視システムの動作を説明する概念図である。
【符号の説明】
1 盗難検出装置
2 盗難監視装置
3,9 通信処理部
4 監視基本設定管理部
5 監視計画管理部
6 演算処理部
7 位置情報管理部
8 ユーザ情報管理部
10 メールサーバ
11 ウェブサーバ
12 データベース
13 地図サーバ
61 監視状態管理部
62 異常状態検出部
63 異常状態通知処理部
64 監視開始時位置管理部
65 位置定期送信処理部
71 位置情報処理部
72 速度情報処理部
100 車両
101 携帯端末
102,103 PC
Claims (12)
- 被監視体に搭載され、この被監視体の位置をGPSにより検出する位置情報管理部と、
前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報が設定されている監視基本設定管理部と、
前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出部と、
この異常状態検出部が異常状態を検出することにより、異常状態通知を出力する異常状態通知処理部と
を有することを特徴とする盗難検出装置。 - 前記状態監視部が前記被監視体の監視を行う日時を含む監視計画が設定されている車両監視計画管理部を有することを特徴とする請求項1記載の盗難検出装置。
- 盗難監視が開始された時点に、前記位置情報管理部から出力される被監視体の位置情報に基づき、前記配置範囲を設定する監視開始時位置管理部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の盗難検出装置。
- 異常状態通知が出力された場合、位置情報管理部から取得する位置情報を、所定の間隔で出力する位置定期送信処理部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の盗難検出装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の被監視体に搭載された盗難検出装置との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知するメールサーバと、
地図データが登録された地図サーバと、
利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行うウェブサーバと、
被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理部と、
を有することを特徴とする盗難監視装置。 - 前記データベースが、利用者端末から送信される、氏名,年齢,性別,住所,電話番号,メールアドレスを有する利用者情報と、異常な移動を検出する設定範囲半径及び異常状態の通知先を有する基本情報と、監視の開始日,終了日,開始時間,終了時間,曜日を有する監視計画と、を各被監視体毎に付与された監視体識別番号に対応して記憶していることを特徴とする請求項5に記載の盗難監視装置。
- ユーザ情報管理部が、前記被監視体から異常状態通知が入力された場合、定期的に入力される位置情報に基づき、この被監視体の時系列な走行履歴を監視体識別番号に対応して、前記データベースに記録することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の盗難監視装置。
- 前記ウェブサーバが、前記データベースに記憶されている前記利用者情報,基本情報及び監視計画が更新された場合、これらのデータを被監視体に送信することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の盗難監視装置。
- 被監視体に搭載されたGPSにより、この被監視体の位置を検出する位置情報管理過程と、
前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報を、監視基本設定管理部に設定する監視基本設定過程と、
前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出過程と、
この異常状態検出過程により、異常状態が検出されることにより、異常状態通知を出力する異常状態通知過程と
を有することを特徴とする盗難検出方法。 - 被監視体との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知する通知過程と、
地図データを地図サーバに登録する地図登録過程と、
利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う管理処理過程と、
被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理過程と
を有することを特徴とする盗難監視方法。 - 被監視体に搭載されたGPSにより、この被監視体の位置を検出する位置情報管理処理と、
前記被監視体が置かれている配置範囲を含む基本情報を、監視基本設定管理部に設定する監視基本設定処理と、
前記被監視体が前記配置範囲外に移動したことを検出する異常状態検出過程と、
この異常状態検出過程により、異常状態が検出されることにより、異常状態通知を出力する異常状態通知処理と
を有することを特徴とするコンピュータにより実行可能な盗難検出プログラム。 - 被監視体との間でデータの授受を行い、この被監視体から異常状態通知が入力された場合、被監視体の所有者の利用者端末及び他の所定のメールアドレスに異常状態を通知する通知処理と、
地図データを地図サーバに登録する地図登録処理と、
利用者端末からのアクセスに対応して、利用者情報,異常な移動の検出を規定する基本情報及び被監視体の監視計画が記憶されているデーターベースにおける、データの入力,閲覧,更新,削除を含む管理処理を行う管理処理と、
被監視体から送信される位置情報に基づき、前記地図データにこの被監視体の現在位置を表示するユーザ情報管理処理と
を有することを特徴とするコンピュータにより実行可能な盗難検出プログラム。
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|---|---|---|---|
| JP2002275863A JP2004106802A (ja) | 2002-09-20 | 2002-09-20 | 盗難検出装置及び盗難監視装置 |
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|---|---|
| JP2004106802A true JP2004106802A (ja) | 2004-04-08 |
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| JP2002275863A Pending JP2004106802A (ja) | 2002-09-20 | 2002-09-20 | 盗難検出装置及び盗難監視装置 |
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