【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレで使用する便座に暖房機能を有する電気暖房便座あるいは温水洗浄機能付き暖房便座などの暖房便座装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、暖房機能を有する電気暖房便座あるいは温水洗浄機能付き暖房便座などの暖房便座装置には、便座を温める為に給電するための電源コードが備えられている。この電源コードは便座装置本体側面や背面に固定される（例えば、特許文献１参照）。図５に一般的な従来の電源コード引出し部の模式図を示す。図５において、電源コード３８の引出し部は温水洗浄便座本体４０の側面にある。３９はブッシュである。
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−２８２５４１号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の引出し方法では、製造者が設定した方向にのみ電源コードの引き出し方向が規制されてしまう。トイレ空間の広さやコンセントの位置は各家庭多種多様であり、当然ながら便座装置への電源コードの引き回しなども異なってくるため、トイレの壁面との間に十分な隙間が存在しないような狭いトイレでは、便座装置から引き出した電源コードが壁に接触し、電源コードに不要なストレスを与えてしまうという問題があった。更に、トイレのコンセントが便座装置の電源コード引出し口と反対側の壁もしくは、後部側の壁に位置している場合には、電源コードが便座装置からコンセントとは異なる方向へ一度突出した後にコンセントに向かう為、狭いトイレ室内に電源コードが不要に横断して見栄えが悪くなるという問題があった。
【０００５】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電源コードが不要に壁に接触したりトイレ室内で不要に引き回されたりすることがなく、安全性や見栄えの優れた暖房便座装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題を解決するために請求項１は、内部に電気発熱体を有する便座部と、該電気発熱体に接続しこれを電気的に制御する電源制御部とを備え、該電源制御部へ商用電源から給電するための電源コードを備えた暖房便座装置にあって、該暖房便座装置の外郭の電源コード取出部付近に該電源コードの引出し方向を少なくとも２方向以上に可変して固定する可変固定機構を具備したことを特徴とする。これにより、製造者が設定した方向のみによらず、多様なトイレ環境に対応して使用者は自分の望む方向に電源コードを引き出すことができ、自由度が広がる。また、電源コードがトイレの壁に接触するのを防止できるため安全で、トイレ室内の見栄えも向上する。
【０００７】
請求項２は、請求項１の暖房便座装置において、前記可変固定機構を前記暖房便座装置の外郭に一体に具備したことを特徴とする。これにより、電源コード引出し口が使用者の目に触れにくくなるため、便座装置の見栄えを良くすることが出来る。また引出し口を本体外郭で隠すことによって便座装置の清掃性を向上させることも出来る。
【０００８】
請求項３は、請求項１の暖房便座装置において、前記可変固定機構を前記電源コードに具備したことを特徴とする。これにより、便座装置の外郭に特に複雑な機構をとらずに構成できる。
【０００９】
請求項４は、請求項１の暖房便座装置において、前記可変固定機構を前記便座装置外郭と該電源コードにて構成したことを特徴とする。これにより、便座装置の外郭のみあるいは電源コードのみで構成するよりもより容易な構造で電源コードの引き出し方向を可変することができる。
【００１０】
請求項５は、請求項３の暖房便座装置において、前記電源コード外周に蛇腹機構を具備したことを特徴とする。これにより、請求項３に記載されたように電源コードのみでコードの引き出し方向を自由に設定し、保持することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。図１（ａ）は本発明の請求項２に該当する一実施例を表した便座装置である。
この便座装置は、電源制御部１１−１と内部に電気発熱体１１−２を有する便座部１１−３から構成され、更に電源制御部１１−１の側面に電源コードの引き出し方向を可変する機構１２が設けられている。これを図１（ａ）中Ａ部の拡大図である図１（ｂ）に従って説明する。
【００１２】
局部を洗浄する水や便座を温めるための電源コードは、便座装置本体１３からの引き出し口１４から取り出された後、便座装置本体１３の側面に設けられた電源コード可変機構１５により引き出しの向きを可変する。電源コード可変機構１５には、便座装置１３に対して前、後、側方に開口した通路が設けられており、この通路を通して電源コードの引き出し方向は規制される。尚、電源コードを引き出すための各通路の下部にはリブ１６が設けられており、引き出し口１４から取り出された電源コードを各通路に固定する。
【００１３】
そこで例えば図１（ｃ）のように、電源コード１７が通路１８を通り引き出された場合は、引き出し方向は１８−１となる。また図１（ｄ）のように電源コード１９が通路２０を通り引き出された場合は、引き出し方向は２０−１となる。このように、電源コード引き出し方向は使用者の好みに応じて選択することが出来るため、多種多様なトイレ環境においても電源コードがトイレの壁に接触するのを防止することが出来、更にトイレ室内の見栄えも向上させることが出来る。尚、引き出し可変口は本実施例の位置、個数に限らないことは言うまでもない。また、図１（ａ）の便座コード可変機構１２は、便座装置本体外郭と一体で構成すると接続部が発生することもなく清掃性も良好で且つ安価に作ることができるが、別部材で構成してもかまわない。別部材で構成することで着脱自在とすることもできる。
【００１４】
図２に、本発明の請求項３に該当する別の一実施例を表す。図２（ａ）に示す電源コード２１には、便座装置本体２２に取り付けるためのブッシュ２３に加え、ブッシュ２３−１を備える。そしてブッシュ２３−１の上部には、屈曲可能な棒状の金属部材２４を図のように内装している。このため、電源コードはブッシュ２３−１によって自由な方向に屈曲させ且つその状態で固定することができる。例えば、図２（ｂ）に示すように電源コード２５を手前に引き出したい場合は、ブッシュ２６を手前に向けるだけで良く、金属部材２７によってブッシュ２６は固定される。このように、使用者は電源コードを容易に任意の方向に向けることができる。
【００１５】
尚、図２（ａ）に示すようにブッシュ２３−１は、ブッシュ２３とは別部材で構成し、図示しないが電源コード２１に着脱自在な構成とする。この場合、ブッシュ２３−１は電源コード２１を可変させたい任意の個所に取り付けても良く、且つ何個でも取付が可能である為、例えば電源コードをトイレ空間の壁に沿って引き回すことができる。また、ブッシュ２３−１をブッシュ２３と一体で構成しても良く、この場合ブッシュ２３−１は電源コード引き出し部の近傍に確実に設置されて好ましい上に、製造上も容易に作ることができる。屈曲可能で且つ電源コードを屈曲状態で固定する構造としては、金属部材２４はブッシュ２３−１に内装されずとも良く、構成も本発明の目的を逸脱しない範囲で自由に構成できることは言うまでもない。
【００１６】
図３（ａ）に、本発明の請求項４に該当する別の一実施例を表す。便座装置本体２８に設けられている電源コード引き出し部２９には、Ｌ字形状をなすブッシュ３０が備えられており、更にこの電源コード引き出し部２９はＬ字形状ブッシュ３０を回転させるための機構を備えている。そのため、電源コード３１は引き出し部２９を軸として便座装置本体２８に平行に保持されたままの状態で引き出し角度を３６０度可変することができる。更に、電源コード引出し部２９は、Ｌ字形状ブッシュ３０の回転角度を固定し保持する為の回転固定機構２９−１を有しており、Ｌ字形状ブッシュ３０には回転固定溝３０−１が設けられている。ここでＬ字形状ブッシュ３０の回転の固定は、Ｌ字形状ブッシュ３０の回転の際に回転固定機構２９−１がＬ字形状ブッシュ３０に設けられた回転固定溝３０−１にはまる事で成される。
【００１７】
例えば、図３（ｂ）に示すようにＬ字形状ブッシュ３３の回転角度を９０度おきに固定出来るようにしたい場合は、回転固定溝３３−１をＬ字形状ブッシュ３３の電源コード引出し方向に対して９０度おきに設けてやれば良く、この回転固定溝３３−１が回転固定機構３４−１にはまることで、電源コード３２を図のように便座装置の後方へ容易に向けることが出来、且つ固定できる。尚、Ｌ字形状ブッシュの固定角度は必ずしも９０度おきに設定する必要はなく、角度を小刻みに固定できるようにしても良い。またこのＬ字形状ブッシュの回転を固定する機構も前記した例によらなくてもよい。このように電源コード引き出し部に固定機構を設けることで、使用者が予め設定した回転角度が電源コードの自重で変化することを防止することができる。
【００１８】
図４に本発明の請求項５に該当する別の一実施例を表す。図に示すように、便座装置本体３５の電源コード引き出し部には、金属製の蛇腹形状をした電源コード可変機構３６が設けられている。この電源コード可変機構３６は電源コード３７の外周に設けられており、電源コード３７の引き出し方向を容易に可変することが出来る。尚、電源コード可変機構は電源コード引き出し部近傍にのみ設置することはなく、電源コード全体に対して設けても良い。この場合、電源コードを任意の個所、且つ所望の方向に容易に可変することが出来るため、使用者は電源コードを様々なトイレ空間においても見栄えが良く引き回すことが出来る。尚、電源コード可変機構が電源コード引き出し部近傍に設けられている場合は、安価で且つ簡単に取り付けることが出来る。このようにこの電源コード可変機構は便座装置本体ではなく電源コード自体に具備されているため、見栄えが良く容易に電源コードを引き回すことが出来る。
【００１９】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の便座装置に関する図で、（ａ）は請求項２に記載の便座装置の斜視図、（ｂ）は同便座装置の拡大図、（ｃ）は同便座装置の実施例を示す斜視図、（ｄ）は同便座装置の別の実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の請求項３にかかる便座装置の図で、（ａ）は斜視図、（ｂ）は同便座装置の実施例を示す斜視図である。
【図３】本発明の請求項４にかかる便座装置の図で、（ａ）は斜視図、（ｂ）は同便座装置の実施例を示す傾斜図である。
【図４】本発明の請求項５に記載の便座装置の傾斜図である。
【図５】従来の便座装置を示す図である。
【符号の説明】
１１−１：電源制御部
１１−２：電気発熱体
１１−３：便座部
１２：電源コード可変機構
１３：便座装置本体
１４：電源コード引出し口
１５：電源コード可変機構
１６：リブ
１７：電源コード
１８：電源コード引き出し通路
１８−１：電源コード引き出し方向
１９：電源コード
２０：電源コード引き出し通路
２０−１：電源コード引き出し方向
２１：電源コード
２２：便座装置本体
２３：ブッシュ
２３−１：ブッシュ
２４：金属部材
２５：電源コード
２６：ブッシュ
２７：金属部材
２８：便座装置本体
２９：電源コード引き出し部
２９−１：Ｌ字形状ブッシュ回転固定機構
３０：Ｌ字形状ブッシュ
３０−１：回転固定溝
３１：電源コード
３２：電源コード
３３：Ｌ字形状ブッシュ
３３−１：回転固定溝
３４：電源コード引き出し部
３４−１：Ｌ字形状ブッシュ回転固定機構
３５：便座装置本体
３６：電源コード可変機構
３７：電源コード
３８：電源コード
３９：ブッシュ
４０：温水洗浄便座本体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a heating toilet seat device such as an electric heating toilet seat having a heating function for a toilet seat used in a toilet or a heating toilet seat having a hot water washing function.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a heating toilet seat device such as an electric heating toilet seat having a heating function or a heating toilet seat having a hot water washing function is provided with a power cord for supplying power to warm the toilet seat. This power cord is fixed to the side and back of the toilet seat device main body (for example, see Patent Document 1). FIG. 5 is a schematic view of a general conventional power cord lead-out section. In FIG. 5, the drawer of the power cord 38 is located on the side of the toilet body 40. 39 is a bush.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-282541
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional pull-out method, the pull-out direction of the power cord is restricted only in the direction set by the manufacturer. The size of the toilet space and the location of outlets vary widely from home to home, and of course the power cord routing to the toilet seat device also differs, so a narrow toilet with no sufficient gap between the toilet and the wall of the toilet In this case, there is a problem that the power cord pulled out of the toilet seat device comes into contact with a wall, thereby giving unnecessary stress to the power cord. Furthermore, if the toilet outlet is located on the wall opposite to the power cord outlet of the toilet seat device or on the rear wall, the power cord once protrudes from the toilet seat device in a direction different from the outlet, and There was a problem that the power cord was unnecessarily traversed in the narrow toilet room, and the appearance was poor.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to prevent a power cord from unnecessarily coming into contact with a wall or being unnecessarily routed in a toilet room, thereby improving safety and appearance. An object of the present invention is to provide an excellent heating toilet seat device.
[0006]
[Means for Solving the Problems and Their Functions and Effects]
In order to solve the above problem, a first aspect of the present invention includes a toilet seat having an electric heating element therein, and a power supply control section connected to the electric heating element and electrically controlling the electric heating element. In a heating toilet seat device provided with a power cord for supplying power from a power source, a variable fixation wherein the drawing direction of the power cord is variably fixed in at least two directions or more in the vicinity of a power cord outlet at an outer periphery of the heating toilet seat device. It is characterized by having a mechanism. This allows the user to pull out the power cord in a direction desired by the user in response to various toilet environments, regardless of the direction set by the manufacturer, thereby increasing the degree of freedom. In addition, since the power cord can be prevented from contacting the wall of the toilet, the power cord is safe and the appearance of the toilet room is improved.
[0007]
A second aspect of the present invention is the heating toilet seat device according to the first aspect, wherein the variable fixing mechanism is integrally provided on an outer shell of the heating toilet seat device. This makes it difficult for the user to see the power cord outlet, so that the appearance of the toilet seat device can be improved. In addition, the drawer opening is hidden by the outer shell of the main body, so that the cleaning property of the toilet seat device can be improved.
[0008]
According to a third aspect, in the heating toilet seat device according to the first aspect, the variable fixing mechanism is provided in the power cord. Thus, the configuration can be made without taking a particularly complicated mechanism on the outer periphery of the toilet seat device.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, in the heating toilet seat device according to the first aspect, the variable fixing mechanism is configured by the outer periphery of the toilet seat device and the power cord. Thus, the pull-out direction of the power cord can be changed with a simpler structure than when only the outer shell of the toilet seat device or the power cord alone is used.
[0010]
According to a fifth aspect, in the heating toilet seat device according to the third aspect, a bellows mechanism is provided on an outer periphery of the power cord. As a result, the pull-out direction of the cord can be freely set and held with only the power cord as described in claim 3.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described for the understanding of the present invention. FIG. 1A shows a toilet seat apparatus according to an embodiment of the present invention.
This toilet seat device is composed of a power supply control section 11-1 and a toilet seat section 11-3 having an electric heating element 11-2 therein, and further has a mechanism for changing a pull-out direction of a power cord on a side surface of the power supply control section 11-1. 12 are provided. This will be described with reference to FIG. 1B, which is an enlarged view of a portion A in FIG.
[0012]
After the water for washing the local area and the power cord for warming the toilet seat are taken out from the outlet 14 from the toilet seat body 13, the direction of the drawer is changed by the power cord variable mechanism 15 provided on the side surface of the toilet seat body 13. Variable. The power cord changing mechanism 15 is provided with a passage that opens to the front, rear, and side of the toilet seat device 13, and the direction in which the power cord is pulled out is regulated through this passage. A rib 16 is provided at a lower portion of each passage for leading out the power cord, and the power cord taken out from the outlet 14 is fixed to each passage.
[0013]
Thus, for example, when the power cord 17 is pulled out through the passage 18 as shown in FIG. 1C, the drawing direction is 18-1. When the power cord 19 is pulled out through the passage 20 as shown in FIG. 1D, the drawing direction is 20-1. As described above, since the power cord withdrawal direction can be selected according to the user's preference, the power cord can be prevented from contacting the toilet wall even in various toilet environments, and furthermore, the toilet room can be prevented. Appearance can also be improved. Needless to say, the number of variable drawer openings is not limited to the position and number of the present embodiment. When the toilet seat cord changing mechanism 12 shown in FIG. 1A is integrally formed with the outer periphery of the toilet seat device main body, the connecting portion does not occur and the cleaning performance is good and the cost can be reduced. It does not matter. It can also be made detachable by constituting by a separate member.
[0014]
FIG. 2 shows another embodiment corresponding to claim 3 of the present invention. The power cord 21 shown in FIG. 2A includes a bush 23-1 in addition to a bush 23 for attaching to the toilet seat device main body 22. A bendable rod-shaped metal member 24 is provided inside the bush 23-1 as shown in the figure. For this reason, the power cord can be bent in a free direction by the bush 23-1 and fixed in that state. For example, when it is desired to pull out the power cord 25 as shown in FIG. 2B, it is only necessary to turn the bush 26 forward, and the bush 26 is fixed by the metal member 27. Thus, the user can easily orient the power cord in any direction.
[0015]
In addition, as shown in FIG. 2A, the bush 23-1 is formed of a separate member from the bush 23, and is configured to be detachable from the power cord 21 although not shown. In this case, the bush 23-1 may be attached to any position where the power cord 21 is desired to be changed, and any number of the bushes 23-1 can be attached. For example, the power cord can be routed along the wall of the toilet space. . In addition, the bush 23-1 may be formed integrally with the bush 23. In this case, the bush 23-1 is securely installed near the power cord lead-out portion, and is preferable, and can be easily manufactured. . As a structure that can be bent and fixes the power cord in a bent state, the metal member 24 does not have to be provided inside the bush 23-1, and it goes without saying that the structure can be freely configured without departing from the object of the present invention.
[0016]
FIG. 3A shows another embodiment corresponding to claim 4 of the present invention. A power cord lead-out portion 29 provided on the toilet seat device main body 28 is provided with an L-shaped bush 30. The power cord lead-out portion 29 further includes a mechanism for rotating the L-shaped bush 30. Have. Therefore, the power cable 31 can be pulled out at an angle of 360 degrees while being held parallel to the toilet seat device body 28 about the drawer section 29 as an axis. Further, the power cord lead-out portion 29 has a rotation fixing mechanism 29-1 for fixing and holding the rotation angle of the L-shaped bush 30, and the L-shaped bush 30 has a rotation fixing groove 30-1. Is provided. Here, the rotation of the L-shaped bush 30 is fixed by rotating the rotation fixing mechanism 29-1 into the rotation fixing groove 30-1 provided in the L-shaped bush 30 when the L-shaped bush 30 rotates. Is done.
[0017]
For example, as shown in FIG. 3B, when it is desired to fix the rotation angle of the L-shaped bush 33 every 90 degrees, the rotation fixing groove 33-1 is set in the power cord lead-out direction of the L-shaped bush 33. The power fixing cord 33-1 can be easily directed to the rear of the toilet seat device as shown in the figure by fitting the rotation fixing groove 33-1 into the rotation fixing mechanism 34-1. , And can be fixed. Note that the fixing angle of the L-shaped bush does not necessarily need to be set every 90 degrees, and the angle may be fixed in small increments. The mechanism for fixing the rotation of the L-shaped bush may not be limited to the above-described example. By providing the fixing mechanism in the power cord drawer in this way, it is possible to prevent the rotation angle preset by the user from being changed by the weight of the power cord.
[0018]
FIG. 4 shows another embodiment corresponding to claim 5 of the present invention. As shown in the figure, a power cord variable mechanism 36 having a bellows shape made of metal is provided at a power cord lead-out portion of the toilet seat device main body 35. The power cord changing mechanism 36 is provided on the outer periphery of the power cord 37, and can easily change the drawing direction of the power cord 37. The power cord changing mechanism is not necessarily provided only near the power cord drawer, but may be provided for the entire power cord. In this case, since the power supply cord can be easily changed in an arbitrary position and in a desired direction, the user can draw the power supply cord with good appearance even in various toilet spaces. If the power cord variable mechanism is provided in the vicinity of the power cord drawer, it can be attached cheaply and easily. As described above, since the power cord variable mechanism is provided not in the toilet seat device main body but in the power cord itself, the power cord can be easily drawn around with a good appearance.
[0019]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view relating to the toilet seat device of the present invention, wherein (a) is a perspective view of the toilet seat device according to claim 2, (b) is an enlarged view of the toilet seat device, and (c) is an embodiment of the toilet seat device. (D) is a perspective view showing another embodiment of the same toilet seat device.
FIGS. 2A and 2B are views of a toilet seat device according to claim 3 of the present invention, wherein FIG. 2A is a perspective view and FIG. 2B is a perspective view showing an embodiment of the toilet seat device.
FIGS. 3A and 3B are diagrams of a toilet seat device according to claim 4 of the present invention, wherein FIG. 3A is a perspective view and FIG. 3B is a perspective view showing an embodiment of the toilet seat device.
FIG. 4 is a perspective view of a toilet seat device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a view showing a conventional toilet seat device.
[Explanation of symbols]
11-1: Power control unit 11-2: Electric heating element 11-3: Toilet seat 12: Power cord variable mechanism 13: Toilet seat body 14: Power cord outlet 15: Power cord variable mechanism 16: Rib 17: Power cord 18: Power cord lead-out passage 18-1: Power cord lead-out direction 19: Power cord 20: Power cord lead-out passage 20-1: Power cord lead-out direction 21: Power cord 22: Toilet seat body 23: Bush 23-1: Bush 24 : Metal member 25: Power cord 26: Bush 27: Metal member 28: Toilet seat body 29: Power cord drawer 29-1: L-shaped bush rotation fixing mechanism 30: L-shaped bush 30-1: Rotation fixing groove 31 : Power cord 32: Power cord 33: L-shaped bush 33-1: Rotation fixing groove 34: Power cord drawer 34-1: Shaped bushing rotation fixing mechanism 35: seat apparatus main body 36: power cord variable mechanism 37: power cable 38: Power cord 39: bush 40: bidet body
