JP2004104839A - 情報処理装置および方法、並びに通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】1394機器からUPnP機器を知ることができるようにする。
【解決手段】 IEEE802ネットワークには、UPnPコントロールポイントが接続されており、IEEE1394ネットワークには、1394機器が接続されている。IEEE802ネットワークとIEEE1394ネットワークは、ブリッジとして機能するUPnPデバイスを介して接続されている。UPnPデバイスは、UPnPコントロールポイントから送信されてきたパケットを、ゼネラルバスインプットプラグ52から入力し、IEEE1394ネットワークのフォーマットに変換し、出力プラグ53から、IEEE1394ネットワークを介して1394機器に転送する。UPnPデバイスは、プラグの対応関係を記憶する。
【選択図】図6
【解決手段】 IEEE802ネットワークには、UPnPコントロールポイントが接続されており、IEEE1394ネットワークには、1394機器が接続されている。IEEE802ネットワークとIEEE1394ネットワークは、ブリッジとして機能するUPnPデバイスを介して接続されている。UPnPデバイスは、UPnPコントロールポイントから送信されてきたパケットを、ゼネラルバスインプットプラグ52から入力し、IEEE1394ネットワークのフォーマットに変換し、出力プラグ53から、IEEE1394ネットワークを介して1394機器に転送する。UPnPデバイスは、プラグの対応関係を記憶する。
【選択図】図6
Description
本発明は、情報処理装置および方法、並びに通信システムに関し、特に、IEEE802に基づく第1のネットワークとIEEE1394に基づく第2のネットワークの一方に接続されている機器が、他方に接続されている機器を知ることができるようにした、情報処理装置および方法、並びに通信システムに関する。
最近、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394高速シリアルバスを用いたネットワーク(以下、単にIEEE1394ネットワークと称する)が普及してきた。オーディオ機器やビデオ機器を、このIEEE1394ネットワークに接続することで、各機器は、AV/Cコマンドを用いて、他の機器を制御することができる。
一方、IEEE802ネットワークも普及している。このIEEE802は、主にパーソナルコンピュータを相互に接続するためのネットワークであり、UPnP(Universal Plug and Play)のプロトコルに基づいて、各パーソナルコンピュータは、他のパーソナルコンピュータを制御することができる。
しかしながら、このIEEE1394ネットワークとIEEE802ネットワークとは、それぞれ独立したものであり、IEEE1394ネットワークに接続されている機器(以下、1394機器と称する)は、IEEE802ネットワークに接続されている機器(以下、UPnP機器と称する)が、どのような機器であるのかを知ることができない課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、1394機器が、UPnP機器を知ることがきるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、第1のネットワークからの第1のパケットを入力する第1の入力手段と、第2のネットワークからの第2のパケットを入力する第2の入力手段と、第2のネットワークからの第3のパケットを入力する第3の入力手段と、第1の入力手段から入力された第1のパケットを、第2のパケットに変換する第1の変換手段と、第1の入力手段から入力された第1のパケットを、第3のパケットに変換する第2の変換手段と、第3の入力手段から入力された第3のパケットを、第1のパケットに変換する第3の変換手段と、第1のネットワークへ第1のパケットを出力する第1の出力手段と、第2のネットワークへ第2のパケットを出力する第2の出力手段と、第2のネットワークへ第3のパケットを出力する第3の出力手段と、第1乃至第3の入力手段から入力したパケットを解析し、解析結果に基づいて、第1乃至第3の入力手段、第1乃至第3の変換手段、および第1乃至第3の出力手段の対応関係を決定するとともに、第1乃至第3の入力手段、第1乃至第3の変換手段、および第1乃至第3の出力手段を制御する制御手段と、制御手段により決定された、第1乃至第3の入力手段、第1乃至第3の変換手段、および第1乃至第3の出力手段の対応関係情報を記憶する第1の記憶手段と、第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報と、電子装置に割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶手段とを含み、制御手段は、第1の入力手段によって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、ストリーム取得命令に対応する第1のパケットからなるストリームデータを、第1のネットワークから第1の入力手段によって入力させ、入力させた第1のパケットからなるストリームデータを、第1の変換手段によって第2のパケットに変換させて第2の出力手段から出力させるとともに、ストリームデータに関連したIEEE1394に基づくコマンドを生成して第3の出力手段から出力させ、第1の入力手段から入力された第1のパケットがストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された第1のパケットを、第2の変換手段により第3のパケットに変換させて第3の出力手段から出力させ、第2の変換手段は、第1の入力手段から第1のパケットとして入力された、第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報を、第2の記憶手段によって記憶された識別情報対応表に基づいて、電子装置に対して割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報に変換し、第1の入力手段から第1のパケットとして入力された、IEEE802に基づく第1のコマンドを、IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、第1のパケットを第3のパケットに変換し、第3の変換手段は、第3の入力手段から第3のパケットとして入力された、IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、第3のパケットを第1のパケットに変換することを特徴とする。
本発明の第1の情報処理方法は、第1の入力プラグから入力された第1のパケットを、第2のパケットに変換する第1の変換ステップと、第1の入力プラグから入力された第1のパケットを、第3のパケットに変換する第2の変換ステップと、第3の入力プラグから入力された第3のパケットを、第1のパケットに変換する第3の変換ステップと、第1乃至第3の入力プラグから入力したパケットを解析し、第1乃至第3の入力プラグ、第1乃至第3の変換ステップの処理、および第1乃至第3の出力プラグの対応関係を決定するとともに、第1乃至第3の入力プラグ、第1乃至第3の変換ステップ、および第1乃至第3の出力プラグを制御する制御ステップと、制御ステップの処理で決定された、第1乃至第3の入力プラグ、第1乃至第3の変換ステップの処理、および第1乃至第3の出力プラグの対応関係情報を記憶する第1の記憶ステップと、第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報と、電子装置に割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶ステップとを含み、制御ステップは、第1の入力プラグによって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、ストリーム取得命令に対応する第1のパケットからなるストリームデータを、第1のネットワークから第1の入力プラグによって入力させ、入力させた第1のパケットからなるストリームデータを、第1の変換ステップの処理で第2のパケットに変換させて第2の出力プラグから出力させるとともに、ストリームデータに関連したIEEE1394に基づくコマンドを生成して第3の出力プラグから出力させ、第1の入力プラグから入力された第1のパケットがストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された第1のパケットを、第2の変換ステップの処理で第3のパケットに変換させて第3の出力プラグから出力させ、第2の変換ステップは、第1の入力プラグから第1のパケットとして入力された、第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報を、第2の記憶ステップの処理で記憶された識別情報対応表に基づいて、電子装置に対して割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報に変換し、第1の入力プラグから第1のパケットとして入力された、IEEE802に基づく第1のコマンドを、IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、第1のパケットを第3のパケットに変換し、第3の変換ステップは、第3の入力プラグから第3のパケットとして入力された、IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、第3のパケットを第1のパケットに変換することを特徴とする。
本発明の通信システムは、第1の電子装置が、第2の電子装置を制御するためのIEEE802に基づくフォーマットの第1のコマンドと第2の電子装置が固有に有する識別情報を、第1のパケットを用いて送信する送信手段を含み、中継装置が、第1のネットワークからの第1のパケットを入力する第1の入力手段と、第2のネットワークからの第2のパケットを入力する第2の入力手段と、第2のネットワークからの第3のパケットを入力する第3の入力手段と、第1の入力手段から入力された第1のパケットを、第2のパケットに変換する第1の変換手段と、第1の入力手段から入力された第1のパケットを、第3のパケットに変換する第2の変換手段と、第3の入力手段から入力された第3のパケットを、第1のパケットに変換する第3の変換手段と、第1のネットワークへ第1のパケットを出力する第1の出力手段と、第2のネットワークへ第2のパケットを出力する第2の出力手段と、第2のネットワークへ第3のパケットを出力する第3の出力手段と、第1乃至第3の入力手段から入力したパケットを解析し、解析結果に基づいて、第1乃至第3の入力手段、第1乃至第3の変換手段、および第1乃至第3の出力手段の対応関係を決定するとともに、第1乃至第3の入力手段、第1乃至第3の変換手段、および第1乃至第3の出力手段を制御する制御手段と、制御手段により決定された、第1乃至第3の入力手段、第1乃至第3の変換手段、および第1乃至第3の出力手段の対応関係情報を記憶する第1の記憶手段と、第2のネットワークに接続された第2の電子装置が固有に有する識別情報と、第2の電子装置に割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶手段とを含み、第2の電子装置が、第2のパケットを用いて送信された第2のコマンドを受信する受信手段を含み、中継装置の制御手段は、第1の入力手段によって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、ストリーム取得命令に対応する第1のパケットからなるストリームデータを、第1のネットワークから第1の入力手段によって入力させ、入力させた第1のパケットからなるストリームデータを、第1の変換手段によって第2のパケットに変換させて第2の出力手段から出力させるとともに、ストリームデータに関連したIEEE1394に基づくコマンドを生成して第3の出力手段から出力させ、第1の入力手段から入力された第1のパケットがストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された第1のパケットを、第2の変換手段により第3のパケットに変換させて第3の出力手段から出力させ、中継装置の第2の変換手段は、第1の入力手段から第1のパケットとして入力された、第2のネットワークに接続された第2の電子装置が固有に有する識別情報を、第2の記憶手段によって記憶された識別情報対応表に基づいて、第2の電子装置に対して割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報に変換し、第1の入力手段から第1のパケットとして入力された、IEEE802に基づく第1のコマンドを、IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、第1のパケットを第3のパケットに変換し、中継装置の第3の変換手段は、第3の入力手段から第3のパケットとして入力された、IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、第3のパケットを第1のパケットに変換することを特徴とする。
本発明の第2の情報処理方法は、第1の電子装置における、第2の電子装置を制御するためのIEEE802に基づくフォーマットの第1のコマンドと第2の電子装置が固有に有する識別情報を、第1のパケットを用いて送信する送信ステップと、中継装置における、第1の入力プラグから入力された第1のパケットを、第2のパケットに変換する第1の変換ステップと、中継装置における、第1の入力プラグから入力された第1のパケットを、第3のパケットに変換する第2の変換ステップと、中継装置における、第3の入力プラグから入力された第3のパケットを、第1のパケットに変換する第3の変換ステップと、中継装置における、第1乃至第3の入力プラグから入力したパケットを解析し、第1乃至第3の入力プラグ、第1乃至第3の変換ステップの処理、および第1乃至第3の出力プラグの対応関係を決定するとともに、第1乃至第3の入力プラグ、第1乃至第3の変換ステップ、および第1乃至第3の出力プラグを制御する制御ステップと、中継装置における、制御ステップの処理で決定された、第1乃至第3の入力プラグ、第1乃至第3の変換ステップの処理、および第1乃至第3の出力プラグの対応関係情報を記憶する第1の記憶ステップと、中継装置における、第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報と、電子装置に割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶ステップと、第2の電子装置における、第2のパケットを用いて送信された第2のコマンドを受信する受信ステップとを含み、中継装置における制御ステップは、第1の入力プラグによって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、ストリーム取得命令に対応する第1のパケットからなるストリームデータを、第1のネットワークから第1の入力プラグによって入力させ、入力させた第1のパケットからなるストリームデータを、第1の変換ステップの処理で第2のパケットに変換させて第2の出力プラグから出力させるとともに、ストリームデータに関連したIEEE1394に基づくコマンドを生成して第3の出力プラグから出力させ、第1の入力プラグから入力された第1のパケットがストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された第1のパケットを、第2の変換ステップの処理で第3のパケットに変換させて第3の出力プラグから出力させ、中継装置における第2の変換ステップは、第1の入力プラグから第1のパケットとして入力された、第2のネットワークに接続された第2の電子装置が固有に有する識別情報を、第2の記憶ステップの処理で記憶された識別情報対応表に基づいて、第2の電子装置に対して割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報に変換し、第1の入力プラグから第1のパケットとして入力された、IEEE802に基づく第1のコマンドを、IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、第1のパケットを第3のパケットに変換し、中継装置における第3の変換ステップは、第3の入力プラグから第3のパケットとして入力された、IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、第3のパケットを第1のパケットに変換することを特徴とする。
本発明の情報処理装置および方法、並びに通信システムにおいては、入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、ストリーム取得命令に対応する第1のパケットからなるストリームデータが第1のネットワークから入力され、第2のパケットに変換されて第2のネットワークに出力されるとともに、ストリームデータに関連したIEEE1394に基づくコマンドが生成されて第2のネットワークに出力される。入力された第1のパケットがストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された第1のパケットが第3のパケットに変換されて第2のネットワークに出力され、第1のパケットとして入力された、第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報が、記憶された識別情報対応表に基づいて、電子装置に対して割り当てられた第2のネットワークにおける識別情報に変換され、第1のパケットとして入力された、IEEE802に基づく第1のコマンドが、IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換されることにより、第1のパケットが第3のパケットに変換される。また、第3のパケットとして入力された、IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスが、IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換されることにより、第3のパケットが第1のパケットに変換される。
本発明によれば、第2のネットワークに接続されている機器から、第1のネットワークに接続されている機器を知ることが可能となる。
図1は、本発明を適用したネットワークシステムの構成を表している。この構成においては、IEEE802ネットワーク11に、UPnPコントロールポイント1が接続されている。IEEE1394ネットワーク12には、1394機器3,4が接続されている。IEEE802ネットワーク11と、IEEE1394ネットワーク12は、UPnPデバイス(1394プロキシ)2にそれぞれ接続されている。
図2は、UPnPデバイス2の構成例を表している。図2において、CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22に記憶されているプログラム、または記憶部28からRAM(Random Access Memory)23にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM23にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU21、ROM22、およびRAM23は、バス24を介して相互に接続されている。このバス24にはまた、入出力インタフェース25も接続されている。
入出力インタフェース25には、キーボード、マウスなどよりなる入力部26、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部27、ハードディスクなどより構成される記憶部28、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部29が接続されている。通信部29は、IEEE802ネットワーク11またはIEEE1394ネットワーク12を介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース25にはまた、必要に応じてドライブ30が接続され、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、或いは半導体メモリ44などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部28にインストールされる。
UPnP機器(図1の例の場合、UPnPコントロールポイント1およびUPnPデバイス2)は、主に、アドレシング(Addressing)、ディスカバリ(Discovery)、ディスクリプション(Description)、コントロール(Control)、イベンティング(Eventing)、プレゼンテーション(Presentation)の6つの機能を有している。
アドレシングは、各UPnP機器が、IEEE802ネットワーク11上でアドレスを取得するための機能であり、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)またはAutoIPが用いられる。
ディスカバリは、アドレシングの後に行われ、これによりUPnPコントロールポイント1は、コントロールしたいターゲット機器を発見することができる。ここで用いられるプロトコルは、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)である。各機器は、IEEE802ネットワーク11に接続されたとき、自分自身の中に有するデバイスやサービスを通知するメッセージをIEEE802ネットワーク11上にマルチキャストする(特に、相手を指定しないでパケットを送信する)。UPnPコントロールポイント1は、このマルチキャストされたメッセージを受信することで、IEEE802ネットワーク11に、どのような機器が接続されたのかを知ることができる。
逆に、UPnPコントロールポイント1の方から、現在IEEE802ネットワーク11に接続されている機器を調べることもできる。このとき、UPnPコントロールポイント1は、発見したいデバイスやサービスをキーワードとして、検索コマンドをIEEE802ネットワーク11上にマルチキャストする。IEEE802ネットワーク11に接続されている各機器は、マルチキャストされた検索コマンドに規定されている条件に自分自身が適合する場合、その検索コマンドに対してレスポンスをユニキャストする(相手側を指定して、パケットを送信する)。これにより、UPnPコントロールポイント1は、IEEE802ネットワーク11に接続されている機器を検知することができる。
また、各機器は、IEEE802ネットワーク11から外れるときも、事前にその旨をブロードキャストする。
ディスカバリによりUPnPコントロールポイント1が発見したコントロール対象の機器が出力したSSDPパケットには、デバイスディスクリプション(Device Description)のURL(Uniform Resource Locator)が記述されている。UPnPコントロールポイント1は、そのURLにアクセスすることにより、その機器のさらに詳しいデバイス情報をデバイスディスクリプションから得ることができる。このデバイス情報には、アイコン情報、モデル名、生産者名、商品名などが含まれている。
また、このデバイス情報には、そのデバイスが有するサービス情報が記述されており、そのサービスの詳しい情報が記述されているサービスディスクリプション(Service Description)も、サービス情報に記述されているURLから辿ることができる。
UPnPコントロールポイント1は、これらのデバイス情報(Device Description)やサービス情報(Service Description)から、ターゲットに対するアクセスの方法を知ることができる。
また、デバイスディスクリプションには、後述するPresentation URLも記述されている。
Device DescriptionおよびService Descriptionは、XML(Extensible Markup Language)で表現されている。
Controlは、アクション(Action)とクエリー(Query)の2つに大きく分類される。Actionは、Service Descriptionのアクション情報に規定された方法で行
われ、ActionをInvokeすることにより、UPnPコントロールポイント1は、ターゲットを操作することができる。
われ、ActionをInvokeすることにより、UPnPコントロールポイント1は、ターゲットを操作することができる。
一方、Queryは、Service DescriptionのstateVariableの値を取り出すために用いられる。stateVariableの値は、機器の状態を表している。
Controlでは、SOAP(Simple Object Access Protocol)というトランスポートプロトコルが利用される。その表現言語は、XMLが用いられる。
イベンティング(Eventing)は、stateVariableの値が変更されたとき、そのことをターゲットから、UPnPコントロールポイント1に通知させるために用いられる。UPnPコントロールポイント1は、Service Description を解析することにより、stateVariableからターゲットの保持する変数を知ることができる。UPnPコントロールポイント1はターゲットに対して、Subscriptionを出力しておくことにより、その変数のうち、sendEventsがyesになっている変数に関して、変数の変更があったとき、ターゲットから通知を受け取ることができる。Eventingでは、GENA(General Event Notification Architecture)というトランスポートプロトコルが利用される。その表現言語としては、XMLが用いられる。
プレゼンテーション(Presentation)は、ユーザにユーザインタフェース(UI)を用いたコントロール手段を提供するために用いられる。Device Descriptionに記述されたPresentation URLにアクセスすることで、HTML(Hyper Text Markup Language)によって記述されたPresentation Pageを得ることができる。その機能により、ターゲットでアプリケーションを用意することができる。
UPnPデバイス(1394プロキシ)2は、IEEE802ネットワーク11とIEEE1394ネットワーク12との間のブリッジとして機能し、内部に、図3に示されるデバイスモデルを有する。この例のデバイスモデルは、1個のルートデバイス(root device)61で構成され、このルートデバイス61は、IEEE1394プロキシサービス(IEEE1394 proxy service)71とIEEE1394ノードサービス(IEEE1394nodes service)72とを有している。
IEEE1394プロキシサービス(以下、単に、プロキシサービスと称する)71は、IEEE1394ネットワーク12のバスリセット発生、バスID、ノードの数、バスマネージャ、アイソクロナスリソースマネージャのノードユニークID(NUID)、ギャップカウント(Gap Count)、セルフIDパケット(Self IDパケット)などを管理する。
IEEE1394ノードサービス(以下、単にノードサービスと称する)72は、Link-Onパケット、Phy Configurationパケットを含むPhyパケットなど、並びにasynchronousパケットとisochronousパケットの授受を行う。
図4は、このasynchronousパケットの構成を表している。
Asynchronous通信は、非同期にデータの通信をする際に用いられる。このAsynchronous通信では、相手ノードに確実にパケットを送信することが保証され、送信の遅延時間は保証されない。送信ノードは、ヘッダ情報と実データを指定先のノードに送信し、受信ノードは、Acknowledgeパケットを返信することで、パケットを受け取ったことを相手方に通知する。ただし、相手先ノードを指定しないブロードキャストパケットが受信された場合には、Acknowledgeパケットは返されない。
1394パケットヘッダの先頭には、destination_ID(Destination identifier)が配置されている。これは、パケット送信先のnode_IDを表す。
tl(transaction label)は、requestパケットとresponseパケットの一対のトランザクションの一致を認識するためのラベルである。requestパケットのtlがresponseパケットのtlとしても使われる。
rt(retry code)は、busyのAcknowledgeを受信した時のリトライ方法に関する情報を表す。
tcode(transaction code)は、トランザクションパケットの種別コードを表す。即ち、read/write/lock、またはrequest/responseのいずれであるのかが表される。
pri(priority)は、fair arbitrationではall0(cycle startを除く)とされる。
source_ID(source identifier)は、パケット送信元のnode_IDを表す。
source_IDの次には、packet-type-specific informationが配置され、さらに、必要に応じて、packet-type-specific dataが配置される。1394パケットヘッダの最後に、以上のヘッダ情報に対するCRCがhader_CRCとして挿入される。
1394パケットヘッダに続いて、データブロックが配置される。データブロックは、必要な数のdata block quadletと、データ情報に対するCRCとしてのdata_CRCにより構成される。
図5は、Isochronousパケットの構造を表している。Data_lengthは、ヘッダの後に続くデータフィールドのバイト値を規定する。この値が0であれば、データフィールドがないことを表す。
tag(isochronous data format tag)は、Isochronousパケットのフォーマットを示す。
channelは、Isochronousパケットの識別用に使うチャンネル番号を表す。tcode(transaction code)は、パケットの種別を示すコードを表す。Isochronousパケットは、Ahとされる。
sy(synchronization code)は、送信ノードと受信ノードの間で、映像や音声などの同期情報をやりとりするのに使われる。
data field(data block payload)は、Isochronousデータを表す。
図6は、プロキシサービス71が有するAV/Cデバイスモデルの構成を表している。このAV/Cデバイスモデル50は、入力プラグとしてアイソクロナスインプットプラグ(Isochronous Input Plug)51と、ゼネラルバスインプットプラグ(General Bus Input Plug)52とを有するとともに、出力プラグとして、アイソクロナスアウトプットプラグ(Isochronous Output Plug)53と、ゼネラルバスアウトプットプラグ(General Bus Output Plug)54とを有する。アイソクロナスインプットプラグ51としては、00h乃至1Ehの番号のプラグを設けることができ、ゼネラルバスインプットプラグ52としては、40h乃至5Ehの番号のプラグを設けることができ、アイソクロナスアウトプットプラグ53としては、00h乃至1Ehの番号のプラグを設けることができ、ゼネラルバスアウトプットプラグ54としては、40h乃至5Ehの番号のプラグを設けることができる。
アイソクロナスインプットプラグ51には、アイソクロナスパケットが入力される。ゼネラルバスインプットプラグ52には、アイソクロナスパケット以外のパケット(例えば、IEEE802ネットワーク11におけるパケット)が入力される。
アイソクロナスアウトプットプラグ53は、アイソクロナスパケットを出力し、ゼネラルバスアウトプットプラグ54は、その他のパケット(例えば、IEEE802ネットワーク11のパケット)を出力する。
AV/Cデバイスモデル50は、基本的に、アイソクロナスインプットプラグ51から入力されたデータを、アイソクロナスアウトプットプラグ53から出力し、ゼネラルバスインプットプラグ52から入力されたデータを、ゼネラルバスアウトプットプラグ54から出力するが、必要に応じて、入力と出力を切り替え、アイソクロナスインプットプラグ51から入力されたデータを、アイソクロナスインプットプラグ54から出力したり、ゼネラルバスインプットプラグ52から入力されたデータを、アイソクロナスアウトプットプラグ53から出力することができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、IEEE802ネットワーク11に接続されているUPnPコントロールポイント1が、IEEE1394ネットワーク12に接続されている機器を制御する場合の処理について説明する。
ステップS1において、UPnPコントロールポイント1は、1394プロキシデバイス2を構成するプロキシサービス71に、IEEE1394ネットワーク12に変化があった場合、これを通知してくれるように、サブスクライブ(SUBSCRIBE)する。ステップS11において、プロキシサービス71は、このサブスクライブを受け取ると、それに対応する処理を実行する。
例えば、今、1394機器3がステップS41において、IEEE1394ネットワーク12に接続されたとすると、ステップS42において、1394機器3にバスリセットが発生し、同様に、ステップS21において、ルートデバイス61のノードサービス72に、バスリセットが発生する。このとき、ノードサービス72は、ステップS22において、このバスリセットの発生を、プロキシサービス71に通知する。
プロキシサービス71は、ステップS12において、ノードサービス72からの通知を検知すると、ステップS11において取り込んだUPnPコントロールポイント1からのサブスクライブに基づいて、ステップS13において、UPnPコントロールポイント1に対して、1394機器3がIEEE1394ネットワーク12に接続されたことを通知(NOTIFY)する。
ステップS2において、UPnPコントロールポイント1は、プロキシサービス71からの通知を受け取る。これにより、UPnPコントロールポイント1は、IEEE1394ネットワーク12に1394機器3が接続されたことを知ることができる。
そこで、ステップS3において、UPnPコントロールポイント1は、例えば、1394機器3のレジスタの所定のアドレスに記録されている情報を読み出すためのasynchronous read request commandに対応するSOAPに基づくActionのrequest packetをインボーク(Invoke)する。
図8は、このときUPnPコントロールポイント1からノードサービス72に転送されるリクエストメッセージの例を表している。UPnPコントロールポイント1は、後述する図20乃至図23に示される1394Nodes Service Descriptionを参照して、このリクエストメッセージを生成する。
Transactionに含まれる数字「5」は、このリクエストに対応してレスポンス
が返送されてくるので、そのレスポンスがどのリクエストに対応するものであるのかを認識させるためのラベルとしてのトランザクションラベルを表している。
が返送されてくるので、そのレスポンスがどのリクエストに対応するものであるのかを認識させるためのラベルとしてのトランザクションラベルを表している。
Bodyに含まれるnuidは、このメッセージの送信相手のノードユニークID(NUID)を表す。今の例の場合、1394機器3のNUIDを表す。このNUID「0800460000000000」は、ステップS2の処理で、プロキシサービス71から取得した通知に記述されていたものである。このNUIDは、ノードサービス72が有する対応表に基づいて、1394機器3のノードID(図9の例の場合、「ffc0」)に変換され、図9のパケットのdestination_IDに格納される。
commandは、UPnPコントロールポイント1がノードサービス72に対して発生を要求するコマンドの種類を表している。すなわち、この例においては、asynchronous read request commandの発生が要求されている。
commandに含まれるMSB側の「000001400000」(16進数)は、ノードサービス72が発生する図9に示されるread request for data quadlet packetにおける図9のトランザクションラベルtl、リトライコードrt、トランザクションコードtcode、およびプライオリティPriを表している。
LSB側の「fffff0000404」は、図9のdestination_offsetに対応する。すなわち、この値がUPnPコントロールポイント1が読み出したい1394機器3のレジスタのアドレスを表している。
なお、図9のsource_IDフィールドには、ノードサービス72のノードID(図9の例の場合、「ffc1」)が記述される。
これらの値は全てテキストで表されているため、IEEE1394のどの種類のパケットも記述することが可能となる。
図7に戻って、ノードサービス72は、ステップS23において、図8に示されるActionのインボークを受け取ると、ステップS24において、それに対応して、図9に示されるようなasynchronous read requestのパケットを生成し、IEEE1394ネットワーク12を介して1394機器3に送信する。このとき、ノードサービス72は、図8に示されるリクエストと、図9に示されるリクエストパケットの対応関係を対応表に記憶する。
1394機器3は、ステップS43において、ノードデバイス72より送信されてきたasynchronous read requestパケットを受信すると、そのリクエストに対応する処理(いまの場合、レジスタの読み出し)を実行する。ステップS44において、1394機器3は、requestパケットに対応する図10に示されるようなresponseパケットを生成し、ノードサービス72に送信する。
図10に示されるように、トランザクションコードtcodeの値は、responseを表す値「6」とされている。
destination_IDとsource_IDの値は、図9のread request for data quadlet packetにおける値が、そのまま使用されている。quadlet dataには、destination_offsetのアドレスから読み出されたデータが配置されている。
ノードサービス72は、ステップS25において、1394機器3から送信されてきたresponseパケットを受信すると、ステップS26において、図11に示されるようなSOAPプロトコルに基づくActionとしてResponseを生成し、UPnPコントロールポイント1に送信する。
対応表に基づいて、図11に示されるTransactionに示される値「5」は、図8のActionと対をなすActionであることを表すために、図8におけるTransactionの値「5」に対応して「5」(同一の値)とされる。
また、図11のBodyには、1394のasynchronous read responseに対応するものであることを表すように「Response」が記述されている。そして、そこには、「00000160000000000000000031333934」のデータが記述されている。このデータは、図10のquadlet dataに記述されていた値であり、1394機器3のオフセットアドレスから読み取られた値である。ステップS4において、UPnPコントロールポイント1は、この値を読み取る。
この例では、次に、ステップS5において、UPnPコントロールポイント1は、1394機器3の所定の動作を制御する(いまの場合、1394機器3の電源をオンする)ためのコマンドを記述した、SOAPに基づくActionのrequest packetをインボーク(Invoke)する。
UPnPコントロールポイント1は、ノードサービス72が有する、後述する図20乃至図23に示される1394 Nodes Service Descriptionを参照して、このメッセージ(コマンド)を作成する。
ノードサービス72は、ステップS27において、Actionのインボークを受け取ると、ステップS28において、それに対応して、AV/Cコマンド(AV/C POWER control command)を生成し、IEEE1394ネットワーク12を介して1394機器3に送信する。
AV/Cノードサービス72は、NUIDとノードIDの対応表を生成、保持しており、バスリセット発生の度にそれを更新する。NUIDは、この対応表に基づいてノードIDに変換され、IEEE1394ネットワーク12に転送される。
1394機器3は、ステップS45において、ノードデバイス72より送信されてきたAV/C POWER control commandを受信すると、そのコマンドの内容に対応して、装置の電源をオンする。その後、ステップS46において、1394機器3は、それに対応するAV/Cレスポンス(AV/C POWER response)を生成し、ノードサービス72に送信する。
ノードサービス72は、ステップS29において、1394機器3から送信されてきたAV/C POWER responseを受信すると、ステップS30において、SOAPプロトコルに基づくActionとしてResponseを生成し、UPnPコントロールポイント1に送信する。
ノードサービス72は、Transactionの対応関係を保持するためのテーブル(対応表)を生成し、保持している。すなわち、ステップS27においてAV/C POWER control commandを受信し、ステップS28において、AV/C POWER control commandを出力するとき、両者が対応するものであることをテーブルに記憶する。従って、このテーブルを参照することで、ノードサービス72は、1394機器3からAV/C POWER responseが送信されてきたとき、それが、AV/C POWER control commandに対応するレスポンスであることを認識することができる。
そして、ノードサービス72は、ステップS29でAV/C POWER responseを受信すると、ステップS30で、SOAPに基づくactionのresponseを生成し、UPnPコントロール1に送信する。
UPnPコントロールポイント1は、ステップS6において、このレスポンスを受信する。これにより、UPnPコントロールポイント1は、1394機器3が装置の電源をオンしたことを知ることができる。
AV/Cの規定によれば、AV/C機器は、受信したリクエストに対応する処理を直ちに実行できないとき、INTERIMをレスポンスとして返すことが規定されている。そのAV/C機器は、その後、そのリクエストに対応する処理が完了したとき、その時点において、ファイナルレスポンスをリクエストの送信者に返すことになる。
しかしながら、リクエストを受信してから、ファイナルレスポンスが返されるまでの時間は規定されていない。そこで、ノードサービス72は、ステップS28の処理で1394機器3に対してAV/Cコマンドを出力した後、ステップS29の処理で、1394機器3からAV/Cレスポンスを受けるまでの時間を管理する。予め設定されている所定の時間(例えば、30秒間)以内にレスポンスが受信された場合、そのレスポンスがINTERIMでなければ(ファイナルレスポンスである場合)、AV/Cノードサービス72は、受信したレスポンスに対応するレスポンスをUPnPコントロールポイント1に直ちに転送する。
これに対して、受信したレスポンスが、INTERIMである場合、AV/Cノードサービス72は、AV/Cコマンドを送信してから30秒間が経過するまで待機する。そして、30秒間が経過する前に、INTERIM以外のレスポンス(ファイナルレスポンス)が受信されたとき、そのファイナルレスポンスに対応するレスポンスを出力する。30秒以内にファイナルレスポンスが受信されない場合、AV/Cノードサービス72は、INTERIMをレスポンスとして出力する。これにより、UPnPコントロールポイント1は、少なくとも30秒間以内に要求した処理が完了できるか否かを知ることができる。
図7の例では、さらに、ステップS7において、UPnPコントロールポイント1が、SOAPに基づくActionのget Streamをインボークする。
図12は、この場合に生成、出力されるメッセージの例を表している。
「5」は、トランザクションラベルを表し、「getStream xmlns」は、アクション名を表す。「protocol」は、IP上でストリームの転送に用いるプロトコルを指定する。「uri」は、Isochronousで流すIP上のファイルを指定する。
プロキシサービス71は、ステップS14で、UPnPコントールポイント1から、get Streamのインボークを受け取ると、それに対応して、ステップS15において、IEEE802ネットワーク11に流れるストリームを取得する処理を実行する。また、このとき、プロキシサービス71は、そのストリームは、AV/Cデバイスモデル50のゼネラルバスインプットプラグ52に入力されたものとする。このストリームをIEEE1394ネットワーク12に流すとき、プロキシサービス71は、パケットのフォーマットの変換処理を行うと共に、ゼネラルバスインプットプラグ52をアイソクロナスアウトプットプラグ53に接続させる。
そして、ノードサービス72に、パケットのIEEE1394ネットワーク12への伝送を要求する。ノードサービス72は、ステップS31で、この要求に基づく処理を実行する。
このようにして、入力プラグと出力プラグの接続関係が内蔵するメモリに記憶(反映)される。
すなわち、これにより、複数の入力プラグのうちのどのプラグが、複数の出力プラグのうちのどのプラグに接続されているかの対応関係が記憶される。従って、1394機器3は、この記憶(テーブル)を参照することで、IEEE802ネットワーク11に接続されているUPnP機器を知ることができる。
図13は、ノードサービス72に記憶されているテーブルの例を表している。この例の場合、ノードサービス72は、プラグ1乃至プラグ4の、合計4個のプラグを有しており、そのうちの、プラグ1は、番号(ID)40のゼネラルバスインプットプラグ52として利用され、プラグ4は、番号(ID)41のゼネラルバスインプットプラグ52として利用されている。前者には、MEPGのフォーマットのデータが入力され、後者には、Audioのフォーマットのデータが入力されている。
ステップS16において、プロキシサービス71は、ステップS14で受信したActionに対応するActionとしてのget StreamのResponseを生成し、UPnPコントロールポイント1に出力する。UPnPコントロールポイント1は、これを、ステップS8で受信する。
図14は、この場合におけるメッセージの例を表している。トランザクションラベルの「5」は、図12のトランザクションラベルと対応している。
図7の例では、さらに、ステップS47において、1394機器3がノードサービス72に対して、AV/C Input Plug Signal Format Status Commandを出力する。このコマンドは、AV/Cデバイスモデル50における入力プラグに接続されている機器の通知を要求するものである。
図15は、このコマンドのフォーマットを表している。Opcodeには、このコマンドがINPUT PLUG SIGNAL FORMATであることを表す値19hが記述される。
plugフィールドには、入力プラグを特定する1つの番号が記述される。
ノードサービス72は、ステップS32において、1394機器3からのコマンドを受信すると、ステップS33において、このコマンドに対応する処理を実行する。すなわち、指定された入力プラグに接続されている機器を読み出し、これをAV/C Input Plug Signal Format Status Responseとして、1394機器3に出力する。ステップS48において、1394機器3は、このResponseを受信し、その内容を読み取ることで、IEEE802ネットワーク11に接続されているUPnP機器を知ることができる。
図16は、この場合におけるResponseのフォーマットを表している。このフォーマットは、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT control command formatと同一のフォーマットとされている。
fmtフィールドには、Audioの場合、「010000」が記述され、ビデオのMEPG2の場合、「100000」が記述される。
plugフィールドには、図15のコマンドフォーマットのplugフィールドに記述されていた値が、そのまま記述される。
fdfフィールドには、プラグが接続された時刻が記述される。
以上の処理を実行するために、図3に示される1394プロキシ2が有するデバイスモデルのルートデバイス61は、図17に示される1394Proxy Device Descriptionを有し、プロキシサービス71は、図18と図19に示される1394Proxy Service Descriptionを有し、ノードサービス72は、図20乃至図23に示される1394Nodes Service Descriptionを有する。
これらのDescriptionは、その機器が有する機能を実行するとき必要とするパラメータ、その他の条件を記述したものであり、他の機器は、その機器に、その機能の実行を要求するとき、そのDescriptionを参照することで、そこに記述されている条件を付加して、その機器にコマンドを送ることになる。
図17におけるdeviceType「urn:sony-corp:device:1394ProxyDevice:1」は、デバイスの型がProxy Deviceであることを表している。FriendlyName「proxy for IEEE1394」は、ルートデバイス61のフレンドリーネームを表している。
UDN「nuid:upnp-1394proxy-root-0800460000000000」は、ルートデバイス61の固有の番号を表している。
このDevice Descriptionには、2つのserviceが記述されている。1つは、serviceTypeが「urn:sony-corp:service:1394ProxyService:1」であるサービスであり、他の1つは、serviceTypeが「urn:sony-corp:service:1394NodeService:1」であるサービスである。すなわち、前者は、図3のプロキシサービス71に対応するサービスであり、後者は、図3のノードサービス72に対応するサービスである。
前者のサービスのSCPDURL「./scpd/proxyScpd.xml」は、プロキシサービス71が有するProxy Service DescriptionのURL(具体的には、図18と図19に示されるProxy Service DescriptionのURL)を表している。
また、後者のサービスのSCPDURL「./scpd-nodeScpd.xml」は、ノードサービス72が有するNodes Service Description(具体的には、図20乃至図23に示される1394Nodes Service Description)のURLを表している。
図18と図19の1394Proxy Service Descriptionにおけるactionは、各種のアクションを表し、「busRest」の名称のactionは、バスリセットを起こすアクションを表す。「getNodeNum」の名称のactionは、1394バス上のノードの数を取得するアクションを表す。「getIrmId」の名称のactionは、1394バス上のIRM(Isochronous Resource Manger)のNUIDを取得するアクションを表す。
「getBmId」の名称のactionは、1394バス上のバスマネージャのNUIDを取得するアクションを表す。「getGapCount」の名称のactionは、1394バス上のGap Countを取得するアクションを表す。
「getSelfIdPacket」の名称のactionは、1394バス上を流れたSelfIDパケットを取得するアクションを表す。
「getNodeNum」の名称のactionには、「nodeNum」の名称のdirectionが「out」の引数(他の機器から出力され、転送されてくる引数)が規定されている。そして、この引数「nodeNum」には、関連する規定がserviceStateTableに記述されている。すなわち「nodeNum」は、SUBSCRIBEしている機器に対してイベントを発生させ、また状態変数に変化があった場合、データの形が「i1」として出力される引数であることが記述されている。
「getIrmId」のactionには、「nuid」の名称の「direction」が「out」である引数が規定されている。「getGapCount」のactionには、「gapCount」の名称のdirectionが「out」の引数が規定され、「getSelfIdPacket」の名称のactionには、「selfIdPacket」の名称のdirectionが「out」の引数が規定されている。これらの引数は、いずれも状態変数に変化があっても、SUBSCRIBEした機器にもイベントを通知せず、また、データの形が「bin.hex」として、各機器から出力されることが記述されている。
図20乃至図23の1394Nodes Service Descriptionには、「asyncReqSend」、「avcCommandSend」、「phyPacketSend」、並びに「LinkOnPacketSend」のactionが規定されている。
「asyncReqSend」の名称のactionは、asynchronousパケットを送信するアクションを表す。このactionに基づき、図8と図11のactionが生成される。
このアクションには、「nuid」の名称のdirectionが「in」の引数(他の機器に向けて出力され、他の機器に入力される引数)が規定されている。そして、この引数「nuid」のデータタイプは、「bin.hex」とされている。
「asyncReqSend」のactionには、さらに、「asyncReqest」のdirectionが「in」の引数、並びに「asyncResponse」のdirectionが「out」の引数が、それぞれ規定されている。
同様に、「asyncRequest」の名称のdirectionが「in」の引数と、「asyncResponse」の名称のdirectionが「out」の引数は、データの形が「bin.hex」として規定されている。
「avcCommandSend」の名称のactionは、AV/Cコマンドを送信するアクションを表す。これにより、図7のステップS5とS30の処理に伴うactionが生成される。
「phyPacketSend」の名称のactionは、Phyパケットを送信するアクションを表す。このコマンドは、「phyPacket」の名称のdirectionが「in」の引数と、「phyPacketResp」の名称のdirectionが「out」の引数が規定されて、これらの引数は関係する変数「phyPacket」を有し、そのデータタイプは、「ui4」とされている。
「LinkOnPacketSend」の名称のactionは、LinkOnパケットを送信するアクションを表す。このアクションは、「phyId」のdirectionが「in」の引数を有する。この引数のデータタイプは、「i1」とされる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図2に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク42(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ44などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM22や、記憶部28に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
1 UPnPコントロールポイント, 2 UPnPデバイス, 3,4 1394機器, 11 IEEE802ネットワーク, 12 IEEE1394ネットワーク, 61 root device, 71 1394 proxy service, 72 1394 nodes service
Claims (4)
- IEEE802に基づくフォーマットの第1のパケットで通信する第1のネットワークと、IEEE1394に基づく同期通信フォーマットの第2のパケットおよびIEEE1394に基づく非同期通信フォーマットの第3のパケットで通信する第2のネットワークとの両方に接続され、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークの間でデータを授受する情報処理装置において、
前記第1のネットワークからの前記第1のパケットを入力する第1の入力手段と、
前記第2のネットワークからの前記第2のパケットを入力する第2の入力手段と、
前記第2のネットワークからの前記第3のパケットを入力する第3の入力手段と、
前記第1の入力手段から入力された前記第1のパケットを、前記第2のパケットに変換する第1の変換手段と、
前記第1の入力手段から入力された前記第1のパケットを、前記第3のパケットに変換する第2の変換手段と、
前記第3の入力手段から入力された前記第3のパケットを、前記第1のパケットに変換する第3の変換手段と、
前記第1のネットワークへ前記第1のパケットを出力する第1の出力手段と、
前記第2のネットワークへ前記第2のパケットを出力する第2の出力手段と、
前記第2のネットワークへ前記第3のパケットを出力する第3の出力手段と、
前記第1乃至第3の入力手段から入力したパケットを解析し、解析結果に基づいて、前記第1乃至第3の入力手段、前記第1乃至第3の変換手段、および前記第1乃至第3の出力手段の対応関係を決定するとともに、前記第1乃至第3の入力手段、前記第1乃至第3の変換手段、および前記第1乃至第3の出力手段を制御する制御手段と、
前記制御手段により決定された、前記第1乃至第3の入力手段、前記第1乃至第3の変換手段、および前記第1乃至第3の出力手段の対応関係情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報と、前記電子装置に割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶手段とを含み、
前記制御手段は、前記第1の入力手段によって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、前記ストリーム取得命令に対応する前記第1のパケットからなるストリームデータを、前記第1のネットワークから前記第1の入力手段によって入力させ、入力させた前記第1のパケットからなる前記ストリームデータを、前記第1の変換手段によって前記第2のパケットに変換させて前記第2の出力手段から出力させるとともに、前記ストリームデータに関連した前記IEEE1394に基づくコマンドを生成して前記第3の出力手段から出力させ、前記第1の入力手段から入力された第1のパケットが前記ストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された前記第1のパケットを、前記第2の変換手段により前記第3のパケットに変換させて前記第3の出力手段から出力させ、
前記第2の変換手段は、前記第1の入力手段から前記第1のパケットとして入力された、前記第2のネットワークに接続された前記電子装置が固有に有する識別情報を、前記第2の記憶手段によって記憶された前記識別情報対応表に基づいて、前記電子装置に対して割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報に変換し、前記第1の入力手段から前記第1のパケットとして入力された、前記IEEE802に基づく第1のコマンドを、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、前記第1のパケットを前記第3のパケットに変換し、
前記第3の変換手段は、前記第3の入力手段から前記第3のパケットとして入力された、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、前記IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、前記第3のパケットを前記第1のパケットに変換する
ことを特徴とする情報処理装置。 - IEEE802に基づくフォーマットの第1のパケットで通信する第1のネットワークと、IEEE1394に基づく同期通信フォーマットの第2のパケットおよびIEEE1394に基づく非同期通信フォーマットの第3のパケットで通信する第2のネットワークとの両方に接続され、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークの間でデータを授受し、前記第1のネットワークからの前記第1のパケットを入力する第1の入力プラグと、前記第2のネットワークからの前記第2のパケットを入力する第2の入力プラグと、前記第2のネットワークからの前記第3のパケットを入力する第3の入力プラグと、前記第1のネットワークへ前記第1のパケットを出力する第1の出力プラグと、前記第2のネットワークへ前記第2のパケットを出力する第2の出力プラグと、前記第2のネットワークへ前記第3のパケットを出力する第3の出力プラグとを備える情報処理装置の情報処理方法において、
前記第1の入力プラグから入力された前記第1のパケットを、前記第2のパケットに変換する第1の変換ステップと、
前記第1の入力プラグから入力された前記第1のパケットを、前記第3のパケットに変換する第2の変換ステップと、
前記第3の入力プラグから入力された前記第3のパケットを、前記第1のパケットに変換する第3の変換ステップと、
前記第1乃至第3の入力プラグから入力したパケットを解析し、前記第1乃至第3の入力プラグ、前記第1乃至第3の変換ステップの処理、および前記第1乃至第3の出力プラグの対応関係を決定するとともに、前記第1乃至第3の入力プラグ、前記第1乃至第3の変換ステップ、および前記第1乃至第3の出力プラグを制御する制御ステップと、
前記制御ステップの処理で決定された、前記第1乃至第3の入力プラグ、前記第1乃至第3の変換ステップの処理、および前記第1乃至第3の出力プラグの対応関係情報を記憶する第1の記憶ステップと、
前記第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報と、前記電子装置に割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶ステップとを含み、
前記制御ステップは、前記第1の入力プラグによって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、前記ストリーム取得命令に対応する前記第1のパケットからなるストリームデータを、前記第1のネットワークから前記第1の入力プラグによって入力させ、入力させた前記第1のパケットからなる前記ストリームデータを、前記第1の変換ステップの処理で前記第2のパケットに変換させて前記第2の出力プラグから出力させるとともに、前記ストリームデータに関連した前記IEEE1394に基づくコマンドを生成して前記第3の出力プラグから出力させ、前記第1の入力プラグから入力された第1のパケットが前記ストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された前記第1のパケットを、前記第2の変換ステップの処理で前記第3のパケットに変換させて前記第3の出力プラグから出力させ、
前記第2の変換ステップは、前記第1の入力プラグから前記第1のパケットとして入力された、前記第2のネットワークに接続された前記電子装置が固有に有する識別情報を、前記第2の記憶ステップの処理で記憶された前記識別情報対応表に基づいて、前記電子装置に対して割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報に変換し、前記第1の入力プラグから前記第1のパケットとして入力された、前記IEEE802に基づく第1のコマンドを、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、前記第1のパケットを前記第3のパケットに変換し、
前記第3の変換ステップは、前記第3の入力プラグから前記第3のパケットとして入力された、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、前記IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、前記第3のパケットを前記第1のパケットに変換する
ことを特徴とする情報処理方法。 - IEEE802に基づくフォーマットの第1のパケットで通信する第1のネットワークに接続された第1の電子装置と、
IEEE1394に基づく同期通信フォーマットの第2のパケットおよびIEEE1394に基づく非同期通信フォーマットの第3のパケットで通信する第2のネットワークに接続された第2の電子装置と、
前記第1のネットワークと前記第2のネットワークの双方に接続され、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークの間でデータを中継する中継装置と
から構成される通信システムにおいて、
前記第1の電子装置は、
前記第2の電子装置を制御するための前記IEEE802に基づくフォーマットの第1のコマンドと前記第2の電子装置が固有に有する識別情報を、前記第1のパケットを用いて送信する送信手段を含み、
前記中継装置は、
前記第1のネットワークからの前記第1のパケットを入力する第1の入力手段と、
前記第2のネットワークからの前記第2のパケットを入力する第2の入力手段と、
前記第2のネットワークからの前記第3のパケットを入力する第3の入力手段と、
前記第1の入力手段から入力された前記第1のパケットを、前記第2のパケットに変換する第1の変換手段と、
前記第1の入力手段から入力された前記第1のパケットを、前記第3のパケットに変換する第2の変換手段と、
前記第3の入力手段から入力された前記第3のパケットを、前記第1のパケットに変換する第3の変換手段と、
前記第1のネットワークへ前記第1のパケットを出力する第1の出力手段と、
前記第2のネットワークへ前記第2のパケットを出力する第2の出力手段と、
前記第2のネットワークへ前記第3のパケットを出力する第3の出力手段と、
前記第1乃至第3の入力手段から入力したパケットを解析し、解析結果に基づいて、前記第1乃至第3の入力手段、前記第1乃至第3の変換手段、および前記第1乃至第3の出力手段の対応関係を決定するとともに、前記第1乃至第3の入力手段、前記第1乃至第3の変換手段、および前記第1乃至第3の出力手段を制御する制御手段と、
前記制御手段により決定された、前記第1乃至第3の入力手段、前記第1乃至第3の変換手段、および前記第1乃至第3の出力手段の対応関係情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記第2のネットワークに接続された前記第2の電子装置が固有に有する識別情報と、前記第2の電子装置に割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶手段とを含み、
前記第2の電子装置は、
前記第2のパケットを用いて送信された前記第2のコマンドを受信する受信手段を含み、
前記中継装置の前記制御手段は、前記第1の入力手段によって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、前記ストリーム取得命令に対応する前記第1のパケットからなるストリームデータを、前記第1のネットワークから前記第1の入力手段によって入力させ、入力させた前記第1のパケットからなる前記ストリームデータを、前記第1の変換手段によって前記第2のパケットに変換させて前記第2の出力手段から出力させるとともに、前記ストリームデータに関連した前記IEEE1394に基づくコマンドを生成して前記第3の出力手段から出力させ、前記第1の入力手段から入力された第1のパケットが前記ストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された前記第1のパケットを、前記第2の変換手段により前記第3のパケットに変換させて前記第3の出力手段から出力させ、
前記中継装置の前記第2の変換手段は、前記第1の入力手段から前記第1のパケットとして入力された、前記第2のネットワークに接続された前記第2の電子装置が固有に有する識別情報を、前記第2の記憶手段によって記憶された前記識別情報対応表に基づいて、前記第2の電子装置に対して割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報に変換し、前記第1の入力手段から前記第1のパケットとして入力された、前記IEEE802に基づく第1のコマンドを、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、前記第1のパケットを前記第3のパケットに変換し、
前記中継装置の前記第3の変換手段は、前記第3の入力手段から前記第3のパケットとして入力された、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、前記IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、前記第3のパケットを前記第1のパケットに変換する
ことを特徴とする通信システム。 - IEEE802に基づくフォーマットの第1のパケットで通信する第1のネットワークに接続された第1の電子装置と、
IEEE1394に基づく同期通信フォーマットの第2のパケットおよびIEEE1394に基づく非同期通信フォーマットの第3のパケットで通信する第2のネットワークに接続された第2の電子装置と、
前記第1のネットワークからの前記第1のパケットを入力する第1の入力プラグと、前記第2のネットワークからの前記第2のパケットを入力する第2の入力プラグと、前記第2のネットワークからの前記第3のパケットを入力する第3の入力プラグと、前記第1のネットワークへ前記第1のパケットを出力する第1の出力プラグと、前記第2のネットワークへ前記第2のパケットを出力する第2の出力プラグと、前記第2のネットワークへ前記第3のパケットを出力する第3の出力プラグとを備え、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークの双方に接続され、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークの間でデータを中継する中継装置と
から構成される通信システムの情報処理方法において、
前記第1の電子装置における、前記第2の電子装置を制御するための前記IEEE802に基づくフォーマットの第1のコマンドと前記第2の電子装置が固有に有する識別情報を、前記第1のパケットを用いて送信する送信ステップと、
前記中継装置における、前記第1の入力プラグから入力された前記第1のパケットを、前記第2のパケットに変換する第1の変換ステップと、
前記中継装置における、前記第1の入力プラグから入力された前記第1のパケットを、前記第3のパケットに変換する第2の変換ステップと、
前記中継装置における、前記第3の入力プラグから入力された前記第3のパケットを、前記第1のパケットに変換する第3の変換ステップと、
前記中継装置における、前記第1乃至第3の入力プラグから入力したパケットを解析し、前記第1乃至第3の入力プラグ、前記第1乃至第3の変換ステップの処理、および前記第1乃至第3の出力プラグの対応関係を決定するとともに、前記第1乃至第3の入力プラグ、前記第1乃至第3の変換ステップ、および前記第1乃至第3の出力プラグを制御する制御ステップと、
前記中継装置における、前記制御ステップの処理で決定された、前記第1乃至第3の入力プラグ、前記第1乃至第3の変換ステップの処理、および前記第1乃至第3の出力プラグの対応関係情報を記憶する第1の記憶ステップと、
前記中継装置における、前記第2のネットワークに接続された電子装置が固有に有する識別情報と、前記電子装置に割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報との対応関係を示す識別情報対応表を記憶する第2の記憶ステップと、
前記第2の電子装置における、前記第2のパケットを用いて送信された前記第2のコマンドを受信する受信ステップとを含み、
前記中継装置における前記制御ステップは、前記第1の入力プラグによって入力された第1のパケットがストリーム取得命令である場合、前記ストリーム取得命令に対応する前記第1のパケットからなるストリームデータを、前記第1のネットワークから前記第1の入力プラグによって入力させ、入力させた前記第1のパケットからなる前記ストリームデータを、前記第1の変換ステップの処理で前記第2のパケットに変換させて前記第2の出力プラグから出力させるとともに、前記ストリームデータに関連した前記IEEE1394に基づくコマンドを生成して前記第3の出力プラグから出力させ、前記第1の入力プラグから入力された第1のパケットが前記ストリーム取得命令以外のコマンドの場合、入力された前記第1のパケットを、前記第2の変換ステップの処理で前記第3のパケットに変換させて前記第3の出力プラグから出力させ、
前記中継装置における前記第2の変換ステップは、前記第1の入力プラグから前記第1のパケットとして入力された、前記第2のネットワークに接続された前記第2の電子装置が固有に有する識別情報を、前記第2の記憶ステップの処理で記憶された前記識別情報対応表に基づいて、前記第2の電子装置に対して割り当てられた前記第2のネットワークにおける識別情報に変換し、前記第1の入力プラグから前記第1のパケットとして入力された、前記IEEE802に基づく第1のコマンドを、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに変換することにより、前記第1のパケットを前記第3のパケットに変換し、
前記中継装置における前記第3の変換ステップは、前記第3の入力プラグから前記第3のパケットとして入力された、前記IEEE1394に基づく第2のコマンドに対するレスポンスを、前記IEEE802に基づく第1のコマンドに対するレスポンスに変換することにより、前記第3のパケットを前記第1のパケットに変換する
ことを特徴とする情報処理方法。
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2004
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