JP2004094494A - 記憶媒体処理装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときに、メモリカードを抜く操作が自然で理解し易く、しかも、メモリカードを安全に抜くことができる記憶媒体処理装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段と、記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段と、この電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段とを有する記憶媒体処理装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段と、記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段と、この電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段とを有する記憶媒体処理装置である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリカード等の記憶媒体を処理する記憶媒体処理装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年デジタルカメラ等の記憶媒体として半導体メモリカードが注目を浴び、これに伴い、PC(パーソナルコンピュータ)によって、メモリカードを読み書きすることが求められている。これを背景に、メモリカードをPCで読み書きするためのメモリカードリーダ・ライタを、各社が開発している。
【0003】
また、プリンタ、コピー、ファクシミリ等にも、デジカメの画像を出力する要求があり、メモリカードリーダを具備するプリンタ、コピー、ファクシミリ等が増えつつある。
【0004】
メモリカードリーダを用いて、PCから、メモリカードにデータを書き込む場合、PCの処理速度に比べると、メモリカードに内蔵されている不揮発性のメモリの処理速度が低速である。そこで、最近のオペレーティングシステム(以下OS)では、メモリカードへの書き込みを、所定のアプリケーションに代行させ、時間が経ってから書き込み、実際にメモリカードへの書き込みが終了する前に終了したものとして、OSがアプリケーションに通知する。
【0005】
このようにすることによって、上記アプリケーションは、低速な記憶媒体に足を引っ張られることなく、高速に動作することが可能である。
【0006】
上記の場合、ユーザから見れば、書き込みが既に終了したように見えるが、実際にはOSがまだ書き込んでいない。したがって、上記のように、ユーザから見て、書き込みが既に終了したように見えたときに、メモリカードを抜いたり、カードリーダの電源を切ると、書き込みが完了していない場合がある。
【0007】
この場合、PCからメモリカードへ、「ファイルの移動」を行うと、移動元からファイルが削除され、移動先にはファイルが書き込まれず、したがって、ファイルが消失する。
【0008】
また、書き込み途中で、メモリカードをPCから抜くと、書き込み内容とファイルアロケーションテーブルとが矛盾し、メモリカード全体のデータが、ソフトウェア的に破壊される。
【0009】
さらに、給電中に、メモリカードをPCから抜くと、最悪の場合、物理的に破壊されることがある。
【0010】
そこで、従来の製品では、添付の説明書等で、PC上のOSからメモリカードを安全に抜く手順を踏むことによって、OSでの遅延書き込みが完了することを待ち、その後に、メモリカードへの給電を中止し、この後に、メモリカードを抜くことを義務付けている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、PC上のOSでメモリカードを安全に抜く手順は、そもそも余り知られていない手順であり、また、分かり難い操作でもある。さらに、OSによって、その操作方法が異なり、将来のOSがどう対応するかは不明である。
【0012】
従来は、PCで所定の作業を実行中に、メモリカードを抜く必要が生じると、デバイスに注意が向き、PCで終了処理を実行し、デバイスでメモリカードを抜くというように、行ったり来たりする作業が必要であり、この作業が煩雑であるという問題がある。
【0013】
また、初心者が起こしやすい問題であるにもかかわらず、メモリカードがソフトウェア的、またはハードウェア的に壊れ、この結果、読み出すことができず、初心者に解決できない状態になるという問題がある。
【0014】
本発明は、ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときに、メモリカードを抜く操作が自然で理解し易く、しかも、メモリカードを安全に抜くことができる記憶媒体処理装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段と、記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段と、この電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段とを有する記憶媒体処理装置である。
【0016】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である記憶媒体処理装置10の概略構成を示すブロック図である。
【0017】
記憶媒体処理装置10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、電源制御部14と、電源スイッチ15と、表示部16と、カードリーダ部17と、USBファンクション制御部18と、CPUバス19とを有する。
【0018】
CPU11は、システム制御部であり、記憶媒体処理装置10の全体を制御する。
【0019】
ROM12は、CPU11が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。上記実施例では、ROM12に格納されている各制御プログラムは、ROM12に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。
【0020】
RAM13は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、設定値や記憶媒体処理装置10の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
【0021】
電源制御部14は、電源Bが各部に電力を供給することを制御する。
【0022】
電源スイッチ15は、単純なスイッチであり、ユーザにスイッチが押されたことを、電源制御部14に通知するだけで、電源Bを直接制御するものではない。電源を切ることをユーザが望む場合、CPU11が後述の各条件を判断した後、電源制御部14を介して、電源Bを制御し、記憶媒体処理装置10の全体の電源を切る。
【0023】
つまり、電源スイッチ15は、記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段の例である。
電源制御部14は、電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段の例である。
【0024】
表示部16は、LED(発光ダイオード)、LCD(液晶ディスプレイ)等によって構成され、記憶媒体処理装置10の電源オン、電源断を含む動作状況、ステータス状況、カードリーダの状態を表示する。
【0025】
カードリーダ部17は、各種メモリカードのインタフェースを有し、それぞれのメモリカードの規格に沿ったデータ入出力制御を実行する。
【0026】
つまり、カードリーダ部17は、所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段の例である。
【0027】
USBファンクション制御部18は、USBインタフェース50の通信制御を行い、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU11が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、後述の外部処理装置20に、USBパケット送信を行い、逆に、外部処理装置20からのUSBパケットを、データに変換し、CPU11に送信する。
【0028】
電源Bは、家庭用電源等を、本システム内各機器に合う電圧に変換し、供給する。電源Bは、各部分に個別に電力を供給することができ、また、その供給を停止することができる。
【0029】
ただし、ROM12〜USBファンクション制御部18は、CPUバス19に接続され、省電力モードにおいて、CPUだけ停止状態で、その他の部分は電源が供給されていない。
【0030】
上記ROM12〜USBファンクション制御部18は、CPU11が管理するCPUバス19を介して、相互に接続されている。
【0031】
次に、外部処理装置20について、詳細に説明する。
【0032】
図2は、外部処理装置20の概略構成を示すブロック図である。
【0033】
外部処理装置20は、PCで構成され、カードリーダを介して、メモリカードに接続され、メモリカードを読み書きする.また、外部処理装置に0は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、内部記憶装置24と、外部記憶装置25と、外部記憶ディスク26と、操作部27と、表示部28と、通信部29と、USBホスト制御部30と、CPUバス31とを有する。
【0034】
CPU21は、ROM22、RAM23、または、内部記憶装置24、外部記憶装置25に記憶されているプログラムから読み出されたプログラムに従って、システムバス31を介して、外部処理装置20の全体の動作を制御する。
【0035】
ROM22は、CPU21の制御プログラム等を格納している。
【0036】
RAM23は、プログラムや画像データを一時的に記憶し、外部処理装置20の処理を高速に動作させるためのものである。
【0037】
内部記憶装置24は、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラム、画像データ等を格納するメモリである。内部記憶装置24には、記憶媒体処理装置10に対する各種制御命令や、データの送受信を行うためのアプリケーションソフト、プリンタドライバソフト、スキャナドライバソフト、ファクシミリドライバソフト、各機能毎のUSBクラスドライバソフト、USBバスドライバソフト等がインストールされている。
【0038】
通常、上記アプリケーションソフト、ドライバソフトが記憶されている外部記憶ディスク26(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMメディア)から、外部記憶装置25を制御することによって、上記アプリケーションソフト、ドライバソフトがインストールされる。
【0039】
また、通信回線Lによって通信部29(ネットワークやモデム)でアプリケーションソフトとドライバソフトとを受け取り、内部記憶装置24にインストールするようにしてもよい。
【0040】
操作部27は、オペレータが指示入力するキーボードやマウス(不図示)を制御するものである。印刷を実行起動する場合、通常、操作部27のキーボードやマウスが使用される。
【0041】
表示部28は、オペレータに各種表示を行うものである。外部処理端末20で印刷の実行起動をかける場合は、確認ダイヤログ等を表示部28に表示し、オペレータに入力を促す。また印刷動作の実行中は、印刷状況を示す情報をオペレータに提供する。
【0042】
通信部29は、図示しないネットワークに接続し、通信回線を介して、インターネットプロバイダへ接続し、相手通信装置との間で、データや、画像情報等を通信する。
【0043】
ネットワークや通信回線への接続に関しては、公知の方法を使用し、詳述はしない。
【0044】
USBホスト制御部30は、USBインタフェース50の通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、CPU21からのデータを、パケットに変換し、記憶媒体処理装置10に、USBパケットを送信し、逆に、記憶媒体処理装置10からのUSBパケットを、データに変換し、CPU21に送信する。通信制御方法に関しては、公知の方法を使用し、詳述はしない。
【0045】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【0046】
上記実施例において、記憶媒体処理装置10をカードリーダとし、PCからメモリカードをアクセスする手順として、マス・ストレージクラスに準じた公知の方法を使用するので、以下では、電源断の手順に必要な電源断不可フラグの処理についてのみ説明する。
【0047】
本実施例では、マス・ストレージクラスで、Protocol CodeをBulk−Only Trnsportとし、Subclass CodeをSCSI transparent commannd setに指定している。
【0048】
マス・ストレージクラスのコマンドは、CBWという命令がPCからカードリーダに送信され、コマンドに応じた書き込み命令であれば、この後に書き込むべきデータが、PCからカードリーダ(記憶媒体処理装置10)に送られる。また、読み込み命令やステータスを問い合わせるコマンドであれば、要求されたデータを、カードリーダ(記憶媒体処理装置10)からPCへ送信する。またTest Unit Ready等の状態を問い合わせるだけのコマンドであれば、データのやりとりはない。これらの処理の後に、コマンドが正常に終了したか否かを示すエラーフラグを持つCSW命令を、カードリーダ(記憶媒体処理装置10)からPCへ送信する。
【0049】
これらの手続の中で、CBW命令を、PCから受信した時点で、電源断不可フラグを立てる。そして、CSW命令を、USBファンクション制御部18に転送し、USBファンクション制御部18の割り込み等を利用して、PCへの送信が完了した時点で、電源断不可フラグを落とす。
【0050】
次に、上記実施例における書き込みについて説明する。
【0051】
Subclass Code宣言によって、SCSIのコマンドがPCから用いられるので、書き込みに際しては、write(6)がwrite(10)が用いられる。なお、write(6)、write(10)は、scsiで規定されているコマンドの中に存在するものである( HYPERLINK ”http://www.t10.org/scsi−3.htm” http://www.t10.org/scsi−3.htm 参照)。
【0052】
これらのコマンドが発行されると、電源断不可のフラグを立て、本実施例では、10秒のタイマを起動する。上記電源断不可のフラグについては、後述する。タイマは、定期的な割込などを利用し、10秒を減算する。途中でwriteコマンドが再発行されれば、タイマの値を10秒に戻す。タイマの値が0になると、電源断不可のフラグを落とし、書き込みを許可する。
【0053】
次に、上記実施例において、記憶媒体処理装置10から、メモリカードを抜く手順について説明する。
【0054】
利用者が、電源スイッチ15をオフすることによって、電源断を指示すると、電源断不可フラグを参照する。この電源断不可フラグが立っていれば、電源スイッチ15による電源断を示すキー入力を無視し、処理中である旨を、表示部16に表示する。電源断不可フラグが落ちていれば、メモリカード内の各種終了処理を行い、電源制御部14を介して、電源Bによる給電を停止し、記憶媒体処理装置10の電源を落とす。
【0055】
つまり、上記実施例において、カードリーダ部17からメモリカードを抜く操作が簡素であるので、ユーザがメモリカードを抜く場合、カードリーダの電源スイッチ15を押し、電源をオフしてから、メモリカードを抜く。
【0056】
電源スイッチ15は、ソフトウェア的なもので、以下に挙げるいくつかの条件を満たしたときに、カードリーダ本体の電源Bを落とすか、または、省電力なモードに入り休止状態とする。
【0057】
電源オフの条件の1つ目の条件は、USB接続でマス・ストレージクラスを満たすメモリカードの場合、コマンドは、PCからCBW、どちらかから、DATA、メモリカードからCSWを送るシーケンスで行われるが、この1組のコマンドが終了するまでは、電源を切ることができないようにする。これは、コマンドと中の状態で通信できなくなると、次回接続したときにPC側のドライバがエラーになることが多いからである。
【0058】
また、PCからの書き込みは、データをいくつかに分けて書き込んだ後、FATを書き込んで終了する。その一連の書き込みの最中に電源を落とすと、メモリカードのデータが不完全に消失する。
【0059】
そこで、2つ目の条件は、CBW命令が、メモリカードへの書き込みコマンドである場合、最後の書き込みコマンドから一定期間内であるという条件であり、この条件下では、電源を切れないものとする。
【0060】
上記実施例によれば、ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときには、電源スイッチ15を押し、電源が落ちてからメモリカードを抜くようにし、このように自然で理解し易い操作をすれば、メモリカードを安全に抜くことができる。
【0061】
また、上記実施例によれば、メモリカード抜く操作、処理が、PCデバイス側で完結し、PC側のOSに依存しないので、どのOSでも安全にカードを抜くことができ、将来OSの仕様変更を考慮する必要がない。
【0062】
上記実施例において、電源が落ちていれば、PCからの書き込みが完全に終了しているので、書き込みの途中で、メモリカードを抜き取ることによるデータの破壊が発生する可能性がなく、またメモリカードへの給電を停止しているので、電気的に破壊する可能性もない。
【0063】
さらに、上記実施例によれば、遅延書き込みが安全に行われるので、OSのデフォルトが遅延書き込みでない場合でも、遅延書き込みを利用することによって、PCのパフォーマンスが向上する。
【0064】
【発明の効果】
本願発明によれば、ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときには、電源スイッチを押し、電源が落ちてからメモリカードを抜くようにするので、メモリカードを抜く操作が自然で理解し易く、しかも、メモリカードを安全に抜くことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である記憶媒体処理装置10の概略構成を示すブロック図である。
【図2】外部処理装置20の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…記憶媒体処理装置、
11…CPU、
12…ROM、
13…RAM、
14…電源制御部、
15…電源スイッチ、
17…カードリーダ部、
18…USBファンクション制御部、
20…外部処理装置、
21…CPU、
22…ROM、
23…RAM、
24…内部記憶装置、
25…外部記憶装置、
27…操作部、
30…USBホスト制御部、
50…USBインタフェース、
B…電源。
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリカード等の記憶媒体を処理する記憶媒体処理装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年デジタルカメラ等の記憶媒体として半導体メモリカードが注目を浴び、これに伴い、PC(パーソナルコンピュータ)によって、メモリカードを読み書きすることが求められている。これを背景に、メモリカードをPCで読み書きするためのメモリカードリーダ・ライタを、各社が開発している。
【0003】
また、プリンタ、コピー、ファクシミリ等にも、デジカメの画像を出力する要求があり、メモリカードリーダを具備するプリンタ、コピー、ファクシミリ等が増えつつある。
【0004】
メモリカードリーダを用いて、PCから、メモリカードにデータを書き込む場合、PCの処理速度に比べると、メモリカードに内蔵されている不揮発性のメモリの処理速度が低速である。そこで、最近のオペレーティングシステム(以下OS)では、メモリカードへの書き込みを、所定のアプリケーションに代行させ、時間が経ってから書き込み、実際にメモリカードへの書き込みが終了する前に終了したものとして、OSがアプリケーションに通知する。
【0005】
このようにすることによって、上記アプリケーションは、低速な記憶媒体に足を引っ張られることなく、高速に動作することが可能である。
【0006】
上記の場合、ユーザから見れば、書き込みが既に終了したように見えるが、実際にはOSがまだ書き込んでいない。したがって、上記のように、ユーザから見て、書き込みが既に終了したように見えたときに、メモリカードを抜いたり、カードリーダの電源を切ると、書き込みが完了していない場合がある。
【0007】
この場合、PCからメモリカードへ、「ファイルの移動」を行うと、移動元からファイルが削除され、移動先にはファイルが書き込まれず、したがって、ファイルが消失する。
【0008】
また、書き込み途中で、メモリカードをPCから抜くと、書き込み内容とファイルアロケーションテーブルとが矛盾し、メモリカード全体のデータが、ソフトウェア的に破壊される。
【0009】
さらに、給電中に、メモリカードをPCから抜くと、最悪の場合、物理的に破壊されることがある。
【0010】
そこで、従来の製品では、添付の説明書等で、PC上のOSからメモリカードを安全に抜く手順を踏むことによって、OSでの遅延書き込みが完了することを待ち、その後に、メモリカードへの給電を中止し、この後に、メモリカードを抜くことを義務付けている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、PC上のOSでメモリカードを安全に抜く手順は、そもそも余り知られていない手順であり、また、分かり難い操作でもある。さらに、OSによって、その操作方法が異なり、将来のOSがどう対応するかは不明である。
【0012】
従来は、PCで所定の作業を実行中に、メモリカードを抜く必要が生じると、デバイスに注意が向き、PCで終了処理を実行し、デバイスでメモリカードを抜くというように、行ったり来たりする作業が必要であり、この作業が煩雑であるという問題がある。
【0013】
また、初心者が起こしやすい問題であるにもかかわらず、メモリカードがソフトウェア的、またはハードウェア的に壊れ、この結果、読み出すことができず、初心者に解決できない状態になるという問題がある。
【0014】
本発明は、ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときに、メモリカードを抜く操作が自然で理解し易く、しかも、メモリカードを安全に抜くことができる記憶媒体処理装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段と、記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段と、この電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段とを有する記憶媒体処理装置である。
【0016】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である記憶媒体処理装置10の概略構成を示すブロック図である。
【0017】
記憶媒体処理装置10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、電源制御部14と、電源スイッチ15と、表示部16と、カードリーダ部17と、USBファンクション制御部18と、CPUバス19とを有する。
【0018】
CPU11は、システム制御部であり、記憶媒体処理装置10の全体を制御する。
【0019】
ROM12は、CPU11が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。上記実施例では、ROM12に格納されている各制御プログラムは、ROM12に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。
【0020】
RAM13は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、設定値や記憶媒体処理装置10の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
【0021】
電源制御部14は、電源Bが各部に電力を供給することを制御する。
【0022】
電源スイッチ15は、単純なスイッチであり、ユーザにスイッチが押されたことを、電源制御部14に通知するだけで、電源Bを直接制御するものではない。電源を切ることをユーザが望む場合、CPU11が後述の各条件を判断した後、電源制御部14を介して、電源Bを制御し、記憶媒体処理装置10の全体の電源を切る。
【0023】
つまり、電源スイッチ15は、記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段の例である。
電源制御部14は、電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段の例である。
【0024】
表示部16は、LED(発光ダイオード)、LCD(液晶ディスプレイ)等によって構成され、記憶媒体処理装置10の電源オン、電源断を含む動作状況、ステータス状況、カードリーダの状態を表示する。
【0025】
カードリーダ部17は、各種メモリカードのインタフェースを有し、それぞれのメモリカードの規格に沿ったデータ入出力制御を実行する。
【0026】
つまり、カードリーダ部17は、所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段の例である。
【0027】
USBファンクション制御部18は、USBインタフェース50の通信制御を行い、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU11が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、後述の外部処理装置20に、USBパケット送信を行い、逆に、外部処理装置20からのUSBパケットを、データに変換し、CPU11に送信する。
【0028】
電源Bは、家庭用電源等を、本システム内各機器に合う電圧に変換し、供給する。電源Bは、各部分に個別に電力を供給することができ、また、その供給を停止することができる。
【0029】
ただし、ROM12〜USBファンクション制御部18は、CPUバス19に接続され、省電力モードにおいて、CPUだけ停止状態で、その他の部分は電源が供給されていない。
【0030】
上記ROM12〜USBファンクション制御部18は、CPU11が管理するCPUバス19を介して、相互に接続されている。
【0031】
次に、外部処理装置20について、詳細に説明する。
【0032】
図2は、外部処理装置20の概略構成を示すブロック図である。
【0033】
外部処理装置20は、PCで構成され、カードリーダを介して、メモリカードに接続され、メモリカードを読み書きする.また、外部処理装置に0は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、内部記憶装置24と、外部記憶装置25と、外部記憶ディスク26と、操作部27と、表示部28と、通信部29と、USBホスト制御部30と、CPUバス31とを有する。
【0034】
CPU21は、ROM22、RAM23、または、内部記憶装置24、外部記憶装置25に記憶されているプログラムから読み出されたプログラムに従って、システムバス31を介して、外部処理装置20の全体の動作を制御する。
【0035】
ROM22は、CPU21の制御プログラム等を格納している。
【0036】
RAM23は、プログラムや画像データを一時的に記憶し、外部処理装置20の処理を高速に動作させるためのものである。
【0037】
内部記憶装置24は、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラム、画像データ等を格納するメモリである。内部記憶装置24には、記憶媒体処理装置10に対する各種制御命令や、データの送受信を行うためのアプリケーションソフト、プリンタドライバソフト、スキャナドライバソフト、ファクシミリドライバソフト、各機能毎のUSBクラスドライバソフト、USBバスドライバソフト等がインストールされている。
【0038】
通常、上記アプリケーションソフト、ドライバソフトが記憶されている外部記憶ディスク26(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMメディア)から、外部記憶装置25を制御することによって、上記アプリケーションソフト、ドライバソフトがインストールされる。
【0039】
また、通信回線Lによって通信部29(ネットワークやモデム)でアプリケーションソフトとドライバソフトとを受け取り、内部記憶装置24にインストールするようにしてもよい。
【0040】
操作部27は、オペレータが指示入力するキーボードやマウス(不図示)を制御するものである。印刷を実行起動する場合、通常、操作部27のキーボードやマウスが使用される。
【0041】
表示部28は、オペレータに各種表示を行うものである。外部処理端末20で印刷の実行起動をかける場合は、確認ダイヤログ等を表示部28に表示し、オペレータに入力を促す。また印刷動作の実行中は、印刷状況を示す情報をオペレータに提供する。
【0042】
通信部29は、図示しないネットワークに接続し、通信回線を介して、インターネットプロバイダへ接続し、相手通信装置との間で、データや、画像情報等を通信する。
【0043】
ネットワークや通信回線への接続に関しては、公知の方法を使用し、詳述はしない。
【0044】
USBホスト制御部30は、USBインタフェース50の通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、CPU21からのデータを、パケットに変換し、記憶媒体処理装置10に、USBパケットを送信し、逆に、記憶媒体処理装置10からのUSBパケットを、データに変換し、CPU21に送信する。通信制御方法に関しては、公知の方法を使用し、詳述はしない。
【0045】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【0046】
上記実施例において、記憶媒体処理装置10をカードリーダとし、PCからメモリカードをアクセスする手順として、マス・ストレージクラスに準じた公知の方法を使用するので、以下では、電源断の手順に必要な電源断不可フラグの処理についてのみ説明する。
【0047】
本実施例では、マス・ストレージクラスで、Protocol CodeをBulk−Only Trnsportとし、Subclass CodeをSCSI transparent commannd setに指定している。
【0048】
マス・ストレージクラスのコマンドは、CBWという命令がPCからカードリーダに送信され、コマンドに応じた書き込み命令であれば、この後に書き込むべきデータが、PCからカードリーダ(記憶媒体処理装置10)に送られる。また、読み込み命令やステータスを問い合わせるコマンドであれば、要求されたデータを、カードリーダ(記憶媒体処理装置10)からPCへ送信する。またTest Unit Ready等の状態を問い合わせるだけのコマンドであれば、データのやりとりはない。これらの処理の後に、コマンドが正常に終了したか否かを示すエラーフラグを持つCSW命令を、カードリーダ(記憶媒体処理装置10)からPCへ送信する。
【0049】
これらの手続の中で、CBW命令を、PCから受信した時点で、電源断不可フラグを立てる。そして、CSW命令を、USBファンクション制御部18に転送し、USBファンクション制御部18の割り込み等を利用して、PCへの送信が完了した時点で、電源断不可フラグを落とす。
【0050】
次に、上記実施例における書き込みについて説明する。
【0051】
Subclass Code宣言によって、SCSIのコマンドがPCから用いられるので、書き込みに際しては、write(6)がwrite(10)が用いられる。なお、write(6)、write(10)は、scsiで規定されているコマンドの中に存在するものである( HYPERLINK ”http://www.t10.org/scsi−3.htm” http://www.t10.org/scsi−3.htm 参照)。
【0052】
これらのコマンドが発行されると、電源断不可のフラグを立て、本実施例では、10秒のタイマを起動する。上記電源断不可のフラグについては、後述する。タイマは、定期的な割込などを利用し、10秒を減算する。途中でwriteコマンドが再発行されれば、タイマの値を10秒に戻す。タイマの値が0になると、電源断不可のフラグを落とし、書き込みを許可する。
【0053】
次に、上記実施例において、記憶媒体処理装置10から、メモリカードを抜く手順について説明する。
【0054】
利用者が、電源スイッチ15をオフすることによって、電源断を指示すると、電源断不可フラグを参照する。この電源断不可フラグが立っていれば、電源スイッチ15による電源断を示すキー入力を無視し、処理中である旨を、表示部16に表示する。電源断不可フラグが落ちていれば、メモリカード内の各種終了処理を行い、電源制御部14を介して、電源Bによる給電を停止し、記憶媒体処理装置10の電源を落とす。
【0055】
つまり、上記実施例において、カードリーダ部17からメモリカードを抜く操作が簡素であるので、ユーザがメモリカードを抜く場合、カードリーダの電源スイッチ15を押し、電源をオフしてから、メモリカードを抜く。
【0056】
電源スイッチ15は、ソフトウェア的なもので、以下に挙げるいくつかの条件を満たしたときに、カードリーダ本体の電源Bを落とすか、または、省電力なモードに入り休止状態とする。
【0057】
電源オフの条件の1つ目の条件は、USB接続でマス・ストレージクラスを満たすメモリカードの場合、コマンドは、PCからCBW、どちらかから、DATA、メモリカードからCSWを送るシーケンスで行われるが、この1組のコマンドが終了するまでは、電源を切ることができないようにする。これは、コマンドと中の状態で通信できなくなると、次回接続したときにPC側のドライバがエラーになることが多いからである。
【0058】
また、PCからの書き込みは、データをいくつかに分けて書き込んだ後、FATを書き込んで終了する。その一連の書き込みの最中に電源を落とすと、メモリカードのデータが不完全に消失する。
【0059】
そこで、2つ目の条件は、CBW命令が、メモリカードへの書き込みコマンドである場合、最後の書き込みコマンドから一定期間内であるという条件であり、この条件下では、電源を切れないものとする。
【0060】
上記実施例によれば、ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときには、電源スイッチ15を押し、電源が落ちてからメモリカードを抜くようにし、このように自然で理解し易い操作をすれば、メモリカードを安全に抜くことができる。
【0061】
また、上記実施例によれば、メモリカード抜く操作、処理が、PCデバイス側で完結し、PC側のOSに依存しないので、どのOSでも安全にカードを抜くことができ、将来OSの仕様変更を考慮する必要がない。
【0062】
上記実施例において、電源が落ちていれば、PCからの書き込みが完全に終了しているので、書き込みの途中で、メモリカードを抜き取ることによるデータの破壊が発生する可能性がなく、またメモリカードへの給電を停止しているので、電気的に破壊する可能性もない。
【0063】
さらに、上記実施例によれば、遅延書き込みが安全に行われるので、OSのデフォルトが遅延書き込みでない場合でも、遅延書き込みを利用することによって、PCのパフォーマンスが向上する。
【0064】
【発明の効果】
本願発明によれば、ユーザがメモリカードを抜きたいと思ったときには、電源スイッチを押し、電源が落ちてからメモリカードを抜くようにするので、メモリカードを抜く操作が自然で理解し易く、しかも、メモリカードを安全に抜くことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である記憶媒体処理装置10の概略構成を示すブロック図である。
【図2】外部処理装置20の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…記憶媒体処理装置、
11…CPU、
12…ROM、
13…RAM、
14…電源制御部、
15…電源スイッチ、
17…カードリーダ部、
18…USBファンクション制御部、
20…外部処理装置、
21…CPU、
22…ROM、
23…RAM、
24…内部記憶装置、
25…外部記憶装置、
27…操作部、
30…USBホスト制御部、
50…USBインタフェース、
B…電源。
Claims (11)
- 記憶媒体処理装置において、
所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き手段と;
上記記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段と;
上記電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御手段と;
を有することを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1において、
上記電源スイッチ手段によって電源断の指示を受けていても、上記所定の条件を満たしている間は、その指示を無視し、上記所定の条件を満たさないときに電源断の指示を受けたときにだけ、上記電源制御手段によって装置の電源を落とすことを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記所定の条件は、外部情報処理装置と上記制御手段とを接続するインタフェースを介して、上記外部情報処理装置から、データが送受信されているという条件であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
上記所定の条件は、外部情報処理装置と上記制御手段とを接続するインタフェースを介して、上記外部情報処理装置から、一連のシーケンスの最中であるという条件であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項において、
上記所定の条件は、上記インタフェース手段のうちでバルク転送のエンドポイントを介して、上記外部情報処理装置から、最後に受け取ったデータがマス・ストレージクラスのCSWでない状態であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、
上記所定の条件は、外部情報処理装置と上記制御手段とを接続するインタフェースを介して、上記外部情報処理装置から、上記記憶媒体へ書き込み中であるという条件であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、
上記所定の条件は、外部情報処理装置と上記制御手段とを接続するインタフェースを介して、上記外部情報処理装置から、上記記憶媒体へ書き込み中であるという条件、または、上記記憶媒体へ書き込みが終了してから所定期間内であるという条件であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項7のいずれか1項において、
上記所定の条件は、上記記憶媒体処理装置内部で、上記記憶媒体を処理中であるという条件であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれか1項において、
上記電源制御手段によって行われる電源断は、上記記憶媒体処理装置全体への電源の供給の停止であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれか1項において、
上記電源制御手段によって行われる電源断は、上記記憶媒体処理装置の一部への電源の供給の停止であるが、見かけ上は電源が切れているように利用者から見える電源断であることを特徴とする記憶媒体処理装置。 - 記憶媒体処理装置の制御方法において、
所定の記憶媒体を読み書きする記憶媒体読み書き段階と;
上記記憶媒体処理装置の電源オンと電源断とを、利用者が指示する電源スイッチ手段を介して、電源断の指示を受けたときおよびそれ以降に、所定の条件を満たしている間は、上記電源断の指示を保留し、上記所定の条件を満たさなければ、上記記憶媒体処理装置の電源を断する電源制御段階と;
を有することを特徴とする記憶媒体処理装置の制御方法。
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JP2006062156A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Canon Inc | 印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置の制御プログラム |
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2002
- 2002-08-30 JP JP2002253370A patent/JP2004094494A/ja active Pending
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