JP2004094140A - 液晶パネル検査装置 - Google Patents
液晶パネル検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004094140A JP2004094140A JP2002258452A JP2002258452A JP2004094140A JP 2004094140 A JP2004094140 A JP 2004094140A JP 2002258452 A JP2002258452 A JP 2002258452A JP 2002258452 A JP2002258452 A JP 2002258452A JP 2004094140 A JP2004094140 A JP 2004094140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- inspection
- unit
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【課題】種々の液晶パネルの検査項目を1台の検査装置で行えるようにして、検査結果相互の相関性を同時にみることができるようにする。
【解決手段】液晶パネル111を載置するパネル設置部21と、液晶パネル111をパネル設置部21の検査位置に搬送するパネル搬送部35と、検査時の温度条件を一定に保持する温調部と、パネル設置部21に設置された液晶パネル111に光Lを照射する光源部41と、光Lに照らされた液晶パネル111の像をスクリーン56に投影する投射部51と、スクリーン56に投影された像を撮像する撮像部61と、撮像部61で撮影された像に基づいた画像処理により欠陥レベルを検査する画像検査部71と、検査位置に載置された液晶パネル111の電気的特性を検査するテスター部81と、前記各構成部を制御する制御部とを備えたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】液晶パネル111を載置するパネル設置部21と、液晶パネル111をパネル設置部21の検査位置に搬送するパネル搬送部35と、検査時の温度条件を一定に保持する温調部と、パネル設置部21に設置された液晶パネル111に光Lを照射する光源部41と、光Lに照らされた液晶パネル111の像をスクリーン56に投影する投射部51と、スクリーン56に投影された像を撮像する撮像部61と、撮像部61で撮影された像に基づいた画像処理により欠陥レベルを検査する画像検査部71と、検査位置に載置された液晶パネル111の電気的特性を検査するテスター部81と、前記各構成部を制御する制御部とを備えたものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネル検査装置に関し、詳しくはIC測定、画像処理、スクリーンでの目視確認等の一連の検査が1台の検査装置で可能にした液晶パネル検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の液晶パネルの画質検査は、スクリーンに投射された画像を目視により検査する目視検査、液晶表示パネルの製造工程で行なわれている画像処理技術を用いた自動画質検査および液晶パネルの画像のコントラスト測定が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各検査は、検査項目ごとに独立した検査装置を用いて検査が行われていたため、検査結果相互の相関性を同時にみることが困難であった。また検査項目ごとに検査装置が異なることから、検査時間がかかっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされた液晶パネル検査装置である。
【0005】
本発明の液晶パネル検査装置は、液晶表示素子の画質検査および評価行う液晶パネル検査装置であって、液晶パネルを載置するパネル設置部と、液晶パネルを前記パネル設置部の検査位置に搬送するパネル搬送部と、前記液晶パネルの検査における温度条件を一定に保持する温調部と、前記パネル設置部に設置された液晶パネルに光を照射する光源部と、前記光源により照射された光に照らされた前記液晶パネルの像をスクリーンに投射する光学系と前記光学系により投射された像を投影するスクリーンとからなる投射部と、前記スクリーンに投影された像を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮影された像に基づいた画像処理を行って欠陥レベルを数値化する画像検査部と、前記検査位置に載置された液晶パネルの検査端子にプローブを接触させて電気的特性を検査するテスター部と、前記各構成部を制御する制御部とを備えたものである。
【0006】
前記スクリーンは、投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーンである。また前記スクリーンは、投影される画像の照度を測定する照度計が設置されたスクリーンからなる。
【0007】
前記光源から射出される光線の輝度を制御する中性濃度フィルタを備えたものである。前記光源から射出される光線の発散角を制御する絞りを備えたものである。
【0008】
上記液晶パネル検査装置では、画像検査部、テスター部等を備えていることから、各検査項目毎に個別の検査装置が必要であった従来の検査とは異なり、複数の検査を1台の検査装置で同時に行うことができる。このため、複数の検査工程での検査結果間の相関性がとりやすくなり、また検査工程の省力化が図れる。
【0009】
さらに、スクリーンに、投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーンを用いた場合には、目視検査を行うことができる。このように、スクリーンを検査装置に一体化することで、目視による画質検査と自動による画質検査とがほぼ同時に行える。またスクリーンに、投影される画像の照度を測定する照度計が設置されたスクリーンを用いた場合には、スクリーンに投射された画像のコントラスト、液晶パネルの透過率、スクリーンに投影された像の輝度を測定し、いわゆる左右輝度比の測定が行える。
【0010】
また光源から射出される光線の輝度を制御する中性濃度フィルタを備えたことから、さらに光源から射出される光線の発散角を制御する絞りを備えたことから、顧客仕様の光線条件を容易に作り出すことが可能になる。
【0011】
以上説明したように、本発明の液晶パネル検査装置は、複数の検査機能を1台の検査装置に取りまとめたことから、この液晶パネル検査装置を用いて、液晶パネルの顧客と液晶パネルの規格を決定する際や液晶パネルの試作品の検査などが、液晶パネル検査装置のスクリーンに映し出される実際の画像を見ながら画像処理結果の数値化データを確認できるようになり液晶パネルの検査判定が明確になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の液晶パネル検査装置に係る一実施の形態を以下に説明する。この説明では、主要部を図1のブロック図および図2の概略構成図によって説明し、構成部品の要部を図3〜図6によって説明する。
【0013】
図1および図2に示すように、液晶表示素子(例えば透過型液晶表示素子)の画質検査および評価行う液晶パネル検査装置1である。この液晶パネル検査装置1には検査室11が備えられている。この検査室11は、暗室になる機能を有している。この検査室11内には、液晶パネル111を載置するパネル設置部21が備えられている。このパネル設置部21には、後述するスクリーン56に投影された像を目視検査する際に用いる像を作り出すためのパターンジェネレータ31が接続されている。
【0014】
さらに検査する液晶パネルをパネル設置部21の検査位置に搬送したり、検査終了後の液晶パネル111をパネル設置部21より搬出したりするパネル搬送部35が備えられている。
【0015】
上記パネル設置部21に設置された液晶パネル111に光(検査光)Lを照射する光源部41が設けられている。この光源部41は、図示はしないが、例えば、超高圧水銀ランプからなる光源と、この光源から射出される光線を平行光線に変換するフライズアイレンズ、コンデンサレンズ等で構成される一般的な光学系とからなる。上記超高圧水銀ランプは、複数個が用いられるが、その個数は光源として必要とされる出力によって決定される。本発明の液晶パネル検査装置では120Wの超高圧水銀ランプを4個用いた。また、光源部41では、光源より射出される光線の波長帯域は可視光域であるが、例えばダイクロイックミラーによって、RGBの3原色を抜き出してい用いている。
【0016】
上記光源部41により照射された光に照らされた液晶パネル111の像をスクリーン56に投射する光学系52とこの光学系52により投射された像を投影するスクリーン56とからなる投射部51が検査室11内に設置されている。上記光学系52は、光源部41より射出され液晶パネルを透過した光がスクリーン56に投影されるように光路、光の拡がり角等を調整するものであって、反射鏡53、投射レンズ54等によって構成される。上記スクリーン56は、例えば1016mm(40インチ)もしくは1270mm(50インチ)サイズであり、投影距離は例えば2500mmとなっている。また上記スクリーン56は、例えば投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーン(例えば透過型のスクリーン)である。また上記スクリーン56は、図示したように、投影される画像の照度を測定する照度計58が例えば複数箇所に設置されたスクリーンからなる。これらのスクリーンを自動で交換する自動交換装置(図示せず)が設定されていることが好ましい。もし自動交換装置が設置されていない場合には、スクリーンの交換可能は手動で行う。
【0017】
上記検査室11内には上記スクリーン56に投影された像を撮像する撮像部61が設置されている。この撮像部61は、例えば固体撮像装置としてCCD(Charge Coupled Device)を用いたCCDカメラからなる。このCCDカメラは、例えばF2.0以上の明るい撮像レンズを搭載し、400万画素以上のCCDを搭載しているものが好ましい。この撮像部61はCCDカメラに限定はされず、スクリーン56に投影された像を撮影できるものであればいかなる撮像装置であってもよい。
【0018】
また、上記撮像部61には、この撮像部61で撮影された像に基づいた画像処理を行って欠陥レベルを数値化して判定する画像検査部71が接続されている。この画像検査部71は、スクリーン56を白色無地の透過型のスクリーンと交換(交換は自動交換もしくは手動交換)し、白色スクリーンに映し出された画像を撮像部61にて撮影し、その撮影信号を画像検査部71にて数値化および判定を行う。
【0019】
さらに上記検査位置に載置された液晶パネル111の検査端子(図示せず)にプローブ82を接触させて電気的特性を検査するテスター部81が備えられている。
【0020】
上記検査室11内における液晶パネル111の検査を一定の温度条件で行えるようにする温調部(図2では図示せず)が設置されている。この温調部は後述するように、検査位置に載置された液晶パネル111の温度を一定に保持するパネル温調部(図示せず)、検査位置に搬送する前の液晶パネルを一定の温度に保持するためのプリヒート部等で構成されている。
【0021】
さらに各構成部を制御する制御部(図2では図示せず)が備えられている。この制御部は、上記パネル設置部21、パネル搬送部31、光源部41、投射部51、撮像部61、画質検査部71、テスター部81、温調部等の各構成部を接続し、各構成部間の情報をやりとりするM/C(マシン)インターフェース、光源部41のオン・オフを行い、光源の出力、拡がり角等を制御する光源制御、温調部の温度を制御する温調制御、テスターで得られた情報を送信するテスター通信、パターンジェネレータ(PTG)31の情報を送信するPTG通信等からなる。
【0022】
上記パネル設置部21は、図3に示すように、液晶パネル11を検査位置に支持するワークテーブル22と、光源部41(前記図2参照)から射出された光Lが入射する側に設けられたレンズ23および偏光板24と、その光L線が液晶パネル111を透過して射出される側に設けた偏光版25とは設置されている。また上記偏光板24、25には光Lが照射されることによる温度上昇によって偏光板24、25自体が焼けないようにするため、放熱性がよく、光透過性を有するサファイヤ基板26、27が設けされている。そして、上記液晶パネル111は、概略、TFT(薄膜トランジスタ)が形成されているTFT基板112とこのTFT基板に液晶113を挟んで対向する対向基板114とから構成されており、例えば対向基板114側を光源部から射出される光Lが照射される側にして、上記ワークテーブル22に載置される。なお、光Lはパネル設置部21に入射させるために反射鏡121によりパネル設置部21方向に光路が曲げられている。また、液晶パネル111を透過した光Lはパネル設置部21から出て反射鏡53により光路を曲げられ、レンズ(投射レンズ)54を通してスクリーンへ導かれる。
【0023】
さらに上記検査位置に載置された液晶パネル111の検査端子(図示せず)にコネクタ83を介してプローブ82を接触させて電気的特性を検査するテスター部81が備えられている。
【0024】
上記光源部41には、図4に示すように、上記光源部41から光Lが射出される側よりシャッター42、絞り43、中性濃度フィルタ44が設置されている。上記シャッター42は、液晶パネル111や偏光板24、25(前記図3参照)に不必要時に光が当たらないようにするもので、開閉することにより光Lの光路を開放もしくは遮蔽するものである。上記絞り43は、光源部41から射出された光Lの発散角を制御するもので、例えば発散角は9度から12度の範囲で変更可能となっている。これにより,顧客の製品条件に合わせた光条件を作り出すことができる。上記中性濃度フィルタ44は、例えばターレット式となっていて、各ターレット上に6枚の濃度の異なる中性フィルタが設置され、各ターレットを回転して中性フィルタを組み合わせることによって、種々の濃度を作り出すことができるようになっている。
【0025】
絞り43によって発散角が制御され、中性濃度フィルタ44によって光量が制御された光Lは反射鏡121によりパネル設置部21(前記図2、図3参照)に設置された液晶パネル111方向に反射され、そして液晶パネル111を透過した光Lは、反射鏡(例えばプリズム)53によって所望の方向に曲げられ、さらに投射レンズ54、反射鏡122、123等によって、スクリーン56方向に投射され、スクリーン56に像が投影される。スクリーン56に投影された像は、例えば撮像部61により撮影され、その画像は画像検査部71で画像処理されて、例えば欠陥検査がなされる。
【0026】
次にプローブのコンタクト部について、図5によって説明する。図5に示すように、検査位置に設置された液晶パネル111とコンタクト83を介して接続される針状のプローブ82が設けられている。このプローブ82は、テスター部81の駆動信号とパターンジェネレータ31の映像信号とを目的によって切り替えることができる切替え基板(切替えスイッチ)83を介して、テスター部81およびパターンジェネレータ31に接続されている。したがって、検査目的に応じて切替え基板83を操作することによって、駆動信号もしくは映像信号が得られる。このように、切替え基板83を設けることにより、一つのプローブ82によって、二つの異なる信号を液晶パネル111に供給することができるようになる。
【0027】
また、検査位置(パネル設置部21)に載置された液晶パネル111が一定の温度を保持するように、パネル温調部28が設置されている。このパネル温調部28は、例えば光源部41(前記図2、図3参照)から照射される高輝度な光Lによって液晶パネル111が加熱されるのを冷却して液晶パネル111を一定の温度に保持するための冷却機であって、例えば冷却された気体(例えば空気もしくは不活性なガスもしくは窒素ガス)を液晶パネル111に吹き当てるものからなる。
【0028】
次に、上記液晶パネル検査装置の動作を接続する。
【0029】
(1)液晶パネルのセットを行う。まずオペレータが液晶パネル111を搬送部35にセットし、搬送部35の駆動モータ(図示せず)を駆動させて、搬送部35によって液晶パネル111をパネル設置部21に設置する。これによって、液晶パネル111は検査位置まで搬送される。次に検査位置に設置された液晶パネル111に光源部41より射出した光Lを照射する。検査位置では高輝度の光Lによる液晶パネル111の温度上昇を加味し規定の測定温度で測定するための温度コントロールがなされている。
【0030】
(2)プローブコンタクトを行う。ここでは、検査位置で液晶パネル111の駆動信号および映像信号を与えるために、液晶パネル111にプローブを接続させる。与えられる駆動信号および映像信号によって、パターンジェネレータ31よりオペレータ目視用の信号が送信される。またICテスタよりICテスト用の信号が切替え基板で切り替えられる。
【0031】
(3)IC測定を行う。検査位置に搬送された液晶パネル111に上記のプローブ82を接続させた後、液晶パネル111の電気的特性を検査するICテスタが実行される。
【0032】
(4)オペレータによる画像検査を行う。検査位置に設置された液晶パネル111を透過した光Lは反射鏡53により反射され、スクリーン56に投射される。スクリーン56に投射されたパターンジェネレータ31で作られた画像をオペレータが検査する。
【0033】
(5)自動画像処理を行う。まず、スクリーン56を白色無地の透過型のスクリーンと交換(交換は自動もしくは手動)し、白色スクリーンに映し出された画像を撮像部61および画像検査部71にて数値化および判定を行う。このとき、液晶パネル検査装置1の検査室11内は完全暗室状態を保つことが必要である。
【0034】
(6)液晶パネルのコントラスト、透過率の測定を行う。まず、照度計58が設置されたスクリーンと交換(交換は自動もしくは手動)し、全黒画面および全白画面を映像することによりコントラスト、透過率の測定を行う。
【0035】
なお、上記(3)乃至(6)の各検査項目の実施順は、上記記載した順序に限定されることはなく、いずれの項目を先に行ってもよい。
【0036】
次に、本発明の液晶パネル検査装置の変形例を図7の概略構成図によって説明する。
【0037】
図7に示すように、基本構成は前記図1および図2によって説明した構成と同様であるが、この変形例では、反射鏡53をダイクロイックプリズムで構成し、液晶パネル111を透過した光Lを、スクリーン方向(図面では左方向)の光L1と、それとは別の方向(図面では上方向)の光L2とに分岐させて、光L2を撮像部151によって直接的に撮像するものである。この構成では、反射鏡53でスクリーンとは別方向に分岐させた光L2の光路上に、反射鏡53側より順に、光量調整用のフィルタ141、撮像部151が設置されている。上記フィルタ141は、上記説明した中性濃度フィルタ44と同様なる構成のものを用いることができる。また上記撮像部151は、撮像レンズ152を搭載したCCDカメラ153からなる。この構成では、スクリーンを見ながら同時に画像処理の動作を行うことができる点にある。
【0038】
上記構成において、光源部41、シャッター42、絞り43、中性濃度フィルタ44、反射鏡121等の構成は前記説明したのと同様である。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の液晶パネル検査装置によれば、テスターによるIC測定、画像処理による画質検査、スクリーンでの目視検査を1台の検査装置でできるため、効率よく一連の測定を行うことが可能になる。また、実際の画像を見ながら画像処理結果の数値化データを確認することができる。また、画質の目視と自動画像処理による数値化がほぼ同時に確認できるため、顧客との目合わせや試作品の確認がすばやくできるようになる。さらに、高輝度光源や発散角の可変機能や測定温度の設定など顧客プロジェクターの条件に合わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネル検査装置に係る実施の形態の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の液晶パネル検査装置に係る実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の液晶パネル検査装置に係るパネル設置部の一例を示す概略構成図である。
【図4】本発明の液晶パネル検査装置に係る光路上の構成部品の一例を示す概略構成図である。
【図5】本発明の液晶パネル検査装置に係るプローブに関する構成の一例を示す概略構成図である。
【図6】本発明の液晶パネル検査装置に係る温調部の一例を示す概略構成図である。
【図7】本発明の液晶パネル検査装置に係る実施の形態の変形例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル検査装置、21…パネル設置部、35…パネル搬送部、41…光源部、51…投射部、52…光学系、56…スクリーン、61…撮像部、71…画像検査部、81…テスター部、82…プローブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネル検査装置に関し、詳しくはIC測定、画像処理、スクリーンでの目視確認等の一連の検査が1台の検査装置で可能にした液晶パネル検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の液晶パネルの画質検査は、スクリーンに投射された画像を目視により検査する目視検査、液晶表示パネルの製造工程で行なわれている画像処理技術を用いた自動画質検査および液晶パネルの画像のコントラスト測定が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各検査は、検査項目ごとに独立した検査装置を用いて検査が行われていたため、検査結果相互の相関性を同時にみることが困難であった。また検査項目ごとに検査装置が異なることから、検査時間がかかっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされた液晶パネル検査装置である。
【0005】
本発明の液晶パネル検査装置は、液晶表示素子の画質検査および評価行う液晶パネル検査装置であって、液晶パネルを載置するパネル設置部と、液晶パネルを前記パネル設置部の検査位置に搬送するパネル搬送部と、前記液晶パネルの検査における温度条件を一定に保持する温調部と、前記パネル設置部に設置された液晶パネルに光を照射する光源部と、前記光源により照射された光に照らされた前記液晶パネルの像をスクリーンに投射する光学系と前記光学系により投射された像を投影するスクリーンとからなる投射部と、前記スクリーンに投影された像を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮影された像に基づいた画像処理を行って欠陥レベルを数値化する画像検査部と、前記検査位置に載置された液晶パネルの検査端子にプローブを接触させて電気的特性を検査するテスター部と、前記各構成部を制御する制御部とを備えたものである。
【0006】
前記スクリーンは、投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーンである。また前記スクリーンは、投影される画像の照度を測定する照度計が設置されたスクリーンからなる。
【0007】
前記光源から射出される光線の輝度を制御する中性濃度フィルタを備えたものである。前記光源から射出される光線の発散角を制御する絞りを備えたものである。
【0008】
上記液晶パネル検査装置では、画像検査部、テスター部等を備えていることから、各検査項目毎に個別の検査装置が必要であった従来の検査とは異なり、複数の検査を1台の検査装置で同時に行うことができる。このため、複数の検査工程での検査結果間の相関性がとりやすくなり、また検査工程の省力化が図れる。
【0009】
さらに、スクリーンに、投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーンを用いた場合には、目視検査を行うことができる。このように、スクリーンを検査装置に一体化することで、目視による画質検査と自動による画質検査とがほぼ同時に行える。またスクリーンに、投影される画像の照度を測定する照度計が設置されたスクリーンを用いた場合には、スクリーンに投射された画像のコントラスト、液晶パネルの透過率、スクリーンに投影された像の輝度を測定し、いわゆる左右輝度比の測定が行える。
【0010】
また光源から射出される光線の輝度を制御する中性濃度フィルタを備えたことから、さらに光源から射出される光線の発散角を制御する絞りを備えたことから、顧客仕様の光線条件を容易に作り出すことが可能になる。
【0011】
以上説明したように、本発明の液晶パネル検査装置は、複数の検査機能を1台の検査装置に取りまとめたことから、この液晶パネル検査装置を用いて、液晶パネルの顧客と液晶パネルの規格を決定する際や液晶パネルの試作品の検査などが、液晶パネル検査装置のスクリーンに映し出される実際の画像を見ながら画像処理結果の数値化データを確認できるようになり液晶パネルの検査判定が明確になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の液晶パネル検査装置に係る一実施の形態を以下に説明する。この説明では、主要部を図1のブロック図および図2の概略構成図によって説明し、構成部品の要部を図3〜図6によって説明する。
【0013】
図1および図2に示すように、液晶表示素子(例えば透過型液晶表示素子)の画質検査および評価行う液晶パネル検査装置1である。この液晶パネル検査装置1には検査室11が備えられている。この検査室11は、暗室になる機能を有している。この検査室11内には、液晶パネル111を載置するパネル設置部21が備えられている。このパネル設置部21には、後述するスクリーン56に投影された像を目視検査する際に用いる像を作り出すためのパターンジェネレータ31が接続されている。
【0014】
さらに検査する液晶パネルをパネル設置部21の検査位置に搬送したり、検査終了後の液晶パネル111をパネル設置部21より搬出したりするパネル搬送部35が備えられている。
【0015】
上記パネル設置部21に設置された液晶パネル111に光(検査光)Lを照射する光源部41が設けられている。この光源部41は、図示はしないが、例えば、超高圧水銀ランプからなる光源と、この光源から射出される光線を平行光線に変換するフライズアイレンズ、コンデンサレンズ等で構成される一般的な光学系とからなる。上記超高圧水銀ランプは、複数個が用いられるが、その個数は光源として必要とされる出力によって決定される。本発明の液晶パネル検査装置では120Wの超高圧水銀ランプを4個用いた。また、光源部41では、光源より射出される光線の波長帯域は可視光域であるが、例えばダイクロイックミラーによって、RGBの3原色を抜き出してい用いている。
【0016】
上記光源部41により照射された光に照らされた液晶パネル111の像をスクリーン56に投射する光学系52とこの光学系52により投射された像を投影するスクリーン56とからなる投射部51が検査室11内に設置されている。上記光学系52は、光源部41より射出され液晶パネルを透過した光がスクリーン56に投影されるように光路、光の拡がり角等を調整するものであって、反射鏡53、投射レンズ54等によって構成される。上記スクリーン56は、例えば1016mm(40インチ)もしくは1270mm(50インチ)サイズであり、投影距離は例えば2500mmとなっている。また上記スクリーン56は、例えば投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーン(例えば透過型のスクリーン)である。また上記スクリーン56は、図示したように、投影される画像の照度を測定する照度計58が例えば複数箇所に設置されたスクリーンからなる。これらのスクリーンを自動で交換する自動交換装置(図示せず)が設定されていることが好ましい。もし自動交換装置が設置されていない場合には、スクリーンの交換可能は手動で行う。
【0017】
上記検査室11内には上記スクリーン56に投影された像を撮像する撮像部61が設置されている。この撮像部61は、例えば固体撮像装置としてCCD(Charge Coupled Device)を用いたCCDカメラからなる。このCCDカメラは、例えばF2.0以上の明るい撮像レンズを搭載し、400万画素以上のCCDを搭載しているものが好ましい。この撮像部61はCCDカメラに限定はされず、スクリーン56に投影された像を撮影できるものであればいかなる撮像装置であってもよい。
【0018】
また、上記撮像部61には、この撮像部61で撮影された像に基づいた画像処理を行って欠陥レベルを数値化して判定する画像検査部71が接続されている。この画像検査部71は、スクリーン56を白色無地の透過型のスクリーンと交換(交換は自動交換もしくは手動交換)し、白色スクリーンに映し出された画像を撮像部61にて撮影し、その撮影信号を画像検査部71にて数値化および判定を行う。
【0019】
さらに上記検査位置に載置された液晶パネル111の検査端子(図示せず)にプローブ82を接触させて電気的特性を検査するテスター部81が備えられている。
【0020】
上記検査室11内における液晶パネル111の検査を一定の温度条件で行えるようにする温調部(図2では図示せず)が設置されている。この温調部は後述するように、検査位置に載置された液晶パネル111の温度を一定に保持するパネル温調部(図示せず)、検査位置に搬送する前の液晶パネルを一定の温度に保持するためのプリヒート部等で構成されている。
【0021】
さらに各構成部を制御する制御部(図2では図示せず)が備えられている。この制御部は、上記パネル設置部21、パネル搬送部31、光源部41、投射部51、撮像部61、画質検査部71、テスター部81、温調部等の各構成部を接続し、各構成部間の情報をやりとりするM/C(マシン)インターフェース、光源部41のオン・オフを行い、光源の出力、拡がり角等を制御する光源制御、温調部の温度を制御する温調制御、テスターで得られた情報を送信するテスター通信、パターンジェネレータ(PTG)31の情報を送信するPTG通信等からなる。
【0022】
上記パネル設置部21は、図3に示すように、液晶パネル11を検査位置に支持するワークテーブル22と、光源部41(前記図2参照)から射出された光Lが入射する側に設けられたレンズ23および偏光板24と、その光L線が液晶パネル111を透過して射出される側に設けた偏光版25とは設置されている。また上記偏光板24、25には光Lが照射されることによる温度上昇によって偏光板24、25自体が焼けないようにするため、放熱性がよく、光透過性を有するサファイヤ基板26、27が設けされている。そして、上記液晶パネル111は、概略、TFT(薄膜トランジスタ)が形成されているTFT基板112とこのTFT基板に液晶113を挟んで対向する対向基板114とから構成されており、例えば対向基板114側を光源部から射出される光Lが照射される側にして、上記ワークテーブル22に載置される。なお、光Lはパネル設置部21に入射させるために反射鏡121によりパネル設置部21方向に光路が曲げられている。また、液晶パネル111を透過した光Lはパネル設置部21から出て反射鏡53により光路を曲げられ、レンズ(投射レンズ)54を通してスクリーンへ導かれる。
【0023】
さらに上記検査位置に載置された液晶パネル111の検査端子(図示せず)にコネクタ83を介してプローブ82を接触させて電気的特性を検査するテスター部81が備えられている。
【0024】
上記光源部41には、図4に示すように、上記光源部41から光Lが射出される側よりシャッター42、絞り43、中性濃度フィルタ44が設置されている。上記シャッター42は、液晶パネル111や偏光板24、25(前記図3参照)に不必要時に光が当たらないようにするもので、開閉することにより光Lの光路を開放もしくは遮蔽するものである。上記絞り43は、光源部41から射出された光Lの発散角を制御するもので、例えば発散角は9度から12度の範囲で変更可能となっている。これにより,顧客の製品条件に合わせた光条件を作り出すことができる。上記中性濃度フィルタ44は、例えばターレット式となっていて、各ターレット上に6枚の濃度の異なる中性フィルタが設置され、各ターレットを回転して中性フィルタを組み合わせることによって、種々の濃度を作り出すことができるようになっている。
【0025】
絞り43によって発散角が制御され、中性濃度フィルタ44によって光量が制御された光Lは反射鏡121によりパネル設置部21(前記図2、図3参照)に設置された液晶パネル111方向に反射され、そして液晶パネル111を透過した光Lは、反射鏡(例えばプリズム)53によって所望の方向に曲げられ、さらに投射レンズ54、反射鏡122、123等によって、スクリーン56方向に投射され、スクリーン56に像が投影される。スクリーン56に投影された像は、例えば撮像部61により撮影され、その画像は画像検査部71で画像処理されて、例えば欠陥検査がなされる。
【0026】
次にプローブのコンタクト部について、図5によって説明する。図5に示すように、検査位置に設置された液晶パネル111とコンタクト83を介して接続される針状のプローブ82が設けられている。このプローブ82は、テスター部81の駆動信号とパターンジェネレータ31の映像信号とを目的によって切り替えることができる切替え基板(切替えスイッチ)83を介して、テスター部81およびパターンジェネレータ31に接続されている。したがって、検査目的に応じて切替え基板83を操作することによって、駆動信号もしくは映像信号が得られる。このように、切替え基板83を設けることにより、一つのプローブ82によって、二つの異なる信号を液晶パネル111に供給することができるようになる。
【0027】
また、検査位置(パネル設置部21)に載置された液晶パネル111が一定の温度を保持するように、パネル温調部28が設置されている。このパネル温調部28は、例えば光源部41(前記図2、図3参照)から照射される高輝度な光Lによって液晶パネル111が加熱されるのを冷却して液晶パネル111を一定の温度に保持するための冷却機であって、例えば冷却された気体(例えば空気もしくは不活性なガスもしくは窒素ガス)を液晶パネル111に吹き当てるものからなる。
【0028】
次に、上記液晶パネル検査装置の動作を接続する。
【0029】
(1)液晶パネルのセットを行う。まずオペレータが液晶パネル111を搬送部35にセットし、搬送部35の駆動モータ(図示せず)を駆動させて、搬送部35によって液晶パネル111をパネル設置部21に設置する。これによって、液晶パネル111は検査位置まで搬送される。次に検査位置に設置された液晶パネル111に光源部41より射出した光Lを照射する。検査位置では高輝度の光Lによる液晶パネル111の温度上昇を加味し規定の測定温度で測定するための温度コントロールがなされている。
【0030】
(2)プローブコンタクトを行う。ここでは、検査位置で液晶パネル111の駆動信号および映像信号を与えるために、液晶パネル111にプローブを接続させる。与えられる駆動信号および映像信号によって、パターンジェネレータ31よりオペレータ目視用の信号が送信される。またICテスタよりICテスト用の信号が切替え基板で切り替えられる。
【0031】
(3)IC測定を行う。検査位置に搬送された液晶パネル111に上記のプローブ82を接続させた後、液晶パネル111の電気的特性を検査するICテスタが実行される。
【0032】
(4)オペレータによる画像検査を行う。検査位置に設置された液晶パネル111を透過した光Lは反射鏡53により反射され、スクリーン56に投射される。スクリーン56に投射されたパターンジェネレータ31で作られた画像をオペレータが検査する。
【0033】
(5)自動画像処理を行う。まず、スクリーン56を白色無地の透過型のスクリーンと交換(交換は自動もしくは手動)し、白色スクリーンに映し出された画像を撮像部61および画像検査部71にて数値化および判定を行う。このとき、液晶パネル検査装置1の検査室11内は完全暗室状態を保つことが必要である。
【0034】
(6)液晶パネルのコントラスト、透過率の測定を行う。まず、照度計58が設置されたスクリーンと交換(交換は自動もしくは手動)し、全黒画面および全白画面を映像することによりコントラスト、透過率の測定を行う。
【0035】
なお、上記(3)乃至(6)の各検査項目の実施順は、上記記載した順序に限定されることはなく、いずれの項目を先に行ってもよい。
【0036】
次に、本発明の液晶パネル検査装置の変形例を図7の概略構成図によって説明する。
【0037】
図7に示すように、基本構成は前記図1および図2によって説明した構成と同様であるが、この変形例では、反射鏡53をダイクロイックプリズムで構成し、液晶パネル111を透過した光Lを、スクリーン方向(図面では左方向)の光L1と、それとは別の方向(図面では上方向)の光L2とに分岐させて、光L2を撮像部151によって直接的に撮像するものである。この構成では、反射鏡53でスクリーンとは別方向に分岐させた光L2の光路上に、反射鏡53側より順に、光量調整用のフィルタ141、撮像部151が設置されている。上記フィルタ141は、上記説明した中性濃度フィルタ44と同様なる構成のものを用いることができる。また上記撮像部151は、撮像レンズ152を搭載したCCDカメラ153からなる。この構成では、スクリーンを見ながら同時に画像処理の動作を行うことができる点にある。
【0038】
上記構成において、光源部41、シャッター42、絞り43、中性濃度フィルタ44、反射鏡121等の構成は前記説明したのと同様である。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の液晶パネル検査装置によれば、テスターによるIC測定、画像処理による画質検査、スクリーンでの目視検査を1台の検査装置でできるため、効率よく一連の測定を行うことが可能になる。また、実際の画像を見ながら画像処理結果の数値化データを確認することができる。また、画質の目視と自動画像処理による数値化がほぼ同時に確認できるため、顧客との目合わせや試作品の確認がすばやくできるようになる。さらに、高輝度光源や発散角の可変機能や測定温度の設定など顧客プロジェクターの条件に合わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネル検査装置に係る実施の形態の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の液晶パネル検査装置に係る実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の液晶パネル検査装置に係るパネル設置部の一例を示す概略構成図である。
【図4】本発明の液晶パネル検査装置に係る光路上の構成部品の一例を示す概略構成図である。
【図5】本発明の液晶パネル検査装置に係るプローブに関する構成の一例を示す概略構成図である。
【図6】本発明の液晶パネル検査装置に係る温調部の一例を示す概略構成図である。
【図7】本発明の液晶パネル検査装置に係る実施の形態の変形例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル検査装置、21…パネル設置部、35…パネル搬送部、41…光源部、51…投射部、52…光学系、56…スクリーン、61…撮像部、71…画像検査部、81…テスター部、82…プローブ
Claims (7)
- 液晶表示素子の画質検査および評価行う液晶パネル検査装置であって、
検査する液晶パネルを載置するパネル設置部と、
液晶パネルを前記パネル設置部の検査位置に搬送するパネル搬送部と、
前記液晶パネルの検査における温度条件を一定に保持する温調部と、
前記パネル設置部に設置された液晶パネルに光を照射する光源部と、
前記光源部により照射された光に照らされた前記液晶パネルの像をスクリーンに投射する光学系と前記光学系により投射された像を投影するスクリーンとからなる投射部と、
前記スクリーンに投影された像を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮影された像に基づいた画像処理を行って欠陥レベルを数値化する画像検査部と、
前記検査位置に載置された液晶パネルの検査端子にプローブを接触させて電気的特性を検査するテスター部と、
前記各構成部を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする液晶パネル検査装置。 - 前記スクリーンは、投射された画像を目視による画質検査を行うスクリーンである
ことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル検査装置。 - 前記スクリーンは、投影される画像の照度を測定する照度計が設置されたスクリーンからなる
ことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル検査装置。 - 前記光源部から射出される光線の輝度を制御する中性濃度フィルタ
を備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル検査装置。 - 前記光源部から射出される光線の発散角を制御する絞り
を備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル検査装置。 - 前記温調部は、前記パネル駆動部により搬送される前の液晶パネルを所望の温度に保持するプリヒート部
を備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル検査装置。 - 前記温調部は、前記液晶パネルの温度を一定の保持する液晶パネル温調部
を備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258452A JP2004094140A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 液晶パネル検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258452A JP2004094140A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 液晶パネル検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004094140A true JP2004094140A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32063053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002258452A Pending JP2004094140A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 液晶パネル検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004094140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100725896B1 (ko) * | 2004-12-21 | 2007-06-08 | 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 | 액정패널 검사장치 |
-
2002
- 2002-09-04 JP JP2002258452A patent/JP2004094140A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100725896B1 (ko) * | 2004-12-21 | 2007-06-08 | 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 | 액정패널 검사장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100378942C (zh) | 摄像元件测试方法及装置 | |
TWI426261B (zh) | End inspection device | |
US6788401B1 (en) | Lens testing device and testing sheet | |
US7471381B2 (en) | Method and apparatus for bump inspection | |
KR101245148B1 (ko) | 영상 선명도가 개선된 비전검사장치 | |
KR100924117B1 (ko) | 렌즈 검사 장치 | |
TW200933134A (en) | Inspection method and inspection apparatus of display panel | |
JPH07307599A (ja) | 検査装置及び製品製造方法 | |
US8223328B2 (en) | Surface inspecting apparatus and surface inspecting method | |
CN105334021A (zh) | 显示屏检查系统及方法 | |
US8259238B2 (en) | Optical unit and projection-type liquid crystal display device using the same | |
KR101308624B1 (ko) | 플레이트 표면 결함 검사 장치 | |
JP2004094140A (ja) | 液晶パネル検査装置 | |
JP4094731B2 (ja) | 液晶パネルの画素欠陥修正方法及び画素欠陥修正装置 | |
JP4967245B2 (ja) | 周期性パターンのムラ検査装置及びムラ検査方法 | |
KR101876391B1 (ko) | 단색광 모아레의 다채널 이미지를 이용한 3차원 검사 장치 | |
CN117092127A (zh) | 一种覆防蓝光保护膜上下层缺陷检测装置和检测方法 | |
JP2004045809A (ja) | プロジェクタ検査装置およびプロジェクタ検査方法 | |
KR100200213B1 (ko) | 인쇄회로기판의 부품 검사장치 | |
JP2008175768A (ja) | 表示パネルの欠陥検査装置および欠陥検査方法 | |
US7385690B2 (en) | Inspecting system for color filters | |
JP2005241370A (ja) | 外観検査方法 | |
TWI673478B (zh) | 色光光學檢測設備及方法 | |
TWI870105B (zh) | 光學量測裝置之校正系統及方法 | |
JPH08166779A (ja) | 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 |