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JP2004091677A - A重油 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディーゼルエンジン機器から排出される粒子状物質を低減した環境に優しいA重油を提供する。
【解決手段】硫黄分が0.02質量%以下であり、残留炭素分付与用基材として、石油樹脂を含有することを特徴とするA重油。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、A重油に関する。更に詳しくは、環境負荷を低減する低硫黄A重油に関する。
【0002】
【従来の技術】
A重油は、ボイラー等の外燃機器燃料や小型漁船、建設機器等の陸上輸送用以外のディーゼルエンジン機器燃料として用いられている。
近年、環境負荷低減の観点から、ディーゼルエンジン機器から排出される有害物質、とりわけ粒子状物質の低減要望が非常に強くなっている。
ディーゼルエンジン機器から排出される粒子状物質を低減するために、粒子状物質中のサルフェートの生成要因である、A重油に含まれる硫黄分のさらなる低減が求められている。
一方、A重油は税法上10%残留炭素分が0.2質量%以上になるように、残留炭素分付与基材を含有しなければならない。しかし、従来使用されている残留炭素付与基材は重質基材であるため、通常の基材と違い、石油精製工程中の装置で脱硫することは不可能である。そのため、残留炭素付与基材に起因する硫黄分により、A重油中に含まれる硫黄分の低減が難しい状況である。
【0003】
A重油中の硫黄分を低減する方法として、基材を脱硫することが考えられるが、上述したようにその方法では、残留炭素付与基材に起因する硫黄分により、A重油に含まれる硫黄含有量の低減が難しく、硫黄分を0.02質量%以下にすることは不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、環境負荷を低減する低硫黄A重油を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は、硫黄分が0.02質量%以下であり、残留炭素分付与用基材として石油樹脂を含有することを特徴とするA重油に関する。
また本発明は、50℃での動粘度が10mm/s以下、流動点が0℃以下、窒素分0.1質量%以下、水分0.1容量%以下、セタン指数40以上、ドライスラッジ量が2.0mg/100ml以下であることを特徴とする前記A重油に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明のA重油は、硫黄分が0.02質量%以下であることが必須である。硫黄分は排ガス中の有害物質を低減するために、0.02質量%以下であることが必要であり、0.015質量%以下であることが好ましく、0.01質量%以下であることがより好ましい。
本発明において、硫黄分とは、それぞれ、JIS K 2541「原油及び石油製品−硫黄分試験方法」、JIS K 2609「原油及び石油製品−窒素分試験方法」に準拠して得られた値を意味している。
【0007】
本発明のA重油は、残留炭素分付与用基材として、石油樹脂を含有することが必須である。
本発明でいう石油樹脂とは、石油類の熱分解(スチームクラッキング等)によりエチレン、プロピレンを製造する際に副生する分解油留分中のジオレフィン、モノオレフィンなどを混合物のまま、フリーデルークラフツ型触媒を用いてカチオン的に重合して得られる熱可塑性樹脂のことをいう。石油樹脂としては、重合にあずかる分解油留分のうちC5留分(ピペリレン、イソブチレンなど)を原料とするものを脂肪族系またはC5系石油樹脂、C9留分(スチレン同族体ならびにインデン同族体など)を原料とするものをC9系石油樹脂とする2種類の石油樹脂が知られており、いずれも従来の残留炭素分付与用基材と比べると、硫黄含有量が著しく低くなっている。
本発明において使用する石油樹脂としては特に制限はなく、市販のものをはじめとして各種の石油樹脂を使用することができる。そのうち、原料の分解油留分がC9留分であり、重量平均分子量が500から5000、軟化点が60℃から200℃、硫黄分が0.01質量%以下のものを使用することが好ましい。なかでも、製造コスト、A重油への溶解性、A重油の硫黄分の点から、重量平均分子量は1000以上2500以下、軟化点が90℃以上140℃以下、硫黄分が0.001質量%以下のC9系石油樹脂を使用することが特に好ましい。
本発明のA重油は上述した通り、石油樹脂を使用することが必須であるが、A重油の硫黄分が0.02質量%を超えない範囲で、その他の残留炭素分付与用基材を併用して用いても良い。
その他の残留炭素分付与用基材としては、常圧残油、直脱残油、減圧残油、エキストラクト、スラリー油等が挙げられる。これらの中の1種もしくは2種以上を石油樹脂に混合して使用することができる。
【0008】
本発明のA重油の10%残留炭素分については特に制限はないが、税法上のA重油の免税条件である「10%残油の残留炭素分0.2質量%以上」の点から0.2質量%以上であることが必要であり、スラッジによるフィルター目詰まり防止の点から、0.5質量%以下が必要であり、0.4質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましい。
本発明において、10%残留炭素分とは、JIS K 2270「原油及び石油製品−残留炭素分試験方法」により測定される値を意味するものである。
【0009】
本発明のA重油の50℃における動粘度については特に制限はないが、燃焼異常を防止する点から、5mm/s以下のものが好ましく、4mm/s以下がより好ましく、3mm/s以下が最も好ましい。また、燃料噴射ポンプの摩耗および焼付き防止の点から、1.2mm/s以上が好ましく、1.4mm/s以上がより好ましく、1.6mm/s以上が最も好ましい。
本発明において、50℃における動粘度とは、JIS K 2283「原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法」に準拠して得られた値を表すものを意味している。
【0010】
本発明のA重油の流動点については特に制限はないが、低温時のワックス析出を減少させる点から、0℃以下であることが好ましく、−5℃以下がより好ましく、−10℃以下が最も好ましい。
本発明において、流動点とは、JIS K 2269「原油及び石油製品の流動点試験方法」に準拠して得られた値を表すものを意味している。
【0011】
本発明のA重油の窒素分については特に制限はないが、排ガス中の有害物質を低減するには、0.1質量%以下であることが好ましく、0.08質量%以下であることがより好ましく、0.05質量%以下であることが最も好ましい。
本発明において、窒素分とは、JIS K 2609「原油及び石油製品−窒素分試験方法」に準拠して得られた値を表すものを意味している。
【0012】
本発明のA重油の水分含有量については特に制限はないが、低温時のフィルター目詰まりを防止するには、水分は0.1容量%以下であることが好ましく、0.08容量%以下がより好ましく、0.05容量%以下であることが最も好ましい。
本発明において、水分含有量とは、JIS K 2275「原油及び石油製品−水分試験方法」に準拠して得られた値を表すものを意味している。
【0013】
本発明のA重油のセタン指数については、特に制限はないが、燃焼性向上の点から40以上であることが好ましく、43以上であることがより好ましく、45以上であることが最も好ましい。
本発明において、セタン指数はJIS K 2204−1992「軽油」に準拠して得られた値を表すものを意味している。つまり次の式によって算出する。
セタン指数=0.49083+1.06577X−0.0010522X
ただし、上記式中、Xは以下のとおりである。
X=97.833(logA)+2.2088BlogA+0.01247B−423.51logA−4.7808B+419.59
A:(9/5)[101.3kPa(760mmHg)における50%留出温度(℃)]+32
B:API度
なお、「101.3kPa(760mmHg)における50%留出温度(℃)」は、JIS K 2254「石油製品−蒸留試験方法」によって測定し、「API度」は、JIS K 2249「原油及び石油製品−密度試験方法及び密度・質量・容量換算表」によって15℃の密度から換算して求める。
【0014】
本発明のA重油のドライスラッジ量については特に制限はないが、常温でのフィルター目詰まりが起こり難くなる点から、2.0mg/100ml以下であることが好ましく、1.5mg/100ml以下であることがより好ましく、1.0mg/100ml以下であることが最も好ましい。
ここでいうドライスラッジ量とは、常温において、試料を目開き1.2μmのフィルターで吸引ろ過し、ろ過後のフィルター及びフィルター上の残留物をn−ヘプタンで洗浄し、乾燥後残留物の質量から、試料100ml当りの残留物の質量で表される値を意味している。
【0015】
また、本発明のA重油のセタン価については特に制限はないが、燃焼性向上の点から、35以上であることが好ましく、38以上であることがより好ましく、40以上であることが最も好ましい。
ここでいうセタン価とは、JIS K 2280「石油製品−燃料油−オクタン価及びセタン価試験方法並びにセタン指数算出方法」に準拠して得られる値を意味している。
【0016】
また、本発明のA重油のCFPP(目詰まり点)については特に制限はないが、冬期においてワックスによるフィルター目詰まりの防止により優れることから、+5℃以下であることが好ましく、0℃以下であることがより好ましく、−5℃以下であることが最も好ましい。
本発明において、CFPPとは、JIS K 2288「軽油−目詰まり点試験方法」に準拠して得られる値を意味している。
【0017】
また、本発明のA重油の−5℃におけるワックス含有量については特に制限はないが、冬期においてワックスによるフィルター目詰まりの防止により優れることから、1.0質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以下であることがより好ましく、0.3質量%以下であることが最も好ましい。
本発明において、−5℃におけるワックス含有量とは、メンブランフィルター、メチルエチルケトン−アセトン混合溶剤及び試料を−5℃まで冷却し、試料17gを、目開き5.0μmのメンブランフィルターで吸引ろ過し、フィルター上のワックスをメチルエチルケトン−アセトン混合溶剤30mlで洗浄した後、フィルターに捕集したワックス量を測り、試料全量に対するワックス量を表すものを意味している。
【0018】
本発明のA重油のアスファルテン分は特に制限はないが、低温性能等を向上させる点から、0.05質量%以下であることが好ましく、0.03質量%以下であることがより好ましく、0.02質量%以下であることが最も好ましい。
本発明において、アスファルテン分とは、IP143「アスファルテン分試験方法」に準拠して得られる値を意味している。
【0019】
また、本発明のA重油の蒸留性状については何ら制限はないが、通常は下記性状を満たすものが好ましい。
蒸留初留点       : 120〜240℃
10%留出温度(T10): 150〜280℃
50%留出温度(T50): 230〜330℃
90%留出温度(T90): 280〜410℃
本発明のA重油の初留点は、燃焼機器出力低下防止の点から120℃以上が好ましく、130℃以上がより好ましく、140℃以上が最も好ましい。また、燃焼異常を防止する点から240℃以下が好ましく、230℃以下がより好ましく、220℃以下が最も好ましい。
本発明のA重油のT10は、燃焼機器出力低下防止の点から150℃以上が好ましく、160℃以上がより好ましく、170℃以上が最も好ましい。また、燃焼異常を防止する点から280℃以下が好ましく、270℃以下がより好ましく、260℃以下が最も好ましい。
本発明のA重油のT50は、燃焼機器出力低下防止の点から230℃以上が好ましく、240℃以上がより好ましく、250℃以上が最も好ましい。また、燃焼異常を防止する点から330℃以下が好ましく、320℃以下がより好ましく、310℃以下が最も好ましい。
本発明のA重油のT90は、燃焼機器出力低下防止の点から280℃以上が好ましく、290℃以上がより好ましく、300℃以上が最も好ましい。また、燃焼異常を防止する点から410℃以下が好ましく、400℃以下がより好ましく、390℃以下が最も好ましい。
本発明において、上記蒸留性状は、JIS K 2254「石油製品−蒸留試験方法」に準拠して得られる値を意味している。
【0020】
本発明のA重油の引火点については特に制限はないが、通常60℃以上110℃以下であることが好ましく、燃焼異常を防止する点から100℃以下がより好ましく、95℃以下がさらに好ましく、90℃以下が最も好ましい。
本発明において、引火点とは、JIS K 2265「原油及び石油製品−引火点試験方法」に準拠して得られた値を意味している。
【0021】
本発明のA重油の総発熱量については特に制限はないが、通常30000J/g以上50000J/g以下であることが好ましい。総発熱量の下限は、機器の燃焼効率の低下を防止する点から、31000J/g以上がより好ましく、32000J/g以上がさらに好ましい。また、上限については、燃焼異常を防止する点から、49000J/g以下がより好ましく、48000J/g以下がさらに好ましい。
本発明において、総発熱量とは、JIS K 2279「原油及び石油製品−発熱量試験方法及び計算による推定方法」に準拠して得られた値を意味している。
【0022】
本発明のA重油の15℃における密度については特に制限はないが、通常0.80g/cm以上0.95g/cm以下であることが好ましい。15℃における密度の下限は、機器の燃焼効率の低下を防止する点から、0.81g/cm以上がより好ましく、0.82g/cm以上がさらに好ましい。また、上限については、燃焼異常を防止する点から、0.94g/cm以下がより好ましく、0.93g/cm以下がさらに好ましい。
本発明において、15℃における密度とは、JIS K 2249「原油及び石油製品−密度試験方法及び密度・質量・容量換算表」に準拠して得られた値を意味している。
【0023】
本発明のA重油の製造方法は任意であり、本発明で規定する性状を逸脱しない範囲で、A重油基材に残留炭素付与用基材を混合し、必要に応じて添加剤を配合して製造される。
A重油基材としては、常圧蒸留装置より得られる直留灯油又は脱硫処理した灯油、直留軽質軽油又は脱硫処理した軽質軽油、直留重質軽油又は脱硫処理した重質軽油、流動接触分解装置及び/又は残渣流動接触分解装置より得られる軽質サイクル油、減圧蒸留装置より得られる減圧軽油を水素化脱硫した水素化脱硫減圧軽油、水素化分解装置より得られる水素化分解軽油、直接重油脱硫装置より得られる直脱軽油等が挙げられる。これらの基材を1種、または2種以上を混合して使用することができる。
【0024】
また、添加剤としては、流動性向上剤、セタン価向上剤、酸化防止剤、安定化剤、分散剤、金属不活性化剤、微生物殺菌剤、助燃剤、帯電防止剤、識別剤、着色剤等の各種添加剤を適宜加えることができる。
これらの中でも、冬期においてワックスによるフィルター目詰まりを防止する効果により優れることから、流動性向上剤を添加することが好ましい。流動性向上剤としては、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体等のポリマー型添加剤、油溶性分散剤型添加剤およびアルケルコハク酸等を用いることが出来る。
また、流動性向上剤の添加量については何ら制限はないが、A重油全量基準で0.001〜0.1容量%であることが好ましく、0.01〜0.05容量%であることがより好ましい。
【0025】
【発明の効果】
本発明のA重油は低硫黄A重油であり、環境負荷を著しく低減することができる。
【0026】
【実施例】
次に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明は、これらによって何ら限定されるものではない。
【0027】
[実施例1〜3および比較例1〜4]
表1に示す性状を有する各基材を表2に示す容量比で混合し、実施例1〜3および比較例1のA重油を調製した。各試料油の性状を表2に記載した。また、比較例2〜4として市販A重油の性状を表2に併記した。なお、実施例1〜3の残留炭素分付与用基材として、表1の石油樹脂(原料分解油留分:C9留分、重量平均分子量:1500、軟化点:120℃、硫黄含有量:0.001質量%)を用いた。
各試料油および市販A重油について、排出ガス中の粒子状物質の測定を下記の方法により行い、結果を表2に併記した。
【0028】
(排出ガス粒子状物質測定)
試験用エンジンとして下記の諸元のものを用いる。なお、全ての試験において、回転数1500rpm、負荷5.0kWの定常条件で排出ガスの測定を行った。
排出ガスの粒子状物質の測定は株式会社司測研製のTEOM(Taper  Element Oscillating  Microbalance):Type5105を用い、排出ガスを30倍に希釈し、40℃で濃度測定を行った。粒子状物質のサンプリングには炭化フッ素皮膜ガラス繊維フィルターを使用した。
評価は、比較例1で行ったときの粒子状物質の値を100とし、その値を基準とする相対値で行った。
・エンジン諸元
エンジン種類:空冷4サイクル単気筒ディーゼルエンジン
排気量:406cc
最大出力:7.4kW
【0029】
表2の結果から明らかなように、実施例1〜3のA重油は、いずれも粒子状物質が非常に少なく、環境負荷低減に優れることが分かる。
これに対して、硫黄分が本発明の規定範囲外である比較例1〜4のA重油は排出ガス粒子状物質が多いものであった。
【0030】
【表1】
Figure 2004091677
【0031】
【表2】
Figure 2004091677

Claims (2)

  1. 硫黄分が0.02質量%以下であり、残留炭素分付与用基材として石油樹脂を含有することを特徴とするA重油。
  2. 50℃での動粘度が10mm/s以下、流動点が0℃以下、窒素分0.1質量%以下、水分0.1容量%以下、セタン指数40以上、ドライスラッジ量が2.0mg/100ml以下であることを特徴とする請求項1記載のA重油。
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