JP2004090425A - 薄肉プリフォーム及びその射出延伸ブロー成形方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】胴部肉厚が2.0mm未満でも流動配向が生じ難い底部構造を有する薄肉プリフォームを提供する。その薄肉プリフォームの延伸時の底部突き破れを延伸ロッドの先端部材による冷却により防止可能とな成形方法を提供する。
【解決手段】胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであって、底部肉厚が胴部肉厚より薄肉で流動配向により白化現象が生じない厚さからなる。底部のスプルが位置する中央部を除く内外底面を同一勾配の傾斜面に形成する。胴部との接続部を円弧状に形成して底部周囲の肉厚を胴部肉厚になだらかに移行させる。延伸ロッドの内部に先端部材の冷却手段を設る。先端部材の先端面を底部内底面と同一形状に形成する。直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにする。先端部材により接続部を除く底部を冷却硬化して、薄肉プリフォームの延伸ブロー成形を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであって、底部肉厚が胴部肉厚より薄肉で流動配向により白化現象が生じない厚さからなる。底部のスプルが位置する中央部を除く内外底面を同一勾配の傾斜面に形成する。胴部との接続部を円弧状に形成して底部周囲の肉厚を胴部肉厚になだらかに移行させる。延伸ロッドの内部に先端部材の冷却手段を設る。先端部材の先端面を底部内底面と同一形状に形成する。直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにする。先端部材により接続部を除く底部を冷却硬化して、薄肉プリフォームの延伸ブロー成形を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、射出成形後に直ちにボトルなどの製品に延伸ブロー成形される薄肉プリフォームと、その薄肉プリフォームの延伸ブロー成形方法とに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
射出装置と延伸ブロー成形装置とを同一成形機内に備え、射出成形したプリフォームを保有熱を有するうちにボトルなどの製品に延伸ブロー成形するホットパリソン方式の成形法では、プリフォームの射出成形時間が全体の成形サイクルタイムを左右している。この射出成形時間の殆どは冷却時間が占め、プリフォームの延伸部となる胴部肉厚を薄肉に設定するほど冷却時間は短くすみ、成形サイクルタイムもそれなりに短縮されることになる。
【0003】
そこで、プリフォームの胴部肉厚を通常に採用されている肉厚(3.0mm)以下に薄減し、その薄減に見合う樹脂量を長さを増して補い、これにより冷却時間の短縮を図って、成形サイクルタイムを短縮することが試みられている。
【0004】
一般にホットパリソン方式では、延伸ロッドによる底部の突き破れを防止するために、プリフォームの底部肉厚を胴部肉厚よりも薄く成形している。これにより同一温度及び時間による冷却でも、肉厚差から底部が早く冷却されて半硬化状態となるようにしている。この底部肉厚は胴部肉厚の1/2を基準厚さとして設定するようにしているので、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームでは必然的に底部肉厚が1.0mm未満に設定されることになる。
【0005】
しかしながら、冷却温度14〜18℃では底部肉厚が1.15mm未満になると、プリフォームの射出成形時に流動配向が生じ易くなって底面が白化する。この白化は底部強度に影響を与えるものではないが、そのまま製品の底部に残るので、商品としては好ましいものではなく、その回避のためには底部肉厚は流動配向が生じない1.15mm以上の肉厚にする必要がある。他の手段としては冷却温度を上げて流動配向を防止することも考えられるが、この場合には冷却時間を長く設定しなければならず、冷却時間の短縮による成形サイクルの高速化には適合しない。
【0006】
また底部肉厚が基準厚さを上回る肉厚では、胴部肉厚から設定された冷却時間内で、底部を所望の半硬化状態にまで冷却できず、そのままでは延伸ロッドの伸長による軸方向の延伸時に、軟らかな底部が先端部材により突き破られて成形不能となる。しかし、底部を二次的にでも冷却して半硬化状態にできれば、底部肉厚を流動配向が生じない基準厚さ以上に肉厚に設定しても、先端部材による突き破れが防止されることになる。
【0007】
この底部冷却による突き破れ防止としては、先端部材により冷却することが、製品底部を厚肉に成形する手段として既に採用されている。しかし、そこに行われている底部冷却は、プリフォーム底部及びこれに続く胴部内壁に、30°〜80℃の温度に温調された先端部材を接触させて、底部を低温に温調するというものである。そのような温度による冷却手段では底部の冷却温度が高すぎ、また底部と接続した胴部内壁までを積極的に冷却することから、薄肉プリフォームでは先端部材の押圧力を直接受けない接続部まで余計に冷却され、これが底部周囲の延伸の妨げとなって製品底部の偏肉となる、という課題を有する。
【0008】
この発明の目的は、胴部肉厚が2.0mm未満で流動配向が生じ難い底部構造を有する薄肉プリフォームと、その薄肉プリフォームの底部を延伸ロッドの先端部材により冷却して、該先端部材による底部の突き破れを防止するものであっても、冷却が底部周囲の接続部の延伸の妨げとならない新たな薄肉プリフォームの延伸ブロー成形方法とを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの発明の薄肉プリフォームは、ネック部と胴部及び底部が射出成形により一体形成され、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであって、底部肉厚が胴部肉厚より薄肉で流動配向により白化現象が生じない厚さからなり、その底部のスプルが位置する中央部を除く内外底面を、20°〜45°の同一角度の傾斜面に形成するとともに、胴部との接続部を円弧状に形成して底部周囲の肉厚を胴部肉厚になだらかに移行させてなるというものであり、上記スプルの長さ(L)は上記底部と接する端部の直径(D)と略等しく、そのスプルの投影面内に上記底部の中央部が水平又は緩曲面に形成してなる、というものである。
【0010】
またこの発明の延伸ブロー成形方法は、上記薄肉プリフォームを射出成形し、その薄肉プリフォームをブロー金型にてボトルなどの製品に延伸ブロー成形するにあたり、その成形に用いる延伸ロッドの内部に先端部材の冷却手段を設け、その先端部材の先端面を底部内底面と同一形状に形成するとともに、直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにし、その先端部材により接続部を除く底部を半硬化状態に冷却して、薄肉プリフォームの延伸ブロー成形を行うというものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図中1は薄肉プリフォームで、外周囲にねじを有するネック部11と、そのネック部11より厚肉の胴部12と、胴部12より薄肉の底部13とを一体形成した有底のものからなり、外底面の中央にスプル14を有する。
【0012】
図示の薄肉プリフォーム1は、胴部肉厚(t1 )がネック部肉厚(t2 )よりも厚い1.7mmで、底部肉厚(t2 )は冷却温度15℃では流動配向により白化現象が生じない厚さ1.2mmからなる。また底部13の上記スプル14が位置する中央部を除く内外底面は同一角度(θ)25°の傾斜面に形成してあり、胴部12との接続部を円弧状に形成して、底部周囲の肉厚を胴部肉厚(t1 )になだらかに移行させてある。なお上記角度(θ)は25°に限定されず、プリフォームサイズに応じて20°〜45°の角度範囲で設定される。
【0013】
また上記スプル14の長さ(L)は底部外面と接する基端部の直径(D)5mmと略等しく、そのスプル14の投影面内に底部13の中央部が水平面に形成してある。直径(D)5mmのスプル14では流動配向によるスプル内での白化現象は生じ難い。なお、中央部は緩曲面であってもよい。
【0014】
図2は、上記薄肉プリフォーム1の射出金型装置を示すもので、円筒形のキャビティ型21と、そのキャビティ型21の上部開口と嵌合した割型のネック型22と、そのネック型22を貫通して下部のキャビティ底型23まで挿入されたコア型24と、キャビティ底型23に臨むコア先端から、ネック型内まで形成されたコア型周囲の射出キャビティ25と、キャビティ底型23の中央に穿設したスプル26にノズルタッチした射出ノズル27とからなり、キャビティ型21及びキャビティ底型23の周囲と、コア型24の内部とには通水による冷却手段28,29が設けてある。
【0015】
上記コア型24の先端面は、キャビティ底型23のスプル26が位置する中央部を除いて、キャビティ底型23の型面と同一の角度25°の傾斜面に形成して側部と円弧状に接続してあり、その先端面の水平な中央部をスプルの投影面内に臨ませて、流動配向が生じないキャビティ底部をキャビティ底型23との間に形成している。
【0016】
このような射出金型装置では、キャビティ型21及びキャビティ底型23とコア型24の全てを、設定温度15℃で冷却して薄肉プリフォーム1の射出成形が行われる。射出ノズル27からスプル26を経てキャビティ25に射出充填された270℃の樹脂(PET)は、コア型先端面とキャビティ底型23の型面とにより形成された傾斜間隙を流動して、上記ネック型22の末端までキャビティ25に充填され、保圧後の冷却時間1.2秒ほどで、離型後の表面温度が101℃、底部温度86℃の図1に示す薄肉プリフォーム1が形成される。
【0017】
この射出充填におけるキャビティ25の底部の樹脂の流動は、流れ方向への傾斜と設定されたキャビティ間隔とによって、大きな流動抵抗を受けることなくスムーズに行われる。この結果、底部が透明な薄肉プリフォーム1が成形されることになる。特にコア型先端面の水平な中央部をスプルの投影面内に臨ませた場合には、スプル16の基端部周囲から直に傾斜したキャビティ間隙に樹脂が流入するので、流動配向の1要因となる流動抵抗が減少するようになる。
【0018】
図3は、薄肉プリフォーム1をボトル等の中空製品4に成形するブロー金型装置3を示すもので、型閉によりブローキャビティ31を形成する割型のブロー型32及びキャビティ底型33と、薄肉プリフォーム1をネック部11にて保持した状態で、ブロー型32の上部開口と嵌合した上記ネック型22と、そのネック型22と嵌合した上方からのブローコア34と、そのブローコア34の中央に挿通して、先端部材36を薄肉プリフォーム1の内底面に臨ませた延伸ロッド35と、その周囲のエア通路37とからなり、延伸ロッド35の内部には先端部材36の嵌着部内まで15°〜27℃の水による冷媒の冷却路38が設けてある。
【0019】
上記先端部材36の先端面は、薄肉プリフォーム1の底部内底面と同一形状に形成され、直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにしてある。これにより先端部材36で接続部を除く底部13を冷却して半硬化状態となし、延伸ブロー成形が行えるようにしてある。なお、39は移送盤、40は移送盤下面に取り付けたネック型22のホルダーである。
【0020】
上記ブロー金型装置3では、射出成形された薄肉プリフォーム1がネック部11をネック型22に保持されて、型開状態のブロー型32の中央に位置すると、ブロー型32の型閉に並行して、ネック型22とブローコア34との嵌合が上方から行われ、ブローコア34に挿通した延伸ロッド35が薄肉プリフォーム1内に挿入される。この型閉に続いて延伸ロッド35の伸長による軸方向への延伸とブローエアによる横方向の膨張とが行われるのであるが、その前に延伸ロッド35を2秒ほど停止して、冷却路38の冷媒により15℃の温度に維持された先端部材36と内底面との接触による底部冷却が行われる。
【0021】
この短時間の停止による冷却により、離型時に表面温度が84°〜86℃であった底部13の表面温度が68°〜70℃に冷却され、半硬化状態となって先端部材36の押圧力に耐えるようになる。また延伸性は十分に確保されているので、エアブローにより伸展して偏肉となるようなことがない。しかし、冷却温度を30℃以上に高く設定すると、短時間での急冷が難しくなり、冷却時間を長く設定すると徐冷となって結晶化が始まり、エアブローによる伸展も失われがちとなるので、肉厚分布や物性に問題が生ずる。
【0022】
上記底部13の冷却後に、延伸ロッド35はキャビティ底型33の型面まで伸長される。それとほぼ同時にプリフォーム上部からエアブローが行われて、薄肉プリフォーム1は胴部及び底部が薄肉のボトル製品4となる。この際、延伸途中でも先端部材36により底面13は冷却されるが、先端部材36の接触は底面のみに限られ、またエアブローによる膨張はプリフォーム上部から生じて、最終的に底部13のエアブローが行われるので、接続部と先端部材周囲との間に予め形成された断熱空間が確保されて、接続部より上方は冷却されることはないので、底部13を先端部材36により冷却するものであっても、偏肉のない肉厚分布の底部を有するボトル製品4を成形することが出来る。
【0023】
またスプル14は、外底面側に位置して先端部材36による冷却を受け難いことと、その質量から十分な内部熱を有することなどから、容易に変形し易い状態にあるので、先端部材36によるキャビティ底型33への押圧と、キャビティ底型33の中央の凹所とにより弧状突起に圧縮成形されて、成形の障害となるようなことはない。
【0024】
上述のようにこの発明によれば、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであっても、底部肉厚を流動配向による白化が生じない肉厚1.15mm以上に設定でき、その底部肉厚から生ずる延伸ブロー成形時の突き破れを、延伸ロッドの先端部材による底面の冷却により防止して、底部肉厚に偏肉のない製品の延伸ブローが行えるので、胴部肉厚の薄減による冷却時間の短縮が容易に行え、これにより成形サイクルの高速化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の薄肉プリフォームの縦断面図である。
【図2】この発明の延伸ブロー成形方法における薄肉プリフォームの射出成形状態図である。
【図3】同じく薄肉プリフォームの延伸ブロー成形状態図である。
【符号の説明】
1 薄肉プリフォーム
2 射出金型装置
3 ブロー金型装置
4 ボトル
11 ネック部
12 胴部
13 底部
14 スプル
21 キャビティ型
22 ネック型
23 キャビティ底型
24 コア型
25 キャビティ
31 ブローキャビティ
32 ブロー型
33 底型
35 延伸ロッド
36 先端部材
38 冷却路
【発明の属する技術分野】
この発明は、射出成形後に直ちにボトルなどの製品に延伸ブロー成形される薄肉プリフォームと、その薄肉プリフォームの延伸ブロー成形方法とに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
射出装置と延伸ブロー成形装置とを同一成形機内に備え、射出成形したプリフォームを保有熱を有するうちにボトルなどの製品に延伸ブロー成形するホットパリソン方式の成形法では、プリフォームの射出成形時間が全体の成形サイクルタイムを左右している。この射出成形時間の殆どは冷却時間が占め、プリフォームの延伸部となる胴部肉厚を薄肉に設定するほど冷却時間は短くすみ、成形サイクルタイムもそれなりに短縮されることになる。
【0003】
そこで、プリフォームの胴部肉厚を通常に採用されている肉厚(3.0mm)以下に薄減し、その薄減に見合う樹脂量を長さを増して補い、これにより冷却時間の短縮を図って、成形サイクルタイムを短縮することが試みられている。
【0004】
一般にホットパリソン方式では、延伸ロッドによる底部の突き破れを防止するために、プリフォームの底部肉厚を胴部肉厚よりも薄く成形している。これにより同一温度及び時間による冷却でも、肉厚差から底部が早く冷却されて半硬化状態となるようにしている。この底部肉厚は胴部肉厚の1/2を基準厚さとして設定するようにしているので、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームでは必然的に底部肉厚が1.0mm未満に設定されることになる。
【0005】
しかしながら、冷却温度14〜18℃では底部肉厚が1.15mm未満になると、プリフォームの射出成形時に流動配向が生じ易くなって底面が白化する。この白化は底部強度に影響を与えるものではないが、そのまま製品の底部に残るので、商品としては好ましいものではなく、その回避のためには底部肉厚は流動配向が生じない1.15mm以上の肉厚にする必要がある。他の手段としては冷却温度を上げて流動配向を防止することも考えられるが、この場合には冷却時間を長く設定しなければならず、冷却時間の短縮による成形サイクルの高速化には適合しない。
【0006】
また底部肉厚が基準厚さを上回る肉厚では、胴部肉厚から設定された冷却時間内で、底部を所望の半硬化状態にまで冷却できず、そのままでは延伸ロッドの伸長による軸方向の延伸時に、軟らかな底部が先端部材により突き破られて成形不能となる。しかし、底部を二次的にでも冷却して半硬化状態にできれば、底部肉厚を流動配向が生じない基準厚さ以上に肉厚に設定しても、先端部材による突き破れが防止されることになる。
【0007】
この底部冷却による突き破れ防止としては、先端部材により冷却することが、製品底部を厚肉に成形する手段として既に採用されている。しかし、そこに行われている底部冷却は、プリフォーム底部及びこれに続く胴部内壁に、30°〜80℃の温度に温調された先端部材を接触させて、底部を低温に温調するというものである。そのような温度による冷却手段では底部の冷却温度が高すぎ、また底部と接続した胴部内壁までを積極的に冷却することから、薄肉プリフォームでは先端部材の押圧力を直接受けない接続部まで余計に冷却され、これが底部周囲の延伸の妨げとなって製品底部の偏肉となる、という課題を有する。
【0008】
この発明の目的は、胴部肉厚が2.0mm未満で流動配向が生じ難い底部構造を有する薄肉プリフォームと、その薄肉プリフォームの底部を延伸ロッドの先端部材により冷却して、該先端部材による底部の突き破れを防止するものであっても、冷却が底部周囲の接続部の延伸の妨げとならない新たな薄肉プリフォームの延伸ブロー成形方法とを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの発明の薄肉プリフォームは、ネック部と胴部及び底部が射出成形により一体形成され、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであって、底部肉厚が胴部肉厚より薄肉で流動配向により白化現象が生じない厚さからなり、その底部のスプルが位置する中央部を除く内外底面を、20°〜45°の同一角度の傾斜面に形成するとともに、胴部との接続部を円弧状に形成して底部周囲の肉厚を胴部肉厚になだらかに移行させてなるというものであり、上記スプルの長さ(L)は上記底部と接する端部の直径(D)と略等しく、そのスプルの投影面内に上記底部の中央部が水平又は緩曲面に形成してなる、というものである。
【0010】
またこの発明の延伸ブロー成形方法は、上記薄肉プリフォームを射出成形し、その薄肉プリフォームをブロー金型にてボトルなどの製品に延伸ブロー成形するにあたり、その成形に用いる延伸ロッドの内部に先端部材の冷却手段を設け、その先端部材の先端面を底部内底面と同一形状に形成するとともに、直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにし、その先端部材により接続部を除く底部を半硬化状態に冷却して、薄肉プリフォームの延伸ブロー成形を行うというものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図中1は薄肉プリフォームで、外周囲にねじを有するネック部11と、そのネック部11より厚肉の胴部12と、胴部12より薄肉の底部13とを一体形成した有底のものからなり、外底面の中央にスプル14を有する。
【0012】
図示の薄肉プリフォーム1は、胴部肉厚(t1 )がネック部肉厚(t2 )よりも厚い1.7mmで、底部肉厚(t2 )は冷却温度15℃では流動配向により白化現象が生じない厚さ1.2mmからなる。また底部13の上記スプル14が位置する中央部を除く内外底面は同一角度(θ)25°の傾斜面に形成してあり、胴部12との接続部を円弧状に形成して、底部周囲の肉厚を胴部肉厚(t1 )になだらかに移行させてある。なお上記角度(θ)は25°に限定されず、プリフォームサイズに応じて20°〜45°の角度範囲で設定される。
【0013】
また上記スプル14の長さ(L)は底部外面と接する基端部の直径(D)5mmと略等しく、そのスプル14の投影面内に底部13の中央部が水平面に形成してある。直径(D)5mmのスプル14では流動配向によるスプル内での白化現象は生じ難い。なお、中央部は緩曲面であってもよい。
【0014】
図2は、上記薄肉プリフォーム1の射出金型装置を示すもので、円筒形のキャビティ型21と、そのキャビティ型21の上部開口と嵌合した割型のネック型22と、そのネック型22を貫通して下部のキャビティ底型23まで挿入されたコア型24と、キャビティ底型23に臨むコア先端から、ネック型内まで形成されたコア型周囲の射出キャビティ25と、キャビティ底型23の中央に穿設したスプル26にノズルタッチした射出ノズル27とからなり、キャビティ型21及びキャビティ底型23の周囲と、コア型24の内部とには通水による冷却手段28,29が設けてある。
【0015】
上記コア型24の先端面は、キャビティ底型23のスプル26が位置する中央部を除いて、キャビティ底型23の型面と同一の角度25°の傾斜面に形成して側部と円弧状に接続してあり、その先端面の水平な中央部をスプルの投影面内に臨ませて、流動配向が生じないキャビティ底部をキャビティ底型23との間に形成している。
【0016】
このような射出金型装置では、キャビティ型21及びキャビティ底型23とコア型24の全てを、設定温度15℃で冷却して薄肉プリフォーム1の射出成形が行われる。射出ノズル27からスプル26を経てキャビティ25に射出充填された270℃の樹脂(PET)は、コア型先端面とキャビティ底型23の型面とにより形成された傾斜間隙を流動して、上記ネック型22の末端までキャビティ25に充填され、保圧後の冷却時間1.2秒ほどで、離型後の表面温度が101℃、底部温度86℃の図1に示す薄肉プリフォーム1が形成される。
【0017】
この射出充填におけるキャビティ25の底部の樹脂の流動は、流れ方向への傾斜と設定されたキャビティ間隔とによって、大きな流動抵抗を受けることなくスムーズに行われる。この結果、底部が透明な薄肉プリフォーム1が成形されることになる。特にコア型先端面の水平な中央部をスプルの投影面内に臨ませた場合には、スプル16の基端部周囲から直に傾斜したキャビティ間隙に樹脂が流入するので、流動配向の1要因となる流動抵抗が減少するようになる。
【0018】
図3は、薄肉プリフォーム1をボトル等の中空製品4に成形するブロー金型装置3を示すもので、型閉によりブローキャビティ31を形成する割型のブロー型32及びキャビティ底型33と、薄肉プリフォーム1をネック部11にて保持した状態で、ブロー型32の上部開口と嵌合した上記ネック型22と、そのネック型22と嵌合した上方からのブローコア34と、そのブローコア34の中央に挿通して、先端部材36を薄肉プリフォーム1の内底面に臨ませた延伸ロッド35と、その周囲のエア通路37とからなり、延伸ロッド35の内部には先端部材36の嵌着部内まで15°〜27℃の水による冷媒の冷却路38が設けてある。
【0019】
上記先端部材36の先端面は、薄肉プリフォーム1の底部内底面と同一形状に形成され、直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにしてある。これにより先端部材36で接続部を除く底部13を冷却して半硬化状態となし、延伸ブロー成形が行えるようにしてある。なお、39は移送盤、40は移送盤下面に取り付けたネック型22のホルダーである。
【0020】
上記ブロー金型装置3では、射出成形された薄肉プリフォーム1がネック部11をネック型22に保持されて、型開状態のブロー型32の中央に位置すると、ブロー型32の型閉に並行して、ネック型22とブローコア34との嵌合が上方から行われ、ブローコア34に挿通した延伸ロッド35が薄肉プリフォーム1内に挿入される。この型閉に続いて延伸ロッド35の伸長による軸方向への延伸とブローエアによる横方向の膨張とが行われるのであるが、その前に延伸ロッド35を2秒ほど停止して、冷却路38の冷媒により15℃の温度に維持された先端部材36と内底面との接触による底部冷却が行われる。
【0021】
この短時間の停止による冷却により、離型時に表面温度が84°〜86℃であった底部13の表面温度が68°〜70℃に冷却され、半硬化状態となって先端部材36の押圧力に耐えるようになる。また延伸性は十分に確保されているので、エアブローにより伸展して偏肉となるようなことがない。しかし、冷却温度を30℃以上に高く設定すると、短時間での急冷が難しくなり、冷却時間を長く設定すると徐冷となって結晶化が始まり、エアブローによる伸展も失われがちとなるので、肉厚分布や物性に問題が生ずる。
【0022】
上記底部13の冷却後に、延伸ロッド35はキャビティ底型33の型面まで伸長される。それとほぼ同時にプリフォーム上部からエアブローが行われて、薄肉プリフォーム1は胴部及び底部が薄肉のボトル製品4となる。この際、延伸途中でも先端部材36により底面13は冷却されるが、先端部材36の接触は底面のみに限られ、またエアブローによる膨張はプリフォーム上部から生じて、最終的に底部13のエアブローが行われるので、接続部と先端部材周囲との間に予め形成された断熱空間が確保されて、接続部より上方は冷却されることはないので、底部13を先端部材36により冷却するものであっても、偏肉のない肉厚分布の底部を有するボトル製品4を成形することが出来る。
【0023】
またスプル14は、外底面側に位置して先端部材36による冷却を受け難いことと、その質量から十分な内部熱を有することなどから、容易に変形し易い状態にあるので、先端部材36によるキャビティ底型33への押圧と、キャビティ底型33の中央の凹所とにより弧状突起に圧縮成形されて、成形の障害となるようなことはない。
【0024】
上述のようにこの発明によれば、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであっても、底部肉厚を流動配向による白化が生じない肉厚1.15mm以上に設定でき、その底部肉厚から生ずる延伸ブロー成形時の突き破れを、延伸ロッドの先端部材による底面の冷却により防止して、底部肉厚に偏肉のない製品の延伸ブローが行えるので、胴部肉厚の薄減による冷却時間の短縮が容易に行え、これにより成形サイクルの高速化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の薄肉プリフォームの縦断面図である。
【図2】この発明の延伸ブロー成形方法における薄肉プリフォームの射出成形状態図である。
【図3】同じく薄肉プリフォームの延伸ブロー成形状態図である。
【符号の説明】
1 薄肉プリフォーム
2 射出金型装置
3 ブロー金型装置
4 ボトル
11 ネック部
12 胴部
13 底部
14 スプル
21 キャビティ型
22 ネック型
23 キャビティ底型
24 コア型
25 キャビティ
31 ブローキャビティ
32 ブロー型
33 底型
35 延伸ロッド
36 先端部材
38 冷却路
Claims (3)
- ネック部と胴部及び底部が射出成形により一体形成され、胴部肉厚が2.0mm未満の薄肉プリフォームであって、底部肉厚が胴部肉厚より薄肉で流動配向により白化現象が生じない厚さからなり、その底部のスプルが位置する中央部を除く内外底面を、20°〜45°の同一角度の傾斜面に形成するとともに、胴部との接続部を円弧状に形成して底部周囲の肉厚を胴部肉厚になだらかに移行させてなることを特徴とする薄肉プリフォーム。
- 上記スプルの長さLは上記底部と接する端部の直径Dと略等しく、そのスプルの投影面内に上記底部の中央部が水平又は緩曲面に形成してなることを特徴とする請求項1記載の薄肉プリフォーム。
- 請求項1又は2記載の薄肉プリフォームを射出成形し、その薄肉プリフォームをブロー金型にてボトルなどの製品に延伸ブロー成形するにあたり、
その成形に用いる延伸ロッドの内部に先端部材の冷却手段を設け、その先端部材の先端面を底部内底面と同一形状に形成するとともに、直径を上記接続部の内径よりも小径に設定して、底部内底面との接触時に接続部と先端部材周囲との間に断熱空間が生ずるようにし、その先端部材との接触により接続部を除く底部を半硬化状態に冷却して、薄肉プリフォームの延伸ブロー成形を行うことを特徴とする薄肉プリフォームの延伸ブロー成形方法。
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