【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拡散機構により薬剤を拡散散布する薬剤散布装置が、田植機の苗植付け装置に取り付けられている田植機の薬剤散布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
田植機の苗植付け装置には、例えば、４条植え、６条植え、８条植えのように、苗の植付け条数が異なる複数種のものがあり、薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅は、当然、その植付け条数に対応して異なることになる。
したがって、薬剤散布装置を製造するに際しては、苗植付け装置の植付け条数に対応する散布幅を有する複数種のものを製造しなければならず、それがコストアップの原因となる。
かかる問題を解決するには、苗植付け装置の植付け条数の如何にかかわらず、薬剤散布装置を共用化し、その薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅を変更できるように構成することが考えられる。
ところで、従来、薬剤の散布幅を変更できる薬剤散布装置として、薬剤散布装置の出口側に姿勢変更可能な薬剤用の案内装置を設け、その案内装置の姿勢変更によって薬剤の散布幅を変更できるように構成したものが知られている（例えば、特開平７−２０３８２９号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に記載の従来技術によれば、薬剤散布装置とは別に、薬剤用の案内装置が必要となり、しかも、その案内装置は、薬剤の散布幅を変更できるように姿勢変更可能でなければならず、かなり大掛かりな装置となる。
したがって、大掛かりな案内装置の必要性から、たとえ薬剤散布装置を共用化しても、共用化によるコストダウンの効果が薄れてしまうおそれがある。
【０００４】
本発明は、このような従来技術の問題点に着目したもので、その目的は、苗植付け条数の異なる田植機に対して薬剤散布装置の共用化を可能にし、しかも、そのためのコストアップを極力抑制して、安価な田植機の薬剤散布装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
〔請求項１に係る発明の構成、作用、および、効果〕
【０００６】
請求項１に係る発明は、拡散機構により薬剤を拡散散布する薬剤散布装置が、田植機の苗植付け装置に取り付けられている田植機の薬剤散布装置であって、前記薬剤散布装置が、上下反転して取り付け可能な中間部材を介して前記苗植付け装置に取り付け自在に構成され、その中間部材の上下反転による取り付けで前記薬剤散布装置の取り付け高さを複数段に変更することにより、前記薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅が、前記苗植付け装置による苗の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されていることを特徴とする。
【０００７】
請求項１の特徴構成によれば、拡散機構により薬剤を拡散散布する薬剤散布装置が、上下反転して取り付け可能な中間部材を介して苗植付け装置に取り付け自在に構成され、その中間部材の上下反転による取り付けで薬剤散布装置の取り付け高さを複数段に変更することにより、薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅が、苗植付け装置による苗の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されているので、薬剤の散布幅を変更するための大掛かりな案内装置などを必要とせず、単に上下反転して取り付け可能な中間部材を使用するだけで、薬剤散布装置からの薬剤の散布幅を複数段に変更することができる。
したがって、苗植付け条数の異なる複数種の田植機に対して薬剤散布装置の共用化を図ることができるとともに、そのためのコストも安価に抑えることができ、所望どおりのコストダウンが可能となる。
【０００８】
〔請求項２に係る発明の構成、作用、および、効果〕
【０００９】
請求項２に係る発明は、拡散機構により薬剤を拡散散布する薬剤散布装置が、田植機の苗植付け装置に取り付けられている田植機の薬剤散布装置であって、前記拡散機構が、取り替え可能な薬剤拡散用の回転羽根を備え、その回転羽根を複数種のうちから選択使用することにより、前記薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅が、前記苗植付け装置による苗の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されていることを特徴とする。
【００１０】
請求項２の特徴構成によれば、薬剤散布装置において薬剤を拡散散布する拡散機構が、取り替え可能な薬剤拡散用の回転羽根を備え、その回転羽根を複数種のうちから選択使用することにより、薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅が、苗植付け装置による苗の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されているので、上述した請求項１の発明と同様に、大掛かりな案内装置などを必要とすることなく、複数種の回転羽根から適宜選択して使用するだけで、薬剤散布装置からの薬剤の散布幅を複数段に変更することができる。
したがって、苗植付け条数の異なる複数種の田植機に対して薬剤散布装置の共用化を図ることができるとともに、そのためのコストも安価に抑えることができ、所望どおりのコストダウンが可能となる。
【００１１】
〔請求項３に係る発明の構成、作用、および、効果〕
【００１２】
請求項３に係る発明は、拡散機構により薬剤を拡散散布する薬剤散布装置が、田植機の苗植付け装置に取り付けられている田植機の薬剤散布装置であって、前記拡散機構が、薬剤拡散用の回転羽根を備え、その回転羽根の回転数を複数段に変更することにより、前記薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅が、前記苗植付け装置による苗の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されていることを特徴とする。
【００１３】
請求項３の特徴構成によれば、薬剤散布装置において薬剤を拡散散布する拡散機構が、薬剤拡散用の回転羽根を備え、その回転羽根の回転数を複数段に変更することにより、薬剤散布装置から散布される薬剤の散布幅が、苗植付け装置による苗の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されているので、この場合にも、大掛かりな案内装置などを必要とせず、単に回転羽根の回転数を変更するだけで、薬剤散布装置からの薬剤の散布幅を複数段に変更することができ、したがって、苗植付け条数の異なる複数種の田植機に対して薬剤散布装置の共用化を図ることができるとともに、そのためのコストも安価に抑えることができ、所望どおりのコストダウンが可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
本発明による田植機の薬剤散布装置につき、その第１〜第３の実施の形態を図面に基づいて説明する。
第１〜第３の実施形態に共通する構成として、薬剤散布装置を備えた田植機は、図１に示すように、四輪駆動型の乗用式の走行機体１と、油圧シリンダ２で駆動される四連リンク機構３を介して走行機体１の後方に昇降自在に連結された苗植付け装置４を備え、走行機体１の後部には施肥装置５が搭載装備され、苗植付け装置４の後部には、取り付け部材６を介して薬剤散布装置７が取り付けられて構成されている。
【００１５】
苗植付け装置４としては、後に詳しく説明するように、例えば、４条植え、６条植え、８条植えのように、苗の植付け条数が異なる３種類の苗植付け装置があり、いずれの苗植付け装置４においても、走行機体１から軸伝達された作業用動力を受けるフィードケース８、苗を載置して横方向に往復移動される苗のせ台９、左右に並列配備された植付けケース１０、植付けケース１０の後部左右に装着された回転式の植付け機構１１、苗の植付け箇所を整地する整地フロート１２などを備えている。
施肥装置５は、顆粒状の肥料を収容する肥料ホッパ１３、肥料を所定量ずつ繰出す肥料繰出し機構１４、繰出された肥料を整地フロート１２に設けられた作溝器１５に導く供給ホース１６、供給ホース１６内に搬送風を供給して肥料を作溝器１５にまで風力搬送する電動ブロア１７などを備えている。
【００１６】
薬剤散布装置７は、取り付け部材６を介して苗植付け装置４に保持された散布ケース１８と、除草剤のような粉粒状の薬剤を収容するべく散布ケース１８の上方に取り外し自在に搭載された薬剤ホッパ１９を備え、第２図および第３図に示すように、散布ケース１８には、薬剤ホッパ１９に収容した薬剤を所定量ずつ繰出す薬剤繰出し機構２０や、繰出された薬剤を植付け幅に相当する横幅で苗の植付け跡に拡散散布する拡散機構２１などが内装されている。
薬剤ホッパ１９は、蓋カバー２２を備えたホッパ本体２３と、その下端に連結されたロートケース２４により構成され、ロートケース２４の中央後方箇所には、下向きに開口した薬剤流下口２５ａを有する単一の流下筒２５が連設されている。
【００１７】
薬剤繰出し機構２０は、薬剤流下口２５ａから供給される薬剤を目皿２６によって所定量ずつ繰出して拡散機構２１に供給するもので、目皿２６は、平面形状が扇形の厚肉樹脂材で形成され、その扇の要部位に圧入された支軸２７の軸心Ｐ周りで往復揺動自在に構成されるとともに、目皿２６の外周両端部近くには、上下に貫通する一対の繰出し孔２６ａが設けられている。
その目皿２６の要部位には、支軸２７の軸心Ｐと同心状に回転軸２８が固定され、回転軸２８に固定の扇形ギヤ２９が、ステッピングモータ３０の出力軸３０ａに固着のピニオンギヤ３１に噛み合っていて、ステッピングモータ３０の駆動によって、目皿２６が軸心Ｐ周りで往復揺動するように構成されている。
目皿２６の下方には、目皿２６の下面に摺接するバネ板材からなる遮蔽板３２が配設され、目皿２６が往復揺動することによって、遮蔽板３２との協働により、各繰出し孔２６ａ内に薬剤流下口２５ａからの薬剤を収容して、その薬剤を左右一対の流下案内部材３３の落下口３３ａから拡散機構２１へと落下供給するように構成されている。
【００１８】
その拡散機構２１は、散布ケース１８の内部に配置された左右一対の側板３４と周壁板３５により形成されて、下方後方に向けて開口する拡散室Ｓを備え、その拡散室Ｓの上方に流下案内部材３３の流下口３３ａが位置するように構成されている。
拡散室Ｓを形成する左右一対の側板３４には、回転軸３６が水平姿勢で回転自在に支架され、その回転軸３６が、散布ケース１８内に配置されたモータ３７の出力軸３７ａにベルト伝導装置３８を介して増速連動されて、モータ３７の駆動により一定方向に高速回転駆動されるように構成されている。
【００１９】
その回転軸３６のほぼ中央には、ボス部材３９が外嵌止着されるとともに、金属板を打ち抜いて形成された一対の薬剤拡散用の回転羽根４０，４１、つまり、図４に詳しく示すように、左方拡散用の回転羽根４０と右方拡散用の回転羽根４１とが、複数のボルト４２によって互いに背中合わせ状態でボス部材３９に取り付けられている。
各回転羽根４０，４１は、大きく屈曲傾斜された短い羽根４０ａ，４１ａと緩く屈曲傾斜された長い羽根４０ｂ，４１ｂをそれぞれ備えていて、短い羽根４０ａ，４１ａは、主として中央付近（近距離）での拡散を、長い羽根４０ｂ，４１ｂは、主として左右拡散範囲の外側（遠距離）での拡散を行うように構成されている。
そして、散布ケース１８の内部上方には、目皿駆動用のステッピングモータ３０や拡散機構駆動用のモータ３７の作動をはじめとして、田植機全体の作動を制御する制御装置４３を搭載した基板４４が配設されている。
【００２０】
以上が第１〜第３の実施形態に共通する構成であり、つぎに、その第１〜第３の実施形態について説明する。
【００２１】
〔第１の実施形態〕
第１の実施形態では、薬剤散布装置７を苗植付け装置４に取り付けるための取り付け部材６が、図５に示すように、苗植付け装置４側に固定された金属製のステー４５と上下反転して取り付け可能な中間部材４６を備えている。
中間部材４６は、図６に示すように、金属板などで形成され、ほぼ矩形の本体部４７と、その本体部４７の上下方向一端部から左右外方へ突出する一対の突片４８とを一体的に備え、本体部４７には、上下方向で位置を異ならせて左右一対の第１ナット４７ａと第２ナット４７ｂがそれぞれ溶接などにより固着され、左右一対の突片４８には、ボルト孔４８ａがそれぞれ２つずつ穿設されている。
第１と第２のナット４７ａ，４７ｂは、いずれか一方を選択し、ステー４５に穿設のボルト孔４５ａにボルト４９を挿通して選択したナットに螺合することにより、中間部材４６をステー４５に取り付けるためのものであり、突片４８に穿設のボルト孔４８ａは、ボルト・ナット５０により、中間部材４６を薬剤散布装置７の散布ケース１８に取り付けるためのものである。
【００２２】
この第１の実施形態によれば、図５の（イ）に示すように、中間部材４６の突片４８を下方に位置させた状態で、その突片４８のボルト孔４８ａを使用してボルト・ナット５０により、中間部材４６を散布ケース１８に取り付け、かつ、第１ナット４７ａを選択してボルト４９により、中間部材４６をステー４５に取り付けると、図７に示すように、４条植えの苗植付け装置４に対応して、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅が、４条の苗に適した幅に設定されるように構成され、図５の（ロ）に示すように、第２ナット４７ｂを選択して取り付けると、図８に示すように、６条植えの苗植付け装置４に対応するように構成されている。
【００２３】
そして、図５の（ハ）に示すように、中間部材４６を上下反転させ、突片４８を上方に位置させた状態で、ボルト孔４８ａを使用してボルト・ナット５０により、中間部材４６を散布ケース１８に取り付けるとともに、第１ナット４７ａを選択して中間部材４６をステー４５に取り付けることにより、図９に示すように、８条植えの苗植付け装置４に対応して、薬剤散布装置７からの薬剤の散布幅が、８条の苗に適した幅に設定されるように構成されている。
このように中間部材４６を上下反転して取り付けることで、薬剤散布装置７の取り付け高さを複数段に変更して、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅が、苗植付け装置４の植付け条数に対応して複数段に変更できるように構成されている。
【００２４】
〔第２の実施形態〕
第２の実施形態では、拡散機構２１を構成する一対の薬剤拡散用の回転羽根４０，４１として、図１０の（イ）〜（ハ）に示すように、比較的小さな４条用の回転羽根５１と、４条用よりも大きい６条用の回転羽根５２と、さらに、６条用よりも大きい８条用の回転羽根５３との３種類の取り替え可能な回転羽根が用意されていて、いずれかひとつの回転羽根を選択して、ボルト４２により回転軸３６のボス部材３９に取り付け自在に構成されている。
つまり、これら取り替え用の各回転羽根５１，５２，５３も、上述したように、主として中央付近（近距離）での拡散を行う短い羽根５１ａ，５２ａ，５３ａと、主として左右拡散範囲の外側（遠距離）での拡散を行う長い羽根５１ｂ，５２ｂ，５３ｂとをそれぞれ備えていて、それらの短い羽根５１ａ，５２ａ，５３ａと長い羽根５１ｂ，５２ｂ，５３ｂが、４条用よりも６条用の方が長く、さらに、６条用よりも８条用の方が長くなるように異なる長さに構成されている。
【００２５】
この第２の実施形態によれば、図１０の（イ）に示すように、４条用の回転羽根５１を選択使用することにより、図１１に示すように、４条植えの苗植付け装置４に対応して、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅が、４条の苗に適した幅に設定され、図１０の（ロ）に示すように、６条用の回転羽根５２を選択使用することにより、図１２に示すように、６条植えの苗植付け装置４に対応し、また、図１０の（ハ）に示すように、８条用の回転羽根５３を選択使用することにより、図１３に示すように、８条植えの苗植付け装置４に対応して、薬剤散布装置７からの薬剤の散布幅が、８条の苗に適した幅に設定されるように構成されている。
したがって、３種類の回転羽根５１，５２，５３を選択使用することにより、殊更、薬剤散布装置７の上下高さを変更することなく、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅を苗植付け装置４の植付け条数に対応して複数段に変更することができる。
なお、この第２の実施形態において、短い羽根５１ａ，５２ａ，５３ａと長い羽根５１ｂ，５２ｂ，５３ｂの長さを変えて４条用〜８条用に対応させる代わりに、各回転羽根５１，５２，５３の直径を変えて対応させたり、あるいは、各回転羽根５１，５２，５３の直径を変えるとともに短い羽根５１ａ，５２ａ，５３ａと長い羽根５１ｂ，５２ｂ，５３ｂの長さも変えて対応させることができる。
【００２６】
〔第３の実施形態〕
第３の実施形態では、基板４４に搭載された制御装置４３に対し、図１４に示すように、拡散機構駆動用モータ３７の回転数を設定指令する回転数設定スイッチ５４が設けられ、その回転数設定スイッチ５４からの指令に基づいて、制御装置４３が拡散機構駆動用モータ３７の回転数を４条用、６条用、および、８条用の３段階に切り換え変更して回転駆動するように構成されている。
すなわち、４条用の回転数に設定すると、薬剤拡散用の回転羽根４０，４１が４条に見合った回転数で回転し、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅が、４条の苗に適した幅に設定され、６条用の回転数に設定すると、４条用よりも高い回転数で回転して、６条植えの苗植付け装置４に対応し、また、８条用の回転数に設定すると、６条用よりも高い回転数で回転して、薬剤散布装置７からの薬剤の散布幅が、８条の苗に適した幅に設定され、したがって、薬剤散布装置７の上下高さを変更したり、回転羽根４０，４１を取り替える必要なく、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅を苗植付け装置４の植付け条数に対応して複数段に変更することができる。
【００２７】
〔別実施形態〕
（１）第１〜第３の実施形態では、薬剤散布装置７から散布される薬剤の散布幅を４条、６条、および、８条植えに対応するように３段に変更した例を示したが、２段に変更できるように構成したり、あるいは、４段以上に変更できるように構成して実施することもできる。
また、その薬剤散布幅の変更に関し、第１の実施形態では、薬剤散布装置７の高さ変更により、第２の実施形態では、薬剤拡散用回転羽根５１，５２，５３の選択使用により、また、第３の実施形態では、薬剤拡散用回転羽根４０，４１の回転数変更により対応した例を示したが、第１の実施形態と第２の実施形態そして／または第３の実施形態を組み合わせて実施することもできる。
例えば、薬剤散布装置７の高さ変更に加えて、薬剤拡散用回転羽根５１，５２，５３を選択使用して対応したり、さらに、その薬剤拡散用回転羽根５１，５２，５３の回転数を変更して対応するなど、第１〜第３の実施形態を適宜組み合わせて実施することもできる。
【００２８】
（２）第１〜第３の実施形態では、薬剤ホッパ１９、薬剤繰出し機構２０、および、拡散機構２１などを備えた薬剤散布装置７を示したが、薬剤散布装置７の具体的な構成については種々の変更が可能であり、また、薬剤繰出し機構２０や拡散機構２１の具体的な構成についても種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】薬剤散布装置付き田植機の側面図
【図２】薬剤散布装置の縦断側面図
【図３】薬剤散布装置の縦断背面図
【図４】薬剤拡散用回転羽根の分解斜視図
【図５】第１の実施形態による薬剤散布装置の側面図
【図６】第１の実施形態による中間部材の斜視図
【図７】第１の実施形態による薬剤散布装置の作用を示す背面図
【図８】第１の実施形態による薬剤散布装置の作用を示す背面図
【図９】第１の実施形態による薬剤散布装置の作用を示す背面図
【図１０】第２の実施形態による薬剤拡散用回転羽根の背面図
【図１１】第２の実施形態による薬剤散布装置の作用を示す背面図
【図１２】第２の実施形態による薬剤散布装置の作用を示す背面図
【図１３】第２の実施形態による薬剤散布装置の作用を示す背面図
【図１４】第３の実施形態による拡散機構駆動用モータの制御装置を示すブロック図
【符号の説明】
４ 苗植付け装置
７ 薬剤散布装置
２１ 拡散機構
４０，４１ 薬剤拡散用の回転羽根
４６ 中間部材
５１，５２，５３ 取り替え可能な薬剤拡散用の回転羽根[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a drug spraying device for a rice transplanter, in which a drug spraying device that spreads and sprays a drug by a diffusion mechanism is attached to a seedling planting device of a rice transplanter.
[0002]
[Prior art]
There are a plurality of types of seedling planting devices of rice transplanters having different numbers of seedlings for planting, such as four-row planting, six-row planting, and eight-row planting. The width will, of course, be different depending on the number of plants.
Therefore, when manufacturing a chemical spraying device, it is necessary to manufacture a plurality of types having a spraying width corresponding to the number of planting lines of the seedling planting device, which causes an increase in cost.
In order to solve such a problem, regardless of the number of planting lines of the seedling planting apparatus, it is considered that the medicine spraying apparatus is shared and the spraying width of the medicine sprayed from the medicine spraying apparatus can be changed. Can be
By the way, conventionally, as a medicine spraying device capable of changing the spray width of a medicine, a guide device for a medicine capable of changing the posture is provided on the outlet side of the medicine spraying device, and the spray width of the medicine can be changed by changing the posture of the guide device. (See, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-203829).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the prior art described in the above publication, a guide device for medicine is required separately from the medicine spraying device, and the guide device must be capable of changing its posture so as to change the spray width of the medicine. This is a rather large device.
Therefore, due to the necessity of a large-scale guide device, even if the medicine spraying device is shared, there is a possibility that the cost reduction effect due to the shared use may be reduced.
[0004]
The present invention focuses on such problems of the prior art, and the purpose thereof is to enable the common use of a chemical spraying device for rice transplanters having different numbers of seedlings, and to increase the cost for that purpose. An object of the present invention is to provide an inexpensive rice transplanter drug spraying device that is suppressed as much as possible.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
[Configuration, operation, and effect of the invention according to claim 1]
[0006]
The invention according to claim 1 is a medicine spreading device for a rice transplanter attached to a seedling planting device of a rice transplanter, wherein the medicine spraying device for spreading and spraying the medicine by the spreading mechanism is provided, wherein the medicine spraying device is turned upside down. The medicine spraying apparatus is configured so as to be freely attachable to the seedling planting apparatus via an intermediate member that can be attached and mounted, and by changing the mounting height of the medicine spraying apparatus to a plurality of stages by mounting the intermediate member by turning it upside down. It is characterized in that the spray width of the medicine sprayed from the device can be changed to a plurality of stages according to the number of seedlings to be planted by the seedling planting device.
[0007]
According to the characteristic configuration of the first aspect, the medicine spraying device that spreads and sprays the medicine by the diffusion mechanism is configured to be freely attachable to the seedling planting device via the intermediate member that can be mounted upside down, and By changing the mounting height of the drug spraying device to multiple stages by mounting by inversion, the spray width of the drug sprayed from the drug spraying device is changed to multiple stages according to the number of seedlings planted by the seedling planting device Since it is configured so that it can be used, there is no need for a large guide device or the like for changing the spraying width of the medicine. Can be changed to a plurality of stages.
Therefore, the chemical spraying device can be used in common for a plurality of types of rice transplanters having different numbers of seedlings, and the cost for that can be reduced, and the desired cost can be reduced.
[0008]
[Configuration, operation, and effect of the invention according to claim 2]
[0009]
The invention according to claim 2 is a medicine spreading device for a rice transplanter attached to a seedling planting device of a rice transplanter, wherein the drug spraying device for diffusing and spraying the drug by the diffusion mechanism is provided, wherein the diffusion mechanism is replaceable. By providing a rotating blade for drug diffusion, and by selectively using the rotating blade from among a plurality of types, the spray width of the drug sprayed from the drug spraying device corresponds to the number of seedlings planted by the seedling planting device. It is characterized in that it can be changed to a plurality of stages.
[0010]
According to the characteristic configuration of claim 2, the diffusion mechanism for diffusing and spraying the medicine in the medicine spraying apparatus includes a replaceable rotating blade for medicine diffusion, and the rotating blade is selectively used from a plurality of types. Since the spraying width of the medicine sprayed from the medicine spraying device is configured to be changed to a plurality of stages corresponding to the number of seedlings planted by the seedling planting device, similar to the invention of claim 1 described above, The spraying width of the medicine from the medicine spraying device can be changed to a plurality of stages simply by appropriately selecting and using a plurality of types of rotating blades without requiring a large-scale guide device or the like.
Therefore, the chemical spraying device can be used in common for a plurality of types of rice transplanters having different numbers of seedlings, and the cost for that can be reduced, and the desired cost can be reduced.
[0011]
[Structure, operation and effect of the invention according to claim 3]
[0012]
According to a third aspect of the present invention, the medicine spraying device for spreading and spraying the medicine by the spreading mechanism is a medicine spreading device of the rice transplanter attached to the seedling planting device of the rice transplanter, wherein the diffusion mechanism is used for drug diffusion. By changing the number of rotations of the rotating blades to a plurality of stages, the spraying width of the medicine sprayed from the medicine spraying device is set to a plurality corresponding to the number of seedlings planted by the seedling planting device. It is characterized in that it can be changed to a step.
[0013]
According to the characteristic configuration of the third aspect, the diffusion mechanism for diffusing and dispersing the medicine in the medicine dispersing apparatus includes a rotating blade for diffusing the medicine, and changing the number of rotations of the rotating blade to a plurality of stages, thereby dispersing the medicine. It is configured so that the spray width of the chemical sprayed from can be changed to a plurality of stages according to the number of seedlings planted by the seedling planting device, so even in this case, a large-scale guide device is not required. By simply changing the number of rotations of the rotating blades, the spraying width of the medicine from the medicine spraying device can be changed to a plurality of stages, and therefore, the medicine is sprayed on a plurality of types of rice transplanters having different numbers of seedlings. The apparatus can be shared, the cost for that can be reduced, and the cost can be reduced as desired.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
First to third embodiments of a medicine spraying apparatus for a rice transplanter according to the present invention will be described with reference to the drawings.
As a configuration common to the first to third embodiments, a rice transplanter equipped with a medicine spraying device is driven by a four-wheel drive type riding traveling body 1 and a hydraulic cylinder 2 as shown in FIG. A seedling planting device 4 that is connected to the rear of the traveling machine 1 via a four-link mechanism 3 so as to be able to move up and down. A fertilizer device 5 is mounted on the rear of the traveling machine 1. Is configured by attaching a medicine spraying device 7 via an attachment member 6.
[0015]
As the seedling planting device 4, as will be described in detail later, for example, there are three types of seedling planting devices having different numbers of seedlings, such as four-row planting, six-row planting, and eight-row planting. Also in the planting device 4, a feed case 8 for receiving the working power transmitted from the traveling machine body 1 by a shaft, a seedling rest 9 on which the seedlings are placed and reciprocated in the horizontal direction, and planting cases 10 arranged in parallel on the left and right. And a rotary planting mechanism 11 mounted on the rear left and right of the planting case 10, a leveling float 12 for leveling the planting location of the seedlings, and the like.
The fertilizer applicator 5 includes a fertilizer hopper 13 that accommodates granular fertilizer, a fertilizer feeding mechanism 14 that feeds the fertilizer by a predetermined amount, a supply hose 16 that guides the fed fertilizer to a groove generator 15 provided on the leveling float 12, An electric blower 17 and the like are provided to supply the carrier air into the supply hose 16 and carry the fertilizer to the groove generator 15 by wind.
[0016]
The chemical spraying device 7 is detachably mounted above the spraying case 18 held by the seedling planting device 4 via the mounting member 6 and the spraying case 18 to accommodate a powdery or granular drug such as a herbicide. As shown in FIGS. 2 and 3, the spray case 18 includes a medicine dispensing mechanism 20 for dispensing a predetermined amount of the medicine stored in the medicine hopper 19, and a planting width for dispensing the dispensed medicine. A diffusion mechanism 21 and the like for diffusing and dispersing the seedling planting traces with a width corresponding to the above are provided.
The medicine hopper 19 is composed of a hopper body 23 having a lid cover 22 and a funnel 24 connected to a lower end of the hopper main body 23. One downstream cylinder 25 is provided continuously.
[0017]
The medicine dispensing mechanism 20 is a mechanism for dispensing a predetermined amount of medicine supplied from the medicine flow outlet 25a by a perforation plate 26 and supplying the permeation to the diffusion mechanism 21. The perforation plate 26 is formed of a thick resin material having a fan-shaped planar shape. A pair of feed holes 26a penetrating up and down are formed near both ends of the outer periphery of the perforated plate 26 near the axial center P of the support shaft 27 press-fitted into the main part of the fan. Is provided.
A rotation shaft 28 is fixed to a main part of the perforated plate 26 concentrically with the axis P of the support shaft 27, and a sector gear 29 fixed to the rotation shaft 28 is a pinion gear fixed to an output shaft 30 a of the stepping motor 30. The meshing plate 31 is configured to swing back and forth around the axis P by driving of the stepping motor 30.
Below the perforated plate 26, a shielding plate 32 made of a spring plate material that is in sliding contact with the lower surface of the perforated plate 26 is provided. The medicine from the medicine flow-down port 25a is accommodated in the hole 26a, and the medicine is dropped and supplied to the diffusion mechanism 21 from the fall-off ports 33a of the pair of left and right flow-down guide members 33.
[0018]
The diffusion mechanism 21 includes a diffusion chamber S that is formed by a pair of left and right side plates 34 and a peripheral wall plate 35 disposed inside the spray case 18 and that opens downward and rearward, and flows downward above the diffusion chamber S. The flow-down port 33a of the guide member 33 is configured to be located.
A rotating shaft 36 is rotatably supported in a horizontal posture on a pair of left and right side plates 34 forming the diffusion chamber S, and the rotating shaft 36 is connected to an output shaft 37 a of a motor 37 disposed in the spray case 18 by belt transmission. The motor 37 is configured to be driven to rotate at a high speed in a fixed direction by driving the motor 37 in conjunction with the speed increase via the device 38.
[0019]
At approximately the center of the rotary shaft 36, a boss member 39 is externally fitted and fixed, and a pair of drug diffusion rotary blades 40 and 41 formed by punching a metal plate, that is, as shown in detail in FIG. In addition, a rotating blade 40 for left diffusion and a rotating blade 41 for right diffusion are attached to the boss member 39 in a back-to-back state by a plurality of bolts 42.
Each of the rotating blades 40 and 41 has short blades 40a and 41a that are bent greatly and inclined, and long blades 40b and 41b that are bent slightly and bent, respectively. The short blades 40a and 41a are mainly located near the center (short distance). The long blades 40b and 41b are configured to perform diffusion mainly outside the left and right diffusion ranges (far distance).
A board 44 mounted with a control device 43 for controlling the operation of the whole rice transplanter, including the operation of the stepping motor 30 for driving the perforated plate and the motor 37 for driving the diffusion mechanism, is provided above the inside of the spray case 18. It is arranged.
[0020]
The above is the configuration common to the first to third embodiments. Next, the first to third embodiments will be described.
[0021]
[First Embodiment]
In the first embodiment, as shown in FIG. 5, the mounting member 6 for mounting the chemical spraying device 7 to the seedling planting device 4 is turned upside down with the metal stay 45 fixed to the seedling planting device 4 side. It has an intermediate member 46 which can be attached by mounting.
As shown in FIG. 6, the intermediate member 46 is formed of a metal plate or the like, and includes a substantially rectangular main body 47 and a pair of protruding pieces 48 protruding left and right outward from one vertical end of the main body 47. A pair of left and right first nuts 47a and second nuts 47b are fixed to the main body 47 at different positions in the vertical direction by welding or the like, respectively. Two holes 48a are formed.
One of the first and second nuts 47a and 47b is selected, and a bolt 49 is inserted into a bolt hole 45a formed in the stay 45 and screwed to the selected nut to thereby fix the intermediate member 46 to the stay. A bolt hole 48a formed in the projecting piece 48 is used to attach the intermediate member 46 to the spray case 18 of the medicine spray device 7 with a bolt / nut 50.
[0022]
According to the first embodiment, as shown in FIG. 5A, in a state where the projecting piece 48 of the intermediate member 46 is positioned below, the bolt is used by using the bolt hole 48a of the projecting piece 48. When the intermediate member 46 is attached to the spray case 18 by the nut 50, and the first nut 47a is selected and the intermediate member 46 is attached to the stay 45 by the bolt 49, as shown in FIG. Corresponding to the seedling planting device 4, the spraying width of the medicine sprayed from the medicine spraying device 7 is configured to be set to a width suitable for four seedlings, as shown in FIG. When the second nut 47b is selected and attached, as shown in FIG. 8, it is configured to correspond to the six-row seedling planting apparatus 4.
[0023]
Then, as shown in FIG. 5C, the intermediate member 46 is turned upside down by the bolt / nut 50 using the bolt hole 48a in a state where the protruding piece 48 is positioned upward and the bolt 48 is used. By attaching the intermediate member 46 to the stay 45 by selecting the first nut 47a while attaching to the spraying case 18, as shown in FIG. 9, the chemical spraying device 7 corresponds to the eight-row seedling planting device 4. Is set so that the width of the spraying of the medicine from is set to a width suitable for eight seedlings.
By mounting the intermediate member 46 upside down in this way, the mounting height of the medicine spraying device 7 is changed to a plurality of stages, and the spray width of the medicine sprayed from the medicine spraying device 7 is reduced by the seedling planting device 4. It is configured so that it can be changed to multiple stages according to the number of planting strips.
[0024]
[Second embodiment]
In the second embodiment, as shown in FIGS. 10A to 10C, a relatively small four-row rotary blade is used as a pair of drug diffusion rotary blades 40 and 41 constituting the diffusion mechanism 21. There are provided three types of replaceable rotating blades: a rotating blade 51, a rotating blade 52 for six, which is larger than four, and a rotating blade 53 for eight, which is larger than six. One of the rotating blades is selected and can be attached to the boss member 39 of the rotating shaft 36 with a bolt 42.
That is, as described above, each of the replacement rotary blades 51, 52, and 53 also has the short blades 51a, 52a, and 53a that mainly perform diffusion near the center (short distance) and the outside (distant) of the left and right diffusion ranges. Long blades 51b, 52b, and 53b that perform diffusion at distances, respectively, and the short blades 51a, 52a, and 53a and the long blades 51b, 52b, and 53b are used for the 6-row rather than the 4-row. Are longer, and the lengths are different so that the length for the eight-row is longer than that for the six-row.
[0025]
According to the second embodiment, as shown in FIG. 10 (a), by selectively using the four-row rotating blades 51, as shown in FIG. In response to this, the spraying width of the medicine sprayed from the medicine spraying device 7 is set to a width suitable for four seedlings, and as shown in FIG. As shown in FIG. 12, the selective use corresponds to the six-row seedling planting apparatus 4, and as shown in FIG. 10C, the eight-row rotary blade 53 is selectively used. Accordingly, as shown in FIG. 13, the spraying width of the medicine from the medicine spraying device 7 is set to a width suitable for the eight-row seedling, corresponding to the eight-row seedling planting apparatus 4. ing.
Therefore, by selectively using the three types of rotating blades 51, 52, and 53, it is possible to plant the seedling width of the medicine sprayed from the medicine spraying device 7 without changing the vertical height of the medicine spraying device 7 in particular. It can be changed to a plurality of stages corresponding to the number of planting strips of the device 4.
In the second embodiment, instead of changing the length of the short blades 51a, 52a, 53a and the length of the long blades 51b, 52b, 53b so as to correspond to four to eight blades, each of the rotating blades 51, 52 is replaced. , 53 by changing the diameter of the rotating blades 51, 52, 53, and by changing the length of the short blades 51a, 52a, 53a and the length of the long blades 51b, 52b, 53b. it can.
[0026]
[Third embodiment]
In the third embodiment, as shown in FIG. 14, a rotation speed setting switch 54 for setting the rotation speed of the diffusion mechanism driving motor 37 is provided to the control device 43 mounted on the substrate 44, Based on a command from the number setting switch 54, the control device 43 switches the rotation speed of the diffusion mechanism driving motor 37 to three stages of four, six, and eight, and drives the rotation. Is configured.
That is, when the rotation speed is set to four rows, the rotating blades 40 and 41 for drug diffusion rotate at the rotation speed corresponding to the four rows, and the spray width of the drug sprayed from the drug spraying device 7 becomes four rows. If it is set to a width suitable for seedlings and set to the rotation speed for 6 rows, it will rotate at a higher rotation speed than for 4 rows, corresponding to the 6-row seedling planting device 4, and When the number of rotations is set, the number of rotations is higher than that for the six rows, and the spray width of the medicine from the medicine spraying device 7 is set to a width suitable for the eight seedlings. The spray width of the medicine sprayed from the medicine spraying device 7 can be changed to a plurality of stages corresponding to the number of planting lines of the seedling planting device 4 without having to change the vertical height or replace the rotating blades 40 and 41. it can.
[0027]
[Another embodiment]
(1) In the first to third embodiments, an example is shown in which the spray width of the medicine sprayed from the medicine spraying device 7 is changed to three steps so as to correspond to four, six, and eight-row planting. However, the present invention can be implemented so that it can be changed to two or four or more stages.
Further, regarding the change of the medicine spraying width, in the first embodiment, the height of the medicine spraying device 7 is changed, and in the second embodiment, the medicine spreading rotary blades 51, 52, 53 are selectively used. In the third embodiment, an example in which the number of rotations of the medicine diffusion rotary blades 40 and 41 is changed has been described. However, the first embodiment, the second embodiment, and / or the third embodiment are combined. Can also be implemented.
For example, in addition to changing the height of the medicine spraying device 7, the medicine diffusion rotating blades 51, 52, and 53 are selectively used to cope with the change, and further, the rotation speed of the medicine diffusion rotating blades 51, 52, and 53 is reduced. The first to third embodiments can be implemented in an appropriate combination, for example, by changing and responding.
[0028]
(2) In the first to third embodiments, the medicine spraying device 7 including the medicine hopper 19, the medicine feeding mechanism 20, the diffusion mechanism 21, and the like has been described. Various changes are possible, and various changes are also possible in the specific configuration of the medicine feeding mechanism 20 and the diffusion mechanism 21.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a rice transplanter with a medicine spraying device. FIG. 2 is a vertical side view of a medicine spraying device. FIG. 3 is a vertical rear view of a medicine spraying device. FIG. 4 is an exploded perspective view of a rotating blade for drug diffusion. 5 is a side view of the medicine spraying device according to the first embodiment. FIG. 6 is a perspective view of an intermediate member according to the first embodiment. FIG. 7 is a rear view showing the operation of the medicine spraying device according to the first embodiment. 8 is a rear view showing the operation of the medicine spraying device according to the first embodiment. FIG. 9 is a rear view showing the operation of the medicine spraying device according to the first embodiment. FIG. 10 is a rotation for medicine diffusion according to the second embodiment. FIG. 11 is a rear view showing the operation of the medicine spraying device according to the second embodiment. FIG. 12 is the rear view showing the operation of the medicine spraying device according to the second embodiment. FIG. 13 is a second embodiment. FIG. 14 is a rear view showing the operation of the medicine spraying device according to the embodiment. Block diagram illustrating the control device for the diffusion mechanism drive motor by EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
4 Seedling planting device 7 Drug spraying device 21 Diffusion mechanism 40, 41 Rotating blade 46 for drug diffusion Intermediate members 51, 52, 53 Replaceable rotary blade for drug diffusion
