JP2004088607A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被写体像を撮影するレンズ光学系12及びCCD13と、現在地点の2次元位置を取得するGPSアンテナ35及びGPSレシーバ30と、2次元位置情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した地図データベース34と、撮影時にGPSレシーバ30で取得した2次元位置情報に基づいて地図データベース34よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定するキー入力部27と、指定した位置名称情報を撮影で得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録する制御部22とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルスチルカメラに好適な撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、銀塩フィルムを使用する銀塩カメラに代わって、撮影により得た画像データをデジタルデータ化してメモリカード等に記録可能なデジタルスチルカメラが一般に普及しつつある。
【0003】
この種のデジタルスチルカメラでは、撮像素子の画素数に応じた機種のバリエーション展開がなされる一方で、カメラ全体を防水機構化したものや、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機能と方位センサとを内蔵して画像データに位置情報と方位情報を付加して記録可能なものなど、様々な用途に応じた商品展開もなされている。
【0004】
しかるに、GPS測位機能によって得られるのは緯度、経度及び高度の各情報からなる3次元座標位置と正確な時刻のみであり、緯度や経度の数値情報は距離計算等を行なうのには有利であろうが、ユーザにとって実際の生活の場で直接役に立つ情報ではない。
【0005】
そこで、カメラ本体に緯度及び経度の情報に対応した位置名称情報として複数のカテゴリ、例えば地名や施設名を記憶した地図データベースを備えるなどして、画像の撮影に際してはその撮影を行なった位置情報から地図データベースを検索し、対応する地名や施設名を読出して画像データに関連付けて記録させるようにすることも考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば撮影を行なった場所の地名が「千葉県浦安市」であり、施設名が「東京○○○○ランド」であった場合に、撮影により得た画像と共に記録させたい位置名称情報のカテゴリが地名「千葉県浦安市」と施設名「東京○○○○ランド」のいずれであるのかは、その時点でのユーザの意図や都合等によって異なり、カメラの側で一様に判断できるものではない。
【0007】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、画像と共に記録させる位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて的確に指定することが可能な撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、被写体像を撮影する撮像手段と、少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得手段と、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶手段と、上記取得手段で取得した撮影情報に基づいて上記情報記憶手段よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定する指定手段と、この指定手段で指定した位置名称情報を上記撮像手段で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
このような構成とすれば、位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、撮影した画像に指定したカテゴリの位置名称情報を付帯して記録させることが可能となる。
【0010】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記指定手段での指定を促すべく、上記撮像手段での撮影により得た画像データと共に上記取得手段で取得した撮影情報に基づいて上記情報記憶手段から読出される複数の位置名称情報をカテゴリ別に表示する表示手段をさらに具備したことを特徴とする。
【0011】
このような構成とすれば、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、カテゴリ別に表示される位置名称情報の中から意図するカテゴリのものを指定することにより、カテゴリ別の位置名称情報の内容を確認した上で確実に画像に付帯して記録させることができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、被写体像を撮影する撮像手段と、少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得手段と、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶手段と、上記複数のカテゴリ中から任意のものを予め指定しておく指定手段と、上記取得手段で取得した撮影情報と上記指定手段で指定したカテゴリに基づいて上記情報記憶手段から位置名称情報を読出し、上記撮像手段で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】
このような構成とすれば、予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に読出し、画像に付帯して記録させることが可能となる。
【0014】
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3いずれかに記載の発明において、上記取得手段で取得する撮影情報は、現在地点の高度情報、被写体に対する撮影方位情報、被写体までの撮影距離情報、被写体に対する仰角または俯角からなる撮影角度情報、及び撮影画角情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0015】
このような構成とすれば、上記請求項1乃至3いずれかに記載の発明の作用に加えて、単に撮影時のカメラの2次元位置のみならず、より詳細な撮影情報により画像に適した位置名称情報を選択して読出し、画像に付帯して記録させることができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得工程と、この取得工程で取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定する指定工程と、この指定工程で指定した位置名称情報を撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録工程とを有したことを特徴とする。
【0017】
このような方法とすれば、位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、撮影した画像に指定したカテゴリの位置名称情報を付帯して記録させることが可能となる。
【0018】
請求項6記載の発明は、位置名称情報の種別を示す複数のカテゴリ中から任意のものを予め指定しておく指定工程と、少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得工程と、上記指定工程で指定したカテゴリと上記取得工程で取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部から該当する位置名称情報を読出し、撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録工程とを有したことを特徴とする。
【0019】
このような方法とすれば、予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に読出し、画像に付帯して記録させることが可能となる。
【0020】
請求項7記載の発明は、少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得ステップと、この取得ステップで取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定する指定ステップと、この指定ステップで指定した位置名称情報を撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録ステップとを撮像装置に内蔵されたコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0021】
このようなプログラム内容とすれば、位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、撮影した画像に指定したカテゴリの位置名称情報を付帯して記録させることが可能となる。
【0022】
請求項8記載の発明は、位置名称情報の種別を示す複数のカテゴリ中から任意のものを予め指定しておく指定ステップと、少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得ステップと、上記指定ステップで指定したカテゴリと上記取得ステップで取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部から、該当する位置名称情報を読出し、撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録ステップとを撮像装置に内蔵されたコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
このようなプログラム内容とすれば、予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に読出し、画像に付帯して記録させることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下本発明をデジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」と略称する)に適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1はその回路構成を示すもので、10がデジタルカメラである。このデジタルカメラ10は、基本モードとして撮影モードと再生モードとを切換えて設定可能であり、撮影モードでのモニタリング状態においては、モータ11の駆動により合焦位置や絞り位置が移動されるレンズ光学系12の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD13が、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1フレーム分出力する。
【0026】
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)16でサンプルホールドされ、A/D変換器17でデジタルデータに変換されてカラープロセス回路18へ出力される。
【0027】
上記カラープロセス回路18は、A/D変換器17から送られてくる画像のデジタルデータに対する画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行ない、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成してDMA(Direct Memory Access)コントローラ19に出力する。
【0028】
DMAコントローラ19は、カラープロセス回路18の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、同じくカラープロセス回路18からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ19内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送出力する。
【0029】
制御部22は、上記輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインタフェース20を介してDRAM21より読出し、VRAMコントローラ23を介してVRAM24に書込む。
【0030】
デジタルビデオエンコーダ25は、上記輝度及び色差信号をVRAMコントローラ23を介してVRAM24より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部26に出力する。
【0031】
この表示部26は、例えばバックライト付のカラー液晶表示パネルとその駆動回路とで構成され、デジタルカメラ10本体の背面側に配設されて、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、デジタルビデオエンコーダ25からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点でVRAMコントローラ23から取込んでいる画像情報に基づく画像を表示することとなる。
【0032】
このように表示部26にその時点での画像をモニタ画像としてリアルタイムに表示させている状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでキー入力部27を構成する複数のキー中のシャッタキーを操作すると、トリガ信号を発生する。
【0033】
制御部22は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD13から取込んでいる1フレーム分の輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送の終了後、直ちにCCD13からDRAM21への経路を停止し、記録保存の状態に遷移する。
【0034】
この記録保存の状態では、制御部22がDRAM21に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース20を介してY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出してJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)回路28に書込み、このJPEG回路28でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
【0035】
そして、得た符号データを1フレームのデータファイルとして該JPEG回路28から読出し、このデジタルカメラ10の記録媒体として着脱自在に装着される、不揮発性メモリであるフラッシュメモリを封入したメモリカード29に書込む。
【0036】
そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及びメモリカード29への全圧縮データの書込み終了に伴なって、制御部22はCCD13からDRAM21への経路を再び起動する。
【0037】
なお、制御部22にはさらに、GPSレシーバ30、方位センサ31、角度センサ32、測距センサ33、及び地図データベース34が接続される。
GPSレシーバ30は、GPSアンテナ35で受信される複数のGPS衛星からの到来電波に基づいて現在位置の3次元座標データ、すなわち緯度、経度及び高度の各データと現在時刻とを算出し、上記制御部22へ送出する。
【0038】
方位センサ31は、地磁気を検出する磁気センサとその処理回路とでなり、このデジタルカメラ10のカメラ本体が正対する方向の方位データを上記制御部22へ出力する。
【0039】
角度センサ32は、ジャイロセンサとその処理回路とでなり、上記レンズ光学系12で構成される撮影光軸と水平面とで形成される仰角または俯角の角度データを制御部22へ出力する。
【0040】
測距センサ33は、このデジタルカメラ10がアクティブ方式のAF(自動合焦)機能を有している場合に、被写体位置に赤外線を投光し、その反射光を受光する送受光部と、その送光から受光に至るタイムラグから被写体までの距離を算出する処理回路とでなり、得られた距離データを制御部22へ出力する。
【0041】
地図データベース34は、図2に示すように2次元(緯度及び経度)位置情報の範囲毎に設定されるエリアに対応して複数のカテゴリ、例えばイベント、施設、都道府県、及び市区町村の位置名称情報を記憶しており、制御部22から2次元位置情報が与えられると、対応するエリアの複数のカテゴリの位置名称情報を一括して制御部22へ読出す。
【0042】
図示するようにこれらの位置名称情報は、1つのエリアに対して必ず1:1に対応して設定されるものではなく、カテゴリに該当する位置名称情報がない場合や、1つのカテゴリに複数の位置名称情報が設定されている場合もあり得るものとする。
【0043】
なお、上記キー入力部27は、上述したシャッタキーの他に、基本モードである撮影(REC)モードと再生(PLAY)モードとを切換えるモード切換えキー、各種メニュー項目を表示させる「メニュー」キー、画像や各種詳細モードの選択、メニュー選択項目の指定等のために上下左右各方向を指示するための十字キー、この十字キーの中央部に配置され、その時点で選択されている内容を指示設定する「セット」キー、上記表示部26での表示をオン/オフするディスプレイキー等から構成され、それらのキー操作に伴なう信号は直接制御部22へ送出される。
【0044】
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図3は、基本モードとして撮影モードが選択されている状態で主として制御部22が実行する処理内容を示すものである。
なお、この基本モードである撮影モードにおいては、撮影画像と合せて撮影場所名を示す情報を共に記録するモードを予め選択可能であるものとする。
【0045】
その処理当初には、CCD13で撮像している画像をそのままバッファメモリであるDRAM21に保持し、表示部26でモニタ表示させるスルー画像表示を実行しながら(ステップA01)、キー入力部27のシャッタキーが押圧操作されたか否かを判断する(ステップA02)、という処理を繰返し実行して、該シャッタキーの操作がなされるのを待機する。
【0046】
しかして、ステップA02でシャッタキーが押圧操作されたと判断した時点で、直ちに撮影処理を実行する(ステップA03)。
【0047】
このとき、撮影画像と合せて撮影場所名を示す情報を共に記録するモードが予め選択されているか否かを判断し(ステップA04)、選択されていないと判断した場合には、そのまま撮影により得た画像データのみをJPEG回路28でデータ圧縮した後にメモリカード29に記録設定し(ステップA17)、再び上記ステップA01からの処理に戻って次の撮影を待機する。
【0048】
また、上記ステップA04で撮影場所名を示す情報を記録するモードが予め選択されていると判断した場合には、次いでGPSレシーバ30による現在位置の測位処理を開始させ(ステップA05)、現在位置の2次元(緯度及び経度)位置情報を取得する(ステップA06)。
【0049】
なお、撮影画像と合せて撮影場所名を示す情報を共に記録するモードを予め選択するのではなく、シャッタキーの押圧操作後、撮影画像と合せて撮影場所名を示す情報を共に記録するモードがユーザにより選択設定された場合にのみステップA05以下の処理に移行するようにしてもよい。
【0050】
そして、取得した2次元位置情報に基づいて上記地図データベース34を検索し、取得した2次元位置が含まれるエリアと対応付けて記憶されている複数のカテゴリの位置名称情報を一括して読出した上で、撮影した画像データに、読出した複数のカテゴリの位置名称情報をカテゴリ別に重畳したデータをVRAM24上で展開記憶させ、これを表示部26で表示する(ステップA07)。
【0051】
図4(A)は、このとき表示部26で表示される画像を例示するもので、画像の一部、例えば左下端部にカテゴリ名「イベント」「施設」「都道府県」「市区町村」を一覧表示し、そのうちの1つ「施設」が指定されていることをカーソルでの反転表示により表現した上で、指定されているカテゴリ「施設」の具体的な位置名称情報が「東京○○○○シー」であることを示している。
【0052】
また、図4(B)は、上記撮影した画像上に重畳して表示する、カテゴリとその具体的な位置名称情報の他の表示態様を例示するもので、上記図4(A)ではカーソルにより指定したカテゴリのみ、具体的な位置名称情報を表示するものとしたが、ここでは各カテゴリ共にその具体的な位置名称情報を表示するものとしてもよい。
【0053】
この場合、カテゴリ名「イベント」に対して位置名称情報「花火大会」が、カテゴリ名「施設」に対して位置名称情報「東京○○○○シー」が、カテゴリ名「都道府県」に対して位置名称情報「千葉県」が、カテゴリ名「市区町村」に対して位置名称情報「浦安市」が一括して表示されることとなる。
【0054】
なお、地図データベース34には、2次元位置情報に対応する1つのカテゴリに複数の位置名称情報が記憶されているものとしてもよく、この図4(B)でもカテゴリ名「イベント」に対する位置名称情報として「花火大会」以外に他の位置名称情報もあることを同欄中の記号「→」にて示している。
【0055】
このような表示状態から、キー入力部27の十字キー中の上下キーが操作されたか否か(ステップA08)、あるいは該十字キーの中心に位置する「セット」キーによりその時点で指定されている位置名称情報を決定するキー操作がなされたか否か(ステップA10)を繰返し判断することにより、これらのキー操作を待機する。
【0056】
しかして、十字キー中の上下キーが操作された場合、ステップA08でこれを判断し、操作されたキーに応じてカーソル表示されているカテゴリの指定を移動させ、そのカテゴリの具体的な位置名称情報を新たに表示した上で(ステップA09)、上記ステップA10に進む。
【0057】
また、十字キーの中心の「セット」キーが操作された場合はステップA10でこれを判断し、そのキー操作に従って位置名称情報のカテゴリを決定した上で、地図データベース34から読出した、その決定したカテゴリに該当する位置名称情報が1つだけであるか否かを判断する(ステップA11)。
【0058】
ここで、決定したカテゴリの位置名称情報が1つだけであると判断した場合には、そのまま撮影により得た画像データとそのカテゴリの位置名称情報とを関連付けてメモリカード29に記録設定し(ステップA16)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び上記ステップA01からの処理に戻る。
【0059】
また、上記ステップA11で決定したカテゴリに該当する位置名称情報が1つではなく複数あると判断した場合には、続いてその決定したカテゴリに該当するすべての位置名称情報を上記図4(A)のカテゴリ名に代えて一覧表示し、そのうちの1つをカーソルにより反転表示した上で(ステップA12)、キー入力部27の十字キー中の上下キーが操作されたか否か(ステップA13)、あるいは該十字キーの中心に位置する「セット」キーによりその時点で指定されている位置名称情報を決定するキー操作がなされたか否か(ステップA15)を繰返し判断することにより、これらのキー操作を待機する。
【0060】
ここで十字キー中の上下キーが操作された場合、ステップA13でこれを判断し、操作されたキーに応じてカーソル表示されている位置名称情報を移動させた上で(ステップA14)、上記ステップA15に進む。
【0061】
また、十字キーの中心の「セット」キーが操作された場合はステップA15でこれを判断し、そのキー操作に従って選択された、現在カーソル表示されている位置名称情報を撮影により得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録設定し(ステップA16)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び上記ステップA01からの処理に戻る。
【0062】
このように、画像撮影後に位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、指定したカテゴリの位置名称情報を地図データベース34から読出し、撮影により得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録させることが可能となる。
【0063】
その場合、表示部26でカテゴリ名の一覧表示を行なって、各カテゴリに該当する具体的な位置名称情報も合せて表示してユーザにカテゴリの選択を促すようにしたため、位置名称情報の内容を確認した上で確実に画像に付帯して記録させることができる。
【0064】
なお、表示部26にカテゴリ名を表示させずにカテゴリ毎の位置名称情報のみを一覧表示させ、ユーザに位置名称情報の選択を促すようにしてもよい。
【0065】
また、上記実施の形態の動作では、ステップA03での撮影処理後、ステップA04にて撮影場所の位置名称情報を画像データと共に記録するモードが選択されているか否かを判断し、選択されていると判断した場合にのみステップA05以下の処理を行なうものとして説明したが、ステップA04のような判断ステップを設けず、撮影処理後には自動的にその撮影場所に対応した位置名称情報を関連付けて記録するための処理に移行するものとしてもよい。
【0066】
また、上記ステップA05及びA06では、撮影処理時にGPS測位による撮影場所の2次元位置情報を得るものとしたが、このデジタルカメラ10の電源オン時や撮影モードの設定時、あるいは撮影モード中の所定時間毎にGPS測位を行なって撮影場所の位置情報を得、これを保持しておくようにし、実際の撮影時には保持していた位置情報を用いるようにしてもよい。
【0067】
このようにした場合、撮影モード時の実際にシャッタキーの操作による撮影処理を実行する前のモニタ表示によるスルー画像表示状態で、保持している位置情報を用いて上記ステップA07以降の位置名称情報の指定を行なう処理を事前に実行しておき、撮影処理後は指定した位置名称情報をそのまま撮影により得た画像データに関連付けて記録するようにしてもよく、さらには保持している位置名称情報をスルー画像上に重畳表示しておくものとしてもよい。
【0068】
また、上記実施の形態では画像データに位置名称情報を関連付けて記録するものとして説明したが、撮影時には画像データにGPS測位により得た撮影場所の位置情報を関連付けて記録するのに止め、後日メモリカード29に記録した画像データを再生する際に、撮影場所の位置名称情報を選択するモードを選択することにより上記図4(A)に示したような表示画面となって、ステップA07以降の処理を実行し、選択した位置名称情報をあらためて画像データに関連付けて記録し直すようにしてもよい。
【0069】
(第2の実施の形態)
以下本発明をデジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」と略称する)に適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0070】
なお、その回路構成については、上記図1で示したものとほぼ同様であるものとし、その図示及び説明は省略する。
【0071】
加えて、地図データベース34に記憶されている2次元位置情報に対応したエリアの各カテゴリ毎の位置名称情報も上記図2に示したものと同様であるものとして、その図示及び説明は省略する。
【0072】
次に上記実施の形態の動作について説明する。
【0073】
図5は、撮影モードでの処理に先立って実行するカテゴリ設定モードでの処理内容を示す。
【0074】
同図に示すように、その処理当初には、表示部26にカテゴリ名を一覧表示させた上で(ステップB01)、キー入力部27の十字キー中の上下キーが操作されたか否か(ステップB02)、あるいは該十字キーの中心に位置する「セット」キーによりその時点で指定されているカテゴリを選択設定するキー操作がなされたか否か(ステップB04)を繰返し判断することにより、これらのキー操作を待機する。
【0075】
図7(A)は、このとき表示部26の一部で行なわれるカテゴリ名の一覧表示状態を示すものである。ここではカテゴリ名「イベント」「施設」「都道府県」「市区町村」が列挙され、そのうち特に「施設」がカーソルで反転表示されている状態を示す。
【0076】
このようにカテゴリ名が列挙され、そのうちの1つがカーソルにより選択されている状態で、十字キー中の上下キーが操作された場合、ステップB02でこれを判断し、操作されたキーに応じてカーソルにより反転表示するカテゴリ名を移動させた上で(ステップB03)、上記ステップB04に進む。
【0077】
また、十字キーの中心の「セット」キーが操作された場合はステップB04でこれを判断し、そのキー操作に従って選択された、現在反転表示されているカテゴリ名を撮影モード時に得る画像データに関連付ける位置名称情報のカテゴリとして保持設定するべく記憶し(ステップB05)、以上でこのカテゴリ設定モードでの一連の処理を終了する。
【0078】
次に図6により撮影モード下で主として制御部22が実行する処理内容を示す。その処理当初には、CCD13で撮像している画像をそのままバッファメモリであるDRAM21に保持し、表示部26でモニタ表示させるスルー画像表示を実行しながら(ステップC01)、キー入力部27のシャッタキーが押圧操作されたか否かを判断する(ステップC02)、という処理を繰返し実行して、該シャッタキーの操作がなされるのを待機する。
【0079】
しかして、ステップC02でシャッタキーが押圧操作されたと判断した時点で、直ちに撮影処理を実行する(ステップC03)。
【0080】
次いでGPSレシーバ30による現在位置の測位処理を開始させ、現在位置の2次元(緯度及び経度)位置情報を取得する(ステップC04,C05)。そして、取得した2次元位置情報に基づいて上記地図データベース34を検索し、取得した2次元位置が含まれるエリアと対応付けて記憶されているカテゴリ名のうち上記カテゴリ設定モードで設定したカテゴリ名に対応する位置名称情報を全て読出す(ステップC06)
次に、この読出した位置名称情報が1つだけであるか否かを判断する(ステップC07)。
【0081】
ここで、予め設定してあるカテゴリの位置名称情報が1つだけであると判断した場合には、選択の余地がないので、そのまま撮影により得た画像データとそのカテゴリの位置名称情報とを関連付けてメモリカード29に記録設定し(ステップC12)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び上記ステップC01からの処理に戻る。
【0082】
また、上記ステップC07で撮影位置と予め設定してあるカテゴリ名に対応する位置名称情報が1つではなく複数あると判断した場合には、続いて上記ステップC03の撮影処理で得た画像データに重畳して、その撮影位置と予め設定してあるカテゴリ名に該当するすべての位置名称情報を一覧表示するデータをVRAM24上で展開記憶させ、これを表示部26で表示する(ステップC08)。
【0083】
図7(B)は、このとき表示部26で表示される画像を例示するもので、画像の一部、例えば左下端部に位置情報とカテゴリ「施設」に対応した位置名称情報「東京○○○○ランド」「東京○○○○シー」「ホテル○○○○」「○○○○マウンテン」を一覧表示し、そのうちの1つ「東京○○○○シー」が選択されていることをカーソルでの反転表示により表現した上で、選択されている位置名称情報「東京○○○○シー」を別記している。
【0084】
このような表示状態で、キー入力部27の十字キー中の上下キーが操作されたか否か(ステップC09)、あるいは該十字キーの中心に位置する「セット」キーによりその時点で選択されている位置名称情報を決定するキー操作がなされたか否か(ステップC11)を繰返し判断することにより、これらのキー操作を待機する。
【0085】
ここで十字キー中の上下キーが操作された場合、ステップC09でこれを判断し、操作されたキーに応じてカーソル表示されている位置名称情報を移動させた上で(ステップC10)、上記ステップC11に進む。
【0086】
また、十字キーの中心の「セット」キーが操作された場合はステップC11でこれを判断し、そのキー操作に従って決定された、現在反転表示されている位置名称情報を撮影により得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録設定し(ステップC12)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び上記ステップC01からの処理に戻る。
【0087】
このように、撮影前に予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、画像撮影後は指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に地図データベース34から読出し、撮影により得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録させることが可能となる。
【0088】
その場合、位置情報と設定したカテゴリに対応する位置名称情報が複数ある場合には、上記図7(B)に示した如く表示部26で位置名称情報の一覧表示を行なって、ユーザに位置名称情報の選択を促すようにしたため、ユーザは位置名称情報の内容を確認した上で確実に画像に関連付けて記録させることができる。
【0089】
なお、上記実施の形態の動作では、撮影処理後のステップC04及びC05でGPS測位による撮影場所の2次元位置情報を得るものとしたが、このデジタルカメラ10の電源オン時や撮影モードの設定時、あるいは撮影モード中の所定時間毎にGPS測位を行なって撮影場所の位置情報を得、これを保持しておくようにして、実際の撮影時には保持していた位置情報を用いるようにしてもよい。
【0090】
このようにした場合、撮影モード時の実際にシャッタキーの操作による撮影処理を実行する前のモニタ表示によるスルー画像表示状態で、保持している位置情報を用いて上記ステップC06以降の位置名称情報の指定を行なう処理を事前に実行しておき、撮影処理後は指定した位置名称情報をそのまま撮影により得た画像データに関連付けて記録するようにしてもよく、さらには保持している位置名称情報をスルー画像上に重畳表示しておくものとしてもよい。
【0091】
また、上記実施の形態では画像データに自動的に位置名称情報を関連付けて記録するものとして説明したが、撮影時には画像データにGPS測位により得た撮影場所の位置情報を関連付けて記録するのに止め、後日メモリカード29に記録した画像データを再生する際に、撮影場所の位置名称情報を記録するモードを選択することにより、ステップC06以降の処理を実行し、位置情報と予め設定してあるカテゴリ名とで決定される位置名称情報をあらためて画像データに関連付けて記録し直すようにしてもよい。
【0092】
(第3の実施の形態)
以下本発明をデジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」と略称する)に適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0093】
なお、その回路構成については、上記図1で示したものとほぼ同様であるものとし、その図示及び説明は省略する。
【0094】
また、地図データベース34は、図8に示すように3次元(緯度、経度及び高度)位置情報の範囲毎に設定されるエリアに対応して複数のカテゴリ、例えばイベント、名所・旧跡、都道府県、及び市区町村別に位置名称情報を記憶しており、制御部22から3次元位置情報が与えられると、対応するエリアの複数のカテゴリの位置名称情報を一括して制御部22へ読出すものとする。
【0095】
図示するようにこれらの位置名称情報は、1つのエリアに対して必ず1:1に対応して設定されるものではなく、カテゴリに該当する位置名称情報がない場合や、1つのカテゴリに複数の位置名称情報が設定されている場合もあり得る。
【0096】
次に上記実施の形態の動作について説明する。
【0097】
なお、ここではキー入力部27のシャッタキーは2段階のストロークで動作し、一般的に「半押し」と表現されている第1段階の操作状態でAF(自動合焦)、AE(自動露光)を始めとする撮影の準備を行ない、一般的に「全押し」と表現されている、より強く押圧操作した第2段階の操作状態で撮影を実行するものとする。
【0098】
図9は、基本モードとして撮影モードが選択されている状態で主として制御部22が実行する処理内容を示すものである。
その処理当初には、CCD13で撮像している画像をそのままバッファメモリであるDRAM21に保持し、表示部26でモニタ表示させるスルー画像表示を実行しながら(ステップD01)、キー入力部27のシャッタキーが半押し操作されたか否かを判断する(ステップD02)、という処理を繰返し実行して、該シャッタキーの半押し操作がなされるのを待機する。
【0099】
しかして、ステップD02でシャッタキーが半押し操作されたと判断した時点で、測距センサ33から被写体までの距離データを取得し(ステップD03)、レンズ光学系12中のフォーカスレンズをその距離データに対応したステップ位置まで移動させる(ステップD04)。
【0100】
この際、同時にAE処理を実行して適正な露出値を得、その露出値に従って絞り値及びシャッタ速度を設定する。
【0101】
その後、上記シャッタキーが全押し操作されたか否か(ステップD05)、まだシャッタキーの半押し操作状態が維持されているか否か(ステップD06)を繰返し判断することで、AF,AEの各状態をロックしながらシャッタキーが全押し操作されるのを待機する。
【0102】
ここで、シャッタキーの半押し状態が解除された場合には、ステップD06でこれを判断し、AF,AEのロック状態を解いて再び上記ステップD01からの処理に戻る。
【0103】
そして、ステップD05でシャッタキーが全押し操作されたと判断した時点で撮影処理を実行する(ステップD07)。
【0104】
このとき、同時にGPSレシーバ30による現在位置の測位処理を開始させ、現在位置の3次元(緯度、経度及び高度)位置情報を取得する(ステップD08)。
【0105】
併せて、方位センサ31からレンズ光学系12による撮影光軸の方位データを取得すると共に(ステップD09)、角度センサ32により該撮影光軸の鉛直方向の角度、すなわち仰角または俯角の角度データを取得する(ステップD10)。
【0106】
そして、上記取得した現在位置の緯度、経度、高度と被写体像までの撮影距離、撮影方位、及び撮影角度に基づいて被写体像の3次元位置、すなわち緯度、経度及び高度の位置を算出する(ステップD11)。
【0107】
算出した被写体像の3次元位置情報に基づいて上記地図データベース34を検索し、取得した3次元位置が含まれるエリアと対応付けて記憶されている複数のカテゴリの位置名称情報を一括して読出した上で、撮影した画像データに、読出した複数のカテゴリの位置名称情報をカテゴリ別に重畳したデータをVRAM24上で展開記憶させ、これを表示部26で表示する(ステップD12)。
【0108】
図10は、このとき表示部26で表示される撮影画像の画面を例示するもので、画面の一部、例えば右下端部にカテゴリ名「イベント」「名所・旧跡」「都道府県」「市区町村」を一覧表示し、そのうちの1つ「名所・旧跡」が指定されていることをカーソルでの反転表示により表現した上で、指定されているカテゴリ「名所・旧跡」に対応する被写体像の具体的な位置名称情報が「富士山」であることを示している。
【0109】
この場合、併せて表示部26の画面左上端部では、GPS測位による位置情報と撮影距離、撮影方位、撮影角度等から被写体像の3次元位置の記録を関連付けて行なうことを、「GPS」の文字、磁気コンパスのマーク等により表示している。
【0110】
こうした表示状態から、上記図3のステップA08〜A16と同様の処理を実行することにより、カテゴリに対応した位置名称情報を選択、決定して、画像データと位置名称情報とを関連付けてメモリカード29に記録させる。
【0111】
このように、撮影を行なっているデジタルカメラ10の存在している位置ではなく、撮影している被写体像の3次元位置を算出して、該当する位置名称情報を画像データに関連付けて記録させるものとした。
【0112】
そのため、撮影した画像に対するより適切で詳細な位置名称情報を選択することができ、選択した位置名称情報を画像データに付帯して記録させることができる。
【0113】
なお、上記実施の形態では、被写体像の3次元位置に対応する位置名称情報をカテゴリ別に表示するようにしたが、デジタルカメラ10の3次元位置に対応する位置名称情報をカテゴリ別に表示するようにしてもよい。
【0114】
また、以下の組合せ、すなわち
1.デジタルカメラ10の2次元位置及び撮影方位
2.デジタルカメラ10の2次元位置、撮影方位、及び撮影距離×cos(撮影角度)で算出される被写体像の2次元位置
3.デジタルカメラ10の2次元位置、撮影方位、及びレンズ光学系12のズーム値(画角)から算出される撮影方位範囲
等に対応する位置名称情報をカテゴリ別に表示するものとしてもよい。
【0115】
さらに、上記実施の形態でも、ステップD07での撮影処理後、自動的に被写体像の位置名称情報を画像データと共に記録するものとしてステップD08以降の処理に移行するものとして説明したが、上記図3で示した如く撮影場所の位置名称情報を画像データと共に記録するモードが選択されているか否かを判断し、選択されていると判断した場合にのみステップD08以下の処理を行なうものとしてもよい。
【0116】
また、上記実施の形態では画像データに被写体像の位置名称情報を関連付けて記録するものとして説明したが、撮影時には画像データに被写体像の3次元位置情報を関連付けて記録するのに止め、後日メモリカード29に記録した画像データを再生する際に、撮影場所の位置名称情報を選択するモードを選択することにより上記図10に示したような表示画面となって、図3のステップA08以降の処理を実行し、選択した位置名称情報をあらためて画像データに関連付けて記録し直すようにしてもよい。
【0117】
(第4の実施の形態)
以下本発明をデジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」と略称する)に適用した場合の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0118】
なお、その回路構成については、上記図1で示したものとほぼ同様であるものとし、その図示及び説明は省略する。
【0119】
加えて、地図データベース34に記憶されている3次元位置情報に対応したエリアの各カテゴリ毎の位置名称情報も上記図8に示したものと同様であるものとして、その図示及び説明は省略する。
【0120】
次に上記実施の形態の動作について説明する。
【0121】
ここでは、撮影モードでの処理に先立って、予めカテゴリ設定モードで任意のカテゴリを選択設定しておくものとするが、その処理内容は上記図5に示したものと同様であるとして、図示及び説明は省略する。
【0122】
図11は、基本モードとして撮影モードが選択されている状態で主として制御部22が実行する処理内容を示すものである。
なお、このデジタルカメラ10は、キー入力部27のシャッタキーは2段階のストロークで動作し、一般的に「半押し」と表現されている第1段階の操作状態でAF(自動合焦)、AE(自動露光)を始めとする撮影の準備を行ない、一般的に「全押し」と表現されている、より強く押圧操作した第2段階の操作状態で撮影を実行するものとする。
【0123】
その処理当初には、CCD13で撮像している画像をそのままバッファメモリであるDRAM21に保持し、表示部26でモニタ表示させるスルー画像表示を実行しながら(ステップE01)、キー入力部27のシャッタキーが半押し操作されたか否かを判断する(ステップE02)、という処理を繰返し実行して、該シャッタキーの半押し操作がなされるのを待機する。
【0124】
しかして、ステップE02でシャッタキーが半押し操作されたと判断した時点で、測距センサ33から被写体までの距離データを取得し(ステップE03)、レンズ光学系12中のフォーカスレンズをその距離データに対応したステップ位置まで移動させる(ステップE04)。
【0125】
この際、同時にAE処理を実行して適正な露出値を得、その露出値に従って絞り値及びシャッタ速度を設定する。
【0126】
その後、上記シャッタキーが全押し操作されたか否か(ステップE05)、まだシャッタキーの半押し操作状態が維持されているか否か(ステップE06)を繰返し判断することで、AF,AEの各状態をロックしながらシャッタキーが全押し操作されるのを待機する。
【0127】
ここで、シャッタキーの半押し状態が解除された場合には、ステップE06でこれを判断し、AF,AEのロック状態を解いて再び上記ステップE01からの処理に戻る。
【0128】
そして、ステップE05でシャッタキーが全押し操作されたと判断した時点で撮影処理を実行する(ステップE07)。
【0129】
このとき、同時にGPSレシーバ30による現在位置の測位処理を開始させ、現在位置の3次元(緯度、経度及び高度)位置情報を取得する(ステップE08)。
【0130】
併せて、方位センサ31からレンズ光学系12による撮影光軸の方位データを取得すると共に(ステップE09)、角度センサ32により該撮影光軸の鉛直方向の角度、すなわち仰角または俯角の角度データを取得する(ステップE10)。
【0131】
そして、上記取得した現在位置の緯度、経度、高度と被写体像までの撮影距離、撮影方位、及び撮影角度に基づいて被写体像の3次元位置、すなわち緯度、経度及び高度の位置を算出する(ステップE11)。
【0132】
次いで、算出した被写体像の3次元位置情報と予め設定しているカテゴリ名に基づいて上記地図データベース34を検索し、算出した3次元位置が含まれるエリアと対応付けて記憶されているカテゴリ名のうち上記カテゴリ設定モードで設定したカテゴリ名に対応する位置名称情報を全て読出す(ステップE12)。
【0133】
ここで、この地図データベース34から読出した位置名称情報が1つだけであるか否かを判断する(ステップE13)。
【0134】
ここで、予め設定してあるカテゴリの位置名称情報が1つだけであると判断した場合には、選択の余地がないので、そのまま撮影により得た画像データとそのカテゴリの位置名称情報とを関連付けてメモリカード29に記録設定し(ステップE18)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び上記ステップE01からの処理に戻る。
【0135】
また、上記ステップE13で撮影位置と予め設定してあるカテゴリ名に対応する位置名称情報が1つではなく複数あると判断した場合には、続いて上記ステップE07の撮影処理で得た画像データに重畳して、その撮影位置と予め設定してあるカテゴリ名に該当するすべての位置名称情報を一覧表示するデータをVRAM24上で展開記憶させ、これを表示部26で表示する(ステップE14)。
【0136】
このような表示状態で、キー入力部27の十字キー中の上下キーが操作されたか否か(ステップE15)、あるいは該十字キーの中心に位置する「セット」キーによりその時点で選択されている位置名称情報を決定するキー操作がなされたか否か(ステップE17)を繰返し判断することにより、これらのキー操作を待機する。
【0137】
ここで十字キー中の上下キーが操作された場合、ステップE15でこれを判断し、操作されたキーに応じてカーソル表示されている位置名称情報を移動させた上で(ステップE16)、上記ステップE17に進む。
【0138】
また、十字キーの中心の「セット」キーが操作された場合はステップE17でこれを判断し、そのキー操作に従って決定された、現在カーソル表示されている位置名称情報を撮影により得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録設定し(ステップE18)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び上記ステップE01からの処理に戻る。
【0139】
このように、撮影前に予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、画像撮影後に被写体像の3次元位置に対応して、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に地図データベース34から読出し、撮影により得た画像データに関連付けてメモリカード29に記録させることが可能となる。
【0140】
その場合、設定したカテゴリと被写体像の3次元位置に基づく位置名称情報が複数ある場合には、表示部26で位置名称情報の一覧表示を行なって、ユーザに位置名称情報の選択を促すようにしたため、ユーザは位置名称情報の内容を確認した上で確実に画像に関連付けて記録させることができる。
【0141】
なお、上記実施の形態においても、予め設定したカテゴリに対応して、被写体像の3次元位置に対応する位置名称情報を表示するようにしたが、デジタルカメラ10の3次元位置に対応する位置名称情報を予め設定したカテゴリに対応して表示するようにしてもよい。
【0142】
さらに、上記実施の形態でも、ステップE07での撮影処理後、自動的に被写体像の位置名称情報を画像データと共に記録するものとしてステップE08以降の処理に移行するものとして説明したが、上記図3で示した如く撮影場所の位置名称情報を画像データと共に記録するモードが選択されているか否かを判断し、選択されていると判断した場合にのみステップE08以下の処理を行なうものとしてもよい。
【0143】
また、上記実施の形態では画像データに被写体像の位置名称情報を関連付けて記録するものとして説明したが、撮影時には画像データに被写体像の3次元位置情報を関連付けて記録するのに止め、後日メモリカード29に記録した画像データを再生する際に、撮影場所の位置名称情報を記録するモードを選択することにより、図11のステップE12以降の処理を実行し、3次元位置情報と予め設定してあるカテゴリ名とで決定される位置名称情報をあらためて画像データに関連付けて記録し直すようにしてもよい。
【0144】
なお、上記第1乃至第4の実施の形態は、いずれも本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明したものであるが、本発明はこれに限ることなく、銀塩フィルムを使用するカメラ(以下「銀塩カメラ」と称する)、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きノートパソコン等にも適用可能である。
【0145】
この場合、銀塩フィルムにAPS(Advanced Photo System)規格のものを用いる銀塩カメラであれば、フィルム全面に透明の磁気記録用コーティングが施されているため、位置名称情報も磁気データ化して対応する各コマ(画像)毎に記録するものとすればよい。
【0146】
また、銀塩フィルムとしてさらに広く普及している35mmシステムのものを用いる銀塩カメラであれば、一般的なデイト機構と同様に位置名称情報を光像の一部としてフィルム上に焼き付けるものとすればよい。
【0147】
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
【0148】
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0149】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、撮影した画像に指定したカテゴリの位置名称情報を付帯して記録させることが可能となる。
【0150】
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、カテゴリ別に表示される位置名称情報の中から意図するカテゴリのものを指定することにより、カテゴリ別の位置名称情報の内容を確認した上で確実に画像に付帯して記録させることができる。
【0151】
請求項3記載の発明によれば、予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に読出し、画像に付帯して記録させることが可能となる。
【0152】
請求項4記載の発明によれば、上記請求項1乃至3いずれかに記載の発明の効果に加えて、単に撮影時のカメラの2次元位置のみならず、より詳細な撮影情報により画像に適した位置名称情報を選択して読出し、画像に付帯して記録させることができる。
【0153】
請求項5記載の発明によれば、位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、撮影した画像に指定したカテゴリの位置名称情報を付帯して記録させることが可能となる。
【0154】
請求項6記載の発明によれば、予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に読出し、画像に付帯して記録させることが可能となる。
【0155】
請求項7記載の発明によれば、位置名称情報のカテゴリをユーザの意図に応じて指定することで、撮影した画像に指定したカテゴリの位置名称情報を付帯して記録させることが可能となる。
【0156】
請求項8記載の発明によれば、予め位置名称情報のカテゴリを指定しておくことで、指定したカテゴリの位置名称情報を自動的に読出し、画像に付帯して記録させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラの回路構成を示すブロック図。
【図2】図1の地図データベース内に記憶される情報構造を例示する図。
【図3】同実施の形態に係る撮影モード時の処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係る撮影画像を例示する図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るカテゴリ設定モード時の処理内容を示すフローチャート。
【図6】同実施の形態に係る撮影モード時の処理内容を示すフローチャート。
【図7】同実施の形態に係るカテゴリ選択と撮影画像を例示する図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る地図データベース内に記憶される情報構造を例示する図。
【図9】同実施の形態に係る撮影モード時の処理内容を示すフローチャート。
【図10】同実施の形態に係る撮影画像を例示する図。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る撮影モード時の処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…デジタルカメラ
11…モータ(M)
12…レンズ光学系
13…CCD
14…タイミング発生器(TG)
15…垂直ドライバ
16…サンプルホールド(S/H)回路
17…A/D変換器
18…カラープロセス回路
19…DMAコントローラ
20…DRAMインタフェース(I/F)
21…DRAM
22…制御部
23…VRAMコントローラ
24…VRAM
25…デジタルビデオエンコーダ
26…表示部
27…キー入力部
28…JPEG回路
29…メモリカード
30…GPSレシーバ
31…方位センサ
32…角度センサ
33…測距センサ
34…地図データベース
35…GPSアンテナ
Claims (8)
- 被写体像を撮影する撮像手段と、
少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得手段と、
撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶手段と、
上記取得手段で取得した撮影情報に基づいて上記情報記憶手段よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定する指定手段と、
この指定手段で指定した位置名称情報を上記撮像手段で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録手段と
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 上記指定手段での指定を促すべく、上記撮像手段での撮影により得た画像データと共に上記取得手段で取得した撮影情報に基づいて上記情報記憶手段から読出される複数の位置名称情報をカテゴリ別に表示する表示手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 被写体像を撮影する撮像手段と、
少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得手段と、
撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶手段と、
上記複数のカテゴリ中から任意のものを予め指定しておく指定手段と、
上記取得手段で取得した撮影情報と上記指定手段で指定したカテゴリに基づいて上記情報記憶手段から位置名称情報を読出し、上記撮像手段で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録手段と
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 上記取得手段で取得する撮影情報は、現在地点の高度情報、被写体に対する撮影方位情報、被写体までの撮影距離情報、被写体に対する仰角または俯角からなる撮影角度情報、及び撮影画角情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の撮像装置。
- 少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得工程と、
この取得工程で取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定する指定工程と、
この指定工程で指定した位置名称情報を撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録工程と
を有したことを特徴とする撮像方法。 - 位置名称情報の種別を示す複数のカテゴリ中から任意のものを予め指定しておく指定工程と、
少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得工程と、
上記指定工程で指定したカテゴリと上記取得工程で取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部から該当する位置名称情報を読出し、撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録工程と
を有したことを特徴とする撮像方法。 - 少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得ステップと、
この取得ステップで取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部よりカテゴリ別に読出される複数の位置名称情報中の任意のものを指定する指定ステップと、
この指定ステップで指定した位置名称情報を撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録ステップと
を撮像装置に内蔵されたコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 位置名称情報の種別を示す複数のカテゴリ中から任意のものを予め指定しておく指定ステップと、
少なくとも現在地点の2次元位置情報を含む撮影情報を取得する取得ステップと、
上記指定ステップで指定したカテゴリと上記取得ステップで取得した撮影情報に基づいて、撮影情報に対応する複数のカテゴリ別の位置名称情報を記憶した情報記憶部から、該当する位置名称情報を読出し、撮像部で得た画像データに関連付けて媒体に記録する記録ステップと
を撮像装置に内蔵されたコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (8)
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