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JP2004084527A - 風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法 - Google Patents

風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法 Download PDF

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JP2004084527A
JP2004084527A JP2002245358A JP2002245358A JP2004084527A JP 2004084527 A JP2004084527 A JP 2004084527A JP 2002245358 A JP2002245358 A JP 2002245358A JP 2002245358 A JP2002245358 A JP 2002245358A JP 2004084527 A JP2004084527 A JP 2004084527A
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predetermined
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JP2002245358A
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Hisao Miyake
三宅 寿生
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】氷付着を防止できる風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法。
【解決手段】ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値の以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第1の所定のピッチ角度に変更の指示を出すピッチ角度指示回路、ピッチ角度の変更指示後、ロータの回転速度が所定の閾値以上のとき信号gを発する比較回路G、信号gを受けてロータに接続する主軸ブレーキの作動指示を出す主軸ブレーキ動作指示回路を有してなるように構成する。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風車の翼に氷が付着することを防止できる、風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は一般的な風車の構成を示す風車の側面図であり、風車1はタワー2の上端にナセル3を回動制御可能に搭載し、ナセル3には、ピッチ可変の翼4のロータ5を先端に取り付けた主軸6が回転自在に支持されている。ナセル3内において、主軸6には増速機7とその高速段に備えられた主軸ブレーキ8が接続し、さらに発電機9が接続して設けられている。
【0003】
また、ナセル3は常時、風車1が風向きに向き合うように、すなわち、主軸6の方向が風向きと水平面上で平行になるように回動制御される。
【0004】
図4は、図3中、A−A矢視による翼4の翼根元4aにおけるピッチ角度の説明図であり、(a)は、フェザリング(風の入力に対し回転方向の力が生じないように翼のピッチ角度を風向きに平行にすること)の状態を示す。
【0005】
上記のように、主軸6の方向は風向きと水平面上で平行になるように回動制御されているから、図4(a)において、フェザリング状態の翼のピッチ角度(α=)αf は通常90°(機種により幾らかの違いがあるが、本明細書ではαf =90°を例に以下説明する。)である。図4(b)は、回転時におけるピッチ角度α(0°<α<αf )の状態を示す。
【0006】
風車1は、起動前においては、図4(a)のように翼4のピッチ角度αをフェザリング状態(α=αf =90°)またはα≒αf としアイドリング状態とするか、またはさらに主軸ブレーキ8をかけて停止状態にあるが、例えば、風速V=0〜2m/secで、濃霧が発生し(湿度Wが高く)、気温Tが零下であるような場合、翼4の前縁4bに水蒸気が氷となり層状に付着する現象が生じることがある。
【0007】
そのような状態となると、翼4のプロファイルが変わってしまい、風車1を起動できない場合があった。翼4はGFRP(Glass Fiber Reinforced Prastics)等で製造され熱伝達率は高くなく、またその構造上加熱手段を組み込むことは困難であるため、一旦そのような状態となると、その氷が溶けるまで風車1の起動を待たざるを得ない、という問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような氷付着現象が発生するのは気象条件等が特定の地域ではあるが、地域を選ばず設置でき稼働の信頼性のある風車が求められており、本発明は、そのような氷付着を防止できる風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その第1の手段として、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、上記信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、同信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第1の所定のピッチ角度に変更の指示を出すピッチ角度指示回路、前記第1の所定のピッチ角度への変更の指示後、翼のロータの回転速度が所定の閾値以上のとき信号gを発する比較回路G、同信号gを受けて前記ロータに接続する主軸ブレーキの作動指示を出す主軸ブレーキ動作指示回路を有してなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置を提供する。
【0010】
第1の手段によれば、上記構成により、氷の付着が生じやすい状況において、ピッチ角度指示回路により翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第1の所定のピッチ角度に変更し、翼のロータを回転させ、ロータ回転速度が閾値以上となったとき、主軸ブレーキ動作指示回路により主軸ブレーキを作動させ、ロータを急速に停止させることができ、翼が加振される。
【0011】
(2)第2の手段としては、第1の手段の風車の氷付着防止運転制御装置において、前記主軸ブレーキの作動指示後の所定の時間経過後信号eを発するタイマーを備え、同信号eを前記AND回路のAND条件として加わえてなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置を提供する。
【0012】
第2の手段によれば、第1の手段の作用に加え、タイマーにより所定の時間経過後でなければ次の氷付着防止運転ができず、氷付着防止運転にインターバルを設けることができる。
【0013】
(3)また、第3の手段として、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転方法において、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である場合に、前記翼のピッチ角度を停止またはアイドリング待機中のピッチ角度から、より小さい予め設定した第1の所定のピッチ角度に変更し、その後ロータ回転速度が予め設定した所定の閾値以上となったとき、前記主軸ブレーキを作動させ、ロータを停止させることを特徴とする風車の氷付着防止運転方法を提供する。
【0014】
第3の手段によれば、上記構成により、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である氷の付着が生じやすい状況において、翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい予め設定した第1の所定のピッチ角度に変更し、翼のロータを回転させ、その後ロータ回転速度が予め設定した閾値以上となったとき、主軸ブレーキを作動させ、ロータを急速に停止させるので、翼が加振される。
【0015】
(4)第4の手段として、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、上記信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、同信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第2の所定のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更する指示を出し、翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更する指示を出すピッチ角度指示回路を有してなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置を提供する。
【0016】
第4の手段によれば、上記構成により、氷の付着が生じやすい状況において、ピッチ角度指示回路により、翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第2の所定のピッチ角度に急速に変更し、翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に急速に変更でき、そのため翼のロータが急加速、急減速されて翼が加振される。
【0017】
(5)第5の手段として、第4の手段の風車の氷付着防止運転制御装置において、前記ピッチ角度指示回路のいずれかのピッチ角度の変更の指示後の所定の時間経過後信号eを発するタイマーを備え、同信号eを前記AND回路のAND条件として加わえてなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置を提供する。
【0018】
第5の手段によれば、第4の手段の作用に加え、タイマーにより所定の時間経過後でなければ次の氷付着防止運転ができず、氷付着防止運転にインターバルを設けることができる。
【0019】
(6)第6の手段として、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である場合に、前記翼のピッチ角度を停止またはアイドリング待機中のピッチ角度から、より小さい予め設定した第2の所定のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更し、同翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更することを特徴とする風車の氷付着防止運転方法を提供する。
【0020】
第6の手段によれば、上記構成により、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である氷の付着が生じやすい状況において、翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい予め設定した第2の所定のピッチ角度に急速に変更し、同翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に急速に変更するので、そのため翼のロータが急加速、急減速されて翼が加振される。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1に基づき、本発明の実施の第1形態にかかる風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法を説明する。図1は本実施の形態の風車の氷付着防止運転制御装置の制御フローと、それに対応した氷付着防止運転制御装置の部分を示すものである。なお、前述の図3、図4に示した一般的な風車の構成とピッチ角度は本実施の形態においても同様であり、説明を繰り返すことは省略して図3、図4も参照して述べる。
【0022】
図1において、11は図示しない検出器で検出された気温Tが所定の閾値の気温T0 以下のとき信号aを発する比較回路A、12は図示しない検出器で検出された湿度Wが所定の閾値の湿度W0 以上のとき信号bを発する比較回路B、13は図示しない検出器で検出された風速Vが所定の閾値の風速V0 以下のとき信号cを発する比較回路C、14は風車1の状態が風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、15は後述の翼加振が開始されて後所定の時間、m分が経過した後に信号eを発するタイマーである。
【0023】
16は信号a〜eのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、17は信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼4のピッチ角度α、すなわちフェザリングのピッチ角度αf から、αf より小さい(第1の)所定のピッチ角度α1 に変更の指示を出すピッチ角度指示回路、18はその後図示しない検出器で検出されたロータ5の回転速度N(rpm)が所定の閾値のロータ回転速度N0 (rpm)以上のとき信号gを発する比較回路G、19は信号gを受けて主軸ブレーキ8の作動指示を出す主軸ブレーキ動作指示回路である。主軸ブレーキの作動指示は、後述するが翼4の翼加振開始の指示でもあり、その時前記タイマー15がリセットされる。
【0024】
なお、信号fが発せられたとき、主軸ブレーキ8が作動した状態であれば、主軸ブレーキ動作指示回路19は主軸ブレーキ8の解除指示を出す。また、信号gが発せられると、ピッチ角度支持回路17は翼4のピッチ角度αを前記のα1 からフェザリングのピッチ角度αf に変更の指示を出す。
【0025】
本実施の形態の氷付着防止運転制御装置10は上記のような、比較回路A〜C11〜13、判別回路14、タイマー15、AND回路16、ピッチ角度指示回路17、比較回路G18、主軸ブレーキ動作指示回路19を有して構成されており、下記のように氷付着防止運転を行う。
【0026】
本発明は、風車1の翼4が通常、弾性体のGFRP等で製作されていることに着目し、よく撓み、振動する特性を積極的に利用することを見出したものであり、通常のオペレーションとは逆に、作為的にロータ回転速度の通常以上の急減速、または通常以上の急加速後の急減速を与え、翼4に弾性振動を起こさせるようにするものである。
【0027】
本実施の形態の氷付着防止運転制御装置10においては、氷付着現象を発生させる境界の気温T0 、湿度W0 、風速V0 を予め所定の閾値として設定してあり、例えばT0 ≒5°C、W0 ≒60%、V0 ≒3m/sec程度であるが、風車設置位置の個々の条件に合わせて適宜設定される。
【0028】
風車設置位置での気温TがT0 以下、湿度WがW0 以上、風速VがV0 以下のとき(信号a〜c有り)、風車1の状態が風車停止またはアイドリング待機中であれば(信号d有り)、氷付着現象を生ずる恐れがあり、タイマー15の信号eが出ている状態であれば、信号a〜eが揃いAND回路16が働き、ピッチ角度指示回路17によって風車停止またはアイドリング待機中の翼4のピッチ角度α、すなわちフェザリングのピッチ角度αf から、αf より小さい予め設定した(第1の)所定のピッチ角度α1 に変更される。α1 は、例えば20〜45°程度である。
【0029】
このとき、主軸ブレーキ8が作動した状態であれば、主軸ブレーキ動作指示回路19により主軸ブレーキ8は解除される。
【0030】
翼4のピッチ角度αがαf より小さいα1 となったため、羽根4のロータ5が回転を始めるが、ロータ回転速度Nが、予め設定した閾値としてのN0 以上となったとき、比較回路18が信号gを発し、主軸ブレーキ動作指示回路19により主軸ブレーキ8が作動する。N0 は、例えば10rpm程度であるが、機種、翼4の長さ、翼4の特性等によって、適宜設定される。また主軸ブレーキ8の作動に合わせ、ピッチ角度指示回路17によって翼4のピッチ角度αはフェザリングのピッチ角度αf に戻される。
【0031】
このため、ロータ5は急速に停止し、翼4は加振されるので、もし翼4に初期の着氷があったり、氷結間近の水が付着していれば、それらは振動によって翼4から振り落とされ、翼面上に氷が付着し、また、さらに層状に成長することが防止される。
【0032】
タイマー15は、信号gで主軸ブレーキ動作指示回路19により主軸ブレーキ8が作動するとき、翼加振開始としてリセットされ信号eが停止するが、予め設定した所定の時間、m分経過後信号eを復活し次の氷付着防止運転を可能にする。
【0033】
なお、本実施の形態において、氷付着防止運転を連続繰り返し行う場合は必ずしもタイマー15を設け信号eをAND回路16のAND条件に加える必要はないが、氷付着防止運転が過剰の頻度で繰り返されることを防ぐためには、タイマー15を設けインターバルを設定することが好ましい。タイマー15の設定時間mは例えば10分程度に設定されるが、風車1の設置位置の気象条件等の諸条件によって適宜設定される。
【0034】
また、風車1の風車停止またはアイドリング待機中の状態において、翼4のピッチ角度αは、必ずしも本実施の形態のα=αf に限られず、α≒αf の場合を含んでよい。また前述のようにαf は90°に限られず、その機種のフェザリングのピッチ角度でよい。
【0035】
図2に基づき、本発明の実施の第2形態にかかる風車の氷付着防止運転制御装置および氷付着防止運転方法を説明する。図2は本実施の形態の風車の氷付着防止運転制御装置の制御フローと、それに対応した氷付着防止運転制御装置の部分を示すものである。なお、本実施の形態においても、実施の第1形態と同様に、図3、図4を併せ参照して述べる。
【0036】
図2において、21は図示しない検出器で検出された気温Tが所定の閾値の気温T0 以下のとき信号aを発する比較回路A、22は図示しない検出器で検出された湿度Wが所定の閾値の湿度W0 以上のとき信号bを発する比較回路B、23は図示しない検出器で検出された風速Vが所定の閾値の風速V0 以下のとき信号cを発する比較回路C、24は風車1の状態が風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、25は後述の翼加振動作が発せられて後所定の時間、m分が経過した時に信号eを発するタイマーである。
【0037】
26は信号a〜eのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、27は信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼4のピッチ角度α、すなわちフェザリングのピッチ角度αf から、0°側に最高の変更速度で(第2の)所定のピッチ角度α2 まで、ピッチ角度αを変更する指示を出し、α=α2 となった後、α2 から風車停止またはアイドリング待機中の翼4のピッチ角度α、すなわちフェザリングのピッチ角度αf まで、最高の変更速度でピッチ角度αを変更する指示を出すピッチ角度指示回路である。ピッチ角度指示回路27がピッチ角度αの変更指示を出すことは、後述するが翼4の翼加振開始の指示でもあり、そのいずれか一方のピッチ角度αの変更指示の時に前記タイマー25がリセットするように設定する。
【0038】
なお、信号fが発せられたとき、主軸ブレーキ8が作動した状態であれば、主軸ブレーキ動作指示回路29は主軸ブレーキ8の解除指示を出す。また、ピッチ角度指示回路27によりピッチ角度αが、α2 からフェザリングのピッチ角度αf まで戻され停止した時点で、主軸ブレーキ動作指示回路29が主軸ブレーキ8の作動指示を出すようにしてもよい。
【0039】
本実施の形態の氷付着防止運転制御装置20は上記のような、比較回路A〜C21〜23、判別回路24、タイマー25、AND回路26、ピッチ角度指示回路27等を有して構成されており、下記のように氷付着防止運転を行う。
【0040】
本実施の形態の氷付着防止運転制御装置20においても、実施の第1形態と同様に気温T0 、湿度W0 、風速V0 を予め所定の閾値として設定してある。
【0041】
また、実施の第1形態と同様にAND回路26が働いたとき、本実施の形態においては信号fによりピッチ角度指示回路27によって風車停止またはアイドリング待機中の翼4のピッチ角度α、すなわちフェザリングのピッチ角度αf から0°側の予め設定した(第2の)所定のピッチ角度α2 に最高の変更速度で急速に変更される。α2 は、例えば0°〜10°程度であるが、機種、翼4の長さ、翼の特性等によって、適宜設定される。
【0042】
このとき、主軸ブレーキ8が作動した状態であれば、信号fを受け主軸ブレーキ動作指示回路29により主軸ブレーキ8は併せ解除される。そして、ピッチ角度αの急変によって、翼4のロータ5は急速に回転を開始し加速される。
【0043】
翼4のピッチ角度αが所定のピッチ角度α2 となった後は、逆にピッチ角度指示回路27により、翼4のピッチ角度αはα2 からフェザリングのピッチ角度αf へと最高の変更速度で急速に変更される。ピッチ角度αの急変によって、翼4のロータ5はロータ回転速度を急速に減じ、フェザリングのピッチ角度αf において風車停止またはアイドリング待機中の状態に戻る。
【0044】
ここで、フェザリングのピッチ角度αf まで戻され停止した時点で、主軸ブレーキ動作指示回路29が主軸ブレーキ8の作動指示を出すようにしてもよい。
【0045】
このピッチ角度αの急変により、ロータ5は急加速し、また急減速するので、翼4は加振され、もし翼4に初期の着氷があったり、氷結間近の水が付着していれば、それらは振動によって翼4から振り落とされ、翼面上に氷が付着し、また、さらに層状に成長することが防止される。
【0046】
タイマー25は、上記のようにピッチ角度指示回路27によって翼4のピッチ角度αが、αf から所定のα2 に変更されるとき、あるいは所定のα2 からαf に変更されるときの何方か一方を、翼加振開始としてリセットされ信号eが停止するが、その後所定の時間、m分経過後に信号eを復活し次の氷付着防止運転を可能にする。
【0047】
なお、本実施の形態においても、実施の第1形態と同様に、氷付着防止運転を連続繰り返し行う場合は必ずしもタイマー25を設け信号eをAND回路26のAND条件に加える必要はないが、氷付着防止運転が過剰の頻度で繰り返されることを防ぐためには、タイマー25を設けインターバルを設定することが好ましい。
【0048】
また、ピッチ角度αの変更を、本実施の形態においては最高の変更速度で急速に変更することとしたが、本発明は必ずしもその風車1において可能な最高の変更速度によることに限られず、通常稼働時における通常の変更速度以上の変更速度で、翼4を振動させるに足るピッチ角度αの変更速度によることを含むものとする。
【0049】
風車1の風車停止またはアイドリング待機中の状態のピッチ角度αは必ずしも本実施の形態のα=αf に限られず、α≒αf の場合を含んでよい。また前述のようにαf は90°に限られず、その機種のフェザリングのピッチ角度でよい。
【0050】
以上本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内でその具体的構造および構成に種々の変更を加えてもよいことは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】
(1)請求項1の発明によれば、風車の氷付着防止運転制御装置を、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、上記信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、同信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第1の所定のピッチ角度に変更の指示を出すピッチ角度指示回路、前記第1の所定のピッチ角度への変更の指示後、翼のロータの回転速度が所定の閾値以上のとき信号gを発する比較回路G、同信号gを受けて前記ロータに接続する主軸ブレーキの作動指示を出す主軸ブレーキ動作指示回路を有してなるように構成したので、氷の付着が生じやすい状況において、ピッチ角度指示回路により翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第1の所定のピッチ角度に変更し、翼のロータを回転させ、ロータ回転速度が閾値以上となったとき、主軸ブレーキ動作指示回路により主軸ブレーキを作動させ、ロータを急速に停止させることができ、翼が加振され、翼に初期の着氷があったり、氷結間近の水が付着していても、それらを振動によって翼から振り落すことができるため、翼面上に氷が付着し、また、さらに層状に成長することが防止される。
【0052】
(2)請求項2の発明によれば、請求項1に記載の風車の氷付着防止運転制御装置において、前記主軸ブレーキの作動指示後の所定の時間経過後信号eを発するタイマーを備え、同信号eを前記AND回路のAND条件として加わえてなるように構成したので、請求項1の発明の効果作用に加え、タイマーにより所定の時間経過後でなければ次の氷付着防止運転ができず、氷付着防止運転にインターバルを設けられ過剰の頻度で繰り返されることを防ぐことができる。
【0053】
(3)請求項3の発明によれば、風車の氷付着防止運転方法を、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転方法において、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である場合に、前記翼のピッチ角度を停止またはアイドリング待機中のピッチ角度から、より小さい予め設定した第1の所定のピッチ角度に変更し、その後ロータ回転速度が予め設定した所定の閾値以上となったとき、前記主軸ブレーキを作動させ、ロータを停止させるように構成したので、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である氷の付着が生じやすい状況において、翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい予め設定した第1の所定のピッチ角度に変更し、翼のロータを回転させ、その後ロータ回転速度が予め設定した閾値以上となったとき、主軸ブレーキを作動させ、ロータを急速に停止させるので、翼が加振され、翼に初期の着氷があったり、氷結間近の水が付着していても、それらを振動によって翼から振り落すことができ、翼面上に氷が付着し、また、さらに層状に成長することが防止される。
【0054】
(4)請求項4の発明によれば、風車の氷付着防止運転制御装置を、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、上記信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、同信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第2の所定のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更する指示を出し、翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更する指示を出すピッチ角度指示回路を有してなるように構成したので、氷の付着が生じやすい状況において、ピッチ角度指示回路により、翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第2の所定のピッチ角度に急速に変更し、翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に急速に変更できるため、そのため翼のロータが急加速、急減速されて翼が加振され、翼に初期の着氷があったり、氷結間近の水が付着していても、それらを振動によって翼から振り落すことができ、翼面上に氷が付着し、また、さらに層状に成長することが防止される。
【0055】
(5)請求項5の発明によれば、請求項4に記載の風車の氷付着防止運転制御装置において、前記ピッチ角度指示回路のいずれかのピッチ角度の変更の指示後の所定の時間経過後信号eを発するタイマーを備え、同信号eを前記AND回路のAND条件として加わえてなるように構成したので、請求項4の発明の効果に加え、タイマーにより所定の時間経過後でなければ次の氷付着防止運転ができず、氷付着防止運転にインターバルを設けられ過剰の頻度で繰り返されることを防ぐことができる。
【0056】
(6)請求項6の発明によれば、風車の氷付着防止運転方法を、ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である場合に、前記翼のピッチ角度を停止またはアイドリング待機中のピッチ角度から、より小さい予め設定した第2の所定のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更し、同翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更するように構成したので、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である氷の付着が生じやすい状況において、翼のピッチ角度を、風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい予め設定した第2の所定のピッチ角度に急速に変更し、同翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に急速に変更するため、翼のロータが急加速、急減速されて翼が加振され、翼に初期の着氷があったり、氷結間近の水が付着していても、それらを振動によって翼から振り落すことができ、翼面上に氷が付着し、また、さらに層状に成長することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態にかかる風車の氷付着防止運転制御装置の制御フローと、それに対応した氷付着防止運転制御装置の部分の説明図である。
【図2】本発明の実施の第2形態にかかる風車の氷付着防止運転制御装置の制御フローと、それに対応した氷付着防止運転制御装置の部分の説明図である。
【図3】一般的な風車の構成を示す風車の側面図である。
【図4】図3中、A−A矢視による翼根元におけるピッチ角度の説明図であり、(a)は、フェザリングの状態のピッチ角度α=αf 、(b)は回転時におけるピッチ角度αの状態を示す。
【符号の説明】
1         風車
2         タワー
3         ナセル
4         翼
4a        翼根元
4b        前縁
5         ロータ
6         主軸
7         増速機
8         主軸ブレーキ
9         発電機
10、20     氷付着防止運転制御装置
11、21     比較回路A
12、22     比較回路B
13、23     比較回路C
14、24     判別回路
15、25     タイマー
16、26     AND回路
17、27     ピッチ角度指示回路
18        比較回路G
19、29     主軸ブレーキ動作指示回路

Claims (6)

  1. ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、上記信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、同信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第1の所定のピッチ角度に変更の指示を出すピッチ角度指示回路、前記第1の所定のピッチ角度への変更の指示後、翼のロータの回転速度が所定の閾値以上のとき信号gを発する比較回路G、同信号gを受けて前記ロータに接続する主軸ブレーキの作動指示を出す主軸ブレーキ動作指示回路を有してなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置。
  2. 請求項1に記載の風車の氷付着防止運転制御装置において、前記主軸ブレーキの作動指示後の所定の時間経過後信号eを発するタイマーを備え、同信号eを前記AND回路のAND条件として加わえてなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置。
  3. ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転方法において、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である場合に、前記翼のピッチ角度を停止またはアイドリング待機中のピッチ角度から、より小さい予め設定した第1の所定のピッチ角度に変更し、その後ロータ回転速度が予め設定した所定の閾値以上となったとき、前記主軸ブレーキを作動させ、ロータを停止させることを特徴とする風車の氷付着防止運転方法。
  4. ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が所定の閾値以下のとき信号aを発する比較回路A、湿度が所定の閾値以上のとき信号bを発する比較回路B、風速が所定の閾値以下のとき信号cを発する比較回路C、風車停止またはアイドリング待機中である場合に信号dを発する判別回路、上記信号aからdのAND条件が成立したとき信号fを発するAND回路、同信号fを受けて風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度から、より小さい第2の所定のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更する指示を出し、翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更する指示を出すピッチ角度指示回路を有してなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置。
  5. 請求項4に記載の風車の氷付着防止運転制御装置において、前記ピッチ角度指示回路のいずれかのピッチ角度の変更の指示後の所定の時間経過後信号eを発するタイマーを備え、同信号eを前記AND回路のAND条件として加わえてなることを特徴とする風車の氷付着防止運転制御装置。
  6. ピッチ可変の翼のロータを備える風車の氷付着防止運転制御装置において、気温が予め設定した所定の閾値以下、湿度が予め設定した所定の閾値以上、風速が予め設定した所定の閾値以下、且つ風車停止またはアイドリング待機中である場合に、前記翼のピッチ角度を停止またはアイドリング待機中のピッチ角度から、より小さい予め設定した第2の所定のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更し、同翼のピッチ角度が同第2の所定のピッチ角度に変更された後、前記風車停止またはアイドリング待機中の翼のピッチ角度に通常以上の変更速度で変更することを特徴とする風車の氷付着防止運転方法。
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