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JP2004083216A - 記録媒体搬送装置およびそれを備えた記録装置 - Google Patents

記録媒体搬送装置およびそれを備えた記録装置 Download PDF

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JP2004083216A
JP2004083216A JP2002247257A JP2002247257A JP2004083216A JP 2004083216 A JP2004083216 A JP 2004083216A JP 2002247257 A JP2002247257 A JP 2002247257A JP 2002247257 A JP2002247257 A JP 2002247257A JP 2004083216 A JP2004083216 A JP 2004083216A
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JP2002247257A
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Kiyotaka Nakamura
中村 清隆
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】周囲に悪影響を及ぼさずに記録媒体を正確に搬送することができる記録媒体搬送装置およびそれを備えた記録装置を提供すること。
【解決手段】従動ローラ145は、搬送ローラ146に常時接触して回転駆動力を伝達する伝達部材145aa、145abと、記録媒体Pを搬送ローラと挟持して送出する挟持部材145bとを備えている。これにより、主導的に送り量を決定している搬送ローラの表面に従動ローラの一部である伝達部材を直接接触させ、従動ローラを駆動させて記録媒体の両面に搬送力を伝達することができるので、記録裏面の摩擦係数が低い記録媒体でもスリップの無い送りを実現することができる。
【選択図】   図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転駆動される搬送ローラと、この搬送ローラに圧接されて回転する従動ローラとを有し、記録媒体を搬送ローラと従動ローラとの間に挟持して送出する記録媒体搬送装置およびその記録媒体搬送装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタは、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドと、副走査方向に記録用紙を間欠的に設定量ずつ搬送する用紙搬送手段を備え、記録用紙を副走査方向に搬送しつつ記録ヘッドを主走査方向に移動させ、記録ヘッドから記録用紙にインク滴を吐出して情報を記録するように構成されている。
【0003】
新規の記録用紙はプリンタ本体の背面側もしくは前面側に配設されている抜き差し自在なトレイ内に積載されて一端がホッパにより持ち上げられる。そして、最上位の記録用紙が給紙ローラにより引き出され紙送りローラへ給紙され、紙送りローラとその従動ローラとの間に挟持されて送出される。そして、上記記録が行われ、記録済みの記録用紙はプリンタ本体の前面側に配設されている開閉自在なスタッカ上に排紙されるようになっている。
【0004】
上述した用紙搬送手段を構成する紙送りローラは記録用紙の印字裏面側を支持するように配設され、従動ローラは記録用紙の印字表面側に接触するように配設されている。そして、紙送りローラは回転駆動され、記録用紙の送り量を主導的に決定するようになっている。また、従動ローラは回転駆動力を有しておらず、バネにより荷重が加えられ紙送りローラに圧接されて回転するようになっている。
【0005】
紙送りローラと従動ローラとの間に挟持された記録用紙は、印字裏面と紙送りローラとの間で発生する摩擦力により送出される。このときの記録用紙の搬送力Fは、印字裏面の摩擦係数μ1と従動ローラに加えられる荷重F1により決まり、F=μ1×F1の関係が成り立つ。ただし、従動ローラの軸損失分は除く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、ユーザからの高画質化要求に伴い、専用光沢紙(銀塩プリントに近い紙)の使用頻度が高くなっている。ところが、専用光沢紙の印字裏面の摩擦係数は普通紙の印字裏面の摩擦係数に比べて低くなっているので、専用光沢紙の搬送力も低下して専用光沢紙の印字裏面と紙送りローラとの間でスリップが発生するおそれがある。
【0007】
このようなスリップの発生を無くして正確な紙送りを実現するためには、従動ローラに加えられる荷重を増加させる必要がある。しかし、この荷重を増加させると、紙送りローラの駆動モータに掛かる負荷が増加して故障し易くなったり、紙送りローラに撓みが発生して記録ヘッドとの距離が主走査方向で変化することによる印字品質低下の要因となる。紙送りローラの撓みの発生を防止するためには紙送りローラの径を大きくすればよいが、そのためにコストが上昇してしまう問題がある。また、上記荷重を増加させるにはバネ定数を大きくする必要があるが、そのために従動ローラの組立性が低下してしまう問題がある。
【0008】
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、周囲に悪影響を及ぼさずに記録媒体を正確に搬送することができる記録媒体搬送装置およびそれを備えた記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明の請求項1に係る記録媒体搬送装置では、回転駆動される搬送ローラと、当該搬送ローラに圧接されて回転する従動ローラとを有し、記録媒体を前記搬送ローラと前記従動ローラとの間に挟持して送出する記録媒体搬送装置であって、前記従動ローラは、前記搬送ローラに常時接触して回転駆動力を伝達する伝達部材と、前記記録媒体を前記搬送ローラと挟持して送出する挟持部材とを備えていることを特徴としている。これにより、主導的に送り量を決定している搬送ローラの表面に従動ローラの一部である伝達部材を直接接触させ、従動ローラを駆動させて記録媒体の両面に搬送力を伝達することができるので、記録裏面の摩擦係数が低い記録媒体でもスリップの無い送りを実現することができる。
【0010】
請求項2に係る発明では、請求項1に記載の記録媒体搬送装置において、前記従動ローラの両端部側に前記伝達部材が配設され、当該伝達部材の間に前記挟持部材が配設されていることを特徴としている。これにより、異なる大きさの記録媒体であっても記録媒体の表面全体を挟持部材に接触させて搬送することができる。
【0011】
請求項3に係る発明では、請求項1または2に記載の記録媒体搬送装置において、前記伝達部材は硬質プラスチックまたは金属等の剛体で形成され、前記挟持部材はエラストマ等の弾性体で形成されていることを特徴としている。これにより、従動ローラをエラストマのみで形成する場合に比べて塑性変形を防止することができる。
【0012】
上記目的達成のため、本発明の請求項4に係る記録装置では、記録媒体に記録する記録装置であって、請求項1〜3の何れか一項に記載の記録媒体搬送装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。このインクジェット式プリンタ100は、上方から見たときに凸形状をした扁平な略直方体の形状をしており、一側面(以下、前面という)側から全ての操作を行うことが可能なように構成されている。したがって、装置上面には可動部や操作部等が無く、装置上面は平坦に形成されているので、装置上面に周辺機器等を載置することが可能となっている。
【0015】
このインクジェット式プリンタ100の後述する図4等に示す用紙搬送部140や記録部150等は、前面側が開放された筐体101およびこの筐体101の前面側にはめ込まれた前枠102により覆われている。筐体101は、例えば金属板の板金加工により、あるいはプラスチックの射出成形により形成され、前枠102は、例えばプラスチックの射出成形により形成されている。前枠102の略中央部には、図示矢印aで示す主走査方向(記録ヘッド153の走査方向)を回動軸として図示矢印bで示す方向に開閉自在なスタッカ110が配設され、このスタッカ110の下部には、図示矢印cで示す副走査方向(記録用紙の搬送方向)に抜き差し自在なトレイ120が配設されている。
【0016】
スタッカ110は、図1に示すように、前枠102に対して閉じているときは格納状態であり、図2に示すように、前枠102に対して開いているときは記録完了後に排紙される記録用紙を受けて載置が可能なように構成されている。トレイ120は、図1に示すように、前枠102に対して後方の筐体101内に収納された状態にて記録用紙の供給が可能であり、図3に示すように、前枠102に対して前方へ引き出された状態にて記録用紙の補充や交換が可能なように構成されている。この記録用紙としては、普通紙、専用紙、推奨OHPシート、光沢紙、光沢フィルム、ラベルシート、官製葉書等が利用できる。
【0017】
図2は、上記スタッカ110を開にして記録用紙が受けられるようにした状態を示す斜視図である。このスタッカ110は、3段構成となっており、下部両端が前枠102に回動可能なように取り付けられた基台111と、この基台111に対し出し入れ自在に収納された第1の受け台112と、この第1の受け台112に対し出し入れ自在に収納された第2の受け台113を備えている。
【0018】
基台111は、前方に引き出された状態の第1の受け台112の後端部を保持し、第1の受け台112は、前方に引き出された状態の第2の受け台113の後端部を保持している。第1および第2の受け台112、113が引き出された状態のスタッカ110は、例えばA4サイズの大きさの記録用紙より若干大きく作製されている。
【0019】
図3は、上記トレイ120を引き出して記録用紙が収納可能なようにした状態を示す斜視図である。このトレイ120は、記録前の記録用紙を積層収納する本体121と、積層収納した記録用紙を1枚ずつ供給するために記録用紙の前部を斜め上方に持ち上げるホッパ122を有している。本体121は、例えばA4サイズの大きさの記録用紙より若干大きく作製されており、記録用紙を内部に配設されている記録用紙の幅方向の位置決め用部材121aおよび図示しない長さ方向の位置決め用部材により所定位置に位置決めして積層収納するようになっている。
【0020】
ホッパ122は、本体121内の前部に配設された用紙支持部122aおよびこの用紙支持部122aと一体形成された脚部122bを有しており、脚部122bと本体121の内底面に係止されている付勢部材122cにより、脚部122bの端部を中心に旋回する用紙支持部122aにより記録用紙の前部を斜め上方に持ち上げるようになっている。
【0021】
図4は、前枠102、スタッカ110およびトレイ120を取り外した状態を示す斜視図、図5は、筐体101、前枠102およびスタッカ110を取り外した状態を示す斜視図、図6は、その平面図、図7は、その側面図である。トレイ120の上部には用紙搬送部140が配設され、この用紙搬送部140の上方には記録部150が配設されている。
【0022】
用紙搬送部140は、記録用紙を筐体101内に収納されているトレイ120から前面側に引き出されているスタッカ110まで搬送する機能を有しており、後面側から前面側にかけて以下の部材が順に配設されている。すなわち、トレイ120の上部に配設されている第1紙案内141(図5〜7参照)、上下に対向配置されている給紙ローラ142(図5〜7参照)とパッド143a(図7参照)を有するパッドホルダ143(図7参照)が配設されている。
【0023】
さらに、パッドホルダ143を支持する第2紙案内144(図7参照)、上下に対向配置されている従動ローラ145(図5〜7参照)と紙送りローラ146(図5〜7参照)、記録部150の下部に配設されている第3紙案内147(図5〜7参照)、上下に対向配置されている排紙ギザローラ148(図5〜7参照)と排紙ローラ149(図5、7参照)が配設されている。
【0024】
記録部150は、主走査方向に移動可能なキャリッジ151(図5〜7参照)、キャリッジ151に対して前後方向に脱着可能に取り付けられたインクカートリッジ152(図5〜7参照)、キャリッジ151に搭載された記録ヘッド153(図7参照)、キャリッジ151の移動を案内するガイド棒154(図5〜7参照)を備えている。
【0025】
さらに、記録ヘッド153と制御部160の専用コントローラボード等を電気的に接続するフレキシブル配線板155(図5、6参照)、インクカートリッジ152をキャリッジ151に着脱する際に補助するアシスト手段156(図5〜7参照)等を備えている。インクカートリッジ152は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの計4色のタンクを備えており、フルカラー記録が可能なように構成されている。
【0026】
そして、図5、6に示すように、用紙搬送部140を駆動する搬送駆動部170として駆動モータ171およびギア機構172が、用紙搬送部140の一側面側に配設され、記録部150の記録駆動部180として駆動モータ181およびベルト機構182が、記録部150の後方側に配設されている。
【0027】
図8は、用紙搬送部140の従動ローラ145と紙送りローラ146の詳細を示す斜視図である。この従動ローラ145は、1本の円柱状に形成されており、紙送りローラ146に常時接触して紙送りローラ146からの回転駆動力を伝達する伝達部材145aa、145abと、記録用紙Pを紙送りローラ146と挟持して送出する挟持部材145bとを備えている。
【0028】
従動ローラ145の両端部側に伝達部材145aa、145abが配設され、伝達部材145aa、145abの間に挟持部材145bが配設されている。両端部側に配設された伝達部材145aa、145abは、中心軸145acにより連結されており、これらの部材145aa、145ab、145acは、例えばポリアセタール等の硬質プラスチックにより一体で形成されている。挟持部材145bは、例えばゴム等のエラストマで中心軸145acの外周部を覆うように形成されている。
【0029】
このような構成の従動ローラ145によれば、紙送りローラ146の駆動力は、紙送りローラ146に荷重F1で圧接された伝達部材145aa、145abに伝わり、挟持部材145bを介して記録用紙Pの印字表面に伝達される。したがって、記録用紙Pの搬送力Fは、印字裏面の摩擦係数μ1と従動ローラ145の伝達部材145aa、145abに加えられる荷重F1、および印字表面の摩擦係数μ2と従動ローラ145の挟持部材145bに加えられる荷重a・F1(aは1以下の係数)により決まり、F=μ1×F1+μ2×a・F1の関係が成り立つ。
【0030】
したがって、この記録用紙Pの搬送力Fは、従来の記録用紙の搬送力Fよりもμ2×a・F1の分だけ大きくすることができる。このため、専用光沢紙を搬送する場合であっても、従動ローラ145の伝達部材145aa、145abに加えられる荷重F1を増加させる必要は無く、専用光沢紙の印字裏面と紙送りローラ146との間でのスリップの発生を無くして正確な紙送りを実現することができる。
【0031】
また、硬質プラスチックでなる伝達部材145aa、145abの間にエラストマでなる挟持部材145bを配設した構成としているので、記録用紙幅に対して従動ローラ145の幅を余り大きく取らなくても、記録用紙(厚紙も含む)は浮き上がること無く、確実な搬送力を確保することができる。さらに、従来の従動ローラのようにエラストマのみで形成する場合に比べて従動ローラ145の塑性変形を防止することができる。また、従動ローラ145を駆動するための精密ギア輪列等が不要であるので、コストを低減させることができる。
【0032】
以上のような構成のインクジェット式プリンタ100において、その動作の概略を説明する。なお、インクジェット式プリンタ100とテレビジョン・システムやコンピュータ等との接続配線や電源プラグの接続は既に完了しているものとする。先ず、ユーザは、図1に示す状態で指をトレイ120の底面に設けられている凹部に掛けて引っ張ることにより、図2に示すようにトレイ120を前方へ引き出す。
【0033】
続いて、トレイ120の本体111内の所定位置に複数枚の記録用紙を積層した状態で収納した後、トレイ120を後方へ押し込んでセットする。このとき、記録用紙の前部はホッパ112により斜め上方に持ち上げられ、最上部の記録用紙の前部先端が給紙ローラ142に接触する。次に、ユーザは、指をスタッカ110の上部に掛けて引っ張ることにより、図3に示すようにスタッカ110を前方へ引き出す。そして、インクジェット式プリンタ100をスタンバイ状態にし、テレビジョン・システムやコンピュータ等から記録指令を入力する。
【0034】
すると、図7に示すように、トレイ120内の最上部の1枚の記録用紙Pは、第1紙案内141と第2紙案内144に案内されつつ、給紙ローラ142の回転により副走査方向である前方へ引き出されて給紙ローラ142とパッド143aとの間に挟持されて更に前方へ送り出される。そして、その記録用紙Pは、従動ローラ145と紙送りローラ146との間に挟持されて更に前方へ送り出される。
【0035】
記録用紙Pが第3紙案内147に達すると、キャリッジ151の主走査方向への移動が開始される。そして、副走査方向に搬送されつつある記録用紙Pに対し、記録ヘッド153は主走査方向に移動しながらインク滴を吐出して、記録用紙P上に所定の記録情報を記録する。このときの記録ヘッド153の走査タイミングやインク吐出タイミングは、制御部160の専用コントローラボード等により制御され、高精度なインクドット制御、ハーフトーン処理等が実行されるようになっている。そして、その記録用紙Pは、排紙ギザローラ148と排紙ローラ149との間に挟持されて更に前方へ送り出され、最終的に記録が完了した記録用紙Pはスタッカ110上に排紙される。
【0036】
以上のように、このインクジェット式プリンタ100によれば、記録前の記録用紙Pのセッティングから記録後の記録用紙Pの取り出し、さらにはインクカートリッジ152の交換等にいたるまで前面側で全て処理することができるので、操作が迅速かつ容易となり、記録効率を向上させることができると共に、プリンタ上部への周辺機器の設置が可能となり、作業空間を有効利用することができる。
【0037】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるのは勿論である。例えば、記録装置としてプリンタを例に説明したが、これに限られるものではなく、例えばファクシミリ装置やコピー装置等の記録装置にも適用可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、主導的に送り量を決定している搬送ローラの表面に従動ローラの一部である伝達部材を直接接触させ、従動ローラを駆動させて記録媒体の両面に搬送力を伝達することができるので、記録裏面の摩擦係数が低い記録媒体でもスリップの無い送りを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図1のインクジェット式プリンタのスタッカを開にして記録用紙が受けられるようにした状態を示す斜視図である。
【図3】図1のインクジェット式プリンタのトレイを引き出して記録用紙が収納可能なようにした状態を示す斜視図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタの前枠、スタッカおよびトレイを取り外した状態を示す斜視図である。
【図5】図1のインクジェット式プリンタの筐体、前枠およびスタッカを取り外した状態を示す斜視図である。
【図6】図5のインクジェット式プリンタの平面図である。
【図7】図5のインクジェット式プリンタの側面図である。
【図8】図1のインクジェット式プリンタの用紙搬送部の従動ローラと紙送りローラの詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
100   インクジェット式プリンタ
101   筐体
102   前枠
110   スタッカ
111   基台
112   第1の受け台
113   第2の受け台
120   トレイ
121   本体
122   ホッパ
140   用紙搬送部
141   第1紙案内
142   給紙ローラ
143   パッドホルダ
144   第2紙案内
145   従動ローラ
145aa、145ab 伝達部材
145ac 中心軸
145b  挟持部材
146   紙送りローラ
147   第3紙案内
148   排紙ギザローラ
149   排紙ローラ
150   記録部
151   キャリッジ
152   インクカートリッジ
153   記録ヘッド
154   ガイド棒
155   フレキシブル配線板
160   制御部
170   搬送駆動部
171   駆動モータ
172   ギア機構
180   記録駆動部
181   駆動モータ
182   ベルト機構

Claims (4)

  1. 回転駆動される搬送ローラと、当該搬送ローラに圧接されて回転する従動ローラとを有し、記録媒体を前記搬送ローラと前記従動ローラとの間に挟持して送出する記録媒体搬送装置であって、
    前記従動ローラは、前記搬送ローラに常時接触して回転駆動力を伝達する伝達部材と、前記記録媒体を前記搬送ローラと挟持して送出する挟持部材とを備えていることを特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 前記従動ローラの両端部側に前記伝達部材が配設され、当該伝達部材の間に前記挟持部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
  3. 前記伝達部材は硬質プラスチックまたは金属等の剛体で形成され、前記挟持部材はエラストマ等の弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体搬送装置。
  4. 記録媒体に記録する記録装置であって、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の記録媒体搬送装置を備えたことを特徴とする記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7971990B2 (en) 2006-08-03 2011-07-05 Seiko Epson Corporation Transported medium transporting apparatus and recording apparatus
CN110451036A (zh) * 2019-07-26 2019-11-15 佛山市高明英皇卫浴有限公司 一种大宽度薄膜裁切机

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