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JP2004078415A - データバックアップ方法及びこの方法を実行するシステム - Google Patents

データバックアップ方法及びこの方法を実行するシステム Download PDF

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JP2004078415A
JP2004078415A JP2002235830A JP2002235830A JP2004078415A JP 2004078415 A JP2004078415 A JP 2004078415A JP 2002235830 A JP2002235830 A JP 2002235830A JP 2002235830 A JP2002235830 A JP 2002235830A JP 2004078415 A JP2004078415 A JP 2004078415A
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Masakazu Ito
伊藤 正和
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NEC Infrontia Corp
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Abstract

【課題】伝送路で結ばれた全POS端末でデータを相互にバックアップするシステムに比べ、各端末当りの所要データ記憶容量を少なくすることが出来、更に、現実に確保可能なデータ記憶容量に合わせてフレキシブルなバックアップシステムを容易に構築することが出来るようにする。
【解決手段】各POS端末装置11〜16をその所属グループに分け、同じグループに所属するPOS端末で同じ売上データを夫々保有することによってデータをバックアップし、且つ、各POS端末装置について所属グループを可変設定可能にする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台のデータ処理装置(例えばPOS端末装置)が相互にデータの伝送路で結ばれたシステム(POSシステム:販売時点管理システム)に適用される売上登録情報等のデータのバックアップ方法、並びに、このようなデータバックアップ方法を実行するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店舗等に設置されるデータ処理装置とデータ集計機能を備えたサーバーとが伝送路で結ばれたPOSシステムでは、データ処理装置で発生した売上データ(POSデータ)はリアルタイムにサーバーにデータを伝送し、サーバー側で集計処理している。尚、売上データは店舗における規定などに準拠して所定の運用日付毎に区分して集計処理すると共に、勤怠のデータ等も併せてマスタデータとして管理するといった運用がなされることもある。
【0003】
複数台のPOS端末装置が伝送路(通信回線)で接続されたPOSシステムでは、売上データ等のバックアップは任意または固定で設定されたマスタ装置とバックアップ装置が相互間でデータを共通に記憶していた。しかし、マスタ装置やバックアップ装置が障害によりダウンしてしまうとデータ復旧ができなくなり、システム上の他のPOS端末装置で売上保留データの呼び出し、勤怠処理ができなくなってしまうといった問題があった。
【0004】
このような問題に対処すべく、従来より種々の提案がなされている。例えば、特開昭63−118860号公報、特開平10−124377号公報、特開2000−305831号公報、特開2001−93047号公報等々には、データの処理乃至蓄積を複数の同種の機能を持つ装置で並行して(分散して)実行することによってシステムがダウンしてもデータのバックアップとリカバリが確保されるようにする方法の改善について提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の提案によるシステムでは、何れも、マスタやバックアップ機が障害によりダウンしてしまうとデータ復旧ができなくなったり、或いは又、データの復旧だけは確保されるようにすると、全POS端末でデータを共有することになり、データ蓄積領域の容量に余裕がなかった場合にはこれらのバックアップシステムを構築すること自体が困難になってしまっていた。また、例えば、商業戦略上の理由等からPOSシステムを適用する店舗の形態や規模或いは組織形態が変化した場合にも、システムの基本的構成を変えることなくデータバックアップの機能についてはこの変化に適合させるように融通を図ったりすることは容易ではなかった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、障害が起こった際にデータ復旧元になるデータ処理装置を多くとることによりシステムの信頼性向上が図られる一方、伝送路で結ばれた全てのデータ処理装置(POS端末)でデータを相互にバックアップするシステムに比べ、各データ処理装置当りの所要データ記憶容量を少なくすることが出来、更に、システムを適用しようとする店舗その他の場所での状況や、現実に確保可能なデータ記憶容量に合わせてフレキシブルなバックアップシステムを容易に構築することが出来るデータバックアップ方法及びこの方法を実行するシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、次のような特徴的な構成を採用している。
【0008】
(1)データ処理機能部、データ蓄積機能部及びデータ通信機能部を各備えた複数のデータ処理装置を伝送路で結び、
前記複数の各データ処理装置のデータ蓄積機能部には、本来のデータ処理乃至蓄積の対象とされる処理対象データの他に、自己を特定する番号乃至符号を表す第1のデータと、自己の所属するグループを表す第2のデータと、自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた番号乃至符号と前記グループとの対応関係を表す第3のデータとの3種類のデータを、前記データ通信機能部で認識可能に且つ少なくとも第3のデータについては可変設定可能に保有させ、
前記伝送路で結ばれた複数のデータ処理装置のうち、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される同士で、相互に自己の保有する前記処理対象データを授受可能にし、且つ、各自が受信した当該処理対象データを自己のデータ蓄積機能部に蓄積可能にするデータバックアップ方法。
【0009】
(2)上記(1)のデータバックアップ方法において、更に、前記複数のデータ処理装置の何れかにおいて自己のデータ蓄積機能部に保有する前記処理対象データ中少なくとも所定の種類のデータに関する更新が発生したときには、当該更新が発生した一のデータ処理装置から、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に前記更新の内容を前記伝送路を通して伝送させ、
前記伝送路を通して当該更新の内容を受信した前記同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に、各自のデータ蓄積機能部に保有するデータの内容を前記更新が反映された状態に夫々改訂させ、
前記の改訂によって、前記同一のグループに所属するものと認識される複数のデータ処理装置の全てが少なくとも前記所定の種類のデータに関しては等しい内容のものを各自のデータ蓄積機能部に保有した状態を現出可能にするデータバックアップ方法。
【0010】
(3)上記(1)のデータバックアップ方法において、更に、前記データ蓄積機能部に保有された第3のデータである自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた当該データ処理装置の番号乃至符号と前記グループとの対応関係を所要に応じて組み替えるデータバックアップ方法。
【0011】
(4)上記(2)のデータバックアップ方法において、更に、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置にも伝送しないデータバックアップ方法。
【0012】
(5)上記(2)のデータバックアップ方法において、更に、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置によっても受信しないデータバックアップ方法。
【0013】
(6)上記(1)のデータバックアップ方法において、更に、前記各データ処理装置のデータ蓄積機能部に保有された第2のデータである自己の所属するグループを表すデータとして自然数を割り当てるデータバックアップ方法。
【0014】
(7)上記(4)又は(5)のデータバックアップ方法において、更に、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置について、そのデータ蓄積機能部に保有される第2のデータである自己の所属するグループを表すデータとして0を割り当てるデータバックアップ方法。
【0015】
(8)データ処理機能部、データ蓄積機能部及びデータ通信機能部を各備えた複数のデータ処理装置を伝送路で結ぶことにより構成されたデータバックアップシステムであって、
前記複数の各データ処理装置のデータ蓄積機能部は、本来のデータ処理乃至蓄積の対象とされる処理対象データの他に、自己を特定する番号乃至符号を表す第1のデータと、自己の所属するグループを表す第2のデータと、自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた番号乃至符号と前記グループとの対応関係を表す第3のデータとの3種類のデータを、前記データ通信機能部で認識可能に且つ少なくとも第3のデータについては可変設定可能に保有するようになされ、
前記複数の各データ処理装置のデータ通信機能部は、前記データ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより自己と同一のグループに所属するデータ処理装置であるものを識別可能になされ、且つ、同一のグループに所属すると認識されるデータ処理装置相互間で各自の保有する前記処理対象データを授受可能にし、且つ、各自が受信した当該処理対象データを各自己のデータ蓄積機能部に蓄積可能にするようになされたデータバックアップシステム。
【0016】
(9)前記各データ処理装置は、更に、自己のデータ蓄積機能部に保有する前記処理対象データ中少なくとも所定の種類のデータに関する更新が発生したときには、当該更新が発生した一のデータ処理装置から、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に前記更新の内容を前記伝送路を通して伝送するように構成されたものである上記(8)のデータバックアップシステム。
【0017】
(10)前記伝送路を通して当該更新の内容を受信した前記同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置は、各自のデータ蓄積機能部に保有するデータの内容を前記更新が反映された状態に夫々改訂し、当該改訂によって、前記同一のグループに所属するものと認識される複数のデータ処理装置の全てが少なくとも前記所定の種類のデータに関しては等しい内容のものを各自のデータ蓄積機能部に保有した状態を現出可能となるように構成されたものである上記(9)のデータバックアップシステム。
【0018】
(11)前記複数のデータ処理装置は更に、それらのうち当該データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置にも伝送しないように構成された上記(9)のデータバックアップシステム。
【0019】
(12)前記複数のデータ処理装置は更に、それらのうち当該データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置によっても受信しないように構成された上記(9)のデータバックアップシステム。
【0020】
(13)前記各データ処理装置は夫々POS端末装置を構成するものである上記(8)のデータバックアップシステム。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のデータバックアップ方法及びこの方法を実施するシステムの好適実施形態について詳細に説明する。
【0022】
図1は本発明のデータバックアップ方法を適用するシステムを説明するための概念図である。
【0023】
図1において、本発明のシステムは、複数台のデータ処理装置(本例ではPOS端末装置)11、12、13、14、15、16がハブ17を介してLAN接続されて構成される。
各POS端末装置11、12、13、14、15、16は、夫々売上明細データ、勤怠データなど、バックアップが必要なデータをこれらLAN上に接続されたPOS端末装置のうち同じグループに所属する複数のものにより夫々保持するようになされ、様々な原因によるPOS端末の障害時のデータ復旧を容易に確実に行なうことができる。本実施形態では、各データ処理装置(本例ではPOS端末装置)11、12、13、14、15、16は夫々相似的な構成及び機能を有する。
【0024】
図2は図1の各相似的な構成及び機能を有する各データ処理装置としてのPOS端末装置11、12、13、14、15、16の構成を示すブロック図である。
【0025】
一つのデータ処理装置(POS端末装置)は、各メニュー登録等に使われる入力装置21と、この入力装置21から入力されたデータを処理するデータ処理機能部としての入力データ処理部22と、この入力データ処理部22の出力に基づいて入力装置21から入力されたデータを画面に表示するための画面表示部23と、入力データ処理部22の出力に基づいて入力装置21から入力されたデータ及び後述するその他のデータを記憶するデータ蓄積機能部としての記憶装置24と、LANを通して本POS端末装置相互間でデータ通信を行なうためのデータ通信機能部としてのLAN通信部29を含んで構成される。記憶装置24内には複数の記憶部25、26、27、28が設けられている。
【0026】
図3は記憶装置24内のこれら記憶部26、27、28におけるデータの蓄積状況の詳細を示す概念図である。記憶装置24内のこれら各記憶部26、27、28には上述のようにして入力装置21から入力されたデータが蓄積され、或いはまた、LAN通信部29を通して取得されたデータも蓄積される。
【0027】
一方、データ処理装置(各POS端末装置11、12、13、14、15、16)のデータ蓄積機能部(記憶装置24)には、本来のデータ処理乃至蓄積の対象とされる処理対象データ(記憶部26、27、28に蓄積されたデータ)の他に、自己を特定する番号乃至符号を表す第1のデータ(例えば、後述の端末番号)と、自己の所属するグループを表す第2のデータ(例えば、後述のグループ番号)と、自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた番号乃至符号と上記グループとの対応関係を表す第3のデータとの3種類のデータ(例えば、後述の端末番号とグループ番号との組合わせ)が、上記データ通信機能部(LAN通信部29)で認識可能に且つ少なくとも第3のデータについては可変設定可能に保有されている。この状況を次に図面を伴って説明する。
【0028】
図4(A)、(B)は、記憶装置24内の上記複数の記憶部のうち記憶部25におけるデータの保有状況を示す概念図である。図4(A)に図示のように、記憶部25の一部にはLAN接続された各POS端末装置11、12、13、14、15、16に対して割り振られた端末番号のデータが上述の第1のデータとして、また自己(POS端末装置)が所属するものとして割り当てられたグループ番号のデータが上述の第2のデータとして記憶されている。また、図4(B)に図示のように、記憶部25の他部には端末番号とグループ番号との組合わせを表すデータが上述の第3のデータとして記憶されている。
【0029】
図4(A)に一般的に表された端末番号のデータは、POS端末11は端末番号1、POS端末12は端末番号2、POS端末13は端末番号3、POS端末14は端末番号4、POS端末15は端末番号5、POS端末16は端末番号6になっている。そのため、図4(B)に例示の場合では、POS端末11、12、13(端末番号1、2、3)はグループ1に属し、POS端末14、15、16(端末番号4、5、6)はグループ2に属する。このように、本実施形態では、第2のデータである自己の所属するグループを表すデータとして、通常の場合は、自然数を割り当てる。また、第3のデータである自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた各データ処理装置の番号乃至符号と上記グループとの対応関係を所要に応じて組み替えることが可能になされている。
【0030】
本発明では、上記複数のデータ処理装置の何れかにおいて自己のデータ蓄積機能部に保有する上記処理対象データ中少なくとも所定の種類のデータに関する更新が発生したときには、当該更新が発生した一のデータ処理装置から、上記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された上記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に上記更新の内容を上記伝送路を通して伝送させ、
上記伝送路を通して当該更新の内容を受信した上記同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に、各自のデータ蓄積機能部に保有するデータの内容を上記更新が反映された状態に夫々改訂させ、
上記の改訂によって、上記同一のグループに所属するものと認識される複数のデータ処理装置の全てが少なくとも上記所定の種類のデータに関しては等しい内容のものを各自のデータ蓄積機能部に保有した状態を現出可能にする。
【0031】
上記を図示の実施形態に即して言えば、例えばPOS端末11で売上登録処理終了後、LAN通信部29では、売上登録処理が行なわれたPOS端末11と同じグループ番号を持つPOS端末を記憶部25内のデータを元に検索する。図示の例でいうとPOS端末12と13がPOS端末11と同一のグループ番号と判断できるので、LAN通信部29はそれらのPOS端末へ記憶部26、27、28へ記憶された売上情報を送信する。データを受信した各POS端末12と13において、受信データは記憶装置24の記憶部26、27、28へ記憶される。これにより、LAN接続された全てのPOS端末の中で同一のグループ番号を持つPOS端末の記憶装置24内の記憶部26、27、28のデータ内容が同じになってこれらのデータに関するバックアップが図られる。
【0032】
また、POS端末15で売上登録が行なわれた場合、上述と同様に、同じグルプ番号を持つPOS端末14と16へ売上情報が伝送され、データがバックアップされる。
【0033】
またこの実施形態では、特別に、グループ番号として0(ゼロ)が敢えて割り当てられたPOS端末で売上登録処理が行なわれた場合は、上記データ通信機能部で第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されず、何れのPOS端末へも記憶部25、26、27のデータは送信されず、且つ、他のPOS端末からもデータを受信しない。
【0034】
以上の実施形態においては、LAN接続された各POS端末のうち同一グループ番号を持つPOS端末同士で売上登録情報を保持するため、特定のPOS端末に障害が発生しても、同一グループ内の他のPOS端末内に同じ情報が記憶されているためにデータをリカバリーすることができる。
【0035】
また、マスタ機、バックアップ機がそれぞれ一台ずつのシステムに比べ、障害が起こった際にデータ復旧元になるPOS端末を多くとることができる。
【0036】
更に、全POS端末でデータを相互にバックアップするシステムに比べ、同一グループ番号のPOS端末のデータのみを保持すれば良く、従って、各POS端末における所要のデータ容量が軽減される。
【0037】
更にまた、各POS端末のグループ番号を変更することにより、本実施形態の方法乃至システムを適用する店舗等においては、運用に最も適合したフレキシブルなバックアップシステムを容易に構築でき、広範囲な店舗形態のPOSシステムを実現できる。さらに、現実に採用可能な仕様のPOS端末内の記憶容量に合った、さまざまなバックアップシステムを構築することが出来る。
【0038】
尚、十分なデータ容量を持つPOSシステムにおいては、グループ番号を全てのPOS端末に対して同じ番号に設定すれば売上登録情報はLAN上の全てのPOS端末でバックアップすることが出来る。
【0039】
この場合においても、グループ番号がゼロのPOS端末で売上登録された場合は、どのPOS端末へも送信されず、また、どのPOS端末からの受信もこないため、ローカルな記憶部26、27、28の内容は売上登録が発生した自らのPOS端末のデータのみとなる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、障害が起こった際にデータ復旧元になるデータ処理装置を多くとることによりシステムの信頼性向上が図られる一方、伝送路で結ばれた全てのデータ処理装置(POS端末)でデータを相互にバックアップするシステムに比べ、各データ処理装置当りの所要データ記憶容量を少なくすることが出来、更に、システムを適用しようとする店舗その他の場所での状況や、現実に確保可能なデータ記憶容量に合わせてフレキシブルなバックアップシステムを容易に構築することが出来る方法及びこの方法を実行するシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータバックアップ方法を適用するシステムを説明するための概念図である。
【図2】図1の各相似的な構成及び機能を有するデータ処理装置としてのPOS端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のPOS端末装置の記憶装置内の各記憶部におけるデータの蓄積状況の詳細を示す概念図である。
【図4】図2のPOS端末装置の記憶装置内の特定の記憶部におけるデータ蓄積状況の一例についてその詳細を示す概念図である。
【符号の説明】
11〜16       POS端末装置
17          ハブ
21          入力装置
22          入力データ処理部
23          画面表示部
24          記憶装置
25、26、27、28 記憶部
29          LAN通信部

Claims (13)

  1. データ処理機能部、データ蓄積機能部及びデータ通信機能部を各備えた複数のデータ処理装置を伝送路で結び、
    前記複数の各データ処理装置のデータ蓄積機能部には、本来のデータ処理乃至蓄積の対象とされる処理対象データの他に、自己を特定する番号乃至符号を表す第1のデータと、自己の所属するグループを表す第2のデータと、自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた番号乃至符号と前記グループとの対応関係を表す第3のデータとの3種類のデータを、前記データ通信機能部で認識可能に且つ少なくとも第3のデータについては可変設定可能に保有させ、
    前記伝送路で結ばれた複数のデータ処理装置のうち、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される同士で、相互に自己の保有する前記処理対象データを授受可能にし、且つ、各自が受信した当該処理対象データを自己のデータ蓄積機能部に蓄積可能にすることを特徴とするデータバックアップ方法。
  2. 請求項1のデータバックアップ方法において、更に、前記複数のデータ処理装置の何れかにおいて自己のデータ蓄積機能部に保有する前記処理対象データ中少なくとも所定の種類のデータに関する更新が発生したときには、当該更新が発生した一のデータ処理装置から、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に前記更新の内容を前記伝送路を通して伝送させ、
    前記伝送路を通して当該更新の内容を受信した前記同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に、各自のデータ蓄積機能部に保有するデータの内容を前記更新が反映された状態に夫々改訂させ、
    前記の改訂によって、前記同一のグループに所属するものと認識される複数のデータ処理装置の全てが少なくとも前記所定の種類のデータに関しては等しい内容のものを各自のデータ蓄積機能部に保有した状態を現出可能にすることを特徴とするデータバックアップ方法。
  3. 請求項1のデータバックアップ方法において、更に、前記データ蓄積機能部に保有された第3のデータである自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた当該データ処理装置の番号乃至符号と前記グループとの対応関係を所要に応じて組み替えることを特徴とするデータバックアップ方法。
  4. 請求項2のデータバックアップ方法において、更に、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置にも伝送しないことを特徴とするデータバックアップ方法。
  5. 請求項2のデータバックアップ方法において、更に、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置によっても受信しないことを特徴とするデータバックアップ方法。
  6. 請求項1のデータバックアップ方法において、更に、前記各データ処理装置のデータ蓄積機能部に保有された第2のデータである自己の所属するグループを表すデータとして自然数を割り当てることを特徴とするデータバックアップ方法。
  7. 請求項4又は5のデータバックアップ方法において、更に、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置について、そのデータ蓄積機能部に保有される第2のデータである自己の所属するグループを表すデータとして0を割り当てることを特徴とするデータバックアップ方法。
  8. データ処理機能部、データ蓄積機能部及びデータ通信機能部を各備えた複数のデータ処理装置を伝送路で結ぶことにより構成されたデータバックアップシステムであって、
    前記複数の各データ処理装置のデータ蓄積機能部は、本来のデータ処理乃至蓄積の対象とされる処理対象データの他に、自己を特定する番号乃至符号を表す第1のデータと、自己の所属するグループを表す第2のデータと、自己及び他の各データ処理装置に割り当てられた番号乃至符号と前記グループとの対応関係を表す第3のデータとの3種類のデータを、前記データ通信機能部で認識可能に且つ少なくとも第3のデータについては可変設定可能に保有するようになされ、
    前記複数の各データ処理装置のデータ通信機能部は、前記データ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより自己と同一のグループに所属するデータ処理装置であるものを識別可能になされ、且つ、同一のグループに所属すると認識されるデータ処理装置相互間で各自の保有する前記処理対象データを授受可能にし、且つ、各自が受信した当該処理対象データを各自己のデータ蓄積機能部に蓄積可能にするようになされたことを特徴とするデータバックアップシステム。
  9. 前記各データ処理装置は、更に、自己のデータ蓄積機能部に保有する前記処理対象データ中少なくとも所定の種類のデータに関する更新が発生したときには、当該更新が発生した一のデータ処理装置から、前記データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することにより同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置に前記更新の内容を前記伝送路を通して伝送するように構成されたものであることを特徴とする請求項8に記載のデータバックアップシステム。
  10. 前記伝送路を通して当該更新の内容を受信した前記同一のグループに所属するものと認識される他の全てのデータ処理装置は、各自のデータ蓄積機能部に保有するデータの内容を前記更新が反映された状態に夫々改訂し、当該改訂によって、前記同一のグループに所属するものと認識される複数のデータ処理装置の全てが少なくとも前記所定の種類のデータに関しては等しい内容のものを各自のデータ蓄積機能部に保有した状態を現出可能となるように構成されたものであることを特徴とする請求項9に記載のデータバックアップシステム。
  11. 前記複数のデータ処理装置は更に、それらのうち当該データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置にも伝送しないように構成されたことを特徴とする請求項9に記載のデータバックアップシステム。
  12. 前記複数のデータ処理装置は、更に、それらのうち当該データ通信機能部でデータ蓄積機能部に保有された前記第3のデータを認識することによっては何れのグループにも所属するものと認識されないデータ処理装置で発生したデータの更新は他の何れのデータ処理装置によっても受信しないように構成されたことを特徴とする請求項9に記載のデータバックアップシステム。
  13. 前記各データ処理装置は、夫々POS端末装置を構成するものであることを特徴とする請求項8に記載のデータバックアップシステム。
JP2002235830A 2002-08-13 2002-08-13 データバックアップ方法及びこの方法を実行するシステム Pending JP2004078415A (ja)

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