JP2004070407A - 電気機器の制御装置及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブートプログラムの開発作業、あるいはブートプログラム書き込み作業を削減することにより、短時間でかつ低コストで電気機器の制御装置製造する。
【解決手段】プログラムを格納する不揮発性書き換え可能メモリ24を備え、該書き換え可能メモリ24に格納されたプログラムに従って電気機器を制御するマイクロコンピュータ22、及び前記マイクロコンピュータが生成するクリアパルスを監視し、所定期間内に前記クリアパルスを受信しないとき前記マイクロコンピュータにリセットパルスを供給するウオッチドッグタイマ28を搭載した電気機器の制御装置であって、前記電気機器の制御装置は、外部から前記プログラムを前記不揮発性書き換え可能メモリに書き込むためのメモリ書き込み端子及び前記クリアパルスに近似する疑似クリアパルスを前記ウオッチドッグタイマに供給するための疑似クリアパルス供給端子を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】プログラムを格納する不揮発性書き換え可能メモリ24を備え、該書き換え可能メモリ24に格納されたプログラムに従って電気機器を制御するマイクロコンピュータ22、及び前記マイクロコンピュータが生成するクリアパルスを監視し、所定期間内に前記クリアパルスを受信しないとき前記マイクロコンピュータにリセットパルスを供給するウオッチドッグタイマ28を搭載した電気機器の制御装置であって、前記電気機器の制御装置は、外部から前記プログラムを前記不揮発性書き換え可能メモリに書き込むためのメモリ書き込み端子及び前記クリアパルスに近似する疑似クリアパルスを前記ウオッチドッグタイマに供給するための疑似クリアパルス供給端子を備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気機器の制御装置及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法に係り、特にウオッチドッグタイマー回路を搭載した電気機器の制御装置及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、ウオッチドッグタイマを搭載した従来の電気機器の制御装置を説明する図である。該制御装置は、例えばエアコン等の車載機器の制御装置として利用される。図において、1は前記制御装置を搭載するプリント基板、2はワンチップマイクロコンピュータ等のコンピュータであり、CPU(制御部)3及びFRASH−RAM等の不揮発性書き換え可能メモリ4を備える。5は書き換え可能メモリ4のブートプログラム記録領域であり、該領域にはアプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムあるいはウオッチドッグタイマのリセット動作を無効にするためのプログラム等を格納する。6はマイクロコンピュータと後述するコネクタ9を接続する配線、7は書き換え可能メモリ4のアプリケーションプログラム記録領域であり、例えば車載用エアコンの温度調整用プログラム、あるいは風量調整プログラム等を格納する。8はCPUが正常に動作しているか否かを常時監視するための、マイクロコンピュータ2に外付けされたウオッチドッグタイマであり、例えば、マイクロコンピュータが周期的に生成するクリアパルスaを受信し、前記クリアパルスaを受信できなくなったときリセットパルスbを生成してマイクロコンピュータ2を強制的にリセットする。ウオッチドッグタイマ8は、この機能を備えることによりマイクロコンピュータのプログラムに障害が発生した場合、マイクロコンピュータ2を再起動して制御動作を継続させることができる。9は外部接続用のコネクタ(端子)であり、該コネクタ9を介してマイクロコンピュータ2は外部からアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ4に書き込むこと(ダウンロード)ができる。また、該コネクタ9を介してマイクロコンピュータ2は外部の被制御機器(エアコン等)を制御する。すなわち、マイクロコンピュータ2を含むプリント基板1上の搭載機器は外部の被制御機器(エアコン等)を制御する制御装置として機能する。
【0003】
次に、図4に示す電気機器の制御装置の製造手順について説明する。まず、プログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ(生マイクロコンピュータ)2を用意し、該マイクロコンピュータ2にブートプログラムを書き込む。該ブートプログラムは前述したように、アプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムあるいはウオッチドッグタイマ8のリセット動作を無効にするためのプログラムであり、これらのプログラムをROMライタなどを用いて書き込む。なお、これらのプログラムは前記マイクロコンピュータ2の種類毎に異なるプログラムであり、従って使用するマイクロコンピュータ2の種類毎に開発することが必要である。また、プログラムの書き込みは製造ライン上で、あるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおいて行うことができる。
【0004】
次いで、前記プログラムを書き込んだマイクロコンピュータ2、ウオッチドッグタイマ8及びコネクタ9をプリント基板(プリント配線板)1に搭載し、前記マイクロコンピュータ2、ウオッチドッグタイマ8及びコネクタ9間をプリント基板1に形成した配線を介して接続する。
【0005】
次いで、前記コネクタ9を介して、例えば前記アプリケーションプログラムを格納したパーソナルコンピュータを接続し、更に、書き込んだ前記ブートプログラムを起動して前記パーソナルコンピュータに格納してあるアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ4に書き込む(ダウンロードする)。
【0006】
ところで、マイクロコンピュータ2に外付けされるウオッチドッグタイマ8は、通常、前述のようにマイクロコンピュータ2が周期的に生成するクリアパルスaを受信し、前記クリアパルスaを受信できなくなったときリセットパルスbを生成してマイクロコンピュータ2を強制的にリセットするように設定してある。このため、前記ウオッチドッグタイマ8のリセット動作を無効にするためのブートプログラム及びアプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムを読み込んだ後、アプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムを実行させることにより、前記ウオッチドックタイマ8の不要動作によりマイクロコンピュータ2がリセットされることを避けることができる。
【0007】
アプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ4に書き込んだマイクロコンピュータ2は、以後制御装置として動作可能となり、例えばコネクタ9を介して接続した車載エアコンを制御して、車内温度、あるいは送風風量等を制御することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、マイクロコンピュータを利用した従来の電気機器の制御装置の製造に際しては、(1)ブートプログラムの開発作業、(2)製造ラインあるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおけるブートプログラム書き込み作業、(3)マイクロコンピュータ、ウオッチドッグタイマ及びコネクタ等のプリント基板への搭載作業、(4)前記プリント基板に搭載したマイクロコンピュータへのアプリケーションプログラムの書き込み作業、が必要となる。
【0009】
前記(1)ブートプログラムの開発作業、及び(2)製造ラインあるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおけるブートプログラム書き込み作業、において利用されるブートプログラムは、アプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムあるいはウオッチドッグタイマのリセット動作を無効にするためのプログラムである。
【0010】
このため、前記ブートプログラムを用いてアプリケーションプログラムを書き込んだ(ダウンロードした)後においては、前記書き込んだアプリケーションプログラムが動作することになり、前記ブートプログラムが動作することはない。
【0011】
なお、前記ブートプログラムは前述のように使用するマイクロコンピュータの機種毎に開発することを要し、かつ、その開発には多大の労力を要する。更に前記ブートプログラムの開発作業、マイクロコンピュータへの書き込み作業にはかなりの事務管理あるいは工程管理負担が発生する。
【0012】
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、ブートプログラムの開発作業、あるいはブートプログラム書き込み作業を削減し、短時間でかつ低コストで製造することのできる電気機器の制御装置、及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を採用した。
【0014】
プログラムを格納する不揮発性書き換え可能メモリを備え、該書き換え可能メモリに格納されたプログラムに従って電気機器を制御するマイクロコンピュータ、及び前記マイクロコンピュータが生成するクリアパルスを監視し、所定期間内に前記クリアパルスを受信しないとき前記マイクロコンピュータにリセットパルスを供給するウオッチドッグタイマを搭載した電気機器の制御装置であって、前記電気機器の制御装置は、外部から前記プログラムを前記不揮発性書き換え可能メモリに書き込むためのメモリ書き込み端子及び前記クリアパルスに近似する疑似クリアパルスを前記ウオッチドッグタイマに供給するための疑似クリアパルス供給端子を備えた。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電気機器の制御装置を説明する図である。該制御装置は、例えばエアコン等の車載電気機器の制御装置として利用される。図において、21は前記制御装置を搭載するプリント基板、22はワンチップマイクロコンピュータ等のコンピュータであり、CPU(制御部)23及びFRASH−RAM等の書き換え可能メモリ24を備える。書き換え可能メモリ24にはアプリケーションプログラム記録領域を備え、該領域には例えば車載用エアコンの温度調整用プログラム、あるいは風量調整プログラム等を格納する。26はマイクロコンピュータ22と後述するコネクタ29を接続する配線、27は後述するウオッチドッグタイマ28にクリアパルスaを供給し、また、マイクロコンピュータ22にリセットパルスbを供給する信号線、28はCPUが正常に動作しているか否かを常時監視するための、マイクロコンピュータ22に外付けされたウオッチドッグタイマであり、例えば、マイクロコンピュータ22が周期的に生成するクリアパルスaを受信し、前記クリアパルスaを受信できなくなったときリセットパルスbを生成してマイクロコンピュータ22を強制的にリセットする。ウオッチドッグタイマ28は、この機能を備えることによりマイクロコンピュータのプログラムに障害が発生した場合、マイクロコンピュータ22を再起動して制御動作を継続させることができる。29は外部接続用のコネクタであり、該コネクタ29を介してマイクロコンピュータ22は外部からアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリに書き込むこと(ダウンロード)ができる。また、該コネクタ29を介してマイクロコンピュータ22は外部の被制御機器(エアコン等)を制御することができる。すなわち、マイクロコンピュータ22を含むプリント基板21上の搭載機器は外部の被制御機器(エアコン等)を制御する制御装置として機能する。また、後述するように動作モードを切り替えるモード切替信号及び疑似パルス生成手段が生成する疑似パルスを取り込むことができる。
【0016】
31は前記マイクロコンピュータ22の動作モード(外部データの書き込みモード、制御装置として動作させる制御モード等)を切り替えるモード切替器、32は外部から供給されるシリアルの書き込みデータ(アプリケーションプログラム等)をマイクロコンピュータ22に供給し、またマイクロコンピュータ22の出力をシリアルデータとして外部に出力するシリアルインタフェースである。33は疑似パルス生成手段であり、前記ウオッチドッグタイマ28のリセット動作を無効にするための疑似クリアパルスa’及び前記マイクロコンピュータ22を強制リセットするための強制リセットパルスb’を生成する。なお、強制リセットパルスb’は、例えば外部からアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリに書き込む際のトリガ信号として利用することができる。34は前記アプリケーションプログラムを格納したパーソナルコンピュータであり、前記シリアルインタフェース32を介して前記アプリケーションプログラムを書き換え可能メモリ24に書き込む。なお、前記パーソナルコンピュータとシリアルインタフェース32はSCI(serial Communication interface)通信を介して接続する。また、前記モード切替器31、シリアルインタフェース32及び疑似パルス生成手段33の各接続端子は、前記コネクタ29と嵌合接続するアダプタ30側に接続しておく。このように構成しておくことにより、後述するようにアダプタ30をコネクタ29に順次差し替えるだけで、複数の書き換え可能メモリ24(複数のプリント基板)に対して、順次かつ、速やかにアプリケーションプログラムを書き込むことができる。
【0017】
次に、図2を参照して図1に示す電気機器の制御装置の製造手順について説明する。まず、プログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ(生マイクロコンピュータ)22を用意する。
【0018】
次いで、前記プログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ22、ウオッチドッグタイマ28及びコネクタ29をプリント基板(プリント配線板)1に搭載し、前記マイクロコンピュータ22、ウオッチドッグタイマ28及びコネクタ29間をプリント基板21に形成した配線を介して接続する(ステップ1)。
【0019】
次いで、前記アダプタを前記コネクタに差し込み、前記モード切替器31、シリアルインタフェース32及び疑似パルス生成手段33をそれぞれ制御装置側(マイクロコンピュータ22側)に接続する(ステップ2)。
【0020】
次いで、前記制御装置側及びアダプタ側装置の電源をオンし、疑似パルス生成手段33が生成する疑似クリアパルスa’をウオッチドッグタイマ28に供給する。これにより前記ウオッチドッグタイマ28のリセット動作を無効にすることができる(ステップ3)。
【0021】
前記疑似クリアパルスa’をウオッチドッグタイマ28に供給している間に、モード切替器31を操作してマイクロコンピュータ22のモードを書き込みモードに切り替える(ステップ4)。更に、パーソナルコンピュータ34に格納してあるアプリケーションプログラムをシリアルインタフェース32を介して、書き換え可能メモリ24に書き込む(ステップ5)。
【0022】
アプリケーションプログラムの書き込みが終了したら、双方の電源をオフにしてアダプタ30をコネクタ29から切り離す。再度制御装置側(マイクロコンピュータ22側)の電源をオンにすると、アプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ24に書き込んだマイクロコンピュータ22は、以後制御装置として動作可能となり、例えばコネクタ29を介して接続した車載エアコンを制御して、車内温度、あるいは送風風量等を制御する(ステップ6)。
【0023】
以上説明したように、本実施形態によれば、従来例で説明した(1)ブートプログラムの開発作業、(2)製造ラインあるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおけるブートプログラム書き込み作業、は不要であり、アプリケーションプログラムをプログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ(生マイクロコンピュータ)22に直接書き込むことができる。また、アダプタ30をコネクタ29に順次差し替えるのみで、任意の制御装置の書き換え可能メモリ24に任意のアプリケーションプログラムを書き込むことができる。このため、前記制御装置の製造工程におけるアプリケーションプログラム書き込み工程、あるいは既に前記制御装置を搭載した車両におけるアプリケーションプログラムの書き換え工程等に柔軟に対応することができる。
【0024】
図3は、本発明の第2の実施形態にかかる電気機器の制御装置を説明する図である。図において35はCAN(Controller Area Network)トランシーバ、36はCANシリアルインタフェースである。なお、図において図1に示される部分と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】
前記CANは、自動車内に張り巡らせる車内LANのインタフェース規格であり、高い柔軟性と低コストで構成できる点にその特徴がある。また、CANは例えば前記CANシリアルインタフェース36を介して供給するアプリケーションプログラムの書き込み信号及び前記モード切替器のモード切替信号を多重化してマイクロコンピュータ22に供給することができる。すなわち前記モード切替信号をパーソナルコンピュータ34からCANシリアルインタフェース36、CANトランシーバ37、コネクタ29及びCANトランシーバ35を介してマイクロコンピュータ22に供給することができる。このためモード切替器を設ける必要はない。また、CANトランシーバ37からCANトランシーバ35間の接続線は車内LANの通信バス線である。
【0026】
以上説明したように、本実施形態によれば、ブートプログラムの書き込みを省略するので、(1)ブートプログラムの開発作業、及び(2)ブートプログラム書き込み作業を削減することができる。従って、これらの工程の廃止に伴い、前記工程を管理するための管理作業も省略することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ブートプログラムの開発作業、あるいはブートプログラム書き込み作業を削減し、短時間でかつ低コストで製造することのできる電気機器の制御装置、及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電気機器の制御装置を説明する図である。
【図2】図1に示す電気機器の制御装置の製造手順について説明する図である
【図3】本発明の第2の実施形態に係る電気機器の制御装置を説明する図である。
【図4】従来の電気機器の制御装置を説明する図である。
【符号の説明】
1,21 プリント基板
2,22 ワンチップマイクロコンピュータ
3,23 CPU
4,24 不揮発性書き換え可能メモリ
5 ブートプログラム記録領域
6,26 接続線
7 アプリケーションプログラム記録領域
8,28 ウオッチドッグタイマ
9,29 コネクタ
30 アダプタ
31 モード切替器
32 シリアルインタフェース
33 疑似パルス生成手段
34 パーソナルコンピュータ
35,37 CANトランシーバ
36 CANインタフェース
【発明の属する技術分野】
本発明は電気機器の制御装置及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法に係り、特にウオッチドッグタイマー回路を搭載した電気機器の制御装置及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、ウオッチドッグタイマを搭載した従来の電気機器の制御装置を説明する図である。該制御装置は、例えばエアコン等の車載機器の制御装置として利用される。図において、1は前記制御装置を搭載するプリント基板、2はワンチップマイクロコンピュータ等のコンピュータであり、CPU(制御部)3及びFRASH−RAM等の不揮発性書き換え可能メモリ4を備える。5は書き換え可能メモリ4のブートプログラム記録領域であり、該領域にはアプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムあるいはウオッチドッグタイマのリセット動作を無効にするためのプログラム等を格納する。6はマイクロコンピュータと後述するコネクタ9を接続する配線、7は書き換え可能メモリ4のアプリケーションプログラム記録領域であり、例えば車載用エアコンの温度調整用プログラム、あるいは風量調整プログラム等を格納する。8はCPUが正常に動作しているか否かを常時監視するための、マイクロコンピュータ2に外付けされたウオッチドッグタイマであり、例えば、マイクロコンピュータが周期的に生成するクリアパルスaを受信し、前記クリアパルスaを受信できなくなったときリセットパルスbを生成してマイクロコンピュータ2を強制的にリセットする。ウオッチドッグタイマ8は、この機能を備えることによりマイクロコンピュータのプログラムに障害が発生した場合、マイクロコンピュータ2を再起動して制御動作を継続させることができる。9は外部接続用のコネクタ(端子)であり、該コネクタ9を介してマイクロコンピュータ2は外部からアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ4に書き込むこと(ダウンロード)ができる。また、該コネクタ9を介してマイクロコンピュータ2は外部の被制御機器(エアコン等)を制御する。すなわち、マイクロコンピュータ2を含むプリント基板1上の搭載機器は外部の被制御機器(エアコン等)を制御する制御装置として機能する。
【0003】
次に、図4に示す電気機器の制御装置の製造手順について説明する。まず、プログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ(生マイクロコンピュータ)2を用意し、該マイクロコンピュータ2にブートプログラムを書き込む。該ブートプログラムは前述したように、アプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムあるいはウオッチドッグタイマ8のリセット動作を無効にするためのプログラムであり、これらのプログラムをROMライタなどを用いて書き込む。なお、これらのプログラムは前記マイクロコンピュータ2の種類毎に異なるプログラムであり、従って使用するマイクロコンピュータ2の種類毎に開発することが必要である。また、プログラムの書き込みは製造ライン上で、あるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおいて行うことができる。
【0004】
次いで、前記プログラムを書き込んだマイクロコンピュータ2、ウオッチドッグタイマ8及びコネクタ9をプリント基板(プリント配線板)1に搭載し、前記マイクロコンピュータ2、ウオッチドッグタイマ8及びコネクタ9間をプリント基板1に形成した配線を介して接続する。
【0005】
次いで、前記コネクタ9を介して、例えば前記アプリケーションプログラムを格納したパーソナルコンピュータを接続し、更に、書き込んだ前記ブートプログラムを起動して前記パーソナルコンピュータに格納してあるアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ4に書き込む(ダウンロードする)。
【0006】
ところで、マイクロコンピュータ2に外付けされるウオッチドッグタイマ8は、通常、前述のようにマイクロコンピュータ2が周期的に生成するクリアパルスaを受信し、前記クリアパルスaを受信できなくなったときリセットパルスbを生成してマイクロコンピュータ2を強制的にリセットするように設定してある。このため、前記ウオッチドッグタイマ8のリセット動作を無効にするためのブートプログラム及びアプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムを読み込んだ後、アプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムを実行させることにより、前記ウオッチドックタイマ8の不要動作によりマイクロコンピュータ2がリセットされることを避けることができる。
【0007】
アプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ4に書き込んだマイクロコンピュータ2は、以後制御装置として動作可能となり、例えばコネクタ9を介して接続した車載エアコンを制御して、車内温度、あるいは送風風量等を制御することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、マイクロコンピュータを利用した従来の電気機器の制御装置の製造に際しては、(1)ブートプログラムの開発作業、(2)製造ラインあるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおけるブートプログラム書き込み作業、(3)マイクロコンピュータ、ウオッチドッグタイマ及びコネクタ等のプリント基板への搭載作業、(4)前記プリント基板に搭載したマイクロコンピュータへのアプリケーションプログラムの書き込み作業、が必要となる。
【0009】
前記(1)ブートプログラムの開発作業、及び(2)製造ラインあるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおけるブートプログラム書き込み作業、において利用されるブートプログラムは、アプリケーションプログラムを読み込むためのプログラムあるいはウオッチドッグタイマのリセット動作を無効にするためのプログラムである。
【0010】
このため、前記ブートプログラムを用いてアプリケーションプログラムを書き込んだ(ダウンロードした)後においては、前記書き込んだアプリケーションプログラムが動作することになり、前記ブートプログラムが動作することはない。
【0011】
なお、前記ブートプログラムは前述のように使用するマイクロコンピュータの機種毎に開発することを要し、かつ、その開発には多大の労力を要する。更に前記ブートプログラムの開発作業、マイクロコンピュータへの書き込み作業にはかなりの事務管理あるいは工程管理負担が発生する。
【0012】
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、ブートプログラムの開発作業、あるいはブートプログラム書き込み作業を削減し、短時間でかつ低コストで製造することのできる電気機器の制御装置、及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を採用した。
【0014】
プログラムを格納する不揮発性書き換え可能メモリを備え、該書き換え可能メモリに格納されたプログラムに従って電気機器を制御するマイクロコンピュータ、及び前記マイクロコンピュータが生成するクリアパルスを監視し、所定期間内に前記クリアパルスを受信しないとき前記マイクロコンピュータにリセットパルスを供給するウオッチドッグタイマを搭載した電気機器の制御装置であって、前記電気機器の制御装置は、外部から前記プログラムを前記不揮発性書き換え可能メモリに書き込むためのメモリ書き込み端子及び前記クリアパルスに近似する疑似クリアパルスを前記ウオッチドッグタイマに供給するための疑似クリアパルス供給端子を備えた。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電気機器の制御装置を説明する図である。該制御装置は、例えばエアコン等の車載電気機器の制御装置として利用される。図において、21は前記制御装置を搭載するプリント基板、22はワンチップマイクロコンピュータ等のコンピュータであり、CPU(制御部)23及びFRASH−RAM等の書き換え可能メモリ24を備える。書き換え可能メモリ24にはアプリケーションプログラム記録領域を備え、該領域には例えば車載用エアコンの温度調整用プログラム、あるいは風量調整プログラム等を格納する。26はマイクロコンピュータ22と後述するコネクタ29を接続する配線、27は後述するウオッチドッグタイマ28にクリアパルスaを供給し、また、マイクロコンピュータ22にリセットパルスbを供給する信号線、28はCPUが正常に動作しているか否かを常時監視するための、マイクロコンピュータ22に外付けされたウオッチドッグタイマであり、例えば、マイクロコンピュータ22が周期的に生成するクリアパルスaを受信し、前記クリアパルスaを受信できなくなったときリセットパルスbを生成してマイクロコンピュータ22を強制的にリセットする。ウオッチドッグタイマ28は、この機能を備えることによりマイクロコンピュータのプログラムに障害が発生した場合、マイクロコンピュータ22を再起動して制御動作を継続させることができる。29は外部接続用のコネクタであり、該コネクタ29を介してマイクロコンピュータ22は外部からアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリに書き込むこと(ダウンロード)ができる。また、該コネクタ29を介してマイクロコンピュータ22は外部の被制御機器(エアコン等)を制御することができる。すなわち、マイクロコンピュータ22を含むプリント基板21上の搭載機器は外部の被制御機器(エアコン等)を制御する制御装置として機能する。また、後述するように動作モードを切り替えるモード切替信号及び疑似パルス生成手段が生成する疑似パルスを取り込むことができる。
【0016】
31は前記マイクロコンピュータ22の動作モード(外部データの書き込みモード、制御装置として動作させる制御モード等)を切り替えるモード切替器、32は外部から供給されるシリアルの書き込みデータ(アプリケーションプログラム等)をマイクロコンピュータ22に供給し、またマイクロコンピュータ22の出力をシリアルデータとして外部に出力するシリアルインタフェースである。33は疑似パルス生成手段であり、前記ウオッチドッグタイマ28のリセット動作を無効にするための疑似クリアパルスa’及び前記マイクロコンピュータ22を強制リセットするための強制リセットパルスb’を生成する。なお、強制リセットパルスb’は、例えば外部からアプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリに書き込む際のトリガ信号として利用することができる。34は前記アプリケーションプログラムを格納したパーソナルコンピュータであり、前記シリアルインタフェース32を介して前記アプリケーションプログラムを書き換え可能メモリ24に書き込む。なお、前記パーソナルコンピュータとシリアルインタフェース32はSCI(serial Communication interface)通信を介して接続する。また、前記モード切替器31、シリアルインタフェース32及び疑似パルス生成手段33の各接続端子は、前記コネクタ29と嵌合接続するアダプタ30側に接続しておく。このように構成しておくことにより、後述するようにアダプタ30をコネクタ29に順次差し替えるだけで、複数の書き換え可能メモリ24(複数のプリント基板)に対して、順次かつ、速やかにアプリケーションプログラムを書き込むことができる。
【0017】
次に、図2を参照して図1に示す電気機器の制御装置の製造手順について説明する。まず、プログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ(生マイクロコンピュータ)22を用意する。
【0018】
次いで、前記プログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ22、ウオッチドッグタイマ28及びコネクタ29をプリント基板(プリント配線板)1に搭載し、前記マイクロコンピュータ22、ウオッチドッグタイマ28及びコネクタ29間をプリント基板21に形成した配線を介して接続する(ステップ1)。
【0019】
次いで、前記アダプタを前記コネクタに差し込み、前記モード切替器31、シリアルインタフェース32及び疑似パルス生成手段33をそれぞれ制御装置側(マイクロコンピュータ22側)に接続する(ステップ2)。
【0020】
次いで、前記制御装置側及びアダプタ側装置の電源をオンし、疑似パルス生成手段33が生成する疑似クリアパルスa’をウオッチドッグタイマ28に供給する。これにより前記ウオッチドッグタイマ28のリセット動作を無効にすることができる(ステップ3)。
【0021】
前記疑似クリアパルスa’をウオッチドッグタイマ28に供給している間に、モード切替器31を操作してマイクロコンピュータ22のモードを書き込みモードに切り替える(ステップ4)。更に、パーソナルコンピュータ34に格納してあるアプリケーションプログラムをシリアルインタフェース32を介して、書き換え可能メモリ24に書き込む(ステップ5)。
【0022】
アプリケーションプログラムの書き込みが終了したら、双方の電源をオフにしてアダプタ30をコネクタ29から切り離す。再度制御装置側(マイクロコンピュータ22側)の電源をオンにすると、アプリケーションプログラムを取り込んで書き込み可能メモリ24に書き込んだマイクロコンピュータ22は、以後制御装置として動作可能となり、例えばコネクタ29を介して接続した車載エアコンを制御して、車内温度、あるいは送風風量等を制御する(ステップ6)。
【0023】
以上説明したように、本実施形態によれば、従来例で説明した(1)ブートプログラムの開発作業、(2)製造ラインあるいはマイクロコンピュータ製造メーカにおけるブートプログラム書き込み作業、は不要であり、アプリケーションプログラムをプログラムが書き込まれていないマイクロコンピュータ(生マイクロコンピュータ)22に直接書き込むことができる。また、アダプタ30をコネクタ29に順次差し替えるのみで、任意の制御装置の書き換え可能メモリ24に任意のアプリケーションプログラムを書き込むことができる。このため、前記制御装置の製造工程におけるアプリケーションプログラム書き込み工程、あるいは既に前記制御装置を搭載した車両におけるアプリケーションプログラムの書き換え工程等に柔軟に対応することができる。
【0024】
図3は、本発明の第2の実施形態にかかる電気機器の制御装置を説明する図である。図において35はCAN(Controller Area Network)トランシーバ、36はCANシリアルインタフェースである。なお、図において図1に示される部分と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】
前記CANは、自動車内に張り巡らせる車内LANのインタフェース規格であり、高い柔軟性と低コストで構成できる点にその特徴がある。また、CANは例えば前記CANシリアルインタフェース36を介して供給するアプリケーションプログラムの書き込み信号及び前記モード切替器のモード切替信号を多重化してマイクロコンピュータ22に供給することができる。すなわち前記モード切替信号をパーソナルコンピュータ34からCANシリアルインタフェース36、CANトランシーバ37、コネクタ29及びCANトランシーバ35を介してマイクロコンピュータ22に供給することができる。このためモード切替器を設ける必要はない。また、CANトランシーバ37からCANトランシーバ35間の接続線は車内LANの通信バス線である。
【0026】
以上説明したように、本実施形態によれば、ブートプログラムの書き込みを省略するので、(1)ブートプログラムの開発作業、及び(2)ブートプログラム書き込み作業を削減することができる。従って、これらの工程の廃止に伴い、前記工程を管理するための管理作業も省略することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ブートプログラムの開発作業、あるいはブートプログラム書き込み作業を削減し、短時間でかつ低コストで製造することのできる電気機器の制御装置、及び該制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電気機器の制御装置を説明する図である。
【図2】図1に示す電気機器の制御装置の製造手順について説明する図である
【図3】本発明の第2の実施形態に係る電気機器の制御装置を説明する図である。
【図4】従来の電気機器の制御装置を説明する図である。
【符号の説明】
1,21 プリント基板
2,22 ワンチップマイクロコンピュータ
3,23 CPU
4,24 不揮発性書き換え可能メモリ
5 ブートプログラム記録領域
6,26 接続線
7 アプリケーションプログラム記録領域
8,28 ウオッチドッグタイマ
9,29 コネクタ
30 アダプタ
31 モード切替器
32 シリアルインタフェース
33 疑似パルス生成手段
34 パーソナルコンピュータ
35,37 CANトランシーバ
36 CANインタフェース
Claims (3)
- プログラムを格納する不揮発性書き換え可能メモリを備え、該書き換え可能メモリに格納されたプログラムに従って電気機器を制御するマイクロコンピュータ、及び前記マイクロコンピュータが生成するクリアパルスを監視し、所定期間内に前記クリアパルスを受信しないとき前記マイクロコンピュータにリセットパルスを供給するウオッチドッグタイマを搭載した電気機器の制御装置であって、
前記電気機器の制御装置は、外部から前記プログラムを前記不揮発性書き換え可能メモリに書き込むためのメモリ書き込み端子及び前記クリアパルスに近似する疑似クリアパルスを前記ウオッチドッグタイマに供給するための疑似クリアパルス供給端子を備えたことを特徴とする電気機器の制御装置。 - プログラムを格納する不揮発性書き換え可能メモリを備え、該書き換え可能メモリに格納されたプログラムに従って電気機器を制御するマイクロコンピュータ、及び前記マイクロコンピュータが生成するクリアパルスを監視し、所定期間内に前記クリアパルスを受信しないとき前記マイクロコンピュータにリセットパルスを供給するウオッチドッグタイマを搭載した電気機器の制御装置にアプリケーションプログラムを書き込むアプリケーションプログラムの書き込み方法であって、
該アプリケーションプログラムの書き込み方法は、前記クリアパルスに近似する疑似クリアパルスを前記ウオッチドッグタイマに供給する工程と、外部から前記アプリケーションプログラムを前記不揮発性書き換え可能メモリに書き込む工程とを含むことを特徴とする制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法。 - 請求項2の記載において、前記不揮発性書き換え可能メモリはデータが記録されていないメモリであり、該メモリに前記アプリケーションプログラムを書き込むことを特徴とする制御装置へのアプリケーションプログラム書き込み方法。
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