JP2004067150A - 紙シート成形体 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙シート成形体の製造に際し、プレス成形時に発生する皺や破れを防止する。
【解決手段】紙シート1に切目3を入れ、切目3間の折曲片4をプレスにより折り曲げて収納部2を成形した紙シート成形体において、その製造に際し、折曲片4の根元から少しずらして折目線5を入れた後、プレスすることとし、折曲片4の根元から生じる変形を折目線5で吸収する。
【選択図】 図1
【解決手段】紙シート1に切目3を入れ、切目3間の折曲片4をプレスにより折り曲げて収納部2を成形した紙シート成形体において、その製造に際し、折曲片4の根元から少しずらして折目線5を入れた後、プレスすることとし、折曲片4の根元から生じる変形を折目線5で吸収する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、段ボール等の紙シートをプレスして、所定形状に成形した包装用緩衝材等の紙シート成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開2001−322678には、紙シート50をプレスして凹ませることにより、りんごやメロン等を落とし込む丸型の収納部51を千鳥状に複数形成した包装用緩衝材が記載されている。
【0003】
この緩衝材のブランクでは、図8に示すように、紙シート50に各収納部51に対応して切目52を放射状に入れ、切目52間に折曲片53を形成し、その折曲予定部の根元に円形に折目線54を入れておく。そして、この紙シート50をプレスして折曲片53を下方へ折り曲げる。
【0004】
また、紙シート50の周囲の側板55,56は、別工程で下方へ折り曲げ、継代57を介して継ぎ合わせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような成形体のプレス加工に際し、折目線54の位置を基端として折曲片53を折り曲げると、折曲部の根元から生じる変形が吸収されず、成形後に皺や破れが発生する場合がある。
【0006】
そこで、この発明は、紙シート成形体の製造に際し、プレス成形時に発生する皺や破れを防止することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、紙シートをプレスにより折り曲げて成形した紙シート成形体において、その製造に際し、折曲予定部の根元から少しずらして折目線を入れた後、プレスすることとし、折曲部の根元から生じる変形を折目線で吸収するようにしたのである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示す第1実施形態に係る包装用緩衝材は、図7及び図8に示すものと同様、紙シート1をプレスして凹ませることにより、りんごやメロン等を落とし込む丸型の収納部2を千鳥状に複数形成したものとなっている。
【0009】
この緩衝材のブランクでは、図2に示すように、紙シート1に各収納部2に対応して放射状に切目3を入れることにより、切目3間に折曲片4を形成し、その根元から少しずらして円形に折目線5を入れておく。この折目線5は、罫線又は切目と罫線が交互に断続するリード罫から成るものとする。
【0010】
そして、図3に示すように、紙シート1を下型Lと上型Uの間に挟んでプレスし、折曲片4を下方へ折り曲げると、折曲片4の根元から生じる変形が折目線5で吸収されるので、皺や破れの発生が防止される。また、折目線5の部分もプレスされるので、成形後には、折目線5が目立たなくなる。
【0011】
なお、紙シート1の周囲の側板6,7は、プレス加工とは別工程において、下方へ折り曲げ、継代8を介して継ぎ合わせ、商品包装時に、収納部2に収納した商品を支持できるようにする。
【0012】
次に、図4に示す第2実施形態に係る包装用緩衝材は、紙シート1をプレスして凹ませることにより、ゼリーや水ようかん等のカップを落とし込む角型の収納部2を縦横2個ずつ形成したものとなっている。
【0013】
この緩衝材のブランクでは、図5に示すように、紙シート1に各収納部2に対応してX字状に切目3を入れることにより、切目3間に折曲片4を形成し、その根元から少しずらして円形に折目線5を入れておく。この折目線5は、罫線又は切目と罫線が交互に断続するリード罫から成るものとする。
【0014】
そして、図6に示すように、紙シート1を下型Lと上型Uの間に挟んでプレスし、折曲片4を下方へ折り曲げると、折曲片4の根元から生じる変形が折目線5で吸収されるので、皺や破れの発生が防止される。また、折目線5の部分もプレスされるので、成形後には、折目線5が目立たなくなる。
【0015】
なお、紙シート1の周囲の側板6,7は、プレス加工とは別工程において、下方へ折り曲げ、外箱へ挿入して商品を包装する際、収納部2に収納した商品を支持できるようにする。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る紙シート成形体は、その製造に際し、折曲予定部の根元から少しずらして折目線を入れた後、プレスすることとしたので、折曲部の根元から生じる変形が折目線で吸収され、成形に伴う皺や破れの発生が防止されて、包装用緩衝材等として、見栄えのよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る包装用緩衝材の斜視図
【図2】同上のブランクを示す図
【図3】同上のプレス状態を示す断面図
【図4】この発明の第2実施形態に係る包装用緩衝材の斜視図
【図5】同上のブランクを示す図
【図6】同上のプレス状態を示す断面図
【図7】従来の包装用緩衝材の斜視図
【図8】同上のブランクを示す図
【符号の説明】
1 紙シート
2 収納部
3 切目
4 折曲片
5 折目線
【発明の属する技術分野】
この発明は、段ボール等の紙シートをプレスして、所定形状に成形した包装用緩衝材等の紙シート成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開2001−322678には、紙シート50をプレスして凹ませることにより、りんごやメロン等を落とし込む丸型の収納部51を千鳥状に複数形成した包装用緩衝材が記載されている。
【0003】
この緩衝材のブランクでは、図8に示すように、紙シート50に各収納部51に対応して切目52を放射状に入れ、切目52間に折曲片53を形成し、その折曲予定部の根元に円形に折目線54を入れておく。そして、この紙シート50をプレスして折曲片53を下方へ折り曲げる。
【0004】
また、紙シート50の周囲の側板55,56は、別工程で下方へ折り曲げ、継代57を介して継ぎ合わせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような成形体のプレス加工に際し、折目線54の位置を基端として折曲片53を折り曲げると、折曲部の根元から生じる変形が吸収されず、成形後に皺や破れが発生する場合がある。
【0006】
そこで、この発明は、紙シート成形体の製造に際し、プレス成形時に発生する皺や破れを防止することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、紙シートをプレスにより折り曲げて成形した紙シート成形体において、その製造に際し、折曲予定部の根元から少しずらして折目線を入れた後、プレスすることとし、折曲部の根元から生じる変形を折目線で吸収するようにしたのである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示す第1実施形態に係る包装用緩衝材は、図7及び図8に示すものと同様、紙シート1をプレスして凹ませることにより、りんごやメロン等を落とし込む丸型の収納部2を千鳥状に複数形成したものとなっている。
【0009】
この緩衝材のブランクでは、図2に示すように、紙シート1に各収納部2に対応して放射状に切目3を入れることにより、切目3間に折曲片4を形成し、その根元から少しずらして円形に折目線5を入れておく。この折目線5は、罫線又は切目と罫線が交互に断続するリード罫から成るものとする。
【0010】
そして、図3に示すように、紙シート1を下型Lと上型Uの間に挟んでプレスし、折曲片4を下方へ折り曲げると、折曲片4の根元から生じる変形が折目線5で吸収されるので、皺や破れの発生が防止される。また、折目線5の部分もプレスされるので、成形後には、折目線5が目立たなくなる。
【0011】
なお、紙シート1の周囲の側板6,7は、プレス加工とは別工程において、下方へ折り曲げ、継代8を介して継ぎ合わせ、商品包装時に、収納部2に収納した商品を支持できるようにする。
【0012】
次に、図4に示す第2実施形態に係る包装用緩衝材は、紙シート1をプレスして凹ませることにより、ゼリーや水ようかん等のカップを落とし込む角型の収納部2を縦横2個ずつ形成したものとなっている。
【0013】
この緩衝材のブランクでは、図5に示すように、紙シート1に各収納部2に対応してX字状に切目3を入れることにより、切目3間に折曲片4を形成し、その根元から少しずらして円形に折目線5を入れておく。この折目線5は、罫線又は切目と罫線が交互に断続するリード罫から成るものとする。
【0014】
そして、図6に示すように、紙シート1を下型Lと上型Uの間に挟んでプレスし、折曲片4を下方へ折り曲げると、折曲片4の根元から生じる変形が折目線5で吸収されるので、皺や破れの発生が防止される。また、折目線5の部分もプレスされるので、成形後には、折目線5が目立たなくなる。
【0015】
なお、紙シート1の周囲の側板6,7は、プレス加工とは別工程において、下方へ折り曲げ、外箱へ挿入して商品を包装する際、収納部2に収納した商品を支持できるようにする。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る紙シート成形体は、その製造に際し、折曲予定部の根元から少しずらして折目線を入れた後、プレスすることとしたので、折曲部の根元から生じる変形が折目線で吸収され、成形に伴う皺や破れの発生が防止されて、包装用緩衝材等として、見栄えのよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る包装用緩衝材の斜視図
【図2】同上のブランクを示す図
【図3】同上のプレス状態を示す断面図
【図4】この発明の第2実施形態に係る包装用緩衝材の斜視図
【図5】同上のブランクを示す図
【図6】同上のプレス状態を示す断面図
【図7】従来の包装用緩衝材の斜視図
【図8】同上のブランクを示す図
【符号の説明】
1 紙シート
2 収納部
3 切目
4 折曲片
5 折目線
Claims (1)
- 紙シートをプレスにより折り曲げて成形した紙シート成形体において、その製造に際し、折曲予定部の根元から少しずらして折目線を入れた後、プレスしたことを特徴とする紙シート成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228385A JP2004067150A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 紙シート成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228385A JP2004067150A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 紙シート成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004067150A true JP2004067150A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32015086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002228385A Pending JP2004067150A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 紙シート成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004067150A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859208B1 (ko) | 2007-03-28 | 2008-09-18 | (주)오비트 | 포장용 좌판 |
JP2013001413A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Oishi Sangyo Kk | 果実等の物品の収納容器 |
JP2019011112A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 五洋紙工株式会社 | 果物収納容器用シート、果物収納容器及び果物収納構造 |
KR20230123710A (ko) * | 2022-02-17 | 2023-08-24 | 주식회사 신우 | 다단 형태의 종이 케이스 및 종이 케이스 제조 방법 |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002228385A patent/JP2004067150A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859208B1 (ko) | 2007-03-28 | 2008-09-18 | (주)오비트 | 포장용 좌판 |
JP2013001413A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Oishi Sangyo Kk | 果実等の物品の収納容器 |
JP2019011112A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 五洋紙工株式会社 | 果物収納容器用シート、果物収納容器及び果物収納構造 |
KR20230123710A (ko) * | 2022-02-17 | 2023-08-24 | 주식회사 신우 | 다단 형태의 종이 케이스 및 종이 케이스 제조 방법 |
KR102640448B1 (ko) | 2022-02-17 | 2024-02-27 | 주식회사 신우 | 다단 형태의 종이 케이스 및 종이 케이스 제조 방법 |
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