JP2004057600A - 敷物装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者に対応して反発性を調整した素材により、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができるようにした、敷物装置を提供する。
【解決手段】人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成し、この軟質性素材2は、例えば健常者から床ずれ予防、治療を要する患者にあった素材を、それぞれ反発性を徐々に相違させて構成し、前記表地3に収容するようにする。
軟質性素材2としては、例えば弾力性を有する巻縮ステープルより構成したランダムウェブにニードル加工を施して、このランダムウェブを平板状に加工すると共に波板形状に形成し、加熱処理をして成形保持して構成し、さらに、局所E1,E2(例えば肩甲骨周辺、腰部近傍)他、全体に亘って反発性を適宜調整するために、波形形状に形成したランダムウェブに、樹脂等を、充填量を変えて充填する。
【選択図】 図2
【解決手段】人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成し、この軟質性素材2は、例えば健常者から床ずれ予防、治療を要する患者にあった素材を、それぞれ反発性を徐々に相違させて構成し、前記表地3に収容するようにする。
軟質性素材2としては、例えば弾力性を有する巻縮ステープルより構成したランダムウェブにニードル加工を施して、このランダムウェブを平板状に加工すると共に波板形状に形成し、加熱処理をして成形保持して構成し、さらに、局所E1,E2(例えば肩甲骨周辺、腰部近傍)他、全体に亘って反発性を適宜調整するために、波形形状に形成したランダムウェブに、樹脂等を、充填量を変えて充填する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで使用者に対応して反発性を調整した素材により、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができるようにした、敷物装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高齢化社会に突入した現在、寝たきり等の入院患者数の増加と共に、褥瘡(じょくそう:床ずれ)発生の危険の高い患者が増加している。
以前、本出願人は、褥瘡対策を施したマットレスとして例えば特開平11−137613号を提案している。この場合のマットレスでは、二層構造としており、通常使用対応の、比較的硬質素材で構成した第1マットレス(図示省略)と、床ずれ対策を施した例えば軟質な低反発ウレタンを用いた第2マットレス(図示省略)とを積層すると共に、これら第1マットレスと第2マットレスとを、表地に一体収容する構成としている。
前記マットレスによれば、床ずれ予防、治療を要する患者のみならず、健常者用のマットレスとしても使うことができるものとなっている。
また最近、本出願人は、ベッド上に限らず、和室に敷いた布団での使用も可能とした敷物を提案している。
かかる敷物によれば、病院内に限らず、在宅においても、より褥瘡の発生予防に効果を発揮するものであるので、高齢化社会に呼応した有効な褥瘡対策であるといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記敷物は、床ずれ予防、治療を要する患者用としてのものであるので、広く健常者から患者、老人が使えるような敷物は未だ見受けられない。そのために、使用者個々の好み、あるいは傷病状況に応じるには、前記敷物の固さの調整がきくようにすることで達成可能であると考えられる。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで使用者に対応して反発性を調整した素材により、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができ、褥瘡対策にも呼応した、敷物装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項2において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項3において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項4において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項5において、前記軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させて構成した敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項6において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項7において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項8において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項9において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項10において、前記軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物装置を提案する。
さらに本発明では、請求項11において、前記表地は、伸縮性を兼ね備えた防水性の布部材で構成した敷物装置を提案する。
【0005】
請求項1によれば、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、反発性を徐々に相違させて構成した単層の軟質性素材により寝姿勢を確保して、好適な体圧分散をもたらすことができる。
【0006】
請求項2によれば、ベッドのマットレス上に載置して、反発性を徐々に相違させて構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0007】
請求項3によれば、反発性を徐々に相違させて構成した軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0008】
請求項4によれば、反発性を徐々に相違させた軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
【0009】
請求項5によれば、軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
【0010】
請求項6によれば、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした単層の軟質性素材により、使用者に対応した反発性の敷物とすることができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は単層であるので、安定した寝姿勢が確保される。
【0011】
請求項7によれば、ベッドのマットレス上に載置して、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させた軟質性素材により構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0012】
請求項8によれば、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0013】
請求項9によれば、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
【0014】
請求項10によれば、軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
【0015】
請求項11によれば、表地内に収容した軟質性素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0016】
【発明の実施の態様】
以下、本発明にかかる敷物装置につき、一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説明する。
図1に敷物1を示す。この敷物1は、人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成して、袋状表地3に収容するようにしている。
【0017】
前記軟質性素材2は、例えば健常者から床ずれ予防、治療を要する患者にあった素材を、それぞれ反発性を徐々に相違させて構成し(後述)、前記表地3に収容するようにしている。
【0018】
かかる軟質性素材2では、例えば健常者に適応させるために、周知の硬綿系中芯材を用いている。かかる硬綿系中芯材は、例えば弾力性を有する巻縮ステープルより構成したランダムウェブにニードル加工を施して、このランダムウェブを平板状に加工すると共に波板形状に形成し、加熱処理をして成形保持して構成している(図2参照)。この場合、さらに、局所E1,E2(例えば肩甲骨周辺、腰部近傍)他、全体に亘って反発性を適宜調整するために、波形形状に形成したランダムウェブに、樹脂等を、充填量を変えて充填している(図中、濃淡表示した箇所)。
前記局所E1,E2は、使用者の体圧がよりかかる箇所であり、局所E1,E2の軟質性素材2の反発性を他の箇所に比較して高く、または低く調整することで、体圧の分散性を調整して、その使用者の好みに応じた敷物1とするようにしている。
なお、ここでいう徐々にとは、例えば前記局所E1,E2に隣接する反発性の相違する箇所は勿論、ある反発性を有する箇所は、隣接する反発性の異なる箇所から急激に反発性を相違させるのではなく、少しずつ、反発性を変わるように移行させることを意味する。
また、前記軟質性素材2の反発性を徐々に調整するために、ランダムウェブに対する機械的加工、すなわちニードル加工の単位面積当りの加工度合いを変えるようにしてもよい。
【0019】
この他、寝たきりではないベッド生活者に対応する軟質性素材2としては、例えば図3に示すようにポリエステル繊維を用いたもの、また、図4に示すようにポリエステル芯材と天然ゴムとを組み合わせて構成したものを用いて、同様に、局所E1,E2他、全体に亘って反発性を適宜調整するために、例えばポリエステル芯材と天然ゴムとの混合割合を変えたり、周知の加工、例えば機械的加工の度合いを変えることで達成することができる。かかる軟質性素材2においてもそれぞれの箇所の反発性から隣接する箇所の反発性に、徐々に変わるように調整している。
【0020】
また、前記軟質性素材2には、また床ずれ対策を要する患者に適応させるために、厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nのウレタンフォーム材(図5参照)を用いることができる。この場合、表面が凹凸状に形成され、徐々に反発性を相違させるために、樹脂などの充填量を変えたり、熱処理の温度を変えて達成している。また軟質性素材2としては、フォームラバーも可能である。かかる素材においても、全体に亘って反発性を適宜調整するために、機械的加工の単位面積当たりの加工度合いを少しずつ変えて達成するようにしてもよい。この場合の機械的加工としては、例えば凹凸加工(プロファイル加工)、プレス打ち抜き、くり抜き、熱プレス加工等を挙げることができる。この場合も、特に体圧が偏在する局所E1,E2(肩甲骨周辺、腰部近傍)の体圧分散性を高めるために、前記機械的加工によって反発性を他の箇所に比較して低く調整するようにしている。
さらには前記軟質性素材2には、床ずれ対策を要する患者に適応させるために立体的に編み上げて反発性をもたらしたニット状素材(図示省略)を用いることができる。かかるニット状素材は、徐々に反発性を変えるべく編み上げ調整して構成するようにしてもよい。
【0021】
さらに前記敷物1を構成する軟質性素材2を、局所的にまたは所望の箇所の反発性を調整する手段として、種々の機械的加工を施すことで達成できる。
この場合、機械的加工としては、例えば凹凸加工(プロファイル加工)、プレス打ち抜き、くり抜き、熱プレス加工等を挙げることができる。これら種々の機械的加工(図6中で示す、+、−、〇等)を適宜組み合わせることで、局所的にまたは所望の箇所の反発性を調整している。
【0022】
なお前記表地3には、伸縮性のある布部材を用いている。また、伸縮性と共に撥水性、または防水性を有する布地を用いることもできる。かかる表地3は長手方向側面側にファスナ(図示省略)を設けて、前記全体的、あるいは局所的に反発性を相違させた前述の軟質性素材2を、前記表地3内に収容するようにしている。
【0023】
以上のような敷物1において、健常者から床ずれ予防、治療を要する患者にあった素材を、それぞれ反発性を徐々に相違させて構成した単層の軟質性素材2により寝姿勢を確保して、好適な体圧分散をもたらすことができる。
例えば前記敷物1を健常者に適応させるには、図2に示す周知の硬綿系中芯材を用いた軟質性素材2を用いる。この場合の、軟質性素材2は、特に局所E1,E2(例えば肩甲骨周辺、腰部近傍)他、波形形状に形成したランダムウェブに、樹脂等を、充填量を変えて充填して全体に亘って反発性を適宜調整するようにしているので、必要以上の沈み込みを抑えて、寝姿勢を保持することができ、健常者は違和感なく使用することができる。
すなわち、この敷物1を構成する軟質性素材2は、局所E1,E2に隣接する反発性の相違する箇所は勿論、ある反発性を有する箇所は、隣接する反発性の異なる箇所から急激に反発性を相違させるのではなく、徐々に反発性が変わるようにしたから、使用者が敷物1上に仰臥した際、身体になじみやすく、違和感のないものとなる。
【0024】
この他、寝たきりではないベッド生活者に適応させるには、図3に示すようにポリエステル繊維を用いたもの、また、図4に示すようにポリエステル芯材と天然ゴムとを組み合わせて構成したものを用いる。この場合も、軟質性素材2は、例えばポリエステル芯材と天然ゴムとの混合割合を変えたり、周知の加工、例えば機械的加工の度合いを変えることで局所E1,E2(肩甲骨周辺、腰部近傍)他、全体に亘って反発性を徐々に調整しているから、使用者が敷物1上に仰臥した際、身体になじみやすく、必要以上に身体が沈み込むようなことはなく、寝姿勢保持が容易である。
【0025】
一方、前記敷物1を床ずれ対策を要する患者に適応させるためには、軟質性素材2に、図5に示すように厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nの、表面凹凸状ウレタンフォーム材を用いたものを使用する。かかる素材においても、機械的加工の単位面積当たりの加工度合いを少しずつ変えて、全体に亘って反発性が徐々に変化するように調整したから、使用上、身体になじみやすく、特に局所E1,E2(肩甲骨周辺、腰部近傍)にかかる体圧を好適に分散され、床ずれ対策を要する患者に適応したものとなる。
【0026】
また、床ずれ対策を要する患者に適応させるための敷物1として、立体的に編み上げて反発性をもたらしたニット状素材を用いることができる。かかるニット状素材は、例えば体圧のよりかかる肩甲骨周辺や、仙骨周辺の箇所を、他の箇所と徐々に反発性を相違させるべく編み上げ調整したものにあっては、特に肩甲骨周辺や、仙骨周辺の箇所の体圧を好適に分散させることができるので、床ずれ対策に寄与することができ、患者にとって違和感なく、寝姿勢の保持を図ることができる。
【0027】
そして、種々の機械的加工を施して、局所的にまたは所望の箇所の反発性を調整するようにした軟質性素材2によって構成した敷物1にあっては、使用者の身体状況や好みに一層対応した、敷物1として活用することができる(図6参照)。
【0028】
以上のように本発明にかかる敷物1において、様々な素材の、反発性を徐々に調整したり、局所的に、または所望の箇所の反発性を調整した軟質性素材2を用いることにより、広く健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができるので、例えば図7に示すようにベッドBのマットレスM上に載置して、前記敷物1とマットレスMとをカバー部材4により被覆して使用することができる。なお、前記軟質性素材2は単層であるので安定性があり、ベッドB上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0029】
また、本発明にかかる敷物1は、その使用者に対応した軟質性素材2を用いた敷物1と通常の布団5とをカバー部材4により被覆すれば、和室における布団5をその使用者の好みに応じた固さとすることができる(図8参照)。
なお、前記軟質性素材2は単層であるので、安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0030】
また本発明にかかる敷物1は、その敷物1に比較して硬質の素材で構成した下層部材6と、敷物1に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材7との間に介在して、これら上層部材7と敷物1と下層部材6とをカバー部材4により被覆して使用することもできる(図9参照)。
その際、使用者が上層部材7に乗っても、下層部材6によって衝撃が吸収され、軟質性素材2は単層であり、体圧が好適に分散され、寝姿勢保持が図られる。
【0031】
なお、表地3には、伸縮性と共に、撥水性、または防水性を有する布地を用いれば、表地3内に収容した軟質性素材2に、外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、
(1)人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、反発性を徐々に相違させて構成した単層の軟質性素材により寝姿勢を確保して、好適な体圧分散をもたらすことができる。
(2)ベッドのマットレス上に載置して、反発性を徐々に相違させて構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
(3)反発性を徐々に相違させて構成した軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
(4)反発性を徐々に相違させた軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
(5)軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
(6)局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした単層の軟質性素材により、使用者に対応した反発性の敷物とすることができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は単層であるので、安定した寝姿勢が確保される。
(7)ベッドのマットレス上に載置して、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させた軟質性素材により構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
(8)局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
(9)局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
(10)軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
(11)表地内に収容した軟質性素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる敷物装置の一例を示す、外観斜視図である。
【図2】図1に示す敷物装置の一例を示す、断面説明図である。
【図3】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図4】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図5】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図6】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図7】本発明にかかる敷物装置をベッド上におけるマットレスと組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図8】本発明にかかる敷物装置を布団と組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図9】本発明にかかる敷物装置を下層部材、上層部材間の中間層として使用した例を示す、側面説明図である。
【符号の説明】
1 敷物
2 軟質性素材
3 表地
4 カバー部材
5 布団
6 下層部材
7 上層部材
B ベッド
M マットレス
E1,E2 局所
【発明の属する技術分野】
本発明は、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで使用者に対応して反発性を調整した素材により、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができるようにした、敷物装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高齢化社会に突入した現在、寝たきり等の入院患者数の増加と共に、褥瘡(じょくそう:床ずれ)発生の危険の高い患者が増加している。
以前、本出願人は、褥瘡対策を施したマットレスとして例えば特開平11−137613号を提案している。この場合のマットレスでは、二層構造としており、通常使用対応の、比較的硬質素材で構成した第1マットレス(図示省略)と、床ずれ対策を施した例えば軟質な低反発ウレタンを用いた第2マットレス(図示省略)とを積層すると共に、これら第1マットレスと第2マットレスとを、表地に一体収容する構成としている。
前記マットレスによれば、床ずれ予防、治療を要する患者のみならず、健常者用のマットレスとしても使うことができるものとなっている。
また最近、本出願人は、ベッド上に限らず、和室に敷いた布団での使用も可能とした敷物を提案している。
かかる敷物によれば、病院内に限らず、在宅においても、より褥瘡の発生予防に効果を発揮するものであるので、高齢化社会に呼応した有効な褥瘡対策であるといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記敷物は、床ずれ予防、治療を要する患者用としてのものであるので、広く健常者から患者、老人が使えるような敷物は未だ見受けられない。そのために、使用者個々の好み、あるいは傷病状況に応じるには、前記敷物の固さの調整がきくようにすることで達成可能であると考えられる。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで使用者に対応して反発性を調整した素材により、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができ、褥瘡対策にも呼応した、敷物装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項2において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項3において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項4において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項5において、前記軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させて構成した敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項6において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項7において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項8において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項9において、単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項10において、前記軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物装置を提案する。
さらに本発明では、請求項11において、前記表地は、伸縮性を兼ね備えた防水性の布部材で構成した敷物装置を提案する。
【0005】
請求項1によれば、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、反発性を徐々に相違させて構成した単層の軟質性素材により寝姿勢を確保して、好適な体圧分散をもたらすことができる。
【0006】
請求項2によれば、ベッドのマットレス上に載置して、反発性を徐々に相違させて構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0007】
請求項3によれば、反発性を徐々に相違させて構成した軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0008】
請求項4によれば、反発性を徐々に相違させた軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
【0009】
請求項5によれば、軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
【0010】
請求項6によれば、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした単層の軟質性素材により、使用者に対応した反発性の敷物とすることができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は単層であるので、安定した寝姿勢が確保される。
【0011】
請求項7によれば、ベッドのマットレス上に載置して、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させた軟質性素材により構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0012】
請求項8によれば、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0013】
請求項9によれば、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
【0014】
請求項10によれば、軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
【0015】
請求項11によれば、表地内に収容した軟質性素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0016】
【発明の実施の態様】
以下、本発明にかかる敷物装置につき、一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説明する。
図1に敷物1を示す。この敷物1は、人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成して、袋状表地3に収容するようにしている。
【0017】
前記軟質性素材2は、例えば健常者から床ずれ予防、治療を要する患者にあった素材を、それぞれ反発性を徐々に相違させて構成し(後述)、前記表地3に収容するようにしている。
【0018】
かかる軟質性素材2では、例えば健常者に適応させるために、周知の硬綿系中芯材を用いている。かかる硬綿系中芯材は、例えば弾力性を有する巻縮ステープルより構成したランダムウェブにニードル加工を施して、このランダムウェブを平板状に加工すると共に波板形状に形成し、加熱処理をして成形保持して構成している(図2参照)。この場合、さらに、局所E1,E2(例えば肩甲骨周辺、腰部近傍)他、全体に亘って反発性を適宜調整するために、波形形状に形成したランダムウェブに、樹脂等を、充填量を変えて充填している(図中、濃淡表示した箇所)。
前記局所E1,E2は、使用者の体圧がよりかかる箇所であり、局所E1,E2の軟質性素材2の反発性を他の箇所に比較して高く、または低く調整することで、体圧の分散性を調整して、その使用者の好みに応じた敷物1とするようにしている。
なお、ここでいう徐々にとは、例えば前記局所E1,E2に隣接する反発性の相違する箇所は勿論、ある反発性を有する箇所は、隣接する反発性の異なる箇所から急激に反発性を相違させるのではなく、少しずつ、反発性を変わるように移行させることを意味する。
また、前記軟質性素材2の反発性を徐々に調整するために、ランダムウェブに対する機械的加工、すなわちニードル加工の単位面積当りの加工度合いを変えるようにしてもよい。
【0019】
この他、寝たきりではないベッド生活者に対応する軟質性素材2としては、例えば図3に示すようにポリエステル繊維を用いたもの、また、図4に示すようにポリエステル芯材と天然ゴムとを組み合わせて構成したものを用いて、同様に、局所E1,E2他、全体に亘って反発性を適宜調整するために、例えばポリエステル芯材と天然ゴムとの混合割合を変えたり、周知の加工、例えば機械的加工の度合いを変えることで達成することができる。かかる軟質性素材2においてもそれぞれの箇所の反発性から隣接する箇所の反発性に、徐々に変わるように調整している。
【0020】
また、前記軟質性素材2には、また床ずれ対策を要する患者に適応させるために、厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nのウレタンフォーム材(図5参照)を用いることができる。この場合、表面が凹凸状に形成され、徐々に反発性を相違させるために、樹脂などの充填量を変えたり、熱処理の温度を変えて達成している。また軟質性素材2としては、フォームラバーも可能である。かかる素材においても、全体に亘って反発性を適宜調整するために、機械的加工の単位面積当たりの加工度合いを少しずつ変えて達成するようにしてもよい。この場合の機械的加工としては、例えば凹凸加工(プロファイル加工)、プレス打ち抜き、くり抜き、熱プレス加工等を挙げることができる。この場合も、特に体圧が偏在する局所E1,E2(肩甲骨周辺、腰部近傍)の体圧分散性を高めるために、前記機械的加工によって反発性を他の箇所に比較して低く調整するようにしている。
さらには前記軟質性素材2には、床ずれ対策を要する患者に適応させるために立体的に編み上げて反発性をもたらしたニット状素材(図示省略)を用いることができる。かかるニット状素材は、徐々に反発性を変えるべく編み上げ調整して構成するようにしてもよい。
【0021】
さらに前記敷物1を構成する軟質性素材2を、局所的にまたは所望の箇所の反発性を調整する手段として、種々の機械的加工を施すことで達成できる。
この場合、機械的加工としては、例えば凹凸加工(プロファイル加工)、プレス打ち抜き、くり抜き、熱プレス加工等を挙げることができる。これら種々の機械的加工(図6中で示す、+、−、〇等)を適宜組み合わせることで、局所的にまたは所望の箇所の反発性を調整している。
【0022】
なお前記表地3には、伸縮性のある布部材を用いている。また、伸縮性と共に撥水性、または防水性を有する布地を用いることもできる。かかる表地3は長手方向側面側にファスナ(図示省略)を設けて、前記全体的、あるいは局所的に反発性を相違させた前述の軟質性素材2を、前記表地3内に収容するようにしている。
【0023】
以上のような敷物1において、健常者から床ずれ予防、治療を要する患者にあった素材を、それぞれ反発性を徐々に相違させて構成した単層の軟質性素材2により寝姿勢を確保して、好適な体圧分散をもたらすことができる。
例えば前記敷物1を健常者に適応させるには、図2に示す周知の硬綿系中芯材を用いた軟質性素材2を用いる。この場合の、軟質性素材2は、特に局所E1,E2(例えば肩甲骨周辺、腰部近傍)他、波形形状に形成したランダムウェブに、樹脂等を、充填量を変えて充填して全体に亘って反発性を適宜調整するようにしているので、必要以上の沈み込みを抑えて、寝姿勢を保持することができ、健常者は違和感なく使用することができる。
すなわち、この敷物1を構成する軟質性素材2は、局所E1,E2に隣接する反発性の相違する箇所は勿論、ある反発性を有する箇所は、隣接する反発性の異なる箇所から急激に反発性を相違させるのではなく、徐々に反発性が変わるようにしたから、使用者が敷物1上に仰臥した際、身体になじみやすく、違和感のないものとなる。
【0024】
この他、寝たきりではないベッド生活者に適応させるには、図3に示すようにポリエステル繊維を用いたもの、また、図4に示すようにポリエステル芯材と天然ゴムとを組み合わせて構成したものを用いる。この場合も、軟質性素材2は、例えばポリエステル芯材と天然ゴムとの混合割合を変えたり、周知の加工、例えば機械的加工の度合いを変えることで局所E1,E2(肩甲骨周辺、腰部近傍)他、全体に亘って反発性を徐々に調整しているから、使用者が敷物1上に仰臥した際、身体になじみやすく、必要以上に身体が沈み込むようなことはなく、寝姿勢保持が容易である。
【0025】
一方、前記敷物1を床ずれ対策を要する患者に適応させるためには、軟質性素材2に、図5に示すように厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nの、表面凹凸状ウレタンフォーム材を用いたものを使用する。かかる素材においても、機械的加工の単位面積当たりの加工度合いを少しずつ変えて、全体に亘って反発性が徐々に変化するように調整したから、使用上、身体になじみやすく、特に局所E1,E2(肩甲骨周辺、腰部近傍)にかかる体圧を好適に分散され、床ずれ対策を要する患者に適応したものとなる。
【0026】
また、床ずれ対策を要する患者に適応させるための敷物1として、立体的に編み上げて反発性をもたらしたニット状素材を用いることができる。かかるニット状素材は、例えば体圧のよりかかる肩甲骨周辺や、仙骨周辺の箇所を、他の箇所と徐々に反発性を相違させるべく編み上げ調整したものにあっては、特に肩甲骨周辺や、仙骨周辺の箇所の体圧を好適に分散させることができるので、床ずれ対策に寄与することができ、患者にとって違和感なく、寝姿勢の保持を図ることができる。
【0027】
そして、種々の機械的加工を施して、局所的にまたは所望の箇所の反発性を調整するようにした軟質性素材2によって構成した敷物1にあっては、使用者の身体状況や好みに一層対応した、敷物1として活用することができる(図6参照)。
【0028】
以上のように本発明にかかる敷物1において、様々な素材の、反発性を徐々に調整したり、局所的に、または所望の箇所の反発性を調整した軟質性素材2を用いることにより、広く健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができるので、例えば図7に示すようにベッドBのマットレスM上に載置して、前記敷物1とマットレスMとをカバー部材4により被覆して使用することができる。なお、前記軟質性素材2は単層であるので安定性があり、ベッドB上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0029】
また、本発明にかかる敷物1は、その使用者に対応した軟質性素材2を用いた敷物1と通常の布団5とをカバー部材4により被覆すれば、和室における布団5をその使用者の好みに応じた固さとすることができる(図8参照)。
なお、前記軟質性素材2は単層であるので、安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0030】
また本発明にかかる敷物1は、その敷物1に比較して硬質の素材で構成した下層部材6と、敷物1に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材7との間に介在して、これら上層部材7と敷物1と下層部材6とをカバー部材4により被覆して使用することもできる(図9参照)。
その際、使用者が上層部材7に乗っても、下層部材6によって衝撃が吸収され、軟質性素材2は単層であり、体圧が好適に分散され、寝姿勢保持が図られる。
【0031】
なお、表地3には、伸縮性と共に、撥水性、または防水性を有する布地を用いれば、表地3内に収容した軟質性素材2に、外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、
(1)人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、反発性を徐々に相違させて構成した単層の軟質性素材により寝姿勢を確保して、好適な体圧分散をもたらすことができる。
(2)ベッドのマットレス上に載置して、反発性を徐々に相違させて構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
(3)反発性を徐々に相違させて構成した軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
(4)反発性を徐々に相違させた軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
(5)軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
(6)局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした単層の軟質性素材により、使用者に対応した反発性の敷物とすることができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は単層であるので、安定した寝姿勢が確保される。
(7)ベッドのマットレス上に載置して、局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させた軟質性素材により構成した敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は単層であるので安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
(8)局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材を用いた敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢保持が可能であり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
(9)局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにした軟質性素材により構成する敷物を、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は単層であるので安定した寝姿勢が確保され、好適な体圧分散性を得ることができる。
(10)軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所の反発性を相違させるようにしたので、機械的加工の仕方により使用者の好みに応じた敷物を得ることができる。
(11)表地内に収容した軟質性素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる敷物装置の一例を示す、外観斜視図である。
【図2】図1に示す敷物装置の一例を示す、断面説明図である。
【図3】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図4】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図5】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図6】本発明にかかる敷物装置の別例を示す、断面説明図である。
【図7】本発明にかかる敷物装置をベッド上におけるマットレスと組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図8】本発明にかかる敷物装置を布団と組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図9】本発明にかかる敷物装置を下層部材、上層部材間の中間層として使用した例を示す、側面説明図である。
【符号の説明】
1 敷物
2 軟質性素材
3 表地
4 カバー部材
5 布団
6 下層部材
7 上層部材
B ベッド
M マットレス
E1,E2 局所
Claims (11)
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成したことを特徴とする敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、反発性を徐々に相違させて構成した敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 前記軟質性素材を、機械的加工により反発性を徐々に相違させて構成したことを特徴とする請求項1ないし4記載のうち、1記載の敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成したことを特徴とする敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 単層の軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として表地に収容し、前記軟質性素材は、局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成した敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 前記軟質性素材を、機械的加工により局所的にまたは所望の箇所をそれぞれ反発性を相違させて構成したことを特徴とする請求項6ないし9記載のうち、1記載の敷物装置。
- 前記表地は、伸縮性を兼ね備えた防水性の布部材で構成したことを特徴とする請求項1ないし4記載、または請求項6ないし9記載のうち、いずれか1記載の敷物装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002221947A JP2004057600A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 敷物装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002221947A JP2004057600A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 敷物装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016195900A (ja) * | 2016-08-29 | 2016-11-24 | パラマウントベッド株式会社 | プラットホーム化マットレス及びその使用方法 |
JP2018051349A (ja) * | 2017-12-04 | 2018-04-05 | パラマウントベッド株式会社 | プラットホーム化マットレス及びその使用方法 |
JP2019213974A (ja) * | 2019-09-28 | 2019-12-19 | パラマウントベッド株式会社 | プラットホーム化マットレス及びその使用方法 |
JP2020005776A (ja) * | 2018-07-05 | 2020-01-16 | ムーンムーン株式会社 | マットレス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08511447A (ja) * | 1993-06-10 | 1996-12-03 | エル. ファーリー、デビッド | 人体に適合した治療用マットレスの上敷き |
JP2001161505A (ja) * | 1999-12-08 | 2001-06-19 | Otsuka Chem Co Ltd | マットレス芯及びマットレス |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002221947A patent/JP2004057600A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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