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JP2004057096A - 防虫用具 - Google Patents

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JP2004057096A
JP2004057096A JP2002220817A JP2002220817A JP2004057096A JP 2004057096 A JP2004057096 A JP 2004057096A JP 2002220817 A JP2002220817 A JP 2002220817A JP 2002220817 A JP2002220817 A JP 2002220817A JP 2004057096 A JP2004057096 A JP 2004057096A
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JP
Japan
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negative ions
insect repellent
insect
plant
fabric
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Pending
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JP2002220817A
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English (en)
Inventor
Hidenobu Honda
本田 秀信
Sadao Tomioka
富岡 貞雄
Kojiro Inada
稲田 康二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、防虫用具として蚊帳や網戸等を使用する時に、該防虫用具から発生したマイナスイオンを吸収することにより、癒し効果を得るだけではなく、マイナスイオンによる害虫の忌避効果にも優れた防虫用具を提供せんとするものである。
【解決手段】本発明の防虫用具は、粒子径が100μm未満の植物系の粉末を、繊維重量に対して0.1%以上50%未満の範囲内で含んでなる布帛で構成されていることを特徴とするものである。
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防虫用具に関するものであり、より詳しくは、蚊帳や網戸等として使用する防虫用具において、その繊維製品から発生したマイナスイオンを吸収することによる人や動物への癒し効果を得るだけでなく、マイナスイオンによる害虫の忌避効果にも優れた防虫用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、国民の生活水準の向上に伴い、健康および衛生に関する意識もますます高まっており、衣食住の各分野においては、癒し機能、消臭機能、抗菌機能および防カビ機能などを付与した製品や技術が実用化されている。
【0003】
最近、地球温暖化や酸性雨などの環境問題が大きく取り上げられている。その中で特に、都会における日常生活の中で排気ガスなどによる空気中のプラスイオンが増大し、マイナスイオンが少なくなり、我々の身体や環境に悪影響を及ぼしていると言われている。プラスイオンがマイナスイオンに比べ増大すると、酸化腐敗、体内異常、老化が進むと言われ、近年我々の身体や、環境、植物体系、水系までが弱酸性化している。
【0004】
そこで、不足しているマイナスイオンを作りだし、中性に還元して行くのがマイナスイオン効果である。マイナスイオンは自然界で水分の多い森林や滝壺、海岸線などに多く発生し、人々の心を安らげる癒し効果、身体の代謝活性効果を発揮している。
【0005】
このようなマイナスイオンを放出するものとして、これまでトルマリン鉱石が見出されている。このトルマリンは別名電気石と呼ばれ、永久自発電気分極をしている物質で、外部からの応力でマイナスイオンを発生する。たとえば、特公平6−104926号公報には、微粒子化したトルマリンを有機繊維に固着もしくは含有させたエレクトレット繊維が提案されている。
【0006】
しかし、元来、トルマリン自体は静置した状態でのマイナスイオンの発生は微弱であり、人体への効果はあまり期待できない。一方、常時マイナスイオンを発生させる素材として、放射線を発生させる天然鉱石の素材が用いられていた。
【0007】
防虫用具として蚊帳や網戸等があるが、害虫が侵入することができないサイズの網目を有するものを用いているだけで、使用者側への癒し効果を与えるものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、防虫用具として蚊帳や網戸等を使用する時に、該防虫用具から発生したマイナスイオンを吸収することにより、癒し効果を得るだけではなく、マイナスイオンによる害虫の忌避効果にも優れた防虫用具を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、次の手段を採用するものである。すなわち、本発明の防虫用具は、粒子径が100μm未満の植物系の粉末を、繊維重量に対して0.1%以上50%未満の範囲内で含んでなる布帛で構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記課題、つまり防虫用具から発生したマイナスイオンを吸収することにより、癒し効果を得るだけではなく、マイナスイオンによる害虫の忌避効果にも優れた防虫用具について、鋭意検討し、該防虫用具を植物系の粉末を含有する特定な布帛で構成してみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明したものである。
【0011】
かかるマイナスイオンは、通常のマイナスイオンを発生する繊維製品において静置状態では、その発生量が非常に弱い。しかし、かかる繊維製品を、摩擦および振動の少なくとも一つの作用を繰り返し受け得る用途に用いた場合、常時多くのマイナスイオンの発生が得られることを見出した。
【0012】
この場合、より強い摩擦や振動を伴うことが望ましいが、実際の生活において起こりうる摩擦における必要条件は、製品の表面粗さにもよるが、動摩擦で、300Pa以上の力が好ましく、より好ましくは500Pa以上であれば、より好ましいマイナスイオンの発生が得られる。かかる摩擦の種類としては特に限定されないが、本発明の防虫用具では、空気による摩擦が効果的に採用される。かかる防虫用具の蚊帳や網戸等は通気性が抜群であり、温度差による空気の対流、外気やエアコン、扇風機等による風の出入りがあり、マイナスイオン発生には非常に好ましい。また、蚊帳を吊る時や畳む時に繊維どうしの摩擦や振動が発生するのでより好ましい。この時に、ある力による一つの繊維構造物内における経緯の糸どうしの摩擦や圧力により糸が変形しやすいのでより好ましい。一つの糸内における単糸どうしの摩擦からもマイナスイオンは発生するので、とりわけ摩擦係数を大きくするためには、表面の粗さが大きい異型断面糸よりなる繊維を用いて布帛を構成することが、より好ましい。
【0013】
ここで、負帯電分子とは、広義のマイナスイオンを示すものである。狭義のマイナスイオンは、マイナスに帯電した空気中の分子を指すものであるが、本発明では、摩擦や振動によって起きる静電気が、揮発性の高い分子に帯電して空気中に放出されたものなども、広義のマイナスイオンとしてとらえて、これらを含むものとする。
【0014】
負帯電分子(マイナスイオン)を発生させるものとして、粒子径が100μm未満の植物系の粉末が使用される。
【0015】
植物系のものとしては、竹、桐、茶葉、月桃、アロエ、ヒノキ、ケナフ、ハーブ類、唐辛子などがあるが、中でも特に香りを有するものが好適である。つまり、植物系物質に含まれる香り成分が非常にマイナスに分極し易いことが判明したためである。これらが種々の加工により、繊維に含有または固着され、摩擦や振動や熱を加えることにより揮発し、結果的にはマイナスイオンを放出することになる。
【0016】
本発明において、これらの植物系物質として、特に竹や桐、ヒノキに優れた効果があり、中でも緑茶葉がより優れていることが判明した。マイナスに分極し易い揮発成分を用いればどんな物でも同様の効果が期待できるが、日本人が古来より愛飲している緑茶の香りを用いることは、精神的な効果をも期待でき、より好ましいのである。竹、桐、ヒノキ、緑茶葉に限らず、木材は炭化させることでマイナスイオンを発生することがすでに数多く確認されているが、炭化させる前の木材は吸湿性、抗菌性、消臭性が非常に優れた天然機能性物質であり、マイナスイオン発生を重視するために、これら優れた機能を炭化のため減退消失してしまうことは非常に問題である。そのため、優れた吸湿性、抗菌性、消臭性を兼ね備えつつ、マイナスイオンをも発生させる天然機能性物質を得るためには、マイナスに分極しやすい揮発成分を有する竹や木材、中でもとりわけ真竹、桐、ヒノキ、緑茶葉を凍結乾燥後粉砕することで得られることが判明した。
【0017】
かかる植物系物質を微粒子化する際、微粒子の径は、繊維にバインダーで固着させる場合には100μm未満であることが必須であるが、繊維に練り込んで含有させる場合には、10μm未満であることが好ましい。
【0018】
本発明において、植物系粉末のマイナスイオンを発する物質はそれぞれ単独に用いることもできるが、複数種混ぜて用いることもできる。複数種混ぜて用いる場合には、マイナスイオンを多く発生する無臭性物と、芳香性がありマイナスイオンの発生は少ないが抗菌性のある物、との組み合わせによる相乗効果が期待できるので好ましい。
【0019】
本発明における防虫用具とは、蚊帳や網戸、防虫帽子等のネット状の繊維製品からなり主に蚊や害虫の侵入を阻止する目的で用いられるものである。対象は人の他にペットや家畜にも適応することができる。
【0020】
本発明において、熱可塑性合成繊維は、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリアクリル系、ポリ塩化ビニル系などがあるが、中でも蚊帳にはポリアミド系合成繊維が好ましく使用され、特に繊維構造体としては軽い物が好まれるので、比重の低いポリアミド系合成繊維を好ましくは50重量%以上、より好ましくは70重量%以上、特に好ましくは100重量%含有するものが使用される。かかるポリアミド系合成繊維としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12およびこれら各ナイロン構成成分の組み合わせからなる共重合ポリアミドなどを挙げることができる。網戸にはポリ塩化ビニル系の合成繊維が好ましく使用することができる。
【0021】
本発明においては、ポリアミド系繊維の他に、たとえばポリエステル、ポリアクリル等の合成繊維、アセテート、レーヨン等の半合成繊維、木綿、麻等の天然繊維が含まれていてもよい。
【0022】
本発明において、布帛は、経緯糸または単一糸からなるネット状の織編物あるいは不織布であれば特に限定するものではないが、見た目の美しさや破れなどに対する強度、形体安定性を重視する用途においては織物が好ましく使用される。また、これら織編物、不織布などからなる複合材料であってもよい。
【0023】
本発明において、該粉末を熱可塑性合成繊維単糸内に練り込む場合には、製糸性やコストの観点から、繊維重量に対して0.1重量%以上20重量%未満が好ましいが、0.1重量%以上10重量%未満であることがより好ましい。
【0024】
本発明において、該粉末を繊維構造体上に固着させるためのバインダーは、アルキルシリケート系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、グリオキザール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン尿素系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂およびアミノプラスト系樹脂から選ばれた少なくとも1種の樹脂を用いれば良い。詳しくは、粉末の水分散体とバインダー水溶液を混合し加工液とする。この加工液に繊維構造体を含浸させた後、マングルロールなどで一定量に絞り、ドライ−キュア行程を経るか、あるいは、この加工液を適当な粘度に調整して、ナイフコーターやグラビアロールコーター、捺染などで塗布した後、摂氏200度以下の温度で固着させる。固着されたものは均一に含浸またはコーティングされていても良いが、縞状や点状などの柄模様に付着されていても良い、これにより、より摩擦抵抗が上がりマイナスイオンの発生量も増える傾向となる。この際、該粉末の繊維に対する付着量は、風合いの点から、繊維重量に対して0.1重量%以上30重量%未満が好ましい。
【0025】
本発明において、防虫用具としての要求特性を追加付与し、より好適なものとすることが好ましい。詳しくは、消臭性、抗菌性、防汚性などを組み合わせることが好ましい。
【0026】
【実施例】
以下に、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実施例中の「%」および「部」とは、断らない限り重量基準である。また、実施例中での品質評価は次の方法に従った。<マイナスイオンの測定>
装置:AIR ION COUNTER(USA製)
測定条件:室温=摂氏20±1度、湿度=50±3%RH
室内広さ:3×5×5m
測定時間:5分
吸引量:12リットル/分
サンプルサイズ:20×20cm
評価:マイナスイオンおよびプラスイオンの平均発生量を測定する。
【0027】
測定手順として、
(1)  20×20cmの評価対象布を3回重ね折にし、2.5cm×20cm   にする。
【0028】
(2)  (1)を経たサンプルの両端から7cmの部分を両手で持って、AIR
ION COUNTERの測定部から10cm以内の距離に移動する。
【0029】
(3)  両手を使ってサンプルの中央を中心に自転車のペタルを踏むがごとくぐ   るぐると回す。
【0030】
(4)  上記測定手順(1)〜(3)を3回繰り返し測定し、平均値を発生イオン量と   する。
【0031】
発生イオン量の単位は、個/CC。
【0032】
なお、(1)の条件下において、生地の表面粗さに起因するが摩擦は動摩擦にお  いて500Pa以上であり、繰り返し応力は500Pa以上となる。
<蚊の忌避率>
各1m立方のアクリル板からなる箱に、70cm×70cmの生地を中央にぶら下げ、メスの蚊100匹を投入し30分後に生地にとまっている蚊の数をAとした時、蚊の忌避率を下記の計算により算出する。
【0033】
蚊の忌避率(%)=100−A
実施例1
ナイロン6繊維において、通常の工程を経て得た167デシテックス、72フィラメントのナイロン仮撚加工糸を用いてタテ17本/inch、ヨコ17本/inchの平織物を製織し、通常の方法により、精錬、乾燥、中間セット、染色を行った。さらに次工程で用いるマイナスイオン発生物質として真竹を用いた。
【0034】
すなわち、真竹を凍結後8μmに粉砕し、濃度20%の水分散液、TR−Bを作製した。次いで配合例1の加工剤処理液に染色上がり反を浸漬後、マングルで絞り(絞り率50%)、摂氏130℃×2分で乾燥し、その後テンターで摂氏170℃でセットした。この時の真竹の付着量は繊維重量に対して1重量%であった。
【0035】
こうして得られた織物のマイナスイオン発生量および蚊の忌避率については表1にまとめた。
【0036】
この織物を用いて蚊帳を縫製した。従来の機能性加工していない蚊帳に比較してさわやかな気分で寝ることができるようになった。
【0037】
Figure 2004057096
実施例2
ナイロン6糸110デシテックス、48フィラメントの2本仮撚り糸を用い、タテ編機を用いてメッシュ組織で編成した。この時の密度はウエルで16本/inch、コース17本/inchであった。通常の方法により、精錬、乾燥、染色を行った。さらに次工程で用いるマイナスイオン発生物質として茶葉を用いた。 すなわち、茶葉を凍結後10μmに粉砕し、濃度20%の水分散液、TR−Cを作製した。次いで配合例2の加工剤処理液に染色上がり反を浸漬後、マングルで絞り(絞り率50%)、摂氏130℃×2分で乾燥し、その後テンターで摂氏150℃でセットした。この時の茶葉の付着量は繊維重量に対して1重量%であった。
【0038】
こうして得られた織物のマイナスイオン発生量および蚊の忌避率については表−1にまとめた。
【0039】
この織物を用いて蚊帳を縫製した。従来の機能性加工していない蚊帳に比較してお茶の臭いがして、さわやかな気分で寝ることができるようになった。
【0040】
Figure 2004057096
実施例3
実施例1で作成した織物の染色上がり品を用い、さらに次工程で用いるマイナスイオン発生物質として桐を用いた。桐材の粉体を凍結後8μmに粉砕し、濃度20%の水分散液、TR−Kを作製した。次いで配合例3の加工剤処理液に染色上がり反を浸漬後、マングルで絞り(絞り率50%)、摂氏130℃×2分で乾燥し、その後テンターで摂氏170℃でセットした。この時の桐材の付着量は繊維重量に対して1重量%であった。
【0041】
こうして得られた織物のマイナスイオン発生量および蚊の忌避率については表1にまとめた。
【0042】
この織物を用いて蚊帳を縫製した。従来の機能性加工していない蚊帳に比較してさわやかな気分で寝ることができるようになった。
【0043】
Figure 2004057096
実施例4
ポリ塩化ビニル糸83デシテックス モノフィラメント糸を用い平織りにてタテ17本/inch、ヨコ17本/inchの網目織物を製織した。さらに次工程で用いるマイナスイオン発生物質として月桃を用いた。月桃を凍結後8μmに粉砕し、濃度20%の水分散液、TR−Gを作製した。この織物に配合例4の加工剤をローラー捌けでコーティングし、50℃の熱風で乾燥した。この時の月桃の付着量は繊維重量に対して4重量%であった。
【0044】
こうして得られた織物のマイナスイオン発生量および蚊の忌避率については表1にまとめた。
【0045】
この織物を用いて網戸を作成した。従来の機能性加工していない網戸に比較して外気からのいやな臭いが軽減され、さわやかな気分で過ごすことができるようになった。
【0046】
Figure 2004057096
比較例1
実施例1において、該加工を施さない平織りの織物を比較例1とした。
【0047】
比較例2
実施例2において、該加工を施さないメッシュ構造の編物を比較例2とした。
【0048】
比較例3
実施例3において、該加工を施さない平織りの織物を比較例3とした。
【0049】
比較例4
実施例4において、該加工を施さない平織りの織物を比較例3とした。
【0050】
【表1】
Figure 2004057096
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、防虫用具として蚊帳や網戸等を使用する時に蚊帳や網戸類の繊維製品から発生したマイナスイオンを吸収することにより、癒し効果を得るだけではなく、マイナスイオンによる害虫の忌避効果にも優れた効果を与えることが出来る。

Claims (6)

  1. 粒子径が100μm未満の植物系の粉末を、繊維重量に対して0.1%以上50%未満の範囲内で含んでなる布帛で構成されていることを特徴とする防虫用具。
  2. 該植物系の粉末が、竹、桐、茶葉および月桃から選ばれる少なくとも1種の粉末である、請求項1に記載の防虫用具。
  3. 該布帛が、熱可塑性合成繊維を少なくとも50重量%含んでいる、請求項1または2に記載の防虫用具。
  4. 該植物系の粉末が、該布帛を構成する繊維表面にバインダーによって固着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防虫用具。
  5. 該植物系の粉末が、該布帛を構成する繊維に練り込まれて含有されており、かつ、該植物系の粉末の粒子径が10μm未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の防虫用具。
  6. 該防虫用具が、蚊帳、網戸、防虫ネットから選ばれる少なくとも1つの用途に用いられるものである、請求項1〜5のいずれかに記載の防虫用具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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