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JP2004032501A - デジタル信号変換装置及び方法 - Google Patents

デジタル信号変換装置及び方法 Download PDF

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JP2004032501A
JP2004032501A JP2002187745A JP2002187745A JP2004032501A JP 2004032501 A JP2004032501 A JP 2004032501A JP 2002187745 A JP2002187745 A JP 2002187745A JP 2002187745 A JP2002187745 A JP 2002187745A JP 2004032501 A JP2004032501 A JP 2004032501A
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駒村 光弥
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Abstract

【課題】デジタル信号変換装置において、デジタル信号に対する補間が不十分であってアナログ信号に対する近似精度が悪い場合に発生する非線形歪みを低減すると共に電力効率を良くする。また、可聴帯域の量子化ノイズを少なくする。
【解決手段】デジタル信号変換装置2は、入力されるデジタル信号を高い周波数でサンプリングするオーバーサンプリング回路21、サンプリングされたデジタル信号の極性を反転する極性反転回路22、夫々のデジタル信号の補間を行う補間回路(A)23及び補間回路(B)24、補間された信号をノイズシェーピングするノイズシェーピング回路(A)25及びノイズシェーピング回路(B)26、ノイズシェーピングされた信号をPWM変換するPWM変換回路(A)27及びPWM変換回路(B)28、並びに、PWM変換回路(A)27及びPWM変換回路(B)28からのPWM信号に基づいて負荷を駆動するためのスイッチング回路29を備える。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は入力されるデジタル信号をパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)してアナログ信号化するデジタル信号変換装置及びデジタル信号変換方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来技術】
一般に、入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル・アナログ変換機の一方式として、入力デジタル信号をPWM波形に変換してアナログ信号化する所謂PWM方式が知られている。又、入力信号に基づいて、スピーカなどの負荷を駆動するデジタルアンプ(D級アンプ)においてもPWM方式が用いられている。アナログ信号に対するPWM(以降デジタルPWMと表記する)は本質的に非線形歪みが発生するという欠点を持っている。
【0003】
デジタルPWMにおいて非線形歪みが発生する原因を図12を用いて説明する。
PWMにおいては、入力信号が鋸歯状波の参照信号R(t)と比較され入力信号の方が参照信号より高い区間はPWMがハイレベルになる。したがって、入力がアナログ信号の場合は図12のアナログPWM波形が得られる。一方、入力が時間方向に離散的なデジタル信号の場合は、サンプルデータXnと参照信号R(t)が比較され図12のデジタルPWM波形が得られる。デジタルPWM波形はアナログPWM波形とは異なっており、この差異が非線形歪みの原因となる。そのためにデジタル信号をPWM変調する場合は非線形歪みを補正することが必要になる。
その対策として従来から、デジタル入力信号を補間することでアナログ信号に近似させ、非線形歪みを低減させる方法が用いられている。図9は従来より用いられている補間の例であって、2つのサンプリング点、例えばサンプリング点nとサンプリング点n+1における夫々のデジタルデータXnとXn+1を直線で結び、その直線と参照信号R(t)との交点Xpを求め、本来のアナログ信号Xcの近似として用いるものである。
【0004】
PWM変調の方式としてはPWM波形が+1と−1の2値を取る2値PWM変調と、PWM波形が+1、0、−1の3値を取る3値PWM変調が知られている。3値PWM変調は偶数次の非線形歪みが発生しないので歪み率の点で2値PWM変調よりも好ましい。
【0005】
また、負荷の駆動回路としてHブリッジ構成のスイッチング回路を用いるデジタルアンプにおいては、2値PWM変調は+1と−1の2値しか取りえないので、入力信号が零の場合でも出力波形は−サンプリング周期内でプラス側に半周期マイナス側に半周期振れることになり電力を消費する。これに対して、3値PWM変調は入力が零に場合は出力も零となり、電力効率の点でも3値PWM変調の方が好ましい。
【0006】
2値PWM変調の一例として、図10に負荷の駆動回路としてHブリッジ構成のスイッチング回路を用いたデジタルアンプを示す。かかる構成において、入力されるPCM信号から得られたPWM(A)信号がスイッチ33とスイッチ36に入力され、そのレベルを反転したノットPWM(A)信号がスイッチ34とスイッチ35に入力され、スイッチ33、34、35,36の開閉状態に応じて負荷32に流れる電流の方向が制御される。ここで、本回路の各部の波形を図11に示すと、電圧PWM(0)はプラス側とマイナス側に振れる2値の駆動電圧となる。従って、PCM信号が零であっても、負荷32には−サンプリング周期内でプラス側に半周期マイナス側に半周期振れるような出力波形の電流が流れ、即ちサンプリング期間の積分が零となるように電流が往復して電力を消費することになる。
【0007】
一方、3値PWM変調の一例を図4に示す。本構成も負荷の駆動回路としてHブリッジ構成のスイッチング回路である。入力がアナログ信号の場合は、入力信号に対する第一のPWM信号と入力信号の極性を反転した信号の対する第二のPWM信号を求め、それらに加えてそれらのノットPWM信号によりHブリッジを制御する点で、上述の2値PWM変調と異なる。具体的には、入力されたアナログ信号から求められたPWM(A)信号がスウッチ33に、そのレベルを反転したノットPWM(A)信号がスイッチ34に入力されることに加え、入力されたアナログ信号の極性を反転した信号から求められたPWM(B)信号がスイッチ35に、そのレベルを反転したノットPWM(B)信号がスイッチ36に入力され、スイッチ33,34,35,36の開閉状態に応じて負荷32に流れる電流の方向が制御される、負荷32にかかる電圧PWM(0)はプラス側と0とマイナス側に振れる3値の駆動電圧となる。従って、入力が零の場合は出力も零となるため、電力効率の点で2値PWM変調よりも優れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
同様に、入力がデジタル信号の場合において3値PWM変調を実現するためには、入力信号から第一のPWM信号と、2の補数に相当する第二のPWM信号を求め、それらに加えてそれらのノットPWM信号によりHブリッジ構成のスイッチング回路を制御することが考えられる。入力信号の2の補数は、入力信号の極性を反転した信号を表すからである。このようなデジタル信号の3値PWM変調が実現できれば、先述の電力効率の改善に加えて、偶数次の非線形歪みが発生しないという効果もありより望ましい。
【0009】
ところで、入力がデジタル信号のPWM方式では、上述のように非線形歪みが発生するため、デジタル信号を補間してアナログ信号に近似させている。
【0010】
しかし、入力デジタル信号を補間した信号の2の補数に対する第二のPWM信号は、入力アナログ信号の極性を反転した信号に対する第二のPWM信号とは異なるものである。そのため、入力デジタル信号を補間した信号から第一のPWM信号と、補間した信号の2の補数に相当する第二のPWM信号を求め、それらに加えてそれらのノットPWM信号によりHブリッジ構成のスイッチング回路を制御して3値PWM変調を行うとかえって非線形歪みが増加するため、補間を用いるデジタル信号のPWMに対しては3値PWM変調は実現困難であった。
【0011】
本発明は以上の点をかんがみてなされたものであり、入力デジタル信号の極性反転信号を補間して第二のPWM信号を生成することで、アナログ信号の極性反転した信号に対するPWM信号により近似したPWM信号を生成することを課題とする。そして、入力信号がデジタル信号の場合において、偶数次の非線形歪みの低減と電力効率の改善が実現できる3値PWM変調を実現することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1デジタル信号変換装置は上記課題を解決するために、デジタル信号の極性を反転する極性反転手段と、前記デジタル信号の補間をする第一の補間手段と、前記極性反転手段により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間手段と、前記第一の補間手段により補間された信号をPWM変換する第一のPWM変換手段と、前記第二の補間手段により補間された信号をPWM変換する第二のPWM変換手段と、前記第一のPWM変換手段からの出力と前記第二のPWM変換手段からの出力とからPWM信号を出力する出力手段とを備える。
【0013】
本発明の第1デジタル信号変換装置によれば、入力されるデジタル信号と、そのデジタル信号の極性を反転した信号との2つの信号系列を用いてPWM変換を行う。これにより、デジタル信号をアナログ信号に変換する。この際、入力されるデジタル信号と極性を反転したデジタル信号は夫々、非線形歪を低減するために所定の補間方法により補間を行う。補間された夫々の信号はPWM変換回路によってPWM変換が行われ、この2つのPWM変換回路によるPWM信号に基づいて負荷を駆動する。従って、非線形歪みの少ない信号の再生が可能である。
【0014】
本発明の第2デジタル信号変換装置は上記課題を解決するために、デジタル信号をオーバーサンプリングするオーバーサンプリング手段と、前記オーバーサンプリング手段によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の極性を反転する極性反転手段と、前記オーバーサンプリング手段によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の補間をする第一の補間手段と、前記極性反転手段により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間手段と、前記第一の補間手段により補間された信号のノイズシェーピングを行う第一のノイズシェーピング手段と、前記第二の補間手段により補間された信号のノイズシェーピングを行う第二のノイズシェーピング手段と、前記第一のノイズシェーピング手段から出力される信号をPWM変換する第一のPWM変換手段と、前記第二のノイズシェーピング手段から出力される信号をPWM変換する第二のPWM変換手段と、前記第一のPWM変換手段からの出力と前記第二のPWM変換手段からの出力とからPWM信号を出力する出力手段とを備える。
【0015】
本発明の第2デジタル信号変換装置によれば、入力されるデジタル信号はオーバーサンプリングされ、オーバーサンプリングされたデジタル信号と、そのデジタル信号の極性を反転した信号の2つの信号系列を用いてPWM変換を行う。これにより、デジタル信号をアナログ信号に変換する。この際、入力されるデジタル信号と極性を反転したデジタル信号は夫々、非線形歪を低減するために所定の補間方法で補間を行う。補間された夫々の信号は可聴帯域での量子化ノイズを低減するために、夫々ノイズシェーピング回路によってノイズシェーピングが行われる。ノイズシェーピングされた信号はPWM変換回路によってPWM変換が行われ、この2つのPWM変換回路によるPWM信号に基づいて負荷を駆動する。従って、可聴帯域のノイズが少なく非線形歪みの少ない信号の再生が可能である。
【0016】
本発明の第1又は第2デジタル信号変換装置の一態様では、前記第一のPWM変換手段からの出力のレベルを反転する手段と、前記第二のPWM変換手段からの出力のレベルを反転する手段とを備える。
【0017】
この態様によれば、第一のPWM変換手段から出力されるPWM信号に対するノットPWM信号が得られ、また、第二のPWM変換手段から出力されるPWM信号に対するノットPWM信号が得られる。
【0018】
この態様では、前記出力手段はHブリッジ構成のスイッチング回路である。
【0019】
この態様によれば、出力手段は4つのスイッチで構成されるHブリッジの負荷駆動回路である。4つのスイッチの夫々に2つのPWM信号とノットPWM信号が入力され、負荷は3値のPWM信号で駆動されることになる。入力されるデジタル信号が零の場合は負荷にかかる電圧も零となるため、電力効率の良い駆動が行われる。
【0020】
本発明の第1又は第2デジタル信号変換装置の他の態様では、前記出力手段は差動増幅器である。
【0021】
この態様によれば、第一のPWM変換手段から出力されるPWM信号と第二のPWM変換手段から出力されるPWM信号を差動増幅器に入力することでD/A変換器が形成される。
【0022】
本発明の第1デジタル信号変換方法は上記課題を解決するために、デジタル信号の極性を反転する極性反転工程と、前記デジタル信号の補間をする第一の補間工程と、前記極性反転工程により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間工程と、前記第一の補間工程により補間された信号をPWM変換する第一のPWM変換工程と、前記第二の補間工程により補間された信号をPWM変換する第二のPWM変換工程と、前記第一のPWM変換工程による出力と前記第二のPWM変換工程による出力とからPWM信号を出力する出力工程とを備える。
【0023】
本発明の第1デジタル信号変換方法によれば、入力されるデジタル信号と、そのデジタル信号の極性を反転した信号との2つの信号系列を用いて、デジタル信号をPWM変換によりアナログ信号に変換する。入力されるデジタル信号と極性を反転したデジタル信号は夫々、非線形歪を低減するために所定の補間方法で補間を行い、その後、PWM変換が行われる。この2つのPWM信号に基づいて負荷を駆動することで、非線形歪みの少ない信号の再生が可能である。
【0024】
本発明の第2デジタル信号変換方法は上記課題を解決するために、デジタル信号をオーバーサンプリングするオーバーサンプリング工程と、前記オーバーサンプリング工程によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の極性を反転する極性反転工程と、前記オーバーサンプリング工程によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の補間をする第一の補間工程と、前記極性反転工程により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間工程と、前記第一の補間工程により補間された信号のノイズシェーピングを行う第一のノイズシェーピング工程と、前記第二の補間工程により補間された信号のノイズシェーピングを行う第二のノイズシェーピング工程と、前記第一のノイズシェーピング工程により出力される信号をPWM変換する第一のPWM変換工程と、前記第二のノイズシェーピング工程により出力される信号をPWM変換する第二のPWM変換工程と、前記第一のPWM変換工程による出力と前記第二のPWM変換工程による出力とからPWM信号を出力する出力工程とを備える。
【0025】
本発明の第2デジタル信号変換方法によれば、入力されるデジタル信号と、そのデジタル信号の極性を反転した信号との2つの信号系列を用いて、デジタル信号をPWM変換によりアナログ信号に変換する。入力されるデジタル信号はオーバーサンプリングされ、オーバーサンプリングされたデジタル信号と、そのデジタル信号の極性を反転した信号は夫々、非線形歪を低減するために所定の補間方法で補間を行う。補間された夫々の信号は、その後可聴帯域での量子化ノイズを低減するために、夫々ノイズシェーピング回路によってノイズシェーピングが行われ、その後、PWM変換が行われる。この2つのPWM信号に基づいて負荷を駆動することで、可聴帯域のノイズが少なく非線形歪みの少ない信号の再生が可能である。
【0026】
本発明の第1又は第2デジタル信号変換方法の一態様では、更に、前記第一のPWM変換工程により出力される信号のレベルを反転する工程と、前記第二のPWM変換工程により出力される信号のレベルを反転する工程とを夫々備える。
【0027】
この態様によれば、2つのPWM信号の夫々のノットPWM信号が得られる。これらのPWM信号を4つのスイッチで形成されるHブリッジの負荷駆動回路に入力することで、負荷を3値のPWM信号で駆動することができる。入力されるデジタル信号が零の場合は負荷にかかる電圧も零となるため、電力効率の良い駆動が可能となる。
【0028】
尚、本願明細書中の「レベル」とはPWM波形のハイレベルとローレベルを表し、「レベルの反転」とはハイレベルをローレベルに、またローレベルをハイレベルにすることを表し、「極性」とは信号の+/−を表し、「極性の反転」とは+を−に、−を+にすることを表すものとする。
【0029】
本発明のこのような作用、及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)
本発明のデジタル信号変換装置に係わる第一の実施形態について、図1から図6を参照して説明する。本実施形態は負荷の駆動を3値のPWM信号で行えるようにしたものであって、補間の近似精度を高めて非線形歪みを低減すると共にデジタル信号が零の入力時には出力も零となるようにし、電力効率の良いデジタル信号変換装置の構成例である。
【0031】
ここで図1は本発明に係わる第一のデジタル信号変換装置の構成を示すブロック図であり、図2はアナログ信号と、デジタル信号と、補間された値に対するPWMについて示す図であり、図3は反転したアナログ信号と、デジタル信号と、補間された値に対するPWMについて示す図である。また、図4(a)はデジタル信号変換装置の出力手段であるスイッチング回路を示す図であり、同図(b)は負荷の一例を示す図である。また図5は図4に示すスイッチング回路により負荷を駆動する際の3値のPWM波形を示す図である。更に図6はデジタル信号変換装置をD/A変換器とする出力手段の構成を示す図である。
【0032】
図1に示すようにデジタル信号変換装置1は、入力されるデジタル信号を反転する極性反転回路11と、入力されるデジタル信号の補間を行う補間回路(A)12と、反転したデジタル信号の補間を行う補間回路(B)13と、補間回路(A)12で補間された信号に対するPWM変換回路(A)14と、補間回路(B)13で補間された信号に対するPWM変換回路(B)15と、PWM変換回路(A)14とPWM変換回路(B)15からのPWM信号に基づいて負荷を駆動するためのスイッチング回路16を備えて構成される。
【0033】
尚、各実施形態において、PWM変換回路、補間回路及びノイズシェーピング回路並びにPWM信号に付与された符号(A)は、二つのPWM信号系列のうち一方(即ち、A系列)に係るものである旨を示し、これらに付与された符号(B)は、二つのPWM信号系列のうち他方(即ち、B系列)に係るものである旨を示す。
【0034】
極性反転回路11は、図2に示すように例えばサンプリング点nに於いてデジタル信号値がXnであれば、サンプリング点nに於いて−Xnのデジタル信号を生成する。全てのサンプリング点でこの変換が行われ、入力されたデジタル信号に対し反転した極性のデジタル信号系列が生成される。
【0035】
補間回路(A)12は、入力されたデジタル信号が鋸歯状波の参照信号と比較される際の交点が、本来のアナログ信号と参照信号とによる交点に対して差異が小さくなるように補間をし、歪を小さくするための回路である。
【0036】
補間回路(B)13は、入力されたデジタル信号の極性を反転した信号が参照信号と比較される際の交点が、本来のアナログ信号の反転した信号と鋸歯状波の参照信号とによる交点に対して差異が小さくなるよう補間、歪を小さくするための回路である。尚、補間については図2、図3を参照し後段で詳しく説明する。
【0037】
PWM変換回路(A)14は、補間回路(A)12で補間された信号と参照信号の交点に基づいて、補間された信号のほうが参照信号よりも高い区間をハイレベルとするPWM変換をする。このPWM変換された信号をPWM(A)信号とし、更にPWM(A)信号のレベルを反転したノットPWM(A)信号を生成する。
【0038】
PWM変換回路(B)15は、補間回路(B)13で補間された信号と参照信号の交点に基づいて、補間された信号のほうが参照信号よりも高い区間をハイレベルとするPWM変換をする。このPWM変換された信号をPWM(B)信号とし、更にPWM(B)信号のレベルを反転したノットPWM(B)信号を生成する。
【0039】
スイッチング回路16は、上述したようPWM(A)信号、ノットPWM(A)信号、PWM(B)信号及びノットPWM(B)信号に基づいて負荷をドライブするための回路を形成する。このスイッチング回路16は負荷の駆動を3値のPWM信号で行えるようにしたものであり、入力されるデジタル信号が零の時には出力も零となり、電力効率の良いデジタル信号変換装置を形成する。尚、その具体的な構成と動作は図4及び図5を参照し後段で詳しく説明する。
【0040】
次に、補間の方法について説明する。図2及び図3に示すようにサンプリング点がn−1、n、n+1にあって、参照信号である鋸歯状波R(t)はサンプリング区間を−1から+1まで直線状に増大する。元となるアナログ信号X(t)に対するデジタル信号は、サンプリング点n−1から点nまでがXn−1であり、サンプリング点nから点n+1までがXとなる。一方、極性が反転された状態では元となるアナログ信号X(t)は−X(t)となり、これに対するデジタル信号は、サンプリング点n−1から点nまでが−Xn−1であり、サンプリング点nから点n+1までが−Xとなる。
【0041】
このアナログ信号X(t)と鋸歯状波R(t)との交点からアナログ信号に対するPWMが生成され、デジタル信号Xと鋸波状波R(t)との交点からデジタル信号に対するPWMが生成される。同様に極性が反転されたアナログ信号−X(t)と鋸歯状波R(t)との交点から極性が反転したアナログ信号に対するPWMが生成され、デジタル信号−Xと鋸歯状波R(t)との交点から極性が反転されたデジタル信号に対するPWMが生成される。これらアナログ信号のPWMとデジタル信号のPWMの差異が非線形歪みとなる。
【0042】
この歪を小さくするために補間の手法が導入される。その一例として例えば図2に示すように、現サンプリング点nのサンプル値Xと次サンプリング点n+1のサンプル値Xn+1を結ぶ直線と参照信号R(t)の交点の時刻Waを式(1)で求める。
【0043】
Wa=〔1+0.5(Xn+1−X)〕〔0.25(X+Xn+1)〕+0.5
(1)
ついで一つ前のサンプル値Xn−1、現サンプル値X、次のサンプル値Xn+1を用いてアナログ信号X(t)の時刻Waにおける振幅Xqaをラグランジェ補間により式(2)で求め、振幅Xqaをアナログ信号X(n)と参照信号R(t)の交点振幅の近似とする。
【0044】
Xqa=0.5Xn−1(Wa−Wa)+X(1−Wa
+0.5Xn+1(Wa+Wa)                (2)
同様に図3に示すように、現サンプル値の極性を反転した値−Xと次のサンプル値の極性を反転した値−Xn+1を結ぶ直線と参照信号R(t)の交点の時刻Wbを式(3)で求める。
【0045】
Wb=〔0.5(Xn+1−X)−1〕〔0.25(X+Xn+1)〕+0.5
(3)
ついで一つ前のサンプル値の極性を反転した値−Xn−1、現サンプル値の極性を反転した値−X、次のサンプル値を反転した値−Xn+1を用いて極性を反転したアナログ信号−X(t)の時刻Wbにおける振幅Xqbをラグランジェ補間により式(4)で求め、この振幅Xqbを反転アナログ信号−X(n)と参照信号R(t)の交点振幅の近似とする。
【0046】
Xqb=−0.5Xn−1(Wb−Wb)−X(1−Wb
−0.5Xn+1(Wb+Wb)                (4)
上述したようにして求められた、原信号Xを補間したXqaの系列によりPWM(A)信号を生成し、反転信号−Xを補間したXqbの系列によりPWM(B)信号を生成する。このようにして得られたデジタル信号に対応したPWM信号はアナログ信号のPWM信号に対して差異が少なく、非線形歪みが小さくなる。また、PWM(A)信号のレベルを反転することでノットPWM(A)信号が得られ、PWM(B)信号のレベルを反転することでノットPWM(B)信号が得られる。
【0047】
尚、補間の方法は上述した方法に限ることはなく、他の好適な方法を用いても良いことは当然である。
【0048】
次に、上述したようにして得られたPWM(A)信号、ノットPWM(A)信号、PWM(B)信号及びノットPWM(B)信号によって3値の負荷駆動が可能なスイッチング回路について説明する。
【0049】
図4(a)に示すようにスイッチング回路16の構成は、スイッチ33、34、35、36によりHブリッジに構成される。スイッチ33とスイッチ34が直列に、またスイッチ35とスイッチ36が直列に接続され、スイッチ33とスイッチ35の一端は電源31に接続され、スイッチ34と、スイッチ36の他の一端は接地される。負荷32はスイッチ33とスイッチ34の接続点P1とスイッチ35とスイッチ36の接続点P2との間に配置される。
【0050】
この構成においてPWM(A)信号がスイッチ33に、ノットPWM(A)信号がスイッチ34に、PWM(B)信号がスイッチ35に、ノットPWM(B)信号がスイッチ36に、夫々入力される。従ってPWM(A)信号がハイレベル(従ってノットPWM(A)信号はロウレベル)であって、ノットPWM(B)信号がハイレベル(従ってPWM(B)信号はロウレベル)の状態では電流は電源31からスイッチ33、負荷32、スイッチ36の経路で流れる。一方、ノットPWM(A)信号がハイレベル(従ってPWM(A)信号はロウレベル)であって、PWM(B)信号がハイレベル(従ってノットPWM(B)信号はロウレベル)の状態では電流は電源31からスイッチ35、負荷32、スイッチ34の経路で流れる。
【0051】
このときの夫々の波形は図5に示すように、デジタル信号であるPCMがプラスの状態から零を経てマイナスの状態になるとすると、PWM(A)信号は幅の広いパルスから狭いパルスとなり、従ってノットPWM(A)信号は幅の狭いパルスから広いパルスとなる。一方、極性を反転した信号に対するPWM(B)信号は幅の狭いパルスから広いパルスとなり、従ってノットPWM(B)信号は幅の広いパルスから狭いパルスとなる。特に入力信号が零の場合は全てのパルス幅はサンプリング周期の半分で同一となる。
【0052】
この状態で負荷32にかかる電圧PWM(O)はデジタル信号であるPCMがプラスで大きな値の場合はパルス幅が広く、プラス方向の電圧であり、PCMが小さくなるに従ってパルス幅も小さくなる。一方、PCMがマイナスで小さな値の場合はパルス幅が狭く、マイナス方向の電圧であり、PCMがマイナス方向に大きくなるに従ってパルス幅も大きくなる。更にPCMが零の場合は、スイッチ33とスイッチ35がONでスイッチ34とスイッチ36がOFF、或いはスイッチ33とスイッチ35がOFFでスイッチ34とスイッチ36がONの状態がサンプリングの半周期ごとに繰り返され、電源31から接地への回路が遮断されて負荷32には電流は流れない。従って、このスイッチング回路16は負荷32の駆動を3値のPWM(O)で行えるものであり、入力されるデジタル信号が零の時には出力も零となり、電力効率の良いデジタル信号変換装置を形成する。
【0053】
負荷32として例えば図4(b)に示すように、接続点P1と接続点P2間にLPF(ローパスフィルタ)37とスピーカ38を接続することで、入力されたデジタル信号を音声信号として出力することが可能となる。
【0054】
また、上述したデジタル信号変換装置1をA/D変換器とする場合は図6に示すように、PWM変換回路(A)14からの信号と、PWM変換回路(B)15からの信号を差動増幅器39に入力し、PWM(A)信号からPWM(B)信号を減算することで3値のPWM信号を実現することができる。即ち、図5において、PWM(A)信号からPWM(B)信号を減算することで3値のPWM(O)信号が得られる。
【0055】
(第二の実施形態)
本発明のデジタル信号変換装置に係わる第二の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。本実施形態は負荷の駆動を3値のPWM信号で行えるようにしたものであって、補間の近似精度を高めて歪みを低減すると共にデジタル信号が零の入力時には出力も零として電力効率を良くし、更に可聴帯域の量子化雑音の少ないデジタル信号変換装置の構成例である。ここで図7は本発明に係わる第二のデジタル信号変換装置の構成を示すブロック図であり、図8はノイズシェーピングについて示す図である。
【0056】
図7に示すようにデジタル信号変換装置2は、入力されるデジタル信号を高い周波数でサンプリングするオーバーサンプリング回路21と、オーバーサンプリング回路21でサンプリングされたデジタル信号の極性を反転する極性反転回路22と、入力されるデジタル信号の補間を行う補間回路(A)23と、反転したデジタル信号の補間を行う補間回路(B)24と、補間回路(A)23で補間された信号をノイズシェーピングするノイズシェーピング回路(A)25と、補間回路(B)24で補間された信号をノイズシェーピングするノイズシェーピング回路(B)26と、ノイズシェーピング回路(A)25からの信号をPWM変換するPWM変換回路(A)27と、ノイズシェーピング回路(B)26からの信号をPWM変換するPWM変換回路(B)28と、PWM変換回路(A)27とPWM変換回路(B)28からのPWM信号に基づいて負荷を駆動するためのスイッチング回路29を備えて構成される。
【0057】
オーバーサンプリング回路21は、入力されるデジタル信号をナイキストの定理に基づくサンプリング周波数よりも高いn倍の周波数でサンプリングする回路である。
【0058】
極性反転回路22は、図2に示すように例えばサンプリング点nに於いてデジタル信号値がXnであれば、反転信号として−Xnのデジタル信号を生成する。全てのサンプリング点でこの変換が行われ、入力されたデジタル信号に対し反転した極性のデジタル信号系列が生成される。
【0059】
補間回路(A)23は、入力されたデジタル信号が鋸歯状波の参照信号と比較される際の交点が、本来のアナログ信号と参照信号とによる交点に対して差異を少なくし、歪を小さくするための回路である。
【0060】
補間回路(B)24は、入力されたデジタル信号の極性を反転した信号が参照信号と比較される際の交点が、本来のアナログ信号の反転した信号と鋸歯状波の参照信号とによる交点に対して差異を少なくし、歪を小さくするための回路である。
【0061】
ノイズシェーピング回路(A)25は、補間回路(A)23で補間されたデジタル信号からPWM変換におけるクロック周波数を下げるために量子化ビット数を減らし、量子化雑音を高周波帯域にシフトする。
【0062】
ノイズシェーピング回路(B)26は、補間回路(B)24で補間された極性を反転したデジタル信号からPWM変換におけるクロック周波数を下げるために量子化ビット数を減らし、量子化雑音を高周波帯域にシフトする。尚、ノイズシェーピングについては図8を参照して後段で説明する。
【0063】
PWM変換回路(A)27は、補間回路(A)23で補間された信号と参照信号の交点に基づいて、補間された信号のほうが参照信号よりも高い区間をハイレベルとするPWM変換をする。このPWM変換された信号をPWM(A)信号とし、更にPWM(A)信号のレベルを反転したノットPWM(A)信号を生成する。
【0064】
PWM変換回路(B)28は、補間回路(B)24で補間された信号と参照信号の交点に基づいて、補間された信号のほうが参照信号よりも高い区間をハイレベルとするPWM変換をする。このPWM変換された信号をPWM(B)信号とし、更にPWM(B)信号のレベルを反転したノットPWM(B)信号を生成する。
【0065】
スイッチング回路29は、上述したようPWM(A)信号、ノットPWM(A)信号、PWM(B)信号及びノットPWM(B)信号に基づいて負荷をドライブするための回路を形成する。このスイッチング回路29は負荷の駆動を3値のPWM信号で行えるようにしたものであり、入力されるデジタル信号が零の時には出力も零となり、電力効率の良いデジタル信号変換装置を形成する。
【0066】
尚、量子化ビット数を減らすためにノイズシェーピングを用いる本実施形態では、入力されるデジタルデータに対して図2に示す補間において得られたXqaの系列をノイズシェーピング回路(A)25に通した後、PWM変換回路(A)27でPWM変換を行いPWM(A)信号を得る。同様に極性を反転したデジタルデータに対して、図3に示す補間において得られたXqbの系列をノイズシェーピング回路(B)26に通した後、PWM変換回路(B)28でPWM変換を行いPWM(B)信号を得る。
【0067】
その他、補間の方法、負荷の駆動に関することは第一の実施形態で説明したことと同様であり、ここでの再度の説明は省略する。
【0068】
次にノイズシェーピングについて図8を参照して説明する。PWMにおけるクロック周波数を下げるために量子化ビット数を減らす必要があるが、単に量子化ビット数を減らしたのでは量子化雑音が増加し、SN比が劣化することになる。そこで図8(a)に示すノイズシェーピング回路において、量子化器42で量子化ビット数を減らした後、その入出力間の信号から加算器43で量子化雑音Nq(z)を求め、求められた量子化雑音Nq(z)をフィルタH(z)44を通して加算器41に負帰還することにより、量子化雑音を変形して高周波帯域にシフトする。これにより可聴帯域のSN比を高くすることができる。
【0069】
ここで、ノイズシェーピング回路の入力をX(z)とすると、出力Y(z)は式(5)で示すように、
Y(z)=X(z)+〔1−H(z)〕Nq(z)         (5)
となり、ノイズシェーピング後の量子化雑音N’q(z)は式(6)で示すように、
N’q(z)=〔1−H(z)〕Nq(z)               (6)
と変形される。
【0070】
図8(b)は768kHzサンプリング、24bitの5kHzの正弦波を6bitノイズシェーピング量子化したスペクトルを示す。尚、ノイズシェーピングの回路として上述した回路に限定するものではない。
【0071】
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うデジタル信号変換装置及びデジタル信号変換方法もまた本発明の技術思想に含まれるものである。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、デジタル信号を補間してアナログ信号に近似するだけでなく、デジタル信号の極性を反転し、更に反転した信号を補間して、極性を反転したアナログ信号に近似することにより、デジタル信号に対しても近似的に理想的なアナログ3値のPWM変調を実現することができる。その結果、零入力時には出力も零となるので電力効率の良いデジタルアンプが実現できる。
【0073】
更に、3値PWM変調をすることにより、補間が不十分でアナログ信号に対する近似精度が悪い場合に発生する消し残しの非線形歪みを軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一のデジタル信号変換装置の構成を示すブロック図である。
【図2】アナログ信号と、デジタル信号と、補間された値に対するPWMについて示す図である。
【図3】反転したアナログ信号と、デジタル信号と、補間された値に対するPWMについて示す図である。
【図4】(a)はデジタル信号変換装置の出力手段であるスイッチング回路を示す図であり、(b)は負荷の一例を示す図である。
【図5】図4に示すスイッチング回路により負荷を駆動する際の3値のPWM波形を示す図である。
【図6】デジタル信号変換装置をD/A変換器とする出力手段の構成を示す図である。
【図7】本発明に係わる第二のデジタル信号変換装置の構成を示すブロック図である。
【図8】ノイズシェーピングについて示す図である。
【図9】従来のアナログ信号と、デジタル信号と、その補間された値に対するPWMについて示す図である。
【図10】図9に示すPWMによる負荷駆動のスイッチング回路を示す図である。
【図11】図10に示すスイッチング回路による負荷駆動にかかわる2値のPWM波形を示す図である。
【図12】デジタルPWMにおいて、非線形歪みが発生する原因を説明するための図である。
【符号の説明】
1、2・・・デジタル信号変換装置
11、22・・・極性反転回路
12、23・・・補間回路(A)
13、24・・・補間回路(B)
14、27・・・PWM変換回路(A)
15、28・・・PWM変換回路(B)
16、29・・・スイッチング回路
21・・・オーバーサンプリング回路
25・・・ノイズシェーピング回路(A)
26・・・ノイズシェーピング回路(B)
31・・・電源
32・・・負荷
33、34、35、36・・・スイッチ
37・・・LPF
38・・・スピーカ
39・・・差動増幅器
41、43・・・加算器
42・・・量子化器
44・・・フィルタH(z)

Claims (8)

  1. デジタル信号の極性を反転する極性反転手段と、
    前記デジタル信号の補間をする第一の補間手段と、
    前記極性反転手段により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間手段と、
    前記第一の補間手段により補間された信号をPWM変換する第一のPWM変換手段と、
    前記第二の補間手段により補間された信号をPWM変換する第二のPWM変換手段と、
    前記第一のPWM変換手段からの出力と前記第二のPWM変換手段からの出力とからPWM信号を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とするデジタル信号変換装置。
  2. デジタル信号をオーバーサンプリングするオーバーサンプリング手段と、
    前記オーバーサンプリング手段によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の極性を反転する極性反転手段と、
    前記オーバーサンプリング手段によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の補間をする第一の補間手段と、
    前記極性反転手段により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間手段と、
    前記第一の補間手段により補間された信号のノイズシェーピングを行う第一のノイズシェーピング手段と、
    前記第二の補間手段により補間された信号のノイズシェーピングを行う第二のノイズシェーピング手段と、
    前記第一のノイズシェーピング手段から出力される信号をPWM変換する第一のPWM変換手段と、
    前記第二のノイズシェーピング手段から出力される信号をPWM変換する第二のPWM変換手段と、
    前記第一のPWM変換手段からの出力と前記第二のPWM変換手段からの出力とからPWM信号を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とするデジタル信号変換装置。
  3. 前記第一のPWM変換手段からの出力のレベルを反転する手段と、前記第二のPWM変換手段からの出力のレベルを反転する手段とを備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル信号変換装置。
  4. 前記出力手段はHブリッジ構成のスイッチング回路であること
    を特徴とする請求項3に記載のデジタル信号変換装置。
  5. 前記出力手段は差動増幅器であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル信号変換装置。
  6. デジタル信号の極性を反転する極性反転工程と、
    前記デジタル信号の補間をする第一の補間工程と、
    前記極性反転工程により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間工程と、
    前記第一の補間工程により補間された信号をPWM変換する第一のPWM変換工程と、
    前記第二の補間工程により補間された信号をPWM変換する第二のPWM変換工程と、
    前記第一のPWM変換工程による出力と前記第二のPWM変換工程による出力とからPWM信号を出力する出力工程と
    を備えることを特徴とするデジタル信号変換方法。
  7. デジタル信号をオーバーサンプリングするオーバーサンプリング工程と、
    前記オーバーサンプリング工程によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の極性を反転する極性反転工程と、
    前記オーバーサンプリング工程によりオーバーサンプリングされたデジタル信号の補間をする第一の補間工程と、
    前記極性反転工程により極性を反転したデジタル信号の補間をする第二の補間工程と、
    前記第一の補間工程により補間された信号のノイズシェーピングを行う第一のノイズシェーピング工程と、
    前記第二の補間工程により補間された信号のノイズシェーピングを行う第二のノイズシェーピング工程と、
    前記第一のノイズシェーピング工程により出力される信号をPWM変換する第一のPWM変換工程と、
    前記第二のノイズシェーピング工程により出力される信号をPWM変換する第二のPWM変換工程と、
    前記第一のPWM変換工程による出力と前記第二のPWM変換工程による出力とからPWM信号を出力する出力工程と
    を備えることを特徴とするデジタル信号変換方法。
  8. 更に、前記第一のPWM変換工程により出力される信号のレベルを反転する工程と、前記第二のPWM変換工程により出力される信号のレベルを反転する工程とを備えること
    を特徴とする請求項6又は7に記載のデジタル信号変換方法。
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