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JP2004028600A - 回転検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、1組のブリッジ構成された磁気センサを用い被検出対象としての歯の形状に制約を受けずに回転方向を検出することができる回転検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】回転体1の回転に伴って変化する信号を出力する磁気センサ3の出力信号に対して第1のしきい値を持つ第1の信号発生手段10と、前記第1の信号発生手段の第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値を持つ第2の信号発生手段20と、前記第1のしきい値よりも大きい第3のしきい値と前記第2のしきい値よりも小さい第4のしきい値を持った第3の信号発生手段30と、前記第3の信号発生手段30の出力信号を基準として前記第1の信号発生手段10または前記第2の信号発生手段20の出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりを用いて前記回転体の回転方向に対応する判定信号を出力する回転方向判別手段40とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁性体からなる回転するギアの回転数および回転方向を一組の磁気センサを用いて非接触で検出する回転検出装置に関し、自動車の車輪やエンジンの回転数および回転方向を検出するセンサに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転する被検出対象を検出するための回転検出装置として特開平11−83890号公報に開示されているものが知られている。この回転検出装置は、被検出対象に設けられた歯が前記被検出対象の回転軸に平行な2辺を有していると共に、この2辺のうち前記回転軸から近い側の辺が遠い側の辺よりも長いほぼ台形形状をなしており、この台形形状を形成する4辺のうちの前記平行な2辺とは異なる2つの斜辺において、前記斜辺の1辺の勾配を他の1辺の勾配よりも急峻にすることで1組の磁気抵抗素子ブリッジで回転方向を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置では被検出対象として歯の形状が等脚台形でなく、必ず一方の辺が他方の辺に対して異なる形状にしなければならないという課題を有しており、被検出対象の形状に自由度がない。
【0004】
そこで本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、1組のブリッジ構成された磁気センサを用い被検出対象としての歯の形状に制約を受けずに回転方向を検出することができる回転検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
【0006】
本発明の請求項1に記載の発明は、回転体に対向配置され、その回転体の回転に伴って周期的に変化する信号を出力する磁気センサと、前記磁気センサの出力信号が入力され、この出力信号に対して第1のしきい値を持つ第1の信号発生手段と、前記出力信号が入力され、前記第1の信号発生手段の第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値を持つ第2の信号発生手段と、前記出力信号が入力され、前記第1のしきい値よりも大きい第3のしきい値と前記第2のしきい値よりも小さい第4のしきい値をもった第3の信号発生手段と、前記第3の信号発生手段の出力信号を基準として前記第1の信号発生手段の出力信号または前記第2の信号発生手段の出力信号の立ち上がりおよび立ち下がりを用いて前記回転体の回転方向に対応する判定信号を出力する回転方向判別手段とを備えた回転検出装置であり、被検出対象である回転体の歯の形状に制約を受けず回転体の回転方向および回転数を検出することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、回転方向判別手段の信号に基づき出力レベルを回転方向によって切換える出力レベル切換え手段を備えたものであり、これにより、回転方向に応じて出力レベルが異なるようになるので確実に回転方向を検出することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、出力レベル切換え手段は、出力部に接続されたプルアップ抵抗をスイッチによって切換えることを特徴とするものであり、これにより、簡単な回路で構成可能であり、また、プルアップ抵抗の値を換えることで様々な出力レベルを選択可能となる利点も有している。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、磁気センサとして半導体磁気抵抗素子を用いたものであり、これにより、ホール素子を用いた際には4端子構造となるが、本構成では2端子構造となり、構造が簡単なものとなる。また、ギアの凹凸のピッチに適した磁気感度の高い配置が種々可能となり、多種のギアを検出する回転検出装置を提供できる。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項2記載の発明において、回転方向判別手段の出力と出力レベル切換え手段との間にトランジスタを設けたものであり、これにより、出力レベルの切換えによるレベル変動の影響を回転方向判別手段に及ぼさない利点を有している。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明において、回転方向判別手段は、Dタイプの第1、第2のフリップフロップと、2入力の排他的論理和を否定する回路(以降ENOR回路とする)と、第1、第2の2入力の排他的論理和回路(以降EOR回路とする)およびインバータ回路からなり、第1のフリップフロップはそのデータ入力端子がENOR回路の出力端子に接続され、そのクロック入力端子が回転方向判別手段の入力端子に接続され、そのQバー出力端子が第2のEOR回路の入力端子とENOR回路の入力端子に接続されており、第2のフリップフロップはそのデータ入力端子が第1のEOR回路の出力端子に接続され、そのクロック入力端子がインバータ回路を介して回転方向判別手段の入力端子に接続され、そのQバー出力端子が第2のEOR回路の入力端子と第1のEOR回路の入力端子に接続されており、第2のEOR回路の出力端子から方向判別信号が出力されるように構成したことを特徴とするものであり、回転方向判別手段を比較的簡単な回路構成で実現することができる利点を有している。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
【0013】
図1は本発明の回転検出装置における第1の実施の形態を説明するブロック図である。
【0014】
図2は同回転検出装置の具体回路のブロック図である。
【0015】
図1、図2に示すように、回転検出装置2は、例えば自動車の車輪やエンジンの回転数、回転位置および回転方向を検出する対象である回転体としてのギア1と、このギア1の回転を検出する磁気センサ部3と、該磁気センサ部3の出力波形を波形処理する信号処理回路4とを備えている。
【0016】
磁気センサ部3は、1組のブリッジ構成された磁気センサ素子32,33と、磁気センサ素子32,33に対して所定の磁界を発生させるバイアス磁石3aで構成されており、磁気センサ部3と被検出対象となるギア1は所定の間隙をもって配置されている。バイアス磁石3aは永久磁石からなり、一面側がN極に着磁されていると共に他面側がS極に着磁されており、着磁面に対してほぼ垂直方向にバイアス磁界を発生している。磁気センサ素子32,33は、ギア1の外周部と対向するようにして配置され、ギア1の回転に伴い周期的に変化する信号を出力するものである。磁気センサ素子32,33としては、例えば半導体磁気抵抗素子が用いられる。また、磁気センサ素子32,33の両端には定電圧Vccが印加されているため、磁気センサ素子32,33の中点電位がギア1の回転に伴って、図3に示すような正弦波状の出力S1として取り出される(以下、この電圧を素子出力という)。
【0017】
なお、磁気センサ素子32,33は、ギア1の回転に伴う磁束変化により周期的な信号を出力できるものであれば、MR素子(磁気抵抗素子)、GMR素子(巨大磁気抵抗素子)、MI素子(磁気インピーダンス素子)などその他の検出手段を用いてもよい。
【0018】
一方、被検出対象となるギア1には、図1に示すように突部22が断続的に連続して設けられている。そして、図1の矢印に示すようにギア1は正逆回転を行っている。突部22は回転に伴い磁気センサ素子32,33の出力を変化させるためのものであり、図1に示すように、ギア1の外周部に所定ピッチで設けられ、ギア1が回転することにより同一軌道上を移動するように構成されている。このギア1は、突部22を含めて全体が磁性体により構成されていてもよいが、その突部22のみが磁性体により形成されていてもよい。また、突部22の幅寸法と突部22,22間の間隙寸法は、1対1の関係であってもギア1の回転方向の検出が可能である。
【0019】
なお、ギア1は、図1に示すように突起状の突部22を形成したものに限られるものでなく、ギア1の回転に伴って磁気センサ素子32,33から周期的に変化する信号を出力させるものであれば、その他の構造もしくは形状のものであってもよい。
【0020】
信号処理回路4は、素子出力を2値化してパルス信号に変換すると共に、方向判別信号を生成する部分であり、Vcc電圧を印加する電源端子4a、GND端子4b、素子出力に接続される入力端子4n、センサ出力端子4S1、方向判別信号の出力端子4S2、第1の信号発生回路10、第2の信号発生回路20、第3の信号発生回路30、回転方向判別回路40で構成されている。
【0021】
第1の信号発生回路10は、図2に示すように信号処理回路4の入力端子4nを通過した素子出力S1が比較器11の反転入力端子に接続され、非反転入力端子に接続された第1の閾値VTH1で2値化され、図3に示すような第1の信号Suが出力される。
【0022】
第2の信号発生回路20は、図2に示すように信号処理回路4の入力端子4nを通過した素子出力S1が比較器21の反転入力端子に接続され、非反転入力端子に接続された第2の閾値VTH2で2値化され、図3に示すような第2の信号Sdが出力される。
【0023】
上記第1,2の信号発生回路10,20の閾値は、電源電圧Vcc端子とGND端子間に直列に接続された抵抗12〜15によって設定される。抵抗12および抵抗15、抵抗13および抵抗14はそれぞれ同じ抵抗値を有している。そして、抵抗12と抵抗13との中点が比較器11の非反転入力端子に接続されており、抵抗14と抵抗15との中点が比較器21の非反転入力端子に接続されている。この閾値の設定によれば、Vcc/2電位よりも高い第1の閾値VTH1と、Vcc/2電位よりも低い第2の閾値VTH2とが得られる。
【0024】
第3の信号発生回路30は、図2に示すように信号処理回路4の入力端子4nを通過した素子出力S1が比較器31の反転入力端子に接続され、非反転入力端子に接続された第2,第3の閾値VTH3、VTH4で2値化され、第3の信号Soが出力される。この第3の信号Soは、信号処理回路4の出力端子4S1よりセンサ信号として出力される。
【0025】
第3の信号発生回路30の閾値は、電源電圧Vcc端子とGND端子間に直列に接続された抵抗16と抵抗17、および比較器31の出力端子と非反転入力端子間に接続された抵抗18によって設定される。抵抗16と抵抗17の中点が比較器31の非反転入力端子に接続されると共に、抵抗18を介して比較器31の出力端子に接続される。この閾値の設定によれば、第3の閾値VTH3が第1の閾値VTH1よりも大きくなり、第4の閾値VTH4が第2の閾値VTH2よりも小さくなるように抵抗16、抵抗17および抵抗18の値を設定する。なお第4の閾値VTH4の設定は比較器31の出力からローレベル信号が出力されると、第3の閾値の電圧VTH3よりVhだけ低く設定される様に設けている。
【0026】
回転方向判別回路40は、Dタイプの第1、第2のフリップフロップ44,45および排他的論理和を否定する回路(以降ENORと称す)41、排他的論理和回路(以降EORと称す)42,43から構成されている。第1のフリップフロップ44のデータ入力端子D1はENOR回路41の出力端子に接続され、第1のフリップフロップ44のクロック入力端子CL1は比較器21の出力端子に接続され、第1のフリップフロップ44の
【0027】
【外1】
Figure 2004028600
【0028】
はEOR回路43の入力端子43AとENOR回路41の入力端子41Aに接続されている。第2のフリップフロップ45のデータ入力端子D2はEOR回路42の出力端子に接続され、第2のフリップフロップ45のクロック入力端子CL2はインバータ回路25の出力端子に接続され、第2のフリップフロップ45の
【0029】
【外2】
Figure 2004028600
【0030】
はEOR回路43の入力端子43BとEOR回路42の入力端子42Aに接続されている。
【0031】
ENOR回路41およびEOR回路42の入力端子41B、42Bは、比較器31の出力端子に接続されている。EOR回路43の出力端子からは方向判別信号Sdeとして出力端子4S2より出力される。
【0032】
次に本実施の形態の動作について図4のタイムチャートを用いて説明する。
【0033】
図4はギア1が正回転をしている状態から逆回転に転じ、更に正回転に転じた時の各部信号の波形を示すものである。ギア1の回転により磁気センサ部3は図4(a)に示すような素子出力が得られる。この素子出力が第1、第2、第3の信号発生回路10,20,30に入力され、それぞれの閾値電位(VTH1、VTH2、VTH3、VTH4)にて比較判定され、各信号が出力される(同図(b),(c),(d)参照)。第3の信号発生回路30の出力信号Soはそのままセンサ信号として出力される。ENOR回路41は、第3の信号発生回路30の出力信号Soと第1のフリップフロップ44のQバー出力の入力信号を演算して、出力信号が第1のフリップフロップ44のデータ入力端子D1に入力される。第1のフリップフロップ44のクロック入力端子CL1には第2の信号発生回路20の出力信号Sdが入力されるので、出力信号Sdの立ち上がりタイミングでハイレベルの信号を判定信号Sf1として出力するようになる。また、EOR回路42では、第3の信号発生回路30の出力信号Soと第2のフリップフロップ45のQバー出力を演算して、出力信号が第2のフリップフロップ45のデータ入力端子D2に入力される。第2のフリップフロップ45のクロック入力端子CL2には第1の信号発生回路10の出力信号Suがインバータ回路25を介して入力されるので、出力信号Suの立ち下がりタイミングでロウレベルの信号を判定信号Sf2として出力するようになる。そして、これら判定信号Sf1とSf2がEOR回路43に入力され、演算処理によってEOR回路43の出力端子より方向判別信号Sdeとして出力されることにより、ギア1の回転方向を検出することができる。
【0034】
本実施の形態においては、第1の信号発生手段10の出力信号と第2の信号発生手段20の出力信号と第3の信号発生手段30の出力信号と回転方向判別回路40を用いた所について説明してきたが、必ずしもこれに特定されるものではない。すなわち、本発明の技術思想の中核は第3の信号発生回路30の出力信号を基準として、第1の信号発生回路10の出力信号または、第2の信号発生回路20の出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりを用いて、回転体の回転方向を可能にするところにある。
【0035】
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について、図5,6を用いて説明する。
【0036】
図5は本発明の第2の実施の形態を示すもので、以下、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。この実施の形態における回転検出装置においては、ギア1の回転方向が反転したときに、センサの出力によって回転方向を判別する場合に対応してなされたもので、回転方向によってセンサの出力レベルを切換えるための出力レベル切換え回路50を設けた構成としている。
【0037】
出力レベル切換え回路50は、出力端子4S1とGND端子間に抵抗52とトランジスタ55が接続され、これと並列に抵抗53が接続されている。抵抗52の両端には、回転方向判別回路40からの方向判別信号Sdeに応じて出力信号レベルを切換えるために導通又は遮断されるデジタルスイッチ56が接続され、抵抗53の両端には、直列接続されたデジタルスイッチ57と抵抗54が接続されている。EOR回路43の出力端子はインバータ回路58を介してデジタルスイッチ56に接続されると共に、デジタルスイッチ57に対して直接接続されている。第3の信号発生回路30の出力信号Soは抵抗51を介してトランジスタ55のベース端子に接続される。
【0038】
次に本実施の形態の動作について図6のタイムチャートを用いて、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。図6中、(a)は磁気センサ部3の素子出力であり、(b),(c),(d)は第1,2,3の信号発生回路10,20,30の出力信号であり、(e)は判定信号Sf1であり、(f)は判定信号Sf2であり、(g)は回転方向判別の出力信号の波形である。
【0039】
抵抗51を介してトランジスタ55のベース端子に入力された第3の信号発生回路30の出力信号Soはトランジスタ55のコレクタ端子より出力され、回転方向判別回路40の出力信号Sdeとそれがインバータ回路58により反転された出力信号Stc(同図(h)参照)によりデジタルスイッチ56,57のいずれかがONすることにより、出力信号Soのハイレベル、ロウレベル電位が抵抗52,53,54の設定値による電位レベルに切り換わった信号Sodを得る事ができ、出力端子4S1より、センサ信号として出力される(同図(i)参照)。
【0040】
上記構成により、ギア1の回転方向に応じて出力信号レベルが異なるようになるので、確実に回転方向を検出することが出来ると共に、抵抗とスイッチという簡単な回路で構成できる為、抵抗値を変えることで様々な出力レベルが選択可能となる。
【0041】
なお、本実施の形態はデジタルスイッチを用いて説明したが、アナログスイッチにおいても同様の動作を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、回転体に対向配置されその回転に伴って変化する信号を出力する磁気センサと、前記磁電変換素子の出力信号が入力され、この出力信号に対して第1のしきい値を持つ第1の信号発生手段と、前記出力信号が入力され、前記第1の信号発生手段の第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値を持つ第2の信号発生手段と、前記出力信号が入力され前記第1のしきい値よりも大きい第3のしきい値と前記第2のしきい値よりも小さい第4のしきい値を持った第3の信号発生手段と、前記第3の信号発生手段の出力信号を基準として前記第1の信号発生手段の出力信号または前記第2の信号発生手段の出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりを用いて前記回転体の回転方向に対応する判定信号を出力するものであり、1組のブリッジ構成された磁気センサを用い被検出対象としての歯の形状に制約を受けずに回転方向を検出することができる回転検出装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回転検出装置のブロック図
【図2】同装置の具体回路ブロック図
【図3】同装置の素子出力と各閾値電位と信号を説明する為の波形図
【図4】同装置の各部の信号出力の波形図
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す回転検出装置の具体回路ブロック図
【図6】同装置の各部の信号出力の波形図
【符号の説明】
1 ギア(回転体)
2 回転検出装置
3 磁気センサ部
3a バイアス磁石
4 処理回路部
10 第1の信号発生回路
11,21,31 比較器
12〜18 抵抗
20 第2の信号発生回路
22 突部
25 インバータ回路
30 第3の信号発生回路
32,33 磁気センサ素子
41 ENOR回路
42,43 EOR回路
44,45 フリップフロップ
50 出力レベル切換え回路
51〜54 抵抗
55 トランジスタ
56,57 デジタルスイッチ
58 インバータ回路

Claims (6)

  1. 回転体に対向配置され、その回転体の回転に伴って変化する信号を出力する磁気センサと、前記磁気センサの出力信号が入力され、この出力信号に対して第1のしきい値を持つ第1の信号発生手段と、前記出力信号が入力され、前記第1の信号発生手段の第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値を持つ第2の信号発生手段と、前記出力信号が入力され、前記第1のしきい値よりも大きい第3のしきい値と前記第2のしきい値よりも小さい第4のしきい値をもった第3の信号発生手段と、前記第3の信号発生手段の出力信号を基準として前記第1の信号発生手段の出力信号または前記第2の信号発生手段の出力信号の立ち上がりおよび立ち下がりを用いて前記回転体の回転方向に対応する判定信号を出力する回転方向判別手段とを備えた回転検出装置。
  2. 回転方向判別手段の出力信号で制御される出力レベルを回転方向によって切換える出力レベル切換え手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の回転検出装置。
  3. 出力レベル切換え手段は、出力部に接続されたプルアップ抵抗をスイッチによって切換えることにより出力レベルを切換えることを特徴とする請求項2記載の回転検出装置。
  4. 磁気センサは半導体磁気抵抗素子である請求項1記載の回転検出装置。
  5. 回転方向判別手段の出力と前記出力レベル切換え手段との間にトランジスタを設けたことを特徴とする請求項2記載の回転検出装置。
  6. 回転方向判別手段は、Dタイプの第1、第2のフリップフロップと、2入力の排他的論理和を否定する回路(以降ENOR回路とする)と、第1、第2の2入力の排他的論理和回路(以降EOR回路とする)およびインバータ回路からなり、第1のフリップフロップはそのデータ入力端子がENOR回路の出力端子に接続され、そのクロック入力端子が回転方向判別手段の入力端子に接続され、そのQバー出力端子が第2のEOR回路の入力端子とENOR回路の入力端子に接続されており、第2のフリップフロップはそのデータ入力端子が第1のEOR回路の出力端子に接続され、そのクロック入力端子がインバータ回路を介して回転方向判別手段の入力端子に接続され、そのQバー出力端子が第2のEOR回路の入力端子と第1のEOR回路の入力端子に接続されており、第2のEOR回路の出力端子から方向判別信号が出力されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の回転検出装置。
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