JP2004025590A - 無線プリンタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線インターフェース部の制御下で印刷データのない時には自動的に省エネモードに入り、印刷データが到来した時には自動的に動作モードへ復帰する、オートパワーON/OFF機能付きで且つ消費電力の少ない無線プリンタ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を制御する手段を備え、少なくとも制御部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階、あるいは印刷ホストからの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効にし、印刷ホスト装置とのコネクション消滅した段階、あるいは印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にする構成をとる。
【選択図】 図1
【解決手段】無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を制御する手段を備え、少なくとも制御部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階、あるいは印刷ホストからの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効にし、印刷ホスト装置とのコネクション消滅した段階、あるいは印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にする構成をとる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は外部装置から無線送信されたデータを印刷する無線プリンタに関し、特に無線データの送受信を行なう無線インターフェース部にて、プリンタ部の電源制御を行なう無線プリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
[従来例1]
図6は従来のプリンタ装置を説明するためのブロック図である。
【0003】
図中、61はプリンタ各部に電源を供給するための電源部、63は印刷ホスト装置(不図示)からのデータを受信するインターフェース部、65は実際に印刷を行なうプリンタ部、62はプリンタ部65への電源供給を操作する電源操作部、64は装置全体の制御を司る制御部である。
【0004】
制御部64はホスト装置からインターフェース部63を介して受信したデータをプリンタ部65を制御して印刷を行なう。また、印刷データ受信によるオートパワーON機能を実装する場合には、パワーOFF時に電源操作部62を制御してプリンタ部65への電源を遮断し、印刷データ受信時にやはり電源操作部62を制御してプリンタ部65への電源供給を行なう。インターフェース部63にはUSB/パラレル等の有線接続手段、あるいは電波/光等の無線接続手段が用いられる。
【0005】
[従来例2]
特開平5−2460号公報(無線印刷装置)においては、印字手段と、無線送信される搬送信号の受信レベルを監視する監視手段と、前記印字手段に供給する電源を入切操作する電源操作手段と、前記該監視手段の出力に基づいて前記電源操作手段による前記印字手段への電源供給を制御する制御手段とを具備した無線印刷装置が開示されている。
【0006】
また、該発明で無線印刷装置の電源を切る場合の条件としては、全てのホストコンピュータの電源が切れた場合受信待ちキューが空で、現在接続しているホストコンピュータから電源遮断命令が発行された場合となっており、さらに無線印刷装置の電源を入れる場合の条件として何れか1台でもホストコンピュータの電源が投入された場合ホストコンピュータのうち、何れか1台でも電源投入命令を発行した場合と開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1ではオートパワーON機能を実装するために、常にインターフェース部と制御部に電源を入れておく必要があり、電源OFF時の消費電力が大きくなるという難点があった。
【0008】
従来例2では搬送信号の受信レベルを監視する監視手段を用いるため、搬送信号の受信レベルを検知出来ないシステムには適用出来なかった。
【0009】
本発明は上記の問題に対処するためになされたものであり、無線インターフェース部の制御下で印刷データのない時には自動的に省エネモードに入り、印刷データが到来した時には自動的に動作モードへ復帰する、オートパワーON/OFF機能付きで且つ消費電力の少ない無線プリンタ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を制御する手段を備え、少なくとも制御部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階、あるいは印刷ホストからの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効にし、印刷ホスト装置とのコネクション消滅した段階、あるいは印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にする構成とした。
【0011】
以上の構成で、主要部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、かつオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0012】
なお、さらに詳細に説明すれば、本発明は下記の構成によって前記課題を解決できた。
【0013】
(1)印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段とを有し、
前記無線手段は前記第二の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0014】
(2)前記(1)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0015】
(3)前記(1)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0016】
(4)印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段を制御する制御手段と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段と、
前記制御手段に少なくとも一種類の電力を供給する第三の電源手段とを有し、
前記無線手段は前記第二、第三の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0017】
(5)前記(4)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0018】
(6)前記(4)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0019】
(7)印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段を制御する制御部と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段と、
前記制御手段に少なくとも一種類の電力を供給する第三の電源手段とを有し、
前記制御手段は前記第二の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御し、
前記無線手段は前記第三の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0020】
(8)前記(7)に記載の無線プリンタ装置で、
前記制御手段は前記印刷ホスト装置との無線接続あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二の電源手段を制御し、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0021】
(9)前記(7)に記載の無線プリンタ装置で、
前記制御手段は前記印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、前記第二の電源手段を制御し、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、前記第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0022】
(10)前記(7)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0023】
【作用】
本発明によれば、簡単な構成で、消費電力が少なく、且つオートパワーON機能付きの無線プリンタ装置を実現可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
以下図面を用い、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明第1の実施例を示す無線プリンタ装置を説明するためのブロック図である。本実施例ではプリンタとしてインクジェット機構を採用した場合を例にあげている。
【0026】
図において1は無線プリンタ装置であり、各部に電力を供給するための電源部11、電源部11の出力をスイッチするための電源操作部12、不図示の印刷ホスト装置と無線にてデータ送受を行なう無線インターフェース部13、実際の印刷を行なうインクジェット機構のプリンタ部15、プリンタ部15の制御を司る制御部14で構成されている。電源部11には商用電源、あるいはバッテリー等が接続され(不図示)、無線インターフェース部13に供給される遮断することのない第1の出力系統と、電源操作部12によってスイッチされ制御部14とプリンタ部15に供給される第2の出力系統との2系統の出力を備えている。電源操作部12は無線インターフェース部13の指示のもと、第2系統の電力を制御部14とプリンタ部15とに出力するかしないかのスイッチ動作を行なう。また、印刷ホスト装置からの印刷データは無線インターフェース部13を経由して制御部14に渡され、制御部14はこのデータをもとにプリンタ部15を制御して実際の印刷動作を行なう。
【0027】
次に、図2のフローチャートを用いて、以上の構成における本発明第1の実施例の具体的な動作を説明する。図2は無線インターフェース部13の本実施例に関わる部分のフローである。
【0028】
まず、ステップS1で印刷ホスト装置とのコネクションが確立しているかどうかのチェックを行なう。確立していなければここでループし、確立していればステップS2に進んで電源操作部12のスイッチをONにする。これにより制御部14とプリンタ15とに電力が供給され、プリンタ15は制御部14の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。すなわちオートパワーON機能である。次のステップS3は、このプリンタ初期化の時間をウエイトするステップで所定時間ウエイト後、ステップS4に進む。ステップS4ではコネクションの確立が維持されているかどうかのチェックを行なう。このチェックは外来ノイズやホスト装置のシステムダウン等で発生する無線通信エラーを検知するためである。ステップS4でコネクションの確立が維持されていなければ、ステップS8で所定時間ウエイトした後、ステップS9で電源操作部12のスイッチをOFFにし、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断する。すなわちオートパワーOFFである。通常インクジェットプリンタの場合、電源遮断時に印刷ヘッドをキャッピングする等の電源遮断処理が必要となる。このステップS8はこの電源遮断処理の終了を所定時間待つウエイトであり、制御部14の制御下でプリンタ部15の電源遮断処理が終了するよりも十分長い時間に設定する必要がある。ステップS4でコネクションの確立が維持されていれば、ステップS5に進んで無線によるコマンド/印刷データの受信をチェックする。データを受信していなければステップS4に戻ってステップS4、S5のループをする(コネクションが維持されている場合)。ステップS5で印刷データを受信したらステップS6でそのデータを制御部14へ渡した後、ステップS7へ進んで印刷JOBの受信が終了したかどうかのチェックを行なう。JOBが終了していなければステップS5へ戻って次のデータの受信チェックを行ない、JOB終了であればステップS4に戻って、やはりコネクション確立の維持をチェックする。印刷ホスト装置が印刷JOBを送信終了後、コネクションを切断すればここでステップS8に分岐し、所定時間ウエイト後ステップS9で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断することになる。すなわちオートパワーOFFである。ステップS8のウエイトについては“制御部14の制御下でプリンタ部15の電源遮断処理が終了するよりも十分長い時間に設定する必要がある”と前述した。しかしこの場合、たとえ印刷JOBの受信が終了しコネクションが切断されたとしても、制御部14内のプリントバッファにデータが残りプリンタ部15の印刷が終了していない可能性もある。よって、ステップS8のウエイトは実際には制御部14内のプリントバッファを印刷する時間と電源遮断処理に要する時間との合計よりも十分長い時間にする必要がある。ステップS4で、印刷ホスト装置が次のJOBを送信する場合等、コネクションが維持されていればステップS5に分岐し、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断することはない。
【0029】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置とのコネクションが切断した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0030】
[第2の実施例]
第1の実施例ではコネクション確立で制御部とプリンタ部へ電力を供給し、コネクションの切断で電力を遮断するようにした。しかし、これをデータ受信開始(JOB開始)で電力を供給、JOB終了で電力を遮断としてもよい。この場合の実施例を図3のフローチャートを用いて説明する。図3は無線インターフェース部13の本実施例に関わる部分のフローである。ただし、機器構成については第1の実施例と同じである。
【0031】
まず、ステップS11で無線によるコマンド/印刷データの受信をチェックする。データを受信していなければここでループし、受信していればステップS12に進む。ステップS12では受信したデータが印刷JOBを開始するデータかどうかのチェックを行なう。開始データでなければステップS15へ進み、開始データであれば、ステップS13で電源操作部12のスイッチをON、ステップS14で所定時間ウエイトした後、やはりステップS15へ進む。このステップ13により、制御部14とプリンタ15とに電力が供給され、プリンタ15は制御部14の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。すなわちオートパワーON機能である。また、ステップS14はそのプリンタの初期化待ち時間である。ステップS15では、ステップS11にて受信したデータを制御部14へ渡し、ステップS16に進む。ステップS16では印刷JOBの受信が終了したかどうかのチェックを行ない、終了でなければステップS11へ戻って次のデータを待ち、終了であればステップ17で所定時間ウエイトした後ステップ18で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断してやはりステップS11へ戻る。このステップS18の電力供給遮断がオートパワーOFFである。またステップS17でのウエイトは、第1の実施例(図2のステップS8)と同じように、制御部14内のバッファを印刷する時間と電源遮断処理に要する時間との合計よりも十分長い時間にする必要がある。
【0032】
このように印刷JOBの開始で、制御部14とプリンタ15とに電力が供給開始され(ステップS13)、印刷JOBの終了で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断する(ステップS18)。
【0033】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置から印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0034】
[第3の実施例]
以上の実施例では、制御部とプリンタ部への電力供給を無線部にて制御したが、プリンタ部への電力供給を制御部にて制御し、制御部への電力供給を無線部にて行なう場合の実施例を以下に述べる。
【0035】
図4は本発明第3の実施例を示す無線プリンタ装置を説明するためのブロック図である。本実施例ではプリンタとしてインクジェット機構を採用した場合を例にあげている。図において3は無線プリンタ装置であり、各部に電力を供給するための電源部31、電源部31の出力をスイッチするための電源操作部32、33、不図示の印刷ホスト装置と無線にてデータ送受を行なう無線インターフェース部34、実際の印刷を行なうインクジェット機構のプリンタ部36、プリンタ部36の制御を司る制御部35で構成されている。電源部36には商用電源、あるいはバッテリー等が接続され(不図示)、無線インターフェース部34に供給される遮断することのない第1の出力系統と、電源操作部32によってスイッチされ制御部35に供給される第2の出力系統と、電源操作部33によってスイッチされプリンタ部36に供給される第3の出力系統との2系統の出力を備えている。電源操作部32は無線インターフェース部34の指示のもと、第2系統の電力を制御部35に出力するかしないかのスイッチ動作を行ない、電源操作部33は制御部35の指示のもと、第3系統の電力をプリンタ部36出力するかしないかのスイッチ動作を行なう。また、印刷ホスト装置からの印刷データは無線インターフェース部34を経由して制御部35に渡され、制御部35はこのデータをもとにプリンタ部36を制御して実際の印刷動作を行なう。
【0036】
次に、以上の構成における本発明第3の実施例の具体的な動作を説明する。しかし動作フローは第1の実施例とほぼ同じになるので、図2を用いて第1の実施例と異なる点のみ述べる事にする。
【0037】
第1の実施例ではステップS2で電源操作部12のスイッチをONにし、制御部14とプリンタ部15とに電力を供給した。しかし、本実施例では電源操作部32のスイッチをONにして、制御部35のみに電力を供給をする。電力を供給されて動作を開始した制御部32は、電源操作部33のスイッチをONにして、プリンタ部36に電力を供給する。プリンタ部36は制御部35の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。この動作がステップ1の印刷ホスト装置とのコネクション確立後に行なわれるオートパワーONである。
【0038】
また第1の実施例では、ステップS8にて所定時間ウエイト後、ステップS9で電源操作部12のスイッチをOFFにし、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断した。しかし本実施例では、ステップS8でのウエイトは不要となり、ステップS9部分が、制御部35にOFF要求コマンド送信、OFFコマンド待ち、制御部35からのOFFコマンド受信、電源操作部32のスイッチをOFFという4ステップになる。ステップS9部分の詳細と、制御部35の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。無線インターフェース部34はステップS91で制御部35に対してOFF要求コマンドを送信し、ステップS92で制御部からのコマンド待ちループに入る。制御部35はステップS31で無線インターフェース部34からOFF要求コマンドを受信すると、ステップS32でプリントバッファにデータが残っている場合にはプリンタ部36を制御してその印刷を行なう。続いてステップS33でプリンタ部36の印刷ヘッドをキャッピングする等の電源遮断処理を行ない、ステップS34で電源操作部33のスイッチをOFFしてプリンタ部36への電力供給を遮断し、ステップS35でOFFコマンドを無線インターフェース部34へ送信する。無線インターフェース部34は、ステップS93で制御部35からのOFFコマンドを受信すると、ステップS94で電源操作部32のスイッチをOFFして制御部35への電力供給を遮断する。この動作がステップS4での印刷ホスト装置とのコネクション消滅後に行なわれるオートパワーOFFである。
【0039】
このように印刷ホストとのコネクション確立後(ステップS1)に、制御部35とプリンタ部36への電力供給を行ない(ステップS2)、印刷ホストとのコネクション消滅後(ステップS4)にプリンタ部36と制御部35へ電力供給を遮断する(ステップS9)事になる。
【0040】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部への電力供給を無線部によって制御し、プリンタ部への電力供給を制御部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置とのコネクションが切断した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0041】
[第4の実施例]
第3の実施例ではコネクション確立で制御部とプリンタ部へ電力を供給し、コネクションの切断で電力を遮断するようにした。しかし、第2の実施例と同じように、データ受信開始(JOB開始)で電力を供給、JOB終了で電力を遮断としてもよい。
【0042】
この場合の機器構成は、第3の実施例と同じで図4の構成となる。動作フローは第2の実施例とほぼ同じになるので、図3を用いて第2の実施例と異なる点のみ述べる事にする。
【0043】
第2の実施例ではステップS13で電源操作部12のスイッチをONにし、制御部14とプリンタ部15とに電力を供給した。しかし、本実施例では電源操作部32のスイッチをONにして、制御部35のみに電力を供給をする。電力を供給されて動作を開始した制御部32は、電源操作部33のスイッチをONにして、プリンタ部36に電力を供給する。プリンタ部36は制御部35の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。この動作がステップ12の印刷JOB開始後に行なわれるオートパワーONである。
【0044】
また第2の実施例では、ステップS17にて所定時間ウエイト後、ステップS18で電源操作部12のスイッチをOFFにし、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断した。しかし本実施例では、ステップS17でのウエイトは不要となり、ステップS18の部分が、制御部35にOFF要求コマンド送信、OFFコマンド待ち、制御部35からのOFFコマンド受信、電源操作部32のスイッチをOFFという4ステップになる。この部分は第3の実施例の図5と同じになるので説明は省略するが、ステップS16の印刷JOB終了後に、オートパワーOFF行うことが出来る。
【0045】
このように印刷JOBの開始(ステップS12)で、制御部14とプリンタ15とに電力が供給開始され(ステップS13)、印刷JOBの終了(ステップS16)で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断(ステップS18)出来る。
【0046】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部への電力供給を無線部によって制御し、プリンタ部への電力供給を制御部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置からの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0047】
[他の実施例]
以上の実施例では制御部、プリンタ部ともに1系統の電力を供給する場合を例に説明した。しかしそれぞれ複数の電力系統を使用する場合も同様に制御可能である。
【0048】
また複数の電力系統を使用する場合に、スイッチする電力系統とスイッチしない電力系統に分かれる場合も考えられる。例えば、制御部のCPU等はスイッチ制御下に置くが、RAM等はスイッチせず電源を遮断しない。あるいはプリンタ部のモータ、印刷ヘッド等はスイッチ制御下に置くが、センサ、スイッチ等はスイッチせず電源を遮断しない、等の例が考えられる。
【0049】
さらに、実施例中では無線とのみ記述したが、本発明がBLUETOOTHやIEEE802.11等の無線機器に適用できるのはもちろんである。
【0050】
【発明の効果】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を制御可能とし、少なくとも制御部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階、あるいは印刷ホストからの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効にし、印刷ホスト装置とのコネクションが消滅した段階、あるいは印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、かつオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の無線プリンタ装置示す図
【図2】本発明第1の実施例の動作を説明する図
【図3】本発明第2の実施例の動作を説明する図
【図4】本発明第3の実施例の無線プリンタ装置示す図
【図5】本発明第3の実施例の動作を説明する図
【図6】従来例の動作を説明する図
【符号の説明】
1 無線プリンタ装置
3 無線プリンタ装置
11 電源部
12 電源操作部
13 無線インターフェース部
14 制御部
15 プリンタ部
31 電源部
32 電源操作部
33 電源操作部
34 無線インターフェース部
35 制御部
36 プリンタ部
【発明の属する技術分野】
本発明は外部装置から無線送信されたデータを印刷する無線プリンタに関し、特に無線データの送受信を行なう無線インターフェース部にて、プリンタ部の電源制御を行なう無線プリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
[従来例1]
図6は従来のプリンタ装置を説明するためのブロック図である。
【0003】
図中、61はプリンタ各部に電源を供給するための電源部、63は印刷ホスト装置(不図示)からのデータを受信するインターフェース部、65は実際に印刷を行なうプリンタ部、62はプリンタ部65への電源供給を操作する電源操作部、64は装置全体の制御を司る制御部である。
【0004】
制御部64はホスト装置からインターフェース部63を介して受信したデータをプリンタ部65を制御して印刷を行なう。また、印刷データ受信によるオートパワーON機能を実装する場合には、パワーOFF時に電源操作部62を制御してプリンタ部65への電源を遮断し、印刷データ受信時にやはり電源操作部62を制御してプリンタ部65への電源供給を行なう。インターフェース部63にはUSB/パラレル等の有線接続手段、あるいは電波/光等の無線接続手段が用いられる。
【0005】
[従来例2]
特開平5−2460号公報(無線印刷装置)においては、印字手段と、無線送信される搬送信号の受信レベルを監視する監視手段と、前記印字手段に供給する電源を入切操作する電源操作手段と、前記該監視手段の出力に基づいて前記電源操作手段による前記印字手段への電源供給を制御する制御手段とを具備した無線印刷装置が開示されている。
【0006】
また、該発明で無線印刷装置の電源を切る場合の条件としては、全てのホストコンピュータの電源が切れた場合受信待ちキューが空で、現在接続しているホストコンピュータから電源遮断命令が発行された場合となっており、さらに無線印刷装置の電源を入れる場合の条件として何れか1台でもホストコンピュータの電源が投入された場合ホストコンピュータのうち、何れか1台でも電源投入命令を発行した場合と開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1ではオートパワーON機能を実装するために、常にインターフェース部と制御部に電源を入れておく必要があり、電源OFF時の消費電力が大きくなるという難点があった。
【0008】
従来例2では搬送信号の受信レベルを監視する監視手段を用いるため、搬送信号の受信レベルを検知出来ないシステムには適用出来なかった。
【0009】
本発明は上記の問題に対処するためになされたものであり、無線インターフェース部の制御下で印刷データのない時には自動的に省エネモードに入り、印刷データが到来した時には自動的に動作モードへ復帰する、オートパワーON/OFF機能付きで且つ消費電力の少ない無線プリンタ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を制御する手段を備え、少なくとも制御部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階、あるいは印刷ホストからの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効にし、印刷ホスト装置とのコネクション消滅した段階、あるいは印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にする構成とした。
【0011】
以上の構成で、主要部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、かつオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0012】
なお、さらに詳細に説明すれば、本発明は下記の構成によって前記課題を解決できた。
【0013】
(1)印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段とを有し、
前記無線手段は前記第二の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0014】
(2)前記(1)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0015】
(3)前記(1)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0016】
(4)印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段を制御する制御手段と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段と、
前記制御手段に少なくとも一種類の電力を供給する第三の電源手段とを有し、
前記無線手段は前記第二、第三の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0017】
(5)前記(4)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0018】
(6)前記(4)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0019】
(7)印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段を制御する制御部と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段と、
前記制御手段に少なくとも一種類の電力を供給する第三の電源手段とを有し、
前記制御手段は前記第二の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御し、
前記無線手段は前記第三の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0020】
(8)前記(7)に記載の無線プリンタ装置で、
前記制御手段は前記印刷ホスト装置との無線接続あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二の電源手段を制御し、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0021】
(9)前記(7)に記載の無線プリンタ装置で、
前記制御手段は前記印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、前記第二の電源手段を制御し、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、前記第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0022】
(10)前記(7)に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
【0023】
【作用】
本発明によれば、簡単な構成で、消費電力が少なく、且つオートパワーON機能付きの無線プリンタ装置を実現可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
以下図面を用い、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明第1の実施例を示す無線プリンタ装置を説明するためのブロック図である。本実施例ではプリンタとしてインクジェット機構を採用した場合を例にあげている。
【0026】
図において1は無線プリンタ装置であり、各部に電力を供給するための電源部11、電源部11の出力をスイッチするための電源操作部12、不図示の印刷ホスト装置と無線にてデータ送受を行なう無線インターフェース部13、実際の印刷を行なうインクジェット機構のプリンタ部15、プリンタ部15の制御を司る制御部14で構成されている。電源部11には商用電源、あるいはバッテリー等が接続され(不図示)、無線インターフェース部13に供給される遮断することのない第1の出力系統と、電源操作部12によってスイッチされ制御部14とプリンタ部15に供給される第2の出力系統との2系統の出力を備えている。電源操作部12は無線インターフェース部13の指示のもと、第2系統の電力を制御部14とプリンタ部15とに出力するかしないかのスイッチ動作を行なう。また、印刷ホスト装置からの印刷データは無線インターフェース部13を経由して制御部14に渡され、制御部14はこのデータをもとにプリンタ部15を制御して実際の印刷動作を行なう。
【0027】
次に、図2のフローチャートを用いて、以上の構成における本発明第1の実施例の具体的な動作を説明する。図2は無線インターフェース部13の本実施例に関わる部分のフローである。
【0028】
まず、ステップS1で印刷ホスト装置とのコネクションが確立しているかどうかのチェックを行なう。確立していなければここでループし、確立していればステップS2に進んで電源操作部12のスイッチをONにする。これにより制御部14とプリンタ15とに電力が供給され、プリンタ15は制御部14の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。すなわちオートパワーON機能である。次のステップS3は、このプリンタ初期化の時間をウエイトするステップで所定時間ウエイト後、ステップS4に進む。ステップS4ではコネクションの確立が維持されているかどうかのチェックを行なう。このチェックは外来ノイズやホスト装置のシステムダウン等で発生する無線通信エラーを検知するためである。ステップS4でコネクションの確立が維持されていなければ、ステップS8で所定時間ウエイトした後、ステップS9で電源操作部12のスイッチをOFFにし、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断する。すなわちオートパワーOFFである。通常インクジェットプリンタの場合、電源遮断時に印刷ヘッドをキャッピングする等の電源遮断処理が必要となる。このステップS8はこの電源遮断処理の終了を所定時間待つウエイトであり、制御部14の制御下でプリンタ部15の電源遮断処理が終了するよりも十分長い時間に設定する必要がある。ステップS4でコネクションの確立が維持されていれば、ステップS5に進んで無線によるコマンド/印刷データの受信をチェックする。データを受信していなければステップS4に戻ってステップS4、S5のループをする(コネクションが維持されている場合)。ステップS5で印刷データを受信したらステップS6でそのデータを制御部14へ渡した後、ステップS7へ進んで印刷JOBの受信が終了したかどうかのチェックを行なう。JOBが終了していなければステップS5へ戻って次のデータの受信チェックを行ない、JOB終了であればステップS4に戻って、やはりコネクション確立の維持をチェックする。印刷ホスト装置が印刷JOBを送信終了後、コネクションを切断すればここでステップS8に分岐し、所定時間ウエイト後ステップS9で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断することになる。すなわちオートパワーOFFである。ステップS8のウエイトについては“制御部14の制御下でプリンタ部15の電源遮断処理が終了するよりも十分長い時間に設定する必要がある”と前述した。しかしこの場合、たとえ印刷JOBの受信が終了しコネクションが切断されたとしても、制御部14内のプリントバッファにデータが残りプリンタ部15の印刷が終了していない可能性もある。よって、ステップS8のウエイトは実際には制御部14内のプリントバッファを印刷する時間と電源遮断処理に要する時間との合計よりも十分長い時間にする必要がある。ステップS4で、印刷ホスト装置が次のJOBを送信する場合等、コネクションが維持されていればステップS5に分岐し、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断することはない。
【0029】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置とのコネクションが切断した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0030】
[第2の実施例]
第1の実施例ではコネクション確立で制御部とプリンタ部へ電力を供給し、コネクションの切断で電力を遮断するようにした。しかし、これをデータ受信開始(JOB開始)で電力を供給、JOB終了で電力を遮断としてもよい。この場合の実施例を図3のフローチャートを用いて説明する。図3は無線インターフェース部13の本実施例に関わる部分のフローである。ただし、機器構成については第1の実施例と同じである。
【0031】
まず、ステップS11で無線によるコマンド/印刷データの受信をチェックする。データを受信していなければここでループし、受信していればステップS12に進む。ステップS12では受信したデータが印刷JOBを開始するデータかどうかのチェックを行なう。開始データでなければステップS15へ進み、開始データであれば、ステップS13で電源操作部12のスイッチをON、ステップS14で所定時間ウエイトした後、やはりステップS15へ進む。このステップ13により、制御部14とプリンタ15とに電力が供給され、プリンタ15は制御部14の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。すなわちオートパワーON機能である。また、ステップS14はそのプリンタの初期化待ち時間である。ステップS15では、ステップS11にて受信したデータを制御部14へ渡し、ステップS16に進む。ステップS16では印刷JOBの受信が終了したかどうかのチェックを行ない、終了でなければステップS11へ戻って次のデータを待ち、終了であればステップ17で所定時間ウエイトした後ステップ18で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断してやはりステップS11へ戻る。このステップS18の電力供給遮断がオートパワーOFFである。またステップS17でのウエイトは、第1の実施例(図2のステップS8)と同じように、制御部14内のバッファを印刷する時間と電源遮断処理に要する時間との合計よりも十分長い時間にする必要がある。
【0032】
このように印刷JOBの開始で、制御部14とプリンタ15とに電力が供給開始され(ステップS13)、印刷JOBの終了で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断する(ステップS18)。
【0033】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置から印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0034】
[第3の実施例]
以上の実施例では、制御部とプリンタ部への電力供給を無線部にて制御したが、プリンタ部への電力供給を制御部にて制御し、制御部への電力供給を無線部にて行なう場合の実施例を以下に述べる。
【0035】
図4は本発明第3の実施例を示す無線プリンタ装置を説明するためのブロック図である。本実施例ではプリンタとしてインクジェット機構を採用した場合を例にあげている。図において3は無線プリンタ装置であり、各部に電力を供給するための電源部31、電源部31の出力をスイッチするための電源操作部32、33、不図示の印刷ホスト装置と無線にてデータ送受を行なう無線インターフェース部34、実際の印刷を行なうインクジェット機構のプリンタ部36、プリンタ部36の制御を司る制御部35で構成されている。電源部36には商用電源、あるいはバッテリー等が接続され(不図示)、無線インターフェース部34に供給される遮断することのない第1の出力系統と、電源操作部32によってスイッチされ制御部35に供給される第2の出力系統と、電源操作部33によってスイッチされプリンタ部36に供給される第3の出力系統との2系統の出力を備えている。電源操作部32は無線インターフェース部34の指示のもと、第2系統の電力を制御部35に出力するかしないかのスイッチ動作を行ない、電源操作部33は制御部35の指示のもと、第3系統の電力をプリンタ部36出力するかしないかのスイッチ動作を行なう。また、印刷ホスト装置からの印刷データは無線インターフェース部34を経由して制御部35に渡され、制御部35はこのデータをもとにプリンタ部36を制御して実際の印刷動作を行なう。
【0036】
次に、以上の構成における本発明第3の実施例の具体的な動作を説明する。しかし動作フローは第1の実施例とほぼ同じになるので、図2を用いて第1の実施例と異なる点のみ述べる事にする。
【0037】
第1の実施例ではステップS2で電源操作部12のスイッチをONにし、制御部14とプリンタ部15とに電力を供給した。しかし、本実施例では電源操作部32のスイッチをONにして、制御部35のみに電力を供給をする。電力を供給されて動作を開始した制御部32は、電源操作部33のスイッチをONにして、プリンタ部36に電力を供給する。プリンタ部36は制御部35の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。この動作がステップ1の印刷ホスト装置とのコネクション確立後に行なわれるオートパワーONである。
【0038】
また第1の実施例では、ステップS8にて所定時間ウエイト後、ステップS9で電源操作部12のスイッチをOFFにし、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断した。しかし本実施例では、ステップS8でのウエイトは不要となり、ステップS9部分が、制御部35にOFF要求コマンド送信、OFFコマンド待ち、制御部35からのOFFコマンド受信、電源操作部32のスイッチをOFFという4ステップになる。ステップS9部分の詳細と、制御部35の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。無線インターフェース部34はステップS91で制御部35に対してOFF要求コマンドを送信し、ステップS92で制御部からのコマンド待ちループに入る。制御部35はステップS31で無線インターフェース部34からOFF要求コマンドを受信すると、ステップS32でプリントバッファにデータが残っている場合にはプリンタ部36を制御してその印刷を行なう。続いてステップS33でプリンタ部36の印刷ヘッドをキャッピングする等の電源遮断処理を行ない、ステップS34で電源操作部33のスイッチをOFFしてプリンタ部36への電力供給を遮断し、ステップS35でOFFコマンドを無線インターフェース部34へ送信する。無線インターフェース部34は、ステップS93で制御部35からのOFFコマンドを受信すると、ステップS94で電源操作部32のスイッチをOFFして制御部35への電力供給を遮断する。この動作がステップS4での印刷ホスト装置とのコネクション消滅後に行なわれるオートパワーOFFである。
【0039】
このように印刷ホストとのコネクション確立後(ステップS1)に、制御部35とプリンタ部36への電力供給を行ない(ステップS2)、印刷ホストとのコネクション消滅後(ステップS4)にプリンタ部36と制御部35へ電力供給を遮断する(ステップS9)事になる。
【0040】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部への電力供給を無線部によって制御し、プリンタ部への電力供給を制御部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置とのコネクションが切断した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0041】
[第4の実施例]
第3の実施例ではコネクション確立で制御部とプリンタ部へ電力を供給し、コネクションの切断で電力を遮断するようにした。しかし、第2の実施例と同じように、データ受信開始(JOB開始)で電力を供給、JOB終了で電力を遮断としてもよい。
【0042】
この場合の機器構成は、第3の実施例と同じで図4の構成となる。動作フローは第2の実施例とほぼ同じになるので、図3を用いて第2の実施例と異なる点のみ述べる事にする。
【0043】
第2の実施例ではステップS13で電源操作部12のスイッチをONにし、制御部14とプリンタ部15とに電力を供給した。しかし、本実施例では電源操作部32のスイッチをONにして、制御部35のみに電力を供給をする。電力を供給されて動作を開始した制御部32は、電源操作部33のスイッチをONにして、プリンタ部36に電力を供給する。プリンタ部36は制御部35の制御下で初期化動作を行なった後印刷可能となる。この動作がステップ12の印刷JOB開始後に行なわれるオートパワーONである。
【0044】
また第2の実施例では、ステップS17にて所定時間ウエイト後、ステップS18で電源操作部12のスイッチをOFFにし、制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断した。しかし本実施例では、ステップS17でのウエイトは不要となり、ステップS18の部分が、制御部35にOFF要求コマンド送信、OFFコマンド待ち、制御部35からのOFFコマンド受信、電源操作部32のスイッチをOFFという4ステップになる。この部分は第3の実施例の図5と同じになるので説明は省略するが、ステップS16の印刷JOB終了後に、オートパワーOFF行うことが出来る。
【0045】
このように印刷JOBの開始(ステップS12)で、制御部14とプリンタ15とに電力が供給開始され(ステップS13)、印刷JOBの終了(ステップS16)で制御部14とプリンタ15への電力供給を遮断(ステップS18)出来る。
【0046】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部への電力供給を無線部によって制御し、プリンタ部への電力供給を制御部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置からの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効に、印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、且つオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【0047】
[他の実施例]
以上の実施例では制御部、プリンタ部ともに1系統の電力を供給する場合を例に説明した。しかしそれぞれ複数の電力系統を使用する場合も同様に制御可能である。
【0048】
また複数の電力系統を使用する場合に、スイッチする電力系統とスイッチしない電力系統に分かれる場合も考えられる。例えば、制御部のCPU等はスイッチ制御下に置くが、RAM等はスイッチせず電源を遮断しない。あるいはプリンタ部のモータ、印刷ヘッド等はスイッチ制御下に置くが、センサ、スイッチ等はスイッチせず電源を遮断しない、等の例が考えられる。
【0049】
さらに、実施例中では無線とのみ記述したが、本発明がBLUETOOTHやIEEE802.11等の無線機器に適用できるのはもちろんである。
【0050】
【発明の効果】
以上述べたように、無線プリンタ装置の制御部とプリンタ部への電力供給を制御可能とし、少なくとも制御部への電力供給を無線部によって制御する構成をとり、印刷ホスト装置とのコネクションが確立した段階、あるいは印刷ホストからの印刷JOBが開始した段階で制御部とプリンタ部への電力供給を有効にし、印刷ホスト装置とのコネクションが消滅した段階、あるいは印刷ホスト装置からの印刷JOBが終了した段階でプリンタ部と制御部への電力供給を無効にすることで、制御部とプリンタ部への電力供給を必要最小限の時間にとどめ、かつオートパワーON/OFF機能を実現した無線プリンタ装置を実現する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の無線プリンタ装置示す図
【図2】本発明第1の実施例の動作を説明する図
【図3】本発明第2の実施例の動作を説明する図
【図4】本発明第3の実施例の無線プリンタ装置示す図
【図5】本発明第3の実施例の動作を説明する図
【図6】従来例の動作を説明する図
【符号の説明】
1 無線プリンタ装置
3 無線プリンタ装置
11 電源部
12 電源操作部
13 無線インターフェース部
14 制御部
15 プリンタ部
31 電源部
32 電源操作部
33 電源操作部
34 無線インターフェース部
35 制御部
36 プリンタ部
Claims (10)
- 印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段とを有し、
前記無線手段は前記第二の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項1に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項1に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段を制御する制御手段と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段と、
前記制御手段に少なくとも一種類の電力を供給する第三の電源手段とを有し、
前記無線手段は前記第二、第三の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項4に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項4に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 印刷ホスト装置からの無線データを受信し印刷を行なう無線プリンタ装置において、
データの送受信を行なう無線手段と、
前記無線手段に電力を供給する第一の電源手段と、
印刷を行なうプリンタ手段と、
前記プリンタ手段を制御する制御部と、
前記プリンタ手段に少なくとも一種類の電力を供給する第二の電源手段と、
前記制御手段に少なくとも一種類の電力を供給する第三の電源手段とを有し、
前記制御手段は前記第二の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御し、
前記無線手段は前記第三の電源手段の少なくとも一種類の電力出力を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項7に記載の無線プリンタ装置で、
前記制御手段は前記印刷ホスト装置との無線接続あるいは無線接続切断に応じて、
前記第二の電源手段を制御し、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置との無線接続成立あるいは無線接続切断に応じて、
前記第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項7に記載の無線プリンタ装置で、
前記制御手段は前記印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、前記第二の電源手段を制御し、
前記無線手段は前記印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、前記第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。 - 請求項7に記載の無線プリンタ装置で、
前記無線手段は印刷ホスト装置からの印刷開始あるいは印刷終了に応じて、
前記第二、第三の電源手段を制御することを特徴とする無線プリンタ装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |