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JP2004025444A - 溝加工方法 - Google Patents

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JP2004025444A
JP2004025444A JP2003334745A JP2003334745A JP2004025444A JP 2004025444 A JP2004025444 A JP 2004025444A JP 2003334745 A JP2003334745 A JP 2003334745A JP 2003334745 A JP2003334745 A JP 2003334745A JP 2004025444 A JP2004025444 A JP 2004025444A
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Abstract

【課題】 被加工物が不適正に加工されるのを防止すべく、上記間隙寸法を監視する溝加工方法を提供する。
【解決手段】 嵌合部材26の型形成部26aに間隙寸法検出用電極200を設け、溝形成前及び溝形成後において、上記間隙寸法検出用電極200とスリーブSとの間で通電し、電気抵抗算出部101によりこのときの電流値と電圧値とから電気抵抗値を算出し、第1判定部102によりこの電気抵抗値から換算して求められた各間隙寸法が、全て略一致し且つ適正範囲内に収まっているか否かを判定するようにした。
【選択図】 図9

Description

 本発明は、ステンレス等の材質からなる被加工物に所定の溝を形成する溝加工方法に関する。
 ステンレス等の材質からなる被加工物に所定形状の溝を形成する方法として電解加工法が知られている。電解加工法は、加工すべき所定形状の電極を有する電極工具と被加工物とを間隙を介して対向配置し、その間隙に所定の電解液を流しながら、上記電極工具と被加工物との間で通電させることにより、上記被加工物の表面に上記電極の形状に対応する溝を形成するというものである(例えば特許文献1参照)。
特開平10−086020号公報(第3−6頁、第1図及び第2図)
 被加工物に所定の溝を形成する際に、この被加工物の加工面と電極の端面との間隙寸法が全ての部位で均一でない場合、上記電極の各部位とそれらの部位に対向する被加工物の表面との間の電気抵抗値が異なることになり、形成される溝の深さや幅が部位に応じてばらつくこととなる。また、上記間隙寸法が均一であっても、その間隙寸法が適正な範囲でなければ適正な加工量が確保できなくなる。
 本発明は、上記に鑑みてなされたもので、被加工物が不適正に加工されるのを防止すべく、上記間隙寸法を監視することのできる溝加工方法を提供することを主たる目的とする。
 請求項1の発明は、所定形状の電極が形成された電極面を有する金型の上記電極面に被加工物を対向させ、上記金型と被加工物との間隙に電解液を満たした状態で、上記金型と被加工物との間で通電を行わせて被加工物の表面に上記電極に対応する動圧溝を形成する溝加工方法において、間隙寸法検出手段によって、上記金型の電極面と被加工物の表面との間に測定用電気信号を通じることにより発生する上記間隙寸法に応じた信号レベルに基づいて上記間隙寸法を検出し、該検出された間隙寸法に応じて加工の良否判定を行うことを特徴とする。
 請求項2の発明は、請求項1に記載の溝加工方法において、上記間隙寸法検出手段は、上記金型の電極面に設けられた検出用電極と、上記検出用電極と被加工物の表面との間に上記測定用電気信号を通じさせる通電手段とを備えることを特徴とする。
 請求項3の発明は、請求項2に記載の溝加工方法において、上記間隙寸法検出手段は、上記通電手段により上記検出用電極と被加工物の表面との間に所定の電圧を印加もしくは所定の電流を流し、検出用電極と被加工物の表面との間の電気抵抗値または静電容量値を測定することにより上記間隙寸法を検出するように構成されていることを特徴とする。
 請求項4の発明は、請求項2または3に記載の溝加工方法において、上記検出用電極は、上記金型の電極間に配設されていることを特徴とする。
 請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の溝加工方法において、上記間隙寸法検出手段装置は、上記検出用電極を1つ備えることを特徴とする。
 請求項6の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の溝加工方法において、上記間隙寸法検出手段装置は、複数の検出用電極をそれぞれ所定の位置に備えることを特徴とする。
 請求項7の発明は、請求項5に記載の溝加工方法において、上記間隙寸法検出手段により検出された間隙寸法が所定の範囲内にないときには、判定手段によって異常であると判定することを特徴とする。
 請求項8の発明は、請求項6に記載の溝加工方法において、上記各間隙寸法検出手段により検出された各間隙寸法の差が所定の範囲内にないときには、判定手段によって異常であると判定することを特徴とする。
 請求項9の発明は、請求項7または8に記載の溝加工方法において、上記判定結果が異常であると判定されたときには、報知手段によってその旨を報知することを特徴とする。
 請求項10の発明は、請求項8に記載の溝加工方において、上記判定結果が異常であると判定されたときには、調整手段によって被加工物を適正な位置に調整することを特徴とする。
 請求項11の発明は、請求項7または8に記載の溝加工方法において、上記判定結果が異常であると判定されたときには、排除手段によってこの不適正に加工された被加工物を適正に加工された被加工物から排除することを特徴とする。
 請求項12の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の溝加工方法において、溝形成前に上記間隙寸法検出手段により検出された結果に応じて、通電制御手段によって上記金型と被加工物との間の通電状態を制御することを特徴とする。
 請求項13の発明は、請求項2ないし6のいずれかに記載の溝加工方法において、上記間隙寸法検出手段により測定された電気抵抗値または静電容量値に基づいて、上記電解液の状態を監視することを特徴とする。
 請求項14の発明は、請求項2ないし6のいずれかに記載の溝加工方法において、溝形成のための通電と同時に上記検出用電極と被加工物との間の電気抵抗値を測定し、電気抵抗値もしくはその変化量あるいは静電容量値もしくはその変化量が加工量に対応する所定値に達したときに通電を停止するように構成されていることを特徴とする。
 請求項15の発明は、請求項2または6に記載の溝加工方法において、溝形成のための通電を複数回に分け、この通電の合間の通電開始時から所定時間経過後に上記検出用電極と被加工物との間の電気抵抗値を測定し、電気抵抗値もしくはその変化量かあるいは静電容量値もしくはその変化量が加工量に対応する所定値に達したときに通電を停止するように構成されていることを特徴とする。
 請求項16の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の溝加工方法は、被加工物の表面に、動圧軸受を構成する動圧溝を形成するものであることを特徴とする。
 請求項17の発明は、請求項16に記載の溝加工方法において、上記被加工物の表面は、円筒周面状に形成されているとともに、上記金型は、上記被加工物の表面に対向する電極面を有し、この電極面と上記被加工物の表面との間で通電することにより、上記被加工物の表面に動圧溝を形成することを特徴とする。
 請求項18の発明は、請求項16に記載の溝加工方法において、上記被加工物の表面は、平面状に形成されているとともに、上記金型は、上記被加工物の表面に対向する電極面を有し、この電極面と上記被加工物の表面との間で通電することにより、上記被加工物の表面に動圧溝を形成することを特徴とする。
 本発明によれば、間隙寸法検出手段により、金型の電極面と被加工物の表面との間に測定用電気信号を通じることにより発生する上記間隙寸法に応じた信号レベルに基づいて上記間隙寸法を検出するように構成したから、上記金型の電極面と被加工物の表面との間の間隙寸法が異常であるか否かを知ることができる。そして、各間隙寸法が異常であると判定する判定手段を備え、この判定手段により検出結果が異常であると判定されたときに、その旨を報知する報知手段や、被加工物を適正な位置に調整する調整手段や、不適正に加工された被加工物を適正に加工された被加工物から排除する排除手段を設けたことにより、被加工物の歩留まりを向上させることができる。
 本発明の溝加工方法について説明する。
 本実施形態に係る溝加工方法は、ラジアルベアリングに備えられるスリーブに動圧溝を形成するものである。
 図1、図7に示すように、本実施形態に係る溝加工方法の溝加工装置1は、ステンレス等からなるスリーブSを加工する電解加工機10と、この電解加工機10に供給する電解液Lを貯留する電解液供給タンク50と、この電解液供給タンク50から電解液Lを汲み上げて電解加工機10に供給する電解液供給ポンプ60と、電解加工機10から排出された電解液Lを一時的に貯留する電解液再生タンク70と、スリーブSを加工位置にセットし、加工済みのスリーブSをその加工位置から取り出して他の位置に移す移載機構80と、電源90とを備える。上記電解液Lは、例えば、硝酸ナトリウムNaNO3を30重量%含有するものである。
 図1に示すように、電解加工機10は、固設された第1加工ユニット20と、この第1加工ユニット20の配設位置の上方に設けられた第2加工ユニット30と、この第2加工ユニット30を昇降駆動して第1加工ユニット20に対して近接離反させる駆動手段としてのエアシリンダ11と、第1、第2加工ユニット20,30及びエアシリンダ11を支持する固定台12とを有し、第2加工ユニット30が第1加工ユニット20に最も近接したときに、第1加工ユニット20上に載置された円筒状のスリーブSの軸心位置と第1加工ユニット20に設けられた円柱状の嵌合部材26の軸心位置とを一致させ(以下、調心という)て、スリーブSの内周面に、例えば深さ10(μm)のへリングボーン状の動圧溝を形成する。
 第1加工ユニット20は、電源90の負端子91に接続されている。また、第1加工ユニット20には、電解液供給タンク50に貯留された電解液Lが電解液供給ポンプ60により供給されるようになっている。なお、電解液供給ポンプ60により供給される電解液Lの一部は電解液供給タンク70に戻されるとともに、第1加工ユニット20から流出した電解液Lは、固形物除去フィルタ71を介し不要物が除去された状態で電解液再生タンク70に戻された後、フィルタ用ポンプ72によりこの電解液再生タンク70から汲み上げられフィルタ73を介して電解液供給タンク50に戻される。
 第2加工ユニット30は、電気伝導性を有する材質からなる円筒状の電極接続具31を有し、この電極接続具31はエアシリンダ11のロッド11a下端に取付部材32を介して取付けられている。電極接続具31は、例えばFET(Field Effect Transistor)のスイッチSWを介して電源90の正端子92と接続されている。
 移載機構80は、図示しないが、一端部が回動自在に支持されたアーム部と、このアーム部の他端部に取付けられた把持部と、アーム部および把持部を駆動する駆動部とを有し、加工前において把持部によりスリーブSを把持して第1加工ユニット20上の所定の位置に載置するとともに、加工後において加工済みのスリーブSを把持して上記所定の位置から取り出して他の製造ライン等に移載するものである。
 電源90は、第1、第2加工ユニット20,30間に通電させるものである。電源90と第2加工ユニット30との間には、通電をON/OFFするためのスイッチSWが設けられており、このスイッチSWは、パルス幅調整回路150によりON/OFFの切換えが制御されるようになっており、これにより、通電電流のデューティ率等の変更が可能とされている。本実施形態においては、上記デューティ率は10%とされている。
 図2に示すように、電極接続具31の下端部には、中央部に孔を有する円盤状の第1プレート部材32が取付けられている。このプレート部材32は、電気伝導性を有する材質からなり、電極接続具31を電源90の正端子92に接続することで、第2加工ユニット30を下降させ電極接続具31をスリーブS上端面に当接させたときに、上記スリーブSが正極となるように構成されている。
 第1プレート部材32には、電解液Lを外部へ排出するための電解液排出路32aが設けられている。
 電極接続具31は、軸心方向に延びる貫通孔31aを有し、この貫通孔31aの下側部分には、第1の治具としての後述する調心用押え部材33が遊嵌されているとともに、貫通孔31aの上側部分がネジ部31bとされ、このネジ部31bに調整ネジ34が螺合されている。調整ネジ34と調心用押え部材33との間には、この調心用押え部材33を下方へ付勢するためのスプリング35が介設されており、貫通孔31aに対する調整ネジ34の相対位置を調整することで、調心用押え部材33に作用する付勢力が調節されるようになっている。
 第1加工ユニット20は、固定台12に固設されたベース部材21と、このベース部材21の周囲に取付けられた円筒状のカバー部材22とを有し、このカバー部材22とベース部材21とにより凹部Hが形成されている。そして、この凹部Hに第1プレート部材32の電解液排出路32aからの電解液Lが排出されるようになっている。また、カバー部材22の適所には、電解液排出路22aが設けられており、この凹部Hに排出された電解液Lがこの電解液排出路22aを通って電解液再生タンク70に排出されるようになっている。その際、ベース部材21とカバー部材22との隙間から外部へ電解液Lが漏出するのを防止すべく、シール手段としてのOリング23が設けられている。
 ベース部材21は、その上面中央部分において上方に突出する突出部21aを有し、この突出部21aに設けられた取付孔21a’に後述する加工機構24が取付けられている。
 加工機構24は、上記取付孔21a’に嵌合固定される基部材25と、この基部材25の上面に設けられ、スリーブSに内嵌する上記金型電極としての円柱状の嵌合部材26とを有する。突出部21aの開口部分には、電気絶縁性の材質からなるカバー部材27が取付けられており、嵌合部材26の上部は、カバー部材27の中央部に設けられた孔27aを介して突出部21aの開口部から突出している。そして、スリーブSを加工する際には、この突出する上部にスリーブSを嵌合させて仮保持した状態で、第1加工ユニット20のカバー部材27上にセットされることになる。
 ベース部材21には、突出部21aの底部からさらに奥側へ延び、突出部21aの取付孔21a’より小径の第1電解液供給路21bと、この供給路21bに略垂直に交差する第2電解液供給路21cとが設けられており、電解液供給タンク50から供給された電解液Lは、第2電解液供給路21cを通って第1電解液供給路21bに流入するようになっている。また、基部材25には、複数の貫通孔25aが設けられているとともに、基部材25の上面とカバー部材27の孔27aの内周面との間には所定の間隙Pが形成され、第1電解液供給路21bに流入した電解液Lは、上記貫通孔25a及び間隙Pを介して、嵌合部材26とスリーブSとの間隙に供給されるようになっている。
 電源90の負端子91は、第1加工ユニット20の嵌合部材26に接続されており、これにより、嵌合部材26は負極となる。また、図3に示すように、スリーブSに嵌合する嵌合部材26の上部は、周面にへリングボーン状の型が形成された型形成部26aとされており、この型形成部26aとスリーブSの被加工面とが電解液Lを介して対向するようになっている。これにより、電源90がONされると、スリーブSの被加工面が正極、型形成部26aが負極としてこれらの間で通電することになる。なお、本実施形態においては、上記電源90は、10(A)の電流を電圧10(V)で通電させるようになっているが、この電流値及び電圧値は、上記数値に限らず適宜変更可能である。
 調心用押え部材33の下端部は、上側部分に比して小さい径とされているとともに、図4に示すように、横断面視で120度間隔で切欠き部33aが設けられている。また、この調心用押え部材33には後述のボール保持部材36が嵌合固定され、このボール保持部材36と上記調心用押え部材33との間に、電気絶縁性を有する材質で構成された球状の調心用ボール部材37が複数配設されている。
 ボール保持部材36は、後述の調心部材28が挿通する挿通孔36aと、調心用ボール部材37をボール保持部材36の径方向に逸脱しない程度に移動可能とする複数のボール保持穴部36bと、各ボール保持穴部36b間に立設され、上記調心用押え部材33の切欠き部33aに嵌入する壁部36cとを有する。
 嵌合部材26の上端面には、テーパ面28aを有するペン先形状の調心部材28が取付けられている。
 上記電極接続具31が下降すると、調心部材28がボール保持部材36の挿通孔36aに嵌合し、図5の鎖線で示すように、上記調心用ボール部材37は、調心部材28のテーパ面28aに当接する。そして、第2加工ユニット30の降下に伴って、そのテーパ面28aにより調心用ボール部材37が径方向外側に押され、スリーブSの内周面にも当接することになる。その後、その状態からさらに所定の長さだけ第2加工ユニット30が降下することにより、調心用ボール部材37が、上記テーパ面28a及びスリーブSの内周面に所定の押付力で押し付けられて、スリーブSと嵌合部材26とが固定されることになる。
 これにより、図6に示すように、調心部材28の軸心位置Gから各調心用ボール部材37の中心O1〜O3までの距離R1〜R3がすべて等しくなり、スリーブSの軸心位置と嵌合部材26の軸心位置とを略一致させることができる。
 以上の構成に加えて、本発明に係る溝加工方法を実行するための溝加工装置1は、加工直前及び加工直後において、スリーブSと嵌合部材26との間隙寸法(20〜50(μm)、望ましくは30(μm))を複数の部位において測定することで、スリーブSの軸心位置と嵌合部材26の軸心位置とが一致しているか否かを監視する間隙寸法監視処理を行うようになっている。また、加工中において、スリーブSの加工量を監視する加工量監視処理を行うように構成されている。
 図3に示すように、上記嵌合部材26には、この嵌合部材26の外周面とスリーブSの内周面との間の間隙寸法を検出するための間隙寸法検出用電極200が複数内蔵されている。この間隙寸法検出用電極200は、導体を絶縁体で被覆した構成とされており、各電極200の電極面は、型形成部26aの谷部に露出されているとともに、この型形成部26aの表面と平行になるように設けられている。これにより、嵌合部材26に別途電極200を設けるためのスペースを用意する必要がなく、スペースの効率化を図ることができる。
 この間隙寸法検出用電極200は、電源90の正端子に接続され、嵌合部材26のこの電極200に対向する部位との間で間隙寸法検出用の微弱電流が通電するようになっている。
 溝加工装置1は、図7に示すように、マイクロコンピュータからなる制御部100を有し、この制御部100は、本溝加工装置1の統括制御を行うようになっている。また、制御部100は、電気抵抗算出部101、第1、第2判定部102,103、駆動制御部104、通電制御部105を有し、間隙寸法監視処理を実行するときには、第2判定部103を除く各部が動作し、加工量監視処理を実行するときには、第1判定部102を除く各部が動作する。
 間隙寸法監視処理を実行するときの各部の動作について説明する。
 電気抵抗算出部101は、各間隙寸法検出用電極200と各電極200に対向するスリーブSにおける部位との間の電気抵抗値を、上記間隙寸法検出用電極200とスリーブSとの間の電圧値と上記微弱電流の電流値とを取り込んで算出するものである。
 第1判定部102は、上記電気抵抗算出部101により算出された各電気抵抗値をそれぞれ間隙寸法に換算して、各間隙寸法が全て一致し且つ適正とされる基準範囲内にあるか否かを判定する。算出した各間隙寸法がすべて略一致していても上記基準範囲内にないときには、スリーブSの内径や嵌合部材26の径等の異常が考えられ、算出した間隙寸法が1つでも他の間隙寸法と略一致しないときには、スリーブSに対する嵌合部材26の相対姿勢がずれている等の原因が考えられる。
 駆動制御部104は、エアシリンダ11及び移載機構80の各駆動部(図略)を駆動制御する。すなわち、加工前において、上記第1判定部102により間隙寸法が一定でないと判定された場合には、上記第2加工ユニット30を一旦上方に退避させた後再度下降させる(以下、再セットという)ようにエアシリンダ11の駆動を制御する。また、上記再セットが所定回数繰り返されると、スリーブSを図略の廃棄部へ廃棄させるように上記移載機構80の駆動を制御する。なお、この廃棄処理を行う前に、例えばピン等の姿勢調整手段としての所定の工具を有する調整機構160に、スリーブSを軽く打撃したり加圧したりすることで、嵌合部材26に対するスリーブSの姿勢を適正な姿勢に調整させるようにしてもよい。
 また、加工後において、上記第1判定部102により間隙寸法が一定であると判定された場合には、上記第2加工ユニット30を上方に退避させるようにエアシリンダ11の駆動を制御するとともに、スリーブSを他の位置に移載させるように移載機構80の駆動を制御し、間隙寸法が一定でないと判定された場合には、上記と同様に、スリーブSを図略の廃棄部へ廃棄させるように上記移載機構80の駆動を制御する。
 通電制御部105は、加工用の通電とともに、加工前及び加工後において、間隙寸法検出用の通電を行うように電源コントローラ95を制御する。通電制御部105は、加工通電時間をカウントする第1内部カウンタ105aを備えている。
 溝加工装置1は、上記第1判定部102により間隙寸法が一定でないと判定されたときに、例えば所定の警告音を発する等によりその旨を作業者に報知する報知機構170を備えている。なお、この構成の他に、上記表示部110に警告表示を行うようにしてもよい。
 次に、加工量監視処理を実行するときの各部の動作について説明する。
 上記電気抵抗算出部101は、上記間隙寸法監視処理の場合と同様に、各間隙寸法検出用電極と各電極に対向するスリーブSにおける部位との間の電気抵抗値を、上記間隙寸法検出用の微弱電流の電流値と電圧値とから算出する。その場合に、図8に示すように、この算出タイミングは、パルス出力時点Tsから通電パルス非出力時の所定時間T1経過後に電圧値等を取り込んで算出する。これは、電気分解によって発生した溶出物が電解液の流動によってスリーブSと嵌合部材26との間隙から流出するのを待機して、正確な電気抵抗値を測定するためである。
 第2判定部103は、上記タイミングで算出される電気抵抗値に基づいて、所定の動圧溝が形成されたか否かを判定するものである。すなわち、電気抵抗値の変化量が所定値に達したときに動圧溝が形成されたものと判定し、通電制御部105に通電停止命令信号を出力する。第2判定部103は、電気抵抗値を上記タイミングで算出するべく、パルス出力時点Tsからの経過時間をカウントする第2内部カウンタ103aを備えている。
 通電制御部105は、加工用の通電の合間(スイッチSWのOFF時)に間隙寸法検出用電極200とスリーブS間に微弱電流を通電させ、上記第2判定部103により出力される通電停止命令信号を受けて、加工用の通電を停止させるように電源コントローラ95を制御する。
 なお、制御部100は、各種の操作ボタン等(図略)が設けられた入力部180により入力された電流値や電圧値等に関する信号を取り込み、それらの設定値等を表示部190に表示させるようになっている。
 次に、本発明の間隙寸法監視処理及び加工量監視処理の動作について図9に示すフローチャートにしたがって説明する。
 まず、作業者によりスリーブSが第1加工ユニット20上に載置され、加工開始の指示がなされる(ステップS1)と、第2加工ユニット30を下降してスリーブSを固定する(ステップS2)。そして、間隙寸法検出用電極200から電流を流し、この電極200とスリーブSとの間の電圧値及び電流値を取り込んで(ステップS3)、この電圧値と微弱電流の電流値とから電極200とスリーブSとの間の電気抵抗値を算出し、この電気抵抗値を電極200とスリーブSとの間の間隙寸法に換算する(ステップS4)。
 次に、この間隙寸法が適正範囲内にあるか否かを判定し(ステップS5)、適正範囲内にあるときには、加工のための電流を通電する(ステップS6)。一方、ステップS3において、間隙寸法が適正範囲外であると、報知機構170によりその旨を報知(ステップS13)し、第2加工ユニット30を一旦上方に退避させ(ステップS14)、上記ステップS2〜S4までの設定が所定回数に達していなければ(ステップS15でNO)、ステップS2〜S4の処理を再度行う。
 また、ステップS15でステップS2〜S4までの設定が所定回数に達する(ステップS15でYES)と、スリーブSを廃棄部へ廃棄する(ステップS16)。
 ステップS6で加工用の通電が開始されると、加工量監視処理を行い(ステップS7)、加工が完了すると、上記と同様に、間隙寸法検出用電極200から電流を流し、この電極200とスリーブSとの間の電圧値及び電流値を取り込んで(ステップS8)、この電圧値と微弱電流の電流値とから電極200とスリーブSとの間の電気抵抗値を算出し、この電気抵抗値を電極200とスリーブSとの間の間隙寸法に換算する(ステップS9)。
 そして、この間隙寸法が適正範囲内にあるか否かを判定し(ステップS10)、適正範囲内にあるときには、第2加工ユニット30を上方に退避させ(ステップS11)、スリーブSを加工位置から取り出す(ステップS12)。一方、ステップS10において、間隙寸法が適正範囲外であると、報知機構170によりその旨を報知(ステップS17)し、第2加工ユニット30を上方に退避させ(ステップS18)、スリーブSを加工位置から取り出してスリーブSを廃棄部へ廃棄する(ステップS19)。
 次に、上記加工量監視処理の動作について図10に示すフローチャートにしたがって説明する。
 加工用パルス電流の通電を開始し、パルスが立ち上がったか否かを判定し(ステップS71)、パルスが立ち上がっていれば、パルス立ち上がり時点から所定時間T1だけ経過したか否かを判定し(ステップS72)、所定時間T1が経過するとスリーブS・間隙寸法検出用電極200間の電圧値と微弱電流の電流値とを取り込む(ステップS73)。
 そして、取り込んだ電圧値、電流値により、スリーブSと嵌合部材26との間の電気抵抗値を算出し(ステップS74)、その電気抵抗値を間隙寸法に換算してこの間隙寸法が所定値であるか否かを判定する(ステップS75)。そして、所定値であると通電を停止し(ステップS76)、所定値でなければステップS71〜S74の処理を再び行う。
 一方、ステップS75で間隙寸法が所定値に達していなければ、さらに加工すべくステップS71〜S74の動作を再び行う。
 このように、加工前に上記のような間隙寸法監視処理を行うようにしたから、加工前においてスリーブSの軸心位置と嵌合部材26の軸心位置とが一致しているか否か、あるいはそれらの軸心位置の位置ずれが適正範囲内に収まっているか否かを確認することができる。また、加工後にも上記間隙寸法監視処理を行うようにしたから、不良品の混入を未然に防止することができる。さらに、上記のような加工量監視処理を行うようにしたから、精度の高い溝加工を行うことができる。以上により、スリーブSの歩留まりを向上させることができる。
 本発明は、上記実施形態のようにラジアルベアリングに備えるスリーブSに動圧溝を形成する場合に限らず、例えば、次のように、スラストベアリングに備えるスラストプレートに動圧溝を形成する場合にも採用することができる。なお、この場合においても、間隙を検知するシステムについては上記第1実施形態と略同様であるので、この説明については省略する。
 図11は、第2の実施形態に係る溝加工方法の溝加工装置の全体構成図、図12は、スラストプレート側から金型電極の下底面を見た図、図13は、スラストプレート及び金型電極を側方から見た図である。
 図11〜13に示すように、本件溝加工方法の溝加工装置400は、円柱状の金型電極401を備え、この金型電極401は、その軸心方向が鉛直方向となるように設けられている。上記金型電極401の下底面に、周方向に並んだへリングボーン状の電極部401a’を有する型形成部401aが設けられている。そして、この金型電極401の下底面とスラストプレートSPの被加工面とが所定の間隙P’(20〜50(μm)、望ましくは20(μm))を介して対向させた状態で上記金型電極401とスラストプレートSPとが配置されている。
 金型電極401の軸心上には、軸心方向に延びる電解液供給穴401bが設けられており、この電解液供給穴401bを介して上記間隙P’に電解液Lが供給され、上記間隙P’の外周側から外部に電解液Lが排出されるようになっている。そして、スラストプレートSPを電源410の正極に、金型電極401を電源の負極にそれぞれ接続して通電し、電解液Lを上記間隙P’に供給することにより、上記スラストプレートSPの被加工面に、上記へリングボーン状の電極部401a’に対応する所定の動圧溝が形成されるようになっている。
 上記金型電極401の下底面の適所に、上記第1実施形態と同様の間隙検知電極420が取付けられており、この場合にも、図13に示すように、この間隙検知電極420の電極面420aは、金型電極401の電極部401aと平行となるように設けられている。
 そして、上記第1実施形態と同様に、各金型電極401とスラストプレートSPとの間で間隙検知用の微弱電流を流し、上記間隙検知システムを用いることにより、上記間隙P’を検知することができる。
 本発明に係る溝加工方法は、さらに以下のような変形形態を採用し得る。
(1)本発明は、上記のようにスリーブSの円筒状周面やスラストプレートSPの被加工面に動圧溝を形成する場合に限らず、金型と被加工物との間隙寸法の精度が求められるものであれば採用可能である。
(2)上記実施形態においては、間隙寸法検出処理及び加工量監視処理を、スリーブSと嵌合部材26との間やスラストプレートSPと金型電極401との間の電気抵抗値を用いて行うように構成しているが、この形態に限らず、上記電気抵抗値の代わりに、定電流を流して電圧レベルを検出してもよいし、さらに、スリーブSと嵌合部材26との間やスラストプレートSPと金型電極401との静電容量値を算出するように構成し、この静電容量値を用いて上記処理を行うようにしてもよい。すなわち、測定用電気信号に基づいて、検出信号のレベルを得るようにすればよい。
(3)上記電気抵抗値や静電容量値の変化を検出することで、電解液Lの濃度や電解液Lに溶出した溶出物及び電解液Lに含まれる不純物等の量の変化を監視するように構成してもよい。
(4)上記実施形態においては、間隙寸法検出処理を加工前と加工後との両方で実行するように構成されているが、この形態に限らず、加工前もしくは加工後のいずれか一方で実行するように構成してもよい。
(5)上記実施形態の加工量監視処理においては、加工のための通電を複数回に分け、通電の合間に間隙寸法を検出するように構成されているが、この形態に限らず、通電電流のデューティ率を100%とし、この通電と並行して上記加工量監視処理を行うように構成してもよい。
(6)上記実施形態に係る加工量監視処理においては、電気抵抗値が所定値に達したときに、通電を停止するように構成しているが、この形態に限らず、電気抵抗値の変化量が所定値に達したときに通電を停止するようにしてもよい。
(7)スリーブSやスラストプレートSPが嵌合部材26や金型電極401に対し適正な姿勢であっても、間隙寸法検出用電極とスリーブSおよびスラストプレートSPとの間の各電気抵抗値に若干の誤差が生じるため、予め基準の電気抵抗値を求めておき、この基準の電気抵抗値との差に応じて測定毎にスリーブSの姿勢を調整するようにしてもよい。
(8)上記実施形態においては間隙寸法検出用電極を複数設けているが、間隙寸法検出用電極を1つだけ設けて上記間隙寸法検出処理行った場合は、電極の摩耗等を監視することができる。
(9)上記通電制御部105により、スリーブSと嵌合部材26との間やスラストプレートSPと金型電極401との間の通電量や通電時間を制御することにより、加工量を制御することもできる。
本発明の第1の実施形態に係る溝加工方法に適用される溝加工装置の全体構成図である。 第1、第2加工ユニットの拡大断面図である。 調心部分の拡大断面図である。 調心部分の構造を示す説明図である。 調心部分の作用を示す説明図である。 同じく調心部分の作用を示す説明図である。 本発明に係る溝加工方法に適用される溝加工装置のブロック構成図である。 加工用通電の一形態である。 間隙寸法検出処理を示すフローチャート図である。 加工量監視処理を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態に係る溝加工方法に適用される溝加工装置の全体構成図である。 スラストプレート側から金型電極の下底面を見た図である。 スラストプレート及び金型電極を側方から見た図である。
符号の説明
 1,400 溝加工装置
 80 移載機構
 100 制御部
 101 電気抵抗算出部
 102 第1判定部
 103 第2判定部
 103a 第2内部カウンタ
 104 駆動制御部
 105 通電制御部
 105a 第1内部カウンタ
 160 調整機構
 170 報知機構
 200,420 間隙寸法検出用電極

Claims (18)

  1.  所定形状の電極が形成された電極面を有する金型の上記電極面に被加工物を対向させ、上記金型と被加工物との間隙に電解液を満たした状態で、上記金型と被加工物との間で通電を行わせて被加工物の表面に上記電極に対応する動圧溝を形成する溝加工方法において、
     間隙寸法検出手段によって、上記金型の電極面と被加工物の表面との間に測定用電気信号を通じることにより発生する上記間隙寸法に応じた信号レベルに基づいて上記間隙寸法を検出し、該検出された間隙寸法に応じて加工の良否判定を行うことを特徴とする溝加工方法。
  2.  上記間隙寸法検出手段は、上記金型の電極面に設けられた検出用電極と、上記検出用電極と被加工物の表面との間に上記測定用電気信号を通じさせる通電手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の溝加工方法。
  3.  上記間隙寸法検出手段は、上記通電手段により上記検出用電極と被加工物の表面との間に所定の電圧を印加もしくは所定の電流を流し、検出用電極と被加工物の表面との間の電気抵抗値または静電容量値を測定することにより上記間隙寸法を検出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の溝加工方法。
  4.  上記検出用電極は、上記金型の電極間に配設されていることを特徴とする請求項2または3に記載の溝加工方法。
  5.  上記間隙寸法検出手段装置は、上記検出用電極を1つ備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の溝加工方法。
  6.  上記間隙寸法検出手段装置は、複数の検出用電極をそれぞれ所定の位置に備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の溝加工方法。
  7.  上記間隙寸法検出手段により検出された間隙寸法が所定の範囲内にないときには、判定手段によって異常であると判定することを特徴とする請求項5に記載の溝加工方法。
  8.  上記各間隙寸法検出手段により検出された各間隙寸法の差が所定の範囲内にないときには、判定手段によって異常であると判定することを特徴とする請求項6に記載の溝加工方法。
  9.  上記判定結果が異常であると判定されたときには、報知手段によってその旨を報知することを特徴とする請求項7または8に記載の溝加工方法。
  10.  上記判定結果が異常であると判定されたときには、調整手段によって被加工物を適正な位置に調整することを特徴とする請求項8に記載の溝加工方法。
  11.  上記判定結果が異常であると判定されたときには、排除手段によってこの不適正に加工された被加工物を適正に加工された被加工物から排除することを特徴とする請求項7または8に記載の溝加工方法。
  12.  溝形成前に上記間隙寸法検出手段により検出された結果に応じて、通電制御手段によって上記金型と被加工物との間の通電状態を制御することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の溝加工方法。
  13.  上記間隙寸法検出手段により測定された電気抵抗値または静電容量値に基づいて、上記電解液の状態を監視することを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の溝加工方法。
  14.  溝形成のための通電と同時に上記検出用電極と被加工物との間の電気抵抗値を測定し、電気抵抗値もしくはその変化量あるいは静電容量値もしくはその変化量が加工量に対応する所定値に達したときに通電を停止することを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の溝加工方法。
  15.  溝形成のための通電を複数回に分け、この通電の合間の通電開始時から所定時間経過後に上記検出用電極と被加工物との間の電気抵抗値を測定し、電気抵抗値もしくはその変化量かあるいは静電容量値もしくはその変化量が加工量に対応する所定値に達したときに通電を停止することを特徴とする請求項2または6に記載の溝加工方法。
  16.  請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の溝加工方法は、被加工物の表面に、動圧軸受を構成する動圧溝を形成するものであることを特徴とする溝加工方法。
  17.  上記被加工物の表面は、円筒周面状に形成されているとともに、上記金型は、上記被加工物の表面に対向する電極面を有し、この電極面と上記被加工物の表面との間で通電することにより、上記被加工物の表面に動圧溝を形成することを特徴とする請求項16に記載の溝加工方法。
  18.  上記被加工物の表面は、平面状に形成されているとともに、上記金型は、上記被加工物の表面に対向する電極面を有し、この電極面と上記被加工物の表面との間で通電することにより、上記被加工物の表面に動圧溝を形成することを特徴とする請求項16に記載の溝加工方法。
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