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JP2004007219A - 移動体用放送信号再送信システム - Google Patents

移動体用放送信号再送信システム Download PDF

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JP2004007219A
JP2004007219A JP2002159756A JP2002159756A JP2004007219A JP 2004007219 A JP2004007219 A JP 2004007219A JP 2002159756 A JP2002159756 A JP 2002159756A JP 2002159756 A JP2002159756 A JP 2002159756A JP 2004007219 A JP2004007219 A JP 2004007219A
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杉浦 敏博
Seiki Oyama
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Abstract

【課題】各種放送信号を移動体の走行路に向けて再送信する移動体用放送信号再送信システムを提供することで、走行路を走行中の移動体にて所望の放送を安定して選局・復調できるようにする。
【解決手段】受信設備30で地上波デジタル放送等のテレビ放送信号を受信し、その信号を光信号に変換して、線路に沿って分散配置されたTV用基地局32まで光伝送する。また、TV用基地局32の間には、TV用中継器38を配置し、この中継器38にも、TV用基地局32から光信号を伝送する。そして、TV用基地局32及びTV用中継器38では、取得した光信号を元のテレビ放送信号に変換し、列車無線用として既に敷設されている漏洩同軸ケーブル(LCX)20に対して、同軸ケーブルを介して、テレビ放送信号を伝送する。この結果、LCXから走行中の列車に対してテレビ放送信号が再送信される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ等の放送信号を受信し、その受信した放送信号を移動体の走行路に向けて再送信する移動体用放送信号再送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
自動車や列車等の移動体において、テレビ放送を視聴できるようにするには、移動体に、放送局からの放送電波を受信するための受信アンテナや、この受信アンテナにて受信された放送信号の中から所望チャンネルの放送信号を選局して復調するチューナを設けるようにすればよい。
【0003】
しかしながら、このように、移動体に設けた受信アンテナにて、放送局からの放送電波を直接受信するようにした場合、移動体の移動時には、走行路周囲の環境変化等によって受信アンテナにて得られる放送信号の受信レベルが変動することから、テレビ放送を良好に視聴できなくなるといった問題があった。また、この場合、移動体がトンネル内等の放送電波が届かない場所を走行している際には、放送信号を受信できないことから、移動体でのテレビ放送の視聴は不可能になる、という問題もある。
【0004】
また、上記のように移動体に設けた受信アンテナにて放送局からの放送電波を直接受信するようにした場合、移動体が長距離走行中には、移動体の移動に伴い受信アンテナにて放送電波を受信可能な放送局が変化することから、移動体の移動に応じて、チューナにて選局する放送信号のチャンネルを切り換えなければならず、その選局のための操作が面倒であるという問題もある。
【0005】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、テレビ放送等の各種放送信号を移動体の走行路に向けて再送信する移動体用放送信号再送信システムを提供することで、走行路を走行中の移動体にて所望の放送を安定して選局・復調できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
係る目的を達成するためになされた請求項1記載の移動体用放送信号再送信システムにおいては、受信手段にて受信された放送信号を、伝送手段を介して出力手段まで伝送し、出力手段が、その放送信号を、移動体の走行路に沿って敷設された漏洩同軸ケーブルに出力することで、漏洩同軸ケーブルから走行路に向けて放送信号を無線にて送信させる。
【0007】
つまり、本発明の移動体用放送信号再送信システムは、従来より列車無線等で使用されている漏洩同軸ケーブルを利用することで、放送信号を移動体の走行路に沿って伝送しつつ、その走行路を走行する移動体に対して、放送信号を無線にて配信するようにされている。
【0008】
このため、本発明によれば、移動体の走行路が放送局からの放送電波が届き難い場所にあっても、或いは、その走行路がトンネル内であっても、その走行路に沿って漏洩同軸ケーブルを敷設することにより、その走行路を走行する移動体に対して、放送信号を常時安定して配信することができるようになり、その走行路を走行する移動体側では、漏洩同軸ケーブルから放射される放送信号の電波を受信し、復調することで、所望チャンネルの放送信号を安定して選局・復調できることになる。
【0009】
また、本発明の移動体用放送信号再送信システムでは、受信手段にて受信された放送信号を漏洩同軸ケーブルに流すことから、その漏洩同軸ケーブルが敷設された走行路の距離が長く、その走行路が複数の放送局のサービスエリアに跨る場合であっても、漏洩同軸ケーブルからは、受信手段が設置された地域の放送局からの放送信号が再送信されることになる。
【0010】
例えば、漏洩同軸ケーブルが、東京から大阪に至る移動体の走行路(例えば新幹線等の列車の線路或いは高速道路)に沿って敷設されている場合、その走行路は、東京付近では関東地方の放送局のサービスエリアに属し、大阪付近では関西地方の放送局のサービスエリアに属し、東京と大阪との間の名古屋付近では、東海地方の放送局のサービスエリアに属すことになるが、このような場合であっても、受信手段が関東地方に設置されている場合には、漏洩同軸ケーブルが敷設された走行路全域で、関東地方の放送信号が再送信され、受信手段が関西地方に設置されている場合には、漏洩同軸ケーブルが敷設された走行路全域で、関西地方の放送信号が再送信される。
【0011】
このため、本発明によれば、漏洩同軸ケーブルが敷設された走行路全域で同一チャンネルの放送信号を受信することができるようになり、この走行路を走行する移動体側では、所望チャンネルの放送信号を選局・復調するために、移動体の走行中に放送信号の選局チャンネルを切り換える必要がない。
【0012】
ところで、本発明のように、走行路に敷設された漏洩同軸ケーブルを利用して放送信号を再送信する場合、一本の漏洩同軸ケーブルで放送信号を再送信し得る距離には限界があり、列車無線等で実用化されている現在の漏洩同軸ケーブルでは、例えば1km〜2kmと、極めて短い。
【0013】
このため、列車や自動車に対して実際に放送信号を再送信する場合には、請求項2に記載のように、放送信号を再送信可能な長さの漏洩同軸ケーブルを、移動体の走行路に沿って、複数連続的に敷設し、出力手段を、その複数の漏洩同軸ケーブルに対応して、走行路に沿って複数分散して配置し、伝送手段が、受信手段にて受信された放送信号を、その複数の出力手段に夫々伝送するように構成するとよい。
【0014】
また、このように、受信手段にて受信された放送信号を複数の出力手段に伝送する場合、伝送手段を、各出力手段専用の伝送路を介して、受信手段から各出力手段に直接放送信号を伝送するように構成してもよいが、このように構成すると、移動体の走行路が長くなって、その走行路に分散配置される出力手段の数が増えるに従い、受信手段から出力手段まで放送信号を伝送する伝送路の数や放送信号伝送用の機器が増えてしまい、当該移動体用放送信号再送信システムのコストアップを招くことになる。
【0015】
つまり、一般的なCATVシステムのように、導電線からなる電気伝送路(一般に同軸ケーブル)を利用して、放送信号を電気信号の状態で伝送する場合、その伝送可能距離は、放送信号の伝送ロスを補償する増幅装置を利用しても、数kmであるため、受信手段との間の距離がこの伝送可能距離(数km)を越える出力手段に対しては、伝送ロスの少ない光信号を利用する必要があるが、上記のように、受信手段から各出力手段に夫々専用の伝送路を介して放送信号を伝送するようにした場合には、殆どの出力手段に対して、放送信号を光信号に変換して光伝送路を介して伝送しなければならなくなり、これでは、受信手段側に設ける光送信器の数や、各光送信器から各出力手段に光信号を伝送するための光伝送路(一般に光ファイバ)や数が膨大となり、移動体用放送信号再送信システムのコストアップを招いてしまう。
【0016】
そこで、請求項2に記載の移動体用放送信号再送信システムのように、放送信号を再送信可能な走行路の距離を長くする為に、走行路に沿って複数の出力手段を分散配置する場合には、更に、請求項3に記載のように構成するとよい。
即ち、請求項3に記載の移動体用放送信号再送信システムにおいては、走行路に沿って分散配置された複数の出力手段が、走行路に沿って、放送信号を導電線からなる電気伝送路(同軸ケーブル等)を介して電気信号の状態で伝送可能な距離毎にグループ分けされると共に、受信手段が、受信した放送信号を光信号に変換して出力するように構成される。
【0017】
また、請求項3に記載の移動体用放送信号再送信システムには、上記のようにグループ分けされた出力手段の各グループに1つの割で、受信手段から伝送されてきた光信号を電気信号からなる放送信号に変換する中継手段が設けられ、受信手段から各中継手段には、夫々、光伝送手段としての光伝送路を介して光信号を伝送し、各中継手段から対応するグループの出力手段には、電気伝送手段としての電気伝送路を介して、放送信号を伝送するようにされている。
【0018】
このため請求項3に記載の移動体用放送信号再送信システムによれば、漏洩同軸ケーブルを敷設する走行路の距離が長く、その走行路に沿って配置される出力手段の数が増えたとしても、受信手段に設ける光送信器の数や光伝送路の数を、各出力手段をグループ分けしたグループの数に制限することができ、本発明の移動体用放送信号再送信システムを比較的安価に構成できることになる。
【0019】
つまり、放送信号を光信号に変換して伝送する場合、放送信号を電気信号の状態で伝送する電気伝送路や伝送機器に比べて極めて高価な光伝送用の機材(光送信器や光伝送路等)が必要であるが、請求項3に記載のように、出力手段をグループ分けして、各グループ毎に、光信号を電気信号(放送信号)に変換する中継手段を設け、受信手段から各中継手段に光信号を伝送するようにすれば、光信号伝送用の機材(光送信器や光伝送路等)を少なくして、移動体用放送信号再送信システムのコストを抑制できるようになるのである。
【0020】
また更に、請求項3に記載のように、出力手段をグループ分けして、各グループ毎に中継手段を設ける場合、受信手段から各グループの中継手段には、夫々、専用の光伝送路を介して光信号を伝送するようにしてもよいが、より好ましくは、請求項4に記載のように、中継手段を、更に走行路に沿って複数にグループ分けし、各グループを構成する中継手段の一つを、光伝送手段としての第1光伝送路を介して受信手段から伝送されてきた光信号を受信し、その光信号を電気信号に変換して増幅した後、再度光信号に変換し、その変換後の光信号を、光伝送手段としての第2光伝送路を介して、同一グループの他の中継手段に送信する基地局として構成し、受信手段が、各グループの基地局に対して、第1光伝送路を介して光信号を送信するようにするとよい。
【0021】
つまり、移動体用放送信号再送信システムを請求項4に記載のように構成すれば、受信手段から光信号を送信する光送信器や光伝送路(ここでは第1光伝送路)の数を少なくして、本発明の移動体用放送信号再送信システムをより低コストで実現できる。
【0022】
尚、請求項4に記載の移動体用放送信号再送信システムでは、同一グループを構成する中継手段の内、基地局となる中継手段から他の中継手段に対しては、第2光伝送路を介して、光信号が伝送されることになるが、この光信号の伝送には、請求項5に記載のように、光カプラや光スプリッタ等からなる光分岐手段を用いるようにするとよい。
【0023】
即ち、請求項5に記載の移動体用放送信号再送信システムでは、同一グループを構成する中継手段の内、基地局となる中継手段から第2光伝送路を介して光信号を受ける中継手段が、第2光伝送路を流れる光信号を光分岐手段を介して取り込むことで、光信号を第2光伝送路を介してグループの末端の中継手段まで伝送するよう構成される。このため、基地局から同一グループの中継手段に対しては、第2光伝送路1本で光信号を伝送できることになり、基地局となる中継手段に設ける光送信器や第2光伝送路の数を1つにして、本発明の移動体用放送信号再送信システムをより低コストで実現できることになる。
【0024】
ところで、請求項4或いは請求項5に記載の移動体用放送信号再送信システムにおいて、受信手段から各基地局(中継手段)に光信号を伝送するのに使用される第1光伝送路の距離は、基地局から同一グループの中継手段に対して光信号を伝送する第2光伝送路に比べて極めて長くなる。このため、受信手段には、基地局に比べて大電力の光信号を送信可能な高価な光送信器を設ける必要があるが、光送信器の送信電力を単に増加させるだけでは、移動体用放送信号再送信システムのコストアップを招くだけでなく、光信号の伝送距離を延ばすにも限界がある。
【0025】
このため、移動体用放送信号再送信システムの規模にもよるが、漏洩同軸ケーブルを利用して、数百kmといった長距離の走行路上で放送信号を再送信するような場合には、請求項6に記載のように、第1光伝送路を介して受信手段から各グループの基地局へ夫々伝送される光信号の波長を、基地局から中継手段へ第2光伝送路を介して伝送される光信号の波長よりも長くし、第1光伝送路で生じる光信号の伝送ロスを、第2光伝送路で生じる光信号の伝送ロスよりも少なくすることが望ましい。
【0026】
つまり、このようにすれば、受信手段から第1光伝送路を介して光信号を伝送可能な距離を長くし、放送信号の再送信を行う走行路の長さ、延いては、本発明の移動体用放送信号再送信システムの規模を、大きくすることができる。
また、本発明を、より大規模な移動体用放送信号再送信システムとして実現する場合には、請求項7に記載のように、移動体の走行路に対して、受信手段を起点として第1光伝送路を介して光信号を伝送可能な距離毎に、放送信号を一旦復調して再変調する再生中継手段を配置し、この再生中継手段が、第1光伝送路を介して受信手段から送信された光信号を取得し、その光信号を電気信号からなる放送信号に変換して、その放送信号を一旦復調することにより、放送信号を再生し、その再生した放送信号を光信号に変換して、その変換後の光信号を、第1光伝送路を介して、当該再生中継手段よりも前記受信手段から離れた再生中継手段及び当該再生中継手段周囲の基地局に夫々送信するようにすればよい。
【0027】
一方、本発明の移動体用放送信号再送信システムを実現するには、放送信号の再送信サービスを行うべき走行路に沿って敷設された漏洩同軸ケーブルが必要であるが、この漏洩同軸ケーブルは、当該システム専用のものである必要はなく、例えば、新幹線等の列車に対して放送信号を再送信するような場合には、請求項8に記載のように、列車無線用として線路に沿って敷設された既存の漏洩同軸ケーブルを利用することができる。
【0028】
但し、この場合、この漏洩同軸ケーブルに放送信号を出力する出力手段としては、少なくとも、列車無線用の伝送機器と漏洩同軸ケーブルとの接続部分に配置されて、この接続部分を流れる無線通信用の信号と、受信手段から伝送手段を介して伝送されてきた放送信号とを混合する混合手段を用いる必要がある。
【0029】
また、この場合、より好ましくは、請求項9に記載のように、出力手段には、伝送手段を介して取得した放送信号を増幅して混合手段に出力する増幅手段を設けることが望ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態(実施例)を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施例の放送信号再送信システム全体の構成を表す説明図である。
【0031】
本実施例の放送信号再送信システムは、新幹線等の列車に対して、例えば地上波デジタル放送等のテレビ放送信号(周波数:例えば470MHz〜580MHzのRF信号)を再送信するためのものであり、テレビ放送信号(以下、TV放送信号と記載する)の再送信には、列車の線路に沿って既に敷設されている列車無線用の漏洩同軸ケーブル(以下、単にLCXという)20を利用する。
【0032】
即ち、図1(a)に示すように、新幹線等の列車無線では、東京、名古屋、大阪、…といった各地区の中心となる駅に統制局10を設置し、各統制局10の間を通信回線14で接続すると共に、各統制局10と各統制局10が管轄する駅毎に設置された基地局(以下、無線基地局という)12とを夫々通信用のアプローチ回線16を介して接続し、更に、各無線基地局12を中心として線路の全線をカバーするように夫々敷設された複数のLCX20と各無線基地局12とを接続することにより、線路上の列車が、LCX20を介して、無線基地局12(延いては統制局10)との間で無線通信できるようにされているため、本実施例の放送信号再送信システムは、こうした既存の列車無線設備2を利用して、線路上の列車に対して、TV放送信号を再送信するのである。
【0033】
そして、このために、本実施例の放送信号再送信システムでは、図1(a)に示すように、統制局10が配置された任意の駅に、受信手段としての受信設備(所謂ヘッドエンド)30を設置すると共に、他の統制局10が配置された駅には、受信設備30から伝送されてきた受信信号(TV放送信号)を一旦復調して再変調することにより再生し、その再生した受信信号を更に遠くの統制局10まで送信する再生中継装置31を設置することで、線路の全線に渡って、一つの受信設備30で受信したTV放送信号を伝送できるようにされている。
【0034】
また、各駅には、TV放送信号再送信用の基地局(以下、TV用基地局という)32が設置されており、各TV用基地局32には、各TV用基地局32を管轄する受信設備30或いは再生中継装置31からTV放送信号が伝送される。
また、受信設備30から再生中継装置31へのTV放送信号の伝送、再生中継装置31から他の再生中継装置31へのTV放送信号の伝送、及び、受信設備30若しくは再生中継装置31から各TV用基地局32へのTV放送信号の伝送には、第1光伝送路としての光ケーブル34が使用される。
【0035】
そして、この光ケーブル34には、光信号を長距離伝送できるように、伝送ロスが小さい長波長(例えば、波長:1.55μm)の光信号を伝送するための光ケーブルが使用されている。
即ち、図2に示すように、受信設備30には、例えば、地上波デジタル放送を行う放送局からの送信電波を受信する受信アンテナ41と、この受信アンテナ41からの受信信号(つまりTV放送信号)を増幅する増幅器(以下、光増幅器と区別するために電気増幅器という)42と、電気増幅器42による増幅後のTV放送信号を複数に分配する分配器44と、この分配器44で分配されたTV放送信号を夫々長波長の光信号に変換する複数の光送信器(E/O)46と、光送信器46にて変換された光信号を増幅して光ケーブル34に出力する複数の光増幅器48とが備えられ、これら各光増幅器48から、光ケーブル34を介して、再生中継装置31及び当該受信設備30が管轄する複数のTV用基地局32に光信号を送信するようにされている。
【0036】
また、再生中継装置31には、受信設備30から光ケーブル34を介して伝送されてきた光信号を元のTV放送信号(電気信号:RF信号)に変換する光受信器(O/E)52と、光受信器52にて変換されたTV放送信号を各チャンネル毎に一旦復調して再変調することにより各チャンネルのTV放送信号を再生する復変調器54と、この復変調器54にて再生されたTV放送信号を夫々長波長の光信号に変換する複数の光送信器(E/O)56と、光送信器56にて変換された光信号を増幅して光ケーブル34に出力する複数の光増幅器58とが備えられ、これら各光増幅器48から、光ケーブル34を介して、他の再生中継装置31及び当該再生中継装置31が管轄する複数のTV用基地局32に光信号を送信するようにされている。
【0037】
尚、受信設備30と再生中継装置31とを接続する光ケーブル34等、光信号の伝送距離が長くなる光ケーブル34には、適宜、光信号を増幅する光増幅器50が設けられ、光信号の伝送ロスを補償するようにされている。
一方、図1(b)に示すように、列車無線設備2において、各無線基地局12が管轄するLCX20は、線路に沿って、所定距離間隔(例えば、1.3km〜1.5km間隔)で分断されており、その分断されたLCX20の間には、列車と無線基地局12との間で送受信される通信信号を処理(増幅・再生等)するための無線中継器18が設けられている。このため、LCX20を利用してTV放送信号を再送信するには、無線中継器18で分断された各LCX20毎にTV放送信号を重畳する必要がある。
【0038】
そこで、本実施例の放送信号再送信システムでは、各TV用基地局32が管轄する全線路領域で各LCX20にTV放送信号を配信するために、TV用基地局32を中心として所定距離間隔(例えば、約4km間隔)でTV用中継器38を設置し、TV用基地局32から各TV用中継器38へ、第2光伝送路としての光ケーブル36を介してTV放送信号(光信号)を伝送し、更に、各TV用中継器38から各LCX20へは、導電線からなる電気伝送路である同軸ケーブル40を介してTV放送信号(電気信号)を伝送(RF伝送)するようにされている。
【0039】
尚、光ケーブル36には、短波長(例えば、波長:1.31μm)の光信号を伝送するための光ケーブルが使用されている。これは、TV用基地局32から端末側に光信号を伝送すべき距離が短く、短波長の光信号でも良好な伝送品質が得られるためである。
【0040】
即ち、図3に示すように、TV用基地局32には、光ケーブル34を介して受信設備30若しくは再生中継装置31から伝送されてきた光信号を、元のTV放送信号(電気信号:RF信号)に変換する光受信器(O/E)60と、光受信器52にて変換されたTV放送信号を増幅する電気増幅器62と、電気増幅器62にて増幅されたTV放送信号を短波長の光信号に変換する光送信器(E/O)64と、光送信器64にて変換された光信号を光ケーブル36に出力すると共に、その光信号の一部を分岐させる光分岐手段としての光分岐器(具体的には光カプラ、光スプリッタ等)66と、光分岐器66で分岐された光信号を元のTV放送信号に変換する光受信器(O/E)68とが備えられている。
【0041】
また、TV用中継器38には、光ケーブル36を介してTV用基地局32から伝送されてきた光信号の一部を取り込むための光分岐器66と、光分岐器66で分岐された光信号を元のTV放送信号に変換する光受信器(O/E)68とが備えられている。
【0042】
そして、TV用基地局32或いはTV用中継器38の光受信器68にて変換されたTV放送信号は、同軸ケーブル40を介して、TV用基地局32或いはTV用中継器38が管轄するLCX20に直接された無線基地局12或いは無線中継器18まで夫々伝送され、無線基地局12或いは無線中継器18とLCX20との接続部分に設けられた混合器78を介して、各LCX20に出力される。
【0043】
尚、同軸ケーブル40には、適宜、一般的なCATVシステムで使用されるTV放送信号増幅用の電気増幅器72が設けられ、同軸ケーブル40でのTV放送信号の伝送ロスを補償するようにされている。
また、列車無線設備2では、下り列車用と上り列車用とに分けて2本のLCX20が線路に沿って敷設されており、無線基地局12及び無線中継器18は、これら2本のLCX20に夫々接続されているため、同軸ケーブル40を介して無線基地局12或いは無線中継器18まで伝送されて来たTV放送信号は、分配器74を介して2分配若しくは4分配され、更に、電気増幅器74で増幅された後、各接続部分に設けられた混合器78を介して、各LCX20に出力される。
【0044】
また、混合器78は、図4に示すように、ハイパスフィルタ(HPF)78aとローパスフィルタ(LPF)78bとからなる所謂ダイプレックスフィルタとして構成されており、TV用基地局32側から伝送されてきたTV放送信号をHPF78を介してLCX20に出力し、無線基地局12或いは中継器18とLCX20との間はLPF78bを介して通信信号を通過させる。これは、列車無線で使用される通信信号の周波数が400MHz帯で、再送信の対象となるTV放送信号の周波数(470MHz〜580MHzよりも低いためである。
【0045】
以上説明したように、本実施例の放送信号再送信システムは、既設の列車無線設備2を利用し、その列車無線設備で線路に沿って敷設されているLCX20を介して、地上波デジタル放送のTV放送信号を再送信するようにされている。
このため、本実施例によれば、放送信号再送信システム専用の漏洩同軸ケーブル(LCX)を新たに敷設することなく、走行中の列車に対してTV放送信号を安定して配信することができるようになり、列車側では、LCX20から放射される放送信号の電波を受信し、復調することで、所望チャンネルの放送信号を安定して選局・復調できることになる。
【0046】
また、本実施例では、光ケーブル34、36を用いた光伝送、及び、同軸ケーブル40を用いたRF伝送によって、TV放送信号を再送信すべき線路全域に、一つの受信設備30で受信したTV放送信号を再送信するようにされているので、その線路上に再送信されるTV放送信号の放送チャンネルは一定であり、列車側では、走行している地域によって選局・復調する放送チャンネルを切り換える必要がない。
【0047】
尚、本実施例では、光ケーブル34、光増幅器50、再生中継装置31、TV用基地局32、光ケーブル36、TV用中継器38、同軸ケーブル40、電気増幅器72が、本発明の伝送手段に相当する。また、このうち、光ケーブル34は、本発明の第1光伝送路に相当し、再生中継装置31は、本発明の再生中継手段に相当し、TV用基地局32及びTV用中継器38は、本発明の中継手段に相当し、光ケーブル36は、本発明の第2光伝送路に相当し、同軸ケーブル40は、本発明の電気伝送路に相当する。また、分配器74、電気増幅器76、混合器78は、本発明の出力手段に相当し、このうち、電気増幅器76は、本発明の増幅手段に相当し、混合器78は、本発明の混合手段に相当する。
【0048】
ところで、本実施例では、TV放送信号の長距離伝送を可能とするために再生中継装置31を設け、受信設備30から再生中継装置31、再生中継装置31から更に離れた再生中継装置31へと、TV放送信号を再生中継しながら伝送するようにしているが、上述したように、TV放送信号の伝送に、波長:1.55μmの長波長の光信号を用いる場合、光ケーブル34に光増幅器50を設けたとしても、現状では、図5(a)に示すように、光増幅器50で光信号の伝送ロスを補償し得る距離が約64kmで、また、光増幅器50を設置可能な数は2個程度であるため(これよりも多くするとTV放送信号のキャリア対ノイズ比(C/N)が悪くなる)、約200kmの光伝送が限界である。このため、本実施例のシステムを実際に構築する際には、再生中継装置31は、約200km若しくはそれよりも短い距離間隔で設置することが望ましい。
【0049】
また、本実施例では、TV用基地局の光送信器64からTV用中継器38の光受信器68まで光ケーブル36を介して短波長(波長:1.31μm)の光信号を伝送し、光受信器68から、LCX20へのTV放送信号の出力部分までは、同軸ケーブル40を介してTV放送信号をRF伝送するようにしているが、上記のように、同軸ケーブル40にCATVシステムで利用されている増幅器(電気増幅器)72を設けたとしても、現状では、図5(b)に示すように、TV放送信号のRF伝送が可能な距離は約2kmである。このため、本実施例のシステムを実際に構築する際には、図5(c)に示すように、TV用中継器38は、TV用基地局32を中心として、約4km(=2km×2)若しくはそれよりも短い距離間隔で設置することが望ましい。
【0050】
また、光ケーブル36を用いた短波長の光伝送では、光分岐器66等による伝送ロスがないとすれば、現状では、図5(b)に示すように、約28km程度の光伝送が可能であるが、本実施例では、光ケーブル36や光送信器64の数を少なくするため、TV用中継器38に光分岐器66を設けて、光信号を分岐しながら伝送するようにしているため、図5(c)に示すように、TV用基地局32から光ケーブル36を介して光信号を伝送可能な距離は、約16kmとなり、光ケーブル36の末端に、TV用中継器38として光受信器68のみを設けたとしても、TV用基地局32からTV放送信号を伝送可能な距離は、約18kmとなる。このため、本実施例のシステムを実際に構築する際には、TV用基地局32は、約36km(=18km×2)若しくはそれよりも短い距離間隔で設置することが望ましい。
【0051】
尚、光ケーブル36に光増幅器を設ければ、TV用基地局32から光信号を伝送可能な距離を伸ばすことはできるが、光増幅器は高価であるため、本実施例では、光増幅器は、長波長光伝送用の光ケーブル34にのみ設けるようにしている。
【0052】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、列車無線用の既存の漏洩同軸ケーブルを利用して、移動体である列車にTV放送信号を再送信するシステムについて説明したが、本発明は、高速道路等に漏洩同軸ケーブルを敷設して、移動体である自動車にTV放送信号を再送信するシステムであっても、上記実施例と同様に適用できる。
【0053】
尚、この場合、道路に沿って敷設される漏洩同軸ケーブルは、TV放送信号だけでなく、交通情報等の各種情報を移動体に送信するサービスにも利用できる。また、上記実施例では、受信手段としての受信設備30は、地上波デジタル放送を行う放送局から送信された放送電波を受信し、その受信したTV放送信号を出力するものとして説明したが、例えば、人工衛星からの放送電波を受信し、例えばデジタル音声信号を出力するようにすれば、移動体に対してデジタル音声放送を再送信することができる。
【0054】
また、受信手段としての受信設備30は、必ずしも、放送局や人工衛星からの送信電波を受信する必要はなく、例えば、インターネットで配信されるインターネットテレビ放送、或いはインターネットラジオ放送を受信し、各放送信号を所定の放送チャンネルの周波数帯に変換して、出力するようにすれば、各種インターネット放送信号を、移動体に対して再送信することができる。
【0055】
また、上記実施例では、線路に沿って敷設された漏洩同軸ケーブルを利用して列車の線路全線に渡って放送信号を再送信するものとして説明したが、例えば、図6に示すように、トンネル内等、電波の届き難い区間でのみ放送信号を再送信するようにしてもよい。
【0056】
そして、この場合は、放送信号を再送信すべき走行路の長さが短いことから、トンネル内に、トンネル外部に設置した受信設備から同軸ケーブル若しくは光ケーブルを介して放送信号を受けるTV用中継局を設け、この中継局から同軸ケーブル40を介して各LCX20にTV放送信号を伝送するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の放送信号再送信システム全体の構成を表すブロック図である。
【図2】受信設備及び再生中継装置の構成を表す説明図である。
【図3】TV用基地局からLCX20に至る伝送系の詳細構成を表す説明図である。
【図4】混合器の構成を表す説明図である。
【図5】再生中継装置及びTV用中継器の設置間隔を説明する説明図である。
【図6】トンネル内の放送信号再送信システムの構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
2…列車無線設備、10…統制局、12…無線基地局、14…通信回線、16…アプローチ回線、18…無線中継器、30…受信設備、31…再生中継装置、32…TV用基地局、34,36…光ケーブル、38…TV用中継器、40…同軸ケーブル、41…受信アンテナ、42,62…電気増幅器、44…分配器、46,56,64…光送信器、48,50,58…光増幅器、52,68…光受信器、54…復変調器、62,72,74,76…電気増幅器、66…光分岐器、74…分配器、78…混合器。

Claims (9)

  1. 放送信号を受信する受信手段と、
    該受信手段にて受信された放送信号を、移動体の走行路に沿って敷設された漏洩同軸ケーブルに出力することで、該漏洩同軸ケーブルから前記走行路に向けて前記放送信号を無線にて送信させる出力手段と、
    前記受信手段にて受信された放送信号を前記出力手段まで伝送する伝送手段と、
    を備えたことを特徴とする移動体用放送信号再送信システム。
  2. 前記走行路には、前記出力手段から出力された放送信号を送信可能な長さの漏洩同軸ケーブルが、複数連続的に敷設され、
    前記出力手段は、該複数の漏洩同軸ケーブルに対応して、前記走行路に沿って複数分散して配置され、
    前記伝送手段は、前記受信手段にて受信された放送信号を前記各出力手段に伝送することを特徴とする請求項1記載の移動体用放送信号再送信システム。
  3. 前記複数の出力手段は、前記走行路に沿って、前記放送信号を導電線からなる電気伝送路を介して電気信号の状態で伝送可能な距離毎にグループ分けされ、
    前記受信手段は、前記受信した放送信号を光信号に変換して出力するよう構成され、
    前記伝送手段は、
    前記出力手段の各グループに一つの割で前記走行路に沿って分散配置され、前記受信手段から伝送されてきた光信号を電気信号からなる放送信号に変換する複数の中継手段と、
    前記受信手段から出力された光信号を前記各中継手段まで夫々伝送する複数の光伝送路からなる光伝送手段と、
    前記各中継手段にて前記光信号から電気信号に変換された放送信号を、該各中継手段に対応するグループの出力手段まで夫々伝送する複数の電気伝送路からなる電気伝送手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の移動体用放送信号再送信システム。
  4. 前記複数の中継手段は、前記走行路に沿って複数にグループ分けされ、
    該各グループを構成する中継手段の一つは、
    前記光伝送手段としての第1光伝送路を介して前記受信手段から伝送されてきた光信号を受信し、該光信号を電気信号に変換して増幅した後、再度光信号に変換し、該変換後の光信号を、前記光伝送手段としての第2光伝送路を介して、同一グループの他の中継手段に送信する基地局として構成され、
    前記受信手段は、前記各グループの基地局に対して、前記第1光伝送路を介して光信号を送信することを特徴とする請求項3記載の移動体用放送信号再送信システム。
  5. 前記各グループを構成する前記基地局以外の中継手段は、前記第2光伝送路を流れる光信号を光分岐手段を介して取り込むことで、該光信号を前記第2光伝送路を介してグループの末端の中継手段まで伝送することを特徴とする請求項4記載の移動体用放送信号再送信システム。
  6. 前記第1光伝送路を介して前記受信手段から前記各グループの基地局へ夫々伝送される光信号は、前記基地局から該基地局以外の中継手段へ前記第2光伝送路を介して伝送される光信号よりも波長が長いことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の移動体用放送信号再送信システム。
  7. 前記走行路には、前記受信手段を起点として、前記第1光伝送路を介して前記光信号を伝送可能な距離毎に、前記放送信号を一旦復調して再変調する再生中継手段が配置され、
    該再生中継手段は、前記第1光伝送路を介して前記受信手段から送信された光信号を取得し、該光信号を前記電気信号からなる放送信号に変換して、該放送信号を一旦復調することにより、放送信号を再生し、該再生した放送信号を光信号に変換して、該光信号を、前記第1光伝送路を介して、当該再生中継手段よりも前記受信手段から離れた再生中継手段及び当該再生中継手段周囲の基地局に夫々送信することを特徴とする請求項6記載の移動体用放送信号再送信システム。
  8. 前記漏洩同軸ケーブルは、線路に沿って敷設された列車無線用の漏洩同軸ケーブルであり、
    前記出力手段は、列車無線用の伝送機器と漏洩同軸ケーブルとの接続部分に配置されて、該接続部分を流れる無線通信用の信号と前記伝送手段を介して取得した放送信号とを混合する混合手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7何れか記載の移動体用放送信号再送信システム。
  9. 前記出力手段は、前記伝送手段を介して取得した放送信号を増幅して前記混合手段に出力する増幅手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の移動体用放送信号再送信システム。
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JP2006333232A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Toshiba Corp デジタル放送システム
JP2007116251A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Yamatake Corp 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信システム
KR100736116B1 (ko) 2005-06-01 2007-07-06 한국전파기지국주식회사 지하철을 위한 지상파 디엠비 서비스 시스템

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