JP2003534670A - ダイナミックフォールト分離の冗長性終端 - Google Patents
ダイナミックフォールト分離の冗長性終端Info
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は少なくとも2つの処理プレーンを含むフォールトトレラント処理システムに関する。各処理プレーンは入力信号を処理して出力信号を発生する。システムはさらに処理プレーンの出力信号を受信して非冗長出力信号を発生するプレーン終端論理を含んでいる。本発明に従って、各処理プレーンにはプレーン内の故障を検出する手段および、プレーン内の故障検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障に影響された各成分を所定の論理状態を表わす、制御成分と呼ばれる、信号成分で置換する手段が設けられる。さらに、プレーン終端論理は非冗長出力信号の発生において受信信号の影響されない信号成分がもう1つの受信信号の対応する制御成分を無効とするようにプレーンの出力信号に論理演算を実施する手段を含んでいる。
Description
【0001】
(発明の技術分野)
本発明は一般的にフォールトトレラント(耐故障性)処理システムおよびいく
つかの処理された信号を非冗長信号へ終端する方法だけでなくフォールトトレラ
ント処理システムの動作方法に関する。
つかの処理された信号を非冗長信号へ終端する方法だけでなくフォールトトレラ
ント処理システムの動作方法に関する。
【0002】
(背景)
多くの処理システムにおいて、安全性および信頼性の必要条件を満たしてシス
テムの平均故障間隔(MTBSF)を改善するために冗長システムアーキテクチ
ュアが利用されている。処理システム内の冗長性は並列に動作する多数の処理装
置を使用して保証される。この構成により、残りのまだ機能する処理装置が全体
処理システムの適切な動作を維持しながら故障した処理装置の動作を容易に切り
離すことができる。以後、処理装置は処理プレーンと呼ばれる。
テムの平均故障間隔(MTBSF)を改善するために冗長システムアーキテクチ
ュアが利用されている。処理システム内の冗長性は並列に動作する多数の処理装
置を使用して保証される。この構成により、残りのまだ機能する処理装置が全体
処理システムの適切な動作を維持しながら故障した処理装置の動作を容易に切り
離すことができる。以後、処理装置は処理プレーンと呼ばれる。
【0003】
冗長システムは一般的に冗長性が終端される終端点を有する。終端点において
、プレーン終端論理はどの処理プレーンを使用すべきかを決定し、そのプレーン
の出力信号が処理システムの非冗長出力信号として利用される。
、プレーン終端論理はどの処理プレーンを使用すべきかを決定し、そのプレーン
の出力信号が処理システムの非冗長出力信号として利用される。
【0004】
電気通信の特定分野において、交換機および交換システムは交換網のユーザに
対して所望のサービス品質を維持するために、多数の交換プレーンを使用して、
通常冗長性とされる。既知の交換システムでは、送信タイムスロット内に与えら
れるプレーン選択ビットを使用して冗長性が終端される。
対して所望のサービス品質を維持するために、多数の交換プレーンを使用して、
通常冗長性とされる。既知の交換システムでは、送信タイムスロット内に与えら
れるプレーン選択ビットを使用して冗長性が終端される。
【0005】
図1に従来の冗長交換システムの例を略示する。交換システム10は制御シス
テム1、および交換装置2を含む。交換装置2は分配ユニット3、いくつかの同
一並列交換プレーン4,5,6、およびプレーン終端論理7を含む。図示する例
では、3つの交換プレーンがある。分配ユニット3は入力信号を受信し、着信入
力信号を各交換プレーン4,5,6へ分配するように設計されている。交換プレ
ーン4,5,6の出力信号は終端論理7へ送られる。従来の交換システムでは、
各プレーン内の各送信タイムスロットには各々が情報の1バイトおよびプレーン
選択ビットを含むようにプレーン選択ビットが与えられる。交換プレーンからの
プレーン選択ビットは終端論理7に内蔵されたプレーン選択アルゴリズム8内で
利用されて、各タイムスロットについて、どの交換プレーンを使用するかが決定
される。全ての交換プレーンが適切に機能する場合には、どのプレーンを選択し
てもかまわず、選択アルゴリズム8は予め定められた1つの交換プレーンを単純
に選択する。しかしながら、2つのプレーンが故障していることが全体コントロ
ールシステム1により確認されると、コントロールシステム1は対応するプレー
ン選択ビットを“無効”にセットし、残りのまだ機能しているプレーンが選択ア
ルゴリズム7により選択される。
テム1、および交換装置2を含む。交換装置2は分配ユニット3、いくつかの同
一並列交換プレーン4,5,6、およびプレーン終端論理7を含む。図示する例
では、3つの交換プレーンがある。分配ユニット3は入力信号を受信し、着信入
力信号を各交換プレーン4,5,6へ分配するように設計されている。交換プレ
ーン4,5,6の出力信号は終端論理7へ送られる。従来の交換システムでは、
各プレーン内の各送信タイムスロットには各々が情報の1バイトおよびプレーン
選択ビットを含むようにプレーン選択ビットが与えられる。交換プレーンからの
プレーン選択ビットは終端論理7に内蔵されたプレーン選択アルゴリズム8内で
利用されて、各タイムスロットについて、どの交換プレーンを使用するかが決定
される。全ての交換プレーンが適切に機能する場合には、どのプレーンを選択し
てもかまわず、選択アルゴリズム8は予め定められた1つの交換プレーンを単純
に選択する。しかしながら、2つのプレーンが故障していることが全体コントロ
ールシステム1により確認されると、コントロールシステム1は対応するプレー
ン選択ビットを“無効”にセットし、残りのまだ機能しているプレーンが選択ア
ルゴリズム7により選択される。
【0006】
従来の制御システムでは、プレーンの状態(OK/故障)を確認するために交
換プレーン内で妨害や故障のソフトウェア解析が実施される。交換網には、パリ
ティエラー、スポラディックビットエラーおよび回線符号エラー等の妨害の多く
の例がある。これらの妨害のいくつかは不可避的であり、一般的に単一妨害に介
入すべき理由は何もない。しかしながら、外乱レートを監視する必要がある。例
えば、交換プレーン内のビットエラーレートが許容できないレベルまで上昇する
と、ソフトウェアは反応してそのプレーンのプレーン選択ビットを“無効”にセ
ット、故障プレーンを分離しなければならない。
換プレーン内で妨害や故障のソフトウェア解析が実施される。交換網には、パリ
ティエラー、スポラディックビットエラーおよび回線符号エラー等の妨害の多く
の例がある。これらの妨害のいくつかは不可避的であり、一般的に単一妨害に介
入すべき理由は何もない。しかしながら、外乱レートを監視する必要がある。例
えば、交換プレーン内のビットエラーレートが許容できないレベルまで上昇する
と、ソフトウェアは反応してそのプレーンのプレーン選択ビットを“無効”にセ
ット、故障プレーンを分離しなければならない。
【0007】
この従来技術の構造では、プレーンが故障しているというソフトウェアの確認
は妨害が実際に発生してからだいぶ後で行われる。したがって、妨害は修正でき
ない。
は妨害が実際に発生してからだいぶ後で行われる。したがって、妨害は修正でき
ない。
【0008】
さらに、妨害は交換網を伝播してさらに妨害を発生し制御システムソフトウェ
アはさまざまな種類のアラームで溢れるようになる。
アはさまざまな種類のアラームで溢れるようになる。
【0009】
(発明の概要)
本発明は従来技術の構造のこれらの欠点および他の欠点を克服するものである
。
。
【0010】
システム内に発生する故障の分離に関して改善されたフォールトトレラント処
理システムを提供することが本発明の一般的な目的である。
理システムを提供することが本発明の一般的な目的である。
【0011】
プレーン内に故障が発生すると他の処理プレーンからの有効な処理されたデー
タの回復を容易にする出力信号を発生する、フォールトトレラントシステム内の
少なくとも1つの同様な処理プレーンで使用する、処理プレーンを提供すること
が本発明のもう1つの目的である。
タの回復を容易にする出力信号を発生する、フォールトトレラントシステム内の
少なくとも1つの同様な処理プレーンで使用する、処理プレーンを提供すること
が本発明のもう1つの目的である。
【0012】
フォールトトレラント処理システムの動作方法を提供することが本発明のさら
にもう1つの目的である。
にもう1つの目的である。
【0013】
少なくとも2つの処理された信号を非冗長信号へ終端する方法を提供すること
が本発明のさらにもう1つの目的である。
が本発明のさらにもう1つの目的である。
【0014】
これらの目的およびその他の目的は添付の特許請求の範囲に明記された本発明
により達成される。
により達成される。
【0015】
少なくとも2つの処理プレーンを有し、各プレーンが入力信号を処理して出力
信号を発生するように動作し、処理プレーンの出力信号を受信するプレーン終端
論理が非冗長出力信号を発生するフォールトトレラントシステムに特に本発明を
応用することができる。
信号を発生するように動作し、処理プレーンの出力信号を受信するプレーン終端
論理が非冗長出力信号を発生するフォールトトレラントシステムに特に本発明を
応用することができる。
【0016】
本発明の第1の特徴に従って、処理プレーンは互いに並列に連続的に動作し、
一実施例では、処理プレーンの出力信号はプレーン終端論理において一緒にOR
されてシステムの非冗長出力信号を発生する。同じ実施例に従って、各処理プレ
ーンはプレーン内の故障もしくは妨害を検出する手段、およびプレーン内の故障
検出に応答して処理された入力信号の検出された故障に影響されるもしくはそれ
に関連する各成分を論理ゼロを表わす信号成分で置換する手段を含んでいる。故
障に影響される信号成分はゼロに“セット”されるため、まだ機能しているプレ
ーンからの有効ビットはプレーン終端論理内のOR演算により非冗長出力信号内
に出力ビットとして与えられる。
一実施例では、処理プレーンの出力信号はプレーン終端論理において一緒にOR
されてシステムの非冗長出力信号を発生する。同じ実施例に従って、各処理プレ
ーンはプレーン内の故障もしくは妨害を検出する手段、およびプレーン内の故障
検出に応答して処理された入力信号の検出された故障に影響されるもしくはそれ
に関連する各成分を論理ゼロを表わす信号成分で置換する手段を含んでいる。故
障に影響される信号成分はゼロに“セット”されるため、まだ機能しているプレ
ーンからの有効ビットはプレーン終端論理内のOR演算により非冗長出力信号内
に出力ビットとして与えられる。
【0017】
もう1つの実施例では、影響される信号成分の論理ゼロへの“リセット”およ
びプレーンの出力信号の論理的ORは影響される信号成分の論理1への“セット
”とプレーンの出力信号の論理的ANDとの組合せに置換される。
びプレーンの出力信号の論理的ORは影響される信号成分の論理1への“セット
”とプレーンの出力信号の論理的ANDとの組合せに置換される。
【0018】
本発明のより一般的な形式では、検出された故障により影響を受けた各信号成
分が所定の論理状態の制御成分と呼ばれる信号成分により置換されることがわか
る。これに関して、論理的ORおよび論理的ANDは、非冗長出力信号の発生に
おいて、処理された信号内の影響されない信号成分がもう1つの処理された信号
内の対応する制御成分を無効にするようにプレーンの出力信号に論理演算を実施
するより一般的な機能の単なる例に過ぎないことをお判り願いたい。影響されな
い信号成分が影響を受けた信号成分を無効にするため、影響されない有効な信号
成分が非冗長出力信号内に与えられる。
分が所定の論理状態の制御成分と呼ばれる信号成分により置換されることがわか
る。これに関して、論理的ORおよび論理的ANDは、非冗長出力信号の発生に
おいて、処理された信号内の影響されない信号成分がもう1つの処理された信号
内の対応する制御成分を無効にするようにプレーンの出力信号に論理演算を実施
するより一般的な機能の単なる例に過ぎないことをお判り願いたい。影響されな
い信号成分が影響を受けた信号成分を無効にするため、影響されない有効な信号
成分が非冗長出力信号内に与えられる。
【0019】
処理プレーンにより実施される処理は好ましくは交換もしくは交換に関連する
、マルチプレクシングおよびデマルチプレクシング等の、他の処理と組み合わせ
た交換である。
、マルチプレクシングおよびデマルチプレクシング等の、他の処理と組み合わせ
た交換である。
【0020】
故障処理プレーンの分離を提案せずに直接プレーン内でダイナミックかつロー
カルな分離を提案する点において、本発明は従来技術において支配的な傾向とは
逆行するものである。
カルな分離を提案する点において、本発明は従来技術において支配的な傾向とは
逆行するものである。
【0021】
さらに、本発明に従った冗長性終端はプレーン選択ビットを使用せず、したが
って要求帯域幅が低減される。
って要求帯域幅が低減される。
【0022】
本発明の第2の特徴に従って、フォールトトレラントシステム内の少なくとも
1つの同様な処理プレーンで使用する処理プレーンが提供される。処理プレーン
は入力信号を処理するように動作することができ、プレーン内の故障を検出する
手段、および処理された入力信号の検出された故障の影響を受けた各信号成分を
所定の論理状態を表わす信号成分で置換する手段を含んでいる。
1つの同様な処理プレーンで使用する処理プレーンが提供される。処理プレーン
は入力信号を処理するように動作することができ、プレーン内の故障を検出する
手段、および処理された入力信号の検出された故障の影響を受けた各信号成分を
所定の論理状態を表わす信号成分で置換する手段を含んでいる。
【0023】
本発明は下記の利点を提供する。
− 高速かつダイナミックな故障分離(発生する時の故障の分離)
− 要求帯域幅の低減
− 故障の非伝播
【0024】
本発明の実施例の以下の説明を読めば本発明により提供される他の利点も理解
できるであろう。
できるであろう。
【0025】
(発明の実施例の詳細な説明)
次に特定の処理システム、すなわちフォールトトレラント交換システム、の実
例について本発明を説明する。しかしながら、本発明はそれに限定されるもので
はなく、他種の交換および他種の処理にも同様に応用できることがお判りであろ
う。
例について本発明を説明する。しかしながら、本発明はそれに限定されるもので
はなく、他種の交換および他種の処理にも同様に応用できることがお判りであろ
う。
【0026】
図2は本発明の第1の実施例に従った交換システムの実例の回路図である。交
換システム20は分配ユニット22、2つの並列交換プレーンA,B,および終
端ユニット36を含んでいる。各交換プレーンは交換機24/26および検出お
よび置換(D&S)ユニット28/32を含んでいる。2つの交換プレーンしか
図示されていないが、3つ以上の交換プレーンを使用できることをお判り願いた
い。
換システム20は分配ユニット22、2つの並列交換プレーンA,B,および終
端ユニット36を含んでいる。各交換プレーンは交換機24/26および検出お
よび置換(D&S)ユニット28/32を含んでいる。2つの交換プレーンしか
図示されていないが、3つ以上の交換プレーンを使用できることをお判り願いた
い。
【0027】
分配ユニット22は着信入力信号を受信し、各交換機24,26に同じ入力信
号を受信するように着信入力信号を分配するように設計されている。例えば、交
換機24,26は従来の電気通信交換機である。好ましくは、入力信号により運
ばれるユーザデータはタイムスロット内に配置され、タイムスロットは通常フレ
ーム内に配置される。交換機24,26内で、ユーザデータはさまざまなタイム
スロットおよびフレーム間を移される。それはメモリ内のユーザデータを遅延さ
せて遂行される。交換機24,26の出力信号は終端ユニット36へ送られる。
終端ユニット36は受信した出力信号を論理的にORして非冗長出力信号を発生
する回路37を含んでいる。好ましくは、交換機24,26から受信した出力信
号を論理的にORする回路37はOR演算がビットバイビットベースで実施され
るように複数のORゲートの形とされる。
号を受信するように着信入力信号を分配するように設計されている。例えば、交
換機24,26は従来の電気通信交換機である。好ましくは、入力信号により運
ばれるユーザデータはタイムスロット内に配置され、タイムスロットは通常フレ
ーム内に配置される。交換機24,26内で、ユーザデータはさまざまなタイム
スロットおよびフレーム間を移される。それはメモリ内のユーザデータを遅延さ
せて遂行される。交換機24,26の出力信号は終端ユニット36へ送られる。
終端ユニット36は受信した出力信号を論理的にORして非冗長出力信号を発生
する回路37を含んでいる。好ましくは、交換機24,26から受信した出力信
号を論理的にORする回路37はOR演算がビットバイビットベースで実施され
るように複数のORゲートの形とされる。
【0028】
さらに、各プレーンは少なくとも1つのD&Sユニット28/32を含んでい
る。各D&Sユニットは処理された入力信号の1つ以上の成分に影響を与えるプ
レーン内の故障を検出することができる。故障の検出に応答して、D&Sユニッ
トは処理された信号の検出された故障に影響される各成分を論理ゼロを表わす信
号成分で置換する。図示する例では、D&Sユニット28は交換機24と終端ユ
ニット36間の回線に内に設けられ、D&Sユニット32は交換機26と終端ユ
ニット36間に設けられている。しかしながら、D&Sユニット28,32は任
意適切な場所でシステムに内蔵できることをお判り願いたい。この例では、D&
Sユニット28は検出ユニット29およびAND回路30を含んでいる。検出ユ
ニット29は交換機24の信号成分を受信して信号の1つ以上の信号成分に関連
する故障を検出する。検出ユニット29は故障検出時にはハイでありそうでなけ
ればローである制御信号を発生する。AND回路30は交換機24の出力信号お
よび反転入力端子により反転形式とされた検出ユニット29からの制御信号を受
信する。好ましくは、AND回路30は出力信号が反転された制御信号とビット
バイビットベースで論理的にANDされるように複数のANDゲートの形とされ
ている。D&Sユニット32もD&Sユニット28と同様に接続された検出ユニ
ット33およびAND回路34を含んでいる。
る。各D&Sユニットは処理された入力信号の1つ以上の成分に影響を与えるプ
レーン内の故障を検出することができる。故障の検出に応答して、D&Sユニッ
トは処理された信号の検出された故障に影響される各成分を論理ゼロを表わす信
号成分で置換する。図示する例では、D&Sユニット28は交換機24と終端ユ
ニット36間の回線に内に設けられ、D&Sユニット32は交換機26と終端ユ
ニット36間に設けられている。しかしながら、D&Sユニット28,32は任
意適切な場所でシステムに内蔵できることをお判り願いたい。この例では、D&
Sユニット28は検出ユニット29およびAND回路30を含んでいる。検出ユ
ニット29は交換機24の信号成分を受信して信号の1つ以上の信号成分に関連
する故障を検出する。検出ユニット29は故障検出時にはハイでありそうでなけ
ればローである制御信号を発生する。AND回路30は交換機24の出力信号お
よび反転入力端子により反転形式とされた検出ユニット29からの制御信号を受
信する。好ましくは、AND回路30は出力信号が反転された制御信号とビット
バイビットベースで論理的にANDされるように複数のANDゲートの形とされ
ている。D&Sユニット32もD&Sユニット28と同様に接続された検出ユニ
ット33およびAND回路34を含んでいる。
【0029】
好ましくは、検出ユニットはパリティエラー、不正チェックサム、消失フレー
ムアライメントによりまた、交換システムがラインコーディングを使用する場合
には、回線符号エラーによってもハードウェア故障を検出する。そのため、検出
ユニットはパリティチェッカー、不正チェックサム検出器、回線符号エラー検出
器および消失フレームアライメント検出器を含むことができる。
ムアライメントによりまた、交換システムがラインコーディングを使用する場合
には、回線符号エラーによってもハードウェア故障を検出する。そのため、検出
ユニットはパリティチェッカー、不正チェックサム検出器、回線符号エラー検出
器および消失フレームアライメント検出器を含むことができる。
【0030】
図2の実施例では、交換システム全体を通してシリアルインターフェイスが使
用される。
用される。
【0031】
システムがパリティのある伝送を利用する場合には、システム20には各送信
バイトに1つ以上のパリティビットを与えるパリティ発生器(図示せず)、およ
びパリティエラーを生じる故障を検出するために受信側に配置されたパリティチ
ェッカーが設けられる。従来のパリティチェッカーの多くの例がある。改善され
た従来のパリティチェッカーは送信バイト内のどのビットが不正であるかを指摘
することさえできる。
バイトに1つ以上のパリティビットを与えるパリティ発生器(図示せず)、およ
びパリティエラーを生じる故障を検出するために受信側に配置されたパリティチ
ェッカーが設けられる。従来のパリティチェッカーの多くの例がある。改善され
た従来のパリティチェッカーは送信バイト内のどのビットが不正であるかを指摘
することさえできる。
【0032】
例えば、プレーンBのD&Sユニット32内の検出ユニット33が交換機24
からの出力信号内の情報ビットに関連するパリティエラーを検出しているパリテ
ィチェッカーを含むものと仮定する。すると検出ユニット33の制御信号は影響
を受けたバイトに対してはハイとなる。AND回路の反転入力端子が制御信号の
ハイ状態、“1”、をロー状態、“0”、へ変換する。AND回路34において
、影響を受けたバイト内の各ビットが“0”とANDされる。したがって、影響
を受けた各バイトが論理ゼロ、“0”、により置換される。
からの出力信号内の情報ビットに関連するパリティエラーを検出しているパリテ
ィチェッカーを含むものと仮定する。すると検出ユニット33の制御信号は影響
を受けたバイトに対してはハイとなる。AND回路の反転入力端子が制御信号の
ハイ状態、“1”、をロー状態、“0”、へ変換する。AND回路34において
、影響を受けたバイト内の各ビットが“0”とANDされる。したがって、影響
を受けた各バイトが論理ゼロ、“0”、により置換される。
【0033】
もちろん、D&Sユニット内の検出部が信号ビットに影響を与える故障を検出
するように構成される場合には、適切であれば、D&Sユニットは全体バイトの
替わりに単一ビットを分離することができる。
するように構成される場合には、適切であれば、D&Sユニットは全体バイトの
替わりに単一ビットを分離することができる。
【0034】
図3は終端ユニットの入力信号および出力信号の各々に示す情報の2バイトを
有する図2の終端ユニットの回路図である。図2について前記したように、終端
ユニット36はプレーンの出力信号をビットバイビットベースで論理的にORす
るOR回路37を含んでいる。処理された信号の完全バイトに影響を与えるプレ
ーンB内の故障の場合には、図3に矢符で示すように、D&Sユニット32は影
響受けたバイトの各ビットを論理ゼロで置換する。プレーンAの処理された信号
内の対応するビットは有効であり故障の影響を受けない。プレーンから受信され
た出力信号はOR回路37内でORされ、プレーンAの有効ビットはプレーンB
の対応するゼロとされたビットを無効とし、OR回路37の非冗長出力信号内に
有効ビットを与える。プレーンAの有効ビットをプレーンBの対応する有効ビッ
トと論理的にORすることによりOR回路37の出力信号内に有効ビットが与え
られる。
有する図2の終端ユニットの回路図である。図2について前記したように、終端
ユニット36はプレーンの出力信号をビットバイビットベースで論理的にORす
るOR回路37を含んでいる。処理された信号の完全バイトに影響を与えるプレ
ーンB内の故障の場合には、図3に矢符で示すように、D&Sユニット32は影
響受けたバイトの各ビットを論理ゼロで置換する。プレーンAの処理された信号
内の対応するビットは有効であり故障の影響を受けない。プレーンから受信され
た出力信号はOR回路37内でORされ、プレーンAの有効ビットはプレーンB
の対応するゼロとされたビットを無効とし、OR回路37の非冗長出力信号内に
有効ビットを与える。プレーンAの有効ビットをプレーンBの対応する有効ビッ
トと論理的にORすることによりOR回路37の出力信号内に有効ビットが与え
られる。
【0035】
図4は本発明の第2の実施例に従った交換システムの実例の回路図である。全
体交換システム100は基本的に交換網端末(SNT)102,104,140
,150,マルチプレクシング装置(MUX)114,116,交換機118,
120もしくは同等品、デマルチプレクシング装置(DEMUX)128,13
0および網端末(SNT)、マルチプレクシングおよびデマルチプレクシング装
置および交換機を相互接続する物理リンクを含んでいる。もちろん、交換システ
ム100は制御システム(図示せず)およびクロックモジュール(図示せず)等
のさまざまな補助装置も含んでいる。物理リンクはファイバ光導体、同軸ケーブ
ル、バックプレーンもしくは無線リンク等の伝送装置を利用する。交換機、制御
システムおよびクロックモジュールの実際の構造等の、交換システムの従来の特
徴は従来技術で既知であり、したがってここでは繰り返さない。簡単にいえば、
通常は階層プロセッサシステムの形である制御システムが全体交換システムの接
続の確立等の操作を制御し、クロックモジュールが交換システムの回路の動作を
同期化させるクロックおよび同期化信号を供給する。
体交換システム100は基本的に交換網端末(SNT)102,104,140
,150,マルチプレクシング装置(MUX)114,116,交換機118,
120もしくは同等品、デマルチプレクシング装置(DEMUX)128,13
0および網端末(SNT)、マルチプレクシングおよびデマルチプレクシング装
置および交換機を相互接続する物理リンクを含んでいる。もちろん、交換システ
ム100は制御システム(図示せず)およびクロックモジュール(図示せず)等
のさまざまな補助装置も含んでいる。物理リンクはファイバ光導体、同軸ケーブ
ル、バックプレーンもしくは無線リンク等の伝送装置を利用する。交換機、制御
システムおよびクロックモジュールの実際の構造等の、交換システムの従来の特
徴は従来技術で既知であり、したがってここでは繰り返さない。簡単にいえば、
通常は階層プロセッサシステムの形である制御システムが全体交換システムの接
続の確立等の操作を制御し、クロックモジュールが交換システムの回路の動作を
同期化させるクロックおよび同期化信号を供給する。
【0036】
図4には2つの着信SNTと2つの発信SNTしか図示されていないが、シス
テム内で複数のSNTを使用できることは明らかである。また、異種のSNTを
使用することもできる。さらに、各プレーン内には1つのMUXおよび1つのD
EMUXしか図示されていないが、いくつかのMUXおよびDEMUXを使用す
ることができる。しかしながら、簡単にするために、以下図4の単純化されたシ
ステムを参照する。
テム内で複数のSNTを使用できることは明らかである。また、異種のSNTを
使用することもできる。さらに、各プレーン内には1つのMUXおよび1つのD
EMUXしか図示されていないが、いくつかのMUXおよびDEMUXを使用す
ることができる。しかしながら、簡単にするために、以下図4の単純化されたシ
ステムを参照する。
【0037】
好ましくは、交換機118,120は正規のワードオリエンテッド回路交換機
もしくはビットオリエンテッド基板交換機に接続されたワードオリエンテッド交
換機である。
もしくはビットオリエンテッド基板交換機に接続されたワードオリエンテッド交
換機である。
【0038】
図4では、簡単かつ明瞭にするためにトラフィックは一方向(左から右)に流
れるように示されている。しかしながら、実際上トラフィックは典型的には両方
向へ流れることをお判り願いたい。
れるように示されている。しかしながら、実際上トラフィックは典型的には両方
向へ流れることをお判り願いたい。
【0039】
交換システム100は冗長アーキテクチュアを有し2つの交換プレーン、プレ
ーンAおよびプレーンB、を含んでいる。交換プレーンの主要部はSNTの外側
に位置しているが、交換プレーンの一部はSNTの内側に組み込むことができ、
冗長性は通常SNTにおいて終端されるだけでなく開始される。音声およびビデ
オトラフィック等のトラフィックは交換網端末(SNT)を介して交換システム
とインターフェイスされる。好ましくは、交換プレーンへの入力信号は同一であ
り、交換プレーンは通常入力信号の処理に関して同一である。
ーンAおよびプレーンB、を含んでいる。交換プレーンの主要部はSNTの外側
に位置しているが、交換プレーンの一部はSNTの内側に組み込むことができ、
冗長性は通常SNTにおいて終端されるだけでなく開始される。音声およびビデ
オトラフィック等のトラフィックは交換網端末(SNT)を介して交換システム
とインターフェイスされる。好ましくは、交換プレーンへの入力信号は同一であ
り、交換プレーンは通常入力信号の処理に関して同一である。
【0040】
この特定の例では、フラナスツェック他の米国特許第4,486,739号に
記載された伝送コーディングが利用される。一般的に、回線符号とも呼ばれる伝
送符号はクロッキングを容易に回復できるようにシリアルデータストリームの周
波数スペクトルを変換するのに利用される。回線符号はフレームアライメント語
およびアイドルパターン等の一意的な特殊目的キャラクタを提供するのにも使用
される。米国特許第4,486,739号のラインコーダは電磁もしくは光伝送
回線を介して伝送されるDC平衡8B/10B回線符号を発生する。図4におい
て、8B/10Bコーダは8/10で示され対応する10B/8Bデコーダは1
0/8で示されている。8B/10Bコーダおよび10B/8BデコーダはSN
T内にしか図示されていないが、MUX、交換網およびDEMUXの各々がライ
ンデコーダおよびラインコーダを含みラインコーダは交換システムの回路間の伝
送だけに使用され、回路内の伝送には使用されないようにされていることをお判
り願いたい。
記載された伝送コーディングが利用される。一般的に、回線符号とも呼ばれる伝
送符号はクロッキングを容易に回復できるようにシリアルデータストリームの周
波数スペクトルを変換するのに利用される。回線符号はフレームアライメント語
およびアイドルパターン等の一意的な特殊目的キャラクタを提供するのにも使用
される。米国特許第4,486,739号のラインコーダは電磁もしくは光伝送
回線を介して伝送されるDC平衡8B/10B回線符号を発生する。図4におい
て、8B/10Bコーダは8/10で示され対応する10B/8Bデコーダは1
0/8で示されている。8B/10Bコーダおよび10B/8BデコーダはSN
T内にしか図示されていないが、MUX、交換網およびDEMUXの各々がライ
ンデコーダおよびラインコーダを含みラインコーダは交換システムの回路間の伝
送だけに使用され、回路内の伝送には使用されないようにされていることをお判
り願いたい。
【0041】
各着信SNT102,104は各交換プレーンへ分配される入力信号を受信す
る。第1の着信SNT104,SNT1,はラインコーダ106とパラレル/シ
リアルコンバータ108(プレーンA)の第1の直列接続、およびラインコーダ
110とパラレル/シリアルコンバータ112(プレーンB)の第2の直列接続
へ分布される入力信号を受信する。パラレル/シリアルコンバータ108からの
データの回線符号化シリアルストリームはMUX114へ送信され、パラレル/
シリアルコンバータ112からのデータの回線符号化シリアルストリームはMU
X116へ送信される。第2の着信SNT102,SNT2,は第1のSNT1
04と同様であり、各MUX114/116が第2のSNT102からさらにデ
ータの回線符号化シリアルストリームを受信するように各交換プレーンへ分配さ
れるもう1つの入力信号を受信する。前記したように、各MUX114/116
は各10ビット語をマルチプレクシング装置内で内部処理するための8ビットへ
変換する10B/8B復号回路(図示せず)を含んでいる。各MUX114,1
16において、第1および第2のSNT102,104からのデータ信号は多重
化され結合されて単一のパラレル出力信号となる。結合されたパラレル出力信号
は8B/10Bコーダ(図示せず)により回線符号へ変換されかつシリアル/パ
ラレルコンバータ(図示せず)によりデータのシリアルストリームへ変換される
。MUX114からのデータのシリアルストリームは交換機118へ送信され、
MUX116からのデータのシリアルストリームは交換機120へ送信される。
交換機118,120において、回線符号が復号され、タイムスロットの従来の
回路交換が実施され、交換されたデータは再度回線符号へ符号化される。交換機
118,120の出力信号は、それぞれ、デマルチプレクシング装置128,1
30へ送られる。各デマルチプレクシング装置、DEMUX,128,130に
おいて、対応する交換機からの交換されたデータが復号され、パラレルデータへ
変換され2つのパラレルデータ信号へデマルチプレクスされる。各パラレルデー
タ信号はDEMUX内で回線符号化され、シリアル形式に変換されて各発信SN
T140,150へ送信される。
る。第1の着信SNT104,SNT1,はラインコーダ106とパラレル/シ
リアルコンバータ108(プレーンA)の第1の直列接続、およびラインコーダ
110とパラレル/シリアルコンバータ112(プレーンB)の第2の直列接続
へ分布される入力信号を受信する。パラレル/シリアルコンバータ108からの
データの回線符号化シリアルストリームはMUX114へ送信され、パラレル/
シリアルコンバータ112からのデータの回線符号化シリアルストリームはMU
X116へ送信される。第2の着信SNT102,SNT2,は第1のSNT1
04と同様であり、各MUX114/116が第2のSNT102からさらにデ
ータの回線符号化シリアルストリームを受信するように各交換プレーンへ分配さ
れるもう1つの入力信号を受信する。前記したように、各MUX114/116
は各10ビット語をマルチプレクシング装置内で内部処理するための8ビットへ
変換する10B/8B復号回路(図示せず)を含んでいる。各MUX114,1
16において、第1および第2のSNT102,104からのデータ信号は多重
化され結合されて単一のパラレル出力信号となる。結合されたパラレル出力信号
は8B/10Bコーダ(図示せず)により回線符号へ変換されかつシリアル/パ
ラレルコンバータ(図示せず)によりデータのシリアルストリームへ変換される
。MUX114からのデータのシリアルストリームは交換機118へ送信され、
MUX116からのデータのシリアルストリームは交換機120へ送信される。
交換機118,120において、回線符号が復号され、タイムスロットの従来の
回路交換が実施され、交換されたデータは再度回線符号へ符号化される。交換機
118,120の出力信号は、それぞれ、デマルチプレクシング装置128,1
30へ送られる。各デマルチプレクシング装置、DEMUX,128,130に
おいて、対応する交換機からの交換されたデータが復号され、パラレルデータへ
変換され2つのパラレルデータ信号へデマルチプレクスされる。各パラレルデー
タ信号はDEMUX内で回線符号化され、シリアル形式に変換されて各発信SN
T140,150へ送信される。
【0042】
したがって、各発信SNT140,150は各交換プレーンA,Bから回線符
号化されたデータのシリアルストリームを受信する。発信SNTは好ましくは互
いに同じであり、したがって以下に1つの発信SNTについてのみ説明する。発
信SNT150,SNT1,においてプレーンAのDEMUX128からのデー
タのシリアルストリームがシリアルデータをパラレルデータへ変換するシリアル
/パラレルコンバータ152により受信される。コンバータ152からのパラレ
ルデータは各符号化10ビット後をデータの8ビットへ復号するラインデコーダ
154へ送られる。デコーダ154からの復号されたデータはAND回路160
へ送られる。ラインデコーダ154は回線符号エラー等のエラーを検出すること
もできる。デコーダ154は回線符号エラーの検出等のさまざまな状態を示すい
くつかの制御信号を発生するのに利用される。コンバータ152からのパラレル
データは消失フレームアライメントのために検出器156へも送られる。消失フ
レームアライメント検出器156は消失フレームアライメント時にハイとなり、
そうでなければローである制御信号を発生する。回線符号デコーダ154からの
制御信号および消失フレームアライメント検出器156の制御信号はプレーンA
内で故障発見時にハイとなる第1の1次制御信号を発生するOR回路158へ送
られる。第1の1次制御信号はAND回路160へ送られその反転入力端子にお
いて反転される。回線符号デコーダ154および/もしくは消失フレームアライ
メント検出器156による故障検出に応答して、第1の1次制御信号は検出され
た故障に関連する信号成分に対してハイとなり、次にAND回路160の固有機
能はデコーダ154からの復号信号の検出された故障に影響される成分の各々を
論理ゼロを表わす信号成分で置換する。
号化されたデータのシリアルストリームを受信する。発信SNTは好ましくは互
いに同じであり、したがって以下に1つの発信SNTについてのみ説明する。発
信SNT150,SNT1,においてプレーンAのDEMUX128からのデー
タのシリアルストリームがシリアルデータをパラレルデータへ変換するシリアル
/パラレルコンバータ152により受信される。コンバータ152からのパラレ
ルデータは各符号化10ビット後をデータの8ビットへ復号するラインデコーダ
154へ送られる。デコーダ154からの復号されたデータはAND回路160
へ送られる。ラインデコーダ154は回線符号エラー等のエラーを検出すること
もできる。デコーダ154は回線符号エラーの検出等のさまざまな状態を示すい
くつかの制御信号を発生するのに利用される。コンバータ152からのパラレル
データは消失フレームアライメントのために検出器156へも送られる。消失フ
レームアライメント検出器156は消失フレームアライメント時にハイとなり、
そうでなければローである制御信号を発生する。回線符号デコーダ154からの
制御信号および消失フレームアライメント検出器156の制御信号はプレーンA
内で故障発見時にハイとなる第1の1次制御信号を発生するOR回路158へ送
られる。第1の1次制御信号はAND回路160へ送られその反転入力端子にお
いて反転される。回線符号デコーダ154および/もしくは消失フレームアライ
メント検出器156による故障検出に応答して、第1の1次制御信号は検出され
た故障に関連する信号成分に対してハイとなり、次にAND回路160の固有機
能はデコーダ154からの復号信号の検出された故障に影響される成分の各々を
論理ゼロを表わす信号成分で置換する。
【0043】
発信SNT150,SNT1,においてプレーンBのDEMUX130からの
データのシリアルストリームはシリアルデータをパラレルデータへ変換するシリ
アル/パラレルコンバータ162により受信される。コンバータ162からのパ
ラレルデータは各符号化10ビット語をデータの8ビットへ復号するラインデコ
ーダ164へ送られる。デコーダ164からの復号データはAND回路170へ
送られる。デコーダ164は回線符号エラー等のエラーを検出し回線符号エラー
の検出等のさまざまな状態を示す制御信号を発生することもできる。コンバータ
162からのパラレルデータは消失フレームアライメント時にハイとなり、そう
でなければローである制御信号を発生する消失フレームアライメント検出器16
6にも送られる。回線符号デコーダ164および消失フレームアライメント検出
器166からの制御信号はプレーンB内で故障検出時にハイとなる第2の1次制
御信号を発生するOR回路168へ送られる。第2の1次制御信号はAND回路
170へ送られその反転入力端子において反転される。故障検出に応答して、第
2の1次制御信号は検出された故障に関連する信号成分に対してハイとなり、A
ND回路170の固有機能はデコーダ164からの復号信号の検出された故障に
影響される成分の各々を論理ゼロを表わす信号成分で置換する。
データのシリアルストリームはシリアルデータをパラレルデータへ変換するシリ
アル/パラレルコンバータ162により受信される。コンバータ162からのパ
ラレルデータは各符号化10ビット語をデータの8ビットへ復号するラインデコ
ーダ164へ送られる。デコーダ164からの復号データはAND回路170へ
送られる。デコーダ164は回線符号エラー等のエラーを検出し回線符号エラー
の検出等のさまざまな状態を示す制御信号を発生することもできる。コンバータ
162からのパラレルデータは消失フレームアライメント時にハイとなり、そう
でなければローである制御信号を発生する消失フレームアライメント検出器16
6にも送られる。回線符号デコーダ164および消失フレームアライメント検出
器166からの制御信号はプレーンB内で故障検出時にハイとなる第2の1次制
御信号を発生するOR回路168へ送られる。第2の1次制御信号はAND回路
170へ送られその反転入力端子において反転される。故障検出に応答して、第
2の1次制御信号は検出された故障に関連する信号成分に対してハイとなり、A
ND回路170の固有機能はデコーダ164からの復号信号の検出された故障に
影響される成分の各々を論理ゼロを表わす信号成分で置換する。
【0044】
発信SNT150はさらにAND回路160,170の出力信号を受信し受信
信号に論理OR演算を実施して非冗長出力信号を発生するOR回路172を含ん
でいる。
信号に論理OR演算を実施して非冗長出力信号を発生するOR回路172を含ん
でいる。
【0045】
故障検出回路および置換回路はシステム100内の任意適切な場所に配置でき
ることが判るであろう。MUX114,116内の10B/8Bデコーダ、交換
機118,120およびDEMUX128,130の回線符号エラー検出能力は
AND回路の“リセット”機能と組み合わせて使用して検出および置換回路とし
て作用することができる。“リセット”回路と組み合わせたパリティ発生器およ
びパリティチェッカーをMUX114,116の内側、交換機118,120の
内側、およびDEMUX128,130の内側に設けることができる。例えば、
プレーンA内のパリティチェッカーの1つが情報の1バイトに関連するパリティ
エラーを検出しているものとする。それによりパリティチェッカーに接続された
置換AND回路はプレーンA内で処理された信号のパリティエラーに影響された
各ビットを論理ゼロで置換する。パリティエラーに関連するバイトの各ビットは
“0”へリセットされる。プレーンA内の影響を受けたバイトのゼロとされたビ
ットおよびプレーンBの対応するビットが次に発信SNT内で一緒にORされ、
プレーンBからのビット(有効と仮定する)をSNTの非冗長出力信号内に出力
ビットとして与える。
ることが判るであろう。MUX114,116内の10B/8Bデコーダ、交換
機118,120およびDEMUX128,130の回線符号エラー検出能力は
AND回路の“リセット”機能と組み合わせて使用して検出および置換回路とし
て作用することができる。“リセット”回路と組み合わせたパリティ発生器およ
びパリティチェッカーをMUX114,116の内側、交換機118,120の
内側、およびDEMUX128,130の内側に設けることができる。例えば、
プレーンA内のパリティチェッカーの1つが情報の1バイトに関連するパリティ
エラーを検出しているものとする。それによりパリティチェッカーに接続された
置換AND回路はプレーンA内で処理された信号のパリティエラーに影響された
各ビットを論理ゼロで置換する。パリティエラーに関連するバイトの各ビットは
“0”へリセットされる。プレーンA内の影響を受けたバイトのゼロとされたビ
ットおよびプレーンBの対応するビットが次に発信SNT内で一緒にORされ、
プレーンBからのビット(有効と仮定する)をSNTの非冗長出力信号内に出力
ビットとして与える。
【0046】
交換プレーン内で使用される故障検出回路のもう1つの例は重複された処理ハ
ードウェアの出力信号を比較する重複処理ハードウェアおよび回路を含んでいる
。比較された出力信号が互いに異なる場合には、故障が検出されたものと見なさ
れる。
ードウェアの出力信号を比較する重複処理ハードウェアおよび回路を含んでいる
。比較された出力信号が互いに異なる場合には、故障が検出されたものと見なさ
れる。
【0047】
本発明の第1および第2の実施例に従った冗長終端は下記の事実に基づいてい
る。 1) プレーン内の故障検出により検出された故障の影響を受けたビットは“0
”へリセットされる、 2) 交換プレーンの出力信号が一緒にORされて有効な出力ビットが発生され
る可能性が高くなる。 しかしながら、本発明に従った冗長終端には接続の確立が交換プレーン内で必ず
しも同時には起こらないという固有の問題がある。1つのプレーン、例えばプレ
ーンB、内でまだ接続が確立されていない場合には、プレーンB内で“アイドル
パターン”が一般的に送信される。“アイドルパターン”は接続が確立されない
場合に送信される特殊目的キャラクタである。音声もしくはビデオデータが送信
されている等プレーンA内で対応する接続が確立されている場合には、プレーン
BからのアイドルパターンおよびプレーンAからのデータがSNT内で一緒にO
Rされて有効データに歪みが生じる。この問題はアイドルパターンを検出し、そ
のビットを論理ゼロ“0”へリセットして解決される。このようにして、プレー
ンAからの有効音声データがOR演算後の出力ビットとして与えられる。
る。 1) プレーン内の故障検出により検出された故障の影響を受けたビットは“0
”へリセットされる、 2) 交換プレーンの出力信号が一緒にORされて有効な出力ビットが発生され
る可能性が高くなる。 しかしながら、本発明に従った冗長終端には接続の確立が交換プレーン内で必ず
しも同時には起こらないという固有の問題がある。1つのプレーン、例えばプレ
ーンB、内でまだ接続が確立されていない場合には、プレーンB内で“アイドル
パターン”が一般的に送信される。“アイドルパターン”は接続が確立されない
場合に送信される特殊目的キャラクタである。音声もしくはビデオデータが送信
されている等プレーンA内で対応する接続が確立されている場合には、プレーン
BからのアイドルパターンおよびプレーンAからのデータがSNT内で一緒にO
Rされて有効データに歪みが生じる。この問題はアイドルパターンを検出し、そ
のビットを論理ゼロ“0”へリセットして解決される。このようにして、プレー
ンAからの有効音声データがOR演算後の出力ビットとして与えられる。
【0048】
図5は特殊状況における“アイドルパターン”を処理するユニットと共に図4
のSNT150を詳細に示す回路図である。発信SNT150は交換プレーンA
,Bの各々に対する故障検出回路および置換回路を含んでいる。プレーンAの故
障検出回路および置換回路は回線符号デコーダ154、消失フレームアライメン
ト検出器156、OR回路158およびAND回路160を含んでいる。プレー
ンBの故障検出回路および置換回路は回線符号デコーダ164、消失フレームア
ライメント検出器166、OR回路168およびAND回路170を含んでいる
。さらに、SNT150の外部で使用されるシリアルデータをSNT内で使用さ
れるパラレルデータへ変換するためにシリアル/パラレルコンバータ152,1
62が利用される。
のSNT150を詳細に示す回路図である。発信SNT150は交換プレーンA
,Bの各々に対する故障検出回路および置換回路を含んでいる。プレーンAの故
障検出回路および置換回路は回線符号デコーダ154、消失フレームアライメン
ト検出器156、OR回路158およびAND回路160を含んでいる。プレー
ンBの故障検出回路および置換回路は回線符号デコーダ164、消失フレームア
ライメント検出器166、OR回路168およびAND回路170を含んでいる
。さらに、SNT150の外部で使用されるシリアルデータをSNT内で使用さ
れるパラレルデータへ変換するためにシリアル/パラレルコンバータ152,1
62が利用される。
【0049】
デコーダ154,164は好ましくは前記した米国特許第4,486,739
号に従って構成される。デコーダ154,164は“アイドルパターン”等の特
殊目的キャラクタだけでなく回線符号エラーを検出することができ、かつビット
エラーを処理することができる。プレーンAのデコーダ154はアイドルパター
ンの検出時にハイとなる制御信号IP_DET_Aおよび回線符号エラーの検出
時にハイとなる制御信号LCE_Aを発生する。それに対応して、プレーンBの
回線符号デコーダ164はアイドルパターンの検出時にハイとなる制御信号IP
_DET_Bおよび回線符号エラーの検出時にハイとなる制御信号LCE_Bを
発生する。プレーンAの消失フレームアライメント検出器156はフレームアラ
イメント時にローとなり消失フレームアライメント時にハイとなる制御信号LF
A_Aを発生する。プレーンBの消失フレームアライメント検出器166はフレ
ームアライメント時にローとなり消失フレームアライメント時にハイとなる制御
信号LFA_Bを発生する。
号に従って構成される。デコーダ154,164は“アイドルパターン”等の特
殊目的キャラクタだけでなく回線符号エラーを検出することができ、かつビット
エラーを処理することができる。プレーンAのデコーダ154はアイドルパター
ンの検出時にハイとなる制御信号IP_DET_Aおよび回線符号エラーの検出
時にハイとなる制御信号LCE_Aを発生する。それに対応して、プレーンBの
回線符号デコーダ164はアイドルパターンの検出時にハイとなる制御信号IP
_DET_Bおよび回線符号エラーの検出時にハイとなる制御信号LCE_Bを
発生する。プレーンAの消失フレームアライメント検出器156はフレームアラ
イメント時にローとなり消失フレームアライメント時にハイとなる制御信号LF
A_Aを発生する。プレーンBの消失フレームアライメント検出器166はフレ
ームアライメント時にローとなり消失フレームアライメント時にハイとなる制御
信号LFA_Bを発生する。
【0050】
プレーンAに対して、デコーダ154からの制御信号IP_DET_Aおよび
LCE_Aおよび消失フレームアライメント検出器156からの制御信号LFA
_Aは受信した制御信号を論理的にORしてプレーンAの1次制御信号を発生す
るように動作するOR回路158へ送られる。OR回路158の1次制御信号は
受信した制御信号IP_DET_A,LCE_AおよびLFA_Aの少なくとも
1つがハイである時はハイである。プレーンAに対する1次制御信号はAND回
路160へ送られその反転入力端子により反転される。デコーダ154からの復
号されたパラレルデータ信号はAND回路の他方の入力端子へ送られ、デコーダ
154からのデータ信号およびOR回路158からの1次制御信号はAND回路
においてビットバイビットベースでANDされてプレーンAの出力信号を発生し
それは、故障時に、他方のプレーンからの有効データの回復を容易にする。
LCE_Aおよび消失フレームアライメント検出器156からの制御信号LFA
_Aは受信した制御信号を論理的にORしてプレーンAの1次制御信号を発生す
るように動作するOR回路158へ送られる。OR回路158の1次制御信号は
受信した制御信号IP_DET_A,LCE_AおよびLFA_Aの少なくとも
1つがハイである時はハイである。プレーンAに対する1次制御信号はAND回
路160へ送られその反転入力端子により反転される。デコーダ154からの復
号されたパラレルデータ信号はAND回路の他方の入力端子へ送られ、デコーダ
154からのデータ信号およびOR回路158からの1次制御信号はAND回路
においてビットバイビットベースでANDされてプレーンAの出力信号を発生し
それは、故障時に、他方のプレーンからの有効データの回復を容易にする。
【0051】
デコーダ154の復号された信号およびOR回路158の1次制御信号はクロ
ックモジュール(図示せず)からのクロック信号により同期化されて復号された
信号の信号成分が1次制御信号の対応する成分とANDされるようにされる。
ックモジュール(図示せず)からのクロック信号により同期化されて復号された
信号の信号成分が1次制御信号の対応する成分とANDされるようにされる。
【0052】
プレーンBに対して、制御信号IP_DET_BおよびLCE_Bおよび制御
信号LFA_Bは受信した制御信号を論理的にORしてプレーンBの1次制御信
号を発生するように動作するOR回路168へ送られる。OR回路168の1次
制御信号は受信した制御信号の少なくとも1つがハイである時はハイである。プ
レーンBに対する1次制御信号はAND回路170へ送られその反転入力端子に
より反転される。デコーダ164からの復号されたパラレルデータ信号はAND
回路170の他方の入力端子へ送られ、デコーダ164からのデータ信号および
OR回路168からの1次制御信号はAND回路170においてビットバイビッ
トベースでANDされてプレーンBの出力信号を発生する。
信号LFA_Bは受信した制御信号を論理的にORしてプレーンBの1次制御信
号を発生するように動作するOR回路168へ送られる。OR回路168の1次
制御信号は受信した制御信号の少なくとも1つがハイである時はハイである。プ
レーンBに対する1次制御信号はAND回路170へ送られその反転入力端子に
より反転される。デコーダ164からの復号されたパラレルデータ信号はAND
回路170の他方の入力端子へ送られ、デコーダ164からのデータ信号および
OR回路168からの1次制御信号はAND回路170においてビットバイビッ
トベースでANDされてプレーンBの出力信号を発生する。
【0053】
AND回路160,170の出力信号、すなわち、プレーンA,Bの出力信号
は発信SNT150のOR回路172によりビットバイビットベースでORされ
て非冗長出力信号を発生する。
は発信SNT150のOR回路172によりビットバイビットベースでORされ
て非冗長出力信号を発生する。
【0054】
前記したラインコーダおよびラインデコーダはラインコーディングおよびデコ
ーディング回路の例にすぎない。従来の任意のラインコーダおよびラインデコー
ダを使用することができる。
ーディング回路の例にすぎない。従来の任意のラインコーダおよびラインデコー
ダを使用することができる。
【0055】
交換システム内で回線符号を使用する必要がないことをお判り願いたい。図2
のシステムに示すように、パリティとのシリアルインターフェイスを使用するこ
とができる。もう1つの方法はパリティとのパラレルインターフェイスを使用す
ることである。
のシステムに示すように、パリティとのシリアルインターフェイスを使用するこ
とができる。もう1つの方法はパリティとのパラレルインターフェイスを使用す
ることである。
【0056】
図5には特殊な状況で“アイドルパターン”を処理するユニットおよびマルチ
プレクサも示されている。アイドルパターンユニット180は基本的にアイドル
パターンを格納するレジスタ182、第1のOR回路184、第2のOR回路1
86およびAND回路188を含んでいる。マルチプレクサ175はOR回路1
72の非冗長出力信号およびアイドルパターンレジスタ182からのアイドルパ
ターンを受信する。アイドルパターンユニット180のAND回路188はMU
X175の動作を制御する制御信号MUX_Cを発生する。
プレクサも示されている。アイドルパターンユニット180は基本的にアイドル
パターンを格納するレジスタ182、第1のOR回路184、第2のOR回路1
86およびAND回路188を含んでいる。マルチプレクサ175はOR回路1
72の非冗長出力信号およびアイドルパターンレジスタ182からのアイドルパ
ターンを受信する。アイドルパターンユニット180のAND回路188はMU
X175の動作を制御する制御信号MUX_Cを発生する。
【0057】
対応する信号成分に影響を与える故障が両方のプレーン内にある場合には、す
なわち二重故障状況、両方のプレーンの影響を受けた信号成分がAND回路16
0,170によりゼロとされ、ゼロとされた信号成分はOR回路172でORさ
れてその出力信号内に論理ゼロを発生する。しかしながら、OR回路の出力信号
内の論理ゼロは交換システムに接続された電話機のスピーカ内にいらいらさせる
クリック音を生成することがある。したがって、通常二重故障時には非冗長出力
信号内にアイドルパターンを送信する方がよい。アイドルパターンは国際標準に
より指定される。
なわち二重故障状況、両方のプレーンの影響を受けた信号成分がAND回路16
0,170によりゼロとされ、ゼロとされた信号成分はOR回路172でORさ
れてその出力信号内に論理ゼロを発生する。しかしながら、OR回路の出力信号
内の論理ゼロは交換システムに接続された電話機のスピーカ内にいらいらさせる
クリック音を生成することがある。したがって、通常二重故障時には非冗長出力
信号内にアイドルパターンを送信する方がよい。アイドルパターンは国際標準に
より指定される。
【0058】
さらに、アイドルパターンが両方のプレーン内で送信される場合には、各プレ
ーンのアイドルパターンはAND回路160,170により論理ゼロで置換され
、ゼロとされた信号成分はOR回路172でORされてその出力信号内に論理ゼ
ロを発生する。しかしながら、両方のプレーンがアイドルパターンを送信する場
合には、非冗長出力信号内に論理ゼロではなくアイドルパターンを有する方が適
切である。
ーンのアイドルパターンはAND回路160,170により論理ゼロで置換され
、ゼロとされた信号成分はOR回路172でORされてその出力信号内に論理ゼ
ロを発生する。しかしながら、両方のプレーンがアイドルパターンを送信する場
合には、非冗長出力信号内に論理ゼロではなくアイドルパターンを有する方が適
切である。
【0059】
したがって、デコーダ154,164および消失フレームアライメント検出器
156,166からの制御信号はアイドルパターンユニット180へ送られる。
第1のOR回路184はプレーンAからの制御信号IP_DET_A(1),L
CE_A(2)およびLFA_A(3)を受信し、第2のOR回路186はプレ
ーンBからの制御信号IP_DET_B(4),LCE_B(5)およびLFA
_B(6)を受信する。第1のOR回路184からの出力信号はプレーンAから
受信した制御信号1,2,3の少なくとも1つがハイとなる時はハイであり、第
2のOR回路186からの出力信号はプレーンBから受信した制御信号4,5,
6の少なくとも1つがハイとなる時はハイである。第1および第2のOR回路1
84,186の出力信号は制御信号MUX_Cを発生するAND回路188へ送
られる。制御信号MUX_Cは第1および第2のOR回路184,186の出力
信号が共にハイとなる時はハイである。AND回路の出力端子はMUX175の
制御入力端子に接続され、制御信号MUX_CはMUX175を制御する。MU
X_Cがハイであれば、MUX175はその出力信号内でアイドルパターンレジ
スタ182からのアイドルパターンを転送する。MUX_Cがローであれば、M
UX175はOR回路172の出力信号を転送する。
156,166からの制御信号はアイドルパターンユニット180へ送られる。
第1のOR回路184はプレーンAからの制御信号IP_DET_A(1),L
CE_A(2)およびLFA_A(3)を受信し、第2のOR回路186はプレ
ーンBからの制御信号IP_DET_B(4),LCE_B(5)およびLFA
_B(6)を受信する。第1のOR回路184からの出力信号はプレーンAから
受信した制御信号1,2,3の少なくとも1つがハイとなる時はハイであり、第
2のOR回路186からの出力信号はプレーンBから受信した制御信号4,5,
6の少なくとも1つがハイとなる時はハイである。第1および第2のOR回路1
84,186の出力信号は制御信号MUX_Cを発生するAND回路188へ送
られる。制御信号MUX_Cは第1および第2のOR回路184,186の出力
信号が共にハイとなる時はハイである。AND回路の出力端子はMUX175の
制御入力端子に接続され、制御信号MUX_CはMUX175を制御する。MU
X_Cがハイであれば、MUX175はその出力信号内でアイドルパターンレジ
スタ182からのアイドルパターンを転送する。MUX_Cがローであれば、M
UX175はOR回路172の出力信号を転送する。
【0060】
それは各プレーン内でアイドルパターンが検出されると、IP_DET_Aお
よびIP_DET_Bがハイとなり、第1および第2のOR回路184,186
の出力信号がハイとなって、AND回路188からハイ制御信号MUX_Cを生
じることを意味する。MUX_Cがハイである限りMUX175はアイドルパタ
ーンレジスタ182からアイドルパターンを送信する。
よびIP_DET_Bがハイとなり、第1および第2のOR回路184,186
の出力信号がハイとなって、AND回路188からハイ制御信号MUX_Cを生
じることを意味する。MUX_Cがハイである限りMUX175はアイドルパタ
ーンレジスタ182からアイドルパターンを送信する。
【0061】
同様に、プレーン内の対応する信号成分、例えばプレーンBだけでなくプレー
ンA内の消失フレームアライメント、に影響を与える二重故障状況がある場合に
は、LFA_AおよびLFA_Bがハイとなり、第1および第2のOR回路18
4,186の出力信号がハイとなって、AND回路188からハイ制御信号MU
X_Cを生じる。MUX_Cがハイである限りMUX175はアイドルパターン
レジスタ182からアイドルパターンを送信する。
ンA内の消失フレームアライメント、に影響を与える二重故障状況がある場合に
は、LFA_AおよびLFA_Bがハイとなり、第1および第2のOR回路18
4,186の出力信号がハイとなって、AND回路188からハイ制御信号MU
X_Cを生じる。MUX_Cがハイである限りMUX175はアイドルパターン
レジスタ182からアイドルパターンを送信する。
【0062】
しかしながら、終端するSNT150自体はMUX内に設けられる検出ユニッ
ト、交換システムの交換機もしくはDEMUXにより検出されている二重故障を
認識せず、二重故障の影響を受けたバイトは論理ゼロで置換されているためオー
ル論理ゼロのバイトを見るだけである。SNT150は通常受信した論理ゼロを
正規のトラフィックとして処理しOR回路172は論理ゼロを転送する。これら
のゼロにより交換システムに接続された電話機のスピーカ内にいらいらするクリ
ック音を生じることがある。この問題を解決するために、替わりの検出および置
換ユニットが利用される。
ト、交換システムの交換機もしくはDEMUXにより検出されている二重故障を
認識せず、二重故障の影響を受けたバイトは論理ゼロで置換されているためオー
ル論理ゼロのバイトを見るだけである。SNT150は通常受信した論理ゼロを
正規のトラフィックとして処理しOR回路172は論理ゼロを転送する。これら
のゼロにより交換システムに接続された電話機のスピーカ内にいらいらするクリ
ック音を生じることがある。この問題を解決するために、替わりの検出および置
換ユニットが利用される。
【0063】
図6は本発明に従ったこのような替わりの検出および置換ユニットの回路図で
ある。検出および置換ユニット190は図2のD&Sユニット28,32に対応
する検出ユニット191およびAND回路192を含んでいる。しかしながら、
D&Sユニット190はさらにアイドルパターンレジスタ193およびマルチプ
レクサ194を含んでいる。マルチプレクサ194はレジスタ193のアイドル
パターンおよびAND回路192の出力信号を受信するように接続されており、
検出ユニット191からの制御信号により制御される。検出ユニット191が全
体バイトに影響を与える故障を検出するとさらにマルチプレクサ194の制御信
号をセットしてマルチプレクサ194がAND回路192からの出力信号ではな
くレジスタ193からのアイドルパターンを選択する可能性がある。このように
して、影響を受けたバイトはアイドルパターンもしくはそれを表わす信号で置換
されることがある。そのため全体バイトに影響を与える故障を検出すると、論理
ゼロの替わりにアイドルパターンが終端SNT150に送信される。対応するバ
イトに影響を与える二重故障状況がプレーン内にありかつプレーン内に検出およ
び置換回路190が設けられている場合には、アイドルパターンがSNT150
へ送信されデコーダ154,164(図5)により検出される。それはIP_D
ET_AおよびIP_DET_Bがハイとなって、AND回路188からのMU
X_Cがハイとなることを意味する。MUX_Cがハイである限りMUX175
はアイドルパターンレジスタ182からアイドルパターンを送信する。
ある。検出および置換ユニット190は図2のD&Sユニット28,32に対応
する検出ユニット191およびAND回路192を含んでいる。しかしながら、
D&Sユニット190はさらにアイドルパターンレジスタ193およびマルチプ
レクサ194を含んでいる。マルチプレクサ194はレジスタ193のアイドル
パターンおよびAND回路192の出力信号を受信するように接続されており、
検出ユニット191からの制御信号により制御される。検出ユニット191が全
体バイトに影響を与える故障を検出するとさらにマルチプレクサ194の制御信
号をセットしてマルチプレクサ194がAND回路192からの出力信号ではな
くレジスタ193からのアイドルパターンを選択する可能性がある。このように
して、影響を受けたバイトはアイドルパターンもしくはそれを表わす信号で置換
されることがある。そのため全体バイトに影響を与える故障を検出すると、論理
ゼロの替わりにアイドルパターンが終端SNT150に送信される。対応するバ
イトに影響を与える二重故障状況がプレーン内にありかつプレーン内に検出およ
び置換回路190が設けられている場合には、アイドルパターンがSNT150
へ送信されデコーダ154,164(図5)により検出される。それはIP_D
ET_AおよびIP_DET_Bがハイとなって、AND回路188からのMU
X_Cがハイとなることを意味する。MUX_Cがハイである限りMUX175
はアイドルパターンレジスタ182からアイドルパターンを送信する。
【0064】
しかしながら、検出ユニット191が単独のビットにしか影響を与えない故障
を検出する場合には、検出ユニット191からの制御信号は通常AND回路19
2からの出力信号がマルチプレクサ194を介して送信されるようにセットされ
る。この場合、図2について前記したように影響を受けたビットはAND回路で
ゼロとされ、ゼロとされたビットは終端SNT150に送信される。これは基板
交換とも呼ばれるビットオリエンテッド交換において特に有用である。
を検出する場合には、検出ユニット191からの制御信号は通常AND回路19
2からの出力信号がマルチプレクサ194を介して送信されるようにセットされ
る。この場合、図2について前記したように影響を受けたビットはAND回路で
ゼロとされ、ゼロとされたビットは終端SNT150に送信される。これは基板
交換とも呼ばれるビットオリエンテッド交換において特に有用である。
【0065】
本発明の別の実施例では、影響を受けた信号成分を論理ゼロへ“リセットし”
かつプレーンの出力信号を論理的にORすることは影響を受けた信号成分を論理
1へ“セットする”こととプレーンの出力信号を論理的にANDすることの組合
せと置換される。
かつプレーンの出力信号を論理的にORすることは影響を受けた信号成分を論理
1へ“セットする”こととプレーンの出力信号を論理的にANDすることの組合
せと置換される。
【0066】
図7は図2と同様な交換システムの実例の回路図である。しかしながら、図7
では終端ユニット216はプレーンの出力信号を論理的にANDして非冗長出力
信号を発生するAND回路217を含んでいる。好ましくは、AND回路217
は論理的にANDする演算がビットバイビットベースで行われるように複数のA
NDゲートの形とされている。各検出および置換回路208,212が処理され
た入力信号の1つ以上の信号成分に影響を与えるプレーン内の故障を検出するこ
とができる。故障検出に応答して、各D&Sユニット208/212は検出され
た故障により影響される各信号成分を論理“1”を表わす信号成分で置換する。
図7の実施例では、各D&Sユニット208/212は検出ユニット209/2
13およびOR回路210/214を含んでいる。検出ユニット209は故障検
出時にハイとなりそうでなければローとなる制御信号を発生する。OR回路21
0は交換機204の出力信号および検出ユニット209からの制御信号を受信す
る。好ましくは、OR回路210は交換機204の出力信号が制御信号とビット
バイビットベースで論理的にORされるように複数のORゲートの形とされてい
る。検出ユニット213およびOR回路214はD&Sユニット208の場合と
同様に接続されている。
では終端ユニット216はプレーンの出力信号を論理的にANDして非冗長出力
信号を発生するAND回路217を含んでいる。好ましくは、AND回路217
は論理的にANDする演算がビットバイビットベースで行われるように複数のA
NDゲートの形とされている。各検出および置換回路208,212が処理され
た入力信号の1つ以上の信号成分に影響を与えるプレーン内の故障を検出するこ
とができる。故障検出に応答して、各D&Sユニット208/212は検出され
た故障により影響される各信号成分を論理“1”を表わす信号成分で置換する。
図7の実施例では、各D&Sユニット208/212は検出ユニット209/2
13およびOR回路210/214を含んでいる。検出ユニット209は故障検
出時にハイとなりそうでなければローとなる制御信号を発生する。OR回路21
0は交換機204の出力信号および検出ユニット209からの制御信号を受信す
る。好ましくは、OR回路210は交換機204の出力信号が制御信号とビット
バイビットベースで論理的にORされるように複数のORゲートの形とされてい
る。検出ユニット213およびOR回路214はD&Sユニット208の場合と
同様に接続されている。
【0067】
図8は終端ユニットの各入力信号および出力信号内に示す情報の2バイトの例
を有する図7の終端ユニットの回路図である。図7について前記したように、終
端ユニット216はプレーンの出力信号をビットバイビットベースで論理的にA
NDするAND回路217を含んでいる。処理された信号の完全なバイトに影響
を与えるプレーンB内の故障の場合、図8に矢符で示すように、D&Sユニット
212は影響されたバイトの各ビットを論理“1”で置換する。プレーンAの処
理された信号内の対応するビットは有効であり故障に影響されない。プレーンか
ら受信された出力信号はAND回路217によりANDされ、プレーンAの有効
ビットは“1”にセットされるプレーンBの対応するビットを無効とし、AND
回路217の非冗長出力信号内に有効ビットを与える。プレーンAの有効ビット
をプレーンBの対応する有効ビットと論理的にANDすることにより有効ビット
はAND回路217の出力信号内に与えられる。
を有する図7の終端ユニットの回路図である。図7について前記したように、終
端ユニット216はプレーンの出力信号をビットバイビットベースで論理的にA
NDするAND回路217を含んでいる。処理された信号の完全なバイトに影響
を与えるプレーンB内の故障の場合、図8に矢符で示すように、D&Sユニット
212は影響されたバイトの各ビットを論理“1”で置換する。プレーンAの処
理された信号内の対応するビットは有効であり故障に影響されない。プレーンか
ら受信された出力信号はAND回路217によりANDされ、プレーンAの有効
ビットは“1”にセットされるプレーンBの対応するビットを無効とし、AND
回路217の非冗長出力信号内に有効ビットを与える。プレーンAの有効ビット
をプレーンBの対応する有効ビットと論理的にANDすることにより有効ビット
はAND回路217の出力信号内に与えられる。
【0068】
図9は図4に示すものと同様な交換システムの実例の回路図である。全体交換
システム300は基本的に交換網端末(SNT)302,304,340,35
0、マルチプレクシング装置(MUX)314,316、交換機318,320
もしくは同等品、デマルチプレクシング装置(DEMUX)328,330およ
び網端末(SNT)、マルチプレクシングおよびデマルチプレクシング装置およ
び交換機を相互接続する物理リンクを含んでいる。
システム300は基本的に交換網端末(SNT)302,304,340,35
0、マルチプレクシング装置(MUX)314,316、交換機318,320
もしくは同等品、デマルチプレクシング装置(DEMUX)328,330およ
び網端末(SNT)、マルチプレクシングおよびデマルチプレクシング装置およ
び交換機を相互接続する物理リンクを含んでいる。
【0069】
しかしながら、図9のシステムでは、図4のAND回路160,170がOR
回路360,370で置換されている点で発信SNT340,350は図4のも
のとは異なっている。さらに、図4の終端AND回路172は終端AND回路3
72で置換されている。また、交換機およびマルチプレクシングおよびデマルチ
プレクシング装置内に設けられたパリティ発生器およびパリティチェッカーはA
ND回路の“リセッティング”の替わりにOR回路の“セッティング”と組み合
わされている。他の全てについては、図9の交換システム300は図4の交換シ
ステム100と同様に動作する。
回路360,370で置換されている点で発信SNT340,350は図4のも
のとは異なっている。さらに、図4の終端AND回路172は終端AND回路3
72で置換されている。また、交換機およびマルチプレクシングおよびデマルチ
プレクシング装置内に設けられたパリティ発生器およびパリティチェッカーはA
ND回路の“リセッティング”の替わりにOR回路の“セッティング”と組み合
わされている。他の全てについては、図9の交換システム300は図4の交換シ
ステム100と同様に動作する。
【0070】
また、図5のアイドルパターンユニットおよびマルチプレクサを図9の交換シ
ステム300に接続することもできる。この場合、AND回路372の出力信号
およびアイドルパターンレジスタ182からのアイドルパターン信号がアイドル
パターンユニット180の制御信号により制御されるMUX175へ送られる。
ステム300に接続することもできる。この場合、AND回路372の出力信号
およびアイドルパターンレジスタ182からのアイドルパターン信号がアイドル
パターンユニット180の制御信号により制御されるMUX175へ送られる。
【0071】
本発明は冗長処理プレーンを含む任意の処理システムに一般的に応用すること
ができ、処理プレーンは典型的な実施例について前記したような交換プレーンで
ある必要はないことをお判り願いたい。
ができ、処理プレーンは典型的な実施例について前記したような交換プレーンで
ある必要はないことをお判り願いたい。
【0072】
本発明のより一般的な形式では、検出された故障により影響される各信号成分
は、所定の論理状態の、制御成分と呼ばれる信号成分で置換される。論理的にO
Rしたり論理的にANDしたりすることは、非冗長出力信号の発生において、処
理された信号内の影響されない信号成分がもう1つの処理された信号内の対応す
る制御成分を無効とするようにプレーンの出力信号に論理演算を実施するより一
般的な機能の単なる例にすぎない。ANDおよびORと対等な論理演算の例が沢
山ある。それらは通常反転演算やNANDおよびNOR演算等のいくつかの論理
演算の組合せの形である。
は、所定の論理状態の、制御成分と呼ばれる信号成分で置換される。論理的にO
Rしたり論理的にANDしたりすることは、非冗長出力信号の発生において、処
理された信号内の影響されない信号成分がもう1つの処理された信号内の対応す
る制御成分を無効とするようにプレーンの出力信号に論理演算を実施するより一
般的な機能の単なる例にすぎない。ANDおよびORと対等な論理演算の例が沢
山ある。それらは通常反転演算やNANDおよびNOR演算等のいくつかの論理
演算の組合せの形である。
【0073】
図10は、少なくとも2つの処理された信号を非冗長信号へ終端する方法の略
フロー図である。処理された各信号がいくつかの信号成分を含んでいる。ステッ
プ401において、第1の処理された信号の少なくとも1つの信号成分に影響を
与える故障が検出される。故障の検出に応答して、ステップ402において、第
1の処理された信号の影響を受けた各信号成分が所定の論理状態を表わす、制御
成分と呼ばれる、信号成分で置換される。次に、ステップ403において第2の
処理された信号内の影響されない信号成分が第1の処理された信号内の対応する
制御成分を無効とするように処理された信号に論理演算が実施され、非冗長出力
信号内に有効な信号成分が与えられるように処理された信号を終端する。
フロー図である。処理された各信号がいくつかの信号成分を含んでいる。ステッ
プ401において、第1の処理された信号の少なくとも1つの信号成分に影響を
与える故障が検出される。故障の検出に応答して、ステップ402において、第
1の処理された信号の影響を受けた各信号成分が所定の論理状態を表わす、制御
成分と呼ばれる、信号成分で置換される。次に、ステップ403において第2の
処理された信号内の影響されない信号成分が第1の処理された信号内の対応する
制御成分を無効とするように処理された信号に論理演算が実施され、非冗長出力
信号内に有効な信号成分が与えられるように処理された信号を終端する。
【0074】
一実施例では、各制御成分は論理状態“0”を表わし、処理された信号は論理
的にORされて非冗長出力信号を発生する。
的にORされて非冗長出力信号を発生する。
【0075】
別の実施例では、各制御成分が論理状態“1”を表わし、処理された信号は論
理的にANDされて非冗長出力信号を発生する。
理的にANDされて非冗長出力信号を発生する。
【0076】
本発明の好ましい実施例では、少なくとも2つの処理プレーンを有する処理シ
ステムを操作するのに図10について前記した方法が使用される。各処理プレー
ンは入力信号を処理して出力信号を発生するために動作することができ、処理プ
レーンの出力信号はプレーン終端論理内で非冗長出力信号内へ終端される。
ステムを操作するのに図10について前記した方法が使用される。各処理プレー
ンは入力信号を処理して出力信号を発生するために動作することができ、処理プ
レーンの出力信号はプレーン終端論理内で非冗長出力信号内へ終端される。
【0077】
さらに、この方法は処理プレーンの処理された入力信号内の“アイドルパター
ン”を検出し、アイドルパターンの検出に応答して処理された入力信号内の“ア
イドルパターン”の各信号成分を制御成分で置換するステップを含んでいる。
ン”を検出し、アイドルパターンの検出に応答して処理された入力信号内の“ア
イドルパターン”の各信号成分を制御成分で置換するステップを含んでいる。
【0078】
前記した実施例は単なる例に過ぎず、本発明はそれに限定されるものではない
。もちろん、発明の精神を逸脱することなく前記した以外の特定の形式で本発明
を実施することができる。ここに開示され特許請求される基本原理を含む修正お
よび改善は本発明の範囲および精神に含まれる。
。もちろん、発明の精神を逸脱することなく前記した以外の特定の形式で本発明
を実施することができる。ここに開示され特許請求される基本原理を含む修正お
よび改善は本発明の範囲および精神に含まれる。
本発明の新しい特徴は添付された特許請求の範囲に記載されている。しかしな
がら、添付図と共に特定の実施例の詳細な説明を読めば、本発明の他の特徴およ
び利点だけでなく発明自体をよく理解することができ、ここに、
がら、添付図と共に特定の実施例の詳細な説明を読めば、本発明の他の特徴およ
び利点だけでなく発明自体をよく理解することができ、ここに、
【図1】
従来の冗長交換システムの例を示す略図である。
【図2】
本発明の第1の実施例に従った交換システムの実例の回路図である。
【図3】
図2の終端ユニットの回路図である。
【図4】
本発明の第2の実施例に従った交換システムの実例の回路図である。
【図5】
特殊な状況において“アイドルパターン”を処理するユニットと共に、図4の
SNT150を詳細に示す回路図である。
SNT150を詳細に示す回路図である。
【図6】
本発明に従った別の検出および置換ユニットの回路図である。
【図7】
図2と同様な交換システムの実例の回路図である。
【図8】
図7の終端ユニットの回路図である。
【図9】
図4に示すものと同様な交換システムの実例の回路図である。
【図10】
少なくとも2つの処理された信号を非冗長信号へ終端する方法の略フロー図で
ある。
ある。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月7日(1999.12.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM
,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM)
,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,
BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D
K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM
,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,
KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L
T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX
,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,
SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U
A,UG,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 ペテルソン、ヨハン
スウェーデン国 アルスタ、アルスタベー
ゲン 106
Fターム(参考) 5K014 AA01 BA02 BA03 EA01 HA00
5K019 AA08 BA01 BB41 CA05 CC05
CD08 DC02 EA27
5K069 AA10 CB01 DA01 EA16 HA01
HA07
Claims (35)
- 【請求項1】 各々がいくつかの信号成分を含む入力信号を処理するように
動作する少なくとも2つの処理プレーン(AおよびB)と、 各処理プレーンからの出力信号を受信して非冗長出力信号を発生するプレーン
終端論理(36;140,150)と、 を含むフォールトトレラント処理システムであって、 各処理プレーンは、 プレーン内の故障を検出する手段(29/33;154/164;156/1
66)と、 プレーン内の故障の検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障に
より影響される各成分を論理ゼロを表わす信号成分で置換する手段(30/34
;160/170)と、を含み、 プレーン終端論理(36;140,150)は受信した出力信号を論理的にO
Rして非冗長出力信号を発生する手段(37;172)を含む、ことを特徴とす
るフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、論理的にORする前記手段(37;172)は受信した出力信号をビットバイ
ビットベースでORすることを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項3】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、処理プレーンへの入力信号は同一であり処理プレーンは入力信号の処理に関し
て同一であることを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項4】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、前記故障検出手段はパリティチェッカー、不正チェックサム検出器、回線符号
エラー検出器および消失フレームアライメント検出器の少なくとも1つを含むこ
とを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項5】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、故障検出手段は、 処理プレーン内の重複処理ハードウェアと、 重複処理ハードウェアの出力信号を比較する回路とを含み、比較した出力信号
が互いに異なる場合に故障が検出されたと見なされることを特徴とするフォール
トトレラント処理システム。 - 【請求項6】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、各処理プレーンはさらに、 処理された入力信号内の“アイドルパターン”を検出する手段(154/16
4)と、 “アイドルパターン”の検出に応答して、“アイドルパターン”の各信号成分
を論理ゼロを表わす信号成分で置換する手段(160/170)と、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項7】 請求項6記載のフォールトトレラント処理システムであって
、 該システムはさらに、各処理プレーン内の“アイドルパターン”の検出に応答
して、非冗長出力信号の対応する信号成分を“アイドルパターン”を表わす信号
成分で置換する手段(175,180)を含むことを特徴とするフォールトトレ
ラント処理システム。 - 【請求項8】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、 該システムはさらに、検出された故障が全てのプレーン内の対応する信号成分
に影響を与えるような各処理プレーン内の各故障の検出に応答して、非冗長出力
信号の検出された故障に関連する信号成分を“アイドルパターン”を表わす信号
成分で置換する手段(175,180)を含むことを特徴とするフォールトトレ
ラント処理システム。 - 【請求項9】 請求項1記載のフォールトトレラント処理システムであって
、 各処理プレーンが交換ユニット(24/26;118/120)、マルチプレ
クサ(114/116)およびデマルチプレクサ(128/130)の少なくと
も1つを含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項10】 各々がいくつかの信号成分を含む入力信号を処理するよう
に動作する少なくとも2つの処理プレーン(AおよびB)と、 各処理プレーンからの出力信号を受信して非冗長出力信号を発生するプレーン
終端論理(216;340,350)と、 を含むフォールトトレラント処理システムであって、 各処理プレーンは、 プレーン内の故障を検出する手段(209/213;354/364;356
/366)と、 プレーン内の故障の検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障に
より影響される各成分を論理1を表わす信号成分で置換する手段(210/21
4;360/370)と、を含み、 プレーン終端論理(216;340,350)は受信した出力信号を論理的に
ANDして非冗長出力信号を発生する手段(217;372)を含む、ことを特
徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項11】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、論理的にANDする前記手段(217;372)は受信した出力信号をビ
ットバイビットベースでANDすることを特徴とするフォールトトレラント処理
システム。 - 【請求項12】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムで
あって、処理プレーンへの入力信号は同一であり処理プレーンは入力信号の処理
に関して同一であることを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項13】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、前記検出手段はパリティチェッカー、不正チェックサム検出器、回線符号
エラー検出器および消失フレームアライメント検出器の少なくとも1つを含むこ
とを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項14】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、故障検出手段は、 処理プレーン内の重複処理ハードウェアと、 重複処理ハードウェアの出力信号を比較する回路とを含み、比較した出力信号
が互いに異なる場合に故障が検出されたと見なされることを特徴とするフォール
トトレラント処理システム。 - 【請求項15】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、各処理プレーンはさらに、 処理された入力信号内の“アイドルパターン”を検出する手段(354/36
4)と、 “アイドルパターン”の検出に応答して、“アイドルパターン”の各信号成分
を論理1を表わす信号成分で置換する手段(360/370)と、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項16】 請求項15記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、該システムはさらに、各処理プレーン内の“アイドルパターン”の検出に
応答して、非冗長出力信号の対応する信号成分を“アイドルパターン”を表わす
信号成分で置換する手段(175,180)を含むことを特徴とするフォールト
トレラント処理システム。 - 【請求項17】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、該システムはさらに、検出された故障が全てのプレーン内の対応する信号
成分に影響を与えるような各処理プレーン内の各故障の検出に応答して、非冗長
出力信号の検出された故障に関連する信号成分を“アイドルパターン”を表わす
信号成分で置換する手段(175,180)を含むことを特徴とするフォールト
トレラント処理システム。 - 【請求項18】 請求項10記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、各処理プレーンが交換ユニット(204/206;318/320)、マ
ルチプレクサ(314/316)およびデマルチプレクサ(328/330)の
少なくとも1つを含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項19】 各々が入力信号を処理して出力信号を発生するように動作
する少なくとも2つの処理プレーン(AおよびB)であって、入力信号および出
力信号がそれぞれいくつかの信号成分を含む処理プレーン(AおよびB)と、 前記処理プレーンからの出力信号を受信して非冗長出力信号を発生するプレー
ン終端論理(36;140,150;216;340,350)と、 を含むフォールトトレラント処理システムであって、 各処理プレーンは、 プレーン内の故障を検出する手段(29/33;154/164;156/1
66;209/213;354/364;356/366)と、 プレーン内の故障の検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障に
より影響される各成分を所定の論理状態を表わす、以後制御成分と呼ぶ、信号成
分で置換する手段(30/34;160/170;210/214;360/3
70)と、を含み、 プレーン終端論理は受信した出力信号に論理演算を実施して、非冗長出力信号
の発生において、受信した出力信号内の影響されない信号成分がもう1つの受信
した出力信号内の対応する制御成分を無効にするようにする手段(37;172
;217;372)を含む、ことを特徴とするフォールトトレラント処理システ
ム。 - 【請求項20】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、論理演算を実施する前記手段は受信した出力信号にビットバイビットベー
スで論理演算を実施することを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項21】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、プレーンへの入力信号は同一であり処理プレーンは入力信号の処理に関し
て同一であることを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項22】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、故障はハードウェア検出可能故障であることを特徴とするフォールトトレ
ラント処理システム。 - 【請求項23】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、各処理プレーンが交換ユニット、マルチプレクサおよびデマルチプレクサ
の少なくとも1つを含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項24】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、各処理プレーンはさらに、 処理された入力信号内の“アイドルパターン”を検出する手段(154/16
4;354/364)と、 “アイドルパターン”の検出に応答して、“アイドルパターン”の各信号成分
を制御成分で置換する手段(160/170;360/370)と、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システム。 - 【請求項25】 請求項24記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、該システムはさらに、各処理プレーン内の“アイドルパターン”の検出に
応答して、非冗長出力信号の対応する信号成分を“アイドルパターン”を表わす
信号成分で置換する手段(175,180)を含むことを特徴とするフォールト
トレラント処理システム。 - 【請求項26】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、該システムはさらに、検出された故障が全てのプレーン内の対応する信号
成分に影響を与えるような各処理プレーン内の各故障の検出に応答して、非冗長
出力信号の検出された故障に関連する信号成分を“アイドルパターン”を表わす
信号成分で置換する手段(175,180)を含むことを特徴とするフォールト
トレラント処理システム。 - 【請求項27】 請求項19記載のフォールトトレラント処理システムであ
って、各処理プレーンはさらに、処理された入力信号の語に影響を与えるプレー
ン内の故障の検出に応答して、影響を受けた語を“アイドルパターン”を表わす
信号で置換する手段(190)を含むことを特徴とするフォールトトレラント処
理システム。 - 【請求項28】 フォールトトレラント処理システム内の少なくとも1つの
同様な処理プレーンで使用する処理プレーンであって、該処理プレーンはいくつ
かの信号成分を含む入力信号を処理するように動作することができ、該処理プレ
ーンは、 プレーン内の故障を検出する手段(29/33;154/164;156/1
66;209/213;354/364;356/366)と、 プレーン内の故障の検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障に
より影響される各成分を所定の論理状態を表わす信号成分で置換する手段(30
/34;160/170;210/214;360/370)と、 を含むことを特徴とする処理プレーン。 - 【請求項29】 請求項28記載の処理プレーンであって、 処理プレーンが交換ユニット、マルチプレクサ、およびデマルチプレクサの少な
くとも1つを含むことを特徴とする処理プレーン。 - 【請求項30】 請求項28記載の処理プレーンであって、 故障はハードウェア検出可能故障であることを特徴とする処理プレーン。
- 【請求項31】 各々が入力信号を処理して出力信号を発生するように動作
する少なくとも2つの処理プレーン(AおよびB)を有するフォールトトレラン
ト処理システムの動作方法であって、入力信号はいくつかの信号成分を含み、処
理プレーンの出力信号は非冗長出力信号へ終端され、該方法は、 処理プレーンの処理された入力信号の少なくとも1つの信号成分に影響を与え
る処理プレーン内の故障を検出するステップ(401)と、 故障の検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障により影響され
る各信号成分を論理ゼロを表わす信号成分で置換するステップ(402)と、 処理プレーンの出力信号を論理的にORして非冗長出力信号を発生するステッ
プ(403)と、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システムの動作方法。 - 【請求項32】 各々が入力信号を処理して出力信号を発生するように動作
する少なくとも2つの処理プレーン(AおよびB)を有するフォールトトレラン
ト処理システムの動作方法であって、入力信号はいくつかの信号成分を含み、処
理プレーンの出力信号は非冗長出力信号へ終端され、該方法は、 処理プレーンの処理された入力信号の少なくとも1つの信号成分に影響を与え
る処理プレーン内の故障を検出するステップ(401)と、 故障の検出に応答して、処理された入力信号の検出された故障により影響され
る各信号成分を論理1を表わす信号成分で置換するステップ(402)と、 処理プレーンの出力信号を論理的にANDして非冗長出力信号を発生するステ
ップ(403)と、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システムの動作方法。 - 【請求項33】 各々が入力信号を処理して出力信号を発生するように動作
する少なくとも2つの処理プレーン(AおよびB)を有するフォールトトレラン
ト処理システムの動作方法であって、入力信号および出力信号はいくつかの信号
成分を含み、処理プレーンの出力信号は非冗長出力信号へ終端され、該方法は、 処理プレーンの処理された入力信号の少なくとも1つの信号成分に影響を与え
る処理プレーン内の故障を検出するステップ(401)と、 故障の検出に応答して、処理された入力信号の影響を受けた各信号成分を、以
後制御成分と呼ぶ、所定の論理状態を表わす信号成分で置換するステップ(40
2)と、 処理プレーンの出力信号に論理演算を実施して出力信号内の影響されない信号
成分がもう1つの出力信号内の対応する制御成分を無効にするように非冗長出力
信号を発生するステップ(403)と、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システムの動作方法。 - 【請求項34】 請求項33記載のフォールトトレラント処理システムの動
作方法であって、さらに、 処理プレーンの処理された入力信号内の“アイドルパターン”を検出するステ
ップと、 “アイドルパターン”の検出に応答して、処理された入力信号内の“アイドル
パターン”の各信号成分を制御成分で置換するステップと、 を含むことを特徴とするフォールトトレラント処理システムの動作方法。 - 【請求項35】 各々がいくつかの信号成分を含む少なくとも2つの処理さ
れた信号を非冗長信号へ終端する方法であって、該方法は、 第1の処理された信号の少なくとも1つの信号成分に影響を与える故障を検出
するステップ(401)と、 故障の検出に応答して、第1の処理された入力信号の影響を受けた各信号成分
を、以後故障制御成分と呼ぶ、所定の論理状態を表わす信号成分で置換するステ
ップ(402)と、 処理された信号に論理演算を実施して第2の処理された信号内の影響されない
信号成分が第1の処理された信号内の対応する故障制御成分を無効にするよう処
理された信号を終端するステップ(403)と、 を含むことを特徴とする処理された信号の終端方法。
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