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JP2003532347A - ビデオ会議ネットワークにおけるメディアの役割管理 - Google Patents

ビデオ会議ネットワークにおけるメディアの役割管理

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JP2003532347A
JP2003532347A JP2001579562A JP2001579562A JP2003532347A JP 2003532347 A JP2003532347 A JP 2003532347A JP 2001579562 A JP2001579562 A JP 2001579562A JP 2001579562 A JP2001579562 A JP 2001579562A JP 2003532347 A JP2003532347 A JP 2003532347A
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JP
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media
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terminal
multimedia
policy
Prior art date
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Application number
JP2001579562A
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クルーガー,ウィリアム,エル
ホーウェル,ブライアン,エイ
ボトツコ,ステファン,シー
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サリバン,ゲーリー,ジェイ
Original Assignee
ピクチャーテル コーポレイション
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Publication date
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の原理に従って、メディアの役割に応じてマルチメディア会議システムにおけるメディアを管理するためのシステム、装置、及び方法が提供される。各メディアストリームには、「人」や「コンテンツ」などのストリームの機能または目的を示す役割を明示的にラベル付けすることができる。ラベルは階層的なものとすることができ、また、例えば、「人/プレゼンター」や「人/プレゼンター/ビデオ」といった、メディアのタイプ、追加のメディアソースの記述などに関するレイヤを含むことができる。役割を管理するためにポリシーマネージャを設けることにより、マルチメディア会議を参加者により効果的に提示することができる。また、トークン管理システムを提供して、会議中にマルチメディア会議における役割の制御を移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の背景] 1.発明の分野 本発明は、マルチメディア会議の分野に関連し、より詳しくは、マルチメディ
ア会議システムにおける役割に基づいたメディア管理の分野に関連する。
【0001】 2.関連分野の説明 ビデオ会議システムは、地理的に異なる場所にいる参加者(および視聴者)同
士が効果的に対話することができるように多種多様な状況で使用されている。ビ
デオ会議の各場所にはビデオカメラ、ディスプレイ、マイクロホン、およびスピ
ーカがある。ビデオ会議の各場所には、また、ファイル共有、共同使用可能なホ
ワイトボードなどのデータコラボレーションのための装置が設けることができる
。オーディオ、ビデオ、およびデータを含む、ビデオ会議を構成するメディアを
、それぞれの参加者からのメディアストリームを集め、及び、適切なストリーム
を混合して、参加者および視聴者に配信する1以上のマルチポイント会議装置(
「MCU」)を解して送ることができる。ビデオ会議システムは、1以上のゲート
ウエイを利用して、データネットワークおよび電気通信ネットワークを介して参
加者が加わる会議を可能にする。
【0002】 従来のビデオ会議システムは、複数の参加者によって共有される、分散配置さ
れた共同使用可能環境のためのプラットホームを提供することができる。しかし
ながら、既存のシステムには、議長または個々の参加者が、ビデオ会議における
メディアの役割に基づいてメディアを選択するための機構を提供しないという重
大な欠点がある。現在のシステムでは、ビデオソース、オーディオソース、コン
ピュータ画面、データソースのようなメディアソースには、論理的な識別子とタ
イプがある。しかしながら、これらの識別子は、それらのソースの性質について
、議長または参加者にほとんど情報を与えず、そのストリームを調べることによ
ってのみ、ソースの役割を決定することができる。このステップでさえも、その
ソースによりストリームに意図されている役割は示さない。これは、任意の数の
メディアストリームが存在しえ、かつ、参加者が各ストリームの役割を判別する
ための機構を有しないマルチポイント(多地点)ビデオ会議では特に困難である
【0003】 従って、メディアストリームの役割に基づいてマルチメディア会議を管理でき
るようにするマルチメディア会議システムが必要とされている。
【0004】 [発明の概要] 本発明の原理によれば、メディアの役割に従ってマルチメディア会議システム
におけるメディアを管理するためのシステム、装置および方法が提供される。そ
れぞれのメディアストリームには、「人」や「内容」などのストリームの機能や
目的を説明する役割を明示的にラベル付けすることができる。ラベルは階層的な
ものとすることができ、メディアのタイプ、追加のメディアソースの記述などに
関するレイヤ、たとえば、「人/プレゼンター」や「人/プレゼンター/ビデオ
」といったものを含むことができる。マルチメディア会議を参加者により効率的
に提供できるようにするために、ポリシーマネージャが、役割管理のために提供
される。マルチメディア会議の役割制御を会議中に転送することができるように
、トークン管理システムを提供することもできる。
【0005】 本発明の原理に従うマルチメディア会議ネットワークにおいてメディアの役割
を管理するための方法は、メディアソースからデータ信号を受信するステップと
、データ信号に対する役割を決定するステップであって、その役割は、マルチメ
ディア会議におけるメディアソースの目的を示すものであることからなる、ステ
ップと、役割に基づいてデータ信号に対してラベルを生成するステップと、ラベ
ルとデータ信号を組み合わせてラベル付けされた信号を提供するステップと、ラ
ベル付けされた信号を送信するステップ、を含む。
【0006】 他の態様では、本発明の原理に従ってマルチメディア会議を表示するための方
法は、複数のデータ信号からなるマルチメディア会議信号を受信するステップで
あって、各データ信号には、メディアストリームとラベルが含まれ、そのラベル
には、さらに、メディアストリームに対する役割が含まれていることからなる、
ステップと、1つ以上の役割を含むポリシーを決定するステップと、ポリシーの
役割に対応するラベルを有する複数のデータ信号のうちの選択された1つを表示
するステップ、を含む。
【0007】 1態様では、本発明の原理に従うマルチメディア会議キャリヤ信号(搬送波信
号)上に具現化される(または組み込まれる)データ信号には、マルチメディア
会議内のメディアソースによって生成されるメディアストリームと、メディアス
トリームについてのラベルであって、マルチメディア会議におけるメディアスト
リームの機能を定義する役割を含むラベル、が含まれる。
【0008】 他の態様では、本発明の原理に従うマルチメディア会議端末は、メディア表示
装置と、複数の出力スイッチであって、その各出力スイッチが1つ以上のメディ
ア出力を受信し、出力制御信号に応答して、1つ以上のメディア出力から1つ以
上のメディア出力を選択してスイッチ出力として出力し、これによって、1つ以
上のスイッチ出力をメディア表示装置に提供することからなる、複数の出力スイ
ッチと、所定のポリシーを適用して出力制御信号を生成するポリシーマネージャ
であって、複数の出力スイッチに出力制御信号を提供するポリシーマネージゃー
、を備える。尚、メディア表示装置は、所定のポリシーに従って制御される。
【0009】 他の態様では、本発明の原理に従うマルチメディア会議システムは、多地点会
議装置と、多地点会議装置に通信関係で接続された複数のマルチメディア会議端
末を備えており、各マルチメディア会議端末は、ポリシーマネージャを備え、ポ
リシーマネージャは、所定のポリシーを、複数のマルチメディア会議端末間のマ
ルチメディア会議に関連する複数のメディアストリームに適用するように構成さ
れている。
【0010】 本発明の上記及び他の目的及び利点は、添付図面と共に以下の説明を参照する
ことにより、より十分に理解することができよう。
【0011】 [特定の例示的な実施態様の詳細な説明] 本発明を全体的に理解できるようにするために、H.320/H.323ビデオ会議シス
テムをにおける役割管理を含む、特定の例示的な実施態様について以下で説明す
る。しかしながら、本明細書で説明する方法及びシステムは、他のデータネット
ワークや電気通信を利用するビデオ会議プラットフォームを含む、役割に基づく
マルチメディア管理から利益を受ける他のシステムにも好適に適用可能であるこ
とは、当業者には明かであろう。本明細書における「メディア」や「マルチメデ
ィア」という用語は、モーションビデオ(動画)、静止画、オーディオ、共有デ
ータ、共有アプリケーション、及び、ネットワークを介してやり取りすることが
できるオープンなまたは所有権によって保護された標準における任意の他のメデ
ィアといった、任意の既知のメディアタイプを個別にまたは集合的に表すために
使用している。さらに、本明細書における「表示装置(ディスプレイ)」という
用語は、ビデオコンテンツの表示装置だけでなく、上述のメディアやマルチメデ
ィアによって伝送することが可能なオーディオコンテンツの表現や他の任意物の
再現、表示、再生、または、その他のコンテンツの表現、あるいは、コンテンツ
をそのように表現するための任意の装置を表すために使用している。
【0012】 図1に、本発明で使用することができるビデオ会議システムを示す。ビデオ会
議ネットワーク5において、ラック10は、多地点会議装置(「MCU」)20、
ゲートウェイ30、他のサービスのためのハードウエア/ソフトウエアを備える
。ゲートウェイ30は、例えば、統合サービスディジタル網(「ISDN」)ライン
やT1ライン、または、ディジタル加入者回線(「DSL」)のような高速接続を介
して、公衆電話交換網(PSTN)60への1つ以上の接続を提供する。複数のPSTN
ビデオ会議(「VC」)端末70も、PSTN60に通信関係で接続されており、既知
の電気通信ダイヤル及び信号サービスを使用してアクセス可能である。MCU20
は、インターネット80に通信関係で接続される。複数のインターネットプロト
コル(「IP」)VC端末90もまた、インターネット80に通信関係で接続され、
IPアドレス指定のような既知のデータネットワーキング技術を使用してアクセス
可能である。
【0013】 以下の説明は、IPネットワーク80及びPSTN60についてのものであるが、本
発明の原理に従えば、端末を接続するための任意のネットワークを有効に利用す
ることができるということが理解されよう。IPネットワーク80は、例えば、パ
ケット交換ネットワーク、または、データを搬送するための任意の他のネットワ
ークとすることができ、PSTN60は、回線交換ネットワーク、または、回線交換
信号や他のデータを搬送するための任意の他のネットワークとすることができる
。PSTN60及び/またはIPネットワーク80にはワイヤレス(無線)部分を含め
ることもでき、あるいは、完全にワイヤレスネットワークとすることができると
いうことも理解されよう。さらにまた、本発明の原理を、任意のマルチメディア
会議システムで有効に利用することができるということが理解されよう。
【0014】 MCU20、ゲートウェイ30、及び他のサービス50のようなラック10のコ
ンポーネントを、別個の物理的マシンとして、または、単一のコンピュータ上の
別個の論理的マシンとして、または、単一の論理マシン上の別個のプロセスとし
て、あるいは、これらの組合せとして実現することができるということが理解さ
れよう。さらに、ゲートウェイ30のようなラック10の各コンポーネントを、
例えば、ゲートウェイ30を通過するトラフィックが単一のマシンのデータ処理
及び処理能力を超えるような場合に、単一の論理マシンとしてグループ化される
複数の別個の物理的マシンから構成することができる。分散型ビデオ会議ネット
ワークは、省略記号92によって示されるような複数のラック10を備えること
ができる。
【0015】 1実施態様では、各PSTN VC端末70は、H.320のような確立された電気通信ビ
デオ会議標準を使用する。H.320は、PSTN60を介して音声及びオーディオを送
信するための国際電気通信連合・電気通信標準化部門(「ITU-T」)標準であり
、互換性のあるオーディオ/ビデオ入出力のための共通のフォーマットと、マル
チメディア端末が通信リンクを利用して、オーディオとビデオ信号を同期化でき
るようにするプロトコルを提供する。T.120標準を使用して、データ共有及びコ
ラボレーションを行うこともできる。各PSTN VC端末70は、マイク、ビデオカ
メラ、キーボードのような入力装置、また、ディスプレイ(表示装置)やスピー
カのような出力装置を備えることができる。H.320及びT.120標準は、コンピュー
タのソフトウエアで、または、専用のハードウエアで、または、これらの組合せ
で、それぞれ完全に実施することができる。各PSTN VC端末70は、それぞれの
メディア毎にコーダ/デコーダ(符号化器/復号化器:コーデック)を備えるこ
とができる。ビデオコーデックは、H.261 FCIF, H.263 QCIF, H.263 FCIF,H.261
QCIF,及びH.263 SQCIF等の標準用のコーデックを備えることができる。異なる
画像サイズや品質のパラメータを規定する周知の遠隔会議のビデオ標準が存在す
る。オーディオコーデックは、G.711, G.722, G722.1,及びG.723.1等の標準用の
コーデックを備えることができる。オーディオデータ伝送用の異なる品質レベル
を規定する周知の遠隔会議のオーディオ標準が存在する。オーディオ、ビデオ及
びデータについての、現在知られているか、または、将来開発されるであろう所
有権で保護されたまたはオープンな任意の他の標準を同様に本発明に使用するこ
とができるが、それらも本願に含まれるものとする。例えば、現在のH.320装置
は、通常、モノラル音声を利用するが、本発明の原理を、ステレオコーディング
及び再生、または、任意の他の空間的広がりのある音声表現を利用する会議シス
テムに容易に適応させることができる。
【0016】 ゲートウェイ30は、PSTN60と通信し、ネットワーク間でメディアを転送す
るために要求される任意のプロトコル及びメディアの変換も含めて、PSTN60と
互換性のある形式とインターネット80と互換性のある形式との間でデータ及び
他のメディアを変換する。
【0017】 各IP VC端末90は、H.323のような確立されたデータネットワーキングビデオ
会議標準を使用する。H.323は、IPを使用するデータネットワークを介して音声
及びオーディオを送信するためのITU-T標準であり、互換性のあるオーディオ/
ビデオ入出力のための共通のフォーマットと、マルチメディア端末が通信リンク
を使用し、オーディオ信号とビデオ信号を同期させることができるようにするプ
ロトコルとを提供する。T.120標準を使用して、データ共有及びコラボレーショ
ンを行うこともできる。各IP VC 端末90は、マイク、ビデオカメラ、及びキー
ボードのような入力装置、また、表示装置やスピーカのような出力装置を備える
ことができる。H.323及びT.120標準は、コンピュータのソフトウエアで、または
、専用のハードウエアで、または、それらの組合せのいずれかで完全に実装する
ことができる。各IP VC端末90は、一般に、PSTN VC端末70について説明した
のと同様の標準のオーディオ及びビデオコーデックを備える。
【0018】 MCU20は、インターネット80を介してIP VC端末90と、または、PSTN60
を介してPSTN VC端末70と通信を行う。MCU20は、H.323標準(または、H.320
標準。この場合MCU20はPSTN60に接続される)及びT.120標準を実施するハー
ドウエア及び/またはソフトウエアを備え、また、マルチメディア会議における
ビデオ、オーディオ、及びデータストリームを交換し、多重化するためのマルチ
ポイント(多地点)制御手段を備える。MCU20はさらに、ゲートウェイ30に
接続されたPSTN VC端末70から受信するための、及びそれに送信するためのハ
ードウエア及び/またはソフトウエアを備える。図1に示すように、MCU20を
ラック10の1つに配置することも、MCU20a及び20bのように、ネットワ
ーク内のどこかに配置することもできる。また、MCU20をPSTN VC端末70の1
つ、または、IP VC端末90の1つに配置することもでき、ハードウエアでまた
はソフトウエアでまたはそれらの組合せで実施することができるということが理
解されよう。
【0019】 ラック10は、ビデオ会議ネットワークで使用するための追加のサービスを提
供することができる。これらには、例えば、H.323またはH.320標準には含まれな
い、RealNetworks社によって販売されている所有権で保護されたストリーミング
システムに使用するための G2エンコーダ及びストリーマ、また、Microsoft社に
よって販売されている所有権で保護されているメディアシステムに使用するため
のWindows Mediaコーデックのような、オーディオ/ビデオ用コーダ/デコーダ
(「コーデック」)を含めることができる。他のサービスには、例えば、ディレ
クトリサーバ、会議スケジューラ、データベースサーバ、認証サーバ、及び、ビ
リング/メータリング(billing/metering)システムを含めることができる。
【0020】 図2は、本発明の原理に従うビデオ会議端末のブロック図である。ビデオ会議
端末100は、ビデオ会議ネットワーク内のエンド端末として動作し、一般に、
遠隔ソースからビデオ会議メディアを受信して表示する能力、及び、オーディオ
/ビジュアルまたは他の入力からビデオ会議メディアを局所的に生成する能力を
備える。ビデオ会議端末100は、H.320端末またはH.323端末(以下で説明する
ように動作にいくつかの相違点がある)とすることができ、あるいは、ビデオ会
議端末100は、ビデオ会議ネットワーク内の端末として動作可能な別のコンピ
ュータまたはシステムとすることができる。
【0021】 上述したことからわかるように、本発明の原理に従う役割管理を、H.323/H.3
20を組み合わせたビデオ会議ネットワークで実施することができ、MCU20及び
ゲートウェイ30が存在しない2つの端末間の直接のポイント−ポイント会議、
または、多地点会議において実施することができる。以下の例では、人とコンテ
ンツという2つの役割の管理について説明するが、当業者には、本明細書で説明
する本発明の範囲から逸脱することなく多くの追加の及び/または異なる役割を
管理するために、ビデオ会議端末100を適応させることができるということが
さらに理解されよう。さらに、ビデオ会議端末について以下に説明するが、端末
は、オーディオ端末、データ端末、または任意の他のタイプの端末といった、ネ
ットワークを介する会議に使用する任意の端末とすることができる。
【0022】 ビデオ会議端末100、略して「端末100」は、コンテンツソーススイッチ
102、コンテンツデジタイザ104、ピープル(people:人)ソーススイッチ
106、及びピープルデジタイザ108を備えることができ、これらは、ビデオ
会議端末100に接続されたメディアソースを処理するために集合的に動作する
ことができる。端末100は、また、コンテンツスイッチ110及びピープルス
イッチ114を備えることもできるが、これらは、端末100に接続された表示
装置への出力を処理するために集合的に動作することができる。端末100はま
た、ピープルコーデック118,コンテンツコーデック120、ストリームラベ
ル付け装置122、データ会議プロトコルスタック124、トークンマネージャ
126、能力マネージャ128、マルチプレクサ130、ネットワーク通信スタ
ック132を備えるが、これらをまとめて、プロトコルスタックマネージャ13
3と呼ぶ。端末はまた、データアプリケーション134とコール(呼)マネージ
ャ135を備えることができる。ポリシーマネージャ136は、より詳しく後述
するように、本発明の原理に従うポリシーを管理する。ユーザインターフェース
138を提供して、ポリシーマネージャ136の動作を制御することができる。
ポリシーマネージャ136は端末100に存在するものとして示されているが、
ポリシーマネージャ136は、MCU20上のように、会議ネットワーク5内のど
こにでも設置することができ、あるいは、ネットワーク80内のインターネット
サービスプロバイダー(「ISP」)に設置することができるということが理解さ
れよう。
【0023】 端末100からの入力及びそれからの出力についてアナログ−ディジタル変換
またはディジタル−アナログ変換を必要とする上述したコンポーネントを除いて
、端末100の上述のコンポーネントの各々を、コンピュータのソフトウエアで
、または、専用のハードウエアで、または、それらの組合せのいずれかで完全に
実現することができるということが理解されよう。
【0024】 コンテンツソーススイッチ102及びピープルソーススイッチ106は、端末
100に接続された種々のソースからメディア信号を受信する。第1のコンピュ
ータ140及び第2のコンピュータ142などの複数のコンピュータが、メディ
ア信号を提供する。例えば、第1のコンピュータ140は、コンテンツソースス
イッチ102にビデオまたはオーディオデータを提供することができる。第2の
コンピュータ142は、データ会議プロトコルスタック124に直接供給するこ
とが可能な、データまたはファイル共有メディアを提供することができる。第2
のコンピュータ142は、また、例えば、T.120データ共有標準を使用して、デ
ータ会議プロトコルスタック124を介して共有データを受信することもできる
。文書カメラ144は、例えば、ビデオ会議プレゼンテーションにおけるコンテ
ンツとして使用される文書を表示するビデオデータを、コンテンツソーススイッ
チ102に提供することができる。1つ以上のルームカメラ146、148は、
ビデオ会議プレゼンテーションが行われている部屋の様子やその部屋にいる人を
見せるために、ビデオデータをピープルソーススイッチ106に提供することが
できる。図2に示すように、必要であれば、ルームカメラの1つが、コンテンツ
ソーススイッチ102にビデオデータを提供することもでき、この場合、たとえ
ば、ルームカメラ146が、プレゼンターによって使用されている黒板に向けら
れる。1つ以上のルームマイク150は、ビデオ会議で使用するためのオーディ
オデータを提供することができる。ソースには、追加のコンピュータ、カメラ及
びマイク、並びに、ビデオカセットレコーダやディジタルバーサタイルディスク
プレーヤなどの他のメディアソースを含めることができる。
【0025】 コンテンツ表示装置(コンテンツディスプレイ)152を端末100に、より
具体的には、端末100のコンテンツスイッチ110に接続して、ビデオ会議の
コンテンツを表示することができる。人を表示するための表示装置(ピープルデ
ィスプレイ)154を端末100、より具体的には、端末100のピープルスイ
ッチ114に接続して、ビデオ会議に参加している人を表示することができる。
各表示装置は、例えば、テレビやコンピュータモニタ、スピーカ、または、任意
の他の表示装置を備えることができる。単一の表示装置が2以上のメディア信号
を表示することができるということが理解されよう。例えば、単一の視覚表示装
置を、例えば、他の役割を表示している中に、ある役割をピクチャインピクチャ
(picture-in-picture)ウインドウ形式で表示することにより、複数の役割を表
示するように構成することができる。
【0026】 ユーザインターフェース138により、端末100のユーザは、ビデオ会議を
開始することができ、または、図1のネットワーク5内の他の端末70、90か
らの呼に応答することができる。当該技術分野において既知のように、ユーザイ
ンターフェース138は、音量を調整し、カメラを移動させ、各種メディアソー
スを選択し、会議を開始する等のための制御手段を備えることができる。本発明
の原理によれば、ユーザインターフェース138は、また、例えば、特定の役割
のソースを選択し及びその選択を取り消する能力、及び、さらに詳しく後述する
ように、役割を排他的に制御するために設けられるトークンを制御する能力を含
む、役割管理のための制御手段を備えることができる。メディアソース選択の制
御は、ビデオカセットレコーダをスタートさせるときのように、部分的には自動
化することができる。ユーザインターフェース138を、マウスやキーボードの
ような制御装置だけでなく表示装置にも接続することができ、これによって、ユ
ーザは、ビデオ会議をモニタして、会議の動作を制御することができる。ユーザ
インターフェース138は、ポリシーマネージャ136及び端末100の他のコ
ンポーネントに接続される。
【0027】 コンテンツソーススイッチ102及びピープルソーススイッチ106を制御し
て、役割に応じた管理を行うために適切なメディアソースを選択する。コンテン
ツソーススイッチ102は、ポリシーマネージャ136によって管理されるコン
テンツポリシーの制御の下に動作する。スイッチ102は、後述するいくつかの
ソースからメディアを受け取る。コンテンツソーススイッチ102は、また、ポ
リシーマネージャ136から制御信号を受け取る。コンテンツソーススイッチ1
02は、制御信号に従って、典型的にはビデオソース及びオーディオソースであ
る受信したメディアの中から特定のメディアを選択して、その選択したソースを
、必要に応じてアナログ信号をディジタル信号に変換するコンテンツデジタイザ
104に送信する。ピープルソーススイッチ106は、ポリシーマネージャ13
6によって管理されるピープルポリシーの制御の下に動作する。スイッチ106
は、後述するいくつかのソースからメディアを受け取る。ピープルソーススイッ
チ106は、また、ポリシーマネージャ136から制御信号を受け取る。ピープ
ルソーススイッチ106は、制御信号に従って受信したメディアの中から特定の
メディアを選択して、その選択したソースをピープルデジタイザ108に送信す
る。ピープルデジタイザ108では、必要に応じてソースをディジタル信号に変
換する。
【0028】 コンテンツスイッチ110及びピープルスイッチ114は、ポリシーマネージ
ャ136によって管理されるポリシーに従って、コンテンツディスプレイ152
及びピープルディスプレイ154へ出力するためのメディアを選択するよう動作
する。より具体的には、コンテンツスイッチ110は、ポリシーマネージャ13
6によって管理されるコンテンツポリシーの制御の下に動作する。スイッチ11
0は、コンテンツデジタイザ104または(ネットワークデータ用の)コンテン
ツコーデック120からコンテンツメディアを受け取るが、それには、オーディ
オメディア、ビジュアル(視覚)メディアまたは他のメディアを含めることがで
きる。コンテンツスイッチ110は、また、ポリシーマネージャ136から制御
信号を受け取る。コンテンツスイッチ110は、制御信号に従って、典型的には
ビデオソース及びオーディオソースである受信したメディアの中から特定のメデ
ィアを選択して、そのメディアをコンテンツディスプレイ152に適した形態に
変換する。ピープルスイッチ114は、ポリシーマネージャ136によって管理
されるピープルポリシーの制御の下に動作する。スイッチ114は、ピープルデ
ジタイザ108及び(ネットワークデータ用の)ピープルコーデック118から
メディアを受け取るが、それには、オーディオメディア、ビジュアルメディアま
たは他のメディアを含めることができる。ピープルスイッチ114は、また、ポ
リシーマネージャ136から制御信号を受け取る。ピープルスイッチ114は、
制御信号に従って受信したメディアの中から特定のメディアを選択して、そのメ
ディアをピープルディスプレイ154に適した形態に変換する。
【0029】 能力マネージャ128を、ポリシーマネージャ136によって制御することが
できる。H.245制御プロトコルによれば、図1のネットワーク5の端末70、9
0のようなビデオ会議端末間で能力メッセージを交換することができる。そのよ
うな能力交換を、本発明の原理に従って修正して、ピープル(人)/コンテンツ
能力の非標準交換を含むようにすることができ、あるいは、他の役割が使用され
る場合には、役割管理能力を含むようにすることができる。1実施態様では、ピ
ープル/コンテンツ能力は、「NS-CAP/ピープルコンテンツ」として通知される
。2つのエンド端末間でこの能力を互いに所有することにより、それらのエンド
端末は、ビデオ会議の間、ピープル/コンテンツ(「P/C」)信号通信を使用す
ることができるようになる。能力マネージャ128は、また、サポートされてい
るメディアストリームの数、及び、各メディアストリーム能力についてサポート
されている役割を規定することもできる。この情報を交換することによって、図
1のネットワーク5内の端末70、90は、ビデオ会議について合意されたラベ
ル付け方式を効果的に仲裁することができる。H.323端末は、例えば、H.320端末
がサポートしない2つのビデオストリームをサポートするということ、及び、本
発明に従って、非標準拡張を能力マネージャ128によりH.320のような標準に
適用して、複数のビデオストリームをサポートすることができるということ、が
当業者には理解されよう。さらに、H.245プロトコルは1例であって、本発明の
原理によれば、他の制御プロトコルを使用して、会議システムの端末間で能力交
換を行うことができるということも理解されよう。
【0030】 ピープルコーデック118及びコンテンツコーデック120は、ビデオについ
ては、H.261またはH.263等の、オーディオについては、G.722やG.723.1等の周
知のオーディオ/ビデオ符号化標準を実施することができる。ピープルコーデッ
ク118及びコンテンツコーデック120は、所有権で保護された、または、オ
ープンの他の符号化標準を実施することもできる。コーデックは、ネットワーク
通信スタック132から受信したオーディオ及びビデオ信号をデコードし、スト
リームラベル付け装置122に送信するために、コンテンツデジタイザ104及
びピープルデジタイザ108からの信号をエンコードする。
【0031】 第2のコンポーネント142から受信した共有データ等のデータを、周知のT.
120プロトコルに従って動作するデータ会議プロトコルスタック124に伝える
ことができる。データ会議プロトコルスタック124は、マルチプレクサ130
にデータを送信することができる。この通信は双方向通信とすることができ、T.
120プロトコルに従って、データを端末100で使用するためにネットワーク通
信スタック132から受信することができる。第2のコンピュータ142からの
データのように局所的に生成されたデータをビデオ会議で見る場合には、データ
アプリケーション134を使用して、そのデータをコンテンツディスプレイ15
2に適した形式に変換することができる。データアプリケーション134は、会
議における共有データを使用する端末100で動作する任意のアプリケーション
とすることができる。他のメディアと同様に、コンテンツディスプレイ152に
おけるデータの実際の表示は、ポリシーマネージャ136によって制御される。
【0032】 コンテンツのような役割は、単一の端末100(あるいは、オプションとして
、図1のMCU10)の制御の下に提供されるのが好ましい場合、または、役割の
ソースが会議中に転送される場合には、「トークンホルダー」が会議におけるそ
の役割の提供者となるようにトークンを確立することができる。トークンの生成
と配信は、トークンマネージャ126によって管理される。ビデオ会議システム
の端末間におけるトークンの交換については、図3を参照してさらに詳しく後述
する。
【0033】 端末が、P/C会議をサポートするために適切な能力情報を交換している場合に
は、端末100のストリームラベル付け装置122は、出力ストリームにラベル
を付けるように、及び、入力ストリームのラベルに関する情報をポリシーマネー
ジャ136に提供するよう動作することができる。ラベルには、例えば、「ピー
プル」ラベル、「コンテンツ」ラベル、「混合」ラベル、または、「任意」ラベ
ルを含めることができる。ラベリングには、また、会議の論理チャンネル内に含
めることができるいくつかの異なる役割のリストを含めることができる。「任意
」ラベルは、呼のセットアップ中の能力交換を手助けすることができる。すなわ
ち、「任意」ラベルは、メディア伝送中にストリームにラベルを付けるために使
用されることなく、任意の既知の役割に対するストリームの利用可能性を示すた
めに使用することができる。H.320及びH.323プロトコルを、本発明の原理に従っ
てデータストリームにラベルを付けるために使用可能なラベル定義を含むように
拡張することができる。メディアストリームにデータを含めるための他の技法も
また当該技術分野では既知であり、それらを本発明で使用することができる。
【0034】 マルチプレクサ130は、既知の技法に従ってH.323またはH.320プロトコル内
のチャンネルを制御することができる。具体的には、マルチプレクサ130は、
ストリームラベル付け装置122、データ会議プロトコルスタック124、トー
クンマネージャ126及び能力マネージャ128からの信号を結合して、ネット
ワーク通信スタック132へに伝送するのに適切な形式にする。マルチプレクサ
130は、同様に、端末100で受信した信号をそれぞれのメディアストリーム
に分離することができる。マルチプレクサ130は、インターネットプロトコル
(「IP」)、統合サービスディジタル網(「ISDN」)プロトコルのような1つ以
上の標準的なネットワークプロトコル、あるいは、インターネット80やPSTN6
0等のネットワークに適した他の標準プロトコルまたは非標準プロトコルを実施
することができるネットワーク通信スタック132に通信関係で接続される。
【0035】 端末100は、また、コールマネージャ135を備えることができる。コール
マネージャ135は、プロトコルスタックマネージャ133内の種々のコンポー
ネントと通信し、また、(H.245制御プロトコルを使用して)通話開始等の周知
のビデオ会議機能、コーデック選択等を実施することができる。コールマネージ
ャ135は、また、ポリシーマネージャ136と通信して、プロトコルスタック
マネージャ133による論理チャンネルの選択を制御することができる。
【0036】 ポリシーマネージャ136は、コネクション(接続)の確立及び終了を調整す
るよう動作することができ、また、1つ以上のポリシーに従ってビデオ会議を制
御するよう動作することができる。一般に、ポリシーは、ビデオ会議のメディア
ストリームに適用することが可能な任意のルール、アルゴリズム、または、ルー
ルとアルゴリズムとの組合せまたは集合である。これには、メディアストリーム
に役割を割り当てることに関連したルール及びアルゴリズム、並びに、割り当て
られた役割に従ってメディアストリームを処理することに関連したルール及びア
ルゴリズムを含めることができる。
【0037】 上述したプラットフォームにおいて、ポリシーマネージャ136は、人やコン
テンツなどの種々の役割に対して入力ストリームを割り当てるための、及び、そ
れらの役割に従ってラベルを提供するための、ポリシーを作成することができる
。ポリシーマネージャ136は、さらに、これらのラベルの付いたメディアスト
リームを表示するためのポリシーを実装することができる。例えば、「コンテン
ツ」は、コンテンツディスプレイ152に送られ、「ピープル(人)」は、ピー
プルディスプレイ154に送られる。ポリシーには、利用可能な表示装置の数、
その解像度、サイズ、及び表示装置の機能等の情報を使用することができる。例
えば、使用可能な表示装置が1つだけの場合には、その表示装置の一部をコンテ
ンツ用に予約することができる。あるいは、ポリシーマネージャ136は、ユー
ザインターフェース138を介してユーザに、各々の役割用に特定の画面区画を
選択するように促すことができる。
【0038】 ポリシーマネージャ136は、より複雑なポリシーを提供することができる。
例えば、人についてのポリシーには、全てのピープルソース(人のソース)をピ
ープルディスプレイ154に割り当てることを含めることができる。ポリシーは
、ユーザが、ユーザインターフェース138を介して、任意の人数の人を選択し
て、ピープルディスプレイ154に表示し、また、ユーザが、特定の参加者を選
択して表示できるようにする。あるいは、ポリシーマネージャ136は、例えば
、遠隔のサイトと自局のサイトを小さな、ピクチャインピクチャスタイルのウイ
ンドウ(すなわち子画面)に表示するといった特定の表示形態を自動的に選択す
ることができる。別のポリシーをコンテンツ用に生成することができる。例えば
、ポリシーに従って、コンテンツを常時コンテンツディスプレイ152に表示す
ることができる。ポリシーマネージャ136は、所定の時間には1つのコンテン
ツソースだけを選択することができるということを要求することができる。ポリ
シーマネージャ136は、さらに、全ての参加端末が、それら自体のコンテンツ
ディスプレイにコンテンツを表示するということを要求することができる。ポリ
シーマネージャ136は、さらに、各端末が、それら自体のコンテンツソースを
制御、すなわち、そのコンテンツソースに対するメディアソースを定義できるよ
うにすることができる。ポリシーマネージャ136は、さらに、ビデオ会議コン
テンツの制御を端末から端末に移行させることができる。
【0039】 本発明の原理に従う端末100は、「ピープル(人)」や「コンテンツ」等の
役割に従って分類されたソースに対する制御を提供することができるが、他の分
類も可能であり、本発明に従って、メディアに対する任意の数の任意のタイプの
役割を確立して制御することができる、ということが理解されよう。本明細書で
説明した「ピープル/コンテンツ」に関する実施態様では、「ピープル(人)」
は、ビデオ会議に参加している参加者に関連し、「コンテンツ」は、ビデオ会議
で議論されている主題に関連する。一般的に、役割を、ビデオ会議における同じ
目的を達成するメディアのグループに割り当てることができ、及び、他の役割か
ら独立した組として管理及び制御することができ、そして、同時に伝送及び表示
することができる。追加の役割は、また、端末100において追加のソーススイ
ッチと出力スイッチを必要とする場合があるということが理解されよう。
【0040】 いくつかの状況では、階層的な役割を規定すること、すなわち、役割の中に副
次的な分類を設けることが有効な場合がある。例えば、ビデオ会議の参加者の何
人かが、順番に情報の提示をする場合には、「ピープル/プレゼンター」及び「
ピープル/視聴者」の分類を提供することができる。この分類を使用すると、端
末100によってプレゼンターを他の参加者とは別様に表現することができ、あ
るプレゼンターが終了すると、そのプレゼンターは、「ピープル/視聴者」とし
て再分類され、その時点で、別の参加者にプレゼンターの役割を担わせることが
できる。
【0041】 ポリシーマネージャ136は端末100内に示されているが、ポリシーマネー
ジャ136を、ラック10内のMCU20に配置することも、ビデオ会議端末10
0のネットワーク内のどこかに配置することも可能であることが理解されよう。
さらに、ポリシーマネージャ136を、H.323/H.320ビデオ会議ネットワーク内
のものとして説明したが、ポリシーマネージャ136を、任意のマルチメディア
会議システム内で有効に実施することができるということも理解されよう。
【0042】 図3は、本発明の原理に従う仲裁多地点会議装置によるトークン管理の状態図
である。役割に基づくビデオ会議では、ある位置において役割のソースを排他的
に維持すること、または、役割のソースをある位置から別の位置に定期的に転送
することが望ましい場合がある。従って、本発明の原理に従って、特定の役割の
ソースを示すトークンが提供される。図3に示すように、MCU10は、トークン
の集中制御を提供して、ある時間には、確実に1つの役割のソースのみによって
トークンが保持されるようにすることができる。
【0043】 ステップ200において、システムが初期化される。ステップ202では、ト
ークンホルダー変数が「NONE(なし)」にセットされ、現在トークンを保持して
いるビデオ会議の参加者はいないということを示す。次に処理は、「トークンフ
リー」状態204に進む。「解放」205が「トークンフリー」状態204で受
信されると、解放205の確認応答(ACK)を返す(206)。「トークンフリ
ー」状態204では、MCU10は、ステップ207に示すように、ビデオ会議に
参加している端末100にプロバイダーメッセージがないこと(NO PROVIDER)
を定期的に送信することができる。
【0044】 トークンに対して要求208が受信されると、処理は、要求208の確認応答
を送信して(210)、ステップ212に示すように、トークンホルダー変数を
、要求をしている端末にセットする。次に処理は「トークン保持」状態214に
進む。この状態214では、処理は、コンテンツのプロバイダー、すなわち、要
求をしている端末に関する情報を、ステップ216に示すようにビデオ会議の他
の参加者に送ることができる。「トークン保持」状態214では、処理は、ビデ
オ会議の参加者からトークン解放218を受け取ることができる。これに応答し
て、ステップ220に示すように、処理は、トークン解放218の確認応答(AC
K)をし、ステップ222に示すように、トークン解放218が、現在のトーク
ンホルダーから受信されたものかどうかを判定する。トークン解放218が現在
のトークンホルダーから受信されたものである場合には、処理は、「トークンフ
リー」状態204に戻る。トークン解放218が現在のトークンホルダーから受
信されたものではない場合には、処理は、「トークン保持」状態214の戻り、
トークンは現在のトークンホルダーによって保持されたままとなる。
【0045】 処理が「トークン保持」状態214にある間のある時点において、処理は、ト
ークンに対する要求224を受信することができる。これが起こると、処理は、
ステップ226に示すように、要求224が現在のトークンホルダーからのもの
であるか否かを判定する。要求224が現在のトークンホルダーからのものであ
る場合には、処理はステップ210に移行し、そこで、確認応答を送信して(2
10)、トークンホルダー変数が再び要求端末212にセットされる。次に、処
理は、「トークン保持」状態214に戻ることができる。要求224が現在のト
ークンホルダーからのものではない場合には、処理は、ステップ228に進み、
そこで、回収要求がトークンホルダーに送信される。次に、ステップ230に示
すように、現在のリクエスタ(要求者)変数が、リクエスタのものにセットされ
て、システムは、「回収待ち」状態232に進む。
【0046】 「回収待ち」状態232では、処理は、トークンホルダーからの回収要求の確
認応答を待つ。確認応答244がトークンホルダーから受信されると、処理は、
トークンを現在のリクエスタに転送する。より具体的には、処理は、ステップ2
46に示すように、現在のリクエスタにトークンを転送したという確認応答を送
信して、ステップ248に示すように、トークンホルダー変数を現在のリクエス
タのものに設定する。次に、処理は「トークン保持」状態214に進み、そこで
、上述した処理が再開される。
【0047】 「回収待ち」状態232の間に、トークンに対する第2の要求234が受信さ
れると、処理は、ステップ236に進む。ステップ236では、第2の要求23
4の発生元と現在のリクエスタを比較する。それらが同じ場合には、処理は、「
回収待ち」状態232に戻る。それらが同じでない場合には、システムは、ステ
ップ238に進む。ステップ238では、第2の要求234の発生元がトークン
ホルダーと比較される。それらが同じ場合には、処理は、「回収待ち」状態23
2に戻る。それらが同じでない場合には、処理は、ステップ240に進み、承認
拒否(NAK)メッセージを現在のリクエスタに送信する。続くステップ242で
は、現在のリクエスタは、第2の要求234の発生元のものにセットされ、処理
は、「回収待ち」状態232に戻る。
【0048】 仲裁MCUとして他のトークン管理システムも使用可能であり、それは、例えば
、複数の要求に対する待ち行列、及び、待ち行列を無効にする技術を含むことが
できるということが理解されよう。また、2つの端末によって直接のポイント−
ポイントビデオ会議が形成されるときのような場合には、MCU10により本発明
を用いることなく、各端末100のポリシーマネージャ136間でトークン管理
を仲裁することができるということも理解されよう。代替的には、大規模なビデ
オ会議のために多数のMCUをカスケード接続するときのような場合には、スレー
ブMCU10を介してトークン管理を仲裁することができる。当該技術分野では他
のトークン管理方式も知られており、本発明の原理に従って動作するシステムで
それを有効に使用することができる。さらに、例えば、システム内の端末がトー
クンを使用できなかったり、本発明の原理に従って役割をサポートしないような
環境に対処するよう適応させることができる。
【0049】 図4は、本発明の原理に従って役割を使用するビデオ会議を開始するための処
理を示すフローチャートである。このフローチャートは、概ね単一のチャンネル
を参照しているが、処理を、繰り返したり、いくつかの並列処理で実行して複数
のチャンネルを開くことができるということが理解されよう。さらに、単一のチ
ャンネルを複数の異なる役割に割り当てることができ、また、異なる役割のスト
リームを混合することもでき、あるいは、複数の役割を切り換えることもできる
ということが理解されよう。チャンネルにおいて異なる役割を反映させるために
、ストリームのラベル付けを変更することもできる。
【0050】 処理はステップ300で開始し、このステップで、端末100のポリシーマネ
ージャ136は、能力マネージャ128がビデオ会議を開始することを要求する
。これは、例えば、H.323呼接続手順であっても、会議の端末を接続するために
使用することが可能な他の任意の接続手順であってもよい。ステップ301では
、端末100と他の端末との間、または、端末100とMCU20との接続(コネ
クション)が確立される。
【0051】 ステップ302では、能力マネージャ128が、能力の交換を実行する。能力
交換は、例えば、H.245プロトコル制御チャンネル内の能力セットメッセージを
介して実行することができる。ステップ302では、端末は、利用可能なコーデ
ック及び利用可能なメディアソースに関する情報を交換する。上述したように、
P/C能力を、H.245プロトコルの拡張版を介して通知することもできる。2つの端
末がP/C役割管理についての能力を送信(及び確認応答を返す)場合には、それ
らの端末は、ビデオ会議のメディアストリームについてP/Cラベルを使用するこ
とができる。次に、これらの端末は、利用可能なメディアストリームの全てまた
はいくつかを、適切なP/Cラベルで限定することができる。同様に、他の端末が
、他の役割についての能力を送信し、及び、確認応答を返す場合には、それらの
端末は、メディアストリームについてサポートされている任意の役割管理ラベル
を使用することができる。任意の数の追加の能力及びラベルを、入力/出力装置
及びネットワーク5内の端末70、90の処理能力と一貫性を有した状態で、他
の役割に対して規定することができる。
【0052】 ステップ304では、論理チャンネルを開く。これは、例えば、H.245プロト
コルを使用して実施することができる。このステップでは、「openLogicalChann
el(論理チャンネルオープン)」メッセージが、そのチャンネルに対する伝送ア
ドレスも含めて、第1の端末から第2の端末に送信される。第2の端末は、逆方
向の伝送アドレスを含むメッセージで一方向論理チャンネルを承認し、これによ
って、双方向通信を確立する。論理チャンネルを、本明細書で説明したラベル付
けプロトコルを使用する役割に割り当てることができる。
【0053】 端末間の論理チャンネルが確立されて役割に割り当てられると、処理はステッ
プ306に進み、ソーススイッチと出力スイッチを設定する。ポリシーマネージ
ャ136によって確立された任意のポリシーに従って、端末で利用可能な特定の
メディアソースをソースとして選択することができる。この場合、ポリシーに従
って、その選択されたソースにラベルが割り当てられる。例えば、文書カメラを
選択して、コンテンツ/ビデオのようなラベルを割り当てることができる。この
場合、文書カメラは、ビデオ会議の議論の対象とされている文書に向けられる。
出力スイッチもステップ306で設定される。具体的には、端末で利用可能な任
意のメディアソースまたはストリームを出力用に選択することができる。どのソ
ースを表示するかの決定は、任意の確立されたポリシーに従ってポリシーマネー
ジャ136によって行われる。
【0054】 ステップ308に示すように、ポリシーマネージャ136は、任意選択的に、
端末100におけるメディアの表示を仲裁することができる。例えば、ポリシー
マネージャ136は、どの出力装置が利用可能であるかを判定することができ、
また、任意の必須のストリームまたはオプションのストリームを利用可能な装置
に適合させることができる。
【0055】 ステップ310に示すように、選択されたソースは符号化されてラベルが付け
られる。ソースストリームは、能力交換中に特定された任意の適切なコーデック
を使用して符号化される。ストリームには、確立されたすなわち所定のポリシー
に従ってラベルが付けられる。より具体的にいうと、複数のラベルを、例えば、
8ビットラベル精度で規定することができる。これには、1ビットの予約ビット
、ラベル拡張を通知するために使用される1ビットのラベル拡張ビット、3ビッ
トの予約空間、及び、3ビットのラベルを含めることができる。拡張ビットは、
例えば、階層的なラベル付け方式が、階層内の各ラベルを一意に識別するために
追加のビットを必要とする場合に使用することができる。予約空間は、後でさら
なるラベル付け機能を含めるために使用することができる。ラベルには、例えば
、以下のように既知のメディアの役割の名称を含めることができる。 000: ピープル 001: コンテンツ 010: 混合 011: 任意 100−111:予約済み メディアが生成されるときにこれらのラベルを、そのメディアに適用することが
できる。他の役割を使用することができること、及び、他の役割には、マルチメ
ディア会議を管理するために有効に利用することができる任意の役割の名称を含
めることができる、ということが理解されよう。
【0056】 メディアストリームに、それを使用中にラベルを付け直すこともできる。メデ
ィアストリームが、カラー動画像データ圧縮標準規格(「MPEG」)ストリームの
画像フレームのような異なる符号化を利用する場合には、新しい全画像(イント
ラ-フレーム)を再ラベル付けした後に送信することができ、新しい画像のコン
テキストを、新しい全画像を使用して確立することができる。さらに、論理チャ
ンネルを、使用中に異なる役割に割り当てることができ、論理チャンネルが割り
当てられた役割に対応する信号をその論理チャンネルに提供することができる。
本発明の1実施態様では、H.245プロトコルにおける「doc」ビットのようなビッ
トをセットまたリセットすることによって、2つの役割間におけるチャンネルの
割り当てを通知することができる。
【0057】 ステップ312に示すように、ストリームを多重化しフレーム化してフレーム
データを提供することができる。ステップ314に示すように、フレームデータ
をネットワーク伝送のためにパケット化することができる。多重化、フレーム化
、パケット化用のプロトコルは既知であり、それらの既知のプロトコルを、本発
明の原理に従うシステムに使用することができ、あるいは、所有権で保護された
非標準のプロトコルまたは他のプロトコルを使用することもできる。処理は次に
、ステップ310に戻ることができ、そこで、上述したように、追加のメディア
を符号化し、ラベル付けし、多重化し、フレーム化、及びパケット化することが
できる。
【0058】 上述の処理は、H.323プロトコルなどの既知のプロトコルを使用するデータネ
ットワークビデオ会議処理を表しており、H.320プロトコルのような他のプロト
コルにも所定の適用を行うことができるということが、当業者には理解されよう
。例えば、H.323プロトコルは、2つビデオストリームについての能力を備えて
おり、従って、異なる役割に対して各々のビデオストリームを使用することがで
きる。次に、これら2つの役割の表示を、それらの役割を受信する参加端末によ
って管理することができる。これとは対照的に、H.320プロトコルは、1つのビ
デオストリームのみを対象とする。このプロトコルでは、2つの役割がビデオを
要求しており、両方の役割が送信される場合には、ビデオストリームは2つの役
割を交互に担うか、または、役割を前処理して、例えば、分割フレームまたはピ
クチャインピクチャ表示を使用して、単一のビデオストリームを形成することが
できる。他の例では、H.320を使用するときに、PSTN60を介して伝送するため
にデータをパケット化しないようにすることができる。当業者には明かなことで
あるが、他のマルチメディア会議プロトコルには他の適用を行うことが適切な場
合がある。
【0059】 本発明を、好適な実施態様に関連して図示して詳細に説明したが、それらの実
施態様に対して種々の修正及び改良を施すことは当業者には極めて容易であろう
。従って、本発明の思想及び範囲は、特許請求の範囲にのみによって限定される
べきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で使用することができるビデオ会議システムを示す。
【図2】 本発明の原理に従うビデオ会議端末のブロック図である。
【図3】 本発明の原理に従う仲裁型多地点会議装置によるトークン管理の状態図である
【図4】 本発明の原理に従って役割を使用するビデオ会議を開始するためのプロセスを
示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホーウェル,ブライアン,エイ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01945, マーブルヘッド,グリーン・ストリート・ 247 (72)発明者 ボトツコ,ステファン,シー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01867, リーディング,ウォバーン・ストリート・ 150 (72)発明者 セイラー,ロバート,ブイ アメリカ合衆国マサチューセッツ州02143 −1305,ソマービル,イーストマン・ロー ド・11 (72)発明者 バーンスタイン,ジェフリー,ジー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01949, ミドルトン,フーラー・ポンド・ロード・ 33 (72)発明者 サリバン,ゲーリー,ジェイ アメリカ合衆国ワシントン州98053,レッ ドモンド,ノースイースト,ツーハンドレ ッドトゥエンティセブンス・アベニュー・ 6239 Fターム(参考) 5C064 AA02 AC01 AC11

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア会議ネットワークにおけるメディアの役割を管理するための方
    法であって、 データ信号をメディアソースから受信するステップと、 データ信号の役割を決定するステップであって、前記役割は、マルチメディア
    会議におけるメディアソースの目的を示すものであることからなる、ステップと
    、 前記役割に基づいて、データ信号のラベルを生成するステップと、 前記ラベルとデータ信号を結合して、ラベル付けされた信号を提供するステッ
    プと、 前記ラベル付けされた信号を送信するステップ を含む、方法。
  2. 【請求項2】 端末が前記ラベルを解釈する能力を有するか否かを判定するステップと、 端末が前記ラベルを解釈する能力を有している場合にのみ、前記ラベル付けさ
    れた信号を送信するステップ をさらに含む、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 排他的なプロバイダーを指定するステップをさらに含む請求項1の方法であっ
    て、前記排他的なプロバイダーは、前記役割に対して1つ以上のデータ信号を選
    択する責任を有することからなる、方法。
  4. 【請求項4】 多地点会議装置が、前記排他的なプロバイダーを指定する、請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 前記排他的なプロバイダーが端末である、請求項3の方法。
  6. 【請求項6】 排他的なプロバイダーを指定するステップがさらに、トークンを規定するステ
    ップを含む、請求項3の方法であって、前記トークンは、前記排他的なプロバイ
    ダーによって保持されて、他のプロバイダーに移動可能であることからなる、方
    法。
  7. 【請求項7】 前記役割が階層的に規定される、請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 前記役割が、人についての役割とコンテンツについての役割のうちの1つであ
    って、人についての役割は、マルチメディア会議における参加者を指定し、コン
    テンツについての役割は、マルチメディア会議における議論の対象物を指定する
    ことからなる、請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 マルチメディア会議を表示するための方法において、 複数のデータ信号からなるマルチメディア会議信号を受信するステップであっ
    て、各データ信号が、メディアストリームとラベルを含み、前記ラベルがさらに
    、メディアストリームの役割を含むことからなる、ステップと、 1つ以上の役割を含むポリシーを決定するステップと、 前記ポリシーの役割に対応するラベルを有する複数のデータ信号のうちの選択
    された信号を表示するステップ を含む、方法。
  10. 【請求項10】 端末に複数の表示装置を設けるステップと、 複数の表示装置のうちの各々についてそれぞれのポリシーを受け取るステップ
    をさらに含む、請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 前記ポリシーが、複数のデータ信号に関連する役割に従って、前記複数のデー
    タ信号のうちの選択された信号を表示する態様に関するルールをさらに含むこと
    からなる、請求項9の方法。
  12. 【請求項12】 マルチメディア会議キャリヤ信号に組み込まれたデータ信号であって、 マルチメディア会議内のメディアソースによって生成されたメディアストリー
    ムと、 前記メディアストリームに対するラベルであって、マルチメディア会議におけ
    るメディアストリームの機能を規定する役割を含むラベル からなる、データ信号。
  13. 【請求項13】 前記役割が階層的に規定される、請求項12のデータ信号。
  14. 【請求項14】 前記役割が、人についての役割とコンテンツについての役割のうちの1つであ
    って、人についての役割は、マルチメディア会議における参加者を指定し、コン
    テンツについての役割は、マルチメディア会議における議論の対象物を指定する
    ことからなる、請求項12のデータ信号。
  15. 【請求項15】 メディア表示装置と、 複数の出力スイッチであって、各出力スイッチは、1つ以上のメディア出力を
    受信し、各出力スイッチは、出力制御信号に応答して、1つ以上のメディア出力
    から1つ以上のメディア出力を選択してスイッチ出力として出力し、これによっ
    て、1つ以上のスイッチ出力を前記メディア表示装置に提供することからなる、
    複数の出力スイッチと、 所定のポリシーを適用して出力制御信号を生成し、該出力制御信号を複数の出
    力スイッチに提供するポリシーマネージャであって、これにより、前記メディア
    表示装置が、前記所定のポリシーに従って制御されることからなる、ポリシーマ
    ネージャ を備える、マルチメディア会議端末。
  16. 【請求項16】 複数のメディア表示装置をさらに備える、請求項15のマルチメディア会議端
    末であって、その各々の表示装置は、前記所定のポリシーに従って制御されるこ
    とからなる、マルチメディア会議端末。
  17. 【請求項17】 複数のメディアソースと、 複数のソーススイッチであって、各ソーススイッチは、1つ以上のメディアソ
    ースを受信し、各ソーススイッチは、ソース制御信号に応答して、1つ以上のメ
    ディアソースから1つ以上のメディアソースを選択してスイッチされたソースと
    して出力し、これによって、1つ以上のスイッチされたソースを提供することか
    らなる、複数のソーススイッチと、 所定のポリシーを適用してソース制御信号を生成し、該ソース制御信号を複数
    のソーススイッチに提供するポリシーマネージャであって、これにより、1つ以
    上のスイッチされたソースが、前記所定のポリシーに従って制御されることから
    なる、ポリシーマネージャ をさらに備える、請求項15のマルチメディア会議端末。
  18. 【請求項18】 前記所定のポリシーが、コンテンツについてのポリシーと人についてのポリシ
    ーを含む、請求項15のマルチメディア会議端末。
  19. 【請求項19】 前記メディアソースが、少なくとも1つのマイク、カメラ、またはコンピュー
    タを備える、請求項15のマルチメディア会議端末。
  20. 【請求項20】 トークンマネージャをさらに含む、請求項15のマルチメディア会議端末であ
    って、前記トークンマネージャは、前記所定のポリシーの1つ以上の役割に対す
    る排他的制御を端末のために定期的に確保するよう動作することからなる、マル
    チメディア会議端末。
  21. 【請求項21】 マルチメディア会議ネットワークにおけるメディアの役割を管理するためのシ
    ステムであって、 メディアソースからデータ信号を受信するための受信手段と、 データ信号の役割を決定するための決定手段であって、前記役割は、マルチメ
    ディア会議におけるメディアソースの目的を示すものであることからなる、手段
    と、 前記役割に基づいて、データ信号のラベルを生成するためのラベル付け手段と
    、 前記ラベルとデータ信号を結合して、ラベル付けされた信号を提供するための
    結合手段と、 前記ラベル付けされた信号を送信するための送信手段 を備える、システム。
  22. 【請求項22】 端末が前記ラベルを解釈する能力を有するか否かを判定するための能力手段を
    さらに備える、請求項21のシステムであって、前記送信手段は、端末が前記ラ
    ベルを解釈する能力を有している場合にのみ、前記ラベル付けされた信号を送信
    することからなる、システム。
  23. 【請求項23】 前記ラベル付けされた信号を受信するための受信手段と、 前記ポリシーの役割に対応するラベルを有する複数のデータ信号のうちの選択
    された信号を表示するための表示手段 をさらに備える、請求項21のシステム。
  24. 【請求項24】 多地点会議装置と、 前記多地点会議装置と通信関係で接続された複数のマルチメディア会議端末で
    あって、各マルチメディア会議端末は、ポリシーマネージャを備えており、該ポ
    リシーマネージャは、複数のマルチメディア会議端末間におけるマルチメディア
    会議に関連する複数のメディアストリームに所定のポリシーを割り当てることか
    らなる、複数のマルチメディア会議端末 を備える、マルチメディア会議システム。
  25. 【請求項25】 各マルチメディア会議端末が、さらに、トークンマネージャを備えており、複
    数のマルチメディア会議端末のトークンマネージャが、複数のメディアストリー
    ムのうちの少なくとも1つに対する排他的な制御を、複数のマルチメディア会議
    端末の1つに提供するよう協働することからなる、請求項24のマルチメディア
    会議システム。
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