JP2003527010A - 無線信号伝送方法、この方法を用いるアクセスネットワーク及び無線通信端末 - Google Patents
無線信号伝送方法、この方法を用いるアクセスネットワーク及び無線通信端末Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、無線リンク制御段階で、特定の型の情報アイテムを含む第1のデータユニットと、前記の型の情報アイテムを含まない第2のデータユニットとを別々に処理する方法に関する。媒体へのアクセスのための制御段階で、第1の専用トランスポートチャネル経由で第1のデータユニットを伝送し、かつ、第2の専用トランスポートチャネル経由で第2のデータユニットを伝送する。前記専用トランスポートチャネル経由で伝送されたデータユニットは、符号化及び多重化段階に供給され、これにより、専用物理チャネルに関連する、少なくとも1つのシンボル列が形成され、無線伝送段階に供給される。符号化及び多重化段階かつ/または無線伝送段階は、第2の専用トランスポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネルの方に、より強力な、ノイズからの保護機能を保証する。
Description
【0001】
本発明は、無線通信分野に関し、特に、ある局に宛てた無線信号を送信するた
めに、様々な型の専用チャネルを形成することを可能にする技術に関する。
めに、様々な型の専用チャネルを形成することを可能にする技術に関する。
【0002】
本発明は、特に、符号分割多元接続(CDMA)の技術を用いるUMTS(Universal Mob
ile Telecommunication System)型の第三世代セルラネットワークに適用される
。
ile Telecommunication System)型の第三世代セルラネットワークに適用される
。
【0003】
専用の信号方式情報とトラフィック(音声またはデータ)とは、同程度のノイズ
耐性で、無線インターフェース上に送信されるので、いくつかの無線通信システ
ムは、制約を受けている。信号方式のための無線通信可能範囲は、少なくとも、
トラフィックのためのものと同じ大きさでなければならない。さもなければ、加
入者が通信を終了することができなかったり、或いは、セル移動(ハンドオーバ
ー)を実行することができなかったり等の、好ましくない状況が発生する可能性
がある。
耐性で、無線インターフェース上に送信されるので、いくつかの無線通信システ
ムは、制約を受けている。信号方式のための無線通信可能範囲は、少なくとも、
トラフィックのためのものと同じ大きさでなければならない。さもなければ、加
入者が通信を終了することができなかったり、或いは、セル移動(ハンドオーバ
ー)を実行することができなかったり等の、好ましくない状況が発生する可能性
がある。
【0004】
更に、いくつかの場合、例えば、適応できるマルチレート(AMR)コーデック(co
dec)が音声の符号化に用いられる場合には、チャネル符号化によって導入される
冗長度を増大させ、これに応じてソース符号化器の瞬間ビットレートを下げるこ
とによって、ノイズ耐性を高めることができる。このような場合には、専用の信
号方式のノイズ耐性も高めることができるので、好都合である。
dec)が音声の符号化に用いられる場合には、チャネル符号化によって導入される
冗長度を増大させ、これに応じてソース符号化器の瞬間ビットレートを下げるこ
とによって、ノイズ耐性を高めることができる。このような場合には、専用の信
号方式のノイズ耐性も高めることができるので、好都合である。
【0005】
米国特許第5,230,082号は、前述の問題、すなわち、移動端末が、もはや、そ
のようなハンドオーバーを制御する信号方式情報を受信することができないとき
に、ハンドオーバーを実行することができないという危険に関する問題に取り組
んでいる。この文書は、以前に移動端末にサービスを提供していた基地局に隣接
する基地局が、ハンドオーバーコマンドを端末に伝送するために、物理的な通信
資源を借りるというメカニズムを提案している。このメカニズムは、柔軟性に欠
けていて、ネットワークインフラストラクチャにおける無線資源配分の動的な枠
組みと共に、基地局間での連係をも必要とする。
のようなハンドオーバーを制御する信号方式情報を受信することができないとき
に、ハンドオーバーを実行することができないという危険に関する問題に取り組
んでいる。この文書は、以前に移動端末にサービスを提供していた基地局に隣接
する基地局が、ハンドオーバーコマンドを端末に伝送するために、物理的な通信
資源を借りるというメカニズムを提案している。このメカニズムは、柔軟性に欠
けていて、ネットワークインフラストラクチャにおける無線資源配分の動的な枠
組みと共に、基地局間での連係をも必要とする。
【0006】
更に、ユーザデータフローは、トラフィックと混合された制御情報、特に、OS
Iモデルのより上位の層(ネットワーク、トランスポートまたはアプリケーション
)からの制御情報を含んでいる可能性がある。ここで再び、トラフィックデータ
以上に、制御もしくは信号方式情報を保護することが賢明であるかもしれないが
、これは、現在のシステムでは許されていない。
Iモデルのより上位の層(ネットワーク、トランスポートまたはアプリケーション
)からの制御情報を含んでいる可能性がある。ここで再び、トラフィックデータ
以上に、制御もしくは信号方式情報を保護することが賢明であるかもしれないが
、これは、現在のシステムでは許されていない。
【0007】
本発明の目的は、前述の要求を満たす方法を提案することである。
【0008】
従って、本発明は、以下のステップを含む、少なくとも1つのデータフローに
基づいて、無線通信局に無線信号を伝送する方法を提案する。 - 無線リンク制御段階で、指定された型の情報を含む第1のデータユニットと、
指定された型の情報を含まない第2のデータユニットとを別々に処理するステッ
プ。 - 前記データユニットを媒体アクセス制御段階に供給し、これにより、第1の専
用トランスポートチャネル経由で第1のデータユニットを伝送し、かつ、少なく
とも1つの第2の専用トランスポートチャネル経由で第2のデータユニットを伝
送するステップ。 - 前記専用トランスポートチャネル経由で伝送されたデータユニットを、符号化
及び多重化段階に供給し、これにより、専用物理チャネルに適する、少なくとも
1つのシンボルストリームを形成するステップ。 - 各シンボルストリームを無線伝送段階(19A, 19B)に供給するステップ。 そして、前記符号化及び多重化段階、かつ/または、無線伝送段階は、第2の専
用トランスポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネルの方に、
より強力な、ノイズからの保護機能を提供するように制御される。
基づいて、無線通信局に無線信号を伝送する方法を提案する。 - 無線リンク制御段階で、指定された型の情報を含む第1のデータユニットと、
指定された型の情報を含まない第2のデータユニットとを別々に処理するステッ
プ。 - 前記データユニットを媒体アクセス制御段階に供給し、これにより、第1の専
用トランスポートチャネル経由で第1のデータユニットを伝送し、かつ、少なく
とも1つの第2の専用トランスポートチャネル経由で第2のデータユニットを伝
送するステップ。 - 前記専用トランスポートチャネル経由で伝送されたデータユニットを、符号化
及び多重化段階に供給し、これにより、専用物理チャネルに適する、少なくとも
1つのシンボルストリームを形成するステップ。 - 各シンボルストリームを無線伝送段階(19A, 19B)に供給するステップ。 そして、前記符号化及び多重化段階、かつ/または、無線伝送段階は、第2の専
用トランスポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネルの方に、
より強力な、ノイズからの保護機能を提供するように制御される。
【0009】
「第2のデータユニット」が、むしろ、ユーザデータを含んでいるのに対して
、前記指定された型の情報が、信号方式のプロトコルに関する情報であるのが好
ましい。
、前記指定された型の情報が、信号方式のプロトコルに関する情報であるのが好
ましい。
【0010】
いくつかの処理は、いくつかのトランスポートチャネルに与えられる対ノイズ
の保護機能を区別するために用いることができる。前記符号化及び多重化段階は
、第2の専用トランスポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネ
ルの方に、より高い冗長度を示すチャネル符号化を適用するように制御されても
よい。
の保護機能を区別するために用いることができる。前記符号化及び多重化段階は
、第2の専用トランスポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネ
ルの方に、より高い冗長度を示すチャネル符号化を適用するように制御されても
よい。
【0011】
有利な実施形態において、前記符号化及び多重化段階は、第1の専用トランス
ポートチャネルに基づく第1の専用物理チャネルに関する第1のシンボルストリ
ームを形成し、かつ、少なくとも1つの第2の専用トランスポートチャネルに基
づく第2の専用物理チャネルに関する少なくとも1つの第2のシンボルストリー
ムを形成するように制御される。
ポートチャネルに基づく第1の専用物理チャネルに関する第1のシンボルストリ
ームを形成し、かつ、少なくとも1つの第2の専用トランスポートチャネルに基
づく第2の専用物理チャネルに関する少なくとも1つの第2のシンボルストリー
ムを形成するように制御される。
【0012】
従って、前記無線伝送段階は、伝送される無線信号が、第1の専用物理チャネ
ル経由での第1のコンポーネントと、第2の専用物理チャネル経由での第2のコ
ンポーネントとを有し、かつ、第1のコンポーネントが、第2のコンポーネント
より大きい伝送パワーを有するように制御されてもよい。別の可能性としては、
前記専用物理チャネルが、スペクトラム拡散技術によって多重化されるとき、前
記符号化及び多重化段階、及び、無線伝送段階は、第1のシンボルストリームが
、第2のシンボルストリームより小さいシンボルビットレートを有し、かつ、第
1の専用物理チャネルが、第2の専用物理チャネルより高い拡散率に対応するよ
うに制御される。
ル経由での第1のコンポーネントと、第2の専用物理チャネル経由での第2のコ
ンポーネントとを有し、かつ、第1のコンポーネントが、第2のコンポーネント
より大きい伝送パワーを有するように制御されてもよい。別の可能性としては、
前記専用物理チャネルが、スペクトラム拡散技術によって多重化されるとき、前
記符号化及び多重化段階、及び、無線伝送段階は、第1のシンボルストリームが
、第2のシンボルストリームより小さいシンボルビットレートを有し、かつ、第
1の専用物理チャネルが、第2の専用物理チャネルより高い拡散率に対応するよ
うに制御される。
【0013】
更にもう一つの可能性は、特に、ある無線通信端末がマクロダイバーシティモ
ードで操作されるとき、すなわち、その端末が、複数の基地局と同時に通信する
とき(WO 00/38642参照)、無線通信端末に設けられた多重受信器を利用すること
である。後者の場合において、前記無線信号は、少なくとも2つの基地局から伝
送されてもよく、前記無線伝送段階は、前記複数の基地局間で配分され、一方、
第1及び第2のシンボルストリームは、それぞれの基地局における無線伝送段階
に供給され、これにより、異なる伝播路経由で伝送される無線信号を形成する。
ードで操作されるとき、すなわち、その端末が、複数の基地局と同時に通信する
とき(WO 00/38642参照)、無線通信端末に設けられた多重受信器を利用すること
である。後者の場合において、前記無線信号は、少なくとも2つの基地局から伝
送されてもよく、前記無線伝送段階は、前記複数の基地局間で配分され、一方、
第1及び第2のシンボルストリームは、それぞれの基地局における無線伝送段階
に供給され、これにより、異なる伝播路経由で伝送される無線信号を形成する。
【0014】
方法の一実施形態において、無線リンク制御段階は、制御レベルに属する第1
のデータフローと、ユーザレベルに属する少なくとも1つの第2のデータフロー
とを別々に受信し、それらから、それぞれ、第1のデータユニットと、いくつか
の第2のデータユニットとを形成する。そして、前記指定された型の情報は、無
線資源制御情報かつ/または移動管理情報かつ/または呼制御情報を含んでいて
もよい。
のデータフローと、ユーザレベルに属する少なくとも1つの第2のデータフロー
とを別々に受信し、それらから、それぞれ、第1のデータユニットと、いくつか
の第2のデータユニットとを形成する。そして、前記指定された型の情報は、無
線資源制御情報かつ/または移動管理情報かつ/または呼制御情報を含んでいて
もよい。
【0015】
別の実施形態においては、無線リンク制御段階は、ユーザレベルに属するデー
タフローを受信し、それから、データユニットを形成し、同時に、前記フローの
分析に基づいて、第1のデータユニットと第2のデータユニットとを識別する。
タフローを受信し、それから、データユニットを形成し、同時に、前記フローの
分析に基づいて、第1のデータユニットと第2のデータユニットとを識別する。
【0016】
本発明の他の様相は、無線通信システムのためのアクセスネットワーク、及び
、無線通信端末に関し、これは、無線リンク制御段階と、媒体アクセス制御段階
と、符号化及び多重化段階と、無線伝送段階とを有し、上記で定義されたような
無線信号伝送方法を実行するようにしたものである。
、無線通信端末に関し、これは、無線リンク制御段階と、媒体アクセス制御段階
と、符号化及び多重化段階と、無線伝送段階とを有し、上記で定義されたような
無線信号伝送方法を実行するようにしたものである。
【0017】
本発明の他の特徴及び利点は、添付された図を参照する、本発明を限定するわ
けではない具体例としての実施形態の下記の記述において明らかになるであろう
。
けではない具体例としての実施形態の下記の記述において明らかになるであろう
。
【0018】
以下、本発明を、FDD(frequency division duplex)モードにおいて動作するUM
TSネットワークに応用したものを説明する。図1に、そのようなUMTSネットワー
クの構造を示す。
TSネットワークに応用したものを説明する。図1に、そのようなUMTSネットワー
クの構造を示す。
【0019】
コアネットワーク(CN)に属する移動サービススイッチ10は、一方が、1つ以上
の固定ネットワーク11に連結され、もう一方が、いわゆるIuインターフェースに
よって、制御装置12すなわち複数のRNC(Radio Network Controller)に連結され
ている。各RNC12は、いわゆるIubインターフェースによって、1つ以上の基地局
13に連結されている。ネットワークによってカバーされた領域にわたって分布す
る基地局13は、UE(UMTS Equipment)と呼ばれる移動端末14、14a、14bと、無線で
通信することが可能である。複数の基地局がグループ化されて、「ノードB」と
呼ばれるノードを形成している。あるRNC12は、更に、いわゆるIurインターフェ
ースによって、相互に通信することができる。RNC及び基地局は、UTRAN(UMTS Te
rrestrial Radio Access Network)と呼ばれるアクセスネットワークを形成して
いる。
の固定ネットワーク11に連結され、もう一方が、いわゆるIuインターフェースに
よって、制御装置12すなわち複数のRNC(Radio Network Controller)に連結され
ている。各RNC12は、いわゆるIubインターフェースによって、1つ以上の基地局
13に連結されている。ネットワークによってカバーされた領域にわたって分布す
る基地局13は、UE(UMTS Equipment)と呼ばれる移動端末14、14a、14bと、無線で
通信することが可能である。複数の基地局がグループ化されて、「ノードB」と
呼ばれるノードを形成している。あるRNC12は、更に、いわゆるIurインターフェ
ースによって、相互に通信することができる。RNC及び基地局は、UTRAN(UMTS Te
rrestrial Radio Access Network)と呼ばれるアクセスネットワークを形成して
いる。
【0020】
UTRANは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって、1999年10月
に出版された、3G TS 25.301技術仕様書"Radio Interface Protocol"バージョン
3.2.0に記載されているような、(Uuと呼ばれる)無線インターフェース上で必要
とされるリンクを提供する、OSIモデルの第1層及び第2層の要素と、第3層に
属する無線資源制御(RRC)段階15Aとを含んでいる。更に上位の層から見ると、UT
RANは、単に、UEとCNの間の中継器として動作する。
に出版された、3G TS 25.301技術仕様書"Radio Interface Protocol"バージョン
3.2.0に記載されているような、(Uuと呼ばれる)無線インターフェース上で必要
とされるリンクを提供する、OSIモデルの第1層及び第2層の要素と、第3層に
属する無線資源制御(RRC)段階15Aとを含んでいる。更に上位の層から見ると、UT
RANは、単に、UEとCNの間の中継器として動作する。
【0021】
図2に、UTRAN及びUEに属するRRC段階15A、15B、及び、これより下位の層の段
階を示す。それぞれの側で、第2層は、無線リンク制御(RLC)段階16A、16Bと、
媒体アクセス制御(MAC)段階17A、17Bとに細分化されている。第1層は、符号化
及び多重化段階18A、18Bを含んでいる。無線段階19A、19Bは、段階18A、 18Bに
よって供給されたシンボルストリームからの無線信号を送信し、かつ、もう一方
で、この信号を受信する。
階を示す。それぞれの側で、第2層は、無線リンク制御(RLC)段階16A、16Bと、
媒体アクセス制御(MAC)段階17A、17Bとに細分化されている。第1層は、符号化
及び多重化段階18A、18Bを含んでいる。無線段階19A、19Bは、段階18A、 18Bに
よって供給されたシンボルストリームからの無線信号を送信し、かつ、もう一方
で、この信号を受信する。
【0022】
図1によるUTRANのハードウェア構造に、図2によるプロトコルの構造を適合
させる様々な方法があり、一般に、様々な構成を、チャネルの型に応じて採用す
ることができる(3GPPによって、2000年1月に公表された、3G TS 25.401技術仕様
書"UTRAN Overall Description"バージョン3.1.0のセクション11.2を参照せよ)
。RRC、RLC及びMAC段階は、RNC12に置かれている。いくつかのRNCがあるとき、M
AC副層は、Iurインターフェース上でのやりとりのための適切なプロトコル、例
えば、ATM(Asynchronous Transfer Mode)及びAAL2(ATM Adaptation Layer No.2)
で、これらのRNC間で分担される。これらのプロトコルは、MAC副層と第1層の間
のやりとりのためのIubインターフェースにも用いられる。マクロダイバーシテ
ィモードにおけるやりとりの際に、RNCは、マクロダイバーシティモードに関連
する第1層の一部を含むこともできる。
させる様々な方法があり、一般に、様々な構成を、チャネルの型に応じて採用す
ることができる(3GPPによって、2000年1月に公表された、3G TS 25.401技術仕様
書"UTRAN Overall Description"バージョン3.1.0のセクション11.2を参照せよ)
。RRC、RLC及びMAC段階は、RNC12に置かれている。いくつかのRNCがあるとき、M
AC副層は、Iurインターフェース上でのやりとりのための適切なプロトコル、例
えば、ATM(Asynchronous Transfer Mode)及びAAL2(ATM Adaptation Layer No.2)
で、これらのRNC間で分担される。これらのプロトコルは、MAC副層と第1層の間
のやりとりのためのIubインターフェースにも用いられる。マクロダイバーシテ
ィモードにおけるやりとりの際に、RNCは、マクロダイバーシティモードに関連
する第1層の一部を含むこともできる。
【0023】
第1層及び第2層は、RRC副層によって、それぞれ制御される。このRRC副層の
特徴は、3GPPによって、1999年10月に出版された、3G TS 25.331技術仕様書"RRC
Protocol Specification"バージョン3.1.0に記載されている。RRC段階15A、15B
は、無線インターフェースを管理する。更に、それは、「制御レベル」に基づい
て、遠隔局に伝送すべきフローを処理する。これは、「ユーザレベル」が、第3
層から生じるユーザデータの処理に対応するのと対照的である。
特徴は、3GPPによって、1999年10月に出版された、3G TS 25.331技術仕様書"RRC
Protocol Specification"バージョン3.1.0に記載されている。RRC段階15A、15B
は、無線インターフェースを管理する。更に、それは、「制御レベル」に基づい
て、遠隔局に伝送すべきフローを処理する。これは、「ユーザレベル」が、第3
層から生じるユーザデータの処理に対応するのと対照的である。
【0024】
RLC副層については、3GPPによって、1999年10月に出版された、3G TS 25.322
技術仕様書 "RLC Protocol Specification"バージョン3.1.2に記載されている。
送信方向において、RLC段階16A、16Bは、それぞれの論理チャネルに応じて、第
3層から生じるサービスデータユニット(RLC-SDU)から成るデータフローを受け
取る。段階16A、16BのRLCモジュールは、各論理チャネルと結合していて、特に
、フローのRLC-SDUユニットを分割して、オプションのRLCヘッダを含むMAC副層
宛てのプロトコルデータユニット(RLC-PDU)にする。受信方向において、RLCモジ
ュールは、逆に、MAC副層から受け取ったデータユニットから、論理チャネルのR
LC-SDUユニットを再構築する。
技術仕様書 "RLC Protocol Specification"バージョン3.1.2に記載されている。
送信方向において、RLC段階16A、16Bは、それぞれの論理チャネルに応じて、第
3層から生じるサービスデータユニット(RLC-SDU)から成るデータフローを受け
取る。段階16A、16BのRLCモジュールは、各論理チャネルと結合していて、特に
、フローのRLC-SDUユニットを分割して、オプションのRLCヘッダを含むMAC副層
宛てのプロトコルデータユニット(RLC-PDU)にする。受信方向において、RLCモジ
ュールは、逆に、MAC副層から受け取ったデータユニットから、論理チャネルのR
LC-SDUユニットを再構築する。
【0025】
MAC副層については、3GPPによって、1999年10月に出版された、3G TS 25.321
技術仕様書"MAC Protocol Specification"バージョン3.1.0に記載されている。
それは、1つ以上のトランスポートチャネル(TrCH)上に、1つ以上の論理チャネ
ルをマッピングするものである。送信方向において、MAC段階17A、17Bは、1つ
以上の論理チャネルを、1つのトランスポートチャネル内に多重化することがで
きる。そのようなトランスポートチャネル上に、MAC段階17A、17Bは、それぞれ
が、オプションのMACヘッダと、結合された論理チャネルから生じるRLC-PDUユニ
ットとから成る、連続するトランスポートブロックTrBkを伝送する。
技術仕様書"MAC Protocol Specification"バージョン3.1.0に記載されている。
それは、1つ以上のトランスポートチャネル(TrCH)上に、1つ以上の論理チャネ
ルをマッピングするものである。送信方向において、MAC段階17A、17Bは、1つ
以上の論理チャネルを、1つのトランスポートチャネル内に多重化することがで
きる。そのようなトランスポートチャネル上に、MAC段階17A、17Bは、それぞれ
が、オプションのMACヘッダと、結合された論理チャネルから生じるRLC-PDUユニ
ットとから成る、連続するトランスポートブロックTrBkを伝送する。
【0026】
各TrCHのために、RRC副層は、MAC副層に、トランスポートフォーマットのセッ
ト(TFS)を供給する。トランスポートフォーマットは、10、20、40または80msの
伝送時間間隔(TTI)と、トランスポートブロックサイズと、トランスポートブロ
ックセットサイズと、伝送エラーの検出及び訂正のために第1層によってTrCHに
適用される保護方式を定義するパラメータとを含んでいる。論理チャネル、また
はTrCHと関連するチャネル上での現在のビットレートに応じて、MAC段階17A、17
Bは、RRC副層によって割り当てられたTFSの中からトランスポートフォーマット
を選択し、各TTI内に、選択されたフォーマットに応じたトランスポートブロッ
クのセットを伝送する。同時に、このフォーマットを第1層に通知する。
ト(TFS)を供給する。トランスポートフォーマットは、10、20、40または80msの
伝送時間間隔(TTI)と、トランスポートブロックサイズと、トランスポートブロ
ックセットサイズと、伝送エラーの検出及び訂正のために第1層によってTrCHに
適用される保護方式を定義するパラメータとを含んでいる。論理チャネル、また
はTrCHと関連するチャネル上での現在のビットレートに応じて、MAC段階17A、17
Bは、RRC副層によって割り当てられたTFSの中からトランスポートフォーマット
を選択し、各TTI内に、選択されたフォーマットに応じたトランスポートブロッ
クのセットを伝送する。同時に、このフォーマットを第1層に通知する。
【0027】
第1層は、1つの物理チャネル上に、いくつかのTrCHを多重化することができ
る。この場合、RRC副層は、この物理チャネルに、トランスポートフォーマット
組合せセット(transport format combination set ; TFCS)を割り当て、MAC副層
は、このTFCSの中から、トランスポートフォーマットの組合せを動的に選択し、
これにより、様々な多重化されたTrCHで用いられるトランスポートフォーマット
を定義する。
る。この場合、RRC副層は、この物理チャネルに、トランスポートフォーマット
組合せセット(transport format combination set ; TFCS)を割り当て、MAC副層
は、このTFCSの中から、トランスポートフォーマットの組合せを動的に選択し、
これにより、様々な多重化されたTrCHで用いられるトランスポートフォーマット
を定義する。
【0028】
UMTSは、スペクトラム拡散CDMA技術を用いている。すなわち、伝送されるシン
ボルは、レート(UMTSの場合には3.84Mchip/s)が、伝送されるシンボルのそれよ
り大きい「チップ」と呼ばれるサンプルから成る拡散符号を掛け合わされる。拡
散符号は、1つのキャリア周波数から成る同一の伝送資源上に重ねられる、いく
つかの物理チャネルPhCHを区別する。拡散符号の自己及び相互相関特質は、受信
器が、PhCHを分離し、かつ、そのために意図されたシンボルを抽出することを可
能にする。ダウンリンクでのFDDモードにおけるUMTSのために、スクランブルコ
ードが、各基地局に割り当てられ、この基地局によって用いられる、いくつかの
物理チャネルは、相互に直交するチャネル符号(チャネライゼーション(channeli
zation)符号)によって区別される。基地局は、同様に、いくつかの相互に直交す
るスクランブル符号を用いることもできる。アップリンクにおいて、基地局は、
送信しているUEを識別するためのスクランブル符号と、恐らくは、同一のUEから
生じている、物理チャネルを識別するためのチャネル符号とを用いる。各PhCHの
ための、総合的な拡散符号は、チャネル符号とスクランブル符号との積である。
拡散率(チップレートのシンボルレートに対する比率)は、4から512の間の2の累
乗である。この率は、PhCH上に送信されるシンボルのビットレートの関数として
選択される。
ボルは、レート(UMTSの場合には3.84Mchip/s)が、伝送されるシンボルのそれよ
り大きい「チップ」と呼ばれるサンプルから成る拡散符号を掛け合わされる。拡
散符号は、1つのキャリア周波数から成る同一の伝送資源上に重ねられる、いく
つかの物理チャネルPhCHを区別する。拡散符号の自己及び相互相関特質は、受信
器が、PhCHを分離し、かつ、そのために意図されたシンボルを抽出することを可
能にする。ダウンリンクでのFDDモードにおけるUMTSのために、スクランブルコ
ードが、各基地局に割り当てられ、この基地局によって用いられる、いくつかの
物理チャネルは、相互に直交するチャネル符号(チャネライゼーション(channeli
zation)符号)によって区別される。基地局は、同様に、いくつかの相互に直交す
るスクランブル符号を用いることもできる。アップリンクにおいて、基地局は、
送信しているUEを識別するためのスクランブル符号と、恐らくは、同一のUEから
生じている、物理チャネルを識別するためのチャネル符号とを用いる。各PhCHの
ための、総合的な拡散符号は、チャネル符号とスクランブル符号との積である。
拡散率(チップレートのシンボルレートに対する比率)は、4から512の間の2の累
乗である。この率は、PhCH上に送信されるシンボルのビットレートの関数として
選択される。
【0029】
いくつかの物理チャネルは、10msフレーム内に配置され、これらは、基地局に
よって用いられるキャリア周波数上で、相互に連続する。各フレームは、666ps
の15個の時間スロットに細分化されている。各スロットは、共通チャネル及び専
用物理チャネル(DPCH)を含む、重ねられた1つ以上の物理チャネルの分担部分(c
ontribution)を搬送することができる。FDDモードにおけるDPCHから時間スロッ
トへの分担部分(contribution)は、以下のものを含んでいる。 - スロットの終端に置かれた、いくつかのパイロットシンボル。受信器に演繹的
に知られる、これらのシンボルによって、受信器は、同期をとり、かつ、信号の
復調に用いることができるパラメータを推定することが可能になる。 - スロットの最初に置かれた、トランスポートフォーマット組合せインジケータ
(TFCI)。このTFCIは、MAC副層から生じる。 - 逆のリンクにおいて、受信器によって用いられる送信パワー制御(TPC)情報。
このコマンドは、第1層のパワー制御モジュールから生じ、このモジュールは、
RRC副層から生じるサーボ制御パラメータを用いる。 - DATAl及びDATA2と表示され、TPCフィールドのどちらかの側に置かれた、2つ
のデータフィールド。
よって用いられるキャリア周波数上で、相互に連続する。各フレームは、666ps
の15個の時間スロットに細分化されている。各スロットは、共通チャネル及び専
用物理チャネル(DPCH)を含む、重ねられた1つ以上の物理チャネルの分担部分(c
ontribution)を搬送することができる。FDDモードにおけるDPCHから時間スロッ
トへの分担部分(contribution)は、以下のものを含んでいる。 - スロットの終端に置かれた、いくつかのパイロットシンボル。受信器に演繹的
に知られる、これらのシンボルによって、受信器は、同期をとり、かつ、信号の
復調に用いることができるパラメータを推定することが可能になる。 - スロットの最初に置かれた、トランスポートフォーマット組合せインジケータ
(TFCI)。このTFCIは、MAC副層から生じる。 - 逆のリンクにおいて、受信器によって用いられる送信パワー制御(TPC)情報。
このコマンドは、第1層のパワー制御モジュールから生じ、このモジュールは、
RRC副層から生じるサーボ制御パラメータを用いる。 - DATAl及びDATA2と表示され、TPCフィールドのどちらかの側に置かれた、2つ
のデータフィールド。
【0030】
従って、DPCHは、TFCI、TPC及びPLフィールドに対応する専用物理制御チャネ
ルすなわちDPCCHと、DATA1及びDATA2フィールドに対応する専用物理データチャ
ネルすなわちDPDCHとを含むものと見なしてよい。
ルすなわちDPCCHと、DATA1及びDATA2フィールドに対応する専用物理データチャ
ネルすなわちDPDCHとを含むものと見なしてよい。
【0031】
同一の通信のために、異なるチャネルコードに対応する、拡散率が等しい、も
しくは異なる、いくつかのDPCHを確立することが可能である。特に、DPDCHが、
アプリケーションによって要求される伝送ビットレートを提供するのに十分では
ないとき、この状況に遭遇する。以下の記述において、Yは、1以上の数であって
、1つの方向における同一の通信のために用いられる物理チャネルの数を表すも
のとする。
しくは異なる、いくつかのDPCHを確立することが可能である。特に、DPDCHが、
アプリケーションによって要求される伝送ビットレートを提供するのに十分では
ないとき、この状況に遭遇する。以下の記述において、Yは、1以上の数であって
、1つの方向における同一の通信のために用いられる物理チャネルの数を表すも
のとする。
【0032】
更に、この同じ通信は、1つ以上のトランスポートチャネルを用いることもで
きる。多重化されたTrCHは、例えば、マルチメディア伝送のために用いられる。
その中で、同時に伝送される異なる種類の信号は、特に、伝送エラーからの保護
に関しては、異なるトランスポート特性を要求する。更に、ある符号化器は、所
定の信号(例えば、音声)を表すために、異なる知覚に重点を置き、それ故に要求
される保護の程度が異なる複数のシンボルフローを伝送するかもしれない。多重
TrCHは、これらの様々なシンボルフローを伝送するのに用いられる。以下の記述
において、Xは、1以上の数であって、前述のY個の物理チャネル上の所定の通信
のために用いられるトランスポートチャネルの数を表すものとする。
きる。多重化されたTrCHは、例えば、マルチメディア伝送のために用いられる。
その中で、同時に伝送される異なる種類の信号は、特に、伝送エラーからの保護
に関しては、異なるトランスポート特性を要求する。更に、ある符号化器は、所
定の信号(例えば、音声)を表すために、異なる知覚に重点を置き、それ故に要求
される保護の程度が異なる複数のシンボルフローを伝送するかもしれない。多重
TrCHは、これらの様々なシンボルフローを伝送するのに用いられる。以下の記述
において、Xは、1以上の数であって、前述のY個の物理チャネル上の所定の通信
のために用いられるトランスポートチャネルの数を表すものとする。
【0033】
各トランスポートチャネルi(1≦i≦X)のために、TTIは、Fi個の連続するフレ
ームから成る。ただし、Fi=1,2,4または8である。一般的に、トランスポートチ
ャネルによって運ばれた信号が受信されなければならない範囲の遅延が短いほど
、用いられるTTIも短くなる。例えば、10msのTTI(Fi=1)は、電話通信アプリケー
ションのために用いられる。一方、80msのTTI(Fi=8)は、データ伝送アプリケー
ションのために用いることができる。
ームから成る。ただし、Fi=1,2,4または8である。一般的に、トランスポートチ
ャネルによって運ばれた信号が受信されなければならない範囲の遅延が短いほど
、用いられるTTIも短くなる。例えば、10msのTTI(Fi=1)は、電話通信アプリケー
ションのために用いられる。一方、80msのTTI(Fi=8)は、データ伝送アプリケー
ションのために用いることができる。
【0034】
Y個のPhCH上のTrCHから発する情報シンボルのX個のフローの符号化及び多重化
が、3GPPによって、1999年10月に出版された、3G TS 25.212技術仕様書"Multipl
exing and channel coding (FDD)"バージョン3.0.0に、詳細に記載されている。
が、3GPPによって、1999年10月に出版された、3G TS 25.212技術仕様書"Multipl
exing and channel coding (FDD)"バージョン3.0.0に、詳細に記載されている。
【0035】
送信方向において、段階18A、18Bは、通信に用いられるX個のTrCHに関連する
フローai(1≦i≦X)を多重化して、いわゆる符号化された合成トランスポートチ
ャネルすなわちCCTrCHを形成し、これは、続いて、1つ以上の物理チャネルPhCH
#j(1≦j≦Y)に細分化され、この上を、各々がrjと表記される、同期したシンボ
ルフローが送信される。
フローai(1≦i≦X)を多重化して、いわゆる符号化された合成トランスポートチ
ャネルすなわちCCTrCHを形成し、これは、続いて、1つ以上の物理チャネルPhCH
#j(1≦j≦Y)に細分化され、この上を、各々がrjと表記される、同期したシンボ
ルフローが送信される。
【0036】
符号化及び多重化段階18Aを、UTRANからUEに向かう送信方向において、図3を
参照して説明する。なお、同様の構造が、アップリンクのためにも備えられてい
る(仕様書3G TS 25.212を参照せよ)。指数iを付けた符号は、TrCH i (1≦i≦X)
に関連する要素を示し、指数jを付けた符号は、PhCH j (1≦j≦Y)に関連する要
素を示し、かつ、指数なしの符号は、CCTrCHレベルにおける各フレームのために
行われる操作に関連している。
参照して説明する。なお、同様の構造が、アップリンクのためにも備えられてい
る(仕様書3G TS 25.212を参照せよ)。指数iを付けた符号は、TrCH i (1≦i≦X)
に関連する要素を示し、指数jを付けた符号は、PhCH j (1≦j≦Y)に関連する要
素を示し、かつ、指数なしの符号は、CCTrCHレベルにおける各フレームのために
行われる操作に関連している。
【0037】
トランスポートフォーマットの特性値が、MAC段階17Aから符号化ブロック2Oi
に供給される。各TrCH i上に送信されるフローaiは、連続するTrBkから成る。モ
ジュール2liは、各TrBkに、伝送エラーを検出するのに役立つ巡回冗長検査(CRC)
を加えることによって、各TrBkを完成する。次に、TrBk biは、モジュール22iに
よって、連結かつ/または分割され、チャネル符号化器23iへの入力に適したサ
イズのブロックoiが形成される。
に供給される。各TrCH i上に送信されるフローaiは、連続するTrBkから成る。モ
ジュール2liは、各TrBkに、伝送エラーを検出するのに役立つ巡回冗長検査(CRC)
を加えることによって、各TrBkを完成する。次に、TrBk biは、モジュール22iに
よって、連結かつ/または分割され、チャネル符号化器23iへの入力に適したサ
イズのブロックoiが形成される。
【0038】
トランスポートチャネルiの各TTIのために、チャネル符号化器23iは、Ei個の
符号化されたビットのシーケンスciを出力し、これは、ci,m (1≦m≦Ei)と表記
される。2種類の誤り訂正符号を、モジュール23iによって加えることができる
。 - レートが1/2または1/3で、制限長がK=9の畳み込み符号。 - 最も低い誤り率を必要とするアプリケーションのための、レートが1/3のター
ボ符号。
符号化されたビットのシーケンスciを出力し、これは、ci,m (1≦m≦Ei)と表記
される。2種類の誤り訂正符号を、モジュール23iによって加えることができる
。 - レートが1/2または1/3で、制限長がK=9の畳み込み符号。 - 最も低い誤り率を必要とするアプリケーションのための、レートが1/3のター
ボ符号。
【0039】
レートマッチングモジュール24iは、シーケンスciのビットを削除(puncture)
または繰り返し、TrCHのビットレートを、それらの拡散率を与えるPhCH上で許容
されるグローバルビットレートに一致させる。
または繰り返し、TrCHのビットレートを、それらの拡散率を与えるPhCH上で許容
されるグローバルビットレートに一致させる。
【0040】
チャネル符号化及びレートマッチングにおけるCRCのパラメータは、トランス
ポートフォーマットにおいて定義される。
ポートフォーマットにおいて定義される。
【0041】
あるフレームにおいて、いくつかのTrCHの通信に充てられる期間は、固定位置
(後述するフレーム内インターリーブの前)または可変位置を有している。固定位
置の場合は、モジュール24iから供給されたシーケンスgiに、モジュール25iによ
って、1つ以上のマークされたシンボルを付加することが必要であるかもしれな
い。これは、DTX(Discontinuous Transmission)ビットと呼ばれ、送信されない
。
(後述するフレーム内インターリーブの前)または可変位置を有している。固定位
置の場合は、モジュール24iから供給されたシーケンスgiに、モジュール25iによ
って、1つ以上のマークされたシンボルを付加することが必要であるかもしれな
い。これは、DTX(Discontinuous Transmission)ビットと呼ばれ、送信されない
。
【0042】
インターリーブモジュール26iは、それがカバーするFi個のフレームにわたっ
て、TTIに関連するシンボルを分散させる目的で、モジュール25iから供給された
シーケンスhiの並べ替えを実行する。このインターリーブは、Fi個の列を有する
行列の行に、連続して、シーケンスhiのシンボルを書き込むステップと、行列の
列を並べ替えるステップと、列毎に、行列のシンボルを読み出し、qiと表記され
るシーケンスを形成するステップとから成る。次に、モジュール27iは、シーケ
ンスhiを、並べ替え後のインターリーブ行列のFi個の列に対応する、連続するシ
ンボルのFi個のセグメントに切り分け、これらのセグメントを、それぞれ、Fi個
のTTIのフレームに割り当て、各フレーム及び各TrCH i (1≦i≦X)のための、Fi
と表記されるシーケンスを形成する。
て、TTIに関連するシンボルを分散させる目的で、モジュール25iから供給された
シーケンスhiの並べ替えを実行する。このインターリーブは、Fi個の列を有する
行列の行に、連続して、シーケンスhiのシンボルを書き込むステップと、行列の
列を並べ替えるステップと、列毎に、行列のシンボルを読み出し、qiと表記され
るシーケンスを形成するステップとから成る。次に、モジュール27iは、シーケ
ンスhiを、並べ替え後のインターリーブ行列のFi個の列に対応する、連続するシ
ンボルのFi個のセグメントに切り分け、これらのセグメントを、それぞれ、Fi個
のTTIのフレームに割り当て、各フレーム及び各TrCH i (1≦i≦X)のための、Fi
と表記されるシーケンスを形成する。
【0043】
いくつかのTrCHの通信のために生成されたシーケンスFi(1≦i≦X)は、モジュ
ール28によって、多重化すなわち交互に置かれ、CCTrCHのためのS個のシンボル
のシーケンスsが形成される。いくつかのTrCHの通信に充てられる期間が、可変
位置を有している場合には、シーケンスsに、モジュール29によって、1つ以上
のDTXビットを付加する必要があるかもしれない。
ール28によって、多重化すなわち交互に置かれ、CCTrCHのためのS個のシンボル
のシーケンスsが形成される。いくつかのTrCHの通信に充てられる期間が、可変
位置を有している場合には、シーケンスsに、モジュール29によって、1つ以上
のDTXビットを付加する必要があるかもしれない。
【0044】
次に、モジュール30は、モジュール29から供給されたシーケンスwを、U1,U2,.
..,UYといった連続するシンボルのY個のセグメントに切り分け、かつ、これらの
セグメントを、それぞれ、Y個のPhCHに割り当てて、各PhCH j (1≦j≦Y)のため
の、ujと表記されるシーケンスを形成する。インターリーブモジュール3ljは、
現在のフレームの中で、通信によって用いられるY個のPhCHにわたって、シンボ
ルを分散させる目的で、シーケンスujの並べ替えを実行する。このインターリー
ブは、シーケンスujのシンボルを、連続して、30個の列を有する行列の行に書き
込むステップと、行列の列を並べ替えるステップと、行列のシンボルを、列毎に
読み出して、vjと表記される、Uj個のシンボルのシーケンスを形成するステップ
とから成る。
..,UYといった連続するシンボルのY個のセグメントに切り分け、かつ、これらの
セグメントを、それぞれ、Y個のPhCHに割り当てて、各PhCH j (1≦j≦Y)のため
の、ujと表記されるシーケンスを形成する。インターリーブモジュール3ljは、
現在のフレームの中で、通信によって用いられるY個のPhCHにわたって、シンボ
ルを分散させる目的で、シーケンスujの並べ替えを実行する。このインターリー
ブは、シーケンスujのシンボルを、連続して、30個の列を有する行列の行に書き
込むステップと、行列の列を並べ替えるステップと、行列のシンボルを、列毎に
読み出して、vjと表記される、Uj個のシンボルのシーケンスを形成するステップ
とから成る。
【0045】
最後に、物理チャネルマッピングモジュール32jは、シーケンスvjの連続する
シンボルを、現在のフレームの時間スロットのフィールドDATA1及びDATA2に割り
当てる。モジュール32jは、更に、適切な信号方式ビットをDPCCHにおけるフィー
ルドPL、TFCI及びTPCに挿入することによって、段階18Aが供給するシンボルスト
リームrjを完成させる。
シンボルを、現在のフレームの時間スロットのフィールドDATA1及びDATA2に割り
当てる。モジュール32jは、更に、適切な信号方式ビットをDPCCHにおけるフィー
ルドPL、TFCI及びTPCに挿入することによって、段階18Aが供給するシンボルスト
リームrjを完成させる。
【0046】
図4に、CDMA技術によってPhCHを多重化する、基地局13もしくはUE14の無線伝
送段階19A、19Bの構成を示す。PhCH j上に送信される情報は、チャネル符号CCj
による第1拡散の対象となる。
送段階19A、19Bの構成を示す。PhCH j上に送信される情報は、チャネル符号CCj
による第1拡散の対象となる。
【0047】
このチャネル符号CCjは、直交可変拡散率(OVSF)符号である。それらは、図5
にツリーを示すように、同じ型の符号のセットから選択される。各符号cSF,i (1
≦i≦SF)は、SF個のチップのシーケンスであり、各々は、値±1をとる。ただし
、SF=2L-k、Lは正の整数(UMTSの場合は8)、kは0≦k≦Lの範囲で可変の整数であ
る。このツリーは、以下の式によって定義される。 c1,1=(1) c2.SF,2i-1=(cSF,i, cSF,i) c2.SF,2i=(cSF,i, -cSF,i)
にツリーを示すように、同じ型の符号のセットから選択される。各符号cSF,i (1
≦i≦SF)は、SF個のチップのシーケンスであり、各々は、値±1をとる。ただし
、SF=2L-k、Lは正の整数(UMTSの場合は8)、kは0≦k≦Lの範囲で可変の整数であ
る。このツリーは、以下の式によって定義される。 c1,1=(1) c2.SF,2i-1=(cSF,i, cSF,i) c2.SF,2i=(cSF,i, -cSF,i)
【0048】
チャネル符号cSF,iのチップは、、レートD=3.84Mchip/sで、レートがD/SF=2k- L
.Dのシンボルストリームを変調する。すなわち、拡散率は、SF=2L-kとなる。問
題のシンボルは、複素シンボルであり、それぞれが、I経路(pathway)及びQ経路
に対応する(値が±1の)2つの符号ビットを含む。
題のシンボルは、複素シンボルであり、それぞれが、I経路(pathway)及びQ経路
に対応する(値が±1の)2つの符号ビットを含む。
【0049】
チャネル符号は、RRC副層によって割り当てられる。割り当てられる符号は、
1台の送信器のために、グローバルに(globally)直交するように選択される。図
5の符号ツリーにおいては、同じ拡散率を有する2つの符号は常に直交し、チッ
プ毎の積(products)の和はゼロである。拡散率2L-kと2L-k'を有する2つの符号
は、もし、それらが、それぞれ、レート2k-L.Dと2k'-L.Dを有する符号ビットの
2つのシーケンスを変調した後に、その結果生じるチップシーケンスが直交する
のであれば、直交する。図5のツリー配列においては、これは、それらが、ルー
ト(root)c1,1からリーフ(leaf)cL,iまでの間で、ツリー(tree)の同一ブランチ(b
ranch)に属さないならば、そして、そうでありさえすれば、2つのチャネル符号
は直交するということに等しい。RRC副層による符号の選択は、世界的に(global
ly)、以下の制限に従う。送信器によって同じ瞬間に用いられるチャネル符号CCj のセットは、2つの符号が同じブランチ(branch)にはないようにする。これによ
って、受信器は、それらに関するチャネルを識別することが可能になる。
1台の送信器のために、グローバルに(globally)直交するように選択される。図
5の符号ツリーにおいては、同じ拡散率を有する2つの符号は常に直交し、チッ
プ毎の積(products)の和はゼロである。拡散率2L-kと2L-k'を有する2つの符号
は、もし、それらが、それぞれ、レート2k-L.Dと2k'-L.Dを有する符号ビットの
2つのシーケンスを変調した後に、その結果生じるチップシーケンスが直交する
のであれば、直交する。図5のツリー配列においては、これは、それらが、ルー
ト(root)c1,1からリーフ(leaf)cL,iまでの間で、ツリー(tree)の同一ブランチ(b
ranch)に属さないならば、そして、そうでありさえすれば、2つのチャネル符号
は直交するということに等しい。RRC副層による符号の選択は、世界的に(global
ly)、以下の制限に従う。送信器によって同じ瞬間に用いられるチャネル符号CCj のセットは、2つの符号が同じブランチ(branch)にはないようにする。これによ
って、受信器は、それらに関するチャネルを識別することが可能になる。
【0050】
RRC副層は、符号化及び多重化段階18A、18Bによって形成された各PhCH jのた
めに、用いるべきチャネル符号の拡散率SFj及び指数ijを供給する。段階19A、19
Bにおける発生器39jは、この符号CCj=cSFj,ijを乗算器40jに供給し、この乗算器
40jは、対応する物理チャネル上に送信される複素シンボルを変調する。このよ
うにして変調されたシンボルシーケンスは、41において合計され、多元接続チャ
ネルが結合される。
めに、用いるべきチャネル符号の拡散率SFj及び指数ijを供給する。段階19A、19
Bにおける発生器39jは、この符号CCj=cSFj,ijを乗算器40jに供給し、この乗算器
40jは、対応する物理チャネル上に送信される複素シンボルを変調する。このよ
うにして変調されたシンボルシーケンスは、41において合計され、多元接続チャ
ネルが結合される。
【0051】
合計器41の前(乗算器4Ojの上流または下流)で、別の乗算器42jが、各PhCH jの
分担部分の重み付けを行う。これは、それに対して、逆のリンク上のDPCCHに戻
されるコマンドTPCjの関数としてパワー制御モジュール43jによって決定される
利得P(j)をかけることによって行われる。これらのコマンドTPCjは、干渉波に対
する信号の比率(SIR)の受信器による評価、及び、RRC副層によって与えられる目
標値SIRtarget,jとの比較の後に、3GPPによって、1999年12月に出版された、3G
TS 25.214技術仕様書"Physical layer procedures (FDD)"バージョン3.1.1に記
載された、サーボ制御手順によって得られる。
分担部分の重み付けを行う。これは、それに対して、逆のリンク上のDPCCHに戻
されるコマンドTPCjの関数としてパワー制御モジュール43jによって決定される
利得P(j)をかけることによって行われる。これらのコマンドTPCjは、干渉波に対
する信号の比率(SIR)の受信器による評価、及び、RRC副層によって与えられる目
標値SIRtarget,jとの比較の後に、3GPPによって、1999年12月に出版された、3G
TS 25.214技術仕様書"Physical layer procedures (FDD)"バージョン3.1.1に記
載された、サーボ制御手順によって得られる。
【0052】
合計器41から供給される複素信号には、44において、発生器45から供給される
スクランブル符号SCが掛け算される。この符号SCは、いくつかのスクランブル符
号を用いる基地局の場合を除いては、全く同様に、全てのCDMAチャネルに適用さ
れる。
スクランブル符号SCが掛け算される。この符号SCは、いくつかのスクランブル符
号を用いる基地局の場合を除いては、全く同様に、全てのCDMAチャネルに適用さ
れる。
【0053】
乗算器44の出力において、複素ベースバンド信号は、変調器46によって処理さ
れ、ここで、パルス整形、及び、4状態の位相変調(QPSK)が実行され、Uuインタ
ーフェース上に送信される無線信号が形成される。
れ、ここで、パルス整形、及び、4状態の位相変調(QPSK)が実行され、Uuインタ
ーフェース上に送信される無線信号が形成される。
【0054】
段階19A、19Bの受信部は、受信され、かつ増幅されて、ベースバンドにされた
無線信号の順序を入れ替え、そして、それには、処理されるべき各PhCHのスクラ
ンブル符号及びチャネル符号CCjが掛け算される。このようにして再生された推
定シンボルストリームは、段階18A、18Bに供給され、ここで、多重分離及び復号
動作が実行される。これは、図3を参照して説明した動作と二重になっており、
それによって、いくつかのTrCHに関して推定TrBkを復元する。マクロダイバーシ
ティモードで動作しているとき、いくつかの経路からの受信に続いて、推定TrBk
の組合せが行われ、マクロダイバーシティゲインが達成される。次に、MAC段階1
7A、17Bが、トランスポートチャネルからの論理チャネルの多重分離を実行し、
その次に、RLC段階16A、16Bが、より上位の層のためのデータフローを再構築す
る。
無線信号の順序を入れ替え、そして、それには、処理されるべき各PhCHのスクラ
ンブル符号及びチャネル符号CCjが掛け算される。このようにして再生された推
定シンボルストリームは、段階18A、18Bに供給され、ここで、多重分離及び復号
動作が実行される。これは、図3を参照して説明した動作と二重になっており、
それによって、いくつかのTrCHに関して推定TrBkを復元する。マクロダイバーシ
ティモードで動作しているとき、いくつかの経路からの受信に続いて、推定TrBk
の組合せが行われ、マクロダイバーシティゲインが達成される。次に、MAC段階1
7A、17Bが、トランスポートチャネルからの論理チャネルの多重分離を実行し、
その次に、RLC段階16A、16Bが、より上位の層のためのデータフローを再構築す
る。
【0055】
図6に、UEへの専用情報の送信において、本発明の実施形態に従って包含され
る、UTRANの構成要素を示す。似たような構成を、アップリンクのためにも採用
可能であることに注目すべきである。示された例において、制御レベルは、呼制
御情報(CC)、移動管理情報(MM)及び無線資源制御情報(RR)を送信するための3つ
の論理チャネルを有し、各々、UEの対応するRRCの構成要素に宛てられている。
ユーザレベルは、ユーザ情報を送信するための2つの論理チャネルを有している
。RRC段階15Aは、RLC段階16Aを制御し、各論理チャネルのために、RLCモジュー
ル160のインスタンス(instance)を生成させる。
る、UTRANの構成要素を示す。似たような構成を、アップリンクのためにも採用
可能であることに注目すべきである。示された例において、制御レベルは、呼制
御情報(CC)、移動管理情報(MM)及び無線資源制御情報(RR)を送信するための3つ
の論理チャネルを有し、各々、UEの対応するRRCの構成要素に宛てられている。
ユーザレベルは、ユーザ情報を送信するための2つの論理チャネルを有している
。RRC段階15Aは、RLC段階16Aを制御し、各論理チャネルのために、RLCモジュー
ル160のインスタンス(instance)を生成させる。
【0056】
図示されていない他の機能に加えて、MAC段階17Aは、適切なUEに関する専用チ
ャネルのために、チャネルスイッチングモジュール170と、トランスポートフォ
ーマット組合せ選択モジュール171とを有している。ブロック172、173によって
図示したように、RRC段階は、モジュール170を制御し、第1の専用トランスポー
トチャネルTrCH 1上に、制御レベルの論理チャネルを多重化させ、かつ、別個の
(distinct)専用トランスポートチャネルTrCH 2上に、ユーザレベルの論理チャネ
ルを多重化させる。トランスポートチャネルと関連する論理チャネルのビットレ
ートを観察することによって、モジュール171は、RRC段階15Aから供給されたTFC
Sの中から、適切なトランスポートフォーマットの組合せを選択し、対応する指
示TFCIを、第1層に供給する。
ャネルのために、チャネルスイッチングモジュール170と、トランスポートフォ
ーマット組合せ選択モジュール171とを有している。ブロック172、173によって
図示したように、RRC段階は、モジュール170を制御し、第1の専用トランスポー
トチャネルTrCH 1上に、制御レベルの論理チャネルを多重化させ、かつ、別個の
(distinct)専用トランスポートチャネルTrCH 2上に、ユーザレベルの論理チャネ
ルを多重化させる。トランスポートチャネルと関連する論理チャネルのビットレ
ートを観察することによって、モジュール171は、RRC段階15Aから供給されたTFC
Sの中から、適切なトランスポートフォーマットの組合せを選択し、対応する指
示TFCIを、第1層に供給する。
【0057】
RRC段階15Aによって選択されたTFCSは、各組合せのために、TrCH 2に適用する
チャネル符号化よりも、TrCH 1に適用するチャネル符号化の方に、より高い冗長
度を持たせることができる。例えば、畳み込み符号をTrCH 2に割り当てる一方で
、ターボ符号をTrCH 1に割り当てることができる。また、その区別は、レートマ
ッチングかつ/またはCRCレベルで行うことができる。
チャネル符号化よりも、TrCH 1に適用するチャネル符号化の方に、より高い冗長
度を持たせることができる。例えば、畳み込み符号をTrCH 2に割り当てる一方で
、ターボ符号をTrCH 1に割り当てることができる。また、その区別は、レートマ
ッチングかつ/またはCRCレベルで行うことができる。
【0058】
RRC段階15Aは、更に、符号化及び多重化段階18Aを制御し、これにより、2つ
の物理チャネル(PhCH 1及びPhCH 2)は、それぞれ、2つの専用TrCHから発するデ
ータを送信するために用いられる。これらの2つのPhCH jは、無線段階19Aに連
結されていて、ここには、RRC段階15Aが、用いられるべきチャネル符号のパラメ
ータSFj、ijを供給する。
の物理チャネル(PhCH 1及びPhCH 2)は、それぞれ、2つの専用TrCHから発するデ
ータを送信するために用いられる。これらの2つのPhCH jは、無線段階19Aに連
結されていて、ここには、RRC段階15Aが、用いられるべきチャネル符号のパラメ
ータSFj、ijを供給する。
【0059】
信号方式情報及びユーザデータのために、別個の専用物理チャネルを設けるこ
とによって、無線資源を効果的に管理する一方で、信号方式情報のノイズ耐性を
増強することが可能である。特に、RRC副層は、信号方式情報を伝送するPhCH 1
に対して、ユーザデータを伝送するPhCH 2より高い拡散率を割り当てることがで
き、後者のチャネルは、より高いシンボルビットレートを有している。単一のPh
CHを用いることによって、同じ情報を送るのに、より小さい拡散率のチャネル符
号の割り当てしか必要としない。すなわち、図5のツリーのルートにより近く、
これにより、より多くの符号資源を動員する(例えば、図5において、符号c2,1
を、より高いグローバルビットレートの単一のPhCHに割り当てるのは、符号c8,1 及びc4,2を、それぞれ、チャネルPhCH 1及びPhCH 2に割り当て、これにより、符
号c8,2を別のユーザが利用可能な状態にしておくのより、効果が薄い)。
とによって、無線資源を効果的に管理する一方で、信号方式情報のノイズ耐性を
増強することが可能である。特に、RRC副層は、信号方式情報を伝送するPhCH 1
に対して、ユーザデータを伝送するPhCH 2より高い拡散率を割り当てることがで
き、後者のチャネルは、より高いシンボルビットレートを有している。単一のPh
CHを用いることによって、同じ情報を送るのに、より小さい拡散率のチャネル符
号の割り当てしか必要としない。すなわち、図5のツリーのルートにより近く、
これにより、より多くの符号資源を動員する(例えば、図5において、符号c2,1
を、より高いグローバルビットレートの単一のPhCHに割り当てるのは、符号c8,1 及びc4,2を、それぞれ、チャネルPhCH 1及びPhCH 2に割り当て、これにより、符
号c8,2を別のユーザが利用可能な状態にしておくのより、効果が薄い)。
【0060】
基地局において、チャネル符号が不足している場合に、新しいスクランブル符
号を割り当てることが可能である。
号を割り当てることが可能である。
【0061】
RRC副層は、ダウンリンクのパワー制御目標値SIRtarget,1、 SIRtarget,2を調
節することによって、信号方式情報に関する増強されたノイズ耐性を制御するこ
とができる。SIRtarget,1 > SIRtarget,2のとき、サーボ制御は、アップリンク
に戻されるコマンドTPC1及びTPC2によって、PhCH 1上に、PhCH 2上よりも高い伝
送パワーをもたらす。PhCH 1のみの伝送パワーを増加させることは、干渉という
観点から見て、同じ量の情報を伝送する単一のPhCHの伝送パワーを増加させるこ
とより優れている。
節することによって、信号方式情報に関する増強されたノイズ耐性を制御するこ
とができる。SIRtarget,1 > SIRtarget,2のとき、サーボ制御は、アップリンク
に戻されるコマンドTPC1及びTPC2によって、PhCH 1上に、PhCH 2上よりも高い伝
送パワーをもたらす。PhCH 1のみの伝送パワーを増加させることは、干渉という
観点から見て、同じ量の情報を伝送する単一のPhCHの伝送パワーを増加させるこ
とより優れている。
【0062】
代りに、もしくは、加えて、UTRANのRRC段階15Aは、パラメータSIRtargetを用
いるサーボ制御ループを通してより、むしろ、直接、チャネルPhCH 1及びPhCH 2
のパワーレベルを調節することも可能である。
いるサーボ制御ループを通してより、むしろ、直接、チャネルPhCH 1及びPhCH 2
のパワーレベルを調節することも可能である。
【0063】
マクロダイバーシティモードにおいては、無線信号は、少なくとも2つの基地
局13からUEに送信される。第1層は、これらの基地局(或いは、ノードB)間で分
担されるものと考えられる。供給する(serving)RNCは、TrCH 1、従って、無線リ
ンクが、より良い品質である基地局へのPhCH 1、及び、リンクが存在する、別の
基地局へのTrCH 2/PhCH 2に向ける(directing)ことによって、信号方式情報に関
して増強されたノイズ耐性を制御することができる。マクロダイバーシティモー
ドをサポートするためにUE内に備えられた多重受信器が用いられ、このモードを
放棄し、異なる伝播路経由で情報を受信する。
局13からUEに送信される。第1層は、これらの基地局(或いは、ノードB)間で分
担されるものと考えられる。供給する(serving)RNCは、TrCH 1、従って、無線リ
ンクが、より良い品質である基地局へのPhCH 1、及び、リンクが存在する、別の
基地局へのTrCH 2/PhCH 2に向ける(directing)ことによって、信号方式情報に関
して増強されたノイズ耐性を制御することができる。マクロダイバーシティモー
ドをサポートするためにUE内に備えられた多重受信器が用いられ、このモードを
放棄し、異なる伝播路経由で情報を受信する。
【0064】
図7に、UTRANへの専用情報の送信において、本発明の実施形態に従って包含
される、UEの下位層の構成要素を示す。似たような構成を、ダウンリンクのため
にも採用可能であることに注目すべきである。例を単純化するために、ユーザレ
ベルの1つの論理チャネルの処理について考える。この論理チャネルは、第3層
からIPデータグラムを受け取る。このデータグラムのフローは、ユーザデータと
混合された制御情報を伝送する。
される、UEの下位層の構成要素を示す。似たような構成を、ダウンリンクのため
にも採用可能であることに注目すべきである。例を単純化するために、ユーザレ
ベルの1つの論理チャネルの処理について考える。この論理チャネルは、第3層
からIPデータグラムを受け取る。このデータグラムのフローは、ユーザデータと
混合された制御情報を伝送する。
【0065】
RRC段階15Bは、RLC段階16Bを制御し、論理チャネルのためのRLCモジュール161
のインスタンスを生成させ、これにより、このモジュール161は、分割時に、指
定された型(例えば、制御)の情報を含む第1のデータユニットRLC-PDUと、指定
された型の情報を含まない第2のデータユニットRLC-PDUとの識別を行う。モジ
ュール161は、進行中の付随するフロー、及び、第1及び第2のRLC-PDUユニット
に関するMAC副層の信号を、例えば、各RLC-PDUユニットのRLCヘッダ内に配置さ
れたフラグによって、もしくは、2つの副層間の通信要素のパラメータによって
分析する。
のインスタンスを生成させ、これにより、このモジュール161は、分割時に、指
定された型(例えば、制御)の情報を含む第1のデータユニットRLC-PDUと、指定
された型の情報を含まない第2のデータユニットRLC-PDUとの識別を行う。モジ
ュール161は、進行中の付随するフロー、及び、第1及び第2のRLC-PDUユニット
に関するMAC副層の信号を、例えば、各RLC-PDUユニットのRLCヘッダ内に配置さ
れたフラグによって、もしくは、2つの副層間の通信要素のパラメータによって
分析する。
【0066】
図示していない他の機能に加えて、MAC段階17Bは、チャネルスイッチングモジ
ュール175と、トランスポートフォーマット組合せ選択モジュール176とを含んで
いる。ブロック177として図示したように、RRC段階は、モジュール175を制御し
、ユーザレベルの論理チャネルを、2つの別個の専用トランスポートチャネルTr
CH 1及びTrCH 2に分割させる。TrCH 1は、第1のRLC-PDUユニットを受信し、一
方、TrCH 2は、第2のRLC-PDUユニットを受信する。この分離は、各RLC-PDUユニ
ット(ヘッダまたは基本要素(primitive))と共に、モジュール161から供給される
指示に基づいて行われる。2つの専用トランスポートチャネル上でのビットレー
トを観察することによって、モジュール176は、RRC段階15Bから供給されたTFCS
の中から、適切なトランスポートフォーマットの組合せを選択し、かつ、対応す
る指示TFCIを第1層に供給する。
ュール175と、トランスポートフォーマット組合せ選択モジュール176とを含んで
いる。ブロック177として図示したように、RRC段階は、モジュール175を制御し
、ユーザレベルの論理チャネルを、2つの別個の専用トランスポートチャネルTr
CH 1及びTrCH 2に分割させる。TrCH 1は、第1のRLC-PDUユニットを受信し、一
方、TrCH 2は、第2のRLC-PDUユニットを受信する。この分離は、各RLC-PDUユニ
ット(ヘッダまたは基本要素(primitive))と共に、モジュール161から供給される
指示に基づいて行われる。2つの専用トランスポートチャネル上でのビットレー
トを観察することによって、モジュール176は、RRC段階15Bから供給されたTFCS
の中から、適切なトランスポートフォーマットの組合せを選択し、かつ、対応す
る指示TFCIを第1層に供給する。
【0067】
RRC段階15Bによって選択されたTFCSは、各組合せのために、TrCH 2に適用され
るチャネル符号化よりも、TrCH 1に適用されるチャネル符号化の方に、より高い
冗長度を持たせる。例えば、畳み込み符号がTrCH 2に割り当てられる一方で、タ
ーボ符号がTrCH 1に割り当てられる。また、その区別は、レートマッチングかつ
/またはCRCレベルで行われる。
るチャネル符号化よりも、TrCH 1に適用されるチャネル符号化の方に、より高い
冗長度を持たせる。例えば、畳み込み符号がTrCH 2に割り当てられる一方で、タ
ーボ符号がTrCH 1に割り当てられる。また、その区別は、レートマッチングかつ
/またはCRCレベルで行われる。
【0068】
RRC段階15Bは、更に、符号化及び多重化段階18Bを制御し、これにより、2つ
のTrCHが、1つの物理チャネル上に多重化される。このPhCHは、無線段階19Bと
連結され、ここには、RRC段階15Bが、用いられるべきチャネル符号のパラメータ
SF、iを供給する。
のTrCHが、1つの物理チャネル上に多重化される。このPhCHは、無線段階19Bと
連結され、ここには、RRC段階15Bが、用いられるべきチャネル符号のパラメータ
SF、iを供給する。
【0069】
図7の例においては、専用トランスポートチャネルが、同一の物理的チャネル
上に集められ、ノイズ耐性の区別は、RRC副層によって定義され、かつMAC副層に
よって選択されたトランスポートフォーマットによってなされる。もちろん、同
様に、いくつかのPhCHを用いて、図6を参照して述べたものと類似の処理を用い
ることも可能である。
上に集められ、ノイズ耐性の区別は、RRC副層によって定義され、かつMAC副層に
よって選択されたトランスポートフォーマットによってなされる。もちろん、同
様に、いくつかのPhCHを用いて、図6を参照して述べたものと類似の処理を用い
ることも可能である。
【0070】
RLC副層によるフローの分析は、IPデータグラム内に含まれる1つ以上のヘッ
ダの検査を含み、これは、所望の情報を含む、分割されたデータユニットを確認
することを可能にする。この情報の性質は、サポートされたアプリケーション、
セルラネットワークオペレータ(cellular network operator)の選択等に関する
、より上位の層で用いられるプロトコルによって決まる。
ダの検査を含み、これは、所望の情報を含む、分割されたデータユニットを確認
することを可能にする。この情報の性質は、サポートされたアプリケーション、
セルラネットワークオペレータ(cellular network operator)の選択等に関する
、より上位の層で用いられるプロトコルによって決まる。
【0071】
その識別は、例えば、以下に基づいている。
- それによって、恐らくは、他のものより、あるIPデータグラムを保護するのを
助ける、各IPデータグラムのサービスフィールドの型(TOS)、特に、いわゆる「
信頼性フラグ」。IPヘッダの記述のために、1981年9月に、インターネットエン
ジニアリングタスクフォース(IETF)によって公表された、「インターネットプロ
トコル」、コメントのための要求(RFC)791を参照せよ。 - ユーザデータの伝送のために特に用いられるプロトコルに従って送信される、
例えばUDP("User Datagram Protocol"、RFC 768、IETF、1980年8月)のような他
のものより、それによって制御情報を保護するのを可能にする、例えばICMPプロ
トコル("Internet Control Message Protocol"、RFC 792、IETF、1981年9月)或
いはRSVPプロトコル("Resource ReSerVation Protocol (RSVP)"、RFC 2205、IET
F、1997年9月)と関係がある、各データグラムのIPヘッダに含まれるプロトコル
フィールドの型。例えば、生存時間(time to live ; TTL)の満了の指示のような
、もしくは、あるデータグラムの誤った宛先アドレスの指示のような重要な情報
が、無線インターフェース中で最も良い状態の経路に定められることを保証する
ことが可能である。 - 例えば、TCP(Transmission Control Protocol、RFC 793、IETF、1981年9月)の
ためのトランスポート層プロトコルヘッダ。トランスポートプロトコルの重要な
情報(例えば、承認もしくはリセット メッセージ)が、無線インターフェース中
で最も良い状態の経路に定められることを保証することが可能である。TCPは、
比較的長いタイムアウト(2、3秒)を用い、従って、この信号方式情報の保護が、
プロトコルの効率を、かなり向上させている。 - アプリケーション層プロトコルヘッダ。これによって、例えば、ウェブブラウ
ジング(HTTPプロトコル、"Hypertext Transfer Protocol"、RFC 1945年、IETF、
1996年5月)に関して、ネットワーク管理アプリケーション(SNMPプロトコル、"A
Simple Network Management Protocol (SNMP)", RFC 1157, IETF, 1990年5月)或
いはファイル転送アプリケーション(FTPプロトコル、"File Transfer Protocol
(FTP)", RFC 959, IETF, 1985年10月)を支持することが可能になる。TCPが第4
層で用いられるならば、アプリケーションプロトコルの指示は、TCPヘッダにお
いて発見されるかもしれない。UDPが第4層で用いられるならば、その指示は、
データ部において発見される。別の例は、IP上での電話通信のようなリアルタイ
ムアプリケーションの中での符号化されたリアルタイム信号との比較時における
制御情報の支持、すなわち、RTPプロトコル("RTP: A Transport Protocol for R
eal-Time Applications"、RFC 1889、IETF、1996年1月を参照せよ)との比較時に
おけるRTCPプロトコルから成る。
助ける、各IPデータグラムのサービスフィールドの型(TOS)、特に、いわゆる「
信頼性フラグ」。IPヘッダの記述のために、1981年9月に、インターネットエン
ジニアリングタスクフォース(IETF)によって公表された、「インターネットプロ
トコル」、コメントのための要求(RFC)791を参照せよ。 - ユーザデータの伝送のために特に用いられるプロトコルに従って送信される、
例えばUDP("User Datagram Protocol"、RFC 768、IETF、1980年8月)のような他
のものより、それによって制御情報を保護するのを可能にする、例えばICMPプロ
トコル("Internet Control Message Protocol"、RFC 792、IETF、1981年9月)或
いはRSVPプロトコル("Resource ReSerVation Protocol (RSVP)"、RFC 2205、IET
F、1997年9月)と関係がある、各データグラムのIPヘッダに含まれるプロトコル
フィールドの型。例えば、生存時間(time to live ; TTL)の満了の指示のような
、もしくは、あるデータグラムの誤った宛先アドレスの指示のような重要な情報
が、無線インターフェース中で最も良い状態の経路に定められることを保証する
ことが可能である。 - 例えば、TCP(Transmission Control Protocol、RFC 793、IETF、1981年9月)の
ためのトランスポート層プロトコルヘッダ。トランスポートプロトコルの重要な
情報(例えば、承認もしくはリセット メッセージ)が、無線インターフェース中
で最も良い状態の経路に定められることを保証することが可能である。TCPは、
比較的長いタイムアウト(2、3秒)を用い、従って、この信号方式情報の保護が、
プロトコルの効率を、かなり向上させている。 - アプリケーション層プロトコルヘッダ。これによって、例えば、ウェブブラウ
ジング(HTTPプロトコル、"Hypertext Transfer Protocol"、RFC 1945年、IETF、
1996年5月)に関して、ネットワーク管理アプリケーション(SNMPプロトコル、"A
Simple Network Management Protocol (SNMP)", RFC 1157, IETF, 1990年5月)或
いはファイル転送アプリケーション(FTPプロトコル、"File Transfer Protocol
(FTP)", RFC 959, IETF, 1985年10月)を支持することが可能になる。TCPが第4
層で用いられるならば、アプリケーションプロトコルの指示は、TCPヘッダにお
いて発見されるかもしれない。UDPが第4層で用いられるならば、その指示は、
データ部において発見される。別の例は、IP上での電話通信のようなリアルタイ
ムアプリケーションの中での符号化されたリアルタイム信号との比較時における
制御情報の支持、すなわち、RTPプロトコル("RTP: A Transport Protocol for R
eal-Time Applications"、RFC 1889、IETF、1996年1月を参照せよ)との比較時に
おけるRTCPプロトコルから成る。
【図1】 本発明を適用可能なUMTSネットワークの図である。
【図2】 UMTSネットワークの無線インターフェースに用いられる通信プロ
トコルの層構成を示す図である。
トコルの層構成を示す図である。
【図3】 ネットワークの基地局における符号化及び多重化段階の概略図で
ある。
ある。
【図4】 基地局における無線伝送段階の概略図である。
【図5】 ネットワークのセルで使用可能なチャネルを分割するための、一
組の符号を示す図である。
組の符号を示す図である。
【図6】 本発明に基づいた具体例としてのアクセスネットワークの一部を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図7】 本発明に基づいた具体例としての無線通信端末の一部を示す概略
図である。
図である。
16A, 16B 無線リンク制御段階
17A, 17B 媒体アクセス制御段階
18A, 18B 符号化及び多重化段階
19A, 19B 無線伝送段階
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月13日(2002.5.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE
,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,
GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK
,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P
T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL
,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,
UZ,VN,YU,ZA,ZW
Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE22
5K067 AA05 CC10 DD57 EE02 EE10
EE23 HH36 JJ13
Claims (15)
- 【請求項1】 少なくとも1つのデータフローに基づいて、無線通信局に無
線信号を伝送する方法において、 無線リンク制御段階(16A, 16B)で、指定された型の情報を含む第1のデータユ
ニットと、指定された型の情報を含まない第2のデータユニットとを別々に処理
するステップと、 前記データユニットを媒体アクセス制御段階(17A, 17B)に供給し、これにより
、第1の専用トランスポートチャネル経由で第1のデータユニットを伝送し、か
つ、少なくとも1つの第2の専用トランスポートチャネル経由で第2のデータユ
ニットを伝送するステップと、 前記専用トランスポートチャネル経由で伝送されたデータユニットを、符号化
及び多重化段階(18A, 18B)に供給し、これにより、専用物理チャネルに適する、
少なくとも1つのシンボルストリームを形成するステップと、 各シンボルストリームを無線伝送段階(19A, 19B)に供給するステップと を有し、 前記符号化及び多重化段階、かつ/または、無線伝送段階は、第2の専用トラ
ンスポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネルの方に、より強
力な、ノイズからの保護機能を提供するように制御される ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記指定された型の情報とは、信号方式のプロトコルに関す
る情報である ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記符号化及び多重化段階(18A, 18B)は、第2の専用トラン
スポートチャネルよりも、第1の専用トランスポートチャネルの方に、より高い
冗長度を示すチャネル符号化を適用するように制御される ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記符号化及び多重化段階(18A, 18B)は、第1の専用トラン
スポートチャネルに基づく第1の専用物理チャネルに関する第1のシンボルスト
リームを形成し、かつ、少なくとも1つの第2の専用トランスポートチャネルに
基づく第2の専用物理チャネルに関する少なくとも1つの第2のシンボルストリ
ームを形成するように制御される ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記無線伝送段階(19A, 19B)は、伝送される無線信号が、第
1の専用物理チャネル経由での第1のコンポーネントと、第2の専用物理チャネ
ル経由での第2のコンポーネントとを有し、かつ、第1のコンポーネントが、第
2のコンポーネントより大きい伝送パワーを有するように制御される ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記専用物理チャネルは、スペクトラム拡散技術によって多
重化されていて、前記符号化及び多重化段階(18A, 18B)、及び、無線伝送段階(1
9A, 19B)は、第1のシンボルストリームが、第2のシンボルストリームより小さ
いシンボルビットレートを有し、かつ、第1の専用物理チャネルが、第2の専用
物理チャネルより高い拡散率に対応するように制御される ことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記無線信号は、少なくとも2つの基地局(13)から伝送され
、前記無線伝送段階(19A)は、前記複数の基地局間で配分され、第1及び第2の
シンボルストリームは、それぞれの基地局における無線伝送段階に供給され、こ
れにより、異なる伝播路経由で伝送される無線信号を形成する ことを特徴とする請求項4から6のうちのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 無線リンク制御段階(16A, 16B)は、制御レベルに属する第1
のデータフローと、ユーザレベルに属する少なくとも1つの第2のデータフロー
とを別々に受信し、それらから、それぞれ、第1のデータユニットと、いくつか
の第2のデータユニットとを形成する ことを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】 前記指定された型の情報は、無線資源制御情報(RR)かつ/ま
たは移動管理情報(MM)かつ/または呼制御情報(CC)を含んでいる ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 無線リンク制御段階(16A, 16B)は、ユーザレベルに属する
データフローを受信し、それから、データユニットを形成し、同時に、前記フロ
ーの分析に基づいて、第1のデータユニットと第2のデータユニットとを識別す
る ことを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項11】 前記データフローは、IPデータグラムから成る ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 【請求項12】 前記フローの分析は、各IPデータグラムのヘッダに含まれ
ているサービスフィールドかつ/またはプロトコルフィールドの型の検査を含ん
でいる ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 前記フローの分析は、各IPデータグラムに含まれているト
ランスポート層プロトコルヘッダかつ/またはアプリケーション層プロトコルヘ
ッダの検査を含んでいる ことを特徴とする請求項11または12に記載の方法。 - 【請求項14】 無線通信システムのためのアクセスネットワークにおいて
、無線リンク制御段階(16A)と、媒体アクセス制御段階(17A)と、符号化及び多重
化段階(18A)と、無線伝送段階(19A)とを有し、請求項1から13のうちのいずれ
か1項に記載の無線信号伝送方法を実行するようにした ことを特徴とするアクセスネットワーク。 - 【請求項15】 無線通信端末において、無線リンク制御段階(16B)と、媒
体アクセス制御段階(17B)と、符号化及び多重化段階(18B)と、無線伝送段階(19B
)とを有し、請求項1から13のうちのいずれか1項に記載の無線信号伝送方法
を実行するようにした ことを特徴とする無線通信端末。
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