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JP2003524640A - 無水ギ酸の製造方法 - Google Patents

無水ギ酸の製造方法

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JP2003524640A
JP2003524640A JP2001553251A JP2001553251A JP2003524640A JP 2003524640 A JP2003524640 A JP 2003524640A JP 2001553251 A JP2001553251 A JP 2001553251A JP 2001553251 A JP2001553251 A JP 2001553251A JP 2003524640 A JP2003524640 A JP 2003524640A
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distillation
methanol
formic acid
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Abstract

(57)【要約】 本発明は無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造する方法に関する。この場合、まずギ酸メチルの加水分解により水性ギ酸を製造し、その際、ギ酸メチルから予め、その中に含有されているメタノールを除去する。本発明による方法は、ギ酸メチルを加水分解する前に、メタノールを含有するギ酸メチルから蒸留塔中でメタノールを除去し、その際、前記の塔は同時にギ酸を後処理する際の別の分離機能のためにも使用されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための方法および装置に関す
る。
【0002】 "Ullmanns Encyklopaedie der technischen Chemie"、第4版、第7巻、第3
65頁から、ホルムアミドを硫酸によって酸分解することによってギ酸を製造す
ることは公知である。しかしこの方法は、化学量論的な量の硫酸アンモニウムが
不可避的な生成物として生じるという欠点を有する ギ酸を製造するためのもう1つの可能性は、メタノールと一酸化炭素とから合
成されるギ酸メチルの加水分解である。この場合、次の反応方程式に基づいてい
る:
【0003】
【化1】
【0004】 "Ullmanns Encyklopaedie der technischen Chemie"、第4版、第7巻、第3
66頁に記載されているギ酸メチルの加水分解 HCOOCH+HO HCOOH+CHOH は、加水分解の平衡状態が不利であるという欠点を有する。所望の方法生成物を
蒸留により除去することによって平衡をシフトさせることは不可能である。とい
うのも、ギ酸メチル(沸点32℃)は、実質的にメタノール(沸点65℃)およ
びギ酸(沸点101℃)よりも低い沸点を有するからである。水との共沸混合物
の形成に基づいて、生じる水性のギ酸溶液から無水ギ酸を容易に蒸留して取得す
ることができない。難点はギ酸メチルの加水分解混合物から無水ギ酸を取得する
ことである。
【0005】 EP−B−0017866に記載の、重要な工程a)〜g)を有する方法によ
ればギ酸メチルから出発して無水ギ酸を製造することが可能である。この場合、 a)ギ酸メチルを加水分解し、 b)得られる加水分解混合物からメタノールならびに過剰のギ酸メチルを留去
し、 c)蒸留(b)のギ酸および水を含有する塔底生成物を、主としてギ酸を吸収
する抽出剤を用いて液-液抽出で抽出し、 d)その際に得られるギ酸、抽出剤および水の部分量を含有する抽出相を蒸留
し、 e)蒸留の際に得られる水およびギ酸の部分量を含有する塔頂生成物を工程(
b)の蒸留塔の下方部分に返送し、 f)主として抽出剤およびギ酸を含有する、蒸留工程(d)の塔底生成物を蒸
留により無水ギ酸と抽出剤とに分離し、かつ g)工程(f)を離れる抽出剤を工程に返送する 場合に、無水ギ酸が得られる。
【0006】 この方法の場合、特に h)蒸留工程(b)および(d)を単一の塔中で実施し、 i)加水分解のために必要な水を蒸気の形で、工程(b)の実施のために備え
られた塔の下方部分に導入し、 (k)加水分解(a)の際にギ酸メチルと水とを1:2〜1:10のモル比で
使用し、かつ/または l)抽出剤として一般式I
【0007】
【化2】
【0008】 [式中、基RおよびRはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基もしく
はアラルキル基を表すか、またはRおよびRはN原子と一緒になってヘテロ
環式の5員もしくは6員環を形成し、かつ上記の基の1つのみがアリール基であ
り、かつRは水素もしくはC〜C−アルキル基を表す]のカルボン酸アミ
ドを使用する ことが有利である。
【0009】 以下に方法工程(a)〜(i)を詳細に説明する。
【0010】 工程(a) 加水分解は通常、80〜150℃の温度範囲で実施する。
【0011】 工程(b) 加水分解混合物の蒸留は原則的に任意の圧力で、有利には0.5〜2バールで
実施することができる。一般に常圧での作業が推奨される。この場合、塔底の温
度は約110℃であり、かつ塔頂では約30〜40℃である。加水分解混合物は
有利には80〜150℃の温度範囲で添加し、かつメタノールは液状で有利には
温度55〜65℃で除去する。混合物を一方ではギ酸メチルとメタノールとに、
かつ他方では水性のギ酸に、満足のいくよう分離することはすでに、25の理論
段を有する(有利には35〜45の理論段数)蒸留塔を用いて可能である。工程
(b)のために提案される塔の構造様式は任意であってよいが、しかし特に多孔
板塔もしくは充填塔が推奨される。
【0012】 工程(c) 抽出剤を用いたギ酸水溶液からのギ酸の液-液抽出は、有利には常圧および温
度60〜120℃、特に70〜90゜で向流で実施する。抽出剤の種類に応じて
通常、1〜12の理論分離段を有する抽出装置が必要である。このために適切な
抽出装置は、特に液-液抽出塔である。多くの場合、4〜6の理論分離段で満足
のいく結果が達成される。
【0013】 抽出剤の選択は制限されない。抽出剤として特に前記の一般式Iのカルボン酸
アミドが適切である。この種の抽出剤は特にN,N−ジ−n−ブチルホルムアミ
ド、N,N−ジ−n−ブチルアセトアミド、N−メチル−N−2−ヘプチルホル
ムアミド、N−n−ブチル−N−2−エチルヘキシルホルムアミド、N−n−ブ
チル−シクロヘキシルホルムアミドおよび/またはN−エチルホルムアニリドな
らびにこれらの化合物の混合物である。その他の適切な抽出剤は特にジイソプロ
ピルエーテル、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、トリブチルホスフェート
およびブタンジオールホルメートである。
【0014】 工程(d) 抽出相は相応する蒸留装置中で蒸留によって、通常は主としてギ酸および抽出
剤を含有する液相、ならびに主として水および少量のギ酸を含有する蒸気相とに
分離する。これは抽出蒸留である。塔底温度は有利には140〜180℃である
。十分な分離効果は通常、5の理論段から達成される。
【0015】 工程(e) ギ酸−水混合物の返送は通常、蒸気の形で行う。
【0016】 工程(f)および(g) 工程(f)を実施するための蒸留装置(たいていは塔として形成されている)
は有利には減圧下(約50〜300ミリバール)および相応して低い塔頂温度(
約30〜60℃)で運転する。
【0017】 工程(h) プロセスのこの変法は工程(b)および(d)に関する。工程b)およびd)
を実施するための蒸留装置は1つの統合蒸留装置中に配置されている。この場合
、蒸留装置は通常、塔として形成されている。
【0018】 工程(i) この工程では加水分解のために必要な水を水蒸気の形で提供する。
【0019】 一酸化炭素とメタノールとからのギ酸メチルの合成は技術的にはメタノールの
モル過剰で実施する。従って相応する合成反応器の反応搬出物中にはギ酸メチル
以外に過剰のメタノールが著しい量で含有されている。該反応搬出物は通常、メ
タノールを20〜40質量%含有しており、残部は実質的にギ酸メチルからなる
。EP−B−0017866に記載されている方法の経済性は、合成反応器中の
メタノールを取り出し、ギ酸メチルおよびメタノールを含有する混合物を除去し
、かつその後はじめて、工程a)を実施するための加水分解反応器に供給するこ
とにより改善される。経済的には、ギ酸メチルを約95%含有しているギ酸メチ
ル流を加水分解反応器へ導入し、これに応じてこの流中のメタノール含有率は明
らかに、合成反応器からでていく流におけるよりも低い。メタノールの除去は、
精留部を備え、かつ塔頂で還流を有する蒸留塔中で実施する。この塔の還流の蒸
発エンタルピーは、塔底蒸発器中で蒸気の形で入力しなくてはならない、つまり
、プロセスに付加的なエネルギーを投入しなくてはならない。高いエネルギーコ
ストというこの欠点以外に、方法の経済性は相応する塔の高い投資コストにより
否定的な影響を受ける。従って少量のメタノール(たとえば5質量%)を含有す
るのみのギ酸メチルを製造するためのコストは、高濃度のギ酸メチルを使用する
ことから生じる経済的な利点を低減する。
【0020】 本発明の課題は、無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造する方法を提供すること
である。方法の経済性は、加水分解のために使用される、ギ酸メチルおよびメタ
ノールを含有する混合物中のメタノールを除去するためのエネルギーコストなら
びに装置的コストを低減することにより改善することができる。
【0021】 前記課題の解決は無水もしくはほぼ無水のギ酸を取得するための方法から出発
し、その際、 i)ギ酸メチルを加水分解し、 ii)得られる加水分解混合物からメタノールならびに過剰のギ酸メチルを留
去し、 iii)ギ酸および水を含有する、蒸留(ii)の塔底生成物を主としてギ酸
を吸収する抽出剤を用いて液-液抽出で抽出し、 iv)その際に得られるギ酸、抽出剤および水の部分量を含有する抽出相を蒸
留し、 v)この蒸留の際に得られる水およびギ酸の部分量を含有する塔頂生成物を工
程ii)の蒸留装置の下方部分に返送し、 vi)主として抽出剤およびギ酸を含有する蒸留工程iv)の塔底生成物を蒸
留によって無水もしくはほぼ無水のギ酸と抽出剤とに分離し、かつ vii)工程vi)を離れる抽出剤をプロセスに返送する。
【0022】 本発明による方法は、ギ酸メチルを加水分解する(工程i))前に、メタノー
ルを含有するギ酸メチルを、工程ii)を実施するために備えられた蒸留装置に
案内し、その際、メタノールを含有するギ酸メチルの相応する供給箇所が、蒸留
装置中で、メタノールのための取り出し箇所の上方かつギ酸メチルのための取り
出し箇所の下方に存在し、かつギ酸メチルのための取り出し箇所においてメタノ
ールが除去されたギ酸メチルが得られ、これを引き続き工程i)へ返送すること
を特徴とする。
【0023】 ほぼ無水のギ酸とは、水を最大で30%、有利には最大で15%含有するギ酸
と理解する。合成反応器を離れるギ酸メチルよりもメタノール含有率が低いギ酸
メチルを、メタノールが除去されたギ酸メチルとして理解すべきである。
【0024】 実質的な利点は、本発明による方法のために比較的高いメタノールの割合(た
とえば30%)を有するギ酸メチルも準備することができることである。このこ
とによりエネルギーのコストも装置的なコストも低減し、ひいてはプロセスを経
済的に運転することができる。こうして得られた、部分的に濃縮されたギ酸メチ
ル流を、付加的なエネルギーコストをかけずに、たとえば所望の95%に濃縮す
ることができる、蒸留装置iiに供給する場合、合成反応器からのギ酸メチルを
濃縮するためにストリッパーとして構成された簡単な蒸留塔(精留部および還流
を有していない)で十分であることも実質的な利点である。
【0025】 本発明の特別な実施態様では、合成反応器から取り出した、ギ酸メチルおよび
メタノールを含有する混合物を、有利にストリッパーとして構成された蒸留塔に
供給し、ここでメタノールの部分量を分離し、かつ蒸留塔の上端部でメタノール
を含有するギ酸メチルを取り出すことにより、メタノールを含有するギ酸メチル
が得られる。通常、有利にストリッパーとして構成された蒸留塔は精留部を有し
ていない。有利には蒸留塔の上部の還流を省略する。このような蒸留塔はギ酸メ
チル中のメタノールの含有率を十分に低減することができ、これを引き続き、工
程ii)の実施のために蒸留装置へ案内する。このような蒸留塔では、特に精留
部および還流を省略することによって最小化することができる少ない建設費用が
特に有利である。さらに、加熱蒸気量の低減により塔の伝熱装置の大きさおよび
相応する凝縮器の冷却水必要量を低減することができる。
【0026】 有利には蒸留工程ii)およびiv)を単一の蒸留装置中で実施する。該装置
は、相応して個々の蒸留塔の機能を満足する。有利には加水分解(工程i))の
ために必要とされる水を蒸気の形で、工程ii)の実施のために備えられた蒸留
装置の下部に案内する。
【0027】 本発明により前記の方法を実施するための装置もまた提供する。この装置は、 α)合成反応器、 β)加水分解反応器、 χ)工程ii)を実施するための蒸留装置、これはメタノールを含有するギ酸
メチルのための供給箇所およびメタノールとギ酸メチルのための取り出し箇所を
有する、 δ)工程iv)を実施するための蒸留装置、 ε)抽出装置および Φ)工程vi)を実施するための蒸留装置、 を有する。
【0028】 合成反応器として、メタノールと一酸化炭素とから出発してギ酸メチルを製造
するために適切な全ての反応器が適切である。蒸留装置χ)、δ)およびΦ)は
通常、塔として構成されている。抽出装置として有利には液-液抽出装置を使用
する。
【0029】 有利な1実施態様では、本発明による装置はエレメントα)〜Φ)以外にさら
に、有利にストリッパーとして構成されている蒸留塔を有している、つまり上部
に精留部を有していないし、還流もない。有利にストリッパーとして構成された
蒸留塔は過剰のメタノールを合成反応器の反応混合物から除去するために使用さ
れる。
【0030】 有利には、工程ii)を実施するための蒸留装置と、工程iv)を実施するた
めの蒸留装置とは、単一の蒸留装置中に配置されている。該装置はたいてい、上
部に工程ii)を実施するための蒸留装置を有し、かつ下部に工程iv)を実施
するための蒸留装置を有する大きな塔として構成されている。
【0031】 添付の図面は次のものを表す: 図1は、従来技術により無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための装置の
図、 図2は、従来技術により無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための略図で
あり、この場合、工程ii)を実施するための蒸留装置および工程iv)を実施
するための蒸留装置は単一の蒸留装置中に配置されている、 図3は、無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための本発明による方法を実
施するための装置の略図、 図4は、無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための本発明による方法を実
施するための装置の略図であり、この場合、工程ii)を実施するための蒸留装
置および工程iv)を実施するための蒸留装置は単一の蒸留装置中に配置されて
いる。
【0032】 矢印の上もしくはその横に記載されている符号は、一般にそれぞれの流中で高
い割合を有するか、もしくは主要な割合を有するそれぞれの成分を示す。流中の
成分の割合は変化しうるので、この符号は単に方向付けのための基準として使用
する。符号21はギ酸メチル、22は水、23はギ酸、24はメタノール、25
は抽出剤、26は排ガスおよび27は一酸化炭素を表す。従来技術による方法と
本発明による方法とでは、合成反応器6中でギ酸メチルを製造し、加水分解反応
器1中でギ酸メチルの加水分解を実施し、かつ工程ii)を蒸留装置2中で実施
し、抽出を抽出装置3中で行い、工程iv)の実施を蒸留装置4中で行い、かつ
工程vi)を蒸留装置5中で行うことが共通している。
【0033】 図2および図4では蒸留装置2;4が単一の蒸留装置7中に配置されている。
本発明による方法と従来技術による方法との違いは、合成反応器から排出される
ギ酸メチルおよびメタノールを含有する流は異なる構成の蒸留塔8に供給される
点である。従来技術による蒸留塔は精留部11および返送流10とを有しており
、本発明による方法のための装置の場合、これらのエレメントは存在しない。蒸
留塔8を離れる、メタノールの残留量を含有しているギ酸メチルは従来技術によ
る方法によれば直接加水分解反応器1へと案内される。これとは対照的に、本発
明による方法の場合、蒸留塔8を離れる、メタノールを含有しているギ酸メチル
は蒸留装置2に供給され、その際、相応する供給箇所9はメタノールのための取
り出し箇所12の上方およびギ酸メチルのための取り出し箇所13の下方に配置
されている。ギ酸メチルのための取り出し箇所13において得られたギ酸メチル
は蒸留装置2中でメタノールが除去される。次いでメタノールが低減したこのギ
酸メチルを加水分解反応器1に供給する。
【0034】 本発明を以下の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0035】 比較例 比較例は、図1に略図で示されている装置中で実施される、従来技術による方
法に相当する。水性ギ酸5.3kgを製造する。合成反応器6を離れるギ酸メチ
ルおよびメタノールを含有する混合物を、精留部11を有する蒸留塔8へと案内
し、その際、この塔中でギ酸メチルを95質量%まで濃縮する。ギ酸メチルを加
水分解反応器1へ案内する。合成反応器の反応生成物はギ酸メチル以外にメタノ
ールを25質量%含有している。精留部11を有する蒸留塔8は合計で30のト
レーを有する泡鐘塔として構成されている。合成反応器6から取り出された混合
物をトレー15に添加する。泡鐘塔は、0.9kWの熱を入力する塔底蒸発装置
および0.95kWの熱を除去する塔頂凝縮器を有する。蒸留装置2は80のト
レーを有する泡鐘塔として構成されている。加水分解反応器1から取り出される
混合物をトレー15に供給する。蒸留装置2の塔底にで付加的に、蒸留装置4の
、凝縮した液状の塔頂流を導入する。ギ酸メチルの合成に返送するための液状の
メタノールを取り出し箇所12で除去する。取り出し箇所12はトレー50に存
在する。蒸留装置2の塔頂で、取り出し箇所13において95質量%のギ酸メチ
ルを留去する。このために相応する蒸留装置7の塔底蒸発器中で4.9kWの熱
を入力しなくてはならない。塔頂凝縮器において4.5kWの熱を除去する。
【0036】 実施例 以下に記載する実施例は、図3に略図で示されている装置中で実施される本発
明による方法に相応する。前記の従来技術による方法と同様に、水性ギ酸5.3
kgを製造する。合成反応器6の反応生成物はギ酸メチル以外にメタノールも2
5質量%含有している。ギ酸メチルの濃縮は、「純粋な」ストリッパーとして構
成されている、15のみの棚段を有する蒸留塔8中で行う。この場合、合成反応
器から取り出される混合物を最上段の棚段に添加し、塔は精留部11を有してい
ない。蒸留塔8の塔底蒸発器中で0.6kWの熱を入力するが、これは従来技術
による相応の方法よりも33%低く、相応する凝縮器では0.73kWの熱を除
去し、これは従来技術による方法よりも23%低い(従って冷却水の節約と結び
ついている)。この装置の配置を用いてギ酸メチルを89質量%に濃縮する。得
られる流を、供給箇所9で蒸留装置2に導入する。蒸留装置2は、比較例におい
て使用した装置に関して、供給箇所9が異なるのみである。これはトレー65上
に存在する。蒸留装置7の塔底蒸発器によるエネルギー入力は比較例に相応する
。取り出し箇所13におけるギ酸メチルの濃度は95質量%である。
【0037】 「純粋な」ストリッパーとして構成された蒸留塔8は、比較試験において使用
される蒸留塔8と比べて、半分の建造物高さを有するのみである。必要とされる
エネルギー入力が少ないことに基づいて、熱伝達装置(蒸発器/凝縮器)の寸法
を30%小さくすることができる。塔の直径は10%低減することができる。
【0038】 本発明による方法は従来技術による方法に対して、エネルギーコストおよび投
資コストが明らかに改善されていることが明らかにわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術により無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための装置の図。
【図2】 従来技術により無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための装置の図。
【図3】 本発明による方法により無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための装置の
図。
【図4】 本発明による方法により無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するための装置の
図。
【符号の説明】
1 加水分解反応器、 2 蒸留装置、 3 抽出装置、 4 蒸留装置、
5 蒸留装置、 6 合成反応器、 7 蒸留装置、 8 接続導管、 9 供
給箇所、 10 取り出し箇所、 11 供給箇所、 21 ギ酸メチル、 2
2 水、 23 ギ酸、 24 メタノール、 25 抽出剤、 27 一酸化
炭素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ハンス ハマー ドイツ連邦共和国 マンハイム ヴァルト リヒトゥング 42 (72)発明者 ハンス ハッセ ドイツ連邦共和国 カイザースラウテルン シュレーヴェーク 25アー (72)発明者 フリードリッヒ ザウアー ドイツ連邦共和国 オーバージュルツェン カールバッハー ヴェーク 24 (72)発明者 マキシミリアン フィカリ ドイツ連邦共和国 リンブルガーホフ パ ウル−ミュンヒ−シュトラーセ 6 (72)発明者 ティル アドリアン ドイツ連邦共和国 ボーベンハイム−ロッ クスハイム リンクシュトラーセ 1 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC46 AD11 AD16 BD31 BD33 BD51 BD53 BD84 BE60 BS10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水もしくはほぼ無水のギ酸を製造するために、 i)ギ酸メチルを加水分解し、 ii)得られた加水分解混合物からメタノールならびに過剰のギ酸メチルを留
    去し、 iii)蒸留(ii)の、ギ酸および水を含有する塔底生成物を、主としてギ
    酸を吸収する抽出剤を用いて液−液抽出で抽出し、 iv)その際に得られるギ酸、抽出剤および水の部分量を含有する抽出相を蒸
    留し、 v)この蒸留の際に得られる水およびギ酸の部分量を含有する塔頂生成物を工
    程(ii)の蒸留装置の下方部分に返送し、 vi)蒸留工程(iv)の、主として抽出剤およびギ酸を含有する塔底生成物
    を蒸留により無水もしくはほぼ無水のギ酸と抽出剤とに分離し、かつ vii)工程(vi)を離れる抽出剤を方法工程に返送する 方法において、ギ酸メチルの加水分解(工程i))の前に、メタノールを含有す
    るギ酸メチルを工程ii)の実施のために備えられた蒸留装置へ案内し、その際
    、蒸留装置中で、メタノールを含有するギ酸メチルの相応する供給箇所はメタノ
    ールのための取り出し箇所の上方およびギ酸メチルのための取り出し箇所の下方
    に存在し、かつギ酸メチルのための取り出し箇所において、メタノールが除去さ
    れたギ酸メチルが得られ、該ギ酸メチルを引き続き工程i)に返送することを特
    徴とする、無水もしくはほぼ無水のギ酸の製造方法。
  2. 【請求項2】 合成反応器から取り出されたギ酸メチルおよびメタノールを
    含有する混合物を有利にストリッパーとして形成されている蒸留塔に添加し、こ
    こでメタノールの部分量を分離し、かつ蒸留塔の上端部でメタノールを含有する
    ギ酸メチルを取り出す、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 蒸留塔が精留部を有していない、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 蒸留塔が上部に還流を有していない、請求項2または3記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 蒸留工程ii)およびiv)を単一の蒸留装置中で実施する
    、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 α)合成反応器(6)、 β)加水分解反応器(1)、 χ)メタノールを含有するギ酸メチルのための供給箇所(9)およびメタノー
    ルとギ酸メチルのための取り出し箇所(12;13)を有する、工程ii)を実
    施するための蒸留装置(2)、 δ)工程iv)を実施するための蒸留装置(4)、 ε)抽出装置(3)および φ)工程vi)を実施するための蒸留装置(5) を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法を実施するための装置
  7. 【請求項7】 エレメントα)〜φ)を有し、かつ有利にストリッパーとし
    て形成されている蒸留塔(8)を有する、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 工程β)を実施するための蒸留装置(2)および工程δ)を
    実施するための蒸留装置(4)が単一の蒸留装置(7)中に配置されている、請
    求項6または7記載の装置。
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