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JP2003518278A - ディスプレイパネル用光学系 - Google Patents

ディスプレイパネル用光学系

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JP2003518278A
JP2003518278A JP2001547606A JP2001547606A JP2003518278A JP 2003518278 A JP2003518278 A JP 2003518278A JP 2001547606 A JP2001547606 A JP 2001547606A JP 2001547606 A JP2001547606 A JP 2001547606A JP 2003518278 A JP2003518278 A JP 2003518278A
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image
anamorphic
optical system
optical
telecentric
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JP2001547606A
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ティー コットン,クリストファー
ティー ベリグダン,ジェームス
Original Assignee
スクラム テクノロジーズ インコーポレイテッド
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Publication date
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  • Lenses (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 超薄型パネルは、積層された複数のガラスシート(透明なクラッド物質で被覆されていても、若しくは被覆されていなくてもよく、互いにエポキシ又は接着剤を用いて固定されている)を有してなる。カプラー(16)は積層対の入口面(20)に結合される。光発生器(12)を有する筐体は、カプラーと光学的に整列される。光発生器は、好ましくは入口面に近接して平行に配置され、これによって構造の奥行を低減することを可能とする。光学系は、像源(110)、対象の像を中間の像平面中に形成するための像形成素子(120)、像のアナモルフィッなクひずみを低減するためのアナモルフィック素子(130)、及び像の台形ひずみを低減するためのテレセントリック素子(140)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般には、ディスプレイ(表示)装置の分野に関するものである。
より詳細には、本発明は対象の像をディスプレイ装置上に結合させるための光学
系及び方法に関するものである。更に詳しくは、本発明は、対象の像を超薄型平
面光学ディスプレイ装置上に結合させるための光学系及び方法に関し、この光学
系及び方法は、入射像に対して傾斜しているディスプレイ装置上に像が投影され
るときに一般に発生するひずみ(歪曲)を、低減若しくは排除することができる
【0002】 背景の説明 光学スクリーンは、一般に、スクリーン上に像を投影するために陰極線管(C
RT)を用いる。標準的なスクリーンは、幅対高さの比が4:3であり、525
本の垂直解像度を有する。電子ビームが、このスクリーン上を横切って水平及び
垂直方向の両方に走査され、集合的に像を形成する多くの画素(ピクセル)を形
成する。
【0003】 通常の陰極線管は、寸法上、実用的な限界があり、又必要とされる電子銃に適
応させるためにその奥行が比較的深い。一般的に種々の形態の像投影を含む、よ
り大きなスクリーンが入手可能である。しかしながら、このようなスクリーンは
、限られた視野角度(viewing angle)、解像度、明度(輝度)、コントラスト
を含む種々の視覚上の欠点を有し、又このようなスクリーンは一般に重量及び形
状において比較的扱い難い。更に、どのような大きさの画面にとっても、視野の
コントラストを改善するために、黒く見えることが望ましい。しかしながら、C
RTは像の形成に蛍光体を使用しており、この蛍光体は黒くないため、直視用C
RTが実際に黒であることは不可能である。
【0004】 各々が第1及び第2の端部を有する積層された光学導波路によって光学パネル
を作製することができる。この光学パネルにおいては、複数の第1の端部によっ
て出口面が画成され、又複数の第2の端部によって入口面が画成される。このよ
うなパネルは、その高さ及び幅と比較してその奥行を薄くすることができ、導波
路のクラッドは、黒色表面の面積を増加させるために黒色に作製することができ
るが、このようなパネルは、入口面を横切って像光を分配するための高価で扱い
難い投影装置を必要とすることがある。これによって、この投影装置は、パネル
の全体の寸法及びコストを増加させる。
【0005】 従って、積層された導波路パネルに対応する利点を有していながら、高価で扱
い難い投影装置の使用を必要とせず、又このような装置によって余儀なくされる
寸法及びコストの増大を被ることもない光学パネルに対する要求がある。
【0006】 筐体(ハウジング)の奥行(光学パネル及び投影装置を含む。)が最小である
ことが望まれる光学パネルでは、一般には、投影装置はそれらの全体の規模(寸
法)の制約に適応するように配置される。従って、投影装置の配置は、標的とさ
れるパネルの入口面に対して、鋭角に指向される像経路を必要とすることがある
。このように、入口面の表面は一般に像経路に対して高度に傾斜されているため
、焦点合わせ(集束)され、ひずみの無い像を生成することのできる像形成系(
imaging system)が不可欠である。適切に焦点合わせされた像が望まれるだけで
はなく、入口面の表面上に生成される像はまた、対象から像への線形の点間写像
(マッピング)(linear point-to-point mapping)を維持する一方、オリジナ
ルの対象のアスペクト比を保持していなければならない。
【0007】 従って、像経路に対して高度に傾斜された入口面表面上で正確な像を生成する
ことが可能であり、不適当に焦点合わせされた像、及びオリジナルの対象の不正
確なアスペクト比及び矛盾した対象から像への線形の点間写像をもたらす像ひず
みを被ることのない、光学パネル用の光学系に対する要求がある。
【0008】 発明の概要 本発明は、対象の像を光学パネルの表示像平面上にゼロより大きい入射角にて
投影するための光学系に向けられる。前記光学系は、像源及び像形成素子を有す
る。前記像形成素子は、前記対象の像を中間の像平面中に形成する。前記光学系
はまた、前記像のアナモルフィックなひずみを低減するためのアナモルフィック
素子、及び前記像の台形ひずみを低減するためのテレセントリック素子を有する
。本発明はまた、光学系と光学パネルとの組み合わせを含む表示系(ディスプレ
イシステム)に向けられる。
【0009】 本発明は、像経路に対して高度に傾斜した入口面表面上に正確な像を生成し、
不適当に焦点合わせされた像、及びオリジナルの対象の不正確なアスペクト比及
び矛盾した対象から像への線形の点間写像をもたらす像ひずみを被ることがない
、減少した光学経路(距離)を有する光学系を提供することによって、高額で扱
い難い投影装置の使用など、従来技術にて経験する問題を解決する。本発明はま
た、改善されたコントラスト及び最小化された奥行などの、積層された導波路パ
ネルに対応する利点を保持している。
【0010】 本発明の、これらの及び他の利点、及び利益は、以下の発明の詳細な説明から
明らかとなる。
【0011】 本発明が明確に理解され、容易に実施できるように、本発明を添付の図面と関
連して説明する。
【0012】 発明の詳細な説明 本発明の図面及び説明は、本発明の明確な理解に関係する要素を例示するよう
に単純化され、一方、明瞭さを期す目的で、一般の光学ディスプレイパネルにお
いて見出される他の多くの要素は排除している。通常の当業者は、本発明の実施
のためには他の要素が望まれ及び/又は要求されることを認めるであろう。しか
し、このような要素は斯界にて周知であり、これらが本発明のよりよい理解を助
長することはないので、そのような要素の議論はここでは提供されない。
【0013】 図1は、光学パネル10を示す概略等角図である。光学パネル10は、複数の
導波路10aを有し、各々の導波路10aの一端部は、その導波路の入口を形成
し、又各々の導波路10aの反対側の端部はその導波路10aの出口を形成する
。又、光学パネル10は、光発生系12、この光発生系12と複数の導波路10
aが内部に取り付けらる筐体(ハウジング)14及びカプラー(結合器)16を
有する。
【0014】 各々の導波路10aは水平方向に延在し、複数の積層された導波路10aは垂
直方向に延在する。複数の入口端部は、像光22を受光する入口面20を画成す
る。複数の出口端部は、光22を表示するための、入口面20と実質的に平行に
配置される出口面24を画成する。光22は、限定されるものではないが、ビデ
オ(テレビジョン)像22aなどの形態で表示することができる。
【0015】 筐体14は、光発生系12と複数の導波路10aとを組み合わせたものよりも
大きな高さの寸法にされ、複数の導波路10aと光発生系12をその内部に配置
することを可能にする。筐体14は、開放した前部を有し、出口面24を見るこ
とを可能にし、又筐体14の開放した前部から後部へと見て、閉じた奥行Dを有
する。
【0016】 光発生系12は、導波路10aを通して視覚される光を供給する。光発生系1
2は、光源30及び光源30からの入射光22をカプラー16へと再指向させる
光再指向性素子(要素)(light redirection element)32を備えている。こ
の光再指向性素子32は、カプラー16と共働して、筐体14の奥行Dの減少を
可能にする。この減少が可能となるのは、光再指向性素子32が、複数の導波路
10aの垂直方向の積層体に対して近接し且つ平行に筐体14内に配置された光
源30からの光22の向きをカプラー16へと変え、次いでカプラー16が光2
2の向きを導波路10aへと鋭く変えるように形成されている場合である。カプ
ラー16は、複数の導波路10aを介して略水平方向の伝達(透過)を生起させ
るために、例えば像光の向きを約45度から約90度までの範囲内で変える作用
を成すことが好まし。又、光発生系12は、変調器(モデュレータ)、更には像
形成光学部品をも備えていてよい。光発生系12は、図2を参照して更に具体的
に議論される。
【0017】 入口面20と出口面24との表面が平行であることは、パネル10及び閉囲(
封入)する筐体14を、極めて薄い奥行で作製することを可能とする。パネル1
0は、入口面20と出口面24との間の導波路10aの奥行である公称厚さTを
有し、厚さTは実質的に出口面24の高さH及び幅Wより小さい。パネル10は
、例えば、典型的なテレビの幅と高さの比である4:3又は16:9で形成する
ことができる。約100cmの高さH及び約133cmの幅Wに対して、本発明
のパネルの厚さTは約1cmとすることができる。奥行Dは厚さTに従って変動
するが、上記実施態様において、筐体14の奥行Dは、好ましくは約12cmよ
り大きくない。
【0018】 図2は、超薄型光学パネル10の概略断面側面図である。パネル10は、複数
の積層された導波路10a、光発生系12、カプラー16及び筐体14を有する
【0019】 本発明の一実施態様において、光発生系12は、光再指向性素子32と光学的
に整列されたプロジェクタ(投光器)60を有する。像は光再指向性素子32上
に投影され、次いで導波路10aを通して伝達(透過)し、出口面24上で表示
するためにするために、カプラー16へ再指向される。好ましい実施態様では、
プロジェクタ60は、像光22を入口面20に対して略平行に投影するために入
口面20の上部(頂部)に燐接して配置され、又像光22の向きを光再指向性素
子32からカプラー16へと変えて導波路10aを通して伝達(透過)させるの
に十分なだけ、入口面20から距離を置かれる。
【0020】 プロジェクタ60は、光22を発生するための適当な光源30を有していてよ
い。光源30は、電球(例えば、フィラメント若しくはアーク型)又はレーザで
あってよい。プロジェクタ60は、光22を変調して像22aを形成するための
変調器62を有していてよい。変調器62は、例えば通常の液晶ディスプレイ(
LCD)、ディジタルマイクロミラー装置(DMD)、GLV、レーザラスタス
キャナ、PDLC、LCOS、MEMS、又はCRTであってよい。プロジェク
タ60はまた、光再指向性素子32を横切って(渡って)像光22を水平方向及
び垂直方向に分配或いは分散して、適当に集束(合焦)させてカプラー16に伝
達(透過)するために、適当な像光学部品像形成光学部品64を有していてよい
。像光学部品64は、集束(合焦)及び拡大レンズ、及び/又はミラー(鏡)を
有していてよい。1つ以上、例えば2〜4個の光発生系12を、カプラー16の
1箇所以上に光を供給するために用いることができる。像光22をカプラー16
上で垂直方向及び水平方向の両方に拡大するために、像形成光学部品64及び光
再指向性素子32の両方に対して拡大レンズを使用することができる。別法とし
て、カプラー16を横切って像光22を水平方向及び垂直方向の両方にラスタリ
ングすることによって像を形成するために、適切なラスタリング系を光発生系1
2として使用することができる。
【0021】 例示した実施態様では、光22は、先ず、プロジェクタ60から筐体14内を
垂直方向下方に、光再指向性素子32が取り付けられた筐体14の底部へと投影
され、次いで、カプラー16の露出した全表面上に分散させるために、光再指向
性素子32が像光22を小さな鋭角にて垂直方向上方に再指向させる。他の実施
態様では、プロジェクタ60は、入口面20の後ろより寧ろ入口面20の下側に
配置することができる。
【0022】 像光22のカプラー16上への許容し得る入射角は、光22の向きをパネル1
0の入口面20へと変えるカプラー16の能力によって決まる。カプラー16の
、この向きを変える能力が大きいほど、筐体14に必要とされる奥行Dを減少さ
せるためにプロジェクタ60をカプラー16の近くに取り付けることができる。
【0023】 図3は、超薄型光学パネル10の概略水平及び垂直断面を示す。パネル10は
、複数の垂直方向に積層された光学導波路10a、光発生系12(図2参照)、
カプラー16及び筐体14を有する。
【0024】 複数の導波路10aの各導波路10aは、第1の屈折率を有する透明な中心(
中央)のコア80を有する。コア80は、限定されるものではないが、例えば、
プレキシガラス又はポリマーなどの、光波を通過させるのに適した斯界にて既知
の如何なる材料で形成されてもよい。中心コア80は、ジェネラルエレクトリッ
ク社(General Electric Company)(登録商標)から市販されているレクサン(
「Lexan」(登録商標))などの光学プラスチック、BK7タイプなどのガ
ラスから製作することができる。本発明の好ましい実施態様は、個々のガラスシ
ート(板ガラス)群を用いて実施され、ガラスシートの厚さは一般に2〜100
ミクロン(μm)の範囲内であり、又扱いやすい長さ及び幅であってよい。中心
コア80は、少なくとも2つのクラッド層82の間にラミネートされる。ガラス
と直接触するクラッド層82は、コア80の屈折率より小さな第2の屈折率を有
する。これにより、光22がコア80を通して伝達(透過)される際に、実質的
に光22の内部全反射(全反射)が可能となる。クラッド82は、例えば、適当
なプラスチック、プレキシガラス、ガラス、接着剤、ポリウレタン、低屈折率ポ
リマー又はエポキシとすることができ、黒色であることが好ましい。多層クラッ
ド層82が使用される場合、クリア(透明)なクラッド層がガラスに接触し、黒
に着色された層が隣接するクリアなクラッド層の間に配置されるのが好ましい。
これにより、出口面24の視野のコントラスト及びコア80を通る光22の内部
反射を改善する。少なくとも1つの黒に着色された層の使用により、出口面24
での付加的な黒さを提供することによって、コントラストを改善する。更に、出
口面24における黒に着色された層の露出した縁部を観察者が直接視覚できる。
加えて、出口面24を介して軸から外れて導波路に入射する周辺光が、黒に着色
された層によって内部に吸収される。黒に着色された層は、黒色噴霧塗料、又は
1つ以上の黒に着色された層中の隣接するコア80を互いに接合させるエポキシ
接着剤中のカーボン(炭素)粒子を用いるなどの適当な方法にて形成することが
できる。クラッド層82及びコア80を形成する方法を以下で更に具体的に議論
する。
【0025】 好ましい実施態様の導波路10aは、出口面24の幅に沿って水平方向に連続
して延在する平坦なリボンの形態である。このリボン導波路10aは、好ましく
は、出口面24の高さに沿って垂直方向に積層される。従って、パネル10の垂
直解像度は、出口面24の高さに沿って積層された導波路10aの数に依存する
。例えば、525個の導波路の積層は、525本の垂直解像線を提供する。
【0026】 複数の積層された導波路10aは、最初に第1のガラスシートを、大きさがこ
の第1のガラスシートより僅かに大きいトラフ(槽)の中に配置して形成するこ
とができる。次いで、このトラフを熱硬化性エポキシで充填することができる。
このエポキシは、導波路間に黒色層を形成するために黒色であることが好ましく
、それによって視野のコントラストが改善される。更に、このエポキシは、例え
ばガラスシートよりも小さい屈折率を有して、ガラスシート内で実質的に光22
の全反射を可能にするなどの、適当なクラッド層82の特性を有しているべきで
ある。トラフを充填した後に、ガラスシート80を繰り返し積層し、エポキシ層
を各々のガラスシート80の間に形成する。この積層は、約500〜800枚の
シートが積層されるまで繰り返すのが好ましい。次いで、この積層体に一様な圧
力を加え、ガラスシート80の間でエポキシを流動させて略一様なレベルとする
ことができる。本発明の好ましい実施態様では、得られる一様なレベルは、ガラ
スシートの間で約0.00051cm(0.0002インチ)である。次いで、
この積層体を、80℃でエポキシが硬化するのに必要な時間ベーキング(bake)
して硬化させる。そして、積層体を、ガラスの割れを防ぐために徐冷させる。硬
化後に、積層体を、限定されるものではないが、例えばダイアモンド鋸(ソー)
などの鋸に対して配置し、所望の大きさに切断(cut)する。次いで、パネル10
の切断部をダイアモンドポリッシャー(研磨材)で研磨して鋸跡(ソーマーク)
を全て除去することができる。
【0027】 本発明の別の実施態様では、複数のガラスシート80を、このガラスよりも小
さな屈折率を有する物質で個別に被覆(コート)、或いはこのような物質内に浸
漬して、複数の被覆されたシートを、好ましくは黒色の糊(glue)又は熱硬化性
エポキシを用いて互いに固定する。第1の被覆されたガラスシート10aを、大
きさがこの第1の被覆されたガラスシートより僅かに大きなトラフに配置し、ト
ラフを熱硬化性黒色エポキシで充填し、被覆されたガラスシート10aを繰り返
し積層して、エポキシ層を各々の被覆されたガラスシート10aの間に形成する
。この積層は、約500〜800枚のシートが積層されるまで繰り返すのが好ま
しい。そして、この積層体に一様な圧力を加え、その後エポキシを硬化させ、積
層体を所望の大きさに切断(鋸引き:sawing)する。積層体は、曲面状又は平坦
に切断することができ、又切断の後につや消し(フロスト)にするか又は研磨し
てもよい。
【0028】 本発明の他の実施態様では、ガラスシート80は、好ましくは、1.27cm
(0.5インチ)〜2.54cm(1.0インチ)の範囲内の幅を有し、例えば
30.48cm(12インチ)〜91.44cm(36インチ)といった取り扱
いやすい長さである。シート80は、各シート80の間に配置される黒色の紫外
線接着剤の層と共に積層される。そして、紫外線放射を使用して各接着剤層を硬
化させ、この積層体を切断及び/又は研磨することができる。
【0029】 上記各実施態様の方法は、積層体の切断及び/又は研磨の後に、積層体の入口
面20にカプラー16を結合させること、及びカプラー16が結合された積層体
を矩形の筐体14内に固定することを含む。積層体は、筐体14の開放した前部
が出口面24と整列し、又筐体14内の光発生器12がカプラー16と光学的に
整列するように固定される。
【0030】 光発生系12は、カプラー16上に入射される光22を供給し、実質的に図2
を参照して議論したようなものである。光発生系12の光源30は、筐体14内
に、筐体14の容積と奥行を最小にするような適当な位置に取り付けることがで
きる。光源30は、好ましくは、筐体14内において入口面20の上部(頂部)
に位置して入口面20の直ぐ後ろに取り付けられ、最初光22を垂直方向下方に
投影し、次いで光22の向きは光発生系12の光再指向性素子32によって垂直
方向上方に変えられて、カプラー16と光学的に掛かり合う。本発明の好ましい
実施態様では、個々の導波路10aは傾斜せずに水平方向に延在し、観察者が直
接視覚するために、像は導波路10aを通して直接に水平方向に伝達(透過)さ
せることができる。これによって、観察者(視聴者)が光22の全強度を受光し
て最大明度(輝度)を得ることを可能とする。任意に、拡散材料のシートを出口
面24上に設けてもよく、ディスプレイの視野角度の向上効果をもたらす。或い
は、拡散材料のシートの代わりに、出口面24それ自体内に拡散表面を形成して
もよく、同様に視野角度の向上効果をもたらす。このように、明度を最大にする
ためには、光発生系12から入射する光22の向きは実質的に水平に変える必要
がある。プリズム状カプラー16を用いて、90度までの角度で光の向きを変え
、入口面20に入射させることができる。本発明の一実施態様では、透過性直角
フィルム(TRAF:Transmissive Right Angle Film)が81度の角度にて光の
向きを変える。
【0031】 光カプラー16は、光発生系12から入射する光22を入口面20へと結合(
カップリング)又は再指向させ、導波路10aを通して伝達(透過)させるため
に、入口面20の全体に亙り隣接し、又入口面20に適当に接合させることがで
きる。本発明の導波路10aは、入射光22を受光する受け入れ角に制限がある
ことがあり、カプラー16は、像光22の向きを適当に変え、許容し得る受け入
れ角内で導波路コア80に確実に入射するように整列される。
【0032】 本発明の好ましい実施態様においては、カプラー16は、入口面20の幅に沿
って直線状であり、又入口面20の高さに沿って垂直方向に離間して配置される
フレネルプリズム状溝(群)16aを有する。このプリズム状カプラー16は、
90度の角度まで光の向き変えることができる。本発明の他の好ましい実施態様
において、プリズム状カプラー16は、3M社(3M Company)(登録商標)(セ
ントポール、ミネアポリス(St. Paul, Minneapolis))から商品名TRAFI
I(登録商標)で市販されているTRAFである。任意に、このプリズム状カプ
ラー16に極めて近接してに反射器を配置し、溝16aでのいかなる迷光22を
も導波路10a内に反射させて戻すことができる。本発明の更に他の実施態様で
は、カプラー16(又は光再指向性表面)は、代わりに入口面20それ自体内に
形成してもよい。
【0033】 カプラー16は、回折素子16の形態をとることもできる。回折カプラー16
は、水平方向に延在し、個々の導波路10aに平行な多数の小さな溝を有する回
折格子を有し、この溝群は入口面20の高さに亙り垂直方向に互いに密接に離間
配置されている。カプラー16は、限定されるものではないが、ホログラフィッ
ク素子を含む他の形態を同様にとることができる。
【0034】 筐体14は、導波路の積層体10a及び光発生系12を、実質的に閉鎖された
囲いの中に支持している。出口面24は外側に面して、観察者及び周囲光に露出
しており、入口面20及び隣接するカプラー16は、筐体14内の好ましくは黒
色の表面に向かって内側に面している。これによって、出口面24でのコントラ
ストに更なる黒色を提供する。この付加的な黒色は、導波路10a及びカプラー
16の受動的性質に起因して出口面24で提供される。これら受動装置が黒色領
域内に包囲されていると、出口面24は、入口面20上に入射する像光22によ
って照明されていない場合黒く見える。
【0035】 図4は、像源110からの像を光学パネル10(これもまた図説の目的で図4
中に示されている。)上に投影するのに用いられる光学系100を示す、単純化
された概略背面図である。光学系100は、図2を参照して上述した光発生系1
2を置き換えることができる。光学系100は、像源110、像形成素子(要素
)(imaging element)120、アナモルフィック素子(要素)(anamorphic el
ement)130、及びテレセントリック素子(要素)(telecentric element)1
40を有する。光学パネル10は、図1〜3を参照して上述した実施態様のタイ
プのものであってよい。或いは、光学パネルは、当業者による設計的選択又は日
常的なごく普通の実験に依存する異なるタイプのものであってもよい。像源11
0、像形成素子120、アナモルフィック素子130、及びテレセントリック素
子140は全て、理想的にはこの光学素子群の湾曲の中心の全てを含む単一平面
に関して(周り)名目上対称である。単にここでの議論の目的のために、この平
面をここでは「y−z平面」と呼ぶ。
【0036】 ここで用いられる入射角θは、対象平面の中心から表示像平面の中心へ引いた
直線と、表示像平面に垂直な直線との間に形成される角度として定義される。こ
れは図5に図示されており、ここでは、投影系はミラー群ではなくレンズ群を用
いる。ミラー群が投影系中の光学素子群として用いられる実施態様では、対象平
面の中心から表示像平面への直線は、図6に示されるように(ここではテレセン
トリック素子はミラーである。)「折り返し」されるか又は「反射」される。像
は表示像平面上にゼロより大きい入射角にて投影される。本発明の好ましい実施
態様において、入射角θは約50°〜85°の範囲内にある。本発明のより好ま
しい実施態様においては、入射角θは約78°である。
【0037】 斯かる配置と関連するこの傾斜(ティルト)は本質的なものであるので、像平
面の光学的な傾斜は、好ましくは、全光学列にわたって徐々に広げられる。換言
すれば、光学列中の光学素子群、即ち、像形成素子120、アナモルフィック素
子130、及びテレセントリック素子140は、各々対象の像にティルト効果(
傾斜)をもたらす。とはいえ、これは光学列中のただ1つ又はいくつかの光学素
子を用いて達成することができる。像源110及び像形成素子120は、各々x
−軸に関して(周り)ティルティング(傾斜)される。この方法における像源1
10及び像形成素子120の両方のティルティングは、シェイムフラグの法則(
Scheimflug rule)を利用して、像−平面に中間のティルト効果をもたらす。
【0038】 像形成素子120は、像源110の平面(「対象平面」)と、標的とされる入
口面20の平面(「表示像平面」)との間の角度に対する中間の角度にて、対象
の像を中間の像平面中に形成する。アナモルフィック素子130及びテレセント
リック素子140もまた、x−軸に関して(周り)でティルティングされ、像−
平面に更なる中間のティルティング効果をもたらす。アナモルフィック素子13
0によるティルティングは、光学系100が傾斜された像を生成するために要求
されるものではないが、いくらかの程度のアナモルフィック素子130によるテ
ィルティングを提供することは、これにより像の品位を向上させるために有用で
ある。
【0039】 像源110は、照明された対象、例えばLCD又はDMDであってよく、又は
放射することのできる対象、例えばLEDアレイ又はレーザであってもよい。像
形成素子120は、好ましくは回転対称表面を有し、又ガラス又はプラスチック
で構成され、これは球面又は非球面表面を含んでいる。
【0040】 アナモルフィック素子130は、主に像のアナモルフィックなひずみを低減す
るために光学系100中に設けられており、好ましくは、アナモルフィック素子
130は光学系100の光学経路(距離)内で像形成素子120の後に配置され
る。とはいえ、いくつかの配置において、像形成素子120を光学系100の光
学経路内でアナモルフィック素子130の後に配置することが望ましいこともあ
る。ここでの開示の目的のためには、アナモルフィック素子は、2つの直交軸(
例えば、x及びy)のそれぞれにおいて、異なる光学力(屈折力)を有するもの
である。
【0041】 アナモルフィック素子130は、好ましくは3つの構成要素グループ、即ち、
正のフォーカシング(集束,合焦)グループ131、負のフォーカシンググルー
プ132、及び負の像拡大グループ133を有する。これら3つの構成要素グル
ープの各々の中には、非球面表面を有する少なくとも1つの円筒状(シリンドリ
カル)の又は両側(左右)対称(bi-laterally symmetrical)な素子がある。又
、個々の構成要素グループはそれぞれ、任意に、球面又は非球面のいずれかであ
る、回転対称な表面を有する素子群を有していてよい。個々構成要素グループは
、所望の補正量若しくはタイプに応じて、選択的に、光学系100の中心長手光
学軸101(図4)に対してティルティング(傾斜)されるか又は中心から外さ
れる(偏心される)(de-centered)。個々の構成要素グループに対するこれら
の調整(即ち、ティルティング及び偏心化(de-centering))は、日常のごく普
通の実験を通して決定することができる。従って、この調整は、この開示に鑑み
て当業者には明らかであろう。個々の構成要素グループのそれぞれは、光学系1
00の他の残りの素子群(アナモルフィック素子130内の残りの個々の構成要
素グループを含む。)から独立して配列若しくは調整することができる。例えば
、負のフォーカシンググループ132が、光学系100の中心長手光軸101に
対して正の傾斜を有し、一方正のフォーカシンググループ131及び負の像拡大
グループ133が、それぞれ光学系100の中心長手光軸101に対して負の傾
斜を有するような配列若しくは調整が必要となる場合がある。当然、この開示に
鑑みて、他の配置も本発明の範囲内に入る。或いは、厳密に3つの構成要素グル
ープ(アナモルフィック素子130内)が全ての構成において要求されるわけで
はない。理想的には、アナモルフィック素子130内の3つの構成要素グループ
の各々が対象の像にティルト効果をもたらすが、必要なことは、全体のティルト
効果が一定の値となることであり、これはアナモルフィック素子130内の、よ
り少ない若しくはより多い構成要素グループを用いて達成することができる。ア
ナモルフィック素子130内の構成要素グループの正確な数は、光学系の全体の
配置(上述のティルティングを含む。)、入射角θの値、及び所望の像品位によ
って決定されてよい。
【0042】 光学系100中のテレセントリック素子140は、主に、ゼロより大きい入射
角θを有する像形成系においてしばしば発生する、像の台形(trapezoidal)像
ひずみ(或いは、台形ひずみ(keystone-type distortion:キーストーン型ひず
み)として知られている。)の低減若しくは排除のために使用される。又、所望
により、テレセントリック素子140は、任意に、対象の像に傾斜(ティルト)
を導入するために用いることができ(上述したように)、又、任意に、像を焦点
合わせするために用いることができる。テレセントリック素子140は、好まし
くは、光学系100の光学経路内で、アナモルフィック素子130及び像形成素
子120の後に配置され、レンズ、ミラー、若しくはレンズとミラーとの組み合
わせのいずれかを有していてよい。上述のように、テレセントリック素子140
を図6に示されるようにミラーとして備え、光学系100の光学経路中で折り返
し効果を成すことが望ましいことがあり、これにより光学パネル10及び光学系
100を含む筐体14の全体の奥行D(図1〜3)を減少させる。
【0043】 ここでの開示の目的では、テレセントリック素子は、光線を実質的に平行とす
るものである。換言すれば、テレセントリックミラー素子から反射された、若し
くはテレセントリックレンズ素子から脱した光は、更に分かれることはなく(円
錐形ではなく)、従って、結果として対象は無限遠から来たように見える。
【0044】 所望の補正量若しくはタイプに応じて、テレセントリック素子140を光学系
100の中心長手光軸101に対してティルティング及び偏心させることが望ま
しいことがある。テレセントリック素子140に対するこれらの調整(即ち、テ
ィルティング及び偏心化)は、日常的なごく普通の実験を通して決定することが
できる。従って、この調整は、この開示に鑑みて当業者には明らかであろう。好
ましい実施態様において、テレセントリック素子140は、像の品位を向上させ
るために、トロイダル(トロイド状、環状面体)及び/又は非球面である非回転
対称(non-rotationally symmetric)表面を備えていてよい。
【0045】 上述して説明したようなレンズ、ミラー、又はレンズとミラーとの組み合わせ
としてのテレセントリック素子140を設ける代わりとして、台形ひずみの低減
若しくは排除は、電子的に行うことができる。例えば、像源110は、投影経路
の光学部品によって引き起こされる台形ひずみを補償する「逆台形ひずみ(inve
rse keystone-type distortion)」を有する像を生成するように構成されたDM
Dとすることができる。当然、このひずみ補正手法を使用して、光学系内に設け
られる他のいかなるひずみ補正若しくはフォーカシング素子を補償することがで
きる。この手法は、DMD変調器に関して説明したが、LCDなどの他の変調器
を用いてもよい。
【0046】 図5は、図4に示しされるタイプの好ましい光学系100を用いた超薄型光学
パネル10の概略断面側面図である。一般に入手可能な、例えばZEMAX(フ
ォーカス ソフトウェア社(Focus Software, Inc.)のような光学設計ソフトウ
ェアを、光学系100内の個々の素子群/グループ群のそれぞれの表面領域に対
応する種々の特性(例えば、半径、厚さ、ガラスのタイプ、直径(倍率)、及び
表面が円錐形であるかなど)を描写する補助として用いることができる。図4に
示す例示的な配置において、ZEMAXソフトウェアは、表1に示されるこれら
の表面特性を描写する表面データを出力する。表面番号4〜番号16(表1の左
側欄に示される)の表面データは、像形成素子120に相当する。表面番号19
〜番号26、番号29〜番号31、及び番号35〜番号39の表面データは、ア
ナモルフィック素子130内の正のフォーカシンググループ131、負のフォー
カシンググループ132、及び負の像拡大グループ133にそれぞれ相当する。
表面番号43の表面データは、テレセントリック素子140に相当する。
【0047】 当然、個々の素子/グループのそれぞれに対する他の表面データ値が、この開
示に鑑みて当業者には明らかであり、従って光学系100内の個々の素子群/グ
ループ群の全体の構成及び配置(上述のティルティングを含む。)、入射角θの
値、所望の像品位に応じて、日常的なごく普通の実験を通して決定することがで
きる。
【0048】
【表1】
【0049】 上述の光学系100は、適正に焦点合わせされた像を光学パネル10の入口面
20の表面に生成し、対象から像への線形の点間写像を維持する一方で、オリジ
ナルの対象のアスペクト比を保持する。
【0050】 通常の当業者は、本発明の多くの改変及び変形を行い得ることを認めるであろ
う。例えば、レンズ群を有する代わりに、別法として像形成素子120及びアナ
モルフィック素子130のそれぞれがミラー、又はレンズとミラーとの組み合わ
せを有していてよい。像形成素子120及び/又はアナモルフィック素子130
をミラーとして設けるか、又は付加的なミラー素子群を設けて、光学系の光学経
路中で折り返し若しくは多重折り返し効果をもたらし、これによって光学パネル
10及び光学系100を含む筐体14(図1〜3)の奥行Dを減少させることが
望ましいであろう。以上の説明及び添付の請求の範囲は、このような全ての改変
及び変形を包含することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、超薄型光学パネルの概略等角図である。
【図2】 図2は、超薄型光学パネルの概略断面側面図である。
【図3】 図3は、プリズム状カプラーを使用した超薄型光学パネルの概略水平及び垂直
断面図である。
【図4】 図4は、光学パネルに関連する光学系を示す単純化した概略背面図である。
【図5】 図5は、テレセントリックレンズ素子を有する好適な光学系を使用した超薄型
光学パネルの概略断面側面図である。
【図6】 図6は、テレセントリックミラー素子を有する他の好適な光学系を使用した超
薄型光学パネルの概略断面側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/00 G03B 21/00 F 21/10 21/10 Z H04N 5/74 H04N 5/74 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2H087 KA06 KA07 LA28 NA02 RA01 TA01 TA03 2K103 AA05 AA07 AA17 AB08 BB01 BB07 BC03 BC22 BC24 5C058 AA01 BA27 EA02 EA11 EA42 EA45

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象の像を表示像平面上にゼロより大きい入射角θにて投影
    するための光学系であって、 像源と、 前記対象の像を中間の像平面中に形成するための像形成素子と、 前記像のアナモルフィックなひずみを低減するためのアナモルフィック素子と
    、 前記像の台形ひずみを低減するためのテレセントリック素子と、 を有することを特徴とする前記光学系。
  2. 【請求項2】 前記中間の像平面は、対象平面と前記表示像平面との間の角
    度の中間の角度にあることを特徴とする請求項1の光学系。
  3. 【請求項3】 前記像形成素子、アナモルフィック素子、及びテレセントリ
    ック素子の湾曲の中心は、各々同一平面内に整列されることを特徴とする請求項
    1の光学系。
  4. 【請求項4】 前記像形成素子は、ミラーであることを特徴とする請求項1
    の光学系。
  5. 【請求項5】 前記像形成素子は、レンズであることを特徴とする請求項1
    の光学系。
  6. 【請求項6】 前記像形成素子は、レンズ及びミラーの組み合わせであるこ
    とを特徴とする請求項1の光学系。
  7. 【請求項7】 前記像形成素子は、回転対称表面を有することを特徴とする
    請求項1の光学系。
  8. 【請求項8】 前記像形成素子は、非球面表面を有することを特徴とする請
    求項7の光学系。
  9. 【請求項9】 前記像形成素子、前記アナモルフィック素子、及び前記テレ
    セントリック素子は、各々前記対象の前記像に傾斜をもたらすことを特徴とする
    請求項1の光学系。
  10. 【請求項10】 前記像形成素子、前記アナモルフィック素子、及び前記テ
    レセントリック素子から成る群から選択される1つ又は2つの素子は、前記対象
    の前記像に傾斜をもたらすことを特徴とする請求項1の光学系。
  11. 【請求項11】 前記アナモルフィック素子は、ミラーであることを特徴と
    する請求項1の光学系。
  12. 【請求項12】 前記アナモルフィック素子は、レンズであることを特徴と
    する請求項1の光学系。
  13. 【請求項13】 前記アナモルフィック素子は、レンズ及びミラーの組み合
    わせであることを特徴とする請求項1の光学系。
  14. 【請求項14】 前記アナモルフィック素子は、回転対称表面を有すること
    を特徴とする請求項1の光学系。
  15. 【請求項15】 前記像形成素子及びテレセントリック素子は、各々中心長
    手光軸に沿って整列され、前記アナモルフィック素子は、前記中心長手光軸に対
    して傾斜され、又中心から外されることを特徴とする請求項14の光学系。
  16. 【請求項16】 前記アナモルフィック素子は、球面及び非球面表面を有す
    ることを特徴とする請求項14の光学系。
  17. 【請求項17】 前記像形成素子及びテレセントリック素子は、各々中心長
    手光軸に沿って整列され、前記アナモルフィック素子は、球面及び非球面表面を
    有し、前記中心長手光軸に対して傾斜され、又中心から外されることを特徴とす
    る請求項14の光学系。
  18. 【請求項18】 前記アナモルフィック素子は、正のフォーカシンググルー
    プ、負のフォーカシンググループ、及び負の像拡大グループを有することを特徴
    とする請求項1の光学系。
  19. 【請求項19】 前記アナモルフィック素子内の各グループは、前記対象の
    前記像に傾斜をもたらすことを特徴とする請求項18の光学系。
  20. 【請求項20】 前記アナモルフィック素子内の各グループは、少なくとも
    1つの円筒状素子又は両側対象な非球面素子を有することを特徴とする請求項1
    8の光学系。
  21. 【請求項21】 前記テレセントリック素子は、ミラーであることを特徴と
    する請求項1の光学系。
  22. 【請求項22】 前記テレセントリック素子は、レンズであることを特徴と
    する請求項1の光学系。
  23. 【請求項23】 前記テレセントリック素子は、レンズ及びミラーの組み合
    わせであることを特徴とする請求項1の光学系。
  24. 【請求項24】 前記テレセントリック素子は、非球面表面を有することを
    特徴とする請求項1の光学系。
  25. 【請求項25】 前記テレセントリック素子は、トロイダル表面を有するこ
    とを特徴とする請求項1の光学系。
  26. 【請求項26】 前記テレセントリック素子は、非回転対称表面を有するこ
    とを特徴とする請求項1の光学系。
  27. 【請求項27】 前記テレセントリック素子は、非球面である非回転対称表
    面を有することを特徴とする請求項1の光学系。
  28. 【請求項28】 前記テレセントリック素子は、フレネル表面を有すること
    を特徴とする請求項1の光学系。
  29. 【請求項29】 前記表示像表面は、複数の光学導波路の端部によって画成
    されることを特徴とする請求項1の光学系。
  30. 【請求項30】 前記入射角θは、約50°〜85°の範囲内にあることを
    特徴とする請求項1の光学系。
  31. 【請求項31】 前記入射角θは、約78°であることを特徴とする請求項
    30の光学系。
  32. 【請求項32】 光学パネルと、対象の像を表示像平面上にゼロより大きい
    入射角θにて投影する少なくとも1つの光学系と、を有する表示系であって、 各々が第1の端部と第2の端部とを有する複数の積層された光学導波路であっ
    て、前記複数の第1の端部によって出口面が画成され、前記複数の第2の端部に
    よって入口面が画成される光学導波路と;前記入口面に対して非垂直な軸から進
    行する光を、前記入口面に対して垂直な軸へと再指向させる、前記入口面に設け
    られた少なくとも1つのカプラーと;を有する光学パネルと、 各々が、像源と;前記対象の像を中間の像平面中に形成するための像形成素子
    と;前記像のアナモルフィックなひずみを低減するためのアナモルフィック素子
    と;前記像の台形ひずみを低減するためのテレセントリック素子と;を有する少
    なくとも1つの光学系と、 を有することを特徴とする前記表示系。
  33. 【請求項33】 前記中間の像平面は、対象平面と前記表示像平面との間の
    角度の中間の角度にあることを特徴とする請求項32の表示系。
  34. 【請求項34】 前記像形成素子、アナモルフィック素子、及びテレセント
    リック素子の湾曲の中心は、各々同一平面内に整列されることを特徴とする請求
    項32の表示系。
  35. 【請求項35】 前記像形成素子は、ミラーであることを特徴とする請求項
    32の表示系。
  36. 【請求項36】 前記像形成素子は、レンズであることを特徴とする請求項
    32の表示系。
  37. 【請求項37】 前記像形成素子は、レンズ及びミラーの組み合わせである
    ことを特徴とする請求項32の表示系。
  38. 【請求項38】 前記像形成素子は、回転対称表面を有することを特徴とす
    る請求項32の表示系。
  39. 【請求項39】 前記像形成素子は、非球面平面を有することを特徴とする
    請求項38の表示系。
  40. 【請求項40】 前記像形成素子、前記アナモルフィック素子、及び前記テ
    レセントリック素子は、各々前記対象の前記像に傾斜をもたらすことを特徴とす
    る請求項32の表示系。
  41. 【請求項41】 前記像形成素子、前記アナモルフィック素子、及び前記テ
    レセントリック素子から成る群から選択される1つ又は2つの素子は、前記対象
    の前記像に傾斜をもたらすことを特徴とする請求項32の表示系。
  42. 【請求項42】 前記アナモルフィック素子は、ミラーであることを特徴と
    する請求項32の表示系。
  43. 【請求項43】 前記アナモルフィック素子は、レンズであることを特徴と
    する請求項32の表示系。
  44. 【請求項44】 前記アナモルフィック素子は、レンズ及びミラーの組み合
    わせであることを特徴とする請求項32の表示系。
  45. 【請求項45】 前記アナモルフィック素子は、回転対称表面を有すること
    を特徴とする請求項32の表示系。
  46. 【請求項46】 前記像形成素子及びテレセントリック素子は、各々中心長
    手光軸に沿って整列され、前記アナモルフィック素子は、前記中心長手光軸に対
    して傾斜され、又中心から外されることを特徴とする請求項45の表示系。
  47. 【請求項47】 前記アナモルフィック素子は、球面及び非球面表面を有す
    ることを特徴とする請求項45の表示系。
  48. 【請求項48】 前記像形成素子及びテレセントリック素子は、各々中心長
    手光軸に沿って整列され、前記アナモルフィック素子は、球面及び非球面表面を
    有し、前記中心長手光軸に対して傾斜され、又中心から外されることを特徴とす
    る請求項45の表示系。
  49. 【請求項49】 前記アナモルフィック素子は、正のフォーカシンググルー
    プ、負のフォーカシンググループ、及び負の像拡大グループを有することを特徴
    とする請求項32の表示系。
  50. 【請求項50】 前記アナモルフィック素子内の各グループは、前記対象の
    前記像に傾斜をもたらすことを特徴とする請求項49の表示系。
  51. 【請求項51】 前記アナモルフィック素子内の各グループは、少なくとも
    1つの円筒状素子又は両側対象な非球面素子を有することを特徴とする請求項4
    9の表示系。
  52. 【請求項52】 前記テレセントリック素子は、ミラーであることを特徴と
    する請求項32の表示系。
  53. 【請求項53】 前記テレセントリック素子は、レンズであることを特徴と
    する請求項32の表示系。
  54. 【請求項54】 前記テレセントリック素子は、レンズ及びミラーの組み合
    わせであることを特徴とする請求項32の表示系。
  55. 【請求項55】 前記テレセントリック素子は、非球面表面を有することを
    特徴とする請求項32の表示系。
  56. 【請求項56】 前記テレセントリック素子は、トロイダル表面を有するこ
    とを特徴とする請求項32の表示系。
  57. 【請求項57】 前記テレセントリック素子は、非回転対称表面を有するこ
    とを特徴とする請求項32の表示系。
  58. 【請求項58】 前記テレセントリック素子は、非球面である非回転対称表
    面を有することを特徴とする請求項32の光学系。
  59. 【請求項59】 前記テレセントリック素子は、フレネル表面を有すること
    を特徴とする請求項32の表示系。
  60. 【請求項60】 前記表示像平面は、前記複数の導波路の前記複数の第2の
    端部によって画成されることを特徴とする請求項32の表示系。
  61. 【請求項61】 前記入射角θは、約50°〜85°の範囲内にあることを
    特徴とする請求項32の表示系。
  62. 【請求項62】 前記入射角θは、約78°であることを特徴とする請求項
    61の表示系。
  63. 【請求項63】 2つ以上の光学系を有することを特徴とする請求項32の
    表示系。
  64. 【請求項64】 前記表示系は、3つの光学系を有し、これらの光学系は、
    それぞれ赤、緑、青の光を投影することを特徴とする請求項32の表示系。
  65. 【請求項65】 前記複数の導波路の各々は、前記出口面に沿う水平方向に
    連続して延在する平坦なリボンとして形成されることを特徴とする請求項32の
    表示系。
  66. 【請求項66】 対象の像を表示像平面上にゼロより大きい入射角θにて投
    影する方法であって、 像源から像を投影する段階、 前記対象の前記像を像形成素子を用いて中間の像平面に指向させる段階、 アナモルフィック素子を用いて前記像のアナモルフィックなひずみを低減する
    段階、及び テレセントリック素子を用いて前記像の台形ひずみを低減する段階、 の各段階を有することを特徴とする前記方法。
  67. 【請求項67】 対象の像を光学パネルの表示像平面上にゼロより大きい入
    射角θにて表示する方法であって、 像源から像を投影する段階、 前記対象の前記像を像形成素子を用いて中間の像平面に指向させる段階、 アナモルフィック素子を用いて前記像のアナモルフィックなひずみを低減する
    段階、及び テレセントリック素子を用いて前記像の台形ひずみを低減する段階、 の各段階を有し、 前記光学パネルは、各々が第1の端部と第2の端部とを有する複数の積層された
    光学導波路であって、前記複数の第1の端部によって出口面が画成され、前記複
    数の第2の端部によって入口面が画成される光学導波路を有し、前記光学パネル
    は更に、前記入口面に対して非垂直な軸から進行する光を、前記入口面に対して
    垂直な軸へと再指向させる少なくとも1つのカプラーを、前記入口面において有
    することを特徴とする前記方法。
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