JP2003513303A - 光学素子及びプロジェクションシステム - Google Patents
光学素子及びプロジェクションシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
偏光を分離するとともに偏光方向を変換するのに適した光学素子は、光学素子の主光軸に対し直交する方向に延在する列に配置され且つ光源からの入射光を、第1の直線偏光方向を有する透過光と、光源に面する側でこの第1の直線偏光方向に対し直交する第2の直線偏光方向を有する反射光とに分離する偏光分離部材を有し、これら偏光分離部材は、主光軸に対しある角度で延在する面を有し、各偏光分離部材は主光軸の方向の厚さと主光軸に対し直交する方向の幅とを有する。光学素子には更に、光源側とは反対側の偏光分離部材の面上に位置するとともに第1又は第2の直線偏光方向を第2又は第1の直線偏光方向に変換する偏光変換部材が設けられている。主光軸の近くに位置する偏光分離部材は主光軸から遠く離した偏光分離部材と異なる幅を有する。主光軸の近くに位置する偏光分離部材の光軸の相互間距離が、主光軸から遠く離した偏光分離部材の光軸の相互間距離と異なっている。
Description
【0001】
本発明は、偏光を分離するとともに、偏光方向を変換するのに適した光学素子
であって、光学素子の主光軸に対し直交する方向に延在する列に配置され且つ光
源からの入射光を、第1の直線偏光方向を有する透過光と、光源に面する側でこ
の第1の直線偏光方向に対し直交する第2の直線偏光方向を有する反射光とに分
離する偏光分離部材を前記光学素子が有し、これら偏光分離部材は、主光軸に対
しある角度で延在する面を有し、各偏光分離部材は主光軸の方向の厚さと主光軸
に対し直交する方向の幅とを有し、光学素子には更に、光源側とは反対側の偏光
分離部材の面上に位置するとともに第1又は第2の直線偏光方向を第2又は第1
の直線偏光方向に変換する偏光変換部材が設けられている当該光学素子に関する
ものである。 本発明は、プロジェクションシステムにも関するものである。
であって、光学素子の主光軸に対し直交する方向に延在する列に配置され且つ光
源からの入射光を、第1の直線偏光方向を有する透過光と、光源に面する側でこ
の第1の直線偏光方向に対し直交する第2の直線偏光方向を有する反射光とに分
離する偏光分離部材を前記光学素子が有し、これら偏光分離部材は、主光軸に対
しある角度で延在する面を有し、各偏光分離部材は主光軸の方向の厚さと主光軸
に対し直交する方向の幅とを有し、光学素子には更に、光源側とは反対側の偏光
分離部材の面上に位置するとともに第1又は第2の直線偏光方向を第2又は第1
の直線偏光方向に変換する偏光変換部材が設けられている当該光学素子に関する
ものである。 本発明は、プロジェクションシステムにも関するものである。
【0002】
米国特許第 5,764,412号明細書から既知のこのような光学素子においては、並
置された偏光分離部材の入射光の光軸(これら光軸は主光軸に対し平行に延在し
ている)は規則的な間隔で位置している。この場合、偏光分離部材を主光軸から
離してこの主光軸の両側に位置させ、その幅を他の偏光分離部材の幅の2倍にし
て、光源側とは反対側で偏光分離部材の出射光の光軸が入射光の光軸と同じ間隔
となるようにしている。
置された偏光分離部材の入射光の光軸(これら光軸は主光軸に対し平行に延在し
ている)は規則的な間隔で位置している。この場合、偏光分離部材を主光軸から
離してこの主光軸の両側に位置させ、その幅を他の偏光分離部材の幅の2倍にし
て、光源側とは反対側で偏光分離部材の出射光の光軸が入射光の光軸と同じ間隔
となるようにしている。
【0003】
この既知の光学素子には、光軸に沿って平行に延在し規則的な間隔で並置され
た入射光ビームを分離及び変換するのに適しているにすぎず、従って入射光ビー
ムが異なる間隔で離間されている分野に適していないという欠点がある。
た入射光ビームを分離及び変換するのに適しているにすぎず、従って入射光ビー
ムが異なる間隔で離間されている分野に適していないという欠点がある。
【0004】
本発明の目的は、既知の光学素子の欠点を回避した光学素子を提供せんとする
にある。
にある。
【0005】
本発明による光学素子においては、主光軸の近くに位置する偏光分離部材が主
光軸から遠く離した偏光分離部材と異なる幅を有し、主光軸の近くに位置する偏
光分離部材の光軸の相互間距離が、主光軸から遠く離した偏光分離部材の光軸の
相互間距離と異なっているようにすることにより、前記の目的を達成する。
光軸から遠く離した偏光分離部材と異なる幅を有し、主光軸の近くに位置する偏
光分離部材の光軸の相互間距離が、主光軸から遠く離した偏光分離部材の光軸の
相互間距離と異なっているようにすることにより、前記の目的を達成する。
【0006】
偏光分離部材の幅は入射光ビームの光軸間の所望の相互距離に適合させる。こ
のようにすることにより、光学素子は特に、光源と、光変調パネルと、2つの中
間挿入インテグレータプレートとが設けられたLCDプロジェクタであって、光
源から到来しこれらインテグレータプレートから出射される光ビームを異なる距
離で離間させるようにした当該LCDプロジェクタに用いるのに適したものとな
る。
のようにすることにより、光学素子は特に、光源と、光変調パネルと、2つの中
間挿入インテグレータプレートとが設けられたLCDプロジェクタであって、光
源から到来しこれらインテグレータプレートから出射される光ビームを異なる距
離で離間させるようにした当該LCDプロジェクタに用いるのに適したものとな
る。
【0007】
本発明による光学素子の一例では、主光軸の近くに位置する偏光分離部材が、
主光軸から遠く離した偏光分離部材よりも大きな幅を有していることを特徴とす
る。
主光軸から遠く離した偏光分離部材よりも大きな幅を有していることを特徴とす
る。
【0008】
このような光学素子は特に、主光軸から遠く離れた側の入射光ビームを主光軸
に近い入射光ビームよりも互いに接近させた上述したLCDプロジェクタに用い
るのに適したものとなる。
に近い入射光ビームよりも互いに接近させた上述したLCDプロジェクタに用い
るのに適したものとなる。
【0009】
本発明による光学素子の他の例では、主光軸の近くに位置する偏光分離部材が
主光軸から遠く離した偏光分離部材よりも厚い厚さを有していることを特徴とす
る。
主光軸から遠く離した偏光分離部材よりも厚い厚さを有していることを特徴とす
る。
【0010】
所定の幅で望まれる各偏光分離部材の厚さをこのようにして決定しうる為、光
学素子を製造するのに最少量の光学材料で充分である。
学素子を製造するのに最少量の光学材料で充分である。
【0011】
本発明による光学素子の更に他の例では、全ての偏光分離部材の厚さが同じで
あることを特徴とする。
あることを特徴とする。
【0012】
この場合、光源に面する側と、光源側とは反対側との双方を平坦面となるよう
に容易に処理しうる。
に容易に処理しうる。
【0013】
本発明による光学素子の更に他の例では、全ての偏光分離部材が光源に面する
側で共面となっていることを特徴とする。
側で共面となっていることを特徴とする。
【0014】
このような光学素子は、例えば、光源と光学素子との間に位置するインテグレ
ータプレートに容易に固着させることができる。
ータプレートに容易に固着させることができる。
【0015】
本発明による光学素子の更に他の例では、主光軸の両側に位置する偏光分離部
材が、光源側とは反対側で互いに交差する面上で互いに並置して延在しているこ
とを特徴とする。
材が、光源側とは反対側で互いに交差する面上で互いに並置して延在しているこ
とを特徴とする。
【0016】
このようにすることにより、偏光分離部材を通る反射光が、幅及び厚さの双方
又はいずれか一方がこれと同じ又はこれより大きい偏光分離部材に入射されるよ
うになる。
又はいずれか一方がこれと同じ又はこれより大きい偏光分離部材に入射されるよ
うになる。
【0017】
本発明の上述した及びその他の観点は、以下の実施例に関する説明から明らか
となるであろう。
となるであろう。
【0018】
図1は、本発明による光学素子1を示しており、これには、この光学素子1の
主光軸3に対し直交する方向に延在する列に配置された複数の偏光分離部材2が
設けられている。各偏光分離部材2は、主光軸3に対し45°の角度で延在する
面6に沿って互いに連結された2つの光透過性素子4、5を有する。面6は、偏
光方向Sの光を透過し且つ偏光方向Pの光を反射するフィルタを有する。光透過
性素子4には、光源(図示せず)側とは反対側で、例えば、1/2λ箔のような
偏光変換部材7が設けられており、この偏光変換部材により、光透過性素子4か
ら出射される光の偏光方向を偏光方向Sから偏光方向Pに変換する。
主光軸3に対し直交する方向に延在する列に配置された複数の偏光分離部材2が
設けられている。各偏光分離部材2は、主光軸3に対し45°の角度で延在する
面6に沿って互いに連結された2つの光透過性素子4、5を有する。面6は、偏
光方向Sの光を透過し且つ偏光方向Pの光を反射するフィルタを有する。光透過
性素子4には、光源(図示せず)側とは反対側で、例えば、1/2λ箔のような
偏光変換部材7が設けられており、この偏光変換部材により、光透過性素子4か
ら出射される光の偏光方向を偏光方向Sから偏光方向Pに変換する。
【0019】
光透過性素子4は、光源に面する面、すなわち、光源に対向する面10上に、
不透明な層、すなわち、第1偏光方向に対し反射性の層と、第2偏光方向に対し
透過性の層とを有する。
不透明な層、すなわち、第1偏光方向に対し反射性の層と、第2偏光方向に対し
透過性の層とを有する。
【0020】
光透過性素子5は、これに隣接して配置された偏光分離部材2の光透過性素子
4に面8を介して連結され、この面8は偏光方向Pに対し反射性の層を有する。
4に面8を介して連結され、この面8は偏光方向Pに対し反射性の層を有する。
【0021】
図1の光学素子1では、偏光分離部材2が主光軸3の両側に鏡像関係に配置さ
れ、両側の界面6、8が、光源に面する側で互いに交差するようになっている。
れ、両側の界面6、8が、光源に面する側で互いに交差するようになっている。
【0022】
図3から明らかなように、主光軸3の近くに配置された偏光分離部材2の光透
過性素子4、5は幅B1及び厚さD1を有し、主光軸3から離して配置された偏
光分離部材2の光透過性素子4、5は幅B1及び厚さD1よりもそれぞれ小さな
幅B2及び厚さD2を有する。幅B1及び厚さD1の偏光分離部材2と、幅B2
及び厚さD2の偏光分離部材との間には、幅B1及び厚さD2を有する光透過性
素子3′が配置されている。
過性素子4、5は幅B1及び厚さD1を有し、主光軸3から離して配置された偏
光分離部材2の光透過性素子4、5は幅B1及び厚さD1よりもそれぞれ小さな
幅B2及び厚さD2を有する。幅B1及び厚さD1の偏光分離部材2と、幅B2
及び厚さD2の偏光分離部材との間には、幅B1及び厚さD2を有する光透過性
素子3′が配置されている。
【0023】
光透過性素子3′に隣接して位置する幅B1の光透過性素子5は、光源側とは
反対側で光透過性素子3′を越えて部分的に突出している。素子3′の幅を大き
くすることにより、この素子3′から出射される光ビームの幅が、この素子と並
置された素子5から出射される光ビームの幅B1と同じとなる。
反対側で光透過性素子3′を越えて部分的に突出している。素子3′の幅を大き
くすることにより、この素子3′から出射される光ビームの幅が、この素子と並
置された素子5から出射される光ビームの幅B1と同じとなる。
【0024】
光学素子1の外よりの側に位置する偏光分離部材2の光軸9は、素子の幅B2
が小さい為、主光軸3に近接して位置する偏光分離部材2の光軸9よりも互いに
接近して位置する。
が小さい為、主光軸3に近接して位置する偏光分離部材2の光軸9よりも互いに
接近して位置する。
【0025】
図1に示す光学素子1では、光源に面する面が完全に平坦となっている為、光
学素子1を、例えばインテグレータプレート(光分布を改善するためのレンズの
二次元アレイを有する光学装置)のような他の光学素子に容易に取付けることが
できる。
学素子1を、例えばインテグレータプレート(光分布を改善するためのレンズの
二次元アレイを有する光学装置)のような他の光学素子に容易に取付けることが
できる。
【0026】
光源から生じ、偏光分離部材2に入射される、光軸9を有する非偏光光ビーム
は面6上で、偏光方向Sを有する透過光とこれに対し90°偏向され偏光方向P
を有する反射光とに分離される。偏光方向Sを有する透過光は、偏光変換部材7
により、偏光方向Pを有する光に変換される。面6により反射される光は界面8
で再び90°偏向され、偏光方向Pを変えずに光透過性素子5を出射する。
は面6上で、偏光方向Sを有する透過光とこれに対し90°偏向され偏光方向P
を有する反射光とに分離される。偏光方向Sを有する透過光は、偏光変換部材7
により、偏光方向Pを有する光に変換される。面6により反射される光は界面8
で再び90°偏向され、偏光方向Pを変えずに光透過性素子5を出射する。
【0027】
これと同様にして、光ビームを、偏光方向Sの光に変換することもできること
勿論である。
勿論である。
【0028】
図2は、幅B2及び厚さD2を有する偏光分離部材2を、幅B1及び厚さD1
を有する偏光分離部材に直接連結することにより、光学素子1と相違させた本発
明による光学素子11の他の例を示す。更に、光透過性素子4、5は光源側とは
反対側で共面となっている。
を有する偏光分離部材に直接連結することにより、光学素子1と相違させた本発
明による光学素子11の他の例を示す。更に、光透過性素子4、5は光源側とは
反対側で共面となっている。
【0029】
図3は、界面26により分離された光透過性素子24、25を有する偏光分離
部材22が設けられ、これが界面28により並置の偏光分離部材22に連結され
ている本発明による光学素子の他の例を示す。界面26、28には面6、8の場
合と同じ材料が設けられている。光透過性素子24には光源側とは反対側で偏光
変換部材27が設けられており、この偏光変換部材27は偏光変換部材7に対応
する。偏光分離部材22と偏光分離部材2との相違は、前者の場合、主光軸3の
両側に位置する偏光分離部材22の界面26、27が、光源側とは反対側で互い
に交差し、従って、より良好な光分布が主光軸3を囲んで得られるということで
ある。
部材22が設けられ、これが界面28により並置の偏光分離部材22に連結され
ている本発明による光学素子の他の例を示す。界面26、28には面6、8の場
合と同じ材料が設けられている。光透過性素子24には光源側とは反対側で偏光
変換部材27が設けられており、この偏光変換部材27は偏光変換部材7に対応
する。偏光分離部材22と偏光分離部材2との相違は、前者の場合、主光軸3の
両側に位置する偏光分離部材22の界面26、27が、光源側とは反対側で互い
に交差し、従って、より良好な光分布が主光軸3を囲んで得られるということで
ある。
【0030】
主光軸3の近くに位置する偏光分離部材22は、主光軸3から離れた偏光分離
部材22の幅B2及び厚さD2よりも大きな幅B1及び厚さD1を有する。主光
軸の両側において、幅B1及び厚さD2を有する光透過性素子24′が偏光分離
部材22の2つの群間に位置している。光透過性素子24、25は光源側とは反
対側で共面となっている。
部材22の幅B2及び厚さD2よりも大きな幅B1及び厚さD1を有する。主光
軸の両側において、幅B1及び厚さD2を有する光透過性素子24′が偏光分離
部材22の2つの群間に位置している。光透過性素子24、25は光源側とは反
対側で共面となっている。
【0031】
図4は、光透過性素子24、25を光源に面する側で共面とし、更に、光透過
性素子24′を無くすことにより、図4に示す光学素子21と相違させた本発明
による光学素子31の更に他の例を示す。
性素子24′を無くすことにより、図4に示す光学素子21と相違させた本発明
による光学素子31の更に他の例を示す。
【0032】
図5は、光透過性素子24、25が全て同じ厚さD1を有し、B1を主光軸3
の近くに位置する光透過性素子24、25の幅とし、B2を主光軸3から遠く離
れた光透過性素子24、25の幅とした本発明による光学素子41の更に他の例
を示す。このような光学素子41は比較的容易に製造しうる。
の近くに位置する光透過性素子24、25の幅とし、B2を主光軸3から遠く離
れた光透過性素子24、25の幅とした本発明による光学素子41の更に他の例
を示す。このような光学素子41は比較的容易に製造しうる。
【0033】
光学素子1、11、21、31又は41の選択は、例えば、1つの平坦面を光
源に面する側にするのが好ましいか、光源側とは反対側にするのが好ましいかの
所望の分野に依存する。
源に面する側にするのが好ましいか、光源側とは反対側にするのが好ましいかの
所望の分野に依存する。
【0034】
本発明による光学素子は、特に、光源と、光変調パネルと、2つの中間挿入イ
ンテグレータプレートとが設けられ、主光軸3の近くでインテグレータプレート
から出射する光ビームを、主光軸3から離れてインテグレータプレートから出射
する光ビームよりも互いに離間させるLCDプロジェクタに用いるのに適してい
る。
ンテグレータプレートとが設けられ、主光軸3の近くでインテグレータプレート
から出射する光ビームを、主光軸3から離れてインテグレータプレートから出射
する光ビームよりも互いに離間させるLCDプロジェクタに用いるのに適してい
る。
【0035】
2つの異なる幅B1、B2を有する偏光分離部材を用いる代りに、それ以上の
異なる幅を有する偏光分離部材を用いることもできること、勿論である。
異なる幅を有する偏光分離部材を用いることもできること、勿論である。
【0036】
偏光分離部材を、主光軸3を環状に囲むように延在させ、偏光分離部材の幅が
放射方向で減少するようにすることもできる。
放射方向で減少するようにすることもできる。
【0037】
界面6、8、26、28を主光軸の両側で互いに平行に延在させることもでき
る。
る。
【図1】 本発明による光学素子の第1実施例を示す。
【図2】 本発明による光学素子の第2実施例を示す。
【図3】 本発明による光学素子の第3実施例を示す。
【図4】 本発明による光学素子の第4実施例を示す。
【図5】 本発明による光学素子の第5実施例を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月13日(2001.7.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 5/74 H04N 5/74 A 5C058
Fターム(参考) 2H049 BA05 BA06 BB03 BC22
2H088 EA12 HA20 HA25 HA28 MA06
2H091 FA10Z FA11Z FA12Z FA29Z
FA41Z LA16 LA30 MA07
2H099 AA12 BA09 CA01
2K103 AA05 BC15 BC17
5C058 BA23 EA01 EA02 EA11
Claims (10)
- 【請求項1】 偏光を分離するとともに、偏光方向を変換するのに適した光学素
子であって、光学素子の主光軸に対し直交する方向に延在する列に配置され且つ
光源からの入射光を、第1の直線偏光方向を有する透過光と、光源に面する側で
この第1の直線偏光方向に対し直交する第2の直線偏光方向を有する反射光とに
分離する偏光分離部材を前記光学素子が有し、これら偏光分離部材は、主光軸に
対しある角度で延在する面を有し、各偏光分離部材は主光軸の方向の厚さと主光
軸に対し直交する方向の幅とを有し、光学素子には更に、光源側とは反対側の偏
光分離部材の面上に位置するとともに第1又は第2の直線偏光方向を第2又は第
1の直線偏光方向に変換する偏光変換部材が設けられている当該光学素子におい
て、 主光軸の近くに位置する偏光分離部材が主光軸から遠く離した偏光分離部材と
異なる幅を有し、主光軸の近くに位置する偏光分離部材の光軸の相互間距離が、
主光軸から遠く離した偏光分離部材の光軸の相互間距離と異なっていることを特
徴とする光学素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光学素子において、主光軸の近くに位置する偏
光分離部材が、主光軸から遠く離した偏光分離部材よりも大きな幅を有している
ことを特徴とする光学素子。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光学素子において、主光軸の近くに位置する偏
光分離部材が、主光軸から遠く離した偏光分離部材よりも厚い厚さを有している
ことを特徴とする光学素子。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の光学素子において、全ての偏光分離部材
の厚さが同じであることを特徴とする光学素子。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学素子において、第1の
偏光分離部材の幅に等しい幅と、第2の偏光分離部材の厚さに等しい厚さとを有
する少なくとも第3の偏光分離部材が、主光軸の近くに位置し比較的大きな幅及
び厚さを有する第1の偏光分離部材と、主光軸から遠く離され比較的小さい幅及
び厚さを有する第2の偏光分離部材との間に配置されていることを特徴とする光
学素子。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学素子において、全ての
偏光分離部材が光源に面する側で共面となっていることを特徴とする光学素子。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学素子において、全ての
偏光分離部材が、光源側とは反対側で共面となっていることを特徴とする光学素
子。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光学素子において、主光軸
の両側に位置する偏光分離部材が、光源側とは反対側で互いに交差する面上で互
いに並置して延在していることを特徴とする光学素子。 - 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光学素子において、主光軸
の両側に位置する偏光分離部材が、光源に面する側で互いに交差する面上で互い
に並置して延在していることを特徴とする光学素子。 - 【請求項10】 光源と、光変調パネルと、これら光源及び光変調パネル間に位
置し、請求項1〜9のいずれか一項に記載した光学素子とが設けられたプロジェ
クションシステム。
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