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JP2003509613A - 導管内を流れるガス/液体混合物からガスと液体とを分離する装置並びに方法 - Google Patents

導管内を流れるガス/液体混合物からガスと液体とを分離する装置並びに方法

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Publication number
JP2003509613A
JP2003509613A JP2001523108A JP2001523108A JP2003509613A JP 2003509613 A JP2003509613 A JP 2003509613A JP 2001523108 A JP2001523108 A JP 2001523108A JP 2001523108 A JP2001523108 A JP 2001523108A JP 2003509613 A JP2003509613 A JP 2003509613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
liquid
casing
opening
flow direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001523108A
Other languages
English (en)
Inventor
レンツィング トーマス
コンツェルマン ウーヴェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2003509613A publication Critical patent/JP2003509613A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0031Degasification of liquids by filtration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/23Separators

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、導管内を流れる媒体からガスと液体とを分離する装置並びに、このような装置において、特にガス/液体混合物から高い流速度及び低い流速度においてガスと液体とを互いに分離する方法に関する。従来の技術では、相分離の高い品質は、特定の流速度領域においてしか得られなかった。流速度とは無関係な相分離の高品質を得るために、本発明による装置(1)では、液体(24)の表面張力と、液体(24)とガス(22)との異なった慣性力とによって、分離エレメント(28)の開口を通る液体(24)の貫通が阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来の技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の、導管内を流れるガス/
液体混合物からガスと液体とを分離する装置、並びにこのような装置を用いて導
管内を流れるガス/液体混合物からガスと液体とを分離する、請求項19の上位
概念部に記載された形式の方法に関する。
【0002】 例えば自動車構造において空気フィルタケーシングの吸込み管片における雨水
のために使用される一般的な方法技術、及びその他の技術的な使用領域において
、しばしば次のような問題、すなわち、液体がガスもしくは蒸気と混合し、この
ようにして生じたガス/液体混合物から液体とガスもしくは蒸気とを互いに分離
することが必要になるという問題が生じる。液体に起因する問題としては、使用
例に応じて、腐食、機能障害及び場合によっては装置の破壊といったことが挙げ
られる。
【0003】 米国特許第5507858号明細書に基づいて、導管に接続されたケーシング
内に設けられていて開口を備えた格子状の孔付金属薄板を、使用し、これによっ
て媒体内を流れる液体粒子を空気又はガスから分離することが、公知である。し
かしながらこの公知の構成では、高い流速度において分離率が著しく減じられて
しまう。それというのは、孔付金属薄板上を流れる液体は開口を通過しないから
である。
【0004】 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の本発明による装置もしくは請求項19の特徴部に記
載の本発明による方法には、公知のものに対して次のような利点を有している。
すなわち本発明による装置もしくは方法では、簡単な形式で相分離の品質は2つ
の物理的な作用を利用することによって、中位の流速度とは無関係になる。
【0005】 請求項1記載の装置の別の有利な構成は、請求項2〜請求項18に記載されて
いる。
【0006】 少なくとも1つの流入開口がケーシングの始端領域に位置していると、有利で
ある。それというのは、このように構成されていると、分離エレメントの面全体
を相分離のために使用することができるからである。
【0007】 分離エレメントの第1の端部が流入開口に隣接していると、有利である。それ
というのは、このように構成されていると、分離エレメントにガス/液体混合物
が直接的に流れ込むことができるからである。
【0008】 また分離エレメントが装置のケーシングの構成に基づいて、主流方向で見て上
昇しているか又は下降していると、有利である。
【0009】 複数の分離エレメントが使用される場合には、少なくとも1つの支持足を使用
すると有利である。この場合ケーシング流れ方向で見て第2の分離エレメント又
は後続の分離エレメントが第1の分離エレメント又は先行する分離エレメントの
液体を、受け取るようになっていると、特に有利である。
【0010】 本発明の別の有利な構成は、請求項12に記載されている。請求項12には、
相分離の品質に影響を与えるパラメータについて記載されている。
【0011】 流速度が低い場合には少なくとも1つの開口の形状が、次のように、すなわち
液体の表面張力が少なくとも1つの開口を通る液体の貫通を阻止するように、形
成されていると、有利である。
【0012】 流速度が高い場合には少なくとも1つの開口の形状が、次のように、すなわち
液体とガスとの慣性力の違いが少なくとも1つの開口を通る液体の貫通を阻止す
るように、形成されていると、有利である。
【0013】 また、少なくとも1つの開口の形状によって所定されている可能な限り有利な
湿潤角によって、少なくとも1つの開口を通る液体の貫通が阻止されるようにな
っていると有利である。
【0014】 少なくとも1つの分離エレメントの上面における開口の横断面の有利な構成は
、平行四辺形の形状である。それというのは、このように構成されていると、有
利な湿潤角が可能になるからである。
【0015】 少なくとも1つの分離エレメントの上面における少なくとも1つの開口の横断
面の有利な構成は、レンズ形状である。それというのは、このように構成されて
いると、有利な湿潤角が可能になるからである。
【0016】 さらにまた、ケーシング流れ方向における少なくとも1つの開口の方向付けに
おいて、少なくとも1つの開口の最長の主軸線がケーシング流れ方向に方向付け
られていると、有利である。
【0017】 図面 次に図面を参照しながら本発明の複数の実施例を説明する。
【0018】 図1は、本発明の第1実施例を示す断面図であり、 図2は、分離エレメントを上から見た図であり、 図3は、本発明の別の実施例を示す断面図であり、 図4は、2つの分離エレメントを備えた本発明の別の実施例を示す断面図であ
り、 図5は、本発明のさらに別の実施例を示す断面図であり、 図6は、分離エレメントの一部を拡大して示す断面図である。
【0019】 実施例の記載 図1には本発明の第1実施例が示されている。装置1は、始端領域4と終端領
域5と壁6とを有するケーシング3から成っている。ケーシング3の1つの側に
は例えば1つの流入開口9が設けられている。しかしながらまた複数の流入開口
9を設けることも可能である。この流入開口9には導管13が開口している。こ
の導管13を通して、主流方向(矢印16参照)でガス/液体混合物19が流入
する。ケーシング3内においてガス/液体混合物19は、ケーシング流れ方向1
7においてさらに流れる。
【0020】 ガス/液体混合物19はガス22と液体粒子24とから成っている。ガス22
は例えば空気の個々の成分の分子から成っている。他のガス又は混合物も可能で
ある。液体粒子24は例えば水である。他の液体又は液体混合物も可能である。
【0021】 ケーシング3内には例えば1つの分離エレメント28が設けられており、この
分離エレメント28にガス/液体混合物19が衝突する。複数の分離エレメント
28を設けることも可能である。分離エレメント28は、主流方向16に対して
特定の設置角度もしくは迎え角(Anstellwinkel)αを成して延びている。ケー
シング流れ方向17で見て、分離エレメント28は第1の端部32と第2の端部
33とを有している。
【0022】 第1の端部32は有利には分離エレメント28の上面42が、流入開口9に直
に接触して始まっており、そして例えば連続的に導管13へと移行している。
【0023】 分離エレメント28の上面42には、ガス/液体混合物19の流入によって液
体膜31が形成される。この液体膜の液体粒子24は、分離エレメント28によ
って設置方向(Anstellrichtung)でさらに導かれ、これに対してガス22は、
分離エレメント28の少なくとも1つの開口38を通して、分離エレメント28
の下面43と壁6との間の領域に達することができる。直接的には変向されずに
分離エレメント28に衝突する液体粒子24は、上面42に沿って流れるか又は
、開口38の形状によって液体の表面張力に基づいて開口の周囲で引き留められ
る。
【0024】 液体粒子24はケーシング6から例えば液体流出開口35を通って流出し、こ
の液体流出開口35は、ケーシングの終端領域5において分離エレメント28の
上面42の上に配置されている。液体流出開口35を通って液体は矢印45の方
向で導管内をさらに流れる。分離エレメント28の第2の端部33は有利には液
体流出開口35に直接的に隣接している。
【0025】 このようにして、少なくとも1つの分離エレメント28が少なくとも1つの流
入開口9から流出開口35まで延びている。
【0026】 ガス22はガス流出開口48を通って矢印51の方向でケーシングから流出す
るが、一部は液体流出開口35を通って流出する。
【0027】 ガス流出開口48は下面43に向けられている。液体とガスとを分離する機構
としては、著しく異なる密度に基づく質量慣性の大きな差が、しばしば使用され
る。本発明の枠内において付加的に利用される他の効果は、液体とガスとの間に
おいて形成される大きな表面張力に基づく。
【0028】 液体24内に含まれる固体粒子又は溶けた塩は、液体24と一緒に分離される
【0029】 図2には分離エレメント28が上から見た平面図で示されている。同一の又は
同じ作用を有する部材には、図1におけると同じ符号が付けられている。開口3
8の上面42における横断面は、例えば平行四辺形54の形状又はレンズ55の
形状を有することができ、その結果液体粒子24には、液体24と分離エレメン
ト28との間における可能な限り有利な湿潤角(Benetzungswinkel)が提供され
る。
【0030】 これらの形状によって周囲と、該周囲によって取り囲まれる面積との高い比が
生ぜしめられ、その結果液体24は開口38を完全に閉鎖することもでき、湿潤
によって開口において保持され、この際に液体が開口を通り抜けることはない。
【0031】 上面42に対して平行な平面における開口38の最長の主軸線53は、有利に
はケーシング流れ方向17に方向付けられている。この軸線の他の方向付けもま
た可能である。
【0032】 流速度が低い場合には表面張力が分離エレメント28を通る液体粒子24の貫
流を阻止し、これに対して流速度が高い場合には分離エレメント28の迎え角に
基づいて、液体とガスとの間の異なった慣性力が良好な分離作用を可能にする。
分離エレメント28は例えば図2では、ケーシング流れ方向17で見て相前後し
て5列に配置されかつ互いに横3列に並んで配置された開口38から、成ってい
る。
【0033】 必要な開口38の数並びに、開口38の形状及び寸法に応じて分離エレメント
28の長さは、ガス/液体混合物の最大に発生する液体含有量によって生ぜしめ
られる。すべての開口38が湿潤されていて、開口の間の面に完全な液体膜31
が形成されている場合に、ガス/液体混合物19の最大の液体含有量が得られ、
これはより厚い液体膜31によってしか幾分高めることができない。ガス/液体
混合物19の最大の液体含有量のさらなる上昇は、分離エレメント28の上面4
2のより大きな面積及び/又は開口38の数の増大によって達成される。
【0034】 上面42の表面粗さもまた液体膜31の形成に対して影響を与える。表面粗さ
の特定の値は、分離エレメント28の上面42における液体膜31の固着を強化
し、そして分離率を高める。しかしながら表面粗さは特定の値を上回ってはなら
ない。それというのは、さもないと流れ状態が変化してしまうからである。
【0035】 図3には、流れ方向16において下がっている分離エレメント28を備えた本
発明の別の実施例が示されている。この図3においても同一の又は同じ作用を有
する部材には、図1及び図2におけると同じ符号が使用されている。分離エレメ
ント28は例えば主流方向16との間に負の角度αを成しており、つまり主流方
向16で見て分離エレメント28は下降している。従って液体流出部35は今な
お流入開口9のように分離エレメント28の、上面42に向けられた側に位置し
ているが、流入開口9よりも低い位置を占めている。ガス流出開口48はこの実
施例では、液体流出開口35のように端部領域5に配置されているのではなく、
ケーシング3の始端領域4と終端領域5との間に配置されている。ガス22は例
えば主流方向16に対して垂直な方向15でケーシング3から流出する。
【0036】 ケーシング3の形状は半径方向横断面において、円形、方形又はその他の形状
を有することができる。ケーシングの軸方向横断面は例えば四角形(図1)又は
図3におけるようにくさび状である。
【0037】 図4には本発明の別の実施例が示されている。この図4においても同一の又は
同じ作用を有する部材には、図1〜図3におけると同じ符号が付けられている。
装置1は第1の流入開口56と第2の流入開口57とを有しており、両流入開口
56,57は同じ高さに配置されていない。第1の流入開口56を通してガス/
液体混合物19は主流方向16で始端領域4においてケーシング3内に流入する
。第2の流入開口57を通してはガス/液体混合物19が主流方向16に対して
垂直な方向でケーシング3内に流入する。さらに第1のガス流出開口62及び第
2のガス流出開口63が、図3に配置されているように設けられている。また図
1及び図3に示されているガス流出開口48,62,63の別の形で組み合わせ
るような配置形式も可能である。
【0038】 ケーシング3内には第1の分離エレメント67と第2の分離エレメント68と
が設けられており、両分離エレメント67,68はケーシング流れ方向17にお
いて上昇するように配置されている。第1の流入開口56から流入したガス/液
体混合物19は、第1の分離エレメント67の上面42に沿って流れる。液体膜
31が上面42の上に形成される。第2の分離エレメント68は第1の分離エレ
メント67の液体42を受け入れる。さらに、主流方向16に対して垂直に第2
の流入開口57を通して別のガス/液体混合物19が第2の分離エレメント68
の上に流れ込む。第2の分離エレメント68から液体24は液体流出開口35を
通って流出する。両分離エレメント67,68はそれぞれ支持足72に載ってい
る。
【0039】 図5には本発明の別の実施例が示されている。この図5においても同一の又は
同じ作用を有する部材には、図1〜図4におけると同じ符号が付けられている。
【0040】 図1の実施例とは異なり、ケーシング3と導管13とは主流方向16に対して
垂直な方向に等しい横断面を有しており、従って横断面変化なしに互いに移行し
ている。
【0041】 図6には、分離エレメント28の一部が拡大されて断面図で示されている。こ
の図6においても同一の又は同じ作用を有する部材には、図1〜図5におけると
同じ符号が付けられている。
【0042】 分離エレメント28は開口38に相応して第1の開口77及び第2の開口78
を有している。開口77はこの場合垂直方向の打抜きによって金属薄板から製造
されており、つまり開口77は上面42に対して垂直に延びている。第2の開口
78は所定の角度を成して金属薄板に形成されており、その結果分離エレメント
28の組み立てられた状態において開口78はケーシング流れ方向17に対して
垂直に延びている。
【0043】 流れるガス22は開口77,78を、開口77,78の内壁80によって覆わ
れることなしに、妨げられることなく通過することができる。開口77;78を
通るガス22の経過もしくは運動路は、第1の矢印81及び第2の矢印82によ
って示されている。
【0044】 開口の開放角度βは、主流方向17と内壁80との間の角度によって形成され
る。開口78の開放角度βはこの場合90°であり、開口77の角度は鋭角を成
している。
【0045】 ケーシング流れ方向17に対する開口38,77,78の開放角度βは次のよ
うに選択されることが望まれている。すなわちこの場合開口38,77,78の
開放角度βは、厚さd、つまりガス22が開口38,77,78を通って運動す
る方向における開口38,77,78の長さと、開口38,77,78の幅b、
つまりケーシング流れ方向17における開口38,77,78の長さと、迎え角
αとに応じて、ガス22が妨げられることなく開口38,77,78をつうかで
きるように、選択されることが望まれている。
【0046】 相分離(Phaseseperation)の高い品質のために、他のパラメータが合わせら
れる。このことは例えば迎え角αと幅bとが所定されている場合に言える。すな
わちこの場合厚さdが大きくなればなるほど、開放角度βはより小さくすること
ができる。また同様に、厚さdが大きければ大きいほど、幅bもまた大きくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】 分離エレメントを上から見た図である。
【図3】 本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図4】 2つの分離エレメントを備えた本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図5】 本発明のさらに別の実施例を示す断面図である。
【図6】 分離エレメントの一部を拡大して示す断面図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導管(1)内を流れるガス/液体混合物(19)からガス(
    22)と液体(24)とを分離する装置(1)であって、 a)装置(1)がケーシング(3)を有しており、 b)ケーシング(3)が導管(13)と接続されており、 c)ケーシング(3)が少なくとも1つの流入開口(9)を有していて、該流入
    開口(9)内にガス/液体混合物(19)が導管(9)から主流方向(16)に
    おいて流入し、 d)ケーシング(3)が、ガス/液体混合物(19)の液体(24)のために少
    なくとも1つの液体流出開口(35)を有しており、 e)ケーシング(3)が、ガス/液体混合物(19)のガス(22)のために少
    なくとも1つのガス流出開口(48)を有しており、 f)ケーシング(3)が、ガス/液体混合物(19)をガス(22)と液体(2
    4)とに分離する少なくとも1つの分離エレメント(28)を有しており、 g)ケーシング(3)内において少なくとも1つの分離エレメント(28)が、
    少なくとも部分的に主流方向(16)で延びており、 h)ケーシング(3)内にケーシング流れ方向(17)が存在する形式のものに
    おいて、 分離エレメント(28)がケーシング流れ方向(17)で見て第1の端部(3
    2)と、該第1の端部(32)とは反対側に位置する第2の端部(33)とを有
    しており、少なくとも1つの分離エレメント(28)がその第2の端部(33)
    で、液体流出開口(35)に隣接されていることを特徴とする、導管内を流れる
    ガス/液体混合物からガスと液体とを分離する装置。
  2. 【請求項2】 分離エレメント(28)の、流入開口(9)に向けられた上
    面(42)に沿って、ガス/液体混合物(19)が流されるようになっており、
    液体流出開口(35)が上面(42)に向けられている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの分離エレメント(28)が、上面(42)
    とは反対側に位置する下面(43)を有しており、少なくとも1つのガス流出開
    口(48)が下面(43)に向けられている、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 ケーシング(3)がケーシング流れ方向(17)で見て始端
    領域(4)と終端領域(5)とを有しており、少なくとも1つの流入開口(9)
    がケーシング(3)の始端領域(4)に位置している、請求項1から3までのい
    ずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの液体流出開口(35)がケーシング(3)
    の終端領域(5)に位置している、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの分離エレメント(28)の第1の端部(3
    2)が流入開口(9)に隣接している、請求項1から5までのいずれか1項記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの分離エレメント(28)が主流方向(16
    )で見て上昇している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの分離エレメント(28)が主流方向(16
    )で見て下降している、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの分離エレメント(28)が、流入開口(9
    )から液体流出開口(35)まで延びている、請求項1から8までのいずれか1
    項記載の装置。
  10. 【請求項10】 第1の分離エレメント(67)がガス/液体混合物(19
    )を流入開口(9)から受け取り、ケーシング流れ方向(17)で見て後続の分
    離エレメント(68)が第1の分離エレメント(67)のガス/液体混合物(1
    9)を受け取る、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの分離エレメント(28)が少なくとも1
    つの支持足(72)に載っている、請求項1から10までのいずれか1項記載の
    装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの分離エレメント(28)が少なくとも1
    つの開口(38)を有しており、開口(38)の厚さd及び幅bと、分離エレメ
    ント(28)とケーシング流れ方向(17)との間における迎え角(α)と、開
    口(38)の形状、特に主流方向(17)と開口(38)の内壁(80)との間
    の開放角度(β)と、ケーシング流れ方向(17)とが次のように、すなわちケ
    ーシング流れ方向(17)において流れるガス(22)が開口(38)を、変向
    されることなしには通過できないように、選択されている、請求項1から11ま
    でのいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの開口(38)の形状が、低い流速度にお
    いて次のように、すなわち液体(24)の表面張力が少なくとも1つの開口(3
    8)を通る液体(24)の貫通を阻止するように、形成されている、請求項12
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つの開口(38)の形状が、高い流速度にお
    いて次のように、すなわち液体(24)とガス(22)との慣性力の違いが少な
    くとも1つの開口(38)を通る液体(24)の貫通を阻止するように、形成さ
    れている、請求項12又は13記載の装置。
  15. 【請求項15】 液体(24)の少なくとも1つの開口(38)の形状が、
    可能な限り有利な湿潤角を可能にしている、請求項12から14までのいずれか
    1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの分離エレメント(28)の開口(38)
    の横断面が、上面(42)に対して平行に平行四辺形状である、請求項12から
    15までのいずれか1項記載の装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの分離エレメント(28)の少なくとも1
    つの開口(38)の横断面が、上面(42)に対して平行にレンズ形状である、
    請求項12から15までのいずれか1項記載の装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの開口(38)がケーシング流れ方向(1
    7)において次のように、すなわち少なくとも1つの開口(38)の最長の主軸
    線(53)がケーシング流れ方向(17)に方向付けられている、請求項12か
    ら17までのいずれか1項記載の装置。
  19. 【請求項19】 装置(1)を用いて、導管(13)内を流れるガス/液体
    混合物(19)からガス(22)と液体(24)とを分離する方法であって、 装置(1)が、下記a)〜h)に記載の特徴、すなわち: a)装置(1)がケーシング(3)を有しており、 b)ケーシング(3)が導管(13)と接続されており、 c)ケーシング(3)が少なくとも1つの流入開口(9)を有していて、該流入
    開口(9)内にガス/液体混合物(19)が導管(9)から主流方向(16)に
    おいて流入し、 d)ケーシング(3)が、ガス/液体混合物(19)の液体(24)のために少
    なくとも1つの液体流出開口(35)を有しており、 e)ケーシング(3)が、ガス/液体混合物(19)のガス(22)のために少
    なくとも1つのガス流出開口(48)を有しており、 f)ケーシング(3)が、ガス/液体混合物(19)をガス(22)と液体(2
    4)とに分離する少なくとも1つの分離エレメント(28)を有しており、 g)ケーシング(3)内において少なくとも1つの分離エレメント(28)が、
    少なくとも部分的に主流方向(16)で延びており、 h)ケーシング(3)内にケーシング流れ方向(17)が存在する、 という特徴を有しており、 この場合少なくとも1つの分離エレメント(28)が、下記i)〜vi)に記
    載の特徴、すなわち: i)分離エレメント(28)が流入開口(9)の領域に配置されており、 ii)分離エレメント(28)が少なくとも1つの開口(38)を有しており、 iii)分離エレメント(28)が少なくとも部分的にケーシング流れ方向(1
    7)においてケーシング(3)内を延びており、 iv)分離エレメント(28)の上面(42)が流入開口(9)に向けられてお
    り、 v)分離エレメント(28)の上面(42)に沿ってガス/液体混合物(19)
    が流され、 vi)ガス流出開口(48)が分離エレメント(28)の下面(43)に向けら
    れていて、この場合下面(43)が上面(42)とは反対側に位置している、 という特徴を有しており、 このような分離エレメント(28)を備えた装置(1)を用いて、導管(13
    )内を流れるガス/液体混合物(19)からガス(22)と液体(24)とを分
    離する方法において、 まず初めにガス/液体混合物(19)を導管(13)からケーシング(3)内
    に流入させて、少なくとも1つの分離エレメント(28)の上面(42)にもた
    らし、 ガス(22)と液体(24)とを互いに分離するために、ガス/液体混合物(
    19)を少なくとも1つの分離エレメント(28)に沿って流して、この際に液
    体(24)とガス(22)との異なる慣性力と、液体(24)の表面張力とによ
    って、少なくとも1つの開口(38)を通る液体(24)の貫流を阻止し、そし
    てガス(22)をガス流出開口(48)に、かつ液体(24)を上面(42)か
    ら直接液体流出開口(35)に導く ことを特徴とする、導管内を流れるガス/液体混合物からガスと液体とを分離す
    る装置並びに方法。
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