JP2003507790A - 分散型コンピュータ・システムおよびこのシステムのディストリビュータ・ユニットにおける耐故障性能を向上させる方法 - Google Patents
分散型コンピュータ・システムおよびこのシステムのディストリビュータ・ユニットにおける耐故障性能を向上させる方法Info
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Abstract
Description
して接続され、各遠隔コンピュータが対応の通信チャンネルと接続する独立の通
信コントローラを有し、通信チャンネルへのアクセスが巡回時分割多重アクセス
方法で行われる耐故障性分散型コンピュータ・システムの遠隔通信コンピュータ
・システムの時間領域における耐故障性能を向上させる方法に係わる。本発明は
また、複数の遠隔通信コンピュータがディストリビュータ・ユニットを介して接
続され、各遠隔コンピュータが通信チャンネルとの対応の接続手段を備えた独立
の通信コントローラを有し、通信チャンネルへのアクセスが巡回時分割多重アク
セス方法で行われる耐故障性分散型コンピュータ・システムの遠隔通信コンピュ
ータ・システムの時間領域における耐故障性能を向上させるための、集積ガーデ
ィアンを有するディストリビュータ・ユニットにも係わる。
、分散型耐故障性リアルタイム・コンピュータ・システムによる管理が普及しつ
つある。
障性リアルタイム・コンピュータ・システムにおいては、遠隔コンピュータの故
障に耐えねばならない。このようなコンピュータ構造の心臓部には、予想通りに
迅速且つ確実にメッセージ交換するための耐故障性リアルタイム通信システムが
存在する。
4/06080)に記述されている。このプロトコルは“Time−Trigg
ered Protocol/C(TTP/C)”の名称で知られている。この
プロトコルは公知のタイム・スライスによる巡回時分割多重アクセス方法(TD
MA)方法に基づいている。TTP/CプロトコルはUS 4,866,606
Aに開示されている耐故障性クロック同期方法を採用している。
をバックアップし、遠隔通信コンピュータが“フェール・サイレンス”(Kop
ets、p. 121)故障挙動を示す。即ち、遠隔コンピュータが値域に関し
ても時間領域に関しても正常に機能するか、さもなければサイレント状態となる
。このことはボストンのKluwer Academic Publisher
sから刊行されたKopetz,H. (1997)の論文“Real−Tim
eSystem, Design Principle for Distri
buted Embedded Applications”;ISBN:0−
7923−9894−7に開示されている。時間領域に関する故障、即ち、いわ
ゆる“バブリング・イディオット”(Kopetz,p.130)の防止は、T
TP/Cプロトコルでは、独自のタイムベースを有し、遠隔コンピュータの時間
的挙動を絶えずチェックする独立した故障認識ユニット、いわゆる“ガーディア
ン”によって達成される。耐故障性を達成するため、いくつかのフェール・サイ
レント遠隔コンピュータを耐故障性ユニット(FTU)にまとめ、通信システム
を複製する。FTUのうちの1つの遠隔コンピュータと1つの通信システム複製
が機能している限り、時間領域および値域に関してFTUのサービスが正しく提
供される。
リング・システム、またはディストリビュータ・ユニット、例えば、遠隔コンピ
ュータと2点間接続する星型カプラー、またはこれらのトポロジーの組合せによ
って物理的に構成することができる。もし分散型バス・システムまたは分散型リ
ング・システムを構成するなら、それぞれの遠隔コンピュータが独自のガーディ
アンを具えねばならない。これに対して、ディストリビュータ・ユニットを採用
すれば、すべてのガーディアンをこのディストリビュータ・ユニットに集積する
ことができ、その結果、すべての遠隔コンピュータの挙動が広域規模で観察され
るから、時間領域に関して伝送挙動を効果的に向上させることができる。本発明
はこのようなディストリビュータ中へのガーディアン集積にも係わる。
がある: (i) ディストリビュータ・ユニットに遠隔コンピュータを2点間接続するこ
とによって、広域規模の重大な故障につながる故障領域が狭められる。即ち、2
点間接続へのEMI(電磁妨害雑音)に起因する故障をはっきりと1つの遠隔コ
ンピュータに割当てることができ、広域的に影響することがない。
を保って設置することができ、その構造は物理的にコンパクトである。
遠隔コンピュータに装備されるガーディアンに代わって機能する。これにより、
ガーディアン・オッシレータのような遠隔コンピュータ用のハードウェアが不要
になる。
線のインピーダンス整合にも好都合である。
向上させると共にコストを軽減することにある。
に公知の、遠隔コンピュータの適正伝送挙動により、少なくとも1つのディスト
リビュータ・ユニットの作用下に、遠隔コンピュータは静的に割り当てられたタ
イム・スライス以内でのみ、他の遠隔コンピュータに伝送可能となる。
積することにより、遠隔コンピュータの“バブリング・イディオット”故障、即
ち、適切でない時間にメッセージを伝送するのを防止することができる。
ち、本発明では、先験的に公知の、遠隔コンピュータの適正伝送挙動により、少
なくとも1つのディストリビュータ・ユニットの作用下に、遠隔コンピュータは
統計的に割り当てられたタイム・スライス以内でのみ、他の遠隔コンピュータに
伝送可能となる。
関する静的な先験的情報と、時間制御通信システムのメッセージによるディスト
リビュータの動的同期化との組合せの評価に基づいて機能する。
下に説明する。
ピュータから成る本発明の実施例を以下に説明する。尚、3桁の参照番号の最初
の数字は図面の番号を表す。
成るシステムを示し、各遠隔コンピュータは交換可能なユニットを形成し、2点
間接続121を介して2つの複製ディストリビュータ・ユニット101および1
02のそれぞれと接続する。第1ディストリビュータ・ユニット101から、単
向性通信チャンネル151が第2ディストリビュータ・ユニット102に達して
いる。逆に、ディストリビュータ・ユニット102から、単向性通信チャンネル
152がディストリビュータ・ユニット101に達している。これらの単向性通
信チャンネルを介して、第1ディストリビュータ・ユニット101は第2ディス
トリビュータ・ユニット102におけるトラフィックを観察することができ、こ
の逆も可能であり、第1ディストリビュータ・ユニット101は自体の接続12
1においてメッセージ・トラフィックが存在しなければ、コールド・スタートま
たはクロック同期化を行うことができる。図示の接続141および142は専用
通信チャンネルであり;(図示しないが)メンテナンス・コンピュータに達して
おり、このメンテナンス・コンピュータはディストリビュータ・ユニットのパラ
メータを設定することができ、ディストリビュータ・ユニットの正しい機能を絶
えずモニターすることができる。
ータ111は2つのサブシステム、即ち、(図1の121に対応する)複製通信
チャンネル201および202と接続する通信コントローラ210と、遠隔コン
ピュータの利用者プログラムを実行するホスト・コンピュータ220とから成る
。これら両サブシステムは通信ネットワーク・インターフェース(CNI)24
1および信号線242を介して互いに接続している。インターフェース241は
、両サブシステムがアクセスできるメモリー(デュアル・ポートRAM=DPR
AM)を含む。両サブシステムはこの共通メモリーとインターフェース241を
介して通信データを交換する。信号線242は同期化された時間信号を搬送する
機能を果たす。この信号線の詳細はUS4,866,606Aに記述されている
。独立的に作用する通信コントローラ210は通信制御ユニット211と、メッ
セージの送受信が必要な時刻を指示するデータ構造212とを有する。データ構
造212はメッセージ記述子リスト(MEDL)と呼称される。
。このディストリビュータ・ユニットは入力ポート311、出力ポート312、
データ・ディストリビュータ330および制御コンピュータ340から成る。(
図1の121に対応する)遠隔コンピュータのデータ接続309はディストリビ
ュータ・ユニットの入力ポート311および出力ポート312に至る。データ接
続302,303および304についても同様である。単向性通信線の場合、こ
れら両ポート311および312はデータ接続301を有する遠隔コンピュータ
の対応ポートとそれぞれ別々に接続することもできる。それぞれの入力ポート3
11には、公知のフィルタおよび(必要なら)分圧器のほかに、信号線314を
介してディストリビュータ・ユニットの制御コンピュータ340によって作動さ
せることができ、このポートにおいて受信すべき時を制御コンピュータ340に
指示するスイッチ313が存在する。入力ポート311に入力されたデータはデ
ータ・ディストリビュータ330を介して出力ポート312、制御コンピュータ
340(データ線331を介して)、およびその他のディストリビュータ・ユニ
ット(チャンネル351を介して)にリレーされる。制御コンピュータ340は
直列I/Oチャンネルをも有し、このチャンネルを介して図4に示すような静的
データ構造を搬送することができ、これにより、制御コンピュータ340の状態
に関する診断リポートをメンテナンス・コンピュータへ周期的に伝送する。必要
ならば、出力に先立って、線312上のデータを増幅することができる。増幅器
は公知の部品であり、図3では省略されている。
のデータ構造はディストリビュータ・ユニットの各ポートまたは遠隔コンピュー
タ111,112,113,114のための特定データ記録411,412,4
13,414を含む。このデータ記録401の第1欄には、このデータ記録が属
するポート番号が記入される。第2欄には、リストMEDL 212に記入され
るポートと連携するノードの送信時間長さが記入される。第3欄403には、こ
のポートと連携するノードの現送信が終了してからこのポートと連携するノード
の次の送信が始まるまでのタイムインターバルの長さが記入される。第4欄40
4には、次のポートの番号が記入される。第5欄405には、現送信が終了して
から次のポートにおけるノードの送信が始まるまでのタイムインターバルの長さ
が記入される。欄406には、現ポートにおいて受信できる初期化メッセージの
長さが記入される。図4のデータ構造の内容は開発ツールとメッセージ記述子リ
スト340とで設定され、チャンネル341を介して伝送される前に制御コンピ
ュータ340にロードされる。
初期化メッセージとしてメッセージを特徴付ける特定のビット510を含まねば
ならない。初期化メッセージのデータ欄502には、単一のディストリビュータ
・ユニットの機能にとって重要でない追加情報が記入される。初期化メッセージ
の末尾にはCRC欄503が存在する。精巧なディストリビュータ・ユニットは
初期化メッセージのデータ欄502中の情報を評価することにより故障検出の確
度を高めることができる。例えば、このような精巧なディストリビュータ・ユニ
ットはTTP/C初期化メッセージの時間欄を評価することによって送信機のク
ロック状態を自体のクロックと比較することができる。
最も重要な内部状態、即ち、非同期化状態601および同期化状態602を示す
。パワー・アップ610の後、制御コンピュータ340は“非同期化”状態にな
る。この状態では、すべての入力ポート311がデータ・ディストリビュータ3
30と接続する。制御コンピュータ331からデータ線331(またはチャンネ
ル352)を介して正しいメッセージが入力ポートで受信されるや否や、制御コ
ンピュータ340は信号線314を介して受信に使用されたポートを確認し、受
信時刻をメモリーに記憶し、欄406に記憶されている長さと比較することによ
ってメッセージの長さをチェックし、もしチェック結果がポジティブなら、”同
期化“状態602となり、記憶された初期化メッセージ受信時刻が同期化事象を
表す。”同期化“状態では、制御コンピュータ340が持続時間403だけ、対
応の入力ポートを接続状態にする。もし特定のメッセージが所定の符号化システ
ムの符号化規則に対応するほぼ正確な時刻に入来すると、制御コントローラは観
察されたメッセージ入来時刻と予想入来時刻の測定差を利用することにより、公
知の耐故障性アルゴリズム(例えば、Kopetz 1997,p.61)を使
用してクロックを再同期化する。所定のタイム・インターバルdfault−1
以内にチャンネル301〜304のいずれか、または352で正しいメッセージ
が入来しなければ、ディストリビュータ・ユニットまたはその制御コンピュータ
340が”非同期化“状態601になる。同期化状態において、少なくとも下記
の基準を満たすなら、メッセージは適正である:ほぼ予想通りの時刻に入力ポー
トに入来し、正しいCRC欄503を有し、欄406に記録されている正しい長
さを有する。
介してメンテナンス・コンピュータと交信し、メンテナンス・コンピュータは制
御コンピュータ340をパラメタ化して、動作中、制御コンピュータの機能をモ
ニターする。
コンピュータ111の両チャンネル201および202に現れる物理的信号の符
号化に限界ぎりぎりのエラーを生ずる結果となる。これが2つのディストリビュ
ータ・ユニットを介してメッセージの受信者にまで伝播するのを防止するため、
各ディストリビュータ・ユニットに入来する物理的信号を受信直後に、ディスト
リビュータ・ユニットのローカル・クロックを利用してディジタル信号に変換し
、ディストリビュータ・ユニットによる送信の直前に再び物理的信号に変換する
(ディストリビュータ・ユニットによる信号再成形)。このようにすれば、限界
ぎりぎりの符号化エラーは一貫して正しい符号化として表現されるか、または一
貫して誤った符号化として表現されることになる。TDMA内に1つだけエラー
発生源が存在する場合、上記変換処理により、時間領域または値域に関する単一
のエラーが両チャンネルにおける符号化をこんらんさせてシステム内に不整合を
発生させるのを防止することができる。
ッセージの内容を変更することも、新しいメッセージを挿入することもできない
というのが、本発明の重要な性質である。従って、ディストリビュータ・ユニッ
トに故障が発生するとすれば、そのタイプは通信チャンネルのフェール・サイレ
ント故障だけである。ただし、耐故障構成では、常に第2の独立通信チャンネル
を利用することができる。
ットから成る上記実施例に限定されるものではなく、任意に拡大することができ
る。また、TTP/Cプロトコルと併用できるだけでなく、その他の時間制御プ
ロトコルとも併用できる。
ュータから成る分散型コンピュータ・システムの構造図である。
信コントローラとホスト・コンピュータから成る遠隔コンピュータの構造図であ
る。
る。
リビュータ・ユニットにおける耐故障性能を向上させる方法
して接続され、各遠隔コンピュータが対応の通信チャンネルと接続する独立の通
信コントローラを有し、通信チャンネルへのアクセスが巡回時分割多重アクセス
方法で行われる耐故障性分散型コンピュータ・システムの遠隔通信コンピュータ
・システムの時間領域における耐故障性能を向上させる方法に係わる。
を介して接続され、各遠隔コンピュータが通信チャンネルとの対応の接続手段を
備えた独立の通信コントローラを有し、通信チャンネルへのアクセスが巡回時分
割多重アクセス方法で行われる耐故障性分散型コンピュータ・システムの遠隔通
信コンピュータ・システムの時間領域における耐故障性能を向上させるための、
集積ガーディアンを有するディストリビュータ・ユニットにも係わる。
、分散型耐故障性リアルタイム・コンピュータ・システムによる管理が普及しつ
つある。
障性リアルタイム・コンピュータ・システムにおいては、遠隔コンピュータの故
障に耐えねばならない。このようなコンピュータ構造の心臓部には、予想通りに
迅速且つ確実にメッセージ交換するための耐故障性リアルタイム通信システムが
存在する。
4/06080)に記述されている。このプロトコルは“Time−Trigg
ered Protocol/C(TTP/C)”の名称で知られている。この
プロトコルは公知のタイム・スライスによる巡回時分割多重アクセス方法(TD
MA)方法に基づいている。TTP/CプロトコルはUS 4,866,606
Aに開示されている耐故障性クロック同期方法を採用している。
をバックアップし、遠隔通信コンピュータが受け手側からの観点で、“フェール
・サイレンス”(Kopets)p.121)故障挙動を示す。即ち、遠隔コン
ピュータが値域に関しても時間領域に関しても正常に機能するか、さもなければ
サイレント状態となる。このことはボストンのKluwer Academic
Publishersから刊行されたKopetz,H.(1997)の論文
“Real−Time System,Design Principle f
or Distributed Embedded Applications
”;ISBN:0−7923−9894−7に開示されている。時間領域に関す
る故障、即ち、いわゆる“バブリング・イディオット”(Kopetz,p.1
30、およびAnnual Int.Symposium on Fault−
Tolerant Computing,23June 1998,pp.21
8−277,IEEE Computer Soc.,Los Alamito
s,CA,US;Temple C:“Avoiding the Babbl
ing−Idiot Failure in a Time−Troggere
d Communications system”)の防止は、TTP/Cプ
ロトコルでは、独自のタイムベースを有し、遠隔コンピュータの時間的挙動を絶
えずチェックする独立した故障認識ユニット、いわゆる“ガーディアン”によっ
て達成される。耐故障性を達成するため、いくつかのフェール・サイレント遠隔
コンピュータを耐故障性ユニット(FTU)にまとめ、通信システムを複製する
。FTUのうちの1つの遠隔コンピュータと1つの通信システム複製が機能して
いる限り、時間領域および値域に関してFTUのサービスが正しく提供される。
リング・システム、またはディストリビュータ・ユニット、例えば、遠隔コンピ
ュータと2点間接続する星型カプラー、またはこれらのトポロジーの組合せによ
って物理的に構成することができる。もし分散型バス・システムまたは分散型リ
ング・システムを構成するなら、それぞれの遠隔コンピュータが独自のガーディ
アンを具えねばならない。
向上させると共にコストを軽減することにある。
に公知の、遠隔コンピュータの適正伝送挙動により、少なくとも1つのディスト
リビュータ・ユニットの作用下に、遠隔コンピュータは静的に割り当てられたタ
イム・スライス以内でのみ、他の遠隔コンピュータに伝送可能となる。
積することにより、遠隔コンピュータの“バブリング・イディオット”故障、即
ち、適切でない時間にメッセージを伝送するのを防止することができる。
をこのディストリビュータ・ユニットに集積することができ、すべての遠隔コン
ピュータを広域規模で観察することで、時間領域に関する正しい送信挙動を効果
的に向上させることができる。
がある: (i)ディストリビュータ・ユニットに遠隔コンピュータを2点間接続すること
によって、広域規模の重大な故障につながる故障領域が狭められる。即ち、2点
間接続へのEMI(電磁妨害雑音)に起因する故障をはっきりと1つの遠隔コン
ピュータに割当てることができ、広域的に影響することがない。
を保って設置することができ、その構造は物理的にコンパクトである。これによ
り、故障誘発要因が広域規模のディストリビュータ・ユニットを混乱させる恐れ
は軽減される。
遠隔コンピュータに装備されるガーディアンに代わって機能する。これにより、
ガーディアン・オッシレータのような遠隔コンピュータ用のハードウェアが不要
になる。
線のインピーダンス整合にも好都合である。
ち、本発明では、先験的に公知の、遠隔コンピュータの適正伝送挙動により、少
なくとも1つのディストリビュータ・ユニットの作用下に、遠隔コンピュータは
統計的に割り当てられたタイム・スライス以内でのみ、他の遠隔コンピュータに
伝送可能となる。
関する静的な先験的情報と、時間制御通信システムのメッセージによるディスト
リビュータの動的同期化との組合せの評価に基づいて機能する。
下に説明する。
ピュータから成る本発明の実施例を以下に説明する。尚、3桁の参照番号の最初
の数字は図面の番号を表す。
成るシステムを示し、各遠隔コンピュータは交換可能なユニットを形成し、2点
間接続121を介して2つの複製ディストリビュータ・ユニット101および1
02のそれぞれと接続する。第1ディストリビュータ・ユニット101から、単
向性通信チャンネル151が第2ディストリビュータ・ユニット102に達して
いる。逆に、ディストリビュータ・ユニット102から、単向性通信チャンネル
152がディストリビュータ・ユニット101に達している。これらの単向性通
信チャンネルを介して、第1ディストリビュータ・ユニット101は第2ディス
トリビュータ・ユニット102におけるトラフィックを観察することができ、こ
の逆も可能であり、第1ディストリビュータ・ユニット101は自体の接続12
1においてメッセージ・トラフィックが存在しなければ、コールド・スタートま
たはクロック同期化を行うことができる。図示の接続141および142は専用
通信チャンネルであり;(図示しないが)メンテナンス・コンピュータに達して
おり、このメンテナンス・コンピュータはディストリビュータ・ユニットのパラ
メータを設定することができ、ディストリビュータ・ユニットの正しい機能を絶
えずモニターすることができる。
ータ111は2つのサブシステム、即ち、(図1の121に対応する)複製通信
チャンネル201および202と接続する通信コントローラ210と、遠隔コン
ピュータの利用者プログラムを実行するホスト・コンピュータ220とから成る
。これら両サブシステムは通信ネットワーク・インターフェース(CNI)24
1および信号線242を介して互いに接続している。インターフェース241は
、両サブシステムがアクセスできるメモリー(デュアル・ポートRAM=DPR
AM)を含む。両サブシステムはこの共通メモリーとインターフェース241を
介して通信データを交換する。信号線242は同期化された時間信号を搬送する
機能を果たす。この信号線の詳細はUS4,866,606Aに記述されている
。独立的に作用する通信コントローラ210は通信制御ユニット211と、メッ
セージの送受信が必要な時刻を指示するデータ構造212とを有する。データ構
造212はメッセージ記述子リスト(MEDL)と呼称される。
。このディストリビュータ・ユニットは入力ポート311、出力ポート312、
データ・ディストリビュータ330および制御コンピュータ340から成る。(
図1の121に対応する)遠隔コンピュータのデータ接続309はディストリビ
ュータ・ユニットの入力ポート311および出力ポート312に至る。データ接
続302,303および304についても同様である。単向性通信線の場合、こ
れら両ポート311および312はデータ接続301を有する遠隔コンピュータ
の対応ポートとそれぞれ別々に接続することもできる。それぞれの入力ポート3
11には、公知のフィルタおよび(必要なら)分圧器のほかに、信号線314を
介してディストリビュータ・ユニットの制御コンピュータ340によって作動さ
せることができ、このポートにおいて受信すべき時を制御コンピュータ340に
指示するスイッチ313が存在する。入力ポート311に入力されたデータはデ
ータ・ディストリビュータ330を介して出力ポート312、制御コンピュータ
340(データ線331を介して)、およびその他のディストリビュータ・ユニ
ット(チャンネル351を介して)にリレーされる。制御コンピュータ340は
直列I/Oチャンネルをも有し、このチャンネルを介して図4に示すような静的
データ構造を搬送することができ、これにより、制御コンピュータ340の状態
に関する診断リポートをメンテナンス・コンピュータへ周期的に伝送する。必要
ならば、出力に先立って、線312上のデータを増幅することができる。増幅器
は公知の部品であり、図3では省略されている。
のデータ構造はディストリビュータ・ユニットの各ポートまたは遠隔コンピュー
タ111,112,113,114のための特定データ記録411,412,4
13,414を含む。このデータ記録401の第1欄には、このデータ記録が属
するポート番号が記入される。第2欄には、リストMEDL 212に記入され
るポートと連携するノードの送信時間長さが記入される。第3欄403には、こ
のポートと連携するノードの現送信が終了してからこのポートと連携するノード
の次の送信が始まるまでのタイムインターバルの長さが記入される。第4欄40
4には、次のポートの番号が記入される。第5欄405には、現送信が終了して
から次のポートにおけるノードの送信が始まるまでのタイムインターバルの長さ
が記入される。欄406には、現ポートにおいて受信できる初期化メッセージの
長さが記入される。図4のデータ構造の内容は開発ツールとメッセージ記述子リ
スト340とで設定され、チャンネル341を介して伝送される前に制御コンピ
ュータ340にロードされる。
初期化メッセージとしてメッセージを特徴付ける特定のビット510を含まねば
ならない。初期化メッセージのデータ欄502には、単一のディストリビュータ
・ユニットの機能にとって重要でない追加情報が記入される。初期化メッセージ
の末尾にはCRC欄503が存在する。精巧なディストリビュータ・ユニットは
初期化メッセージのデータ欄502中の情報を評価することにより故障検出の確
度を高めることができる。例えば、このような精巧なディストリビュータ・ユニ
ットはTTP/C初期化メッセージの時間欄を評価することによって送信機のク
ロック状態を自体のクロックと比較することができる。
最も重要な内部状態、即ち、非同期化状態601および同期化状態602を示す
。パワー・アップ610の後、制御コンピュータ340は“非同期化”状態にな
る。この状態では、すべての入力ポート311がデータ・ディストリビュータ3
30と接続する。制御コンピュータ331からデータ線331(またはチャンネ
ル352)を介して正しいメッセージが入力ポートで受信されるや否や、制御コ
ンピュータ340は信号線314を介して受信に使用されたポートを確認し、受
信時刻をメモリーに記憶し、欄406に記憶されている長さと比較することによ
ってメッセージの長さをチェックし、もしチェック結果がポジティブなら、”同
期化“状態602となり、記憶された初期化メッセージ受信時刻が同期化事象を
表す。”同期化“状態では、制御コンピュータ340が持続時間403だけ、対
応の入力ポートを接続状態にする。もし特定のメッセージが所定の符号化システ
ムの符号化規則に対応するほぼ正確な時刻に入来すると、制御コントローラは観
察されたメッセージ入来時刻と予想入来時刻の測定差を利用することにより、公
知の耐故障性アルゴリズム(例えば、Kopetz 1997,p.61)を使
用してクロックを再同期化する。所定のタイム・インターバルdfault−1
以内にチャンネル301〜304のいずれか、または352で正しいメッセージ
が入来しなければ、ディストリビュータ・ユニットまたはその制御コンピュータ
340が”非同期化“状態601になる。同期化状態において、少なくとも下記
の基準を満たすなら、メッセージは適正である:ほぼ予想通りの時刻に入力ポー
トに入来し、正しいCRC欄503を有し、欄406に記録されている正しい長
さを有する。
介してメンテナンス・コンピュータと交信し、メンテナンス・コンピュータは制
御コンピュータ340をパラメタ化して、動作中、制御コンピュータの機能をモ
ニターする。
コンピュータ111の両チャンネル201および202に現れる物理的信号の符
号化に限界ぎりぎりのエラーを生ずる結果となる。これが2つのディストリビュ
ータ・ユニットを介してメッセージの受信者にまで伝播するのを防止するため、
各ディストリビュータ・ユニットに入来する物理的信号を受信直後に、ディスト
リビュータ・ユニットのローカル・クロックを利用してディジタル信号に変換し
、ディストリビュータ・ユニットによる送信の直前に再び物理的信号に変換する
(ディストリビュータ・ユニットによる信号再成形)。このようにすれば、限界
ぎりぎりの符号化エラーは一貫して正しい符号化として表現されるか、または一
貫して誤った符号化として表現されることになる。TDMA内に1つだけエラー
発生源が存在する場合、上記変換処理により、時間領域または値域に関する単一
のエラーが両チャンネルにおける符号化をこんらんさせてシステム内に不整合を
発生させるのを防止することができる。
ッセージの内容を変更することも、新しいメッセージを挿入することもできない
というのが、本発明の重要な性質である。従って、ディストリビュータ・ユニッ
トに故障が発生するとすれば、そのタイプは通信チャンネルのフェール・サイレ
ント故障だけである。ただし、耐故障構成では、常に第2の独立通信チャンネル
を利用することができる。
ットから成る上記実施例に限定されるものではなく、任意に拡大することができ
る。また、TTP/Cプロトコルと併用できるだけでなく、その他の時間制御プ
ロトコルとも併用できる。
ュータから成る分散型コンピュータ・システムの構造図である。
信コントローラとホスト・コンピュータから成る遠隔コンピュータの構造図であ
る。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の遠隔通信コンピュータがディストリビュータ・ユニッ
トを介して接続され、各遠隔コンピュータが対応の通信チャンネルと接続する独
立の通信コントローラを有し、通信チャンネルへのアクセスが巡回時分割多重ア
クセス方法で行われる耐故障性分散型コンピュータ・システムの遠隔通信コンピ
ュータ・システムの時間領域における耐故障性能を向上させる方法において、 先験的に公知の、遠隔コンピュータの適正伝送挙動により、少なくとも1つの
ディストリビュータ・ユニットの作用下に、遠隔コンピュータは静的に割り当て
られたタイム・スライス以内でのみ、他の遠隔コンピュータに伝送可能となるこ
と を特徴とする前記方法。 - 【請求項2】 少なくとも1つのディストリビュータ・ユニットが、すべて
の入力ポートを介して受信可能となる“非同期化”状態から、正しいメッセージ
を受信した後、1つの入力ポートを介してのみ、この入力ポートに静的に割当て
られたタイム・スライスの間受信可能となる“同期化”状態に切替わることをも
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 少なくとも1つのディストリビュータ・ユニットが規定の時
間内に、そのいずれの入力ポートにおいても最後の初期化メッセージ以来正しい
メッセージを全く受信していない場合、“同期化”状態から“非同期化”状態に
切替わることをも特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 ディストリビュータ・ユニットにおいて、入来メッセージの
内容が追加の故障認識として評価されることをも特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項または2項以上に記載の方法。 - 【請求項5】 “パワー・アップ”後、少なくとも1つのディストリビュー
タ・ユニットが“非同期化”状態と成ることをも特徴とする請求項1〜4のいず
れか1項または2項以上に記載の方法。 - 【請求項6】 少なくとも1つのディストリビュータ・ユニットが、そのロ
ーカル・クロックを使用して、入来する物理的信号をディジタル形式に変換し、
送信する前に再び物理的形式に変換することをも特徴とする請求項1〜5のいず
れか1項または2項以上に記載の方法。 - 【請求項7】 自体の接続にメッセージが全く入来しない場合でもディスト
リビュータ・ユニットのパワーアップおよびクロック同期化が可能となるように
、ディストリビュータ・ユニットを、通信チャンネルを介して互いに接続するこ
とをも特徴とする請求項1〜6のいずれか1項または2項以上に記載の方法。 - 【請求項8】 ディストリビュータ・ユニットを、専用通信チャンネルを介
して少なくとも1つのメンテナンス・コンピュータに接続し、このメンテナンス
・コンピータによってディストリビュータ・ユニットのパラメタ化を行い、動作
中、ディストリビュータ・ユニットが正しく機能するのをモニターすることをも
特徴とする請求項1〜6のいずれか1項または2項以上に記載の方法。 - 【請求項9】 複数の遠隔通信コンピュータ(111、...114)がデ
ィストリビュータ・ユニット(101,102)を介して接続され、各遠隔コン
ピュータが通信チャンネルとの対応の接続手段を備えた独立の通信制御ユニット
(211)を有し、通信チャンネル(201,202)へのアクセスが巡回時分
割多重アクセス方法で行われる耐故障性分散型コンピュータ・システムの遠隔通
信コンピュータ・システムの時間領域における耐故障性能を向上させるための、
集積ガーディアンを有するディストリビュータ・ユニット(101,102)に
おいて、 先験的に公知の、遠隔コンピュータの適正伝送挙動により、少なくとも1つの
ディストリビュータ・ユニット(101,102)の作用下に、遠隔コンピュー
タは静的に割り当てられたタイム・スライス以内でのみ、他の遠隔コンピュータ
に伝送可能となること を特徴とするディストリビュータ・ユニット(101,102)。 - 【請求項10】 請求項2〜8のいずれか1項に記載の方法を実施するよう
に構成された請求項9に記載のディストリビュータ・ユニット(101,102
)。
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