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JP2003507758A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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Publication number
JP2003507758A
JP2003507758A JP2001517215A JP2001517215A JP2003507758A JP 2003507758 A JP2003507758 A JP 2003507758A JP 2001517215 A JP2001517215 A JP 2001517215A JP 2001517215 A JP2001517215 A JP 2001517215A JP 2003507758 A JP2003507758 A JP 2003507758A
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JP
Japan
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chemical formula
acrylate
meth
compound
group
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Application number
JP2001517215A
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English (en)
Inventor
アン、ヤンシク
キム、キュンジュン
ファン、ユンイル
Original Assignee
エルジー・ケミカル・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルジー・ケミカル・リミテッド filed Critical エルジー・ケミカル・リミテッド
Publication of JP2003507758A publication Critical patent/JP2003507758A/ja
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/032Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
    • G03F7/033Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders the binders being polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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    • G03F7/0388Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable with ethylenic or acetylenic bands in the side chains of the photopolymer

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、アルカリ水溶液下で現像が可能である感光性樹脂組成物にかかわり、露光過程のうち露光部位においてバインダ樹脂と架橋化合物との化学的結合と同時にバインダ樹脂鎖間の化学的結合を起こすことができるようにして、現像過程で露光部位と非露光部位との溶解度の差を極大化することにより分解能に優れており、また、架橋化合物の使用量を減少させることにより、全体UV露光量が減され、工程上有利であるだけでなく、膜特性に優れた感光性樹脂を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [関連出願への相互参照] 本出願は、1999年8月17日に出願された韓国特許出願No.10−19
99−0033884に基づいており、その出願は、言及することによって本明
細書に組み入れられている。
【0002】 [技術分野] 本発明は、アルカリ水溶液で現像が可能である感光性樹脂組成物に関し、詳し
くは、LCDの製造工程においてカラーフィルターおよびTFT、回路保護膜と
して有用な感光性樹脂組成物に関する。
【0003】 [背景技術] 最近、紫外線などのような活性光を利用して画像を形成するいわゆるフォトリ
ソグラフィー技術の発展により微細画像の形成が必要な多くの分野でアルカリ水
溶液で現像が可能な感光性樹脂に対する需要が増加している。
【0004】 アルカリ現像型感光性樹脂は、印刷回路基板の製造に使用されるドライフィル
ムレジスト、半導体回路製作用フォトレジストなどに用いられており、最近は半
導体およびLCDを含むFPD(Flat Panel Display)分野でカラーフィルター
および多くの回路保護膜としてもその用途が拡大されている。
【0005】 アルカリ水溶液で現像が可能な感光性樹脂組成物は、一般的に、イ)アルカリ
水溶液により溶解されるかまたは膨潤されるバインダ樹脂;ロ)少なくとも2つ
のエチレン系不飽和結合を有する架橋化合物;ハ)光重合開始剤と、ニ)上述の
各成分などを溶解することができる溶剤とからなっており、ここに必要な場合、
染料、顔料、または製膜性能や基板との接着力を向上させる色々な添加剤を含有
することもある。
【0006】 上記イ)はアルカリ水溶液により溶解または膨潤されるバインダ樹脂として一
般的に高分子鎖のうちカルボン酸または無水カルボン酸または水酸基、アミノ基
、アミド基を含有する構造になっており、ノボラックフェノル樹脂、またはアク
リル樹脂単独重合体または共重合体が広く利用されている。
【0007】 とくに、FPD分野でカラーフィルターおよびTFT回路保護膜として上記感
光性樹脂組成物が使用される場合は、可視光線で透明性に優れたアクリルバイン
ダー樹脂が広く利用されている。
【0008】 上記アルカリ溶液に可溶性のアクリルバインダ樹脂としてはアクリル酸または
メタクリル酸とこれらのアルキルエステル、置換または非置換のアリルエステル
からなる群から選ばれた1以上の化合物を利用した共重合体が主に使用される。
【0009】 アメリカ特許第4629680号明細書と米国特許第4139391号明細書
では、ベンジルアクリレート/メタクリル酸の共重合体を利用しており、日本国
特公昭54−34327号公報では、メチルメタクリレート/2−エチルヘキシ
ルメタクリレート/メタクリル酸のターポリマーが開示されており、日本国特公
昭55−6210号公報では、メチルメタクリレート/エチルアクリレート/ア
クリル酸からなるターポリマーが開示されている。また、日本国特開平9−23
059号公報では、アリルアクリレート、ヒドロキシアルキルアクリレート、メ
タクリル酸などを利用する共重合体について開示されている。
【0010】 上記ロ)の化合物は少なくとも2つのエチレン系不飽和結合を有する架橋化合
物であり、具体的な例としては、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリトリトールペンタ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールヘキサ(メタ)
アクリレートなどがある。
【0011】 従来技術による感光性樹脂組成物ではこのような架橋化合物が組成物内でバイ
ンダ樹脂に単純分布されていて紫外線などの活性光により露光すると、架橋性反
応を起こすようになって、網状構造をなすことにより、アルカリ可溶性樹脂が現
像過程中に現像液により溶けていくことを防止することにより結果的に基板の上
にイメージを残す役割を果たす。
【0012】 ところが、従来の感光性樹脂組成物では露光部位と非露光部位との溶解度の差
異が充分大きくなくて実際には現像過程中に残るべきバインダ樹脂が現像溶液に
より一部溶けていくこともあって、結果的に所望する微細パターンの形状を得に
くい場合が多い。
【0013】 一方、このような現像を防止するために、架橋化合物を過多に使用すると、露
光後表面の硬度が低下して工程性を低下させるだけではなく、充分な架橋化反応
を起こすための露光量が多くなることにより、工程収率を低下させる。
【0014】 また、この場合、非露光部位の溶解度も低下されるようになってレジストとし
ての分解能が減少する短所がある。
【0015】 [発明の背景] 本発明は上記のような問題点を解決するために、露光過程のうち露光部位でバ
インダ樹脂と架橋化合物の化学的結合と同時に、バインダ樹脂鎖間の化学的結合
を起こすことができるようにして、現像過程中、露光部位と非露光部位との溶解
度の差異を極大化させ、架橋化合物の使用量を減少することにより、全体露光量
が減少して工程上有利であるだけでなく、膜特性に優れた感光性樹脂を提供する
ことを目的とする。
【0016】 本発明は、上記目的を達成するために、自己硬化形バインダ樹脂、光重合開始
剤、少なくとも2つのエチレン系不飽和結合を有する架橋化合物および溶剤から
なる感光性樹脂組成物において、自己硬化形バインダ樹脂が下記化学式1である
感光性樹脂組成物を提供する。化学式1 −A−B−C− ここで、Aは下記化学式1−Aで示される化合物であり、化学式1−A
【0017】
【化7】
【0018】 Bは下記化学式1−Bで示される化合物であり、化学式1−B
【0019】
【化8】
【0020】 Cは、下記化学式1−Cおよび/または1−C′で示される化合物である。化学式1−C
【0021】
【化9】
【0022】化学式1−C′
【0023】
【化10】
【0024】 上記式で、R1はHまたはCH3であり、R2は炭素原子数1〜8のアルキル基
、ヒドロキシ基が置き換えられたアルキル基、または置換または非置換の炭素原
子数1〜12のアリル基であり、R3はベンゼンまたは炭素原子数1〜8のアル
キル基、炭素原子数1〜8のアルコキシ基、炭素原子数1〜6のアルキル置換基
を有するベンゼン、炭素原子数1〜8のアルコキシ置換基を有するベンゼン、水
酸基またはハロゲンが置き換えられたベンゼンである。
【0025】 上記化学式1のバインダ樹脂のうちA部分が占める比率は、全体バインダ樹脂
に対し、10〜50モル%であり、B部分が占める部分は0〜15モル%であり
、C部分が占める部分は50〜90モル%である。
【0026】 上記感光性樹脂組成物には必要な場合、少なくとも2つの不飽和基を有する架
橋化合物をさらに使用することができる。
【0027】 上記化学式1の自己硬化形バインダ樹脂は、下記化学式2、3および4からな
る群から選ばれた1種以上のカルボン酸基を有する化合物を構成成分とする共重
合体と下記化学式5の化合物を反応させて得る。化学式2 CH2=C(R1)COOH化学式3 CH2=C(R1)COOR2 化学式4 CH2=C(R1)−R3 化学式5
【0028】
【化11】
【0029】 ここで、R1は水素またはメチル基であり、R2は炭素原子数1〜8のアルキル
基、ヒドロキシ基が置き換えられたアルキル基、置換または非置換の炭素原子数
4〜12のアリル基またはアリルアルキル基からなる群から選ばれた化合物であ
り、R3はベンゼンまたは炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数1〜8の
アルコキシ基、炭素原子数1〜6のアルキル置換基を有するベンゼン、炭素原子
数1〜8のアルコキシ置換基を有するベンゼン、水酸基またはハロゲンが置き換
えられたベンゼンからなる群から選ばれた化合物である。
【0030】 上記化学式1の自己硬化形バインダ樹脂を上記化学式2の化合物と、上記化学
式3または4の化合物の一つまたはその2つすべてと一定のモル比で共重合させ
て製造された共重合体を攪拌機、窒素投入口が取りつけられたフラスコに投入し
、メチルエチルケトンなどの溶媒を使用して溶解させる。使用される共重合体の
数平均分子量は、1,000〜100,000であり、好ましくは、2,000
〜30,000である。
【0031】 このフラスコの温度を120℃まで上げて化学式5の化合物を1時間徐々に加
えた後、エポキシ基が完全に消えるまでさらに反応させる。反応物をn−ヘキサ
ンとメタノールの比が1:1である混合物を利用して沈殿を形成させ、真空下で
乾燥して、自己硬化形バインダ樹脂を製造する。
【0032】 化学式5の化合物のエポキシ基をバインダ樹脂に存在するカルボン酸基と反応
させ、エステル結合を形成し、結果的に線形であるバインダ樹脂に反応性(メタ
)アクリル基が側鎖として導入された自己硬化形バインダ樹脂が形成される。
【0033】 このように得られた自己硬化形バインダ樹脂は、アルカリ水溶液により溶解さ
れるか少なくとも膨潤される樹脂であって紫外線などのような活性光により硬化
反応を起こすことができる。
【0034】 また、上記化学式2の化合物を上記化学式3または4の化合物の一つまたはそ
の2つの化合物のすべてで共重合させた化合物、光重合開始剤および溶剤を混合
して製造された感光性樹脂組成物を提供する。
【0035】 従来の感光性樹脂成分は、UV露光工程で架橋化合物同士でのみ起こる化学反
応にて網状構造になるに対し、本願発明の感光性樹脂組成物は、架橋化合物だけ
でなく、バインダ樹脂鎖との化学結合で網状構造が形成される。これによって、
本発明の感光性樹脂組成物は露光部位と非露光部位とのあいだの最大の溶解度の
差を提供する。したがって、架橋化合物を使用しないかまたは使用量を減らすこ
とにより、非露光部位のアルカリ水溶液現像液に対する溶解度を増加させること
ができ、感度および分解能が従来技術に比して優れており、フィルム特性も優れ
ている。
【0036】 上記化学式2の化合物としてはアクリル酸またはメタクリル酸などを使用する
ことができ、その使用量は共重合体のうち全体単量体のモル総量に対し10〜9
0モル%である。
【0037】 上記化学式3の化合物としては、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(
メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレートまたは2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレートからなる群から選ばれた化合物が好ましく、さらに好ましくは、ベン
ジル(メタ)アクリレートまたはフェニル(メタ)アクリレートである。
【0038】 上記化学式4の化合物としては、スチレン、4−ヒドロキシスチレン、4−メ
チルスチレンまたは酢酸ビニルからなる群から選ばれた化合物が好ましい。
【0039】 または、上記化学式5の化合物としては、グリシジルアクリレートまたはグリ
シジルメタクリレートが好ましい。この化合物は、化学式2のカルボン酸含有単
量体に対し0.1〜90モル%を使用する。
【0040】 必要な場合、本発明で使用できる少なくとも2つの不飽和基を有する架橋化合
物としては、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
、ペンタエリトリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールトリ(
メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペン
タエリトリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレートからなる群から選ばれた化合物を単独
または混合して使用することができ、好ましくはジペンタエリトリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールヘキサ(メタ)アクリレートを
使用することが好ましい。
【0041】 上記架橋化合物を使用する場合は、上記自己硬化形バインダ樹脂の総重量に対
し、0〜200重量%、好ましくは、0〜150重量%を使用する。
【0042】 光重合開始剤としては、ベンゾフェノン、アセトフェノンのようなベンゾフェ
ノン類;ビス−4,4′−ジメチルアミノベンゾフェノン、ビス−4,4′−ジ
エチルアミノベンゾフェノンのように置き換えられたベンゾフェノン系;2,4
,6−トリス(トリクロロメチル)−トリアジンのようなトリアジン系光開始剤
;N−メチル−2−ベンゾイルメチレン−β−ナフトチアゾール、2,2−ジメ
トキシー1,2−ジフェニルエタンオンのようなケトン系光重合開始剤からなる
群から選ばれた化合物を単独または混合して使用することができる。
【0043】 光重合開始剤の使用量は、光重合性組成物の総重量に対し0.1〜10重量%
であることが望ましい。
【0044】 溶媒としては、アクリル高分子の重合に主に用いられる一般的なものとして、
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、テトラハイドロフラン、メチルセロソ
ルブ、メチルセロソルブアセテート、ジメチルホルムアミド、プロピレングリコ
ールメチルエテルアセテートおよび2−メトキシエチルエテルからなる群から選
ばれた化合物を単独または混合して使用する。
【0045】 一方、本発明の感光性樹脂組成物では、上記のように基本的な成分以外にも必
要に応じて、顔料、染料、または製膜性能をよくするために、消泡剤、界面活性
剤、熱重合防止剤、接着力増進剤などを少量添加して使用することができる。
【0046】 最終的に得られた感光性樹脂組成物溶液を0.1〜5μmのメンブレンフィル
ターを使用して濾過する。この濾過された樹脂組成物をスピンコーティング法、
ロールコーティング法、スプレーコーティング法などの公知の方法を用いて製膜
する。製膜用基板としてはガラス板やシリコンウェハーを使用することができる
。このとき、フィルム面の厚さは組成物の粘度、固形粉の濃度、製膜速度などの
ような製膜条件により決定され、本発明の組成物を使用する場合、0.1〜50
0μm厚さの薄膜を得ることができる。
【0047】 得られた薄膜を50〜150℃で加熱板またはオーブンを利用して10〜50
0秒間維持しながら前処理をする。
【0048】 ある程度乾燥された薄膜は、ポジティブ試験フォトマスク(Toppan Printing
Co.,Ltd製)を通じて紫外線を照射する。この際、紫外線光源は、g,h,i線
を含有する1kW高圧水銀灯を利用して約30〜500mJ/cm2内外の照度
で照射し、特別な光学フィルターは使用しない。
【0049】 紫外線が照射された部分は紫外線が照射されなかった部分に比して溶解度がさ
らに少なくなって両者の溶解度の差異が極大化する。
【0050】 紫外線が照射された薄膜はスプレー法や浸漬方式で20〜30℃で現像する。
このとき、現像液としては、pH9〜12のKOH水溶液や0.1〜5重量%の
テトラメチルアンモニウムハイドライド水溶液を使用することができる。
【0051】 [発明の詳細な説明] 以下の詳細な説明では、本発明を実施する発明者(など)が最善の様態とみな
すことを単純に例示することにより、本発明の好ましい具体例のみを提示または
説明した。ところが、当業者であれば周知するごとく、本発明から外れないで、
多様な観点で変形が可能である。
【0052】 つぎは、本発明の理解を容易に理解するために、好ましい合成例および実施例
などを提示する。ただし、下記の合成例および実施例などは、本発明の理解のた
めのもので、本発明が下記の合成例および実施例などに限定するものではない。
【0053】合成例1 ベンジルメタクリレート/メタクリル酸のモル比が60/40であり、数平均
分子量が10,000である共重合体10gを攪拌機、窒素投入口が取りつけら
れたフラスコに投入し、メチルエチルケトン100mlを使用して溶解させた。
フラスコの温度を120℃まで上げ、グリシジルメタクリレート0.3gを1時
間徐々に加えた後、エポキシ基が完全に消えるまで反応させた。反応物をn−ヘ
キサンとメタノールの比が1:1である混合物を利用して沈殿を形成させ、真空
下で乾燥してバインダ樹脂を得た。
【0054】合成例2 ベンジルメタクリレート/メタクリル酸のモル比が50/50であり、数平均
分子量が15,000である共重合体を10g使用することとグリシジルアクリ
レート0.6gを使用することを除いては、合成例1の方法によりバインダ樹脂
を得た。
【0055】合成例3 ベンジルメタクリレート/メタクリル酸のモル比が70/30であり、数平均
分子量が15,000である共重合体を10g使用することとグリシジルアクリ
レート0.05gを使用することを除いては、合成例1の方法によりバインダ樹
脂を得た。
【0056】合成例4 ベンジルメタクリレート/メタクリル酸のモル比が70/30であり、数平均
分子量が10,000である共重合体を10g使用することとグリシジルアクリ
レート0.04gを使用することを除いては、合成例1の方法によりバインダ樹
脂を得た。
【0057】合成例5 エチルメタクリレート/メタクリル酸/スチレンのモル比が50/40/10
であり、数平均分子量が14,500であるターポリマー10gを使用すること
とグリシジルアクリレート0.3gを使用することを除いては合成例1の方法に
よりバインダ樹脂を得た。
【0058】合成例6 エチルメタクリレート/メタクリル酸/スチレンのモル比が60/30/10
であり、数平均分子量が14,500であるターポリマー10gを使用すること
とグリシジルアクリレート0.05gを使用することを除いては合成例1の方法
によりバインダ樹脂を得た。
【0059】 上記合成例1〜6で製造したバインダ樹脂を使用して本願発明の感光性樹脂組
成物を製造した。
【0060】実施例1 下記の表1の組成で感光性樹脂組成物を製造した。
【0061】
【表1】
【0062】 上記のように製造された組成物溶液を0.2μm小孔を有するテフロン(登録
商標)メンブレンフィルターを利用して濾過した。スピンコーティング法を利用
して感光性樹脂組成物をガラス板上に塗布した後、加熱板上に載せて、80℃で
3分間維持した。ついで、接触方式で、ポジティブ試験フォトマスク(Toppan P
ainting Co., Ltd.製)を薄膜上に載せて紫外線を照射した。このとき、紫外線
光源はg、h、i線をすべて含有する1kW高圧水銀灯を利用し、100mJ/
cm2の照度で照射した。このとき、特別な光学フィルターは使用しなかった。
紫外線が照射された薄膜をpH10.5のKOH水溶液現像溶液で2分間浸漬さ
せ現像した。薄膜が塗布されたガラス板を蒸留水を利用して洗い出した後、窒素
ガスを吹き込んで乾燥し、250℃の加熱オーブンで1時間加熱した。得られた
フィルムの厚さは3.5μmであり、線幅および線間隔は8μmである鮮やかな
パターンを得ることができた。
【0063】実施例2 下記の表2の組成で、感光性樹脂組成物を製造した。
【0064】
【表2】
【0065】 上記のように製造された感光性樹脂組成物を実施例1の方法でフィルムを形成
した後、100mJ/cm2の照度で露光した後、現像した。
【0066】 得られたフィルムの厚さは3.5μmであり、線幅および線間隔が7μmであ
るパターンを鮮やかに得ることができた。
【0067】実施例3 下記の表3の組成で、感光性樹脂組成物を製造した。
【0068】
【表3】
【0069】 上記のように製造された感光性樹脂組成物を実施例1の方法でフィルムを形成
した後、150mJ/cm2の照度で露光した後、現像した。
【0070】 得られたフィルムの厚さは4.0μmであり、線幅および線間隔が9μmであ
るパターンを鮮やかに得ることができた。
【0071】実施例4 下記の表4の組成で感光性樹脂組成物を製造した。
【0072】
【表4】
【0073】 上記のように製造された感光性樹脂組成物を実施例1の方法でフィルムを形成
した後、150mJ/cm2の照度で露光した後、現像した。
【0074】 得られたフィルムの厚さは4.5μmであり、線幅および線間隔が8μmであ
るパターンを鮮やかに得ることができた。
【0075】実施例5 下記の表5の組成で感光性樹脂組成物を製造した。
【0076】
【表5】
【0077】 上記のように製造された感光性樹脂組成物を実施例1の方法でフィルムを形成
した後、150mJ/cm2の照度で露光した後、現像した。
【0078】 得られたフィルムの厚さは3.8μmであり、線幅および線間隔が9μmであ
るパターンを鮮やかに得ることができた。
【0079】実施例6 下記の表6の組成で感光性樹脂組成物を製造した。
【0080】
【表6】
【0081】 上記のように製造された感光性樹脂組成物を実施例1の方法でフィルムを形成
した後、100mJ/cm2の照度で露光した後、現像した。
【0082】 得られたフィルムの厚さは3.1μmであり、線幅および線間隔が7μmであ
るパターンを鮮やかに得ることができた。
【0083】実施例7 下記の表7の組成で感光性樹脂組成物を製造した。本実施例7では上記実施例
などとは異なり、バインダ樹脂を先に合成しないで、その出発物質と感光性樹脂
組成物をなす成分などを共に投入して感光性樹脂組成物を製造した。
【0084】
【表7】
【0085】 上記のように製造された感光性樹脂組成物を実施例1の方法でフィルムを形成
した後、150mJ/cm2の照度で露光した後、現像した。
【0086】 得られたフィルムの厚さは3.6μmであり、線幅および線間隔が8μmであ
るパターンを鮮やかに得ることができた。
【0087】比較例1〜3 下記の表8の組成で感光性樹脂組成物を製造した。
【0088】
【表8】
【0089】 上記のように得られた感光性樹脂組成物を使用して実施例1と同じ方法でフィ
ルムを製造した後、露光量を変化させながらパターンを形成して下記の結果を得
た。
【0090】
【表9】
【0091】 本発明により製造された自己硬化形バインダ樹脂を使用した感光性樹脂組成物
の場合、実施例1〜7から得られた結果によると、製造された感光性樹脂組成物
を利用して薄膜を形成する場合、露光量を100〜150mJ/cm2で照射す
ると、その薄膜の厚さが3〜5μmであり、その線幅および線間隔は7〜9μm
である鮮やかなパターンを得ることができた。
【0092】 これに反して、自己硬化形バインダ樹脂を使用しない比較例1〜3の感光性樹
脂組成物は、露光量100mJ/cm2の場合、パターン自体が遺失され、露光
量を150〜200mJ/cm2に増加させた場合、その薄膜の厚さが3.0〜
3.8μmに示され、線幅および線間隔もまた20μmから10μmに減少した
。したがって、自己硬化形バインダ樹脂を使用しない感光性樹脂組成物は、露光
量が増加することにより、鮮やかなパターンを得られることがわかり、露光量が
増加するというのは工程時間が長くなるべきであることを意味する。また、露光
量200mJ/cm2の場合もその薄膜のパターンの厚さが3.8μm、線幅お
よび線間隔が10μmに示されるので、本発明による実施例の結果より鮮やかで
微細なパターンを得ることができない。
【0093】 したがって、自己硬化形バインダ樹脂を使用する感光性樹脂組成物は、少ない
量の露光量が使用されても既存に比して鮮やかな微細パターンが得られ、UV露
光工程時間を短縮することができるため、本発明は分解能に優れており、工程上
有利であり、膜特性に優れた感光性樹脂組成物を提供することができる。
【0094】 上述のごとく、本発明の好ましい実施態様をあげて詳細に説明したが、当業者
なら添付された特許請求の範囲に記載された本発明の精神および範囲から外れる
ことなく、多様な変形例および修正例が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファン、ユンイル 大韓民国、302−736 テジョン−シティ、 ソ−ク、ドーンサン−ドン、クムナモー アパート 201−1303(番地なし) Fターム(参考) 2H025 AB13 AB17 AC01 AD01 BC14 BC42 BC53 BC85 BC92 CA01 CA28 CC03 FA03 FA17 4J027 AA01 BA19 BA21 BA26 CB10 CC05 CD10 4J100 AB02R AB04R AB07R AJ02P AL03Q AL08Q BA03R BC04Q BC43Q CA04 CA05 CA31 DA01 HA53 HC00 HE22 HE41 JA37

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己硬化形バインダ樹脂、少なくとも2つのエチレン系不飽
    和結合を有する架橋化合物、光重合開始剤および溶剤からなる感光性樹脂組成物
    において、 自己硬化形バインダ樹脂が下記化学式1で表わされる化合物である感光性樹脂組
    成物。化学式1 −A−B−C− ここで、Aは下記化学式1−Aで表わされる化合物であり、化学式1−A 【化1】 Bは下記化学式1−Bで表わされる化合物であり、化学式1−B 【化2】 Cは、下記化学式1−Cおよび/または1−C′で表わされる化合物であり、
    化学式1−C 【化3】 化学式1−C′ 【化4】 上記式でR1はHまたは−CH3であり、R2は炭素原子数1〜8のアルキル基
    、ヒドロキシ基が置き換えられたアルキル基、または、置換または非置換の炭素
    原子数1〜12のアリル基であり、R3はベンゼン、炭素原子数1〜8のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜8のアルコキシ基、炭素原子数1〜6のアルキル置換基を
    有するベンゼン、炭素原子数1〜8のアルコキシ置換基を有するベンゼンまたは
    水酸基またはハロゲンが置き換えられたベンゼンである。
  2. 【請求項2】 上記化学式1のバインダ樹脂のうちA部分が占める比率は、
    全体バインダ樹脂に対し、10〜50モル%であり、B部分が占める部分は0〜
    15モル%であり、C部分が占める部分は50〜90モル%である請求項1記載
    の感光性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 上記自己硬化形バインダ樹脂は、下記化学式2の化学物を下
    記化学式3の化合物および下記化学式4の化合物の一つまたはその2つすべてで
    共重合させて生成された共重合体と下記化学式5の化合物とを反応させて得られ
    た自己硬化形バインダ樹脂である請求項1記載の感光性樹脂組成物。化学式2 CH2=C(R1)COOH化学式3 CH2=C(R1)COOR2 化学式4 CH2=C(R1)−R3 化学式5 【化5】 ここで、R1は水素またはメチル基であり、R2は炭素原子数1〜8のアルキル
    基、ヒドロキシ基が置き換えられたアルキル基、置換または非置換の炭素原子数
    4〜12のアリル基またはアリルアルキル基からなる群から選ばれた化合物であ
    り、R3はベンゼン、炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数1〜8のアル
    コキシ基、炭素原子数1〜6のアルキル置換基を有するベンゼン、炭素原子数1
    〜8のアルコキシ置換基を有するベンゼン、水酸基またはハロゲンが置き換えら
    れたベンゼンからなる群から選ばれる化合物である。
  4. 【請求項4】 上記共重合体を含む上記化学式2の化合物は、アクリル酸ま
    たはメタクリル酸であり、上記化学式3の化合物はベンジル(メタ)アクリレー
    ト、フェニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メ
    チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、および2−エチルヘ
    キシル(メタ)アクリレートからなる群から選ばれた化合物であり、上記化学式
    4の化合物はスチレン、4−ヒドロキシスチレン、4−メチルスチレン、および
    酢酸ビニルからなる群から選ばれた化合物である請求項3記載の感光性樹脂組成
    物。
  5. 【請求項5】 上記化学式5の化合物はグリシジルアクリレートまたはグリ
    シジルメタクリレートである請求項3記載の感光性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 上記共重合体の数平均分子量が1,000〜100,000
    である請求項3記載の感光性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 上記化学式5の化合物の量が化学式1のバインダ樹脂で化学
    式2のカルボン酸含有単量体に対し0.1〜90モル%である請求項3記載の感
    光性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 上記化学式2の化合物の量が化学式2、3および4の化合物
    のモル合計に対し10〜90モル%である請求項3記載の感光性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 少なくとも2つの不飽和基を有する架橋化合物をさらに含む
    請求項1記載の感光性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 上記架橋化合物が、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
    クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジ
    オールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
    ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
    ントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールジ(メタ)アクリレート、
    ペンタエリトリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ
    (メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジ
    ペンタエリトリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールヘ
    キサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレートからなる
    群から選ばれた化合物を単独または混合して使用する請求項9記載の感光性樹脂
    組成物。
  11. 【請求項11】 上記架橋化合物の量が上記化学式1の自己硬化形バインダ
    樹脂に対し0〜200重量%である請求項9記載の感光性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 下記化学式2の化合物を下記化学式3の化合物または下記
    化学式4の化合物の一つまたはその2つすべてを共重合させて生成された共重合
    体と、下記化学式5の化合物、光開始剤、および溶剤を混合して製造された感光
    性樹脂組成物。化学式2 CH2=C(R1)COOH化学式3 CH2=C(R1)COOR2 化学式4 CH2=C(R1)−R3 化学式5 【化6】 ここで、R1は水素またはメチル基であり、R2は炭素原子数1〜8のアルキル
    基、ヒドロキシ基が置き換えられたアルキル基、置換または非置換の炭素原子数
    4〜12のアリル基またはアリルアルキル基からなる群から選ばれた化合物であ
    り、R3はベンゼン、炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数1〜8のアル
    コキシ基、炭素原子数1〜6のアルキル置換基を有するベンゼン、炭素原子数1
    〜8のアルコキシ置換基を有するベンゼン、および水酸化基またはハロゲンが置
    き換えられたベンゼンからなる群から選ばれた化合物である。
  13. 【請求項13】 上記共重合体を含む上記化学式2の化合物はアクリル酸ま
    たはメタクリル酸であり、上記化学式3の化合物はベンジル(メタ)アクリレー
    ト、フェニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メ
    チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、および2−エチルヘ
    キシル(メタ)アクリレートからなる群から選ばれた化合物であり、上記化学式
    4の化合物はスチレン、4−ヒドロキシスチレン、4−メチルスチレン、および
    酢酸ビニルからなる群から選ばれた化合物である請求項12記載の感光性樹脂組
    成物。
  14. 【請求項14】 上記化学式5の化合物はグリシジルアクリレートまたはグ
    リシジルメタクリレートである請求項12記載の感光性樹脂組成物。
  15. 【請求項15】 上記共重合体の数平均分子量が1,000〜100,00
    0である請求項12記載の感光性樹脂組成物。
  16. 【請求項16】 上記化学式2の化合物の量が化学式2、3および4のモル
    合計に対し10〜90モル%である請求項12記載の感光性樹脂組成物。
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