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JP2003505121A - 洗剤組成物及びランドリー洗濯方法 - Google Patents

洗剤組成物及びランドリー洗濯方法

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JP2003505121A
JP2003505121A JP2001511144A JP2001511144A JP2003505121A JP 2003505121 A JP2003505121 A JP 2003505121A JP 2001511144 A JP2001511144 A JP 2001511144A JP 2001511144 A JP2001511144 A JP 2001511144A JP 2003505121 A JP2003505121 A JP 2003505121A
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JP
Japan
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component
zone
prewash
laundry
washing
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Pending
Application number
JP2001511144A
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English (en)
Inventor
フアン・コウエン,エデイ・ペトルス・アントニウス
スヘペルス,フレデリツク・ヤン
フエルヒユール,ルドルフ・コーネリス
スミツト,ウイルヘルム・エワールト
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
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Application filed by ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ filed Critical ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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    • C11D2111/44Multi-step processes

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Abstract

(57)【要約】 それぞれの使用濃度まで水に溶解させるかまたは水で希釈する少なくとも2種類の独立の成分から成り、第一成分がタンパク質分解酵素から成り、第二成分がイミドペルオキシカルボン酸特にフタロイルアミノペルオキシカプロン酸(PAP)から成り、第一成分を予洗ゾーンまたは段階に導入し、第二成分を本洗ゾーンまたは段階に導入することを特徴とする多槽型または単槽型のランドリー洗濯機用化学洗浄系が提供される。この系を使用すると、45−55℃という比較的低い本洗温度であっても効果的な洗浄が行われることが知見された。その結果として、従来技術の洗浄系に比較して、エネルギー必要量が大幅に減少しており、繊維損傷度が著しく低下していることが観察された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、洗浄用組成物及びランドリー洗濯機におけるそれらの使用、特に、
工業用洗濯脱水機(Washer Extractors,WE)、または、予
洗、本洗及び濯ぎから成る多数のゾーンまたは段階を有している連続バッチ洗濯
機(Continuous Batch Washers,CBW)におけるそ
れらの使用に関する。
【0002】 (発明の背景) 従来の脱水洗濯機(Washer Extractor)において洗濯工程は
1つまたは複数の予洗段階、洗浄段階及び濯ぎ段階を含む複数の段階から成る。
これらの段階は継続的に行われる。従来のCBWは独立の予洗ゾーン、洗浄ゾー
ン及び濯ぎゾーンから成る。清水は機械の濯ぎゾーンに導入され、カスケード方
式で本洗ゾーンに移送され、洗濯物は向流方向に搬送される。これらの段階は洗
濯機に入れた洗濯物全部(wash load)を移動させながら順次に行われ
る。
【0003】 このような機械で使用される洗剤組成物は一般に、予洗製品、本洗製品、漂白
製品及び中和製品のような製品を含む。また洗浄力を増進するために1種または
複数の追加製品、増進剤を工程に添加し得る。典型的な製品成分は界面活性剤、
ホスフェートのような金属イオン封鎖剤、アルカリ塩及び漂白剤である。常用の
漂白剤は次亜塩素酸塩、過酸化水素及び過酢酸である。
【0004】 CBW中の洗浄組成物と洗濯物との接触時間は典型的には極めて短時間、例え
ば、1洗浄区分あたり約1−2分である。洗浄した洗濯物を一般には最終濯ぎ段
階で濯ぐ。
【0005】 上記のような一般的に使用される漂白用成分を使用するときに観察される問題
は、多数回の洗濯後に生じる著しい繊維損傷である。その主な理由は、洗液中の
繊維攻撃性条件にあると考えられている。洗濯温度(ほぼ70−90℃)及びp
Hの双方が高い値であるとき、漂白剤は攻撃性である。適正な洗浄性能及び衛生
状態を得るためにはこれらの条件が必要である。
【0006】 繊維に対する衝撃という不利益に加えて、従来技術で公知のCBWで使用され
る高温に伴う別の不利益が更に存在する。即ち、 −洗濯工程に多量のエネルギーが必要である −ポリエステル綿混紡繊維の洗濯では、繊維に皺がつくのを防止するために洗濯
工程にクールダウンと呼ばれる特定の追加段階が必要である。50℃以下の温度
までゆっくりと冷却するために特定の時間にわたって冷水を洗液に添加する必要
がある。これが洗濯時間を更に延長し、水の必要量も増える。 −使用される攻撃性製品は濯ぎによる除去が難しく、これらの製品を繊維から除
去するために大量の濯ぎ水が必要である。 −必ずしもすべての洗濯物がこれらの高温に耐久性でない。特に色落ちが生じ易
い。 −排水の温度が、環境上の理由から行政当局がしばしば容認しない高温になって
いる。下水系に排出できる排水の温度に関する行政当局の要求は益々低温になっ
ている。
【0007】 本発明の発明者らは意外にも、上記の問題及びその他の問題は、(本洗剤及び
中和剤に加えて)少なくとも2種類の独立成分、即ち、タンパク質分解酵素から
成る第一成分及びイミドペルオキシカルボン酸漂白用成分から成る第二成分とを
含む本発明の洗浄系を使用し、第一成分を予洗ゾーンまたは予洗段階に導入し、
第二成分を本洗ゾーンまたは本洗段階に導入することによって克服できることを
知見した。これらの成分は本洗剤及び中和剤と効果的に併用できる。また、任意
の増進剤を添加してもよい。
【0008】 (発明の定義) 従って、本発明の第一の目的は、それぞれの使用濃度まで水に溶解させるかま
たは水で希釈する少なくとも2種類の独立の成分から成り、第一成分がタンパク
質分解酵素から成り、第二成分が式(I):
【0009】
【化3】 〔式中、 Xは芳香環の任意の位置のH、ハロゲンまたはカルボキシル基であり、 Rは1−4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状の低級アルキレン基であり
、 nは1−12の範囲の整数である〕を有するイミド−ペルオキシカルボン酸から
成り、第一成分を予洗ゾーンまたは予洗段階に導入し、第二成分を主洗ゾーンま
たは主洗段階に導入することを特徴とする多槽型または単槽型のランドリー洗濯
機用化学洗浄系を提供することである。
【0010】 また、多槽型(CBW)または単槽型(WE)の工業用ランドリー洗濯機によ
る極めて効果的なランドリー洗濯方法が記載されている。該方法は、 (i)それぞれの使用濃度まで水に溶解させるかまたは水で希釈する化学洗浄系
の少なくとも2種類の独立の成分、即ち、タンパク質分解酵素から成る第一成分
、及び、式(I)(請求項1に定義)を有するイミドペルオキシカルボン酸から
成る第二成分を配合する段階と、 (ii)汚れた洗濯物を洗浄する第一成分を予洗ゾーンまたは予洗段階に導入す
る段階と、 (iii)洗濯物の洗浄を効果的に完了するために第二成分を本洗ゾーンまたは
本洗段階に導入して段階とから成る。
【0011】 (詳細な説明) 本発明の系を使用するとき、洗浄セクションまたは洗浄段階で比較的低い温度
を使用したときにも効果的な洗浄性能が得られることが知見された。これらの温
度は好ましくは30−70℃の範囲、より好ましくは45−55℃の範囲である
。これに比べて、従来技術の洗浄系を使用するときに使用される本洗温度は約7
0−90℃である。更に、本発明の系を使用するときは本洗セクションまたは本
洗段階で比較的穏当なpH条件、即ち7−10、好ましくは8.5−9.5の範
囲のpH値が効果的に使用される。
【0012】 これらの穏当な条件にもかかわらず、処理済み洗濯物の洗浄力、汚れ落ち及び
漂白に関しては依然として好ましい結果が得られることが知見された。その結果
として、従来技術の公知の洗浄系に比較して、エネルギー必要量が大幅に減少し
、また、排水温度も大幅に低下しているにもかかわらず、同様の汚れ落ち、洗浄
力、消毒及び漂白性能が得られた。更に、繊維損傷度は、上記のような公知の洗
浄系を使用したときに観察された損傷度に比べて著しく低下していることが知見
された。
【0013】 更に、ポリエステル綿混紡繊維ではクールダウン段階が削除されるので処理時
間の短縮及び使用水量の削減という利点が得られる。
【0014】 酵素成分 本発明の系に使用できるタンパク質分解酵素は例えば、B.subtilis
(枯草菌)及びB.licheniformisの特定菌株から得られるズブチ
リシンであり、市販製品としては、Gist−Bracades N.V.,D
elft,Hollandから提供されているズブチリシンMaxatase及
びNOVO Industri A/S,Copenhagen,Denmar
kから提供されているズブチリシンalcalaseがある。
【0015】 8−12のpH範囲で最大活性を有するBacillus(桿菌属)の菌株か
ら得られるプロテアーゼが特に好適であり、市販製品としては、NOVO In
dustri A/S製の商標Esperase及びSavinaseがある。
これらの酵素及び類似酵素の製造に関しては、英国特許GB1,243,784
に記載されている。これらの酵素は一般に、marumes、prils、T−
granulatesなどのような顆粒形態または液体形態で提供され、500
−6,000グリシン単位/mgの酵素活性を有し得る。タンパク質分解酵素の
活性はM.L.Ansonによって“Journal of general
physiology”,Vol.22(1938),79頁、に記載された方
法で測定できる(1 Anson単位/グラム=733グリシン単位/ミリグラ
ム)。
【0016】 タンパク質分解酵素は本発明組成物中に、最終使用される酵素成分組成物が約
10−1010のグリシン単位/キログラム、好ましくは10−1010、よ
り好ましくは10−10のタンパク質分解酵素活性を有する量で存在し得る
【0017】 適当なタンパク質分解酵素活性を得るために、この酵素を含有する第一成分が
導入される予洗ゾーンまたは予洗段階で使用される温度は好ましくは30−40
℃の範囲である。同じ理由から、この予洗ゾーンまたは予洗段階のpHは望まし
くは9−11の範囲である。
【0018】 漂白成分 式(I)のイミドペルオキシカルボン酸は30−70℃の範囲の比較的低い温
度でも既に極めて効果的な漂白特性及び消毒特性を示すことが知見された。好ま
しくはイミドペルオキシカルボン酸は式中のRがCH−基を表し、nが3−8
の整数を表す式(I)の化合物である。より好ましくはイミドペルオキシカルボ
ン酸は、式(II):
【0019】
【化4】 を有するフタロイルアミノペルオキシカプロン酸(PAP)である。
【0020】 この漂白化合物の効果的な使用濃度は、洗浄すべき洗濯物の汚れの程度及び得
るべき衛生状態によって決定される。実際の洗濯では、第二成分が導入される本
洗段階または本洗ゾーンにおける本発明のイミドペルオキシカルボン酸の使用濃
度は水1リットルあたり1−2グラムの範囲になるように調整される。
【0021】 実験方法 図1に示すような多槽型連続バッチ洗濯機(CBW)で試験を実施した。この
CBWの容量は洗濯物970kg/時であり、このCBWの各区画室の洗濯物と
洗液との接触時間は130秒である。図1から明らかなように、このCBWは1
6個の区画室またはゾーンを有しており、これらの −ゾーン1−4は予洗室 −ゾーン5−10は本洗室 −ゾーン11−14は濯ぎ室 −ゾーン15−16は中和室 である。
【0022】 このCBWの作動中、図1に“f.w.”で示す清水が濯ぎ室12及び14(
それぞれ4.7m/時及び1.8m/時の供給量)及び中和室15(2.0
/時の供給量)に導入される。
【0023】 この水はカスケード方式で予洗室に移送され予洗室から排出される。洗濯物は
向流方向に搬送される。CBWの終点に洗濯物プレス(図1で“p”で概略的に
示す)が存在し、洗浄された洗濯物がここで乾燥される。このプレスから絞り出
された水は洗濯物の投入口に再循環されて再使用される。更に、区画室3は“d
”で示す排水口を有している。
【0024】 試験には以下の洗剤製品を使用した: “洗剤1”は硬水用の標準液体洗剤である。“洗剤1”はそれぞれ洗濯物1k
gあたり9g及び3gの供給量で区画室1及び6に供給した; “洗剤2”は別の液体洗剤である。“洗剤2” は洗濯物1kgあたり2gの
供給量で区画室1に供給した。
【0025】 これらの製品の組成を以下に示す:
【0026】
【表1】
【0027】 更に試験中に、40%亜硫酸水素塩(中和剤として作用)を含有する水溶液を
洗濯物1kgあたり2.0kgの供給量で区画室15に投入した。
【0028】 実施例1 この実施例では、本発明の系の性能を試験するために上述の実験方法を使用し
図1に示すCBWで実験を実施した。
【0029】 試験した系では、savinase(NOVO製のタンパク質分解酵素)の水
溶液を、酵素の用量が洗濯物1kgあたり0.08gとなる量で区画室1に投入
した。更に、水性液体または顆粒の形態のフタロイルアミノペルオキシカプロン
酸(PAP)を洗濯物1kgあたりPAPが1.66gとなる供給量で区画室7
に投入した。区画室7で使用した温度は45℃であった。
【0030】 本発明の系の性能を非特異的汚れに対する活性、漂白可能汚れに対する活性、
タンパク質性汚れに対する酵素作用及び血液のしみ除去活性に関して試験した。
【0031】 これらの試験では、以下の試験布を試験モニターとして使用した: 非特異的汚れに対する活性:Empa 101,WFK−20D; タンパク質性汚れに対する酵素作用:Empa−116,Empa−117,A
S−10,PC−10; 漂白可能汚れに対する活性:BC−10,BC/PC−1,Sunak,Emp
a−114; 血液のしみ除去活性:Empa−111。
【0032】 これらの試験モニターは標準であり、Empa Switzerlandから
入手可能なEmpa;TNO,Netherlandsから入手可能なSuna
k;Wasscherei Forschung Krefeldから入手可能
なWFK;及びCFT,Netherlandsから入手可能なその他を含む。
【0033】 CBWで完全洗浄サイクルを終了した後、標準Micromatch 202
0を使用し標準光源によってこれらの試験モニターの反射率を周波数460Nm
で測定した。
【0034】 試験した試験モニターが460Nmで反射した光のパーセンテージに関して以
下の結果が得られた:
【0035】
【表2】
【0036】 これらの結果は、試験した系が液体/顆粒の形態の“PAP”の代わりにHまたは過酢酸をタンパク質分解酵素と組合せて使用する従来技術の系と同様
の適正な性能を有することを示す。試験した系に使用した温度(45℃)が最も
普及したこれらの従来技術の系の洗濯室で使用される温度(85℃)に比較して
はるかに低いことを考えると、この結果は驚異的である。
【0037】 実施例2、比較実施例A、B 試験布の製造中にバッチ毎に生じた変化の影響を回避できるような第二シリー
ズの実験を行って、本発明の系を従来技術の系に比較した。これらの実験でもま
た、図1に概略的に示したCBWで上述の実験方法を使用して試験を行った。
【0038】 最初に、洗濯物1kgあたり2.5mlのHとなる供給量でH
溶液を区画室7に投入することによって従来技術の公知の系を試験した。この従
来技術の系は区画室7で異なる2つの温度、即ち、それぞれ、 45℃(比較実施例A)、 85℃(比較実施例B) を使用して試験した。
【0039】 次に、実施例1で試験した本発明の系を、上記の比較実施例に使用した試験布
と同じ試験布を使用して再度試験した。
【0040】 これらの試験では、実施例1で使用した種類の試験布を試験モニターとして再
び使用した。更に、以下の試験布も使用した: 非特異的汚れに対する活性:Empa−104,WFK−10D 漂白可能汚れに対する活性:BC/PC−1 タンパク質性汚れに対する酵素作用:Veko。
【0041】 Veko及びBC/PC−1がそれぞれTNO,Netherlands、及
び、CFT,Netherlandsから入手可能な標準であることに注目され
たい。
【0042】 CBWで全洗濯サイクルを終了した後、標準Micromatch 2020
を使用し標準光源によってこれらの試験モニターの反射率を周波数460Nmで
測定した。
【0043】 試験した試験モニターが460Nmで反射した光のパーセンテージに関して以
下の結果が得られた:
【0044】
【表3】
【0045】 実施例2で試験した本発明の系は、非特異的汚れに対する活性以外は実施例A
/Bの従来技術の系と同等以上の性能を示すことに注目されたい。これに関連し
て、本発明の系は非特異的汚れに対する活性については従来技術の系よりも幾ら
か劣るが、優れた総合的洗浄性能はまだ十分にを得られることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多槽型連続バッチ洗濯機(CBW)の概略説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06L 3/11 D06L 3/11 3/16 3/16 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 スヘペルス,フレデリツク・ヤン オランダ国、エヌ・エル−3606・アー・エ ヌ・マールセン、マールセンブルクセデイ ク・2、デイフエルセイ・リーバ・ベー・ フエー (72)発明者 フエルヒユール,ルドルフ・コーネリス オランダ国、エヌ・エル−3606・アー・エ ヌ・マールセン、マールセンブルクセデイ ク・2、デイフエルセイ・リーバ・ベー・ フエー (72)発明者 スミツト,ウイルヘルム・エワールト オランダ国、エヌ・エル−3606・アー・エ ヌ・マールセン、マールセンブルクセデイ ク・2、デイフエルセイ・リーバ・ベー・ フエー Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA13 AA14 AA21 BA09 BB15 BB16 CC04 MA03 4H003 AC01 DA01 DC02 EA09 EA15 EA20 EA21 EC02 ED02 EE06 FA08 FA34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの使用濃度まで水に溶解させるかまたは水で希釈す
    る少なくとも2種類の独立の成分を有し、第一成分がタンパク質分解酵素から成
    り、第二成分が式(I): 【化1】 〔式中、 Xは芳香環の任意の位置のH、ハロゲンまたはカルボキシル基であり、 Rは1−4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状の低級アルキレン基であり
    、 nは1−12の範囲の整数である〕を有するイミド−ペルオキシカルボン酸から
    成り、第一成分を予洗ゾーンまたは予洗段階に導入し、第二成分を本洗ゾーンま
    たは本洗段階に導入することを特徴とする多槽型または単槽型のランドリー洗濯
    機用化学洗浄系。
  2. 【請求項2】 系に存在するイミドペルオキシカルボン酸の使用濃度が水1
    リットルあたり1−2gの範囲となるように第二成分を希釈することを特徴とす
    る請求項1に記載の系。
  3. 【請求項3】 イミドペルオキシカルボン酸が、式中のRがCH−基を表
    しnが3−8の範囲の整数を表す式(I)の化合物であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の系。
  4. 【請求項4】 イミドペルオキシカルボン酸が、式(II): 【化2】 を有するフタロイルアミノペルオキシカプロン酸であることを特徴とする請求項
    1から3のいずれか一項に記載の系。
  5. 【請求項5】 多槽型または単槽型のランドリー洗濯機によるランドリー洗
    濯方法であって、 (i)それぞれの使用濃度まで水に溶解させるかまたは水で希釈する化学洗浄系
    の少なくとも2種類の独立の成分、即ち、タンパク質分解酵素から成る第一成分
    、及び、式(I)(請求項1に定義)のイミドペルオキシカルボン酸から成る第
    二成分を配合する段階と、 (ii)汚れた洗濯物を洗浄するために予洗ゾーンまたは予洗段階に第一成分を
    導入する段階と、 (ii)洗濯物の洗浄を効果的に完了するために第二成分を本洗ゾーンまたは本
    洗段階に導入する段階とから成る方法。
  6. 【請求項6】 本洗ゾーンまたは本洗段階で使用される温度が30−70℃
    の範囲であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 本洗ゾーンまたは本洗段階で使用されるpHが7−10の範
    囲であることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第一成分を導入する予洗ゾーンまたは予洗段階で使用される
    温度が30−40℃の範囲であることを特徴とする請求項5から7のいずれか一
    項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第一成分を導入する予洗ゾーンまたは予洗段階で使用される
    pHが9−11の範囲であることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に
    記載の方法。
JP2001511144A 1999-07-14 2000-06-21 洗剤組成物及びランドリー洗濯方法 Pending JP2003505121A (ja)

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EP99202312 1999-07-14
EP99202312.7 1999-07-14
PCT/EP2000/005718 WO2001005928A1 (en) 1999-07-14 2000-06-21 A detergent composition and laundry washing method

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AU (1) AU759577B2 (ja)
BR (1) BR0012393B1 (ja)
CA (1) CA2376526C (ja)
DE (1) DE60019595T2 (ja)
ES (1) ES2237431T3 (ja)
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