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JP2003501963A - 対称サブバンド音響エコーキャンセレーション - Google Patents

対称サブバンド音響エコーキャンセレーション

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Publication number
JP2003501963A
JP2003501963A JP2001502345A JP2001502345A JP2003501963A JP 2003501963 A JP2003501963 A JP 2003501963A JP 2001502345 A JP2001502345 A JP 2001502345A JP 2001502345 A JP2001502345 A JP 2001502345A JP 2003501963 A JP2003501963 A JP 2003501963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency subband
signal
signals
acoustic
acoustic echo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001502345A
Other languages
English (en)
Inventor
フレデリク エーレンストロレ,
パトリク グルントストレム,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2003501963A publication Critical patent/JP2003501963A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
    • H04M9/082Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using echo cancellers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 音響エコーキャンセラ−における処理の複雑性を、入力近端及び遠端信号をそれぞれ複数の周波数サブバンド信号に分割することによって、削減することができる。また、汎用の離散フーリエ変換行列の複素共役対称性によって、サブバンド信号のすべてではなく一部だけで、エコーキャンセレーション処理が済ませられる。あるいは、エコーキャンセレーション処理によって処理されるサブバンド信号は、エコーキャンセレーション処理によって処理されるサブバンド信号の1つの複素共役を生成することによって提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の技術分野 本発明は、一般的な双方向音声通信に関するものであり、より詳しくは、この
ような通信におけるエコーキャンセレーションに関するものである。
【0002】 本発明の背景 図1は従来のエコーキャンセレーション技術が利用されている通信装置を示し
ている。図1の通信装置は、例えば、14のハンズフリースピーカ/マイク構成
を含む電話(固定あるいは移動)であり得る。遠端(far-end)ソースからの信
号xfarは、スピーカ11で再生される。スピーカ11から音声が発声すると、
その音声は、近端構造に反響し、かつマイク13へ入力する、また、マイク13
は近端(near-end)ソースからの信号xnearも受信する。このエコー現象のため
に、遠端のリスナーは、遠端で生成される音声のエコーを実際に知覚することに
なる。
【0003】 このようなエコーを解消するために、従来は、図1の17及び19で示される
ように、フィルタタップが調整可能なフィルタが適用されている。フィルタタッ
プ値は、17で示される適応アルゴリズム(例えば、最小2乗平均アルゴリズム
)によって制御され、これによって、19のエコーキャンセラフィルタは、スピ
ーカ11及びマイク13間のエコー経路にできる限り類似させることができる。
15で、エコーキャンセラフィルタ19によって生成される推定エコーは、マイ
ク13の出力信号から取り除かれ、これによって、理想的な近端信号xnearだけ
の信号12を得ることができる。
【0004】 図1に示される通信装置の音響エコーを解消する従来技術は、これまで、通信
装置でサポートされる周波数範囲全体、例えば、典型的な汎用電話の300〜3
400MHz全体で動作するアルゴリズムを採用している。
【0005】 本発明に従えば、改良エコーキャンセレーションパフォーマスが、音声信号を
サブバンドに分割し、かつそのサブバンドでエコーキャンセレーション技術を適
用することによって達成される。有利な点は、サブバンドにエコーキャンセレー
ション技術を適用することによって、エコーキャンセレーションに使用するため
の適応フィルタを簡略化することができる。
【0006】 詳細説明 図2は、本発明の実施形態に従うエコーキャンセラ20を含む通信装置の関連
部分を示している。通信装置は、例えば、上述のハンズフリー構成を含む電話(
固定あるいは移動)であり得る。遠端音響信号xfarは、通常、22で示される
音響エコー経路H(z)を通過して、26(例えば、マイク)で近端音響信号x near と加算される。その結果として得られる信号dは、23の解析フィルタバン
クAに適用される。フィルタバンク23は、信号dを複数の周波数サブバンドへ
分割し、そのサブバンド信号をダウンサンプリングする。同様にして、遠端信号
farは、21の解析フィルタバンクAに適用され、一実施形態では、この21
の解析フィルタバンクAは、23の解析フィルタバンクと同一である。
【0007】 最小2乗平均(LMS)演算器24及び加算演算子29を含むエコーキャンセ
レーション演算器は、解析フィルタバンク21及び23に接続され、そうするこ
とで、LMS演算器24はフィルタバンク21の出力xを受信し、加算演算子2
9は、フィルタバンク23の出力dを受信する。加算演算子29の出力は、LM
S演算器24にフィードバックされ、かつエコーキャンセラの複素共役演算器2
7に適用される、この出力の一方は、25の合成フィルタバンクSに接続されて
いる。
【0008】 図3は、図2のx(n)上で動作する解析フィルタバンク21及びd(n)上
で動作する解析フィルタバンク23の実施形態を示している。図3のデジタル化
遠端信号x(n)(あるいはデジタル化近端信号d(n))は、解析フィルタバ
ンク31、例えば、従来の多相バンドパスフィルタのバンクに入力され、このバ
ンクは、遠端信号をM個の周波数サブバンドに分割する。次に、サブバンド信号
は、K因数のダウンサンプラ33でダウンサンプリングされ、その結果として得
られるダウンサンプル化サブバンド信号は、35の離散フーリエ変換(DFT)
フィルタW*に入力される。図3の構成は計算の複雑化を低減する、これは、K
因数によってM個のサブバンドのそれぞれがダウンサンプリングされるからであ
る。つまり、各サブバンドの各出力サンプルに対するフィルタタップ計算数は、
K因数によって削減されるからである。また、図3の構成は、適応エコーキャン
セレーションアルゴリズムの高速同時実行を提供する、これは、各サブバンドの
信号が「ホワイト化(whiter)」し、かつ入力信号x(n)(あるいはd(n)
)よりもより平滑なエネルギーレベルを有するからである。一実施形態では、M
及びKの値は、例えば、M/K=4/3が選択される。解析フィルタであるDF
Tフィルタ及びダウンサンプラは周知の技術であり、図3の実施形態では、任意
の適切な従来方法で実現することができる。
【0009】 図4は図2の合成フィルタバンク25の実施形態を示している。図4に示され
るように、また、以下に説明するように、M個の周波数サブバンドでフォーマッ
ト化された誤差信号eMは、41の逆DFTフィルタW*invに適用される。この
フィルタは、サブバンド誤差信号上で逆DFT演算を実行する。フィルタ41の
出力はアップサンプラ43に適用され、このアップサンプラ43は、K因数によ
ってサブバンド信号をアップサンプリングする。次に、アップサンプル化サブバ
ンド信号は、45のそれぞれの合成フィルタへ入力される。合成フィルタは、(
図4では示されていない)従来の形態でその出力と合成され、所望のエコーキャ
ンセル化出力信号e(n)を生成する(図2も参照)。逆DFTフィルタは、ア
ップサンプラ及び合成フィルタは従来より周知であり、図4の実施形態では、任
意の適切な従来方法で実現することができる。
【0010】 図5は、図3のフィルタ35によって使用することができるDFT変調行列W
*例を示し、かつ図4のフィルタ41によってW*invとして使用することができ
るそのDFT変調行列W*の転置行列例を示している。(本実施形態では、転置
行列は、図5の行列と同一である)。この行列は、すべてのDFT行列群の基本
原理を示し、即ち、このような行列群は、互いに複素共役である行を含んでいる
。例えば、図5のDFT行列では、行2及び4は互いに複素共役である。逆に、
これは、複数のサブバンド信号がDFT行列に適用されると、その結果として得
られる出力信号の少なくとも2つは互いに複素共役となることを意味する。
【0011】 図2を再度参照し、かつここで、M及びM’を無視すると、加算演算子29の
演算によって、通常、以下の式を得ることができる。
【0012】 e=d−y (式1) ここで、yは、通常、LMSフィルタ24の出力である。信号eは、以下の式に
よって与えられる、実数成分erと虚数成分eiを含んでいる。
【0013】 er=dr−yr (式2) ei=di−yi (式3) ここで、dr及びdiは信号dの実数及び虚数成分であり、yr及びyiは信号yの
実数及び虚数成分である。実数及び虚数成分yr及びyiは、それぞれ以下の式に
よって与えられる。
【0014】 yr=xrr T−xii T (式4) yi=xri T+xir T (式5) ここで、hr及びhiはLMS演算器24によって従来より使用される実数及び虚
数適応フィルタ係数行列であり、xr及びxiは信号xの実数及び虚数成分である
【0015】 式2及び式4を合成すると、以下の式が得られる。
【0016】 er=dr−xrr T+xii T (式6) また、式3及び式5を合成すると、以下の式が得られる。
【0017】 ei=di−xri T−xir T (式7) 上述したように、フィルタバンク21の複数のサブバンド出力は、複素共役で
ある少なくとも2つのサブバンドを含み、これは、解析フィルタバンク23の複
数のサブバンド出力となる。従って、別のサブバンドと複素共役であるサブバン
ドから起因する誤差信号は、以下の式で与えられる実数成分を有している。
【0018】 ercc=drcc−yrcc (式8) ここで、drccは解析フィルタバンク23から出力される複素共役サブバンド信
号の実数成分であり、yrccは、解析フィルタバンク21から出力される複素共
役サブバンド信号に応答してLMSフィルタ24から出力されるサブバンド信号
の実数成分である。同様に、解析フィルタバンク21及び23から出力される複
素共役信号から起因する虚数成分eiccは、以下の式によって与えられる。
【0019】 eicc=dicc−yicc (式9) また、 yrcc=xrccrcc T−xiccicc T (式10) yicc=xrccicc T−xiccrcc T (式11) ここで、xrcc及びxiccは解析フィルタバンク21から出力される複素共役サブ
バンド信号の実数及び虚数成分であり、hrcc及びhiccはxrcc及びxiccに応答
してLMSフィルタアルゴリズムによって計算される実数及び虚数適応フィルタ
係数行列である。
【0020】 複素共役の定義によって、以下の式が得られる。
【0021】 xrcc=xr (式12) xicc=−xi (式13) drcc=dr (式14) dicc=−di (式15) LMSアルゴリズムの線形性によって、互いに複素共役となる入力サブバンド
信号に関係するフィルタ係数hそれぞれは、自身で互いに複素共役となる。従っ
て、複素共役の定義を適用すると、以下の式が得られる。
【0022】 hrcc=hr (式16) hicc=−hi (式17) 式8、式10、式12〜14、式16及び式17を合成すると、以下の式が得
られる。
【0023】 ercc=dr−xrr T+xii T=er (式18) 同様に、式9、式11〜13及び式15〜17を合成すると、以下の式が得ら
れる。
【0024】 eicc=−di+xri T+xir T=−er (式19) 従って、再度図2を参照すると、フィルタバンク21からの第1サブバンド信
号x及びフィルタバンク23から第1サブバンド信号dがエコーキャンセレーシ
ョン演算器に適用される場合、その結果として得られるサブバンド信号eは複素
共役のサブバンド信号ecc(実数部ercc及び虚数部eiccを含む)となり、これ
は、第2サブバンド信号xcc及びdccの応答としてエコーキャンセレーション演
算器によって生成され、ここで、xcc及びdccはフィルタバンク21及び23そ
れぞれから出力され、かつフィルタバンク21及び23から出力される第1サブ
バンド信号x及びdの複素共役となる。つまり、任意の複素共役サブバンド信号
は、フィルタバンク21及び23からエコーキャンセレーション演算器へ送信さ
れる必要はない、これは、関係する出力信号eccが、第1信号x及びdに関係す
る信号eの複素共役を取得することによって容易に判定されるからである。
【0025】 これは図2及び図3で示され、ここで、解析フィルタ31はM個のサブバンド
を生成するが、M’個のサブバンドだけはDFTフィルタ35から出力され、こ
こで、M’はMより小さく、いくつかの実施形態では、少なくともM/2+1で
ある。例えば、M=4である場合、図5の行列はDFTフィルタ35で実現され
、M’=3となる、これは、フィルタ35によって生成されるサブバンド信号の
1つがフィルタ35によって生成されるサブバンド信号のもう一方の複素共役と
なるからであり、それゆえ、そのサブバンド信号の1つは図2の24及び29の
エコーキャンセレーション演算器に適用される必要がない。
【0026】 サブバンドにエコーキャンセレーションを適用する本発明の更なる利点は、以
下の例で示される。電気通信への適用において、入力信号が3400MHzに帯
域制限されている場合、サンプリング周波数は8000MHzとなり、8個のサ
ブバンドが使用され、そして、周波数サブバンドの1つは3500から4000
Hz間となる。この周波数バンドはその内部にスペクトルエネルギーを持たない
ので、このバンドは、歪みを発生することなく効果的に除去することができる。
また、例えば、M/2+1=8/2+1=5となり、DFT行列の複素共役対称
性によって3個のサブバンドが更に除去できることが理解されることに注意する
。従って、本発明を使用すれば、エコーキャンセレーション演算器への入力対象
のサブバンドの総数は、この例では、M=8サブバンドからM’=4サブバンド
へ削減される。同様に、M=16サブバンドでは、M/2+1=16/2+1=
9であり、2個のサブバンドはその内部にスペクトルエネルギーを持たないので
、エコーキャンセレーションフィルタリングは、M’=7サブバンドだけに適用
される。
【0027】 MからM’個へのサブバンドの削減は、図2で、フィルタバンク21から出力
される信号xM’(n)、LMS演算器24から出力される信号yM’(n)及
びフィルタバンク23から出力されるdM’(n)によって通常示される。同様
に、加算演算子29から出力される信号eM’(n)は、M’個のサブバンドを
含んでいる。この信号は、複素共役演算器27に入力され、この複素共役演算器
27は、eM’(n)のサブバンド信号から複素共役サブバンド信号を生成する
、そうでなければ、エコーキャンセレーション演算器によって生成され、これに
よって、M個のサブバンドを含む信号eM(n)を生成する。
【0028】 図6は、上述の式8〜式19の計算例の概要を示している。より詳しくは、第
1LMSエコーキャンセレーション演算器63への信号入力が第2LMSエコー
キャンセレーション演算器61への信号入力の複素共役である場合、LMSエコ
ーキャンセレーション演算器63の出力はLMSエコーキャンセレーション演算
器61の出力の複素共役となる。
【0029】 図7は、上述の式8〜19及び図6の計算の簡略化例の概要を示している。よ
り詳しくは、図6の信号xrcc、xicc、drcc、diccに関係する信号ercc及び
iccは、信号er及びei上で複素共役演算を実行することによって、xr、xi
、dr、diから直接生成することができる。
【0030】 図8は、図2の実施形態のエコーキャンセラの関連部分を示している。図8の
実施形態は、入力信号が3400Hzまでに帯域制限され、サンプリング周波数
が8000Hzで、M=8サブバンドである上述の電気通信の適用例を示してい
る。上述したように、サブバンドの1つは、その内部にスペクトルエネルギーを
持たず、削除することができるので(図8では、サブバンド信号x4及びd4は既
に削除されている)、Mは実質的に7となる。また、上述したように、3個以上
のサブバンドは、フィルタ35のDFT行列の対称性によって削除することがで
きるので、信号xM’(n)及びdM’(n)は、4個のサブバンドだけを含ん
でいる(M’=4)。図8の例では、エコーキャンセレーション演算器は、従来
の複素標準化2乗平均(CNLMS)技術を利用して、4個のサブバンド出力信
号eM’(n)を生成し、かつ複素共役セクション27で複素共役を生成するた
めに使用される3個のサブバンドを生成し、これによって、フィルタ41への入
力対象の7個のサブバンド信号を生成する。
【0031】 図9は、本発明に従うエコーキャンセレーションを含む通信装置によって実行
できる動作例を示している。91で、入力信号x(n)及びd(n)を受信する
。92で、入力信号x(n)及びd(n)をMバンドフィルタに通し、M個の周
波数サブバンドを含む信号を生成する、そして、M個のサブバンド信号をK回ダ
ウンサンプリングする。94で、ダウンサンプル化信号をDFT行列W*と乗算
する。95で、複素共役サブバンド信号とスペクトルエネルギーを持たないサブ
バンド信号を含む不必要なサブバンド信号を削除する。96で、残りのサブバン
ド信号に、適応エコーキャンセレーションフィルタリングを実行する。97で、
信号eの既存サブバンド信号の複素共役を取得することによって、信号eの未取
得成分を生成する。98で、M個のサブバンドを含む結果として得られる信号e
と逆DFT行列を乗算する。93で、M個のサブバンド信号をK因数でアップサ
ンプリングし、M相フィルタを適用して、所望のエコーキャンセル化信号e(n
)を取得する。
【0032】 上述の説明から明らかなように、本発明は、通信装置でエコーキャンセレーシ
ョンを実行するために必要とされる演算量を削減する。例えば、LMS演算器が
、256タップの有限インパルス応答(FIR)フィルタを含んでいる場合、複
素信号を有する8バンドシステムは、2×256×8のファイル計算が必要とな
る。この演算量は、本発明の原理を適用することによって、2に近い因数で分解
することができる。選択的には、システムパフォーマンスを向上することができ
る。例えば、M個のサブバンドのシステムでLMS演算器でLタップが使用され
る場合、本発明の原理に従って削減された(M/2−L)×Lタップは、必要に
応じて、他のバンドへ分散することができ、その結果、残りのバンドのパフォー
マンスが向上する。
【0033】 図2〜図9で説明される本発明の実施形態は、例えば、本発明に従う通信装置
で提供されるデジタル信号プロセッサ(DSP)のような最適プログラム化デー
タ処理装置によって実現できることが当業者には明らかであろう。選択的には、
上述の実施形態は、外部構成要素と、それに接続される最適プログラム化データ
処理装置を組み合わせて提供することができる。
【0034】 本発明の実施形態の詳細を上述したが、本発明の範囲はこれに限定されず、様
々な実施形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エコーキャンセラを含む従来の通信装置を示す図である。
【図2】 本発明に従うエコーキャンセレーションを含む通信装置の関係部分を示す図で
ある。
【図3】 図2の解析フィルタバンクの実施形態を示す図である。
【図4】 図2の合成フィルタバンクの実施形態を示す図である。
【図5】 図3及び図4のDFTフィルタで使用できるDFT行列例を示す図である。
【図6】 本発明に従うエコーキャンセラ演算例を示す図である。
【図7】 本発明に従うエコーキャンセラ演算簡略化例を示す図である。
【図8】 図2のエコーキャンセラの実施形態の関係部分を示す図である。
【図9】 図2及び図8のエコーキャンセラの実施形態によって実行できる動作例を示す
図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月5日(2001.12.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 図1に示される通信装置の音響エコーを解消する従来技術は、これまで、通信
装置でサポートされる周波数範囲全体、例えば、典型的な汎用電話の300〜3
400MHz全体で動作するアルゴリズムを採用している。 EP−A−0 739 102では、各サブバンドの推定エコー経路の推定イ
ンパルス応答を調整するサブバンドエコーキャンセレーション方法が説明されて
いる。加えて、Budy等による米国特許番号5,889,857は、サブバンドフ
ィルタリングを有する音響エコーキャンセラを説明している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0034】 本発明の実施形態の詳細を上述したが、この詳細な実施形態の説明は本発明の
範囲を限定することを意図しているものではない。むしろ、本発明は、様々な実
施形態で実施することができ、かつ本発明の範囲は、添付の請求項によって定義
されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5D020 CC06 5K027 BB03 DD10 5K038 AA07 CC00 FF08 FF13 5K046 BB01 HH57 HH77 HH78 HH79

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響エコーキャンセラで使用するフィルタバンクであって、 デジタル音響信号を受信する入力と、 前記入力に接続され、前記音響信号をM個の周波数サブバンド信号に分割する
    整数M個のフィルタと、 それぞれが前記フィルタに接続され、M個のダウンサンプル化周波数サブバン
    ド信号を生成するために前記M個の周波数サブバンド信号のサンプリングレート
    を下げるM個のダウンサンプラと、 M×M変調行列を実現する追加フィルタとを備え、前記追加フィルタは、前記
    M個のダウンサンプラに接続され、周波数サブバンド信号を生成するために前記
    M個のダウンサンプル化周波数サブバンド信号に前記変調行列を適用し、かつ該
    フィルタは、前記追加周波数サブバンド信号を音響エコーキャンセレーション演
    算器へ提供するための出力を有する ことを特徴とするフィルタバンク。
  2. 【請求項2】 前記デジタル音響信号は、近端信号である ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタバンク。
  3. 【請求項3】 前記デジタル音響信号は、遠端信号である ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタバンク。
  4. 【請求項4】 前記変調行列は、少なくとも1対の複素共役行を有するDF
    T行列である ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタバンク。
  5. 【請求項5】 音響エコーキャンセラで使用するフィルタバンクであって、 音響エコーキャンセレーション演算器によって生成され、かつ整数M個の追加
    周波数サブバンド誤差信号として形成されるデジタル化音響誤差信号を受信する
    入力と、 M×M変調行列を実現するフィルタと、前記フィルタは、前記入力に接続され
    、前記M個の追加周波数サブバンド誤差信号を生成するために、前記変調行列を
    前記M個の周波数サブバンド誤差信号に適用し、 それぞれが前記フィルタに接続される入力を有し、M個のアップサンプル化周
    波数サブバンド誤差信号を生成するために、前記M個の追加周波数サブバンド誤
    差信号を受信し、かつ該M個の追加周波数サブバンド信号のサンプリングレート
    を上げるM個のアップサンプラと、 それぞれが前記M個のアップサンプラに接続され、前記M個のアップサンプル
    化周波数サブバンド誤差信号を受信し、かつ該M個のアップサンプル化周波数サ
    ブバンド誤差信号からエコーキャンセル化近端信号を生成するM個の合成フィル
    タと を備えることを特徴とするフィルタバンク。
  6. 【請求項6】 前記変調行列は、DFT行列である ことを特徴とする請求項5に記載のフィルタバンク。
  7. 【請求項7】 音響エコーキャンセラであって 複数の近端周波数サブバンド信号として形成されるデジタル化近端音響信号を
    受信する第1入力と、 複数の遠端周波数サブバンド信号として形成されるデジタル化遠端音響信号を
    受信する第2入力と、 前記第1及び第2入力に接続され、前記近端周波数サブバンド信号及び前記遠
    端周波数サブバンド信号に応答して、複数の周波数サブバンド誤差信号として形
    成される誤差信号を生成する音響エコーキャンセレーション演算器とを備え、 前記音響エコーキャンセレーション演算器は、前記複数の周波数サブバンド誤
    差信号を、エコーキャンセル化近端信号を生成できる合成フィルタバンクへ出力
    するための出力を有する ことを特徴とする音響エコーキャンセラ。
  8. 【請求項8】 前記音響エコーキャンセレーション演算器は、最小2乗平均
    演算器を含んでいる ことを特徴とする請求項7に記載の音響エコーキャンセラ。
  9. 【請求項9】 前記音響エコーキャンセレーション演算器は、複素標準化最
    小2乗平均演算器を含んでいる ことを特徴とする請求項8に記載の音響エコーキャンセラ。
  10. 【請求項10】 音響エコーキャンセラであって 近端デジタル化音響信号を受信する第1入力と、 遠端デジタル化音響信号を受信する第2入力と、 前記第1入力に接続され、前記遠端信号をM個の周波数サブバンド遠端信号に
    分割し、前記M個の周波数サブバンド遠端信号から、Mより小さいM’個の追加
    周波数サブバンド遠端信号を生成する第1解析フィルタバンクと、 前記第2入力に接続され、前記近端信号をM個の周波数サブバンド近端信号に
    分割し、前記M個の周波数サブバンド近端信号から、M’個の追加周波数サブバ
    ンド近端信号を生成する第2解析フィルタバンクと、 前記第1及び第2解析フィルタバンクに接続され、該第1解析フィルタバンク
    から前記M’個の追加周波数サブバンド遠端信号を受信し、かつ該第2解析フィ
    ルタバンクから前記M’個の追加周波数サブバンド近端信号を受信する音響エコ
    ーキャンセレーション演算器と、該音響エコーキャンセレーション演算器は、前
    記M’個の追加周波数サブバンド遠端信号及び前記M’個の追加周波数サブバン
    ド近端信号に応答して、M’個の周波数サブバンド誤差信号を生成することが可
    能であり、 前記音響エコーキャンセレーション演算器に接続され、該音響エコーキャンセ
    レーション演算器からM−M’個の前記周波数サブバンド誤差信号を受信し、該
    M−M’個の前記周波数サブバンド誤差信号の複素共役を生成する複素共役演算
    器と、 前記複素共役演算器に接続され、前記M−M’個の複素共役を受信し、かつ前
    記音響エコーキャンセレーション演算器に接続され、該音響エコーキャンセレー
    ション演算器から前記M’個の周波数サブバンド誤差信号を受信する合成フィル
    タバンクとを備え、前記合成フィルタバンクは、前記M’個の周波数サブバンド
    誤差信号及びM−M’個の複素共役に応答して、エコーキャンセル化近端信号を
    生成する ことを特徴とする音響エコーキャンセラ。
  11. 【請求項11】 前記音響エコーキャンセレーション演算器は、最小2乗平
    均演算器を含んでいる ことを特徴とする請求項10に記載の音響エコーキャンセラ。
  12. 【請求項12】 前記音響エコーキャンセレーション演算器は、複素標準化
    最小2乗平均演算器を含んでいる ことを特徴とする請求項11に記載の音響エコーキャンセラ。
  13. 【請求項13】 前記解析フィルタバンクそれぞれは、少なくとも1つの複
    素共役行対を有するM×M変調行列を実現するフィルタを含み、前記フィルタは
    、関連するM’個の追加周波数サブバンド信号を生成する ことを特徴とする請求項10に記載の音響エコーキャンセラ。
  14. 【請求項14】 前記変調行列は、少なくとも1つの複素共役行対を有する
    DFT行列である ことを特徴とする請求項13に記載の音響エコーキャンセラ。
  15. 【請求項15】 音響エコーキャンセラのデジタル音響信号を処理する方法
    であって、 前記デジタル音響信号を受信し、 前記デジタル音響信号をM個の周波数サブバンド信号に分割し、 M個のダウンサンプル化周波数サブバンド信号を生成するために、前記M個の
    周波数サブバンド信号のサンプリングレートを下げ、 追加周波数サブバンド信号を生成するために、前記M個のダウンサンプル化周
    波数サブバンド信号にM×M変調行列を適用し、 音響エコーキャンセレーション演算器に前記追加周波数サブバンド信号を適用
    する ことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 前記デジタル音響信号は、近端信号である ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記デジタル音響信号は、遠端信号である ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 音響エコーキャンセラのエコーキャンセレーション演算器
    によって生成されるデジタル化音響誤差信号を処理する方法であって、 整数M個の周波数サブバンド誤差信号として形成される前記デジタル化音響誤
    差信号を受信し、 M個の追加周波数サブバンド誤差信号を生成するために、前記M個の周波数サ
    ブバンド誤差信号にM×M変調行列を適用し、 M個のアップサンプル化周波数サブバンド誤差信号を生成するために、前記M
    個の追加周波数サブバンド誤差信号のサンプリングレートを上げ、 前記M個のアップサンプル化周波数サブバンド誤差信号からエコーキャンセル
    化近端信号を生成するために、M個の合成フィルタを使用する ことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 音響エコーキャンセレーションを実行する方法であって、 複数の近端周波数サブバンド信号として形成されるデジタル化近端音響信号を
    受信し、 複数の遠端周波数サブバンド信号として形成されるデジタル化遠端音響信号を
    受信し、 前記近端周波数サブバンド信号及び前記遠端周波数サブバンド信号に応答して
    、複数の周波数サブバンド誤差信号として形成される誤差信号を生成し、 エコーキャンセル化近端信号を生成することが可能な合成フィルタバンクへ前
    記複数の周波数サブバンド誤差信号を提供する ことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 前記提供する工程は、前記近端及び遠端周波数サブバンド
    信号から前記周波数サブバンド誤差信号を生成するために、最小2乗平均技術を
    使用する ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 音響エコーキャンセレーションを実行する方法であって、 遠端デジタル化音響信号を受信し、 近端デジタル化音響信号を受信し、 前記遠端信号をM個の周波数サブバンド遠端信号に分割し、 前記近端信号をM個の周波数サブバンド近端信号に分割し、 前記M個の周波数サブバンド遠端信号からMより小さいM’個の追加周波数サ
    ブバンド遠端信号を生成し、 前記M個の周波数サブバンド近端信号からM’個の追加周波数サブバンド近端
    信号を生成し、 前記M’個の周波数サブバンド遠端信号及び前記M’個の周波数サブバンド近
    端信号に応答して、M’個の周波数サブバンド誤差信号を生成し、 前記M−M’個の周波数サブバンド誤差信号の複素共役を生成し、 前記M’個の周波数サブバンド誤差信号及び前記M−M’個の複素共役に応答
    してエコーキャンセル化近端信号を生成する ことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 前記1つ目の生成及び2つ目の生成工程それぞれは、少な
    くとも1つの複素共役行対を有するM×M変調行列を、関連するM個の周波数サ
    ブバンド信号へ適用する ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記変調行列は、少なくとも1つの複素共役行対を有する
    DFT行列である ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記3つ目の生成工程は、前記M’個の周波数サブバンド
    誤差信号を生成するために最小2乗平均を使用する ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
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