JP2003348019A - 光受信装置および光受信方法ならびに光伝送システム - Google Patents
光受信装置および光受信方法ならびに光伝送システムInfo
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- JP2003348019A JP2003348019A JP2002148768A JP2002148768A JP2003348019A JP 2003348019 A JP2003348019 A JP 2003348019A JP 2002148768 A JP2002148768 A JP 2002148768A JP 2002148768 A JP2002148768 A JP 2002148768A JP 2003348019 A JP2003348019 A JP 2003348019A
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Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い安定性を保ちつつ高速に識別閾値を最適
制御できる光受信装置および光受信方法ならびに光伝送
システムを提供する。 【解決手段】 ステップS2で動作開始訂正個数を超え
ると、ステップS4で初期の誤り訂正個数、S5でプラ
ス側の誤り訂正個数、S6でマイナス側の誤り訂正個数
をそれぞれカウントする。ステップS7,S8,S11
においてこれらの誤り訂正個数をそれぞれ比較し、誤り
訂正個数が最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値な
らばステップS13においてその識別閾値に戻し、誤り
訂正個数が最も少ない識別閾値がシフト後の識別閾値な
らばステップS9,10,S12のいずれかにおいて識
別閾値をそのシフト方向に所定値だけシフトさせる。
制御できる光受信装置および光受信方法ならびに光伝送
システムを提供する。 【解決手段】 ステップS2で動作開始訂正個数を超え
ると、ステップS4で初期の誤り訂正個数、S5でプラ
ス側の誤り訂正個数、S6でマイナス側の誤り訂正個数
をそれぞれカウントする。ステップS7,S8,S11
においてこれらの誤り訂正個数をそれぞれ比較し、誤り
訂正個数が最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値な
らばステップS13においてその識別閾値に戻し、誤り
訂正個数が最も少ない識別閾値がシフト後の識別閾値な
らばステップS9,10,S12のいずれかにおいて識
別閾値をそのシフト方向に所定値だけシフトさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光受信装置およ
び光受信方法ならびに光伝送システムに関し、より特定
的には、光信号を電気信号に変換して受信する光受信装
置および光受信方法、ならびにそのような光受信装置を
含む光伝送システムに関する。
び光受信方法ならびに光伝送システムに関し、より特定
的には、光信号を電気信号に変換して受信する光受信装
置および光受信方法、ならびにそのような光受信装置を
含む光伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送システムでは一般に、光送信装置
から送出された光信号を光伝送路を介して受信した光受
信装置は、受信した光信号を電気信号に変換し、識別閾
値を用いて電気信号を2値化再生する。このため、光伝
送システムでは当初、光伝送路の伝送特性を予め測定
し、その結果から光受信装置における受信光信号の最適
な識別閾値を決定する。
から送出された光信号を光伝送路を介して受信した光受
信装置は、受信した光信号を電気信号に変換し、識別閾
値を用いて電気信号を2値化再生する。このため、光伝
送システムでは当初、光伝送路の伝送特性を予め測定
し、その結果から光受信装置における受信光信号の最適
な識別閾値を決定する。
【0003】しかしながら、光伝送路および光伝送路中
に設けられた各種光伝送装置の経時変化等の影響によ
り、最適な識別閾値は当初設定された識別閾値から変動
する。この最適識別閾値の変動にもかかわらず、当初設
定された識別閾値は固定値であるため、そのような固定
の識別閾値によって2値化再生される伝送信号の品質は
劣化することになる。したがって、最適識別閾値の変動
に応じて随時適切な識別閾値を設定する必要がある図7
は、光伝送路の経時変化により最適識別閾値が変動して
いる様子を表わした図である。
に設けられた各種光伝送装置の経時変化等の影響によ
り、最適な識別閾値は当初設定された識別閾値から変動
する。この最適識別閾値の変動にもかかわらず、当初設
定された識別閾値は固定値であるため、そのような固定
の識別閾値によって2値化再生される伝送信号の品質は
劣化することになる。したがって、最適識別閾値の変動
に応じて随時適切な識別閾値を設定する必要がある図7
は、光伝送路の経時変化により最適識別閾値が変動して
いる様子を表わした図である。
【0004】図7の上2図は、(1)経時変化前に光伝
送路を伝搬する光信号の信号波形、(2)経時変化後に
光伝送路を伝搬する光信号の信号波形をそれぞれ表わ
す。(2)の信号波形を見ると、(1)の信号波形と対
比して、光伝送路の経時変化により論理値“1”側に相
当する波形上の雑音が増えるため、精度の高い2値化再
生のためには、最適識別閾値が下にずれることがわか
る。
送路を伝搬する光信号の信号波形、(2)経時変化後に
光伝送路を伝搬する光信号の信号波形をそれぞれ表わ
す。(2)の信号波形を見ると、(1)の信号波形と対
比して、光伝送路の経時変化により論理値“1”側に相
当する波形上の雑音が増えるため、精度の高い2値化再
生のためには、最適識別閾値が下にずれることがわか
る。
【0005】図7の下図(3)は、上2図の識別閾値に
対応したBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)を表
わす。(3)を見ると、最適識別閾値(BERが最小と
なる識別閾値)は時間の経過にともなって移動する。よ
って、識別閾値を当初の設定値であるVth1に固定する
と、経時変化によりBERはBER1からBER2に劣
化することがわかる。したがって、経時変化後も識別閾
値を最適に保つためには識別閾値を適宜調整する必要が
ある。
対応したBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)を表
わす。(3)を見ると、最適識別閾値(BERが最小と
なる識別閾値)は時間の経過にともなって移動する。よ
って、識別閾値を当初の設定値であるVth1に固定する
と、経時変化によりBERはBER1からBER2に劣
化することがわかる。したがって、経時変化後も識別閾
値を最適に保つためには識別閾値を適宜調整する必要が
ある。
【0006】識別閾値を適宜調整する制御手法の一例と
しては、受信した光信号の受信符号誤り発生の大小に応
じて識別レベルを最適値に自動調整する手法が特開平2
−288640号公報に開示されている。また、特開2
000−341344号公報には、光伝送路から入力さ
れた信号に基づいて光伝送路の伝送特性を評価し、その
評価結果に従って受信信号の識別閾値を最適値に制御す
る手法が開示されている。
しては、受信した光信号の受信符号誤り発生の大小に応
じて識別レベルを最適値に自動調整する手法が特開平2
−288640号公報に開示されている。また、特開2
000−341344号公報には、光伝送路から入力さ
れた信号に基づいて光伝送路の伝送特性を評価し、その
評価結果に従って受信信号の識別閾値を最適値に制御す
る手法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−288640号公報に開示された技術は、BERの
計測結果にかかわらず常に識別閾値を変化させる構成と
なっているため、制御が冗長となり、伝送路の時間変動
に追従する速度を得ることは必ずしも容易ではない。
2−288640号公報に開示された技術は、BERの
計測結果にかかわらず常に識別閾値を変化させる構成と
なっているため、制御が冗長となり、伝送路の時間変動
に追従する速度を得ることは必ずしも容易ではない。
【0008】また、特開2000−341344号公報
に開示された技術は、伝送特性を評価する際に識別閾値
を不連続に変化させる制御を行なうため、制御アルゴリ
ズムが複雑となり、制御の安定性に問題があった。
に開示された技術は、伝送特性を評価する際に識別閾値
を不連続に変化させる制御を行なうため、制御アルゴリ
ズムが複雑となり、制御の安定性に問題があった。
【0009】それゆえに、この発明の目的は、高い安定
性を保ちつつ高速に識別閾値を最適制御できる光受信装
置および光受信方法ならびに光伝送システムを提供する
ことである。
性を保ちつつ高速に識別閾値を最適制御できる光受信装
置および光受信方法ならびに光伝送システムを提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、光信号を電
気信号に変換して受信する光受信装置であって、識別閾
値を用いて、電気信号の2値化再生を行なう識別再生手
段と、2値化再生された電気信号に含まれる伝送誤りを
検出する伝送誤り検出手段と、識別閾値を現在値から増
加方向および減少方向にそれぞれシフトさせ、シフト前
およびシフト後の各識別閾値における伝送誤りをそれぞ
れ比較し、伝送誤りが最も少ない識別閾値を識別再生手
段に出力する識別閾値制御手段とを備える。
気信号に変換して受信する光受信装置であって、識別閾
値を用いて、電気信号の2値化再生を行なう識別再生手
段と、2値化再生された電気信号に含まれる伝送誤りを
検出する伝送誤り検出手段と、識別閾値を現在値から増
加方向および減少方向にそれぞれシフトさせ、シフト前
およびシフト後の各識別閾値における伝送誤りをそれぞ
れ比較し、伝送誤りが最も少ない識別閾値を識別再生手
段に出力する識別閾値制御手段とを備える。
【0011】好ましくは、識別閾値制御手段は、伝送誤
りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならば、
識別閾値を維持し、伝送誤りが最も少ない識別閾値がシ
フト後の識別閾値ならば、伝送誤りが最も減少する方向
に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならば、
識別閾値を維持し、伝送誤りが最も少ない識別閾値がシ
フト後の識別閾値ならば、伝送誤りが最も減少する方向
に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
【0012】より好ましくは、識別閾値制御手段は、現
在値において検出された伝送誤りと、識別閾値を所定値
だけ増大させた場合に検出された伝送誤りと、識別閾値
を所定値だけ減少させた場合に検出された伝送誤りとを
選択的に比較し、識別閾値を増大させた場合および減少
させた場合の双方において検出された伝送誤りが現在値
に対応する伝送誤りより増加する場合には、現在値を維
持し、識別閾値を増大させた場合および減少させた場合
において検出された伝送誤りが現在値に対応する伝送誤
りよりも減少する場合には、伝送誤りが最も減少する方
向に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
在値において検出された伝送誤りと、識別閾値を所定値
だけ増大させた場合に検出された伝送誤りと、識別閾値
を所定値だけ減少させた場合に検出された伝送誤りとを
選択的に比較し、識別閾値を増大させた場合および減少
させた場合の双方において検出された伝送誤りが現在値
に対応する伝送誤りより増加する場合には、現在値を維
持し、識別閾値を増大させた場合および減少させた場合
において検出された伝送誤りが現在値に対応する伝送誤
りよりも減少する場合には、伝送誤りが最も減少する方
向に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
【0013】より好ましくは、識別閾値制御手段は、識
別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が最適値
となるように識別閾値のシフト幅を増減させる。
別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が最適値
となるように識別閾値のシフト幅を増減させる。
【0014】より好ましくは、識別閾値制御手段は、識
別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が最適値
となるように伝送誤りの検出時間を増減させる。
別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が最適値
となるように伝送誤りの検出時間を増減させる。
【0015】より好ましくは、識別閾値制御手段によっ
て出力される最適識別閾値および伝送誤り検出手段によ
って検出される伝送誤りの時間変化をモニタする伝送品
質モニタ手段をさらに備える。
て出力される最適識別閾値および伝送誤り検出手段によ
って検出される伝送誤りの時間変化をモニタする伝送品
質モニタ手段をさらに備える。
【0016】この発明の別の局面によれば、光信号を電
気信号に変換して受信する光受信装置における光受信方
法であって、識別閾値を用いて、電気信号の2値化再生
を行なうステップと、2値化再生された電気信号に含ま
れる伝送誤りを検出するステップと、識別閾値を現在値
から増加方向および減少方向にそれぞれシフトさせ、シ
フト前およびシフト後の各識別閾値における伝送誤りを
それぞれ比較し、伝送誤りが最も少ない識別閾値を2値
化再生のための識別閾値とするステップとを備える。
気信号に変換して受信する光受信装置における光受信方
法であって、識別閾値を用いて、電気信号の2値化再生
を行なうステップと、2値化再生された電気信号に含ま
れる伝送誤りを検出するステップと、識別閾値を現在値
から増加方向および減少方向にそれぞれシフトさせ、シ
フト前およびシフト後の各識別閾値における伝送誤りを
それぞれ比較し、伝送誤りが最も少ない識別閾値を2値
化再生のための識別閾値とするステップとを備える。
【0017】好ましくは、伝送誤りが最も少ない識別閾
値を2値化再生のための識別閾値とするステップは、伝
送誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値なら
ば、識別閾値を維持し、伝送誤りが最も少ない識別閾値
がシフト後の識別閾値ならば、伝送誤りが最も減少する
方向に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
値を2値化再生のための識別閾値とするステップは、伝
送誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値なら
ば、識別閾値を維持し、伝送誤りが最も少ない識別閾値
がシフト後の識別閾値ならば、伝送誤りが最も減少する
方向に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
【0018】より好ましくは、伝送誤りが最も少ない識
別閾値を2値化再生のための識別閾値とするステップ
は、現在値において検出された伝送誤りと、識別閾値を
所定値だけ増大させた場合に検出された伝送誤りと、識
別閾値を所定値だけ減少させた場合に検出された伝送誤
りとを選択的に比較し、識別閾値を増大させた場合およ
び減少させた場合の双方において検出された伝送誤りが
現在値に対応する伝送誤りより増加する場合には、現在
値を維持し、識別閾値を増大させた場合および減少させ
た場合において検出された伝送誤りが現在値に対応する
伝送誤りよりも減少する場合には、伝送誤りが最も減少
する方向に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
別閾値を2値化再生のための識別閾値とするステップ
は、現在値において検出された伝送誤りと、識別閾値を
所定値だけ増大させた場合に検出された伝送誤りと、識
別閾値を所定値だけ減少させた場合に検出された伝送誤
りとを選択的に比較し、識別閾値を増大させた場合およ
び減少させた場合の双方において検出された伝送誤りが
現在値に対応する伝送誤りより増加する場合には、現在
値を維持し、識別閾値を増大させた場合および減少させ
た場合において検出された伝送誤りが現在値に対応する
伝送誤りよりも減少する場合には、伝送誤りが最も減少
する方向に識別閾値を所定値だけシフトさせる。
【0019】より好ましくは、伝送誤りが最も少ない識
別閾値を2値化再生のための識別閾値とするステップ
は、識別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が
最適値となるように識別閾値のシフト幅を増減させる。
別閾値を2値化再生のための識別閾値とするステップ
は、識別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が
最適値となるように識別閾値のシフト幅を増減させる。
【0020】より好ましくは、伝送誤りが最も少ない識
別閾値を2値化再生のための識別閾値とするステップ
は、識別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が
最適値となるように伝送誤りの検出時間を増減させる。
別閾値を2値化再生のための識別閾値とするステップ
は、識別閾値のシフト前後における伝送誤りの変動量が
最適値となるように伝送誤りの検出時間を増減させる。
【0021】より好ましくは、2値化再生に用いられる
最適識別閾値および検出される伝送誤りの時間変化をモ
ニタするステップをさらに備える。
最適識別閾値および検出される伝送誤りの時間変化をモ
ニタするステップをさらに備える。
【0022】この発明の他の局面によれば、光信号を送
受信する光伝送システムであって、少なくとも一つの光
送信装置と、少なくとも一つの光受信装置と、光送信装
置と光受信装置とを接続する光伝送路とを備える。
受信する光伝送システムであって、少なくとも一つの光
送信装置と、少なくとも一つの光受信装置と、光送信装
置と光受信装置とを接続する光伝送路とを備える。
【0023】したがって、この発明によれば、伝送誤り
が最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならばその
識別閾値を維持し、シフト後の識別閾値ならばそのシフ
ト方向に所定値だけ識別閾値をシフトさせることによっ
て、高い安定性を保ちつつ高速に識別閾値を最適制御で
きる。
が最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならばその
識別閾値を維持し、シフト後の識別閾値ならばそのシフ
ト方向に所定値だけ識別閾値をシフトさせることによっ
て、高い安定性を保ちつつ高速に識別閾値を最適制御で
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一ま
たは相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さ
ない。
いて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一ま
たは相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さ
ない。
【0025】[実施の形態1]図1は、この発明の実施の
形態1による光受信装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。
形態1による光受信装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。
【0026】図1に示す実施の形態1の光受信装置17
は、光ファイバ伝送路10に接続された受光部11、識
別再生部12、閾値発生回路13、FEC(Forward Er
rorCorrection)復号部14、ビットエラーモニタ部1
5、および閾値制御部16を備える。なお、光伝送シス
テムを構築する光受信装置では、STM(Synchronous
Transfer Mode)信号変換のために各種電気処理回路を
使用するが、この発明とは直接関係ないので、図1では
省略している。また、光ファイバ伝送路10には、光送
信装置1からFECによって符号化された信号光が送信
されてくるものとする。なお、光伝送システムは、光送
信装置1と、光ファイバ伝送路10と、光受信装置17
とで構成される。
は、光ファイバ伝送路10に接続された受光部11、識
別再生部12、閾値発生回路13、FEC(Forward Er
rorCorrection)復号部14、ビットエラーモニタ部1
5、および閾値制御部16を備える。なお、光伝送シス
テムを構築する光受信装置では、STM(Synchronous
Transfer Mode)信号変換のために各種電気処理回路を
使用するが、この発明とは直接関係ないので、図1では
省略している。また、光ファイバ伝送路10には、光送
信装置1からFECによって符号化された信号光が送信
されてくるものとする。なお、光伝送システムは、光送
信装置1と、光ファイバ伝送路10と、光受信装置17
とで構成される。
【0027】光ファイバ伝送路10から送られた信号光
は、受光部11で電気信号に変換され、識別再生部12
に出力される。識別再生部12では、閾値発生回路13
から与えられる識別電圧(識別閾値)に基づいて、電気
変換された信号の2値化再生を行なう。識別再生部12
で2値化再生された信号は、FEC復号部14に出力さ
れる。一般に、2値化再生された信号は、光ファイバ伝
送路10で受けた雑音等のさまざまな影響によって誤り
を含む場合がある。
は、受光部11で電気信号に変換され、識別再生部12
に出力される。識別再生部12では、閾値発生回路13
から与えられる識別電圧(識別閾値)に基づいて、電気
変換された信号の2値化再生を行なう。識別再生部12
で2値化再生された信号は、FEC復号部14に出力さ
れる。一般に、2値化再生された信号は、光ファイバ伝
送路10で受けた雑音等のさまざまな影響によって誤り
を含む場合がある。
【0028】そこで、FEC復号部14では、そのよう
な誤りの検出および訂正を行なうとともに誤り訂正個数
を出力する。FEC復号部14でカウントされた誤り訂
正個数はビットエラーモニタ部15に出力され、誤り訂
正個数、その変動量など伝送誤りに関する閾値制御に必
要な情報の算出が行なわれる。ビットエラーモニタ部1
5で算出された伝送誤りの情報は、閾値制御部16に出
力される。閾値制御部16は、ビットエラーモニタ部1
5で算出された伝送誤りの情報に基づいて、より伝送誤
りが小さくなる識別電圧を閾値発生回路13に発生させ
る。
な誤りの検出および訂正を行なうとともに誤り訂正個数
を出力する。FEC復号部14でカウントされた誤り訂
正個数はビットエラーモニタ部15に出力され、誤り訂
正個数、その変動量など伝送誤りに関する閾値制御に必
要な情報の算出が行なわれる。ビットエラーモニタ部1
5で算出された伝送誤りの情報は、閾値制御部16に出
力される。閾値制御部16は、ビットエラーモニタ部1
5で算出された伝送誤りの情報に基づいて、より伝送誤
りが小さくなる識別電圧を閾値発生回路13に発生させ
る。
【0029】なお、図1のFEC復号部14、ビットエ
ラーモニタ部15、および閾値制御部16は、光受信装
置17の図示しないメモリに予め格納されたプログラム
に基づいて、図示しないプロセッサによってソフトウェ
ア的に実行される。
ラーモニタ部15、および閾値制御部16は、光受信装
置17の図示しないメモリに予め格納されたプログラム
に基づいて、図示しないプロセッサによってソフトウェ
ア的に実行される。
【0030】図2は、この発明の実施の形態1による光
受信装置の識別閾値制御動作を示すフロー図である。
受信装置の識別閾値制御動作を示すフロー図である。
【0031】まず、ステップS1において、現在の識別
閾値でFEC復号部14に誤り訂正個数を一定時間カウ
ントさせる。
閾値でFEC復号部14に誤り訂正個数を一定時間カウ
ントさせる。
【0032】ステップS2において、ステップS1でカ
ウントした誤り訂正個数が、ステップS4以降の動作を
開始するかどうかの基準となる動作開始訂正個数を越え
ているかどうかを判別する。動作開始訂正個数を越えて
いなければ、ステップS3に進んで一定時間待った後、
ステップS1に戻る。動作開始訂正個数を越えていれ
ば、ステップS4に進む。
ウントした誤り訂正個数が、ステップS4以降の動作を
開始するかどうかの基準となる動作開始訂正個数を越え
ているかどうかを判別する。動作開始訂正個数を越えて
いなければ、ステップS3に進んで一定時間待った後、
ステップS1に戻る。動作開始訂正個数を越えていれ
ば、ステップS4に進む。
【0033】ステップS4において、現在の識別閾値で
FEC復号部14に誤り訂正個数(初期の誤り訂正個
数)を一定時間カウントさせる。
FEC復号部14に誤り訂正個数(初期の誤り訂正個
数)を一定時間カウントさせる。
【0034】ステップS5において、識別閾値をステッ
プS4の状態から所定の幅だけプラス側にシフトした上
で、FEC復号部14に誤り訂正個数(プラス側の誤り
訂正個数)を一定時間カウントさせる。
プS4の状態から所定の幅だけプラス側にシフトした上
で、FEC復号部14に誤り訂正個数(プラス側の誤り
訂正個数)を一定時間カウントさせる。
【0035】ステップS6において、識別閾値をステッ
プS4の状態から所定の幅だけマイナス側にシフトした
上で、FEC復号部14に誤り訂正個数(マイナス側の
誤り訂正個数)を一定時間カウントさせる。
プS4の状態から所定の幅だけマイナス側にシフトした
上で、FEC復号部14に誤り訂正個数(マイナス側の
誤り訂正個数)を一定時間カウントさせる。
【0036】ステップS7において、ステップS4でカ
ウントした初期の誤り訂正個数よりステップS5でカウ
ントしたプラス側の誤り訂正個数の方が少ないのかどう
かを判定する。プラス側の誤り訂正個数の方が少なけれ
ば、ステップS8に進む。プラス側の誤り訂正個数の方
が少ないのでなければ、ステップS11に進む。
ウントした初期の誤り訂正個数よりステップS5でカウ
ントしたプラス側の誤り訂正個数の方が少ないのかどう
かを判定する。プラス側の誤り訂正個数の方が少なけれ
ば、ステップS8に進む。プラス側の誤り訂正個数の方
が少ないのでなければ、ステップS11に進む。
【0037】ステップS7においてプラス側の誤り訂正
個数の方が少なければ、ステップS8において、さら
に、ステップS5でカウントしたプラス側の誤り訂正個
数よりステップS6でカウントしたマイナス側の誤り訂
正個数の方が少ないのかどうかを判定する。マイナス側
の誤り訂正個数の方が少なければ、ステップS9に進
む。マイナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでなけれ
ば、ステップS10に進む。
個数の方が少なければ、ステップS8において、さら
に、ステップS5でカウントしたプラス側の誤り訂正個
数よりステップS6でカウントしたマイナス側の誤り訂
正個数の方が少ないのかどうかを判定する。マイナス側
の誤り訂正個数の方が少なければ、ステップS9に進
む。マイナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでなけれ
ば、ステップS10に進む。
【0038】ステップS8においてプラス側よりもマイ
ナス側の誤り訂正個数の方が少なければ、最適閾値はス
テップS4の初期値よりもマイナス側に変動したものと
推定し、ステップS9において、識別閾値をステップS
4の初期値から所定の幅だけマイナス側にシフトさせ、
ステップS14に進む。
ナス側の誤り訂正個数の方が少なければ、最適閾値はス
テップS4の初期値よりもマイナス側に変動したものと
推定し、ステップS9において、識別閾値をステップS
4の初期値から所定の幅だけマイナス側にシフトさせ、
ステップS14に進む。
【0039】ステップS8においてプラス側よりもマイ
ナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでなければ、最適
閾値はステップS4の初期値よりもプラス側に変動した
ものと推定し、ステップS10において、識別閾値をス
テップS4の初期値から所定の幅だけプラス側にシフト
させ、ステップS14に進む。
ナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでなければ、最適
閾値はステップS4の初期値よりもプラス側に変動した
ものと推定し、ステップS10において、識別閾値をス
テップS4の初期値から所定の幅だけプラス側にシフト
させ、ステップS14に進む。
【0040】ステップS7においてプラス側の誤り訂正
個数の方が少ないのでなければ、ステップS11におい
て、さらに、ステップS4でカウントした初期の誤り訂
正個数よりステップS6でカウントしたマイナス側の誤
り訂正個数の方が少ないのかどうかを判定する。マイナ
ス側の誤り訂正個数の方が少なければ、ステップS12
に進む。マイナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでな
ければ、ステップS13に進む。
個数の方が少ないのでなければ、ステップS11におい
て、さらに、ステップS4でカウントした初期の誤り訂
正個数よりステップS6でカウントしたマイナス側の誤
り訂正個数の方が少ないのかどうかを判定する。マイナ
ス側の誤り訂正個数の方が少なければ、ステップS12
に進む。マイナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでな
ければ、ステップS13に進む。
【0041】ステップS11において初期の誤り訂正個
数よりもマイナス側の誤り訂正個数の方が少なければ、
ステップS12において、最適閾値はステップS4の初
期値よりもマイナス側に変動したものと推定し、識別閾
値をステップS4の初期値から所定の幅だけマイナス側
にシフトさせ、ステップS14に進む。
数よりもマイナス側の誤り訂正個数の方が少なければ、
ステップS12において、最適閾値はステップS4の初
期値よりもマイナス側に変動したものと推定し、識別閾
値をステップS4の初期値から所定の幅だけマイナス側
にシフトさせ、ステップS14に進む。
【0042】ステップS11において初期の誤り訂正個
数よりもマイナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでな
ければ、結局初期の誤り訂正個数がプラス側およびマイ
ナス側の双方の誤り訂正個数より少ないことになるの
で、ステップS4の初期値が最適の識別閾値であること
が推定される。したがって、ステップS13において、
識別閾値をステップS4の初期値に戻し、ステップS1
4に進む。
数よりもマイナス側の誤り訂正個数の方が少ないのでな
ければ、結局初期の誤り訂正個数がプラス側およびマイ
ナス側の双方の誤り訂正個数より少ないことになるの
で、ステップS4の初期値が最適の識別閾値であること
が推定される。したがって、ステップS13において、
識別閾値をステップS4の初期値に戻し、ステップS1
4に進む。
【0043】ステップS9,S10,S12,S13の
いずれかで識別閾値が新たに定まると、ステップS14
において、識別閾値を新たに設定した効果を見るために
一定時間待つ。
いずれかで識別閾値が新たに定まると、ステップS14
において、識別閾値を新たに設定した効果を見るために
一定時間待つ。
【0044】ステップS15において、現在の識別閾値
でFEC復号部14に誤り訂正個数を一定時間カウント
させる。
でFEC復号部14に誤り訂正個数を一定時間カウント
させる。
【0045】ステップS16において、ステップS15
でカウントした誤り訂正個数が、この識別閾値制御動作
を終了するかどうかの基準となる動作終了訂正個数以下
であるかどうかを判別する。動作終了訂正個数以下にな
っていなければ、ステップS5に戻る。動作終了訂正個
数以下になっていれば、この識別閾値制御動作を終了す
る。
でカウントした誤り訂正個数が、この識別閾値制御動作
を終了するかどうかの基準となる動作終了訂正個数以下
であるかどうかを判別する。動作終了訂正個数以下にな
っていなければ、ステップS5に戻る。動作終了訂正個
数以下になっていれば、この識別閾値制御動作を終了す
る。
【0046】以上のように、実施の形態1によれば、伝
送誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値なら
ば、その識別閾値を維持することによって識別閾値の変
動が最小限で済み、高速に識別閾値を最適制御できる。
また、伝送誤りが最も少ない識別閾値がシフト後の識別
閾値ならば、そのシフト方向に所定値だけ識別閾値をシ
フトさせることによって制御動作をなめらかに行なうこ
とができ、安定に識別閾値を最適制御できる。
送誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値なら
ば、その識別閾値を維持することによって識別閾値の変
動が最小限で済み、高速に識別閾値を最適制御できる。
また、伝送誤りが最も少ない識別閾値がシフト後の識別
閾値ならば、そのシフト方向に所定値だけ識別閾値をシ
フトさせることによって制御動作をなめらかに行なうこ
とができ、安定に識別閾値を最適制御できる。
【0047】[実施の形態2]図3は、この発明の実施の
形態2による光受信装置の識別閾値制御動作を示すフロ
ー図である。ステップS1からS15の動作は、図2の
実施の形態1による光受信装置の識別閾値制御動作と共
通なのでここでは説明を繰り返さず、ステップS16お
よびステップS21からS23の説明のみを行なう。
形態2による光受信装置の識別閾値制御動作を示すフロ
ー図である。ステップS1からS15の動作は、図2の
実施の形態1による光受信装置の識別閾値制御動作と共
通なのでここでは説明を繰り返さず、ステップS16お
よびステップS21からS23の説明のみを行なう。
【0048】ステップS16において、ステップS15
でカウントした誤り訂正個数が、この識別閾値制御動作
を終了するかどうかの基準となる動作終了訂正個数以下
であるかどうかを判別する。動作終了訂正個数以下にな
っていなければ、ステップS21に進む。動作終了訂正
個数以下になっていれば、この識別閾値制御動作を終了
する。
でカウントした誤り訂正個数が、この識別閾値制御動作
を終了するかどうかの基準となる動作終了訂正個数以下
であるかどうかを判別する。動作終了訂正個数以下にな
っていなければ、ステップS21に進む。動作終了訂正
個数以下になっていれば、この識別閾値制御動作を終了
する。
【0049】ステップS16において動作終了訂正個数
以下になっていなければ、ステップS21において、ビ
ットエラーモニタ部15で算出された伝送誤りの変動量
が所定値より小さいのかどうかを判別する。なお、ここ
で伝送誤りの変動量とは、識別閾値を新たに設定する前
後での誤り訂正個数の差を意味する。伝送誤りの変動量
が所定値より小さければ、ステップS22に進む。伝送
誤りの変動量が所定値より小さいのでなければ、ステッ
プS23に進む。
以下になっていなければ、ステップS21において、ビ
ットエラーモニタ部15で算出された伝送誤りの変動量
が所定値より小さいのかどうかを判別する。なお、ここ
で伝送誤りの変動量とは、識別閾値を新たに設定する前
後での誤り訂正個数の差を意味する。伝送誤りの変動量
が所定値より小さければ、ステップS22に進む。伝送
誤りの変動量が所定値より小さいのでなければ、ステッ
プS23に進む。
【0050】ステップS21において伝送誤りの変動量
が所定値より小さければ、ステップS22において、ス
テップS5,S6,S9,S10,およびS12におけ
る識別閾値の所定のシフト幅を大きくした後、ステップ
S5に戻る。
が所定値より小さければ、ステップS22において、ス
テップS5,S6,S9,S10,およびS12におけ
る識別閾値の所定のシフト幅を大きくした後、ステップ
S5に戻る。
【0051】ステップS21において伝送誤りの変動量
が所定値より小さいのでなければ、ステップS23にお
いて、ステップS5,S6,S9,S10,およびS1
2における識別閾値の所定のシフト幅を小さくした後、
ステップS5に戻る。
が所定値より小さいのでなければ、ステップS23にお
いて、ステップS5,S6,S9,S10,およびS1
2における識別閾値の所定のシフト幅を小さくした後、
ステップS5に戻る。
【0052】以上のように、実施の形態2によれば、伝
送誤りの変動量が所定値より小さければ、識別閾値の所
定のシフト幅を大きくすることによって最適識別閾値に
到達する時間が短縮でき、高速に識別閾値を最適制御で
きる。また、伝送誤りの変動量が所定値より小さいので
なければ、識別閾値の所定のシフト幅を小さくすること
によって制御動作をなめらかに行なうことができ、安定
に識別閾値を最適制御できる。
送誤りの変動量が所定値より小さければ、識別閾値の所
定のシフト幅を大きくすることによって最適識別閾値に
到達する時間が短縮でき、高速に識別閾値を最適制御で
きる。また、伝送誤りの変動量が所定値より小さいので
なければ、識別閾値の所定のシフト幅を小さくすること
によって制御動作をなめらかに行なうことができ、安定
に識別閾値を最適制御できる。
【0053】[実施の形態3]図4は、この発明の実施の
形態3による光受信装置の識別閾値制御動作を示すフロ
ー図である。ステップS1からS15の動作は、図2の
実施の形態1による光受信装置の識別閾値制御動作と共
通なのでここでは説明を繰り返さず、ステップS16お
よびステップS24からS26の説明のみを行なう。
形態3による光受信装置の識別閾値制御動作を示すフロ
ー図である。ステップS1からS15の動作は、図2の
実施の形態1による光受信装置の識別閾値制御動作と共
通なのでここでは説明を繰り返さず、ステップS16お
よびステップS24からS26の説明のみを行なう。
【0054】ステップS16において、ステップS15
でカウントした誤り訂正個数が、この識別閾値制御動作
を終了するかどうかの基準となる動作終了訂正個数以下
であるかどうかを判別する。動作終了訂正個数以下にな
っていなければ、ステップS24に進む。動作終了訂正
個数以下になっていれば、この識別閾値制御動作を終了
する。
でカウントした誤り訂正個数が、この識別閾値制御動作
を終了するかどうかの基準となる動作終了訂正個数以下
であるかどうかを判別する。動作終了訂正個数以下にな
っていなければ、ステップS24に進む。動作終了訂正
個数以下になっていれば、この識別閾値制御動作を終了
する。
【0055】ステップS16において動作終了訂正個数
以下になっていなければ、ステップS24において、ビ
ットエラーモニタ部15で算出された伝送誤りの変動量
が所定値より大きいのかどうかを判別する。なお、ここ
で伝送誤りの変動量とは、識別閾値を新たに設定する前
後での誤り訂正個数の差を意味する。伝送誤りの変動量
が所定値より大きければ、ステップS25に進む。伝送
誤りの変動量が所定値より大きいのでなければ、ステッ
プS26に進む。
以下になっていなければ、ステップS24において、ビ
ットエラーモニタ部15で算出された伝送誤りの変動量
が所定値より大きいのかどうかを判別する。なお、ここ
で伝送誤りの変動量とは、識別閾値を新たに設定する前
後での誤り訂正個数の差を意味する。伝送誤りの変動量
が所定値より大きければ、ステップS25に進む。伝送
誤りの変動量が所定値より大きいのでなければ、ステッ
プS26に進む。
【0056】ステップS21において伝送誤りの変動量
が所定値より大きければ、ステップS25において、ス
テップS1,S4,S5,S6,およびS15における
誤り訂正個数のカウント時間を短くした後、ステップS
5に戻る。
が所定値より大きければ、ステップS25において、ス
テップS1,S4,S5,S6,およびS15における
誤り訂正個数のカウント時間を短くした後、ステップS
5に戻る。
【0057】ステップS21において伝送誤りの変動量
が所定値より大きいのでなければ、ステップS26にお
いて、ステップS1,S4,S5,S6,およびS15
における誤り訂正個数のカウント時間を長くした後、ス
テップS5に戻る。
が所定値より大きいのでなければ、ステップS26にお
いて、ステップS1,S4,S5,S6,およびS15
における誤り訂正個数のカウント時間を長くした後、ス
テップS5に戻る。
【0058】以上のように、実施の形態3によれば、伝
送誤りの変動量が最適値より大きければ、誤り訂正個数
のカウント時間を短くすることによって最適識別閾値に
到達する時間が短縮でき、高速に識別閾値を最適制御で
きる。また、伝送誤りの変動量が最適値より大きいので
なければ、誤り訂正個数のカウント時間を長くすること
によって制御動作をより精密に行なうことができ、安定
に識別閾値を最適制御できる。
送誤りの変動量が最適値より大きければ、誤り訂正個数
のカウント時間を短くすることによって最適識別閾値に
到達する時間が短縮でき、高速に識別閾値を最適制御で
きる。また、伝送誤りの変動量が最適値より大きいので
なければ、誤り訂正個数のカウント時間を長くすること
によって制御動作をより精密に行なうことができ、安定
に識別閾値を最適制御できる。
【0059】[実施の形態4]図5は、この発明の実施の
形態4による光受信装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。図5に示す実施の形態4の光受信装置は、図1に
示す実施の形態1の光受信装置に、伝送品質モニタ部2
1を付加した構成となっている。
形態4による光受信装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。図5に示す実施の形態4の光受信装置は、図1に
示す実施の形態1の光受信装置に、伝送品質モニタ部2
1を付加した構成となっている。
【0060】図6は、伝送品質モニタ部21によって観
測されるBERの変動とそれに応じた最適閾値変化の時
間変動の一例を示した図である。
測されるBERの変動とそれに応じた最適閾値変化の時
間変動の一例を示した図である。
【0061】図6に示すように、BERが劣化すること
によって最適閾値が変化し、この状態を放置しておくと
伝送信号の品質が徐々に劣化する。そこで、図5の伝送
品質モニタ部21において、BERとそれに応じた最適
識別閾値の時間変化のモニタを行なう。このようなモニ
タを行なうことによって、伝送品質モニタ部21におい
て伝送品質の劣化が観測された場合には、たとえば図示
しない別回線への回線切替を実行するといった予防保全
措置をとることが可能となる。
によって最適閾値が変化し、この状態を放置しておくと
伝送信号の品質が徐々に劣化する。そこで、図5の伝送
品質モニタ部21において、BERとそれに応じた最適
識別閾値の時間変化のモニタを行なう。このようなモニ
タを行なうことによって、伝送品質モニタ部21におい
て伝送品質の劣化が観測された場合には、たとえば図示
しない別回線への回線切替を実行するといった予防保全
措置をとることが可能となる。
【0062】以上のように、伝送品質モニタ部21にお
いて光受信装置を含む光伝送システムの警報監視を行な
うことによって、光伝送システムの信頼性を高めること
ができる。なお、伝送品質モニタ部21は、その機能を
ビットエラーモニタ部15または閾値制御部16に持た
せてもよい。
いて光受信装置を含む光伝送システムの警報監視を行な
うことによって、光伝送システムの信頼性を高めること
ができる。なお、伝送品質モニタ部21は、その機能を
ビットエラーモニタ部15または閾値制御部16に持た
せてもよい。
【0063】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、伝送
誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならば
その識別閾値を維持し、シフト後の識別閾値ならばその
シフト方向に所定値だけ識別閾値をシフトさせることに
よって、高い安定性を保ちつつ高速に識別閾値を最適制
御できる。
誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならば
その識別閾値を維持し、シフト後の識別閾値ならばその
シフト方向に所定値だけ識別閾値をシフトさせることに
よって、高い安定性を保ちつつ高速に識別閾値を最適制
御できる。
【図1】 この発明の実施の形態1による光受信装置の
構成を示す機能ブロック図である。
構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による光受信装置の
識別閾値制御動作を示すフロー図である。
識別閾値制御動作を示すフロー図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による光受信装置の
識別閾値制御動作を示すフロー図である。
識別閾値制御動作を示すフロー図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による光受信装置の
識別閾値制御動作を示すフロー図である。
識別閾値制御動作を示すフロー図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による光受信装置の
構成を示す機能ブロック図である。
構成を示す機能ブロック図である。
【図6】 伝送品質モニタ部21によって観測されるB
ERの変動とそれに応じた最適閾値変化の時間変動の一
例を示した図である。
ERの変動とそれに応じた最適閾値変化の時間変動の一
例を示した図である。
【図7】 光伝送路の変動により最適識別閾値が変動し
ている様子を表わした図である。
ている様子を表わした図である。
1 光送信装置、10 光ファイバ伝送路、11 受光
部、12 識別再生部、13 閾値発生回路、14 F
EC復号部、15 ビットエラーモニタ部、16 閾値
制御部、17 光受信装置、21 伝送品質モニタ部。
部、12 識別再生部、13 閾値発生回路、14 F
EC復号部、15 ビットエラーモニタ部、16 閾値
制御部、17 光受信装置、21 伝送品質モニタ部。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04B 10/28
Claims (13)
- 【請求項1】 光信号を電気信号に変換して受信する光
受信装置であって、 識別閾値を用いて、前記電気信号の2値化再生を行なう
識別再生手段と、 前記2値化再生された電気信号に含まれる伝送誤りを検
出する伝送誤り検出手段と、 前記識別閾値を現在値から増加方向および減少方向にそ
れぞれシフトさせ、シフト前およびシフト後の各識別閾
値における伝送誤りをそれぞれ比較し、前記伝送誤りが
最も少ない識別閾値を前記識別再生手段に出力する識別
閾値制御手段とを備えた、光受信装置。 - 【請求項2】 前記識別閾値制御手段は、前記伝送誤り
が最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値ならば、前
記識別閾値を維持し、前記伝送誤りが最も少ない識別閾
値がシフト後の識別閾値ならば、前記伝送誤りが最も減
少する方向に前記識別閾値を所定値だけシフトさせる、
請求項1に記載の光受信装置。 - 【請求項3】 前記識別閾値制御手段は、前記現在値に
おいて検出された伝送誤りと、前記識別閾値を所定値だ
け増大させた場合に検出された伝送誤りと、前記識別閾
値を所定値だけ減少させた場合に検出された伝送誤りと
を選択的に比較し、前記識別閾値を増大させた場合およ
び減少させた場合の双方において検出された伝送誤りが
前記現在値に対応する伝送誤りより増加する場合には、
前記現在値を維持し、前記識別閾値を増大させた場合お
よび減少させた場合において検出された伝送誤りが前記
現在値に対応する伝送誤りよりも減少する場合には、前
記伝送誤りが最も減少する方向に前記識別閾値を前記所
定値だけシフトさせる、請求項2に記載の光受信装置。 - 【請求項4】 前記識別閾値制御手段は、前記識別閾値
のシフト前後における前記伝送誤りの変動量が最適値と
なるように前記識別閾値のシフト幅を増減させる、請求
項3に記載の光受信装置。 - 【請求項5】 前記識別閾値制御手段は、前記識別閾値
のシフト前後における前記伝送誤りの変動量が最適値と
なるように前記伝送誤りの検出時間を増減させる、請求
項3に記載の光受信装置。 - 【請求項6】 前記識別閾値制御手段によって出力され
る最適識別閾値および前記伝送誤り検出手段によって検
出される伝送誤りの時間変化をモニタする伝送品質モニ
タ手段をさらに備えた、請求項1から5のいずれかに記
載の光受信装置。 - 【請求項7】 光信号を電気信号に変換して受信する光
受信装置における光受信方法であって、 識別閾値を用いて、前記電気信号の2値化再生を行なう
ステップと、 前記2値化再生された電気信号に含まれる伝送誤りを検
出するステップと、 前記識別閾値を現在値から増加方向および減少方向にそ
れぞれシフトさせ、シフト前およびシフト後の各識別閾
値における伝送誤りをそれぞれ比較し、前記伝送誤りが
最も少ない識別閾値を前記2値化再生のための識別閾値
とするステップとを備えた、光受信方法。 - 【請求項8】 前記伝送誤りが最も少ない識別閾値を前
記2値化再生のための識別閾値とするステップは、前記
伝送誤りが最も少ない識別閾値がシフト前の識別閾値な
らば、前記識別閾値を維持し、前記伝送誤りが最も少な
い識別閾値がシフト後の識別閾値ならば、前記伝送誤り
が最も減少する方向に前記識別閾値を所定値だけシフト
させる、請求項7に記載の光受信方法。 - 【請求項9】 前記伝送誤りが最も少ない識別閾値を前
記2値化再生のための識別閾値とするステップは、前記
現在値において検出された伝送誤りと、前記識別閾値を
所定値だけ増大させた場合に検出された伝送誤りと、前
記識別閾値を所定値だけ減少させた場合に検出された伝
送誤りとを選択的に比較し、前記識別閾値を増大させた
場合および減少させた場合の双方において検出された伝
送誤りが前記現在値に対応する伝送誤りより増加する場
合には、前記現在値を維持し、前記識別閾値を増大させ
た場合および減少させた場合において検出された伝送誤
りが前記現在値に対応する伝送誤りよりも減少する場合
には、前記伝送誤りが最も減少する方向に前記識別閾値
を前記所定値だけシフトさせる、請求項8に記載の光受
信方法。 - 【請求項10】 前記伝送誤りが最も少ない識別閾値を
前記2値化再生のための識別閾値とするステップは、前
記識別閾値のシフト前後における前記伝送誤りの変動量
が最適値となるように前記識別閾値のシフト幅を増減さ
せる、請求項9に記載の光受信方法。 - 【請求項11】 前記伝送誤りが最も少ない識別閾値を
前記2値化再生のための識別閾値とするステップは、前
記識別閾値のシフト前後における前記伝送誤りの変動量
が最適値となるように前記伝送誤りの検出時間を増減さ
せる、請求項9に記載の光受信方法。 - 【請求項12】 前記2値化再生に用いられる最適識別
閾値および前記検出される伝送誤りの時間変化をモニタ
するステップをさらに備えた、請求項7から11のいず
れかに記載の光受信方法。 - 【請求項13】 光信号を送受信する光伝送システムで
あって、 少なくとも一つの光送信装置と、 少なくとも一つの光受信装置と、 前記光送信装置と前記光受信装置とを接続する光伝送路
とを備え、 前記光受信装置は、請求項1から6のいずれかに記載の
光受信装置である、光伝送システム。
Priority Applications (1)
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JP2002148768A JP2003348019A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 光受信装置および光受信方法ならびに光伝送システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
- 2002-05-23 JP JP2002148768A patent/JP2003348019A/ja not_active Withdrawn
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