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JP2003347873A - 多段アンプのゲイン制御方法及び装置 - Google Patents

多段アンプのゲイン制御方法及び装置

Info

Publication number
JP2003347873A
JP2003347873A JP2002150944A JP2002150944A JP2003347873A JP 2003347873 A JP2003347873 A JP 2003347873A JP 2002150944 A JP2002150944 A JP 2002150944A JP 2002150944 A JP2002150944 A JP 2002150944A JP 2003347873 A JP2003347873 A JP 2003347873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
pga
gain control
stage amplifier
control method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002150944A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Oshima
俊 大島
Kenji Maio
健二 麻殖生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002150944A priority Critical patent/JP2003347873A/ja
Priority to US10/412,424 priority patent/US6927628B2/en
Publication of JP2003347873A publication Critical patent/JP2003347873A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多段プログラマブルゲインアンプ(PGA)の高
速ゲイン切り換えを、高分解能なAD変換器を必要とせ
ずに可能にする制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】多段PGAのゲイン制御方法は、各PGA
の入力レベルを全て検出し、この検出結果に基づき最適
な各PGAのゲインを算出し、得られた各PGAのゲイ
ン最適値を、各PGAに対して一度に設定する制御方法
であり、高速なゲイン切り換えができる。この制御方法
を実現する多段PGAのゲイン制御装置は、各PGA6
01,603,605の入力レベルを保持したピークホ
ールド回路PH1〜PH3の出力を、スイッチ群609
の順次切り換えによりAD変換器610で逐次検出し、
その検出結果から各PGAの最適なゲインを演算回路6
12で算出して、得られた各最適値を同時に各PGAに
設定する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段に接続された
プログラマブルゲインアンプのゲイン制御方法及び装置
に係り、特に、無線受信機用の集積回路(以下ICと略
す)内の多段プログラマブルゲインアンプのゲインを高
速に制御するのに好適なゲイン制御方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1に従来の一般的な無線受信機の構成
を示す。アンテナ1から入力されたギガヘルツ帯の高周
波信号は、低雑音アンプ2により増幅された後、ミキサ
4により局部発振回路3からの参照波と混合され、メガ
ヘルツ帯に周波数変換される。さらに、このメガヘルツ
帯に変換された信号は、複数のプログラマブルゲインア
ンプ(以下、PGAと略す)5、7、9とバンドパスフ
ィルタ(以下、BPFと略す)6、8を通った後、アナ
ログ/デジタルコンバータ(以下、ADCと略す)10
によりデジタル信号に変換され、デジタル復調回路11
により信号上のデータが復元される。
【0003】無線受信機の場合、アンテナから入力され
る信号は非常に広範囲に渡るレベルを持つが、多段に接
続されたPGAにより適切にレベル変換がなされ、最終
的にはADCの入力ダイナミックレンジ内で最大限に振
れるように制御される。
【0004】図1に示すようにPGAをBPFの前段に
配置するのは、BPFがとかく大きな雑音を発生しがち
なためである。このような構成をとることにより、信号
対雑音比を有利にすることができる。
【0005】図2は、無線通信方式の一つである近距離
無線アクセスシステムの場合のPGAに入力される信号
波形図である。図2に示すように、データ信号期間TDT
の前に、約6μsのプリアンブル信号期間TPRがある。
PGAはこのプリアンブル信号期間、すなわち受信デー
タ信号の直前の準備期間を利用して最適なゲインに制御
され、データ信号期間中はそのゲインを保持する。この
ゲインの決定は、プリアンブル信号が十分に立ち上がっ
た後で行う必要がある。このため、PGAの最適なゲイ
ンの決定に正味利用できるプリアンブル期間は、現実に
は非常に短い。
【0006】図3に、従来のPGAのゲイン制御方法の
一例を示す。同図において、参照符号31、33、35
は、0dBから20dBの間でゲインを可変できるPG
A、32、34はBPF、36はADC、37は演算制
御回路である。この例は特にPGAが3段接続された場
合であるが、より多段の場合でも同様に議論できる。こ
のような従来例としては、例えば、2002アイ・エス
・エス・シー・シー・ダイジェスト・オブ・テクニカル
ペーパー,Vol.45,ビジュアルサプリメント、第
72頁(2002 ISSCC Digest of Technical Paper, vol.
45, visual supplement, p.72.)に開示されている(以
下、「従来例1」と呼ぶ)。
【0007】このように構成される多段アンプのゲイン
制御は、従来、次の様に行われていた。すなわち、各P
GA31、33、35を経由して来た最終的な信号のレ
ベルをADC36で検出し、その検出結果に基づいて演
算制御回路37が新しいゲインを決定し、そのゲインを
各PGAにフィードバックして各PGAのゲインを同時
に、または順次切り換えていた。
【0008】各PGA31、33、35のゲインの初期
設定値は任意であるが、通常プリアンブル期間前では信
号が小さいため、各PGAのゲインは最大値、例えば+
20dBに初期設定されている。ADC36に入る信号
のレベルが、ADC36の入力ダイナミックレンジ内で
最大になったと演算制御回路37により判定されるま
で、ゲイン切り換えが逐次繰り返される。
【0009】図4に、この制御方法によるゲイン制御の
一例のタイミングチャートを示す。なお、同図におい
て、(I)は初段のPGA31の入力信号レベル、(II)は
それぞれ初段、2段目、3段目のPGA31,33、3
5の出力信号、(III)はADCの変換クロック信号であ
る。
【0010】この図4の例は、特に初段PGA31の入
力信号レベルが−10dB(ADCの入力ダイナミック
レンジを0dBとする。)の場合である。入力が−10
dBの場合、t=t0の時点では各PGA31,33,
35の出力は飽和レベルにあり、AD変換の結果も目標
値をオーバーしているため、演算制御回路37は各PG
A31,33,35のゲインを、例えば全て0dBに設
定する指示を出す。この場合、次のピーク時(t=t1
の時点)ではPGA35の出力レベル(すなわち、AD
C36の入力レベル)は−10dBとなり、小さすぎる
ため、今度はPGA31のゲインを−5dBに大きくす
る指示を出す。次のピーク時(t=t2の時点)ではP
GA35の出力レベルは、まだADC36の入力ダイナ
ミックレンジ内で最大ではないので、さらにPGA31
のゲインを−5dBに大きくする指示を出す。これを収
束するまで繰り返す。図4の例では、最終的なゲインが
確定するまでt=t0,t1,t2の各時点の次のクロ
ックの立ち上がりで、合計3回の切り換えを行ってい
る。なお図4では、説明を簡略化するためPGA31の
ゲイン切り換えのみで対応している。
【0011】図3のように各PGAの段間に挿入された
BPF32,34は、応答時間が遅いため、ゲイン切り
換えをする度に信号レベルが安定するまで1サイクル程
度待たなければならない。通常は、こうしたゲイン切り
換えを3回から5回繰り返す必要があるので、信号周波
数f=2MHzの入力信号の場合、トータルで3〜5μ
s以上の時間を収束するまでに要する。上記例は、PG
A31のみの変化で対応できた場合である。なお、PG
A31だけでは対応できないようなさらに小さい入力の
場合には、PGA33、35のゲインの切り換えを行っ
て対処すればよい。
【0012】次に、図5に別の従来例として、フィード
フォワードによるPGAゲイン制御方法を示す。図5に
おいて、参照符号51は遅延回路、52は検出器、53
はADC、54〜56はPGAである。この制御方法
は、多段に接続されたPGA54、55、56の初段に
入力される信号のレベルを検出器52およびADC53
で検出し、その結果に基づいてフィードフォワードによ
り、各PGAのゲインを同時に設定するという方法であ
る。遅延回路51は、リアルタイム処理のために設けら
れている。この制御方法を用いるとゲイン切り換えは一
度で終了する。なお、このような制御方法の例として
は、例えば、特開平9−191221号公報が知られて
いる(以下、「従来例2」と呼ぶ)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図3に示したフィードバックを用いた従来例1の制御
方法によれば、最終的に最適なゲインを確定するまでに
ゲイン切り換えを何度か繰り返す必要があり、その度に
バンドパスフィルタによる応答を待つためのウェイト時
間を確保しなければならないため、収束にかなりの時間
がかかるという問題がある。実際問題として、前述した
6μsのプリアンブル期間TPRでは収束せずに、データ
期間TDTまでゲイン決定がずれ込むという例が多々あ
る。
【0014】また、図5に示したフィードフォワードを
用いた従来例2の制御方法によれば、図3に示した従来
例1の制御方法のように収束に時間がかかるという問題
は回避されるが、初段のPGAの入力レベルのみを検出
して全てのPGAのゲインを決定しなければならないの
で、非常に高分解能(通常14ビット程度)の高速AD
Cが必要となるという問題がある。
【0015】そこで、本発明の目的は、高分解能な高速
ADCを必要とせずに、高速なゲイン切り換えを可能と
する多段アンプのゲイン制御方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願により開示される本
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明に係る多段アンプ
のゲイン制御方法は、多段に接続された各PGAの入力
レベルを検出し、そのレベル検出の結果により各PGA
の最適なゲインの値を演算し、この各最適値をフィード
フォワードにより、全てのPGAのゲインを実質的に同
時に設定するゲイン制御を行うことを特徴としたもので
ある。
【0017】また、本発明に係る多段アンプのゲイン制
御装置は、複数のPGAと、各PGAの入力レベルを検
出する検出手段と、このレベル検出手段の検出結果によ
り各PGAのゲインの最適値を演算し、全てのPGAの
ゲインを実質的に一度で設定する設定手段とを備えてい
ることを特徴とする。この場合、前記レベル検出手段
は、各PGAの入力信号のピーク値を保持するピークホ
ールド回路と、このピークホールド回路の出力をAD変
換するためのAD変換器とから構成すれば好適である。
また、前記ピークホールド回路と前記AD変換器は、各
前記プログラマブルゲインアンプの入力部にそれぞれ設
けてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多段アンプの
ゲイン制御方法及び装置の好適な実施形態について、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】<実施形態1>図6に、本発明の第1の実
施形態例を示す。なお、本実施形態例は、0〜20dB
のゲイン可変範囲を持つPGAを3段接続した場合の構
成例であるが、より多段の構成においても同様の議論が
成り立つ。同図において、参照符号601、603、6
05は、0〜20dBの間でゲインを可変できるPG
A、602、604はBPF、PH1〜PH3はピーク
ホールド回路である。さらに、609はスイッチSW0
〜SW3からなるスイッチ群、610はADC、611
はスイッチSW0〜SW3を制御するスイッチ制御回
路、612は演算回路、613はゲイン制御回路、61
4はクロック源である。
【0020】このように構成される多段アンプの制御動
作の概略を説明する。各PGAのゲインの初期設定値
は、通常、最大値である+20dBに設定されている。
【0021】まず最初(後述する図7のt=t0の時
点)に、スイッチSW0〜SW3を順次高速に切り換え
ることにより、全てのPGA601、603、605の
入力信号レベルをADC610で検出する。なお、図6
では、スイッチSW2をオンにしてPGA603の入力
信号レベルがピークホールド回路PH2を介してADC
610へ入力されている状態を示している。
【0022】次に、ADC610で検出された各PGA
601、603、605の入力レベルに基づいて、それ
ぞれの最適なゲインが演算回路612において算出さ
れ、後述する図7のt=t1の時点において同時にゲイ
ン制御回路613により、各PGAを、算出された最適
なゲインに設定して、ゲイン切り換えが完結する。演算
回路612は、クロック源614からの外部クロックに
より動作し、各PGAの入力レベルに基づいた最適なゲ
インの算出、スイッチ制御回路611、ゲイン制御回路
613のコントロールなどを行う。
【0023】上記スイッチSW0〜SW3の順次高速切
り替え動作の内、スイッチSW1〜SW3の切り換え動
作は各PGA入力信号のレベル検出を行うためであり、
スイッチSW0の切り換え動作は、演算回路612で入
力レベル検出を行っている間でも、PGA605の出力
をADC610を介して不図示のIC内の後段に送るこ
とにより、プリアンブル信号をIC内の後段で検出でき
るようにするためであり、各PGA601,603,6
05のゲインがゲイン制御回路613により設定された
後は、スイッチSW0はオンにしたままである。このと
き、スイッチSW1〜SW3はオフにしたままとする。
【0024】図7は、図6のゲイン制御回路構成におけ
る各部信号のタイミングチャートである。なお、図7で
はPGA入力信号のレベル検出を行うためのスイッチS
W1〜SW3を示し、スイッチSW0は省略する。以
下、図7を用いて、更に詳しく制御動作を説明する。
【0025】図7において、(I)はPGA601の入力
信号レベル、(II)はPGA601,603,605の出
力信号レベル、(III)はADCの変換クロック信号と各
スイッチSW1〜SW3のオン・オフを制御するスイッ
チ制御回路611のSW1〜SW3制御信号とゲイン制
御回路613からのPGAゲイン制御信号C1〜Cnで
ある。
【0026】まず最初(t=t0)に、スイッチ制御回
路611によりスイッチSW1のみをオンにし、ADC
610は、ピークホールド回路PH1によりホールドさ
れたPGA601の入力レベルを検出する。
【0027】次のADCの変換クロックサイクルではス
イッチSW2のみをオンにし、ADC610は、ピーク
ホールド回路PH2によりホールドされたPGA603
の入力レベルを検出する。同様に、次のADCの変換ク
ロックサイクルではスイッチSW3のみをオンにして、
PGA605の入力レベルを検出する。
【0028】演算回路612は、こうして検出された各
PGA601,603,605の入力信号レベルに基づ
いて各PGAの最適なゲインを算出し、t=t1の時点
でゲイン制御回路613を通じて全てのPGAのゲイン
を同時に最適な値に切り換える。これによりPGAのゲ
イン切り換えは完結し、トータルでも入力信号の1サイ
クル以内程度で収束する。
【0029】図7の場合、初段のPGA601への入力
信号レベルを例えば−10dB(ただし、ADC610
の入力ダイナミックレンジを0dBとする。)とする。
各PGA601,603,605のゲインの初期設定値
は+20dBなので、初段、2段目、3段目のPGA6
01,603,605の出力信号レベルは、図7の(I
I)に示したように飽和している。したがってADC6
10は、初段、2段目、3段目の各PGAの入力レベル
を、それぞれ、−10dB、「飽和」、「飽和」と検出
するので、演算回路612は、最適なゲインはそれぞれ
+10dB、0dB、0dBと判断する。
【0030】図8は、初段のPGA601への入力信号
レベルが−30dB(ただし、ADCの入力ダイナミッ
クレンジを0dBとする。)の場合のタイミングチャー
トである。各PGAのゲインの初期設定値は+20dB
なので、初段、2段目、3段目の入力レベルはそれぞ
れ、−30dB、−10dB、「飽和」であると検出さ
れる(ADC610入力も飽和である)。したがって演
算回路612は、最適なゲインはそれぞれ+20dB、
+10dB、0dBと判断する。ここで、ADC610
は必ずしも−30dBの信号レベルを検出できる必要は
なく、−20dB以下ということを検出できるだけで良
い。したがって、たかだか−20dB〜0dBの信号レ
ベルを検出できる程度の分解能(5〜6ビット程度)で
良いので、前述した従来例2のような高分解能のADC
を必要としない利点がある。
【0031】図9にPGAの内部回路例を示す。これ
は、演算増幅器(以下「オペアンプ」と略す)91にネ
ガティブフィードバックを施すことで実現する反転アン
プであり、ゲインは−R2/R1(R2は、オペアンプ
の反転入力端子と出力端子の間の抵抗)である。同図に
おいて、参照符号91はオペアンプ、92はスイッチ
群、93はデコーダ回路であり、ゲイン制御回路613
からのPGA制御信号C1〜Cnに基づいてデコーダ回
路93で生成された信号S1〜Snにより、スイッチ群
92内の各スイッチSWのオン・オフが制御されて、抵
抗R2が適切な値になり、所望のゲインが実現される。
【0032】以上、本実施形態例では、切り換えスイッ
チSW0をPGA605の出力とADC610との間に
設けたが、プリアンブル信号をIC内の後段のデジタル
信号処理回路DSP(Digital Signal Processor)にお
いて、より早期に検出できるようにする必要がある場合
には、各PGAのレベル検出を順次スイッチ切り換えに
よるゲイン制御を行っている期間中に、並行してメイン
の信号処理ができるようにするためにスイッチSW0を
省略して、図13に示すように、ADC165を追加し
た構成としても良い。
【0033】<実施形態2>図10に、本発明の第2の
実施形態例を示す。本実施形態例では、PGAを3段接
続した場合の構成であるが、より多段の場合も同様の議
論が成り立つ。同図において、参照符号102、10
6、110はPGA、104、108はBPF、PH1
〜PH3はピークホールド回路、103、107、11
1はゲイン制御回路、LV1〜LV3はレベル検出回
路、115はクロック源、116はタイミング生成回
路、117はADCである。なお、PGAとしては前記
実施形態例1と同様に図9に示した内部回路構成のPG
Aを用いる。
【0034】このように構成される本実施形態例のゲイ
ン制御方法の考え方は基本的に実施形態例1と同じであ
るが、本実施形態例の場合は、各PGAの入力信号レベ
ルの検出を、それぞれの段に設けたピークホールド回路
とレベル検出回路で行う。
【0035】図11は、図10に示した構成のゲイン制
御回路における各部信号のタイミングチャートである。
なお、図11において、(I)はPGA102の入力信号
レベル、(II)は各PGAの出力信号レベル、(III)はA
DCの変換クロック信号CLA DCと、各レベル検出回路
の検出タイミングを制御するためのタイミング生成回路
116からのレベル検出タイミング制御信号TMLVと、
各ゲイン制御回路のゲイン切り換えタイミングを制御す
るためのゲイン切換タイミング制御信号TMGAと、各ゲ
イン制御回路からのPGAゲイン制御信号C1〜Cnで
ある。
【0036】タイミング生成回路116により供給され
るレベル検出タイミング制御信号TMLVに同期して、P
GA1〜PGA3の入力信号レベルが各ピークホールド
回路PH1〜PH3を介して一斉に各レベル検出回路L
V1〜LV3により検出される。各ゲイン制御回路10
3、107、111はその結果に基づき、タイミング生
成回路により供給されるゲイン切換タイミング制御信号
TMGAに同期して、同時に(図11では、t=tsの時
点)全てのPGAのゲインを最適な値に切り換える。
【0037】このように、各段のレベル検出およびゲイ
ン設定はそれぞれ同時になされるため、図6に示した構
成の制御回路よりも高速にゲイン設定を完結できる。
【0038】図12に、本実施形態例で用いるレベル検
出回路の内部回路の一例を示す。同図において、参照符
号121はそれぞれ適切な値を持つ多数の抵抗が直列接
続された抵抗群、122は多数のコンパレータからなる
コンパレータ群、123はデコーダ回路である。この回
路は基本的には並列比較型のADCと同じ構成であり、
基準電圧Erefの抵抗分割で得られる細かく設定された
電圧とアナログ入力信号をコンパレータ群122を用い
て比較することにより入力信号レベルを検出し、デコー
ダ回路123によりデジタル信号に変換する。
【0039】ただし、ADCを本実施形態例のレベル検
出回路に用いる場合、PGAの入力信号レベルは非常に
広範囲に渡るので、入力信号レベルを対数変換(デシベ
ル変換)して出力した方が都合がよい。このために、抵
抗分割は通常のADCのように等分されず、計算に基づ
く適切な比で分割されている。実施形態例1の場合と同
様に、本実施形態例でも特に高分解能のレベル検出回路
を必要とせずに従来例よりも高速にゲイン切り換えを行
うことができる利点を有する。
【0040】以上、本発明の好適な実施形態例について
説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において、
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】前述した実施の形態から明らかなよう
に、本発明の多段アンプのゲイン制御方法及び装置によ
れば、特に高分解能なADCを用いなくても、従来より
も高速なPGAのゲイン切り換えが可能になる。
【0042】さらに、実施形態例2では本発明に係る多
段アンプのゲイン制御方法及び装置はレベル検出回路と
して、多段アンプのゲイン制御装置を内蔵するIC内で
そのシステムが本来持っているADCを適用できるの
で、新規の回路が不要となり、消費電力、コスト低減面
での効果も著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な無線受信機の回路構成例を示すブロッ
ク図。
【図2】近距離無線アクセスシステムの信号波形を示す
図。
【図3】フィードバックによるPGAゲイン制御方法を
用いた回路構成を示す従来例1のブロック図。
【図4】図3の回路構成におけるタイミングチャート。
【図5】フィードフォワードによるPGAゲイン制御方
法を用いた回路構成を示す従来例2のブロック図。
【図6】本発明に係る多段PGAのゲイン制御方法及び
装置の第1の実施形態例を示す回路ブロック図。
【図7】図6の回路構成における初段PGAの入力信号
レベルを−10dBとした時の一例を示すタイミングチ
ャート。
【図8】図6の回路構成における初段PGAの入力信号
レベルを−30dBとした時の一例を示すタイミングチ
ャート。
【図9】本発明で用いるPGAの回路構成の一例を示す
内部回路図。
【図10】本発明に係る多段PGAのゲイン制御方法及
び装置の第2の実施形態例を示す回路ブロック図。
【図11】図10の回路構成におけるタイミングチャー
ト。
【図12】図10の回路構成で用いるレベル検出回路の
一例を示す内部回路図。
【図13】本発明に係る多段PGAのゲイン制御方法及
び装置の第1の実施形態例の変形例を示す回路構成ブロ
ック図。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…低雑音アンプ、3…局部発振回路、
4…ミキサ、5,7,9…プログラマブルゲインアンプ
(PGA)、10,36,610,615…AD変換器
(ADC)、11…デジタル復調回路、6,8,32,
34…バンドパスフィルタ(BPF)、31,33,3
5…PGA、37…演算制御回路、51…遅延回路、5
2…検出回路、53…高速ADC、54〜56,10
2,106,110…PGA、91…演算増幅器(オペ
アンプ)、92,609…スイッチ群、93,123…
デコーダ回路、103,107,111…ゲイン制御回
路、104,108,602,604…BPF、11
5,614…クロック源、116…タイミング生成回
路、121…抵抗群、122…コンパレータ群、60
1,603,605…PGA、611…スイッチ制御回
路、612…演算回路、613…ゲイン制御回路、C1
〜Cn…PGA制御信号、CLADC…ADCの変換クロ
ック信号、LV1〜LV3…レベル検出回路、PH1〜
PH3…ピークホールド回路、S1〜Sn…デコーダ回
路の出力信号、SW,SW0〜SW3…スイッチ、TDT
…データ信号期間、TPR…プリアンブル信号期間、TM
GA…ゲイン切換タイミング制御信号、TMLV…レベル検
出タイミング制御信号。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多段接続した複数のプログラマブルゲイン
    アンプのゲイン制御方法であって、各前記プログラマブ
    ルゲインアンプの入力レベルを検出し、このレベル検出
    の結果により前記各プログラマブルゲインアンプのゲイ
    ンの最適値を演算し、この各最適値をフィードフォワー
    ドにより全てのプログラマブルゲインアンプのゲインを
    実質的に一度で設定するゲイン制御を行うことを特徴と
    する多段アンプのゲイン制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の多段アンプのゲイン制御
    方法において、 前記ゲイン制御を、受信データ信号の直前の準備期間を
    使って行うことを特徴とする多段アンプのゲイン制御方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の多段アン
    プのゲイン制御方法において、 前記レベル検出は、各前記プログラマブルゲインアンプ
    の入力信号のピーク値を保持し、この保持した各ピーク
    値をAD変換することにより検出することを特徴とする
    多段アンプのゲイン制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の多段アンプのゲイン制御
    方法において、 前記レベル検出は、各前記プログラマブルゲインアンプ
    の入力信号のピーク値を保持し、保持した前記各ピーク
    値を順次切り換えて逐次AD変換することにより検出す
    ることを特徴とする多段アンプのゲイン制御方法。
  5. 【請求項5】複数のプログラマブルゲインアンプと、 各前記プログラマブルゲインアンプの入力レベルを検出
    するレベル検出手段と、 前記レベル検出手段の検出結果により各前記プログラマ
    ブルゲインアンプのゲインの最適値を演算し全てのプロ
    グラマブルゲインアンプのゲインを実質的に一度で設定
    するゲイン設定手段を備えることを特徴とする多段アン
    プのゲイン制御装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の多段アンプのゲイン制御装
    置において、 前記ゲイン設定手段は、受信データ信号の直前の準備期
    間を使って行うことを特徴とする多段アンプのゲイン制
    御装置。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6に記載の多段アン
    プのゲイン制御装置において、 前記レベル検出手段は、各前記プログラマブルゲインア
    ンプの入力信号のピーク値を保持する複数のピークホー
    ルド回路と、各前記ピークホールド回路の出力をAD変
    換するためのAD変換器とから構成することを特徴とす
    る多段アンプのゲイン制御装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の多段アンプのゲイン制御装
    置において、 更に各前記ピークホールド回路の後段に切り換えスイッ
    チをそれぞれ設け、各前記スイッチを順次切り換えて各
    前記ピークホールド回路の出力を順次前記AD変換器に
    接続して各前記ピークホールド回路の出力レベルを逐次
    AD変換する構成としたことを特徴とする多段アンプの
    ゲイン制御装置。
  9. 【請求項9】請求項5〜8のいずれかに記載の多段アン
    プのゲイン制御装置において、 各前記プログラマブルゲインアンプは、演算増幅器の負
    帰還による反転増幅回路を用い、前記演算増幅器のゲイ
    ンを決定する帰還抵抗の値を各スイッチの切り換えで調
    整することにより該プログラマブルゲインアンプのゲイ
    ンを可変できるように構成することを特徴とする多段ア
    ンプのゲイン制御装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の多段アンプのゲイン制
    御装置において、 前記ピークホールド回路と前記AD変換器は、各前記プ
    ログラマブルゲインアンプの入力部にそれぞれ設けるこ
    とを特徴とする多段アンプのゲイン制御装置。
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