JP2003347405A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2003347405A JP2003347405A JP2002148692A JP2002148692A JP2003347405A JP 2003347405 A JP2003347405 A JP 2003347405A JP 2002148692 A JP2002148692 A JP 2002148692A JP 2002148692 A JP2002148692 A JP 2002148692A JP 2003347405 A JP2003347405 A JP 2003347405A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダミーフィールドに行列状に配置するだけで
レイアウトに関する所定の設計ルールが満たされる単位
セルを備える半導体装置を提供する。 【解決手段】 ダミーフィールドに配列されるセルブロ
ック10は、デカップリングコンデンサとして機能する
単位セル12A,12Bと、ウェル電位を固定するため
のウェル固定部12Cとを備える。単位セル12A,1
2Bは、不純物領域14およびチャネル形成領域16に
よって構成されるフィールド拡散領域と、ゲート電極1
8によって構成されるゲート形成領域とを含む。ウェル
固定部12Cは、不純物領域24によって構成されるフ
ィールド拡散領域を含む。そして、セルブロック10
は、半導体装置においてフィールド拡散領域およびゲー
ト形成領域並びにウェルの電位固定に課される所定の設
計ルールを満たす。
レイアウトに関する所定の設計ルールが満たされる単位
セルを備える半導体装置を提供する。 【解決手段】 ダミーフィールドに配列されるセルブロ
ック10は、デカップリングコンデンサとして機能する
単位セル12A,12Bと、ウェル電位を固定するため
のウェル固定部12Cとを備える。単位セル12A,1
2Bは、不純物領域14およびチャネル形成領域16に
よって構成されるフィールド拡散領域と、ゲート電極1
8によって構成されるゲート形成領域とを含む。ウェル
固定部12Cは、不純物領域24によって構成されるフ
ィールド拡散領域を含む。そして、セルブロック10
は、半導体装置においてフィールド拡散領域およびゲー
ト形成領域並びにウェルの電位固定に課される所定の設
計ルールを満たす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、特に、ダミー形成領域のレイアウト設計を容易に行
なうことができる半導体装置に関する。
し、特に、ダミー形成領域のレイアウト設計を容易に行
なうことができる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体加工技術の微細化に伴い、現在、
広く用いられるMOSトランジスタにおいては、最小加
工寸法が0.18μmから0.15μmに縮小されてきて
いる。そして、これに伴って、半導体基板上に形成され
る素子のレイアウトパターンの疎密が、素子の仕上り形
状に大きく影響するようになってきている。
広く用いられるMOSトランジスタにおいては、最小加
工寸法が0.18μmから0.15μmに縮小されてきて
いる。そして、これに伴って、半導体基板上に形成され
る素子のレイアウトパターンの疎密が、素子の仕上り形
状に大きく影響するようになってきている。
【0003】すなわち、素子のレイアウトパターンに疎
密があると、レジストを施してエッチングを行なった際
に、疎の部分のエッチングが密の部分に比べて早く進行
し、素子の形状が均一に仕上らないといった問題が生じ
る。また、レイアウトパターンの疎密は、ウェハ表面に
段差を生じさせ、段差の部分にエッチング残りやパター
ンの形状不良などを生じさせる。
密があると、レジストを施してエッチングを行なった際
に、疎の部分のエッチングが密の部分に比べて早く進行
し、素子の形状が均一に仕上らないといった問題が生じ
る。また、レイアウトパターンの疎密は、ウェハ表面に
段差を生じさせ、段差の部分にエッチング残りやパター
ンの形状不良などを生じさせる。
【0004】そこで、このようなレイアウトパターンの
疎密により生じる問題を防止するため、疎の部分をデカ
ップリングコンデンサやダミーパターンで埋めるという
処理が行なわれている。なお、以下、疎の部分を埋める
ためにデカップリングコンデンサやダミーパターンが形
成される領域をダミーフィールドと称する。
疎密により生じる問題を防止するため、疎の部分をデカ
ップリングコンデンサやダミーパターンで埋めるという
処理が行なわれている。なお、以下、疎の部分を埋める
ためにデカップリングコンデンサやダミーパターンが形
成される領域をダミーフィールドと称する。
【0005】図10は、ダミーフィールドを備えた従来
の半導体装置の全体レイアウトを概略的に示す図であ
る。
の半導体装置の全体レイアウトを概略的に示す図であ
る。
【0006】図10を参照して、半導体装置100は、
ロジック形成領域102A〜102Cと、ダミーフィー
ルド104,106とを備える。ロジック形成領域10
2A〜102Cには、この半導体装置の本来の機能を果
たす素子が形成される。ダミーフィールド104には、
半導体装置100において用いられる電源を安定化する
ため、セルベースで構成されたデカップリングコンデン
サが行列状に配置される。ダミーフィールド106は、
デカップリングコンデンサを配置できない領域であっ
て、個別にダミーパターンが形成される。
ロジック形成領域102A〜102Cと、ダミーフィー
ルド104,106とを備える。ロジック形成領域10
2A〜102Cには、この半導体装置の本来の機能を果
たす素子が形成される。ダミーフィールド104には、
半導体装置100において用いられる電源を安定化する
ため、セルベースで構成されたデカップリングコンデン
サが行列状に配置される。ダミーフィールド106は、
デカップリングコンデンサを配置できない領域であっ
て、個別にダミーパターンが形成される。
【0007】このように、レイアウトパターンの疎の部
分がデカップリングコンデンサおよびダミーパターンに
よってパターン形成され、上述した問題が解消されてい
る。
分がデカップリングコンデンサおよびダミーパターンに
よってパターン形成され、上述した問題が解消されてい
る。
【0008】図11は、ダミーフィールド104に配列
される単位セルの構成を示す平面図である。
される単位セルの構成を示す平面図である。
【0009】図11を参照して、単位セル112は、不
純物領域114と、チャネル形成領域116と、ゲート
電極118と、コンタクトホール120,122とから
構成される。不純物領域114は、半導体基板の主表面
に形成されるP型ウェル内に設けられるN型の不純物領
域である。チャネル形成領域116は、コンタクトホー
ル120に接地電圧または負の基板電圧が印加され、か
つ、コンタクトホール122に電源電圧または昇圧され
た電圧が印加されるとP型ウェル内にチャネルが形成さ
れる領域であり、絶縁膜を介してゲート電極118とコ
ンデンサの電極を構成する。
純物領域114と、チャネル形成領域116と、ゲート
電極118と、コンタクトホール120,122とから
構成される。不純物領域114は、半導体基板の主表面
に形成されるP型ウェル内に設けられるN型の不純物領
域である。チャネル形成領域116は、コンタクトホー
ル120に接地電圧または負の基板電圧が印加され、か
つ、コンタクトホール122に電源電圧または昇圧され
た電圧が印加されるとP型ウェル内にチャネルが形成さ
れる領域であり、絶縁膜を介してゲート電極118とコ
ンデンサの電極を構成する。
【0010】ゲート電極118は、チャネル形成領域1
16上に絶縁膜を介して形成される。なお、説明の関係
上、図においてゲート電極118はチャネル形成領域1
16の周囲のみに形成されているように示されている
が、後ほど断面図において説明するように、実際には、
ゲート電極118は、チャネル形成領域116の上部に
も形成されている。
16上に絶縁膜を介して形成される。なお、説明の関係
上、図においてゲート電極118はチャネル形成領域1
16の周囲のみに形成されているように示されている
が、後ほど断面図において説明するように、実際には、
ゲート電極118は、チャネル形成領域116の上部に
も形成されている。
【0011】コンタクトホール120は、不純物領域1
14に接続され、コンタクトホール120を介して不純
物領域114に接地電圧または負の基板電圧が印加され
る。コンタクトホール122は、ゲート電極118に接
続され、コンタクトホール122を介してゲート電極1
18に電源電圧または昇圧された電圧が印加される。
14に接続され、コンタクトホール120を介して不純
物領域114に接地電圧または負の基板電圧が印加され
る。コンタクトホール122は、ゲート電極118に接
続され、コンタクトホール122を介してゲート電極1
18に電源電圧または昇圧された電圧が印加される。
【0012】なお、上述した説明では、P型ウェル内の
ダミーフィールドに配置される単位セルの構成について
説明したが、N型ウェル内のダミーフィールドに配置さ
れる単位セルについては、不純物領域114はP型とさ
れ、コンタクトホール120を介して不純物領域114
に電源電圧または昇圧された電圧が印加され、コンタク
トホール122を介してゲート電極118に接地電圧ま
たは負の基板電圧が印加される。以下の説明において
は、ダミーフィールドは、P型ウェル内のダミーフィー
ルドとして説明するが、N型ウェル内のダミーフィール
ドであっても、上述したように基本的な構成は同じであ
るので、その説明は繰り返さない。
ダミーフィールドに配置される単位セルの構成について
説明したが、N型ウェル内のダミーフィールドに配置さ
れる単位セルについては、不純物領域114はP型とさ
れ、コンタクトホール120を介して不純物領域114
に電源電圧または昇圧された電圧が印加され、コンタク
トホール122を介してゲート電極118に接地電圧ま
たは負の基板電圧が印加される。以下の説明において
は、ダミーフィールドは、P型ウェル内のダミーフィー
ルドとして説明するが、N型ウェル内のダミーフィール
ドであっても、上述したように基本的な構成は同じであ
るので、その説明は繰り返さない。
【0013】図12は、図11に示した単位セル112
の断面A−A’の構造を示す断面図である。
の断面A−A’の構造を示す断面図である。
【0014】図12を参照して、P型半導体基板132
上にP型ウェル134が設けられ、P型ウェル134内
に、不純物領域114と、それに隣接するチャネル形成
領域116とが設けられる。チャネル形成領域116上
には、絶縁膜136を介してゲート電極118が設けら
れる。不純物領域114は、コンタクトホール120と
接続され、ゲート電極118は、コンタクトホール12
2と接続される。そして、ゲート電極118、チャネル
形成領域116およびその間の薄い絶縁膜36によって
コンデンサが構成される。
上にP型ウェル134が設けられ、P型ウェル134内
に、不純物領域114と、それに隣接するチャネル形成
領域116とが設けられる。チャネル形成領域116上
には、絶縁膜136を介してゲート電極118が設けら
れる。不純物領域114は、コンタクトホール120と
接続され、ゲート電極118は、コンタクトホール12
2と接続される。そして、ゲート電極118、チャネル
形成領域116およびその間の薄い絶縁膜36によって
コンデンサが構成される。
【0015】図13は、図11に示した単位セル112
がダミーフィールド104に配置される様子を示した図
である。
がダミーフィールド104に配置される様子を示した図
である。
【0016】図13を参照して、ダミーフィールド10
4内に単位セル112が整列して配置され、図示されな
いが、コンタクトホール120,122上にそれぞれ電
源電圧または接地電圧を印加するための金属配線が形成
される。
4内に単位セル112が整列して配置され、図示されな
いが、コンタクトホール120,122上にそれぞれ電
源電圧または接地電圧を印加するための金属配線が形成
される。
【0017】上述したように、ダミーフィールドにおい
てパターンを形成するための単位セル112が配置さ
れ、レイアウトパターンの疎密により生じる素子の形状
不良の防止が図られているが、この単位セル112の構
成および配置については、以下に示すようなレイアウト
に関する所定の設計ルールが満たされるように構成およ
び配置がなされている。なお、以下の説明では、ウェル
内に形成される素子形成領域(図11に示したチャネル
形成領域116および不純物領域114のような領域)
を総じてフィールド拡散領域と称し、ウェル上に形成さ
れるゲート電極が占める領域をゲート形成領域と称す
る。
てパターンを形成するための単位セル112が配置さ
れ、レイアウトパターンの疎密により生じる素子の形状
不良の防止が図られているが、この単位セル112の構
成および配置については、以下に示すようなレイアウト
に関する所定の設計ルールが満たされるように構成およ
び配置がなされている。なお、以下の説明では、ウェル
内に形成される素子形成領域(図11に示したチャネル
形成領域116および不純物領域114のような領域)
を総じてフィールド拡散領域と称し、ウェル上に形成さ
れるゲート電極が占める領域をゲート形成領域と称す
る。
【0018】(1)無データ部許容面積ルール
フィールド拡散領域およびゲート形成領域が存在しない
面積が所定値よりも小さくなるようにパターンがレイア
ウトされなければならない。
面積が所定値よりも小さくなるようにパターンがレイア
ウトされなければならない。
【0019】これによって、レイアウトパターンの疎密
が無くなり、素子形状の不良の防止が図られる。
が無くなり、素子形状の不良の防止が図られる。
【0020】図14は、この無データ部許容面積ルール
を説明するための半導体装置の平面図である。
を説明するための半導体装置の平面図である。
【0021】図14を参照して、領域152は、フィー
ルド拡散領域を表わし、領域154は、ゲート形成領域
を表わす。辺の長さがL11,L12で示される点線で
囲まれた領域は、フィールド拡散領域が存在しない領域
である。また、辺の長さがL21,L22で示される一
点鎖線で囲まれた領域は、ゲート形成領域が存在しない
領域である。無データ部許容面積ルールを遵守するた
め、これらの領域の面積がそれぞれ所定値よりも小さく
なるようにフィールド拡散領域およびゲート形成領域が
レイアウトされる。
ルド拡散領域を表わし、領域154は、ゲート形成領域
を表わす。辺の長さがL11,L12で示される点線で
囲まれた領域は、フィールド拡散領域が存在しない領域
である。また、辺の長さがL21,L22で示される一
点鎖線で囲まれた領域は、ゲート形成領域が存在しない
領域である。無データ部許容面積ルールを遵守するた
め、これらの領域の面積がそれぞれ所定値よりも小さく
なるようにフィールド拡散領域およびゲート形成領域が
レイアウトされる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】冒頭に述べたように、
近年、MOSトランジスタにおける最小加工寸法は0.
15μmに縮小されており、この加工寸法を有する半導
体装置においては、上述した設計ルール(1)に加え
て、さらに、下記のような設計ルールが満たされる必要
がある。
近年、MOSトランジスタにおける最小加工寸法は0.
15μmに縮小されており、この加工寸法を有する半導
体装置においては、上述した設計ルール(1)に加え
て、さらに、下記のような設計ルールが満たされる必要
がある。
【0023】(2)面積占有率ルール
所定の面積からなる任意の領域におけるフィールド拡散
領域の面積率が所定の範囲となるようにフィールド拡散
領域が形成されなければならない。
領域の面積率が所定の範囲となるようにフィールド拡散
領域が形成されなければならない。
【0024】(3)ウェル固定ルール
ウェルの電位変動によるラッチアップ現象を防止するた
め、ウェルの電位固定が所定の間隔ごとに行なわれなけ
ればならない。
め、ウェルの電位固定が所定の間隔ごとに行なわれなけ
ればならない。
【0025】再び図14を参照して、面積占有率ルール
を遵守するためには、辺の長さがL3で示される二点鎖
線で囲まれた所定の面積からなる領域において、フィー
ルド拡散領域の占める面積率が所定の範囲になるように
フィールド拡散領域が形成される必要がある。また、図
示されないが、ウェル固定ルールを遵守するためには、
所定の間隔以下でウェル電位を固定するためのウェル固
定領域およびその領域に所定の電圧を印加するためのコ
ンタクトホールが形成される必要がある。
を遵守するためには、辺の長さがL3で示される二点鎖
線で囲まれた所定の面積からなる領域において、フィー
ルド拡散領域の占める面積率が所定の範囲になるように
フィールド拡散領域が形成される必要がある。また、図
示されないが、ウェル固定ルールを遵守するためには、
所定の間隔以下でウェル電位を固定するためのウェル固
定領域およびその領域に所定の電圧を印加するためのコ
ンタクトホールが形成される必要がある。
【0026】このように、最小加工寸法が小さくなるに
伴い、レイアウト設計に要求される設計ルールが厳しく
なっており、設計者の作業負荷が増大している。特に、
高機能を有する半導体装置のような大規模なレイアウト
においては、レイアウトにかかる作業負荷は著しく増大
し、製造コストが増大するという問題が生じていた。
伴い、レイアウト設計に要求される設計ルールが厳しく
なっており、設計者の作業負荷が増大している。特に、
高機能を有する半導体装置のような大規模なレイアウト
においては、レイアウトにかかる作業負荷は著しく増大
し、製造コストが増大するという問題が生じていた。
【0027】そこで、この発明は、かかる課題を解決す
るためになされたものであり、その目的は、ダミーフィ
ールドに配置するだけで、レイアウトに関する所定の設
計ルールが満たされる単位セルを備える半導体装置を提
供することである。
るためになされたものであり、その目的は、ダミーフィ
ールドに配置するだけで、レイアウトに関する所定の設
計ルールが満たされる単位セルを備える半導体装置を提
供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、半導
体装置は、少なくとも1つのトランジスタが形成される
少なくとも1つのロジック形成領域と、少なくとも1つ
のダミー形成領域とを備え、少なくとも1つのダミー形
成領域の各々は、行列状に配置される少なくとも1つの
セルブロックを含み、少なくとも1つのセルブロックの
各々は、少なくとも1つのキャパシタと、ウェルの電位
変動を抑えるための少なくとも1つのウェル固定領域と
からなり、少なくとも1つのキャパシタおよび少なくと
も1つのウェル固定領域の各々は、少なくとも1つのセ
ルブロックの各々において所定の設計ルールが満たさ
れ、かつ、隣接して配置されるセルブロックに対して所
定の設計ルールが満たされるように配置される。
体装置は、少なくとも1つのトランジスタが形成される
少なくとも1つのロジック形成領域と、少なくとも1つ
のダミー形成領域とを備え、少なくとも1つのダミー形
成領域の各々は、行列状に配置される少なくとも1つの
セルブロックを含み、少なくとも1つのセルブロックの
各々は、少なくとも1つのキャパシタと、ウェルの電位
変動を抑えるための少なくとも1つのウェル固定領域と
からなり、少なくとも1つのキャパシタおよび少なくと
も1つのウェル固定領域の各々は、少なくとも1つのセ
ルブロックの各々において所定の設計ルールが満たさ
れ、かつ、隣接して配置されるセルブロックに対して所
定の設計ルールが満たされるように配置される。
【0029】この発明による半導体装置においては、ダ
ミー形成領域に配列されるセルブロックの各々は、少な
くとも1つのキャパシタと、少なくとも1つのウェル固
定領域とからなり、このセルブロックが配列されたダミ
ー形成領域では、所定の設計ルールが満たされる。
ミー形成領域に配列されるセルブロックの各々は、少な
くとも1つのキャパシタと、少なくとも1つのウェル固
定領域とからなり、このセルブロックが配列されたダミ
ー形成領域では、所定の設計ルールが満たされる。
【0030】したがって、この発明によれば、レイアウ
ト設計における作業負荷が軽減され、製造コストを削減
することができる。
ト設計における作業負荷が軽減され、製造コストを削減
することができる。
【0031】好ましくは、少なくとも1つのキャパシタ
の各々は、第1および第2の電極と、第1の電極に第1
の電源電圧を印加するための第1のコンタクト部と、第
2の電極に第2の電源電圧を印加するための第2のコン
タクト部とからなり、第1の電極は、ウェルの表面に形
成されるチャネル形成領域と、チャネル形成領域に隣接
して設けられ、第1のコンタクト部を介して第1の電源
電圧が印加される第1の不純物領域とからなり、第2の
電極は、チャネル形成領域の上部に絶縁膜を介して設け
られ、少なくとも1つのウェル固定領域の各々は、ウェ
ルの表面に形成される第2の不純物領域と、第2の不純
物領域に所定の電圧を印加するための第3のコンタクト
部とからなる。
の各々は、第1および第2の電極と、第1の電極に第1
の電源電圧を印加するための第1のコンタクト部と、第
2の電極に第2の電源電圧を印加するための第2のコン
タクト部とからなり、第1の電極は、ウェルの表面に形
成されるチャネル形成領域と、チャネル形成領域に隣接
して設けられ、第1のコンタクト部を介して第1の電源
電圧が印加される第1の不純物領域とからなり、第2の
電極は、チャネル形成領域の上部に絶縁膜を介して設け
られ、少なくとも1つのウェル固定領域の各々は、ウェ
ルの表面に形成される第2の不純物領域と、第2の不純
物領域に所定の電圧を印加するための第3のコンタクト
部とからなる。
【0032】好ましくは、第1および第3のコンタクト
部は、セルブロックが行列状に配置されたときに行方向
または/および列方向に整列するように、少なくとも1
つのキャパシタおよび少なくとも1つのウェル固定領域
の各々においてそれぞれ配置される。
部は、セルブロックが行列状に配置されたときに行方向
または/および列方向に整列するように、少なくとも1
つのキャパシタおよび少なくとも1つのウェル固定領域
の各々においてそれぞれ配置される。
【0033】好ましくは、第2のコンタクト部は、セル
ブロックが行列状に配置されたときに行方向または/お
よび列方向に整列するように、少なくとも1つのキャパ
シタの各々において配置される。
ブロックが行列状に配置されたときに行方向または/お
よび列方向に整列するように、少なくとも1つのキャパ
シタの各々において配置される。
【0034】好ましくは、所定の設計ルールは、ウェル
の表面に形成されるチャネル形成領域および第1の不純
物領域並びに第2の不純物領域の存在しない領域を所定
の第1の面積よりも小さくし、かつ、ウェルの表面上に
絶縁膜を介して形成される第2の電極の存在しない領域
を所定の第2の面積よりも小さくする第1のルールと、
所定の第3の面積を有する任意の領域におけるチャネル
形成領域および第1の不純物領域並びに第2の不純物領
域の合計占有率を所定の範囲内とする第2のルールと、
第2の不純物領域を所定の間隔ごとに設ける第3のルー
ルとからなり、チャネル形成領域、第1の不純物領域お
よび第2の電極並びに第2の不純物領域は、所定の設計
ルールが満たされるように配置される。
の表面に形成されるチャネル形成領域および第1の不純
物領域並びに第2の不純物領域の存在しない領域を所定
の第1の面積よりも小さくし、かつ、ウェルの表面上に
絶縁膜を介して形成される第2の電極の存在しない領域
を所定の第2の面積よりも小さくする第1のルールと、
所定の第3の面積を有する任意の領域におけるチャネル
形成領域および第1の不純物領域並びに第2の不純物領
域の合計占有率を所定の範囲内とする第2のルールと、
第2の不純物領域を所定の間隔ごとに設ける第3のルー
ルとからなり、チャネル形成領域、第1の不純物領域お
よび第2の電極並びに第2の不純物領域は、所定の設計
ルールが満たされるように配置される。
【0035】好ましくは、第2の電極は、第2の不純物
領域の外周にさらに配置される。好ましくは、少なくと
も1つのダミー形成領域の各々は、セルブロックよりも
面積が小さい少なくとも1つのもう1つのセルブロック
をさらに含み、少なくとも1つのもう1つのセルブロッ
クの各々は、ウェルの表面に形成される不純物領域と、
ウェルの電位を固定するための所定の電圧を不純物領域
に印加するためのコンタクト部と、ウェルの表面上に絶
縁膜を介して設けられる電極配線とからなり、少なくと
も1つのもう1つのセルブロックの各々は、隣接して配
置されるもう1つのセルブロックおよび/または隣接し
て配置されるセルブロックに対して所定の設計ルールが
満たされるように配置される。
領域の外周にさらに配置される。好ましくは、少なくと
も1つのダミー形成領域の各々は、セルブロックよりも
面積が小さい少なくとも1つのもう1つのセルブロック
をさらに含み、少なくとも1つのもう1つのセルブロッ
クの各々は、ウェルの表面に形成される不純物領域と、
ウェルの電位を固定するための所定の電圧を不純物領域
に印加するためのコンタクト部と、ウェルの表面上に絶
縁膜を介して設けられる電極配線とからなり、少なくと
も1つのもう1つのセルブロックの各々は、隣接して配
置されるもう1つのセルブロックおよび/または隣接し
て配置されるセルブロックに対して所定の設計ルールが
満たされるように配置される。
【0036】好ましくは、電極配線は、不純物領域の外
周に配置される。好ましくは、電極配線は、不純物領域
の両側に配置される。
周に配置される。好ましくは、電極配線は、不純物領域
の両側に配置される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同
一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返
さない。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同
一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返
さない。
【0038】[実施の形態1]図1は、この発明による
半導体装置の全体レイアウトを概略的に示す図である。
半導体装置の全体レイアウトを概略的に示す図である。
【0039】図1を参照して、半導体装置1は、ロジッ
ク形成領域2A〜2Cと、ダミーフィールド4,6とを
備える。ロジック形成領域2A〜2Cには、この半導体
装置の本来の機能を果たす素子が形成される。ダミーフ
ィールド4には、レイアウトに関する所定の設計ルール
が満たされるように、後述するセルブロックが行列状に
配置される。ダミーフィールド6は、セルブロックを配
置できない領域であって、個別にダミーパターンが形成
される。
ク形成領域2A〜2Cと、ダミーフィールド4,6とを
備える。ロジック形成領域2A〜2Cには、この半導体
装置の本来の機能を果たす素子が形成される。ダミーフ
ィールド4には、レイアウトに関する所定の設計ルール
が満たされるように、後述するセルブロックが行列状に
配置される。ダミーフィールド6は、セルブロックを配
置できない領域であって、個別にダミーパターンが形成
される。
【0040】図2は、ダミーフィールド4に配列される
セルブロックの構成を示す平面図である。
セルブロックの構成を示す平面図である。
【0041】図2を参照して、セルブロック10は、2
つの単位セル12Aと、単位セル12Bと、ウェル固定
部12Cとを含む。単位セル12A,12Bは、デカッ
プリングコンデンサを構成し、ウェル固定部12Cは、
半導体基板の主表面に形成されるP型ウェルの電位を固
定するために設けられる。単位セル12A,12Bは、
コンタクトホール22の配置が異なるだけで、その他の
部分の構成は同じである。
つの単位セル12Aと、単位セル12Bと、ウェル固定
部12Cとを含む。単位セル12A,12Bは、デカッ
プリングコンデンサを構成し、ウェル固定部12Cは、
半導体基板の主表面に形成されるP型ウェルの電位を固
定するために設けられる。単位セル12A,12Bは、
コンタクトホール22の配置が異なるだけで、その他の
部分の構成は同じである。
【0042】単位セル12A,12Bは、不純物領域1
4と、チャネル形成領域16と、ゲート電極18と、コ
ンタクトホール20,22とから構成される。不純物領
域14は、半導体基板の主表面に形成されるP型ウェル
内に設けられるN型の不純物領域である。チャネル形成
領域16は、コンタクトホール20に接地電圧または負
の基板電圧が印加され、かつ、コンタクトホール22に
電源電圧または昇圧された電圧が印加されるとP型ウェ
ル内にチャネルが形成される領域であり、絶縁膜を介し
てゲート電極18とコンデンサの電極を構成する。
4と、チャネル形成領域16と、ゲート電極18と、コ
ンタクトホール20,22とから構成される。不純物領
域14は、半導体基板の主表面に形成されるP型ウェル
内に設けられるN型の不純物領域である。チャネル形成
領域16は、コンタクトホール20に接地電圧または負
の基板電圧が印加され、かつ、コンタクトホール22に
電源電圧または昇圧された電圧が印加されるとP型ウェ
ル内にチャネルが形成される領域であり、絶縁膜を介し
てゲート電極18とコンデンサの電極を構成する。
【0043】ゲート電極18は、チャネル形成領域16
上に絶縁膜を介して形成される。なお、説明の関係上、
図においてゲート電極18はチャネル形成領域16の周
囲のみに形成されているように示されているが、後ほど
断面図において説明するように、実際には、ゲート電極
18は、チャネル形成領域16の上部にも形成されてい
る。
上に絶縁膜を介して形成される。なお、説明の関係上、
図においてゲート電極18はチャネル形成領域16の周
囲のみに形成されているように示されているが、後ほど
断面図において説明するように、実際には、ゲート電極
18は、チャネル形成領域16の上部にも形成されてい
る。
【0044】コンタクトホール20は、不純物領域14
に接続され、コンタクトホール20を介して不純物領域
14に接地電圧または負の基板電圧が印加される。コン
タクトホール22は、ゲート電極18に接続され、コン
タクトホール22を介してゲート電極18に電源電圧ま
たは昇圧された電圧が印加される。
に接続され、コンタクトホール20を介して不純物領域
14に接地電圧または負の基板電圧が印加される。コン
タクトホール22は、ゲート電極18に接続され、コン
タクトホール22を介してゲート電極18に電源電圧ま
たは昇圧された電圧が印加される。
【0045】ウェル固定部12Cは、不純物領域24
と、コンタクトホール26とを含む。不純物領域24
は、半導体基板の主表面に形成されるP型ウェル内に設
けられるP型の不純物領域である。不純物領域24は、
コンタクトホール26と接続され、コンタクトホール2
6を介して所定のウェル電圧が印加される。
と、コンタクトホール26とを含む。不純物領域24
は、半導体基板の主表面に形成されるP型ウェル内に設
けられるP型の不純物領域である。不純物領域24は、
コンタクトホール26と接続され、コンタクトホール2
6を介して所定のウェル電圧が印加される。
【0046】なお、上述した説明では、P型ウェル内の
ダミーフィールドに配置されるブロックセルの構成につ
いて説明したが、N型ウェル内のダミーフィールドに配
置されるブロックセルについては、単位セル12A,1
2Bにおける不純物領域14はP型とされ、コンタクト
ホール20を介して不純物領域14に電源電圧または昇
圧された電圧が印加され、コンタクトホール22を介し
てゲート電極18に接地電圧または負の基板電圧が印加
される。また、N型ウェルに対応して、ウェル固定部1
2Cにおける不純物領域24は、N型とされる。以下の
説明においては、ダミーフィールドは、P型ウェル内の
ダミーフィールドとして説明するが、N型ウェル内のダ
ミーフィールドであっても、上述したように基本的な構
成は同じであるので、その説明は繰り返さない。
ダミーフィールドに配置されるブロックセルの構成につ
いて説明したが、N型ウェル内のダミーフィールドに配
置されるブロックセルについては、単位セル12A,1
2Bにおける不純物領域14はP型とされ、コンタクト
ホール20を介して不純物領域14に電源電圧または昇
圧された電圧が印加され、コンタクトホール22を介し
てゲート電極18に接地電圧または負の基板電圧が印加
される。また、N型ウェルに対応して、ウェル固定部1
2Cにおける不純物領域24は、N型とされる。以下の
説明においては、ダミーフィールドは、P型ウェル内の
ダミーフィールドとして説明するが、N型ウェル内のダ
ミーフィールドであっても、上述したように基本的な構
成は同じであるので、その説明は繰り返さない。
【0047】このセルブロック10においては、上述し
た設計ルール(1)〜(3)が満たされるように、各単
位セル12A,12Bおよびウェル固定部12Cが構成
されている。すなわち、ウェル固定部12Cは、セルブ
ロック10が行列状に配置されたとき、設計ルール
(3)(ウェル固定ルール)が満たされるために設けら
れる。また、単位セル12A,12Bの各々の不純物領
域14と、チャネル形成領域16と、ウェル固定部12
Cの不純物領域24とからなるフィールド拡散領域は、
設計ルール(1)(無データ部許容面積ルール)および
(2)(面積占有率ルール)が満たされるように形成さ
れる。さらに、フィールド拡散領域は、セルブロック1
0が行列状に配置されたとき、隣接するセルブロックと
の関係において設計ルール(1),(2)が満たされる
ように形成される。
た設計ルール(1)〜(3)が満たされるように、各単
位セル12A,12Bおよびウェル固定部12Cが構成
されている。すなわち、ウェル固定部12Cは、セルブ
ロック10が行列状に配置されたとき、設計ルール
(3)(ウェル固定ルール)が満たされるために設けら
れる。また、単位セル12A,12Bの各々の不純物領
域14と、チャネル形成領域16と、ウェル固定部12
Cの不純物領域24とからなるフィールド拡散領域は、
設計ルール(1)(無データ部許容面積ルール)および
(2)(面積占有率ルール)が満たされるように形成さ
れる。さらに、フィールド拡散領域は、セルブロック1
0が行列状に配置されたとき、隣接するセルブロックと
の関係において設計ルール(1),(2)が満たされる
ように形成される。
【0048】このセルブロック10が行列状に配置され
た後、コンタクトホール20,26は、セルブロック1
0上に配線される金属配線と接続されるが、この金属配
線についても、上述した設計ルール(1)が満たされる
必要があり、また、レイアウト効率の観点から整然と配
線されるのが望ましい。そこで、これを考慮して、コン
タクトホール20,26も、図に示すように整列して設
けられる。さらに、コンタクトホール22についても同
様であり、コンタクトホール22は、セルブロック10
の中央部に集約して設けられる。
た後、コンタクトホール20,26は、セルブロック1
0上に配線される金属配線と接続されるが、この金属配
線についても、上述した設計ルール(1)が満たされる
必要があり、また、レイアウト効率の観点から整然と配
線されるのが望ましい。そこで、これを考慮して、コン
タクトホール20,26も、図に示すように整列して設
けられる。さらに、コンタクトホール22についても同
様であり、コンタクトホール22は、セルブロック10
の中央部に集約して設けられる。
【0049】図3は、図2に示したセルブロック10の
断面A−A’の構造を示す断面図である。
断面A−A’の構造を示す断面図である。
【0050】図3を参照して、P型半導体基板32上に
P型ウェル34が設けられ、P型ウェル34内に、不純
物領域14と、それに隣接するチャネル形成領域16と
が設けられる。チャネル形成領域16の上部には、絶縁
膜36を介してゲート電極18が設けられる。不純物領
域14は、コンタクトホール20と接続され、ゲート電
極18は、図示されないコンタクトホール22と接続さ
れる。そして、ゲート電極18、チャネル形成領域16
およびその間の薄い絶縁膜36によって、デカップリン
グコンデンサが構成される。
P型ウェル34が設けられ、P型ウェル34内に、不純
物領域14と、それに隣接するチャネル形成領域16と
が設けられる。チャネル形成領域16の上部には、絶縁
膜36を介してゲート電極18が設けられる。不純物領
域14は、コンタクトホール20と接続され、ゲート電
極18は、図示されないコンタクトホール22と接続さ
れる。そして、ゲート電極18、チャネル形成領域16
およびその間の薄い絶縁膜36によって、デカップリン
グコンデンサが構成される。
【0051】また、P型ウェル34内に、さらに、P型
ウェルの電位を固定するためのウェル固定部12Cの不
純物領域24が設けられる。不純物領域24は、コンタ
クトホール26と接続され、コンタクトホール26を介
して所定のウェル電圧が印加される。
ウェルの電位を固定するためのウェル固定部12Cの不
純物領域24が設けられる。不純物領域24は、コンタ
クトホール26と接続され、コンタクトホール26を介
して所定のウェル電圧が印加される。
【0052】図2に示したように、セルブロック10
は、面積的に若干大きくなるため、ダミーフィールド4
において、セルブロック10が面積的に配置できないよ
うな箇所には、セルブロック10よりも面積が小さいセ
ルブロック50,50Aが設けられる。
は、面積的に若干大きくなるため、ダミーフィールド4
において、セルブロック10が面積的に配置できないよ
うな箇所には、セルブロック10よりも面積が小さいセ
ルブロック50,50Aが設けられる。
【0053】図4は、セルブロック10よりも面積が小
さいセルブロック50の構成を示す平面図である。
さいセルブロック50の構成を示す平面図である。
【0054】図4を参照して、セルブロック50は、不
純物領域52と、ゲート電極54と、コンタクトホール
56とを含む。不純物領域52は、半導体基板の主表面
に形成されるP型ウェル内に設けられるP型の不純物領
域である。不純物領域52は、コンタクトホール56と
接続され、コンタクトホール56を介してウェル電位が
印加される。これによって、セルブロック50は、ウェ
ル固定部として機能し、セルブロック50が配列される
ことによって、上述した設計ルール(2),(3)が満
たされる。また、ゲート電極54は、上述した設計ルー
ル(1)を満たすために設けられたものである。
純物領域52と、ゲート電極54と、コンタクトホール
56とを含む。不純物領域52は、半導体基板の主表面
に形成されるP型ウェル内に設けられるP型の不純物領
域である。不純物領域52は、コンタクトホール56と
接続され、コンタクトホール56を介してウェル電位が
印加される。これによって、セルブロック50は、ウェ
ル固定部として機能し、セルブロック50が配列される
ことによって、上述した設計ルール(2),(3)が満
たされる。また、ゲート電極54は、上述した設計ルー
ル(1)を満たすために設けられたものである。
【0055】図5は、セルブロック10よりも面積が小
さいセルブロック50Aの構成を示す平面図である。
さいセルブロック50Aの構成を示す平面図である。
【0056】図5を参照して、セルブロック50Aも、
セルブロック50と同様に、不純物領域52と、ゲート
電極54と、コンタクトホール56とを含む。セルブロ
ック50Aは、不純物領域52およびゲート電極54の
配置が異なるだけで、セルブロック50と機能的には同
じであり、ウェル固定部として機能する。
セルブロック50と同様に、不純物領域52と、ゲート
電極54と、コンタクトホール56とを含む。セルブロ
ック50Aは、不純物領域52およびゲート電極54の
配置が異なるだけで、セルブロック50と機能的には同
じであり、ウェル固定部として機能する。
【0057】セルブロック50,50Aは、配置された
ときに上述した設計ルールが満たされるように、配置さ
れる箇所に応じて適宜適切な方が選択されて配置され
る。
ときに上述した設計ルールが満たされるように、配置さ
れる箇所に応じて適宜適切な方が選択されて配置され
る。
【0058】図6は、図1に示した半導体装置1の一部
を拡大して示した平面図である。図6を参照して、セル
ブロック10は、ダミーフィールド4に行列状に配置さ
れる。金属配線62は、電源電圧または昇圧された電圧
が印加された電源線であって、各セルブロック10のコ
ンタクトホール22と接続される。金属配線64は、接
地電圧または負の基板電圧が印加された電源線であっ
て、各セルブロック10のコンタクトホール20,26
と接続される。
を拡大して示した平面図である。図6を参照して、セル
ブロック10は、ダミーフィールド4に行列状に配置さ
れる。金属配線62は、電源電圧または昇圧された電圧
が印加された電源線であって、各セルブロック10のコ
ンタクトホール22と接続される。金属配線64は、接
地電圧または負の基板電圧が印加された電源線であっ
て、各セルブロック10のコンタクトホール20,26
と接続される。
【0059】各セルブロック10のコンタクトホール2
2およびコンタクトホール20,26は、それぞれ金属
配線62,64がくし状に配線できるように各セルブロ
ック10内において整列して配置されており、これによ
って、金属配線62,64がくし状に整然と配線されて
いる。
2およびコンタクトホール20,26は、それぞれ金属
配線62,64がくし状に配線できるように各セルブロ
ック10内において整列して配置されており、これによ
って、金属配線62,64がくし状に整然と配線されて
いる。
【0060】また、セルブロック10が配置できない箇
所には、セルブロック50が配置されている。セルブロ
ック50は、ウェル固定部として機能し、セルブロック
10のウェル固定部12Cと同じ金属配線64にコンタ
クトホール56を介して接続される。なお、セルブロッ
ク50のゲート電極54には、金属配線64に接続され
るコンタクトホール66を介して接地電圧または負の基
板電圧が印加される。
所には、セルブロック50が配置されている。セルブロ
ック50は、ウェル固定部として機能し、セルブロック
10のウェル固定部12Cと同じ金属配線64にコンタ
クトホール56を介して接続される。なお、セルブロッ
ク50のゲート電極54には、金属配線64に接続され
るコンタクトホール66を介して接地電圧または負の基
板電圧が印加される。
【0061】以上のように、この実施の形態1による半
導体装置1によれば、セルブロック10および/または
セルブロック50,50Aが配列されたダミーフィール
ドにおいては、レイアウトに関する所定の設計ルールが
満たされるので、レイアウト設計時の作業負荷が軽減さ
れる。
導体装置1によれば、セルブロック10および/または
セルブロック50,50Aが配列されたダミーフィール
ドにおいては、レイアウトに関する所定の設計ルールが
満たされるので、レイアウト設計時の作業負荷が軽減さ
れる。
【0062】[実施の形態2]実施の形態1による半導
体装置1に備えられたセルブロック10は、所定のサイ
ズ以下に設計する必要がある。
体装置1に備えられたセルブロック10は、所定のサイ
ズ以下に設計する必要がある。
【0063】図7は、セルブロック10の許容サイズに
ついて説明するためのセルブロック10の平面図であ
る。
ついて説明するためのセルブロック10の平面図であ
る。
【0064】図7を参照して、ウェル固定部12Cの不
純物領域24は、フィールド拡散領域を構成する。しか
しながら、ウェル固定部12Cは、ゲート形成領域を備
えないので、セルブロック10のサイズが所定値を超え
ると、図に示すL1,L2の長さが所定値を超え、設計
ルール(1)(無データ部許容面積ルール)および/ま
たは設計ルール(2)(面積占有率ルール)が満たされ
なくなる。
純物領域24は、フィールド拡散領域を構成する。しか
しながら、ウェル固定部12Cは、ゲート形成領域を備
えないので、セルブロック10のサイズが所定値を超え
ると、図に示すL1,L2の長さが所定値を超え、設計
ルール(1)(無データ部許容面積ルール)および/ま
たは設計ルール(2)(面積占有率ルール)が満たされ
なくなる。
【0065】そこで、実施の形態2による半導体装置1
Aが備えるセルブロックは、セルブロックのサイズを所
定値以下に設計できなくても、設計ルール(1),
(2)を満たすことができる。
Aが備えるセルブロックは、セルブロックのサイズを所
定値以下に設計できなくても、設計ルール(1),
(2)を満たすことができる。
【0066】実施の形態2による半導体装置1Aの全体
構成は、図1に示した実施の形態1による半導体装置1
の全体構成と同じであるので、その説明は繰り返さな
い。
構成は、図1に示した実施の形態1による半導体装置1
の全体構成と同じであるので、その説明は繰り返さな
い。
【0067】図8は、実施の形態2による半導体装置1
Aのダミーフィールド4に配列されるセルブロックの構
成を示す平面図である。
Aのダミーフィールド4に配列されるセルブロックの構
成を示す平面図である。
【0068】図8を参照して、セルブロック10Aにお
いては、図2に示したセルブロック10と比較して、ウ
ェル固定部12Cの周囲が単位セル12Aの一方のゲー
ト電極18で囲まれている。ゲート電極18における、
このウェル固定部12Cの周囲に設けられた部分は、も
っぱら設計ルール(1),(2)のルール違反を回避す
るためのものであって、ウェル固定部12Cの機能は、
設計ルール(3)(ウェル固定ルール)を満たすため
に、ウェルの電位を固定することである。
いては、図2に示したセルブロック10と比較して、ウ
ェル固定部12Cの周囲が単位セル12Aの一方のゲー
ト電極18で囲まれている。ゲート電極18における、
このウェル固定部12Cの周囲に設けられた部分は、も
っぱら設計ルール(1),(2)のルール違反を回避す
るためのものであって、ウェル固定部12Cの機能は、
設計ルール(3)(ウェル固定ルール)を満たすため
に、ウェルの電位を固定することである。
【0069】セルブロック10Aのその他の部分の構成
については、図2に示したセルブロック10と同じであ
るので、その説明は繰り返さない。
については、図2に示したセルブロック10と同じであ
るので、その説明は繰り返さない。
【0070】図9は、図8に示したセルブロック10A
の断面A−A’の構造を示す断面図である。
の断面A−A’の構造を示す断面図である。
【0071】図9を参照して、ゲート電極18は、P型
半導体基板32の主表面上に絶縁膜36を介して設けら
れており、ゲート電極18の不純物領域24を囲う部分
は、チャネル形成領域16とともにコンデンサを構成す
る部分における絶縁膜の膜厚よりも厚い膜厚を介して設
けられている。ゲート電極18は、不純物領域24と上
下の位置関係において重なっておらず、また、不純物領
域24を囲う部分は膜厚の厚い絶縁膜を介して主表面上
に設けられているので、不純物領域24との間にコンデ
ンサは構成されず、不純物領域24は、コンタクトホー
ル26を介して印加されるウェル電圧によってP型ウェ
ル34の電位を固定するための領域として機能する。
半導体基板32の主表面上に絶縁膜36を介して設けら
れており、ゲート電極18の不純物領域24を囲う部分
は、チャネル形成領域16とともにコンデンサを構成す
る部分における絶縁膜の膜厚よりも厚い膜厚を介して設
けられている。ゲート電極18は、不純物領域24と上
下の位置関係において重なっておらず、また、不純物領
域24を囲う部分は膜厚の厚い絶縁膜を介して主表面上
に設けられているので、不純物領域24との間にコンデ
ンサは構成されず、不純物領域24は、コンタクトホー
ル26を介して印加されるウェル電圧によってP型ウェ
ル34の電位を固定するための領域として機能する。
【0072】セルブロック10Aの断面構造におけるそ
の他の部分の構成については、図3に示したセルブロッ
ク10の断面構造と同じであるので、その説明は繰り返
さない。
の他の部分の構成については、図3に示したセルブロッ
ク10の断面構造と同じであるので、その説明は繰り返
さない。
【0073】以上のように、この実施の形態2による半
導体装置1Aによれば、セルブロック10Aのサイズが
所定値より大きくなっても、セルブロック10Aが配列
されたダミーフィールドにおいては、レイアウトに関す
る所定の設計ルールが満たされるので、レイアウト設計
時の作業負荷が軽減される。
導体装置1Aによれば、セルブロック10Aのサイズが
所定値より大きくなっても、セルブロック10Aが配列
されたダミーフィールドにおいては、レイアウトに関す
る所定の設計ルールが満たされるので、レイアウト設計
時の作業負荷が軽減される。
【0074】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明で
はなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範
囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれ
ることが意図される。
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明で
はなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範
囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれ
ることが意図される。
【図1】 この発明による半導体装置の全体レイアウト
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図2】 実施の形態1による半導体装置のダミーフィ
ールドに配列されるセルブロックの構成を示す平面図で
ある。
ールドに配列されるセルブロックの構成を示す平面図で
ある。
【図3】 図2に示すセルブロックの断面A−A’の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図4】 図2に示すセルブロックよりも面積が小さい
セルブロックの構成を示す平面図である。
セルブロックの構成を示す平面図である。
【図5】 図2に示すセルブロックよりも面積が小さい
セルブロックの他の構成を示す平面図である。
セルブロックの他の構成を示す平面図である。
【図6】 図1に示す半導体装置の一部を拡大して示し
た平面図である。
た平面図である。
【図7】 図2に示すセルブロックの許容サイズについ
て説明するためのセルブロックの平面図である。
て説明するためのセルブロックの平面図である。
【図8】 実施の形態2による半導体装置のダミーフィ
ールドに配列されるセルブロックの構成を示す平面図で
ある。
ールドに配列されるセルブロックの構成を示す平面図で
ある。
【図9】 図8に示すセルブロックの断面A−A’の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図10】 ダミーフィールドを備えた従来の半導体装
置の全体レイアウトを概略的に示す図である。
置の全体レイアウトを概略的に示す図である。
【図11】 図10に示すダミーフィールドに配列され
る単位セルの構成を示す平面図である。
る単位セルの構成を示す平面図である。
【図12】 図11に示す単位セルの断面A−A’の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図13】 図11に示す単位セルがダミーフィールド
に配置される様子を示す図である。
に配置される様子を示す図である。
【図14】 無データ部許容面積ルールを説明するため
の半導体装置の平面図である。
の半導体装置の平面図である。
1,1A,100 半導体装置、2A〜2C,102A
〜102C ロジック形成領域、4,6,104,10
6 ダミーフィールド、10,10A,50,50A
セルブロック、12A,12B,112 単位セル、1
2C ウェル固定部、14,24,52,114 不純
物領域、16,116 チャネル形成領域、18,5
4,118 ゲート電極、20,22,26,56,6
6,120,122 コンタクトホール、32,132
P型半導体基板、34,134P型ウェル、36,1
36 絶縁膜、62,64 金属配線、152,154
領域。
〜102C ロジック形成領域、4,6,104,10
6 ダミーフィールド、10,10A,50,50A
セルブロック、12A,12B,112 単位セル、1
2C ウェル固定部、14,24,52,114 不純
物領域、16,116 チャネル形成領域、18,5
4,118 ゲート電極、20,22,26,56,6
6,120,122 コンタクトホール、32,132
P型半導体基板、34,134P型ウェル、36,1
36 絶縁膜、62,64 金属配線、152,154
領域。
─────────────────────────────────────────────────────
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(72)発明者 米谷 英樹
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 長澤 勉
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 山内 忠昭
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 諏訪 真人
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 松本 淳子
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 田 増成
兵庫県伊丹市荻野1丁目132番地 大王電
機株式会社内
Fターム(参考) 5F038 AC03 CA02 CA05 CA17 CA18
CD14 EZ09
5F064 CC23 DD02 DD10 DD18 DD19
DD26 DD50 EE60
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも1つのトランジスタが形成さ
れる少なくとも1つのロジック形成領域と、 少なくとも1つのダミー形成領域とを備え、 前記少なくとも1つのダミー形成領域の各々は、行列状
に配置される少なくとも1つのセルブロックを含み、 前記少なくとも1つのセルブロックの各々は、 少なくとも1つのキャパシタと、 ウェルの電位変動を抑えるための少なくとも1つのウェ
ル固定領域とからなり、 前記少なくとも1つのキャパシタおよび前記少なくとも
1つのウェル固定領域の各々は、前記少なくとも1つの
セルブロックの各々において所定の設計ルールが満たさ
れ、かつ、隣接して配置されるセルブロックに対して前
記所定の設計ルールが満たされるように配置される、半
導体装置。 - 【請求項2】 前記少なくとも1つのキャパシタの各々
は、 第1および第2の電極と、 前記第1の電極に第1の電源電圧を印加するための第1
のコンタクト部と、 前記第2の電極に第2の電源電圧を印加するための第2
のコンタクト部とからなり、 前記第1の電極は、 前記ウェルの表面に形成されるチャネル形成領域と、 前記チャネル形成領域に隣接して設けられ、前記第1の
コンタクト部を介して前記第1の電源電圧が印加される
第1の不純物領域とからなり、 前記第2の電極は、前記チャネル形成領域の上部に絶縁
膜を介して設けられ、 前記少なくとも1つのウェル固定領域の各々は、 前記ウェルの表面に形成される第2の不純物領域と、 前記第2の不純物領域に所定の電圧を印加するための第
3のコンタクト部とからなる、請求項1に記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 前記第1および第3のコンタクト部は、
前記セルブロックが行列状に配置されたときに行方向ま
たは/および列方向に整列するように、前記少なくとも
1つのキャパシタおよび前記少なくとも1つのウェル固
定領域の各々においてそれぞれ配置される、請求項2に
記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記第2のコンタクト部は、前記セルブ
ロックが行列状に配置されたときに行方向または/およ
び列方向に整列するように、前記少なくとも1つのキャ
パシタの各々において配置される、請求項2に記載の半
導体装置。 - 【請求項5】 前記所定の設計ルールは、 前記ウェルの表面に形成される前記チャネル形成領域お
よび前記第1の不純物領域並びに前記第2の不純物領域
の存在しない領域を所定の第1の面積よりも小さくし、
かつ、前記ウェルの表面上に絶縁膜を介して形成される
前記第2の電極の存在しない領域を所定の第2の面積よ
りも小さくする第1のルールと、 所定の第3の面積を有する任意の領域における前記チャ
ネル形成領域および前記第1の不純物領域並びに前記第
2の不純物領域の合計占有率を所定の範囲内とする第2
のルールと、 前記第2の不純物領域を所定の間隔ごとに設ける第3の
ルールとからなり、 前記チャネル形成領域、前記第1の不純物領域および前
記第2の電極並びに前記第2の不純物領域は、前記所定
の設計ルールが満たされるように配置される、請求項2
に記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記第2の電極は、前記第2の不純物領
域の外周にさらに配置される、請求項5に記載の半導体
装置。 - 【請求項7】 前記少なくとも1つのダミー形成領域の
各々は、前記セルブロックよりも面積が小さい少なくと
も1つのもう1つのセルブロックをさらに含み、 前記少なくとも1つのもう1つのセルブロックの各々
は、 前記ウェルの表面に形成される不純物領域と、 前記ウェルの電位を固定するための所定の電圧を前記不
純物領域に印加するためのコンタクト部と、 前記ウェルの表面上に絶縁膜を介して設けられる電極配
線とからなり、 前記少なくとも1つのもう1つのセルブロックの各々
は、隣接して配置されるもう1つのセルブロックおよび
/または隣接して配置されるセルブロックに対して前記
所定の設計ルールが満たされるように配置される、請求
項1に記載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記電極配線は、前記不純物領域の外周
に配置される、請求項7に記載の半導体装置。 - 【請求項9】 前記電極配線は、前記不純物領域の両側
に配置される、請求項7に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002148692A JP2003347405A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002148692A JP2003347405A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003347405A true JP2003347405A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29767135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002148692A Withdrawn JP2003347405A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003347405A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7245516B2 (en) | 2005-11-21 | 2007-07-17 | Fujitsu Limited | Layout method and computer program product |
JP2007250705A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nec Electronics Corp | 半導体集積回路装置及びダミーパターンの配置方法 |
JP2010093110A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Nec Corp | キャパシタ配置方法 |
CN111474980A (zh) * | 2020-05-14 | 2020-07-31 | 华大半导体有限公司 | 电流镜电路 |
-
2002
- 2002-05-23 JP JP2002148692A patent/JP2003347405A/ja not_active Withdrawn
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