JP2003346485A - 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法Info
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- JP2003346485A JP2003346485A JP2002149329A JP2002149329A JP2003346485A JP 2003346485 A JP2003346485 A JP 2003346485A JP 2002149329 A JP2002149329 A JP 2002149329A JP 2002149329 A JP2002149329 A JP 2002149329A JP 2003346485 A JP2003346485 A JP 2003346485A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、書き込み後の閾値分布が狭い分布と
なる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルに
複数の異なる閾値を設定することにより多値を記録する
不揮発性のメモリコア回路と、該メモリコア回路への書
き込みを制御する制御回路を含み、該制御回路は、ある
1つの閾値にメモリセルをプログラムする際に該1つの
閾値に設定されるメモリセル及び該1つの閾値より高い
閾値に設定されるメモリセルを該1つの閾値にプログラ
ムし、該複数の異なる閾値の低い方の閾値から順番にプ
ログラムしていくことを特徴とする。
なる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルに
複数の異なる閾値を設定することにより多値を記録する
不揮発性のメモリコア回路と、該メモリコア回路への書
き込みを制御する制御回路を含み、該制御回路は、ある
1つの閾値にメモリセルをプログラムする際に該1つの
閾値に設定されるメモリセル及び該1つの閾値より高い
閾値に設定されるメモリセルを該1つの閾値にプログラ
ムし、該複数の異なる閾値の低い方の閾値から順番にプ
ログラムしていくことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に不揮発性半
導体記憶装置に関し、詳しくは不揮発性半導体記憶装置
おけるデータ書き込み方法及びデータ書き込み回路に関
する。
導体記憶装置に関し、詳しくは不揮発性半導体記憶装置
おけるデータ書き込み方法及びデータ書き込み回路に関
する。
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置において、書き
込み対象であるメモリセルにプログラム動作により書き
込みを行うと、メモリセルトランジスタのゲートに電荷
が注入され閾値電圧が上昇する。これにより、ゲートに
閾値以下の電圧を印加しても電流が流れなくなり、デー
タ“0”を書き込んだ状態が達成される。一般に、消去
状態のメモリセルの閾値電圧にはバラツキがある。従っ
て、所定の書き込み電圧を印加してプログラム動作を実
行し、閾値電圧がベリファイレベル以上になるようにベ
リファイすると、書き込み後のメモリセルの閾値電圧は
ベリファイレベル以上である程度分布を有するものとな
る。
込み対象であるメモリセルにプログラム動作により書き
込みを行うと、メモリセルトランジスタのゲートに電荷
が注入され閾値電圧が上昇する。これにより、ゲートに
閾値以下の電圧を印加しても電流が流れなくなり、デー
タ“0”を書き込んだ状態が達成される。一般に、消去
状態のメモリセルの閾値電圧にはバラツキがある。従っ
て、所定の書き込み電圧を印加してプログラム動作を実
行し、閾値電圧がベリファイレベル以上になるようにベ
リファイすると、書き込み後のメモリセルの閾値電圧は
ベリファイレベル以上である程度分布を有するものとな
る。
【0002】メモリセルを異なる閾値電圧に設定するこ
とで多値を表現する多値メモリセルの不揮発性半導体記
憶装置の場合には、閾値電圧が広い分布を有すると、隣
り合うレベル値の間の間隔が狭くなり確実なデータ記録
を実行することが困難になる。
とで多値を表現する多値メモリセルの不揮発性半導体記
憶装置の場合には、閾値電圧が広い分布を有すると、隣
り合うレベル値の間の間隔が狭くなり確実なデータ記録
を実行することが困難になる。
【0003】図1は、従来技術において多値メモリセル
への書き込み動作を示すフローチャートである。図1
は、ビット分布が4レベルの場合に相当する。図2は、
図1のフローチャートでメモリセルの書き込みを実行し
た後のビット分布を示す図である。ここで横軸はメモリ
セルトランジスタの閾値電圧を示し、縦軸はビット数
(メモリセルの数)を示す。図2に示されるように、書
き込み後には、Erase及びLevel0からLev
el2までの4つの値のレベルが存在する。
への書き込み動作を示すフローチャートである。図1
は、ビット分布が4レベルの場合に相当する。図2は、
図1のフローチャートでメモリセルの書き込みを実行し
た後のビット分布を示す図である。ここで横軸はメモリ
セルトランジスタの閾値電圧を示し、縦軸はビット数
(メモリセルの数)を示す。図2に示されるように、書
き込み後には、Erase及びLevel0からLev
el2までの4つの値のレベルが存在する。
【0004】4つのレベルのデータを書き込むには、ま
ずステップST1で、ページバッファに対してデータロ
ードを行う。次にステップST2で、Level2の書
き込み対象メモリセルについて、書き込みバッファWB
にデータを格納する。ステップST3で、Level2
の電位パルスを用いて書き込み対象メモリセルをプログ
ラムする。ステップST4で、Level2まで閾値電
圧がシフトしているかを検証する。ステップST5で、
全ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判
定する。パスしていない場合にはステップST3に戻
り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込
み対象ビットがパスすると、Level2のプログラム
動作を完了して次のステップへ進む。
ずステップST1で、ページバッファに対してデータロ
ードを行う。次にステップST2で、Level2の書
き込み対象メモリセルについて、書き込みバッファWB
にデータを格納する。ステップST3で、Level2
の電位パルスを用いて書き込み対象メモリセルをプログ
ラムする。ステップST4で、Level2まで閾値電
圧がシフトしているかを検証する。ステップST5で、
全ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判
定する。パスしていない場合にはステップST3に戻
り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込
み対象ビットがパスすると、Level2のプログラム
動作を完了して次のステップへ進む。
【0005】ステップST6で、Level0及びLe
vel1の書き込み対象メモリセルについて、書き込み
バッファWBにデータを格納する。ステップST7で、
Level0の電位パルスを用いて書き込み対象メモリ
セルをプログラムする。ステップST8で、Level
0まで閾値電圧がシフトしているかを検証する。ステッ
プST9で、全ての書き込み対象ビットが検証をパスし
たか否かを判定する。パスしていない場合にはステップ
ST7に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全
ての書き込み対象ビットがパスすると、Level0の
プログラム動作を完了して次のステップへ進む。
vel1の書き込み対象メモリセルについて、書き込み
バッファWBにデータを格納する。ステップST7で、
Level0の電位パルスを用いて書き込み対象メモリ
セルをプログラムする。ステップST8で、Level
0まで閾値電圧がシフトしているかを検証する。ステッ
プST9で、全ての書き込み対象ビットが検証をパスし
たか否かを判定する。パスしていない場合にはステップ
ST7に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全
ての書き込み対象ビットがパスすると、Level0の
プログラム動作を完了して次のステップへ進む。
【0006】ステップST10で、Level1の書き
込み対象メモリセルについて、書き込みバッファWBに
データを格納する。ステップST11で、Level1
の電位パルスを用いて書き込み対象メモリセルをプログ
ラムする。ステップST12で、Level1まで閾値
電圧がシフトしているかを検証する。ステップST13
で、全ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否か
を判定する。パスしていない場合にはステップST11
に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書
き込み対象ビットがパスすると、Levelのプログラ
ム動作を完了して書き込み処理を終了する。
込み対象メモリセルについて、書き込みバッファWBに
データを格納する。ステップST11で、Level1
の電位パルスを用いて書き込み対象メモリセルをプログ
ラムする。ステップST12で、Level1まで閾値
電圧がシフトしているかを検証する。ステップST13
で、全ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否か
を判定する。パスしていない場合にはステップST11
に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書
き込み対象ビットがパスすると、Levelのプログラ
ム動作を完了して書き込み処理を終了する。
【発明が解決しようとする課題】一般にプログラム動作
により書き込みを実行する際に、他のセルより先にプロ
グラム完了するメモリセルに着目すると、このメモリセ
ルがプログラムされる時点では他のメモリセルの書き込
みはまだ完了されておらず、書き込み動作終了後のメモ
リセル状態と比較してより多くの消去状態メモリセルが
存在することになる。この状態では、着目対象のメモリ
セルをベリファイする際に、同一のワード線に接続され
る消去状態の多数のメモリセルを介して大量の電流がグ
ラウンド側に流れる。このため配線抵抗によりメモリセ
ルのソース側の電位が上昇し、意図した閾値電圧よりも
低い閾値電圧でベリファイをパスしてしまう結果とな
る。同一のワード線に接続される他のメモリセル状態が
読み出し動作時のメモリセル状態とは異なるので、上記
ソース電位の上昇が実際の読み出し時とは異なり、これ
が理由となりデータ誤りが生じる可能性がある。
により書き込みを実行する際に、他のセルより先にプロ
グラム完了するメモリセルに着目すると、このメモリセ
ルがプログラムされる時点では他のメモリセルの書き込
みはまだ完了されておらず、書き込み動作終了後のメモ
リセル状態と比較してより多くの消去状態メモリセルが
存在することになる。この状態では、着目対象のメモリ
セルをベリファイする際に、同一のワード線に接続され
る消去状態の多数のメモリセルを介して大量の電流がグ
ラウンド側に流れる。このため配線抵抗によりメモリセ
ルのソース側の電位が上昇し、意図した閾値電圧よりも
低い閾値電圧でベリファイをパスしてしまう結果とな
る。同一のワード線に接続される他のメモリセル状態が
読み出し動作時のメモリセル状態とは異なるので、上記
ソース電位の上昇が実際の読み出し時とは異なり、これ
が理由となりデータ誤りが生じる可能性がある。
【0007】図1で示した書き込み手順においても、上
記説明したのと同様の理由により、図2に示されるLe
vel0乃至Level2の閾値分布は、ハッチで示さ
れる意図される分布よりも下側に分布が広がってしま
う。即ち、意図した閾値よりも低い閾値でベリファイを
パスすることで、閾値分布が下側に広がったものとなっ
てしまう。
記説明したのと同様の理由により、図2に示されるLe
vel0乃至Level2の閾値分布は、ハッチで示さ
れる意図される分布よりも下側に分布が広がってしま
う。即ち、意図した閾値よりも低い閾値でベリファイを
パスすることで、閾値分布が下側に広がったものとなっ
てしまう。
【0008】特にLevel2のプログラムを実行する
段階では、Level0及びLevel1の書き込み動
作はまだ実行されておらず、書き込み動作終了後のメモ
リセル状態と比較してより多くの消去状態メモリセルが
存在する。従って、メモリセルのソース側の電位が読み
出し時と比較してLevel2ベリファイ時にはより大
きく上昇し、意図した閾値電圧よりも低い閾値電圧でベ
リファイをパスしてしまう結果となる。これによって
も、閾値分布が下側に広がったものとなってしまう。
段階では、Level0及びLevel1の書き込み動
作はまだ実行されておらず、書き込み動作終了後のメモ
リセル状態と比較してより多くの消去状態メモリセルが
存在する。従って、メモリセルのソース側の電位が読み
出し時と比較してLevel2ベリファイ時にはより大
きく上昇し、意図した閾値電圧よりも低い閾値電圧でベ
リファイをパスしてしまう結果となる。これによって
も、閾値分布が下側に広がったものとなってしまう。
【0009】またLevel0のプログラムを実行する
段階では、Level1書き込み対象メモリセルの閾値
をLevel1まで引き上げる書き込み動作はまだ実行
されておらず、書き込み動作終了後のメモリセル状態と
比較してより多くの消去状態メモリセルが存在する。従
って上記同様に、閾値分布が下側に広がったものとなっ
てしまう。
段階では、Level1書き込み対象メモリセルの閾値
をLevel1まで引き上げる書き込み動作はまだ実行
されておらず、書き込み動作終了後のメモリセル状態と
比較してより多くの消去状態メモリセルが存在する。従
って上記同様に、閾値分布が下側に広がったものとなっ
てしまう。
【0010】メモリセルを異なる閾値電圧に設定するこ
とで多値を表現する多値メモリセルの不揮発性半導体記
憶装置の場合には、このように閾値電圧が広い分布を有
すると、隣り合うレベル値の間の間隔が狭くなり確実な
データ記録を実行することが困難になる。
とで多値を表現する多値メモリセルの不揮発性半導体記
憶装置の場合には、このように閾値電圧が広い分布を有
すると、隣り合うレベル値の間の間隔が狭くなり確実な
データ記録を実行することが困難になる。
【0011】以上を鑑みて、本発明は、書き込み後の閾
値分布が狭い分布となる不揮発性半導体記憶装置を提供
することを目的とする。
値分布が狭い分布となる不揮発性半導体記憶装置を提供
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明による不揮発性半
導体記憶装置は、メモリセルに複数の異なる閾値を設定
することにより多値を記録する不揮発性のメモリコア回
路と、該メモリコア回路への書き込みを制御する制御回
路を含み、該制御回路は、ある1つの閾値にメモリセル
をプログラムする際に該1つの閾値に設定されるメモリ
セル及び該1つの閾値より高い閾値に設定されるメモリ
セルを該1つの閾値にプログラムし、該複数の異なる閾
値の低い方の閾値から順番にプログラムしていくことを
特徴とする。
導体記憶装置は、メモリセルに複数の異なる閾値を設定
することにより多値を記録する不揮発性のメモリコア回
路と、該メモリコア回路への書き込みを制御する制御回
路を含み、該制御回路は、ある1つの閾値にメモリセル
をプログラムする際に該1つの閾値に設定されるメモリ
セル及び該1つの閾値より高い閾値に設定されるメモリ
セルを該1つの閾値にプログラムし、該複数の異なる閾
値の低い方の閾値から順番にプログラムしていくことを
特徴とする。
【0012】上記不揮発性半導体記憶装置によれば、あ
る閾値に対するプログラム及びベリファイ動作を実行す
る時点では、既にそれ以下の閾値の書き込み動作は終了
している。従って、書き込み動作終了後の読み出し時の
メモリセル状態と比較して、同一或いは類似したプログ
ラム状態となっている。これにより、メモリセルのソー
ス側の電位の上昇の度合いが、読み出し時と比較して略
同等となり、意図した閾値電圧に略等しい閾値電圧が設
定される。従って、従来のように閾値分布が下側に広が
ってしまうことがなく、各閾値の間のレベルの差を充分
に確保して、確実なデータ記録を実現することが出来
る。
る閾値に対するプログラム及びベリファイ動作を実行す
る時点では、既にそれ以下の閾値の書き込み動作は終了
している。従って、書き込み動作終了後の読み出し時の
メモリセル状態と比較して、同一或いは類似したプログ
ラム状態となっている。これにより、メモリセルのソー
ス側の電位の上昇の度合いが、読み出し時と比較して略
同等となり、意図した閾値電圧に略等しい閾値電圧が設
定される。従って、従来のように閾値分布が下側に広が
ってしまうことがなく、各閾値の間のレベルの差を充分
に確保して、確実なデータ記録を実現することが出来
る。
【0013】また本発明による不揮発性半導体記憶装置
は、不揮発性メモリセルを含むメモリコア回路と、該メ
モリコア回路への書き込みを制御する制御回路を含み、
該制御回路は、所定の閾値にメモリセルをプログラムす
る際に所定のプログラムパルスを用いてプログラムして
該所定の閾値よりも低い閾値でベリファイし、その後該
所定のプログラムパルスより弱いプログラムパルスでプ
ログラムして該所定の閾値でベリファイすることを特徴
とする。
は、不揮発性メモリセルを含むメモリコア回路と、該メ
モリコア回路への書き込みを制御する制御回路を含み、
該制御回路は、所定の閾値にメモリセルをプログラムす
る際に所定のプログラムパルスを用いてプログラムして
該所定の閾値よりも低い閾値でベリファイし、その後該
所定のプログラムパルスより弱いプログラムパルスでプ
ログラムして該所定の閾値でベリファイすることを特徴
とする。
【0014】上記不揮発性半導体記憶装置においては、
書き込み対象メモリセルの分布は、最初に所定の閾値よ
り低い参照レベルでベリファイしてその分布の右側の位
置が決定され、その後比較的低い電位のパルスを用いて
プログラムしながら所定の閾値の参照レベルでベリファ
イして分布の左側を押し上げるので、最初から所定の閾
値の参照レベルでベリファイする場合と比較して狭い分
布となる。
書き込み対象メモリセルの分布は、最初に所定の閾値よ
り低い参照レベルでベリファイしてその分布の右側の位
置が決定され、その後比較的低い電位のパルスを用いて
プログラムしながら所定の閾値の参照レベルでベリファ
イして分布の左側を押し上げるので、最初から所定の閾
値の参照レベルでベリファイする場合と比較して狭い分
布となる。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を添付の
図面を用いて詳細に説明する。
図面を用いて詳細に説明する。
【0015】図3は、本発明による多値メモリセルへの
書き込み動作を示すフローチャートである。図3は、ビ
ット分布が4レベルの場合に相当する。図4は、図3の
フローチャートでメモリセルの書き込みを実行する際の
ビット分布を示す図である。
書き込み動作を示すフローチャートである。図3は、ビ
ット分布が4レベルの場合に相当する。図4は、図3の
フローチャートでメモリセルの書き込みを実行する際の
ビット分布を示す図である。
【0016】本発明により4つのレベルのデータを書き
込むには、まずステップST1で、ページバッファに対
してデータロードを行う。次にステップST2で、Le
vel0及びLevel2の書き込み対象メモリセルに
ついて、書き込みバッファWBにデータを格納する。ス
テップST3で、Level0のプログラムベリファイ
を実行する。ステップST4で、level0の電位パ
ルスを用いてLevel0及びLevel2の書き込み
対象メモリセルをプログラムする。ステップST5で、
全ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判
定する。ここでベリファイの参照レベルとしては、Le
vel0に最小限必要な閾値電圧であるlv0から0.
1Vだけ低い電位を用いる。パスしていない場合にはス
テップST4に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返
す。全ての書き込み対象ビットがパスすると、Leve
l0のプログラム動作を取り敢えず完了する。
込むには、まずステップST1で、ページバッファに対
してデータロードを行う。次にステップST2で、Le
vel0及びLevel2の書き込み対象メモリセルに
ついて、書き込みバッファWBにデータを格納する。ス
テップST3で、Level0のプログラムベリファイ
を実行する。ステップST4で、level0の電位パ
ルスを用いてLevel0及びLevel2の書き込み
対象メモリセルをプログラムする。ステップST5で、
全ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判
定する。ここでベリファイの参照レベルとしては、Le
vel0に最小限必要な閾値電圧であるlv0から0.
1Vだけ低い電位を用いる。パスしていない場合にはス
テップST4に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返
す。全ての書き込み対象ビットがパスすると、Leve
l0のプログラム動作を取り敢えず完了する。
【0017】この段階では、図4(a)に示されるよう
に、Level0及びLevel2の書き込み対象メモ
リセルがLevel0のレベルにプログラムされた状態
となる。但しこの際、メモリセルの閾値電圧の分布は、
Level0に最小限必要な閾値電圧であるlv0より
0.1V左に寄った分布となっている。
に、Level0及びLevel2の書き込み対象メモ
リセルがLevel0のレベルにプログラムされた状態
となる。但しこの際、メモリセルの閾値電圧の分布は、
Level0に最小限必要な閾値電圧であるlv0より
0.1V左に寄った分布となっている。
【0018】ステップST6で、Level1及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルについて、書き込み
バッファWBにデータを格納する。ステップST7で、
Level1のプログラムベリファイを実行する。ステ
ップST8で、level1の電位パルスを用いてLe
vel1及びLevel2の書き込み対象メモリセルを
プログラムする。ステップST9で、全ての書き込み対
象ビットが検証をパスしたか否かを判定する。ここでベ
リファイの参照レベルとしては、Level1に最小限
必要な閾値電圧であるlv1から0.1Vだけ低い電位
を用いる。パスしていない場合にはステップST8に戻
り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込
み対象ビットがパスすると、Level1のプログラム
動作を取り敢えず完了する。
vel2の書き込み対象メモリセルについて、書き込み
バッファWBにデータを格納する。ステップST7で、
Level1のプログラムベリファイを実行する。ステ
ップST8で、level1の電位パルスを用いてLe
vel1及びLevel2の書き込み対象メモリセルを
プログラムする。ステップST9で、全ての書き込み対
象ビットが検証をパスしたか否かを判定する。ここでベ
リファイの参照レベルとしては、Level1に最小限
必要な閾値電圧であるlv1から0.1Vだけ低い電位
を用いる。パスしていない場合にはステップST8に戻
り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込
み対象ビットがパスすると、Level1のプログラム
動作を取り敢えず完了する。
【0019】この段階では、図4(b)に示されるよう
に、Level0の書き込み対象メモリセルがLeve
l0のレベルにプログラムされ、Level1及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルがLevel1のレ
ベルにプログラムされた状態となる。但しこの際、メモ
リセルの閾値電圧の分布は、Level0については最
小限必要な閾値電圧であるlv0より0.1V左に寄っ
た分布となると共に、Level1については最小限必
要な閾値電圧であるlv1より0.1V左に寄った分布
となっている。
に、Level0の書き込み対象メモリセルがLeve
l0のレベルにプログラムされ、Level1及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルがLevel1のレ
ベルにプログラムされた状態となる。但しこの際、メモ
リセルの閾値電圧の分布は、Level0については最
小限必要な閾値電圧であるlv0より0.1V左に寄っ
た分布となると共に、Level1については最小限必
要な閾値電圧であるlv1より0.1V左に寄った分布
となっている。
【0020】ステップST10で、Level2の書き
込み対象メモリセルについて、書き込みバッファWBに
データを格納する。ステップST11で、Level2
のプログラムベリファイを実行する。ステップST12
で、level2の電位パルスを用いてLevel2の
書き込み対象メモリセルをプログラムする。ステップS
T13で、全ての書き込み対象ビットが検証をパスした
か否かを判定する。ここでベリファイの参照レベルとし
ては、Level2に最小限必要な閾値電圧であるlv
2を用いる。パスしていない場合にはステップST12
に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書
き込み対象ビットがパスすると、Level2のプログ
ラム動作を完了する。
込み対象メモリセルについて、書き込みバッファWBに
データを格納する。ステップST11で、Level2
のプログラムベリファイを実行する。ステップST12
で、level2の電位パルスを用いてLevel2の
書き込み対象メモリセルをプログラムする。ステップS
T13で、全ての書き込み対象ビットが検証をパスした
か否かを判定する。ここでベリファイの参照レベルとし
ては、Level2に最小限必要な閾値電圧であるlv
2を用いる。パスしていない場合にはステップST12
に戻り、プログラム及び検証動作を繰り返す。全ての書
き込み対象ビットがパスすると、Level2のプログ
ラム動作を完了する。
【0021】この段階では、図4(c)に示されるよう
に、Level0の書き込み対象メモリセルがLeve
l0のレベルにプログラムされ、Level1の書き込
み対象メモリセルがLevel1のレベルにプログラム
され、更にLevel2の書き込み対象メモリセルがL
evel2のレベルにプログラムされた状態となる。こ
の際、メモリセルの閾値電圧の分布は、Level0に
ついては最小限必要な閾値電圧であるlv0より0.1
V左に寄った分布となると共に、Level1について
は最小限必要な閾値電圧であるlv1より0.1V左に
寄った分布となっている。またLevel2について
は、最小限必要な閾値電圧であるlv2により画定され
た分布となっている。
に、Level0の書き込み対象メモリセルがLeve
l0のレベルにプログラムされ、Level1の書き込
み対象メモリセルがLevel1のレベルにプログラム
され、更にLevel2の書き込み対象メモリセルがL
evel2のレベルにプログラムされた状態となる。こ
の際、メモリセルの閾値電圧の分布は、Level0に
ついては最小限必要な閾値電圧であるlv0より0.1
V左に寄った分布となると共に、Level1について
は最小限必要な閾値電圧であるlv1より0.1V左に
寄った分布となっている。またLevel2について
は、最小限必要な閾値電圧であるlv2により画定され
た分布となっている。
【0022】ステップST14で、Level0及びL
evel2の書き込み対象メモリセルについて、書き込
みバッファWBにデータを格納する。ステップST15
で、Level0のプログラムベリファイを実行する。
ステップST16で、level0−V1(=0.1
V)の電位パルスを用いてLevel0の書き込み対象
メモリセルをプログラムする。ステップST17で、全
ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判定
する。ここでベリファイの参照レベルとしては、Lev
el0に最小限必要な閾値電圧であるlv0を用いる。
パスしていない場合にはステップST16に戻り、プロ
グラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込み対象ビ
ットがパスすると、Level0のプログラム動作を完
了する。
evel2の書き込み対象メモリセルについて、書き込
みバッファWBにデータを格納する。ステップST15
で、Level0のプログラムベリファイを実行する。
ステップST16で、level0−V1(=0.1
V)の電位パルスを用いてLevel0の書き込み対象
メモリセルをプログラムする。ステップST17で、全
ての書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判定
する。ここでベリファイの参照レベルとしては、Lev
el0に最小限必要な閾値電圧であるlv0を用いる。
パスしていない場合にはステップST16に戻り、プロ
グラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込み対象ビ
ットがパスすると、Level0のプログラム動作を完
了する。
【0023】この段階では、図4(d)にハッチで示さ
れるように、Level0の書き込み対象メモリセルの
分布において、分布左側の部分のメモリセルは閾値が押
し上げられる。プログラムパルスはlevel0−V1
であるので、閾値が上げられたメモリセルは、当初の閾
値分布の右側を越えることはない。これにより、図4
(c)に示される元の分布に対して、ハッチで示される
分布はより狭い分布となる。
れるように、Level0の書き込み対象メモリセルの
分布において、分布左側の部分のメモリセルは閾値が押
し上げられる。プログラムパルスはlevel0−V1
であるので、閾値が上げられたメモリセルは、当初の閾
値分布の右側を越えることはない。これにより、図4
(c)に示される元の分布に対して、ハッチで示される
分布はより狭い分布となる。
【0024】ステップST18で、Level1及びL
evel2の書き込み対象メモリセルについて、書き込
みバッファWBにデータを格納する。ステップST19
で、Level1のプログラムベリファイを実行する。
ステップST20で、level1−V1(=0.1
V)の電位パルスを用いてLevel1の書き込み対象
メモリセルをプログラムする。ステップST9で、全て
の書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判定す
る。ここでベリファイの参照レベルとしては、Leve
l1に最小限必要な閾値電圧であるlv1を用いる。パ
スしていない場合にはステップST20に戻り、プログ
ラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込み対象ビッ
トがパスすると、Level1のプログラム動作を完了
する。
evel2の書き込み対象メモリセルについて、書き込
みバッファWBにデータを格納する。ステップST19
で、Level1のプログラムベリファイを実行する。
ステップST20で、level1−V1(=0.1
V)の電位パルスを用いてLevel1の書き込み対象
メモリセルをプログラムする。ステップST9で、全て
の書き込み対象ビットが検証をパスしたか否かを判定す
る。ここでベリファイの参照レベルとしては、Leve
l1に最小限必要な閾値電圧であるlv1を用いる。パ
スしていない場合にはステップST20に戻り、プログ
ラム及び検証動作を繰り返す。全ての書き込み対象ビッ
トがパスすると、Level1のプログラム動作を完了
する。
【0025】この段階では、図4(e)にハッチで示さ
れるように、Level1の書き込み対象メモリセルの
分布において、分布左側の部分が押し上げられる。これ
により、図4(c)に示される元の分布に対して、より
狭い分布となる。
れるように、Level1の書き込み対象メモリセルの
分布において、分布左側の部分が押し上げられる。これ
により、図4(c)に示される元の分布に対して、より
狭い分布となる。
【0026】この段階では、図4(e)にハッチで示さ
れるように、Level1の書き込み対象メモリセルの
分布において、分布左側の部分のメモリセルは閾値が押
し上げられる。プログラムパルスはlevel1−V1
であるので、閾値が上げられたメモリセルは、当初の閾
値分布の右側を越えることはない。これにより、図4
(c)に示される元の分布に対して、ハッチで示される
分布はより狭い分布となる。
れるように、Level1の書き込み対象メモリセルの
分布において、分布左側の部分のメモリセルは閾値が押
し上げられる。プログラムパルスはlevel1−V1
であるので、閾値が上げられたメモリセルは、当初の閾
値分布の右側を越えることはない。これにより、図4
(c)に示される元の分布に対して、ハッチで示される
分布はより狭い分布となる。
【0027】以上で全ての処理を終了する。
【0028】以上の書き込み処理によって、図4(e)
に示されるように、多値レベルにプログラムされたメモ
リセルが得られる。上に説明されるように、Level
0の書き込み対象メモリセルの分布及びLevel1の
書き込み対象メモリセルの分布は、最初に所定の閾値か
ら0.1Vだけ低い参照レベルでベリファイしその後比
較的低い電位のパルスを用いてプログラムしながら所定
の閾値の参照レベルでベリファイするので、最初から所
定の閾値の参照レベルでベリファイする場合と比較して
狭い分布となる。
に示されるように、多値レベルにプログラムされたメモ
リセルが得られる。上に説明されるように、Level
0の書き込み対象メモリセルの分布及びLevel1の
書き込み対象メモリセルの分布は、最初に所定の閾値か
ら0.1Vだけ低い参照レベルでベリファイしその後比
較的低い電位のパルスを用いてプログラムしながら所定
の閾値の参照レベルでベリファイするので、最初から所
定の閾値の参照レベルでベリファイする場合と比較して
狭い分布となる。
【0029】またLevel2の書き込み対象メモリセ
ルについては、このLevel2のプログラム及びベリ
ファイ動作を実行する時点では、既にLevel0及び
Level1の書き込み動作は終了している。従って、
書き込み動作終了後の読み出し時のメモリセル状態と比
較して、Level0及びLevel1については同一
のプログラム状態となっている。これにより、メモリセ
ルのソース側の電位の上昇の度合いが、読み出し時と比
較して略同等となり、意図した閾値電圧に略等しい閾値
電圧が設定される。従って、従来のように閾値分布が下
側に広がってしまうことがなく、Level1との間の
レベルの差を充分に確保して、確実なデータ記録を実現
することが出来る。
ルについては、このLevel2のプログラム及びベリ
ファイ動作を実行する時点では、既にLevel0及び
Level1の書き込み動作は終了している。従って、
書き込み動作終了後の読み出し時のメモリセル状態と比
較して、Level0及びLevel1については同一
のプログラム状態となっている。これにより、メモリセ
ルのソース側の電位の上昇の度合いが、読み出し時と比
較して略同等となり、意図した閾値電圧に略等しい閾値
電圧が設定される。従って、従来のように閾値分布が下
側に広がってしまうことがなく、Level1との間の
レベルの差を充分に確保して、確実なデータ記録を実現
することが出来る。
【0030】図5は、本発明による不揮発性半導体記憶
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0031】図5の不揮発性半導体記憶装置10は、ス
テートマシン11、コマンドレジスタ12、I/Oレジ
スタ&バッファ13、メモリセルアレイ14、ローアド
レスデコーダ15、コラムアドレスデコーダ16、アド
レスレジスタ17、データレジスタ&センスアンプ1
8、ステータスレジスタ19、及び高電圧発生回路20
を含む。
テートマシン11、コマンドレジスタ12、I/Oレジ
スタ&バッファ13、メモリセルアレイ14、ローアド
レスデコーダ15、コラムアドレスデコーダ16、アド
レスレジスタ17、データレジスタ&センスアンプ1
8、ステータスレジスタ19、及び高電圧発生回路20
を含む。
【0032】ステートマシン11は、アドレスラッチイ
ネーブルALE、コマンドラッチイネーブルCLE、ス
ペアエリアイネーブル/SE、ライトプロテクト/W
P、チップイネーブル/CE、リードイネーブル/R
E、ライトイネーブル/WE等の制御信号を外部から受
け取ると共に、コマンドレジスタ12からコマンドを受
け取り、これらの制御信号及びコマンドに基づいてステ
ートマシンとして動作し、不揮発性半導体記憶装置10
の各部の動作を制御する。コマンドレジスタ12は、チ
ップイネーブル/CE、リードイネーブル/RE、及び
ライトイネーブル/WEの各制御信号と、I/Oレジス
タ&バッファ13を介して外部から供給されるコマン
ド、アドレス、及び入出力データとを受け取り、コマン
ドを内部レジスタに格納する。I/Oレジスタ&バッフ
ァ13は、外部からコマンド、アドレス、及び入出力デ
ータを受け取り、これらをコマンドレジスタ12、アド
レスレジスタ17、及びステータスレジスタ19に供給
する。
ネーブルALE、コマンドラッチイネーブルCLE、ス
ペアエリアイネーブル/SE、ライトプロテクト/W
P、チップイネーブル/CE、リードイネーブル/R
E、ライトイネーブル/WE等の制御信号を外部から受
け取ると共に、コマンドレジスタ12からコマンドを受
け取り、これらの制御信号及びコマンドに基づいてステ
ートマシンとして動作し、不揮発性半導体記憶装置10
の各部の動作を制御する。コマンドレジスタ12は、チ
ップイネーブル/CE、リードイネーブル/RE、及び
ライトイネーブル/WEの各制御信号と、I/Oレジス
タ&バッファ13を介して外部から供給されるコマン
ド、アドレス、及び入出力データとを受け取り、コマン
ドを内部レジスタに格納する。I/Oレジスタ&バッフ
ァ13は、外部からコマンド、アドレス、及び入出力デ
ータを受け取り、これらをコマンドレジスタ12、アド
レスレジスタ17、及びステータスレジスタ19に供給
する。
【0033】ステートマシン11は、アドレスレジスタ
17の指示するメモリセルアレイ14のアドレスからデ
ータを読み出すために、メモリセルアレイ14、ローア
ドレスデコーダ15、コラムアドレスデコーダ16等を
制御する。またステートマシン11は、メモリセルアレ
イ14の書き込みアドレスにデータを書き込むために、
メモリセルアレイ14、ローアドレスデコーダ15、コ
ラムアドレスデコーダ16等を制御する。またステート
マシン11は、メモリセルアレイ14の指定された領域
を所定単位で一括消去するために、アドレスレジスタ1
7を介してメモリセルアレイ14、ローアドレスデコー
ダ15、コラムアドレスデコーダ16等を制御する。
17の指示するメモリセルアレイ14のアドレスからデ
ータを読み出すために、メモリセルアレイ14、ローア
ドレスデコーダ15、コラムアドレスデコーダ16等を
制御する。またステートマシン11は、メモリセルアレ
イ14の書き込みアドレスにデータを書き込むために、
メモリセルアレイ14、ローアドレスデコーダ15、コ
ラムアドレスデコーダ16等を制御する。またステート
マシン11は、メモリセルアレイ14の指定された領域
を所定単位で一括消去するために、アドレスレジスタ1
7を介してメモリセルアレイ14、ローアドレスデコー
ダ15、コラムアドレスデコーダ16等を制御する。
【0034】メモリセルアレイ14はメモリセルトラン
ジスタの配列、ワード線、ビット線等を含み、各メモリ
セルトランジスタにデータを記憶する。データ読み出し
時には、活性化ワード線で指定されるメモリセルからの
データが、ビット線に読み出される。プログラム或いは
イレーズ時には、ワード線及びビット線をそれぞれの動
作に応じた適当な電位に設定することで、メモリセルに
対する電荷注入或いは電荷抜き取りの動作を実行する。
ジスタの配列、ワード線、ビット線等を含み、各メモリ
セルトランジスタにデータを記憶する。データ読み出し
時には、活性化ワード線で指定されるメモリセルからの
データが、ビット線に読み出される。プログラム或いは
イレーズ時には、ワード線及びビット線をそれぞれの動
作に応じた適当な電位に設定することで、メモリセルに
対する電荷注入或いは電荷抜き取りの動作を実行する。
【0035】データレジスタ&センスアンプ18はステ
ートマシン11の制御の下で動作し、ローアドレスデコ
ーダ15及びコラムアドレスデコーダ16による指定に
応じてメモリセルアレイ14から供給されるデータの電
流を、基準電流と比較することでデータが0であるか1
であるかの判定を行う。この判定はデータレジスタ&セ
ンスアンプ18内のセンスアンプ回路により実行され、
判定結果は読み出しデータとしてI/Oレジスタ&バッ
ファ13に供給される。またプログラム動作及びイレー
ズ動作に伴うベリファイ動作は、ローアドレスデコーダ
15及びコラムアドレスデコーダ16による指定に応じ
てメモリセルアレイ14から供給されるデータの電流
を、プログラムベリファイ用及びイレーズベリファイ用
の基準電流と比較することで行われる。プログラム動作
においては、データレジスタ&センスアンプ18のレジ
スタに書き込みデータが格納され、このデータに基づい
てメモリセルアレイ14のワード線及びビット線を適当
な電位に設定することで、メモリセルに対する電荷注入
を実行するステータスレジスタ19は、不揮発性半導体
記憶装置10の動作に関するステータス情報を格納する
レジスタであり、このレジスタ内容をI/Oレジスタ&
バッファ13を介して外部から読み出すことで、デバイ
スがレディ状態であるか、書込み保護モードであるか、
又はプログラム/消去動作中かを判断することが出来
る。高電圧発生回路20は、プログラム動作及びイレー
ズ動作に用いられる高電位を発生する回路である。
ートマシン11の制御の下で動作し、ローアドレスデコ
ーダ15及びコラムアドレスデコーダ16による指定に
応じてメモリセルアレイ14から供給されるデータの電
流を、基準電流と比較することでデータが0であるか1
であるかの判定を行う。この判定はデータレジスタ&セ
ンスアンプ18内のセンスアンプ回路により実行され、
判定結果は読み出しデータとしてI/Oレジスタ&バッ
ファ13に供給される。またプログラム動作及びイレー
ズ動作に伴うベリファイ動作は、ローアドレスデコーダ
15及びコラムアドレスデコーダ16による指定に応じ
てメモリセルアレイ14から供給されるデータの電流
を、プログラムベリファイ用及びイレーズベリファイ用
の基準電流と比較することで行われる。プログラム動作
においては、データレジスタ&センスアンプ18のレジ
スタに書き込みデータが格納され、このデータに基づい
てメモリセルアレイ14のワード線及びビット線を適当
な電位に設定することで、メモリセルに対する電荷注入
を実行するステータスレジスタ19は、不揮発性半導体
記憶装置10の動作に関するステータス情報を格納する
レジスタであり、このレジスタ内容をI/Oレジスタ&
バッファ13を介して外部から読み出すことで、デバイ
スがレディ状態であるか、書込み保護モードであるか、
又はプログラム/消去動作中かを判断することが出来
る。高電圧発生回路20は、プログラム動作及びイレー
ズ動作に用いられる高電位を発生する回路である。
【0036】図3及び4を用いて説明した本発明による
書き込み動作は、ステートマシン11の制御により、デ
ータレジスタ&センスアンプ18及びメモリセルアレイ
14並びにその周辺回路を動作させることで実行され
る。
書き込み動作は、ステートマシン11の制御により、デ
ータレジスタ&センスアンプ18及びメモリセルアレイ
14並びにその周辺回路を動作させることで実行され
る。
【0037】図6は、ページバッファ及びライトバッフ
ァの構成の一例を示す図である。
ァの構成の一例を示す図である。
【0038】図6の回路は、主にNMOSトランジスタ
31乃至45、PMOSトランジスタ46及び47、ペ
ージバッファラッチ51及び52、NMOSトランジス
タ及びPMOSトランジスタからなるインバータ61及
び62を含む。ページバッファラッチ51は、NMOS
トランジスタ及びPMOSトランジスタからなるインバ
ータ53及び54を含み、各インバータが互いの出力を
入力とすることでラッチを構成する。ページバッファラ
ッチ52は、NMOSトランジスタ及びPMOSトラン
ジスタからなるインバータ55及び56を含み、各イン
バータが互いの出力を入力とすることでラッチを構成す
る。ページバッファラッチ52は更にPMOSトランジ
スタ57を含む。またインバータ61及び62は、互い
の出力を入力とすることでラッチを構成し、このラッチ
がライトバッファWBとして機能する。
31乃至45、PMOSトランジスタ46及び47、ペ
ージバッファラッチ51及び52、NMOSトランジス
タ及びPMOSトランジスタからなるインバータ61及
び62を含む。ページバッファラッチ51は、NMOS
トランジスタ及びPMOSトランジスタからなるインバ
ータ53及び54を含み、各インバータが互いの出力を
入力とすることでラッチを構成する。ページバッファラ
ッチ52は、NMOSトランジスタ及びPMOSトラン
ジスタからなるインバータ55及び56を含み、各イン
バータが互いの出力を入力とすることでラッチを構成す
る。ページバッファラッチ52は更にPMOSトランジ
スタ57を含む。またインバータ61及び62は、互い
の出力を入力とすることでラッチを構成し、このラッチ
がライトバッファWBとして機能する。
【0039】図7は、図6の回路による書き込み動作の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【0040】まずデータロード動作について説明する。
最初にLOAD1、LOAD2、PRELOADをHI
GHにすることで、NMOSトランジスタ37、38、
及び43を導通させる。これによりページバッファラッ
チ51のB1がグラウンドに落とされると共に、ページ
バッファラッチ52のB2がグラウンドに落とされ、ペ
ージバッファラッチ51及び52がリセット状態とな
る。次にLDPBをHIGHにしてNMOSトランジス
タ33を導通させると共に、YD1niをHIGHにし
てNMOSトランジスタ31を導通させる。この状態で
LQ1をHIGHにしてNMOSトランジスタ34を導
通し、端子PB00の第1のデータをページバッファラ
ッチ51に格納する。更に、YD1niを再度HIGH
にしてNMOSトランジスタ31を導通させ、LQ2を
HIGHにしてNMOSトランジスタ35を導通し、端
子PB00の第2のデータをページバッファラッチ52
に格納する。
最初にLOAD1、LOAD2、PRELOADをHI
GHにすることで、NMOSトランジスタ37、38、
及び43を導通させる。これによりページバッファラッ
チ51のB1がグラウンドに落とされると共に、ページ
バッファラッチ52のB2がグラウンドに落とされ、ペ
ージバッファラッチ51及び52がリセット状態とな
る。次にLDPBをHIGHにしてNMOSトランジス
タ33を導通させると共に、YD1niをHIGHにし
てNMOSトランジスタ31を導通させる。この状態で
LQ1をHIGHにしてNMOSトランジスタ34を導
通し、端子PB00の第1のデータをページバッファラ
ッチ51に格納する。更に、YD1niを再度HIGH
にしてNMOSトランジスタ31を導通させ、LQ2を
HIGHにしてNMOSトランジスタ35を導通し、端
子PB00の第2のデータをページバッファラッチ52
に格納する。
【0041】以上により、ページバッファラッチ51及
び52への2ビットデータの格納が終了する。この2ビ
ットデータは、(A1,A2)の組み合せにより以下の
ように各レベルを表現する。
び52への2ビットデータの格納が終了する。この2ビ
ットデータは、(A1,A2)の組み合せにより以下の
ように各レベルを表現する。
【0042】
(A1,A2) レベル
(0,0) Level2
(1,0) Level1
(0,1) Level0
(1,1) Erase
次にLevel2の書き込み動作について説明する。ま
ずDISをHIGHにしてNMOSトランジスタ44を
導通させる。これにより信号線SNSをグラウンドに落
とす。次にLOAD3及びPGMONをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ39及び41を導通させ
る。この時、ページバッファラッチ51及び52の(A
1,A2)が(0,0)であれば、NMOSトランジス
タ36が導通してA1の“0”がライトバッファWBに
格納される。即ち信号線AWがLOWとなる。ページバ
ッファラッチ51及び52の(A1,A2)が(0,
0)でなければ、ライトバッファWBにおいて信号線A
WはLOWとはならない。即ち、上記動作によって、L
evel2の書き込み対象メモリセルのみをプログラム
対象としてライトバッファWBに格納する。
ずDISをHIGHにしてNMOSトランジスタ44を
導通させる。これにより信号線SNSをグラウンドに落
とす。次にLOAD3及びPGMONをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ39及び41を導通させ
る。この時、ページバッファラッチ51及び52の(A
1,A2)が(0,0)であれば、NMOSトランジス
タ36が導通してA1の“0”がライトバッファWBに
格納される。即ち信号線AWがLOWとなる。ページバ
ッファラッチ51及び52の(A1,A2)が(0,
0)でなければ、ライトバッファWBにおいて信号線A
WはLOWとはならない。即ち、上記動作によって、L
evel2の書き込み対象メモリセルのみをプログラム
対象としてライトバッファWBに格納する。
【0043】ここでライトバッファWBにおいて信号線
AWがLOWとなることが、対象メモリセルに対してプ
ログラム動作を実行することに対応する。即ち、BL_
CNTRLをHIGHにすることでNMOSトランジス
タ40を導通させ、またPGMONをHIGHにするこ
とでNMOSトランジスタ41を導通させることで、ラ
イトバッファWBが格納するデータ(信号線AWの電
位)を、ビット線BLqに供給する。このようにしてL
OW電位をビット線BLqに供給することで、対応する
メモリセルに対するプログラム動作を実行する。
AWがLOWとなることが、対象メモリセルに対してプ
ログラム動作を実行することに対応する。即ち、BL_
CNTRLをHIGHにすることでNMOSトランジス
タ40を導通させ、またPGMONをHIGHにするこ
とでNMOSトランジスタ41を導通させることで、ラ
イトバッファWBが格納するデータ(信号線AWの電
位)を、ビット線BLqに供給する。このようにしてL
OW電位をビット線BLqに供給することで、対応する
メモリセルに対するプログラム動作を実行する。
【0044】次にLevel0の書き込み動作について
説明する。この場合には、LOAD1をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ38を導通させる。この
時、ページバッファラッチ51のA1が0であれば、そ
の反転であるB1の“1”が、NMOSトランジスタ3
8を介してライトバッファWBのBW側に“1”として
格納される。即ちライトバッファWBの信号線AWがL
OWとなる。この場合、ページバッファラッチ52の値
に関わらずページバッファラッチ51のA1が0であれ
ば、ライトバッファWBにおいて信号線AWはLOWと
なる。即ち、上記動作によって、Level0及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルをプログラム対象と
してライトバッファWBに格納することになる。
説明する。この場合には、LOAD1をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ38を導通させる。この
時、ページバッファラッチ51のA1が0であれば、そ
の反転であるB1の“1”が、NMOSトランジスタ3
8を介してライトバッファWBのBW側に“1”として
格納される。即ちライトバッファWBの信号線AWがL
OWとなる。この場合、ページバッファラッチ52の値
に関わらずページバッファラッチ51のA1が0であれ
ば、ライトバッファWBにおいて信号線AWはLOWと
なる。即ち、上記動作によって、Level0及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルをプログラム対象と
してライトバッファWBに格納することになる。
【0045】対象メモリセルに対してプログラム動作を
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ40を導通させ、またPG
MONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ4
1を導通させる。これにより、ライトバッファWBの信
号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給する。
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ40を導通させ、またPG
MONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ4
1を導通させる。これにより、ライトバッファWBの信
号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給する。
【0046】次にLevel1の書き込み動作について
説明する。この場合には、LOAD2をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ37を導通させる。この
時、ページバッファラッチ52のA2が0であれば、そ
の反転であるB2の“1”が、NMOSトランジスタ3
7を介してライトバッファWBのBW側に“1”として
格納される。即ちライトバッファWBの信号線AWがL
OWとなる。この場合、ページバッファラッチ51の値
に関わらずページバッファラッチ52のA2が0であれ
ば、ライトバッファWBにおいて信号線AWはLOWと
なる。即ち、上記動作によって、Level1及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルをプログラム対象と
してライトバッファWBに格納することになる。
説明する。この場合には、LOAD2をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ37を導通させる。この
時、ページバッファラッチ52のA2が0であれば、そ
の反転であるB2の“1”が、NMOSトランジスタ3
7を介してライトバッファWBのBW側に“1”として
格納される。即ちライトバッファWBの信号線AWがL
OWとなる。この場合、ページバッファラッチ51の値
に関わらずページバッファラッチ52のA2が0であれ
ば、ライトバッファWBにおいて信号線AWはLOWと
なる。即ち、上記動作によって、Level1及びLe
vel2の書き込み対象メモリセルをプログラム対象と
してライトバッファWBに格納することになる。
【0047】対象メモリセルに対してプログラム動作を
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ40を導通させ、またPG
MONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ4
1を導通させる。これにより、ライトバッファWBの信
号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給する。
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ40を導通させ、またPG
MONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ4
1を導通させる。これにより、ライトバッファWBの信
号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給する。
【0048】以上のようにして、図6の回路を用いれ
ば、図3のステップST2或いはステップST14に示
すようにLevel0及びLevel2のデータをライ
トバッファWBにロードしてプログラムする動作、ステ
ップST6或いはステップST18に示すようにLev
el1及びLevel2のデータをライトバッファWB
にロードしてプログラムする動作、更にステップST1
0に示すようにLevel2のデータのみをライトバッ
ファWBにロードしてプログラムする動作を随時実行す
ることが可能になる。図6の回路においては、ライトバ
ッファWBのデータをプログラム動作後にリセットして
も、ページバッファラッチ51及び52に格納されてい
る各メモリセルのデータはそのまま残っている。従っ
て、一度プログラム動作を行ったレベルであっても、ペ
ージバッファラッチ51及び52からライトバッファW
Bに再度データを転送して格納することが可能であり、
図3のフローチャートの手順を実行することが可能とな
る。
ば、図3のステップST2或いはステップST14に示
すようにLevel0及びLevel2のデータをライ
トバッファWBにロードしてプログラムする動作、ステ
ップST6或いはステップST18に示すようにLev
el1及びLevel2のデータをライトバッファWB
にロードしてプログラムする動作、更にステップST1
0に示すようにLevel2のデータのみをライトバッ
ファWBにロードしてプログラムする動作を随時実行す
ることが可能になる。図6の回路においては、ライトバ
ッファWBのデータをプログラム動作後にリセットして
も、ページバッファラッチ51及び52に格納されてい
る各メモリセルのデータはそのまま残っている。従っ
て、一度プログラム動作を行ったレベルであっても、ペ
ージバッファラッチ51及び52からライトバッファW
Bに再度データを転送して格納することが可能であり、
図3のフローチャートの手順を実行することが可能とな
る。
【0049】図8は図6の回路による読み出し動作の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【0050】図8に示される手順によって各信号を制御
することで、メモリセルが格納するデータの読み出しが
可能になる。図8においては、メモリセルからビット線
を介して順次読み出したデータの判定結果をページバッ
ファラッチ51及び52に順次格納して、ページバッフ
ァラッチ51及び52の格納するデータを4ビットのレ
ベル値を示すデータとして読み出す動作が実行される。
することで、メモリセルが格納するデータの読み出しが
可能になる。図8においては、メモリセルからビット線
を介して順次読み出したデータの判定結果をページバッ
ファラッチ51及び52に順次格納して、ページバッフ
ァラッチ51及び52の格納するデータを4ビットのレ
ベル値を示すデータとして読み出す動作が実行される。
【0051】図9は、ページバッファ及びライトバッフ
ァの構成の別の一例を示す図である。
ァの構成の別の一例を示す図である。
【0052】図6の回路は、主にNMOSトランジスタ
131乃至145、PMOSトランジスタ146及び1
47、ページバッファラッチ151及び152、NMO
Sトランジスタ及びPMOSトランジスタからなるイン
バータ161及び162を含む。ページバッファラッチ
151は、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジ
スタからなるインバータ153及び154を含み、各イ
ンバータが互いの出力を入力とすることでラッチを構成
する。ページバッファラッチ152は、NMOSトラン
ジスタ及びPMOSトランジスタからなるインバータ1
55及び156を含み、各インバータが互いの出力を入
力とすることでラッチを構成する。ページバッファラッ
チ152は更にPMOSトランジスタ157を含む。ま
たインバータ161及び162は、互いの出力を入力と
することでラッチを構成し、このラッチがライトバッフ
ァWBとして機能する。
131乃至145、PMOSトランジスタ146及び1
47、ページバッファラッチ151及び152、NMO
Sトランジスタ及びPMOSトランジスタからなるイン
バータ161及び162を含む。ページバッファラッチ
151は、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジ
スタからなるインバータ153及び154を含み、各イ
ンバータが互いの出力を入力とすることでラッチを構成
する。ページバッファラッチ152は、NMOSトラン
ジスタ及びPMOSトランジスタからなるインバータ1
55及び156を含み、各インバータが互いの出力を入
力とすることでラッチを構成する。ページバッファラッ
チ152は更にPMOSトランジスタ157を含む。ま
たインバータ161及び162は、互いの出力を入力と
することでラッチを構成し、このラッチがライトバッフ
ァWBとして機能する。
【0053】図6の回路では、ページバッファラッチ5
1及び52に格納されるデータは、通常の2進表現に対
応する形式で4つのレベル値を表現していたが、図9の
回路では以下に示すようなグレイコード(隣り合うレベ
ル間での距離が1のコード)で各レベルを表現する。
1及び52に格納されるデータは、通常の2進表現に対
応する形式で4つのレベル値を表現していたが、図9の
回路では以下に示すようなグレイコード(隣り合うレベ
ル間での距離が1のコード)で各レベルを表現する。
【0054】
(A1,A2) レベル
(0,1) Level2
(0,0) Level1
(1,0) Level0
(1,1) Erase
図10は、図9の回路による書き込み動作の一例を示す
図である。
図である。
【0055】まずデータロード動作について説明する。
最初にLOAD1、LOAD2、PRELOADをHI
GHにすることで、NMOSトランジスタ137、13
8、及び143を導通させる。これによりページバッフ
ァラッチ151のB1がグラウンドに落とされると共
に、ページバッファラッチ152のB2がグラウンドに
落とされ、ページバッファラッチ151及び152がリ
セット状態となる。次にLDPBをHIGHにしてPM
OSトランジスタ133を非導通にすると共に、YD1
niをHIGHにしてNMOSトランジスタ131を導
通させる。この状態でLQ1をHIGHにしてNMOS
トランジスタ134を導通し、端子PB00の第1のデ
ータをページバッファラッチ151に格納する。更に、
YD1niを再度HIGHにしてNMOSトランジスタ
131を導通させ、LQ2をHIGHにしてNMOSト
ランジスタ135を導通し、端子PB00の第2のデー
タをページバッファラッチ152に格納する。
最初にLOAD1、LOAD2、PRELOADをHI
GHにすることで、NMOSトランジスタ137、13
8、及び143を導通させる。これによりページバッフ
ァラッチ151のB1がグラウンドに落とされると共
に、ページバッファラッチ152のB2がグラウンドに
落とされ、ページバッファラッチ151及び152がリ
セット状態となる。次にLDPBをHIGHにしてPM
OSトランジスタ133を非導通にすると共に、YD1
niをHIGHにしてNMOSトランジスタ131を導
通させる。この状態でLQ1をHIGHにしてNMOS
トランジスタ134を導通し、端子PB00の第1のデ
ータをページバッファラッチ151に格納する。更に、
YD1niを再度HIGHにしてNMOSトランジスタ
131を導通させ、LQ2をHIGHにしてNMOSト
ランジスタ135を導通し、端子PB00の第2のデー
タをページバッファラッチ152に格納する。
【0056】以上により、ページバッファラッチ151
及び152への2ビットデータの格納が終了する。この
2ビットデータは、前記のようにグレイコードで表現さ
れる。
及び152への2ビットデータの格納が終了する。この
2ビットデータは、前記のようにグレイコードで表現さ
れる。
【0057】次にLevel2の書き込み動作について
説明する。LOAD3及びPGMONをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ139及び141を導通さ
せる。この時、ページバッファラッチ151及び152
の(A1,A2)が(0,1)であれば、NMOSトラ
ンジスタ136が導通してA1の“0”がライトバッフ
ァWBに格納される。即ち信号線AWがLOWとなる。
ページバッファラッチ151及び152の(A1,A
2)が(0,1)でなければ、ライトバッファWBにお
いて信号線AWはLOWとはならない。即ち、上記動作
によって、Level2の書き込み対象メモリセルのみ
をプログラム対象としてライトバッファWBに格納す
る。
説明する。LOAD3及びPGMONをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ139及び141を導通さ
せる。この時、ページバッファラッチ151及び152
の(A1,A2)が(0,1)であれば、NMOSトラ
ンジスタ136が導通してA1の“0”がライトバッフ
ァWBに格納される。即ち信号線AWがLOWとなる。
ページバッファラッチ151及び152の(A1,A
2)が(0,1)でなければ、ライトバッファWBにお
いて信号線AWはLOWとはならない。即ち、上記動作
によって、Level2の書き込み対象メモリセルのみ
をプログラム対象としてライトバッファWBに格納す
る。
【0058】対象メモリセルに対してプログラム動作を
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ140を導通させ、またP
GMONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ
141を導通させる。これにより、ライトバッファWB
の信号線AWのLOW電位をビット線BLqに供給し、
対応するメモリセルに対するプログラム動作を実行す
る。
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ140を導通させ、またP
GMONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ
141を導通させる。これにより、ライトバッファWB
の信号線AWのLOW電位をビット線BLqに供給し、
対応するメモリセルに対するプログラム動作を実行す
る。
【0059】次にLevel0の書き込み動作について
説明する。この場合には、LOAD1をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ137を導通させる。この
時、ページバッファラッチ152のA2が0であれば、
その反転であるB2の“1”が、NMOSトランジスタ
137を介してライトバッファWBのBW側に“1”と
して格納される。即ちライトバッファWBの信号線AW
がLOWとなる。この場合、ページバッファラッチ15
1の値に関わらずページバッファラッチ152のA2が
0であれば、ライトバッファWBにおいて信号線AWは
LOWとなる。即ち、上記動作によって、Level0
及びLevel1の書き込み対象メモリセルをプログラ
ム対象としてライトバッファWBに格納することにな
る。
説明する。この場合には、LOAD1をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ137を導通させる。この
時、ページバッファラッチ152のA2が0であれば、
その反転であるB2の“1”が、NMOSトランジスタ
137を介してライトバッファWBのBW側に“1”と
して格納される。即ちライトバッファWBの信号線AW
がLOWとなる。この場合、ページバッファラッチ15
1の値に関わらずページバッファラッチ152のA2が
0であれば、ライトバッファWBにおいて信号線AWは
LOWとなる。即ち、上記動作によって、Level0
及びLevel1の書き込み対象メモリセルをプログラ
ム対象としてライトバッファWBに格納することにな
る。
【0060】対象メモリセルに対してプログラム動作を
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ140を導通させ、またP
GMONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ
141を導通させる。これにより、ライトバッファWB
の信号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給す
る。
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ140を導通させ、またP
GMONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ
141を導通させる。これにより、ライトバッファWB
の信号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給す
る。
【0061】次にLevel1の書き込み動作について
説明する。この場合には、LOAD2をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ138を導通させる。この
時、ページバッファラッチ151のA1が0であれば、
その反転であるB1の“1”が、NMOSトランジスタ
138を介してライトバッファWBのBW側に“1”と
して格納される。即ちライトバッファWBの信号線AW
がLOWとなる。この場合、ページバッファラッチ15
2の値に関わらずページバッファラッチ151のA1が
0であれば、ライトバッファWBにおいて信号線AWは
LOWとなる。即ち、上記動作によって、Level1
及びLevel2の書き込み対象メモリセルをプログラ
ム対象としてライトバッファWBに格納することにな
る。
説明する。この場合には、LOAD2をHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ138を導通させる。この
時、ページバッファラッチ151のA1が0であれば、
その反転であるB1の“1”が、NMOSトランジスタ
138を介してライトバッファWBのBW側に“1”と
して格納される。即ちライトバッファWBの信号線AW
がLOWとなる。この場合、ページバッファラッチ15
2の値に関わらずページバッファラッチ151のA1が
0であれば、ライトバッファWBにおいて信号線AWは
LOWとなる。即ち、上記動作によって、Level1
及びLevel2の書き込み対象メモリセルをプログラ
ム対象としてライトバッファWBに格納することにな
る。
【0062】対象メモリセルに対してプログラム動作を
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ140を導通させ、またP
GMONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ
141を導通させる。これにより、ライトバッファWB
の信号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給す
る。
実行するためには、BL_CNTRLをHIGHにする
ことでNMOSトランジスタ140を導通させ、またP
GMONをHIGHにすることでNMOSトランジスタ
141を導通させる。これにより、ライトバッファWB
の信号線AWのLOW電位を、ビット線BLqに供給す
る。
【0063】以上のように図9の回路においては、ライ
トバッファWBのデータをプログラム動作後にリセット
しても、ページバッファラッチ151及び152に格納
されている各メモリセルのデータはそのまま残ってい
る。従って、一度プログラム動作を行ったレベルであっ
ても、ページバッファラッチ151及び152からライ
トバッファWBに再度データを転送して格納することが
可能であり、図3のフローチャートと同様の手順を実行
することが可能となる。
トバッファWBのデータをプログラム動作後にリセット
しても、ページバッファラッチ151及び152に格納
されている各メモリセルのデータはそのまま残ってい
る。従って、一度プログラム動作を行ったレベルであっ
ても、ページバッファラッチ151及び152からライ
トバッファWBに再度データを転送して格納することが
可能であり、図3のフローチャートと同様の手順を実行
することが可能となる。
【0064】なおグレイコードを使用した場合には、本
発明の書き込み手順は図3のフローチャートとは若干異
なってくる。図3のフローチャートでは、Level0
及びLevel2を最初にプログラムし、Level1
及びLevel2を次にプログラムし、最後にLeve
l2をプログラムする。それに対してグレイコードを用
いた場合には、Level0及びLevel1を最初に
プログラムし、Level1及びLevel2を次にプ
ログラムし、最後にLevel2をプログラムすること
になる。
発明の書き込み手順は図3のフローチャートとは若干異
なってくる。図3のフローチャートでは、Level0
及びLevel2を最初にプログラムし、Level1
及びLevel2を次にプログラムし、最後にLeve
l2をプログラムする。それに対してグレイコードを用
いた場合には、Level0及びLevel1を最初に
プログラムし、Level1及びLevel2を次にプ
ログラムし、最後にLevel2をプログラムすること
になる。
【0065】図11は図9の回路による読み出し動作の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【0066】図11に示される手順によって各信号を制
御することで、メモリセルが格納するデータの読み出し
が可能になる。図11においては、メモリセルからビッ
ト線を介して順次読み出したデータの判定結果をページ
バッファラッチ151及び152に順次格納して、ペー
ジバッファラッチ151及び152の格納するデータを
4ビットのレベル値を示すデータとして読み出す動作が
実行される。
御することで、メモリセルが格納するデータの読み出し
が可能になる。図11においては、メモリセルからビッ
ト線を介して順次読み出したデータの判定結果をページ
バッファラッチ151及び152に順次格納して、ペー
ジバッファラッチ151及び152の格納するデータを
4ビットのレベル値を示すデータとして読み出す動作が
実行される。
【0067】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
【発明の効果】本発明による不揮発性半導体記憶装置に
よれば、ある閾値に対するプログラム及びベリファイ動
作を実行する時点では、既にそれ以下の閾値の書き込み
動作は終了している。従って、書き込み動作終了後の読
み出し時のメモリセル状態と比較して、同一或いは類似
したプログラム状態となっている。これにより、メモリ
セルのソース側の電位の上昇の度合いが、読み出し時と
比較して略同等となり、意図した閾値電圧に略等しい閾
値電圧が設定される。従って、従来のように閾値分布が
下側に広がってしまうことがなく、各閾値の間のレベル
の差を充分に確保して、確実なデータ記録を実現するこ
とが出来る。
よれば、ある閾値に対するプログラム及びベリファイ動
作を実行する時点では、既にそれ以下の閾値の書き込み
動作は終了している。従って、書き込み動作終了後の読
み出し時のメモリセル状態と比較して、同一或いは類似
したプログラム状態となっている。これにより、メモリ
セルのソース側の電位の上昇の度合いが、読み出し時と
比較して略同等となり、意図した閾値電圧に略等しい閾
値電圧が設定される。従って、従来のように閾値分布が
下側に広がってしまうことがなく、各閾値の間のレベル
の差を充分に確保して、確実なデータ記録を実現するこ
とが出来る。
【0068】また不揮発性半導体記憶装置においては、
書き込み対象メモリセルの分布は、最初に所定の閾値よ
り低い参照レベルでベリファイしてその分布の右側の位
置が決定され、その後比較的低い電位のパルスを用いて
プログラムしながら所定の閾値の参照レベルでベリファ
イして分布の左側を押し上げるので、最初から所定の閾
値の参照レベルでベリファイする場合と比較して狭い分
布となる。
書き込み対象メモリセルの分布は、最初に所定の閾値よ
り低い参照レベルでベリファイしてその分布の右側の位
置が決定され、その後比較的低い電位のパルスを用いて
プログラムしながら所定の閾値の参照レベルでベリファ
イして分布の左側を押し上げるので、最初から所定の閾
値の参照レベルでベリファイする場合と比較して狭い分
布となる。
【図1】従来技術において多値メモリセルへの書き込み
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図2】図1のフローチャートでメモリセルの書き込み
を実行した後のビット分布を示す図である。
を実行した後のビット分布を示す図である。
【図3】本発明による多値メモリセルへの書き込み動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートでメモリセルの書き込み
を実行する際のビット分布を示す図である。
を実行する際のビット分布を示す図である。
【図5】本発明による不揮発性半導体記憶装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図6】ページバッファ及びライトバッファの構成の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図7】図6の回路による書き込み動作の一例を示す図
である。
である。
【図8】図6の回路による読み出し動作の一例を示す図
である。
である。
【図9】ページバッファ及びライトバッファの構成の別
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図10】図9の回路による書き込み動作の一例を示す
図である。
図である。
【図11】図9の回路による読み出し動作の一例を示す
図である。
図である。
10 不揮発性半導体記憶装置
11 ステートマシン
12 コマンドレジスタ
13 I/Oレジスタ&バッファ
14 メモリセルアレイ
15 ローアドレスデコーダ
16 コラムアドレスデコーダ
17 アドレスレジスタ
18 データレジスタ&センスアンプ
19 ステータスレジスタ
20 高電圧発生回路
Claims (9)
- 【請求項1】メモリセルに複数の異なる閾値を設定する
ことにより多値を記録する不揮発性のメモリコア回路
と、 該メモリコア回路への書き込みを制御する制御回路を含
み、該制御回路は、該複数の異なる閾値のうちの1つの
閾値にメモリセルをプログラムする際に該1つの閾値に
設定されるメモリセル及び該1つの閾値より高い閾値に
設定されるメモリセルを該1つの閾値にプログラムし、
該複数の異なる閾値の低い方の閾値から順番にプログラ
ムしていくことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】メモリセルへの書き込みデータを格納する
ページバッファレジスタと、 該ページバッファレジスタのデータがプログラム時に転
送され該転送されたデータをプログラム動作に使用する
ために格納するライトバッファを更に含み、該ページバ
ッファレジスタの内容はプログラム動作の間保持され続
けることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記
憶装置。 - 【請求項3】該ページバッファレジスタから該ライトバ
ッファにデータを転送する論理回路を更に含み、該論理
回路は2つ以上の異なる閾値の設定対象について同時に
該ページバッファレジスタから該ライトバッファにデー
タを転送することを特徴とする請求項2記載の不揮発性
半導体記憶装置。 - 【請求項4】該論理回路は該ページバッファレジスタに
格納されるデータの一部のビットの状態に基づいて該ペ
ージバッファレジスタから該ライトバッファにデータを
転送するか否かを制御することを特徴とする請求項3記
載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】該制御回路は、所定の閾値にメモリセルを
プログラムする際に所定のプログラムパルスを用いてプ
ログラムして該所定の閾値よりも低い閾値でベリファイ
し、その後該所定のプログラムパルスより弱いプログラ
ムパルスでプログラムして該所定の閾値でベリファイす
ることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶
装置。 - 【請求項6】複数の異なる閾値のうちの1つの閾値にメ
モリセルをプログラムする際に該1つの閾値に設定され
るメモリセル及び該1つの閾値より高い閾値に設定され
るメモリセルを該1つの閾値にプログラムし、 該プログラム動作を該複数の異なる閾値の低い方の閾値
から順番に実行することでメモリセルを多値にプログラ
ムする各段階を含むことを特徴とする不揮発性半導体記
憶装置の書き込み方法。 - 【請求項7】所定の閾値にメモリセルをプログラムする
際に所定のプログラムパルスを用いてプログラムして該
所定の閾値よりも低い閾値でベリファイし、その後該所
定のプログラムパルスより弱いプログラムパルスでプロ
グラムして該所定の閾値でベリファイする段階を更に含
むことを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶
装置の書き込み方法。 - 【請求項8】不揮発性メモリセルを含むメモリコア回路
と、 該メモリコア回路への書き込みを制御する制御回路を含
み、該制御回路は、所定の閾値にメモリセルをプログラ
ムする際に所定のプログラムパルスを用いてプログラム
して該所定の閾値よりも低い閾値でベリファイし、その
後該所定のプログラムパルスより弱いプログラムパルス
でプログラムして該所定の閾値でベリファイすることを
特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項9】所定の閾値にメモリセルをプログラムする
際に所定のプログラムパルスを用いてプログラムして該
所定の閾値よりも低い閾値でベリファイし、 該ベリファイの後に該所定のプログラムパルスより弱い
プログラムパルスでプログラムして該所定の閾値でベリ
ファイする各段階を含むことを特徴とする不揮発性半導
体記憶装置の書き込み方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002149329A JP2003346485A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法 |
US10/438,211 US6738287B2 (en) | 2002-05-23 | 2003-05-15 | Nonvolatile semiconductor memory device having narrower threshold distribution |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2003346485A (ja) |
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