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JP2003341639A - ブロー成形容器 - Google Patents

ブロー成形容器

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JP2003341639A
JP2003341639A JP2002149381A JP2002149381A JP2003341639A JP 2003341639 A JP2003341639 A JP 2003341639A JP 2002149381 A JP2002149381 A JP 2002149381A JP 2002149381 A JP2002149381 A JP 2002149381A JP 2003341639 A JP2003341639 A JP 2003341639A
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rib
parison
range
biting
blow
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JP2002149381A
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Takayuki Goto
孝之 後藤
Masashi Yoneyama
正史 米山
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロー成形された積層剥離プラスチック容器
の底部の、食い切り成形された底シール部におけるパリ
ソン食い切り範囲の全域を、底シール部の圧着強度を高
める食い込み部の形成可能範囲とすることにより、底シ
ール部の圧着強度を高めて、底割れの発生を強力に防止
し、またこの高い耐底割れ強度を有するブロー成形積層
剥離プラスチック容器の生産速度を、無理なく高める。 【解決手段】 ブロー成形された積層剥離プラスチック
容器1の底部7の底シール部14を、一対のリブ片15
を重合圧着した底リブ16で構成し、底リブ16に、一
方のリブ片15から他方に食い込む食い込み部17を複
数設け、底部7の底壁11の、パーティングラインに沿
った長さを、パリソン食い切り範囲wと略等しい長さに
設定することにより、パリソン食い切り範囲wの全域を
食い込み部形成可能範囲vとさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロー成形された
積層剥離プラスチック容器の底シール部分の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自己形状保持能力の高い外層に、可撓性
に富んだ袋状の内層を、容易に剥離する状態で積層させ
て構成した、一般にデラミボトルと称されるブロー成形
壜体である積層剥離プラスチック容器が知られている。
【0003】このブロー成形された積層剥離プラスチッ
ク容器は、相溶性の殆どない外層パリソンと内層パリソ
ンとを共押し出しで積層パリソンに押し出し成形し、こ
の積層パリソンをブロー成形して得られるが、ブロー金
型のピンチオフ部で押し潰して食い切り成形される底シ
ール部分は、基本的には相溶性の殆どない外層部分と内
層部分との積層構造となるため、外層部分に容易に底割
れが発生する、と云う不満があった。
【0004】この不満を解消する従来技術として、ブロ
ー金型のピンチオフ部により扁平に押し潰されて食い切
り成形される底シール部を、一対のリブ片を重合圧着し
てパーティングラインに沿った突条状に成形した底リブ
で構成し、この底リブに、一対のリブ片の一方から他方
に食い込む食い込み部を複数設けて構成した技術(特開
平8−216238号公報参照)がある。
【0005】この従来技術は、図7および図8に示すよ
うに、上端に吸気孔6を開設した口筒部5を設けた胴部
4の下端に底部7を設けたブロー成形積層剥離プラスチ
ック容器1において、底シール部14を、高さ幅を有す
る突条状の底リブ16を主体として構成することによ
り、底シール部14における外層と内層との圧着面積を
大きくし、また複数の食い込み部17を設けることによ
り、外層と内層との圧着面積をさらに増大させるばかり
でなく、圧着面に平行する剪断力に対する抗力を飛躍的
に高め、これにより底割れの発生し難い、機械的強度の
充分に高い底シール部14を得ることを可能としてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、底シール部14が位置する底部
7の構造、すなわち脚壁8の内側部分が斜面部9となっ
ていることから、この斜面部9に位置する底シール部1
4部分の高さが低くなり、食い込み部17を形成するこ
とが、寸法上不可能となっている。
【0007】このため、底シール部14においては、パ
リソン食い切り範囲wに対して、食い込み部17を形成
できる食い込み部形成可能範囲vが小さくなってしま
い、この食い込み部形成可能範囲vを外れたパリソン食
い切り範囲w部分、すなわち底シール部14の両側端部
分の圧着強度を高める、と云う要望を充分に満たすこと
ができない、と云う不満があった。
【0008】すなわち、パリソン食い切り範囲wは、パ
リソンの揺れ変位を考慮して、標準径のパリソンを扁平
に押し潰した幅寸法よりも、上記した揺れ変位分だけ大
きくした幅となっているのであるが、生産性を上げるた
め、パリソンの成形速度を高めると、同じ合成樹脂材料
によりパリソンを押し出し成形しても、材料のMFRや
樹脂の分子量分布等により、得られるパリソン径の変化
(このパリソン径の変化程度をスウェル比と言う)が大
きくなり、径の大きいパリソンの場合、パリソン食い切
り範囲wの全域に食い切り部分が位置することになるの
で、底シール部14の両側端部分は、必ず食い込み部形
成可能範囲vから外れることになるからである。
【0009】特に、容器1に組付けたポンプにより内容
液を注出するのではなく、容器1の胴部4のスクイズ変
形を利用して内容液の注出を行うものにあっては、胴部
4スクイズ変形時に、底部7に大きな撓み力が作用する
ので、底シール部14の圧着強度を、この撓み力に充分
に耐えることのできる程度とする必要があるが、上記し
たように、底シール部14の両側端部分に対して食い込
み部17を形成することができないので、この底シール
部14の両側端部分の圧着強度を高めることができな
い、と云う問題があった。
【0010】なお、脚壁8の斜面部9の傾斜角度を大き
くすることにより、この斜面部9により高さ幅の減少さ
せられる底リブ16部分を少なくして、食い切り部形成
可能範囲vを広げることは可能であるが、斜面部9の傾
斜角度を大きくすると、ブロー成形された容器1の底部
7のブロー金型からの無理抜き程度が強くなり、離型動
作により底シール部14に底割れが、容易に発生するこ
とになる。
【0011】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、ブロー成形
された積層剥離プラスチック容器の底部の、食い切り成
形された底シール部におけるパリソン食い切り範囲の全
域を、底シール部の圧着強度を高める食い込み部の形成
可能範囲とすることを技術的課題とし、もって底シール
部の圧着強度を高めて、底割れの発生を強力に防止し、
またこの高い耐底割れ強度を有するブロー成形積層剥離
プラスチック容器の生産速度を、無理なく高めることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、ブロー成
形された積層剥離プラスチック容器であること、外層に
吸気孔を開設すること、ブロー金型のピンチオフ部によ
り扁平に押し潰されて食い切り成形される底部の底シー
ル部を、一対のリブ片を重合圧着して突条状に成形され
た底リブで構成すること、この底リブに、重合した一対
のリブ片の一方から他方に食い込む食い込み部を、横列
配設すること、底部の底壁のパーティングラインに沿っ
た幅を、底リブにおけるパリソン食い切り範囲の幅と略
等しく設定したことにある。
【0013】一対のリブ片を重合圧着して突条状となっ
た底リブで構成された底シール部は、圧着方向に沿って
外層、内層、内層、外層の順で積層した壁構造となって
いて、高さ幅を有する突条構造となっていることから、
大きな圧着面積を有するものとなり、これにより相溶性
の低い外層と内層との間であっても大きな圧着強度を発
揮することになる。
【0014】底リブに形成された食い込み部は、一方の
リブ片から他方のリブ片に食い込む構造となっているの
で、底リブにおける外層と内層との重合面は、この食い
込み部で凹凸状となり、これにより重合面積が増大して
圧着強度が高められると共に、圧着面の主体部分に平行
する剪断力に対する抗力が高くなる。
【0015】また、食い込み部は、強い押圧力による底
リブの局部的な押圧変形により成形されるので、食い込
み部付近の底リブ部分には強い押圧力が作用し、このた
め食い込み部における外層と内層とは強力に圧着される
ことになり、強い圧着強度を発揮する。
【0016】さらに、底部の底壁のパーティングライン
に沿った幅が、底リブにおけるパリソン食い切り範囲の
幅と略等しくなっているので、パリソン食い切り範囲の
底リブ部分は、充分な高さ幅を持つことになり、これに
よりその全域に食い込み部を無理なく形成することがで
きる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、食い込み部の食い込み方向を、交互に反転
させた、ことを加えたものである。
【0018】この請求項2記載の発明にあっては、隣り
合った食い込み部の食い込み方向が反対であるので、食
い込み部成形時に付近の外層と内層とが、強引に引っ張
られて大きく延び変形することになるので、外層と内層
との圧着面積が増大すると共に、外層と内層とがより強
力に圧着されることになり、これにより底シール部全体
としての圧着強度が高められる。
【0019】また、圧着面の主体部分に対して、食い込
み部が交互に反対側に位置するので、複数の食い込み部
により、両リブ片が圧着面の主体部分の両側で噛み合う
状態となり、これにより両リブ片の結合が構造的に高め
られる。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、底シール部におけるパリソン食い切り範囲
に位置する底リブ部分全域を、食い込み部形成可能範囲
とした、ことを加えたものである。
【0021】この請求項3記載の発明にあっては、重合
した一対のリブ片の結合強度の補強を必要とする、パリ
ソン食い切り範囲に位置する底リブ部分全域に、自由に
食い込み部を付形することができるので、一対のリブ片
の結合強度の補強を、所望する形態で達成することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照しながら説明する。
【0023】図1は、本発明による容器1の正面図、図
2は側面図、図3は底面図で、容器1は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料で、必要とする自
己形状保持能力を持たせて成形された外層2と、ナイロ
ン、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレン
テレフタレート等の外層2に対して相溶性の低い合成樹
脂材料で、撓み変形が自在な袋状に成形された内層3と
を積層(図2参照)させたブロー成形容器である。
【0024】この容器1の胴部4は円筒形状をしてお
り、胴部4の上端に起立連設され、外周面に螺条を刻設
した口筒部5の前後の外層2部分には、外気を外層2と
内層3との間に導入するための吸気孔6が開設されてお
り、胴部4の下端には円形の底壁11を有する底部7が
連設されている。
【0025】底部7(図3、図4参照)は、容器1の脚
部を構成する周囲の脚壁8と、この脚壁8に囲まれて容
器1内に陥没している底壁11と、この底壁11と一体
に連結し、パーティングライン上に位置して底壁11を
横断する底シール部14とから構成されている。
【0026】脚壁8(図2、図3、図4、図5参照)
は、外側の略直立した円筒状壁部分と、内側の下方に拡
径したテーパー円筒状の斜面部9の下端間を、円弧状に
連結した壁構造となっており、パーティングラインが位
置する下端部分に、パーティングラインに沿って付形さ
れる、高さの低いバリの高さよりも大きい深さを有する
逃げ凹部10を形成して構成されている。
【0027】底壁11(図2、図3、図4、図5参照)
は、脚壁8内周縁に連続する平板状の平坦部12と、こ
の平坦部12の中央部をパーティングラインに沿って横
断し、長径をパーティングラインに沿わせた略楕円球弧
壁状のドーム構造をして、容器1の内方に湾曲陥没した
肉厚な隆起部13とから構成されており、この底壁11
のパーティングラインに沿った長さは、底リブ16にお
けるパリソン食い切り範囲wの範囲長と略等しくなって
いる。
【0028】すなわち、底壁11のパーティングライン
に沿った長さは、従来例に比べて大きくなっており、そ
の分、底部7のブロー比が大きくなるが、図3は、底壁
11を円形にして、底部7の全周に亘って均等にブロー
比を大きくした場合を示し、図4は、底壁11を略楕円
状にして、パーティングラインに直交する方向のブロー
比の増大がないようにしている。
【0029】底シール部14(図3、図4、図5、図6
参照)は、両側端を脚壁8の斜面部9に位置させた状態
で、底壁11の隆起部13の中央を横断して位置してお
り、パリソンを容器1にブロー成形する際に、このパリ
ソンを前後から扁平に押し潰して食い切ることにより得
られる一対のリブ片15を、そのまま重合圧着して突条
状に成形された底リブ16を主体として構成され、この
底リブ16の下端面には、底リブ16の略全長に亘って
パリソンの食い切り跡である食い切り片19が残存形成
されており、この食い切り片19の位置している範囲
が、略パリソン食い切り範囲wとなる。
【0030】底リブ16には、一方のリブ片15から他
方のリブ片15に食い込む食い込み部17を形成する凹
陥穴18が、リブ片15の肉厚よりも大きい深さで、そ
の陥没方向を交互に反転させて横列形成されている。
【0031】また、底シール部14は、その全体が隆起
部13の楕円球弧面に沿って湾曲したアーチ状となって
おり、ブロー成形完了後における経時収縮変形による、
底壁11の中央部分の垂れ下がり変形の発生を確実に防
止している。
【0032】図5から明らかなように、底リブ16にお
けるの食い切り片19の両側端は、脚壁8の斜面部9側
にわずかに侵入しているだけであるので、一対のリブ片
15が重合する実質的なパリソン食い切り範囲wに位置
する底リブ16部分は、その全範囲を底壁11に位置さ
せ、これにより充分に大きな高さ幅を持つことになり、
それゆえパリソン食い切り範囲w全域を、無理なく食い
込み部形成可能範囲vとすることができる。
【0033】それゆえ、脚壁8の斜面部9に邪魔される
ことなく、パリソン食い切り範囲wの両側端部に食い込
み部17を簡単に付形することができ、これによりパリ
ソン食い切り範囲wの食い込み部17による補強が確実
なものとなる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。
【0035】請求項1記載の発明にあっては、パーティ
ングラインに沿った底壁の長さを、底リブのパリソン食
い切り範囲と略等しく設定したので、パリソン食い切り
範囲における底リブ部分の高さ幅を大きくすることがで
き、これによりパリソン食い切り範囲の全域を食い込み
部形成可能範囲とすることができ、もって底シール部全
域の圧着強度を高めて、耐底割れ強度の高いブロー成形
積層剥離プラスチック容器を提供することができる。
【0036】また、底リブのパリソン食い切り範囲の全
域を食い込み部形成可能範囲とすることができるので、
パリソンの成形速度を上げて、そのスウェル比が大きく
なっても、パリソンの径の大小に関わりなく、食い込み
部形成可能範囲をパリソン食い切り範囲内に確実に納め
ることができ、もって積層剥離プラスチック容器のブロ
ー成形生産速度を、無理なく高めることができる。
【0037】請求項2記載の発明にあっては、隣り合っ
た食い込み部の食い込み方向が逆となるので、両リブ片
が互いに他方に食い込んで噛み合う状態となると共に、
食い込み部における外層と内層との圧着力が強められ、
さらに底シール部における外層と内層との圧着面積が増
加することになり、もって底シール部における外層と内
層との圧着強度が更に高められる。
【0038】請求項3記載の発明にあっては、パリソン
食い切り範囲に位置する底リブ部分全域を、食い込み部
により確実に補強することができ、もって容器の底割れ
の発生を確実に防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す、全体正面図。
【図2】図1に示した実施例の一部破断した、全体側面
図。
【図3】図1に示した実施例の、全体底面図。
【図4】本発明の他の実施例の、全体底面図。
【図5】図1に示した実施例の、パーティングラインか
らわずかに外れた位置で縦断した、底部拡大縦断正面
図。
【図6】図1に示した実施例の、底シール部の構造の詳
細を示す、要部拡大縦断面側面図。
【図7】従来技術を示す、容器の全体正面図。
【図8】図7に示した容器の、全体底面図。
【符号の説明】
1 ; 容器 2 ; 外層 3 ; 内層 4 ; 胴部 5 ; 口筒部 6 ; 吸気孔 7 ; 底部 8 ; 脚壁 9 ; 斜面部 10; 逃げ凹部 11; 底壁 12; 平坦部 13; 隆起部 14; 底シール部 15; リブ片 16; 底リブ 17; 食い込み部 18; 凹陥穴 19; 食い切り片 w ; パリソン食い切り範囲 v ; 食い込み部形成可能範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 22:00 B65D 1/00 B Fターム(参考) 3E033 AA02 BA15 BA16 BA18 BA21 BA30 BB08 CA05 DA03 DB01 DD20 FA03 4F208 AG03 AG07 AG23 AH55 LB01 LB22 LW02 LW23 LW26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形された積層剥離プラスチック
    容器であって、外層(2)に吸気孔(6)を開設し、ブロー金
    型のピンチオフ部により扁平に押し潰されて食い切り成
    形される底部(7)の底シール部(14)を、一対のリブ片(1
    5)を重合圧着して突条状に成形された底リブ(16)で構成
    し、該底リブ(16)に、前記重合した一対のリブ片(15)の
    一方から他方に食い込む食い込み部(17)を横列配設し、
    前記底部(7)の底壁(11)のパーティングラインに沿った
    幅を、前記底リブ(16)におけるパリソン食い切り範囲(w)
    の幅と略等しく設定したブロー成形容器。
  2. 【請求項2】 食い込み部(17)の食い込み方向を、交互
    に反転させた請求項1記載のブロー成形容器。
  3. 【請求項3】 底シール部(14)におけるパリソン食い切
    り範囲(w)に位置する底リブ(16)部分全域を、食い込み
    部形成可能範囲(v)とした請求項1または2記載のブロ
    ー成形容器。
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