JP2003341040A - 印刷装置及びその方法 - Google Patents
印刷装置及びその方法Info
- Publication number
- JP2003341040A JP2003341040A JP2002152761A JP2002152761A JP2003341040A JP 2003341040 A JP2003341040 A JP 2003341040A JP 2002152761 A JP2002152761 A JP 2002152761A JP 2002152761 A JP2002152761 A JP 2002152761A JP 2003341040 A JP2003341040 A JP 2003341040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- scanning
- recording elements
- color
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ページの一部のみにカラーの領域を含む画像
において、RAMの使用効率や印字速度の低下を軽減で
きる印刷装置を提供することである。 【解決手段】 記録データを格納するメモリと複数の記
録素子が配列されたカラー用の記録ヘッドを有し、格納
された記録データを用いて得られる画像を印刷する印刷
装置において、記録ヘッドを記録素子の配列方向とは異
なる方向、例えば直角の方向、に走査する走査部と、メ
モリで有する連続番号のアドレスの一部または全部を記
録素子の総数以上の整数で区切って得られるカラム毎の
アドレスの各々に、カラー毎に、記録素子の配列の順番
に記録素子に対応するデータを書き込む処理を行う書き
込み部およびその記録データを走査部による記録ヘッド
の走査に同期させてメモリから読み出す構成部とを備
え、その読み出された記録データを用いて画像を印刷す
る構成とした。
において、RAMの使用効率や印字速度の低下を軽減で
きる印刷装置を提供することである。 【解決手段】 記録データを格納するメモリと複数の記
録素子が配列されたカラー用の記録ヘッドを有し、格納
された記録データを用いて得られる画像を印刷する印刷
装置において、記録ヘッドを記録素子の配列方向とは異
なる方向、例えば直角の方向、に走査する走査部と、メ
モリで有する連続番号のアドレスの一部または全部を記
録素子の総数以上の整数で区切って得られるカラム毎の
アドレスの各々に、カラー毎に、記録素子の配列の順番
に記録素子に対応するデータを書き込む処理を行う書き
込み部およびその記録データを走査部による記録ヘッド
の走査に同期させてメモリから読み出す構成部とを備
え、その読み出された記録データを用いて画像を印刷す
る構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置及びその方
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、シリアルプリンタ
が、小型かつ低価格な構成が可能な印刷装置として広く
普及している。
が、小型かつ低価格な構成が可能な印刷装置として広く
普及している。
【0003】特に、インクジェット・プリンタはシリア
ルプリンタの中でも静粛かつ高速な印字が可能なプリン
タとして近年は目覚ましい発展を遂げ、諸性能の向上が
図られている。
ルプリンタの中でも静粛かつ高速な印字が可能なプリン
タとして近年は目覚ましい発展を遂げ、諸性能の向上が
図られている。
【0004】インクジェット・プリンタにおいて、印字
品位を向上させる手段として、繋ぎ筋(bandin
g)を目立たなくするために1行(バンド)を複数のス
キャンで形成する手段(以下、ファインモードという)
が実施されている。このときの紙送り量(副走査量)
は、ヘッド幅の1/2、1/3、1/4等が採用されて
いる。
品位を向上させる手段として、繋ぎ筋(bandin
g)を目立たなくするために1行(バンド)を複数のス
キャンで形成する手段(以下、ファインモードという)
が実施されている。このときの紙送り量(副走査量)
は、ヘッド幅の1/2、1/3、1/4等が採用されて
いる。
【0005】このファインモードを行うのに適したバッ
ファ構成として、特開平9−39222に説明された、
スクロール・バッファという構成がある。これは、記録
ヘッドに配列される複数の記録素子の、配列方向に対応
する記録データの配列に対して、アドレスが連続するよ
うに構成するものであり、任意のアドレスから記録デー
タを記録ヘッド制御部に転送することが可能となるた
め、メモリの管理やハードウェアの構成が容易となるも
のである。
ファ構成として、特開平9−39222に説明された、
スクロール・バッファという構成がある。これは、記録
ヘッドに配列される複数の記録素子の、配列方向に対応
する記録データの配列に対して、アドレスが連続するよ
うに構成するものであり、任意のアドレスから記録デー
タを記録ヘッド制御部に転送することが可能となるた
め、メモリの管理やハードウェアの構成が容易となるも
のである。
【0006】カラープリンタにおいては、スクロール・
バッファ用に割り当てられたRAM領域を、ページ先頭
において、そのページ内で使用する色の数だけに分割
し、それぞれの色毎にスクロール・バッファを構成して
記録動作を行う。
バッファ用に割り当てられたRAM領域を、ページ先頭
において、そのページ内で使用する色の数だけに分割
し、それぞれの色毎にスクロール・バッファを構成して
記録動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スクロール・バッファを備えたプリンタにおいては、ワ
ンポイントカラー文書のように、1ページ内のほとんど
のデータが黒であるが、ほんの一部だけがカラーの領域
を含むような画像の場合でも、ページ先頭でカラー用の
スクロール・バッファを構成しなければならないため、
そのページ内では黒データ用のスクロール・バッファが
小さくなってしまう。その結果、RAMの使用効率が落
ち、印字速度が低下する恐れがあるという問題がある。
スクロール・バッファを備えたプリンタにおいては、ワ
ンポイントカラー文書のように、1ページ内のほとんど
のデータが黒であるが、ほんの一部だけがカラーの領域
を含むような画像の場合でも、ページ先頭でカラー用の
スクロール・バッファを構成しなければならないため、
そのページ内では黒データ用のスクロール・バッファが
小さくなってしまう。その結果、RAMの使用効率が落
ち、印字速度が低下する恐れがあるという問題がある。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、記録データの格納手段
の使用効率や印刷速度を向上できる印刷装置及びその方
法を提供することである。
ので、その目的とするところは、記録データの格納手段
の使用効率や印刷速度を向上できる印刷装置及びその方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る装置は、記録データを格納する格納手
段と複数の記録素子が配列されたカラー用の記録ヘッド
とを有し、前記記録データに対応した画像を印刷する印
刷装置において、前記記録ヘッドを前記記録素子の配列
方向とは異なる方向に走査する走査手段と、前記格納手
段が有する連続番号のアドレスの一部または全部を、前
記記録素子の総数以上の整数で区切って得られるカラム
毎のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前記記録素子
の配列に基づいた順番で、前記記録素子に対応するデー
タを書き込む書込手段と、前記記録データを、前記走査
手段による前記記録ヘッドの走査に同期させて、前記格
納手段から読み出す読出手段と、を備えることを特徴と
する。
め、本発明に係る装置は、記録データを格納する格納手
段と複数の記録素子が配列されたカラー用の記録ヘッド
とを有し、前記記録データに対応した画像を印刷する印
刷装置において、前記記録ヘッドを前記記録素子の配列
方向とは異なる方向に走査する走査手段と、前記格納手
段が有する連続番号のアドレスの一部または全部を、前
記記録素子の総数以上の整数で区切って得られるカラム
毎のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前記記録素子
の配列に基づいた順番で、前記記録素子に対応するデー
タを書き込む書込手段と、前記記録データを、前記走査
手段による前記記録ヘッドの走査に同期させて、前記格
納手段から読み出す読出手段と、を備えることを特徴と
する。
【0010】上記目的を達成するため、本発明に係る方
法は、複数の記録素子が配列されたカラー用の記録ヘッ
ドを用いて画像を印刷する印刷方法において、前記記録
ヘッドを前記記録素子の配列方向とは異なる方向に走査
する走査ステップと、格納手段の連続番号のアドレスの
一部または全部を前記記録素子の総数以上の整数で区切
って得られるカラム毎のアドレスの各々に、前記カラー
毎に、前記記録素子の配列に基づいた順番で、前記記録
素子に対応する記録データを書き込む書込ステップと、
前記格納手段に格納された前記記録データを、前記走査
ステップでの前記記録ヘッドの走査に同期させて、読み
出す読出ステップと、を含むことを特徴とする。
法は、複数の記録素子が配列されたカラー用の記録ヘッ
ドを用いて画像を印刷する印刷方法において、前記記録
ヘッドを前記記録素子の配列方向とは異なる方向に走査
する走査ステップと、格納手段の連続番号のアドレスの
一部または全部を前記記録素子の総数以上の整数で区切
って得られるカラム毎のアドレスの各々に、前記カラー
毎に、前記記録素子の配列に基づいた順番で、前記記録
素子に対応する記録データを書き込む書込ステップと、
前記格納手段に格納された前記記録データを、前記走査
ステップでの前記記録ヘッドの走査に同期させて、読み
出す読出ステップと、を含むことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、本発明に係るプ
ログラムは、複数の記録素子が配列されたカラー用の記
録ヘッドを用いて画像を印刷する印刷装置を制御する制
御プログラムであって、コンピュータに、前記記録ヘッ
ドを前記記録素子の配列方向とは異なる方向に走査する
走査工程と、格納手段の連続番号のアドレスの一部また
は全部を前記記録素子の総数以上の整数で区切って得ら
れるカラム毎のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前
記記録素子の配列の順番に前記記録素子に対応する記録
データを書き込む書込工程と、前記格納手段に格納され
た前記記録データを、前記記録ヘッドの走査に同期させ
て、読み出す読出工程と、を実行させることを特徴とす
る。
ログラムは、複数の記録素子が配列されたカラー用の記
録ヘッドを用いて画像を印刷する印刷装置を制御する制
御プログラムであって、コンピュータに、前記記録ヘッ
ドを前記記録素子の配列方向とは異なる方向に走査する
走査工程と、格納手段の連続番号のアドレスの一部また
は全部を前記記録素子の総数以上の整数で区切って得ら
れるカラム毎のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前
記記録素子の配列の順番に前記記録素子に対応する記録
データを書き込む書込工程と、前記格納手段に格納され
た前記記録データを、前記記録ヘッドの走査に同期させ
て、読み出す読出工程と、を実行させることを特徴とす
る。
【0012】上記目的を達成するため、本発明に係る記
憶媒体は、上記制御プログラムを格納したことを特徴と
する。
憶媒体は、上記制御プログラムを格納したことを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0014】[第1の実施の形態]図1は、本発明を実
施したインクジェット・プリンタの斜視図である。
施したインクジェット・プリンタの斜視図である。
【0015】このプリンタ100の給紙位置に挿入され
た記録媒体106は、送りローラ109によって矢印P
方向に送られ、そしてプリントヘッド103の記録可能
領域へ搬送される。記録可能領域における記録媒体10
6の下部には、プラテン108が設けられている。キャ
リッジ101は、2つのガイド軸104、105によっ
て、それらの軸方向に沿う方向に移動可能となってお
り、記録領域を矢印Q1、Q2方向に往復走査する。キ
ャリッジ101に搭載可能な記録カートリッジ103
は、複数色のインクを吐出可能な記録ヘッドと、記録ヘ
ッドに供給するインクを収容するインクタンクとを含む
構成とされている。この例のインクジェット記録装置に
おける複数色のインクは、Bk(ブラック)、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色である。
た記録媒体106は、送りローラ109によって矢印P
方向に送られ、そしてプリントヘッド103の記録可能
領域へ搬送される。記録可能領域における記録媒体10
6の下部には、プラテン108が設けられている。キャ
リッジ101は、2つのガイド軸104、105によっ
て、それらの軸方向に沿う方向に移動可能となってお
り、記録領域を矢印Q1、Q2方向に往復走査する。キ
ャリッジ101に搭載可能な記録カートリッジ103
は、複数色のインクを吐出可能な記録ヘッドと、記録ヘ
ッドに供給するインクを収容するインクタンクとを含む
構成とされている。この例のインクジェット記録装置に
おける複数色のインクは、Bk(ブラック)、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色である。
【0016】107は、スイッチ部と表示素子部の配置
部であり、スイッチ部は記録装置の電源のオン/オフや
各種記録モードの設定時に使用され、表示素子部は記録
装置の状態を表示する役割をする。
部であり、スイッチ部は記録装置の電源のオン/オフや
各種記録モードの設定時に使用され、表示素子部は記録
装置の状態を表示する役割をする。
【0017】図2は記録カートリッジ103の記録ヘッ
ドとノズル配置を示し、記録カートリッジ103を記録
媒体106の上部側から透視して見た模式図である。
ドとノズル配置を示し、記録カートリッジ103を記録
媒体106の上部側から透視して見た模式図である。
【0018】103(Y)、103(M)、103
(C)、103(Bk)は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのインクを吐出するための記録ヘッドであ
る。記録カートリッジ103は、記録媒体106に対し
矢印Q1、Q2の主走査方向に移動する。記録媒体10
6は、記録カートリッジ103に対し矢印Pの副走査方
向に搬送される。各記録ヘッド103(Y)〜103
(Bk)のノズル103Aの数は、それぞれ64個とさ
れ、それらノズル103Aのピッチはいずれも360d
piとされている。
(C)、103(Bk)は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのインクを吐出するための記録ヘッドであ
る。記録カートリッジ103は、記録媒体106に対し
矢印Q1、Q2の主走査方向に移動する。記録媒体10
6は、記録カートリッジ103に対し矢印Pの副走査方
向に搬送される。各記録ヘッド103(Y)〜103
(Bk)のノズル103Aの数は、それぞれ64個とさ
れ、それらノズル103Aのピッチはいずれも360d
piとされている。
【0019】それぞれの記録ヘッド103(Y)〜10
3(Bk)のノズル103Aは、矢印Q1、Q2の主走
査方向における間隔がノズル103Aのピッチの32個
分の大きさとされている。各記録ヘッド103(Y)〜
103(Bk)のノズル103Aは、主走査とほぼ直交
する方向に直線状に配置されている。また、各記録ヘッ
ド103(Y)〜103(Bk)は、それらの下端が記
録カートリッジ103の主走査方向において一致するよ
うに、その主走査方向にシリアルに配置されている。各
記録ヘッド103(Y)〜103(Bk)は、熱エネル
ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えている。
その電気熱変換体が発生する熱エネルギーにより、イン
クに膜沸騰を生じさせ、その膜沸騰による泡の成長、収
縮によって生じる圧力変化を利用して、ノズル103A
からインクを吐出させる。
3(Bk)のノズル103Aは、矢印Q1、Q2の主走
査方向における間隔がノズル103Aのピッチの32個
分の大きさとされている。各記録ヘッド103(Y)〜
103(Bk)のノズル103Aは、主走査とほぼ直交
する方向に直線状に配置されている。また、各記録ヘッ
ド103(Y)〜103(Bk)は、それらの下端が記
録カートリッジ103の主走査方向において一致するよ
うに、その主走査方向にシリアルに配置されている。各
記録ヘッド103(Y)〜103(Bk)は、熱エネル
ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えている。
その電気熱変換体が発生する熱エネルギーにより、イン
クに膜沸騰を生じさせ、その膜沸騰による泡の成長、収
縮によって生じる圧力変化を利用して、ノズル103A
からインクを吐出させる。
【0020】図3は、本発明を実施したインクジェット
・プリンタのブロック図である。ホストコンピュータか
ら、記録すべき文字や画像のデータがプリンタ100の
受信バッファ301に入力される。また、正しくデータ
が転送されているかを確認するデータ、および記録装置
100の動作状態を知らせるデータが、記録装置100
からホストコンピュータに送信される。受信バッファ3
01のデータは、CPU302の管理下においてメモリ
部303に転送され、そしてメモリ部303のRAM
(ランダムアクセスメモリ)に一時的に記憶される。メ
カコントロール部304は、CPU302からの指令に
より、キャリッジモータ(CRモータ)やラインフィー
ドモータ(LFモータ)等のメカ部305を駆動制御す
る。センサ/SWコントロール部306は、各種センサ
やSW(スイッチ)からなるセンサ/SW部307から
の信号をCPU302に送る。表示素子コントロール部
308は、CPU302からの指令により、表示パネル
群のLEDや液晶素子等からなる表示素子部309を制
御する。記録ヘッドコントロール部310は、CPU3
02からの指令により記録ヘッド103を制御する。ま
た、記録ヘッドコントロール部310は、記録ヘッド1
03の状態を示す温度情報等を検出して、それらをCP
U302に送る。
・プリンタのブロック図である。ホストコンピュータか
ら、記録すべき文字や画像のデータがプリンタ100の
受信バッファ301に入力される。また、正しくデータ
が転送されているかを確認するデータ、および記録装置
100の動作状態を知らせるデータが、記録装置100
からホストコンピュータに送信される。受信バッファ3
01のデータは、CPU302の管理下においてメモリ
部303に転送され、そしてメモリ部303のRAM
(ランダムアクセスメモリ)に一時的に記憶される。メ
カコントロール部304は、CPU302からの指令に
より、キャリッジモータ(CRモータ)やラインフィー
ドモータ(LFモータ)等のメカ部305を駆動制御す
る。センサ/SWコントロール部306は、各種センサ
やSW(スイッチ)からなるセンサ/SW部307から
の信号をCPU302に送る。表示素子コントロール部
308は、CPU302からの指令により、表示パネル
群のLEDや液晶素子等からなる表示素子部309を制
御する。記録ヘッドコントロール部310は、CPU3
02からの指令により記録ヘッド103を制御する。ま
た、記録ヘッドコントロール部310は、記録ヘッド1
03の状態を示す温度情報等を検出して、それらをCP
U302に送る。
【0021】次に、従来のスクロール・バッファについ
て、図4を用いて説明する。図4は、本プリンタの記録
ヘッドを用いて、Bk単色のページを記録する時の、ス
クロール・バッファのアドレス・マッピングの例であ
る。図中の16進数の数値は、256KB割り当てられ
たスクロール・バッファ領域内での、相対アドレスを示
している。図の左方向は副走査方向(矢印P方向)に対
応し、上方向は主走査方向(矢印Q2方向)に対応す
る。副走査方向にはアドレスが連続するように、主走査
方向にはアドレスが等間隔となるようにマッピングされ
る。スクロール・バッファのメモリは、主走査方向にマ
ッピングされたアドレスをセットでバッファ1個と定義
し、1個ずつ獲得および解放が管理される。例えば、ア
ドレス00000hのメモリは、00040h,000
80h,…,3FFC0hとセットでバッファ1個を構
成し、獲得および解放される。図4のスクロール・バッ
ファは64個のバッファで構成されている。
て、図4を用いて説明する。図4は、本プリンタの記録
ヘッドを用いて、Bk単色のページを記録する時の、ス
クロール・バッファのアドレス・マッピングの例であ
る。図中の16進数の数値は、256KB割り当てられ
たスクロール・バッファ領域内での、相対アドレスを示
している。図の左方向は副走査方向(矢印P方向)に対
応し、上方向は主走査方向(矢印Q2方向)に対応す
る。副走査方向にはアドレスが連続するように、主走査
方向にはアドレスが等間隔となるようにマッピングされ
る。スクロール・バッファのメモリは、主走査方向にマ
ッピングされたアドレスをセットでバッファ1個と定義
し、1個ずつ獲得および解放が管理される。例えば、ア
ドレス00000hのメモリは、00040h,000
80h,…,3FFC0hとセットでバッファ1個を構
成し、獲得および解放される。図4のスクロール・バッ
ファは64個のバッファで構成されている。
【0022】このスクロール・バッファに対して、ホス
トコンピュータから送られてくる記録データ(印字幅2
880カラム)を展開していく手順を以下に示す。
トコンピュータから送られてくる記録データ(印字幅2
880カラム)を展開していく手順を以下に示す。
【0023】(1)ページ先頭で、書き込みポインタ変
数(変数名WritePtr)に00000hを代入す
る。
数(変数名WritePtr)に00000hを代入す
る。
【0024】(2)記録データを8ラスタ×印字幅28
80カラムだけ受信する。
80カラムだけ受信する。
【0025】(3)書き込み先のアドレス(Write
Ptr)を含むバッファが解放されるまで待ち、獲得す
る。
Ptr)を含むバッファが解放されるまで待ち、獲得す
る。
【0026】(4)受信した記録データを、書き込み先
のアドレス(WritePtr)から00040hおき
のアドレスに、順に書き込む。
のアドレス(WritePtr)から00040hおき
のアドレスに、順に書き込む。
【0027】(5)書き込みポインタWritePtr
に1を加算する。
に1を加算する。
【0028】(6)排紙命令が来るまで(2)〜(5)
を繰り返す。
を繰り返す。
【0029】例えば、先頭の8ラスタ×2880カラム
の記録データは、[(00000h),(00040
h),(00080h),…,(2CFC0h)]のメ
モリに書き込まれ、続く8ラスタ×2880カラムの記
録データは、[(00001h),(00041h),
(00081h),…,(2CFC1h)]のメモリに
書き込まれる。
の記録データは、[(00000h),(00040
h),(00080h),…,(2CFC0h)]のメ
モリに書き込まれ、続く8ラスタ×2880カラムの記
録データは、[(00001h),(00041h),
(00081h),…,(2CFC1h)]のメモリに
書き込まれる。
【0030】一方、このスクロール・バッファから記録
データを読み出してインクを吐出していく手順を以下に
示す。
データを読み出してインクを吐出していく手順を以下に
示す。
【0031】(1)給紙動作を行い、読み出しポインタ
変数(変数名ReadPtr)に00000hを代入す
る。
変数(変数名ReadPtr)に00000hを代入す
る。
【0032】(2)(ReadPtr)から始まる、主
走査に必要な記録データが全て揃うまで待つ。
走査に必要な記録データが全て揃うまで待つ。
【0033】(3)データを順次読み出していき、主走
査を行いながら記録ヘッドを駆動して、記録媒体に対し
てインクを吐出する。
査を行いながら記録ヘッドを駆動して、記録媒体に対し
てインクを吐出する。
【0034】(4)使用終了したバッファを解放する。
【0035】(5)所定量の紙送りを行い、読み出しポ
インタReadPtrに所定量を加算する。
インタReadPtrに所定量を加算する。
【0036】(6)排紙命令が来るまで(2)〜(5)
を繰り返す。
を繰り返す。
【0037】このような手順で記録データの書き込みお
よび読み出しを進めていくと、書き込みポインタはやが
て00040hとなる。この時の書き込み先のメモリは
[(00040h),(00080h),(000C0
h),…,(2D000h)]となり、先頭8ラスタが
展開されたバッファと同じである。従って、先頭8ラス
タの記録が終了してバッファが解放されるまで、書き込
みを待たされることになる。このことからわかるよう
に、このスクロール・バッファに対しては、記録データ
を最大512ラスタまで展開しておくことができる。
よび読み出しを進めていくと、書き込みポインタはやが
て00040hとなる。この時の書き込み先のメモリは
[(00040h),(00080h),(000C0
h),…,(2D000h)]となり、先頭8ラスタが
展開されたバッファと同じである。従って、先頭8ラス
タの記録が終了してバッファが解放されるまで、書き込
みを待たされることになる。このことからわかるよう
に、このスクロール・バッファに対しては、記録データ
を最大512ラスタまで展開しておくことができる。
【0038】次に、4色のページを記録するときのスク
ロール・バッファ構成を図5に示す。スクロール・バッ
ファとして割り当てられた256KBのRAMは、64
KBずつ4色に割り当てられ、それぞれのスクロール・
バッファを構成する。このスクロール・バッファに対し
て、ホストコンピュータから送られてくる記録データ
(印字幅2880カラム)を展開していく手順を以下に
示す。
ロール・バッファ構成を図5に示す。スクロール・バッ
ファとして割り当てられた256KBのRAMは、64
KBずつ4色に割り当てられ、それぞれのスクロール・
バッファを構成する。このスクロール・バッファに対し
て、ホストコンピュータから送られてくる記録データ
(印字幅2880カラム)を展開していく手順を以下に
示す。
【0039】(1)ページ先頭で、書き込みポインタ変
数(変数名WritePtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
10000hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に20000hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に30000hを、それぞれ代入する。
数(変数名WritePtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
10000hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に20000hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に30000hを、それぞれ代入する。
【0040】(2)記録データを8ラスタ×印字幅28
80カラムだけ受信する。
80カラムだけ受信する。
【0041】(3)記録データが存在する色の、書き込
み先アドレスを含むバッファが解放されるまで待ち、獲
得する。ここで、Bkの書き込み先アドレスは(Wri
tePtr+OffsetBk)、Cの書き込み先アド
レスは(WritePtr+OffsetC)、Mの書
き込み先アドレスは(WritePtr+Offset
M)、Yの書き込み先アドレスは(WritePtr+
OffsetY)とする。
み先アドレスを含むバッファが解放されるまで待ち、獲
得する。ここで、Bkの書き込み先アドレスは(Wri
tePtr+OffsetBk)、Cの書き込み先アド
レスは(WritePtr+OffsetC)、Mの書
き込み先アドレスは(WritePtr+Offset
M)、Yの書き込み先アドレスは(WritePtr+
OffsetY)とする。
【0042】(4)受信したデータを、書き込み先のア
ドレスから00010hおきのアドレスに、順に書き込
む。
ドレスから00010hおきのアドレスに、順に書き込
む。
【0043】(5)書き込みポインタWritePtr
に1を加算する。
に1を加算する。
【0044】(6)排紙命令が来るまで(2)〜(5)
を繰り返す。
を繰り返す。
【0045】一方、このスクロール・バッファから記録
データを読み出してインクを吐出していく手順を以下に
示す。
データを読み出してインクを吐出していく手順を以下に
示す。
【0046】(1)給紙動作を行い、読み出しポインタ
変数(変数名ReadPtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
10000hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に20000hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に30000hを、それぞれ代入する。
変数(変数名ReadPtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
10000hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に20000hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に30000hを、それぞれ代入する。
【0047】(2)(ReadPtr+OffsetB
k)、(ReadPtr+OffsetC)、(Rea
dPtr+OffsetM)、(ReadPtr+Of
fsetY)から始まる、主走査に必要な記録データが
全て揃うまで待つ。
k)、(ReadPtr+OffsetC)、(Rea
dPtr+OffsetM)、(ReadPtr+Of
fsetY)から始まる、主走査に必要な記録データが
全て揃うまで待つ。
【0048】(3)データを順次読み出していき、主走
査を行いながら記録ヘッドを駆動して、記録媒体に対し
てインクを吐出する。
査を行いながら記録ヘッドを駆動して、記録媒体に対し
てインクを吐出する。
【0049】(4)使用終了したバッファを解放する。
【0050】(5)所定量の紙送りを行い、読み出しポ
インタReadPtrに所定量を加算する。
インタReadPtrに所定量を加算する。
【0051】(6)排紙命令が来るまで(2)〜(5)
を繰り返す。
を繰り返す。
【0052】このような手順で記録データの書き込みお
よび読み出しを進めていくと、図5からわかるように、
このスクロール・バッファに対しては、記録データを最
大128ラスタまで展開しておくことができる。1色し
か記録データが存在しない時でも、このラスタ数を増や
すことはできない。従って、あらかじめデータ展開して
おけるラスタ数が少ないので、記録データの走査幅が短
いときなどはデータ展開が間に合わず、プリンタが停止
して待ってしまう可能性が高くなる。例えばワンポイン
トカラーの文書を記録するときには、Bk以外の色に割
り当てられたスクロール・バッファ領域はほとんど使用
されず、メモリの使用効率が非常に悪い。
よび読み出しを進めていくと、図5からわかるように、
このスクロール・バッファに対しては、記録データを最
大128ラスタまで展開しておくことができる。1色し
か記録データが存在しない時でも、このラスタ数を増や
すことはできない。従って、あらかじめデータ展開して
おけるラスタ数が少ないので、記録データの走査幅が短
いときなどはデータ展開が間に合わず、プリンタが停止
して待ってしまう可能性が高くなる。例えばワンポイン
トカラーの文書を記録するときには、Bk以外の色に割
り当てられたスクロール・バッファ領域はほとんど使用
されず、メモリの使用効率が非常に悪い。
【0053】この問題を解決した、本発明のスクロール
・バッファ構成を、図6に示す。スクロール・バッファ
として割り当てられた256KBのRAMは、ページ内
の色数に関係無く、1つのスクロール・バッファを構成
する。このスクロール・バッファに対して、ホストコン
ピュータから送られてくる記録データ(印字幅2880
カラム)を展開していく手順を以下に示す。
・バッファ構成を、図6に示す。スクロール・バッファ
として割り当てられた256KBのRAMは、ページ内
の色数に関係無く、1つのスクロール・バッファを構成
する。このスクロール・バッファに対して、ホストコン
ピュータから送られてくる記録データ(印字幅2880
カラム)を展開していく手順を以下に示す。
【0054】(1)ページ先頭で、書き込みポインタ変
数(変数名WritePtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
00010hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に00020hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に00030hを、それぞれ代入する。
数(変数名WritePtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
00010hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に00020hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に00030hを、それぞれ代入する。
【0055】(2)記録データを8ラスタ×印字幅28
80カラムだけ受信する。
80カラムだけ受信する。
【0056】(3)記録データが存在する色の、書き込
み先アドレスを含むバッファが解放されるまで待ち、獲
得する。ここで、Bkの書き込み先アドレスは(Wri
tePtr+OffsetBk)、Cの書き込み先アド
レスは(WritePtr+OffsetC)、Mの書
き込み先アドレスは(WritePtr+Offset
M)、Yの書き込み先アドレスは(ReadPtr+O
ffsetY)とする。
み先アドレスを含むバッファが解放されるまで待ち、獲
得する。ここで、Bkの書き込み先アドレスは(Wri
tePtr+OffsetBk)、Cの書き込み先アド
レスは(WritePtr+OffsetC)、Mの書
き込み先アドレスは(WritePtr+Offset
M)、Yの書き込み先アドレスは(ReadPtr+O
ffsetY)とする。
【0057】(4)受信したデータを、書き込み先のア
ドレスから00040hおきのアドレスに、順に書き込
む。
ドレスから00040hおきのアドレスに、順に書き込
む。
【0058】(5)書き込みポインタWritePtr
に1を加算する。
に1を加算する。
【0059】(6)排紙命令が来るまで(2)〜(5)
を繰り返す。
を繰り返す。
【0060】一方、このスクロール・バッファから記録
データを読み出してインクを吐出していく手順を以下に
示す。
データを読み出してインクを吐出していく手順を以下に
示す。
【0061】(1)給紙動作を行い、読み出しポインタ
変数(変数名ReadPtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
00010hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に00020hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に00030hを、それぞれ代入する。
変数(変数名ReadPtr)に00000hを、Bk
のオフセット量(変数名OffsetBk)に0000
0hを、Cのオフセット量(変数名OffsetC)に
00010hを、Mのオフセット量(変数名Offse
tM)に00020hを、Yのオフセット量(変数名O
ffsetY)に00030hを、それぞれ代入する。
【0062】(2)(ReadPtr+OffsetB
k)、(ReadPtr+OffsetC)、(Rea
dPtr+OffsetM)、(ReadPtr+Of
fsetY)から始まる、主走査に必要な記録データが
全て揃うまで待つ。
k)、(ReadPtr+OffsetC)、(Rea
dPtr+OffsetM)、(ReadPtr+Of
fsetY)から始まる、主走査に必要な記録データが
全て揃うまで待つ。
【0063】(3)データを順次読み出していき、主走
査を行いながら記録ヘッドを駆動して、記録媒体に対し
てインクを吐出する。
査を行いながら記録ヘッドを駆動して、記録媒体に対し
てインクを吐出する。
【0064】(4)使用終了したバッファを解放する。
【0065】(5)所定量の紙送りを行い、読み出しポ
インタReadPtrに所定量を加算する。
インタReadPtrに所定量を加算する。
【0066】(6)排紙命令が来るまで(2)〜(5)
を繰り返す。
を繰り返す。
【0067】このような手順で記録データの書き込みお
よび読み出しを進めていくと、図6からわかるように、
4色全てのデータが存在する部分では、Bkの記録デー
タ書き込み先が、やがてCの記録データが展開されてい
るバッファに追いつくため、このデータが記録完了する
まで待たされる。この時に展開しておける量は、図5の
スクロール・バッファと同じ128ラスタである。一
方、Bkのデータのみ存在する部分では、C、M、Yの
記録データが存在しないのでバッファが解放されてお
り、1周前のBkデータに追いつくまで記録データを展
開してゆける。このときの量は、図4のスクロール・バ
ッファと同じ512ラスタである。
よび読み出しを進めていくと、図6からわかるように、
4色全てのデータが存在する部分では、Bkの記録デー
タ書き込み先が、やがてCの記録データが展開されてい
るバッファに追いつくため、このデータが記録完了する
まで待たされる。この時に展開しておける量は、図5の
スクロール・バッファと同じ128ラスタである。一
方、Bkのデータのみ存在する部分では、C、M、Yの
記録データが存在しないのでバッファが解放されてお
り、1周前のBkデータに追いつくまで記録データを展
開してゆける。このときの量は、図4のスクロール・バ
ッファと同じ512ラスタである。
【0068】本実施の形態のスクロール・バッファ構成
にすると、メモリの管理やハードウェアの構成が容易と
なるスクロール・バッファの利点を残したまま、ワンポ
イントカラーのような状況でもメモリを効率的に使用す
ることができ、プリンタの速度低下を防止することが可
能となる。
にすると、メモリの管理やハードウェアの構成が容易と
なるスクロール・バッファの利点を残したまま、ワンポ
イントカラーのような状況でもメモリを効率的に使用す
ることができ、プリンタの速度低下を防止することが可
能となる。
【0069】[他の実施の形態]なお、本発明は、複数
の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0070】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
格納手段の使用効率や印刷速度を向上できる。
格納手段の使用効率や印刷速度を向上できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるインクジェ
ット・プリンタの斜視図である。
ット・プリンタの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる記録カート
リッジの記録ヘッドとノズル配置を示す図である。
リッジの記録ヘッドとノズル配置を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかるインクジェ
ット・プリンタのブロック構成図である。
ット・プリンタのブロック構成図である。
【図4】Bk単色のページを記録する場合の、スクロー
ル・バッファのアドレス・マッピングの従来例を示す図
である。
ル・バッファのアドレス・マッピングの従来例を示す図
である。
【図5】4色ページを記録する場合の、スクロール・バ
ッファのアドレス・マッピングの従来例を示す図であ
る。
ッファのアドレス・マッピングの従来例を示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態にかかるスクロール
・バッファのアドレス・マッピング例を示す図である。
・バッファのアドレス・マッピング例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】記録データを格納する格納手段と複数の記
録素子が配列されたカラー用の記録ヘッドとを有し、前
記記録データに対応した画像を印刷する印刷装置におい
て、 前記記録ヘッドを前記記録素子の配列方向とは異なる方
向に走査する走査手段と、 前記格納手段が有する連続番号のアドレスの一部または
全部を、前記記録素子の総数以上の整数で区切って得ら
れるカラム毎のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前
記記録素子の配列に基づいた順番で、前記記録素子に対
応するデータを書き込む書込手段と、 前記記録データを、前記走査手段による前記記録ヘッド
の走査に同期させて、前記格納手段から読み出す読出手
段と、 を備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】複数の記録素子が配列されたカラー用の記
録ヘッドを用いて画像を印刷する印刷方法において、 前記記録ヘッドを前記記録素子の配列方向とは異なる方
向に走査する走査ステップと、 格納手段の連続番号のアドレスの一部または全部を前記
記録素子の総数以上の整数で区切って得られるカラム毎
のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前記記録素子の
配列に基づいた順番で、前記記録素子に対応する記録デ
ータを書き込む書込ステップと、 前記格納手段に格納された前記記録データを、前記走査
ステップでの前記記録ヘッドの走査に同期させて、読み
出す読出ステップと、 を含むことを特徴とする印刷方法。 - 【請求項3】複数の記録素子が配列されたカラー用の記
録ヘッドを用いて画像を印刷する印刷装置を制御する制
御プログラムであって、 コンピュータに、 前記記録ヘッドを前記記録素子の配列方向とは異なる方
向に走査する走査工程と、 格納手段の連続番号のアドレスの一部または全部を前記
記録素子の総数以上の整数で区切って得られるカラム毎
のアドレスの各々に、前記カラー毎に、前記記録素子の
配列の順番に前記記録素子に対応する記録データを書き
込む書込工程と、 前記格納手段に格納された前記記録データを、前記記録
ヘッドの走査に同期させて、読み出す読出工程と、 を実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 【請求項4】請求項3に記載の制御プログラムを格納し
たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152761A JP2003341040A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 印刷装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152761A JP2003341040A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 印刷装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003341040A true JP2003341040A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29770020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002152761A Withdrawn JP2003341040A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 印刷装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003341040A (ja) |
-
2002
- 2002-05-27 JP JP2002152761A patent/JP2003341040A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3533895B2 (ja) | シリアルプリンタ及びシリアルプリンタにおけるイメージバッファアクセス方法 | |
JP3825937B2 (ja) | 情報処理装置及び方法及び記憶媒体、並びに画像形成システム | |
EP1495875B1 (en) | Printing with non-uniform resolutions | |
JPH06191093A (ja) | 記録装置 | |
JP2003305899A (ja) | 記録装置、プリンタドライバ、及びバッファ管理方法 | |
JP3347540B2 (ja) | プリンタ及びプリント方法 | |
JP2003341040A (ja) | 印刷装置及びその方法 | |
JP5288722B2 (ja) | 記録装置及び該装置の制御方法 | |
JP2003308193A (ja) | テスト記録パターン展開方法 | |
US5898393A (en) | Data translating memory system | |
JP2002137373A (ja) | 記録処理方法、記録システム、情報処理装置およびインクジェット記録装置 | |
US7206095B2 (en) | Printing apparatus and method | |
JP4219218B2 (ja) | 記録システム、プリンタドライバ、及び記録装置 | |
JP4313981B2 (ja) | 記録装置及び当該記録装置の記録制御方法 | |
US7535593B2 (en) | Printing apparatus, data processing method for printing apparatus, and printing system | |
JP3517570B2 (ja) | 記録装置及び記録制御方法 | |
JP3809280B2 (ja) | 記録方法及び装置 | |
JP3861940B2 (ja) | シリアルプリンタ、及び印字制御方法 | |
JP2007015248A (ja) | 記録装置 | |
JP2003305901A (ja) | 記録装置及び記録制御方法並びに記録システム | |
JP2001225460A (ja) | 印刷時の条件に応じて使用ノズル数を変更する印刷 | |
JP4274012B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2005305833A (ja) | 印刷装置 | |
JP2006159551A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0839836A (ja) | 印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |