JP2003338387A - 背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置 - Google Patents
背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置Info
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Landscapes
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つのバックライト又はインバータ回路の故
障に対し全ての動作を停止させない背面投射型表示シス
テムのバックライト制御装置を提供する。 【解決手段】 投射用バックライトを点灯するためのイ
ンバータ回路11と、それを制御するための制御信号を
出力する手段と、回路11及びそれに接続されたバック
ライト51,54,57の故障を検出する手段とを有す
るバックライト回路ブロックを複数備える。ブロックを
n個設けた場合の各ブロック内のインバータ回路に接続
されるバックライト数をn個とする。インバータ回路1
1に接続されたバックライト54が故障した際に回路1
1の動作を停止させる。インバータ回路11が故障又は
停止した際、回路11に接続されたバックライト51,
54,57以外のバックライト52,53,55,5
6,58,59の光量を、正常なインバータ回路12,
13に対する制御信号のデューティ比を変化させること
で均一化する。
障に対し全ての動作を停止させない背面投射型表示シス
テムのバックライト制御装置を提供する。 【解決手段】 投射用バックライトを点灯するためのイ
ンバータ回路11と、それを制御するための制御信号を
出力する手段と、回路11及びそれに接続されたバック
ライト51,54,57の故障を検出する手段とを有す
るバックライト回路ブロックを複数備える。ブロックを
n個設けた場合の各ブロック内のインバータ回路に接続
されるバックライト数をn個とする。インバータ回路1
1に接続されたバックライト54が故障した際に回路1
1の動作を停止させる。インバータ回路11が故障又は
停止した際、回路11に接続されたバックライト51,
54,57以外のバックライト52,53,55,5
6,58,59の光量を、正常なインバータ回路12,
13に対する制御信号のデューティ比を変化させること
で均一化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背面投射型表示シ
ステムにおけるバックライト制御装置に関し、より詳細
には、複数の投射用バックライトと複数のバックライト
駆動用インバータ回路からなる、大画面に有用な背面投
射型表示システムにおけるバックライト制御装置に関す
る。
ステムにおけるバックライト制御装置に関し、より詳細
には、複数の投射用バックライトと複数のバックライト
駆動用インバータ回路からなる、大画面に有用な背面投
射型表示システムにおけるバックライト制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から様々な液晶画像表示装置が提案
されているが、液晶パネル自体は発光しないので、液晶
パネルの表示を可視化できるシステムとして、液晶パネ
ルの背面にバックライトと称される光照射部を設けた背
面投射型表示システムが様々な形態で利用されている。
されているが、液晶パネル自体は発光しないので、液晶
パネルの表示を可視化できるシステムとして、液晶パネ
ルの背面にバックライトと称される光照射部を設けた背
面投射型表示システムが様々な形態で利用されている。
【0003】図7は、従来の背面投射型表示システムに
おけるバックライト制御装置の構成例を示すブロック図
である。また、図8は、図7のバックライト制御装置に
おける明るさの制御のタイミングを説明するための図
で、輝度調整制御時の制御信号及び入力電流の例を示す
図である。図7で示すバックライト制御装置は、多数光
源のバックライト制御装置であり、バックライト12
1,122からなるバックライト群と、バックライト1
23,124からなるバックライト群と、バックライト
125,126からなるバックライト群と、・・・、バ
ックライト127,128からなるバックライト群と、
これら複数のバックライト群の夫々を駆動するインバー
タ回路101,102,103,・・・,104とを備
えている。夫々のインバータ回路にはトランス(TRN
S)111〜118が図示した如く接続されているもの
とする。例えばインバータ回路101にはトランス11
1,112が接続されている。さらにこのバックライト
制御装置は、インバータ回路群101〜104の制御を
行うコントロール信号100に基づき、バックライトL
AMPの故障或いは寿命を検出し、LAMP故障検出信
号131を出力する。
おけるバックライト制御装置の構成例を示すブロック図
である。また、図8は、図7のバックライト制御装置に
おける明るさの制御のタイミングを説明するための図
で、輝度調整制御時の制御信号及び入力電流の例を示す
図である。図7で示すバックライト制御装置は、多数光
源のバックライト制御装置であり、バックライト12
1,122からなるバックライト群と、バックライト1
23,124からなるバックライト群と、バックライト
125,126からなるバックライト群と、・・・、バ
ックライト127,128からなるバックライト群と、
これら複数のバックライト群の夫々を駆動するインバー
タ回路101,102,103,・・・,104とを備
えている。夫々のインバータ回路にはトランス(TRN
S)111〜118が図示した如く接続されているもの
とする。例えばインバータ回路101にはトランス11
1,112が接続されている。さらにこのバックライト
制御装置は、インバータ回路群101〜104の制御を
行うコントロール信号100に基づき、バックライトL
AMPの故障或いは寿命を検出し、LAMP故障検出信
号131を出力する。
【0004】上述のバックライト制御装置におけるバッ
クライトの故障検出は、図2に示す基本回路構成により
実現する。ただし、ここでは図2における参照番号は引
用せず、図6中の該当回路に対応する参照番号で説明す
る。この制御装置では、コントロール信号100の制御
信号(CTL−信号)を受け、インバータ回路101〜
104を発振させ、トランス(TRNS)111〜11
8を介して、高電圧の交流に変換し、二次側に接続した
バックライトLAMP121〜128にこれを印加し
て、それらバックライトLAMPを発光させる。
クライトの故障検出は、図2に示す基本回路構成により
実現する。ただし、ここでは図2における参照番号は引
用せず、図6中の該当回路に対応する参照番号で説明す
る。この制御装置では、コントロール信号100の制御
信号(CTL−信号)を受け、インバータ回路101〜
104を発振させ、トランス(TRNS)111〜11
8を介して、高電圧の交流に変換し、二次側に接続した
バックライトLAMP121〜128にこれを印加し
て、それらバックライトLAMPを発光させる。
【0005】バックライトLAMP121〜128が正
常に発光している場合は、バックライトの管電流が抵抗
R1を流れるのでR1両端に交流電圧が得られる。ダイオ
ードD1で整流し、抵抗R2,コンデンサC1で平滑して
直流に変換した後、抵抗R3を介してトランジスタQ1に
ベース電流を流し、トランジスタQ1をONさせる。そ
の結果、トランジスタQ1のコレクタ電圧がLow
(L)レベルに保たれるので、ダイオードD2を通じて
LAMP故障検出信号は生じず、故障していないと判定
され、制御(CTL)信号を継続してバックライトLA
MPに電圧を印加して動作を続ける。
常に発光している場合は、バックライトの管電流が抵抗
R1を流れるのでR1両端に交流電圧が得られる。ダイオ
ードD1で整流し、抵抗R2,コンデンサC1で平滑して
直流に変換した後、抵抗R3を介してトランジスタQ1に
ベース電流を流し、トランジスタQ1をONさせる。そ
の結果、トランジスタQ1のコレクタ電圧がLow
(L)レベルに保たれるので、ダイオードD2を通じて
LAMP故障検出信号は生じず、故障していないと判定
され、制御(CTL)信号を継続してバックライトLA
MPに電圧を印加して動作を続ける。
【0006】インバータ回路が故障したり、バックライ
トLAMPの寿命が尽きたときなどLAMPが正常に発
光しなくなった場合は、管電流が抵抗R1を流れないの
で上述と逆の動作となり、LAMP故障検出信号がHi
gh(H)レベルとなり、故障判定され、制御(CT
L)信号を停止させ異常動作による加熱などの危険を回
避する。それぞれの故障検出部から一つでも故障を検出
すると、CTL信号を停止させ、全てのインバータ回路
の動作を停止させ、異常動作に伴う部品加熱などからシ
ステムの保護を行う。
トLAMPの寿命が尽きたときなどLAMPが正常に発
光しなくなった場合は、管電流が抵抗R1を流れないの
で上述と逆の動作となり、LAMP故障検出信号がHi
gh(H)レベルとなり、故障判定され、制御(CT
L)信号を停止させ異常動作による加熱などの危険を回
避する。それぞれの故障検出部から一つでも故障を検出
すると、CTL信号を停止させ、全てのインバータ回路
の動作を停止させ、異常動作に伴う部品加熱などからシ
ステムの保護を行う。
【0007】なお、明るさを制御する場合は、図8で示
したCTL信号の、H期間とL期間の比率を変化(例え
ば100aで示すCTL−信号から100a′で示すC
TL−信号へと変化)させて、LAMPの平均電流を制
御(同じく101aで示すINV電源電流から101
a′で示すINV電源電流へ)して行うことが一般に行
われる。その場合、インバータ回路101〜104の合
計が電源電流となり、大きなパルス状の電流が流れる。
したCTL信号の、H期間とL期間の比率を変化(例え
ば100aで示すCTL−信号から100a′で示すC
TL−信号へと変化)させて、LAMPの平均電流を制
御(同じく101aで示すINV電源電流から101
a′で示すINV電源電流へ)して行うことが一般に行
われる。その場合、インバータ回路101〜104の合
計が電源電流となり、大きなパルス状の電流が流れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
バックライト制御においては、一箇所でも故障検出され
ると全ての動作を停止させるので、多数のLAMPを用
いる大型の装置ほど故障に遭遇する確率が高くなる。
バックライト制御においては、一箇所でも故障検出され
ると全ての動作を停止させるので、多数のLAMPを用
いる大型の装置ほど故障に遭遇する確率が高くなる。
【0009】また、インバータ回路の電源電流は、上述
したように大きなパルス状の電流であるので、周囲の回
路を誤動作させたり、ノイズによる妨害を発生させやす
い。これを回避するために、大型の電解コンデンサを電
源ラインに追加して対策する場合が多いが、装置の大型
化やコストの増大を招来する。
したように大きなパルス状の電流であるので、周囲の回
路を誤動作させたり、ノイズによる妨害を発生させやす
い。これを回避するために、大型の電解コンデンサを電
源ラインに追加して対策する場合が多いが、装置の大型
化やコストの増大を招来する。
【0010】さらに、上述の大容量コンデンサは、電解
液を用いているため、長期信頼性が比較的低く、使用中
に容量低下をきたし、徐々にノイズが増加していく。
液を用いているため、長期信頼性が比較的低く、使用中
に容量低下をきたし、徐々にノイズが増加していく。
【0011】本発明は、上述のごとき実状に鑑みてなさ
れたものであり、一本のバックライト又は1つのインバ
ータ回路の故障に対し全ての動作を停止させる必要のな
い、背面投射型表示システムにおけるバックライト制御
装置を提供することをその目的とする。
れたものであり、一本のバックライト又は1つのインバ
ータ回路の故障に対し全ての動作を停止させる必要のな
い、背面投射型表示システムにおけるバックライト制御
装置を提供することをその目的とする。
【0012】また、本発明は、一本のバックライト又は
1つのインバータ回路の故障に対し全ての動作を停止さ
せる必要のない、且つ、装置の大型化やコストの増大を
招くことなく周囲の回路を誤動作させたりノイズによる
妨害を発生させない、背面投射型表示システムにおける
バックライト制御装置を提供することを他の目的とす
る。
1つのインバータ回路の故障に対し全ての動作を停止さ
せる必要のない、且つ、装置の大型化やコストの増大を
招くことなく周囲の回路を誤動作させたりノイズによる
妨害を発生させない、背面投射型表示システムにおける
バックライト制御装置を提供することを他の目的とす
る。
【0013】本発明は、上述のごとき実状に鑑みてなさ
れたものであり、一本のバックライト又は1つのインバ
ータ回路の故障に対し全ての動作を停止させる必要のな
い、且つ、明るさムラを防止した、背面投射型表示シス
テムにおけるバックライト制御装置を提供することを他
の目的とする。
れたものであり、一本のバックライト又は1つのインバ
ータ回路の故障に対し全ての動作を停止させる必要のな
い、且つ、明るさムラを防止した、背面投射型表示シス
テムにおけるバックライト制御装置を提供することを他
の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の技術手段は、投射
用のバックライトを点灯するためのインバータ回路と、
該インバータ回路を制御するためのインバータ回路制御
信号を出力する制御信号出力手段と、前記インバータ回
路及び該インバータ回路に接続されたバックライトの故
障を検出する故障状態検出手段とを有するバックライト
回路ブロックを複数備えた、背面投射型表示システムに
おけるバックライト制御装置であって、前記バックライ
ト回路ブロックをn個設けた場合の、各バックライト回
路ブロック内のインバータ回路に接続されるバックライ
ト数をm(m≦n)個とし、当該バックライト制御装置
は、前記n個のバックライト回路ブロックのうち任意の
バックライト回路ブロック内のインバータ回路に接続さ
れたバックライトが故障した際に、該インバータ回路の
動作を停止させるインバータ回路停止手段と、前記n個
のバックライト回路ブロックのうち任意のバックライト
回路ブロック内のインバータ回路が故障又は停止した際
に、該故障又は停止したインバータ回路に接続されたバ
ックライト以外のバックライトの光量を均一化するバッ
クライト光量均一化手段とを有し、故障又は停止してい
ないインバータ回路に対するインバータ回路制御信号の
デューティ比を変化させることにより、前記光量を均一
化することを特徴としたものである。
用のバックライトを点灯するためのインバータ回路と、
該インバータ回路を制御するためのインバータ回路制御
信号を出力する制御信号出力手段と、前記インバータ回
路及び該インバータ回路に接続されたバックライトの故
障を検出する故障状態検出手段とを有するバックライト
回路ブロックを複数備えた、背面投射型表示システムに
おけるバックライト制御装置であって、前記バックライ
ト回路ブロックをn個設けた場合の、各バックライト回
路ブロック内のインバータ回路に接続されるバックライ
ト数をm(m≦n)個とし、当該バックライト制御装置
は、前記n個のバックライト回路ブロックのうち任意の
バックライト回路ブロック内のインバータ回路に接続さ
れたバックライトが故障した際に、該インバータ回路の
動作を停止させるインバータ回路停止手段と、前記n個
のバックライト回路ブロックのうち任意のバックライト
回路ブロック内のインバータ回路が故障又は停止した際
に、該故障又は停止したインバータ回路に接続されたバ
ックライト以外のバックライトの光量を均一化するバッ
クライト光量均一化手段とを有し、故障又は停止してい
ないインバータ回路に対するインバータ回路制御信号の
デューティ比を変化させることにより、前記光量を均一
化することを特徴としたものである。
【0015】第2の技術手段は、投射用のバックライト
を点灯するための複数のインバータ回路と、該複数のイ
ンバータ回路を制御するための各インバータ回路共通の
インバータ回路制御信号を出力する制御信号出力手段
と、前記インバータ回路及び該インバータ回路に接続さ
れたバックライトの故障を検出する故障状態検出手段と
を有するバックライト回路ブロックを複数備えた、背面
投射型表示システムにおけるバックライト制御装置であ
って、前記バックライト回路ブロックをn個設けた場合
の、各バックライト回路ブロック内の各インバータ回路
に接続されるバックライト数をm(m≦n)個とし、当
該バックライト制御装置は、前記n個のバックライト回
路ブロックのうち任意のバックライト回路ブロック内の
インバータ回路に接続されたバックライトが故障した際
に、該インバータ回路の動作を停止させるインバータ回
路停止手段と、前記n個のバックライト回路ブロックの
うち任意のバックライト回路ブロック内のインバータ回
路が故障又は停止した際に、該故障又は停止したインバ
ータ回路に接続されたバックライト以外のバックライト
の光量を均一化するバックライト光量均一化手段とを有
し、故障又は停止していないインバータ回路に対するイ
ンバータ回路制御信号のデューティ比を変化させること
により、前記光量を均一化することを特徴としたもので
ある。
を点灯するための複数のインバータ回路と、該複数のイ
ンバータ回路を制御するための各インバータ回路共通の
インバータ回路制御信号を出力する制御信号出力手段
と、前記インバータ回路及び該インバータ回路に接続さ
れたバックライトの故障を検出する故障状態検出手段と
を有するバックライト回路ブロックを複数備えた、背面
投射型表示システムにおけるバックライト制御装置であ
って、前記バックライト回路ブロックをn個設けた場合
の、各バックライト回路ブロック内の各インバータ回路
に接続されるバックライト数をm(m≦n)個とし、当
該バックライト制御装置は、前記n個のバックライト回
路ブロックのうち任意のバックライト回路ブロック内の
インバータ回路に接続されたバックライトが故障した際
に、該インバータ回路の動作を停止させるインバータ回
路停止手段と、前記n個のバックライト回路ブロックの
うち任意のバックライト回路ブロック内のインバータ回
路が故障又は停止した際に、該故障又は停止したインバ
ータ回路に接続されたバックライト以外のバックライト
の光量を均一化するバックライト光量均一化手段とを有
し、故障又は停止していないインバータ回路に対するイ
ンバータ回路制御信号のデューティ比を変化させること
により、前記光量を均一化することを特徴としたもので
ある。
【0016】第3の技術手段は、第1又は第2の技術手
段において、インバータ回路に接続されたバックライト
は、各インバータ回路に接続されたバックライトの1つ
ずつを同一の区画ブロックに配設し、該区画ブロックを
複数配列したことを特徴としたものである。
段において、インバータ回路に接続されたバックライト
は、各インバータ回路に接続されたバックライトの1つ
ずつを同一の区画ブロックに配設し、該区画ブロックを
複数配列したことを特徴としたものである。
【0017】第4の技術手段は、第1乃至3のいずれか
1の技術手段において、前記インバータ回路制御信号
は、各インバータ回路への電流の合計が脈動しないよう
な信号とすることを特徴としたものである。
1の技術手段において、前記インバータ回路制御信号
は、各インバータ回路への電流の合計が脈動しないよう
な信号とすることを特徴としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る、背面投射型表示システムにおけるバックライト制御
装置の一例を説明するためのブロック図である。本実施
形態に係る、背面投射型表示システムにおけるバックラ
イト制御装置は、複数のバックライト回路ブロックを備
えるようにしている。ここでのバックライト回路ブロッ
クとは、投射用バックライト51〜53(/54〜56
/57〜59)と、そのバックライトを点灯するための
インバータ回路11(/12/13)と、そのインバー
タ回路を制御するためのインバータ回路制御信号(しば
しばCTL信号と呼ぶ)を出力するコントロール信号出
力手段(制御信号出力手段;図示せず)と、インバータ
回路11(/12/13)及びインバータ回路11(/
12/13)に接続されたバックライト51〜53(/
54〜56/57〜59)の故障を検出する故障状態検
出手段(図示せず)とを有するものとする。なお、制御
信号出力手段は、各バックライト回路ブロックにおいて
インバータ回路にインバータ回路制御信号を出力すれば
よく、出力する信号は、各インバータ回路用のインバー
タ回路制御信号を生成する制御信号生成手段(後述する
バックライト光量均一化手段と兼ねる形態でもよい)に
て生成すればよい。
る、背面投射型表示システムにおけるバックライト制御
装置の一例を説明するためのブロック図である。本実施
形態に係る、背面投射型表示システムにおけるバックラ
イト制御装置は、複数のバックライト回路ブロックを備
えるようにしている。ここでのバックライト回路ブロッ
クとは、投射用バックライト51〜53(/54〜56
/57〜59)と、そのバックライトを点灯するための
インバータ回路11(/12/13)と、そのインバー
タ回路を制御するためのインバータ回路制御信号(しば
しばCTL信号と呼ぶ)を出力するコントロール信号出
力手段(制御信号出力手段;図示せず)と、インバータ
回路11(/12/13)及びインバータ回路11(/
12/13)に接続されたバックライト51〜53(/
54〜56/57〜59)の故障を検出する故障状態検
出手段(図示せず)とを有するものとする。なお、制御
信号出力手段は、各バックライト回路ブロックにおいて
インバータ回路にインバータ回路制御信号を出力すれば
よく、出力する信号は、各インバータ回路用のインバー
タ回路制御信号を生成する制御信号生成手段(後述する
バックライト光量均一化手段と兼ねる形態でもよい)に
て生成すればよい。
【0019】本実施形態においては、このバックライト
回路ブロックをn個設けた場合の、個々のインバータ回
路に接続されるバックライト数をn個とする。バックラ
イト制御装置は、さらにバックライト光量均一化手段及
びインバータ回路停止手段を備えるものとし、故障又は
停止していない(正常な)インバータ回路に対するイン
バータ回路制御信号のデューティ比を変化させることに
より、バックライトの光量を均一化する。バックライト
光量均一化手段では、n個のバックライト回路ブロック
のうち任意のバックライト回路ブロック内のインバータ
回路が故障又は停止した際に、このインバータ回路に接
続されたバックライト以外のバックライトの光量を均一
化する。なお、バックライト光量均一化手段は、上述し
た制御信号生成手段を設けた形態では制御信号生成手段
に対し光量の均一化を指示し、一方、バックライト光量
均一化手段にて制御信号を生成する形態では光量を均一
化するよう制御信号を生成すればよい。インバータ回路
停止手段では、n個のバックライト回路ブロックのうち
任意のバックライト回路ブロック内のインバータ回路に
接続されたバックライトが故障した際に、そのインバー
タ回路の動作を停止させる。例えば、LAMP52が故
障した場合、そのインバータ回路(INV.−B)12
を停止させ、他の正常なインバータ回路11,13に接
続されたバックライト51,54,57,53,56,
59の光量を均一化するよう、CTL−A信号1及びC
TL−C信号3を制御信号出力手段で出力させる。な
お、インバータ回路12が故障した場合も同様である。
回路ブロックをn個設けた場合の、個々のインバータ回
路に接続されるバックライト数をn個とする。バックラ
イト制御装置は、さらにバックライト光量均一化手段及
びインバータ回路停止手段を備えるものとし、故障又は
停止していない(正常な)インバータ回路に対するイン
バータ回路制御信号のデューティ比を変化させることに
より、バックライトの光量を均一化する。バックライト
光量均一化手段では、n個のバックライト回路ブロック
のうち任意のバックライト回路ブロック内のインバータ
回路が故障又は停止した際に、このインバータ回路に接
続されたバックライト以外のバックライトの光量を均一
化する。なお、バックライト光量均一化手段は、上述し
た制御信号生成手段を設けた形態では制御信号生成手段
に対し光量の均一化を指示し、一方、バックライト光量
均一化手段にて制御信号を生成する形態では光量を均一
化するよう制御信号を生成すればよい。インバータ回路
停止手段では、n個のバックライト回路ブロックのうち
任意のバックライト回路ブロック内のインバータ回路に
接続されたバックライトが故障した際に、そのインバー
タ回路の動作を停止させる。例えば、LAMP52が故
障した場合、そのインバータ回路(INV.−B)12
を停止させ、他の正常なインバータ回路11,13に接
続されたバックライト51,54,57,53,56,
59の光量を均一化するよう、CTL−A信号1及びC
TL−C信号3を制御信号出力手段で出力させる。な
お、インバータ回路12が故障した場合も同様である。
【0020】図1に示す実施例では、バックライト回路
ブロックが3群並列に接続された構成となっている。バ
ックライト回路ブロックが3台並列に接続された場合に
ついてのみ説明を行うが、複数(n)台接続において同
様の働きをすることは言及するまでもない。A群バック
ライト回路ブロックは、コントロール信号(CTL−
A)1を出力する手段とインバータ回路A(INV−
A)11とを備え、INV−A(11)には、トランス
(TRNS)1−A(21),TRNS2−A(2
4),TRNS3−A(27)が接続されている。そし
て夫々のトランスにはバックライト(LAMP)1−A
(51),LAMP2−A(54),LAMP3−A
(57)が接続されている。ここで図示しない故障状態
検出手段により検出されたそれらの故障信号(インバー
タ回路11自体の故障信号も含んでよい)は、後述する
ようにA群LAMP故障検出信号81として出力され
る。実際にはA群LAMP故障信号検出信号81は、バ
ックライト光量均一化手段にわたされ、光量の均一化が
なされる。同様にB群バックライト回路ブロックとC群
バックライト回路ブロックとが並列接続されている。
ブロックが3群並列に接続された構成となっている。バ
ックライト回路ブロックが3台並列に接続された場合に
ついてのみ説明を行うが、複数(n)台接続において同
様の働きをすることは言及するまでもない。A群バック
ライト回路ブロックは、コントロール信号(CTL−
A)1を出力する手段とインバータ回路A(INV−
A)11とを備え、INV−A(11)には、トランス
(TRNS)1−A(21),TRNS2−A(2
4),TRNS3−A(27)が接続されている。そし
て夫々のトランスにはバックライト(LAMP)1−A
(51),LAMP2−A(54),LAMP3−A
(57)が接続されている。ここで図示しない故障状態
検出手段により検出されたそれらの故障信号(インバー
タ回路11自体の故障信号も含んでよい)は、後述する
ようにA群LAMP故障検出信号81として出力され
る。実際にはA群LAMP故障信号検出信号81は、バ
ックライト光量均一化手段にわたされ、光量の均一化が
なされる。同様にB群バックライト回路ブロックとC群
バックライト回路ブロックとが並列接続されている。
【0021】ここで各インバータ回路に接続されたバッ
クライトの1つずつを同一の区画ブロック(例えば液晶
表示パネルの空間位置に対応する区画ブロック)に配設
し、そういった区画ブロックを複数(1つのインバータ
回路に接続されたバックライト数)配列するようにする
とよい。本実施例でのバックライトの配列は、LAMP
1−A(51),LAMP1−B(52),LAMP1
−C(53)、LAMP2−A(54),LAMP2−
B(55),LAMP2−C(56)、LAMP3−A
(57),LAMP3−B(58),LAMP3−C
(59)の順序とし、インバータ回路A(11)に対し
てはLAMP1−A(51),LAMP2−A(5
4),LAMP3−A(57)を、インバータ回路−B
(12)に対してはLAMP1−B(52),LAMP
2−B(55),LAMP3−B(58)を、インバー
タ回路−C(13)に対してはLAMP1−C(5
3),LAMP2−C(56),LAMP3−C(5
9)をそれぞれ接続し、バックライトの故障及びインバ
ータ回路の故障に対してユーザからみて光量が不均一に
ならないようにしている。
クライトの1つずつを同一の区画ブロック(例えば液晶
表示パネルの空間位置に対応する区画ブロック)に配設
し、そういった区画ブロックを複数(1つのインバータ
回路に接続されたバックライト数)配列するようにする
とよい。本実施例でのバックライトの配列は、LAMP
1−A(51),LAMP1−B(52),LAMP1
−C(53)、LAMP2−A(54),LAMP2−
B(55),LAMP2−C(56)、LAMP3−A
(57),LAMP3−B(58),LAMP3−C
(59)の順序とし、インバータ回路A(11)に対し
てはLAMP1−A(51),LAMP2−A(5
4),LAMP3−A(57)を、インバータ回路−B
(12)に対してはLAMP1−B(52),LAMP
2−B(55),LAMP3−B(58)を、インバー
タ回路−C(13)に対してはLAMP1−C(5
3),LAMP2−C(56),LAMP3−C(5
9)をそれぞれ接続し、バックライトの故障及びインバ
ータ回路の故障に対してユーザからみて光量が不均一に
ならないようにしている。
【0022】図2は、バックライト制御装置における故
障状態検出手段としての故障状態検出回路の構成例を説
明するためのブロック図である。バックライト(LAM
P)の故障検出を、図2に示す回路(故障状態検出回路
を含む)で行う例を説明する。制御信号(CTL−信
号)1〜3に対し、インバータ回路11〜13は発振す
る。トランス(TRNS)21〜29を介して、高電圧
の交流に変換し、二次側に接続したバックライトLAM
P51〜59にこれを印加して、それらバックライトL
AMPを発光させる。
障状態検出手段としての故障状態検出回路の構成例を説
明するためのブロック図である。バックライト(LAM
P)の故障検出を、図2に示す回路(故障状態検出回路
を含む)で行う例を説明する。制御信号(CTL−信
号)1〜3に対し、インバータ回路11〜13は発振す
る。トランス(TRNS)21〜29を介して、高電圧
の交流に変換し、二次側に接続したバックライトLAM
P51〜59にこれを印加して、それらバックライトL
AMPを発光させる。
【0023】バックライトLAMP51〜59が正常に
発光している場合は、従来技術で説明した通り、LAM
P故障検出信号は生じず、故障していないと判定され、
CTL信号を継続し、バックライトLAMPに電圧を印
加して動作を続ける。一方、インバータ回路11〜13
のいずれかが故障したり、バックライトLAMPの寿命
が尽きたときなどLAMP51〜59のいずれかが正常
に発光しなくなった場合は、従来技術で説明した通り、
故障と判定される。
発光している場合は、従来技術で説明した通り、LAM
P故障検出信号は生じず、故障していないと判定され、
CTL信号を継続し、バックライトLAMPに電圧を印
加して動作を続ける。一方、インバータ回路11〜13
のいずれかが故障したり、バックライトLAMPの寿命
が尽きたときなどLAMP51〜59のいずれかが正常
に発光しなくなった場合は、従来技術で説明した通り、
故障と判定される。
【0024】本実施形態においては、インバータ回路ブ
ロック毎にグループ化しておくことで、各LAMPの電
流低下による故障検出を行い、故障インバータ回路ブロ
ックの検出を行う。ここでインバータ回路ブロックと
は、インバータ回路とそのインバータ回路に接続された
バックライト群からなるブロックを指し、本実施例にお
いてはトランスも含むものとする。グループ化により、
バックライトLAMP1−A(51),LAMP2−A
(54),LAMP3−A(57)からA群LAMP故
障検出信号81が、バックライトLAMP1−B(5
2),LAMP2−B(55),LAMP3−B(5
8)からB群LAMP故障検出信号82が、バックライ
トLAMP1−C(53)、LAMP2−C(56)、
LAMP3−C(59)からC群LAMP故障検出信号
83が出力されることとなる。
ロック毎にグループ化しておくことで、各LAMPの電
流低下による故障検出を行い、故障インバータ回路ブロ
ックの検出を行う。ここでインバータ回路ブロックと
は、インバータ回路とそのインバータ回路に接続された
バックライト群からなるブロックを指し、本実施例にお
いてはトランスも含むものとする。グループ化により、
バックライトLAMP1−A(51),LAMP2−A
(54),LAMP3−A(57)からA群LAMP故
障検出信号81が、バックライトLAMP1−B(5
2),LAMP2−B(55),LAMP3−B(5
8)からB群LAMP故障検出信号82が、バックライ
トLAMP1−C(53)、LAMP2−C(56)、
LAMP3−C(59)からC群LAMP故障検出信号
83が出力されることとなる。
【0025】次に、バックライト制御における動作を説
明する。 (正常動作時)図3は、本発明によるバックライト制御
装置における通電,点灯状態の例を示す図で、図3
(A)は100%調光における通電,点灯状態例、図3
(B)は2/3調光における通電,点灯状態例、図3
(C)は1/3調光における通電,点灯状態例をそれぞ
れ示す。
明する。 (正常動作時)図3は、本発明によるバックライト制御
装置における通電,点灯状態の例を示す図で、図3
(A)は100%調光における通電,点灯状態例、図3
(B)は2/3調光における通電,点灯状態例、図3
(C)は1/3調光における通電,点灯状態例をそれぞ
れ示す。
【0026】まず、正常動作時で「光量100%制御
時」の場合を、図3(A)を用いて説明する。CTL−
A(1),B(2),C(3)として、全て″H″の制
御信号1a,2a,3aを出力し、全てのLAMPを点
灯させる。このとき、インバータ回路11,12,13
への入力電流は全て連続電流となり、それらの和4aも
連続電流となり、電流の脈動が生じず、ノイズ発生は起
こらない。
時」の場合を、図3(A)を用いて説明する。CTL−
A(1),B(2),C(3)として、全て″H″の制
御信号1a,2a,3aを出力し、全てのLAMPを点
灯させる。このとき、インバータ回路11,12,13
への入力電流は全て連続電流となり、それらの和4aも
連続電流となり、電流の脈動が生じず、ノイズ発生は起
こらない。
【0027】正常動作時で「2/3光量制御時」の場合
を、図3(B)を用いて説明する。CTL−A(1),
B(2),C(3)として、DUTY2/3で且つL期
間の重ならない、″H″を順次与える制御信号1b,2
b,3bを出力し、各LAMPを2/3期間率で点灯さ
せる。このとき、インバータ回路11,12,13への
入力電流は各インバータ回路電流の和となるが、L期間
の重ならない、″H″CTL信号で駆動されるので、合
計電流4bの脈動が生じず、ノイズ発生はない。
を、図3(B)を用いて説明する。CTL−A(1),
B(2),C(3)として、DUTY2/3で且つL期
間の重ならない、″H″を順次与える制御信号1b,2
b,3bを出力し、各LAMPを2/3期間率で点灯さ
せる。このとき、インバータ回路11,12,13への
入力電流は各インバータ回路電流の和となるが、L期間
の重ならない、″H″CTL信号で駆動されるので、合
計電流4bの脈動が生じず、ノイズ発生はない。
【0028】正常動作時で「1/3光量制御時」の場合
を、図3(C)を用いて説明する。CTL−A(1),
B(2),C(3)として、DUTY1/3で且つH期
間の重ならない、″H″を順次与える制御信号1c,2
c,3cを出力し、各LAMPを1/3期間率で点灯さ
せる。このとき、インバータ回路11,12,13への
入力電流は各インバータ電流の和となるが、H期間の重
ならない、″H″CTL信号で駆動されるので、合計電
流4cの脈動が生じず、ノイズ発生はない。
を、図3(C)を用いて説明する。CTL−A(1),
B(2),C(3)として、DUTY1/3で且つH期
間の重ならない、″H″を順次与える制御信号1c,2
c,3cを出力し、各LAMPを1/3期間率で点灯さ
せる。このとき、インバータ回路11,12,13への
入力電流は各インバータ電流の和となるが、H期間の重
ならない、″H″CTL信号で駆動されるので、合計電
流4cの脈動が生じず、ノイズ発生はない。
【0029】(故障時I)一箇所のインバータ回路ブロ
ックのバックライト(LAMP)が故障したときについ
て説明する。図4は、本発明によるバックライト制御装
置における1ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示
す図で、図4(A)は2/3調光における1ブロック故
障時の通電,点灯制御を切り替えた状態例、図4(B)
は1/3調光における1ブロック故障時の通電,点灯制
御を切り替えた状態例をそれぞれ示す。
ックのバックライト(LAMP)が故障したときについ
て説明する。図4は、本発明によるバックライト制御装
置における1ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示
す図で、図4(A)は2/3調光における1ブロック故
障時の通電,点灯制御を切り替えた状態例、図4(B)
は1/3調光における1ブロック故障時の通電,点灯制
御を切り替えた状態例をそれぞれ示す。
【0030】図4(A)を用いて、仮に、インバータ回
路−B(12)又は、インバータ回路−B(12)に接
続されたLAMP2−B(55)が故障したときに、
「2/3光量制御」とする場合を例に説明する。故障検
知に伴い、CTL−B(2)をL(制御信号2d)に保
持するとともに、CTL−A(1),C(3)として″
H″(制御信号1d,3d)を与えるよう制御信号を切
り替え、故障インバータ回路ブロック以外全てのLAM
Pを連続点灯させる。すなわち、LAMP配列上、LA
MP1−B(52),LAMP2−B(55),LAM
P3−B(58)が点灯しなくなり、残ったLAMPが
均等に点灯を続ける。LAMPと液晶などの表示素子と
の間隙を適度に設定されていれば、明るさムラが目立ち
にくい。また、このとき、インバータ回路への入力電流
は、インバータ回路−A(11)とインバータ回路−C
(13)の夫々の連続電流の和(合計電流4d)とな
り、電流の脈動が生じず、ノイズ発生はない。
路−B(12)又は、インバータ回路−B(12)に接
続されたLAMP2−B(55)が故障したときに、
「2/3光量制御」とする場合を例に説明する。故障検
知に伴い、CTL−B(2)をL(制御信号2d)に保
持するとともに、CTL−A(1),C(3)として″
H″(制御信号1d,3d)を与えるよう制御信号を切
り替え、故障インバータ回路ブロック以外全てのLAM
Pを連続点灯させる。すなわち、LAMP配列上、LA
MP1−B(52),LAMP2−B(55),LAM
P3−B(58)が点灯しなくなり、残ったLAMPが
均等に点灯を続ける。LAMPと液晶などの表示素子と
の間隙を適度に設定されていれば、明るさムラが目立ち
にくい。また、このとき、インバータ回路への入力電流
は、インバータ回路−A(11)とインバータ回路−C
(13)の夫々の連続電流の和(合計電流4d)とな
り、電流の脈動が生じず、ノイズ発生はない。
【0031】図4(B)を用いて、仮に、インバータ回
路−B(12)又は、インバータ回路−B(12)に接
続されたLAMP2−B(55)が故障したときに、
「1/3光量制御」とする場合を例に説明する。故障検
知に伴い、CTL−B(2)をL(制御信号2e)に保
持させるとともに、CTL−A(1),CTL−C
(3)として、DUTY1/2で、且つ蛍光LAMPの
残光時間より短い周期で、L期間の重ならない、″H″
の制御信号1e,3eを順次与えるよう切り替え、各L
AMPを1/2期間率で点灯させる。すなわち、LAM
P配列上、LAMP1−B(52),LAMP2−B
(55),LAMP3−B(58)が点灯しなくなり、
残ったLAMPが均等に点灯を続ける。LAMPと液晶
などの表示素子との間隙を適度に設定されていれば、明
るさムラが目立ちにくい。また、このとき、インバータ
回路への入力電流は、各インバータ回路電流の和(合計
電流4e)となるが、L期間の重ならない、″H″CT
L信号で駆動されるので、合計電流4eの脈動が生じ
ず、ノイズ発生はない。
路−B(12)又は、インバータ回路−B(12)に接
続されたLAMP2−B(55)が故障したときに、
「1/3光量制御」とする場合を例に説明する。故障検
知に伴い、CTL−B(2)をL(制御信号2e)に保
持させるとともに、CTL−A(1),CTL−C
(3)として、DUTY1/2で、且つ蛍光LAMPの
残光時間より短い周期で、L期間の重ならない、″H″
の制御信号1e,3eを順次与えるよう切り替え、各L
AMPを1/2期間率で点灯させる。すなわち、LAM
P配列上、LAMP1−B(52),LAMP2−B
(55),LAMP3−B(58)が点灯しなくなり、
残ったLAMPが均等に点灯を続ける。LAMPと液晶
などの表示素子との間隙を適度に設定されていれば、明
るさムラが目立ちにくい。また、このとき、インバータ
回路への入力電流は、各インバータ回路電流の和(合計
電流4e)となるが、L期間の重ならない、″H″CT
L信号で駆動されるので、合計電流4eの脈動が生じ
ず、ノイズ発生はない。
【0032】(故障時II)二箇所のインバータ回路ブロ
ックのバックライトが故障したときについて説明する。
図5は、本発明によるバックライト制御装置における2
ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示す図で、1/
3調光における、2ブロック故障時の通電,点灯制御を
切り替えた状態例を示す図である。
ックのバックライトが故障したときについて説明する。
図5は、本発明によるバックライト制御装置における2
ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示す図で、1/
3調光における、2ブロック故障時の通電,点灯制御を
切り替えた状態例を示す図である。
【0033】図5を用いて、仮に、LAMP2−B(5
5),LAMP3−C(59)が故障したとき、すなわ
ちインバータ回路−B(12),インバータ回路−C
(13)がインバータ回路停止手段により停止したとき
に、「1/3光量制御」とする場合を例に説明する。故
障検知に伴い、CTL−B(2)とCTL−C(3)を
L(制御信号2f,3f)に保持させるとともに、CT
L−A(1)として″H″(制御信号1f)を出力する
よう制御を変え、インバータ回路ブロックAの各LAM
P51,54,57を連続点灯させる。その結果、イン
バータ回路の入力電流(合計電流4f)は連続となり、
ノイズ発生はない。
5),LAMP3−C(59)が故障したとき、すなわ
ちインバータ回路−B(12),インバータ回路−C
(13)がインバータ回路停止手段により停止したとき
に、「1/3光量制御」とする場合を例に説明する。故
障検知に伴い、CTL−B(2)とCTL−C(3)を
L(制御信号2f,3f)に保持させるとともに、CT
L−A(1)として″H″(制御信号1f)を出力する
よう制御を変え、インバータ回路ブロックAの各LAM
P51,54,57を連続点灯させる。その結果、イン
バータ回路の入力電流(合計電流4f)は連続となり、
ノイズ発生はない。
【0034】以上の構成によりバックライト制御を行う
ことで、一部のバックライト(LAMP)、インバータ
回路の故障時においても全ての機能が失われることな
く、且つ著しいノイズの増加等の不具合を招来すること
なく、バックライトの使用を継続できる。
ことで、一部のバックライト(LAMP)、インバータ
回路の故障時においても全ての機能が失われることな
く、且つ著しいノイズの増加等の不具合を招来すること
なく、バックライトの使用を継続できる。
【0035】次に、本発明の他の実施形態として、各イ
ンバータ回路に、多数のバックライト(LAMP)を接
続できない場合、複数のインバータ回路を並列に接続
し、並列接続されたインバータ回路に共通の制御信号を
出力する構成としたものを一つのインバータ回路ブロッ
クとして、複数のインバータ回路ブロックからなるバッ
クライト制御について、図6を用いて説明する。すなわ
ち、本実施形態においては、1つのバックライト回路ブ
ロック内に複数のインバータ回路を備え、さらにバック
ライト回路ブロックをn個設けた場合の、個々のインバ
ータ回路に接続されるバックライト数をm(n>m)個
とする。
ンバータ回路に、多数のバックライト(LAMP)を接
続できない場合、複数のインバータ回路を並列に接続
し、並列接続されたインバータ回路に共通の制御信号を
出力する構成としたものを一つのインバータ回路ブロッ
クとして、複数のインバータ回路ブロックからなるバッ
クライト制御について、図6を用いて説明する。すなわ
ち、本実施形態においては、1つのバックライト回路ブ
ロック内に複数のインバータ回路を備え、さらにバック
ライト回路ブロックをn個設けた場合の、個々のインバ
ータ回路に接続されるバックライト数をm(n>m)個
とする。
【0036】図6は、本発明の他の実施形態に係る、背
面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置の
一例を説明するためのブロック図である。A群バックラ
イト回路ブロックは、コントロール信号(CTL−A)
1を出力する手段と、インバータ回路A1(INV−A
1)14及びインバータ回路A2(INV−A2)15
とを備え、INV−A1(14)にはトランス(TRN
S)1−A1A(30),TRNS2−A1B(33)
が接続されている。そして夫々のトランスには、バック
ライト(LAMP)1−A1A(60),LAMP2−
A1B(63)が接続され、それらの故障信号はA群L
AMP故障検出信号81として出力される。また、IN
V−A2(15)にはTRNS3−A2A(36),T
RNS4−A2B(39)が接続されている。そして夫
々のトランスには、LAMP3−A2A(66),LA
MP4−A2B(69)が接続され、それらの故障信号
は、インバータ回路A1系のA群LAMP故障検出信号
として加算して出力される。
面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置の
一例を説明するためのブロック図である。A群バックラ
イト回路ブロックは、コントロール信号(CTL−A)
1を出力する手段と、インバータ回路A1(INV−A
1)14及びインバータ回路A2(INV−A2)15
とを備え、INV−A1(14)にはトランス(TRN
S)1−A1A(30),TRNS2−A1B(33)
が接続されている。そして夫々のトランスには、バック
ライト(LAMP)1−A1A(60),LAMP2−
A1B(63)が接続され、それらの故障信号はA群L
AMP故障検出信号81として出力される。また、IN
V−A2(15)にはTRNS3−A2A(36),T
RNS4−A2B(39)が接続されている。そして夫
々のトランスには、LAMP3−A2A(66),LA
MP4−A2B(69)が接続され、それらの故障信号
は、インバータ回路A1系のA群LAMP故障検出信号
として加算して出力される。
【0037】同様に、インバータ回路B1(16)とイ
ンバータ回路B2(17)とに接続されたTRNS3
1,34,37,40及びLAMP61,64,67,
70よりなるB群バックライト回路ブロックと、インバ
ータ回路C1(18)とインバータ回路C2(19)と
に接続されたTRNS32,35,38,41及びLA
MP62,65,68,71よりなるC群バックライト
回路ブロックとが並列接続される。
ンバータ回路B2(17)とに接続されたTRNS3
1,34,37,40及びLAMP61,64,67,
70よりなるB群バックライト回路ブロックと、インバ
ータ回路C1(18)とインバータ回路C2(19)と
に接続されたTRNS32,35,38,41及びLA
MP62,65,68,71よりなるC群バックライト
回路ブロックとが並列接続される。
【0038】ここでバックライトの配列は、LAMP1
−A1A(60),LAMP1−B1A(61),LA
MP1−C1A(62)、LAMP2−A1B(6
3),LAMP2−B1B(64),LAMP2−C1
B(65)、LAMP3−A2A(66),LAMP3
−B2A(67),LAMP3−C2A(68)、LA
MP4−A2B(69),LAMP4−B2B(7
0),LAMP4−C2B(71)の順序とし、インバ
ータ回路−A1(14)に対してはLAMP1−A1A
(60)及びLAMP2−A1B(63)を、インバー
タ回路−A2(15)に対してはLAMP3−A2A
(66)及びLAMP4−A2B(69)を、インバー
タ回路−B1(16)に対してはLAMP1−B1A
(61)及びLAMP2−B1B(64)を、インバー
タ回路−B2(17)に対してはLAMP3−B2A
(67)及びLAMP4−B2B(70)を、インバー
タ回路−C1(18)に対してはLAMP1−C1A
(62)及びLAMP2−C1B(65)を、インバー
タ回路−C2(19)に対してはLAMP3−C2A
(68)及びLAMP4−C2B(71)を、それぞれ
接続し、バックライトの故障及びインバータ回路の故障
に対してユーザからみて光量が不均一にならないように
している。
−A1A(60),LAMP1−B1A(61),LA
MP1−C1A(62)、LAMP2−A1B(6
3),LAMP2−B1B(64),LAMP2−C1
B(65)、LAMP3−A2A(66),LAMP3
−B2A(67),LAMP3−C2A(68)、LA
MP4−A2B(69),LAMP4−B2B(7
0),LAMP4−C2B(71)の順序とし、インバ
ータ回路−A1(14)に対してはLAMP1−A1A
(60)及びLAMP2−A1B(63)を、インバー
タ回路−A2(15)に対してはLAMP3−A2A
(66)及びLAMP4−A2B(69)を、インバー
タ回路−B1(16)に対してはLAMP1−B1A
(61)及びLAMP2−B1B(64)を、インバー
タ回路−B2(17)に対してはLAMP3−B2A
(67)及びLAMP4−B2B(70)を、インバー
タ回路−C1(18)に対してはLAMP1−C1A
(62)及びLAMP2−C1B(65)を、インバー
タ回路−C2(19)に対してはLAMP3−C2A
(68)及びLAMP4−C2B(71)を、それぞれ
接続し、バックライトの故障及びインバータ回路の故障
に対してユーザからみて光量が不均一にならないように
している。
【0039】バックライト(LAMP)の故障検出は、
図2を参照して説明した動作で行う。本実施形態におい
ても、各LAMP電流低下による故障検出を、インバー
タ回路ブロック毎にグループ化して行う。ただし本実施
形態におけるインバータ回路ブロックには、上述のごと
く複数のインバータ回路が存在する。
図2を参照して説明した動作で行う。本実施形態におい
ても、各LAMP電流低下による故障検出を、インバー
タ回路ブロック毎にグループ化して行う。ただし本実施
形態におけるインバータ回路ブロックには、上述のごと
く複数のインバータ回路が存在する。
【0040】図1を参照して説明した実施例の場合は、
A群,B群,C群それぞれ3本のLAMPの電流を検出
して、A群,B群,C群内の故障ブロックの動作を停止
させたが、図6で説明する本実施例の場合は、A群のL
AMP電流の検出は、LAMP1−A1A(60),L
AMP2−A1B(63),LAMP3−A2A(6
6),LAMP4−A2B(69)の、4本のLAMP
の電流を検出して行う。
A群,B群,C群それぞれ3本のLAMPの電流を検出
して、A群,B群,C群内の故障ブロックの動作を停止
させたが、図6で説明する本実施例の場合は、A群のL
AMP電流の検出は、LAMP1−A1A(60),L
AMP2−A1B(63),LAMP3−A2A(6
6),LAMP4−A2B(69)の、4本のLAMP
の電流を検出して行う。
【0041】同様に、B群のLAMP電流の検出は、L
AMP1−B1A(61),LAMP2−B1B(6
4),LAMP3−B2A(67),LAMP4−B2
B(70)の、4本のLAMPの電流を検出して行う。
また、C群のLAMP電流の検出は、LAMP1−C1
A(62),LAMP2−C1B(65),LAMP3
−C2A(68),LAMP4−C2B(71)の、4
本のLAMPの電流を検出して行う。
AMP1−B1A(61),LAMP2−B1B(6
4),LAMP3−B2A(67),LAMP4−B2
B(70)の、4本のLAMPの電流を検出して行う。
また、C群のLAMP電流の検出は、LAMP1−C1
A(62),LAMP2−C1B(65),LAMP3
−C2A(68),LAMP4−C2B(71)の、4
本のLAMPの電流を検出して行う。
【0042】A,B,C群の中で、LAMP故障を検出
した場合、当該ブロックの動作を停止させるとともに、
残ったブロックの制御状態を切り替える。図1を参照し
て説明した実施例に対し、図6で説明する本実施例の場
合は、各インバータの入力電流は、制御信号(CTL−
A)1に対応して、インバータ回路−A1(14)とイ
ンバータ回路−A2(15)の合計になる。同様に、制
御信号(CTL−B)2に対応して、インバータ回路−
B1(16)とインバータ回路−B2(17)の合計と
なり、制御信号(CTL−C)3に対応しては、インバ
ータ回路−C1(18)とインバータ回路−C2(1
9)の合計となる。
した場合、当該ブロックの動作を停止させるとともに、
残ったブロックの制御状態を切り替える。図1を参照し
て説明した実施例に対し、図6で説明する本実施例の場
合は、各インバータの入力電流は、制御信号(CTL−
A)1に対応して、インバータ回路−A1(14)とイ
ンバータ回路−A2(15)の合計になる。同様に、制
御信号(CTL−B)2に対応して、インバータ回路−
B1(16)とインバータ回路−B2(17)の合計と
なり、制御信号(CTL−C)3に対応しては、インバ
ータ回路−C1(18)とインバータ回路−C2(1
9)の合計となる。
【0043】A,B,C群LAMP故障検出信号81,
82,83と、それに対応した、正常動作時の、光量1
00制御時、2/3光量制御時、1/3光量制御時及
び、1箇所LAMP故障時の、2/3光量制御時、1/
3光量制御時、及び、2箇所LAMP故障時の、1/3
光量制御時の制御の切り替え方法は、図1の実施例にお
いて図3及び図4を参照して説明したものと同様であ
り、説明を省略する。
82,83と、それに対応した、正常動作時の、光量1
00制御時、2/3光量制御時、1/3光量制御時及
び、1箇所LAMP故障時の、2/3光量制御時、1/
3光量制御時、及び、2箇所LAMP故障時の、1/3
光量制御時の制御の切り替え方法は、図1の実施例にお
いて図3及び図4を参照して説明したものと同様であ
り、説明を省略する。
【0044】本実施形態によれば、接続されるバックラ
イト数が増えてもインバータ回路の容量を増大すること
なく、少数バックライトに使用するものと同じインバー
タ回路を用いて、上述した最初の実施形態と同様の効果
が得られる。
イト数が増えてもインバータ回路の容量を増大すること
なく、少数バックライトに使用するものと同じインバー
タ回路を用いて、上述した最初の実施形態と同様の効果
が得られる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、一本のバックライト
(LAMP)或いは1つのインバータ回路の故障に対
し、従来技術のように即全ての動作を停止させる方式か
ら、バックライト回路ブロック毎にバックライト制御を
止める方式になっているので、全てのブロックが故障す
るまで機能を維持でき、製品の修理、廃棄までの実用耐
用期間を長く保つことができる。
(LAMP)或いは1つのインバータ回路の故障に対
し、従来技術のように即全ての動作を停止させる方式か
ら、バックライト回路ブロック毎にバックライト制御を
止める方式になっているので、全てのブロックが故障す
るまで機能を維持でき、製品の修理、廃棄までの実用耐
用期間を長く保つことができる。
【0046】また、本発明によれば、バックライトが故
障した際は、該当するインバータ回路の動作を停止させ
るので、バックライトの配置によってはバックライト照
明の著しい明るさムラ(不均一)が回避できる。
障した際は、該当するインバータ回路の動作を停止させ
るので、バックライトの配置によってはバックライト照
明の著しい明るさムラ(不均一)が回避できる。
【0047】本発明によれば、さらに、一部のバックラ
イトやインバータ回路の故障時においても全ての機能が
失われることなく且つ著しいノイズの増加等の不具合を
招来することなく、バックライトの使用を継続できる。
インバータ回路が故障又はその動作を停止したときも、
残ったインバータ回路の入力電流の和が連続電流となる
ように、制御状態を切り替えることにより、パルス状不
連続電流が流れず、バックライト点灯によるノイズの発
生を抑えることができ、そのため、従来回路に備えられ
ているノイズ対策用のデカップリング(電解)コンデン
サが省略できるか、或いは小型で済み、装置の大型化、
信頼性低下、コストアップを回避できる。
イトやインバータ回路の故障時においても全ての機能が
失われることなく且つ著しいノイズの増加等の不具合を
招来することなく、バックライトの使用を継続できる。
インバータ回路が故障又はその動作を停止したときも、
残ったインバータ回路の入力電流の和が連続電流となる
ように、制御状態を切り替えることにより、パルス状不
連続電流が流れず、バックライト点灯によるノイズの発
生を抑えることができ、そのため、従来回路に備えられ
ているノイズ対策用のデカップリング(電解)コンデン
サが省略できるか、或いは小型で済み、装置の大型化、
信頼性低下、コストアップを回避できる。
【0048】また、本発明によれば、接続されるバック
ライト数が増えてもインバータ回路の容量を増大するこ
となく、少数バックライトに使用するものと同じインバ
ータ回路を用いて、上述した効果が得られる。
ライト数が増えてもインバータ回路の容量を増大するこ
となく、少数バックライトに使用するものと同じインバ
ータ回路を用いて、上述した効果が得られる。
【図1】本発明の一実施形態に係る、背面投射型表示シ
ステムにおけるバックライト制御装置の一例を説明する
ためのブロック図である。
ステムにおけるバックライト制御装置の一例を説明する
ためのブロック図である。
【図2】バックライト制御装置における故障状態検出手
段としての故障状態検出回路の構成例を説明するための
ブロック図である。
段としての故障状態検出回路の構成例を説明するための
ブロック図である。
【図3】本発明によるバックライト制御装置における通
電,点灯状態の例を示す図である。
電,点灯状態の例を示す図である。
【図4】本発明によるバックライト制御装置における1
ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示す図である。
ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示す図である。
【図5】本発明によるバックライト制御装置における2
ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示す図である。
ブロック故障時の通電,点灯状態の例を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る、背面投射型表示
システムにおけるバックライト制御装置の一例を説明す
るためのブロック図である。
システムにおけるバックライト制御装置の一例を説明す
るためのブロック図である。
【図7】従来の背面投射型表示システムにおけるバック
ライト制御装置の構成例を示すブロック図である。
ライト制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図8】図7のバックライト制御装置における明るさの
制御のタイミングを説明するための図である。
制御のタイミングを説明するための図である。
1…CTL−A信号、2…CTL−B信号、3…CTL
−C信号、11…INV−A、12…INV−B、13
…INV−C、14…INV−A1、15…INV−A
2、16…INV−B1、17…INV−B2、18…
INV−C1、19…INV−C2、21…TRNS1
−A、22…TRNS1−B、23…TRNS1−C、
24…TRNS2−A、25…TRNS2−B、26…
TRNS2−C、27…TRNS3−A、28…TRN
S3−B、29…TRNS3−C、30…TRNS1−
A1A、31…TRNS1−B1A、32…TRNS1
−C1A、33…TRNS2−A1B、34…TRNS
2−B1B、35…TRNS2−C1B、36…TRN
S3−A2A、37…TRNS3−B2A、38…TR
NS3−C2A、39…TRNS4−A2B、40…T
RNS4−B2B、41…TRNS4−C2B、51…
LAMP1−A、52…LAMP1−B、53…LAM
P1−C、54…LAMP2−A、55…LAMP2−
B、56…LAMP2−C、57…LAMP3−A、5
8…LAMP3−B、59…LAMP3−C、60…L
AMP1−A1A、61…LAMP1−B1A、62…
LAMP1−C1A、63…LAMP2−A1B、64
…LAMP2−B1B、65…LAMP2−C1B、6
6…LAMP3−A2A、67…LAMP3−B2A、
68…LAMP3−C2A、69…LAMP4−A2
B、70…LAMP4−B2B、71…LAMP4−C
2B、81…A群LAMP故障検出信号、82…B群L
AMP故障検出信号、83…C群LAMP故障検出信
号、C1…コンデンサ、R1,R2,R3,R4…抵抗、
D1,D2…ダイオード、Q1…トランジスタ。
−C信号、11…INV−A、12…INV−B、13
…INV−C、14…INV−A1、15…INV−A
2、16…INV−B1、17…INV−B2、18…
INV−C1、19…INV−C2、21…TRNS1
−A、22…TRNS1−B、23…TRNS1−C、
24…TRNS2−A、25…TRNS2−B、26…
TRNS2−C、27…TRNS3−A、28…TRN
S3−B、29…TRNS3−C、30…TRNS1−
A1A、31…TRNS1−B1A、32…TRNS1
−C1A、33…TRNS2−A1B、34…TRNS
2−B1B、35…TRNS2−C1B、36…TRN
S3−A2A、37…TRNS3−B2A、38…TR
NS3−C2A、39…TRNS4−A2B、40…T
RNS4−B2B、41…TRNS4−C2B、51…
LAMP1−A、52…LAMP1−B、53…LAM
P1−C、54…LAMP2−A、55…LAMP2−
B、56…LAMP2−C、57…LAMP3−A、5
8…LAMP3−B、59…LAMP3−C、60…L
AMP1−A1A、61…LAMP1−B1A、62…
LAMP1−C1A、63…LAMP2−A1B、64
…LAMP2−B1B、65…LAMP2−C1B、6
6…LAMP3−A2A、67…LAMP3−B2A、
68…LAMP3−C2A、69…LAMP4−A2
B、70…LAMP4−B2B、71…LAMP4−C
2B、81…A群LAMP故障検出信号、82…B群L
AMP故障検出信号、83…C群LAMP故障検出信
号、C1…コンデンサ、R1,R2,R3,R4…抵抗、
D1,D2…ダイオード、Q1…トランジスタ。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03B 21/10 G03B 21/10 Z 3K073
21/14 21/14 A 5C058
H04N 5/74 H04N 5/74 A
H05B 37/03 H05B 37/03 B
41/24 41/24 G
Fターム(参考) 2H088 EA12 HA06 HA28 MA04 MA20
2H091 FA41Z GA11 LA01 LA11
LA18 MA07
2H093 NC21 NC42 ND09 ND47 ND48
NG02
2K103 AA05 AA17 AB05 BA01 BA15
BA17 CA60
3K072 CA16 EA02 EA07 EB07 GB01
HA10
3K073 AA22 AA43 AA62 AA69 AA87
AA93 CF02 CG08 CG10 CG16
CG29 CG44 CH07 CJ13 CJ18
CK04 CL14
5C058 BA29 EA01 EA51
Claims (4)
- 【請求項1】 投射用のバックライトを点灯するための
インバータ回路と、該インバータ回路を制御するための
インバータ回路制御信号を出力する制御信号出力手段
と、前記インバータ回路及び該インバータ回路に接続さ
れたバックライトの故障を検出する故障状態検出手段と
を有するバックライト回路ブロックを複数備えた、背面
投射型表示システムにおけるバックライト制御装置であ
って、 前記バックライト回路ブロックをn個設けた場合の、各
バックライト回路ブロック内のインバータ回路に接続さ
れるバックライト数をm(m≦n)個とし、 当該バックライト制御装置は、前記n個のバックライト
回路ブロックのうち任意のバックライト回路ブロック内
のインバータ回路に接続されたバックライトが故障した
際に、該インバータ回路の動作を停止させるインバータ
回路停止手段と、前記n個のバックライト回路ブロック
のうち任意のバックライト回路ブロック内のインバータ
回路が故障又は停止した際に、該故障又は停止したイン
バータ回路に接続されたバックライト以外のバックライ
トの光量を均一化するバックライト光量均一化手段とを
有し、故障又は停止していないインバータ回路に対する
インバータ回路制御信号のデューティ比を変化させるこ
とにより、前記光量を均一化することを特徴とする背面
投射型表示システムにおけるバックライト制御装置。 - 【請求項2】 投射用のバックライトを点灯するための
複数のインバータ回路と、該複数のインバータ回路を制
御するための各インバータ回路共通のインバータ回路制
御信号を出力する制御信号出力手段と、前記インバータ
回路及び該インバータ回路に接続されたバックライトの
故障を検出する故障状態検出手段とを有するバックライ
ト回路ブロックを複数備えた、背面投射型表示システム
におけるバックライト制御装置であって、 前記バックライト回路ブロックをn個設けた場合の、各
バックライト回路ブロック内の各インバータ回路に接続
されるバックライト数をm(m≦n)個とし、 当該バックライト制御装置は、前記n個のバックライト
回路ブロックのうち任意のバックライト回路ブロック内
のインバータ回路に接続されたバックライトが故障した
際に、該インバータ回路の動作を停止させるインバータ
回路停止手段と、前記n個のバックライト回路ブロック
のうち任意のバックライト回路ブロック内のインバータ
回路が故障又は停止した際に、該故障又は停止したイン
バータ回路に接続されたバックライト以外のバックライ
トの光量を均一化するバックライト光量均一化手段とを
有し、故障又は停止していないインバータ回路に対する
インバータ回路制御信号のデューティ比を変化させるこ
とにより、前記光量を均一化することを特徴とする背面
投射型表示システムにおけるバックライト制御装置。 - 【請求項3】 インバータ回路に接続されたバックライ
トは、各インバータ回路に接続されたバックライトの1
つずつを同一の区画ブロックに配設し、該区画ブロック
を複数配列したことを特徴とする請求項1又は2記載の
背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装
置。 - 【請求項4】 前記インバータ回路制御信号は、各イン
バータ回路への電流の合計が脈動しないような信号とす
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の
背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002144948A JP2003338387A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002144948A JP2003338387A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003338387A true JP2003338387A (ja) | 2003-11-28 |
Family
ID=29704466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002144948A Pending JP2003338387A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 背面投射型表示システムにおけるバックライト制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003338387A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007018847A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Sharp Corp | バックライト制御装置、バックライト制御装置を備えた液晶テレビ、バックライト制御方法 |
GB2434044A (en) * | 2006-01-05 | 2007-07-11 | Chuntex Electronic Co Ltd | Backlight module control circuit of multi-lamp display device |
KR100855554B1 (ko) * | 2007-06-25 | 2008-09-02 | 삼성전자주식회사 | 백라이트 유닛과 이를 포함하는 표시장치 |
JP2008268306A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JP2015002135A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-05 | ウシオ電機株式会社 | 光源駆動装置および光照射装置 |
-
2002
- 2002-05-20 JP JP2002144948A patent/JP2003338387A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007018847A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Sharp Corp | バックライト制御装置、バックライト制御装置を備えた液晶テレビ、バックライト制御方法 |
GB2434044A (en) * | 2006-01-05 | 2007-07-11 | Chuntex Electronic Co Ltd | Backlight module control circuit of multi-lamp display device |
JP2008268306A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
KR100855554B1 (ko) * | 2007-06-25 | 2008-09-02 | 삼성전자주식회사 | 백라이트 유닛과 이를 포함하는 표시장치 |
JP2015002135A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-05 | ウシオ電機株式会社 | 光源駆動装置および光照射装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
A02 | Decision of refusal |
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