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JP2003336300A - 偏心管 - Google Patents

偏心管

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JP2003336300A
JP2003336300A JP2002148197A JP2002148197A JP2003336300A JP 2003336300 A JP2003336300 A JP 2003336300A JP 2002148197 A JP2002148197 A JP 2002148197A JP 2002148197 A JP2002148197 A JP 2002148197A JP 2003336300 A JP2003336300 A JP 2003336300A
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eccentric tube
cover
eccentric
tube body
flow path
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Akira Nishioka
明 西岡
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SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡潔な構成で見栄えが良く、かつ給湯時
のやけどを効果的に予防できる偏心管を提供する。 【解決手段】 一端に湯水混合栓Aに対する接続部3、
他端に配管に対する接続部4を形成し、両接続部3,4
の中心がずれるように配置されてなる偏心管本体2と、
分離可能である2つの半割り体6,7からなり、偏心管
本体2の外側面2aに沿う形状のガイド溝7aを有する
ことで、偏心管本体2に対して摺動自在に被覆し、かつ
壁面21,22との間の隙間を無くすことができる樹脂
製カバー5と、このカバー5と偏心管本体2の間に位置
し、前記半割り体6,7を組み付けたときに弾性変形す
ることで、偏心管本体2に対するカバー5の摺動位置を
摩擦によって保持する軟質合成樹脂からなるOリング8
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏心管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、湯水混合栓を給湯配管および
給水配管に接続する部分に偏心管が用いられている。こ
の偏心管は、一端に湯水混合栓に対する接続部、他端に
配管に対する接続部を形成し、両接続部の中心がずれる
ように配置されており、この偏心管を用いることによ
り、壁面に形成された給湯配管および給水配管の間隔が
湯水混合栓側の湯流入口および水流入口の間隔と異なる
場合にも、これを接続可能としている。
【0003】また、特許3280584号公報に示され
るように、前記偏心管を熱伝導性が小さい合成樹脂製の
カバーによって被覆することにより、見栄えを良くする
と共に、給湯側の偏心管によるやけどを防止することが
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年は湯水
混合栓をユニットバスのような通常の壁面とは異なる部
分に取り付けることが行われる。このため、給湯配管や
給水配管の取付け深さ位置がユニットバスの壁の厚さ等
の種々の原因で異なる場合があり、これによって前記カ
バーと壁面との間に隙間が生じて見栄えが悪くなる。そ
こで、現状では偏心管と壁面との間にカバーとは別途
に、カサ状のテーパ面を有する座金を取付けることが行
われている。
【0005】本発明の目的は、簡潔な構成で見栄えが良
く、かつ給湯時のやけどを効果的に予防できる偏心管を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の偏心管は、一端に湯水混合栓に対する接続
部、他端に配管に対する接続部を形成し、両接続部の中
心がずれるように配置されてなる偏心管本体と、分離可
能である2つの半割り体からなり、偏心管本体の外側面
に沿う形状のガイド溝を有することで、偏心管本体に対
して摺動自在に被覆し、かつ壁面との間の隙間を無くす
ことができる樹脂製カバーと、このカバーと偏心管本体
の間に位置し、前記半割り体を組み付けたときに弾性変
形することで、偏心管本体に対するカバーの摺動位置を
摩擦によって保持する軟質合成樹脂からなる位置保持部
材とを有することを特徴としている。
【0007】上記構成の偏心管を用いることにより、偏
心管本体を用いて配管の間隔が異なっていても湯水混合
栓を取付け可能であると共に、壁面に対する配管の深さ
位置が異なる場合であっても、カバーを適宜摺動させ
て、壁面との間に隙間を無くすことができる。加えて、
カバーは樹脂製であるから熱伝導率が低く、カバーの表
面は高温になることがない。したがって、使用者は給湯
側のカバーに触れることがあってもやけどを負うことが
ない。
【0008】また、カバーは2つの半割り体に分離可能
であるから、偏心管本体のほゞ全体を覆うことができ、
カバー取付け用の切り欠きが偏心管本体の一面を大きく
露出させることがないと共に、取り付け作業が極めて容
易となる。つまり、偏心管本体の配管を連結した後に、
簡単な作業でカバーを取り付けることで偏心管の見栄え
が良くなると共に、やけどの発生をより確実に予防でき
る。
【0009】加えて、カバーの摺動位置は、2つの半割
り体の組み付けに連動する位置保持部材の弾性変形によ
り生じる高摩擦抵抗によって保持されるので、取付け時
に位置決めされたカバー体の摺動位置は容易にずれるこ
とがなく、施工後も長期に渡って見栄えの良い状態を保
つことができる。さらに、カバーは偏心管本体の外側面
に沿う形状のガイド溝を有するので、前記摺動を安定し
て行うことができると共に、施工後の安定性や堅牢性を
増すことができる。
【0010】前記偏心管本体が、前記配管に対する接続
部に連通する第1流路と、前記湯水混合栓に対する接続
部に連通する第2流路と、偏心管本体の側面方向から形
成された両流路間の連通流路と、この連通流路内に形成
された弁座と、この弁座に当接するように連通流路内に
おいて螺合する流量調整弁と、同連通流路内において螺
合するストレーナとを有し、偏心管本体の側面に配置さ
れた連通流路の開放端部にほゞ面一に設けた一つの調整
部から前記流量調整弁を用いた流量調整とストレーナの
交換を可能とすると共に、前記カバーが前記連通流路の
開放端部のみを外部に露出させるための開口を有する場
合には、カバーを取り付けたままの状態でストレーナの
交換や流量調整を容易に行なうことができると共に、こ
れによって露出する偏心管本体の部分を必要最小限に抑
えることができる。
【0011】また、カバーから露出させる部分は調整部
を形成した連通流路の開放端部のみの必要最小部分であ
り、調整部は連通流路に埋設されることにより、その開
放端部にほゞ面一に位置する流量調整弁と、ストレーナ
の端部によって形成されたものであるから、使用者がこ
の部分に容易に接触することがなく、それだけやけどの
発生を防止できる。
【0012】前記位置保持部材が偏心管本体の外周面に
形成された溝に嵌合するOリングである場合には、位置
保持部材を極めて容易に形成できると共に製造コストを
削減することができる。
【0013】前記Oリングをカバーの摺動方向に複数並
べて設けてなる場合には、カバーの摺動位置にかかわら
ず適宜の強さで位置決めを行うことができる。
【0014】前記2つの半割り体を組み付けたときに嵌
合する係合片を設けた場合には、半割り体を組み付けた
状態で、位置保持部材を弾性変形させた状態を容易に保
持することができ安定性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、それによって本発明は限定を
受けるものではない。図1において、Aは湯水混合栓で
あって、湯流入口B、水流入口Cから流入する湯,水を
適宜混合してシャワー・止水・吐水の切換えが可能な流
量調整バルブDおよび湯温調整ハンドルEの操作によっ
て温水を適当な割合で混合し、所望の温水をシャワーあ
るいは吐出口(図示せず)から吐水させるようにしてい
る。
【0016】1aは給湯側偏心管、1bは給水側偏心管
であり、両者1a,1bは同一構造を有している。そし
て給湯側偏心管1aは、給湯配管(図示せず)および湯
水混合栓Aの湯流入口B間に設置されて湯流路を形成す
る一方、給水側偏心管1bは給水配管(図示せず)およ
び湯水混合栓Aの水流入口C間に設置されて水流路を形
成する。なお、以下の説明において、給湯側偏心管1a
と給水側偏心管1bを区別しない場合には単に偏心管1
という。
【0017】図2は偏心管1の構成を拡大して示す図で
ある。図2において、2は一端に湯水混合栓に対する接
続部3、他端に配管に対する接続部4を形成し、両接続
部3,4の中心が例えば5mm程度ずれるように配置さ
れてなる偏心管本体であって、5は2つの半割り体6,
7に分離可能であると共に、偏心管本体2の外側面2a
に沿う形状のガイド溝7aを有することで、偏心管本体
2に対して摺動自在に被覆する合成樹脂からなるカバー
である。
【0018】また、8はこのカバー5と偏心管本体2の
間に位置して、前記半割り体6,7を組み付けたときに
弾性変形することで、偏心管本体2に対するカバー5の
摺動位置を摩擦によって保持する軟質合成樹脂からなる
位置保持部材の一例として、偏心管本体2の外周面の接
続部4の近傍に、カバー2の摺動方向に等間隔に並べて
形成された溝9に嵌合する複数のOリングである。
【0019】なお、本例ではOリング8および溝9の数
を4つとして説明しているが、本発明はその数を限定す
るものではない。また、区別が必要なときは各Oリング
8を8a〜8dの符号によって表す。
【0020】前記偏心管本体2は、その内部に接続部4
に連通する第1流路10と、接続部3に連通する第2流
路11と、両流路10,11間の連通流路12に弁座1
3とを形成し、かつ、偏心管本体2がこの弁座13に当
接する流量調整弁14と、両流路10,11間の連通部
12に位置するストレーナ15とを組み付けてなり、偏
心管本体2の側面に設けた一つの調整部16から前記流
量調整弁14を用いた流量調整とストレーナ15の交換
を可能とすると共に、前記カバー5がこの調整部16を
外部に露出させるための開口6aを有する。また、前記
接続部3には金属製の袋ナット17をフランジ部材18
によって係合させる。
【0021】前記第1流路10は偏心管本体2の図示下
方から斜め上方向に掘削成形したドリルなどの刃具を用
いて掘削成形した流路10aおよび真上方向に流路10
bとからなり、第2流路は、図示上方から真下方向に掘
削成形してなり、連通流路12は前記流路10aに直角
方向に連通するように側面から斜め下方向に掘削成形し
た小径の流路12aと、第2流路11に連通するように
側面から横方向に掘削成形した流路12bと、流路12
bに連通すると共に流路12aと同軸方向に掘削成形し
た大径の流路12cと、この流路12cと方向に掘削成
形した更に大径の流路12dとからなる。
【0022】上述のように複数の流路10a,10b,
11,12a〜12bを掘削成形することにより、複雑
に入り組んだ各流路10〜12を形成し、流路12aと
流路12cの間に形成される段部に流量調整弁14が当
接する弁座13を形成し、流路12cと流路12dとの
間に形成される段部にストレーナ15が当接させること
ができる。つまり、複雑に入り組んだ各部を比較的容易
かつ正確に形成することができるので、製造コストを引
き下げると共に質の良い偏心管本体2を形成することが
できる。
【0023】次いで、流路12c内に設けた雌ねじに対
して前記流量調整弁14を螺合し、流路12d内に設け
た雌ねじに対してストレーナ15を螺合することによ
り、流通流路12内に流量調整弁14とストレーナ15
を同芯円状に埋設する。つまり、ストレーナ15と流量
調整弁14を偏心管本体2の側面の同じ方向から取り付
けているので、一つの調整部16から前記流量調整弁1
4を用いた流量調整とストレーナ15の交換を可能とし
ている。また、この調整部16は開放端部12eにほゞ
面一に形成する(むしろ、調整部16は開放端部12e
から幾らか凹んだ状態で埋設させる)ことができる。
【0024】つまり、調整部16が開放端部12eから
突出していないので、使用者は意識しないかぎり調整部
16に接触することがなく、それだけやけどに対する安
全性を高めることができる。加えて、調整部16が形成
された開放端部12がカバー5の開口6aから露出して
いるので、ストレーナ15の交換や流量調整弁14の調
節などのメンテナンスを容易に行うことができる。な
お、やけどに対する安全性をさらに高めるために開口6
aに蓋を設けることや、カバー5に開口6aを無くして
偏心管本体2の全体を覆うようにしてもよい。
【0025】なお、本例では偏心管本体2を金属によっ
て形成しているので、堅牢性に優れているが、強度が十
分であれば偏心管本体2を硬質の合成樹脂によって形成
してもよい。この場合、接続部4の雄ねじ部4aを金属
によって形成する。つまり、偏心管本体2の大部分が合
成樹脂によって形成される場合には、流路10〜12を
流通する熱湯からの熱が外部に漏出することを極力少な
くすることができ、やけどの発生を防止できる。
【0026】図3,4は前記カバー5の構成を示す断面
図および平面図であり、図5は2つの半割り体6,7を
組み付ける方法を説明する斜視図である。これらの図に
示すように、前記半割り体6には適所に突起6bを形成
し、これが半割り体7の凹入部7bに嵌合する。また、
半割り体7には適所にフック7cを形成し、これが半割
り体6の段部6cに嵌合する。すなわち、半割り体6,
7は組み付けたときにこの組み付け状態を強固に保持す
るように嵌合するための係合片19,20を有する。
【0027】図5,6はカバー5に組み付け手順を説明
する分解斜視図である。これらの図に示すように、前記
2つの半割り体6,7の組み付けに際して、半割り体7
の内側面におけるガイド溝7aが、偏心管本体2の側面
2aに沿う形状に形成されている。したがって、偏心管
本体2に対する半割り体7の摺動を安定して行うことが
でき、カバー5の組み付け操作が容易となる。
【0028】また、半割り体6,7の組み付けによっ
て、図2に拡大して示すように、Oリング8が弾性変形
し、このOリング8と半割り体6,7の縁部6d,7d
との間における大きな摩擦を生み出す。すなわち、Oリ
ング8と縁部6d,7dとの間の摩擦によってカバー5
の摺動位置を固定して、その位置決めを行うことができ
る。なお、図2の拡大図に示す例では、縁部6dがちょ
うどOリング8aの位置と重なるので、Oリング8は縁
部6dに押されて弾性変形し、両者6d,8aの摩擦抵
抗が大きくなり、その位置ズレを阻止することができ
る。
【0029】図7はカバー5の取付け例を示す図であ
る。図7(A)は比較的厚い壁21に偏心管1を取り付
けた場合、図7(B)は比較的薄い壁22に偏心管1を
取り付けた場合を示している。
【0030】図7(A)に示す壁21はその厚みW1
比較的厚いので、拡大図に示すように、半割り体6の縁
部6aがOリング8a,8bの間に位置する状態で、カ
バー5の一端部5aは壁21にちょうど当接する。一
方、図7(B)に示す壁22はその厚みW2 が比較的薄
いので、拡大図に示すように、半割り体6の縁部6aが
Oリング8c,8dの間に位置する状態で、カバー5の
一端部5aは壁22にちょうど当接する。
【0031】すなわち、壁21,22の厚さW1 ,W2
に関係なく、どんな厚さの壁21、22であってもカバ
ー5を壁面に密着させることができるので、見栄えがよ
く、かつ、やけど防止の機能を持たせることができる。
【0032】そして、本例の場合、縁部6aの幅が2つ
のOリング8の間に位置するところで係合しているが、
このときもOリング8が弾性変形することにより、偏心
管本体2に対するカバー5の摺動位置は確実に保持する
ことができる。すなわち、使用者がカバー5に触れるこ
とがあっても、カバー5の摺動位置が容易に動かないの
で、カバー5の一端部5aが壁21,22から離れて見
栄えが悪くなることはない。
【0033】なお、本例では前記Oリング8a〜8dを
設ける間隔が、縁部6aの厚さと同じとか、これよりも
狭い間隔に設定してある。これによって、偏心管本体2
に対するカバー5の摺動位置は無段階に設定可能であ
り、どの位置においてもほゞ同じ力で位置決めすること
が可能である。しかしながら、ユニットバスに使用され
る壁21,22の厚さの規格に合わせたカバー5の取付
け位置をほゞ固定するようにOリング8の取付け位置を
せっていしてもよい。
【0034】さらに、本発明は設けるOリング8の数を
限定するものではない。すなわち、もっと多くのOリン
グ8を並べて配置しても、溝9だけ多数形成してOリン
グ8の数を1つにしても良い。また、Oリング8の変わ
りに、縁部6d,7dまたは偏心管本体2の側面に軟質
合成樹脂からなる突起などの位置保持部材を形成しても
よい。
【0035】何れにしても、軟質合成樹脂からなるOリ
ング8(位置保持部材)は、半割り体6,7の組み付け
によって弾性変形することで、大きな摩擦力を生み出す
ので、偏心管本体2に対するカバー5の位置決めを確実
に行うことができる。そして、半割り体6,7の組み付
け状態は係合片20(6c,7c)によって確実に保持
できるので、一度決めたカバー5の位置は容易にずれる
ことがない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏心管
は、ユニットバスなどの壁面にも容易に取り付けること
ができると共に、見栄えが良く、しかも、やけど防止効
果を有するものである。加えて、その構成が簡単である
から製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏心管を用いた例の全体構成を示す図
である。
【図2】前記偏心管の内部の構成を示す断面図である。
【図3】前記偏心管のカバーの構成を示す断面図であ
る。
【図4】前記カバーの平面図である。
【図5】前記偏心管の分解斜視図である。
【図6】前記組み付け方法を説明する図である。
【図7】前記偏心管を壁に取り付けた状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…偏心管、2…偏心管本体、2a…偏心管本体の外側
面、3…湯水混合栓に対する接続部、4…配管に対する
接続部、5…樹脂製カバー、6,7…半割り体、6a…
開口、7a…ガイド溝、8…Oリング(位置保持部
材)、9…溝、10…第1流路、11…第2流路、12
…連通流路、12e…連通流路の開放端部、13…弁
座、14…流量調整弁、15…ストレーナ、16…調整
部、20…係合片、A…湯水混合栓。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に湯水混合栓に対する接続部、他端
    に配管に対する接続部を形成し、両接続部の中心がずれ
    るように配置されてなる偏心管本体と、分離可能である
    2つの半割り体からなり、偏心管本体の外側面に沿う形
    状のガイド溝を有することで、偏心管本体に対して摺動
    自在に被覆し、かつ壁面との間の隙間を無くすことがで
    きる樹脂製カバーと、このカバーと偏心管本体の間に位
    置し、前記半割り体を組み付けたときに弾性変形するこ
    とで、偏心管本体に対するカバーの摺動位置を摩擦によ
    って保持する軟質合成樹脂からなる位置保持部材とを有
    することを特徴とする偏心管。
  2. 【請求項2】 前記偏心管本体が、前記配管に対する接
    続部に連通する第1流路と、前記湯水混合栓に対する接
    続部に連通する第2流路と、偏心管本体の側面方向から
    形成された両流路間の連通流路と、この連通流路内に形
    成された弁座と、この弁座に当接するように連通流路内
    において螺合する流量調整弁と、同連通流路内において
    螺合するストレーナとを有し、偏心管本体の側面に配置
    された連通流路の開放端部にほゞ面一に設けた一つの調
    整部から前記流量調整弁を用いた流量調整とストレーナ
    の交換を可能とすると共に、前記カバーが前記連通流路
    の開放端部のみを外部に露出させるための開口を有する
    請求項1に記載の偏心管。
  3. 【請求項3】 前記位置保持部材が偏心管本体の外周面
    に形成された溝に嵌合するOリングである請求項1また
    は2に記載の偏心管。
  4. 【請求項4】 前記Oリングをカバーの摺動方向に複数
    並べて設けてなる請求項3に記載の偏心管。
  5. 【請求項5】 前記2つの半割り体を組み付けたときに
    嵌合する係合片を設けた請求項1〜4の何れかに記載の
    偏心管。
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